1 00:00:02,170 --> 00:00:20,620 ・~ (テーマ音楽) 2 00:00:20,620 --> 00:00:59,800 ・~ 3 00:00:59,800 --> 00:01:05,070 (内田)この中で ルビちゃんが 一番いい男だと思うのは だれ? 4 00:01:05,070 --> 00:01:07,740 (北村)この おじさんが 一番いい男だよね? 5 00:01:07,740 --> 00:01:10,070 (三島)この お兄さんだよね? (りん)何のお話? 6 00:01:10,070 --> 00:01:12,980 (明子)イイオトコって 何? 7 00:01:12,980 --> 00:01:15,880 こんな小さな子 相手に 何 話してたんですか!? 8 00:01:15,880 --> 00:01:18,780 (明子)イイオトコって 何? 「いい男」っていうのはね・ 9 00:01:18,780 --> 00:01:20,780 明子のお父さんみたいな 人のこと! 10 00:01:20,780 --> 00:01:24,090 あ痛ぁ…。 おっしゃいますわね~。 どうしましょ。 11 00:01:24,090 --> 00:01:26,120 (波多野)何だ何だ 朝から そんなとこに固まって。 12 00:01:26,120 --> 00:01:29,430 何 井戸端会議やってんだ。 仕事 仕事! 13 00:01:29,430 --> 00:01:31,930 困るんだよなあ こういうチビさんがいると・ 14 00:01:31,930 --> 00:01:35,930 男たちが里心がついて…。 どうも すみません。 15 00:01:39,600 --> 00:01:43,110 お母さん まだ悪いのかい? 16 00:01:43,110 --> 00:01:45,610 だいぶ しっかりして きたんですけど・ 17 00:01:45,610 --> 00:01:48,510 まだ この子の面倒 見てもらうまでには…。 18 00:01:48,510 --> 00:01:52,480 もう少し ご勘弁ください。 いや 勘弁も何も・ 19 00:01:52,480 --> 00:01:55,790 編集長が許したんだから 僕は とやかく言うことはないよ。 20 00:01:55,790 --> 00:01:58,450 何しろ 社員規則には 子供を連れてきては・ 21 00:01:58,450 --> 00:02:00,720 いけないという条項は ないんだから。 22 00:02:00,720 --> 00:02:05,230 どうも申し訳ありません。 23 00:02:05,230 --> 00:02:08,730 あの…。 24 00:02:08,730 --> 00:02:10,670 今日は 編集長は? 25 00:02:10,670 --> 00:02:14,240 編集長は 今日 小村さんとの 面談を済ませてから・ 26 00:02:14,240 --> 00:02:16,740 こっちに来るはずだけど。 そうですか。 27 00:02:16,740 --> 00:02:19,240 編集長に 何か? 28 00:02:19,240 --> 00:02:21,580 僕じゃ 話せないことか? 29 00:02:21,580 --> 00:02:23,510 あ そうじゃありません! 30 00:02:23,510 --> 00:02:27,920 私が この間 取材した 出征軍人の 家族の方から 連絡があって・ 31 00:02:27,920 --> 00:02:29,850 旅順で負傷された ご主人が・ 32 00:02:29,850 --> 00:02:32,420 今日 横須賀に着く病院船で 帰っていらっしゃるんだそうです。 33 00:02:32,420 --> 00:02:34,760 ほう。 それで 私も 横須賀まで・ 34 00:02:34,760 --> 00:02:37,430 取材に行こうかと思いまして。 横須賀まで? 35 00:02:37,430 --> 00:02:40,260 ええ。 迎える家族の取材も もちろんですけれども・ 36 00:02:40,260 --> 00:02:42,600 もし できたら ほかの負傷兵の方からも・ 37 00:02:42,600 --> 00:02:45,940 何か 自分が身をもって体験した 戦争について・ 38 00:02:45,940 --> 00:02:47,870 お話 伺えたらと思いまして。 39 00:02:47,870 --> 00:02:51,440 私たちの知らない 本当の戦争の姿について・ 40 00:02:51,440 --> 00:02:54,480 何か聞くことが できるのではないかと。 41 00:02:54,480 --> 00:02:57,250 行っても よろしいでしょうか? 42 00:02:57,250 --> 00:03:01,880 それは 行くべきだな。 43 00:03:01,880 --> 00:03:03,820 そうですか…。 44 00:03:03,820 --> 00:03:06,390 はい 分かりました。 それでは これから行ってまいります。 45 00:03:06,390 --> 00:03:08,890 編集長には そう言っておくから。 お願いします。 46 00:03:08,890 --> 00:03:11,590 さあ 明子! お出かけよ! 47 00:03:14,400 --> 00:03:17,070 横須賀まで ルビ付きの取材は きついな。 48 00:03:17,070 --> 00:03:19,570 でも 慣れておりますから。 49 00:03:19,570 --> 00:03:22,240 置いてったら? 50 00:03:22,240 --> 00:03:26,580 えっ? まあ ここには だれかいるだろう。 51 00:03:26,580 --> 00:03:29,250 だれか 面倒みるだろう。 52 00:03:29,250 --> 00:03:33,920 僕も これで 子供を寝かせるのは うまいんだよ。 53 00:03:33,920 --> 00:03:36,820 波多野さん…。 54 00:03:36,820 --> 00:03:39,090 (みどり) でも おりんさんも 水くさいわね。 55 00:03:39,090 --> 00:03:42,590 ちょっと知らせてくれたら 私が お手伝いに来たのに。 56 00:03:42,590 --> 00:03:47,100 (やえ)おりんも みどりさんに・ 57 00:03:47,100 --> 00:03:51,270 そだことまで させるのは もごいと思ったんでねえべか。 58 00:03:51,270 --> 00:03:55,610 あら どうしてですか? 何が もごいのかしら? 59 00:03:55,610 --> 00:04:02,410 私 今 別に 悲しいことも つらいことも ありませんけど。 60 00:04:02,410 --> 00:04:07,550 うちの人が帰ってくるまで 私 こちらに来てましょうか?・ 61 00:04:07,550 --> 00:04:09,590 私 来ますよ。 62 00:04:09,590 --> 00:04:12,890 ただ あの人から 手紙が来ると いけないから・ 63 00:04:12,890 --> 00:04:15,790 葉書や手紙は こっちに回してもらうように・ 64 00:04:15,790 --> 00:04:18,690 郵便屋さんに頼んで。 65 00:04:18,690 --> 00:04:22,400 もう そろそろ あの人から 次の便りが来るころだから…。 66 00:04:22,400 --> 00:04:25,440 大吉ちゃん ばあちゃんとこさ 来さんしょ ほれ。 67 00:04:25,440 --> 00:04:29,070 重くなったんでねえべか? ええ もう 毎日毎日 重くなって。 68 00:04:29,070 --> 00:04:31,910 いやいや 重くなったこと。 ね 重いでしょ。 69 00:04:31,910 --> 00:04:33,940 重い 重い。 70 00:04:33,940 --> 00:04:36,250 お母さんが お疲れになりません? 71 00:04:36,250 --> 00:04:42,420 何が… 何が 疲れるもんだか。 72 00:04:42,420 --> 00:04:46,920 あんたと あんたの おとっつぁまの分と・ 73 00:04:46,920 --> 00:04:53,260 2人分 抱かせてもらって なんぼ うれしいもんだか…。 74 00:04:53,260 --> 00:04:59,600 あんたは おとっつぁまの命の分も もらって 生まれてきたんだから・ 75 00:04:59,600 --> 00:05:03,040 こだ 重いんだべ? そうだべ? 76 00:05:03,040 --> 00:05:05,070 お母さん…? 77 00:05:05,070 --> 00:05:10,780 (やえ) だから 元気に大きくなって・ 78 00:05:10,780 --> 00:05:16,220 おとっつぁんの分も 大きくなって・ 79 00:05:16,220 --> 00:05:20,560 おっかさんの力に なってあげねっか。・ 80 00:05:20,560 --> 00:05:24,390 ばあさまから 頼んでおきやすぞぃ。 81 00:05:24,390 --> 00:05:26,730 何を言ってるんです お母さん! 82 00:05:26,730 --> 00:05:30,600 あの人は 死んじゃいませんよ! あの人は 帰ってくるんですよ! 83 00:05:30,600 --> 00:05:34,600 おとっつぁまの形見の帽子 かぶってみっかい? 84 00:05:37,070 --> 00:05:41,240 いやいや… よく似合うこと。 85 00:05:41,240 --> 00:05:43,910 これで 歯が出てれば・ 86 00:05:43,910 --> 00:05:47,720 嘉助おとっつぁんの そっくり二代目だわ。 87 00:05:53,920 --> 00:05:58,590 (やえ)みどりさん いがったなぇ 男の子で。 88 00:05:58,590 --> 00:06:04,870 嘉助に会いたくなったら こうして眺めていれば いいわ。 89 00:06:04,870 --> 00:06:11,210 嘉助も きっと 嘉助の心も きっと この子のとこさ 戻ってくっから。 90 00:06:11,210 --> 00:06:15,880 嫌です! そんなこと言わないで! 91 00:06:15,880 --> 00:06:18,550 私 聞きません! 92 00:06:18,550 --> 00:06:28,260 ・~ 93 00:06:35,000 --> 00:06:37,900 ほら 頑張れ~! ほら 来た~! 94 00:06:37,900 --> 00:06:40,240 こっちだ こっちだ! ハハハハハ…。 95 00:06:40,240 --> 00:06:43,270 (源造)明子。 明子! 96 00:06:43,270 --> 00:06:45,910 お父さ~ん! 97 00:06:45,910 --> 00:06:48,910 お母さんは? お母さんは どうした? 98 00:06:51,710 --> 00:06:55,080 失礼ですが 明治新報の方ですか? そうです。 99 00:06:55,080 --> 00:06:57,920 私 小野寺です。 家内が お世話になっております。 100 00:06:57,920 --> 00:07:01,190 また こうして 娘が ごやっかいになり 恐縮至極です。 101 00:07:01,190 --> 00:07:05,030 あ いや… 内田です。 北村です。 102 00:07:05,030 --> 00:07:08,060 おりんさん… 奥さんには お世話になっています。 103 00:07:08,060 --> 00:07:10,830 いえ 娘を連れて出社するような・ 104 00:07:10,830 --> 00:07:12,900 勝手をいたしまして まことに 相すみません。 105 00:07:12,900 --> 00:07:15,540 私も どうしているのかと 気になったもんですから・ 106 00:07:15,540 --> 00:07:18,040 近くまで来たついでに ちょっと 様子を見に寄ったのですが…。 107 00:07:18,040 --> 00:07:19,980 あの 家内は? 108 00:07:19,980 --> 00:07:22,550 取材に出かけられましたよ 横須賀まで。 109 00:07:22,550 --> 00:07:25,880 横須賀? 負傷兵が船で帰ってきますのでね。 110 00:07:25,880 --> 00:07:28,780 それで 娘を みなさんに預けて? 111 00:07:28,780 --> 00:07:32,390 (内田)ああいうとこの取材は 身軽な方が 楽ですからね。 112 00:07:32,390 --> 00:07:34,420 明子ちゃんは お仕込みがよくて おとなしいから・ 113 00:07:34,420 --> 00:07:37,060 預けていかれても こっちも困らないんですよ。 114 00:07:37,060 --> 00:07:40,100 ちょうど いい息抜きになって… こっちが 遊んでもらってますよ。 115 00:07:40,100 --> 00:07:42,930 そんな… とんでもないことです。 116 00:07:42,930 --> 00:07:45,230 みなさんだって お仕事が おありになるのに。 117 00:07:45,230 --> 00:07:47,740 いや こんなことになってるとは 知らなかったもんですから。 118 00:07:47,740 --> 00:07:50,240 これは まことに 申し訳ございません。 119 00:07:50,240 --> 00:07:52,580 私から おわびを申し上げます。 いや あの・ 120 00:07:52,580 --> 00:07:56,750 ほんとに かまわないんですよ。 娘は 私が連れて帰ります。 121 00:07:56,750 --> 00:08:00,720 明子 お父さんと行こう。 (北村)いや それは…。 122 00:08:00,720 --> 00:08:03,920 本当に申し訳ありませんでした。 失礼します。 123 00:08:07,390 --> 00:08:11,260 (津村)いや そんな気遣いは 要りませんよ。 124 00:08:11,260 --> 00:08:14,860 おチビちゃんは いまや 男どもの人気者でしてね。 125 00:08:14,860 --> 00:08:19,540 やっぱり 女の子は いいですね。 ただ居るだけで かわいい。 126 00:08:19,540 --> 00:08:22,040 (弘次郎)しかし あんなのを 連れていって・ 127 00:08:22,040 --> 00:08:24,540 おりんは ちゃんと 仕事しておりやすか? 128 00:08:24,540 --> 00:08:26,480 いや しているどこ じゃないですよ。 129 00:08:26,480 --> 00:08:29,210 今までより 張り切って やってますよ。 おチビちゃんを・ 130 00:08:29,210 --> 00:08:32,720 背中にくくりつけて 取材に飛び出していきますからね。 131 00:08:32,720 --> 00:08:36,220 男の記者連中も 今じゃ おりんさんの実力を・ 132 00:08:36,220 --> 00:08:39,060 素直に認めていますよ。 そうですか…。 133 00:08:39,060 --> 00:08:41,390 いろいろと かばっていただいて…。 134 00:08:41,390 --> 00:08:44,230 いや 私は 別に かばってなんか いませんよ。 135 00:08:44,230 --> 00:08:49,570 男の連中と 全く同じように 扱っています。 136 00:08:49,570 --> 00:08:52,070 よく やっていますよ。 137 00:08:52,070 --> 00:08:55,100 並大抵の努力じゃないでしょう。・ 138 00:08:55,100 --> 00:09:00,680 本当に よくやっている。 うん けなげですよ。 139 00:09:00,680 --> 00:09:06,180 いい方に 使っていただいて あの子も 運のいい娘です。 140 00:09:06,180 --> 00:09:11,990 運というのは 半分は 自分で作るものです。 141 00:09:11,990 --> 00:09:16,890 自分の努力で つかみとるものです。 142 00:09:16,890 --> 00:09:22,530 自分の努力だけでは どうしようも ないことも ありましょう。 143 00:09:22,530 --> 00:09:26,700 自分の努力だけでは どうしようもない・ 144 00:09:26,700 --> 00:09:29,610 大きな力というものが…。 145 00:09:29,610 --> 00:09:32,410 (津村)それは あります。 146 00:09:35,210 --> 00:09:40,520 戦争なんか その 最たるもんですな。 147 00:09:46,820 --> 00:09:51,760 息子さんについて その後 何か詳報が入りましたか? 148 00:09:51,760 --> 00:09:54,060 いえ。 149 00:09:54,060 --> 00:09:58,570 その節は 本当にお世話になって ありがとうござりやした。 150 00:09:58,570 --> 00:10:04,270 いや 本当に お気の毒なことでした。 151 00:10:06,440 --> 00:10:11,910 しかし あれも あの子が 自分で つくった 運でしょう。 152 00:10:11,910 --> 00:10:14,950 自分の好きなことをしながら 死んだんですから・ 153 00:10:14,950 --> 00:10:19,660 むしろ 幸せなやつだったと 思っておりやす。 154 00:10:19,660 --> 00:10:25,430 そうですね… そう思われた方が いい。 155 00:10:25,430 --> 00:10:29,130 そうとでも 思わなければ…。 156 00:10:35,770 --> 00:10:38,810 愚かな息子で…。 157 00:10:38,810 --> 00:10:43,280 だが 叱りながらも・ 158 00:10:43,280 --> 00:10:46,320 私は あいつが 羨ましかった。 159 00:10:46,320 --> 00:10:51,790 心の どこかで 羨ましかったですよ。・ 160 00:10:51,790 --> 00:10:55,960 自分に できない生き方を している息子に・ 161 00:10:55,960 --> 00:11:02,260 自分の 狭っ苦しい生き方を 思い知らされたりしたものです。 162 00:11:04,670 --> 00:11:10,910 あいつは 私に許されていないと 思っていたようですが・ 163 00:11:10,910 --> 00:11:14,210 私は とっくに 許していたんですよ。 164 00:11:17,250 --> 00:11:21,920 愚かなやつでしたが…・ 165 00:11:21,920 --> 00:11:24,620 いいやつでした…。 166 00:11:29,430 --> 00:11:32,090 親ばかを お聞かせして…。 167 00:11:32,090 --> 00:11:37,270 いや… 息子さんの代わりに・ 168 00:11:37,270 --> 00:11:42,100 聞かせていただきました。 169 00:11:42,100 --> 00:11:45,140 どんなに有り難いお経よりも・ 170 00:11:45,140 --> 00:11:49,950 息子さんは お喜びでしょう。 171 00:11:53,820 --> 00:11:57,450 そんな! いくら 主人だからって そんな勝手に渡したりしては・ 172 00:11:57,450 --> 00:12:00,720 困るわ! 私が 自分の責任で 連れてきたのに! 173 00:12:00,720 --> 00:12:03,060 あの子は 品物じゃありません! しかし・ 174 00:12:03,060 --> 00:12:05,560 ご主人が連れていくってものを 我々が駄目だって言うわけには・ 175 00:12:05,560 --> 00:12:08,400 いかないでしょう! それは… そうだけど…。 176 00:12:08,400 --> 00:12:10,730 でも そんなふうに…。 177 00:12:10,730 --> 00:12:13,400 ご主人も 心配して 様子 見に来たんだろうから…。 178 00:12:13,400 --> 00:12:15,340 そしたら 案の定って? そういうふうに・ 179 00:12:15,340 --> 00:12:17,270 主人に思われるのが 嫌なの 私! 180 00:12:17,270 --> 00:12:20,280 そんなの 家に帰って ちゃんと説明すれば? 181 00:12:20,280 --> 00:12:23,910 夫婦なんだから。 おりんさん。 何でもかんでも・ 182 00:12:23,910 --> 00:12:25,950 一人で やっちゃおうと 頑張りすぎない方がいいよ。 183 00:12:25,950 --> 00:12:28,250 人間の能力には 限度があるからね。・ 184 00:12:28,250 --> 00:12:33,090 このごろ 少し怖い顔になってるよ おりんさん。 185 00:12:33,090 --> 00:12:35,930 仕事が大事なのは よく分かってる。 186 00:12:35,930 --> 00:12:38,430 しかし なにも 他人に子供を預けてまで…。 187 00:12:38,430 --> 00:12:40,930 預けていけって みんなが 言ってくれたんです。 188 00:12:40,930 --> 00:12:44,430 それも 今まで 割と私に 冷たい目を・ 189 00:12:44,430 --> 00:12:46,770 向けていると思っていた人が そう言ってくれたの。 190 00:12:46,770 --> 00:12:49,100 だから それが とても うれしかったの。 191 00:12:49,100 --> 00:12:52,780 私の仕事を やっと みんなが認めてくれたと思って・ 192 00:12:52,780 --> 00:12:55,110 それが 本当に うれしかったの。 193 00:12:55,110 --> 00:12:57,150 だから ご厚意に甘えて…。 194 00:12:57,150 --> 00:13:00,880 こういうことが また続くと 結局 他人の厚意に甘えて・ 195 00:13:00,880 --> 00:13:02,920 自分の仕事をするっていうことに なるんだよ。 196 00:13:02,920 --> 00:13:05,220 こんなことは 何度もしようと思わないわ。 197 00:13:05,220 --> 00:13:07,260 それは 大丈夫です。 198 00:13:07,260 --> 00:13:11,090 仕事も大事だが 君の体も大事だ。 199 00:13:11,090 --> 00:13:14,730 こういう状態が続くと 必ず 体に障ってくる。 200 00:13:14,730 --> 00:13:17,770 俺が 一番心配してるのは それなんだ。 201 00:13:17,770 --> 00:13:19,900 私は 大丈夫。 202 00:13:19,900 --> 00:13:23,240 大丈夫 大丈夫と 気楽に言うんじゃない。 203 00:13:23,240 --> 00:13:27,740 もう少し 自分の能力や体力を 冷静に 見つめてみろ。 204 00:13:32,250 --> 00:13:34,180 何してるんだ? 205 00:13:34,180 --> 00:13:38,420 自分の能力や体力を 見つめてるのよ。 206 00:13:38,420 --> 00:13:41,320 う~ん… 見つめている…。 207 00:13:41,320 --> 00:13:44,760 ふざけるんじゃない! まじめな話だぞ これは。 208 00:13:44,760 --> 00:13:48,260 フフフフ…。 209 00:13:48,260 --> 00:13:51,930 そんなに心配しないで。 210 00:13:51,930 --> 00:13:54,840 今は 特別な時なのよ。 211 00:13:54,840 --> 00:13:58,270 この状態が 永久に続くわけじゃないわ。 212 00:13:58,270 --> 00:14:03,880 今に きっと また 明子を 家に 置いていけるようになるわよ。 213 00:14:03,880 --> 00:14:10,690 それまでは 私の能力も体力も 持ちこたえなくっちゃね。 214 00:14:13,220 --> 00:14:15,560 分かったよ。 215 00:14:15,560 --> 00:14:20,900 君の能力や体力を 俺も もう少し買いかぶろう。 216 00:14:20,900 --> 00:14:24,230 ま 自分の納得するまで やってみるんだな。 217 00:14:24,230 --> 00:14:27,040 俺は もう 何も言わない。 218 00:14:30,040 --> 00:14:32,340 ありがとう。 219 00:14:35,410 --> 00:14:40,080 さあ 今日の記事 まとめねっか! 220 00:14:40,080 --> 00:14:55,300 ・~