1 00:00:47,957 --> 00:00:49,892 (乙丸)姫様!➡ 2 00:00:49,892 --> 00:00:54,830 お庭を眺めるまでに ご回復されて ようございました。 3 00:00:54,830 --> 00:00:56,966 (まひろ)ありがとう。 4 00:00:56,966 --> 00:01:00,636 姫様のお声が また聞けるなんて…。 5 00:01:00,636 --> 00:01:03,306 心配かけたわね。 6 00:01:03,306 --> 00:01:06,976 とんでもないことでございます。 7 00:01:06,976 --> 00:01:10,479 [ 心の声 ] 悲田院で気を失う直前➡ 8 00:01:10,479 --> 00:01:15,279 道長様の姿を 見たような気がするのだけれど…。 9 00:01:18,988 --> 00:01:21,288 姫様! 10 00:01:26,862 --> 00:01:29,999 殿様も仰せにならないことを➡ 11 00:01:29,999 --> 00:01:34,437 私が お伝えするのは いけないことかもしれませぬが…。 12 00:01:34,437 --> 00:01:36,472 どうしたの? 13 00:01:36,472 --> 00:01:39,775 姫様がお倒れになった日➡ 14 00:01:39,775 --> 00:01:43,613 姫様を助けて この屋敷までお連れくださったのは➡ 15 00:01:43,613 --> 00:01:46,282 道長様にございます。➡ 16 00:01:46,282 --> 00:01:53,155 一晩 寝ずに姫様の看病をされて 翌朝 お帰りになりました。 17 00:01:53,155 --> 00:02:03,299 ♬~ 18 00:02:03,299 --> 00:02:05,234 (藤原道長)すまない。 19 00:02:05,234 --> 00:02:07,169 まひろ…。 20 00:02:07,169 --> 00:02:10,172 逝くな 戻ってこい! 21 00:02:10,172 --> 00:02:17,172 ♬~ 22 00:02:18,848 --> 00:04:20,302 ♬~ 23 00:04:20,302 --> 00:04:23,105 ♬~ 24 00:04:23,105 --> 00:05:02,905 ♬~ 25 00:05:04,613 --> 00:05:07,950 悲田院は もう用をなしておりません。 26 00:05:07,950 --> 00:05:12,288 空いておる土地に 救い小屋を建てて 病人を入れねば いずれ➡ 27 00:05:12,288 --> 00:05:14,223 疫病は内裏にも及びましょう。 28 00:05:14,223 --> 00:05:20,162 (藤原道隆)お前と道兼は 何のために そんな所に 2人そろって参ったのだ。 29 00:05:20,162 --> 00:05:26,862 都の中の様子を知らねば 疫病への策は 講じられぬと思ったからにございます。 30 00:05:28,637 --> 00:05:32,508 これまで 幾度も 疫病は はやったが 内裏に及んだことはない。 31 00:05:32,508 --> 00:05:35,808 放っておけば いずれ収まる。 32 00:05:37,446 --> 00:05:42,184 救い小屋なぞ 設けずともよい。 33 00:05:42,184 --> 00:05:45,054 そのような ゆとりは 朝廷にもない。 34 00:05:45,054 --> 00:05:48,924 火事に遭った 弘徽殿の修理だけでも 大変なかかりだ。 35 00:05:48,924 --> 00:05:52,624 ああ 水を持て! はっ! 36 00:05:54,597 --> 00:06:00,469 放っておけば 都の民は死に絶えますし その害は 我々にも迫ります。 37 00:06:00,469 --> 00:06:03,072 大げさなことを言うな。 38 00:06:03,072 --> 00:06:06,609 救い小屋を作りたければ お前の財でやればよい。 39 00:06:06,609 --> 00:06:08,909 朝廷は 関わらぬ。 40 00:06:12,481 --> 00:06:17,253 お前と道兼は 何故 手を組んでおる?➡ 41 00:06:17,253 --> 00:06:21,156 不可解 極まりない。 42 00:06:21,156 --> 00:06:29,156 まさか 私を 追い落とそうというのではあるまいな。 43 00:06:34,236 --> 00:06:37,907 追い落としたければ➡ 44 00:06:37,907 --> 00:06:39,909 こんな話 いたしません! 45 00:06:39,909 --> 00:06:42,778 お前になくても 道兼には あるやもしれぬ! 46 00:06:42,778 --> 00:06:48,478 疫病の民を思うなぞ あいつの考えることではない! 47 00:06:54,456 --> 00:07:00,456 (源 明子)では 兄上とお話がありますから あちらで。 48 00:07:11,807 --> 00:07:15,945 (源 俊賢)お前も 次は 娘を産まねばのう。 49 00:07:15,945 --> 00:07:18,614 なっ。 50 00:07:18,614 --> 00:07:22,314 近頃は お見えにならないわ。 51 00:07:24,954 --> 00:07:30,954 (明子)お見えにならなければ みごもることは できませぬ。 52 00:07:33,228 --> 00:07:36,899 お忙しいのであろう。 53 00:07:36,899 --> 00:07:42,237 お見えになったら せいぜい励んで 娘をみごもれ。 54 00:07:42,237 --> 00:07:45,908 そして 入内させるのだ。 55 00:07:45,908 --> 00:07:50,245 そういうことしか お考えにならないのね 兄上は。 56 00:07:50,245 --> 00:07:54,583 ハハハ… 男の人生とは そういうものだ。 57 00:07:54,583 --> 00:08:00,456 もし 次の関白が 道兼様なら 道長様は 左大臣やもしれぬ。 58 00:08:00,456 --> 00:08:03,592 まあ どちらにしても 右大臣は堅い。 59 00:08:03,592 --> 00:08:08,263 偉くなれば妬む人も出るゆえ 心配でございます。 60 00:08:08,263 --> 00:08:11,166 すっかり心を持っていかれておるな…。 61 00:08:11,166 --> 00:08:14,466 兄上が お望みになったことですわ。 62 00:08:16,138 --> 00:08:19,838 (源 倫子)私の財も お使いくださいませ。 63 00:08:21,610 --> 00:08:23,946 まことか! 64 00:08:23,946 --> 00:08:26,849 私は 殿を信じております。 65 00:08:26,849 --> 00:08:36,025 思いのままに政をなさいませ。 …すまない。 66 00:08:36,025 --> 00:08:40,863 嫌ですわ。 私が 渋るとでもお思いでしたの? 67 00:08:40,863 --> 00:08:44,566 いや されど… そこまで太っ腹とは思わなんだ。 68 00:08:44,566 --> 00:08:47,469 オホホホホ…。 69 00:08:47,469 --> 00:08:51,240 平安時代の夫婦は 別財産で➡ 70 00:08:51,240 --> 00:08:58,580 この夫婦の場合は 倫子の方が 多くの財を持っていた。 71 00:08:58,580 --> 00:09:01,483 それより殿…。 ん? 72 00:09:01,483 --> 00:09:07,183 悲田院にお出ましになった日 どちらにお泊まりでしたの? 73 00:09:09,224 --> 00:09:13,929 高松殿ではありませんわよね。 74 00:09:13,929 --> 00:09:17,599 うん 高松ではない。 75 00:09:17,599 --> 00:09:22,938 内裏に戻って 朝まで仕事をしておった。 ハハ。 76 00:09:22,938 --> 00:09:25,774 さようでしたか。 77 00:09:25,774 --> 00:09:28,974 お許しを。 うん。 78 00:09:52,401 --> 00:09:58,901 (荒い息遣い) 79 00:10:00,909 --> 00:10:06,248 [ 心の声 ] まひろは よくなったであろうか…。 80 00:10:06,248 --> 00:10:21,263 ♬~ 81 00:10:21,263 --> 00:10:24,963 (藤原為時)よいか? はい。 82 00:10:37,279 --> 00:10:46,955 大納言様とお前の間は どうなっておるのだ? 83 00:10:46,955 --> 00:10:49,291 どうもなっておりませぬ。 84 00:10:49,291 --> 00:10:54,096 されど お前の看病をする 道長様のまなざしは➡ 85 00:10:54,096 --> 00:10:56,632 ただ事ではなかったが…。➡ 86 00:10:56,632 --> 00:10:58,667 これを ご縁に➡ 87 00:10:58,667 --> 00:11:02,437 お前のお世話をしていただくことは できぬであろうか…。 88 00:11:02,437 --> 00:11:04,506 父上。 89 00:11:04,506 --> 00:11:10,506 どうでもよい女子の看病を あのようにするとは思えぬ。 90 00:11:12,181 --> 00:11:14,983 それはないと存じます。 91 00:11:14,983 --> 00:11:18,987 あの時 もし 私を お気に召したのならば➡ 92 00:11:18,987 --> 00:11:22,658 今頃 文の一つくらい 届いておりましょう。 93 00:11:22,658 --> 00:11:25,127 これから来るやもしれぬ。 94 00:11:25,127 --> 00:11:30,327 お望みどおりにならず 申し訳ございません。 95 00:11:36,805 --> 00:11:39,505 おお…。 96 00:11:41,944 --> 00:11:45,280 (いと)あれは 偽りでございますよ。 97 00:11:45,280 --> 00:11:47,950 (ため息) 聞いておったのか…。 98 00:11:47,950 --> 00:11:49,952 女の私には分かります。 99 00:11:49,952 --> 00:11:53,755 姫様と大納言様は 間違いなく深い仲。 100 00:11:53,755 --> 00:11:57,555 私の目に狂いはございません。 101 00:12:02,497 --> 00:12:08,197 明日 まひろの様子を見てきてくれ。 102 00:12:09,972 --> 00:12:15,310 (百舌彦)あの… 様子など お知りにならない方が…。 103 00:12:15,310 --> 00:12:17,310 頼んだぞ。 104 00:12:19,181 --> 00:12:21,481 (百舌彦)え~…。 105 00:12:39,501 --> 00:12:42,201 (犬の鳴きまね) 106 00:12:45,941 --> 00:12:48,777 百舌彦殿! ども…。 107 00:12:48,777 --> 00:12:53,615 いかがされたのですか? ん~…。 108 00:12:53,615 --> 00:12:57,953 道長様の命とか…。 そうなのよ。 109 00:12:57,953 --> 00:13:03,825 もう おやめくださいと そちらの殿様に申してくださいませ。 110 00:13:03,825 --> 00:13:06,295 誰? 111 00:13:06,295 --> 00:13:09,197 野良犬にございます。 112 00:13:09,197 --> 00:13:12,197 百舌彦ではないの? 113 00:13:15,637 --> 00:13:19,474 お久しゅうございま~す…。 114 00:13:19,474 --> 00:13:23,312 お前も 悲田院で 私を助けてくれたの? 115 00:13:23,312 --> 00:13:29,184 な… な… 何のことでございますか? 116 00:13:29,184 --> 00:13:32,587 ありがとう。 117 00:13:32,587 --> 00:13:37,759 ほっつき歩いておりましたら 乙丸に バッタリ会いまして➡ 118 00:13:37,759 --> 00:13:42,264 懐かしくて 話し込んでおりました。 ハハハハハ…。 119 00:13:42,264 --> 00:13:47,936 本当に懐かしいわね。 120 00:13:47,936 --> 00:13:51,773 疫病の救い小屋でございますが 人手が 到底足りませぬ。 121 00:13:51,773 --> 00:13:55,277 都に働き手が足らぬなら 近国から召し出せばよいではないか。 122 00:13:55,277 --> 00:13:59,977 疫病のまん延している都に 誰も参りませぬ。 123 00:14:03,151 --> 00:14:07,289 されど やらねばならぬ。 124 00:14:07,289 --> 00:14:11,589 高くついてもよい。 急ぎそうせよ。 は…。 125 00:14:19,634 --> 00:14:24,506 [ 心の声 ] なぜ あの人が 悲田院に?➡ 126 00:14:24,506 --> 00:14:28,977 まさか 7年前の約束を? 127 00:14:28,977 --> 00:14:35,784 地位を得て まひろの望む世をつくるべく➡ 128 00:14:35,784 --> 00:14:39,921 精いっぱい努めようと 胸に誓っておる。 129 00:14:39,921 --> 00:14:50,932 ♬~ 130 00:14:50,932 --> 00:14:54,632 ああ… ああ 貴子。 131 00:14:57,806 --> 00:15:00,442 ああ~。 132 00:15:00,442 --> 00:15:04,613 (高階貴子) 子供たちの前でございますわよ。 133 00:15:04,613 --> 00:15:13,622 父と母が仲がよいことは 子供の頃から知っておる。 のう。 134 00:15:13,622 --> 00:15:19,294 (藤原伊周)はい。 どうぞご遠慮なく。 (道隆)ああ。 135 00:15:19,294 --> 00:15:25,634 貴子を見染めたのは 内裏の内侍所であった。 136 00:15:25,634 --> 00:15:28,634 そうでございましたわね。 (道隆)うん。 137 00:15:30,305 --> 00:15:33,005 殿。 138 00:15:35,911 --> 00:15:39,581 (藤原隆家)兄上! どちらに? 139 00:15:39,581 --> 00:15:42,250 京極の女ですか? 堀川の? 140 00:15:42,250 --> 00:15:47,422 あっ 西洞院。 さきの太政大臣 三の君だ。 141 00:15:47,422 --> 00:15:51,059 光子様。 ハッ… それは また…。 142 00:15:51,059 --> 00:15:52,994 「また」 何だ? 143 00:15:52,994 --> 00:15:57,599 かりそめの女子にしては大物だなと。 144 00:15:57,599 --> 00:16:02,471 家に帰ると 子が泣いてうるさいのだ。 致し方あるまい。 145 00:16:02,471 --> 00:16:05,340 よし 俺も出かけよう。 146 00:16:05,340 --> 00:16:08,140 あんな父上 見てらんないもんな。 147 00:16:13,949 --> 00:16:17,249 (藤原斉信)なぜ返歌をくれぬのだ? 148 00:16:19,287 --> 00:16:22,958 (ききょう)あら そうでしたかしら? 149 00:16:22,958 --> 00:16:32,234 (斉信)とぼけるな。 俺を こけにするとは けしからん。 150 00:16:32,234 --> 00:16:37,934 深い仲になったからといって 自分の女みたいに言わないで。 151 00:16:40,575 --> 00:16:44,246 男が出来たのか? 152 00:16:44,246 --> 00:16:47,546 前の夫と よりを戻したのか? 153 00:16:50,118 --> 00:16:57,259 だったら どうなの? …そうなんだ。 154 00:16:57,259 --> 00:17:00,595 そうじゃないけど➡ 155 00:17:00,595 --> 00:17:06,295 そういうことネチネチ聞く あなたは 本当に嫌。 156 00:17:08,937 --> 00:17:12,637 そろそろお越しになるわ。 157 00:17:17,612 --> 00:17:24,286 〽 158 00:17:24,286 --> 00:17:26,955 (せきこみ) 159 00:17:26,955 --> 00:17:29,858 〽 160 00:17:29,858 --> 00:17:31,793 (藤原公任)いかがされたのであろう。 161 00:17:31,793 --> 00:17:33,762 (藤原行成)さあ…。 162 00:17:33,762 --> 00:17:38,233 〽 163 00:17:38,233 --> 00:17:42,233 (せきこみ) 164 00:17:53,048 --> 00:17:54,983 関白様! 関白様! 165 00:17:54,983 --> 00:17:58,483 関白様! 薬師を…。 166 00:18:04,593 --> 00:18:07,629 (安倍晴明)失礼いたしまする。 167 00:18:07,629 --> 00:18:13,268 水を… 水を…。 168 00:18:13,268 --> 00:18:26,815 ♬~ 169 00:18:26,815 --> 00:18:29,515 殿。 170 00:18:35,223 --> 00:18:45,567 (せきこみ) 171 00:18:45,567 --> 00:18:54,276 目がかすむ… 手がしびれる… 喉が渇く…。 172 00:18:54,276 --> 00:18:58,913 これは 誰ぞの呪詛に違いない。 173 00:18:58,913 --> 00:19:00,849 どうじゃ。 174 00:19:00,849 --> 00:19:04,052 どなたか お心当たりでもございますか? 175 00:19:04,052 --> 00:19:06,955 心当たりは あり過ぎる! 176 00:19:06,955 --> 00:19:14,796 道兼 詮子… 道長とて腹の中は分からぬ! 177 00:19:14,796 --> 00:19:17,632 皆 わしの死を望んでおる。 178 00:19:17,632 --> 00:19:20,432 それは 呪詛ではございません。 179 00:19:22,937 --> 00:19:29,237 恐れながら ご寿命が尽きようとしております。 180 00:19:37,218 --> 00:19:40,218 晴明! 殿! 181 00:19:45,560 --> 00:19:51,560 お前の祈とうで わしの寿命を延ばせ! 182 00:19:53,234 --> 00:19:58,234 難しゅうございますが やってみましょう。 183 00:20:11,252 --> 00:20:13,188 (須麻流)お帰りなさいませ。 184 00:20:13,188 --> 00:20:16,925 関白の病の平癒 祈っておけ。 185 00:20:16,925 --> 00:20:20,762 (須麻流)私がでございますか? お前でよい。 186 00:20:20,762 --> 00:20:24,265 もう関白は 何をしても助からぬ。 187 00:20:24,265 --> 00:20:26,201 (須麻流)はっ。 188 00:20:26,201 --> 00:20:29,137 せめて お苦しみが和らぐよう ご祈とういたします。 189 00:20:29,137 --> 00:20:31,606 あ~ 疲れた…。 190 00:20:31,606 --> 00:20:34,275 病の者の穢れをもらった。 191 00:20:34,275 --> 00:20:36,975 いけない いけない。 192 00:20:38,613 --> 00:20:42,951 (まじないをする声) 193 00:20:42,951 --> 00:20:47,822 疫病で傾く 世の流れを 止めるべく➡ 194 00:20:47,822 --> 00:20:52,961 道隆は 改元を進言した。 195 00:20:52,961 --> 00:21:01,661 新しき元号は 長徳がよろしかろうと存じます。 196 00:21:16,651 --> 00:21:20,951 (藤原実資) チョートク… チョートク…。 197 00:21:22,524 --> 00:21:25,994 (平 惟仲)どなたが お決めになったのでありましょうか。 198 00:21:25,994 --> 00:21:27,996 (源 重信)関白に決まっておろう。 199 00:21:27,996 --> 00:21:32,267 (藤原顕光)チョートク… 何が悪いのだ? 200 00:21:32,267 --> 00:21:36,604 チョートク チョートク… チョードク。 201 00:21:36,604 --> 00:21:39,641 (藤原道綱)チョードク!? チョードク? 202 00:21:39,641 --> 00:21:44,345 チョー… 長~い毒ですよ! はあ…。 203 00:21:44,345 --> 00:21:49,617 疫病は 長引くでありましょう。 あっ…。 204 00:21:49,617 --> 00:21:54,489 帝も 関白様の言うことを お聞きになり過ぎだ。 205 00:21:54,489 --> 00:21:57,292 まだまだお若いのに心配だ。 206 00:21:57,292 --> 00:22:04,065 ≪もはや関白様は 物事の 是非のお見分けも つかぬのであろうか。 207 00:22:04,065 --> 00:22:08,636 ≪(重信)御病も この改元で 悪化してしまうやも…。 208 00:22:08,636 --> 00:22:13,975 ≪(実資)帝は 未熟。 はなはだ未熟であられる! 209 00:22:13,975 --> 00:22:17,846 ≪(俊賢) 帝は 我々で お支えいたしましょう。 210 00:22:17,846 --> 00:22:22,984 いくらお支え申しても 断を下すのは帝である。 211 00:22:22,984 --> 00:22:25,320 心配であるのう…。➡ 212 00:22:25,320 --> 00:22:27,822 心配である。➡ 213 00:22:27,822 --> 00:22:32,622 長徳という世になれば 禍も多くなろう。 214 00:22:34,929 --> 00:22:41,629 (藤原定子)父が病に倒れてから 一人でいると 心細うございます。 215 00:22:47,509 --> 00:22:52,509 (一条天皇)会いたければ 二条第に行ってもよいぞ。 216 00:22:55,617 --> 00:22:58,520 朕がよいと申せば よい。 217 00:22:58,520 --> 00:23:01,789 私は お上のおそばに いとうございます。 218 00:23:01,789 --> 00:23:07,295 父を見舞う間でも 離れるのは嫌にございます。 219 00:23:07,295 --> 00:23:11,595 兄を呼んで 父の様子を聞いてみますので。 220 00:23:22,310 --> 00:23:29,310 定子は 朕が守るゆえ 好きにいたせ。 221 00:23:31,920 --> 00:23:36,220 はい お上…。 222 00:23:40,929 --> 00:23:44,265 (藤原詮子)そんなに悪いの 関白は。 223 00:23:44,265 --> 00:23:47,965 飲水病であろうと 薬師が申しておりました。 224 00:23:49,604 --> 00:23:53,074 浮かれ過ぎたから 罰が当たったのね。 225 00:23:53,074 --> 00:23:57,574 お若い頃は 優しい兄上だったのに。 226 00:23:59,280 --> 00:24:03,618 次の関白は 道兼兄上であるべきよ。 227 00:24:03,618 --> 00:24:07,956 (藤原道兼)なんと…。 だって それが まっとうな順番でしょう。 228 00:24:07,956 --> 00:24:13,294 だから 今日 道長に 一緒にお連れしてと 言ったのです。 229 00:24:13,294 --> 00:24:16,631 今宵は そういう話だったのか…。 230 00:24:16,631 --> 00:24:23,304 私は 道兼兄上のことが 昔から好きではありません。 231 00:24:23,304 --> 00:24:28,643 されど あの出過ぎ者の伊周に 関白になられるのは もっと嫌なの。 232 00:24:28,643 --> 00:24:31,546 だから 道兼兄上を後押しするわ。 233 00:24:31,546 --> 00:24:36,918 女院様にお助けいただく身になるとは 不思議な気がする。 234 00:24:36,918 --> 00:24:40,218 また道長に借りを作ったな。 235 00:24:41,789 --> 00:24:46,260 では 姉上 帝に お話しいただけますね。 236 00:24:46,260 --> 00:24:48,596 内裏に行くのは嫌。 え? 237 00:24:48,596 --> 00:24:52,467 定子に 首根っこつかまれてるような帝 見たくないもの。 238 00:24:52,467 --> 00:24:58,272 え… ならば どのようにして 道兼兄上が…。 239 00:24:58,272 --> 00:25:01,175 ほかの公卿を取り込んでおくわ。 240 00:25:01,175 --> 00:25:07,949 そもそも 大納言も中納言も参議も 公卿は 皆 伊周が嫌いだから➡ 241 00:25:07,949 --> 00:25:11,619 そこは 私が 一押しすれば うまくいくはず。 242 00:25:11,619 --> 00:25:14,522 お~…。 243 00:25:14,522 --> 00:25:24,632 ♬~ 244 00:25:24,632 --> 00:25:28,632 (定子) 内々に先例を調べさせておりました。 245 00:25:30,304 --> 00:25:37,412 父上のお命のあるうちに 兄上は 帝から 内覧のお許しを得られませ。 246 00:25:37,412 --> 00:25:43,217 内覧とは 帝に奏上する文書や 帝が宣下する文書を➡ 247 00:25:43,217 --> 00:25:48,917 事前に読むことができる 関白に準ずる職である。 248 00:25:50,591 --> 00:25:55,463 20年ぶりでも何でも やってしまえばよいのです。 249 00:25:55,463 --> 00:25:58,933 父上から 帝にお願いしていただいて。 250 00:25:58,933 --> 00:26:02,933 私からも 帝に 強くお願いしておきますから。 251 00:26:04,806 --> 00:26:07,275 されど 定子はすごいな。 252 00:26:07,275 --> 00:26:11,275 男であったら 俺なぞ かなわぬやも。 253 00:26:12,947 --> 00:26:15,850 あの女院様から我が身を守り➡ 254 00:26:15,850 --> 00:26:21,289 帝をお守りしているうちに 強くなりました。 255 00:26:21,289 --> 00:26:26,094 内覧になってしまえば 関白になったも同じですから➡ 256 00:26:26,094 --> 00:26:28,894 ともに力を尽くしましょう。 257 00:26:44,045 --> 00:26:49,584 (道兼) 火急の御用とは 何事でございますか。 258 00:26:49,584 --> 00:26:52,584 こちらへ参れ。 259 00:27:31,559 --> 00:27:42,904 ♬~ 260 00:27:42,904 --> 00:27:49,577 もし わしが倒れても いまだ懐妊せぬ中宮様も➡ 261 00:27:49,577 --> 00:27:59,577 貴子も 伊周も 隆家も… 支えてやってくれ。 262 00:28:01,589 --> 00:28:06,460 酷なことをしないでくれ。 263 00:28:06,460 --> 00:28:17,460 どうか… どうか どうか どうか… 伊周を…。 264 00:28:20,274 --> 00:28:26,274 我が家を… 頼む。 265 00:28:52,740 --> 00:28:56,240 (乙丸)姫様! あの…。 266 00:29:00,481 --> 00:29:03,181 (さわ)まひろ様…。 267 00:29:08,923 --> 00:29:12,260 (さわ)ご無沙汰いたしました。 268 00:29:12,260 --> 00:29:17,598 その節のことは お許しくださいませ。 269 00:29:17,598 --> 00:29:21,898 どうぞ お上がりくださいませ。 270 00:29:27,608 --> 00:29:30,278 ご息災でした? 271 00:29:30,278 --> 00:29:36,384 はい。 私は 何があっても 病にはならない 頑丈な体なのですが➡ 272 00:29:36,384 --> 00:29:40,254 実は 兄弟を疫病で亡くしまして…。 273 00:29:40,254 --> 00:29:44,558 それは お気の毒なことでございました。 274 00:29:44,558 --> 00:29:47,228 あまりに はかないことで…。 275 00:29:47,228 --> 00:29:52,566 人に許された年月は 実に短いのだと知りました。 276 00:29:52,566 --> 00:29:55,903 本当にそうですね。 277 00:29:55,903 --> 00:30:03,577 私が 文字を教えていた子も その親も つい この間 疫病で逝ってしまいました。 278 00:30:03,577 --> 00:30:08,249 私もかかってしまって 危うく…。 えっ。 279 00:30:08,249 --> 00:30:13,120 今 生きていることも 少し不思議な気がします。 280 00:30:13,120 --> 00:30:16,924 まひろ様! 281 00:30:16,924 --> 00:30:21,429 再び まひろ様にお目にかかれて 本当にうれしい。 282 00:30:21,429 --> 00:30:26,600 生きていてくださって ありがとうございます。 283 00:30:26,600 --> 00:30:32,300 私も お目にかかれて うれしいです。 284 00:30:34,475 --> 00:30:41,615 石山寺の帰り道のことは どうかお許しくださいませ。 285 00:30:41,615 --> 00:30:45,486 このとおりでございます。 そんな… 私も…。 286 00:30:45,486 --> 00:30:50,791 頂いたお文を いちいちお返ししましたことも➡ 287 00:30:50,791 --> 00:30:55,629 申し訳ございませんでした。 288 00:30:55,629 --> 00:31:01,302 実は 頂いた文は➡ 289 00:31:01,302 --> 00:31:06,302 全て書き写して 持っております。 えっ! 290 00:31:11,312 --> 00:31:19,612 あ… まことに 私の文と同じ…。 291 00:31:21,322 --> 00:31:28,996 まひろ様の文を写すことで まひろ様に 追いつきたいと思っておりました。 292 00:31:28,996 --> 00:31:45,479 ♬~ 293 00:31:45,479 --> 00:31:50,779 フフフ…。 そんなこと できっこないのに…。 294 00:31:55,623 --> 00:32:02,396 まひろ様。 私の友は まひろ様だけなのでございます。 295 00:32:02,396 --> 00:32:07,635 いろんなことがあって そのことが よく分かりました。 296 00:32:07,635 --> 00:32:13,808 まひろ様 また 私と 仲よくしてくださいませ。 297 00:32:13,808 --> 00:32:18,312 末永く 末永く 私の友でいてくださいませ。 298 00:32:18,312 --> 00:32:21,982 フフフフフフ…。 299 00:32:21,982 --> 00:32:28,856 (笑い声) 300 00:32:28,856 --> 00:32:42,937 ♬~ 301 00:32:42,937 --> 00:32:49,276 [ 心の声 ] 私の書いた文が さわさんの心を…。➡ 302 00:32:49,276 --> 00:32:52,179 書くことの何が…。 303 00:32:52,179 --> 00:33:43,931 ♬~ 304 00:33:43,931 --> 00:33:47,268 [ 心の声 ] 何を書きたいのかは分からない。➡ 305 00:33:47,268 --> 00:33:51,605 けれど 筆を執らずにはいられない。 306 00:33:51,605 --> 00:34:14,905 ♬~ 307 00:34:18,832 --> 00:34:26,106 病の私に代わり 全ての政務を➡ 308 00:34:26,106 --> 00:34:34,248 内大臣 伊周に委ねることを お命じいただきたく➡ 309 00:34:34,248 --> 00:34:39,920 伏してお願い申し上げまする。 310 00:34:39,920 --> 00:34:48,929 何とぞ 内大臣に内覧のご宣旨を。 311 00:34:48,929 --> 00:34:54,802 (一条天皇)しばし考えて 後に宣旨を下す。 312 00:34:54,802 --> 00:35:01,442 今 お約束いただかねば 安んじて養生もできませぬ。 313 00:35:01,442 --> 00:35:08,242 どうか 今 お心をお決めくださいませ。 314 00:35:10,618 --> 00:35:20,318 今 ここで 宣旨をお下しくだされ。 315 00:35:22,630 --> 00:35:25,966 下がれ。 316 00:35:25,966 --> 00:35:28,266 はっ…。 317 00:35:35,242 --> 00:35:38,442 蔵人頭は どう思うか。 318 00:35:41,915 --> 00:35:47,254 すぐには 関白のお申し出を お受けにならぬお上は➡ 319 00:35:47,254 --> 00:35:50,591 まことに ご聡明だと存じました。 320 00:35:50,591 --> 00:35:55,462 関白の言うことを むげに断るわけにもゆかぬ。 321 00:35:55,462 --> 00:36:02,936 されど 言いなりになってもならぬとも思う。 322 00:36:02,936 --> 00:36:05,236 まことに。 323 00:36:08,275 --> 00:36:15,949 伊周のこと 朕は嫌っておらぬ。 324 00:36:15,949 --> 00:36:22,949 しかし 何分 まだ若すぎる。 325 00:36:25,626 --> 00:36:28,529 皇子を産め…。 326 00:36:28,529 --> 00:36:31,432 早く皇子を産め! 327 00:36:31,432 --> 00:36:34,132 いかがされました? 328 00:36:38,906 --> 00:36:45,779 お前は 帝の唯一無二の后であろう。 329 00:36:45,779 --> 00:36:52,252 ほかの姫の入内も阻んでおるのに 何をやっておる。 330 00:36:52,252 --> 00:36:56,952 帝は まだお若くておいでですので。 331 00:37:00,127 --> 00:37:04,427 とっくに元服されておるではないか! 332 00:37:07,601 --> 00:37:14,775 わしが 摂政から関白になったのも 帝を 一人前と認めたからだ。 333 00:37:14,775 --> 00:37:18,612 それなりに つとめております。 334 00:37:18,612 --> 00:37:22,950 帝の毎夜のお召しに お応えしております。 335 00:37:22,950 --> 00:37:29,823 足りない… 足りない… 足りない… 足りない… 足りない… 足りない…。 336 00:37:29,823 --> 00:37:32,626 まだまだ まだまだ 足りない!➡ 337 00:37:32,626 --> 00:37:38,232 皇子が出来れば 帝は 我が一族の真の味方となる。➡ 338 00:37:38,232 --> 00:37:43,404 皇子がないゆえ 帝のお心が揺れるのだ。➡ 339 00:37:43,404 --> 00:37:47,040 皇子を… 皇子を産め。 340 00:37:47,040 --> 00:37:51,245 皇子を… 皇子を産め。➡ 341 00:37:51,245 --> 00:37:54,581 皇子を… 皇子を産め。➡ 342 00:37:54,581 --> 00:37:57,581 皇子を… 皇子を…。 343 00:38:00,454 --> 00:38:06,059 後に 一条天皇は 伊周に内覧を許すが➡ 344 00:38:06,059 --> 00:38:12,599 そこには 関白の病の間という条件が つけられていた。 345 00:38:12,599 --> 00:38:19,940 ねえ 3月20日に 大納言 朝光殿が亡くなったんだって。 346 00:38:19,940 --> 00:38:22,443 皆さん もう ご存じです。 347 00:38:22,443 --> 00:38:30,184 あっ そうなの? 疫病らしいな 怖いことだ。 348 00:38:30,184 --> 00:38:37,090 この前の陣定の時は まだ かかっておらなんだと思いたいな。 349 00:38:37,090 --> 00:38:39,560 (藤原公季) かかれば あっという間らしいから➡ 350 00:38:39,560 --> 00:38:44,231 陣定の時は まだ かかっておられなかったでしょう。 351 00:38:44,231 --> 00:38:48,902 我らは もう 屋敷から出ない方がよいのではないか? 352 00:38:48,902 --> 00:38:52,573 屋敷に籠もっておっては 政はできませぬ。 353 00:38:52,573 --> 00:38:55,242 それは そうだが…。 354 00:38:55,242 --> 00:38:59,046 恐ろしいなあ…。 恐ろしくない? 355 00:38:59,046 --> 00:39:03,884 (実資)疫病が 内裏に入り込んだことは 全て 関白様の横暴のせい。 356 00:39:03,884 --> 00:39:05,919 長徳などという元号にし➡ 357 00:39:05,919 --> 00:39:10,424 息子を内覧に据えた積悪の所業 許し難し。 358 00:39:10,424 --> 00:39:12,359 そんなこと… 聞こえたら大変だよ。 359 00:39:12,359 --> 00:39:16,597 私は 間違ったことは申しておりませぬ! 360 00:39:16,597 --> 00:39:20,767 内大臣 伊周殿に 明日はない。 361 00:39:20,767 --> 00:39:25,267 (道綱)それはそうだけど… あっ 来た。 362 00:39:44,091 --> 00:39:53,567 ♬~ 363 00:39:53,567 --> 00:39:56,470 伊周を… 関白に。 364 00:39:56,470 --> 00:40:01,909 お上 伊周を関白とお定めください! 365 00:40:01,909 --> 00:40:04,209 (俊賢)関白様! 366 00:40:05,779 --> 00:40:11,585 お上… 伊周を関白に!➡ 367 00:40:11,585 --> 00:40:13,921 お上! 関白様! 368 00:40:13,921 --> 00:40:20,594 お上… 伊周を関白に! 関白様! 369 00:40:20,594 --> 00:40:40,280 ♬~ 370 00:40:40,280 --> 00:40:43,183 まだ死ねない…。 371 00:40:43,183 --> 00:40:49,183 殿は まだ大丈夫でございますよ。 372 00:40:51,892 --> 00:40:54,628 伊周は? 373 00:40:54,628 --> 00:41:00,328 伊周は 内裏に上がっております。 374 00:41:11,812 --> 00:41:19,612 そなたに会ったのは 内裏の内侍所であった。 375 00:41:22,322 --> 00:41:27,194 スンと澄ました女子であった。 376 00:41:27,194 --> 00:41:34,267 道隆様は お背が高く➡ 377 00:41:34,267 --> 00:41:41,967 キラッキラと輝くような 殿御でございました。 378 00:41:43,610 --> 00:42:22,310 「忘れじの 行く末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな」。 379 00:42:27,988 --> 00:42:34,988 あの歌で 貴子と決めた。 380 00:42:47,474 --> 00:42:51,211 長徳元年4月10日➡ 381 00:42:51,211 --> 00:42:57,511 藤原道隆は 43歳で世を去った。 382 00:43:01,288 --> 00:43:03,957 打てば響く よい女になったのう。 383 00:43:03,957 --> 00:43:06,960 皇子を産め。 うつけ者! 384 00:43:06,960 --> 00:43:10,297 母は 自分のことなぞ どうでもよいのです! 385 00:43:10,297 --> 00:43:13,633 政権の頂に立った…。 (笑い声) 386 00:43:13,633 --> 00:43:16,970 お別れです。 よろしくない流れであるな…。 387 00:43:16,970 --> 00:43:20,841 嫌いにならないでくれ。 兄上! 388 00:43:20,841 --> 00:43:23,841 あら? 道長様 ご存じ? 389 00:43:33,253 --> 00:43:37,553 京都の夏の風物詩 祇園祭。 390 00:43:39,593 --> 00:43:44,464 平安時代に始まったとされています。 391 00:43:44,464 --> 00:43:49,269 動く美術館といわれる… 392 00:43:49,269 --> 00:43:53,140 豪華に飾りつけ 競い合うようになったのは➡ 393 00:43:53,140 --> 00:43:58,278 安土桃山時代以降のことだといいます。 394 00:43:58,278 --> 00:44:03,784 平安時代 祇園御霊会と 呼ばれていた この祭りの様子が➡ 395 00:44:03,784 --> 00:44:07,621 「年中行事絵巻」の中に 描かれています。 396 00:44:07,621 --> 00:44:11,921 3基の神輿が京都の町を行く… 397 00:44:14,961 --> 00:44:19,833 天変地異や疫病は 怨霊の仕業と考えられ➡ 398 00:44:19,833 --> 00:44:25,672 八坂神社から神泉苑に 神輿を送って おはらいを行ったのが➡ 399 00:44:25,672 --> 00:44:29,872 祇園祭の起源と伝えられています。 400 00:44:31,912 --> 00:44:38,585 神泉苑は 平安京 大内裏の南にあった 天皇の庭でした。 401 00:44:38,585 --> 00:44:41,621 しかし 平安中期以降➡ 402 00:44:41,621 --> 00:44:47,594 御霊会などを行う宗教的な場所へと 変わっていきました。 403 00:44:47,594 --> 00:44:51,932 朝廷の祈願祭だった祇園祭は➡ 404 00:44:51,932 --> 00:44:56,932 神社と町衆の祭りとなり 継承されています。 405 00:45:32,873 --> 00:45:38,612 阿波へと旅立ち 行方をくらました 甲賀世阿弥の娘 千絵を救うため➡ 406 00:45:38,612 --> 00:45:42,282 お綱の助けを借りて 甲賀の屋敷に忍び込んだ➡ 407 00:45:42,282 --> 00:45:44,951 法月弦之丞だったが➡ 408 00:45:44,951 --> 00:45:48,288 屋敷に火をつけた 旅川周馬の手により➡ 409 00:45:48,288 --> 00:45:51,625 千絵は いずこかへと 連れ去られてしまう。➡ 410 00:45:51,625 --> 00:45:53,560 掏摸の見返りお綱は➡ 411 00:45:53,560 --> 00:45:56,296 運命の出会いと信じる 弦之丞と共に➡ 412 00:45:56,296 --> 00:45:58,231 阿波へ行く事を願うが➡