1 00:00:45,211 --> 00:03:00,680 ♬~ 2 00:03:00,680 --> 00:03:03,349 ♬~ 3 00:03:03,349 --> 00:03:43,549 ♬~ 4 00:03:45,858 --> 00:03:50,696 (藤原道長) 大水と地震で 屋敷がやられたであろう。 5 00:03:50,696 --> 00:03:52,896 (まひろ)はい…。 6 00:03:54,533 --> 00:04:00,206 あの辺りは 痛手が大きかったゆえ 案じておった。 7 00:04:00,206 --> 00:04:03,209 もったいないことでございます。 8 00:04:03,209 --> 00:04:09,409 おかげさまで 家の者も 皆 無事でございました。 うん。 9 00:04:26,899 --> 00:04:29,735 お痩せになりましたわね。 10 00:04:29,735 --> 00:04:35,508 やらねばならぬことが 山積みゆえ。 それでお参りに? 11 00:04:35,508 --> 00:04:38,544 手に余ることばかり 次々と起こって➡ 12 00:04:38,544 --> 00:04:44,683 その度に まひろに試されているのやも… と思う。 13 00:04:44,683 --> 00:04:48,020 私は 道長様を試したことなど ございませぬ。 14 00:04:48,020 --> 00:04:51,520 ほう~ すぐ怒るのは相変わらずだな。 15 00:04:53,192 --> 00:04:55,127 お許しくださいませ。 16 00:04:55,127 --> 00:05:00,533 謝るな。 それしきのことで腹は立てぬ。 17 00:05:00,533 --> 00:05:08,707 そういえば 三郎の頃も 俺は怒るのが嫌いだと仰せでした。 18 00:05:08,707 --> 00:05:10,907 ああ…。 19 00:05:20,419 --> 00:05:26,559 一度だけ お前に腹を立てたことがあったな。 20 00:05:26,559 --> 00:05:28,494 今 そのことを考えたであろう? 21 00:05:28,494 --> 00:05:34,166 偉くおなりになって 人の心が読めるようになられたのですね。 22 00:05:34,166 --> 00:05:36,866 偉くなったからではない。 23 00:05:44,810 --> 00:05:48,180 越前は よき所であったか? 24 00:05:48,180 --> 00:05:51,851 寒うございました。 25 00:05:51,851 --> 00:05:56,522 ああ。 越前守には 苦労をかけておる。 26 00:05:56,522 --> 00:05:59,191 国守でさえ大変ですのに➡ 27 00:05:59,191 --> 00:06:04,997 朝廷の政の頂に立つ道長様は どれほど大変か…。 28 00:06:04,997 --> 00:06:10,197 そのことが 越前に行って よく分かりました。 29 00:06:14,540 --> 00:06:17,877 あっ 海を見たか? 30 00:06:17,877 --> 00:06:25,551 はい。 海を渡ってきた宋人から 宋の言葉を習いました。 えっ…。 31 00:06:25,551 --> 00:06:30,422 ニーハオ ヘンガオシン ジィェン ダオニー。 32 00:06:30,422 --> 00:06:34,660 ん? 宋の挨拶でございます。 33 00:06:34,660 --> 00:06:37,296 ああ…。 34 00:06:37,296 --> 00:06:41,166 はあ~…。 35 00:06:41,166 --> 00:06:48,507 昔から賢いと思っておったが 宋の言葉まで覚えたか。 36 00:06:48,507 --> 00:06:53,807 挨拶なら 誰でも覚えられます。 うん…。 37 00:06:55,381 --> 00:06:59,518 もっと話してみよ。 えっ…。 38 00:06:59,518 --> 00:07:02,218 え~…。 39 00:07:03,856 --> 00:07:18,556 (宋語) 40 00:07:20,406 --> 00:07:24,106 うむ。 何と言ったのだ? 41 00:07:26,879 --> 00:07:31,483 越前には 美しい紙があります。 42 00:07:31,483 --> 00:07:39,783 私も いつか あんな美しい紙に 歌や物語を書いてみたいですと。 43 00:07:44,496 --> 00:07:48,367 巧みに宋の言葉を操って…。 44 00:07:48,367 --> 00:07:54,067 そのまま越前におったら 宋の国に行ってしまったやもしれぬな。 45 00:07:56,108 --> 00:08:02,808 されど 都に戻ってまいりました。 46 00:08:05,184 --> 00:08:08,520 戻ってきて よかった。 47 00:08:08,520 --> 00:08:25,537 ♬~ 48 00:08:25,537 --> 00:08:33,345 供の者たちと参りましたので もう戻らねばなりませぬ。 うむ。 49 00:08:33,345 --> 00:08:37,045 引き止めて すまなかった。 いいえ…。 50 00:08:39,084 --> 00:08:46,158 お目にかかれて うれしゅうございました。 うん。 51 00:08:46,158 --> 00:08:48,858 お健やかに。 52 00:08:52,831 --> 00:08:55,531 お前もな。 53 00:09:37,810 --> 00:10:54,219 ♬~ 54 00:10:54,219 --> 00:11:00,919 いま一度 俺のそばで生きることを考えぬか? 55 00:11:04,563 --> 00:11:10,235 お気持ち うれしゅうございます。 56 00:11:10,235 --> 00:11:12,935 でも…。 57 00:11:19,578 --> 00:11:22,915 俺は また振られたのか。 58 00:11:22,915 --> 00:11:32,191 ♬~ 59 00:11:32,191 --> 00:11:40,191 (鳥の鳴き声) 60 00:11:45,737 --> 00:11:48,737 お上のお渡りでございます。 61 00:11:51,577 --> 00:11:54,077 (一条天皇)定子! 62 00:11:57,883 --> 00:12:00,719 (一条天皇) なぜ 懐妊のこと 朕に告げなかったのだ。 63 00:12:00,719 --> 00:12:03,555 (藤原定子)申し訳ございませぬ。 64 00:12:03,555 --> 00:12:06,892 今度こそ 皇子が生まれる。 65 00:12:06,892 --> 00:12:09,561 朕には見えるぞ。 66 00:12:09,561 --> 00:12:15,434 定子に似た 目の美しい聡明な皇子の姿が。 67 00:12:15,434 --> 00:12:19,571 そのように お喜びくださるとは 思えませんでした。 68 00:12:19,571 --> 00:12:21,506 何を申すか。 69 00:12:21,506 --> 00:12:24,910 子を産むことなぞ許されぬ身で…。 70 00:12:24,910 --> 00:12:28,580 全てうまくいく。 71 00:12:28,580 --> 00:12:34,019 朕を信じて 安心して よい子を産め。 72 00:12:34,019 --> 00:12:36,521 お上…。 73 00:12:36,521 --> 00:12:40,025 (一条天皇)少納言。 (ききょう)はっ。 74 00:12:40,025 --> 00:12:43,528 中宮を頼んだぞ。 75 00:12:43,528 --> 00:12:47,228 承知つかまつりましてございます。 76 00:12:50,869 --> 00:12:54,569 [ 心の声 ] 晴明の予言は正しかった。 77 00:12:56,208 --> 00:13:00,208 [ 心の声 ] ならば 生まれるのは皇子か…。 78 00:13:05,717 --> 00:13:12,491 (鳴き声) 79 00:13:12,491 --> 00:13:15,227 (赤染衛門)姫様には 書も和歌も➡ 80 00:13:15,227 --> 00:13:17,162 一とおりのことは お教えいたしました。 81 00:13:17,162 --> 00:13:20,565 これ以上 お教えすることはございませぬ。 82 00:13:20,565 --> 00:13:22,501 (源 倫子)勉学は要らないわ。 83 00:13:22,501 --> 00:13:27,072 何か こう 華やかな艶が欲しいの。 84 00:13:27,072 --> 00:13:29,574 みんなが振り返るような明るさが。 85 00:13:29,574 --> 00:13:37,316 艶と明るさ…。 それは難しゅうございますね。 86 00:13:37,316 --> 00:13:40,185 だから 衛門に頼んでるのではないの。 87 00:13:40,185 --> 00:13:43,522 入内して目立たなければ 死んだも同然。 88 00:13:43,522 --> 00:13:47,192 みんなの注目を集める后でなければ ならないのよ。 89 00:13:47,192 --> 00:13:49,861 はあ…。 90 00:13:49,861 --> 00:13:54,333 衛門 我が家の命運が懸かっているの。 91 00:13:54,333 --> 00:13:57,133 力を貸しておくれ。 92 00:13:59,538 --> 00:14:01,873 はっ。 93 00:14:01,873 --> 00:14:06,745 あの子が興味を持つようなことは 何かないかしら? 94 00:14:06,745 --> 00:14:17,045 帝をお見上げ申し上げる時は まなざしを… 下から上へ。 95 00:14:19,424 --> 00:14:22,124 では どうぞ。 96 00:14:25,564 --> 00:14:29,864 下から上へ…。 97 00:14:31,370 --> 00:14:34,840 よろしいですわ 姫様。 98 00:14:34,840 --> 00:14:39,540 わあ~ きれい。 99 00:14:41,513 --> 00:14:47,213 (倫子)彰子も 「わあ~ きれい」と 声を出して言ってちょうだいよ。 100 00:14:49,388 --> 00:14:53,525 (藤原彰子)わあ~ きれい…。 101 00:14:53,525 --> 00:15:03,535 ♬~ 102 00:15:03,535 --> 00:15:06,204 どう? 衛門の方は。 103 00:15:06,204 --> 00:15:10,876 閨房の心得は 一とおり お伝えいたしました。 104 00:15:10,876 --> 00:15:14,212 何度も うなずいて 聞いておられました。 105 00:15:14,212 --> 00:15:21,553 おとなしい姫様ですが 意外に ご興味がおありだと お察しいたしました。 106 00:15:21,553 --> 00:15:24,456 閨房? 107 00:15:24,456 --> 00:15:27,426 艶をと仰せでしたので。 108 00:15:27,426 --> 00:15:32,664 艶もだけれど まずは 声を出して 笑うようにしてほしいのよ。 109 00:15:32,664 --> 00:15:34,599 声を出す。 声を。 110 00:15:34,599 --> 00:15:38,170 閨房の心得としてのお声については…。 111 00:15:38,170 --> 00:15:41,673 そうではなくて ふだんの声! 112 00:15:41,673 --> 00:15:44,509 閨房は その先のことでしょう。 113 00:15:44,509 --> 00:15:48,847 あっ… お許しくださいませ。 114 00:15:48,847 --> 00:15:53,518 このお役目は 私の任ではございませぬ。 115 00:15:53,518 --> 00:15:55,454 ん~… もう! 116 00:15:55,454 --> 00:16:03,454 物慣れているはずの衛門なのに 閨房以外に 知恵はないの? ああ…。 117 00:16:09,067 --> 00:16:12,871 (いと)まっ 殿様! (藤原宣孝)ああ。 いと 久しぶりじゃのう。 118 00:16:12,871 --> 00:16:14,906 まひろのご機嫌はどうじゃ? 119 00:16:14,906 --> 00:16:18,677 おさみしそうにされておりましたよ。 120 00:16:18,677 --> 00:16:20,677 そうか そうか。 121 00:16:24,883 --> 00:16:27,919 痛っ。 ああ…。 122 00:16:27,919 --> 00:16:30,055 お帰りなさいませ。 123 00:16:30,055 --> 00:16:33,658 喜べ! 11月に行われる賀茂の臨時祭にて➡ 124 00:16:33,658 --> 00:16:37,829 神楽の人長を務めることとなった。 おめでとうございます。 125 00:16:37,829 --> 00:16:42,501 その後 宇佐八幡宮への奉幣使として 豊前にも参る。 126 00:16:42,501 --> 00:16:45,003 11月はお忙しくなりますね。 127 00:16:45,003 --> 00:16:46,938 重いお役目を 2つも。 128 00:16:46,938 --> 00:16:49,841 それもこれも左大臣様のお計らいだ。 129 00:16:49,841 --> 00:16:53,178 まひろのおかげで 俺も大事にされておるのだよ。 130 00:16:53,178 --> 00:16:57,015 ハハハハハハハ! 131 00:16:57,015 --> 00:17:03,788 人生 何が幸いするか分からぬところが 面白いのう。 オホホホホホ! 132 00:17:03,788 --> 00:17:06,324 おお そうじゃ。 133 00:17:06,324 --> 00:17:19,538 よし。 今日の土産は 大和の墨と…。 まあ…。 134 00:17:19,538 --> 00:17:25,877 伊勢の紅である。 135 00:17:25,877 --> 00:17:28,213 そのように あれこれと…。 136 00:17:28,213 --> 00:17:31,116 どこへ行っても お前のことを思うておったゆえ➡ 137 00:17:31,116 --> 00:17:34,819 あっちでも こっちでも 土産を買うてしまったのじゃ。 138 00:17:34,819 --> 00:17:37,155 もったいないことでございます。 139 00:17:37,155 --> 00:17:41,026 おっ たまには 殊勝なことを申すのだな。 140 00:17:41,026 --> 00:17:45,497 ええ 心を入れ替えましたの。 141 00:17:45,497 --> 00:17:52,370 憎まれ口を たたかぬ まひろは 何やら 恐ろしいのう…。 オホホホホホ! 142 00:17:52,370 --> 00:17:54,673 また そのような…。 143 00:17:54,673 --> 00:17:58,310 久しぶりに殿の笑い声を聞けて うれしゅうございます。 144 00:17:58,310 --> 00:18:03,014 あまり人並みになるなよ。 では 時々 人並みになります。 145 00:18:03,014 --> 00:18:06,518 憎まれ口も 時々はよい。 ハハハハハハハ! 146 00:18:06,518 --> 00:18:09,187 心得ました。 147 00:18:09,187 --> 00:18:25,203 ♬~ 148 00:18:25,203 --> 00:18:28,203 [ 心の声 ] 「殿の癖…」。 149 00:18:38,750 --> 00:18:44,155 [ 心の声 ] 「いつも顎を上げて話す。➡ 150 00:18:44,155 --> 00:18:50,028 お酒を飲んで寝ると 時々 息が止まる」。 151 00:18:50,028 --> 00:18:52,028 (いびき) 152 00:18:53,832 --> 00:18:56,167 (いびき) 153 00:18:56,167 --> 00:19:14,867 ♬~ 154 00:19:17,455 --> 00:19:22,193 いと…。 お呼びになりました? 155 00:19:22,193 --> 00:19:25,864 気分が悪いの…。 まあ…。 156 00:19:25,864 --> 00:19:31,036 吐き気がするし… 来るものも来ないし 病かも。 157 00:19:31,036 --> 00:19:33,536 お方様…。 158 00:19:36,007 --> 00:19:38,307 失礼いたします。 159 00:19:45,150 --> 00:19:49,020 それは 病ではございませんよ。 160 00:19:49,020 --> 00:19:52,020 ああ… でも…。 161 00:19:53,825 --> 00:19:58,163 ご懐妊でございます。 162 00:19:58,163 --> 00:20:01,863 障りは 何度 来ておりませんの? 163 00:20:07,839 --> 00:20:15,513 ということは お生まれは 師走の頃でございますね。 164 00:20:15,513 --> 00:20:20,185 懐妊なの? これ…。 165 00:20:20,185 --> 00:20:24,055 お方様のおっしゃることが正しければ…➡ 166 00:20:24,055 --> 00:20:27,859 授かったのは 2月でございますね。 167 00:20:27,859 --> 00:20:30,159 2月…。 168 00:20:37,202 --> 00:20:43,202 殿様のお足が遠のいた頃の ご懐妊ということでございますか…。 169 00:20:49,781 --> 00:20:54,552 このことは 殿様には黙っておきましょう。 170 00:20:54,552 --> 00:20:58,423 黙ったまま いけるところまで いくのでございますよ。 171 00:20:58,423 --> 00:21:03,561 その先は その時その時で考えましょう。 172 00:21:03,561 --> 00:21:08,561 せっかく 殿様と仲直りができたのですもの。 173 00:21:30,588 --> 00:21:32,524 口に合わぬか? 174 00:21:32,524 --> 00:21:36,194 まひろのために求めてきた アユであるぞ。 175 00:21:36,194 --> 00:21:38,894 いかがいたした? 176 00:21:41,533 --> 00:21:45,036 実は 子ができました。 177 00:21:45,036 --> 00:21:47,071 なんと…。 178 00:21:47,071 --> 00:21:52,544 おお この年で また子ができるとは…。➡ 179 00:21:52,544 --> 00:21:55,213 いつ生まれるのじゃ? 180 00:21:55,213 --> 00:21:58,116 恐らく 今年の暮れに…。 181 00:21:58,116 --> 00:22:00,084 暮れか! 182 00:22:00,084 --> 00:22:02,086 今年は 忙しい年になるな。 183 00:22:02,086 --> 00:22:06,724 ああ 暮れは まだ奉幣使として 豊前におるゆえ そばにいてやれぬが➡ 184 00:22:06,724 --> 00:22:10,562 よい子を産めよ。 ハハハハ。 185 00:22:10,562 --> 00:22:26,110 ♬~ 186 00:22:26,110 --> 00:22:32,817 [ 心の声 ] よく気の回る この人が 気付いていないはずはない…。 187 00:22:32,817 --> 00:22:57,542 ♬~ 188 00:22:57,542 --> 00:23:02,714 [ 心の声 ] 気付いていて あえて黙っている夫に➡ 189 00:23:02,714 --> 00:23:09,220 この子は あなたの子ではないと言うのは 無礼すぎる。➡ 190 00:23:09,220 --> 00:23:15,894 さりとて このまま黙っているのも 更に 罪深い…。 191 00:23:15,894 --> 00:23:40,685 ♬~ 192 00:23:40,685 --> 00:23:46,190 はっ! いかがいたした? また気分でも悪いのか? 193 00:23:46,190 --> 00:23:49,861 いえ… 大事ございませぬ。 194 00:23:49,861 --> 00:23:53,197 ああ…。 ああ よかった よかった。 195 00:23:53,197 --> 00:23:59,070 眠ってる間は 気分の悪さも忘れるゆえ 早く寝よ。 196 00:23:59,070 --> 00:24:01,072 はい…。 197 00:24:01,072 --> 00:24:03,708 わしが 背中をさすってやるゆえ。 198 00:24:03,708 --> 00:24:05,743 もったいないことにございます。 199 00:24:05,743 --> 00:24:08,046 もったいないことは なかろう。 200 00:24:08,046 --> 00:24:10,546 俺たちは 夫婦だぞ。 201 00:24:19,757 --> 00:24:24,057 殿…。 ん? 202 00:24:27,065 --> 00:24:30,865 お別れしとうございます。 203 00:24:32,503 --> 00:24:35,173 このような夜更けに そのような話はよせ。 204 00:24:35,173 --> 00:24:38,509 この子は 私 一人で育てます。 何を申すか。 205 00:24:38,509 --> 00:24:42,209 そなたの産む子は 誰の子でも わしの子だ。 206 00:24:47,852 --> 00:24:50,755 一緒に育てよう。 207 00:24:50,755 --> 00:24:53,455 それで よいではないか。 208 00:24:55,526 --> 00:24:58,863 わしと育てるのは 嫌なのか? 209 00:24:58,863 --> 00:25:02,533 いいえ そのような…。 210 00:25:02,533 --> 00:25:08,873 わしのお前への思いは そのようなことで揺るぎはせぬ。 211 00:25:08,873 --> 00:25:14,873 何が起きようとも お前を失うよりはよい。 212 00:25:17,548 --> 00:25:20,218 その子を 慈しんで育てれば➡ 213 00:25:20,218 --> 00:25:26,557 左大臣様は ますます わしを大事にしてくださろう。 214 00:25:26,557 --> 00:25:31,829 この子は わしに福を呼ぶ子やもしれぬ。 215 00:25:31,829 --> 00:25:34,829 持ちつ持たれつじゃ。 216 00:25:41,506 --> 00:25:44,542 一緒になる時 お前は言った。 217 00:25:44,542 --> 00:25:48,279 私は 不実な女であると。 218 00:25:48,279 --> 00:25:53,518 お互いさまゆえ それでよいと わしは答えた。 219 00:25:53,518 --> 00:25:57,518 それは こういうことでもあったのだ。 220 00:25:59,323 --> 00:26:01,859 殿…。 221 00:26:01,859 --> 00:26:07,159 別れるなぞと 二度と申すな。 222 00:26:23,548 --> 00:26:28,219 (倫子)なんて見事な 入内のお道具でございましょう。 223 00:26:28,219 --> 00:26:31,656 彰子の入内は どうしても盛り上げねばならぬ。 224 00:26:31,656 --> 00:26:34,292 まことに。 うむ。 225 00:26:34,292 --> 00:26:38,830 あっ ここに 公卿たちの歌を貼ったら どうであろう? え? 226 00:26:38,830 --> 00:26:43,501 公卿たちが名入りで 歌を献じたことを示せば➡ 227 00:26:43,501 --> 00:26:51,375 帝も 彰子に一目置かれるであろう。 それは ようございますね。 うむ。 228 00:26:51,375 --> 00:26:59,684 ああ 清書は… 行成に頼もう。 229 00:26:59,684 --> 00:27:04,322 さぞや 見事な屏風になりましょう。 うむ。 230 00:27:04,322 --> 00:27:07,522 (藤原斉信)できたぞ。 おっ。 231 00:27:09,861 --> 00:27:12,196 (斉信)これは いい出来だぞ。➡ 232 00:27:12,196 --> 00:27:17,068 「笛竹の よふかき声そ 聞こゆなる➡ 233 00:27:17,068 --> 00:27:21,873 きしの松風 吹きやそふらん」。 234 00:27:21,873 --> 00:27:25,543 (藤原行成)待たされましたぞ。 肝を冷やしました。 235 00:27:25,543 --> 00:27:28,880 (藤原公任)下手な歌を詠んでは 名折れだからな。➡ 236 00:27:28,880 --> 00:27:34,685 「むらさきの 雲とそ見ゆる 藤の花➡ 237 00:27:34,685 --> 00:27:39,490 いかなる宿の しるしなるらん」。 238 00:27:39,490 --> 00:27:42,160 (藤原実資)歌は詠まぬ。 239 00:27:42,160 --> 00:27:45,496 (源 俊賢)そこを なんとか…。 240 00:27:45,496 --> 00:27:54,005 学才並ぶ者なき 中納言様のお歌を 左大臣様は 切にお望みでございます。 241 00:27:54,005 --> 00:27:58,843 公卿が 屏風歌を詠むなぞ ありえぬ。 先例もない。 242 00:27:58,843 --> 00:28:00,778 (オウム)センレイ…。 243 00:28:00,778 --> 00:28:04,315 左大臣家の姫は まだ入内前。 244 00:28:04,315 --> 00:28:09,020 女御にもなっておらぬ者のために 何故 公卿が歌を詠まねばならぬのか。 245 00:28:09,020 --> 00:28:14,826 それは…。 左大臣様は 公と私を混同されておる。 246 00:28:14,826 --> 00:28:16,761 (ため息) 247 00:28:16,761 --> 00:28:19,197 実資殿らしいな。 248 00:28:19,197 --> 00:28:22,533 力及ばず 申し訳ございませぬ。 249 00:28:22,533 --> 00:28:27,205 (行成)御免被ります。 何事だ。 250 00:28:27,205 --> 00:28:33,477 花山院から お歌が送られてまいりました。 251 00:28:33,477 --> 00:28:38,177 そもそも 奇矯なお振る舞いの多い 院ではあられますが…。 252 00:28:44,121 --> 00:28:48,025 左大臣様への おもねりでありましょう。 253 00:28:48,025 --> 00:28:54,165 思惑は どうあれ ありがたく頂戴いたそう。 254 00:28:54,165 --> 00:29:08,179 ♬~ 255 00:29:08,179 --> 00:29:11,479 慎重にな。 (一同)はっ。 256 00:29:13,050 --> 00:29:17,521 道長の思惑どおり この屏風は➡ 257 00:29:17,521 --> 00:29:21,192 公卿の多くが支持していることの 証しとなり➡ 258 00:29:21,192 --> 00:29:27,064 道長の政にも 大きな意味を持つこととなった。 259 00:29:27,064 --> 00:29:29,867 (実資)ほう~。 260 00:29:29,867 --> 00:29:33,471 中納言殿 いかがされましたか? 261 00:29:33,471 --> 00:29:37,808 いやいや 次の陣定にて諮る➡ 262 00:29:37,808 --> 00:29:41,679 新嘗祭のことで…。 ん? 263 00:29:41,679 --> 00:29:45,483 (実資) お忙しそうなので 出直してまいります。 264 00:29:45,483 --> 00:29:48,183 中納言殿。 265 00:29:53,157 --> 00:29:57,495 こちらが 彰子様にお持ちいただく屏風です。 266 00:29:57,495 --> 00:30:02,166 (実資)いやいや… 出来上がったのでございますか。 267 00:30:02,166 --> 00:30:06,003 中納言殿に お歌を頂けなかったのは 残念でありましたが➡ 268 00:30:06,003 --> 00:30:08,839 なんとか仕上がりました。 269 00:30:08,839 --> 00:30:13,177 公任殿の歌は さすがでございますな。 270 00:30:13,177 --> 00:30:18,516 花山院のお歌も こちらに。 271 00:30:18,516 --> 00:30:22,816 ほほう… お~…。 272 00:30:26,390 --> 00:30:33,090 大納言をはじめ 大勢にお歌を頂戴いたしました。 273 00:30:41,739 --> 00:30:48,212 中納言殿が 歌は書かぬと仰せられた時の 自らの信念を曲げず➡ 274 00:30:48,212 --> 00:30:52,550 筋を通されるお姿 感じ入りました。 275 00:30:52,550 --> 00:30:59,223 これからも忌憚なく この道長に ご意見を賜りたく お願いいたす。 276 00:30:59,223 --> 00:31:01,158 いやいや…。 277 00:31:01,158 --> 00:31:03,894 ハハ… 院までもか。 278 00:31:03,894 --> 00:31:05,894 ああ これは これは。 279 00:31:14,538 --> 00:31:22,538 11月1日 彰子が入内した。 280 00:32:01,085 --> 00:32:18,235 (読経) 281 00:32:18,235 --> 00:32:20,905 まだ足りませぬ。 282 00:32:20,905 --> 00:32:22,840 (読経) 283 00:32:22,840 --> 00:32:26,243 ≪(産声) 284 00:32:26,243 --> 00:32:28,913 (藤原隆家)ああ… ハハハハ…。➡ 285 00:32:28,913 --> 00:32:31,816 はあ… うん。 286 00:32:31,816 --> 00:32:36,520 (荒い息遣い) 287 00:32:36,520 --> 00:32:43,394 彰子の入内から6日後 定子は 皇子を産んだ。 288 00:32:43,394 --> 00:32:56,841 ♬~ 289 00:32:56,841 --> 00:32:58,776 中宮は 無事か! 290 00:32:58,776 --> 00:33:04,882 (行成)中宮様も 皇子様も お健やかとのことにございます。 291 00:33:04,882 --> 00:33:10,182 ああ… よかった。 292 00:33:11,755 --> 00:33:14,892 おめでとうございます。 293 00:33:14,892 --> 00:33:21,232 定子… よくやった。 294 00:33:21,232 --> 00:33:24,902 (居貞親王)皇子か…。 295 00:33:24,902 --> 00:33:28,572 祝いの品を手配いたします。 296 00:33:28,572 --> 00:33:34,311 叔父上も痛手でありましょうな。 そのようなことはございませぬ。 297 00:33:34,311 --> 00:33:39,511 叔父上の姫が入内したそうだが これでは意味もない。 298 00:33:41,085 --> 00:33:44,522 意味はございます。 299 00:33:44,522 --> 00:33:47,558 皇子のご誕生で ますます中宮様に傾かれる➡ 300 00:33:47,558 --> 00:33:54,532 帝のお心を おとどめ申すには 私の娘が欠かせませぬ。 301 00:33:54,532 --> 00:33:58,869 そんなに よい女子なのか 彰子とは。 302 00:33:58,869 --> 00:34:01,539 おかげさまで。 303 00:34:01,539 --> 00:34:05,876 (藤原伊周)これで 左大臣も 俺たちを むげにはできまい。➡ 304 00:34:05,876 --> 00:34:11,749 皇子様が 東宮になられれば 再び我らの世となる。 305 00:34:11,749 --> 00:34:16,353 あんまりお急ぎにならないで 兄上。 306 00:34:16,353 --> 00:34:19,890 生まれた皇子様が 東宮になられるということは➡ 307 00:34:19,890 --> 00:34:23,227 帝が ご退位されるということですよ。 308 00:34:23,227 --> 00:34:27,898 帝が退位あそばせば 姉上の力も弱まる。 309 00:34:27,898 --> 00:34:33,170 焦ると よい目は出ないと思うがな~。 310 00:34:33,170 --> 00:34:35,105 何だと? 311 00:34:35,105 --> 00:34:38,105 (定子)けんかしないで。 312 00:34:52,856 --> 00:34:57,856 (藤原詮子)皇子様のご誕生 まことに おめでとうございます。 313 00:34:59,530 --> 00:35:01,465 ありがとうございます。 314 00:35:01,465 --> 00:35:05,202 (詮子) 皇子様は いずれ 東宮となられる身。 315 00:35:05,202 --> 00:35:11,202 お上のように 優れた男子に 育っていただかねばなりませぬ。 316 00:35:13,077 --> 00:35:18,549 朕は 皇子が 私のようになることを望みませぬ。 317 00:35:18,549 --> 00:35:21,885 え? 318 00:35:21,885 --> 00:35:28,225 朕は 己を優れた帝だとも 思ってはおりませぬ。 319 00:35:28,225 --> 00:35:30,160 なんと…。 320 00:35:30,160 --> 00:35:34,164 私が手塩にかけて お育て申し上げたお上です。 321 00:35:34,164 --> 00:35:37,501 優れた帝でないはずはございませぬ。 322 00:35:37,501 --> 00:35:42,172 朕は 中宮一人 幸せにはできぬのですよ。 323 00:35:42,172 --> 00:35:45,009 それは… そもそも あちらの家が…。 324 00:35:45,009 --> 00:35:52,750 朕は 母上の仰せのまま 生きてまいりました。 325 00:35:52,750 --> 00:35:58,856 そして 今 公卿たちに 後ろ指をさされる帝になっております。 326 00:35:58,856 --> 00:36:03,327 ですから それは 伊周らが悪いのです。 327 00:36:03,327 --> 00:36:08,532 中宮も お上のご寵愛をかさに着て いい気になり過ぎたのですよ。 328 00:36:08,532 --> 00:36:11,869 決して お上のせいではございませぬ。 329 00:36:11,869 --> 00:36:21,569 こたびも 母上の仰せのまま 左大臣の娘を女御といたしました。 330 00:36:24,448 --> 00:36:30,220 されど 朕が 女御を いとおしむことはありますまい。 331 00:36:30,220 --> 00:36:35,659 いいかげんに 中宮に 気をお遣いになるのは およしなさいませ。 332 00:36:35,659 --> 00:36:39,163 そういう母上から逃れたくて➡ 333 00:36:39,163 --> 00:36:42,666 朕は 中宮に救いを求め のめり込んでいったのです。 334 00:36:42,666 --> 00:36:45,866 全ては あなたのせいなのですよ! 335 00:36:52,176 --> 00:36:57,047 お待ちください! 336 00:36:57,047 --> 00:37:04,747 お上は そのように この母を見ておられたのですか。 337 00:37:06,724 --> 00:37:09,727 はい。 338 00:37:09,727 --> 00:37:13,464 私が どれだけ…➡ 339 00:37:13,464 --> 00:37:18,035 どれだけ つらい思いで生きてきたか… 私が…。 340 00:37:18,035 --> 00:37:21,071 もうお帰りくださいませ。 341 00:37:21,071 --> 00:37:30,214 私は 父の操り人形で 政の道具で それゆえ 私は…。 342 00:37:30,214 --> 00:37:40,023 ♬~ 343 00:37:40,023 --> 00:37:44,161 朕も…➡ 344 00:37:44,161 --> 00:37:48,161 母上の操り人形でした。 345 00:37:50,501 --> 00:37:58,801 父上から めでられなかった母上の 慰みものでございました。 346 00:38:00,844 --> 00:38:06,517 そのような… 私は…。 347 00:38:06,517 --> 00:38:09,817 女御の顔を見てまいります。 348 00:38:12,856 --> 00:38:17,528 母上のお顔を立てねばなりませぬゆえ。 349 00:38:17,528 --> 00:38:45,155 ♬~ 350 00:38:45,155 --> 00:38:51,028 くしくも その日 入内から間もない彰子は 早くも女御となり➡ 351 00:38:51,028 --> 00:38:55,728 その披露目が 盛大に行われた。 352 00:39:18,055 --> 00:39:24,194 女御の宣旨を賜り ありがたき幸せにございます。 353 00:39:24,194 --> 00:39:29,894 幾久しくよしなに お願い申し上げます。 354 00:39:32,803 --> 00:39:36,103 面を上げよ。 355 00:39:48,352 --> 00:39:55,352 そなたのような幼き姫に このような年寄りですまぬな。 356 00:40:06,169 --> 00:40:10,869 楽しく暮らしてくれれば 朕も うれしい。 357 00:40:12,509 --> 00:40:15,209 はい。 358 00:40:25,856 --> 00:40:32,195 よりにもよって 女御宣下の日に 皇子が生まれるとは。 359 00:40:32,195 --> 00:40:35,866 我が運も傾きかけておる。 360 00:40:35,866 --> 00:40:38,535 (安倍晴明)傾いてはおりません。 361 00:40:38,535 --> 00:40:41,204 何の障りもございませぬ。 362 00:40:41,204 --> 00:40:44,875 このごろ 体調もよくないのだ。 363 00:40:44,875 --> 00:40:52,215 ならば 女御様を中宮になさいませ。 え? 364 00:40:52,215 --> 00:41:03,560 ♬~ 365 00:41:03,560 --> 00:41:09,900 太皇太后 昌子様が 先頃 お隠れになりましたゆえ➡ 366 00:41:09,900 --> 00:41:15,772 皇后の遵子様を 皇太后に祭り上げれば 皇后の座は空きます。 367 00:41:15,772 --> 00:41:19,910 そこに 中宮 定子様を入れ奉り➡ 368 00:41:19,910 --> 00:41:27,610 そして 彰子様が 中宮になられれば 皆も ひれ伏しましょう。 369 00:41:31,855 --> 00:41:35,155 一人の帝に 二人の后なぞありえぬ! 370 00:41:36,727 --> 00:41:40,864 やってしまえば よいのです。 なんということを…。 371 00:41:40,864 --> 00:41:46,203 国家安寧のために あなたは 彰子様を差し出された。 372 00:41:46,203 --> 00:41:52,542 一帝二后は 彰子様のお力をより強めましょう。 373 00:41:52,542 --> 00:41:56,542 左大臣様のお体も回復されます。 374 00:41:59,416 --> 00:42:05,416 一帝二后…。 375 00:42:07,090 --> 00:42:16,767 (読経) 376 00:42:16,767 --> 00:42:23,507 ≪(産声) 377 00:42:23,507 --> 00:42:26,507 お方様…。 378 00:42:30,580 --> 00:43:03,213 ♬~ 379 00:43:03,213 --> 00:43:05,549 「裴楷清通…」。 380 00:43:05,549 --> 00:43:09,219 カタコじゃ。 「賢い子」と書く。 殿! 381 00:43:09,219 --> 00:43:12,122 人の思いと行いは 裏腹にございます。 382 00:43:12,122 --> 00:43:15,559 お覚悟をお決めくださいませ。 だよね。 383 00:43:15,559 --> 00:43:17,894 うちで お倒れになれば よいのに…。 384 00:43:17,894 --> 00:43:21,231 (2人)いつも いつも。 (笑い声) 385 00:43:21,231 --> 00:43:23,567 あ~っ! 386 00:43:23,567 --> 00:43:26,267 まひろ…。 逝かないで…。 387 00:43:33,877 --> 00:43:38,548 京都の西山に鎮座する大原野神社。 388 00:43:38,548 --> 00:43:43,420 春日大社の分社で 藤原氏ゆかりの神社です。 389 00:43:43,420 --> 00:43:50,894 藤原彰子は 入内後 父 道長や紫式部らと共に参詣し➡ 390 00:43:50,894 --> 00:43:57,234 その行列は 大変 華やかだったと伝えられています。 391 00:43:57,234 --> 00:44:02,072 道長が 娘のために用意した屏風の様を➡ 392 00:44:02,072 --> 00:44:07,878 鎌倉時代の「山水屏風」から うかがうことができます。 393 00:44:07,878 --> 00:44:15,919 現存する最古の大和絵屏風で 歌を書きつける色紙形も残っています。 394 00:44:15,919 --> 00:44:21,391 「源氏物語絵巻」には ふすまや屏風に色紙を貼り➡ 395 00:44:21,391 --> 00:44:25,262 飾っていた様子が描かれています。 396 00:44:25,262 --> 00:44:29,132 飛香舎は 彰子の御殿です。 397 00:44:29,132 --> 00:44:35,071 現在の京都御所に 平安の伝統にのっとり復元されています。 398 00:44:35,071 --> 00:44:41,545 庭に藤の木が植えられたことから 藤壺と呼ばれました。 399 00:44:41,545 --> 00:44:45,415 藤原公任が詠んだ入内屏風の歌。 400 00:44:45,415 --> 00:44:51,221 藤原氏を象徴する藤の花を題材に 詠んでいます。 401 00:44:51,221 --> 00:44:58,221 彰子の入内は 道長の地位を より高みへと押し上げていくのです。 402 00:45:33,129 --> 00:45:35,129 ほら 道を空けろ。 403 00:45:37,067 --> 00:45:41,204 (史織)若様 間もなく東照宮でございます。 404 00:45:41,204 --> 00:45:43,874 (伝左衛門)月々のご参詣➡ 405 00:45:43,874 --> 00:45:51,214 東照大権現様が さぞ お喜びでございましょう。 406 00:45:51,214 --> 00:45:53,514 (小五郎)ああ。 407 00:45:55,085 --> 00:46:00,557 ≪(子供たち) ♬「とおりゃんせ とおりゃんせ」