1 00:00:02,202 --> 00:00:09,610 平安時代 「源氏物語」のほかにも 華やかな装飾本が作られていました。 2 00:00:09,610 --> 00:00:16,483 白河法皇に献上されたと伝わる 「三十六人家集」。 3 00:00:16,483 --> 00:00:21,955 金や銀がちりばめられ さまざまな色に染められています。 4 00:00:21,955 --> 00:00:27,661 中でも 紫は 高貴な色とされてきました。 5 00:00:32,299 --> 00:00:35,135 この辺りは 「万葉集」の歌にも詠まれ➡ 6 00:00:35,135 --> 00:00:40,641 染料になる植物 紫草の 栽培地だったといわれています。 7 00:00:40,641 --> 00:00:46,980 しかし 現在 紫草は 絶滅危惧種となっています。 8 00:00:46,980 --> 00:00:50,851 この地域では 自生種の種をもとに➡ 9 00:00:50,851 --> 00:00:56,990 20年以上前から 栽培の普及に取り組んできました。 10 00:00:56,990 --> 00:01:01,762 染料となる紫根は とても貴重なもので➡ 11 00:01:01,762 --> 00:01:07,267 文献に記された材料をもとに 古代の紫根染めを再現したところ➡ 12 00:01:07,267 --> 00:01:11,271 大変 手間のかかることも分かりました。 13 00:01:13,140 --> 00:01:17,778 貴族たちの憧れの色だった紫。 14 00:01:17,778 --> 00:01:22,416 「源氏物語」には 紫が 度々登場することから➡ 15 00:01:22,416 --> 00:01:27,220 「紫の物語」ともいわれたのです。