1 00:00:04,605 --> 00:00:11,478 藤原為時の赴任地 越後国府があったといわれる地です。 2 00:00:11,478 --> 00:00:17,951 息子の藤原惟規は 越後で亡くなりました。 3 00:00:17,951 --> 00:00:20,287 その辞世の歌には➡ 4 00:00:20,287 --> 00:00:25,959 都にいる 恋しい人たちへの 思いが 込められています。 5 00:00:25,959 --> 00:00:30,831 都での惟規は 大学寮で学んだ後➡ 6 00:00:30,831 --> 00:00:38,972 文官として 少納言に相当する 従五位下にまで出世しました。 7 00:00:38,972 --> 00:00:44,645 「今昔物語集」にある 惟規の説話。 8 00:00:44,645 --> 00:00:47,447 斎王に仕える恋人に会うため➡ 9 00:00:47,447 --> 00:00:52,653 賀茂斎院に忍び込み 閉じ込められたというものです。 10 00:00:52,653 --> 00:00:59,993 その時 詠んだ歌に 斎王が感心したと 語られています。 11 00:00:59,993 --> 00:01:06,600 勅撰集に選ばれるほど 歌の才能があった惟規。 12 00:01:06,600 --> 00:01:12,472 「後拾遺和歌集」に 越後へ向かう時に詠んだ歌があります。 13 00:01:12,472 --> 00:01:18,278 都から離れ難い思いを したためた惟規ですが➡ 14 00:01:18,278 --> 00:01:24,484 再び 都の地を踏むことは かなわなかったのです。