1 00:00:02,202 --> 00:00:14,615 ♬~ 2 00:00:14,615 --> 00:00:23,323 ♬「君が跳んだ 水たまりへと」 3 00:00:23,323 --> 00:00:27,628 ♬「街の翳が」 4 00:00:27,628 --> 00:00:31,965 ♬「雪崩れてゆくよ」 5 00:00:31,965 --> 00:00:35,836 ♬「手のひらの上に」 6 00:00:35,836 --> 00:00:40,641 ♬「太陽を乗せて」 7 00:00:40,641 --> 00:00:51,285 ♬「心の暗がり照らし出しておくれ」 8 00:00:51,285 --> 00:00:55,989 ♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」 9 00:00:55,989 --> 00:01:00,394 ♬「雨上がりの少女」 10 00:01:00,394 --> 00:01:04,264 ♬「Dreaming Girl 君と」 11 00:01:04,264 --> 00:01:08,602 ♬「めぐり逢えた」 12 00:01:08,602 --> 00:01:13,106 ♬「素敵な奇跡」 13 00:01:13,106 --> 00:01:20,280 ♬「Dreaming Girl」 14 00:01:20,280 --> 00:01:22,616 (あづさ)はあ… おはよう。 (のぞみ)おはよう。 15 00:01:22,616 --> 00:01:26,420 はい リキ~。 ちょっと お口 あ~んしてごらん。あ~ん。 16 00:01:26,420 --> 00:01:30,791 あ~ だいぶ よくなった。 もう大丈夫ね。 よし。 17 00:01:30,791 --> 00:01:35,662 (リキ)<どうやら のぞみ嬢ちゃんは あづさ先生と 赤ゲンとの仲を➡ 18 00:01:35,662 --> 00:01:38,665 ちっとばかし 疑っているのです> 19 00:01:38,665 --> 00:01:43,136 どうしたの? ううん。 20 00:01:43,136 --> 00:01:45,973 さてと! 21 00:01:45,973 --> 00:01:50,310 頂きま~す! (うらら)のぞみは偉えない。 22 00:01:50,310 --> 00:01:53,313 いつだって元気な声だわ。 空元気よ。 23 00:01:53,313 --> 00:01:56,183 いや~ なかなか できるっつうもんではねえぞい。 なあ? 24 00:01:56,183 --> 00:01:58,185 (薫乃)本当。 助かるわ。 25 00:01:58,185 --> 00:02:00,120 やだ。 そんな。 26 00:02:00,120 --> 00:02:04,825 さあ のぞみの元気にならって 大掃除を始めようかしら。 27 00:02:04,825 --> 00:02:07,728 んだ。 きれいにしなくちゃ。んだ。 28 00:02:07,728 --> 00:02:11,264 私も 精いっぱい 手伝うから 大掃除すっぺよ。 29 00:02:11,264 --> 00:02:14,601 こういう時こそ きれいにしましょ。 体を動かしましょう。 30 00:02:14,601 --> 00:02:20,273 んだ。 天気いいうちに 窓をやっちまって…。 31 00:02:20,273 --> 00:02:24,945 そうですね。 確か 換気扇も 汚れてるはずなんですよ。 32 00:02:24,945 --> 00:02:30,617 あら これは あんた 磨き粉でねくちゃ 取れねえべよ。(薫乃)そうね。 33 00:02:30,617 --> 00:02:34,421 何? ううん。 34 00:02:34,421 --> 00:02:37,124 何か お母さん 若返ったかなあ なんて。 35 00:02:37,124 --> 00:02:40,794 若返るわけないでしょう。 達也のことで寝不足なのよ。 36 00:02:40,794 --> 00:02:45,966 もう お肌 ボロボロ。 そうかなあ?いや 見ないで 見ないで。 37 00:02:45,966 --> 00:02:48,001 えっ 赤ちゃん!? 38 00:02:48,001 --> 00:02:51,138 (優)まだ 分かんないんだぞ。 だから 診てもらいに行くんだからな。 39 00:02:51,138 --> 00:02:53,640 (桃子)もう心配性なんだから。 おめでとう! 40 00:02:53,640 --> 00:02:56,543 ありがとう。 おい こら~。 まだ 確実じゃないっつってるだろ。 41 00:02:56,543 --> 00:02:59,146 いいじゃない のぞみちゃんにはね。 まあ いいけどさ。 42 00:02:59,146 --> 00:03:02,749 でも よかったね。 (優)ああ…。 あっ でも➡ 43 00:03:02,749 --> 00:03:05,585 義姉さんや おふくろには まだ言うなよ。 えっ どうして? 44 00:03:05,585 --> 00:03:10,090 いや ほら 達也のことが はっきりしてから 俺の口から言うから。 45 00:03:10,090 --> 00:03:12,993 そうしないと ほら あの人たち 頭 こんがらがっちゃうから。 46 00:03:12,993 --> 00:03:17,397 分かった。 楽しみは あとに残しとくのね。 ああ そういうことだ。 47 00:03:17,397 --> 00:03:19,933 俺たち もう行くけど のぞみ どうすんの? 48 00:03:19,933 --> 00:03:24,438 あっ 私も出かける。 ちょっと寄っただけだから。 49 00:03:43,623 --> 00:03:45,926 (星野)先生 いないよ。 50 00:03:48,495 --> 00:03:51,965 どちらへ 行かれたんですか? 俺に言うわけないじゃない。 51 00:03:51,965 --> 00:03:55,802 弁護士の守秘義務に 違反することになっちゃうよ。はあ。 52 00:03:55,802 --> 00:03:58,138 でも 「昼までには戻る」って 言ってたから➡ 53 00:03:58,138 --> 00:04:04,244 君の弟の件で 何か 調べに行ったんじゃないの?はあ。 54 00:04:04,244 --> 00:04:07,748 座ったら? 君が立ってると気になるから。 55 00:04:09,583 --> 00:04:12,486 いいんですか? 先生のデスク 座っちゃって。 56 00:04:12,486 --> 00:04:16,456 (星野)駄目? 別に 私は構いませんけど。 57 00:04:16,456 --> 00:04:19,259 留守中に 勝手に 人のデスク使ってるのって➡ 58 00:04:19,259 --> 00:04:21,194 あんまり気持ちいいもんじゃないと 思いますけど。 59 00:04:21,194 --> 00:04:24,931 敬意があれば いいでしょう。 えっ? 60 00:04:24,931 --> 00:04:27,267 俺 あの人 尊敬してるんだよ。➡ 61 00:04:27,267 --> 00:04:30,270 今どき 珍しいぜ。 誰かを尊敬できるなんて。➡ 62 00:04:30,270 --> 00:04:32,405 俺だって初めてだもん。➡ 63 00:04:32,405 --> 00:04:37,110 だから 尊敬してる人には どう甘えたっていいと思ってるんだ。 64 00:04:37,110 --> 00:04:39,045 勝手な理屈。 そう? 65 00:04:39,045 --> 00:04:42,282 じゃあ 一体 どこを どう 尊敬してるんですか? 66 00:04:42,282 --> 00:04:47,154 (星野)そんなこと ペラペラ 言うもんじゃないよ。ごまかして。 67 00:04:47,154 --> 00:04:49,156 (ドアが開く音) 68 00:04:49,156 --> 00:04:51,958 こんにちは。 (赤松)おう どうした? 69 00:04:51,958 --> 00:04:55,295 いえ…。 「いえ」って 何だ? 70 00:04:55,295 --> 00:04:59,633 あの… 何か 達也のことで お手伝いできないかと思って。 71 00:04:59,633 --> 00:05:02,903 ないな。 あの… 私 何でもやります。 72 00:05:02,903 --> 00:05:07,741 じっとしてられないんです。 これから 接見に行くんだ。 73 00:05:07,741 --> 00:05:12,245 そうですか。 おう。 一緒に行くか?えっ? 74 00:05:12,245 --> 00:05:15,081 俺と一緒に行ったら すぐ面会できるぞ。 いいんですか? 75 00:05:15,081 --> 00:05:18,118 ああ。 一緒に来たらいい。 お願いします! 76 00:05:18,118 --> 00:05:20,253 ああ。 77 00:05:20,253 --> 00:05:23,924 血液検査の結果 随分 悪くなってるもの。 78 00:05:23,924 --> 00:05:26,960 こんなになるまで ほっとくなんて。 ねえ かわいそうねえ。 79 00:05:26,960 --> 00:05:29,095 (恭子)そうですね。 (あづさ)これじゃ よくなるまで➡ 80 00:05:29,095 --> 00:05:31,398 随分 時間かかるわね。 よしよし…。 81 00:05:31,398 --> 00:05:40,774 (うらら) ♬「夜の波止場にゃ だれもいない…」 82 00:05:40,774 --> 00:05:51,785 ♬「霧に ブイの灯…」 ♬「泣くばかり…」 83 00:05:51,785 --> 00:05:55,121 ヘッ いいない。 84 00:05:55,121 --> 00:05:58,792 私も 泣きたいわ。 なじょしたんだい? 85 00:05:58,792 --> 00:06:03,230 もう 胸には しまっておれません。 86 00:06:03,230 --> 00:06:08,101 うららさん 聞いてくださいます? 何? 87 00:06:08,101 --> 00:06:12,239 あづささんが頼みに行った 弁護士の赤松さん…。 88 00:06:12,239 --> 00:06:15,742 桂子さんの婚約者だった人なんです。 89 00:06:15,742 --> 00:06:18,645 桂子さんて… もしかして あのがい? 90 00:06:18,645 --> 00:06:23,917 そうです。 達也を産んだ 桂子さん。 ええ~っ!? 91 00:06:23,917 --> 00:06:28,388 ご存じかもしれませんけど 赤松さんと桂子さんは➡ 92 00:06:28,388 --> 00:06:33,894 あづささんを介して 知り合ったんです。 ああ…。 93 00:06:35,595 --> 00:06:41,101 桂子さんは あづさと 中学ん時の同級生だがんない。 94 00:06:41,101 --> 00:06:46,973 当時 赤松さんは弁護士さんじゃなく 検事さんを目指して勉強中で➡ 95 00:06:46,973 --> 00:06:50,810 その勤務が決まったら 籍を入れるという約束で➡ 96 00:06:50,810 --> 00:06:53,280 桂子さんと婚約をしてたんです。 97 00:06:53,280 --> 00:06:56,116 検事さんを? ええ。 98 00:06:56,116 --> 00:07:02,355 2人は とっても仲がよくて よく うちへ遊びに来て➡ 99 00:07:02,355 --> 00:07:07,227 徹や あづささんと一緒に お食事をしたもんなんです。 100 00:07:07,227 --> 00:07:15,902 それが… 何があったのか どうして そういうことになったのか…。 101 00:07:15,902 --> 00:07:23,576 徹のバカは 桂子さんと 間違いを犯してしまったんです。 102 00:07:23,576 --> 00:07:27,914 いよいよ 赤松さんが 検察庁に配属されて➡ 103 00:07:27,914 --> 00:07:32,252 来月 結婚式をしよう って時になって…。 104 00:07:32,252 --> 00:07:39,926 桂子さんの おなかが… 大きくなって…。 105 00:07:39,926 --> 00:07:48,935 それが 徹の子と知って もちろん 赤松さんは婚約を解消しました。 106 00:07:48,935 --> 00:07:55,809 それっきり あづささんとも 徹とも 連絡は とってないと聞いてました。 107 00:07:55,809 --> 00:07:58,645 ああ…。 108 00:07:58,645 --> 00:08:01,514 でも 赤松さんっつう人にしたら 達也は…。 109 00:08:01,514 --> 00:08:06,219 決して会いたくない 顔も見たくない子だと思いますよ。 110 00:08:06,219 --> 00:08:10,090 そだ。 自分を裏切った婚約者と親友との間に➡ 111 00:08:10,090 --> 00:08:13,360 出来た子供ですからね。 112 00:08:13,360 --> 00:08:16,896 だから 心配してたんですよ。 113 00:08:16,896 --> 00:08:21,368 優秀な弁護士さんになってるとは 風のうわさには聞いてましたけど➡ 114 00:08:21,368 --> 00:08:25,739 よりによって どうして 今頃 あづささんが➡ 115 00:08:25,739 --> 00:08:28,575 赤松さんに頼みに行ったのか…。 116 00:08:28,575 --> 00:08:32,912 あづささんにしたって 赤松さんに 会いたくないはずですもの。 117 00:08:32,912 --> 00:08:37,384 あづさには 聞いてねえのかい? 聞けません。 118 00:08:37,384 --> 00:08:42,088 「聞けません」って あんた また そだ ウジウジしたことを! 119 00:08:42,088 --> 00:08:47,260 どうせ 私は ウジウジしてますよ。 でもね うららさん 私にしてみたら➡ 120 00:08:47,260 --> 00:08:51,097 こうして こうして こうやって…➡ 121 00:08:51,097 --> 00:08:56,770 古傷を ほじくるような ものなんですもの~。 122 00:08:56,770 --> 00:09:02,042 ねえ うららさん 聞いてもらえません? 123 00:09:02,042 --> 00:09:05,545 (ドアが開く音) 座って。 124 00:09:07,547 --> 00:09:10,250 時間は 15分でお願いします。 125 00:09:12,419 --> 00:09:15,422 オッス! 126 00:09:15,422 --> 00:09:19,559 (赤松)君のことが心配で じっとしとれんそうだ。 127 00:09:19,559 --> 00:09:21,561 元気? 128 00:09:29,569 --> 00:09:34,374 何だか… 私 腹が立ってきた。 129 00:09:34,374 --> 00:09:38,244 無性に腹が立ってきた! 何で!? 何で お姉ちゃんが➡ 130 00:09:38,244 --> 00:09:41,081 達也に こんなに気を 遣わなきゃいけないの? 131 00:09:41,081 --> 00:09:44,584 ないしょで バイトして 勝手に捕まったの 達也じゃないの。 132 00:09:44,584 --> 00:09:49,456 それを 何 ひねくれたんだか… 黙り通して みんなを心配させて! 133 00:09:49,456 --> 00:09:54,761 赤松先生に 「やってない」って 言ったらしいけど… 本当ね? 134 00:09:54,761 --> 00:09:57,397 本当に やってないのね!? 135 00:09:57,397 --> 00:10:00,266 (達也)やってないよ。 136 00:10:00,266 --> 00:10:03,603 だったら さっさと そう 言えばいいじゃないのよ! 137 00:10:03,603 --> 00:10:09,409 何 甘えてんのよ。 お母さんも おばあちゃんも 心配して心配して➡ 138 00:10:09,409 --> 00:10:14,247 シワ増えちゃったかも しれないんだからね! 139 00:10:14,247 --> 00:10:18,251 私 こんなに腹が立ったの 生まれて初めてよ。 140 00:10:21,988 --> 00:10:26,426 俺だって… 俺だって 腹が立ってるよ。 141 00:10:26,426 --> 00:10:30,797 何に 腹が立った? (達也)俺にだよ。 142 00:10:30,797 --> 00:10:34,300 「俺」って自分のことか? 143 00:10:34,300 --> 00:10:41,307 ああ。 やってもいないのに 逮捕なんかされた自分に腹が立つんだよ。 144 00:10:43,977 --> 00:10:48,648 俺は バイトした金で 革ジャン 買ったんだ。 145 00:10:48,648 --> 00:10:51,551 そうか。 146 00:10:51,551 --> 00:10:58,324 前の夜 店で 金が盗まれたって 店長が騒いでたのは知ってたけど…。 147 00:10:58,324 --> 00:11:03,163 俺が やったんじゃないから 早く出てくればいいなって。 148 00:11:03,163 --> 00:11:08,601 でも 金は 明くる日 俺のロッカーから出てきたんだ。 149 00:11:08,601 --> 00:11:12,939 「違う」って言ったけど… 店長 「やっぱり」って。 150 00:11:12,939 --> 00:11:16,276 やっぱり? 151 00:11:16,276 --> 00:11:23,049 「やっぱり 問題 起こしやがったか。 やっぱりな」。 あいつ そう言ったんだ。 152 00:11:23,049 --> 00:11:26,920 (赤松)どうして 「やっぱり」なんだ? 153 00:11:26,920 --> 00:11:29,622 (達也)「家に問題あるからだ」と…。➡ 154 00:11:29,622 --> 00:11:34,494 「親父が 愛人はらませて 失踪するような人間だからだ」と…。 155 00:11:34,494 --> 00:11:39,632 どうして 店長が 君の家のことを 知っているんだ? 156 00:11:39,632 --> 00:11:43,970 俺が話したんだよ。 いい人だと思ってたし。➡ 157 00:11:43,970 --> 00:11:48,141 「バイト代ためて 革ジャン買うんだ」って 言った時も➡ 158 00:11:48,141 --> 00:11:52,011 「そんなバカなことできんの 若い時だけだから➡ 159 00:11:52,011 --> 00:11:55,315 思い切って 高いの買えよ」 って言ってくれたんだ。 160 00:11:55,315 --> 00:11:59,185 俺… 逃げてんのかもしんないけど…➡ 161 00:11:59,185 --> 00:12:03,122 何で 大学受けるのか 分かんなくて…。 162 00:12:03,122 --> 00:12:08,261 とにかく ワ~ッと 体 動かして バイトでもしてえと思ってたから➡ 163 00:12:08,261 --> 00:12:12,131 すげえ 一生懸命 働いたんだ。 そしたら あいつ➡ 164 00:12:12,131 --> 00:12:17,270 「お前は どこ行っても  やっていける」って言ってくれて…。 165 00:12:17,270 --> 00:12:24,611 なのに 「やっぱり」だもんな。 達也…。 166 00:12:24,611 --> 00:12:29,482 俺… 誰が やったかなんて どうでもよかった。 それより➡ 167 00:12:29,482 --> 00:12:36,956 あの 「やっぱり」っていうの聞いた時 何か もう すげえバカバカしくなってさ➡ 168 00:12:36,956 --> 00:12:41,628 警察に 何 聞かれたって 絶対 しゃべるかって思ったんだ。 169 00:12:41,628 --> 00:12:46,499 そうか…。 170 00:12:46,499 --> 00:12:50,303 結局 しゃべっちゃった。 171 00:12:50,303 --> 00:12:56,643 あんたの言うとおり 俺も しゃべりたかったのかな? 172 00:12:56,643 --> 00:12:58,645 達也…。 173 00:13:02,915 --> 00:13:05,251 (はなをすする音) 174 00:13:05,251 --> 00:13:09,756 すみません。 私 一回泣き出すと なかなか泣きやまなくて。 175 00:13:09,756 --> 00:13:13,092 母親に似たんだな。 えっ? 176 00:13:13,092 --> 00:13:16,129 君のお母さんも よく泣いたよ。 177 00:13:16,129 --> 00:13:21,768 あっ 母がですか? うん。 悲しい映画を見ては 泣き➡ 178 00:13:21,768 --> 00:13:24,804 友達が失恋したと言っては 泣き…。 179 00:13:24,804 --> 00:13:28,641 いや~ でもね 今の君のレベルじゃないぞ。 180 00:13:28,641 --> 00:13:33,479 大声で オンオン泣くんだ。 オットセイみたいに。 ハハハハ…。 181 00:13:33,479 --> 00:13:37,784 母… 今まで そんなふうに 泣いたことありません。 182 00:13:37,784 --> 00:13:43,656 あっ そう。 じゃあ 変わったんだ。 人は変わるって言うからな。 183 00:13:43,656 --> 00:13:46,793 あの 赤松さん…。 ⚟(真鍋)いいかげんにしなさい!➡ 184 00:13:46,793 --> 00:13:49,829 さあ 早く帰んなさい。 ああ… どうしたんですか? 185 00:13:49,829 --> 00:13:52,298 あっ 先生 まだ いらしたんですか。 はい。 186 00:13:52,298 --> 00:13:54,634 いや~ 達也君の関係者というのが 来てましてね。 187 00:13:54,634 --> 00:13:57,303 ちょっと すみません。 お願いしますよ。 はあ。 188 00:13:57,303 --> 00:13:59,238 (真鍋)この子なんですけどねえ。 189 00:13:59,238 --> 00:14:02,141 真紀ちゃん! (真鍋)知り合いなの? 190 00:14:02,141 --> 00:14:05,111 はい。 達也の… 弟の…。 191 00:14:05,111 --> 00:14:09,749 婚約者だって言うんだけど 本当? ええ そうなる可能性もないとは…。 192 00:14:09,749 --> 00:14:12,085 (真紀)ほら! じゃあ ちょっと説得してよ。 193 00:14:12,085 --> 00:14:14,387 「手作りのクリスマスケーキ  持ってきたから 差し入れてくれ」って➡ 194 00:14:14,387 --> 00:14:17,256 聞かないんだよ。 (真紀)お姉さん! 刑事さんたら➡ 195 00:14:17,256 --> 00:14:20,760 「毒でも入ってたら どうするんだ」って 言うんですよ。 ひどいでしょ!? 196 00:14:20,760 --> 00:14:22,695 (赤松)やめとけ! えっ? 197 00:14:22,695 --> 00:14:26,999 食べ物は 規則で禁止だ。 ここでは 規則は絶対だ。 198 00:14:31,404 --> 00:14:34,607 しょうがないでしょ。 実の母が作った お弁当だって➡ 199 00:14:34,607 --> 00:14:38,478 入れてもらえなかったんだから。 (真紀)せっかく作ったのに…。 200 00:14:38,478 --> 00:14:44,784 よ~し せっかく作ったんなら そいつを達也のために役に立ててみるか。 201 00:14:44,784 --> 00:14:47,687 えっ? どういうことですか? 202 00:14:47,687 --> 00:14:52,191 ああ? うん。 よ~し…。