1 00:00:02,687 --> 00:00:04,623 ぎっくり腰…。 2 00:00:04,623 --> 00:00:06,558 大丈夫? 動ける? ああ~! 3 00:00:06,558 --> 00:00:11,558 衰えちゃってますね 足腰も。 うそ…。 4 00:00:19,704 --> 00:00:22,704 ああ~! すいません…。 5 00:00:33,618 --> 00:00:37,589 小説 漫画 エッセイなどなど➡ 6 00:00:37,589 --> 00:00:41,226 本の中には 時に さまざまな料理が現れ➡ 7 00:00:41,226 --> 00:00:44,462 私たちの食欲を かきたててくれる。 8 00:00:44,462 --> 00:00:48,162 そんな二次元グルメを形にするのが… 9 00:00:52,571 --> 00:00:54,873 さて今回は 一体➡ 10 00:00:54,873 --> 00:00:57,673 どんな二次元グルメが 出来上がるのか? 11 00:01:04,449 --> 00:01:07,449 (鼻歌) 12 00:01:12,557 --> 00:01:14,557 (杉田賢治)ただいま~。 13 00:01:16,761 --> 00:01:24,135 (包丁を研ぐ音) 14 00:01:24,135 --> 00:01:26,104 スミレちゃん? 15 00:01:26,104 --> 00:01:29,474 (包丁を研ぐ音) 16 00:01:29,474 --> 00:01:31,474 どうしたの? 17 00:01:38,817 --> 00:01:42,387 あぁっ… 許して下さい! ひっ ひっ…。 18 00:01:42,387 --> 00:01:45,190 (倉田スミレ)ケンちゃん おかえり。 えっ!? えっ!? 19 00:01:45,190 --> 00:01:47,790 包丁の切れが悪くなったみたい。 20 00:01:50,662 --> 00:01:55,367 も~! 電気もつけずに 怖いよ スミレちゃん! 21 00:01:55,367 --> 00:01:57,669 つい夢中になっちゃって。 22 00:01:57,669 --> 00:02:01,273 大体の食材は切ってあるから あと お願いしていい? 23 00:02:01,273 --> 00:02:03,275 うん 分かった。 24 00:02:03,275 --> 00:02:07,979 でも その前に お帰りの ん~…。 25 00:02:07,979 --> 00:02:11,316 どうぞ。 お~ プラスチック製。 26 00:02:11,316 --> 00:02:24,716 ♬~ 27 00:02:33,238 --> 00:02:49,487 ♬~ 28 00:02:49,487 --> 00:02:52,357 (梅ちゃん)買ってきました。 29 00:02:52,357 --> 00:02:54,292 (真田 錦)ありがとう。 30 00:02:54,292 --> 00:02:58,029 (山田二郎)さすが梅ちゃん 優秀なアシスタントだねぇ。 31 00:02:58,029 --> 00:03:00,429 インク買ってきただけですけど。 32 00:03:03,001 --> 00:03:06,338 何だか上機嫌ですね。 分かる? 33 00:03:06,338 --> 00:03:09,774 今日は余裕持って 締め切りに間に合いそうなんだ。 34 00:03:09,774 --> 00:03:11,843 いいか 君たち 漫画家たるもの➡ 35 00:03:11,843 --> 00:03:14,346 締め切りに遅れるなんて もってのほか。 36 00:03:14,346 --> 00:03:18,783 連載に穴をあけるなんて プロ 失格だ! 肝に銘じておくように。 37 00:03:18,783 --> 00:03:20,719 当たり前なんですけどね。 38 00:03:20,719 --> 00:03:23,021 お前だって さっきから 顔ニヤついてるぞ。 39 00:03:23,021 --> 00:03:25,924 分かります? ハハハッ。 40 00:03:25,924 --> 00:03:31,324 ついに この時がきたんだな。 桜田の鼻をあかす この時が…。 41 00:03:33,598 --> 00:03:36,434 (鼻をすする音) えっ? 42 00:03:36,434 --> 00:03:39,904 泣いてるんですか? 43 00:03:39,904 --> 00:03:42,807 いやいや 笑ってるんですか? 44 00:03:42,807 --> 00:03:45,807 え~と ちょ… 梅ちゃん。 45 00:03:49,581 --> 00:03:52,517 どうしたの? 46 00:03:52,517 --> 00:03:55,387 ちょっと梅ちゃん もしかして信じてない? 47 00:03:55,387 --> 00:03:59,391 ほら ここまで描けてんだからさ。 48 00:03:59,391 --> 00:04:02,160 ん? (雷鳴) 49 00:04:02,160 --> 00:04:06,164 あ~… 降り出しそうですね。 (雷鳴) 50 00:04:06,164 --> 00:04:08,600 なに 雨の心配してたの? 51 00:04:08,600 --> 00:04:13,004 もう せっかく締め切りに間に合う んだからさ もっと スマイル スマイル! 52 00:04:13,004 --> 00:04:16,207 よし 最後の仕上げに 取りかかるぞ。 はい! 53 00:04:16,207 --> 00:04:21,407 (雷鳴と風音) 54 00:04:22,981 --> 00:04:25,750 グルメ漫画家になるはずが どういうわけか➡ 55 00:04:25,750 --> 00:04:30,050 少女漫画を描く事に なってしまった 2人組の漫画家。 56 00:04:33,124 --> 00:04:36,961 締め切りに追われると 決まって2人は現実逃避。 57 00:04:36,961 --> 00:04:41,933 本の中に登場する 魅力的な 二次元グルメを作ってしまう。 58 00:04:41,933 --> 00:04:45,433 「本棚食堂」 これよりオープン! 59 00:04:47,272 --> 00:05:02,687 (雷鳴と雨音) 60 00:05:02,687 --> 00:05:05,156 だいぶ強くなってきましたね。 61 00:05:05,156 --> 00:05:09,994 だろ? この時のふうかは 強いキャラでいこうと思ったんだよ。 62 00:05:09,994 --> 00:05:13,498 じゃなくて 雨ですよ 雨。 63 00:05:13,498 --> 00:05:15,567 ああ ほんとだ。 64 00:05:15,567 --> 00:05:19,270 締め切りに間に合う事しか 頭にないんだから。 65 00:05:19,270 --> 00:05:25,076 [スピーカ] 66 00:05:25,076 --> 00:05:27,512 [スピーカ] 鬼からだ! 67 00:05:27,512 --> 00:05:31,716 もしもし! お疲れ様です。 あ 何時頃 来れそうですかね? 68 00:05:31,716 --> 00:05:36,121 こっちは いつ来てもらっても 大丈夫で… え? 69 00:05:36,121 --> 00:05:39,557 はい… はい…。 70 00:05:39,557 --> 00:05:42,957 あ… 分かりました。 はい。 71 00:05:44,496 --> 00:05:48,600 どうしたんですか? 雨で電車が止まって遅れるって。 72 00:05:48,600 --> 00:05:51,503 は~… この雨ですもんね。 73 00:05:51,503 --> 00:05:56,040 ちくしょ~ せっかく間に合いそう なのに これじゃ意味ねえじゃん! 74 00:05:56,040 --> 00:05:59,377 しょうがないですよ。 お前だって悔しくねえのかよ。 75 00:05:59,377 --> 00:06:01,913 こんな日 年に一回あるかないかだぞ。 76 00:06:01,913 --> 00:06:05,550 偉そうに言う事じゃないでしょ。 77 00:06:05,550 --> 00:06:08,553 (雷鳴) 78 00:06:08,553 --> 00:06:11,222 あ~ 荒れてきましたね。 79 00:06:11,222 --> 00:06:14,592 今のは俺の怒りだ。 は? 80 00:06:14,592 --> 00:06:17,962 (落雷の音) うわぁぁ! 81 00:06:17,962 --> 00:06:21,232 お~…。 何だよ 何だよ! 82 00:06:21,232 --> 00:06:24,969 今ので停電したみたいですね。 何にも見えない 何にも見えないって! 83 00:06:24,969 --> 00:06:27,205 ちょ ちょ ちょっと! 落ち着けって! 84 00:06:27,205 --> 00:06:30,705 足踏んでますよ! しょうがないだろ 何にも見えないんだから。 85 00:06:32,911 --> 00:06:35,647 おっ! 86 00:06:35,647 --> 00:06:38,449 明かりが必要だと思って。 87 00:06:38,449 --> 00:06:41,149 その照らし方 おかしいでしょ。 88 00:06:43,788 --> 00:06:46,758 うわっ! フフフ…。 89 00:06:46,758 --> 00:06:50,358 スベり知らずだなぁ。 悪趣味極まりない。 90 00:06:56,501 --> 00:06:59,604 あ~… ダメですね。 91 00:06:59,604 --> 00:07:03,274 家じゅうの懐中電灯や ロウソクが必要ですね。 92 00:07:03,274 --> 00:07:05,210 足りるかな? 93 00:07:05,210 --> 00:07:09,981 なあ だったら 電源が復旧するまでの間に➡ 94 00:07:09,981 --> 00:07:12,250 怪談話でもしますか? 95 00:07:12,250 --> 00:07:14,550 え~…。 怖いのか? 96 00:07:17,088 --> 00:07:20,688 何言ってんですか。 怖くないですよ。 97 00:07:25,930 --> 00:07:29,367 じゃ まずは錦から。 え なんでですか。 98 00:07:29,367 --> 00:07:32,270 こういうのは若いやつからって 決まってんだよ。 99 00:07:32,270 --> 00:07:34,370 だったら…。 100 00:07:37,775 --> 00:07:40,475 ほら 早く! じゃあ…。 101 00:07:43,615 --> 00:07:50,088 これは とある病院で 起こった話なんですけど…。 102 00:07:50,088 --> 00:07:53,958 ある日 交通事故でケガをした男が➡ 103 00:07:53,958 --> 00:07:57,829 その病院に 入院する事になったんです。 104 00:07:57,829 --> 00:08:03,935 その男は いつも 不思議に思う事があったんです。 105 00:08:03,935 --> 00:08:07,438 トイレに鏡がないんです。 106 00:08:07,438 --> 00:08:12,310 普通は設置されてあるはずなのに。 107 00:08:12,310 --> 00:08:17,181 男は病院内を歩き回りました。 108 00:08:17,181 --> 00:08:22,920 鏡がない。 鏡がない。 109 00:08:22,920 --> 00:08:30,061 そう… その病院には 鏡が一つもなかったんです。 110 00:08:30,061 --> 00:08:36,768 男は看護師に聞きました。 どうして鏡がないのかと。 111 00:08:36,768 --> 00:08:41,439 看護師は 困ったように答えました。 112 00:08:41,439 --> 00:08:44,809 「あなたたちのためです。➡ 113 00:08:44,809 --> 00:08:49,547 鏡を見ても あなたたちは映りませんよ」。 114 00:08:49,547 --> 00:08:51,482 (唾を飲み込む音) 115 00:08:51,482 --> 00:08:55,086 「だって あなたたちは…➡ 116 00:08:55,086 --> 00:08:57,989 死んでいるんですから」。 117 00:08:57,989 --> 00:09:02,493 その病院は 霊が集まる あの世と現世の境目だったんです。 118 00:09:02,493 --> 00:09:06,264 (雷鳴) 119 00:09:06,264 --> 00:09:09,167 …なかなか いいの 持ってんじゃないの 錦君。 120 00:09:09,167 --> 00:09:13,067 次 二郎さんの番です。 よし 任せろ。 121 00:09:16,341 --> 00:09:20,211 これは とあるマンションで 起こった話なんだが…。 122 00:09:20,211 --> 00:09:24,615 待って下さい。 「お前だ~!」 みたいの やめて下さいよ。 123 00:09:24,615 --> 00:09:27,251 そんな低レベルな話 この俺がすると思ったか。 124 00:09:27,251 --> 00:09:29,651 やりかねないから。 125 00:09:31,989 --> 00:09:35,626 そのマンションの10階に 住んでいる男が➡ 126 00:09:35,626 --> 00:09:39,497 ベランダで洗濯物を干している時に 事件は起こった。 127 00:09:39,497 --> 00:09:44,202 なんと 過って 下へ落ちてしまったんだ。 128 00:09:44,202 --> 00:09:46,537 10階からの転落。 129 00:09:46,537 --> 00:09:51,376 即死かと思われたが なんと男は奇跡的に生きていた。 130 00:09:51,376 --> 00:09:55,079 自ら立ち上がり ゆっくり歩き始める男。 131 00:09:55,079 --> 00:09:58,316 しかし すぐに違和感に気づく。 132 00:09:58,316 --> 00:10:01,619 あれ? おかしいぞ…。 133 00:10:01,619 --> 00:10:03,554 さっきから マンションの玄関を 目指しているのに➡ 134 00:10:03,554 --> 00:10:08,393 どうしても たどりつけない。 それどころかどんどん離れていく。 135 00:10:08,393 --> 00:10:12,964 どうしたんだ? もしや 気を失ってる間に➡ 136 00:10:12,964 --> 00:10:17,735 自分は変な世界に迷い込んで しまったんじゃないのか? 137 00:10:17,735 --> 00:10:23,935 しかし男は 窓ガラスに映っている 自分の姿を見て ようやく気づく。 138 00:10:26,444 --> 00:10:30,381 自分の首が 逆向きになっている事を! 139 00:10:30,381 --> 00:10:33,084 (雷鳴) 140 00:10:33,084 --> 00:10:35,420 これじゃ どうしたって たどりつけないはずだ。 141 00:10:35,420 --> 00:10:38,122 男は パニックで発狂しそうになった。 142 00:10:38,122 --> 00:10:40,825 そして男は ふと思った。 143 00:10:40,825 --> 00:10:43,728 これから ごはんは どうすればいいんだろう? 144 00:10:43,728 --> 00:10:47,965 え? 箸でつまんでも 口へは持っていけない。 145 00:10:47,965 --> 00:10:51,869 スプーンにしたって 大好きなチャーハンは食べられない! 146 00:10:51,869 --> 00:10:54,739 ああ 俺はこのまま餓死して しまうんじゃないだろうか。 147 00:10:54,739 --> 00:10:58,242 どうせだったら あの時のラーメンに チャーハンつけとけばよかった! 148 00:10:58,242 --> 00:11:02,713 ああ~ あれもこれも 食べたかったのに…! 149 00:11:02,713 --> 00:11:05,650 おしまい。 150 00:11:05,650 --> 00:11:08,519 怖かったろ? 151 00:11:08,519 --> 00:11:12,223 前半をかき消す 最低なエンディングです。 152 00:11:12,223 --> 00:11:15,126 俺の最高傑作を お前…。 153 00:11:15,126 --> 00:11:18,226 恐ろしいほど怖くない。 154 00:11:19,964 --> 00:11:25,503 次 僕の番ですよね。 155 00:11:25,503 --> 00:11:29,603 これは タクシー運転手の話なんですけど…。 156 00:11:32,877 --> 00:11:37,215 はぁ… ネタ持ってんな~。 157 00:11:37,215 --> 00:11:39,717 二郎さんほどじゃないですよ。 158 00:11:39,717 --> 00:11:43,287 しかし腹減ったなぁ。 ですねぇ。 159 00:11:43,287 --> 00:11:48,059 毎回 話に ごはんを絡ませるから だと思うんですけど。 160 00:11:48,059 --> 00:11:50,962 ちょっと トイレ行ってきます。 161 00:11:50,962 --> 00:11:54,362 一人で大丈夫か~? ちょっと やめて下さいよ。 162 00:11:57,401 --> 00:11:59,804 うわっ! 桜田さん。 163 00:11:59,804 --> 00:12:02,039 (桜田美希) あんたたち 何やってんの? 164 00:12:02,039 --> 00:12:05,910 え… 停電になったんで こうやって明かりをともしながら。 165 00:12:05,910 --> 00:12:10,410 停電ね…。 近くに雷 落ちたみたいで すごい音だったんですよ。 166 00:12:12,383 --> 00:12:17,955 え? 停電の復旧は とっくに終わってるの。 167 00:12:17,955 --> 00:12:23,194 まさか今まで 手を止めてたんじゃ ないでしょうね。 168 00:12:23,194 --> 00:12:28,499 桜田さん まさか 俺らがまた 間に合わないと思ってます? 169 00:12:28,499 --> 00:12:30,968 ふん いつになく強気じゃない。 170 00:12:30,968 --> 00:12:33,471 もう慌ただしい日々からは 卒業です。 171 00:12:33,471 --> 00:12:35,773 時間きっかりに お渡ししますから! 172 00:12:35,773 --> 00:12:41,579 頼もしいわ! でも 締め切りまで あと1分切ってるけど。 173 00:12:41,579 --> 00:12:43,581 え? 174 00:12:43,581 --> 00:12:47,718 (秒針の音) 175 00:12:47,718 --> 00:12:50,955 いつの間に こんな時間になってんだ!? 176 00:12:50,955 --> 00:12:57,595 時の刻み方は 昔から ずっと一緒。 一秒一秒 変わらず流れてるの。 177 00:12:57,595 --> 00:13:00,565 時間が おかしいな~と 思ったなら➡ 178 00:13:00,565 --> 00:13:02,733 それは お前らが おかしいんじゃい! 179 00:13:02,733 --> 00:13:05,269 [スピーカ] 180 00:13:05,269 --> 00:13:07,905 [スピーカ] いい? 他 回ってくるから➡ 181 00:13:07,905 --> 00:13:10,575 [スピーカ] あんたたち それまでに 絶対 原稿上げなさいよ! 182 00:13:10,575 --> 00:13:13,978 ≪はい 桜田です…。 (ドアの開閉音) 183 00:13:13,978 --> 00:13:18,649 どうして いつも こうなっちゃうんだよ。 184 00:13:18,649 --> 00:13:22,053 さっさと終わらせるか。 185 00:13:22,053 --> 00:13:25,356 はい…。 (燃える音) 186 00:13:25,356 --> 00:13:27,291 二郎さん! どうした? 187 00:13:27,291 --> 00:13:30,061 燃えてますよ! 188 00:13:30,061 --> 00:13:33,864 うわぁ~! うわ~! 189 00:13:33,864 --> 00:13:35,833 あっつい あっつい! 190 00:13:35,833 --> 00:13:50,733 ♬~ 191 00:14:17,508 --> 00:14:21,408 あ~あ また現実逃避しちゃったよ。 192 00:14:23,214 --> 00:15:07,458 ♬~ 193 00:15:07,458 --> 00:15:11,958 これは あるタクシーで 起きた話なんだが…。 194 00:15:23,240 --> 00:15:26,844 確か これって 楊貴妃の幽霊が出てきたはず。 195 00:15:26,844 --> 00:15:30,544 しかも メインは チャーハン料理。 196 00:15:35,352 --> 00:15:39,223 「まずは 西瓜の中身を 丸くくりぬいて冷やしたら➡ 197 00:15:39,223 --> 00:15:41,859 食後のデザートにします」。 198 00:15:41,859 --> 00:15:46,330 「えっ それじゃ チャーハンに使うのは 皮の部分ですか?」。 199 00:15:46,330 --> 00:15:50,234 「はい。 ふだんは食べない部分を 使います。➡ 200 00:15:50,234 --> 00:15:54,171 皮の部分は こうやって千切りにします。➡ 201 00:15:54,171 --> 00:15:59,543 次に 豆板醤を入れたごま油に 豚のひき肉を入れて炒めます。➡ 202 00:15:59,543 --> 00:16:03,013 そして 千切りにした 西瓜の薄皮を入れて➡ 203 00:16:03,013 --> 00:16:06,984 シャキシャキ感を残しながら炒めます。➡ 204 00:16:06,984 --> 00:16:09,620 日本酒とお醤油で味つけしたら➡ 205 00:16:09,620 --> 00:16:12,556 あとは いつもの 基本チャーハンをこしらえて➡ 206 00:16:12,556 --> 00:16:18,829 そこに 西瓜の皮の炒め物を入れ よく混ぜ 炒めます。➡ 207 00:16:18,829 --> 00:16:23,134 中をくりぬいた西瓜の器に 入れたら 完成です。➡ 208 00:16:23,134 --> 00:16:28,005 トッピングに 西瓜を乗せても 夏らしくていいと思います」。 209 00:16:28,005 --> 00:16:31,842 西瓜とチャーハンって合うんだ。 210 00:16:31,842 --> 00:16:35,780 更に トッピングでも…。 211 00:16:35,780 --> 00:16:38,582 試してみる価値はあるな。 212 00:16:38,582 --> 00:16:48,259 ♬~ 213 00:16:48,259 --> 00:16:52,759 そうそう これって 殺し屋が食堂に集まるんだよな。 214 00:18:26,457 --> 00:18:32,857 神様… 食と同化しようとする私を お許し下さい…。 215 00:18:35,633 --> 00:18:38,533 これは タイトルが怖そうだが…。 216 00:19:26,951 --> 00:19:30,351 ああ… 俺も叫びたい! 217 00:19:34,491 --> 00:20:15,265 ♬~ 218 00:20:15,265 --> 00:20:18,102 よし。 219 00:20:18,102 --> 00:20:23,102 ♬~ 220 00:20:39,723 --> 00:20:51,668 ♬~ 221 00:20:51,668 --> 00:20:53,604 よし。 222 00:20:53,604 --> 00:21:01,345 ♬~ 223 00:21:01,345 --> 00:21:04,248 できた! 224 00:21:04,248 --> 00:21:20,497 ♬~ 225 00:21:20,497 --> 00:21:22,433 できた! 226 00:21:22,433 --> 00:21:30,307 ♬~ 227 00:21:30,307 --> 00:21:59,870 ♬~ 228 00:21:59,870 --> 00:22:02,372 (2人)できた! 229 00:22:02,372 --> 00:22:06,772 どれも おいしそうですね。 恐怖で倒れる事はなさそうだ。 230 00:22:09,980 --> 00:22:12,180 ぐあぁ…。 231 00:22:13,884 --> 00:22:18,155 スミレちゃん 死ぬ…。 232 00:22:18,155 --> 00:22:21,091 あっま~い…。 233 00:22:21,091 --> 00:22:24,291 塩と間違えて 砂糖入れちゃった…。 234 00:22:27,197 --> 00:22:31,201 え~… 楽しみにしてたのに。 235 00:22:31,201 --> 00:22:34,838 どうしたら許してくれる? おなかすいた。 236 00:22:34,838 --> 00:22:37,107 だよね。 じゃ すぐ作り直すからね。 237 00:22:37,107 --> 00:22:40,811 また時間かかるでしょ。 238 00:22:40,811 --> 00:22:43,180 あ そうだ じゃあ お隣さんち行く? 239 00:22:43,180 --> 00:22:45,415 また おいしいもの 作ってくれるかもしれないしね。 240 00:22:45,415 --> 00:22:47,918 ケンちゃん。 241 00:22:47,918 --> 00:22:51,622 そうだよね うん…。 242 00:22:51,622 --> 00:22:53,557 自分の責任だもんね。 243 00:22:53,557 --> 00:22:56,827 スミレちゃんの事 大好きだから スミレちゃんのために もう1回…。 244 00:22:56,827 --> 00:22:59,563 ナイスアイデア! そうなの? え? 245 00:22:59,563 --> 00:23:04,163 早く行こ! お隣さんち行こ! お隣に… あ… ああ うん。 246 00:23:07,671 --> 00:23:09,606 今日のテーマは何? 247 00:23:09,606 --> 00:23:12,442 テーマというか 怪談話から ヒントを。 248 00:23:12,442 --> 00:23:15,179 何それ。 面白そう! 249 00:23:15,179 --> 00:23:17,881 スミレちゃんは おなかがすいてんだ 早く座れって。 250 00:23:17,881 --> 00:23:20,784 なんか今日 機嫌悪そうですね。 は!? 251 00:23:20,784 --> 00:23:23,687 もう そんな恐い顔しちゃダメ。 252 00:23:23,687 --> 00:23:27,487 ごめん ごめん。 いつもの優しい スマイルケンちゃんだもん。 253 00:23:29,159 --> 00:23:31,559 (吠える犬の声) 254 00:23:41,505 --> 00:23:43,774 いっただきま~す! 255 00:23:43,774 --> 00:23:45,774 (3人)いただきま~す! 256 00:23:47,644 --> 00:23:50,047 (杉田)うまそうだね~。 257 00:23:50,047 --> 00:24:03,727 ♬~ 258 00:24:03,727 --> 00:24:08,198 合う! 西瓜とチャーハンが なんで こんなに合うんだろう。 259 00:24:08,198 --> 00:24:13,570 これは食感が命ね。 シャキシャキしてて 夏には特にいいよね。 260 00:24:13,570 --> 00:24:15,870 はい。 こんな食感のチャーハン 初めてです。 261 00:24:18,842 --> 00:24:24,248 この西瓜のトッピングも いい感じ。 はい ケンちゃん。 262 00:24:24,248 --> 00:24:28,118 チャーハンじゃなくて? ん~ うれしい。 263 00:24:28,118 --> 00:24:31,818 ん~… なまぬるい。 ウフフッ はい。 264 00:24:34,324 --> 00:24:37,924 この あふれんばかりのチーズが 俺を呼んでるぜ! 265 00:24:44,935 --> 00:24:47,904 これが殺し屋の味か~! 266 00:24:47,904 --> 00:24:51,241 俺に近づくと ヤケドするぜ! 267 00:24:51,241 --> 00:24:54,144 どうした お前。 …すいません。 268 00:24:54,144 --> 00:25:07,224 ♬~ 269 00:25:07,224 --> 00:25:09,293 わぁ~! 270 00:25:09,293 --> 00:25:12,529 やった! 叫んだ。 271 00:25:12,529 --> 00:25:16,700 ねえ 白いご飯ない? 272 00:25:16,700 --> 00:25:20,671 チャーハンあるのに? これは絶対 白いご飯が合うから。 273 00:25:20,671 --> 00:25:25,409 うん ケンちゃんもそう思ってた! …白飯。 274 00:25:25,409 --> 00:25:41,792 ♬~ 275 00:25:41,792 --> 00:25:44,261 熱々のご飯に合う! 276 00:25:44,261 --> 00:25:47,497 叫ぶほどの おいしさですからね。 277 00:25:47,497 --> 00:25:49,897 ス スミレちゃん ちょうだい。 278 00:26:00,177 --> 00:26:02,546 あ~お! 279 00:26:02,546 --> 00:26:04,915 う~ん! 280 00:26:04,915 --> 00:26:07,415 あ~お! 281 00:26:13,924 --> 00:26:16,393 今日は何作ってんのよ。 282 00:26:16,393 --> 00:26:19,296 怪談話から ヒントを得たみたいですよ。 283 00:26:19,296 --> 00:26:23,696 へぇ… 面白い事 考えんのね。 284 00:26:29,639 --> 00:26:33,639 (2人)ハハハハハ… ハハハハ…。 285 00:26:35,312 --> 00:26:39,583 まあ今日は 雨の影響とはいえ 私も遅れたし➡ 286 00:26:39,583 --> 00:26:44,154 これ以上は 怒らないでいてやろうかね~。 287 00:26:44,154 --> 00:26:47,457 いや… 怒って下さい。 288 00:26:47,457 --> 00:26:50,360 嵐の前の静けさは恐怖でしかない。 289 00:26:50,360 --> 00:26:56,133 な 何言ってんの? だってもう 原稿上がってんでしょ? 290 00:26:56,133 --> 00:27:02,906 (2人)ハハッ ハハハハ ハハハハハ…。 291 00:27:02,906 --> 00:27:08,745 (3人の笑い声) 292 00:27:08,745 --> 00:27:11,548 (テーブルをたたく音) 293 00:27:11,548 --> 00:27:18,348 人間やめて… お前らが 怪談話の登場人物になるか? 294 00:27:22,592 --> 00:27:26,963 やばいっすよ~…。 あ~ もう 急げ~! 295 00:27:26,963 --> 00:27:29,663 あ~ん! 296 00:27:31,435 --> 00:27:33,435 ん~! 297 00:27:39,509 --> 00:27:42,245 ん! お代わりね。 298 00:27:42,245 --> 00:27:46,116 はい スミレちゃん こんなもんかな~ こんなもん? こんなもん? 299 00:27:46,116 --> 00:27:49,019 はいどうぞ~ いっぱい食べて。 ん! ん! 300 00:27:49,019 --> 00:27:52,019 あ うん はい 分かりました。 301 00:27:56,326 --> 00:27:59,026 もっと もっと。 分かりました。 大盛りで~す。 302 00:28:00,730 --> 00:28:04,668 間に合います? 分かんねえよ もう ギリギリだ~。 303 00:28:04,668 --> 00:28:23,487 ♬~ 304 00:28:23,487 --> 00:28:29,626 それは 真夏の夕暮れどきの事でした。 305 00:28:29,626 --> 00:28:32,529 公園で髪の長い女性が うずくまっているので➡ 306 00:28:32,529 --> 00:28:34,898 話しかけると…。 ストップ ストップ ストップ! 307 00:28:34,898 --> 00:28:36,998 いきなり どうしたの? 308 00:28:39,736 --> 00:28:42,539 ちょっと 練習を…。 309 00:28:42,539 --> 00:28:46,810 ちょっと梅ちゃん 勘弁してよ。 もう怖い話は おなかいっぱい。 310 00:28:46,810 --> 00:28:49,610 来年まで聞きたくないよ。 311 00:28:54,484 --> 00:28:58,084 私も レパートリー増やそうと思ったのに…。 312 00:29:00,290 --> 00:29:16,090 ♬~ 313 00:30:33,617 --> 00:30:45,317 ♬~ 314 00:30:48,231 --> 00:30:50,834 女は言った。 315 00:30:50,834 --> 00:30:58,575 「彼には 磁石みたいに 人を引きつける輝きがあった」。