1 00:00:02,202 --> 00:00:14,815 ♬~ (テーマ音楽) 2 00:00:14,815 --> 00:01:12,606 ♬~ 3 00:01:16,710 --> 00:01:20,113 11月20日 今日は いよいよ➡ 4 00:01:20,113 --> 00:01:26,119 日本放送協会放送員 第16期生の卒業式です。 5 00:01:35,963 --> 00:01:39,299 ⚟(トシ江)元子ぉ~! (元子)は~い! 6 00:01:39,299 --> 00:01:43,804 あっ。 (トシ江)元子… 何やってんのよ! 7 00:01:43,804 --> 00:01:47,307 だって いきなり大きい声で呼ぶんだもの。 呼んだからってさ。 8 00:01:47,307 --> 00:01:50,811 だって 今日は卒業式なんだし 非常時でも ちょっぴり大人っぽく➡ 9 00:01:50,811 --> 00:01:53,847 化粧ぐらいしたって いいと思ったから。 どっちでも好きにしたらいいでしょ。 10 00:01:53,847 --> 00:01:56,316 それより トモ子さん見えてるわよ。 ふれちゃんが? 11 00:01:56,316 --> 00:02:00,020 お化粧も結構。 だけど あんまり 人を待たせないようにしなさいよ。 12 00:02:02,589 --> 00:02:04,624 今日は卒業式なのよ。 13 00:02:04,624 --> 00:02:08,929 母親なんだから もうちょっと 何とか言ってくれてもいいじゃないの。 14 00:02:13,934 --> 00:02:17,270 ともかく 卒業式です。 15 00:02:17,270 --> 00:02:22,142 (沢野)では ただいまより 第16期生 卒業式を行います。 16 00:02:22,142 --> 00:02:24,845 卒業証書授与。 17 00:02:30,817 --> 00:02:36,423 (立花)「卒業証書 三井良男 大正13年10月5日生まれ➡ 18 00:02:36,423 --> 00:02:40,961 ここに 放送員養成の全課程を 修了したことを証する。➡ 19 00:02:40,961 --> 00:02:48,702 昭和19年11月20日 社団法人 日本放送協会 放送員室長 立花国明。 以下同文。➡ 20 00:02:48,702 --> 00:02:52,706 右総代 三井良男」。 (良男)はい。 21 00:03:01,081 --> 00:03:04,284 立花放送員室長 挨拶。 22 00:03:06,887 --> 00:03:12,793 え~ 第16期生の皆さん 卒業 おめでとうございます。 23 00:03:12,793 --> 00:03:16,630 研修期間の後半 数度の警戒警報などにより➡ 24 00:03:16,630 --> 00:03:21,401 授業の中断を見たものの よく1か月半という短期間に➡ 25 00:03:21,401 --> 00:03:24,604 放送員養成の全課程を終えられました。➡ 26 00:03:24,604 --> 00:03:29,776 私は心から 諸君らの敢闘精神に 敬意を表するとともに➡ 27 00:03:29,776 --> 00:03:34,614 明日から 日本全国各地の放送局に勤務し➡ 28 00:03:34,614 --> 00:03:38,952 ただちに戦力として活躍する 諸君らの健闘を祈ります。 29 00:03:38,952 --> 00:03:40,954 以上。 30 00:03:44,291 --> 00:03:48,795 卒業生答辞 浅岡喜美代。 (喜美代)はい。 31 00:03:54,935 --> 00:03:59,840 答辞 卒業生を代表いたしまして ひと言 ご挨拶申し上げます。 32 00:03:59,840 --> 00:04:06,379 立花先生 本多先生 桑原先生はじめ ご指導承りました諸先生方に➡ 33 00:04:06,379 --> 00:04:12,185 16期生32名は 心から感謝の念を抱き 今 巣立ってまいります。 34 00:04:12,185 --> 00:04:16,056 放送現場においては 今日まで ご薫陶いただきました全てを➡ 35 00:04:16,056 --> 00:04:21,862 全力をもって発揮し お国のため 放送協会のために働くつもりでおります。 36 00:04:21,862 --> 00:04:27,801 本当にありがとうございました。 16期生代表 浅岡喜美代。 37 00:04:27,801 --> 00:04:31,938 (沢野)日本放送協会 辞令 交付。 38 00:04:31,938 --> 00:04:34,741 いきますよ はい。 (シャッター音) 39 00:04:37,744 --> 00:04:40,113 (のぼる)嫌だわぁ。 いつも もんぺばかりだから➡ 40 00:04:40,113 --> 00:04:43,984 一生懸命おしゃれしたのに 足が スースーして頼りないの。 41 00:04:43,984 --> 00:04:48,788 (光子)うちもよ。 あ~あ なけなしの絹のストッキングよ。 42 00:04:48,788 --> 00:04:52,125 これでまた しばし たんすの中か。 43 00:04:52,125 --> 00:04:54,060 あっ すいません 今 ちょっと。 え? 44 00:04:54,060 --> 00:04:58,899 すいません 今 ちょっと困るんです。 あっ… 何か用事でしたら 僕が。 45 00:04:58,899 --> 00:05:02,369 スタジオへの忘れ物だ。 はい どうもすいませんでした。 46 00:05:02,369 --> 00:05:05,572 えっ それじゃあ もう今夜の夜行でたつの? 47 00:05:05,572 --> 00:05:07,908 (幸江)そうするつもり。 (トモ子)どうして。 48 00:05:07,908 --> 00:05:10,944 だって 遠いもの。 (のぼる)石堂さん…。 49 00:05:10,944 --> 00:05:13,380 頑張ってね みんな。 50 00:05:13,380 --> 00:05:17,918 カラフトは寒いんでしょう。 肺炎なんかにならんようにね。 51 00:05:17,918 --> 00:05:19,853 住めば都よ。➡ 52 00:05:19,853 --> 00:05:24,791 みんなこそ 空襲警報なんかに へこたれないでね。 53 00:05:24,791 --> 00:05:28,261 また会えるわよね 石堂さん。 54 00:05:28,261 --> 00:05:30,764 会いましょうよ きっと。 55 00:05:30,764 --> 00:05:34,601 そうよ 戦争に勝ったら 盛大に同窓会やりましょうよ。 56 00:05:34,601 --> 00:05:36,536 その時はガラちゃん あなたが幹事よ。 57 00:05:36,536 --> 00:05:38,772 (悦子)うん 任しといて! 58 00:05:38,772 --> 00:05:40,707 (恭子)いけない! 三井さん 出しっぱなしじゃなかったの? 59 00:05:40,707 --> 00:05:44,711 あっ 本当だ! 皆さん もういいですか。 (一同)は~い。 60 00:05:46,413 --> 00:05:49,783 どうも すいませんでしたぁ。 これ スタジオへ忘れた人? 61 00:05:49,783 --> 00:05:53,653 あっ うちや。 すんません。 (悦子)そそっかしいんだから もう。 62 00:05:53,653 --> 00:05:56,957 このまま忘れたら どうやって 鹿児島から取りに来るんですか。 63 00:05:56,957 --> 00:06:01,728 薩摩焼酎は 卒業する気なかったんじゃないの。 64 00:06:01,728 --> 00:06:06,366 うん…。 光子。 65 00:06:06,366 --> 00:06:10,904 遠かもん。 鹿児島とカラフトじゃ➡ 66 00:06:10,904 --> 00:06:14,774 もう二度と 石堂さんにも会えんかもしれんし。 67 00:06:14,774 --> 00:06:17,777 (トモ子)そんなこと言わないで! 68 00:06:17,777 --> 00:06:20,914 (泣き声) 69 00:06:20,914 --> 00:06:23,817 やめろよ 泣くのは。 (悦子)分かってるわよ…。 70 00:06:23,817 --> 00:06:26,786 女学校の卒業式じゃないだろ。 71 00:06:26,786 --> 00:06:31,391 元気でさえいれば みんな 必ず会えるんだから。 72 00:06:31,391 --> 00:06:35,095 別れを惜しむのも無理はありません。 73 00:06:35,095 --> 00:06:39,933 彼女らの職場は 文字どおり カラフトから鹿児島まで。 74 00:06:39,933 --> 00:06:44,938 32名の また会う日が 果たしてあるのでしょうか。 75 00:06:50,644 --> 00:06:54,281 あんちゃん ありがとう。 76 00:06:54,281 --> 00:06:56,950 (戸が開く音) ⚟(宗俊)おい 帰ったぞ。 77 00:06:56,950 --> 00:06:59,986 (元子 トシ江)お帰りなさ~い。 78 00:06:59,986 --> 00:07:03,757 それじゃ ちゃんと挨拶するんだよ。 はい。 79 00:07:03,757 --> 00:07:07,560 (宗俊)やれやれ バカに日暮れが 早くなってきやがったな。 80 00:07:07,560 --> 00:07:12,565 本当ですねえ。 今 お茶いれますよ。 おう…。 81 00:07:14,734 --> 00:07:18,071 お父さん。 何だ何だ おい。 82 00:07:18,071 --> 00:07:21,942 えれぇ芝居がかりやがって 何を ねだろうってんだい。 83 00:07:21,942 --> 00:07:26,746 長いこと いろいろありがとうございました。 84 00:07:26,746 --> 00:07:28,682 おい! 85 00:07:28,682 --> 00:07:33,520 おかげで 無事 研修も終わり 放送員になることができました。 86 00:07:33,520 --> 00:07:37,757 これが辞令で こっちが職員手帳です。 87 00:07:37,757 --> 00:07:40,093 脅かすんじゃねえや このぉ! あんた。 88 00:07:40,093 --> 00:07:44,264 バカ野郎! 昔っからな 娘が親に両手をついて➡ 89 00:07:44,264 --> 00:07:48,268 長いことお世話になりましたってのはな 嫁に行く時の決まり文句だ。 90 00:07:48,268 --> 00:07:50,603 とぼけやがって え? 91 00:07:50,603 --> 00:07:53,506 親に隠れて おめえ どこで大それたこと考えやがったかと➡ 92 00:07:53,506 --> 00:07:55,775 こっちゃあ 胃袋が縮まったぜ。 93 00:07:55,775 --> 00:07:59,646 だって 最後まで わがまま通させてもらったんだもの。 94 00:07:59,646 --> 00:08:01,581 本当にありがとうございました。 95 00:08:01,581 --> 00:08:04,484 くすぐってえ文句 並べんな。 そんなこと言ってないでね➡ 96 00:08:04,484 --> 00:08:07,420 ほら ちょいと見てやってくださいよ。 立派なんですよ ほら。 97 00:08:07,420 --> 00:08:12,225 あ? 「書記を命ず」か。 98 00:08:12,225 --> 00:08:14,561 「給月俸55円」。 99 00:08:14,561 --> 00:08:17,464 お~ なかなかの 給料取りじゃねえか おい。 100 00:08:17,464 --> 00:08:24,070 「東京中央放送局 放送員室勤務を命ず」。 なるほど。 101 00:08:24,070 --> 00:08:26,973 (トシ江)こっちが あの 手帳ですから。 せかせるんじゃねえや テッ! 102 00:08:26,973 --> 00:08:28,942 しみじみと見てやろうってんじゃねえか。 103 00:08:28,942 --> 00:08:31,811 いえね お別れ会があるっていうもんだから。 104 00:08:31,811 --> 00:08:35,081 お別れ会? そうなの。 105 00:08:35,081 --> 00:08:37,584 今日限りで 明日は もう会えない人もいるから。 106 00:08:37,584 --> 00:08:40,487 ほら 絹子さんの所で 下宿させてもらってたお嬢さん➡ 107 00:08:40,487 --> 00:08:43,390 あの人がね 明日の朝一番で 仙台へ たつんだってさ。 108 00:08:43,390 --> 00:08:46,593 ふ~ん。 お願いします。 109 00:08:46,593 --> 00:08:51,464 私も もう放送協会の職員だし お父さんに 心配かけるようなことはしませんし➡ 110 00:08:51,464 --> 00:08:54,334 帰りも そんなに遅くなりませんから だから…。 111 00:08:54,334 --> 00:08:57,604 そんなことは 当たりめえじゃねえか。 えっ。 112 00:08:57,604 --> 00:09:02,876 つまりは おめえはもう 学生でもねえし 子供でもねえんだ。 113 00:09:02,876 --> 00:09:08,214 行ってくりゃいいじゃねえか。 行って しっかりと別れを惜しんでこい。 114 00:09:08,214 --> 00:09:10,517 お父さん! 115 00:09:20,927 --> 00:09:24,664 (ノック) ⚟こんばんは 元子です。 116 00:09:24,664 --> 00:09:27,167 ⚟こんばんは。 117 00:09:28,902 --> 00:09:31,571 うわぁ きれい! いいから 早く入りたまえよ。 118 00:09:31,571 --> 00:09:34,374 うん。 あら 金太郎ねえさん。 119 00:09:34,374 --> 00:09:36,443 (金太郎)邪魔が入るといけないからね 鍵をしとこうって➡ 120 00:09:36,443 --> 00:09:39,212 マスターが言ったもんだからさ ごめんよ。 121 00:09:39,212 --> 00:09:41,748 (洋三)よく出てこられたな え。 お父っつぁん 何て言ってた? 122 00:09:41,748 --> 00:09:45,085 大丈夫ですよ。 あれで それほど 分からず屋じゃないんだもんね。 123 00:09:45,085 --> 00:09:47,587 何しろ 私の父親ですから。 そうですか。そのとおり。 124 00:09:47,587 --> 00:09:50,090 はいはいはい それじゃ そっち入んな。 はい 座って。 125 00:09:50,090 --> 00:09:53,593 ねえねえ これ全部 おばさまが 飾りつけしてくださったんですって。 126 00:09:53,593 --> 00:09:55,528 え~。 (絹子)そうよ。 127 00:09:55,528 --> 00:09:58,765 ふれちゃんの門出ですものね。 ありがとう。 128 00:09:58,765 --> 00:10:02,268 まるで 昔に戻ったみたいだわ。 そう? うれしいわ。 129 00:10:02,268 --> 00:10:05,171 うれしいのは私の方です。 私も。 130 00:10:05,171 --> 00:10:09,042 あの 鹿児島に行ったら 必ず お礼状出しますけん。 131 00:10:09,042 --> 00:10:10,977 それじゃあ 私はこの辺で。 132 00:10:10,977 --> 00:10:12,979 あら いいじゃありませんか せっかく。 133 00:10:12,979 --> 00:10:16,115 ううん こういうことは潮時が大事だし➡ 134 00:10:16,115 --> 00:10:18,618 私ね 愁嘆場っての どうも好きじゃないのよ。 135 00:10:18,618 --> 00:10:22,489 それじゃ皆さん お達者で。 ご活躍祈ってますよ。 136 00:10:22,489 --> 00:10:24,958 じゃ さようなら。 (のぼる)どうもありがとうございました。 137 00:10:24,958 --> 00:10:27,794 どうも 本当にありがとうございました。 鍵 お願いしますよ。はい。 138 00:10:27,794 --> 00:10:30,296 どうも お気を付けて。 どうもどうも はいはい 開けますよ。 139 00:10:30,296 --> 00:10:33,633 じゃあね。 どうもありがとうございました。 140 00:10:33,633 --> 00:10:37,136 気を付けてね。 どうも。 141 00:10:38,805 --> 00:10:42,976 はあ~ みんな遠くへ行っちゃうんだね。 142 00:10:42,976 --> 00:10:49,749 あ… あっ でも三井さんは広島だし いくらか近いから それだけ心強いです。 143 00:10:49,749 --> 00:10:52,452 まあ 三井さんが広島へ? はい。 144 00:10:52,452 --> 00:10:55,154 でも お宅は確か 水戸とかおっしゃってなかった? 145 00:10:55,154 --> 00:10:58,191 はい 僕は男ですし。 146 00:10:58,191 --> 00:11:02,962 それに 広島局へは 榊原三重子さんも一緒に行きますから➡ 147 00:11:02,962 --> 00:11:05,765 別に心配はしてません。 でも ふれちゃんは? 148 00:11:05,765 --> 00:11:08,801 あっ 私は お里帰りみたいなもんですから。 149 00:11:08,801 --> 00:11:10,937 (洋三)おいおい すると六根清浄は➡ 150 00:11:10,937 --> 00:11:12,972 満州だなんて まさか言うんじゃないでしょうね。 151 00:11:12,972 --> 00:11:16,809 いえ 私は 恭子やガンコちゃん それに ガラと一緒に東京組です。 152 00:11:16,809 --> 00:11:19,412 ですから これからも どうぞよろしくお願いします。 153 00:11:19,412 --> 00:11:24,784 うん そりゃ もちろんだけど… そう 三井さんが広島で…➡ 154 00:11:24,784 --> 00:11:28,288 それから薩摩焼酎は 薩摩の国か。 155 00:11:28,288 --> 00:11:32,792 ああ… あんまり しみじみ言わんでください。➡ 156 00:11:32,792 --> 00:11:37,130 また泣きとうなってしまいますけん。 (洋三)ああ ごめんごめん…。 157 00:11:37,130 --> 00:11:39,065 (絹子)それじゃあ そろそろ始めましょうか。 うん。 158 00:11:39,065 --> 00:11:41,000 私 手伝います。 それじゃあね➡ 159 00:11:41,000 --> 00:11:45,004 このシャンペングラスを はい。 (トモ子)えっ シャンペンですって!? 160 00:11:45,004 --> 00:11:49,142 そうですよ。 それこそ おじさんの 掛値なしの取っときよ。 161 00:11:49,142 --> 00:11:51,177 (トモ子)駄目よ そんなの! どうして? 162 00:11:51,177 --> 00:11:54,447 だって 私たちのために いけないわ そんな大事なものを。 163 00:11:54,447 --> 00:11:57,817 いやいやいや あなたたちだからこそ このシャンペンは ふさわしいんだよ。 164 00:11:57,817 --> 00:12:00,587 さあ それじゃあ いくよ。 165 00:12:00,587 --> 00:12:06,392 よっ いくかな…。 166 00:12:06,392 --> 00:12:09,929 (栓が抜ける音) (歓声) 167 00:12:09,929 --> 00:12:12,398 さあさあ さあさあ…。 168 00:12:12,398 --> 00:12:33,119 ♬~ 169 00:12:33,119 --> 00:12:35,622 さあ 乾杯しましょう。 170 00:12:38,925 --> 00:12:43,630 それじゃあ 皆さんたちの青春を祝って。 ありがとうございます。 171 00:12:43,630 --> 00:12:46,666 乾杯! (一同)乾杯! 172 00:12:46,666 --> 00:12:49,302 はい どうぞ。 173 00:12:49,302 --> 00:12:52,639 (悦子)うわぁ! もう夢の中にいるみたい。 174 00:12:52,639 --> 00:12:58,311 これはね 金太郎さんに相談したら あちこち走り回って調達してくれたのよ。 175 00:12:58,311 --> 00:13:00,246 そうだったんですか…。 176 00:13:00,246 --> 00:13:06,119 今夜だけは このドアの外のことは忘れて 楽しくやりましょう。 ね。 177 00:13:06,119 --> 00:13:09,255 ありがとう。 本当にありがとう。 178 00:13:09,255 --> 00:13:14,594 私が 今日まで頑張れたのは 六根清浄や みんなのおかげだし➡ 179 00:13:14,594 --> 00:13:19,399 おじさん おばさん それに何より ガンコ あなたのおかげです。 180 00:13:19,399 --> 00:13:21,934 ふれちゃん…。 181 00:13:21,934 --> 00:13:23,870 しょうがないな え。 182 00:13:23,870 --> 00:13:26,272 初めに 泣かないっていう 約束だったじゃないか。 183 00:13:26,272 --> 00:13:30,276 だって…。 184 00:13:30,276 --> 00:13:35,982 ねえ 歌でも歌いましょうよ みんなで。 そうしよう そうしよう うん。 185 00:13:35,982 --> 00:13:39,619 さあ それじゃあ こいつを。 186 00:13:39,619 --> 00:13:43,122 (のぼる)わぁ 本格的! ハハ 何がいいかな。 187 00:13:48,294 --> 00:13:50,963 あっ そうね。 188 00:13:50,963 --> 00:13:54,300 じゃあ あの「同期の桜」お願いします。 189 00:13:54,300 --> 00:13:59,138 はい 「同期の桜」ね。 じゃあ いくよ。 190 00:13:59,138 --> 00:14:02,575 ♬~ 191 00:14:02,575 --> 00:14:04,911 夢のような このディナーに➡ 192 00:14:04,911 --> 00:14:09,382 絹子の着物が 何枚か消えたことでしょう。 193 00:14:09,382 --> 00:14:19,926 ♬「お前と俺とは同期の桜」 194 00:14:19,926 --> 00:14:30,269 ♬「同じ放送局の庭に咲く」 195 00:14:30,269 --> 00:14:40,413 ♬「咲いた花なら散るのは覚悟」 196 00:14:40,413 --> 00:14:50,923 ♬「見事散りましょう国のため」