1 00:00:02,202 --> 00:00:12,779 ♬~ (テーマ音楽) 2 00:00:12,779 --> 00:01:12,072 ♬~ 3 00:01:15,609 --> 00:01:18,412 現代版「蝶々夫人」ではありませんが➡ 4 00:01:18,412 --> 00:01:25,218 ハヤカワは のぼると花子を置いて アメリカへ帰ってゆきました。 5 00:01:31,625 --> 00:01:34,962 (善吉)けど そのままってことは ねえんでしょうねえ。 6 00:01:34,962 --> 00:01:37,431 (元子)あるわけないでしょう。 7 00:01:37,431 --> 00:01:39,967 休暇には アメリカから必ず帰ってくるんだし➡ 8 00:01:39,967 --> 00:01:43,003 お給料だって きちっと 向こうから送ってくれる約束なんだから。 9 00:01:43,003 --> 00:01:46,740 だけどさ「去る者は日々に疎し」って 言うじゃありませんか。 10 00:01:46,740 --> 00:01:49,643 変なこと言わないで。 いや あっしはね 心配してるんですよ。 11 00:01:49,643 --> 00:01:53,814 人のことより 自分の心配をしたら どうなんですか。えっ? 12 00:01:53,814 --> 00:01:56,717 いつになったら お嫁さん もらうんだろう。 13 00:01:56,717 --> 00:01:59,453 まさか 彦さんのまねしてるんじゃないかって➡ 14 00:01:59,453 --> 00:02:01,755 おキンさん どれほど心配してるか 分かんないのよ。 15 00:02:01,755 --> 00:02:06,593 ヘヘヘヘ…。 まあ 「帯に短し襷に長し」ってね。 16 00:02:06,593 --> 00:02:08,629 これでも 望みってもんがあるんですよ。 17 00:02:08,629 --> 00:02:11,465 ええ そうやって おじいさんになっちまえばいいんだわ。 18 00:02:11,465 --> 00:02:13,467 ひでえなあ どうも➡ 19 00:02:13,467 --> 00:02:16,269 口の悪さは だんだん 河内山の大将に似てきましたよ。 20 00:02:16,269 --> 00:02:20,140 ええ 私も そう思っています。 ホホ…。 21 00:02:20,140 --> 00:02:23,610 それに引き換え こちらの旦那っていうものは➡ 22 00:02:23,610 --> 00:02:25,946 明けても暮れても おもちゃいじり。 23 00:02:25,946 --> 00:02:28,281 いつまでも無邪気で よろしゅうございますね。 24 00:02:28,281 --> 00:02:31,618 はい おかげさんで。 あれ? 25 00:02:31,618 --> 00:02:34,121 大好きなおもちゃで商売になるんだもの。 26 00:02:34,121 --> 00:02:36,623 こんな結構なことは ないと思ってんのよ。 27 00:02:36,623 --> 00:02:39,426 ヘヘ 言われちゃったよ! 28 00:02:39,426 --> 00:02:41,495 (巳代子)お姉ちゃん! あっ これならね➡ 29 00:02:41,495 --> 00:02:44,297 もうじき出来上がるから 正道さんに届けて 中 見てもらってから➡ 30 00:02:44,297 --> 00:02:46,299 印刷屋さんへ入れてちょうだいね。 それは いいんだけど➡ 31 00:02:46,299 --> 00:02:49,102 お母さんが ちょっと変なのよ。 (善吉)えっ おかみさんが? 32 00:02:49,102 --> 00:02:53,106 変って どんなふうに? さっきも みぞおち押さえて 青い顔して。 33 00:02:56,443 --> 00:02:59,746 あっ ちょっと 足元 気を付けてくださいよ! 大丈夫。 34 00:03:01,748 --> 00:03:04,251 お母さん! (トシ江)あ…。 35 00:03:04,251 --> 00:03:06,253 巳代子 お前 出かけんじゃなかったの? 36 00:03:06,253 --> 00:03:08,255 そんなことより どっか具合が悪いんじゃないの? 37 00:03:08,255 --> 00:03:10,924 ちょいとね…。 大丈夫? 38 00:03:10,924 --> 00:03:14,394 早く 早く 早く! (宗俊)ああ 何だい? 「鬼の霍乱」だって? 39 00:03:14,394 --> 00:03:16,329 お父さん! バカ野郎! 善吉が しつこいから➡ 40 00:03:16,329 --> 00:03:20,934 お前 心配してさしあげてんじゃねえか。 嫌ですよ。 大したことないんですよ。 41 00:03:20,934 --> 00:03:23,837 ちょっと…。 (宗俊)バカ野郎 お前…。(善吉)だって…。 42 00:03:23,837 --> 00:03:25,806 あっ…。 お母さん! 43 00:03:25,806 --> 00:03:29,276 (宗俊)トシ江! おい!➡ 44 00:03:29,276 --> 00:03:33,280 医者だ 医者だ! 医者 行ってこい! 善さん お父さん おキンさん! 45 00:03:33,280 --> 00:03:36,049 大きな声 出さないで! 46 00:03:36,049 --> 00:03:38,285 ♬~ 47 00:03:38,285 --> 00:03:45,792 トシ江の病気は 胆のう炎ではなかろうか という医者の見立てでした。 48 00:03:45,792 --> 00:03:49,629 どうも ありがとうございました。 はい お大事に。 49 00:03:49,629 --> 00:03:53,967 ♬~ 50 00:03:53,967 --> 00:03:58,305 チッ 参ったな この忙しい時によ。 何言ってんのよ。 51 00:03:58,305 --> 00:04:00,574 しばらく安静にしてろって お医者さん そう言ったのよ。 52 00:04:00,574 --> 00:04:04,444 だから 参ってるんじゃねえか。 それが病人の枕元で言うことですか? 53 00:04:04,444 --> 00:04:07,347 ごめんなさいね 本当に。 54 00:04:07,347 --> 00:04:10,083 いいから お母さん ゆっくり寝てたらいいのよ。 55 00:04:10,083 --> 00:04:15,956 けど 暮れ正月の仕事の段取りは 全部 この月に決まるっていうのに。 56 00:04:15,956 --> 00:04:19,092 大丈夫よ。 分かんないことは聞きますから➡ 57 00:04:19,092 --> 00:04:21,762 帳場の方は しばらく私が引き受けます。 58 00:04:21,762 --> 00:04:24,664 けど お前だってね 普通の体じゃないんだしね。 59 00:04:24,664 --> 00:04:27,934 それが分かってんならよ こんな時に 病気になんか なるんじゃねえやな! 60 00:04:27,934 --> 00:04:30,837 バカなこと言ってる暇があったら さっさと仕事にかかってください。 61 00:04:30,837 --> 00:04:33,273 俺ぁ 心配してんだよ! お父さんが心配したって➡ 62 00:04:33,273 --> 00:04:35,942 お母さんの病気は よくなりません。 バカ野郎! 俺たちは夫婦じゃねえか え! 63 00:04:35,942 --> 00:04:38,278 それが どうかしたんですか。 何を?(トシ江)元子。 64 00:04:38,278 --> 00:04:40,213 ん… だって…。 65 00:04:40,213 --> 00:04:42,783 こんな時まで まるで だだっ子なんだもの。 66 00:04:42,783 --> 00:04:44,718 うるせえ! 67 00:04:44,718 --> 00:04:47,954 大丈夫ですよ。 すぐに よくなりますよ。 68 00:04:47,954 --> 00:04:49,990 ああ! 早く よくなれ このバカ。 69 00:04:49,990 --> 00:04:52,292 お父さんったら。 70 00:04:54,828 --> 00:04:58,598 駄目なんだよ。 昔から 病気には弱い人なんだから。 71 00:04:58,598 --> 00:05:01,234 だって 自分が 病気になったわけじゃないのに…。 72 00:05:01,234 --> 00:05:04,070 誰が病気でもね 同じことなんだよ。 73 00:05:04,070 --> 00:05:08,742 本当に すまないね。 74 00:05:08,742 --> 00:05:13,246 具合の悪い時に そんなこと言いっこなしよ。 ねっ。 75 00:05:13,246 --> 00:05:15,248 ああ…。 76 00:05:20,987 --> 00:05:48,148 ♬~(ラジオ「異国の丘」) 77 00:05:48,148 --> 00:05:51,785 はあ…。 78 00:05:51,785 --> 00:05:55,288 ♬~ 79 00:05:55,288 --> 00:05:58,291 ⚟(扉の開閉音) 80 00:06:01,895 --> 00:06:03,830 (正道)お義父さん。 81 00:06:03,830 --> 00:06:07,534 まあ 座ってくれよ。 はい 失礼します。 82 00:06:11,071 --> 00:06:16,376 なあ… 胆のうといやぁ 肝だろ え? 83 00:06:16,376 --> 00:06:19,279 お前 肝っていやぁ 肝っ玉ってぐらいのもんだ。 84 00:06:19,279 --> 00:06:25,085 その肝を患ったとなりゃあ トシ江は 一体 どういうことになんのかな? 85 00:06:25,085 --> 00:06:28,755 ええ そうですね… 医者は 何と言ってましたか? 86 00:06:28,755 --> 00:06:30,790 医者だ? 87 00:06:30,790 --> 00:06:34,394 てめえ 人の女房だと思いやがって 冷てえこと言うじゃねえか え! 88 00:06:34,394 --> 00:06:36,763 は? 俺ぁな➡ 89 00:06:36,763 --> 00:06:38,698 身内のもんに 励ましてもらいてえからこそ➡ 90 00:06:38,698 --> 00:06:40,634 こうやって おめえに来てもらってんじゃねえか。 91 00:06:40,634 --> 00:06:43,103 あっ… どうもすみませんでした。 当たりめえだ。 92 00:06:43,103 --> 00:06:45,772 しかし 大丈夫ですよ。 元子が ちゃんとついてますから。 93 00:06:45,772 --> 00:06:49,276 元子だ? 何だ そりゃあ。 は? 94 00:06:49,276 --> 00:06:53,613 元子なんてのはな 何で トシ江の代わりが務まんだい え? 95 00:06:53,613 --> 00:06:55,548 あれは 俺の娘じゃねえか。 96 00:06:55,548 --> 00:06:58,285 いや ですからね 元子が お義父さんの片腕になってですね…。 97 00:06:58,285 --> 00:07:01,221 てやんでぇ! 元子に そんなもんに なってもらわなくったってな➡ 98 00:07:01,221 --> 00:07:04,090 トシ江さえ 元気になってくれりゃあ…➡ 99 00:07:04,090 --> 00:07:10,230 俺はもう この片腕なんて 誰にだって 欲しけりゃ やってやるんだ! 100 00:07:10,230 --> 00:07:12,232 何 言ってらっしゃるんですか? 101 00:07:12,232 --> 00:07:15,068 お義母さん よくなるに 決まってんじゃありませんか。 102 00:07:15,068 --> 00:07:17,737 よくなるかな? 103 00:07:17,737 --> 00:07:22,375 しっかりしてくださいよ お義父さん。 どうしたんですか。 104 00:07:22,375 --> 00:07:28,581 あいつにはな 俺も さんざん苦労かけちまったからな。 105 00:07:28,581 --> 00:07:31,084 それでしたら 以後 苦労はかけないことです。 106 00:07:31,084 --> 00:07:33,019 よろしいですか? バカ野郎! 107 00:07:33,019 --> 00:07:36,957 何で おめえに そんな偉そうな口 きかれなきゃなんねえんだい え! 108 00:07:36,957 --> 00:07:39,759 あ~あ 俺は もう駄目だ。 109 00:07:39,759 --> 00:07:43,930 あいつが元気になってくれなきゃ 俺ぁ もう何もする張りもありゃしねえや。 110 00:07:43,930 --> 00:07:47,600 お義父さん…。 111 00:07:47,600 --> 00:07:50,103 おう… どうだった え? 112 00:07:50,103 --> 00:07:53,773 ええ 明日の一番手は 豆絞りが100本➡ 113 00:07:53,773 --> 00:07:57,277 その次は 今日 型が上がってきた 松葉屋さんの浴衣が30反です。 114 00:07:57,277 --> 00:08:00,180 バカ野郎! 俺は トシ江の様子を聞いてるんじゃないか。 115 00:08:00,180 --> 00:08:04,718 ところが お母さんが 仕事の方 心配してるんだもの。 116 00:08:04,718 --> 00:08:07,754 だから ゆっくり寝てくださいって 言えるように➡ 117 00:08:07,754 --> 00:08:09,756 一緒に頑張りましょうよ お父さん。 118 00:08:11,491 --> 00:08:14,794 チッ! どいつもこいつも…。 119 00:08:19,232 --> 00:08:21,234 上がるなら そっと上がってよ。 120 00:08:21,234 --> 00:08:23,903 今 うつらうつら 寝ついたとこだから。 分かってらぁ。 121 00:08:23,903 --> 00:08:25,839 おい ちょっと 正道っつぁん。 はい。 122 00:08:25,839 --> 00:08:29,242 ちょっとつきあってくれねえか? なあ。 どこ行くのよ お父さん。 123 00:08:29,242 --> 00:08:31,745 角でよ ちょいと一杯 引っ掛けてくるだけだよ。 124 00:08:31,745 --> 00:08:33,680 ちょっと…。 すいません お願いします。 125 00:08:33,680 --> 00:08:36,916 分かった 分かった。 126 00:08:36,916 --> 00:08:41,388 鼻っ柱の強い者ほど 気が小さいと申しますが➡ 127 00:08:41,388 --> 00:08:45,592 宗俊などは さしずめ その見本でしょう。 128 00:08:49,262 --> 00:08:55,402 その翌日から 吉宗の帳場は 元子が仕切ることになりました。 129 00:08:55,402 --> 00:08:58,605 はい 確かに 型を5枚 頂きました。 130 00:08:58,605 --> 00:09:00,573 本当に ご苦労さまでございました。 131 00:09:00,573 --> 00:09:04,210 急がしたみたいで ごめんなさいね。 ああ とんでもない。 132 00:09:04,210 --> 00:09:08,081 どんどん彫らせていただかないと わしらも食っていけなくなりますから。 133 00:09:08,081 --> 00:09:11,951 フッ…。 おキンさん! ⚟(キン)へい!➡ 134 00:09:11,951 --> 00:09:14,454 いらっしゃいまし。 135 00:09:16,790 --> 00:09:19,225 ろくなつまみも ないんですけれど どうぞ。 136 00:09:19,225 --> 00:09:21,728 いやぁ いつも すみません。 いえ。 137 00:09:21,728 --> 00:09:24,030 じゃあ 遠慮なく。 138 00:09:28,501 --> 00:09:30,437 あ~。 フフ…。 139 00:09:30,437 --> 00:09:32,439 それから これは お嬢ちゃんに。 140 00:09:32,439 --> 00:09:34,441 どうか… もう そんな…。 141 00:09:34,441 --> 00:09:39,245 いえ 型屋さんは紺屋の命なんですもの。 大事にしないと 母に叱られますから。 142 00:09:39,245 --> 00:09:41,381 で おかみさんは? 143 00:09:41,381 --> 00:09:43,316 ええ 今日は ちょっと…。 144 00:09:43,316 --> 00:09:46,619 あっ そうですか。 145 00:09:49,088 --> 00:09:51,591 あ~。 146 00:09:51,591 --> 00:09:53,526 じゃあ よろしく伝えてください。 147 00:09:53,526 --> 00:09:55,762 はい。 本当に ご苦労さまでございました。 148 00:09:55,762 --> 00:09:59,599 どうも ごちそうになりました。 じゃあ…。 149 00:09:59,599 --> 00:10:02,902 ごめんください。 ごめんくださいまし。 150 00:10:22,622 --> 00:10:25,325 あ…。 151 00:10:35,201 --> 00:10:37,170 (順平)何? 便所? 152 00:10:37,170 --> 00:10:40,974 あ… お前 明日 遠足だろ? 153 00:10:40,974 --> 00:10:44,444 今夜のうちにね かんぴょう 煮とかないと いけないからね。 154 00:10:44,444 --> 00:10:47,814 大丈夫だよ。 用意万端。 155 00:10:47,814 --> 00:10:51,317 お姉ちゃんが お母さんのとおりに やってくれているからさ。 156 00:10:51,317 --> 00:10:55,822 けどさ 元子だって 普通の体じゃないんだし➡ 157 00:10:55,822 --> 00:10:58,725 今度も また もしものことがあったらね 大変だからさ。 158 00:10:58,725 --> 00:11:00,660 あるわけないさ。 159 00:11:00,660 --> 00:11:05,265 みんなを顎で使って 大将みたいに 命令しているもん。けどねえ。 160 00:11:05,265 --> 00:11:07,934 それに 大原さんが 父さんのお守りをしているから➡ 161 00:11:07,934 --> 00:11:09,936 本当に大丈夫だよ。 162 00:11:11,771 --> 00:11:14,474 なら いいんだけどね…。 163 00:11:18,411 --> 00:11:22,615 実際 元子は よくやりました。 164 00:11:26,286 --> 00:11:29,622 ただいま! あっ お帰りなさいまし。 165 00:11:29,622 --> 00:11:31,658 あ~ 寒かった…。 フフフ…。 166 00:11:31,658 --> 00:11:36,129 ねえ おキンさん 今日 寒いしさ さつま揚げが買えたから➡ 167 00:11:36,129 --> 00:11:39,632 いろいろ入れて おでんにしない? あっ そりゃあ いいですね。 168 00:11:39,632 --> 00:11:41,668 そんじゃ 私 里芋の皮 むいちゃいますから➡ 169 00:11:41,668 --> 00:11:45,805 みんなに お茶ですよって 声かけてくださいな。 へいへい。➡ 170 00:11:45,805 --> 00:11:49,309 旦那 彦さん お茶ですよ! ⚟(宗俊)おう! 171 00:11:49,309 --> 00:11:52,645 ☎ あら 電話だ。 はいはい。 172 00:11:52,645 --> 00:11:56,816 気を付けてくださいましよ! ☎ 173 00:11:56,816 --> 00:11:59,452 おう! 上がるの面倒だい。 174 00:11:59,452 --> 00:12:02,755 天気もいいしな 干し場へ 茶ぁ持ってきてくれ。へいへい。 175 00:12:07,093 --> 00:12:10,930 さすが 吉宗の総領娘。 176 00:12:10,930 --> 00:12:15,101 奥さん業 兼 平和出版の雑文まで こなしながら➡ 177 00:12:15,101 --> 00:12:20,273 元子が 実家の帳場と台所を しっかりと預かったおかげで➡ 178 00:12:20,273 --> 00:12:24,477 トシ江の回復も だいぶ早くなりそうです。 179 00:12:35,288 --> 00:12:39,125 (小芳)おかみさん! もう出歩いて いいんですか? 180 00:12:39,125 --> 00:12:42,161 ちょいとね お医者さんまで。 そう。 で あんばいは? 181 00:12:42,161 --> 00:12:46,799 この分なら 月末にはお床上げですって。 そう よかったねえ。 182 00:12:46,799 --> 00:12:50,136 おかみさん 働き過ぎですよ。 そんなことありませんけどさ➡ 183 00:12:50,136 --> 00:12:52,805 まあ 元子と巳代子が よくやってくれるから➡ 184 00:12:52,805 --> 00:12:54,841 この際 ジタバタしないで➡ 185 00:12:54,841 --> 00:12:57,677 思い切って休んじまおうって観念したのが よかったみたい。 186 00:12:57,677 --> 00:13:01,914 そうよ。 いい娘がついてんだから いいお婿さん 探してあげなきゃ。 187 00:13:01,914 --> 00:13:04,751 ねっ! 巳代ちゃん。 はいはい よろしくお願いいたします。 188 00:13:04,751 --> 00:13:08,087 そいじゃ ごめんください。 じゃあね。 気を付けてね。 189 00:13:08,087 --> 00:13:11,290 あったかくしなくちゃ駄目よ。 ありがとうございます。 190 00:13:16,596 --> 00:13:19,599 ⚟気を付けてね。 ⚟どうも。 191 00:13:22,268 --> 00:13:25,104 (藤井)お帰りなさいませ。ただいま。 お帰りなさい。 192 00:13:25,104 --> 00:13:27,040 いかがですか? ありがとう。 193 00:13:27,040 --> 00:13:30,777 もう ぼちぼち起きてもいいみたいなの。 そうですか。 でも 無理なさらないように。 194 00:13:30,777 --> 00:13:32,812 (トシ江)あっ ただいま。 おい そんなことして➡ 195 00:13:32,812 --> 00:13:35,281 また ぶり返したら どうすんだい。 (トシ江)あんた…。 196 00:13:35,281 --> 00:13:38,284 今度 ぶり返したらな さっさと 新しい女房に取り替えちまうからな。 197 00:13:38,284 --> 00:13:40,586 それが嫌なら 早く治せ。 198 00:13:42,789 --> 00:13:46,959 よその人がいるのに ほかに 何とか 口のききようがないのかしら。 199 00:13:46,959 --> 00:13:49,629 別に 僕は よその人じゃありませんから。 200 00:13:49,629 --> 00:13:51,564 そんなこと言ったって。 201 00:13:51,564 --> 00:13:54,133 あっ どうぞ 僕の肩つかまってください。 いいんですよ そんな大したこと…。 202 00:13:54,133 --> 00:13:56,169 いや どうぞ どうぞ! 遠慮なく どうぞ! もう藤井さん 本当に…。 203 00:13:56,169 --> 00:14:00,239 お待ち遠さまでした 藤井さん。 は? 204 00:14:00,239 --> 00:14:03,142 急ぎなんでしょう。 早いとこ 持ってってくださいな。 ねっ。 205 00:14:03,142 --> 00:14:06,045 あ~ はい…。 206 00:14:06,045 --> 00:14:10,249 さあ 出来ましたから どうぞ。 確かに。 207 00:14:10,249 --> 00:14:13,753 それじゃあ お体をお大事に。 ありがとう存じます。 208 00:14:13,753 --> 00:14:16,589 じゃあ 巳代子さん さようなら。 さようなら。 209 00:14:16,589 --> 00:14:19,258 失礼します。 どうも ご苦労さまです。 210 00:14:19,258 --> 00:14:21,594 どうも。 211 00:14:21,594 --> 00:14:25,398 久しぶりに出かけたから 疲れたでしょう。 うん ちょいとね。 212 00:14:25,398 --> 00:14:27,333 布団ね さっと干しといたから➡ 213 00:14:27,333 --> 00:14:29,268 フカフカで 気持ちよくなってると思うけど。 214 00:14:29,268 --> 00:14:32,772 (トシ江)ありがとう。 うん。 215 00:14:32,772 --> 00:14:35,074 さて…。 216 00:14:39,278 --> 00:14:53,593 ♬~