1 00:00:02,202 --> 00:00:14,414 ♬~ (テーマ音楽) 2 00:00:14,414 --> 00:01:12,606 ♬~ 3 00:01:18,278 --> 00:01:22,950 いろいろの問題を抱えながらも 与えられた3日間で➡ 4 00:01:22,950 --> 00:01:28,121 元子は 小説のダイジェストを 書き上げようとしていました。 5 00:01:28,121 --> 00:01:53,814 ♬~ 6 00:01:53,814 --> 00:01:56,316 (元子)おばあ様…。 7 00:01:59,987 --> 00:02:03,757 (大介)おはようございます! (正道)おお 早いな。 どうしたんだ。 8 00:02:03,757 --> 00:02:07,594 あっ 僕 やってやる。 そいじゃ 頼もうかな。 9 00:02:07,594 --> 00:02:10,631 お母さんね 得意の滑り込みセーフじゃなくて➡ 10 00:02:10,631 --> 00:02:12,933 今日は ちゃんと 原稿 持っていけるって。 11 00:02:12,933 --> 00:02:16,269 あ~ そうか。 それはよかった ハハ。 道子は元気か? 12 00:02:16,269 --> 00:02:20,774 みんな元気です。 下着持ってきたんだけど 次の注文は何かな? 13 00:02:20,774 --> 00:02:23,410 うん そいじゃあね ついでで いいんだけどな。 14 00:02:23,410 --> 00:02:25,345 いいよ 明日持ってくるから。 15 00:02:25,345 --> 00:02:28,281 うん 別に明日じゃなくても いいんだけども 本だ。 16 00:02:28,281 --> 00:02:32,152 「電気技術」っていう本をね お母さんに 買ってきてくれって言ってくれないか。 17 00:02:32,152 --> 00:02:34,421 そんな難しい本 もう読んでもいいの? 18 00:02:34,421 --> 00:02:37,958 うん 許可が出たんだよ。 みんなが一生懸命やってるのに➡ 19 00:02:37,958 --> 00:02:40,293 お父さんだけ 頭 空っぽになっちゃったら困るだろ。 20 00:02:40,293 --> 00:02:42,629 本当だ。 ハハ。 21 00:02:42,629 --> 00:02:44,665 あっ もういいぞ 遅くなるから。 な。 22 00:02:44,665 --> 00:02:48,502 走っていけば大丈夫。 でも あまり病人扱いしたら悪いかな。 23 00:02:48,502 --> 00:02:50,504 ハッ こいつ ハハ…。 24 00:02:50,504 --> 00:02:54,307 じゃあ 下着 ここ置いとくけど 取れるかな。 25 00:02:54,307 --> 00:02:57,177 (山田)ああ 大丈夫だよ おじさんたちが やってあげるから。 26 00:02:57,177 --> 00:03:00,580 どうも すみません。 いやいや 病人はお互いさまだよ。 27 00:03:00,580 --> 00:03:02,616 じゃ よろしくお願いします。 はいはい。 28 00:03:02,616 --> 00:03:05,085 じゃ 行ってまいります。 おう 気を付けてな。 29 00:03:05,085 --> 00:03:07,754 はい。 お大事に。 30 00:03:07,754 --> 00:03:10,057 あっ どうも…。 31 00:03:12,626 --> 00:03:16,263 (平井)へえ~ 大したもんだね。 中学生なんでしょ? 32 00:03:16,263 --> 00:03:19,599 ああ… はい。 「親はなくとも子は育つ」。 33 00:03:19,599 --> 00:03:22,936 そう言われないように 頑張らなくちゃね 大原さん。 34 00:03:22,936 --> 00:03:26,406 本当ですね。 35 00:03:26,406 --> 00:03:31,244 一方 元子の方も 大介の報告どおり➡ 36 00:03:31,244 --> 00:03:35,782 期日までに 注文の仕事を届けたのですが…。 37 00:03:35,782 --> 00:03:39,619 (冬木)編集長 出張中なもんで 原稿は 預かっておくようにってことでした。 38 00:03:39,619 --> 00:03:42,289 はあ… ご出張なされたんですか…。 39 00:03:42,289 --> 00:03:45,192 明日には帰るでしょうから 明日の夜には 多分電話がいくはずです。 40 00:03:45,192 --> 00:03:48,962 お宅にいらっしゃるんでしょう? はい 夜は間違いなく うちの方へ。 41 00:03:48,962 --> 00:03:51,631 それじゃあ。 そうですか。 42 00:03:51,631 --> 00:03:54,835 じゃあ よろしくお願いいたします…。 43 00:04:03,577 --> 00:04:05,879 ただいま。 44 00:04:11,251 --> 00:04:13,453 どなたですか? 45 00:04:15,088 --> 00:04:18,125 (陽子)お義姉さん。 陽子さん…! 46 00:04:18,125 --> 00:04:21,128 まあ どうも。 47 00:04:23,597 --> 00:04:26,933 あら。(藤井)お邪魔してます。 (波津)元子さん 急なことだども➡ 48 00:04:26,933 --> 00:04:30,403 私は 陽子と一緒に 帰えことにしましたけえ。 49 00:04:30,403 --> 00:04:34,608 帰る…!? 帰るって 松江へですか!? 50 00:04:34,608 --> 00:04:39,279 松江でなあて ほかのどこへ 戻おますだわね。おばあ様。 51 00:04:39,279 --> 00:04:42,282 私たちも そろそろ 迎えに来ようと思っちょったとこへ➡ 52 00:04:42,282 --> 00:04:45,152 藤井さんから お電話頂いたもんですけん。 53 00:04:45,152 --> 00:04:47,621 本当に お義姉さんには ご面倒をおかけしました。 54 00:04:47,621 --> 00:04:49,656 ちょっ… ちょっと待ってくださいよ。 55 00:04:49,656 --> 00:04:51,791 電話って 祐介さん 一体 何を電話したんですか? 56 00:04:51,791 --> 00:04:54,694 すいません。 迎えに来てほしいと…。 57 00:04:54,694 --> 00:04:58,665 冗談じゃないわ。 一体 誰に相談して そんな勝手なまねを。 58 00:04:58,665 --> 00:05:01,601 潮時だわね。 藤井さんを叱ったらいけんで。 59 00:05:01,601 --> 00:05:07,073 そんなこと おっしゃっても…。 出過ぎたことで 本当に申し訳ありません。 60 00:05:07,073 --> 00:05:09,376 巳代子とも相談したんですが➡ 61 00:05:09,376 --> 00:05:12,913 このままだと お義姉さんまで共倒れになります。 62 00:05:12,913 --> 00:05:14,848 何が このままよ。 63 00:05:14,848 --> 00:05:17,751 そりゃ 目が回るようなことはありましたよ。 64 00:05:17,751 --> 00:05:19,786 けど おばあ様のお風邪も治ったし➡ 65 00:05:19,786 --> 00:05:22,622 私だって こうして ゆっくりできる日もあるんですよ。 66 00:05:22,622 --> 00:05:27,093 現に今日だって 子供たちと一緒に 私の手料理を食べていただこうと➡ 67 00:05:27,093 --> 00:05:29,029 こうして 帰りがけに ごちそうの材料だって➡ 68 00:05:29,029 --> 00:05:30,964 買ってきてるんですよ。 お義姉さん。 69 00:05:30,964 --> 00:05:34,601 藤井さんだって お義姉さんの そぎゃんお気持ちが分かられえからこそ➡ 70 00:05:34,601 --> 00:05:38,271 心を鬼にして 電話してきてごしなさったですわね。 71 00:05:38,271 --> 00:05:42,108 それに おばあ様も そのおつもりだったと 言っちょられえですけんね。 72 00:05:42,108 --> 00:05:45,412 そのつもりって おばあ様 一体…。 73 00:05:45,412 --> 00:05:48,114 年がいもなく 我を通してしまったども➡ 74 00:05:48,114 --> 00:05:51,785 あの時 邦世さんと一緒に 帰りゃよかったですわね。 75 00:05:51,785 --> 00:05:56,289 今となっては 私は 元子さんの 何の役にも立ちませんけんね。 76 00:05:56,289 --> 00:06:00,126 おばあ様…。 分かってください。 77 00:06:00,126 --> 00:06:03,029 僕も 一生懸命考えたんです。 78 00:06:03,029 --> 00:06:07,934 でも お義兄さんが… 元どおりになるまでは長期戦なんですよ。 79 00:06:07,934 --> 00:06:13,373 そんなこと分かってますよ。 だったら 無理は絶対 長続きしませんよ。 80 00:06:13,373 --> 00:06:18,245 このまま おばあさんに いていただいて お義姉さんに倒れられても➡ 81 00:06:18,245 --> 00:06:22,382 おばあさんが寝込まれても 困るのは子供たちじゃありませんか。 82 00:06:22,382 --> 00:06:26,086 今 帰したくない気持ちは よく分かります。 しかしですね…。 83 00:06:26,086 --> 00:06:28,021 もう いいですわね 祐介さん。 84 00:06:28,021 --> 00:06:32,259 元子さんも分かってごしなはっただけん。 待ってください おばあ様。 85 00:06:32,259 --> 00:06:36,129 いいや 私はね 正道が また ようなったら…➡ 86 00:06:36,129 --> 00:06:39,766 陽子に連れてきてもらいますだけん。 なあ 陽子。 87 00:06:39,766 --> 00:06:41,701 はい。 88 00:06:41,701 --> 00:06:44,104 そうですよ。 それが一番ですよ お義姉さん。 89 00:06:44,104 --> 00:06:46,039 そんなこと言ったって…。 90 00:06:46,039 --> 00:06:50,277 元子さんには 本当に 迷惑かけてしまったども➡ 91 00:06:50,277 --> 00:06:54,147 ここ ひとつき余り お互いに気心が通わって➡ 92 00:06:54,147 --> 00:06:57,784 本当にうれしかったです。 おばあ様…。 93 00:06:57,784 --> 00:07:00,553 この上 私を引き止めてもらったら➡ 94 00:07:00,553 --> 00:07:04,424 本当に 物笑いの種になるばっかですけんね。 95 00:07:04,424 --> 00:07:06,726 おばあ様…。 96 00:07:11,731 --> 00:07:16,236 正道のこと よろしにお願いしますけんね。 97 00:07:24,244 --> 00:07:27,247 (道子)それじゃあ 明日帰ってしまうの? そげだ。 98 00:07:27,247 --> 00:07:29,382 学校から帰ってきたら もういないの? 99 00:07:29,382 --> 00:07:33,253 いんやいんや あんたたちが帰ってくるまで おるで。 100 00:07:33,253 --> 00:07:37,090 で 今度 いつ来るの? さあ そうは あんた方次第だ。 101 00:07:37,090 --> 00:07:39,993 どういうこと? ん? いい子にしてたらな。 102 00:07:39,993 --> 00:07:41,962 はい。 うん。 103 00:07:41,962 --> 00:07:44,397 それから 大介➡ 104 00:07:44,397 --> 00:07:47,767 どぎゃんことがあっても お母さんを助けて➡ 105 00:07:47,767 --> 00:07:51,271 しっかりと頑張あないけんで。 分かったか? 106 00:07:51,271 --> 00:07:54,107 はい。 そのかわり…。 (波津)はっ? 107 00:07:54,107 --> 00:07:56,042 ひいばあも 頑張らなくっちゃ。 108 00:07:56,042 --> 00:08:00,547 本当だ。 ハハ… 本当 本当 なっ。 109 00:08:20,233 --> 00:08:24,738 元子さん。 はい。 110 00:08:24,738 --> 00:08:28,241 人間というものは➡ 111 00:08:28,241 --> 00:08:33,580 波間に漂う木っ端のようなもんです。 112 00:08:33,580 --> 00:08:36,383 どん底に沈む時もあれば➡ 113 00:08:36,383 --> 00:08:41,254 高々と押し上げられることもある。 114 00:08:41,254 --> 00:08:43,256 はい…。 115 00:08:43,256 --> 00:08:47,127 思う港に着くか着かんか➡ 116 00:08:47,127 --> 00:08:51,598 こぎ手と かじ取りが 心を合わして➡ 117 00:08:51,598 --> 00:08:54,501 波を どう乗り切るかによって➡ 118 00:08:54,501 --> 00:08:57,404 決まあことだわ。 119 00:08:57,404 --> 00:09:00,306 はい…。 120 00:09:00,306 --> 00:09:05,211 こぎ手としての正道は つまずきばっかだったども➡ 121 00:09:05,211 --> 00:09:09,716 元子さんには 本当にねえ…。 いいえ。 122 00:09:13,720 --> 00:09:16,356 元子さん…➡ 123 00:09:16,356 --> 00:09:23,897 今の私は 退却すうことが ああたに加勢になあだけん。 124 00:09:23,897 --> 00:09:30,370 大介は そのことを ちゃんと知っちょうますけんね。 125 00:09:30,370 --> 00:09:38,111 これからも 大介は あんたの力になってごしだわね。 126 00:09:38,111 --> 00:09:40,113 おばあ様…。 127 00:09:40,113 --> 00:09:49,923 ♬~ 128 00:09:51,658 --> 00:09:55,628 そして その翌日。 129 00:09:55,628 --> 00:09:58,932 ちょっと お水替えてきますから。 はい。 130 00:10:00,767 --> 00:10:06,639 元子さんから 元気だと聞いちょったども 顔色も ようなって安心しましたわね。 131 00:10:06,639 --> 00:10:09,943 はい。 全快祝いの時に また出てきてくださいね。 132 00:10:09,943 --> 00:10:12,846 その時は迎えに行きますから。 あら 私が送ってくうわね。 133 00:10:12,846 --> 00:10:16,816 そういうお役目でもないと なかなか 東京へなんか出してもらえんけんね。 134 00:10:16,816 --> 00:10:22,121 あらあら 私を だしにして。 だって…。 135 00:10:22,121 --> 00:10:25,959 まあ 元子も がっかりしてんでしょう。 おばあさんを当てにしてね➡ 136 00:10:25,959 --> 00:10:28,628 また新しい仕事に 首突っ込んだみたいですからね。 137 00:10:28,628 --> 00:10:31,664 そうだけん 独立独歩。 138 00:10:31,664 --> 00:10:34,134 元子さんも 人を当てにすうようなことでは➡ 139 00:10:34,134 --> 00:10:37,971 なかなか 一人前にはなれませんけんね。 140 00:10:37,971 --> 00:10:41,808 ほらね こげして まだまだ お得意のお説教が出えだけん➡ 141 00:10:41,808 --> 00:10:44,444 お義姉さんも大変だったと思うわ。 142 00:10:44,444 --> 00:10:47,146 ハハハ…。 それで 今夜の汽車で? 143 00:10:47,146 --> 00:10:50,450 ええ。 寝台の方が やっぱり おばあさんには楽でしょうし。 144 00:10:50,450 --> 00:10:54,320 忙しいなあ 陽子も。 そりゃ うちの旦那が待っちょうですもん。 145 00:10:54,320 --> 00:10:59,826 ほらほら やられたわね。 全くです ハハハ…。 146 00:10:59,826 --> 00:11:01,794 それじゃ おばあさん そろそろ…。 147 00:11:01,794 --> 00:11:04,264 そげだね。 148 00:11:04,264 --> 00:11:08,134 ほんなら しっかりと ようなってごしなさい。➡ 149 00:11:08,134 --> 00:11:10,770 早いことね。 はい。 150 00:11:10,770 --> 00:11:15,608 いろいろ ご心配かけて 申し訳ありませんでした。 151 00:11:15,608 --> 00:11:18,511 正道…➡ 152 00:11:18,511 --> 00:11:27,287 これからはね 元子さんを信じて 焦らんことですわ。 153 00:11:27,287 --> 00:11:30,957 ゆっくり養生して。 154 00:11:30,957 --> 00:11:32,959 はい。 155 00:11:37,430 --> 00:11:40,633 ごめんください。 はい。 156 00:11:40,633 --> 00:11:43,303 ああ お父さん。 (宗俊)送りに来たんだ。 157 00:11:43,303 --> 00:11:45,638 支度は出来てんのかい? うん もうそろそろ出かけようと➡ 158 00:11:45,638 --> 00:11:47,974 思ってたとこなの。 とにかく上がってちょうだい。 159 00:11:47,974 --> 00:11:52,445 あ~ いい… また上がりゃ 挨拶が始まるだけだ。 160 00:11:52,445 --> 00:11:56,649 いいから おめえ 車 拾ってきてくれ。 はい。 161 00:11:56,649 --> 00:11:59,686 これはこれは ご丁寧に ありがとさんでございます。 162 00:11:59,686 --> 00:12:02,088 へいへい へいへい… それは いいんですがね➡ 163 00:12:02,088 --> 00:12:04,757 おい おめえたちは何だい 送りに行くのかい?はい。 164 00:12:04,757 --> 00:12:07,260 そうか。 それじゃおめえ 1台じゃ間に合わねえな。 165 00:12:07,260 --> 00:12:09,929 よし それじゃ もう1台追加だ。 待っててくんな。 166 00:12:09,929 --> 00:12:12,265 ☎ 僕が出る。 167 00:12:12,265 --> 00:12:15,768 それじゃあ 荷物 出しときましょうか。 あっ そうですね。 168 00:12:15,768 --> 00:12:20,607 すいません ちょっと待ってください! もしもし! 169 00:12:20,607 --> 00:12:23,509 あ~…。 誰から? 170 00:12:23,509 --> 00:12:26,279 女性時代から 今すぐ来てくださいって。 171 00:12:26,279 --> 00:12:30,783 僕 説明しようと思ったけど切れちゃった。 女の人の声だった。 172 00:12:30,783 --> 00:12:32,719 そう…。 173 00:12:32,719 --> 00:12:34,954 仕事が第一。 174 00:12:34,954 --> 00:12:40,460 別れは ゆうべのうちに たっぷり しましたけんね。 な 元子さん。 175 00:12:45,431 --> 00:12:47,367 大原でございますが。 176 00:12:47,367 --> 00:12:49,302 (福井)あっ ちょっと待っててね。 はい。 177 00:12:49,302 --> 00:12:51,971 (福井)それじゃあ これ 許可を得てください。はい。 178 00:12:51,971 --> 00:12:57,644 (福井)うん まあ そうですね… これに決定しましょう。はい。 179 00:12:57,644 --> 00:13:00,146 じゃ すぐに かかってください。 はい 分かりました。 180 00:13:04,250 --> 00:13:09,088 昨日は失礼。 これ 早速だけれども 3分の1書き直し。 181 00:13:09,088 --> 00:13:11,024 3分の1!? 182 00:13:11,024 --> 00:13:15,762 ダイジェストっていうのはね どこを落として どこを見せ場にするか➡ 183 00:13:15,762 --> 00:13:18,598 その選択が決め手なのね。 184 00:13:18,598 --> 00:13:24,103 大原さんのも悪くはないんですけどね 別れを もう少しあっさりして➡ 185 00:13:24,103 --> 00:13:26,773 中盤を盛り上げてほしいのね。 186 00:13:26,773 --> 00:13:30,109 何度も言うようですけど これは 主婦が対象ですから➡ 187 00:13:30,109 --> 00:13:32,045 甘さは 絶対に必要なの。 188 00:13:32,045 --> 00:13:36,783 ただ その 甘さの置き場所と分量ね。 189 00:13:36,783 --> 00:13:39,419 出だしは 歯切れがよくて なかなか結構です。 190 00:13:39,419 --> 00:13:43,956 だから その中盤増えた部分を 終盤で削る。 191 00:13:43,956 --> 00:13:45,992 かかれますか? すぐに。 192 00:13:45,992 --> 00:13:50,430 はい。 (福井)電話します?はっ? 193 00:13:50,430 --> 00:13:54,133 さっき出たの 坊ちゃんでしょ? 遅くなると心配するだろうし。 194 00:13:54,133 --> 00:13:56,169 はい… でも 今 ちょうど人を➡ 195 00:13:56,169 --> 00:13:58,638 東京駅まで 送りに行ってるとこですので➡ 196 00:13:58,638 --> 00:14:00,573 後で また かけさせていただきます。 197 00:14:00,573 --> 00:14:03,076 じゃ すぐに かかってちょうだい。はい。 この机ね。 198 00:14:03,076 --> 00:14:05,078 はい。 199 00:14:06,746 --> 00:14:08,681 ねえ 大原さん。 200 00:14:08,681 --> 00:14:11,384 あなたが この仕事に 食いついたってことは➡ 201 00:14:11,384 --> 00:14:15,254 誰かが あぶれたってことなのよ。 分かるわね? 202 00:14:15,254 --> 00:14:17,190 はい。 203 00:14:17,190 --> 00:14:20,493 じゃ お先に。 お疲れさん。 お疲れさま。 204 00:14:30,269 --> 00:14:33,773 そうです。 ちょうど 今頃➡ 205 00:14:33,773 --> 00:14:39,278 波津を乗せた列車は 東京駅を離れた頃でしょう。 206 00:14:41,114 --> 00:14:45,284  心の声 さようなら おばあ様。➡ 207 00:14:45,284 --> 00:14:47,954 お気を付けて…。 208 00:14:47,954 --> 00:14:56,462 ♬~