1 00:00:01,235 --> 00:00:12,980 ♬~ (テーマ音楽) 2 00:00:12,980 --> 00:01:10,971 ♬~ 3 00:01:13,273 --> 00:01:17,144 (元子)冬彦… ねえ。 4 00:01:17,144 --> 00:01:20,781 冬彦ちゃん… いい名前じゃないの。 5 00:01:20,781 --> 00:01:24,651 (大介)僕が考えたんだ。 そう。 圭子さん 喜んだでしょう。 6 00:01:24,651 --> 00:01:27,120 ああ。 7 00:01:27,120 --> 00:01:30,157 それで 実は相談があるんだけど。 8 00:01:30,157 --> 00:01:33,627 ええ 何かしら。 9 00:01:33,627 --> 00:01:38,131 僕… やはり 圭子と結婚します。 10 00:01:41,134 --> 00:01:47,007 このふたつき 結婚のことは 僕も圭子も 何も話さずに暮らしました。 11 00:01:47,007 --> 00:01:51,645 それだけは信用してもらいたいんだ。 ええ…。 12 00:01:51,645 --> 00:01:53,680 全ては 子供が生まれてから。 13 00:01:53,680 --> 00:01:57,517 そう 母さんにも言ったけど 冬彦が生まれてみて➡ 14 00:01:57,517 --> 00:02:02,089 僕 逆に 結婚の意志が固くなったものだから。 15 00:02:02,089 --> 00:02:05,125 そう…。 はい。 16 00:02:05,125 --> 00:02:10,397 本当に大切なことなのに わがまま通して すまないと思ってます。 17 00:02:10,397 --> 00:02:14,101 分かったわ。 母さん。 18 00:02:14,101 --> 00:02:17,938 じゃ やっぱり きちんとしないとね。 うん。 19 00:02:17,938 --> 00:02:20,774 お父さんには お母さんから よく話しておくけど…➡ 20 00:02:20,774 --> 00:02:24,644 圭子さんの体が しっかりしてきたら 内輪の人に集まってもらって➡ 21 00:02:24,644 --> 00:02:27,114 ささやかでもいいから お式挙げないとね。 22 00:02:27,114 --> 00:02:29,783 いや それだったら必要ないよ。 そうはいかないわよ。 23 00:02:29,783 --> 00:02:32,619 一応 あちらのご両親にも 知らせないといけないし。 24 00:02:32,619 --> 00:02:35,122 いや 母さんさえ うんと言ってくれたら➡ 25 00:02:35,122 --> 00:02:37,424 これから 冬彦の出生届を出しながら➡ 26 00:02:37,424 --> 00:02:40,627 ついでに 結婚届を出して それで万事解決さ。 27 00:02:40,627 --> 00:02:43,130 なにも そんなに 慌てることないでしょうに。 28 00:02:43,130 --> 00:02:47,300 けど 出生届は 2週間以内と決まってるんだもの。 29 00:02:47,300 --> 00:02:49,803 期限まで あと6日しかないから。 30 00:02:49,803 --> 00:02:52,439 だったら 出生届だけ 先に出しておけばいいんじゃないの? 31 00:02:52,439 --> 00:02:55,142 それじゃ 何にもならないよ。 何が? 32 00:02:55,142 --> 00:02:59,646 (大介)だって 両方一緒に出すからこそ 冬彦は すんなり僕の籍に入れるんだもの。 33 00:02:59,646 --> 00:03:01,581 ちょっと待って それ どういうこと? 34 00:03:01,581 --> 00:03:05,252 だからさ つまり どうせ結婚するんだから➡ 35 00:03:05,252 --> 00:03:09,089 初めから 僕の籍へ入れておけば 後々 問題は起きないもの。 36 00:03:09,089 --> 00:03:11,591 問題って あなた一体 何のこと言ってんの? 37 00:03:11,591 --> 00:03:15,929 だから 僕は 戸籍の上でも ちゃんと冬彦の…。 38 00:03:15,929 --> 00:03:19,599 それは変よ。 だって 今 入籍しなかったら➡ 39 00:03:19,599 --> 00:03:22,936 冬彦は 父親のない子として 圭子の籍へ入ってしまうんだぜ。 40 00:03:22,936 --> 00:03:25,405 だったら 大介は それが かわいそうだから➡ 41 00:03:25,405 --> 00:03:28,108 圭子さんとの結婚届も 一緒に出すっていうの? 42 00:03:28,108 --> 00:03:30,410 いや もちろん それだけじゃないさ。 43 00:03:30,410 --> 00:03:32,345 圭子を 本当に愛してるから。 44 00:03:32,345 --> 00:03:35,949 愛していれば うそついても いいっていうんですか? 45 00:03:35,949 --> 00:03:37,884 うそ!? そうよ。 46 00:03:37,884 --> 00:03:42,122 それじゃ 生まれて早々… いえ 一生 あなたたちがついたうそを➡ 47 00:03:42,122 --> 00:03:44,424 冬彦ちゃんは背負って 生きていくことになるのよ。 48 00:03:44,424 --> 00:03:46,793 だから それは冬彦の幸せのために…。 49 00:03:46,793 --> 00:03:50,630 冬彦ちゃん 本当にそう思うかしら。 母さん! 50 00:03:50,630 --> 00:03:52,566 いいえ 母さん そんなの反対よ。 51 00:03:52,566 --> 00:03:57,304 まるで訳が分からないな。 分からないのは 大介の考え方よ。 52 00:03:57,304 --> 00:04:01,575 あなたたちの結婚と 冬彦ちゃんの問題とは別ですよ。 53 00:04:01,575 --> 00:04:05,245 あなたたち 一体 冬彦ちゃん 何だと思ってるの? 54 00:04:05,245 --> 00:04:08,148 将来 冬彦ちゃんに 何でそんなことしたんだって言われたら➡ 55 00:04:08,148 --> 00:04:10,750 大介は 一体 どうやって答えるつもりなの? 56 00:04:10,750 --> 00:04:13,587 適当な時期に打ち明けるよ。 それで済む問題じゃないって➡ 57 00:04:13,587 --> 00:04:15,522 母さんは言ってるの。 58 00:04:15,522 --> 00:04:19,392 これはね 冬彦ちゃんの 人間としての尊厳を傷つけることなのよ。 59 00:04:19,392 --> 00:04:22,095 けど 現実社会はだね…。 お待ちなさい。 60 00:04:22,095 --> 00:04:24,131 結婚は 当人同士がするものであって➡ 61 00:04:24,131 --> 00:04:26,600 子供のためになんて 何の理由にもならないわ。 62 00:04:26,600 --> 00:04:28,935 そんなこと分かってるよ。 だったら どうして? 63 00:04:28,935 --> 00:04:30,871 母さんは ひと事だから 何でも言えるだろうけど。 64 00:04:30,871 --> 00:04:34,407 とんでもありませんよ。 そんな 籍まで ごまかさなければ➡ 65 00:04:34,407 --> 00:04:36,343 父親になる自信がないんだったら➡ 66 00:04:36,343 --> 00:04:39,112 あなたには 父親であり続けることなんて できません。 67 00:04:39,112 --> 00:04:41,047 僕は 冬彦を守ってやりたいんだ。 68 00:04:41,047 --> 00:04:43,784 何が いけないんだ! 69 00:04:43,784 --> 00:04:48,421 大介 お願い。 落ち着いて聞いてちょうだい。 70 00:04:48,421 --> 00:04:52,793 これはね 人間として根本的なことなのよ。 71 00:04:52,793 --> 00:04:54,728 そんな小手先のことで始めて➡ 72 00:04:54,728 --> 00:04:58,298 あなたたち 一体 どんな家庭が築けるっていうんですか。 73 00:04:58,298 --> 00:05:02,569 大介は 圭子さんを愛してるからこそ 結婚しようっていうんでしょう? 74 00:05:02,569 --> 00:05:04,504 だったら 戸籍的にも➡ 75 00:05:04,504 --> 00:05:06,907 冬彦ちゃんのいる圭子さんと 結婚なさいな。 76 00:05:06,907 --> 00:05:08,942 そして そんな 書類上のことでグラグラしない➡ 77 00:05:08,942 --> 00:05:11,077 立派な父親になってちょうだい。 78 00:05:11,077 --> 00:05:15,382 分かってないんだから! 分からないのは大介の方でしょう! 79 00:05:15,382 --> 00:05:19,252 これはね とっても大事なことなのよ。 80 00:05:19,252 --> 00:05:21,588 冬彦ちゃんを 一人の人間として見るなら➡ 81 00:05:21,588 --> 00:05:23,523 そんな勝手なことしちゃいけないの。 82 00:05:23,523 --> 00:05:27,260 それは とっても不遜なことなのよ。 83 00:05:27,260 --> 00:05:31,131 冬彦ちゃんにとっては 赤ちゃんだっていうだけの理由で➡ 84 00:05:31,131 --> 00:05:35,936 間違った… 間違った事実を 押しつけられることになるんですよ。 85 00:05:35,936 --> 00:05:39,406 それは 人間として やってはいけないことなの。 86 00:05:39,406 --> 00:05:42,609 生まれたばっかりの赤ちゃんを そんな ご都合主義に巻き込むなんて➡ 87 00:05:42,609 --> 00:05:44,945 あんまりなことじゃありませんか。 88 00:05:44,945 --> 00:05:48,415 分かったよ。 母さんは やっぱり 僕たちの結婚には反対なんだ。 89 00:05:48,415 --> 00:05:50,350 大介! 90 00:05:50,350 --> 00:05:52,953 母さんに分かってもらおうと思った 僕が バカだった。 91 00:05:52,953 --> 00:05:55,789 帰る。 大介! 92 00:05:55,789 --> 00:05:58,425 大介 待って! 93 00:05:58,425 --> 00:06:02,429 大介! (戸が閉まる音) 94 00:06:18,078 --> 00:06:22,949 (圭子)私… お母さんの おっしゃることの方が正しいと思う。 95 00:06:22,949 --> 00:06:25,585 何を言いだすんだ 君は。 96 00:06:25,585 --> 00:06:30,090 大ちゃんが 結婚届を 一緒に出してしまおうって言った時➡ 97 00:06:30,090 --> 00:06:32,926 本当にうれしかったわ。 だったら それでいいじゃないか。 98 00:06:32,926 --> 00:06:37,097 でもね どっかが違うんじゃないかなって 思ってはいたんだ。 99 00:06:37,097 --> 00:06:39,032 圭子! 100 00:06:39,032 --> 00:06:42,269 だけど 大ちゃんに言われて よく分かった。 101 00:06:42,269 --> 00:06:44,771 お母さんが言うのは当たり前よ。 102 00:06:44,771 --> 00:06:48,408 私たち とんでもない間違いを するところだったわ。 103 00:06:48,408 --> 00:06:50,343 間違い!? 104 00:06:50,343 --> 00:06:53,246 だって 君は 僕のプロポーズ OKしてくれたじゃないか。 105 00:06:53,246 --> 00:06:57,150 うん。 だったら 何を今更。 106 00:06:57,150 --> 00:07:00,553 大ちゃんのこと 私 好きよ。 107 00:07:00,553 --> 00:07:04,357 こんなにまで面倒見てもらって お礼の言いようがないし。 108 00:07:04,357 --> 00:07:06,293 他人行儀なこと言わないでくれ。 109 00:07:06,293 --> 00:07:10,163 でもね お礼の言いようがないから 結婚OKしたとしたら➡ 110 00:07:10,163 --> 00:07:12,098 大ちゃん 許せる? 111 00:07:12,098 --> 00:07:14,367 圭子…。 112 00:07:14,367 --> 00:07:17,070 (ノック) はい。 113 00:07:19,739 --> 00:07:22,375 (大介)母さん…。 ごめんなさい。 114 00:07:22,375 --> 00:07:25,078 でも 母さん 心配で たまらなかったもんだから。 115 00:07:25,078 --> 00:07:28,748 本当に いろいろご心配かけて 申し訳ありませんでした。 116 00:07:28,748 --> 00:07:30,684 帰ってくれないか。 117 00:07:30,684 --> 00:07:32,619 もう これ以上 母さんには関係ないんだから。 118 00:07:32,619 --> 00:07:35,255 そんなことないわよ。 圭子! 119 00:07:35,255 --> 00:07:38,158 本当にごめんなさい。 母さんが 余計なことを言ったばっかりに。 120 00:07:38,158 --> 00:07:40,593 ああ 本当に余計なことだったよ。 121 00:07:40,593 --> 00:07:44,097 けど 圭子さんは お産して まだ血がおさまらない時期なのよ。 122 00:07:44,097 --> 00:07:48,401 これ以上 話を難しくして 肥立ちに 差し障りがあってもいけないから➡ 123 00:07:48,401 --> 00:07:51,304 だから このことは もう5日。 ねっ? 124 00:07:51,304 --> 00:07:55,175 出生届のギリギリまで待って それで もう一度話し合ってちょうだい。 125 00:07:55,175 --> 00:07:59,145 でないと…。 いいえ 私なら大丈夫です。 126 00:07:59,145 --> 00:08:03,550 大ちゃん 本当にごめんね。 127 00:08:03,550 --> 00:08:06,353 私たち 結婚を延期します。 128 00:08:06,353 --> 00:08:09,889 圭子さん…。 延期して どうするつもりなんだよ。 129 00:08:09,889 --> 00:08:13,360 私 もっと自信ついてから お嫁さんにしてもらう。 130 00:08:13,360 --> 00:08:15,295 子供みたいなこと言うんじゃないよ。 131 00:08:15,295 --> 00:08:18,732 そうよね 子供みたいだったわ 私。 132 00:08:18,732 --> 00:08:21,368 一人で産もうって決心していながら➡ 133 00:08:21,368 --> 00:08:25,071 あんまり 大ちゃんに助けてもらって つい甘えたのね。 134 00:08:25,071 --> 00:08:27,974 甘えたっていいじゃないか。 結婚すれば夫婦なんだぜ。 135 00:08:27,974 --> 00:08:31,678 でも まだ結婚してないもの。 圭子! 136 00:08:34,581 --> 00:08:40,253 冬彦が 学校へ行くようになって 先生方に戸籍を見られたら➡ 137 00:08:40,253 --> 00:08:46,059 私だけの子供っていうことで 確かに別な目で見られるかもしれないわ。 138 00:08:46,059 --> 00:08:50,764 でも それで もともとだし そんな別な目なんか気にしないように➡ 139 00:08:50,764 --> 00:08:54,634 私が冬彦を しっかり育てなくちゃ いけないんですもの。 140 00:08:54,634 --> 00:08:58,405 (大介)どうして…。 (圭子)このまま都合よく結婚届を出して➡ 141 00:08:58,405 --> 00:09:01,307 全て めでたし めでたしになったら➡ 142 00:09:01,307 --> 00:09:07,547 私は 一生 大ちゃんと冬彦に 借りを作ってしまうのよ。 143 00:09:07,547 --> 00:09:10,550 どうして そうまでして 突っ張らなきゃいけないんだよ。 144 00:09:12,419 --> 00:09:16,723 大ちゃん 冬彦の友達になって。 145 00:09:16,723 --> 00:09:21,361 そして 私が もっと自信ついて➡ 146 00:09:21,361 --> 00:09:26,199 そして 大ちゃんが 気持ちが変わらなかったら➡ 147 00:09:26,199 --> 00:09:30,069 その時 私からプロポーズする。 148 00:09:30,069 --> 00:09:32,105 ねっ その方がいいですよね お母さん。 149 00:09:32,105 --> 00:09:35,575 私はいいのよ。 どうか2人で ゆっくり話し合ってちょうだい。 150 00:09:35,575 --> 00:09:39,446 何だったら 私 帰りますから。 いいえ いてください。 お願いします。 151 00:09:39,446 --> 00:09:45,585 圭子さん…。 私 初めに決心したようにやってみます。 152 00:09:45,585 --> 00:09:50,090 本当に いろいろ すいませんでした。 153 00:09:51,758 --> 00:09:53,693 大介! ねえ…。 154 00:09:53,693 --> 00:09:56,262 (圭子)いいんです お母さん。 155 00:09:56,262 --> 00:10:00,767 私 本当に 大ちゃんには悪いことしたと思ってます。 156 00:10:00,767 --> 00:10:06,573 でもね 私 大ちゃんに うそつきたくないんです。 157 00:10:06,573 --> 00:10:10,410 私 大ちゃんのこと好きだから。 158 00:10:10,410 --> 00:10:13,947 ありがとう 圭子さん。 159 00:10:13,947 --> 00:10:16,449 これで よかったんです。 160 00:10:18,117 --> 00:10:20,053 頑張らなくっちゃ。 161 00:10:20,053 --> 00:10:22,288 ええ 頑張ってちょうだい。 162 00:10:22,288 --> 00:10:25,625 あなた 一人じゃないもの。 163 00:10:25,625 --> 00:10:27,961 はい。 164 00:10:27,961 --> 00:10:50,817 ♬~ 165 00:10:50,817 --> 00:10:54,988 (八木沢)おい どうしたの? 166 00:10:54,988 --> 00:10:57,190 何かあったの? 167 00:11:04,797 --> 00:11:07,500 (道子)ただいま。 168 00:11:09,269 --> 00:11:11,204 ただいま。 169 00:11:11,204 --> 00:11:14,107 また誰もいないんじゃないの この家。 170 00:11:14,107 --> 00:11:17,777 ⚟☎ あ~ はいはい。 171 00:11:17,777 --> 00:11:21,281 ⚟☎ 172 00:11:21,281 --> 00:11:28,955 ☎ 173 00:11:28,955 --> 00:11:32,792 はい 大原です。 ☎(大介)僕だ。 母さんは? 174 00:11:32,792 --> 00:11:36,429 ううん 例によって 私は 相変わらずの鍵っ子です。 175 00:11:36,429 --> 00:11:39,332 ☎(大介)じゃ 言づけておいてくれないか。 176 00:11:39,332 --> 00:11:41,834 いいけど 何かあったの? 177 00:11:43,636 --> 00:11:47,974 じゃあ また明日の朝 来てみますけど まだ洗い物は無理ですからね。 178 00:11:47,974 --> 00:11:50,877 はい。 ごはん 出来てるから温めるだけだし➡ 179 00:11:50,877 --> 00:11:52,845 それくらいだったら動いても大丈夫。 180 00:11:52,845 --> 00:11:56,316 でも くれぐれも 冷たいお水で ゾ~ッとしないこと。 181 00:11:56,316 --> 00:11:59,319 おしめは このバケツに入れて 蓋しておいてくれればいいから。 182 00:11:59,319 --> 00:12:01,754 はい。 ありがとうございます。 183 00:12:01,754 --> 00:12:06,059 じゃ くれぐれも気を付けてね。 はい。 お母さんも。 184 00:12:07,927 --> 00:12:10,730 じゃあね 冬彦ちゃん。 185 00:12:12,765 --> 00:12:16,269 (戸の開閉音) 186 00:12:16,269 --> 00:12:19,272 冬彦君。 187 00:12:23,776 --> 00:12:25,712 大介からですか? (正道)うん。 188 00:12:25,712 --> 00:12:28,414 道子にね 言づけてきたそうだよ。 189 00:12:28,414 --> 00:12:31,918 今晩から モンパリに 泊まることにしたって。 190 00:12:34,120 --> 00:12:39,792 しかしね 21日間は 責任持って 圭子さんの面倒は見るって言ってたよ。 191 00:12:39,792 --> 00:12:42,695 そうですか…。 192 00:12:42,695 --> 00:12:45,965 しかしな 結婚を断られた以上…。 193 00:12:45,965 --> 00:12:50,837 いえ 圭子さんは延期したいって。 194 00:12:50,837 --> 00:12:54,674 まあ どっちにしても 大介は 大変なショックだっただろう。 195 00:12:54,674 --> 00:12:57,443 少し時間をくれって言ってたよ。 196 00:12:57,443 --> 00:13:00,446 気持ちの整理したいんだろうな。 197 00:13:00,446 --> 00:13:05,251 まあ けじめは けじめだから 圭子さんの朝の面倒は見るけれども➡ 198 00:13:05,251 --> 00:13:10,023 その間 君に 圭子さんのこと 頼みたいってね 言ってたよ。 199 00:13:10,023 --> 00:13:12,959 私も そのつもりではいましたけど…。 200 00:13:12,959 --> 00:13:14,961 帰ってくればいいのに➡ 201 00:13:14,961 --> 00:13:17,397 なにも モンパリへなんか 泊まらなくたって。 202 00:13:17,397 --> 00:13:19,766 しかたないさ。 203 00:13:19,766 --> 00:13:23,269 男ってもんはな くだらないと思えても➡ 204 00:13:23,269 --> 00:13:26,939 そういう意地を 通さなきゃならん時だってあるんだ。 205 00:13:26,939 --> 00:13:30,777 私の言ったこと 間違ってたでしょうか。 206 00:13:30,777 --> 00:13:33,579 いや。 でも 大介は…。 207 00:13:35,415 --> 00:13:39,285 あいつだって バカじゃないさ。 分かってるよ。 208 00:13:39,285 --> 00:13:43,623 今はね そうは分かりたくないって 意地を張ってるだけだと思うよ。 209 00:13:43,623 --> 00:13:48,294 ごめんなさい…。 本当に すいませんでした。 210 00:13:48,294 --> 00:13:50,296 まあ しばらくはな➡ 211 00:13:50,296 --> 00:13:54,434 お互いに見守っていくしか しょうがないだろう。 212 00:13:54,434 --> 00:14:21,127 ♬~(ギター) 213 00:14:27,333 --> 00:14:44,817 ♬~ 214 00:14:44,817 --> 00:14:46,819 子育てとは➡ 215 00:14:46,819 --> 00:14:51,524 苦い苦い コーヒーの味のような ものでしょうか。 216 00:14:51,524 --> 00:14:56,829 ♬~