WEBVTT 00:00:03.003 --> 00:00:13.556 ♪~ 00:00:14.056 --> 00:00:18.352 (弓彦) 〔「ログゼロ」は 大事なプロジェクトだ〕 00:00:18.436 --> 00:00:21.981 〔京一 任せて大丈夫か?〕 00:00:22.064 --> 00:00:25.985 (京一) 〔もちろんです お父さん 最後まで やり遂げます〕 00:00:26.068 --> 00:00:27.445 〔うん〕 00:00:32.074 --> 00:00:35.995 (京一) 〔え… 本当に そっくり…→ 00:00:36.078 --> 00:00:37.997 そのままだ…〕 00:00:38.080 --> 00:00:45.379 ♪~ 00:00:45.463 --> 00:00:47.381 〔牛尾です〕 00:00:47.465 --> 00:00:56.015 ♪~ 00:00:56.098 --> 00:00:58.017 (京一) 〔よろしくお願いします〕 00:00:58.100 --> 00:01:08.402 ♪~ 00:01:08.486 --> 00:01:10.404 (京一) \電話もらってたね/ 00:01:10.488 --> 00:01:12.406 📱(悠) はい。 00:01:12.490 --> 00:01:15.034 📱(悠) 2人で 会ってもらえないかと思って。 00:01:15.117 --> 00:01:18.037 (京一) うれしいよ 会って話そう。 00:01:18.120 --> 00:01:20.039 📱 分かりました。 00:01:20.122 --> 00:01:22.500 山城美術館に来てくれないか。 00:01:24.126 --> 00:01:26.045 そこに紫陽がいる。 00:01:26.128 --> 00:01:46.440 ♪~ 00:01:46.524 --> 00:01:48.067 (クリックする音) 00:01:48.150 --> 00:01:55.449 ♪~ 00:01:55.533 --> 00:01:59.078 📱(音声ガイダンス) 留守番電話サービスに接続します。 00:01:59.161 --> 00:02:00.454 📱(発信音) 00:02:00.621 --> 00:02:03.082 (京一) 先ほど送ったメールの件だが…。 00:02:03.165 --> 00:02:06.085 (前原) キャンセル? 代表の今日の予定 全部? 00:02:06.168 --> 00:02:09.463 (柴田) はい 前原さんと ご予定ができたのかと…。 00:02:09.547 --> 00:02:11.549 (前原) いや 俺は何も…。 00:02:13.551 --> 00:02:16.178 教えてくれて ありがとう。 00:02:23.185 --> 00:02:25.479 何をするつもりだ…? 00:02:25.563 --> 00:02:40.578 ♪~ 00:02:48.586 --> 00:02:50.504 〔怒鳴り声〕 00:02:50.588 --> 00:02:52.506 (新橋) 〔部屋に戻ってください〕 〔怒鳴り声〕 00:02:52.590 --> 00:02:55.509 (多田) 〔クッソ…!〕 00:02:55.593 --> 00:03:00.222 〔俺は ハメられたんだ! おい! ハメられたんだよ!!〕 00:03:01.599 --> 00:03:08.606 〔怒鳴り声〕 00:03:14.236 --> 00:03:17.531 (男の子) \おばあちゃん 見て! キレイだよ/ 00:03:17.615 --> 00:03:19.158 (女性) \うわぁ~!/ 00:03:19.241 --> 00:03:22.161 (女性) キレイだねぇ~ おぉ~。 00:03:22.244 --> 00:03:24.163 (圭太) 〔ウボンゴ!〕 00:03:24.246 --> 00:03:38.928 ♪~ 00:03:39.011 --> 00:03:41.013 (黛) お疲れさまです。 00:03:44.016 --> 00:03:46.018 (多田) お前…。 00:03:48.020 --> 00:03:49.939 やってくれたな。 00:03:50.022 --> 00:03:51.315 (黛) はい。 00:03:51.398 --> 00:03:53.943 売人に お金つかませて→ 00:03:54.026 --> 00:03:58.322 多田さんから情報をもらってた って偽証させました。 00:03:58.405 --> 00:04:00.950 でも心配しないでください。 00:04:01.033 --> 00:04:04.954 今の混乱が落ち着けば 疑いは晴れます。 00:04:05.037 --> 00:04:07.957 (多田) フッ… フフフ。 00:04:08.040 --> 00:04:11.335 全てはジュモクの筋書き通りか。 00:04:11.418 --> 00:04:12.962 (黛) もちろん。 00:04:13.045 --> 00:04:18.342 こちらの予定通り 捜査は出口を見失ってる。 00:04:18.425 --> 00:04:23.973 署に集まる防カメの映像も お前なら消せたか。 00:04:24.056 --> 00:04:25.975 (黛の声) 消せましたね。 00:04:26.058 --> 00:04:28.352 担当でしたから。 00:04:28.435 --> 00:04:30.354 〔キーボードを打つ音〕 00:04:30.437 --> 00:04:35.359 石見崎の研究室から 人骨が盗まれた時も? 00:04:35.442 --> 00:04:42.366 ♪~ 00:04:42.449 --> 00:04:46.996 (黛の声) 樹木の会の信者は 至る所にいます。 00:04:47.079 --> 00:04:50.082 全部つながってるんですよ。 00:04:51.458 --> 00:04:55.087 分かりましたか? 多田さん。 00:04:57.464 --> 00:05:01.010 でも勘違いは しないでください。 00:05:01.093 --> 00:05:04.388 私たちは1人の女性を 救いたいだけなんです。 00:05:04.471 --> 00:05:07.391 個人を社会が守る。 00:05:07.474 --> 00:05:12.021 それこそが 樹木の会が提唱する 助け合いの精神です。 00:05:12.104 --> 00:05:14.398 それは 巡り巡って→ 00:05:14.481 --> 00:05:19.028 多田さん あなたも 恩恵を得ることになるんです。 00:05:19.111 --> 00:05:23.407 (多田) フッ… フフフフ…。 00:05:23.490 --> 00:05:26.118 そんなわけあるか。 00:05:27.494 --> 00:05:30.039 (多田) お前らは ただ→ 00:05:30.122 --> 00:05:33.417 トップの言いなりで やってるだけだろうが。 00:05:33.500 --> 00:05:36.045 しかも そいつは→ 00:05:36.128 --> 00:05:40.132 お前らが勝手な都合で創り出した クローンだ!! 00:05:42.509 --> 00:05:46.513 みんなが幸せに暮らせる 社会のためです。 00:05:50.517 --> 00:05:52.519 (男性) お願いします。 00:05:55.147 --> 00:05:57.149 (平間) ハァ…。 00:06:05.532 --> 00:06:07.159 (足音) 00:06:08.535 --> 00:06:13.457 (長谷部のせき払い) 00:06:13.540 --> 00:06:16.168 (机をたたく音) 00:06:22.549 --> 00:06:24.551 ハァ…。 00:06:31.183 --> 00:06:34.561 (悠) 〔最後に 紫陽に会いたいんです〕 00:06:55.207 --> 00:07:02.131 ♪~ 00:07:02.214 --> 00:07:06.135 (悠) 〔日江市には 思い出がいっぱいある〕 00:07:06.218 --> 00:07:21.150 ♪~ 00:07:21.233 --> 00:07:23.152 (悠) 〔帰り道は いつも→ 00:07:23.235 --> 00:07:26.238 家の前で待ってる紫陽のことを 考えてた〕 00:07:29.616 --> 00:07:34.163 (真理) 〔いつも待ってたの? 悠さんを〕 00:07:34.246 --> 00:07:36.540 (紫陽) 〔うん〕 00:07:36.623 --> 00:07:39.168 〔待ってる間は本を読んでた〕 00:07:39.251 --> 00:07:42.546 (真理) 〔フフ… だから物知りなんだ〕 00:07:42.629 --> 00:07:44.548 >> 〔フフ…〕 (真理) 〔フフ…〕 00:07:44.631 --> 00:07:47.551 〔たくさん読んだ〕 00:07:47.634 --> 00:07:50.554 (悠) 〔いつも僕から声をかけてた〕 00:07:50.637 --> 00:07:55.184 〔紫陽は 本に夢中になってる ことが多かったから〕 00:07:55.267 --> 00:07:59.563 〔本当は いつも気付いてた〕 00:07:59.646 --> 00:08:03.275 〔声をかけてもらうのを 待ってた〕 00:08:05.277 --> 00:08:09.281 (真理) 〔ないの? 気付かなかった時って〕 00:08:10.657 --> 00:08:13.202 〔うん〕 00:08:13.285 --> 00:08:15.579 〔だから私は あそこで→ 00:08:15.662 --> 00:08:18.582 本を読んでたんじゃないんだよ〕 00:08:18.665 --> 00:08:21.210 〔ただ…→ 00:08:21.293 --> 00:08:23.212 待ってたんだよ〕 00:08:23.295 --> 00:08:34.598 ♪~ 00:08:34.681 --> 00:08:38.602 (真理) 〔かわいいね〕 >> 〔フフフ…〕 00:08:38.685 --> 00:08:43.232 〔私には それしかできなかったから…〕 00:08:43.315 --> 00:08:56.245 ♪~ 00:08:56.328 --> 00:09:00.249 (紫陽) 〔真理ちゃんとも あの場所に行ってみたいな〕 00:09:00.332 --> 00:09:03.252 〔ホントにキレイな場所〕 00:09:03.335 --> 00:09:40.747 ♪~ 00:10:00.892 --> 00:10:02.185 (紫陽) 〔遅かったね〕 00:10:02.269 --> 00:10:05.188 (悠) 〔あぁ… ただいま〕 00:10:05.272 --> 00:10:08.191 >> 〔ねぇ 美術館 行くよね?〕 00:10:08.275 --> 00:10:10.819 (悠) 〔あぁ… そっか〕 00:10:10.902 --> 00:10:13.905 〔ごめん 今日もう ちょっと疲れて…〕 00:10:15.282 --> 00:10:19.828 〔図書館で論文の調べ物 ずっとしてたからさ〕 00:10:19.911 --> 00:10:22.205 〔最近ずっと論文だね〕 00:10:22.289 --> 00:10:23.832 (悠) 〔ケトルに水を注ぐ音〕 00:10:23.915 --> 00:10:26.835 〔どうせなら 博士号 取ろうかなと思って〕 00:10:26.918 --> 00:10:29.838 〔将来 役に立つかもしれないし〕 00:10:29.921 --> 00:10:31.214 〔スイッチを入れる音〕 00:10:31.298 --> 00:10:34.843 〔そんなに面白い? 遺伝子の研究〕 00:10:34.926 --> 00:10:37.846 (悠) 〔紫陽だって たくさん本 読んでるでしょ〕 00:10:37.929 --> 00:10:39.931 〔影響 受けたのは僕の方だよ〕 00:10:41.933 --> 00:10:43.852 〔違うよ〕 00:10:43.935 --> 00:10:45.228 (悠) 〔ん?〕 00:10:45.312 --> 00:10:49.232 〔私が本を読むのと→ 00:10:49.316 --> 00:10:51.943 悠のとは違う〕 00:10:53.945 --> 00:10:56.239 (悠) 〔何の話?〕 00:10:56.323 --> 00:11:12.339 〔湯が沸く音〕 00:11:22.349 --> 00:11:24.893 (悠) ハッ…。 00:11:24.976 --> 00:11:26.978 ハァ…。 00:11:46.373 --> 00:11:50.210 >> 代表 どこに行くんですか? (京一) 私用だ。 00:11:50.293 --> 00:11:51.837 ご子息と 連絡は取られたんですか? 00:11:51.920 --> 00:11:54.923 (京一) 息子のことは 私に任せておいてくれ。 00:11:55.924 --> 00:11:58.844 >> 彼は妹に会えたんですか? 00:11:58.927 --> 00:12:01.847 「ログゼロ」のクローンは 生きている。 00:12:01.930 --> 00:12:03.932 そうですね? 00:12:09.938 --> 00:12:12.858 これは 代表がつい最近まで→ 00:12:12.941 --> 00:12:15.861 資金の不正流用を行っていた ことが分かるデータです。 00:12:15.944 --> 00:12:17.237 この資金は→ 00:12:17.320 --> 00:12:20.323 クローンを生かし続けるために 使われていたものですね? 00:12:22.951 --> 00:12:25.245 あなたが必死になって 隠そうとしていたのは→ 00:12:25.328 --> 00:12:30.250 先代の負の遺産なんかじゃない あなた自身が行っていたことだ。 00:12:30.333 --> 00:12:32.252 何のためです? 00:12:32.335 --> 00:12:35.255 ジュモクのためですか? 00:12:35.338 --> 00:12:37.257 (京一) 明日 話そう。 00:12:37.340 --> 00:12:39.342 今じゃないとダメなんです! 00:12:40.969 --> 00:12:42.971 じゃないと 俺には…! 00:12:44.347 --> 00:12:46.975 (京一) 何が正しいか判断できないか? 00:12:49.978 --> 00:12:51.980 俺は…。 00:12:54.357 --> 00:12:57.903 あなたのことを 父親のように思ってました。 00:12:57.986 --> 00:13:00.280 (京一) そんなふうに→ 00:13:00.363 --> 00:13:03.366 誰かの重荷になりたくないんだよ。 00:13:21.384 --> 00:14:14.437 ♪~ 00:14:23.822 --> 00:14:25.740 (春日) とにかく 動ける人を探して! 00:14:25.824 --> 00:14:27.200 (事務員たち) はい! 00:14:29.828 --> 00:14:31.830 あ… 春日です。 00:14:32.831 --> 00:14:35.208 (黛) はい どうしました? 00:14:37.836 --> 00:14:39.838 え? マァタジーが…!? 00:14:43.216 --> 00:14:48.847 (足音) 00:14:52.851 --> 00:14:54.769 (銃声) 00:14:54.853 --> 00:14:57.147 (京一) 悠君…! (悠) 来るな!! 00:14:57.230 --> 00:15:01.151 (京一) どうして ここに… 紫陽は山城美術館だと言ったろ! 00:15:01.234 --> 00:15:04.154 (悠) 香島って男が牛尾に殺されてた。 00:15:04.237 --> 00:15:06.865 あれは あんたが指示したんだろ。 00:15:08.241 --> 00:15:09.868 そうだろ!! 00:15:11.870 --> 00:15:15.165 (京一) その牛尾が今から ここに来る 君は 早く行きなさい。 00:15:15.332 --> 00:15:18.168 (悠) あんたの言うことなんて 信じられるわけないだろ!! 00:15:18.251 --> 00:15:20.170 (京一) 本当だ! 00:15:20.253 --> 00:15:22.797 今日で全てを終わらせる。 00:15:22.881 --> 00:15:27.177 私は 牛尾を始末するために ここに来たんだ。 00:15:27.260 --> 00:15:30.180 (悠) 何で あんたが…。 (京一) 悠君。 00:15:30.263 --> 00:15:32.807 私は もう何も隠すつもりはない! 00:15:32.891 --> 00:15:35.810 (悠) 何をだよ? 00:15:35.894 --> 00:15:38.813 ループクンドの骨から 紫陽を創ったことか? 00:15:38.897 --> 00:15:41.274 それに母さんを利用したことか? 00:15:43.276 --> 00:15:44.903 (京一) ああ…。 00:15:46.905 --> 00:15:48.281 そうだ。 00:15:50.909 --> 00:15:53.203 それは全て→ 00:15:53.286 --> 00:15:55.914 この施設で行われた。 00:15:59.918 --> 00:16:02.295 (京一) だが楓さんは…。 00:16:03.922 --> 00:16:06.841 君のお母さんは→ 00:16:06.925 --> 00:16:09.928 自分から望んで そうしたんだ。 00:16:14.307 --> 00:16:16.935 (悠) ふざけんな…。 (京一) 本当だ。 00:16:20.313 --> 00:16:22.232 (京一) 彼女は→ 00:16:22.315 --> 00:16:24.943 自分から来たんだ。 00:16:35.954 --> 00:16:40.875 line:20% われわれの聖母 「マァタジー」を 産んでくれる5人です。 00:16:40.959 --> 00:16:42.961 line:20% どうぞ。 00:16:56.349 --> 00:17:00.353 (春日) 〔こちらが 協力していただける先生方です〕 00:17:03.356 --> 00:17:14.284 ♪~ 00:17:14.367 --> 00:17:18.288 (楓) 〔悠 大丈夫だからね〕 00:17:18.371 --> 00:17:22.917 〔ちょっと会える時間が 少なくなるだけだから〕 00:17:23.001 --> 00:17:28.006 〔その間は 会の人が見ててくれるからね〕 00:17:31.384 --> 00:17:36.389 〔足音〕 00:17:38.391 --> 00:17:42.395 (京一) 〔まさか 君が樹木の会にいたなんて…〕 00:17:45.398 --> 00:17:50.320 〔この子の父親が 病気で亡くなった時に→ 00:17:50.403 --> 00:17:53.406 会の方に お世話になったんです〕 00:17:55.408 --> 00:17:58.953 〔真鍋導師の教えがなかったら→ 00:17:59.037 --> 00:18:01.956 この子と一緒に→ 00:18:02.040 --> 00:18:04.417 今頃どうなってたか…〕 00:18:08.421 --> 00:18:12.342 〔だから 今回 選ばれたのは→ 00:18:12.425 --> 00:18:15.053 とっても光栄なんです〕 00:18:16.429 --> 00:18:18.431 (京一) 〔そうか…〕 00:18:21.059 --> 00:18:24.437 〔すぐ気付いた? 私だって〕 00:18:26.064 --> 00:18:29.067 (京一) 〔変わってないよ 君は全然…〕 00:18:31.069 --> 00:18:33.988 (京一の声) 〔彼女とは 幼なじみだったんだ〕 00:18:34.072 --> 00:18:37.367 〔彼女は昔から とても頭のいい子でね→ 00:18:37.450 --> 00:18:41.371 将来は学校の先生になりたい なんて言ってたんだけど…〕 00:18:41.454 --> 00:18:44.999 (石見崎) 〔しかし そんな偶然が あるとはねぇ〕 00:18:45.083 --> 00:18:47.001 (京一) 〔このことは 他のスタッフには黙っててくれ〕 00:18:47.085 --> 00:18:50.004 〔余計な臆測を立てられると 面倒だ〕 00:18:50.088 --> 00:18:53.383 〔俺も 彼女を 特別視するつもりはない〕 00:18:53.466 --> 00:18:56.386 〔プロジェクトの成功が最優先だ〕 >> 〔うん〕 00:18:56.469 --> 00:19:01.015 〔父親に お前の実力を 見せつけてやんないとな〕 00:19:01.099 --> 00:19:04.018 (京一) 〔別に 父は関係ない〕 00:19:04.102 --> 00:19:07.105 >> 〔あ… そうだな 悪かった〕 00:19:10.483 --> 00:19:16.030 (佳代子) 〔移植したクローン胚 どれも見た目は正常だった〕 00:19:16.114 --> 00:19:20.410 〔ここまでは問題はない ということで いいんですか?〕 00:19:20.493 --> 00:19:24.414 〔当面の課題は母体の管理ね〕 00:19:24.497 --> 00:19:26.499 (京一) 〔よろしくお願いします〕 00:19:39.137 --> 00:19:40.430 line:20% (春日) 2人には…。 00:19:40.513 --> 00:19:44.434 〔黄体ホルモンの注射を 受けてもらいます〕 00:19:44.517 --> 00:19:46.436 〔え?〕 00:19:46.519 --> 00:19:51.065 〔あなたたちには ホルモンバランスの乱れが見えるので〕 00:19:51.149 --> 00:20:21.471 ♪~ 00:20:21.554 --> 00:20:24.557 (石見崎) 〔さ… どう出るかな〕 00:20:26.184 --> 00:20:28.478 〔うっ うぅ…! うっ…〕 00:20:28.561 --> 00:20:30.188 〔嘔吐とせき込み〕 00:20:32.565 --> 00:20:35.485 (佳代子の声) 〔1人だけ…〕 00:20:35.568 --> 00:20:39.489 〔喜ぶべきだと思いますよ 5分の1の成功率は〕 00:20:39.572 --> 00:20:43.117 (佳代子) 〔また何人か 代理母を用意できないの?〕 00:20:43.201 --> 00:20:48.122 〔1人で十分です われわれのマァタジーは〕 00:20:48.206 --> 00:20:49.499 〔ハァ…〕 00:20:49.582 --> 00:20:58.216 ♪~ 00:20:58.299 --> 00:21:00.301 〔ノック〕 00:21:03.930 --> 00:21:05.223 (京一) 〔つわり どう?〕 00:21:05.306 --> 00:21:09.310 (楓) 〔うん だいぶ落ち着いてる〕 (京一) 〔そっか〕 00:21:10.937 --> 00:21:12.939 〔よかった〕 00:21:14.941 --> 00:21:19.320 〔あのさ これ…〕 00:21:21.948 --> 00:21:24.242 〔好きだったよね? 栗羊羹〕 00:21:24.325 --> 00:21:26.244 >> 〔あ…〕 00:21:26.327 --> 00:21:28.246 (京一) 〔妊婦には甘いもんだろ?〕 00:21:28.329 --> 00:21:30.248 〔って 人それぞれなのかな?〕 00:21:30.331 --> 00:21:32.250 〔いや そういうの よく分かんなくて…〕 00:21:32.333 --> 00:21:34.252 〔経験ないし…〕 00:21:34.335 --> 00:21:37.880 〔食事は 決まったもの以外ダメだ って言われてて…〕 00:21:37.964 --> 00:21:41.342 (京一) 〔気にすんな ここの責任者は僕だ〕 00:21:44.345 --> 00:21:47.265 〔ありがとう〕 00:21:47.348 --> 00:21:50.268 〔私の好きなもの 覚えてくれてたのね〕 00:21:50.351 --> 00:21:53.896 (京一) 〔ハハ… 僕の分まで取って 食べてたでしょ〕 00:21:53.980 --> 00:21:56.274 〔食べ物の恨みは忘れないよ〕 00:21:56.357 --> 00:21:58.276 >> 〔フフ…〕 (京一) 〔ハハハハ…〕 00:21:58.359 --> 00:22:00.278 (石見崎の声) 〔見つかったら問題になるぞ〕 00:22:00.361 --> 00:22:01.904 (京一) 〔いいだろ 羊羹ぐらい〕 00:22:01.988 --> 00:22:04.282 〔特別視しないと言ってたのは お前じゃないか〕 00:22:04.365 --> 00:22:07.285 (京一) 〔母体を気遣うのも俺の仕事だ〕 00:22:07.368 --> 00:22:09.287 〔彼女は あっち側の人間だ〕 00:22:09.370 --> 00:22:11.914 〔踏み込み過ぎると まともな世界に戻れなくなるぞ〕 00:22:11.998 --> 00:22:15.001 (京一) 〔そもそも俺たちのしてることが まともじゃないだろう〕 00:22:19.005 --> 00:22:21.299 (京一) 〔いや すまない〕 00:22:21.382 --> 00:22:23.384 〔俺が言うことじゃないな〕 00:22:27.388 --> 00:22:29.015 〔ドアが閉まる音〕 00:22:30.391 --> 00:22:32.393 〔仙波先生が まだですね〕 00:22:37.398 --> 00:22:39.317 〔どうですか?〕 00:22:39.400 --> 00:22:41.319 (京一) 〔ええ 順調ですよ〕 00:22:41.402 --> 00:23:06.761 ♪~ 00:23:06.844 --> 00:23:09.764 〔出産後 われわれのマァタジーは→ 00:23:09.847 --> 00:23:14.143 信者たちでチームを組んで 育てていくことになります〕 00:23:14.227 --> 00:23:19.232 〔楓さん あなたには 母乳の提供をお願いします〕 00:23:20.858 --> 00:23:23.778 〔直接あげることは できないんですか?〕 00:23:23.861 --> 00:23:25.780 〔われわれのマァタジーが→ 00:23:25.863 --> 00:23:31.160 1人の母親に 執着を 示さないようにするためです〕 00:23:31.244 --> 00:23:35.248 〔真鍋導師が そう言い残されています〕 00:23:49.595 --> 00:23:52.974 (京一) 〔こんなとこで何してる?〕 (石見崎) 〔あぁ…〕 00:23:55.476 --> 00:23:59.105 (京一) 〔何してた?〕 >> 〔ん~…〕 00:24:01.482 --> 00:24:04.026 〔しばらく帰れてないから〕 00:24:04.110 --> 00:24:06.404 (京一) 〔娘か〕 00:24:06.487 --> 00:24:08.406 〔名前 何だっけ?〕 00:24:08.489 --> 00:24:10.032 〔真理〕 00:24:10.116 --> 00:24:13.119 〔「真理」と書いて「真理」にした〕 00:24:15.121 --> 00:24:17.123 (京一) 〔お前らしいな〕 00:24:18.499 --> 00:24:20.126 〔ハ…〕 00:24:30.136 --> 00:24:31.429 〔動いた〕 00:24:31.512 --> 00:24:33.139 (京一) 〔え?〕 00:24:34.515 --> 00:24:37.518 〔ほら また〕 00:24:43.524 --> 00:24:46.152 〔耳当てて聞いてみて〕 00:24:53.534 --> 00:24:55.453 (京一) 〔あぁ!〕 00:24:55.536 --> 00:24:58.164 >> 〔ね? フフ…〕 (京一) 〔ハハ… うん〕 00:25:00.166 --> 00:25:02.084 >> 〔紫陽〕 00:25:02.168 --> 00:25:03.544 (京一) 〔え?〕 00:25:05.546 --> 00:25:07.089 〔しはる?〕 00:25:07.173 --> 00:25:08.466 〔うん〕 00:25:08.549 --> 00:25:10.468 〔京一さん 覚えてる?〕 00:25:10.551 --> 00:25:13.471 〔私が まだ高校生だった頃→ 00:25:13.554 --> 00:25:16.474 よく2人で 美術館の近くを歩いてた〕 00:25:16.557 --> 00:25:18.476 (京一) 〔覚えてるよ〕 00:25:18.559 --> 00:25:21.103 >> 〔京一さんを思い出す時は→ 00:25:21.187 --> 00:25:24.106 いつも あの石階段を思い出してた〕 00:25:24.190 --> 00:25:29.195 〔たくさんの紫陽花が咲いている あの場所を…〕 00:25:30.571 --> 00:25:32.198 (京一) 〔紫陽花…〕 00:25:35.117 --> 00:25:36.661 〔ドアが開く音〕 00:25:36.744 --> 00:25:39.038 (春日) 〔マァタジーは 無事に産まれるんですよね!?〕 00:25:39.121 --> 00:25:41.040 (佳代子) 〔うるさいわね〕 00:25:41.123 --> 00:25:43.668 〔あなたは 神にでも祈ってなさいよ〕 00:25:43.751 --> 00:25:46.671 (春日) 〔まさか 失敗したんですか!?〕 00:25:46.754 --> 00:25:48.047 (佳代子) 〔はぁ?〕 00:25:48.130 --> 00:25:51.050 (石見崎) 〔仙波先生にも 分からないことは ありますよ〕 00:25:51.133 --> 00:25:53.052 〔想定内よ!〕 00:25:53.135 --> 00:25:56.055 〔ドナー核のDNAのダメージが 修復しきれなかった可能性や→ 00:25:56.138 --> 00:25:58.057 卵子に核移植する際に→ 00:25:58.140 --> 00:26:01.060 新たに生じてしまう可能性は あった!〕 00:26:01.143 --> 00:26:04.689 〔だから 結果は 予測できないじゃないですか!〕 00:26:04.772 --> 00:26:06.065 〔あなたにはね!〕 00:26:06.148 --> 00:26:08.150 〔成功するんですね?〕 00:26:11.153 --> 00:26:13.698 (佳代子) 〔私は完璧にやってる〕 00:26:13.781 --> 00:26:16.075 〔成功するんですね!?〕 (佳代子) 〔そんなに不安なら→ 00:26:16.158 --> 00:26:19.078 私が言ったように もっと 母体を用意するべきだったのよ〕 00:26:19.161 --> 00:26:21.080 〔次は そうします〕 00:26:21.163 --> 00:26:24.166 〔成功するまで続ける そうですよね!?〕 00:26:25.793 --> 00:26:30.172 (京一) 〔樹木の会は 聖母の誕生を 成功や失敗で語るのか?〕 00:26:31.799 --> 00:26:34.093 〔人間を相手にしてるんだよ!〕 00:26:34.176 --> 00:26:37.805 〔彼女のお腹に宿ってる命には 次なんてないんだ!〕 00:26:40.182 --> 00:26:42.101 (佳代子) 〔気にすることないわ〕 00:26:42.184 --> 00:26:45.813 〔ここで道徳を語る方が おかしい〕 00:26:47.189 --> 00:26:50.192 〔道徳こそ必要じゃないですか〕 00:26:52.194 --> 00:26:55.114 〔人間を創っている私たちには〕 00:26:55.197 --> 00:26:57.742 〔「私たち」?〕 00:26:57.825 --> 00:27:01.203 〔創ってるのは私よ〕 00:27:05.207 --> 00:27:08.127 〔これは 真鍋導師から→ 00:27:08.210 --> 00:27:12.840 誕生したマァタジーへと 受け継がれる 神器です〕 00:27:15.301 --> 00:27:18.137 (春日) 〔あなたが持っていなさい〕 00:27:18.220 --> 00:27:24.143 〔もはや 導師の お力に頼るしか…〕 00:27:24.226 --> 00:27:26.854 〔椅子から立ち上がる音〕 〔走り去る足音〕 00:27:29.857 --> 00:27:35.237 〔走り去る足音〕 00:27:38.866 --> 00:27:43.788 (京一) 〔足音〕 00:27:43.871 --> 00:27:45.873 〔ダメなの?〕 00:27:48.876 --> 00:27:51.879 〔この子を 無事には産めないの?〕 00:28:00.262 --> 00:28:03.182 (京一) 〔予断を許さないってだけだ〕 00:28:03.265 --> 00:28:05.184 〔大丈夫〕 00:28:05.267 --> 00:28:07.269 〔無事に産まれるよ 君の…〕 00:28:09.271 --> 00:28:13.275 〔君たちのマァタジーは 無事に〕 00:28:14.902 --> 00:28:16.278 〔私の…〕 00:28:19.281 --> 00:28:22.284 〔私の赤ちゃん…〕 00:28:28.290 --> 00:28:30.835 (京一) 〔ああ そうだ〕 00:28:30.918 --> 00:28:32.920 〔君の子だ〕 00:28:34.296 --> 00:28:36.298 〔紫陽だ〕 00:28:38.300 --> 00:28:41.220 〔紫陽…〕 00:28:41.303 --> 00:28:43.222 (京一の声) それから しばらくして→ 00:28:43.305 --> 00:28:48.310 「ログゼロ」の最高責任者である 私の父 弓彦が死んだ。 00:28:49.937 --> 00:28:52.231 (京一の声) そもそもが 弓彦の権威のかさに隠れて→ 00:28:52.314 --> 00:28:54.859 行われていたプロジェクトだ。 00:28:54.942 --> 00:28:58.237 チームの解散は仕方なかった。 00:28:58.320 --> 00:29:01.866 だけど 私は…。 00:29:01.949 --> 00:29:04.243 〔うっ うぅ~…!〕 00:29:04.326 --> 00:29:06.871 〔ハァ ハァ…!〕 (京一) 〔頑張れ〕 00:29:06.954 --> 00:29:09.874 >> 〔プロジェクトは関係ない…〕 00:29:09.957 --> 00:29:12.251 〔関係ないのよね?〕 00:29:12.334 --> 00:29:15.254 (京一) 〔ああ 関係ない〕 >> 〔ハァ…! うぅ…!〕 00:29:15.421 --> 00:29:17.882 〔ハァ ハァ…!〕 00:29:17.965 --> 00:29:20.885 (京一) 〔君には俺がついてる〕 >> 〔ハァ ハァ…!〕 00:29:20.968 --> 00:29:24.263 (京一) 〔産まれてくる子にも ずっと〕 >> 〔うぅ~…!〕 00:29:24.346 --> 00:29:26.891 (京一) 〔ずっとだ〕 00:29:26.974 --> 00:29:28.267 〔うん…!〕 00:29:28.350 --> 00:29:39.904 ♪~ 00:29:39.987 --> 00:29:42.907 〔赤ちゃんの泣き声〕 00:29:42.990 --> 00:29:49.914 ♪~ 00:29:49.997 --> 00:29:51.916 (京一の声) プロジェクトのメンバーには→ 00:29:51.999 --> 00:29:54.001 死産だと伝えた。 00:29:55.377 --> 00:29:58.005 (京一の声) 石見崎を除いて。 00:30:00.007 --> 00:30:03.302 (石見崎) 〔これは 楓さんが 望んだことか?〕 00:30:03.385 --> 00:30:05.012 (京一) 〔俺もだ〕 00:30:06.388 --> 00:30:10.017 〔俺も これが正しいと思った〕 00:30:12.394 --> 00:30:15.314 >> 〔お前は 会社よりジュモクより→ 00:30:15.481 --> 00:30:18.317 彼女への愛情を取った ってわけか〕 00:30:18.400 --> 00:30:32.957 ♪~ 00:30:33.040 --> 00:30:35.334 〔イバラの道だな〕 00:30:35.417 --> 00:30:45.344 ♪~ 00:30:45.427 --> 00:30:47.972 (京一) 紫陽は→ 00:30:48.055 --> 00:30:51.433 保育器なしでは 生きられない体だった。 00:30:54.436 --> 00:30:59.984 (京一) ここは 彼女を生かすためだけの 施設となった。 00:31:00.067 --> 00:31:03.988 その後も楓は 紫陽の存在を隠すためにも→ 00:31:04.071 --> 00:31:07.074 樹木の会への信仰は捨てなかった。 00:31:10.452 --> 00:31:13.372 (京一) 紫陽が 人並みに暮らせるようになって→ 00:31:13.455 --> 00:31:17.084 ここを離れてからのことは 君も知ってるだろう。 00:31:49.700 --> 00:31:51.702 (キーボードを打つ音) 00:32:06.717 --> 00:32:08.093 フゥ…。 00:32:10.095 --> 00:32:12.723 \まぁた徹夜ですか?/ 00:32:15.726 --> 00:32:19.104 (小野寺) ハハ… 頑張りますねぇ。 00:32:21.732 --> 00:32:24.026 なぁ 小野寺。 00:32:24.109 --> 00:32:26.654 俺たちって→ 00:32:26.737 --> 00:32:30.115 一体 何のために こんなことしてんだっけなぁ…。 00:32:36.121 --> 00:32:39.124 (小野寺) そんなの決まってますよ。 00:32:41.126 --> 00:32:45.130 誰もが幸せに暮らせる社会を つくるためです。 00:32:46.757 --> 00:32:48.050 フッ…。 00:32:48.133 --> 00:32:51.679 ハハハハ…。 00:32:51.762 --> 00:32:56.058 お前の口から そんなんが出てくるとはな。 00:32:56.141 --> 00:32:59.061 平間さんには 一生無理ですね。 00:32:59.144 --> 00:33:00.688 フッ…。 00:33:00.771 --> 00:33:02.690 お前なぁ…。 00:33:02.773 --> 00:33:09.071 ♪~ 00:33:09.154 --> 00:33:11.156 ハァ…。 00:33:15.160 --> 00:33:17.162 ハァ…。 00:33:19.164 --> 00:33:21.709 (ドアが開く音) (足音) 00:33:21.792 --> 00:33:23.085 (高木) どういうつもりだ? 00:33:23.168 --> 00:33:26.171 あんなデータを 私たちに送りつけて。 00:33:29.174 --> 00:33:32.720 反社長派と呼ばれる あなたたちが→ 00:33:32.803 --> 00:33:35.806 ずっと欲しかったものじゃ ありませんか? 00:33:40.811 --> 00:33:44.106 七瀬京一を→ 00:33:44.189 --> 00:33:46.191 終わらせましょう。 00:33:48.193 --> 00:33:51.113 (高木) 君 七瀬と組んで→ 00:33:51.196 --> 00:33:54.825 私たちを陥れようとしてるんじゃ ないだろうね? 00:33:57.202 --> 00:33:59.204 覚悟を決めてください。 00:34:01.206 --> 00:34:03.751 (高木) 君が信じられないんだよ! 00:34:03.834 --> 00:34:07.755 七瀬には 恩があるんだろ? 00:34:07.838 --> 00:34:10.758 ええ 返しきれないほど。 00:34:10.841 --> 00:34:14.762 (高木) だったら…! >> これは恩返しなんですよ。 00:34:14.845 --> 00:34:17.765 (高木) はぁ? 00:34:17.848 --> 00:34:20.768 (前原) あの人は…→ 00:34:20.851 --> 00:34:23.771 背負い続けてきた荷物を→ 00:34:23.854 --> 00:34:26.231 おろしたがってるんです。 00:34:29.234 --> 00:34:31.779 (京一) あの頃は→ 00:34:31.862 --> 00:34:34.239 本当に幸せだった。 00:34:36.867 --> 00:34:38.786 (楓) 〔悠!〕 (悠) 〔何?〕 00:34:38.869 --> 00:34:41.163 〔紫陽ちゃん手伝ってあげて!〕 00:34:41.246 --> 00:34:42.873 (悠) 〔うん〕 00:34:44.249 --> 00:34:46.168 (楓) 〔大丈夫?〕 (悠) 〔やるよ〕 00:34:46.251 --> 00:34:48.170 (紫陽) 〔ありがとう〕 (悠) 〔うん… はい〕 00:34:48.253 --> 00:34:49.797 (京一) 〔今晩 何?〕 00:34:49.880 --> 00:34:51.799 >> 〔お好み焼き〕 (京一) 〔お~!〕 00:34:51.882 --> 00:34:53.801 〔冷蔵庫に ちくわあるから取って〕 00:34:53.884 --> 00:34:55.803 (悠) 〔これは? どこに置く…?〕 >> 〔それはリビング〕 00:34:55.886 --> 00:34:59.181 〔あ 持っていく? これ〕 〔うん ありがと〕 00:34:59.264 --> 00:35:03.811 (京一) 〔お好み焼きには ちくわだね!〕 >> 〔ね そりゃそうでしょ〕 00:35:03.894 --> 00:35:05.187 〔ありがと〕 00:35:05.270 --> 00:35:07.272 〔あ 切ってもらっていい?〕 (京一) 〔あぁ はいはい…〕 00:35:10.275 --> 00:35:11.819 (悠) 〔火をつける音〕 00:35:11.902 --> 00:35:15.823 (紫陽) 〔ついてる?〕 (悠) 〔ん? ついてると思うよ〕 00:35:15.906 --> 00:35:24.206 ♪~ 00:35:24.289 --> 00:35:25.833 〔フフ…〕 00:35:25.916 --> 00:35:28.836 (悠) 〔ね? あったかいでしょ?〕 >> 〔うん ついてるね〕 00:35:28.919 --> 00:35:30.212 〔フフ…〕 00:35:30.295 --> 00:35:39.847 ♪~ 00:35:39.930 --> 00:35:42.850 (京一) 紫陽の あんな顔が見れたのは→ 00:35:42.933 --> 00:35:45.227 君がいてくれたおかげだ。 00:35:45.310 --> 00:35:50.858 ♪~ 00:35:50.941 --> 00:35:53.318 (悠) 何言ってんだよ…。 00:35:57.948 --> 00:35:59.950 (悠) 何が「幸せ」だ。 00:36:03.328 --> 00:36:05.956 (悠) 母さんを殺したのも あんただろ。 00:36:08.959 --> 00:36:12.254 (悠) 母さんは クローンの代理母の後遺症で…。 00:36:12.337 --> 00:36:14.256 (京一) ああ。 00:36:14.339 --> 00:36:18.260 長い年月をかけて 楓の体は蝕まれていた。 00:36:18.343 --> 00:36:20.262 楓のことは→ 00:36:20.345 --> 00:36:23.265 石見崎が罪悪感を感じる きっかけになった。 00:36:23.348 --> 00:36:25.893 それから あいつは→ 00:36:25.976 --> 00:36:28.979 紫陽が弱っていく姿を 間近に見て…。 00:36:30.355 --> 00:36:32.274 〔罪は償わなければならない〕 00:36:32.357 --> 00:36:35.277 〔それには 全てを公にして…〕 00:36:35.360 --> 00:36:37.279 (京一) 〔考え直してくれ〕 00:36:37.362 --> 00:36:39.907 〔ここまで 一緒に やってきたんじゃないか〕 00:36:39.990 --> 00:36:43.285 〔公になんかしたら 俺も お前も終わりだよ〕 00:36:43.368 --> 00:36:47.289 〔報いを受けて当然の 行いをしたんだよ 俺たちは〕 00:36:47.372 --> 00:36:49.291 〔人間社会の倫理を犯したんだ〕 00:36:49.374 --> 00:36:51.919 (京一) 〔紫陽のことも考えろ〕 00:36:52.002 --> 00:36:55.923 〔うちの社の保護がなければ 紫陽は生きていけない〕 00:36:56.006 --> 00:36:59.009 〔このままじゃ彼女は長くない〕 00:37:00.469 --> 00:37:03.931 〔社会に公表すれば 世界の同情を集めて→ 00:37:04.014 --> 00:37:06.308 最先端の医療を受けられる道も 見えてくる!〕 00:37:06.391 --> 00:37:09.311 (京一) 〔うちでも薬の開発は行ってる もう少しで…〕 00:37:09.394 --> 00:37:12.314 〔お前が一番 分かってるだろ! 時間がないことは!〕 00:37:12.397 --> 00:37:14.942 (京一) 〔紫陽は世間にさらされることを 望んでない〕 00:37:15.025 --> 00:37:17.402 〔死ぬことだって望んでない!〕 00:37:21.031 --> 00:37:23.951 (京一) 石見崎の意志は固かった。 00:37:24.034 --> 00:37:25.953 ループクンドの骨を君に委ね…。 00:37:26.036 --> 00:37:28.956 (悠) あんたが殺させた!! あの牛尾って男に!! 00:37:29.039 --> 00:37:30.958 (京一) 違う!! 00:37:31.041 --> 00:37:32.960 牛尾は もはや…→ 00:37:33.043 --> 00:37:35.963 誰の指示で動いてるのか 誰にも分からない。 00:37:36.046 --> 00:37:40.968 ジュモクもコントロールできてない…! (悠) ウソだ!! あんたが殺したんだ!! 00:37:41.051 --> 00:37:43.971 (京一) 石見崎を追い詰めた。 00:37:44.054 --> 00:37:46.348 それは認める。 00:37:46.431 --> 00:37:49.351 だが…。 00:37:49.434 --> 00:37:52.437 あんなことなど 決して望んでなかった。 00:37:55.065 --> 00:37:56.984 私にとって→ 00:37:57.067 --> 00:38:00.988 会社より 父より→ 00:38:01.071 --> 00:38:04.366 ジュモクより何より 優先すべきは→ 00:38:04.449 --> 00:38:07.452 紫陽を隠し守ることなんだよ。 00:38:10.455 --> 00:38:13.083 (悠) 勝手な言い分だな。 00:38:15.460 --> 00:38:19.089 石見崎先生も 母さんも…。 00:38:20.465 --> 00:38:24.011 あんたや仙波佳代子→ 00:38:24.094 --> 00:38:27.472 ジュモクの勝手な都合で殺された。 00:38:30.475 --> 00:38:33.478 (悠) 何が「紫陽のため」だよ。 00:38:36.106 --> 00:38:38.108 あんたは…。 00:38:40.485 --> 00:38:43.113 あんたたちは!! 00:38:46.116 --> 00:38:48.118 (悠) 紫陽の…。 00:38:51.496 --> 00:38:55.125 (悠) 紫陽の命と運命を弄んでるだけだ。 00:38:58.128 --> 00:39:01.423 (京一) 分かってくれ… 紫陽を大事に思う気持ちは→ 00:39:01.506 --> 00:39:05.052 君と一緒だ…。 (悠) うるさい 黙ってろ!! 00:39:05.135 --> 00:39:10.057 じゃあ どうして僕の前から 連れていく必要があった? 00:39:10.140 --> 00:39:14.144 どうして僕に「死んだ」なんて ウソついたんだよ!! 00:39:19.524 --> 00:39:24.154 (悠) あんたが言ってることは 全部きれいごとなんだよ…! 00:39:31.161 --> 00:39:41.546 (足音) 00:39:49.346 --> 00:39:50.972 (悠) どうして…!? 00:39:52.641 --> 00:39:55.560 そんなもので何する気? 00:39:55.644 --> 00:39:57.562 (京一) 全てを片付ける。 00:39:57.646 --> 00:40:00.190 今日で全てを。 00:40:00.273 --> 00:40:02.192 (佳代子) 牛尾を殺すの? 00:40:02.275 --> 00:40:04.653 でも ここには来ないわよ。 00:40:07.656 --> 00:40:10.200 (京一) 君は一体 何を…? 00:40:10.283 --> 00:40:14.204 私も全てを終わらせるために ここに来た。 00:40:14.287 --> 00:40:19.292 あなたが牛尾を罠にかけようと してるのに気付いたから。 00:40:22.671 --> 00:40:26.216 私を利用したでしょ。 00:40:26.299 --> 00:40:28.218 (京一) ああ。 00:40:28.301 --> 00:40:30.595 利用した。 00:40:30.679 --> 00:40:32.597 この何年もの間→ 00:40:32.681 --> 00:40:36.601 牛尾が君を見張ってるのを 知ってたからな。 00:40:36.685 --> 00:40:40.230 ループクンドの研究について 口にしたり→ 00:40:40.313 --> 00:40:43.608 余計な誰かと接触しないようにね。 00:40:43.692 --> 00:40:59.249 ♪~ 00:40:59.332 --> 00:41:01.251 (佳代子) 〔もうやめなさい〕 00:41:01.334 --> 00:41:04.629 〔七瀬の息子が うちにいるのは知ってる〕 00:41:04.713 --> 00:41:07.632 それも ただ見てただけじゃ ない。 00:41:07.716 --> 00:41:11.720 スマホの中もパソコンの中も 全部…。 00:41:13.346 --> 00:41:16.349 それで あなたは私にメールを送った。 00:41:20.353 --> 00:41:23.648 (佳代子の声) 牛尾が必ず ループクンドの子を追ってくる→ 00:41:23.732 --> 00:41:26.651 …と確信して。 00:41:26.735 --> 00:41:28.653 (京一) 〔先ほど送ったメールの件だが→ 00:41:28.737 --> 00:41:31.656 どうやら行き違いがあったらしい 無視してくれ〕 00:41:31.740 --> 00:41:35.744 〔仙波先生には 確かな情報を追って連絡します〕 00:41:38.747 --> 00:41:43.293 昨日も同じようなメールを 私に送ったわよね? 00:41:43.376 --> 00:41:52.344 ♪~ 00:41:52.427 --> 00:41:54.971 (京一) 〔操作する音〕 00:41:55.055 --> 00:41:59.351 ♪~ 00:41:59.434 --> 00:42:01.353 (佳代子) 今日その場所で→ 00:42:01.436 --> 00:42:04.439 人が殺されたってニュースを見た。 00:42:06.441 --> 00:42:09.444 あなたが牛尾を使って殺した。 00:42:11.446 --> 00:42:15.075 今日のための テストだったんじゃない? 00:42:17.077 --> 00:42:19.996 仕方がなかったわよね。 00:42:20.080 --> 00:42:23.375 牛尾が誰の指示で動いてるのか あなたには分からなかったから。 00:42:23.458 --> 00:42:25.460 (京一) 君は分かってるのか? 00:42:30.465 --> 00:42:33.468 とってもシンプルな答えよ。 00:42:35.095 --> 00:42:37.013 line:20% (佳代子の声) 奴はね→ 00:42:37.097 --> 00:42:41.017 line:20% 樹木の会のため 自身のオリジナルである真鍋のため→ 00:42:41.101 --> 00:42:44.020 誰の指示でもなく…→ 00:42:44.104 --> 00:42:46.481 自分の意思で動いてる。 00:42:48.108 --> 00:42:52.404 全てのループクンドにつながる 証拠を消すために。 00:42:52.487 --> 00:42:54.489 (悠) 全ての…。 00:42:56.116 --> 00:43:00.036 牛尾がループクンドの子どもを 追ってるのは→ 00:43:00.120 --> 00:43:02.414 この世から消し去るためよ。 00:43:02.497 --> 00:43:05.041 (京一) 君は…→ 00:43:05.125 --> 00:43:08.044 牛尾に何をした? 00:43:08.128 --> 00:43:11.047 ジュモクに連絡があったのよ。 00:43:11.131 --> 00:43:14.426 体が弱ってる 助けてほしいって。 00:43:14.509 --> 00:43:18.430 line:20% ループクンドの子どもから。 00:43:18.513 --> 00:43:20.432 line:20% (悠) 紫陽が…!? 00:43:20.515 --> 00:43:22.434 line:20% (佳代子の声) ええ そうよ。 00:43:22.517 --> 00:43:24.060 line:20% 〔マァタジーが…!?〕 00:43:24.144 --> 00:43:27.439 line:20% それでジュモクは 私に助けを求めた。 00:43:27.522 --> 00:43:30.442 line:20% だから私は あなたと同じ手を使って→ 00:43:30.525 --> 00:43:34.154 line:20% 牛尾を山城美術館に向かわせた。 00:43:35.155 --> 00:43:37.157 line:20% (悠) どうして…。 00:43:39.534 --> 00:43:43.079 line:20% そこにループクンドの子どもが いるからよ。 00:43:43.163 --> 00:43:55.467 ♪~ 00:43:55.550 --> 00:43:57.552 line:20% (悠) 紫陽…! 00:44:00.180 --> 00:44:02.474 line:20% (部屋を飛び出す音) 00:44:02.557 --> 00:44:05.560 line:20% あなたが私から奪ったからよ! 00:44:09.189 --> 00:44:12.484 line:20% 大事な人を奪われる気持ち…。 00:44:12.567 --> 00:44:14.486 line:20% 味わいなさい。 00:44:14.569 --> 00:44:31.503 ♪~ 00:44:31.586 --> 00:44:34.214 line:20% (悠) ハァ ハァ…! 00:44:45.600 --> 00:44:47.143 (真理) ハッ…! 00:44:47.227 --> 00:44:52.524 (水音) 00:44:52.607 --> 00:44:54.234 (真理) ここには…。 00:44:56.236 --> 00:44:58.238 私しかいない。 00:45:04.619 --> 00:45:09.165 (水音) 00:45:09.249 --> 00:45:11.543 (蓋を回す音) 00:45:11.626 --> 00:45:13.169 (真理) ハッ…! (蓋を回す音) 00:45:13.253 --> 00:45:14.546 (蓋が開く音) 00:45:14.629 --> 00:45:16.631 (ちゃぽん…)