1 00:00:33,292 --> 00:00:37,229 (一路)道中の間 殿をお守りするのが 私のお役目。 2 00:00:37,229 --> 00:00:42,001 <将監の手先である新三との対決を 制した一路たち。➡ 3 00:00:42,001 --> 00:00:48,707 しかし 将監の魔の手は 江戸や国元にも 襲いかかる> 4 00:00:48,707 --> 00:00:54,046 (堀江)お捜ししましたぞ 奥方様。 5 00:00:54,046 --> 00:00:57,246 (すず)堀江。 6 00:01:00,920 --> 00:01:06,058 かくれんぼとは まだ幼うございますな 若様。➡ 7 00:01:06,058 --> 00:01:10,930 ここで お命を頂いては 後が難儀ゆえ➡ 8 00:01:10,930 --> 00:01:17,069 共に 江戸屋敷に 戻って頂きましょう。 9 00:01:17,069 --> 00:01:19,905 <江戸到着まで あと僅か。➡ 10 00:01:19,905 --> 00:01:24,410 一路 そして 蒔坂家の 運命を懸けた戦いは➡ 11 00:01:24,410 --> 00:01:28,910 ついに 大詰めを迎えるのである> 12 00:01:47,366 --> 00:01:49,301 おのおの方! 13 00:01:49,301 --> 00:01:53,038 江戸は もう目の前でござる。 14 00:01:53,038 --> 00:01:55,374 最後のふんばりを! 15 00:01:55,374 --> 00:01:57,710 (一同)オ~! 16 00:01:57,710 --> 00:02:01,547 (惣十郎)もう ここまで来れば 心配なかろう。 17 00:02:01,547 --> 00:02:05,217 惣十郎殿 油断大敵でござる。 18 00:02:05,217 --> 00:02:09,722 分かった 分かった。 お主は もの堅いのう。 19 00:02:09,722 --> 00:02:12,057 (真吾)初のお江戸かあ。 20 00:02:12,057 --> 00:02:14,560 (丁太)江戸といえば? (半次)すしじゃ! 兄貴。 21 00:02:14,560 --> 00:02:16,495 (丁太)お~ すしか! すし すし! 22 00:02:16,495 --> 00:02:20,195 (半次)すし~! (丁太)すし~ すしだ! 23 00:02:23,268 --> 00:02:26,739 (ブチ) お江戸って どんな所やろか。➡ 24 00:02:26,739 --> 00:02:31,343 私より 不器量なお馬が おるんかなあ? 25 00:02:31,343 --> 00:02:35,214 <一方 国元では…> 26 00:02:35,214 --> 00:02:39,514 (将監) いよいよ この時が来たのう。 27 00:02:41,353 --> 00:02:48,227 (七左衛門)あなたは鬼だ。 私利私欲に走る鬼だ! 28 00:02:48,227 --> 00:02:51,363 鬼じゃと? 29 00:02:51,363 --> 00:02:55,868 あのうつけに このお家が守れるか? 30 00:02:55,868 --> 00:02:59,538 わしは この蒔坂家の義を 貫くために 戦うておるのじゃ! 31 00:02:59,538 --> 00:03:03,042 まことに このお家を守りたい というお気持ちがあるのなら➡ 32 00:03:03,042 --> 00:03:05,377 ほかに 手だては いくらでもあるはず。 33 00:03:05,377 --> 00:03:08,877 お前ごときに 何が分かる! 34 00:03:11,717 --> 00:03:16,517 では 待っておるぞ。 35 00:03:30,069 --> 00:03:34,673 将監は 間違っておる。 36 00:03:34,673 --> 00:03:38,010 将監は 間違っておる! 37 00:03:38,010 --> 00:03:41,010 (喜惣次)国分殿。 38 00:03:42,681 --> 00:03:48,981 私が死んでも 必ずや 小野寺一路が 貴様と将監を。 39 00:04:01,366 --> 00:04:03,302 出ませい。 40 00:04:03,302 --> 00:04:07,002 伊東殿。 41 00:04:11,877 --> 00:04:14,913 (物音) 42 00:04:14,913 --> 00:04:19,384 薫様! 薫様! 43 00:04:19,384 --> 00:04:22,184 どうしたのです? 44 00:04:30,028 --> 00:04:35,868 父上…。 ぬれぎぬが 晴れたのでございますか? 45 00:04:35,868 --> 00:04:38,504 (七左衛門)ああ。 46 00:04:38,504 --> 00:04:49,214 ♬~ 47 00:04:49,214 --> 00:04:54,714 まことに 心配をかけた。 48 00:04:56,688 --> 00:04:59,888 スワ。 はい。 49 00:05:02,027 --> 00:05:06,698 薫を よく守ってくれたな。 50 00:05:06,698 --> 00:05:10,369 とんでもないです。 51 00:05:10,369 --> 00:05:14,873 スワ すぐに 祝いの支度を。 はい。 52 00:05:14,873 --> 00:05:30,355 ♬~ 53 00:05:30,355 --> 00:05:34,159 (惣十郎) よく ここまで来たなあ。 一路。➡ 54 00:05:34,159 --> 00:05:39,331 いや 御供頭。 叔父上。 55 00:05:39,331 --> 00:05:42,000 皆様のおかげです。 56 00:05:42,000 --> 00:05:45,300 (真吾)期日に 間に合いますね。 57 00:05:51,009 --> 00:05:53,846 栗山殿。 殿を。 (真吾)はっ。➡ 58 00:05:53,846 --> 00:05:55,846 こちらへ。 59 00:05:58,717 --> 00:06:01,587 小野寺殿。 はい。 60 00:06:01,587 --> 00:06:04,887 見事な差配であった。 61 00:06:09,328 --> 00:06:12,698 ありがとうございます。 62 00:06:12,698 --> 00:06:18,036 初めは お主を罵り お主の考えが 分からんかった。 63 00:06:18,036 --> 00:06:21,373 役立たずが! さっさと 腹を切れ。 64 00:06:21,373 --> 00:06:26,712 じゃが 今は お主と共に 江戸の地を踏める事を➡ 65 00:06:26,712 --> 00:06:28,647 誇りに思う。 66 00:06:28,647 --> 00:06:30,947 佐久間殿。 67 00:06:32,517 --> 00:06:35,988 なあ ブチよ。 お前も そう思うじゃろ? 68 00:06:35,988 --> 00:06:41,860 (ブチ)勘十郎様ったら てれてまって。 フフッ かわいい。 69 00:06:41,860 --> 00:06:45,998 しかし まだ 江戸に着いた訳では ございませぬ。 70 00:06:45,998 --> 00:06:47,933 そのお言葉は 早いかと。 71 00:06:47,933 --> 00:06:52,671 いかにも! お主らしい答えじゃ。 72 00:06:52,671 --> 00:06:57,542 全ては 江戸に着いてから。 さあ 舟へ。 73 00:06:57,542 --> 00:07:00,345 よし! 74 00:07:00,345 --> 00:07:04,016 先立ちの方は 舟へ。 はっ。 75 00:07:04,016 --> 00:07:08,186 叔父上 後続の取りまとめ お願いします。 76 00:07:08,186 --> 00:07:11,023 うん。 心得た。➡ 77 00:07:11,023 --> 00:07:16,023 おい。 次は かご周り行くぞ。 はっ。 78 00:07:27,472 --> 00:07:31,310 (将監)伊東! 国分を ここへ。 79 00:07:31,310 --> 00:07:34,212 (喜惣次)はっ。 80 00:07:34,212 --> 00:07:39,184 国分七左衛門は 解き放ちましてございます。 81 00:07:39,184 --> 00:07:42,321 何!? 調べましたところ➡ 82 00:07:42,321 --> 00:07:46,521 何のとがもないゆえ。 83 00:08:00,339 --> 00:08:05,210 己 わしを裏切ったか。 84 00:08:05,210 --> 00:08:11,350 先に裏切られたのは 将監様の方かと。 85 00:08:11,350 --> 00:08:17,850 栗山様と同様に 私に 毒を盛ろうとされた。 86 00:08:28,367 --> 00:08:32,971 その方 どうなるか分かっておるのか? 87 00:08:32,971 --> 00:08:37,642 江戸屋敷に 急ぎの文を 出しましてございます。 88 00:08:37,642 --> 00:08:39,578 殿がお着きになれば➡ 89 00:08:39,578 --> 00:08:44,983 将監様のされてきた事が 全て 明るみに。 90 00:08:44,983 --> 00:08:50,322 あのうつけは 江戸には着けぬ。 91 00:08:50,322 --> 00:08:58,522 喜惣次 その方も 命を大切にな。 92 00:09:21,286 --> 00:09:25,690 殿。 皆が渡り終えるまで あの茶屋で。 93 00:09:25,690 --> 00:09:27,726 (左京大夫)うん。 栗山殿。 94 00:09:27,726 --> 00:09:31,026 はっ。 こちらへ。 うん。 95 00:09:36,635 --> 00:09:39,635 (真吾)邪魔をするぞ。 96 00:09:43,308 --> 00:09:47,479 佐久間殿 しばし こちらで。 分かり申した。 97 00:09:47,479 --> 00:09:50,315 では。 (半次)何か食べやすか。 98 00:09:50,315 --> 00:09:52,815 (丁太)腹減ったな。 99 00:09:58,990 --> 00:10:03,328 おやじ 何か冷たいものを。 へい。 100 00:10:03,328 --> 00:10:09,201 私は 船着き場で 皆を待つ。 はい。 101 00:10:09,201 --> 00:10:11,503 うん。 102 00:10:11,503 --> 00:10:30,689 ♬~ 103 00:10:30,689 --> 00:10:34,689 うわっ! うっ…。 栗山殿 油断致すな! 104 00:10:43,034 --> 00:10:45,334 ≪小野寺殿! 105 00:10:47,906 --> 00:10:49,908 駒井様! 106 00:10:49,908 --> 00:10:52,544 久しぶりよの 小野寺一路。 107 00:10:52,544 --> 00:10:54,479 将監様の差し金か。 108 00:10:54,479 --> 00:10:57,215 ここまで たどりついた事は 褒めてやろう。 109 00:10:57,215 --> 00:11:00,118 しかし ここまで。 110 00:11:00,118 --> 00:11:03,918 栗山殿 囲まれておる! 殿を! 111 00:11:05,724 --> 00:11:08,224 分かり申した! 112 00:11:11,062 --> 00:11:14,933 将監め… 手段を選ばずか。 113 00:11:14,933 --> 00:11:17,936 殿 ひとまず この場を。 114 00:11:17,936 --> 00:11:21,773 わしも 戦おうではないか。 115 00:11:21,773 --> 00:11:34,286 ♬~ 116 00:11:34,286 --> 00:11:37,222 駒井 お前もか。 117 00:11:37,222 --> 00:11:41,693 (駒井)殿。 お命頂戴つかまつる。 そうは させぬ! 118 00:11:41,693 --> 00:11:44,362 小僧…。 斬れ! 119 00:11:44,362 --> 00:12:02,747 ♬~ 120 00:12:02,747 --> 00:12:05,650 斬れ 斬れ~! 121 00:12:05,650 --> 00:12:22,400 ♬~ 122 00:12:22,400 --> 00:12:24,900 斬れ~! 123 00:12:28,273 --> 00:12:30,275 殿! 124 00:12:30,275 --> 00:12:35,575 (駒井)横井。 貴様! 125 00:12:39,684 --> 00:12:43,184 (駒井)将監様を裏切るつもりか! 126 00:12:45,023 --> 00:12:48,360 横井。 127 00:12:48,360 --> 00:12:50,695 将監様は 間違っておられます。 128 00:12:50,695 --> 00:12:55,033 殿こそ まことは 当主にふさわしき立派なお方。 129 00:12:55,033 --> 00:12:57,702 どうか 私を信じ 目をお覚まし下さい。 130 00:12:57,702 --> 00:13:01,039 (駒井)何をばかな事を! どうか 刀をお収め下さい! 131 00:13:01,039 --> 00:13:04,909 (駒井)問答無用! や~! お覚悟を! 132 00:13:04,909 --> 00:13:06,911 うわっ! 133 00:13:06,911 --> 00:13:17,589 ♬~ 134 00:13:17,589 --> 00:13:21,059 斬ってはならん! 殿。 135 00:13:21,059 --> 00:13:26,231 将監の罪を暴く 生き証人とするのだ。 136 00:13:26,231 --> 00:13:31,069 その方ら 我が大切な家臣であろう! 137 00:13:31,069 --> 00:13:33,838 栗山。 はっ。 138 00:13:33,838 --> 00:13:37,676 将監に踊らされていただけの事。 139 00:13:37,676 --> 00:13:45,016 刀を下ろし いま一度 我 蒔坂左京大夫に仕えよ。 140 00:13:45,016 --> 00:13:50,316 武士としての道はある! (一同)はっ。 141 00:13:55,660 --> 00:14:01,032 新一郎殿 生きろと申したではないか。 142 00:14:01,032 --> 00:14:07,906 これは… 私なりの生き方…。 143 00:14:07,906 --> 00:14:15,380 死ぬ事とは 生きる事と…。 144 00:14:15,380 --> 00:14:22,080 そう申されたのは… 一路殿かと。 145 00:14:23,722 --> 00:14:26,558 新一郎殿。 146 00:14:26,558 --> 00:14:29,358 生きろ。 147 00:14:32,330 --> 00:14:36,668 あの者も 父を将監に殺されているのです。 148 00:14:36,668 --> 00:14:39,704 私と同じなのです。 149 00:14:39,704 --> 00:14:43,204 新一郎殿。 150 00:14:45,343 --> 00:14:51,216 よくぞ 殿をお守りしてくれた。 礼を言う。 151 00:14:51,216 --> 00:14:54,216 礼など…。 152 00:14:59,858 --> 00:15:10,658 少しは… 罪滅ぼしが… できたでございましょうか。 153 00:15:15,707 --> 00:15:20,378 横井匡一が一子 新一郎。 154 00:15:20,378 --> 00:15:26,251 働き 見事であった。 155 00:15:26,251 --> 00:15:30,251 さすがは 無二の忠臣。 156 00:15:33,925 --> 00:15:40,999 ありがたき… お言葉…。 157 00:15:40,999 --> 00:15:47,499 生きた… かいが… ございました。 158 00:16:06,224 --> 00:16:10,028 (新三)刀も抜かずして 討たれたとあれば➡ 159 00:16:10,028 --> 00:16:14,028 武士にあるまじき不面目。 160 00:16:29,047 --> 00:16:31,950 (真吾)横井様? 161 00:16:31,950 --> 00:16:35,320 新一郎殿…。 162 00:16:35,320 --> 00:16:54,320 ♬~ 163 00:16:58,543 --> 00:17:02,347 あと1里でござる。 このまま進みまするぞ。 164 00:17:02,347 --> 00:17:05,147 (一同)オ~! 165 00:17:13,358 --> 00:17:17,695 極上のお茶でございますよ。 166 00:17:17,695 --> 00:17:19,631 さあ。 167 00:17:19,631 --> 00:17:22,367 飲めと申すのか? 168 00:17:22,367 --> 00:17:24,367 若様。 169 00:17:48,326 --> 00:17:53,197 私が飲むゆえ どうか 一太郎は見逃しておくれ。 170 00:17:53,197 --> 00:17:58,970 (堀江)どうぞ。 お茶は いくらでもございます。 171 00:17:58,970 --> 00:18:03,675 (一太郎)母上がおらねば 父上は 悲しみまする! 172 00:18:03,675 --> 00:18:08,375 (堀江)美しき親子の情愛で ございますなあ。 173 00:18:10,014 --> 00:18:12,314 母上! 174 00:18:13,885 --> 00:18:17,685 (一太郎)堀江! (堀江)う~っ! 175 00:18:23,561 --> 00:18:25,761 一太郎! 176 00:18:27,432 --> 00:18:34,639 母上をお守りすると 約束しました。 177 00:18:34,639 --> 00:18:36,939 一太郎。 178 00:18:39,978 --> 00:18:43,314 脇に~! 脇に寄れ! 179 00:18:43,314 --> 00:18:47,314 お旗本だってよ。 すごい槍を持ってるね。 180 00:18:56,327 --> 00:19:01,199 お行列 到着~! 181 00:19:01,199 --> 00:19:04,499 止まれ~! 182 00:19:08,906 --> 00:19:13,344 ご一同 江戸屋敷でござる! (一同)オ~! 183 00:19:13,344 --> 00:19:15,680 俺たちが…。 一番乗りじゃ~! 184 00:19:15,680 --> 00:19:19,350 待て待て待て! 順を守れ。 185 00:19:19,350 --> 00:19:23,650 わしが 一番じゃ。 186 00:19:34,298 --> 00:19:36,598 何? 187 00:19:38,970 --> 00:19:45,843 左京大夫の一行が 江戸に着いただと? 188 00:19:45,843 --> 00:19:49,643 ばか者! 申し訳ございませぬ。 189 00:20:04,996 --> 00:20:11,335 殿。 長のご道中 まことに ご苦労な事でございました。 190 00:20:11,335 --> 00:20:14,839 ご苦労さまでございました。 うん。 191 00:20:14,839 --> 00:20:18,710 こたび 江戸に 無事到着できたのは➡ 192 00:20:18,710 --> 00:20:22,013 この供頭 小野寺一路のおかげ。 193 00:20:22,013 --> 00:20:24,849 そして 小野寺の命に従った➡ 194 00:20:24,849 --> 00:20:27,685 一行 六十余名の 働きによるものである。 195 00:20:27,685 --> 00:20:32,557 はい。 十二分に ねぎらってやってくれ。 196 00:20:32,557 --> 00:20:37,361 仰せ かしこまってございます。 うん。 197 00:20:37,361 --> 00:20:45,061 [ 心の声 ] 父上 無事 江戸に 着きましてございます。 198 00:20:47,705 --> 00:20:51,576 すず 一太郎 無事で ほっとしたぞ。 199 00:20:51,576 --> 00:20:53,578 はい。 200 00:20:53,578 --> 00:20:58,349 すず。 よくぞ 一太郎を守ってくれたの。 201 00:20:58,349 --> 00:21:01,719 私が一太郎を 守ったのではありません。 202 00:21:01,719 --> 00:21:07,058 一太郎が 私を守ったのです。 203 00:21:07,058 --> 00:21:12,058 一太郎が 堀江を…。 204 00:21:17,401 --> 00:21:22,740 一太郎 つらい思いをさせたのう。 205 00:21:22,740 --> 00:21:28,613 いえ。 私は 蒔坂家の嫡子でございます。 206 00:21:28,613 --> 00:21:30,913 一太郎…。 207 00:21:32,550 --> 00:21:37,255 殿。 うむ。 208 00:21:37,255 --> 00:21:40,224 よき面構えになったな。 209 00:21:40,224 --> 00:21:43,924 ありがたきお言葉。 210 00:21:47,365 --> 00:21:53,704 殿。 将監は 恐らく 老中 酒井様と通じております。 211 00:21:53,704 --> 00:21:55,640 酒井様と? 212 00:21:55,640 --> 00:21:59,377 ≪失礼つかまつります。 213 00:21:59,377 --> 00:22:01,712 どうした? 小野寺。 214 00:22:01,712 --> 00:22:04,012 はい。 215 00:22:06,584 --> 00:22:10,888 お城より ご使者が。 216 00:22:10,888 --> 00:22:14,759 明日 登城せよとの 仰せでございます。 217 00:22:14,759 --> 00:22:21,259 こたびの事 どう 沙汰が下されるか。 218 00:22:33,010 --> 00:22:37,010 <そして 翌日> 219 00:22:38,883 --> 00:22:45,590 奥方様 ご心配は無用かと。 220 00:22:45,590 --> 00:22:51,362 殿ほどのお方ならば。 221 00:22:51,362 --> 00:22:55,233 小野寺。 222 00:22:55,233 --> 00:23:01,706 殿は そなたのような家臣を ずっと待っておられた。 223 00:23:01,706 --> 00:23:06,406 ご自分のご本心を 打ち明けられる家臣を。 224 00:23:09,046 --> 00:23:11,949 礼を申すぞ。 225 00:23:11,949 --> 00:23:16,387 もったいなき事でございます。 226 00:23:16,387 --> 00:23:34,672 (時太鼓の音) 227 00:23:34,672 --> 00:23:37,672 うつけ者! 228 00:23:42,346 --> 00:23:46,217 蒔坂 面を上げよ。 229 00:23:46,217 --> 00:23:48,717 はっ。 230 00:24:05,369 --> 00:24:12,243 お主 やはり うつけを演じておったか。 231 00:24:12,243 --> 00:24:16,380 余を見くびるでないわ。 232 00:24:16,380 --> 00:24:22,253 上様を欺き奉った事 まことに申し訳なく存じ➡ 233 00:24:22,253 --> 00:24:27,992 どのような沙汰も お受けする覚悟でございます。 234 00:24:27,992 --> 00:24:31,992 訳をありていに申せ。 はっ。 235 00:24:33,864 --> 00:24:39,337 恥ずかしながら 我が蒔坂家に 家督争いが生じ➡ 236 00:24:39,337 --> 00:24:42,239 我が叔父 蒔坂将監は➡ 237 00:24:42,239 --> 00:24:45,843 そこにおられる ご老中 酒井様と通じて➡ 238 00:24:45,843 --> 00:24:49,680 私と息子の一太郎を亡き者にし➡ 239 00:24:49,680 --> 00:24:51,615 我が家の乗っ取りを たくらんでおりました。 240 00:24:51,615 --> 00:24:53,551 左京大夫 血迷ったか!? 241 00:24:53,551 --> 00:24:56,354 黙れ 酒井! 242 00:24:56,354 --> 00:24:59,256 続けろ。 はっ。 243 00:24:59,256 --> 00:25:03,027 こたび 江戸参府におきまして➡ 244 00:25:03,027 --> 00:25:06,364 神君家康公より賜りし 陣笠を先頭に➡ 245 00:25:06,364 --> 00:25:09,266 200年来伝わる「行軍録」をもとに➡ 246 00:25:09,266 --> 00:25:13,237 古式ゆかしき参勤交代を 致しましたおかげで➡ 247 00:25:13,237 --> 00:25:20,537 我が家臣が一丸となり この難局を 乗り越えましてございます。 248 00:25:28,386 --> 00:25:30,721 蒔坂 たわけた事を! 249 00:25:30,721 --> 00:25:33,624 酒井。➡ 250 00:25:33,624 --> 00:25:37,328 貴様らが仕組んだ 昨日の荒川での一件も➡ 251 00:25:37,328 --> 00:25:40,664 聞き及んでおる。➡ 252 00:25:40,664 --> 00:25:45,002 お主は 蒔坂家ばかりではない。 ほかにも いろいろあろう。 253 00:25:45,002 --> 00:25:47,905 そのような事は。 (家茂)酒井!➡ 254 00:25:47,905 --> 00:25:51,876 しばらく ちっ居閉門致せ。➡ 255 00:25:51,876 --> 00:25:54,176 下がれ! 256 00:26:01,352 --> 00:26:08,859 さて こたびの行列 力強く 実に見事であった。 257 00:26:08,859 --> 00:26:11,695 面白かったぞ。 258 00:26:11,695 --> 00:26:13,631 上様!? 259 00:26:13,631 --> 00:26:16,931 こっそり 見物に参ったのよ。 260 00:26:26,710 --> 00:26:29,613 恐れ入りましてございます。 261 00:26:29,613 --> 00:26:35,519 直参旗本ならではの勇ましき行軍 まことに大儀。 262 00:26:35,519 --> 00:26:39,657 よって 褒美を授ける。 263 00:26:39,657 --> 00:26:45,996 蒔坂家に加増して1万石 大名に取り立てる。 264 00:26:45,996 --> 00:26:50,696 そちを埋もれさせておくは 惜しいよってな。 265 00:26:53,671 --> 00:26:56,371 どうした? 266 00:26:58,008 --> 00:27:05,683 卒爾ながら ご加増も 大名へのご栄達も望みませぬ。 267 00:27:05,683 --> 00:27:07,618 何と? 268 00:27:07,618 --> 00:27:12,556 そのかわり お願いの儀がございます。 269 00:27:12,556 --> 00:27:15,356 (家茂)何なりと申してみよ。 270 00:27:17,695 --> 00:27:21,532 すず! すず! は… 殿。 271 00:27:21,532 --> 00:27:26,370 すず 喜べ。 参勤交代が 3年に一度の制になったのだ。 272 00:27:26,370 --> 00:27:29,874 上様は お分かり下さった。 江戸参府が いかに➡ 273 00:27:29,874 --> 00:27:32,843 武士ばかりでなく 民を苦しめておるか。 274 00:27:32,843 --> 00:27:36,981 ああ… それは よろしゅうございました。 275 00:27:36,981 --> 00:27:42,319 ああ。 民あっての武士じゃからの。 はい。 276 00:27:42,319 --> 00:27:51,328 しかし 3年に一度しか お会いできなくなるとは➡ 277 00:27:51,328 --> 00:27:54,328 さみしゅうなります。 278 00:27:58,202 --> 00:28:00,902 案ずるには及ばぬ。 279 00:28:02,673 --> 00:28:07,011 江戸住まいの妻子も 連れ帰ってよい事になったのじゃ。 280 00:28:07,011 --> 00:28:10,347 まことでございますか? 281 00:28:10,347 --> 00:28:17,347 ああ。 これからは ずっと一緒じゃ。 282 00:28:24,895 --> 00:28:28,595 うれしゅうございます。 283 00:28:34,305 --> 00:28:37,975 佐久間殿。 284 00:28:37,975 --> 00:28:42,813 よくぞ 我が甥 一路を 助けて下さった。 285 00:28:42,813 --> 00:28:46,984 いやいや 私は。 286 00:28:46,984 --> 00:28:56,994 わしはのう ずっと わしの兄 一路の父親に 嫉妬しておった。 287 00:28:56,994 --> 00:28:59,663 何事も わしよりも うわてで➡ 288 00:28:59,663 --> 00:29:03,534 親からも 目をかけられとった 兄をのう。 289 00:29:03,534 --> 00:29:12,243 それゆえ 兄そっくりに育っていく 一路を見る度に 悔しくての。 290 00:29:12,243 --> 00:29:16,847 何故 己が その立場になれぬのかと。 291 00:29:16,847 --> 00:29:23,354 惣十郎殿。 一路殿は 立派な道中御供頭。 292 00:29:23,354 --> 00:29:28,554 それは 叔父のあなた様があってこそ。 293 00:29:31,028 --> 00:29:32,963 うむ。 294 00:29:32,963 --> 00:29:36,834 人には それぞれ 宿命というものがござります。 295 00:29:36,834 --> 00:29:39,637 他人と比べるのではなく➡ 296 00:29:39,637 --> 00:29:47,311 己の宿命を ただ 全うすれば よいのでござりましょう。 297 00:29:47,311 --> 00:29:53,183 それが 人の生きる道かと。 298 00:29:53,183 --> 00:29:57,321 己の宿命…。 299 00:29:57,321 --> 00:30:04,194 はあ… あと何年 この命と この腰が もつか分からぬが➡ 300 00:30:04,194 --> 00:30:07,331 精いっぱい 生きてやろうではないか。 301 00:30:07,331 --> 00:30:10,000 よくぞ 江戸まで 来たもんだな。 302 00:30:10,000 --> 00:30:12,670 偉いぞ。 303 00:30:12,670 --> 00:30:15,572 丁太 半次 驚け。 304 00:30:15,572 --> 00:30:21,011 ブチが 将軍家お召し上げに なる事になったのだ。 305 00:30:21,011 --> 00:30:24,348 どういう事でごぜえやすか? 306 00:30:24,348 --> 00:30:28,218 将軍様のお馬になるのだ。 307 00:30:28,218 --> 00:30:33,023 そいつは すげえや! (半次)出世したなあ ブチ。 308 00:30:33,023 --> 00:30:38,223 (ブチ)え? こんな不器量な私が? 309 00:30:39,797 --> 00:30:43,667 さみしくなるが… よかったなあ ブチ。 310 00:30:43,667 --> 00:30:46,537 うまいもんが たらふく食えるぞ。 311 00:30:46,537 --> 00:30:53,043 (ブチ)私は あんたたちと一緒に おりたかったけどね。 312 00:30:53,043 --> 00:30:56,380 丁太 半次。 313 00:30:56,380 --> 00:30:59,080 はい。 はい。 314 00:31:02,720 --> 00:31:07,391 殿から 正式にお許しを頂いた。 315 00:31:07,391 --> 00:31:12,730 お主ら2人を 士分に取り立て 蒔坂家家臣として迎える。 316 00:31:12,730 --> 00:31:15,399 は? は? 317 00:31:15,399 --> 00:31:19,069 それって 俺たちが 侍になれるって事ですかい? 318 00:31:19,069 --> 00:31:24,408 ああ。 お主らなしでは 次の江戸参府もできぬからな。 319 00:31:24,408 --> 00:31:27,311 俺たちが…。 お侍。 320 00:31:27,311 --> 00:31:29,279 (2人)やった~! 321 00:31:29,279 --> 00:31:33,016 俸禄は 好きなだけ食わせる。 よいな? 322 00:31:33,016 --> 00:31:38,016 (2人)はい! やった~! 323 00:31:44,628 --> 00:31:49,366 小野寺様。 324 00:31:49,366 --> 00:31:57,040 こたびの江戸参府で 私は 御供頭添役にもかかわらず➡ 325 00:31:57,040 --> 00:32:00,340 勝手に列を離れました。 326 00:32:03,380 --> 00:32:08,180 江戸に着きましたからには 正式な裁きを。 327 00:32:11,255 --> 00:32:16,393 栗山殿。 はい。 328 00:32:16,393 --> 00:32:21,893 裁きならば お主の足に刻まれておる。 329 00:32:25,402 --> 00:32:29,072 過ちを犯さぬ者などおらぬ。 330 00:32:29,072 --> 00:32:34,344 その過ちを どう糧にするかで その者の器量は知れる。 331 00:32:34,344 --> 00:32:39,216 お主の過ちは 立派な糧となった。 332 00:32:39,216 --> 00:32:45,689 お主は 立派な御供頭添役。 333 00:32:45,689 --> 00:32:48,689 私の誇りである。 334 00:32:50,561 --> 00:32:53,261 一路様…。 335 00:32:56,333 --> 00:33:01,238 御供頭添役のお務め まことに大儀でありました。 336 00:33:01,238 --> 00:33:04,238 お礼申します。 337 00:33:23,393 --> 00:33:29,093 (鐘の音) 338 00:33:44,014 --> 00:33:50,014 (鐘の音) 339 00:33:53,357 --> 00:33:57,027 八つの刻か。 340 00:33:57,027 --> 00:34:01,698 小野寺 一人にしてくれ。 341 00:34:01,698 --> 00:34:04,398 はっ。 342 00:34:23,954 --> 00:34:29,726 (将監) その方ら! 眼を大きく見開き➡ 343 00:34:29,726 --> 00:34:33,426 わしの散りざま しかと見よ! 344 00:34:40,003 --> 00:34:43,874 これが 蒔坂の義じゃ。 345 00:34:43,874 --> 00:34:46,874 (喜惣次)将監様。 346 00:34:49,012 --> 00:34:52,812 (喜惣次)殿からの文でございます。 347 00:35:00,357 --> 00:35:08,231 「叔父上様 これまで 私を支えて下さった事➡ 348 00:35:08,231 --> 00:35:13,870 心より 感謝致しておりまする。➡ 349 00:35:13,870 --> 00:35:19,676 言葉には 尽くせぬ思いでございます。➡ 350 00:35:19,676 --> 00:35:25,382 叔父上を差し置き 私めが生まれました事➡ 351 00:35:25,382 --> 00:35:31,188 まことに 申し訳なく存じております。➡ 352 00:35:31,188 --> 00:35:38,328 父を亡くしたみぎりの 叔父上の優しき慰めの言葉➡ 353 00:35:38,328 --> 00:35:44,201 今も 忘れ難くございます。➡ 354 00:35:44,201 --> 00:35:48,672 私が これまで生きてこられたのは➡ 355 00:35:48,672 --> 00:35:56,013 全て あなた様の おかげでございます。➡ 356 00:35:56,013 --> 00:36:01,351 そして あなた様の才覚は➡ 357 00:36:01,351 --> 00:36:06,690 私めが 一番 そばにいて 一番 分かっておりました。➡ 358 00:36:06,690 --> 00:36:13,563 それゆえ 心から 尊敬していたのでございます。➡ 359 00:36:13,563 --> 00:36:21,705 できるなら この先も末永く 叔父上と共に➡ 360 00:36:21,705 --> 00:36:29,046 蒔坂の家を 家臣たち そして 民を➡ 361 00:36:29,046 --> 00:36:33,884 守ってゆきとうございました。 それが できなくなった事➡ 362 00:36:33,884 --> 00:36:42,592 まことに悲しく さみしく 無念でございます。➡ 363 00:36:42,592 --> 00:36:50,000 叔父上 これまでの大恩 決して忘れませぬ」。 364 00:36:50,000 --> 00:36:57,340 うつけのふりなど 余計な事をしおって…。 365 00:36:57,340 --> 00:37:04,681 まことに… 大うつけが! 366 00:37:04,681 --> 00:37:29,372 ♬~ 367 00:37:29,372 --> 00:37:34,211 私めが。 うむ。 368 00:37:34,211 --> 00:37:41,651 この後は 殿のお力になり➡ 369 00:37:41,651 --> 00:37:54,651 この お家を 家臣たちを 民を… お守り下され。 370 00:37:57,000 --> 00:38:00,504 (将監)頼みましたぞ。 (一同)ははっ。 371 00:38:00,504 --> 00:38:02,504 はっ。 372 00:38:06,676 --> 00:38:08,612 いざ! 373 00:38:08,612 --> 00:38:17,112 叔父上… ありがとうございました。 374 00:38:23,860 --> 00:38:25,796 (将監)うっ。 375 00:38:25,796 --> 00:38:28,996 (鐘の音) 376 00:38:38,975 --> 00:38:42,846 叔父上は 逝かれた。 377 00:38:42,846 --> 00:38:46,650 さみしいのう。 378 00:38:46,650 --> 00:38:53,523 殿。 将監様は まだ いらっしゃいます。 379 00:38:53,523 --> 00:38:58,223 蒔坂のお家を 守り続けてくれたのは 将監様。 380 00:39:01,832 --> 00:39:07,003 蒔坂家が続く限り 将監様は 生きておられます。 381 00:39:07,003 --> 00:39:13,303 皆の中に。 殿の心の中に。 382 00:39:17,013 --> 00:39:20,013 そうか。 383 00:39:21,885 --> 00:39:24,888 立派な家臣たちがおりまする。 384 00:39:24,888 --> 00:39:27,724 私めがおりまする。 385 00:39:27,724 --> 00:39:38,224 それぞれが それぞれのお役目を 一所懸命 できる限りの力で。 386 00:39:54,851 --> 00:40:01,825 父上 やっと ご報告できます。 387 00:40:01,825 --> 00:40:07,330 父上の長年の願い…➡ 388 00:40:07,330 --> 00:40:12,002 この「行軍録」に のっとったとおりのやり方で➡ 389 00:40:12,002 --> 00:40:16,302 江戸参府を成し遂げました。 390 00:40:21,011 --> 00:40:27,011 私め一人では 到底 やり遂げられませんでした。 391 00:40:28,752 --> 00:40:31,354 殿がいらして…。 392 00:40:31,354 --> 00:40:42,365 共に江戸へ。 そして この蒔坂家を 私と共に守ってくれ。 393 00:40:42,365 --> 00:40:45,365 よき仲間たちがいて…。 394 00:40:53,009 --> 00:40:56,880 私を信じ 待ってくれている人がいて…。 395 00:40:56,880 --> 00:40:59,916 戻ってきて下さい。 396 00:40:59,916 --> 00:41:02,052 (空澄)一路様。 397 00:41:02,052 --> 00:41:04,721 命を懸けてくれた者がいて➡ 398 00:41:04,721 --> 00:41:13,730 そして 生き方こそ違えど お家を 強く思う方々がいる事を知って…。 399 00:41:13,730 --> 00:41:16,633 いざ! 400 00:41:16,633 --> 00:41:24,741 私一人で 歩める道などないと 分かりました。 401 00:41:24,741 --> 00:41:32,549 生きるとは 誰かと出会い 誰かの力を借り➡ 402 00:41:32,549 --> 00:41:36,249 誰かのために 力を尽くす事。 403 00:41:40,690 --> 00:41:47,364 その事を この「行軍録」に 書き加えとうございます。 404 00:41:47,364 --> 00:41:59,164 いずれ 私の後に続くであろう 誰かのために。 405 00:42:07,684 --> 00:42:14,224 父上 ご覧になっていて 下さったのですね。 406 00:42:14,224 --> 00:42:35,545 ♬~ 407 00:42:35,545 --> 00:42:40,683 「薫殿 もうすぐ帰ります。➡ 408 00:42:40,683 --> 00:42:45,522 あなたの待つ 美濃国へ」。 409 00:42:45,522 --> 00:43:01,704 ♬~ 410 00:43:01,704 --> 00:43:08,578 <初めての参勤交代のお役目を 成し遂げた小野寺一路。➡ 411 00:43:08,578 --> 00:43:13,416 一路は 蒔坂家の繁栄と夢に向かって➡ 412 00:43:13,416 --> 00:43:19,116 更に おのが路を 歩んでゆくのであった>