1 00:01:03,598 --> 00:01:06,868 女の誇りを守り通すために 2 00:01:06,868 --> 00:01:08,868 わたくしは戦いまする 3 00:01:11,873 --> 00:01:15,409 お志はご立派なれど 4 00:01:15,409 --> 00:01:18,346 男どもは どう見ましょうか 5 00:01:18,346 --> 00:01:22,583 既に「大坂城には 女妖怪が巣くっておる」と 6 00:01:22,583 --> 00:01:24,952 「淀殿は秀頼君を操り」 7 00:01:24,952 --> 00:01:27,722 「大野治長ら家臣をたぶらかす 悪女じゃ」と 8 00:01:27,722 --> 00:01:30,157 下々までが噂いたしておりまする 9 00:01:30,157 --> 00:01:32,693 何と思われてもよい 10 00:01:32,693 --> 00:01:34,693 少しも恐れはせぬ 11 00:01:37,698 --> 00:01:41,736 強く生きんとするが 悪と見らるるなら 12 00:01:41,736 --> 00:01:43,936 進んで悪女となりましょう 13 00:01:47,174 --> 00:01:50,945 女妖怪と見らるるは 14 00:01:50,945 --> 00:01:54,445 むしろ誉れと思いまする 15 00:02:01,989 --> 00:02:03,989 お江殿 16 00:02:06,093 --> 00:02:08,563 もはや 17 00:02:08,563 --> 00:02:10,563 会うこともあるまい 18 00:02:13,501 --> 00:02:16,470 そなたの幸せ 19 00:02:16,470 --> 00:02:18,470 心より 20 00:02:20,575 --> 00:02:22,575 願うております 21 00:02:35,523 --> 00:02:37,658 姫 22 00:02:37,658 --> 00:02:41,395 淀殿は 「そなたの思うようにいたせ」 23 00:02:41,395 --> 00:02:43,395 そう申されてじゃ 24 00:02:45,933 --> 00:02:47,933 わたくしは… 25 00:02:51,973 --> 00:02:54,473 母と共に この城を出るがよい 26 00:02:56,877 --> 00:02:58,877 母上様 27 00:03:00,881 --> 00:03:05,319 わたくしは城に留まりまする 28 00:03:05,319 --> 00:03:08,222 姫 29 00:03:08,222 --> 00:03:10,324 千は秀頼様の妻 30 00:03:10,324 --> 00:03:13,024 夫と離れることは望みませぬ 31 00:03:19,700 --> 00:03:23,400 秀頼様をお慕いしているのです 32 00:03:29,110 --> 00:03:32,480 母上様 33 00:03:32,480 --> 00:03:35,580 あのお方までも憎まれますか? 34 00:03:38,185 --> 00:03:41,889 淀のお方様と同じように 35 00:03:41,889 --> 00:03:44,358 優しきお心で 36 00:03:44,358 --> 00:03:47,658 千を慈しんでくだされる秀頼様を 37 00:03:52,366 --> 00:03:55,236 秀頼様が討たれるなら 38 00:03:55,236 --> 00:03:57,304 わたくしが 39 00:03:57,304 --> 00:04:00,574 あなたを恨みます 40 00:04:00,574 --> 00:04:03,674 母上を憎みます 41 00:04:22,463 --> 00:04:26,363 お江様 ご相談がございまする 42 00:04:33,174 --> 00:04:37,378 秀頼君のことは わたくしには何もできません 43 00:04:37,378 --> 00:04:40,781 大御所様のお心は変えられませぬ 44 00:04:40,781 --> 00:04:43,284 お願いいたしたきは 45 00:04:43,284 --> 00:04:47,221 淀のお方様 お身の上にござります 46 00:04:47,221 --> 00:04:49,457 姉上? 47 00:04:49,457 --> 00:04:52,059 再び戦となれば 48 00:04:52,059 --> 00:04:55,796 お方様は かつてのお市の方様のように 49 00:04:55,796 --> 00:04:59,296 この城にて命を落とされることに なりましょう 50 00:05:03,137 --> 00:05:07,608 血を分けた姉上様を 見殺しなされまするか? 51 00:05:07,608 --> 00:05:11,608 お助けできるのは あなたしかない 52 00:05:14,215 --> 00:05:16,350 千姫様は 53 00:05:16,350 --> 00:05:19,950 身共が必ず無事に 城外にお出しいたしまする 54 00:05:23,858 --> 00:05:26,060 何とぞ 55 00:05:26,060 --> 00:05:29,997 淀のお方様のお命だけは お助けくださるよう 56 00:05:29,997 --> 00:05:33,397 家康公に お取りなし お願い申す 57 00:05:35,770 --> 00:05:39,106 淀殿を… か? 58 00:05:39,106 --> 00:05:44,245 大御所様 千姫のためでございます 59 00:05:44,245 --> 00:05:48,949 淀殿のお命と引き換えに 千姫を救えまする 60 00:05:48,949 --> 00:05:52,520 豊臣への恨みを晴らすためには 61 00:05:52,520 --> 00:05:58,225 我が子の命をも 厭わぬと申したはずだが 62 00:05:58,225 --> 00:06:00,461 仰せのとおり 63 00:06:00,461 --> 00:06:03,697 覚悟いたしたつもりで ございました 64 00:06:03,697 --> 00:06:07,897 淀殿を助けるわけにはまいらん 65 00:06:09,904 --> 00:06:12,004 娘が不憫でございます 66 00:06:14,008 --> 00:06:16,008 千は我が子 67 00:06:18,012 --> 00:06:21,615 どうか お助けくださりませ 68 00:06:21,615 --> 00:06:26,720 戦に情けは毒 69 00:06:26,720 --> 00:06:29,056 とどめを刺す時は なおさら 70 00:06:29,056 --> 00:06:33,627 味方の勝利をも危うくする 猛毒となる 71 00:06:33,627 --> 00:06:36,597 その毒となりまする 72 00:06:36,597 --> 00:06:42,369 わたくしは 自分を偽ってまいりました 73 00:06:42,369 --> 00:06:47,775 恨みよりも娘の命の大切 今 気づいたのでございます 74 00:06:47,775 --> 00:06:53,681 遅い 女が戦に口を挟むと 負け戦になる 75 00:06:53,681 --> 00:06:57,481 こたびの淀殿が その悪い例だ 76 00:07:00,120 --> 00:07:04,020 せめて千姫のために泣いてやれ 77 00:07:19,073 --> 00:07:21,108 秀頼の求めに応じ 78 00:07:21,108 --> 00:07:26,080 幸村は大坂城に再び入った 79 00:07:26,080 --> 00:07:28,080 表を上げい 80 00:07:35,022 --> 00:07:39,293 内堀まで埋められたを 止められなんだ余のふがいなさに 81 00:07:39,293 --> 00:07:41,328 そちが怒るのも無理はない 82 00:07:41,328 --> 00:07:43,631 その責め 我らが負うべきもの 83 00:07:43,631 --> 00:07:47,868 むしろ上様のご無念 さぞやと 心苦しゅう思うております 84 00:07:47,868 --> 00:07:52,172 幸村 余は覚悟いたしたのじゃ 85 00:07:52,172 --> 00:07:54,241 再びの戦となれば 86 00:07:54,241 --> 00:07:57,011 負けて悔いぬ戦いに花と散ろうぞ 87 00:07:57,011 --> 00:08:00,915 上様 それは お心得違いと存じまする 88 00:08:00,915 --> 00:08:04,118 余が間違うてると? 戦いたすからには 89 00:08:04,118 --> 00:08:07,021 勝つをお考えなされませ 90 00:08:07,021 --> 00:08:10,424 慰めを申すでない 91 00:08:10,424 --> 00:08:14,061 裸となった城に勝ちがあろうか 92 00:08:14,061 --> 00:08:16,063 ございます 93 00:08:16,063 --> 00:08:19,633 不肖 真田幸村 出仕を控えおります間 94 00:08:19,633 --> 00:08:22,836 必勝の策を講じており申した 95 00:08:22,836 --> 00:08:26,774 そちは この期に及んで なお勝ちを諦めぬと? 96 00:08:26,774 --> 00:08:28,776 上様 97 00:08:28,776 --> 00:08:32,276 これをご覧じられませ 98 00:08:34,348 --> 00:08:39,019 薩摩の島津殿よりの 起請文にございまする 99 00:08:39,019 --> 00:08:42,122 島津の? 書かれたとおり 100 00:08:42,122 --> 00:08:45,859 上様 万一の時は 薩摩にお越しくだされば 101 00:08:45,859 --> 00:08:49,396 九州諸公に呼びかけ 軍勢を結集 102 00:08:49,396 --> 00:08:55,769 秀頼君 指揮の下 徳川を迎え撃つとの約束にござる 103 00:08:55,769 --> 00:08:58,739 幸村 分かった 104 00:08:58,739 --> 00:09:01,842 どこまでも勝ちを求める そちの生き様 105 00:09:01,842 --> 00:09:06,013 武将たる者かくあるべしと 肝に銘じたぞ 106 00:09:06,013 --> 00:09:08,013 はっ 107 00:09:10,017 --> 00:09:13,921 徳川方は 余裕しゃくしゃくたるものだった 108 00:09:13,921 --> 00:09:18,225 豊臣方の申し出は ことごとく これを拒否した 109 00:09:18,225 --> 00:09:22,629 家康は天下が 本当に我が物になる過程を 110 00:09:22,629 --> 00:09:25,366 しゃぶるように楽しんでいた 111 00:09:25,366 --> 00:09:30,204 一方 豊臣方の怒りは 鉄をも溶かすほど熱かったが 112 00:09:30,204 --> 00:09:35,509 何の策も出ぬまま 時だけが過ぎていった 113 00:09:35,509 --> 00:09:39,046 徳川方関東勢は15万の大軍 114 00:09:39,046 --> 00:09:43,784 対する我ら大坂方は5万5000 多勢に無勢 115 00:09:43,784 --> 00:09:46,020 勝ち負けは既に明らかとも 116 00:09:46,020 --> 00:09:50,958 ならば負け戦を 立派に戦うまでのこと 117 00:09:50,958 --> 00:09:54,528 武将の面目に懸けて 死んでみせようぞ 118 00:09:54,528 --> 00:09:56,797 のう?幸村殿 119 00:09:56,797 --> 00:10:03,070 いや お言葉だが それがしの存念は違い申す 120 00:10:03,070 --> 00:10:05,506 数は劣れども 121 00:10:05,506 --> 00:10:07,775 勝つ道はございます 122 00:10:07,775 --> 00:10:13,147 聞こう 幸村殿の勝つ道とは? 123 00:10:13,147 --> 00:10:15,582 肝心要は 124 00:10:15,582 --> 00:10:18,252 家康を討ち取ること 125 00:10:18,252 --> 00:10:20,521 他の合戦すべてに敗れても 126 00:10:20,521 --> 00:10:25,359 家康1人を討ち取れば 勝ちは我らにある 127 00:10:25,359 --> 00:10:27,594 徳川は揺らぎ 128 00:10:27,594 --> 00:10:32,232 諸大名は改めて二派に 分かれることになりましょう 129 00:10:32,232 --> 00:10:35,069 うーん 130 00:10:35,069 --> 00:10:37,438 この幸村 131 00:10:37,438 --> 00:10:40,641 家康を討ち取るためには 132 00:10:40,641 --> 00:10:43,241 命を賭して戦います 133 00:11:00,227 --> 00:11:03,764 初めて身に着けました 134 00:11:03,764 --> 00:11:07,835 女だてらにと お笑いなされますな 135 00:11:07,835 --> 00:11:10,170 立派なお姿 136 00:11:10,170 --> 00:11:14,174 武将どもも顔負けいたしましょう 137 00:11:14,174 --> 00:11:16,710 お礼を言います 138 00:11:16,710 --> 00:11:21,415 今では心の迷いも晴れ 勇気が湧いてまいりました 139 00:11:21,415 --> 00:11:26,615 力強いお言葉 幸村 心よりうれしく存じまする 140 00:11:28,755 --> 00:11:33,060 秀頼が幼い頃 よう登った木じゃ 141 00:11:33,060 --> 00:11:37,164 わたくしも つらい時には 1人で この木を見上げ 142 00:11:37,164 --> 00:11:40,367 慰められたものです 143 00:11:40,367 --> 00:11:45,472 それが先の戦では大筒の的となり 144 00:11:45,472 --> 00:11:47,472 今では この姿 145 00:11:58,785 --> 00:12:00,785 あなたを思うていました 146 00:12:03,157 --> 00:12:08,795 わたくしを励ましてくだされた あなたのお姿 147 00:12:08,795 --> 00:12:13,395 あなたのお声を思い起こして 耐えてまいりました 148 00:12:16,170 --> 00:12:19,673 覚えておられますか? 149 00:12:19,673 --> 00:12:22,676 北の庄 落城の炎の中で 150 00:12:22,676 --> 00:12:26,076 母上が あなたに託した言葉 151 00:12:28,715 --> 00:12:33,187 女の幸せをつかめと あなたは そう言われた 152 00:12:33,187 --> 00:12:35,889 忘れはしません 153 00:12:35,889 --> 00:12:38,292 だが 154 00:12:38,292 --> 00:12:41,892 あなたから その幸せを奪ったのも この幸村でござる 155 00:12:43,830 --> 00:12:49,069 わしは あなたに死ねと 言っているのです 156 00:12:49,069 --> 00:12:52,005 誇りを選べとは 157 00:12:52,005 --> 00:12:54,805 死ねと申すも同じ むごいこと 158 00:12:59,313 --> 00:13:01,313 お許しくだされ 159 00:13:07,154 --> 00:13:09,823 いいえ 160 00:13:09,823 --> 00:13:12,323 わたくしは幸せを知りました 161 00:13:14,261 --> 00:13:17,761 今こそ母の心が分かります 162 00:13:20,667 --> 00:13:23,537 愛する夫と共に果てるは 163 00:13:23,537 --> 00:13:26,037 女の幸せに違いありません 164 00:13:34,581 --> 00:13:37,284 皆が待っております 165 00:13:37,284 --> 00:13:39,620 行かねばなりません 166 00:13:39,620 --> 00:13:41,620 それでは 167 00:14:09,216 --> 00:14:11,216 幸村様 168 00:14:15,188 --> 00:14:17,691 お別れでございますね 169 00:14:17,691 --> 00:14:22,396 いや 別れの言葉は申し上げぬ 170 00:14:22,396 --> 00:14:26,396 たとえ黄泉の国でありましょうと 171 00:14:28,368 --> 00:14:33,307 次に お会いする時こそ 172 00:14:33,307 --> 00:14:37,107 幸村が熱き思い 173 00:14:58,131 --> 00:15:02,336 既に覚悟もあろうが改めて言う 174 00:15:02,336 --> 00:15:06,606 こたびの戦が最後の戦いとなろう 175 00:15:06,606 --> 00:15:10,344 家康を討ち取るための最後の策 176 00:15:10,344 --> 00:15:14,344 そなたらの命 この幸村にくれ 177 00:15:16,950 --> 00:15:19,820 どうせ いつかは終わる命 178 00:15:19,820 --> 00:15:24,191 幸村様と共に戦うが我らが願い 179 00:15:24,191 --> 00:15:30,130 花と散るは皆 本望にござります 180 00:15:30,130 --> 00:15:32,999 わしは 181 00:15:32,999 --> 00:15:36,303 お前たちを生かしたかった 182 00:15:36,303 --> 00:15:38,703 それが わしの願いだった 183 00:15:40,707 --> 00:15:46,680 今 死出の旅に従わせるを 184 00:15:46,680 --> 00:15:48,680 無念に思う 185 00:15:52,386 --> 00:15:54,486 すまぬとも思う 186 00:16:36,263 --> 00:16:38,263 なぜ殴らん? 187 00:16:52,279 --> 00:16:54,279 抱いてくれぬか? 188 00:17:00,454 --> 00:17:03,423 夫婦になろう 189 00:17:03,423 --> 00:17:05,423 才蔵 190 00:17:09,963 --> 00:17:11,963 やっと気づいた 191 00:17:18,805 --> 00:17:21,441 俺は 192 00:17:21,441 --> 00:17:23,441 お前が好きだ 193 00:17:25,679 --> 00:17:28,879 何を お前 無理すんな 194 00:17:45,298 --> 00:17:47,298 2人の時間を 195 00:17:52,372 --> 00:17:54,872 もっと大事にすればよかった 196 00:18:04,050 --> 00:18:06,050 もう遅いけれど 197 00:18:13,093 --> 00:18:15,093 命を捨てる前に 198 00:18:19,266 --> 00:18:21,266 女房にしてくれぬか? 199 00:18:26,473 --> 00:18:28,473 遅くなどあるものか 200 00:18:32,045 --> 00:18:34,045 うれしいぞ 201 00:18:37,050 --> 00:18:39,050 俺はうれしい 202 00:18:41,621 --> 00:18:44,457 俺は死なん 203 00:18:44,457 --> 00:18:46,826 お前のために 204 00:18:46,826 --> 00:18:48,826 どこまでも生き延びてみせる 205 00:18:59,839 --> 00:19:02,375 大助 いくつになった? 206 00:19:02,375 --> 00:19:05,679 間もなく15歳でございます 若い 207 00:19:05,679 --> 00:19:09,916 戦がなければ 人生 これから楽しみであろうに 208 00:19:09,916 --> 00:19:13,853 父上 大助は父上を 誇りに思うております 209 00:19:13,853 --> 00:19:18,124 父上と共に戦い 共に死するが 私の願いにござりまする 210 00:19:18,124 --> 00:19:20,860 どこまでも お供させてくださりませ 211 00:19:20,860 --> 00:19:24,297 よう言うてくれた 212 00:19:24,297 --> 00:19:29,035 だが そなたには大切な役目を 果たしてもらわねばならん 213 00:19:29,035 --> 00:19:31,638 お役目とは? この城にとどまり 214 00:19:31,638 --> 00:19:35,809 秀頼君をお守りいたすこと 秀頼君を? 215 00:19:35,809 --> 00:19:39,846 大坂の沖に島津の船が来る手はず 216 00:19:39,846 --> 00:19:43,650 万一の時は秀頼君をお守りし 217 00:19:43,650 --> 00:19:46,620 家久殿の元に お届けいたさねばならん 218 00:19:46,620 --> 00:19:50,190 父上 そのお役目ならば 誰ぞ 他の者にお言いつけくださりませ 219 00:19:50,190 --> 00:19:52,258 ならん 220 00:19:52,258 --> 00:19:56,396 お恨みに存じます 大助は 父上のそばで戦いとう存じます 221 00:19:56,396 --> 00:20:00,133 大助 わしは そなたと約束した 222 00:20:00,133 --> 00:20:03,169 「海を見せる」と 223 00:20:03,169 --> 00:20:07,907 その約束を果たせぬ父を 許してくれ 224 00:20:07,907 --> 00:20:11,544 秀頼君のお供をし 海を目指せ 225 00:20:11,544 --> 00:20:13,944 世界を相手とする男になれ 226 00:20:17,017 --> 00:20:19,017 父上 227 00:20:22,055 --> 00:20:24,055 行け 228 00:20:31,398 --> 00:20:35,869 夏の陣とはいうものの 冬の陣とは打って変わり 229 00:20:35,869 --> 00:20:41,608 徳川の総帥は着流しで 出陣するというありさまである 230 00:20:41,608 --> 00:20:44,477 慶長20年5月5日 231 00:20:44,477 --> 00:20:49,777 ともあれ対決する前線の緊張は 極限に達していた 232 00:20:52,452 --> 00:20:56,423 堀を埋められ 籠城策の取れない豊臣方は 233 00:20:56,423 --> 00:20:59,693 野に陣を張り 初戦で勝利を得て 234 00:20:59,693 --> 00:21:02,962 戦いの流れを変えるしかなかった 235 00:21:02,962 --> 00:21:06,966 しかし後藤又兵衛 木村重成らが 236 00:21:06,966 --> 00:21:11,866 後世に残る華々しい死に様を 見せるのみだった 237 00:21:18,578 --> 00:21:20,578 あっ 238 00:21:36,296 --> 00:21:39,466 真田左衛門佐幸村 239 00:21:39,466 --> 00:21:42,366 命の要らぬ者は向かってこい! 240 00:22:01,521 --> 00:22:03,521 (銃声) 241 00:22:06,526 --> 00:22:08,528 あっ 242 00:22:08,528 --> 00:22:10,528 あー おい 243 00:22:14,801 --> 00:22:18,571 真田左衛門佐幸村 ここにあり 244 00:22:18,571 --> 00:22:20,771 秀忠 素っ首 もらい受ける 245 00:22:24,477 --> 00:22:26,477 どけ! 246 00:22:30,850 --> 00:22:32,850 あ… 247 00:22:35,221 --> 00:22:38,858 真田左衛門佐幸村 248 00:22:38,858 --> 00:22:42,658 我と思わん者は討ち取って 手柄にせい 249 00:23:05,852 --> 00:23:08,788 おのれ 幸村 その首 討て! 250 00:23:08,788 --> 00:23:12,992 秀忠!幸村の最期 251 00:23:12,992 --> 00:23:14,992 よう見届けい 252 00:23:29,209 --> 00:23:31,911 おぬし 年は? 253 00:23:31,911 --> 00:23:34,080 15歳 254 00:23:34,080 --> 00:23:37,717 ここを突け ここを突けい! 255 00:23:37,717 --> 00:23:41,387 あー! 256 00:23:41,387 --> 00:23:43,387 たわけ 257 00:23:47,460 --> 00:23:51,397 ここだ! 258 00:23:51,397 --> 00:23:55,068 あー!あっ あ… 259 00:23:55,068 --> 00:23:57,368 見事 一番槍 260 00:24:07,280 --> 00:24:10,717 真田左衛門佐幸村 261 00:24:10,717 --> 00:24:15,121 ただ今 腹 かき切って冥土に参る 262 00:24:15,121 --> 00:24:18,591 首 取って手柄にせい 263 00:24:18,591 --> 00:24:20,591 いやっ! 264 00:24:35,842 --> 00:24:37,877 上様 大助か 265 00:24:37,877 --> 00:24:40,680 父 幸村の申しつけにより お供いたします 266 00:24:40,680 --> 00:24:43,650 これより上様には お城 お立ち退きくださりませ 267 00:24:43,650 --> 00:24:45,752 余に城を捨てよと申すか? 268 00:24:45,752 --> 00:24:49,489 幸村殿のお指図なら従うがよい 269 00:24:49,489 --> 00:24:53,793 では母上も わらわに構わず 早うお行きなされ 270 00:24:53,793 --> 00:24:56,829 いや それはできませぬ 271 00:24:56,829 --> 00:25:02,502 母上と共に太閤殿下の子として 見事 討ち死にいたしましょうぞ 272 00:25:02,502 --> 00:25:05,204 幸村殿に笑われますぞ 273 00:25:05,204 --> 00:25:10,243 あの方は今も 家康を倒す戦いをなされてじゃ 274 00:25:10,243 --> 00:25:12,245 そうであった 275 00:25:12,245 --> 00:25:17,283 武将ならば 命果てるまで 勝ちを諦めてはならぬ 276 00:25:17,283 --> 00:25:20,987 秀頼 そなたは我が子 277 00:25:20,987 --> 00:25:22,989 身は離れても 278 00:25:22,989 --> 00:25:28,328 母の心は どこまでも そなたと共にある 279 00:25:28,328 --> 00:25:30,328 母上 280 00:25:37,370 --> 00:25:39,372 上様 参りましょう 281 00:25:39,372 --> 00:25:43,472 母上 秀頼は どこまでも 戦ってまいりまする 282 00:26:09,268 --> 00:26:11,938 目指すは家康ただ一人 283 00:26:11,938 --> 00:26:14,438 他の者には目もくれるな 行くぞ 284 00:26:32,291 --> 00:26:34,727 関東勢100万も候え 285 00:26:34,727 --> 00:26:36,829 男は1人もなく候 286 00:26:36,829 --> 00:26:38,829 鉄砲隊 287 00:26:44,670 --> 00:26:47,270 (銃声) 288 00:26:59,318 --> 00:27:03,318 真田左衛門佐幸村 これにあり 289 00:27:10,329 --> 00:27:15,229 この幸村の首を討ち取ってみろ 290 00:27:19,105 --> 00:27:22,875 殿! 291 00:27:22,875 --> 00:27:25,711 才蔵 来るな 292 00:27:25,711 --> 00:27:27,711 追え! 293 00:27:37,156 --> 00:27:39,156 佐助! 294 00:27:48,801 --> 00:27:52,004 佐助! 295 00:27:52,004 --> 00:27:56,442 秀頼様 上様 296 00:27:56,442 --> 00:27:58,442 秀頼様 297 00:28:03,249 --> 00:28:05,852 お方様 上様はいずれに? 298 00:28:05,852 --> 00:28:09,122 秀頼君は城を落ち延びなされた 299 00:28:09,122 --> 00:28:12,191 では わたくしを置いて 300 00:28:12,191 --> 00:28:14,961 姫 そなたも城を出るのじゃ 301 00:28:14,961 --> 00:28:18,898 いいえ わたくしは お方様と共に 302 00:28:18,898 --> 00:28:22,168 治長殿 姫をお連れいたせ 303 00:28:22,168 --> 00:28:24,537 はっ お方様 304 00:28:24,537 --> 00:28:26,906 さあ 姫 305 00:28:26,906 --> 00:28:29,408 お方様 姫 参りましょう 306 00:28:29,408 --> 00:28:32,945 姫 お方様 307 00:28:32,945 --> 00:28:35,945 あの井戸より 城外に出られまする さあ 308 00:28:40,086 --> 00:28:43,356 嫌じゃ わらわは この城で死ぬのじゃ 309 00:28:43,356 --> 00:28:48,294 姫 あなたのお役目は 淀殿をお助けいたすこと 310 00:28:48,294 --> 00:28:51,164 それが秀頼君の願いで ございまする 311 00:28:51,164 --> 00:28:55,034 嫌じゃ わらわは行かぬ 312 00:28:55,034 --> 00:28:57,034 御免 313 00:29:35,141 --> 00:29:38,041 千 母上様 314 00:29:43,950 --> 00:29:46,152 よう戻った 315 00:29:46,152 --> 00:29:48,952 あ… 母じゃぞ 316 00:29:52,158 --> 00:29:56,028 わたくしを城から出されたのは 317 00:29:56,028 --> 00:29:58,898 淀のお方様 318 00:29:58,898 --> 00:30:02,198 あのお方を死なせてはなりませぬ 319 00:30:05,805 --> 00:30:07,805 姉上 320 00:30:12,011 --> 00:30:16,215 大御所様 淀殿をお助けくださりませ 321 00:30:16,215 --> 00:30:19,619 千姫が無事に戻りましたは 淀殿のおかげでございます 322 00:30:19,619 --> 00:30:23,656 お江 戦に口出しは無用ぞ 323 00:30:23,656 --> 00:30:26,259 千姫とて戦国の女ならば 324 00:30:26,259 --> 00:30:28,461 秀頼と共に死すべきじゃった 325 00:30:28,461 --> 00:30:31,530 いいえ 女とて人 326 00:30:31,530 --> 00:30:33,933 戦に道具に使われるは もうたくさんでござりまする 327 00:30:33,933 --> 00:30:36,302 下がれ 下がらぬか! 328 00:30:36,302 --> 00:30:41,340 大御所様 あなたの なされていることは秀吉と同じ 329 00:30:41,340 --> 00:30:44,944 女など虫けらと思うて ござりまする 330 00:30:44,944 --> 00:30:49,248 女だけではない 敵も味方も 負ければ虫けらのごとく 331 00:30:49,248 --> 00:30:52,718 命は散り果てるのが戦だ 332 00:30:52,718 --> 00:30:54,920 血迷うたか お江 333 00:30:54,920 --> 00:30:57,890 秀吉への恨み晴らさんため あなたのお力 借りたこと 334 00:30:57,890 --> 00:31:00,526 後悔いたしておりまする 335 00:31:00,526 --> 00:31:02,862 わたくしは 336 00:31:02,862 --> 00:31:08,000 恨みより大切なものを 忘れていたのでございます 337 00:31:08,000 --> 00:31:10,202 大切なものとは? 338 00:31:10,202 --> 00:31:14,974 人をいとしく思う心 339 00:31:14,974 --> 00:31:18,010 姉上は それを お示しくだされました 340 00:31:18,010 --> 00:31:20,046 大御所様 341 00:31:20,046 --> 00:31:23,082 わたくしにも姉上と同じ血が 流れております 342 00:31:23,082 --> 00:31:26,619 どうぞ 姉の命を 343 00:31:26,619 --> 00:31:29,055 お情けをお願いいたしまする 344 00:31:29,055 --> 00:31:31,657 愚か者めが 345 00:31:31,657 --> 00:31:37,163 誰が親 誰が子 誰が兄弟姉妹といえども 346 00:31:37,163 --> 00:31:41,233 死を惜しんでは何事も果たせぬ 347 00:31:41,233 --> 00:31:46,772 この家康とて私心は捨てた 348 00:31:46,772 --> 00:31:49,475 淀殿は 349 00:31:49,475 --> 00:31:53,075 豊臣と共に死するが戦の定めだ! 350 00:32:04,523 --> 00:32:07,126 秀頼は 351 00:32:07,126 --> 00:32:11,163 無事に落ち延びたであろうか 352 00:32:11,163 --> 00:32:14,099 はい 353 00:32:14,099 --> 00:32:16,099 この上は 354 00:32:18,170 --> 00:32:21,173 家康に降伏いたし 355 00:32:21,173 --> 00:32:24,242 せめて お方様のお命だけなりと 356 00:32:24,242 --> 00:32:27,279 お助けいたしとう存じまする 357 00:32:27,279 --> 00:32:29,479 わらわは降伏はいたさぬ 358 00:32:33,618 --> 00:32:37,889 皆にはお世話をかけましたな 下がってよい 359 00:32:37,889 --> 00:32:41,493 お方様 わたくしは 最後までお供いたします 360 00:32:41,493 --> 00:32:44,229 ならぬ 361 00:32:44,229 --> 00:32:49,367 皆も それぞれに城を出て 降伏いたすのじゃ 362 00:32:49,367 --> 00:32:53,872 手向かわざば 徳川の兵たちにも情けはあろう 363 00:32:53,872 --> 00:32:57,172 お方様 お下がりなされ 364 00:32:59,211 --> 00:33:01,211 誰も来るでないぞ 365 00:33:06,785 --> 00:33:09,585 上様 早くお逃げくだされ 366 00:33:15,360 --> 00:33:17,696 大助 武運もこれまでじゃ 367 00:33:17,696 --> 00:33:20,232 おことと共に この場にて果てようぞ 368 00:33:20,232 --> 00:33:22,501 あっ! 369 00:33:22,501 --> 00:33:24,801 大助 上様 370 00:33:43,121 --> 00:33:45,924 秀頼が最後の申しつけじゃ 371 00:33:45,924 --> 00:33:49,895 父 太閤の待つあの世への 供をいたせ 372 00:33:49,895 --> 00:33:51,895 はっ 373 00:34:14,252 --> 00:34:16,752 仕損ずるは恥ぞ 374 00:34:47,719 --> 00:34:49,719 海が見えますぞ 375 00:34:54,759 --> 00:34:58,359 父上の言われた海が 376 00:35:19,718 --> 00:35:22,921 我が軍は ほどなく 本丸を攻め落としましょう 377 00:35:22,921 --> 00:35:25,991 上様 もはや大勢は決しましたな 378 00:35:25,991 --> 00:35:28,760 幸村は討ち取ったか? 379 00:35:28,760 --> 00:35:31,496 ハチの巣のごとく 銃弾を浴びました由 380 00:35:31,496 --> 00:35:33,898 到底 生きてはおりますまい 381 00:35:33,898 --> 00:35:36,601 あやつのことだ 382 00:35:36,601 --> 00:35:39,804 首を見るまでは安心できん 383 00:35:39,804 --> 00:35:42,641 おい 幸村の兄… 384 00:35:42,641 --> 00:35:45,110 あー 信幸を呼べ 385 00:35:45,110 --> 00:35:48,613 はあ ただ今すぐに 386 00:35:48,613 --> 00:35:52,013 水だ 水を所望 はっ 387 00:35:54,486 --> 00:35:59,086 末期の水 お味はいかに? 388 00:36:12,804 --> 00:36:16,775 真田幸村 389 00:36:16,775 --> 00:36:18,975 いまだ死せず 390 00:36:30,655 --> 00:36:33,555 見事… 斬れ 391 00:36:35,994 --> 00:36:37,994 上様 392 00:36:41,666 --> 00:36:45,066 幸村 信幸殿 ご容赦! 393 00:36:58,683 --> 00:37:02,387 大御所様をお守りしろ 幸村は わしが討ち取る 394 00:37:02,387 --> 00:37:04,387 はっ はっ 395 00:37:22,006 --> 00:37:24,306 お方様! 396 00:37:30,548 --> 00:37:32,884 我が思い 397 00:37:32,884 --> 00:37:34,984 偽りはござりませぬ 398 00:37:44,362 --> 00:37:46,865 幸村様 399 00:37:46,865 --> 00:37:51,469 茶々は あなたのおそばに 400 00:37:51,469 --> 00:37:55,469 もはや決して 離れることはありませぬ 401 00:38:27,372 --> 00:38:32,110 幸村 幸村 402 00:38:32,110 --> 00:38:34,110 幸村 403 00:38:36,114 --> 00:38:38,114 信幸殿か? 404 00:38:40,518 --> 00:38:42,518 ああ わしだ 405 00:38:46,424 --> 00:38:49,394 お前の兄だ あー 406 00:38:49,394 --> 00:38:53,131 兄上 407 00:38:53,131 --> 00:38:57,335 介錯をお頼みいたす 408 00:38:57,335 --> 00:38:59,504 幸村 409 00:38:59,504 --> 00:39:06,144 真田幸村を 410 00:39:06,144 --> 00:39:10,648 討ち取って手柄になされ 411 00:39:10,648 --> 00:39:14,248 弟の首を取って 何が手柄ぞ 412 00:39:17,956 --> 00:39:20,925 どこまでも 413 00:39:20,925 --> 00:39:23,625 真面目な兄上 414 00:39:26,130 --> 00:39:31,469 幼い頃と少しも変わりません 415 00:39:31,469 --> 00:39:35,073 おぬしの亡骸は誰にも渡さん 416 00:39:35,073 --> 00:39:38,973 わしが この兄が葬ってやろうぞ 417 00:40:01,733 --> 00:40:04,469 兄上 418 00:40:04,469 --> 00:40:06,869 お願いいたします 419 00:40:13,077 --> 00:40:15,613 うあっ! 420 00:40:15,613 --> 00:40:18,816 幸村 ぐっ 421 00:40:18,816 --> 00:40:22,616 うっく… まだまだ 422 00:40:31,462 --> 00:40:35,433 いざ 423 00:40:35,433 --> 00:40:37,433 あー! 424 00:41:20,511 --> 00:41:25,611 (馬の走る音) 425 00:41:34,959 --> 00:41:36,959 幸村様も 426 00:41:43,167 --> 00:41:45,967 淀のお方様も 亡くなられたのですね 427 00:41:48,306 --> 00:41:52,106 あの世で やっとご一緒に 428 00:41:54,145 --> 00:41:58,716 最後に幸せをつかまれましたな 429 00:41:58,716 --> 00:42:02,520 しかしながら 「幸村死せず」の言い伝えは 430 00:42:02,520 --> 00:42:06,724 その後 広く民衆の間に 広がっていった 431 00:42:06,724 --> 00:42:09,994 そして長く語り継がれた 432 00:42:09,994 --> 00:42:15,033 花のようなる秀頼様を 433 00:42:15,033 --> 00:42:20,004 鬼のようなる真田が追うて 434 00:42:20,004 --> 00:42:24,909 退きも退きたり加護島へ 435 00:42:24,909 --> 00:42:29,714 退きも退きたり加護島へ… 436 00:42:29,714 --> 00:42:33,084 幸村がな ゆうべ 437 00:42:33,084 --> 00:42:35,820 夢に出てきよった 438 00:42:35,820 --> 00:42:40,058 別れの挨拶をしに来たのかと 思うたが 439 00:42:40,058 --> 00:42:42,627 わしのことが心残りで 440 00:42:42,627 --> 00:42:46,931 三途の川を渡れんと抜かしよった 441 00:42:46,931 --> 00:42:49,367 ハハハ 442 00:42:49,367 --> 00:42:53,271 幸村のことだ いまだに生きて 443 00:42:53,271 --> 00:42:57,475 どこぞから わしの首を 狙うておるのかもしれぬ 444 00:42:57,475 --> 00:43:00,278 ハーハハハ 445 00:43:00,278 --> 00:43:03,881 (せき込み) 446 00:43:03,881 --> 00:43:06,984 今日のお山は穏やかじゃのう 447 00:43:06,984 --> 00:43:10,788 はっ とは申せ 448 00:43:10,788 --> 00:43:14,058 穏やかならざる知らせも 届いておりまする 449 00:43:14,058 --> 00:43:17,829 何じゃ? 真田幸村殿 450 00:43:17,829 --> 00:43:19,864 実は秀頼公を奉じ 451 00:43:19,864 --> 00:43:23,968 この地 薩摩にて 再興を期しているとの戯れ歌 452 00:43:23,968 --> 00:43:27,071 京 大坂では しきりとのことに ございまする 453 00:43:27,071 --> 00:43:30,408 うん それはつまり 454 00:43:30,408 --> 00:43:35,713 政が政道から外れぬよう願う 民の声じゃ 455 00:43:35,713 --> 00:43:38,216 しかしながら 徳川方より 456 00:43:38,216 --> 00:43:40,585 我が島津家があらぬ疑いを かけられ申さば… 457 00:43:40,585 --> 00:43:43,654 放っておけ 458 00:43:43,654 --> 00:43:47,254 むしろ我が薩摩の誇りじゃ 459 00:43:49,560 --> 00:43:52,130 真田こそ 460 00:43:52,130 --> 00:43:54,565 日の本一のつわもの 461 00:43:54,565 --> 00:43:57,135 幸村こそ 462 00:43:57,135 --> 00:44:00,135 武将の中のまことの武将じゃ