1 00:00:02,202 --> 00:00:07,140 ♬「ひとりより」 2 00:00:07,140 --> 00:00:11,778 ♬「ふたりで 今」 3 00:00:11,778 --> 00:00:20,954 ♬「響きあう心と心」 4 00:00:20,954 --> 00:00:28,629 ♬「街路樹を朝日が 金色に染めて」 5 00:00:28,629 --> 00:00:38,805 ♬「眠い目をこする君は 夢の中」 6 00:00:38,805 --> 00:00:47,147 ♬「ひとりより ふたりで ほら」 7 00:00:47,147 --> 00:00:55,322 ♬「思い出を育てながら」 8 00:00:55,322 --> 00:01:03,764 ♬「向かい風の理由も聞かずに」 9 00:01:03,764 --> 00:01:12,272 ♬「目の前の扉を開けよう」 10 00:01:15,275 --> 00:01:20,147 <めいの良美の騒ぎが落ち着き 徳永家に 日常が戻り➡ 11 00:01:20,147 --> 00:01:23,951 次の週末を迎えていました。➡ 12 00:01:23,951 --> 00:01:27,821 町子の最新作「楽天乙女」に➡ 13 00:01:27,821 --> 00:01:32,292 読者からの反響の手紙が 続々と寄せられていました> 14 00:01:32,292 --> 00:01:37,164 (町子)「俳啓…」。 いきなり 字 間違うてはるやん。 15 00:01:37,164 --> 00:01:42,803 え… 「花岡先生 初めまして。 僕は 中学3年生です。➡ 16 00:01:42,803 --> 00:01:47,641 小説の主人公の町子ちゃんと 同い年です」。 へえ~。 17 00:01:47,641 --> 00:01:53,447 「こんなに明るくて かわいくて 優しい マコちゃんのような少女が近所にいたら➡ 18 00:01:53,447 --> 00:01:57,317 いっぺんで 好きになってしまうでしょう」やて。 19 00:01:57,317 --> 00:02:01,188 完全に これ フィクションやと 思てはんねんな。 20 00:02:01,188 --> 00:02:08,261 「もし 僕が マコちゃんと け… マコちゃんと結婚するならば➡ 21 00:02:08,261 --> 00:02:14,935 森と泉に囲まれて 静かに眠る教会で 式を挙げたいです」やて。 22 00:02:14,935 --> 00:02:20,807 何? これ。 森と泉て…。 ♬「森と泉に」やん。 23 00:02:20,807 --> 00:02:34,788 ♬「かこまれて 静かに眠る ブルー ブルー ブルー ブルー ブルー ブルー・シャトウ シャトウ」 24 00:02:34,788 --> 00:02:37,290 ♬「ブルー ブルー ブルー ブルー」 ウッ! 25 00:02:37,290 --> 00:02:40,594 ♬「シャ…」 (純子)フフフ。 26 00:02:45,165 --> 00:02:50,637 「大谷三郎」。 「ほのかに恋心を抱いておりました」て。 27 00:02:50,637 --> 00:02:55,509 ちょっと待ってよ。 「写真館の かれんな娘さん」… え? 28 00:02:55,509 --> 00:02:58,211 ちょっと待ってよ これ。 私や。 29 00:03:02,249 --> 00:03:06,253 お待たせしました。 30 00:03:09,122 --> 00:03:13,260 わざわざ すいませんです。 31 00:03:13,260 --> 00:03:18,932 (大谷)厚かましいとは思たんですけど ちょうど 近くまで 仕事で来たもんで。 32 00:03:18,932 --> 00:03:23,270 どうぞ お座りください。 あ…。 33 00:03:23,270 --> 00:03:29,609 あの… お手紙 頂きまして ありがとうございました。 34 00:03:29,609 --> 00:03:32,279 ああ…。 35 00:03:32,279 --> 00:03:35,949 あ… 私の ちっちゃい時のこと 覚えてくれてはる人と➡ 36 00:03:35,949 --> 00:03:40,787 大人になって こうやって お会いするっていうのは 何か あの…➡ 37 00:03:40,787 --> 00:03:46,293 何か てれくさ~いですよね。 38 00:03:46,293 --> 00:03:49,296 お元気でしょうか? 39 00:03:49,296 --> 00:03:52,099 元気です。 40 00:03:54,167 --> 00:03:56,303 ⚟(町子と大谷の笑い声) 41 00:03:56,303 --> 00:03:58,638 ⚟そんなことありましたね。 ⚟(大谷)はい。 42 00:03:58,638 --> 00:04:03,376 あの方です。 例のラブレターの。 43 00:04:03,376 --> 00:04:07,247 かれんな乙女に ほのかな初恋。 44 00:04:07,247 --> 00:04:12,119 (健次郎)どうせ また 目尻 ダラ~ッと下げて えべっさんみたいな顔になってますわ。 45 00:04:12,119 --> 00:04:15,589 気になりますでしょ? 46 00:04:15,589 --> 00:04:18,291 あの はよ 持っていってあげてください。 はい。 47 00:04:20,093 --> 00:04:23,296 ⚟(純子)失礼します! はい。 48 00:04:26,266 --> 00:04:29,603 すいません。 どうぞ。 49 00:04:29,603 --> 00:04:32,305 すいません。 50 00:04:35,275 --> 00:04:40,413 けど 隣の町でしたら 学校が違いますでしょう。 51 00:04:40,413 --> 00:04:44,951 そやから 正直 言いまして 私 大谷さんのこと➡ 52 00:04:44,951 --> 00:04:46,987 ほとんど 覚えてないんです。 申し訳ありません。 53 00:04:46,987 --> 00:04:52,292 あ… そうですか。 僕は しょっちゅう 前 通ってたんです。 54 00:04:52,292 --> 00:04:55,796 剣道 習いに 通ってたもんで。 へえ~。 55 00:04:55,796 --> 00:05:00,233 あ そやそや。 いっぺん こんなこと あったんです。 56 00:05:00,233 --> 00:05:04,905 ちょうど写真館の前 通ったら 近所の子供らが チャンバラしてましてね。 57 00:05:04,905 --> 00:05:10,577 僕の竹刀 見て 「勝負せえ」言うて しつこう絡んできたんです。 58 00:05:10,577 --> 00:05:14,381 その時 お姉さんが 助けてくれはったんです。 59 00:05:14,381 --> 00:05:16,316 お姉さん? 60 00:05:16,316 --> 00:05:20,754 ほら お姉さん いっつも 男の子らと 空き地 走り回って➡ 61 00:05:20,754 --> 00:05:23,657 カエル 追い回したり 木 登ったりしてて➡ 62 00:05:23,657 --> 00:05:26,092 たくましかったでしょう? ええ…。 63 00:05:26,092 --> 00:05:30,597 (大谷)そん時も その やんちゃくれら 蹴散らしてくれはってね。➡ 64 00:05:30,597 --> 00:05:35,268 「あんたら 1人を相手に ひきょうなり! わ~!」言うたら➡ 65 00:05:35,268 --> 00:05:40,607 みんな パ~ッと逃げてもうてね。 頼もしかった~! 66 00:05:40,607 --> 00:05:47,280 妹さん いっつも お姉さんの陰に 隠れるようにしてて➡ 67 00:05:47,280 --> 00:05:51,151 かれんな女の子やった~。 68 00:05:51,151 --> 00:05:56,423 妹さん お姉さんが こんな有名な小説家になって➡ 69 00:05:56,423 --> 00:05:58,959 喜んではるでしょ? 70 00:05:58,959 --> 00:06:05,232 ♬~ 71 00:06:05,232 --> 00:06:13,740 (健次郎)ハハハハハハハハ! 孝子ちゃんのことやったんか! ハハハハ…! 72 00:06:13,740 --> 00:06:18,612 いや~ 「かれんな少女」いうから おかしいなとは思てたんやけどな。 73 00:06:18,612 --> 00:06:23,250 紛らわしい書き方する方が 悪いんですって もう…。 74 00:06:23,250 --> 00:06:27,254 ちょっと すいませんけど あの… コンニャクと それから え~っと 卵と➡ 75 00:06:27,254 --> 00:06:31,925 それから 厚揚げと ひら天と お芋さんと 全部 下さい その辺の。 76 00:06:31,925 --> 00:06:34,828 けど あんたのことも ちゃんと覚えてくれてはったんやろ? 77 00:06:34,828 --> 00:06:38,698 木登りが好きで カエル 追っかけ回して ばっかりいてる お姉さんて。 78 00:06:38,698 --> 00:06:41,935 ハハハハハハ…! ハハハハ! 79 00:06:41,935 --> 00:06:46,106 けど 妹かてな 「かれん」というのには 私 程遠いと思うよ。 80 00:06:46,106 --> 00:06:51,778 あ~ おかしい! ほんで その人には 何て言うたん? 81 00:06:51,778 --> 00:06:57,417 え~ 「今後とも 応援よろしく。 今日のことは 妹に➡ 82 00:06:57,417 --> 00:07:01,421 ちゃんと伝えておきますから」。 え? ほな 何? 83 00:07:01,421 --> 00:07:04,190 あんたが勘違いしてた話 せえへんかったんかいな。 84 00:07:04,190 --> 00:07:08,094 印象 悪くして 読者を減らしたないのでね。 85 00:07:08,094 --> 00:07:11,097 したたかやね! 86 00:07:11,097 --> 00:07:18,071 (りん)もう 先生のうちは 毎日毎日 いろいろあって 面白そうやね。 87 00:07:18,071 --> 00:07:21,908 はい お待ち遠さん。 ありがとうございます。 88 00:07:21,908 --> 00:07:25,245 ハハハハ…! 泣かんで! 涙 拭いてくださいよ! 89 00:07:25,245 --> 00:07:27,580 <そして 翌日。➡ 90 00:07:27,580 --> 00:07:30,083 町子たちは イシの指導で➡ 91 00:07:30,083 --> 00:07:33,119 奄美料理の鶏飯を作ることになりました> 92 00:07:33,119 --> 00:07:36,256 (イシ)まずは スープを作ります。 93 00:07:36,256 --> 00:07:39,759 鶏がらで スープ取るんですね。そう。➡ 94 00:07:39,759 --> 00:07:44,931 ここに だし昆布と しいたけ 鶏のササミを 入れて。 95 00:07:44,931 --> 00:07:47,233 ササミから入れますね お母さん。 はい。 96 00:07:52,272 --> 00:07:57,110 これで いいですか? お母さん。 ええです ええです。➡ 97 00:07:57,110 --> 00:08:02,916 みりん 塩 しょうゆで 味を付けます。 98 00:08:02,916 --> 00:08:04,918 (純子)うわっ いい匂い! 99 00:08:04,918 --> 00:08:06,920 ねえ 矢木沢さん。 はい。 100 00:08:06,920 --> 00:08:09,556 鶏飯て食べはったことないでしょ? ないです。 101 00:08:09,556 --> 00:08:12,459 スープをかけるごはんで そら ものすごい おいしいんですよ! 102 00:08:12,459 --> 00:08:15,061 奄美ではね お祝いの時に こうやって作るんですよね? 103 00:08:15,061 --> 00:08:19,899 そう。 あっさりしてて 食欲あれへん時でも食べられるの。➡ 104 00:08:19,899 --> 00:08:22,235 ササミは 細く 手で裂いてね。 105 00:08:22,235 --> 00:08:28,742 しいたけは お砂糖 しょうゆ みりんで➡ 106 00:08:28,742 --> 00:08:32,379 ちょっと甘辛く 味をつけます。 はい。 まず みりん。➡ 107 00:08:32,379 --> 00:08:36,249 後で また お味見 お願いします。 (イシ)はい。 108 00:08:36,249 --> 00:08:41,388 卵 きれいですね。 ねえ。 109 00:08:41,388 --> 00:08:45,759 きれいな色。 いっぱい入れて。たくさん 入れとこう。 110 00:08:45,759 --> 00:08:49,929 ネギと みかんの皮と…。 薬味ですね。そう。 111 00:08:49,929 --> 00:08:52,832 で パパイヤのお漬物 のせて…。 112 00:08:52,832 --> 00:08:56,803 はい これと おネギを こう…。 113 00:08:56,803 --> 00:08:59,639 うわ すごい きれいな色です。 114 00:08:59,639 --> 00:09:02,575 (一同)うわ~! 115 00:09:02,575 --> 00:09:04,577 よいしょ。 116 00:09:04,577 --> 00:09:07,047 はい! はい! 117 00:09:07,047 --> 00:09:10,350 (3人)完成! ハハハハハハ…! 118 00:09:10,350 --> 00:09:12,285 はい どうぞ! お~ うまそや! 119 00:09:12,285 --> 00:09:18,558 お待たせいたしました! はい。 これも 昨日から炊いといたからね。 120 00:09:18,558 --> 00:09:20,493 (清志)豚足や! 121 00:09:20,493 --> 00:09:25,732 うわ 私 豚の おみ足 見たの初めてです! 奄美の名物料理なんですよ。 122 00:09:25,732 --> 00:09:27,667 うわっ! 矢木沢さん ほら こっち! 123 00:09:27,667 --> 00:09:31,538 どうぞ どうぞ 座って。 どうぞ どうぞ。 すご~い! 124 00:09:31,538 --> 00:09:34,908 (イシ)はい! 125 00:09:34,908 --> 00:09:36,943 はい はい はい。 (子供たち)うわ~! 126 00:09:36,943 --> 00:09:43,249 さあ ほな いただきましょうか。 はい。 (一同)いただきま~す! 127 00:09:43,249 --> 00:09:49,923 ♬~ 128 00:09:49,923 --> 00:09:55,261 おいしいです! どうして 私 今まで これ 知らなかったんでしょ! 129 00:09:55,261 --> 00:09:58,097 うまい! あ… 矢木沢さん。 はい。 130 00:09:58,097 --> 00:10:01,134 ちょっと この豚足を食べてみて。 そう そう そう。 131 00:10:01,134 --> 00:10:03,903 これ。 はい。 これ どうやって食べるんですか? 132 00:10:03,903 --> 00:10:05,839 「どうやって」て ガ~ッて かぶりついてください。 ガバ~ッて。 133 00:10:05,839 --> 00:10:10,410 (純子)これ?うん。 おみ足…。どうです? 134 00:10:10,410 --> 00:10:14,614 いや…。大丈夫 大丈夫。 ガバッと?ガバッと。 135 00:10:14,614 --> 00:10:22,288 ハハハハハハ! ねえ おいしいでしょ? うん! おいしい! 136 00:10:22,288 --> 00:10:27,160 大事なものを忘れてたわ。 あ~ おいしい! 何ですか? 137 00:10:27,160 --> 00:10:29,963 矢木沢さん これ 初めてでしょ? 黒糖焼酎。 138 00:10:29,963 --> 00:10:33,299 初めて!ちょっと待って! お水… お水 持ってきますから。 139 00:10:33,299 --> 00:10:35,301 ちょっと そのままは あかんから ちょっと待って。 140 00:10:37,170 --> 00:10:41,641 あっ おいしい! おいしい! 141 00:10:41,641 --> 00:10:43,576 こら 先が怖いな。 142 00:10:43,576 --> 00:10:46,980 私もね 健次郎さんと 一緒になれへんかったら➡ 143 00:10:46,980 --> 00:10:50,650 こんな おいしいもん知らんまま 生きていったんかなと思います。 144 00:10:50,650 --> 00:10:53,319 それ 褒められてんのか 何や よう分からんな。 145 00:10:53,319 --> 00:10:56,990 今度は 孝子や良美にも 食べさせてやりたいな~。 146 00:10:56,990 --> 00:10:58,925 ほんまやな。 うん。 147 00:10:58,925 --> 00:11:03,396 (純子)あの 大阪では 豚の足って お料理にしませんよね? 148 00:11:03,396 --> 00:11:06,599 (健次郎)あのね この豚っちゅうのはね 捨てるとこがないんですよ。 149 00:11:06,599 --> 00:11:09,402 けど 大阪でもね ほかやったら捨てるようなもん➡ 150 00:11:09,402 --> 00:11:11,337 ちゃんと お料理にして食べますよ。 151 00:11:11,337 --> 00:11:14,274 ハモの皮は キュウリとあえて 酢の物にするでしょ。 152 00:11:14,274 --> 00:11:17,777 鯨は ハリハリ鍋とか 関東煮きね。 153 00:11:17,777 --> 00:11:22,649 それから うなぎの頭の あの半助。 あれは 焼き豆腐と炊きますもんね。 154 00:11:22,649 --> 00:11:27,120 あ 僕 それ 大阪来て 初めて知ったんや。 その 半助豆腐いうの。 あれ うまいな。 155 00:11:27,120 --> 00:11:29,055 トロッとしてて たまらんな。 たまらんでしょ? 156 00:11:29,055 --> 00:11:31,424 あの どうして うなぎの頭 半助っていうんですか? 157 00:11:31,424 --> 00:11:36,796 あのね 1円のこと 円助て言うてた時分に 一山 50銭で売ってたんですて。 158 00:11:36,796 --> 00:11:41,634 で 50銭て半分でしょ。 そやから 半助やて いうてはる説もあるんやけれども➡ 159 00:11:41,634 --> 00:11:44,304 それは 本当かどうか はっきりしたことは 分からないらしいです。 160 00:11:44,304 --> 00:11:49,175 奄美のうなぎはね そら大きいて きっと 食べ応えあるわ。 161 00:11:49,175 --> 00:11:52,178 おいしそう! 食べたいな! 162 00:11:52,178 --> 00:11:57,450 町子先生は 小さい時から お料理 好きだったんですか? 163 00:11:57,450 --> 00:12:00,453 いや 私んとこね ちっちゃい時から 女子衆さんがいてたんですよ。 164 00:12:00,453 --> 00:12:04,591 だから 私は お台所に 立ったことがなかったんです。 165 00:12:04,591 --> 00:12:06,626 いつから できるようになったんや? 166 00:12:06,626 --> 00:12:10,930 お父ちゃんが死んでから お母ちゃんが 働きに行くようになったでしょ。 167 00:12:10,930 --> 00:12:13,967 で 弟や妹のごはんを 私が作るようになって➡ 168 00:12:13,967 --> 00:12:19,272 で まあ 自然と興味を持ちだして 何か 頑張って 一生懸命 作ってる間に➡ 169 00:12:19,272 --> 00:12:22,175 自然と できるようになったのかな。 170 00:12:22,175 --> 00:12:25,144 何でも 現場での修業が 一番いうことやな。そう。 171 00:12:25,144 --> 00:12:28,414 そりゃ そうですよ! 私ね 家庭料理っていうのは➡ 172 00:12:28,414 --> 00:12:32,619 腕前より 人生経験。 ねっ! 173 00:12:32,619 --> 00:12:35,955 飲ましたらあかんから 取り上げて。 飲ましたらあかんから 取り上げて。 174 00:12:35,955 --> 00:12:37,890 私もね お母さんのように 年を重ねてったら➡ 175 00:12:37,890 --> 00:12:40,126 もっと おいしいお料理が 作れんのやないかなて➡ 176 00:12:40,126 --> 00:12:44,297 今から楽しみにしてるんですけれどもね! さすが 楽天派ですな。 177 00:12:44,297 --> 00:12:48,301 ⚟ごめんください! (大きい声で)は~い! 178 00:12:50,169 --> 00:12:52,639 (純子)あ すいません 私…。 すいません お願いします。 179 00:12:52,639 --> 00:12:55,308 はい。 荷物かいな? どっから? 180 00:12:55,308 --> 00:12:59,812 孝子からやの。 手紙ついてんねん。 ちょっと待ってね。 181 00:12:59,812 --> 00:13:03,249 え~っとね。 よいしょ。 182 00:13:03,249 --> 00:13:09,122 え~ はい 「徳永健次郎様 町子様。 先日は 大変 お世話になりました。➡ 183 00:13:09,122 --> 00:13:13,259 夫も 無事 退院しました。 夫婦で いろいろ話しました」やて。 184 00:13:13,259 --> 00:13:16,763 「これからも 会話を続けていこうと思います。➡ 185 00:13:16,763 --> 00:13:20,266 ありがとう。 これは 心ばかりのお礼です」。 186 00:13:20,266 --> 00:13:23,169 矢木沢さん ちょっと開けてもらえます? は~い。 187 00:13:23,169 --> 00:13:29,976 「10年前 新婚旅行で行った 八丈島で食べて 病みつきになり➡ 188 00:13:29,976 --> 00:13:33,613 それから 送ってもらっているものです」やて。 189 00:13:33,613 --> 00:13:37,116 八丈島? (3人)臭~い! 190 00:13:37,116 --> 00:13:41,954 臭い? あっ 書いてある! ちょっと みんな聞いて! 書いてある! 191 00:13:41,954 --> 00:13:45,792 ちょっと お母さん! 「臭いけど とっても おいしい」て。 192 00:13:45,792 --> 00:13:52,131 「臭いけど とっても おいしい」て 書いてある。くさやの干物や! ハハハハ! 193 00:13:52,131 --> 00:13:57,804 うわ~!これ うまいねん。 知らんか? いや 知ってるけどね➡ 194 00:13:57,804 --> 00:14:02,241 家庭に送ってくる量と違うやない! 何でも限度あるて 限度が! 195 00:14:02,241 --> 00:14:04,911 そやけど これね みんなね ちょっと聞いて! 196 00:14:04,911 --> 00:14:07,380 「臭いけど とっても おいしいです」て 書いてあるから。 197 00:14:07,380 --> 00:14:10,583 これな 網で 軽く あぶってな…。 やめて! 198 00:14:10,583 --> 00:14:13,252 ちょっと待って! 自分でやって! あ~! 199 00:14:13,252 --> 00:14:17,590 やめて やめて! 頼む! ちょっと! 200 00:14:17,590 --> 00:14:23,396 (3人)うわ~! これ うまいから。 なっ。 今日 食べよ。 201 00:14:23,396 --> 00:14:28,234 <家族と囲む 食卓の楽しさ 温かさを➡ 202 00:14:28,234 --> 00:14:34,140 町子は 今 改めて 実感しているのでした> 203 00:14:34,140 --> 00:14:37,610 もうすぐですよね? 澄子さんのご命日。 204 00:14:37,610 --> 00:14:40,947 法事 ほんまに うちでする気? やっと 新しい環境に慣れてきたのに➡ 205 00:14:40,947 --> 00:14:44,283 わざわざ思い出させることもないでしょ。 私は反対です。 206 00:14:44,283 --> 00:14:48,955 無理なさることないと思います。 お母ちゃんの味 覚えてへんやろしね。 207 00:14:48,955 --> 00:14:50,890 法事 やめよう。 うわ~! 208 00:14:50,890 --> 00:14:52,825 お母ちゃんかて書いてる! 209 00:14:52,825 --> 00:14:57,130 ♬~