1 00:01:45,686 --> 00:01:52,693 (美弥) 「次は 700-3-27-256」 2 00:01:52,693 --> 00:02:12,713 ♬~ 3 00:02:12,713 --> 00:02:21,722 ♬~ 4 00:02:21,722 --> 00:02:23,724 (クラクション) 5 00:02:23,724 --> 00:02:25,724 (ブレーキ音) 6 00:02:30,731 --> 00:02:35,669 俺の忠告を無視して テレビに出るからだ。 7 00:02:35,669 --> 00:02:37,671 (高槻)そうだね。 8 00:02:37,671 --> 00:02:41,675 健ちゃんの言うとおりだったよ。 9 00:02:41,675 --> 00:02:45,679 そう思うなら これからは 俺の言うことにも耳を貸せ。 10 00:02:45,679 --> 00:02:47,681 だいたいお前は 自分から呪われようとしたり➡ 11 00:02:47,681 --> 00:02:49,683 危なっかし過ぎるんだ。 12 00:02:49,683 --> 00:02:53,687 いいかげん これも捨てたらどうだ? 13 00:02:53,687 --> 00:02:55,689 こんなものに こだわってるから いつまでたっても…。 14 00:02:55,689 --> 00:02:57,691 それを捨てても➡ 15 00:02:57,691 --> 00:03:01,691 僕の頭の中には その記事の内容は全て入ってる。 16 00:03:09,703 --> 00:03:11,705 (女性)《あのころ➡ 17 00:03:11,705 --> 00:03:14,708 天狗様には たくさん 助けていただいたわよね》 18 00:03:14,708 --> 00:03:16,710 (尚哉)《天狗?》 19 00:03:16,710 --> 00:03:18,712 《霧島さんですね》 20 00:03:18,712 --> 00:03:20,714 《旦那さんとは別の若い男性と➡ 21 00:03:20,714 --> 00:03:22,716 ドライブされていたのを よく覚えていますよ》 22 00:03:22,716 --> 00:03:26,720 《あら 何をおっしゃってるのかしら》 23 00:03:26,720 --> 00:03:29,720 《「見間違いじゃ ございませんこと?」》 24 00:03:32,659 --> 00:03:36,659 《急いでおりますので 失礼します》 25 00:03:40,667 --> 00:03:43,667 《深町君 行こう》 26 00:03:46,673 --> 00:03:49,676 ≪(難波)えっ 呪いってマジ!? (愛美)そう。 27 00:03:49,676 --> 00:03:51,678 (難波)えっ ちょっと見してよ。 28 00:03:51,678 --> 00:03:53,680 何これ? 29 00:03:53,680 --> 00:03:55,682 あっ ちょちょ…。 (愛美)ん? 30 00:03:55,682 --> 00:03:58,685 深町。 ちょうどいいとこにいた。 これ 見てよ。 31 00:03:58,685 --> 00:04:01,688 ん? 32 00:04:01,688 --> 00:04:06,693 「次は 700-3-27-2…」 (難波)あ… ちょっと待って 待て…! 33 00:04:06,693 --> 00:04:09,696 何? ごめん 深町。 34 00:04:09,696 --> 00:04:12,699 お前 呪われたかも。 えっ? 35 00:04:12,699 --> 00:04:14,701 この数字を➡ 36 00:04:14,701 --> 00:04:18,705 声に出して読むと呪われる… か。 (難波)はい。➡ 37 00:04:18,705 --> 00:04:21,708 確か図書館のマリエさんだったかな? 38 00:04:21,708 --> 00:04:26,713 図書館のマリエさん? 初耳だな。 瑠衣子君は? 39 00:04:26,713 --> 00:04:30,717 私も初めて聞きました。 あのう 昨日 愛美が 妹から➡ 40 00:04:30,717 --> 00:04:33,654 「友達が呪われてるかもしれない」 って相談受けて。 41 00:04:33,654 --> 00:04:36,657 で 暗号 解かなきゃいけなくなって。 暗号? 42 00:04:36,657 --> 00:04:40,661 珍しいですよね。 ミステリー仕立ての呪い。 43 00:04:40,661 --> 00:04:43,664 でも 解こうと思ったんですけど 全然分かんなくて➡ 44 00:04:43,664 --> 00:04:46,667 そしたら 深町が思わず➡ 45 00:04:46,667 --> 00:04:48,669 声に出して 数字読んじゃったんです。 46 00:04:48,669 --> 00:04:50,671 えっ 俺のせい? 47 00:04:50,671 --> 00:04:52,673 違うよ。 違う。 ホンットにごめん。 あれは ホントにごめん…。 48 00:04:52,673 --> 00:04:55,676 その子が 呪われたって思うってことは➡ 49 00:04:55,676 --> 00:04:58,679 何か変なことが 起こったってことだよね? 50 00:04:58,679 --> 00:05:00,681 何があったか分かる? 実は 愛美も➡ 51 00:05:00,681 --> 00:05:02,683 そこまでは聞いてないらしくて。 52 00:05:02,683 --> 00:05:05,686 で 今 妹と友達に会いに 第四中まで行ってます。 53 00:05:05,686 --> 00:05:10,691 第四中。 だったら…。 54 00:05:10,691 --> 00:05:13,694 ここに来てもらえる? 55 00:05:13,694 --> 00:05:15,696 おっ 分かりました。 ありがとうございます。 56 00:05:15,696 --> 00:05:18,699 すぐ連絡してきます。 じゃあな。 う… うん。 57 00:05:18,699 --> 00:05:22,703 (ドアの開閉音) 58 00:05:22,703 --> 00:05:26,707 あのう 実は 私も 調べたいものがありまして。 59 00:05:26,707 --> 00:05:29,710 そう。 それなら 難波君と2人で行ってくるよ。 60 00:05:29,710 --> 00:05:33,647 すいません。 あ… あの 俺は? 61 00:05:33,647 --> 00:05:36,650 君は お留守番。 えっ? 62 00:05:36,650 --> 00:05:39,653 だって マリエさんに 呪われてるかもしれないんだろ? 63 00:05:39,653 --> 00:05:41,655 君に もしも何かがあったら➡ 64 00:05:41,655 --> 00:05:44,655 僕は 一生泣いて過ごすことになるよ。 65 00:05:49,663 --> 00:05:51,665 (難波)お待たせしました。 お願いします。 66 00:05:51,665 --> 00:05:53,665 行こうか。 (難波)はい。 67 00:05:56,670 --> 00:05:58,672 (難波)お~ お待たせ お待たせ お待たせ。 68 00:05:58,672 --> 00:06:01,675 妹の柚香と本橋 美弥さんです。 69 00:06:01,675 --> 00:06:05,675 (難波)じゃあ 座りますか。 ねっ。 どうぞ どうぞ。 70 00:06:08,682 --> 00:06:12,686 君が マリエさんに 呪われたっていう。 71 00:06:12,686 --> 00:06:17,686 はい。 何があったか聞かせてもらえる? 72 00:06:21,695 --> 00:06:26,700 (美弥)図書館の近くに 信号のない横断歩道があるんです。 73 00:06:26,700 --> 00:06:33,640 (美弥)そこを渡ろうとしたときに 私 ちらっと見たんです。➡ 74 00:06:33,640 --> 00:06:38,645 黄色いワンピースを着た 高校生ぐらいの女の人。➡ 75 00:06:38,645 --> 00:06:45,645 そのすぐ後に 私 もう少しで ひかれそうに…。 76 00:06:50,657 --> 00:06:58,665 その話を柚香にしたら 図書館のマリエさんの呪いだって。 77 00:06:58,665 --> 00:07:00,667 (柚香)図書館の本の中に何冊か➡ 78 00:07:00,667 --> 00:07:02,669 数字の暗号が 書かれたものがあるんです。 79 00:07:02,669 --> 00:07:05,672 それを見つけても 声に出して読んじゃ駄目。 80 00:07:05,672 --> 00:07:09,676 「マリエさん お忘れください」と 3度唱えて図書館を出ないと➡ 81 00:07:09,676 --> 00:07:13,680 マリエさんの呪いで 3日後に死んじゃうんです。 82 00:07:13,680 --> 00:07:16,683 (難波)えっとマリエさんっていうのは そもそも何者なの? 83 00:07:16,683 --> 00:07:18,685 図書館に すみ着いてる幽霊です。 84 00:07:18,685 --> 00:07:23,690 図書館が好きで よく通ってたけど 事故で死んじゃったって。 85 00:07:23,690 --> 00:07:27,694 事故…。 あっ もしかして➡ 86 00:07:27,694 --> 00:07:29,696 美弥ちゃんが見たっていう ワンピースの女の人が? 87 00:07:29,696 --> 00:07:32,632 ちょっと! 美弥ちゃんを怖がらせないで。 88 00:07:32,632 --> 00:07:34,634 (難波)あっ ごめんなさい。 89 00:07:34,634 --> 00:07:36,636 3日以内に暗号を解けば 助かるんです。 90 00:07:36,636 --> 00:07:38,638 お願いします! 91 00:07:38,638 --> 00:07:41,641 暗号を解くのに 力を貸してください! 92 00:07:41,641 --> 00:07:43,643 美弥ちゃん 大丈夫だよ。 93 00:07:43,643 --> 00:07:47,647 この先生 俺が不幸の手紙の呪いに かかったかもってときも➡ 94 00:07:47,647 --> 00:07:51,651 瞬殺で助けてくれたから。 今回もババッと解決してくれるよ。 95 00:07:51,651 --> 00:07:54,654 ですよね? 先生。 そうだね。 96 00:07:54,654 --> 00:07:57,657 暗号の解き方は もう何となく見当はついてるかな。 97 00:07:57,657 --> 00:07:59,659 えっ ホントですか? うん。 98 00:07:59,659 --> 00:08:02,662 そのためには 一度 図書館に行かなきゃだけど。 99 00:08:02,662 --> 00:08:06,666 よし。 じゃあ 図書館に行きましょう。 100 00:08:06,666 --> 00:08:09,669 あ… あの!➡ 101 00:08:09,669 --> 00:08:12,672 クラスの子にも マリエさんのこと知ってるか➡ 102 00:08:12,672 --> 00:08:17,677 聞いてみたんです。 そしたら…。 103 00:08:17,677 --> 00:08:22,677 図書館には もう行っちゃ駄目だって。 104 00:08:26,686 --> 00:08:36,686 ♬~ 105 00:09:03,657 --> 00:09:05,659 あの 何を調べてるんですか? 106 00:09:05,659 --> 00:09:10,664 ねえ 大きいつづらと小さいつづら あなたなら どっちを選ぶ? 107 00:09:10,664 --> 00:09:12,666 えっ? 108 00:09:12,666 --> 00:09:17,671 知ってるでしょ 『舌切り雀』 109 00:09:17,671 --> 00:09:19,673 ちっちゃいころから 思ってたんだけど➡ 110 00:09:19,673 --> 00:09:26,680 自分だったら 絶対に 大きい方 選んじゃうなって思って。 111 00:09:26,680 --> 00:09:31,685 たぶん俺も大きい方です。 で 痛い目に遭う。 112 00:09:31,685 --> 00:09:33,585 やっぱ そうだよね。 113 00:09:35,622 --> 00:09:37,622 ハァ…。 114 00:09:40,627 --> 00:09:44,631 あ… ごめん。 ちょっと行きたい所あるから➡ 115 00:09:44,631 --> 00:09:46,633 留守番 大仏君に任せていい? 116 00:09:46,633 --> 00:09:48,635 えっ… ああ はい。 117 00:09:48,635 --> 00:09:50,635 ありがとう。 あっ…。 118 00:09:53,640 --> 00:09:57,644 (ドアの閉まる音) ハァ…。 119 00:09:57,644 --> 00:10:00,644 ていうか 大仏じゃないし。 120 00:10:08,655 --> 00:10:14,661 ☎ 121 00:10:14,661 --> 00:10:17,664 あ~ もう。 はい。 はいはい。 ☎ 122 00:10:17,664 --> 00:10:21,668 ☎ 123 00:10:21,668 --> 00:10:25,672 はい。 高槻ゼミです。 124 00:10:25,672 --> 00:10:28,675 あ… すいません。 俺 ゼミの人間じゃなくて。 125 00:10:28,675 --> 00:10:31,678 先生 今 不在で。 126 00:10:31,678 --> 00:10:38,578 はい… はい 伝えておきます。 失礼します。 127 00:10:40,620 --> 00:10:44,620 フゥ…。 128 00:10:47,627 --> 00:10:51,631 んっ… あっ。 129 00:10:51,631 --> 00:10:53,631 よいしょ。 130 00:11:03,643 --> 00:11:06,643 誘拐事件? 131 00:11:14,654 --> 00:11:16,656 (ドアの開く音) 132 00:11:16,656 --> 00:11:19,659 (難波)お~ 深町 お待たせ。 あ~ 疲れた! 133 00:11:19,659 --> 00:11:24,664 あっ た… 高槻先生は? ああ 何か準備することがあるって。 134 00:11:24,664 --> 00:11:27,667 あ~ そういえば 今 電話…。 大変なんだよ! 135 00:11:27,667 --> 00:11:33,673 もう聞く人聞く人 話が違くてさ。 何が何だか。 136 00:11:33,673 --> 00:11:35,675 (指を鳴らす音) 137 00:11:35,675 --> 00:11:37,677 まずは 聞いてきた話を 整理してみよう。 138 00:11:37,677 --> 00:11:39,679 マリエさんの呪いは 大きく分けて➡ 139 00:11:39,679 --> 00:11:41,681 3つのパターンが あることが分かったんだ。 140 00:11:41,681 --> 00:11:44,684 3つ? パターン その1。 141 00:11:44,684 --> 00:11:46,686 呪われて3日後に死んでしまう。 142 00:11:46,686 --> 00:11:50,023 ただし。 た… ただし? 143 00:11:50,023 --> 00:11:52,692 怖っ。 それそれそれ…。 144 00:11:52,692 --> 00:11:54,694 暗号を解いたら助かる。 145 00:11:54,694 --> 00:11:57,697 これは 柚香ちゃんが 部活の先輩から聞いた話だった。 146 00:11:57,697 --> 00:12:00,700 はあ。 パターン その2。 147 00:12:00,700 --> 00:12:02,702 えっと…。 148 00:12:02,702 --> 00:12:04,704 呪われた後 図書館に行くと➡ 149 00:12:04,704 --> 00:12:07,707 マリエさんに 異世界に連れていかれてしまう。 150 00:12:07,707 --> 00:12:11,711 これは 美弥ちゃんが クラスの友達から聞いた話です。 151 00:12:11,711 --> 00:12:15,715 ただし。 ただし…。 152 00:12:15,715 --> 00:12:17,717 (ボタン音) (難波)これも➡ 153 00:12:17,717 --> 00:12:20,717 3日以内に暗号を解けば マリエさんに許されて助かるらしい。 154 00:12:22,722 --> 00:12:24,722 パターン その3。 155 00:12:26,726 --> 00:12:32,665 最初の部活の先輩の友達から 聞いた話です。 156 00:12:32,665 --> 00:12:38,671 3日以内に暗号を忘れないと マリエさんが現れて殺されてしまう。 157 00:12:38,671 --> 00:12:40,673 (指を鳴らす音) 158 00:12:40,673 --> 00:12:43,676 あの… どれがホントの呪いなんですか? 159 00:12:43,676 --> 00:12:45,678 3つ目だけ異質だよね。 160 00:12:45,678 --> 00:12:48,681 暗号を忘れないといけないという 話になっている。 161 00:12:48,681 --> 00:12:51,684 実は これに似た都市伝説で➡ 162 00:12:51,684 --> 00:12:55,688 紫鏡という話があるんだけど 知っているかな? 163 00:12:55,688 --> 00:12:57,690 いえ。 164 00:12:57,690 --> 00:13:00,693 紫鏡という言葉を 20歳まで覚えていると➡ 165 00:13:00,693 --> 00:13:03,696 死んでしまうという都市伝説だ。 166 00:13:03,696 --> 00:13:10,703 理由として 20歳で事故死をした 女の子の鏡だという説もある。 167 00:13:10,703 --> 00:13:15,708 あれ? 確か マリエさんも 事故で亡くなってるんですよね? 168 00:13:15,708 --> 00:13:18,711 そうだね。 だから このオチも きっと➡ 169 00:13:18,711 --> 00:13:20,713 紫鏡を知っている人が 考えたんじゃないかと➡ 170 00:13:20,713 --> 00:13:23,716 僕は思っている。 考えた? 171 00:13:23,716 --> 00:13:25,718 都市伝説は 噂話が広がる中で➡ 172 00:13:25,718 --> 00:13:30,723 より面白く より怖く 話が作られていくことが多いんだ。 173 00:13:30,723 --> 00:13:34,661 きっとマリエさんの話は まだ生まれてから日が浅いから➡ 174 00:13:34,661 --> 00:13:36,663 話の体裁が整ってなくて➡ 175 00:13:36,663 --> 00:13:38,665 色々なオチが 残っているのかもしれない。 176 00:13:38,665 --> 00:13:42,669 つまり 僕たちは 新しい都市伝説の誕生の瞬間に➡ 177 00:13:42,669 --> 00:13:46,673 立ち会っているんだよ。 素晴らしいよね! 178 00:13:46,673 --> 00:13:49,676 じゃあ 呪いは 存在しないってことですか? 179 00:13:49,676 --> 00:13:53,680 そうとも言い切れない。 (尚哉・難波)えっ? 180 00:13:53,680 --> 00:13:56,683 実際に 美弥ちゃんは 怖い思いもしているんだよ。 181 00:13:56,683 --> 00:14:01,688 話が生まれるには その話の土台があるのが普通だ。 182 00:14:01,688 --> 00:14:07,694 もしかしたら そこに本当の怪異が 潜んでいるのかもしれない。 183 00:14:07,694 --> 00:14:10,697 難波君。 美弥ちゃんが暗号を読んだのは➡ 184 00:14:10,697 --> 00:14:13,700 昨日の15時ごろだよね? そうですね。 185 00:14:13,700 --> 00:14:17,704 タイムリミットは あさっての15時。 186 00:14:17,704 --> 00:14:19,706 急がないといけないね。 187 00:14:19,706 --> 00:14:24,711 深町君。 君には まだ猶予が2日ある。 188 00:14:24,711 --> 00:14:29,716 悪いけど 僕と一緒に図書館に来て➡ 189 00:14:29,716 --> 00:14:32,652 僕に力を貸してくれるかな? 190 00:14:32,652 --> 00:14:34,652 もちろんです。 191 00:14:37,657 --> 00:14:39,659 君たちは ここにいる人たちに マリエさんについて➡ 192 00:14:39,659 --> 00:14:43,663 聞いてみてもらえる? 僕は暗号について調べてみるから。 193 00:14:43,663 --> 00:14:46,666 了解しました! 図書館だから静かにね。 194 00:14:46,666 --> 00:14:48,668 はい! 195 00:14:48,668 --> 00:14:51,671 ちゃんと聞いて 何か分かったら伝えます。 196 00:14:51,671 --> 00:14:53,671 (難波)カモン! 197 00:14:58,678 --> 00:15:02,682 すみません。 美術のコーナーは どちらですか? 198 00:15:02,682 --> 00:15:04,684 美術は 2階になります。 199 00:15:04,684 --> 00:15:07,687 そちらに マップがありますので よかったら どうぞ。 200 00:15:07,687 --> 00:15:09,687 ありがとうございます。 201 00:15:19,699 --> 00:15:21,700 もしよかったら ご案内しましょうか? 202 00:15:21,700 --> 00:15:24,703 あっ…。 203 00:15:24,703 --> 00:15:28,707 地図が苦手でして。 (職員)ここ 広いですよね。➡ 204 00:15:28,707 --> 00:15:31,710 私も子供のころは よく迷ってましたから。 205 00:15:31,710 --> 00:15:34,647 こちらのご出身なんですか? (職員)ええ。➡ 206 00:15:34,647 --> 00:15:37,650 高校生のころまで よく通ってました。 207 00:15:37,650 --> 00:15:41,654 本が お好きなんですね。 (職員)そういうわけでも。➡ 208 00:15:41,654 --> 00:15:45,654 市の職員で 1年前に ここに異動してきたんです。 209 00:15:47,660 --> 00:15:51,664 こちらです。 それでは ごゆっくり。 210 00:15:51,664 --> 00:15:55,668 1つ お伺いしたいことが。 何でしょう? 211 00:15:55,668 --> 00:15:58,671 図書館のマリエさんって 聞いたことありますか? 212 00:15:58,671 --> 00:16:02,675 さあ。 聞いたことないですけど。 213 00:16:02,675 --> 00:16:04,675 ありがとうございました。 214 00:16:10,683 --> 00:16:21,683 ♬~ 215 00:16:26,699 --> 00:16:29,702 フッ。 やっぱり。 216 00:16:29,702 --> 00:16:32,638 (難波)駄目です。 職員の人にも 聞いてみたんですけど➡ 217 00:16:32,638 --> 00:16:37,643 誰もマリエさんを知りませんでした。 そうか。 218 00:16:37,643 --> 00:16:41,647 先生の方は どうでした? それがね➡ 219 00:16:41,647 --> 00:16:44,650 あの暗号を解くのは 難しいかもしれない。 220 00:16:44,650 --> 00:16:46,652 (尚哉・難波)えっ? 221 00:16:46,652 --> 00:16:51,657 この数字は 図書館で使われる 本の分類番号なんだ。 222 00:16:51,657 --> 00:16:55,661 この分類ごとに 本が棚に配置されている。 223 00:16:55,661 --> 00:16:59,665 この表を一度見たことがあったから ぴんときてね。 224 00:16:59,665 --> 00:17:01,667 「700」は➡ 225 00:17:01,667 --> 00:17:04,670 美術の区分を指しているんだ。 226 00:17:04,670 --> 00:17:08,674 本に書かれた暗号だから 次も本のことだと思ったんだ。 227 00:17:08,674 --> 00:17:12,678 2番目に書かれた数字は 棚から何段目かを。 228 00:17:12,678 --> 00:17:15,681 3番目に書かれた数字は 端から数えて何冊目か。 229 00:17:15,681 --> 00:17:19,685 最後の数字は暗号が書かれている ページ数を指していると➡ 230 00:17:19,685 --> 00:17:25,691 予測したんだ。 そして それが この本。 231 00:17:25,691 --> 00:17:30,696 この256ページに しっかり暗号は書かれていた。 232 00:17:30,696 --> 00:17:34,633 じゃあ 暗号は解けるんじゃ…。 ところが➡ 233 00:17:34,633 --> 00:17:37,636 3冊目が見つからなかったんだ。 234 00:17:37,636 --> 00:17:39,638 どうして? 235 00:17:39,638 --> 00:17:44,643 この暗号が書かれたのが 何年も前だとしたら 紛失したり➡ 236 00:17:44,643 --> 00:17:48,647 すでに廃棄されている可能性も 考えられる。 237 00:17:48,647 --> 00:17:52,651 そうなると 僕らには 見つけようがないよね。 238 00:17:52,651 --> 00:17:54,653 でも あしたには 解決してあげないと。 239 00:17:54,653 --> 00:17:57,656 あとは 瑠衣子君に期待するしか。 240 00:17:57,656 --> 00:18:03,662 今 美弥ちゃんが 事故に 遭いかけた現場に行ってくれてる。 241 00:18:03,662 --> 00:18:06,665 《やっぱ そうだよね》 242 00:18:06,665 --> 00:18:08,665 《ハァ…》 243 00:18:10,669 --> 00:18:15,674 あ… あの 瑠衣子先輩のことなんですけど…。 244 00:18:15,674 --> 00:18:19,678 ☎ 245 00:18:19,678 --> 00:18:23,682 もしもし。 瑠衣子君? 246 00:18:23,682 --> 00:18:25,684 15年前 夏休み 最後の日➡ 247 00:18:25,684 --> 00:18:31,690 妊婦さんをかばった女子高生が一人 交通事故で亡くなっています。 248 00:18:31,690 --> 00:18:33,625 喜多嶋 茉莉江さん。 249 00:18:33,625 --> 00:18:35,627 その日は 図書館に 行く途中だったみたいです。 250 00:18:35,627 --> 00:18:38,630 喜多嶋さんの同級生にも 聞いたんですけど➡ 251 00:18:38,630 --> 00:18:42,634 喜多嶋さんには 雪村さんという 親友がいたみたいで➡ 252 00:18:42,634 --> 00:18:45,637 その人に聞けば 何か分かるかもしれません。 253 00:18:45,637 --> 00:18:47,639 雪村? 254 00:18:47,639 --> 00:18:59,639 ♬~ 255 00:21:03,659 --> 00:21:07,679 先輩。 今日 忙しいんじゃないんですか? 256 00:21:07,679 --> 00:21:12,684 女の子が呪われてるかもしれない。 しかも 今日がリミット。 257 00:21:12,684 --> 00:21:15,687 高槻ゼミの院生として➡ 258 00:21:15,687 --> 00:21:18,687 何としてでも 美弥ちゃんを救わないと。 259 00:21:22,694 --> 00:21:24,694 美弥ちゃん。 260 00:21:27,699 --> 00:21:30,702 安心して。 261 00:21:30,702 --> 00:21:35,702 アキラ先生は どんなことがあっても 美弥ちゃんを助けてくれる。 262 00:21:39,711 --> 00:21:44,711 絶対 大丈夫だから。 先生を信じて。 263 00:21:47,719 --> 00:21:50,722 うん。 264 00:21:50,722 --> 00:21:52,724 すみません。 こちらに勤めている➡ 265 00:21:52,724 --> 00:21:54,726 雪村さんに お話を お伺いしたいんですけど。 266 00:21:54,726 --> 00:21:57,726 (職員)はい。 雪村さん。 267 00:21:59,731 --> 00:22:03,731 雪村は 私ですけど。 268 00:22:07,739 --> 00:22:11,743 (雪村)私に聞きたいことって 何でしょう? 269 00:22:11,743 --> 00:22:13,745 昨日も言いましたけど➡ 270 00:22:13,745 --> 00:22:16,745 「私 マリエさんなんて知りません」 271 00:22:20,752 --> 00:22:23,752 (雪村)もう戻ります。 272 00:22:25,757 --> 00:22:29,761 お願いします! 何でもいいから 何でもいいから教えてください! 273 00:22:29,761 --> 00:22:31,763 美弥が大変なんです! 274 00:22:31,763 --> 00:22:34,699 そんなこと言われても 私には どうすることも…。 275 00:22:34,699 --> 00:22:36,701 お願いします!! 276 00:22:36,701 --> 00:22:39,704 お願いします… お願いします…。 277 00:22:39,704 --> 00:22:41,704 (美弥)柚香。 278 00:22:43,708 --> 00:22:48,713 もういいよ。 (柚香)でも…。 279 00:22:48,713 --> 00:22:50,715 もういいから。 280 00:22:50,715 --> 00:23:02,727 ♬~ 281 00:23:02,727 --> 00:23:09,734 「次は 700-3-27-256…」 (美弥)柚香? 何してるの!? 282 00:23:09,734 --> 00:23:13,738 大丈夫。 私たち 小学校のころから ずっと一緒でしょ。 283 00:23:13,738 --> 00:23:16,741 これからだって変わらない。 284 00:23:16,741 --> 00:23:20,745 マリエさんが何してきても➡ 285 00:23:20,745 --> 00:23:23,748 美弥と ずっと一緒にいてあげるから。 286 00:23:23,748 --> 00:23:25,748 ねっ。 287 00:23:27,752 --> 00:23:30,752 柚香…。 288 00:23:32,691 --> 00:23:40,699 雪村さん 2人は小学生のころから 親友同士なんです。 289 00:23:40,699 --> 00:23:44,703 あなたと 喜多嶋 茉莉江さんのように。 290 00:23:44,703 --> 00:23:47,706 2人のためにも 喜多嶋 茉莉江さんのこと➡ 291 00:23:47,706 --> 00:23:50,706 話してもらえませんか? 292 00:23:55,714 --> 00:24:00,714 《一緒に本を読む友達が いてくれるって最高だね》 293 00:24:05,724 --> 00:24:09,728 ごめんね。 あれは呪いなんかじゃないの。 294 00:24:09,728 --> 00:24:13,732 だから安心して。 295 00:24:13,732 --> 00:24:18,737 あれは…。 296 00:24:18,737 --> 00:24:21,737 茉莉江のちょっとした いたずらだったんです。 297 00:24:24,743 --> 00:24:27,746 高校2年生のとき➡ 298 00:24:27,746 --> 00:24:33,685 茉莉江は 後輩の男の子に 告白されたんです。 299 00:24:33,685 --> 00:24:36,688 (茉莉江)《ねえ… 聞いて》➡ 300 00:24:36,688 --> 00:24:38,690 《「今日も好きです。 あしたも好きです」》 301 00:24:38,690 --> 00:24:41,693 《「ずっと大好きです」だって》 302 00:24:41,693 --> 00:24:45,697 《びっくりしちゃった》 303 00:24:45,697 --> 00:24:49,701 彼女は 返事を保留にしました。 304 00:24:49,701 --> 00:24:54,706 でも その男子は 毎日 彼女のところに来て➡ 305 00:24:54,706 --> 00:24:58,710 「好きです」って言い続けたんです。 306 00:24:58,710 --> 00:25:05,717 そんな日が続いて 夏休みに入る直前➡ 307 00:25:05,717 --> 00:25:12,724 茉莉江は 告白の返事をするって 決めたんです。 308 00:25:12,724 --> 00:25:22,734 《私ね 彼に私と同じくらい 本のこと 好きになってほしい》 309 00:25:22,734 --> 00:25:25,737 《だから こう言ったの》 310 00:25:25,737 --> 00:25:34,679 「図書館の本に暗号を書き込んだ。 それを探して 答えを見つけて」 311 00:25:34,679 --> 00:25:37,682 「期限は 夏休みいっぱい」➡ 312 00:25:37,682 --> 00:25:44,689 「もし 暗号を解いて 正解を見つければ➡ 313 00:25:44,689 --> 00:25:48,693 告白の返事をしてあげる」って。 314 00:25:48,693 --> 00:25:53,698 夏休みいっぱい。 じゃあ 返事は…。 315 00:25:53,698 --> 00:25:55,698 できませんでした。 316 00:25:57,702 --> 00:26:04,702 茉莉江は 夏休みが明ける前に 亡くなってしまいましたから。 317 00:26:10,715 --> 00:26:16,721 その後輩の男子生徒さんは 暗号を解けたんですか? 318 00:26:16,721 --> 00:26:20,725 分かりません。 319 00:26:20,725 --> 00:26:26,731 私も暗号のことは すっかり忘れていました。 320 00:26:26,731 --> 00:26:30,735 それが 昨年 この図書館に異動してきて➡ 321 00:26:30,735 --> 00:26:33,672 その暗号を見つけたんです。 322 00:26:33,672 --> 00:26:37,676 《「次は 908-2-14-2…」》 323 00:26:37,676 --> 00:26:41,680 《声に出して読んじゃ駄目よ》 《すいません》 324 00:26:41,680 --> 00:26:44,683 《あの… この本に落書きが》 325 00:26:44,683 --> 00:26:47,686 《えっ?》 326 00:26:47,686 --> 00:26:49,688 (雪村)茉莉江の字でした。 327 00:26:49,688 --> 00:26:52,691 (少女)《消しておきましょうか?》 (雪村)《待って》 328 00:26:52,691 --> 00:26:56,695 《これはね この図書館が大好きだった➡ 329 00:26:56,695 --> 00:26:59,698 茉莉江っていう女の子が 亡くなる直前に書いたものなの》 330 00:26:59,698 --> 00:27:05,704 《だから… お願いだから 消さないで そっとしておいて》 331 00:27:05,704 --> 00:27:07,704 《亡くなった?》 332 00:27:09,708 --> 00:27:12,711 (雪村)ごめんなさい。➡ 333 00:27:12,711 --> 00:27:15,714 あなたたちを 怖がらせるつもりはなかったの。 334 00:27:15,714 --> 00:27:19,718 謝るのは 私たちの方です。 335 00:27:19,718 --> 00:27:22,721 えっ? (柚香)お姉さんの大切な友達を➡ 336 00:27:22,721 --> 00:27:26,721 幽霊にしちゃって ホントに ごめんなさい! 337 00:27:33,665 --> 00:27:39,671 私 知りたいです。 茉莉江さんが この暗号に➡ 338 00:27:39,671 --> 00:27:46,678 どんな思いを込めたのか。 (柚香)私も。 339 00:27:46,678 --> 00:27:50,682 雪村さん 暗号が書かれた 最初の本のタイトルが何か➡ 340 00:27:50,682 --> 00:27:52,684 茉莉江さんから 聞いていませんか? 341 00:27:52,684 --> 00:27:56,688 『ダークブルーな夜に』だって 言ってました。 342 00:27:56,688 --> 00:27:59,691 あれが 最初の一冊だったんだ。 343 00:27:59,691 --> 00:28:03,695 (雪村)でも 教えてもらったのは その一冊だけです。 344 00:28:03,695 --> 00:28:07,699 じゃあ 3冊目は 分からないままですよね。 345 00:28:07,699 --> 00:28:12,704 きっかけの女の子が言った暗号は 2冊目のものですし。 346 00:28:12,704 --> 00:28:18,710 うーん。 「908-2-14-205」だから➡ 347 00:28:18,710 --> 00:28:21,713 文学の双書 選書 全集の 何かだというのは➡ 348 00:28:21,713 --> 00:28:25,717 分かってるんだけどね。 全集…。 349 00:28:25,717 --> 00:28:27,719 何か心当たりがあるんですか? 350 00:28:27,719 --> 00:28:30,722 修繕のため 書庫に入ってる全集があります。➡ 351 00:28:30,722 --> 00:28:32,722 ひょっとしたら…。 352 00:30:06,684 --> 00:30:08,686 大仏君 2冊同時に読んでみて。 読めないですよ 2冊なんて。 353 00:30:08,686 --> 00:30:11,689 普通に こうなるんですよ。 いや もっとやって…。 354 00:30:11,689 --> 00:30:13,689 (美弥)あった! (柚香・瑠衣子)ん? えっ? 355 00:30:16,694 --> 00:30:23,694 「次は 933-2-42-153」 356 00:30:25,703 --> 00:30:28,706 あっ… あった! 357 00:30:28,706 --> 00:30:31,709 71ページ。 (柚香・瑠衣子)71…。 358 00:30:31,709 --> 00:30:34,646 あっ… あった! あっ… あった! 359 00:30:34,646 --> 00:30:39,646 いいよ。 持つよ。 じゃあ…。 持ちます 持ちます。 はい。 360 00:30:48,660 --> 00:30:51,663 鞍馬…。 361 00:30:51,663 --> 00:30:53,665 天狗? 362 00:30:53,665 --> 00:30:55,667 (霧島)《あのころ 天狗様には➡ 363 00:30:55,667 --> 00:30:58,667 たくさん 助けていただいたわよね》 364 00:31:08,680 --> 00:31:10,680 雪村さん。 365 00:31:13,685 --> 00:31:15,687 図書館に 勤めてるくらいですから➡ 366 00:31:15,687 --> 00:31:20,687 暗号の解き方 分かってましたよね? 367 00:31:22,694 --> 00:31:26,694 でも解かなかった。 どうしてですか? 368 00:31:32,704 --> 00:31:38,710 あれは 茉莉江が 告白相手の彼にだけ送った➡ 369 00:31:38,710 --> 00:31:42,714 秘密のメッセージですから。 370 00:31:42,714 --> 00:31:47,714 勝手に見ちゃうと 茉莉江に怒られそうな気がして。 371 00:31:51,723 --> 00:31:56,728 この席 茉莉江の お気に入りの席だったんです。 372 00:31:56,728 --> 00:32:01,733 高槻さんが座ってる席が 私の定位置で➡ 373 00:32:01,733 --> 00:32:04,733 いつも一緒に本を読んでました。 374 00:32:07,739 --> 00:32:13,745 (雪村)あの日も ここで待ち合わせをしていて。 375 00:32:13,745 --> 00:32:20,752 でも 茉莉江は来なかった。 376 00:32:20,752 --> 00:32:29,761 翌日 彼女が 事故で亡くなったって聞いて。➡ 377 00:32:29,761 --> 00:32:33,698 彼女のお気に入りだった 黄色のワンピースが➡ 378 00:32:33,698 --> 00:32:36,698 血で真っ赤に染まってたって。 379 00:32:40,705 --> 00:32:46,705 先生 暗号が変になっちゃった。 380 00:32:51,716 --> 00:32:53,718 この暗号なんですけど➡ 381 00:32:53,718 --> 00:32:56,721 これだけ 他の暗号と 全然パターンが違うんです。 382 00:32:56,721 --> 00:32:59,724 ああ これが最後の暗号だね。 383 00:32:59,724 --> 00:33:03,728 えっ? どうして これが最後って 分かるんですか? 384 00:33:03,728 --> 00:33:07,732 これまでの暗号と 数字の桁が違うよね。 385 00:33:07,732 --> 00:33:12,737 これは 9月1日 17時に 1階の西で会いましょう➡ 386 00:33:12,737 --> 00:33:14,739 っていう意味だと思う。 387 00:33:14,739 --> 00:33:18,743 2学期 最初の日。 (美弥)暗号を解いて➡ 388 00:33:18,743 --> 00:33:22,747 会いに来てくれた男子に 返事をするつもりだったんだ。 389 00:33:22,747 --> 00:33:26,751 いや もう茉莉江さんは 返事をしているよ。 390 00:33:26,751 --> 00:33:28,753 (柚香・美弥)えっ? 391 00:33:28,753 --> 00:33:33,753 あっ… そういうことか。 392 00:33:38,696 --> 00:33:40,698 これが 茉莉江さんの答え。 393 00:33:40,698 --> 00:33:44,702 頭の文字 並べて読んでみて。 394 00:33:44,702 --> 00:33:50,708 (柚香・美弥) 「ダ」「イ」「ス」「キ」「デ」「す」➡ 395 00:33:50,708 --> 00:33:54,712 すごい! ウフフ。 396 00:33:54,712 --> 00:33:59,717 で それに対する彼の答えも さっき見つかった。 397 00:33:59,717 --> 00:34:19,737 ♬~ 398 00:34:19,737 --> 00:34:23,741 (柚香・美弥) 「僕も ずっと大好きです」 399 00:34:23,741 --> 00:34:25,743 (美弥)15年前の9月1日。 400 00:34:25,743 --> 00:34:28,746 その人 ちゃんとここに来てたんだ。➡ 401 00:34:28,746 --> 00:34:32,683 思いは ちゃんとつながってたんだ。 402 00:34:32,683 --> 00:34:52,703 ♬~ 403 00:34:52,703 --> 00:35:12,723 ♬~ 404 00:35:12,723 --> 00:35:18,729 ♬~ 405 00:35:18,729 --> 00:35:20,731 茉莉江…。 406 00:35:20,731 --> 00:35:32,677 ♬~ 407 00:35:32,677 --> 00:35:36,681 では 私は 2人を送ってきますので。 408 00:35:36,681 --> 00:35:39,681 気を付けてね。 行こう。 409 00:35:43,688 --> 00:35:49,694 今日は ありがとうございました。 呪いが消えて➡ 410 00:35:49,694 --> 00:35:52,697 「ホントに よかったです」 411 00:35:52,697 --> 00:35:55,697 (雪村)では 失礼します。 412 00:35:58,703 --> 00:36:00,705 先生…。 413 00:36:00,705 --> 00:36:05,710 雪村さんの声が ゆがんだんだね。 はい。 414 00:36:05,710 --> 00:36:08,713 雪村さんは 呪いが消えてほしくなかった。 415 00:36:08,713 --> 00:36:10,713 どうしてだろう。 416 00:38:16,674 --> 00:38:19,677 実は 美弥ちゃんが見たという 黄色いワンピースの女の子のことが➡ 417 00:38:19,677 --> 00:38:21,679 ずっと気になってるんだ。 418 00:38:21,679 --> 00:38:23,681 (美弥)《私 ちらっと見たんです》 419 00:38:23,681 --> 00:38:28,686 《黄色いワンピースを着た 高校生ぐらいの女の人》 420 00:38:28,686 --> 00:38:32,623 でも 図書館のマリエさんが 黄色いワンピースを着ていたなんて➡ 421 00:38:32,623 --> 00:38:34,625 誰も言っていない。 422 00:38:34,625 --> 00:38:37,628 どういうことですか? 423 00:38:37,628 --> 00:38:40,631 何だ? 神妙な顔して。 何の話だ? 424 00:38:40,631 --> 00:38:44,635 幽霊の話。 えっ…。 425 00:38:44,635 --> 00:38:48,639 佐々倉さん ひょっとして 幽霊 怖いんですか? 426 00:38:48,639 --> 00:38:51,642 いや 怖…。 427 00:38:51,642 --> 00:38:55,646 お前の前では言わん。 あ… 大丈夫です。 428 00:38:55,646 --> 00:38:57,648 声が ゆがまなくても 怖いって ちゃんと伝わってます。 429 00:38:57,648 --> 00:39:00,651 えっ? 430 00:39:00,651 --> 00:39:04,655 佐々倉さんも 意外に 子供っぽいところあるんですね。 431 00:39:04,655 --> 00:39:08,659 うるさいよ。 ちょっと待って。 432 00:39:08,659 --> 00:39:11,662 何で? ん? 433 00:39:11,662 --> 00:39:14,665 何で こいつの耳のこと 知ってるかって? 434 00:39:14,665 --> 00:39:16,667 安心しろ。 こいつから しゃべってきたんだ。 435 00:39:16,667 --> 00:39:19,670 ホントに? 尋問とかしたんじゃないよね? 436 00:39:19,670 --> 00:39:23,674 そんなことするか。 437 00:39:23,674 --> 00:39:27,674 そうか。 深町君が。 438 00:39:29,680 --> 00:39:34,618 な… 何ですか? 439 00:39:34,618 --> 00:39:37,621 ちょっ… やめてください。 440 00:39:37,621 --> 00:39:41,625 や… やめてください。 あっ 彰良。 441 00:39:41,625 --> 00:39:44,625 電話で頼まれてた件だけどな。 442 00:39:46,630 --> 00:39:49,630 (職員)お疲れさまです。 (雪村)お疲れさまでした。 443 00:39:59,643 --> 00:40:03,647 まだ何か? 444 00:40:03,647 --> 00:40:07,647 実は お話ししたいことが できまして。 445 00:40:09,653 --> 00:40:12,656 雪村さん あなたは ホントは➡ 446 00:40:12,656 --> 00:40:15,659 マリエさんの呪いが 消えてほしくなかったんですよね。 447 00:40:15,659 --> 00:40:18,662 最初に あなたに マリエさんの呪いのことを➡ 448 00:40:18,662 --> 00:40:22,666 聞いたとき あなたは間髪入れずに 知らないと答えた。 449 00:40:22,666 --> 00:40:26,670 聞き返すこともせずにです。 450 00:40:26,670 --> 00:40:31,670 まるで この質問が来ることが 分かっていたかのようでした。 451 00:40:34,612 --> 00:40:39,617 私 来月 結婚するんです。 452 00:40:39,617 --> 00:40:44,622 ここも もうすぐ辞めるつもりです。 453 00:40:44,622 --> 00:40:47,625 でも そうしたら➡ 454 00:40:47,625 --> 00:40:54,632 茉莉江のことを覚えてる人は ここからいなくなります。 455 00:40:54,632 --> 00:40:59,637 そんなとき あの暗号が見つかって…。 456 00:40:59,637 --> 00:41:04,642 あなたは あえて マリエさんの呪いが広まるのを➡ 457 00:41:04,642 --> 00:41:06,644 放置していたんですね。 458 00:41:06,644 --> 00:41:11,649 茉莉江が望んでる気がしたんです。 459 00:41:11,649 --> 00:41:19,657 「私を忘れないで」 「ずっと覚えていて」って。 460 00:41:19,657 --> 00:41:24,662 雪村さん。 茉莉江さんを覚えているのは➡ 461 00:41:24,662 --> 00:41:26,664 あなただけじゃないですよ。 462 00:41:26,664 --> 00:41:28,666 えっ? 463 00:41:28,666 --> 00:41:31,669 そもそも図書館のマリエさんが➡ 464 00:41:31,669 --> 00:41:34,672 黄色いワンピースを着ていたなんて 誰も言っていない。 465 00:41:34,672 --> 00:41:38,676 なのに 美弥ちゃんは 事故に遭いかけたとき➡ 466 00:41:38,676 --> 00:41:41,679 黄色いワンピースの少女を 見たと言っていた。 467 00:41:41,679 --> 00:41:43,681 それが なぜなのか。 468 00:41:43,681 --> 00:41:48,686 知り合いの刑事に 確認してもらいました。 469 00:41:48,686 --> 00:41:54,692 美弥ちゃんは 茉莉江さんが助けた妊婦さんの娘。 470 00:41:54,692 --> 00:41:57,692 あのとき おなかの中にいた子だったんです。 471 00:42:02,700 --> 00:42:08,706 そして 自分を助けてくれた 少女のことを忘れていなかった。 472 00:42:08,706 --> 00:42:11,706 そうだよね。 美弥ちゃん。 473 00:42:17,715 --> 00:42:21,719 私 月に一度 あそこに寄って➡ 474 00:42:21,719 --> 00:42:25,723 手を合わせてから 家に帰ることにしてるんです。➡ 475 00:42:25,723 --> 00:42:33,664 黄色いワンピースを着た女の子が 私と お母さんを救ってくれた。 476 00:42:33,664 --> 00:42:37,668 そのことを ずっと忘れないようにしようって➡ 477 00:42:37,668 --> 00:42:42,673 お母さんと話してて。➡ 478 00:42:42,673 --> 00:42:44,675 だから あのとき➡ 479 00:42:44,675 --> 00:42:52,683 黄色いワンピースの人に 気を取られて立ち止まって…。 480 00:42:52,683 --> 00:43:00,691 でも そのおかげで 私 事故に遭わずに済んだんです。 481 00:43:00,691 --> 00:43:06,697 茉莉江さんが また 私を助けてくれたんです。 482 00:43:06,697 --> 00:43:10,697 茉莉江が… 助けた? 483 00:43:17,708 --> 00:43:19,710 雪村さん➡ 484 00:43:19,710 --> 00:43:27,718 私 図書館のマリエさんのこと もっといろんな人に話します。 485 00:43:27,718 --> 00:43:30,721 怖い幽霊じゃなくて➡ 486 00:43:30,721 --> 00:43:35,659 図書館が大好きで みんなを守ってくれる➡ 487 00:43:35,659 --> 00:43:39,659 優しくて すてきな女の子だって。 488 00:43:43,667 --> 00:43:45,667 いいですか? 489 00:43:49,673 --> 00:43:53,677 もちろんよ。 490 00:43:53,677 --> 00:44:00,684 ありがとう。 ホントに ありがとう。 491 00:44:00,684 --> 00:44:14,684 ♬~ 492 00:45:51,662 --> 00:45:53,664 いや~ 驚いたよね。 まさか美弥ちゃんと茉莉江さんに➡ 493 00:45:53,664 --> 00:45:55,666 つながりがあったなんて。 494 00:45:55,666 --> 00:45:58,669 茉莉江さんが また美弥ちゃんを助けたって➡ 495 00:45:58,669 --> 00:46:01,672 これって 本当の怪異ってことですか? 496 00:46:01,672 --> 00:46:03,674 それなんだけどね。 497 00:46:03,674 --> 00:46:05,676 健ちゃんに調べてもらったことは 2つあったんだよ。 498 00:46:05,676 --> 00:46:08,679 1つは 15年前の事故について。 499 00:46:08,679 --> 00:46:10,681 それで助かった妊婦さんは 美弥ちゃんの➡ 500 00:46:10,681 --> 00:46:14,685 お母さんだということが分かった。 もう1つは 3日前。 501 00:46:14,685 --> 00:46:17,688 あの交差点の 防犯カメラの映像について。 502 00:46:17,688 --> 00:46:22,693 カメラ あったんですか? うん。 ちゃんと映像も残っていた。 503 00:46:22,693 --> 00:46:25,696 そしたら ちょうど その時間に➡ 504 00:46:25,696 --> 00:46:29,700 黄色いワンピースを着た女の子が 通るのが写っていたって。 505 00:46:29,700 --> 00:46:33,637 えっ じゃあ あの 黄色いワンピースを着た女の子って➡ 506 00:46:33,637 --> 00:46:35,639 マリエさんじゃなかった ってことですか? 507 00:46:35,639 --> 00:46:40,644 そういうことになるかな。 でも 考えてみると不思議だよね。 508 00:46:40,644 --> 00:46:44,648 あと1カ月もすれば 雪村さんは あの図書館を辞めていた。 509 00:46:44,648 --> 00:46:49,653 その後に あの暗号が見つかっても 誰も解くことができなかった。 510 00:46:49,653 --> 00:46:51,655 そういう意味では この偶然を➡ 511 00:46:51,655 --> 00:46:54,658 怪異と呼ぶことが できるのかもしれない。 512 00:46:54,658 --> 00:46:57,661 どんな都市伝説も 最初は 個人的な思いから➡ 513 00:46:57,661 --> 00:46:59,663 始まっているのかもしれないね。 514 00:46:59,663 --> 00:47:02,666 その思いを いろんな人が つないでいくことで➡ 515 00:47:02,666 --> 00:47:04,668 都市伝説は広がっていく。 516 00:47:04,668 --> 00:47:08,668 いや~ 勉強になったな。 517 00:47:13,010 --> 00:47:14,678 (クラッカーを鳴らす音) 518 00:47:14,678 --> 00:47:16,680 アキラ先生 来て来て。 えっ? 519 00:47:16,680 --> 00:47:19,683 座って座って。 何? どうしたの? 520 00:47:19,683 --> 00:47:22,686 (難波)分かんだろ。 521 00:47:22,686 --> 00:47:25,689 せ~の。 (一同)ハッピーバースデー!➡ 522 00:47:25,689 --> 00:47:30,694 アキラ先生! (愛美)おめでとうございます! 523 00:47:30,694 --> 00:47:33,630 本日の高槻ゼミのスペシャル講義は➡ 524 00:47:33,630 --> 00:47:35,632 アキラ先生の バースデーパーティーです! 525 00:47:35,632 --> 00:47:38,635 (一同)イェーイ! 用があるって このことだったの? 526 00:47:38,635 --> 00:47:40,637 はい。 花江さんに頼んで➡ 527 00:47:40,637 --> 00:47:43,640 アキラ先生が 喜びそうなものを作りました。 528 00:47:43,640 --> 00:47:45,642 あっ…。 《ねえ➡ 529 00:47:45,642 --> 00:47:51,648 大きいつづらと 小さいつづら あなたなら どっちを選ぶ?》 530 00:47:51,648 --> 00:47:54,651 先生 消して 消して。 あ~。 531 00:47:54,651 --> 00:47:57,654 いくよ。 532 00:47:57,654 --> 00:47:59,656 (一同)乾杯! 533 00:47:59,656 --> 00:48:09,666 ♬~ 534 00:48:09,666 --> 00:48:13,670 先輩 俺にも内緒にするって ひどくないですか? 535 00:48:13,670 --> 00:48:16,673 フフフ。 いや~ 大仏君にも➡ 536 00:48:16,673 --> 00:48:18,675 手伝ってもらおうかなって 思ったんだけど➡ 537 00:48:18,675 --> 00:48:20,677 大仏君が知っちゃうと➡ 538 00:48:20,677 --> 00:48:23,680 態度で アキラ先生に バレちゃうかなと思って。 539 00:48:23,680 --> 00:48:27,684 確かに。 隠せる自信は ないです。 540 00:48:27,684 --> 00:48:31,688 フフ。 あれ? 541 00:48:31,688 --> 00:48:34,625 マグカップ 変わってる。 ああ…。 542 00:48:34,625 --> 00:48:37,628 カワイイ。 ていうか➡ 543 00:48:37,628 --> 00:48:41,632 瑠衣子先輩って すごいですよね。 えっ? フフ。 544 00:48:41,632 --> 00:48:46,637 今日 美弥ちゃんたちを 励ましてるとき➡ 545 00:48:46,637 --> 00:48:49,640 本当に高槻先生を 信頼してるんだなって➡ 546 00:48:49,640 --> 00:48:52,643 分かりました。 547 00:48:52,643 --> 00:48:55,646 あんなふうに言い切れる先輩➡ 548 00:48:55,646 --> 00:49:00,646 ちょっと うらやましいなぁって思って。 549 00:49:04,655 --> 00:49:09,660 何をセンチになってる 若者よ。 550 00:49:09,660 --> 00:49:12,663 考えるな。 感じろってことよ。 フフフ。 551 00:49:12,663 --> 00:49:16,667 何ですか それ。 ていうかさ 眼鏡 取ってみてよ。 552 00:49:16,667 --> 00:49:18,669 眼鏡? うん。 553 00:49:18,669 --> 00:49:20,671 いやいや 駄目ですって。 いい…。 554 00:49:20,671 --> 00:49:22,673 駄目ですよ 眼鏡は。 深町君。 ほら。 555 00:49:22,673 --> 00:49:25,676 お煎餅でも食べる? それとも 今日は特別に➡ 556 00:49:25,676 --> 00:49:27,678 甘いもの チャレンジしてみよっか。 557 00:49:27,678 --> 00:49:30,678 ああ… これで いいです。 ありがとうございます。 558 00:49:34,618 --> 00:49:37,621 どうしたの? あ… いえ。 559 00:49:37,621 --> 00:49:42,626 こんなふうに 大勢の人と一緒に騒ぐなんて➡ 560 00:49:42,626 --> 00:49:46,630 子供のとき以来だなって思って。 561 00:49:46,630 --> 00:49:48,632 そっか。 562 00:49:48,632 --> 00:49:51,635 でも 次は 深町君の番だよ。 俺は いいですよ。 563 00:49:51,635 --> 00:49:54,638 何言ってんの。 駄目よ。 ここの人間になったからには➡ 564 00:49:54,638 --> 00:49:58,642 サプライズの餌食に なってもらうから。 565 00:49:58,642 --> 00:50:00,644 餌食って…。 そうだよ。 566 00:50:00,644 --> 00:50:05,649 君は僕にとって 大切な友達だからね。 567 00:50:05,649 --> 00:50:08,652 (難波)やった! (愛美)えっ 私もいいですか? 568 00:50:08,652 --> 00:50:11,655 いいよ。 はーい。 あ… あの➡ 569 00:50:11,655 --> 00:50:15,659 ちょっとトイレ行ってきます。 570 00:50:15,659 --> 00:50:18,662 (愛美)いただきます。 (難波)ホントに作りました? それ。 571 00:50:18,662 --> 00:50:22,666 (ドアの開閉音) (通知音) 572 00:50:22,666 --> 00:50:24,666 食べて食べて。 573 00:50:26,670 --> 00:50:30,670 (難波・愛美)いただきます。 574 00:50:34,611 --> 00:50:39,616 (足音) 575 00:50:39,616 --> 00:50:41,616 ≪彰良さん。 576 00:50:43,620 --> 00:50:49,626 (黒木)お父上からの誕生日プレゼントを 持ってまいりました。 577 00:50:49,626 --> 00:50:52,629 ありがとうって伝えておいて。 578 00:50:52,629 --> 00:50:57,634 でも ホントは そんな用事で 来たわけじゃないですよね? 579 00:50:57,634 --> 00:51:00,637 用件を言ってくれないか。 580 00:51:00,637 --> 00:51:07,644 先日 霧島さまの奥さまが いらっしゃいました。➡ 581 00:51:07,644 --> 00:51:11,648 彰良さん お父上を困らせるようなまねは➡ 582 00:51:11,648 --> 00:51:15,652 くれぐれも お控えいただきますよう…。 583 00:51:15,652 --> 00:51:18,655 (黒木)それでは。 584 00:51:18,655 --> 00:51:33,670 ♬~ 585 00:51:33,670 --> 00:51:35,672 ≪先生? 586 00:51:35,672 --> 00:51:47,684 ♬~ 587 00:51:47,684 --> 00:51:50,684 ♬~