1 00:00:36,521 --> 00:00:38,456 吉右衛門が 旅先にあり➡ 2 00:00:38,456 --> 00:00:41,392 今津屋の留守を預かる由蔵。 3 00:00:41,392 --> 00:00:46,197 その周囲に このところ 怪しい影が忍び寄っていた。 4 00:00:46,197 --> 00:00:48,866 (竹が倒れる音) 5 00:00:48,866 --> 00:00:50,866 (犬が吠える声) 6 00:00:52,537 --> 00:00:55,206 ♬~ 7 00:00:55,206 --> 00:01:00,545 (由蔵)お前さんかい ここんところ 私をつけ回しているのは。 8 00:01:00,545 --> 00:01:02,480 誰だい? 9 00:01:02,480 --> 00:01:04,882 卯吉。 10 00:01:04,882 --> 00:01:07,218 卯吉? 11 00:01:07,218 --> 00:01:11,088 大坂は 新町筋の揚屋「淡路」。 12 00:01:11,088 --> 00:01:15,088 薄雲って女 覚えてるやろ。 薄雲…。 13 00:01:17,562 --> 00:01:22,433 おいとやがな。 おいと。 わいの おっ母さんや。 14 00:01:22,433 --> 00:01:25,236 …お前のおっ母さん? 15 00:01:25,236 --> 00:01:32,844 由蔵はん…。 つまり あんたが わいの父親や。 16 00:01:32,844 --> 00:01:38,182 ♬~ 17 00:01:38,182 --> 00:01:42,520 とんでもない 言いがかりだねえ。 じゃかましいわい! 18 00:01:42,520 --> 00:01:45,423 ♬~ 19 00:01:45,423 --> 00:01:50,394 そんなんやったら 証拠の品持って 今津屋 乗り込むことになるで。 20 00:01:50,394 --> 00:01:52,530 由蔵はんよ。 21 00:01:52,530 --> 00:01:56,200 ♬~ 22 00:01:56,200 --> 00:01:58,536 (磐音)元締殿! 23 00:01:58,536 --> 00:02:02,406 待ちな! お前さんと話が したい時には どこへ行けばいい? 24 00:02:02,406 --> 00:02:05,877 ♬~ 25 00:02:05,877 --> 00:02:08,779 隅田村 木母寺本堂裏や。 26 00:02:08,779 --> 00:02:12,779 なんと言った? おい! おい! 27 00:02:14,886 --> 00:02:17,221 元締殿 大事は ありませんか? 28 00:02:17,221 --> 00:02:20,558 …はい。 29 00:02:20,558 --> 00:02:31,168 ♬~ 30 00:02:31,168 --> 00:02:41,468 ♬~(テーマ音楽) 31 00:02:45,182 --> 00:02:49,854 あ~ いや ようやく 落ち着きました。 32 00:02:49,854 --> 00:02:54,725 坂崎様 今宵は ありがとうございました。 33 00:02:54,725 --> 00:02:59,530 いえ… 元締殿 あの男が…? 34 00:02:59,530 --> 00:03:05,870 はい。 おそめが会ったという 上方弁の男で ございましょう。 35 00:03:05,870 --> 00:03:08,539 「卯吉」と 名乗りました。 36 00:03:08,539 --> 00:03:12,410 (おこん) それで なんだっていうんですか? その卯吉って男は? 37 00:03:12,410 --> 00:03:18,215 はい。 実は… 私の息子だと…。 38 00:03:18,215 --> 00:03:20,551 息子…。 39 00:03:20,551 --> 00:03:30,227 大坂は 新町筋の揚屋「淡路」。 そこの 薄雲という女郎の子だと。 40 00:03:30,227 --> 00:03:34,832 いや その薄雲という名前には 心当たりは あるのですがなあ…。 41 00:03:34,832 --> 00:03:37,168 まことですか? 42 00:03:37,168 --> 00:03:42,840 (由蔵)今から 27~28年も 前のことでございます。 43 00:03:42,840 --> 00:03:48,512 私 今津屋の手代として 大坂の両替商「宮越屋」に➡ 44 00:03:48,512 --> 00:03:52,183 住み込みで 修業をしておりました。 45 00:03:52,183 --> 00:03:56,520 それから 間もなくして まだ若かった旦那様は➡ 46 00:03:56,520 --> 00:04:00,391 やはり 大坂の別の店では ございますが➡ 47 00:04:00,391 --> 00:04:02,393 修業に おみえになりました。 48 00:04:02,393 --> 00:04:04,395 旦那様も…。 はい。 49 00:04:04,395 --> 00:04:08,132 いや~ 大坂での修業というのは➡ 50 00:04:08,132 --> 00:04:12,069 毎日が辛くて きついものでは ございました。➡ 51 00:04:12,069 --> 00:04:16,207 しかし まあ 奉公に 差し障りさえなければ➡ 52 00:04:16,207 --> 00:04:19,877 多少の遊びは 許されておりましてなぁ。➡ 53 00:04:19,877 --> 00:04:24,215 私 よく 旦那様をお誘いして まあ ご飯を食べたり➡ 54 00:04:24,215 --> 00:04:28,552 酒を飲んだり お互い 励まし 合ったりしたものでございますよ。 55 00:04:28,552 --> 00:04:30,888 で ついでに 悪所にも➡ 56 00:04:30,888 --> 00:04:34,492 出入りするようになったと そういうわけですか? 57 00:04:34,492 --> 00:04:36,427 いや~ アハハ… そりゃ まあ➡ 58 00:04:36,427 --> 00:04:40,364 お互い まあ 2人とも 若うございましたから…。 59 00:04:40,364 --> 00:04:43,501 いやいや しかし その薄雲との間に➡ 60 00:04:43,501 --> 00:04:48,372 子をなすとかなさぬとか そういう 間柄では ありませんでしたぞ。 61 00:04:48,372 --> 00:04:52,510 第一 思い出そうにも その面ざしすら➡ 62 00:04:52,510 --> 00:04:54,445 思い出せんのでございますから。 63 00:04:54,445 --> 00:04:56,847 だって 遊びなんでございましょう? 64 00:04:56,847 --> 00:05:00,184 つい 身元を明かす 何かを渡してしまって➡ 65 00:05:00,184 --> 00:05:02,853 それが証拠だとか何とか 言ってきたんじゃないですか? 66 00:05:02,853 --> 00:05:06,190 ああ そういえば 確かに 証拠が どうとか言っておりました。 67 00:05:06,190 --> 00:05:08,859 ほら やっぱり! おこんさん。 68 00:05:08,859 --> 00:05:12,530 この由蔵を 侮ったら あきまへんでえ。 69 00:05:12,530 --> 00:05:16,400 お店の奉公人が そんな危ないこと しますかいな。 70 00:05:16,400 --> 00:05:19,403 本当に 身に覚えがないんですか? 71 00:05:19,403 --> 00:05:21,539 ほんまだ…。 72 00:05:21,539 --> 00:05:27,211 元締殿 もしや その薄雲について 身に覚えがあるのは➡ 73 00:05:27,211 --> 00:05:29,880 吉右衛門殿では ござらぬか? 74 00:05:29,880 --> 00:05:32,149 …えっ! 旦那様? 75 00:05:32,149 --> 00:05:41,158 坂崎様… あなたには 隠しごとは できませんなあ。 76 00:05:41,158 --> 00:05:45,830 (由蔵)その薄雲という女 まだ若かった 旦那様を➡ 77 00:05:45,830 --> 00:05:49,500 手練手管で 骨抜きにいたしましてなあ。➡ 78 00:05:49,500 --> 00:05:54,171 月に一度は 「淡路」に通わせていた ようでございますよ。➡ 79 00:05:54,171 --> 00:05:57,508 旦那様が 大坂で修業なされていたのは➡ 80 00:05:57,508 --> 00:06:00,845 2年余りでございますが まあ その間は➡ 81 00:06:00,845 --> 00:06:05,516 ず~っと なじみであったような はい…。 82 00:06:05,516 --> 00:06:09,854 まさか その卯吉って男は 旦那様の…? 83 00:06:09,854 --> 00:06:15,192 ですが その卯吉は 元締殿を 父親だと思っている…。 84 00:06:15,192 --> 00:06:18,095 そこが 合点がいかぬところで ございます。 85 00:06:18,095 --> 00:06:23,534 が もっけの幸い。 卯吉には 薄雲の相手が➡ 86 00:06:23,534 --> 00:06:27,872 この由蔵だと 思っていてもらわなくちゃ困る。 87 00:06:27,872 --> 00:06:31,172 旦那様だと知れたら 大変でございますから。 88 00:06:32,710 --> 00:06:34,678 どうしたの? おそめちゃん。 89 00:06:34,678 --> 00:06:37,681 (おそめ)すいません。 やっと思い出しました。➡ 90 00:06:37,681 --> 00:06:40,818 いつだったか 用足しの帰りに その男が➡ 91 00:06:40,818 --> 00:06:43,721 西広小路の竹村一座にいたのを 見かけてました 私。➡ 92 00:06:43,721 --> 00:06:47,691 間違いありません。 あの男です。 93 00:06:47,691 --> 00:06:49,827 ≪(女)ありがとうございました。 94 00:06:49,827 --> 00:06:52,163 翌日 磐音と由蔵は➡ 95 00:06:52,163 --> 00:06:56,500 南町奉公所与力 笹塚孫一に呼び出された。 96 00:06:56,500 --> 00:06:59,403 (笹塚)木下! わしは 言っておいたはずだな? 97 00:06:59,403 --> 00:07:01,839 元締殿の周りを守れと。 98 00:07:01,839 --> 00:07:06,177 (木下)はっ。 しかし 昨日は 御用煩多で… そうだな 竹蔵。 99 00:07:06,177 --> 00:07:10,848 (竹蔵)へい。 竪川に土左衛門が あがって。 しかも 骸は男と女。 100 00:07:10,848 --> 00:07:14,185 こりゃ 心中じゃねえかって 騒ぎに…。 ああ もうよい! 101 00:07:14,185 --> 00:07:18,522 すまん 元締殿。 これ このとおり。 102 00:07:18,522 --> 00:07:21,192 いやいや… どうぞ もう 笹塚様。 103 00:07:21,192 --> 00:07:24,094 早速ですが 親分。 分かってまさぁ。 104 00:07:24,094 --> 00:07:27,865 西広小路の竹村一座ついては 早速 調べてみます。 105 00:07:27,865 --> 00:07:31,468 その卯吉なる者 元締殿に 脅しをかけてきた手口から見て➡ 106 00:07:31,468 --> 00:07:34,138 叩けば埃が出るような男と 見ました。 107 00:07:34,138 --> 00:07:36,473 上方から 手配書が 回っているやもしれません。 108 00:07:36,473 --> 00:07:39,143 おお よいところに 気が付いた。 109 00:07:39,143 --> 00:07:41,078 早速 調べてみろ。 (木下)はっ! 110 00:07:41,078 --> 00:07:46,016 笹塚様 卯吉は 私を父親だと 思っております。 111 00:07:46,016 --> 00:07:50,487 なんとしても 相手は 私だということを しまいまで➡ 112 00:07:50,487 --> 00:07:53,390 そう思わせて おきたいんです。 113 00:07:53,390 --> 00:07:57,361 だが まこと 今津屋殿が 父親であったら どうする? 114 00:07:57,361 --> 00:08:03,067 この由蔵 卯吉と刺し違えても 決着をさせます。 115 00:08:03,067 --> 00:08:08,839 その心意気に免じて この笹塚も 危ない橋を渡ってみよう。 116 00:08:08,839 --> 00:08:16,513 木下 竹蔵。 南の後ろ盾 元締殿のためにも 内密に動け。 117 00:08:16,513 --> 00:08:21,385 ひょっとすると この一件 お白州には上げられぬやもしれん。 118 00:08:21,385 --> 00:08:24,188 はっ はい。 へい! 119 00:08:24,188 --> 00:08:29,059 ♬~ 120 00:08:29,059 --> 00:08:33,059 あ~ どれ もうひとっ風呂 浴びてくるか。 121 00:08:35,132 --> 00:08:38,802 食えぬお方で ございますなぁ~。 122 00:08:38,802 --> 00:08:43,474 それが 笹塚様が笹塚様たる所以。 123 00:08:43,474 --> 00:08:45,774 ≪(笹塚のくしゃみ) 124 00:08:49,146 --> 00:08:52,049 だが そのころ…。 125 00:08:52,049 --> 00:08:54,018 (澤地新五郎) しかるべき筋に届け出て➡ 126 00:08:54,018 --> 00:08:58,155 由蔵のせがれだということを 認めてもらいたいと思ってな。 127 00:08:58,155 --> 00:09:00,090 その手紙を 買い取れっていうんですか? 128 00:09:00,090 --> 00:09:02,826 我らは 強請 たかりではない。 129 00:09:02,826 --> 00:09:09,166 本日は これを土産に 挨拶に出向いただけのこと。 130 00:09:09,166 --> 00:09:11,835 中身を あらためさせて頂きます。 131 00:09:11,835 --> 00:09:15,135 お~っと。 大事な証拠の品だ。 132 00:09:16,707 --> 00:09:20,511 (お佐紀)そのお手紙 もう一度 お見せ頂けますか? 133 00:09:20,511 --> 00:09:22,446 お佐紀様…。 134 00:09:22,446 --> 00:09:38,462 ♬~ 135 00:09:38,462 --> 00:09:43,334 おこんさんに 聞きましたか? はい あらましは。 136 00:09:43,334 --> 00:09:46,136 相手は 由蔵殿に隠し子があり➡ 137 00:09:46,136 --> 00:09:49,473 その証拠の品を 持ってきたと言いました。 138 00:09:49,473 --> 00:09:54,144 ですが 二十数年も前の話を 今頃 申し出られても➡ 139 00:09:54,144 --> 00:09:59,016 おかしなことです。 ただ その者の母親が 死の間際まで➡ 140 00:09:59,016 --> 00:10:03,821 父親が誰か 口外しなかったからだ と こう申すのです。 141 00:10:03,821 --> 00:10:05,756 それで…。 142 00:10:05,756 --> 00:10:09,693 その証拠の品とやらを 見せてもらいました。 143 00:10:09,693 --> 00:10:12,830 古い手紙です。 手紙…? 144 00:10:12,830 --> 00:10:18,530 差出人は 江戸米沢町 今津屋手代 由蔵とありました。 145 00:10:21,171 --> 00:10:24,171 (お佐紀) 由蔵殿 覚えがありますか? 146 00:10:28,512 --> 00:10:33,183 あの筆は 旦那様のものです。➡ 147 00:10:33,183 --> 00:10:36,883 そうですね? 由蔵殿。 148 00:10:39,523 --> 00:10:42,192 (お佐紀)おこんさん…。 149 00:10:42,192 --> 00:10:45,529 わ… 私には…。 150 00:10:45,529 --> 00:10:49,199 由蔵! いや そ それは…。 151 00:10:49,199 --> 00:10:52,499 (お佐紀)…そうですね? 152 00:10:54,071 --> 00:11:00,544 元締殿 観念なされた方がよい。 この上の隠し立ては 無用。 153 00:11:00,544 --> 00:11:02,544 坂崎様…。 154 00:11:08,218 --> 00:11:13,090 申し上げます。 確かに その手紙は➡ 155 00:11:13,090 --> 00:11:16,093 旦那様のもので ございましょう。 156 00:11:16,093 --> 00:11:21,231 遊び慣れない旦那様が なじみでも おつくりになった時には➡ 157 00:11:21,231 --> 00:11:25,102 そして 身分を明かさねば ならんとなった時には➡ 158 00:11:25,102 --> 00:11:29,106 江戸から来た手代 由蔵を名乗るようにと➡ 159 00:11:29,106 --> 00:11:31,806 お諭し申したことがございます。 160 00:11:33,510 --> 00:11:37,381 では… では その卯吉なる者が 旦那様の…? 161 00:11:37,381 --> 00:11:40,384 そのようなことは ございません。 162 00:11:40,384 --> 00:11:44,154 あのやくざ者が 旦那様の お子だなんて。 163 00:11:44,154 --> 00:11:47,524 某も 遠目ですが その男を見ております。 164 00:11:47,524 --> 00:11:50,861 恐らく 30は とうに 越しておるような風情でござった。 165 00:11:50,861 --> 00:11:55,199 いかにも 年が合わぬかと…。 ですが 見かけだけでは➡ 166 00:11:55,199 --> 00:11:59,069 なんとも言えぬでは ありませんか? 坂崎様。 167 00:11:59,069 --> 00:12:03,540 あっ… 申し訳ございません。 168 00:12:03,540 --> 00:12:07,211 旦那様が お留守の時に このような…。 169 00:12:07,211 --> 00:12:14,885 いえ お留守で よかったのです。 …そうでございますね 坂崎様。 170 00:12:14,885 --> 00:12:17,185 …はい。 171 00:12:19,556 --> 00:12:22,459 (にわとりの鳴き声) 172 00:12:22,459 --> 00:12:25,459 (刀を振る音) 173 00:12:27,231 --> 00:12:30,567 [ 回想 ] (雑賀の不気味な笑い声) 174 00:12:30,567 --> 00:12:37,841 (雑賀)坂崎磐音… その素っ首 必ず頂く。 175 00:12:37,841 --> 00:12:44,141 ウッハハハハハハ… ウッハハハハハハ…。 176 00:12:46,183 --> 00:12:51,522 (玲圓)速水様は どうやら そなたの腕を 借りたいようだ。 177 00:12:51,522 --> 00:12:53,457 もしかすると その忍び達も そのことに➡ 178 00:12:53,457 --> 00:12:55,757 関わりあるのやもしれぬ。 179 00:12:58,195 --> 00:13:02,065 (悲鳴) これは 舅殿。 失礼いたした。 180 00:13:02,065 --> 00:13:06,069 (金兵衛)「びっくり下谷の 広徳寺」ってねぇ~ あ~。 181 00:13:06,069 --> 00:13:10,207 年寄りなんだからね 心の臓が 止まっちまいますぜ。 182 00:13:10,207 --> 00:13:12,142 申し訳ござらぬ。 183 00:13:12,142 --> 00:13:16,880 なんか あったんですかい? 殺気だってましたぜ。 184 00:13:16,880 --> 00:13:21,218 いえ…。 隠しごとは なしですぜぇ。 185 00:13:21,218 --> 00:13:25,889 またぞろ 厄介ごとでも 引き受けてきたんですかい? 186 00:13:25,889 --> 00:13:31,161 あなたはねぇ おこんの大事な人なんだから。 187 00:13:31,161 --> 00:13:35,032 あ~ いつか いつか この手でねぇ➡ 188 00:13:35,032 --> 00:13:39,836 孫を抱きてぇと あっしゃ 思ってるんだから。 189 00:13:39,836 --> 00:13:44,174 命あっての物種だい~。 ようがすね? 190 00:13:44,174 --> 00:13:46,843 はい 舅殿。 191 00:13:46,843 --> 00:13:49,543 …いい響きだねぇ~。 192 00:14:01,191 --> 00:14:07,191 お内儀様。 …えっ。 ああ。 193 00:14:09,066 --> 00:14:11,535 ご気分でも 悪いのですか? 194 00:14:11,535 --> 00:14:13,835 そんなことはありません。 195 00:14:16,206 --> 00:14:21,078 お佐紀様。 坂崎様が おっしゃってました。 196 00:14:21,078 --> 00:14:24,081 卯吉っていう男は しょせん 金目当て。 197 00:14:24,081 --> 00:14:27,818 あの手紙も どこかで 手に入れたんじゃないかって。 198 00:14:27,818 --> 00:14:29,753 坂崎様が? 199 00:14:29,753 --> 00:14:34,691 はい。 いつか必ず なんとかなります。 200 00:14:34,691 --> 00:14:37,828 おこんさん…。 201 00:14:37,828 --> 00:14:48,472 ♬~ 202 00:14:48,472 --> 00:14:51,174 お好きでは ありませんか。 203 00:14:51,174 --> 00:14:54,174 でも なんとなく 今日は…。 204 00:15:05,188 --> 00:15:09,059 [ 回想 ] お前さんと 話がしたい時には どこへ行けばいい? 205 00:15:09,059 --> 00:15:11,059 ≪元締殿! 206 00:15:13,063 --> 00:15:15,532 [ 心の声 ] ええ 卯吉は なんと言ったんだ。 207 00:15:15,532 --> 00:15:18,869 それさえ 思い出せれば…。 208 00:15:18,869 --> 00:15:21,204 大変でございます! 元締さん。 209 00:15:21,204 --> 00:15:23,504 なんですか お客様の前で。 210 00:15:26,076 --> 00:15:30,547 声が大きいでしょ。 お内儀様が 倒れたのです。 211 00:15:30,547 --> 00:15:32,547 …なんですか! 212 00:15:35,819 --> 00:15:38,722 お佐紀様! あっ 大丈夫ですから➡ 213 00:15:38,722 --> 00:15:43,493 騒がないで下さいまし。 おそめちゃん お医者様をお願い。 214 00:15:43,493 --> 00:15:46,396 もしかしたら ややこが できたかもしれませんって…。 215 00:15:46,396 --> 00:15:50,096 (おそめ)ややこ…? はい! 216 00:15:51,835 --> 00:15:54,504 おこんさん 本当ですか…? 217 00:15:54,504 --> 00:15:57,841 そうでございますよね。 お佐紀様。 218 00:15:57,841 --> 00:16:00,744 多分 そうではないかと…。 219 00:16:00,744 --> 00:16:05,182 ♬~ 220 00:16:05,182 --> 00:16:07,117 おこんさん。 221 00:16:07,117 --> 00:16:10,053 ♬~ 222 00:16:10,053 --> 00:16:12,856 ようございました。 223 00:16:12,856 --> 00:16:19,529 ややこ… ややこ。 あ~ よかった。 224 00:16:19,529 --> 00:16:23,400 旦那様も きっと お喜びになると思います。 225 00:16:23,400 --> 00:16:26,403 ♬~ 226 00:16:26,403 --> 00:16:28,538 ほんとに よかった…。 227 00:16:28,538 --> 00:16:31,441 (おえつ) 228 00:16:31,441 --> 00:16:36,141 旦那様! 跡取りで ございます~。 229 00:16:38,148 --> 00:16:40,817 ですが このような時に…。 230 00:16:40,817 --> 00:16:43,487 このような時だからこそです。 231 00:16:43,487 --> 00:16:47,824 悪い輩は 一歩たりとも この家に 入れたりしません。 232 00:16:47,824 --> 00:16:49,760 ね。 元締さん。 233 00:16:49,760 --> 00:16:54,060 ハッ…! もちろんでございます! 234 00:16:57,834 --> 00:17:02,506 卯吉がいた 竹村一座ですが 既に 上方に戻っておりやした。 235 00:17:02,506 --> 00:17:06,176 卯吉は 木戸番から 拍子木打ち 時には 役者と➡ 236 00:17:06,176 --> 00:17:11,047 重宝がられたそうですが 仲間 数人と 江戸に残ったって話です。 237 00:17:11,047 --> 00:17:14,050 (松吉)その仲間ってのが 浪人者やら渡世人やらの➡ 238 00:17:14,050 --> 00:17:16,520 柄のよくない連中だそうで。 塒までは➡ 239 00:17:16,520 --> 00:17:19,422 まだ分かっちゃいねえんですが もう一つ。 240 00:17:19,422 --> 00:17:23,393 大坂の奉行所から 役者小僧卯之助って野郎の➡ 241 00:17:23,393 --> 00:17:27,164 手配書が 回ってきておりやした。 役者小僧卯之助? 242 00:17:27,164 --> 00:17:31,468 へい。 こいつは 大坂で 金貸しの女を 突き殺して➡ 243 00:17:31,468 --> 00:17:35,806 金品を奪ってるんですが 殺された女の名が おいと。 244 00:17:35,806 --> 00:17:38,708 つまり 元遊女の薄雲です。 245 00:17:38,708 --> 00:17:43,680 ついでに言うと 卯之助は 延享2年の野州生まれで 今年32。 246 00:17:43,680 --> 00:17:47,417 卯吉は やはり 今津屋殿の子ではない。 247 00:17:47,417 --> 00:17:50,821 へい。 まあ 今度ばかりは➡ 248 00:17:50,821 --> 00:17:54,157 笹塚様も 当てがはずれたっちゅうわけで。 249 00:17:54,157 --> 00:17:58,829 ♬~ 250 00:17:58,829 --> 00:18:02,829 [ 心の声 ] 卯吉は なんと言った? なんと 言ったんだ! 251 00:18:05,502 --> 00:18:08,405 あ どうも ご苦労さまでございます。 252 00:18:08,405 --> 00:18:11,374 (医師)どうも おめでとうございます。 253 00:18:11,374 --> 00:18:14,511 これで 今津屋さんも 安泰ですな。 254 00:18:14,511 --> 00:18:17,811 ありがとうございます。 さあ…。 255 00:18:20,851 --> 00:18:23,186 ♬~ 256 00:18:23,186 --> 00:18:25,886 隅田村 木母寺本堂裏や。 257 00:18:27,858 --> 00:18:32,696 そうか… 隅田村 木母寺。 258 00:18:32,696 --> 00:18:37,667 ♬~ 259 00:18:37,667 --> 00:18:41,805 お佐紀様のこと 頼んだよ。 260 00:18:41,805 --> 00:18:49,479 ♬~ 261 00:18:49,479 --> 00:18:51,414 ≪行ってらっしゃいまし。 262 00:18:51,414 --> 00:19:03,493 ♬~ 263 00:19:03,493 --> 00:19:06,162 危ねえじゃねえか! てめえらこそ➡ 264 00:19:06,162 --> 00:19:08,862 どこ 目ぇつけてんだ この野郎! 265 00:19:17,173 --> 00:19:20,844 よう 眠っておいでです。 266 00:19:20,844 --> 00:19:23,844 ようやく 落ち着かれたようです。 267 00:19:27,183 --> 00:19:32,989 ですが めでたい。 元締殿も さぞかし 喜んでおいででしょう。 268 00:19:32,989 --> 00:19:38,128 もう 腰を抜かして ボロボロと 泣いておいででした。 フフフ…。 269 00:19:38,128 --> 00:19:40,797 お父っつぁんも 私に 赤ん坊ができたら➡ 270 00:19:40,797 --> 00:19:46,136 あんななんでしょうね きっと。 ウフフフフ…。 271 00:19:46,136 --> 00:19:51,474 えっ やだ 私 あっ…。 272 00:19:51,474 --> 00:19:53,810 ところで 元締殿は? 273 00:19:53,810 --> 00:19:57,681 元締さんなら ちょっと前に お出かけになられました。 274 00:19:57,681 --> 00:19:59,683 出かけた? どちらへ? 275 00:19:59,683 --> 00:20:03,820 隅田村の木母寺とか おっしゃってましたけど。 276 00:20:03,820 --> 00:20:07,157 木母寺…? なんの用だろう? 277 00:20:07,157 --> 00:20:09,492 …木母寺? 278 00:20:09,492 --> 00:20:14,164 ♬~ 279 00:20:14,164 --> 00:20:16,499 親分…! 280 00:20:16,499 --> 00:20:19,836 元締殿が 姿を消しました! なんですって! 281 00:20:19,836 --> 00:20:21,771 隅田村の木母寺です。 282 00:20:21,771 --> 00:20:39,856 ♬~ 283 00:20:39,856 --> 00:20:41,856 (卯吉)これは これは…。 284 00:20:43,727 --> 00:20:46,196 はるばる ご苦労なこったぁ。 285 00:20:46,196 --> 00:20:49,532 (鳥の鳴き声) 286 00:20:49,532 --> 00:20:52,435 なんぞ 用かい… 由蔵さん。 287 00:20:52,435 --> 00:20:55,872 今日は 上方弁ではないのですね。 288 00:20:55,872 --> 00:20:58,541 用はなんだって 聞いてんだ。 289 00:20:58,541 --> 00:21:05,215 卯吉さん… 私が おいとさんに出した手紙➡ 290 00:21:05,215 --> 00:21:08,551 いくらなら 売って頂けますか? 291 00:21:08,551 --> 00:21:10,551 …高いぜ。 292 00:21:12,889 --> 00:21:15,589 5百両。 ハハハハハ…。 293 00:21:18,228 --> 00:21:21,928 バカ言うな。 今津屋の身代 丸ごとだ。 294 00:21:24,901 --> 00:21:27,237 冗談を! おい 番頭。 295 00:21:27,237 --> 00:21:31,107 おめえには だまされるところだったぜ~。 296 00:21:31,107 --> 00:21:34,044 危ねえ 危ねえ。 297 00:21:34,044 --> 00:21:41,184 あの手紙を出したのは 由蔵… おめえじゃねえ。➡ 298 00:21:41,184 --> 00:21:45,055 今津屋の勝手を よく 知っている 両替屋の番頭に➡ 299 00:21:45,055 --> 00:21:50,193 鼻薬をかがせて 昔話をちょ~いと 聞かせてもらったのよ。 300 00:21:50,193 --> 00:21:53,530 そしたら おめえと同じ時期に➡ 301 00:21:53,530 --> 00:21:56,830 大坂に修業に出た奴がいるって いうじゃねえか。 302 00:21:58,868 --> 00:22:01,771 図星だな…。 そうよ。 303 00:22:01,771 --> 00:22:06,209 相手は 今津屋の ご主人様だったってわけだ。 304 00:22:06,209 --> 00:22:10,080 俺は 今津屋の跡取りってわけだ。 305 00:22:10,080 --> 00:22:16,780 残念だねぇ。 …今津屋には もう 立派な跡取りが いるんですよ。 306 00:22:18,788 --> 00:22:25,562 卯吉! 私は お前と刺し違えても 今津屋を守ってみせるよ。 307 00:22:25,562 --> 00:22:29,432 ♬~ 308 00:22:29,432 --> 00:22:34,170 おもしれぇ…。 澤地の旦那…! 309 00:22:34,170 --> 00:22:37,841 こいつを ふん縛って 今津屋に乗り込むぜ。 310 00:22:37,841 --> 00:22:39,776 任せておけ。 311 00:22:39,776 --> 00:22:46,182 番頭 慣れぬことをすると けがをするぞ。 312 00:22:46,182 --> 00:22:50,182 さあ~ どうですかねぇ! 313 00:23:00,196 --> 00:23:02,866 てめえっ…! 314 00:23:02,866 --> 00:23:06,202 侮っちゃあ いけませんぜえ。 315 00:23:06,202 --> 00:23:09,873 この由蔵 少しは 使えますからなあ。 316 00:23:09,873 --> 00:23:18,214 ♬~ 317 00:23:18,214 --> 00:23:20,884 あ~っ! 318 00:23:20,884 --> 00:23:23,219 うぬ! 観念しろ。 319 00:23:23,219 --> 00:23:25,219 待たれよ! 320 00:23:27,557 --> 00:23:31,828 役者小僧卯之助と その一味 大坂から手配が回ってきてる。 321 00:23:31,828 --> 00:23:35,165 おとなしく 縛につきやがれ! クソッ! 322 00:23:35,165 --> 00:23:37,100 くたばりやがれ! 323 00:23:37,100 --> 00:23:41,100 ♬~ 324 00:23:43,039 --> 00:23:51,339 ♬~ 325 00:23:53,183 --> 00:24:28,551 ♬~ 326 00:24:28,551 --> 00:24:33,389 ご無事でしたか。 坂崎様… 助かりました。 327 00:24:33,389 --> 00:24:38,361 年で ございますかな。 息が上がりました。 へい。 328 00:24:38,361 --> 00:24:44,033 いえ お見事でした。 アハハハ… あ はい。 329 00:24:44,033 --> 00:24:47,333 ♬~ 330 00:24:49,172 --> 00:24:56,172 一件落着の翌日。 吉右衛門が 高崎から戻ってきた。 331 00:24:58,848 --> 00:25:01,751 (吉右衛門)只今 戻りましたよ。 (お佐紀)お帰りなさいませ。 332 00:25:01,751 --> 00:25:03,720 これはこれは 坂崎様 いらっしゃいませ。 333 00:25:03,720 --> 00:25:06,189 お邪魔しております。 お出迎えにもまいらず➡ 334 00:25:06,189 --> 00:25:09,092 申し訳ございません。 由蔵に聞きましたよ。 335 00:25:09,092 --> 00:25:12,862 食べる気力がないとか。 大丈夫なのですか? 336 00:25:12,862 --> 00:25:16,733 あっ… はい。 ウフッ…。 337 00:25:16,733 --> 00:25:22,538 どうした? …私の顔に 何かついてますかな 坂崎様。 338 00:25:22,538 --> 00:25:25,875 …いえ。 (吉右衛門)ん? 339 00:25:25,875 --> 00:25:29,212 ウッヒャヒャ ホホホ… もう 私は ダメでございますよ。 340 00:25:29,212 --> 00:25:31,212 もう 元締さんったら…。 341 00:25:33,082 --> 00:25:36,019 留守の間に 何かあったのですか? 342 00:25:36,019 --> 00:25:40,490 (お佐紀)はい。 ございました。 一体 何が…? 343 00:25:40,490 --> 00:25:46,490 私… ややこができました。 344 00:25:50,166 --> 00:25:52,166 …旦那様。 345 00:25:55,505 --> 00:25:58,841 今 「ややこができた」と 言いなされたか。 346 00:25:58,841 --> 00:26:04,180 はい…。 ご迷惑でございますか? 347 00:26:04,180 --> 00:26:10,853 何を言う。 …そうですか。 ややこが できましたか。 348 00:26:10,853 --> 00:26:13,756 おめでとうござる 今津屋殿。 349 00:26:13,756 --> 00:26:17,193 おめでとうございます。 旦那様。 350 00:26:17,193 --> 00:26:22,065 旦那様…。 今津屋の跡取りで ございますぞ。 351 00:26:22,065 --> 00:26:26,202 いや~ もう この由蔵 いつ死んでも… いえいえいえ➡ 352 00:26:26,202 --> 00:26:31,040 跡取りのお顔を拝見するまでは 死んでも 死にきれません。 353 00:26:31,040 --> 00:26:37,480 ハハハハハ… お佐紀 ありがとう。 354 00:26:37,480 --> 00:26:39,415 ♬~ 355 00:26:39,415 --> 00:26:41,351 旦那様…。 356 00:26:41,351 --> 00:27:23,059 ♬~ 357 00:27:23,059 --> 00:27:27,530 (金兵衛)そうかい。 今津屋には 跡取りが できたってかい。 358 00:27:27,530 --> 00:27:30,433 (磯次)そりゃ~ めでてえじゃねえかよ。 な 徳。 359 00:27:30,433 --> 00:27:34,337 (徳三)あれ? おいら 元締さんに 隠し子がいるらしいって話➡ 360 00:27:34,337 --> 00:27:36,806 聞いたぜ。 それは でたらめな話でござる。 361 00:27:36,806 --> 00:27:41,144 あの人は 女よりもお店よ。 ずっと 独り身 通してたんだからな。➡ 362 00:27:41,144 --> 00:27:44,046 けど 嬉しいだろうな。 自分の孫みてぇな気持ちで➡ 363 00:27:44,046 --> 00:27:46,015 いるんじゃねえのか? ハッハッハ! 364 00:27:46,015 --> 00:27:49,018 (おいち)いいもんねえ 赤ん坊ってのは 温かくてさ。 365 00:27:49,018 --> 00:27:53,489 (はつね)そうそう 泣いてる時は もう憎らしいけどさあ。 366 00:27:53,489 --> 00:27:57,160 ニコニコ笑うと ほんと かわいいよね~。 367 00:27:57,160 --> 00:28:01,030 (勢津)その笑顔が忘れられず 必死になって育てて。➡ 368 00:28:01,030 --> 00:28:03,833 それが 今では こうです。 369 00:28:03,833 --> 00:28:08,504 ウフフフ… 大事な大事な 子ども達になりました。 370 00:28:08,504 --> 00:28:12,375 (早苗)母上 これまでは 大事ではなかったのですか? 371 00:28:12,375 --> 00:28:16,179 (一同の笑い声) 372 00:28:16,179 --> 00:28:19,081 これで 今津屋も 万々歳だなあ。 373 00:28:19,081 --> 00:28:21,050 はい。 374 00:28:21,050 --> 00:28:27,190 となると 次は… 分かってんだろうな~ 婿殿。 375 00:28:27,190 --> 00:28:32,995 (磯次 徳三)婿殿 あ 婿殿 あ 婿殿~。 376 00:28:32,995 --> 00:28:35,465 いや それは…。 377 00:28:35,465 --> 00:28:38,367 あれ 真っ赤になってら。 (一同の笑い声) 378 00:28:38,367 --> 00:28:42,338 (磯次) ♬「あ 雪のお空も 真っかっか」 379 00:28:42,338 --> 00:28:45,808 (徳三)♬「おいらは 酔っぱらって 真っかっか」 380 00:28:45,808 --> 00:28:48,144 (笑い声) 381 00:28:48,144 --> 00:28:51,481 冬の寒さが続く中 新しい命が➡ 382 00:28:51,481 --> 00:28:56,481 人々に 温かい風を 巻き起こしていた。 383 00:28:58,821 --> 00:29:01,491 (吉右衛門)おそめを預かり そろそろ約束どおり➡ 384 00:29:01,491 --> 00:29:03,826 手放さねばならぬ 頃合なのでしょうが…。 385 00:29:03,826 --> 00:29:07,163 (おそめ)そめは 親方の下で 仕込んで頂きとうございます。 386 00:29:07,163 --> 00:29:10,463 負けてはなりません。 負けてはなりませんよ。 387 00:29:13,035 --> 00:29:16,172 (速水)坂崎殿 あるお方につながる 忍びの一団が 388 00:29:16,172 --> 00:29:21,511 暗躍しつつあるという…。 老中 田沼意次様。 389 00:29:21,511 --> 00:30:25,511 ♬~ 390 00:30:33,683 --> 00:30:37,853 「ぐっさんのニッポン国道トラック旅!」。 391 00:30:37,853 --> 00:30:43,025 ドライブ大好き ぐっさんが 13トンの大型トラックに乗って➡ 392 00:30:43,025 --> 00:30:47,863 日本全国津々浦々 国道を走り抜けます。 393 00:30:47,863 --> 00:30:50,533 東京・日本橋から青森市まで➡ 394 00:30:50,533 --> 00:30:53,035 およそ743キロをつなぐ➡ 395 00:30:53,035 --> 00:30:55,938 全国で最も長い国道4号。 396 00:30:55,938 --> 00:30:58,708 今回は 岩手県二戸市から➡