1 00:00:00,501 --> 00:00:02,770 (遠藤) ホントに 「死にたい」って 書かれてたんですかね? 2 00:00:02,837 --> 00:00:04,405 (中村) 他に どんな可能性があるんだよ。 3 00:00:04,472 --> 00:00:06,540 (小畑)「芋にたい」? (亀高) 死にたくないのに→ 4 00:00:06,607 --> 00:00:08,542 死にたいって思っちゃうから 助けてほしいんでしょ。 5 00:00:08,609 --> 00:00:10,945 (綿音) 先生は 全然 分かってない! (亀高) じゃあ 教えてよ。 6 00:00:11,012 --> 00:00:12,947 (遠藤) 考え過ぎですよ 2人とも。 7 00:00:13,013 --> 00:00:14,949 何か聞きました? 僕のこと。 8 00:00:15,015 --> 00:00:18,018 間違った情報が広まってるなら 訂正しようかと。 9 00:00:21,021 --> 00:00:29,964 📱(バイブレーターの音) 10 00:00:30,030 --> 00:00:32,033 (亀高) はっ…! 11 00:00:42,042 --> 00:00:44,045 (亀高) ぬあ~っ! 12 00:00:49,049 --> 00:00:51,986 (藤嶋) あれっ 何? 小畑先生 今日は 一段と すごいじゃん。 13 00:00:52,052 --> 00:00:54,989 (早坂) へぇ~。 小畑先生って 料理 得意なんだ。 14 00:00:55,055 --> 00:00:56,991 いや 簡単なものしか できないですけど。 15 00:00:57,057 --> 00:00:59,994 いやいや 大したもんだよ。 何か バランスも取れてるしさ。 16 00:01:00,060 --> 00:01:02,930 最近 お肌の調子が 悪くなってきたのもあって→ 17 00:01:02,997 --> 00:01:04,932 食事から見直そうかと 思ってるんですよね。 18 00:01:04,999 --> 00:01:06,934 (藤嶋) いや 小畑先生は まだ大丈夫でしょ。 19 00:01:07,001 --> 00:01:08,936 いや いつまでも 若くないんだな って思い知ってます。 20 00:01:09,003 --> 00:01:10,938 ちょっと待ってよ。→ 21 00:01:11,005 --> 00:01:13,941 小畑先生に それ言われたら 僕ら どうなんの。 22 00:01:14,008 --> 00:01:15,943 (中村) いやいや でも いいことだよ。 23 00:01:16,010 --> 00:01:18,946 食事の乱れは 心の乱れとも言うし→ 24 00:01:19,013 --> 00:01:20,948 食事に気を付けることで→ 25 00:01:21,015 --> 00:01:22,950 心身ともに 健康になれるわけだから。 26 00:01:23,017 --> 00:01:25,019 ねっ 亀高先生。 27 00:01:32,026 --> 00:01:33,961 (亀高) 何か ごめんなさい。 28 00:01:34,028 --> 00:01:36,964 (藤嶋) いや 全然 そんな… 全然 み… みんな ねっ。→ 29 00:01:37,031 --> 00:01:38,632 ねえ あれですよね。 ねっ。 30 00:01:38,699 --> 00:01:41,969 (亀高) 私も 食事に気を付けようと思って→ 31 00:01:42,036 --> 00:01:44,972 できることから 始めようと思ったんですけど→ 32 00:01:45,039 --> 00:01:47,975 今朝の私に できることは これだけでした。 33 00:01:48,042 --> 00:01:51,979 (中村) いや もちろん そう! 朝は だって 仕方ない。→ 34 00:01:52,046 --> 00:01:53,981 ねっ 小畑先生。 (小畑) そう。 あの…。 35 00:01:54,048 --> 00:01:55,983 いいじゃないですか。 私も 卵 好きですよ。 ねえ。 36 00:01:56,050 --> 00:01:57,985 (早坂) そうそう。 卵は 完全栄養食品だし→ 37 00:01:58,052 --> 00:01:59,987 そういう意味では バランス取れてるわけだから→ 38 00:02:00,054 --> 00:02:01,922 負けてないよ。 39 00:02:01,989 --> 00:02:03,924 \(非常ベル) (藤嶋) えっ!? えっ 火事? 40 00:02:03,991 --> 00:02:05,926 (小畑) やだ! どこで? 41 00:02:05,993 --> 00:02:07,928 (非常ベル) 42 00:02:07,995 --> 00:02:09,930 (せき) 43 00:02:09,997 --> 00:02:11,932 今度は 何? 44 00:02:11,999 --> 00:02:15,936 (非常ベル) 45 00:02:16,003 --> 00:02:18,939 (遠藤) あっ… いや 違うんです。 46 00:02:19,006 --> 00:02:23,010 ちょっと お昼ご飯を食べようと。 (亀高) はぁ!? 47 00:02:53,240 --> 00:02:57,144 {\an8}(遠藤) いただきます。 (亀高) 遠藤先生。 48 00:02:57,211 --> 00:03:00,147 {\an8}(遠藤) すいません。 窓 開けてれば 大丈夫かなと思ったんですけど。 49 00:03:00,214 --> 00:03:03,083 {\an8}(亀高) それも問題なんですけど お昼は→ 50 00:03:03,150 --> 00:03:08,088 {\an8}各学年の担当の教員と一緒に 食べるってルールがあるんですけど→ 51 00:03:08,155 --> 00:03:10,090 {\an8}何で 守れないんですか? 52 00:03:10,157 --> 00:03:12,092 {\an8}(遠藤) あれって 何の意味があるんですかね? 53 00:03:12,159 --> 00:03:15,095 {\an8}おかしくないですか? (亀高) いや 情報を共有しつつ→ 54 00:03:15,162 --> 00:03:17,097 {\an8}傾向と対策を…。 (遠藤) だって 何か→ 55 00:03:17,164 --> 00:03:19,099 {\an8}人に見られてる前提でのランチに なりません? 56 00:03:19,166 --> 00:03:21,101 {\an8}(亀高)「人に見られてる前提での ランチ」? 57 00:03:21,168 --> 00:03:25,105 {\an8}(遠藤) 例えば 亀高先生 このお昼ご飯 見て どう思います? 58 00:03:25,172 --> 00:03:27,107 {\an8}(亀高) 遠藤先生は サンマにソースをかけて食べる→ 59 00:03:27,174 --> 00:03:30,110 {\an8}かぶき者なんだなって。 (遠藤) ああ… いやいや→ 60 00:03:30,177 --> 00:03:32,179 {\an8}これは こっちです。 61 00:03:34,181 --> 00:03:37,117 {\an8}僕 ご飯にソースをかけて 食べるのが大好きなんです。 62 00:03:37,184 --> 00:03:39,119 {\an8}(亀高) そうなんですか。 63 00:03:39,186 --> 00:03:41,121 {\an8}(遠藤) でも どうして? って思ったでしょ? 64 00:03:41,188 --> 00:03:44,124 {\an8}(亀高) はい。 (遠藤) そういうのが 煩わしいんですよ。 65 00:03:44,191 --> 00:03:46,126 {\an8}みんなの前でも これを食べたいのに→ 66 00:03:46,193 --> 00:03:48,128 {\an8}思わず ためらっちゃうところが あるんですよね。 67 00:03:48,195 --> 00:03:52,132 {\an8}(亀高) 何か 色々 心配になっちゃいますね。 68 00:03:52,199 --> 00:03:55,135 {\an8}(遠藤) 誰だって こういう 人に見せられない大好物って→ 69 00:03:55,202 --> 00:03:58,138 {\an8}あるじゃないですか。 亀高先生だって あるでしょ? 70 00:03:58,205 --> 00:04:00,140 {\an8}(亀高) 私は ないですけど。 71 00:04:00,207 --> 00:04:02,076 {\an8}(遠藤) とにかくね 食べたいものを 食べたいじゃないですか。 72 00:04:02,142 --> 00:04:05,079 {\an8}(亀高) あのね この世界は ルールと調和で成り立ってるの。 73 00:04:05,145 --> 00:04:09,083 {\an8}(遠藤) ルールと調和を守ることで 自らを ないがしろにしてるわけですよね。 74 00:04:09,149 --> 00:04:12,086 {\an8}人に気を使って 心も休まらないし→ 75 00:04:12,152 --> 00:04:14,088 昼休憩の意味ないですよ。 (亀高) 好き勝手して→ 76 00:04:14,154 --> 00:04:16,090 他人に迷惑をかけてもいい ということには ならないでしょう。 77 00:04:16,156 --> 00:04:18,092 (遠藤) あっ 亀高先生。 78 00:04:18,158 --> 00:04:20,094 あそこに置いてある グラニュー糖 取ってもらえます? 79 00:04:20,160 --> 00:04:22,162 (亀高) 何で 私が。 80 00:04:25,165 --> 00:04:27,101 (亀高) 何に使うの? (遠藤) サンマに。 81 00:04:27,167 --> 00:04:30,170 (亀高) あなたね おかしい! 82 00:04:33,173 --> 00:04:36,110 (小畑) 妊娠? 加藤先生が? (藤嶋) みたいですよ。 83 00:04:36,176 --> 00:04:38,112 加藤先生って独身ですよね? 84 00:04:38,178 --> 00:04:42,182 (中村) まずいなぁ。 ダブルで問題だよ これは。 85 00:04:47,187 --> 00:04:50,124 (加藤) 結婚する気は ありません。 (川相) はい? 86 00:04:50,190 --> 00:04:54,128 未婚のまま 出産して 育てるつもりです。 87 00:04:54,194 --> 00:04:58,132 あなたね そんな 教育に 携わる者として不適切でしょう。 88 00:04:58,198 --> 00:04:59,800 \(川相)だってね ただでさえ→ 89 00:04:59,867 --> 00:05:02,069 3年生を担任する教師が 妊娠したらですよ→ 90 00:05:02,136 --> 00:05:05,072 無自覚かつ無責任だと 非難されるんですよ。 91 00:05:05,139 --> 00:05:08,075 その上 あなた そんな…。 (加藤) 軽率な行動だったと→ 92 00:05:08,142 --> 00:05:11,078 自覚してますし 反省もしていますが→ 93 00:05:11,145 --> 00:05:17,151 その上で 自分が選択したことが 間違っているとは思いません。 94 00:05:21,155 --> 00:05:24,091 相手は 誰なんですか? 何で 結婚しないの? 95 00:05:24,158 --> 00:05:29,096 それは 私の都合であって 答える必要は ないと思っています。 96 00:05:29,163 --> 00:05:31,098 失礼します。 (遠藤)\いや~ チョウチョ→ 97 00:05:31,165 --> 00:05:34,101 いっぱい捕まえちゃいましたよ。 見てください 皆さん。 98 00:05:34,168 --> 00:05:37,104 (川相) ちょっと。 ちょっと 加藤先生! 99 00:05:37,171 --> 00:05:39,106 (遠藤) あっ 教頭 見て。 (川相のせき) 100 00:05:39,173 --> 00:05:40,774 (川相) 粉が舞ってるでしょ もう。→ 101 00:05:40,841 --> 00:05:43,110 ちょっと 加藤先生! (遠藤) 見てください。 102 00:05:43,177 --> 00:05:47,114 あっ 名前 付けたいよって人。 103 00:05:47,181 --> 00:05:50,117 おはようござい…。 (綿音) ねえ まいまい これ ホント? 104 00:05:50,184 --> 00:05:52,119 (美子) 加藤先生が? ホントに? 105 00:05:52,186 --> 00:05:55,122 (りん菜) 何か意外だよね。 相手は どんな人なんだろう? 106 00:05:55,189 --> 00:05:58,125 (彩美) 川相教頭だったりして。 (りん菜) ねえ ドラマの見過ぎ。 107 00:05:58,192 --> 00:06:01,061 (佑太) でもさ 生徒に 手 出した 可能性もあるんじゃない? これ。 108 00:06:01,128 --> 00:06:03,063 (蓮) いや さすがに それは ないだろ。 109 00:06:03,130 --> 00:06:05,065 いやいや ああいう おばさんに かぎって 裏で何してるか→ 110 00:06:05,132 --> 00:06:07,067 分かんないんだから。 (茂) おばさんって お前。 111 00:06:07,134 --> 00:06:09,069 (潤平) とかいって 相手は 佑太だったりして。 112 00:06:09,136 --> 00:06:11,071 (佑太) ふざけんな! いや そんなわけねえだろ。 113 00:06:11,138 --> 00:06:13,073 お~っ! (潤平) だけど ほら→ 114 00:06:13,140 --> 00:06:16,076 愛佳にフラれて 落ち込んでたし。 115 00:06:16,143 --> 00:06:20,080 いや あのさ どんだけ やけになっても あれは無理でしょ。 116 00:06:20,147 --> 00:06:22,082 いや あんなの相手にして 人生 終わりたくねえよ。 117 00:06:22,149 --> 00:06:24,084 (笑い声) 118 00:06:24,151 --> 00:06:26,086 とかいって 相手 お前なんじゃねえの? 119 00:06:26,153 --> 00:06:28,155 (潤平) 違えよ。 (佑太) じゃあ お前か? 120 00:06:30,157 --> 00:06:34,094 まさか うちの生徒じゃないですよね? 121 00:06:34,161 --> 00:06:35,763 んっ? んっ? んっ?→ 122 00:06:35,829 --> 00:06:38,098 ちょっと待ってよ~。 それは 駄目だよ! 123 00:06:38,165 --> 00:06:40,100 (亀高) いや まだ そうだと決まったわけじゃ…。 124 00:06:40,167 --> 00:06:42,102 (遠藤) 相手が生徒だと 何が いけないんですか? 125 00:06:42,169 --> 00:06:44,104 >> はぁ? (遠藤) 別に いいんじゃないかと思って。 126 00:06:44,171 --> 00:06:46,106 とんでもないことを言うな! 127 00:06:46,173 --> 00:06:48,108 君は 教師としての自制心や 判断力がないのか!? 128 00:06:48,175 --> 00:06:50,110 (遠藤) でも 恋愛なんて→ 129 00:06:50,177 --> 00:06:52,112 自制心や判断力を 超えたところから→ 130 00:06:52,179 --> 00:06:54,114 降ってくるものでしょう? 131 00:06:54,181 --> 00:06:57,117 突然 にわか雨に 襲われるようなもので→ 132 00:06:57,184 --> 00:06:59,119 ずぶぬれになったことを 怒られても→ 133 00:06:59,186 --> 00:07:02,055 仕方がないと思うんですよね。 (藤嶋) いや 未成年が相手だと→ 134 00:07:02,122 --> 00:07:06,059 淫行条例違反になるし 児童福祉法違反にもなるんですよ。 135 00:07:06,126 --> 00:07:09,062 (遠藤) 例えば 2人が 真面目に 交際していても 駄目なんですか? 136 00:07:09,129 --> 00:07:12,065 (早坂) まあ 一応 真摯な交際関係があれば→ 137 00:07:12,132 --> 00:07:14,067 大丈夫ってことには なってるけど…。 138 00:07:14,134 --> 00:07:17,070 いやいや 本人同士が そう思っていても→ 139 00:07:17,137 --> 00:07:20,073 親権者が告訴すれば 逮捕されるケースもあるわけだから。 140 00:07:20,140 --> 00:07:22,075 (川相) 何よりもだ。→ 141 00:07:22,142 --> 00:07:25,078 そんなことは 生徒を預けている 保護者の皆さまをはじめ→ 142 00:07:25,145 --> 00:07:29,082 世間からの信用を 地に落とす行為に他ならないだろ。 143 00:07:29,149 --> 00:07:31,084 (小畑) あれっ? でも 教頭先生の奥さまって→ 144 00:07:31,151 --> 00:07:33,086 もともとは 教え子だったんですよね? 145 00:07:33,153 --> 00:07:35,088 (藤嶋) えっ? 146 00:07:35,155 --> 00:07:38,091 (亀高) そうなんですか? 147 00:07:38,158 --> 00:07:40,093 私 そんなこと言いましたっけ? (小畑) 以前 2人で→ 148 00:07:40,160 --> 00:07:43,096 お酒を飲んだときに お聞きしましたよ。 149 00:07:43,163 --> 00:07:45,098 私のは そういうあれじゃないから。 150 00:07:45,165 --> 00:07:47,100 あれとは? (川相) んっ? だから あれだよ。 151 00:07:47,167 --> 00:07:49,102 (藤嶋) あ~ ちょっと ごめんなさい。 ちょっと引っ掛かっちゃって。→ 152 00:07:49,169 --> 00:07:50,771 2人で? お酒? (川相) んっ? んっ? 153 00:07:50,838 --> 00:07:52,439 (小畑) いや まあ それは そうなんですけど→ 154 00:07:52,506 --> 00:07:54,107 そういうあれじゃないんですよね。 (川相) あの そういう…。 155 00:07:54,174 --> 00:07:56,109 あれとは!? (亀高) とにかく→ 156 00:07:56,176 --> 00:07:59,112 相手が生徒だと 決まったわけじゃありませんから。 157 00:07:59,179 --> 00:08:01,048 (由希) 大変です。 (亀高) んっ? 158 00:08:01,114 --> 00:08:03,050 教室で 佑太と小林がケンカしています。 159 00:08:03,116 --> 00:08:04,718 (亀高) な… 何で? 160 00:08:04,785 --> 00:08:09,056 佑太が 加藤先生の話をしていたら 小林が 突然 殴りかかって。 161 00:08:09,122 --> 00:08:11,124 (亀高) えっ? 162 00:08:20,133 --> 00:08:24,071 (川相) 君たちは ホントに 何てことしてくれたんだ。 163 00:08:24,137 --> 00:08:27,074 何の問題があるんですか? 164 00:08:27,140 --> 00:08:30,077 (川相) 問題しかないだろう! 165 00:08:30,143 --> 00:08:34,081 それは 教頭先生にとっての問題ですよね。 166 00:08:34,147 --> 00:08:38,085 はぁ? (樹) 僕は→ 167 00:08:38,151 --> 00:08:41,088 加藤先生のことが大好きです。→ 168 00:08:41,154 --> 00:08:44,091 加藤先生を初めて見た瞬間→ 169 00:08:44,157 --> 00:08:48,095 胸の辺りが ソワソワソワってして→ 170 00:08:48,161 --> 00:08:54,101 頭の後ろが バチバチバチバチってして→ 171 00:08:54,167 --> 00:09:00,107 逃げ出したいような しがみつきたいような。 172 00:09:00,173 --> 00:09:02,042 僕は ちょっと その時代に生きてなかったから→ 173 00:09:02,109 --> 00:09:06,046 分かんないですけど クレオパトラに会った人って→ 174 00:09:06,113 --> 00:09:10,050 あのときの僕みたいに なるんじゃないかなって思います。 175 00:09:10,117 --> 00:09:13,053 どうした? 君は 何を言いだしてるんだ? 176 00:09:13,120 --> 00:09:15,055 理屈じゃないとこで 好きになったから→ 177 00:09:15,122 --> 00:09:17,057 理屈で どうこう言われても 僕には響かないってことが→ 178 00:09:17,124 --> 00:09:19,126 言いたいだけです。 179 00:09:22,129 --> 00:09:25,065 (亀高) 小林君は この先 どうしたいの? 180 00:09:25,132 --> 00:09:29,069 加藤先生と 結婚したいと思ってます。 181 00:09:29,136 --> 00:09:32,072 (加藤) 私は そのつもりは ありません。 182 00:09:32,139 --> 00:09:34,074 どうしてですか? (加藤) それは もう→ 183 00:09:34,141 --> 00:09:36,076 お互い 納得したことでしょう? 184 00:09:36,143 --> 00:09:39,079 (遠藤) あっ…。 >> 僕は 納得してません。 185 00:09:39,146 --> 00:09:41,081 おなかの中にいるのは 僕の子供なんですよ。 186 00:09:41,148 --> 00:09:43,083 (加藤) あなたに何ができる?→ 187 00:09:43,150 --> 00:09:47,087 今 この状況を踏まえて 今のあなたに何ができるの? 188 00:09:47,154 --> 00:09:52,092 今の僕には 何もできないけど これから 働いて…。 189 00:09:52,159 --> 00:09:54,094 (加藤) そう。 今 あなたは→ 190 00:09:54,161 --> 00:09:57,097 何でもできると 思ってるかもしれないけど→ 191 00:09:57,164 --> 00:10:01,101 それは…。 192 00:10:01,168 --> 00:10:06,106 ここにいる命を 背負いきれてないからじゃない? 193 00:10:06,173 --> 00:10:08,108 (加藤) あなたは 情熱だけで→ 194 00:10:08,175 --> 00:10:11,111 おなかいっぱいに ならないでしょ? 195 00:10:11,178 --> 00:10:15,115 情熱があれば 何も食べなくても生きていける? 196 00:10:15,182 --> 00:10:20,187 それはね この子も一緒なの。 197 00:10:23,190 --> 00:10:25,125 (亀高) 加藤先生 大丈夫ですか? (樹) 先生。 198 00:10:25,192 --> 00:10:26,793 (加藤) すいません ちょっと失礼します。 199 00:10:26,860 --> 00:10:29,196 (川相) ちょっと。 (樹) 加藤先生 大丈夫ですか? 200 00:10:32,199 --> 00:10:34,134 霧が出てきた… 何やってんだよ もう! 201 00:10:34,201 --> 00:10:37,137 (遠藤) あっ お構いなく。 続けてください。 202 00:10:37,204 --> 00:10:39,139 (川相) はい。 203 00:10:39,206 --> 00:10:41,141 (川相の舌打ち) 204 00:10:41,208 --> 00:10:45,145 小林君ね 加藤先生の言うとおりだ。 205 00:10:45,212 --> 00:10:48,148 君にできることは 何もない。 206 00:10:48,215 --> 00:10:50,150 できることがあるとするならば→ 207 00:10:50,217 --> 00:10:53,153 加藤先生のおっしゃることを 受け入れて→ 208 00:10:53,220 --> 00:10:57,157 何事もなかったということを 前提の上で 日々を過ごしていく。 209 00:10:57,224 --> 00:11:00,160 (川相) それが 君のためだろう。 (樹) 僕のため? 210 00:11:00,227 --> 00:11:03,096 (亀高) いや さすがに 何事もなかったというわけには…。 211 00:11:03,163 --> 00:11:06,099 事を公にして いいことなんて 一つもないですから。 212 00:11:06,166 --> 00:11:09,102 (遠藤) 加藤先生に辞めてもらう ってことですか? 213 00:11:09,169 --> 00:11:12,105 (川相) まあ それも 選択肢の一つとしては→ 214 00:11:12,172 --> 00:11:14,107 あるかもしれませんよね。 215 00:11:14,174 --> 00:11:16,109 (遠藤) 子供ができたら辞めなきゃいけない ルールなんですか? 216 00:11:16,176 --> 00:11:18,111 (川相) いや 厳密に ルールは ないけれども→ 217 00:11:18,178 --> 00:11:21,114 生徒と恋愛関係に陥った ってことは 事実なわけだし→ 218 00:11:21,181 --> 00:11:24,117 それに対して 何らかのペナルティーが あってしかるべきでしょう。 219 00:11:24,184 --> 00:11:27,120 (遠藤) いわゆる 一般常識ってやつですか。 220 00:11:27,187 --> 00:11:29,122 そうですよ。 221 00:11:29,189 --> 00:11:31,124 (遠藤) 妊娠した女性を 職場から追い出すことが→ 222 00:11:31,191 --> 00:11:33,126 一般常識なんですか? 223 00:11:33,193 --> 00:11:37,130 それって いわゆる マタニティハラスメント ってやつじゃないですか。 224 00:11:37,197 --> 00:11:40,133 今の常識からは 懸け離れてると思うんですけど→ 225 00:11:40,200 --> 00:11:44,137 その辺 小林君は どう思いますか? 226 00:11:44,204 --> 00:11:46,139 (樹) 僕は→ 227 00:11:46,206 --> 00:11:50,143 今の僕にできることを 全力でします。 228 00:11:50,210 --> 00:11:53,213 (川相) 小林君 何か 厄介なこと 考えてるんじゃないだろうね? 229 00:11:55,215 --> 00:11:58,151 ご心配なく。 ルールは 守ります。 230 00:11:58,218 --> 00:12:01,088 (戸の閉まる音) (川相) ちょっと 小林君! 231 00:12:01,154 --> 00:12:04,091 亀高先生 小林君が 面倒なことを起こさないように→ 232 00:12:04,157 --> 00:12:06,093 しっかりと 見張っておいてくださいよ。 233 00:12:06,159 --> 00:12:11,098 \(赤ん坊の泣き声) 234 00:12:11,164 --> 00:12:13,166 もう生まれたの? 235 00:12:16,169 --> 00:12:20,107 (亀高) 小林君 この子は? 236 00:12:20,173 --> 00:12:22,109 弟です。 気になさらず。 237 00:12:22,175 --> 00:12:25,112 (亀高) いや あの…。 238 00:12:25,178 --> 00:12:27,114 (樹) ルール違反ですか?→ 239 00:12:27,180 --> 00:12:29,116 校則には 赤ちゃんを 連れてきてはいけないという→ 240 00:12:29,182 --> 00:12:32,119 項目は ありませんけど。 (亀高) うん あの…。 241 00:12:32,185 --> 00:12:36,123 (樹) 電車の中で 赤ちゃんが泣いてるのを→ 242 00:12:36,189 --> 00:12:39,126 うるさいぞって怒鳴りつける人 いるじゃないですか。 243 00:12:39,192 --> 00:12:43,130 あれって 一般常識として どう思いますか? 244 00:12:43,196 --> 00:12:47,134 (亀高) よくない… ですね。 245 00:12:47,200 --> 00:12:49,202 そうですよね。 246 00:12:52,205 --> 00:12:55,208 どうぞ 授業 続けてください。 247 00:12:59,212 --> 00:13:01,081 (亀高) もう やだ! 248 00:13:01,148 --> 00:13:04,084 (早坂) うん。 まあ 確かに→ 249 00:13:04,151 --> 00:13:06,086 赤ちゃんを連れてきちゃ駄目って ルールは ないよね。 250 00:13:06,153 --> 00:13:09,089 いやいや それにしたって問題だろ。 251 00:13:09,156 --> 00:13:11,091 でも よそから→ 252 00:13:11,158 --> 00:13:13,093 赤ちゃん 引っ張ってきた ってわけでもないですし→ 253 00:13:13,160 --> 00:13:15,095 小林君の弟なんですよね? 254 00:13:15,162 --> 00:13:18,098 (亀高) 普段は 保育園に預けてから 学校に来てるらしいんですけど→ 255 00:13:18,165 --> 00:13:20,100 今日は そのまま来たって。 256 00:13:20,167 --> 00:13:25,105 (遠藤) 小林君なりに 子供を背負う覚悟を 示してるんでしょうね。 257 00:13:25,172 --> 00:13:28,108 (亀高) そういうことじゃないんだよね~。 258 00:13:28,175 --> 00:13:32,112 (小畑) でも 私 見てたんですけど 悪いことばっかりじゃなくて。 259 00:13:32,179 --> 00:13:34,181 (亀高) えっ? 260 00:13:38,185 --> 00:13:40,120 (朋也)《おい!》 261 00:13:40,187 --> 00:13:43,123 《割り込むなよ》 (御手洗)《譲ってくれたんだよな》 262 00:13:43,190 --> 00:13:45,125 《下品なやつだな》 《んだと!?》 263 00:13:45,192 --> 00:13:47,794 \(小畑)《コラ! 何してんの?》 264 00:13:47,861 --> 00:13:49,462 (御手洗)《こいつが いちゃもん つけてきて》 265 00:13:49,529 --> 00:13:52,132 《はぁ?》 《やめなさい》 266 00:13:52,199 --> 00:13:54,201 《んっ?》 267 00:13:56,203 --> 00:14:01,074 (赤ん坊の泣き声) 268 00:14:01,141 --> 00:14:05,078 (早坂) なるほど。 確かに それは そうなるかもしれないな。 269 00:14:05,145 --> 00:14:07,080 (中村) だからって よしと するわけにはいかないだろう。 270 00:14:07,147 --> 00:14:09,082 でも 校則には…。 (中村) 暗黙のルールというか→ 271 00:14:09,149 --> 00:14:11,084 そういうもんだって あるだろう。 272 00:14:11,151 --> 00:14:13,086 (遠藤) それって 今 皆さんが 一緒に ご飯 食べてる みたいな→ 273 00:14:13,153 --> 00:14:15,088 そういうのですよね? (中村) えっ? 274 00:14:15,155 --> 00:14:17,090 (遠藤) いつの間にか 当たり前になってるから→ 275 00:14:17,157 --> 00:14:19,092 無理して 続けてるだけのことでしょう? 276 00:14:19,159 --> 00:14:21,094 そこに 強制力は ないんじゃないかなぁ。 277 00:14:21,161 --> 00:14:24,097 いや 無理は 別に… ねえ。 278 00:14:24,164 --> 00:14:28,101 (遠藤) 皆さんだって 居心地は 悪いけど→ 279 00:14:28,168 --> 00:14:31,104 調和の取れた空間から はみ出したくないから→ 280 00:14:31,171 --> 00:14:33,106 無理して 一緒に食べてるわけでしょ? 281 00:14:33,173 --> 00:14:35,108 (小畑) そうです。 私も→ 282 00:14:35,175 --> 00:14:37,110 何で ご飯 一緒に食べなきゃ いけないんだろうって思ってるし→ 283 00:14:37,177 --> 00:14:39,112 できれば やめたいですけど→ 284 00:14:39,179 --> 00:14:42,115 悪目立ちするのが嫌だから 従ってるだけで。 285 00:14:42,182 --> 00:14:45,118 (亀高) えっ 小畑先生 そ… そうなんですか? 286 00:14:45,185 --> 00:14:47,120 だって お昼なんか 適当に済ませたいときだって→ 287 00:14:47,187 --> 00:14:50,123 あるじゃないですか。 でも 適当なもの ここに出したら→ 288 00:14:50,190 --> 00:14:52,125 皆さん 必要以上に 「体調 悪いの?」とか→ 289 00:14:52,192 --> 00:14:56,129 「今月は 財布がピンチなの?」 とかいうウザ絡みしてくるでしょ。 290 00:14:56,196 --> 00:14:59,132 あれが もう… もう嫌なんです。 291 00:14:59,199 --> 00:15:01,067 だから 無理して ちゃんとしたお弁当 作ってたの? 292 00:15:01,134 --> 00:15:03,069 作ってないですよ。 293 00:15:03,136 --> 00:15:07,073 スーパーのお総菜 詰め込んで 作ってたふうにしてただけです。 294 00:15:07,140 --> 00:15:09,075 (亀高) いや でも→ 295 00:15:09,142 --> 00:15:12,078 みんなで 一緒に ご飯を 食べることは 大切なことだし…。 296 00:15:12,145 --> 00:15:14,080 (中村) そうだよ。 調和の中に身を置くことだって→ 297 00:15:14,147 --> 00:15:16,082 大切なことなんだから。 298 00:15:16,149 --> 00:15:19,085 (遠藤) 僕って カッコイイじゃないですか。 (中村) 何だよ 突然。 299 00:15:19,152 --> 00:15:23,089 (遠藤) あっ いや 昔から まったく そんなつもりはないのに→ 300 00:15:23,156 --> 00:15:26,092 調子に乗ってるとか 生意気だとか 言われるんですけど→ 301 00:15:26,159 --> 00:15:29,095 それって 僕の顔が 皆さんよりも→ 302 00:15:29,162 --> 00:15:32,098 少しだけ カッコイイ方向に はみ出してるからですよね。 303 00:15:32,165 --> 00:15:34,100 あ… あまり 気持ちのいい発言ではないね。 304 00:15:34,167 --> 00:15:38,104 (遠藤) でも そういうことでしょう? 考えてみてください。 305 00:15:38,171 --> 00:15:40,106 皆さんが 質素なお昼ご飯を食べてる中→ 306 00:15:40,173 --> 00:15:43,109 たまたま 僕が ウナギを食べていた。 307 00:15:43,176 --> 00:15:46,112 僕としては 調和の中に いるつもりなんですけど→ 308 00:15:46,179 --> 00:15:49,115 勝手に はみ出し者にされるわけですよ。 309 00:15:49,182 --> 00:15:51,117 しょうがないじゃないですか。 310 00:15:51,184 --> 00:15:53,119 普通にしてても ウナギなんだもん。 (一同) うわっ! 311 00:15:53,186 --> 00:15:55,121 (遠藤) 皆さんのことを 見下してるつもりなんか→ 312 00:15:55,188 --> 00:15:58,124 まったくないのに そっちが勝手に モヤモヤしてるだけのことなんです。 313 00:15:58,191 --> 00:15:59,793 (中村・藤嶋) うわっ! 314 00:15:59,859 --> 00:16:01,728 (亀高) ねえ 魚 触れないんじゃなかったの? 315 00:16:01,795 --> 00:16:05,065 (遠藤) 川魚なら 大丈夫なんです。 (亀高) いや 小林君の話をしましょう。 316 00:16:05,131 --> 00:16:07,067 (遠藤) だから そういう意味では→ 317 00:16:07,133 --> 00:16:09,069 小林君も加藤先生も 地味な感じだし→ 318 00:16:09,135 --> 00:16:11,071 見た目も 世間から はみ出してるわけでもないし→ 319 00:16:11,137 --> 00:16:13,073 調和が大好きな 皆さんにとっては→ 320 00:16:13,139 --> 00:16:15,075 だったら いいかと 口から出ちゃうような雰囲気の→ 321 00:16:15,141 --> 00:16:18,078 2人じゃないですか。 応援してあげましょうよ。 322 00:16:18,144 --> 00:16:22,082 (早坂) いや まあ 誰が 誰を好きになるのも自由だし→ 323 00:16:22,148 --> 00:16:25,085 それを否定するのも おかしいとは思うけど。 324 00:16:25,151 --> 00:16:27,087 (遠藤) そうですよね。 >> でもさ→ 325 00:16:27,153 --> 00:16:30,090 好きっていう感情だけで 進んでいくのは→ 326 00:16:30,156 --> 00:16:32,092 大人になればなるほど 難しいものじゃない? 327 00:16:32,158 --> 00:16:33,760 (遠藤) う~ん…。 328 00:16:33,827 --> 00:16:37,097 (藤嶋) 遠藤先生は まだ子供だから 分からないんじゃない? う~っ! 329 00:16:37,163 --> 00:16:41,101 (遠藤) うん そうですね。 よく分かりませんが→ 330 00:16:41,167 --> 00:16:43,103 大人や子供である前に→ 331 00:16:43,169 --> 00:16:46,172 僕は 人でありたいと 思っちゃいますけどね。 332 00:16:48,174 --> 00:16:50,110 (川相) おい! もう 学校中の噂になってるよ。 333 00:16:50,176 --> 00:16:52,112 もう 理事長にバレたら どうすんの! 334 00:16:52,178 --> 00:16:56,116 (亀高) あっ いや…。 >> 何よりも 事態の収拾が先決。 335 00:16:56,182 --> 00:17:00,120 小林君と その周辺は 亀高先生と 遠藤先生で対応するように。 336 00:17:00,186 --> 00:17:02,055 とにかく 穏便に対応するように。→ 337 00:17:02,122 --> 00:17:05,058 穏便に。 穏便に。 いいですね?→ 338 00:17:05,125 --> 00:17:08,061 んっ? 339 00:17:08,128 --> 00:17:11,264 ギャーッ! 340 00:17:17,237 --> 00:17:21,174 (遠藤) 加藤先生のおなかの中にいるのは 小林君の子供です。 341 00:17:21,241 --> 00:17:23,176 (亀高) ちょっ… 遠藤先生。 342 00:17:23,243 --> 00:17:25,178 (遠藤) 嘘をついたって しょうがないじゃないですか。 343 00:17:25,245 --> 00:17:27,180 ここで嘘をついたら→ 344 00:17:27,247 --> 00:17:29,182 この先 何を言っても 信用されなくなっちゃいますよ。 345 00:17:29,249 --> 00:17:32,185 (亀高) いや でも…。 (遠藤) それに みんなを見てください。 346 00:17:32,252 --> 00:17:35,188 そりゃそうでしょう って顔してます。 347 00:17:35,255 --> 00:17:37,190 小林君は 結婚したいと思っていますが→ 348 00:17:37,257 --> 00:17:39,192 加藤先生が それを許してくれない状況です。 349 00:17:39,259 --> 00:17:42,195 (亀高) ねえ 何でなの? (遠藤) 僕としては→ 350 00:17:42,262 --> 00:17:44,197 応援したい気持ちで いっぱいなんですけど→ 351 00:17:44,264 --> 00:17:47,200 色々と事情があって それは 難しいみたいです。 352 00:17:47,267 --> 00:17:48,868 (落ちる音) (美子) あっ。 353 00:17:48,935 --> 00:17:52,205 (今日子) えっ 遠藤先生は 教師と 生徒の恋愛に賛成なんですか? 354 00:17:52,272 --> 00:17:55,208 (遠藤) そういうことも 普通に あるだろうなって思いません? 355 00:17:55,275 --> 00:17:58,211 (綿音) っていうことは 先生は 私たちのことを→ 356 00:17:58,278 --> 00:18:01,214 そういう目で見てるってこと? (舞) 何か キモいんだけど。 357 00:18:01,281 --> 00:18:03,216 (遠藤) あっ 大丈夫です。 まったく見てません。 358 00:18:03,283 --> 00:18:06,219 厳密に言うと そういう目で見たいんですけど→ 359 00:18:06,286 --> 00:18:08,221 君たちが そこに届いてくれません。 360 00:18:08,288 --> 00:18:10,223 (舞) 何それ? ひどいんだけど。 361 00:18:10,290 --> 00:18:12,225 こっちから お断りなんですけど。 362 00:18:12,292 --> 00:18:15,228 (遠藤) そうなんですか? だったら 結果オーライですね。 363 00:18:15,295 --> 00:18:17,230 (由希) いや そういう目で見たい って思ってること自体が→ 364 00:18:17,297 --> 00:18:19,232 問題なんですよ。 365 00:18:19,299 --> 00:18:21,234 (遠藤) でも 好きな人がいたら→ 366 00:18:21,301 --> 00:18:24,237 学校に通うのも 楽しくなるじゃないですか。 367 00:18:24,304 --> 00:18:26,239 それは 皆さんだって そうでしょう? 368 00:18:26,306 --> 00:18:29,242 だから 誰かを好きになれたら いいだろうなとは→ 369 00:18:29,309 --> 00:18:31,244 常に思ってますよ。 370 00:18:31,311 --> 00:18:34,247 (綿音) じゃあ 今現在 好きな人って いるんですか? 371 00:18:34,314 --> 00:18:36,316 (遠藤) う~ん…。 372 00:18:40,320 --> 00:18:48,261 (生徒たちのざわめき) 373 00:18:48,328 --> 00:18:50,263 (遠藤) どうでしょう。 374 00:18:50,330 --> 00:18:52,265 (生徒たちのはしゃぐ声) 375 00:18:52,332 --> 00:18:55,268 (舞) 何? 今の。 (綿音) 完全にロックオンしたよね。 376 00:18:55,335 --> 00:19:00,273 (由希) 亀高先生は 遠藤先生のこと どう思ってるんですか? 377 00:19:00,340 --> 00:19:04,210 (亀高) いやいや… そもそも 論点が ずれてるから。 378 00:19:04,277 --> 00:19:06,212 (生徒たちのはしゃぐ声) 379 00:19:06,279 --> 00:19:08,214 (舞) 亀ちゃん 照れてる。 (由希) おめでとう。 380 00:19:08,281 --> 00:19:11,217 (亀高) 落ち着いて! 静かにして! \顔 赤いよ! 381 00:19:11,284 --> 00:19:16,222 (遠藤) あなたたちは 誰が誰を好きだ という話が好きなんですね。 382 00:19:16,289 --> 00:19:19,225 (由希) いや だって… ねえ。 (愛佳) ねえ。 383 00:19:19,292 --> 00:19:21,227 (遠藤) みんな 笑顔になってますよ。 384 00:19:21,294 --> 00:19:23,229 つまりは そういうことですもんね。 385 00:19:23,296 --> 00:19:25,231 どういうこと? 386 00:19:25,298 --> 00:19:27,233 (遠藤) 人が人を好きになる ということが→ 387 00:19:27,300 --> 00:19:31,237 あなたたちを 無条件で 笑顔にさせる出来事なわけですよ。 388 00:19:31,304 --> 00:19:34,240 それは つまり 人を好きになるということが→ 389 00:19:34,307 --> 00:19:37,243 うれしかったり 楽しかったりする っていうことを→ 390 00:19:37,310 --> 00:19:40,246 みんなが知ってるからでしょう? 391 00:19:40,313 --> 00:19:45,251 だから 僕は 好き同士の2人には→ 392 00:19:45,318 --> 00:19:48,254 笑っていてほしいなと 思っちゃいますけどね。 393 00:19:48,321 --> 00:19:51,257 (葵) 私は そうは思いません。 (遠藤) えっ? 394 00:19:51,324 --> 00:19:55,261 当人同士の気持ちが どうであれ 世間の中で生きているなら→ 395 00:19:55,328 --> 00:19:58,264 そこを踏まえた行動を するべきで→ 396 00:19:58,331 --> 00:20:02,201 自分たちだけが よければいい という考えには 賛同できません。 397 00:20:02,268 --> 00:20:05,204 (葵) 加藤先生も おんなじ気持ちだから→ 398 00:20:05,271 --> 00:20:07,207 小林君を 受け入れないんじゃないですか? 399 00:20:07,273 --> 00:20:09,208 いや だけど…。 (葵) えっ? 400 00:20:09,275 --> 00:20:12,211 いや 何か 個人的には→ 401 00:20:12,278 --> 00:20:15,214 小林君に頑張ってほしい気持ちは あります。 402 00:20:15,281 --> 00:20:17,217 (翼) 何か そうだよな。 (凛空) ここで引いたら→ 403 00:20:17,283 --> 00:20:19,218 男として どうなのって感じは あるよな。 404 00:20:19,285 --> 00:20:23,222 それさ 自分ごととして考えてる? (凛空) えっ? 405 00:20:23,289 --> 00:20:27,226 妊娠ってさ 男からしてみたら ファンタジーかもしれないけど→ 406 00:20:27,293 --> 00:20:30,229 女からしてみたら 普通に ノンフィクションだから。 407 00:20:30,296 --> 00:20:33,232 (みずき) しょうがないよ。 男は ロマンチストで 女は リアリストだもん。 408 00:20:33,299 --> 00:20:35,234 (机をたたく音) (茂) 小林。 409 00:20:35,301 --> 00:20:37,236 こいつらの言うことなんか ひっくり返してやれよ。 410 00:20:37,303 --> 00:20:39,238 男 見せてやれよ。 お前が 本気だってことは→ 411 00:20:39,305 --> 00:20:41,240 俺が 一番 分かってる。 412 00:20:41,307 --> 00:20:46,246 世界中が 2人の敵になって みんなから非難されても→ 413 00:20:46,312 --> 00:20:48,247 お前だけは 加藤先生を守り抜いて→ 414 00:20:48,314 --> 00:20:50,249 幸せにすることができるって 信じてるよ。 415 00:20:50,316 --> 00:20:52,251 あのさ…。→ 416 00:20:52,318 --> 00:20:55,255 世界中から非難されてる時点で 幸せにはなれないんだよ。 417 00:20:55,321 --> 00:20:57,256 えっ? 418 00:20:57,323 --> 00:21:00,259 (由希) ホント 何で そんなことが 分かんないんだろう。 419 00:21:00,326 --> 00:21:02,195 (愛佳) 女の立場から言えばさ→ 420 00:21:02,261 --> 00:21:04,197 世界中の敵から 守ってもらう前に→ 421 00:21:04,263 --> 00:21:08,201 まずは 世界中を 敵にしないでほしいんだけど。 422 00:21:08,267 --> 00:21:10,203 OK。 (愛佳)「OK」じゃねえよ。 座れよ。 423 00:21:10,269 --> 00:21:12,271 「座れよ」? 424 00:21:16,275 --> 00:21:20,213 もし… もし 遠藤先生が 付き合ってる彼女から→ 425 00:21:20,279 --> 00:21:23,216 妊娠したって言われたら どうします? 426 00:21:23,282 --> 00:21:25,218 (遠藤) そうですねぇ。 427 00:21:25,284 --> 00:21:28,221 まずは やった~! って言うかな。 >> えっ? 428 00:21:28,287 --> 00:21:30,223 (遠藤) だって うれしいことじゃないですか。 429 00:21:30,289 --> 00:21:32,225 (凛空) まあ それは そうかもしんないけどさ。 430 00:21:32,291 --> 00:21:35,228 (みう) がっかりされるより よっぽどマシだよねぇ。 431 00:21:35,294 --> 00:21:37,230 (翼) 経済的に自立できてたら あれだけど…。 432 00:21:37,296 --> 00:21:41,234 (大輝) それもないのに喜ぶ方が 無責任な感じは するよね。 433 00:21:41,300 --> 00:21:43,236 (葵) 子供ができて 喜べないんだったら→ 434 00:21:43,303 --> 00:21:45,238 そういうこと するべきじゃないだろ。 435 00:21:45,304 --> 00:21:47,240 (みう) 責任で言えば まずは そこだよね。 436 00:21:47,306 --> 00:21:49,242 (彩美) 本当に そう!→ 437 00:21:49,308 --> 00:21:51,244 都合のいいときだけ 責任 持ち出してさ! 438 00:21:51,310 --> 00:21:55,248 (涼介) 責任とか経済力とかさ 小林君の気持ち 考えなよ。 439 00:21:55,314 --> 00:21:58,251 (彩美) えっ 気持ちとか それよりさ まずさ…。 440 00:21:58,317 --> 00:22:00,253 (赤ん坊の泣き声) 441 00:22:00,319 --> 00:22:04,190 (靖子) あんたは… 何 考えてんの。 ホントに恥ずかしい。 442 00:22:04,257 --> 00:22:07,193 (亀高) お母さん。 >> 恥ずかしいことなんかしてないよ。 443 00:22:07,260 --> 00:22:09,195 何が恥ずかしいんだよ。 444 00:22:09,262 --> 00:22:12,198 世間に顔向けできないようなこと してるでしょうが! 445 00:22:12,265 --> 00:22:14,200 (雄二) 樹には 樹なりの考えも あるだろうし。 446 00:22:14,267 --> 00:22:17,203 ねっ 話 聞いてやろう。 447 00:22:17,270 --> 00:22:19,205 (遠藤) あれっ? あの写真。 448 00:22:19,272 --> 00:22:21,207 写真家の 近藤 尚良が 撮ったやつですよね。 449 00:22:21,274 --> 00:22:24,210 (靖子) えっ? (亀高) 遠藤先生 遠藤先生。 450 00:22:24,277 --> 00:22:28,214 (遠藤) これ コピーじゃなくて 本物ですよね? えっ すごい! 451 00:22:28,281 --> 00:22:30,216 (亀高) 遠藤先生 今 それどころじゃ…。 (遠藤) いや だって→ 452 00:22:30,283 --> 00:22:32,218 かなり昔の作品だけど 今でも根強いファンがいる→ 453 00:22:32,285 --> 00:22:35,221 有名な写真ですよ。 (亀高) そうなんですか? 454 00:22:35,288 --> 00:22:39,292 (遠藤) ちょっと待って! 何で ここにあるんですか? 455 00:22:42,295 --> 00:22:46,232 (遠藤) えっ 何? 何か まずいこと言いました? 456 00:22:46,299 --> 00:22:49,235 近藤 尚良は この子の父親です。 457 00:22:49,302 --> 00:22:52,238 (遠藤) えっ? 458 00:22:52,305 --> 00:22:54,240 えっ? (靖子) この子が3歳のときに→ 459 00:22:54,307 --> 00:22:58,244 死別して この人と再婚したんです。 460 00:22:58,311 --> 00:23:01,180 (遠藤) あっ じゃあ この写真のこれ→ 461 00:23:01,247 --> 00:23:03,182 お母さんの若いころですか? 462 00:23:03,249 --> 00:23:08,187 すごい。 昔は 奇麗だったんですね。 463 00:23:08,254 --> 00:23:11,190 この作品を最後に 引退を表明されましたけど→ 464 00:23:11,257 --> 00:23:13,192 あれは なぜなんですか? 465 00:23:13,259 --> 00:23:15,194 (亀高) 遠藤先生! (遠藤) いや だって→ 466 00:23:15,261 --> 00:23:17,196 これが発表された当時→ 467 00:23:17,263 --> 00:23:19,198 評論家と写真マニアの間で 絶賛されて→ 468 00:23:19,265 --> 00:23:21,200 これからだってときに ぷっつりと。 469 00:23:21,267 --> 00:23:24,203 この子が生まれたので。 470 00:23:24,270 --> 00:23:26,205 (遠藤) えっ? 471 00:23:26,272 --> 00:23:29,208 (靖子) カメラマンじゃ 食べていけませんでしたから。 472 00:23:29,275 --> 00:23:32,211 (遠藤) あ~ そうですか。 473 00:23:32,278 --> 00:23:34,280 ハハッ 失礼しました。 474 00:23:36,282 --> 00:23:41,220 あんた どうするつもりなの? 475 00:23:41,287 --> 00:23:43,222 責任は 取るつもりだよ。 476 00:23:43,289 --> 00:23:45,224 どうやって? 477 00:23:45,291 --> 00:23:50,229 子供が大人相手に どうやって 責任 取るつもりなの? 478 00:23:50,296 --> 00:23:55,234 ハァ…。 それがね もう 子供の浅はかな考えなんだよ。 479 00:23:55,301 --> 00:23:57,236 どうして分かってくんないんだよ! \(赤ん坊の泣き声) 480 00:23:57,303 --> 00:23:59,238 俺は 真剣に加藤先生の…。 (靖子) 今まで自分だけの力で→ 481 00:23:59,305 --> 00:24:02,175 生きてきたの? 違うでしょう?→ 482 00:24:02,241 --> 00:24:04,177 生きてきたんじゃない。 生かされてきたの。 483 00:24:04,243 --> 00:24:06,179 (雄二) 靖子。 (靖子) だって そうでしょ。→ 484 00:24:06,245 --> 00:24:09,182 今まで生きるために 必死になったこともない人間が→ 485 00:24:09,248 --> 00:24:13,186 どうして 責任なんて言葉 口にできるの!?→ 486 00:24:13,252 --> 00:24:17,190 自分だけの力で 何かできると思えるの!?→ 487 00:24:17,256 --> 00:24:20,193 誰にも頼らず 学校 辞めて 働く?→ 488 00:24:20,259 --> 00:24:23,196 それが どんな大変なことか 分かるの?→ 489 00:24:23,262 --> 00:24:25,198 やりたいことしか やってこなかった人間が→ 490 00:24:25,264 --> 00:24:29,202 やりたくないことしかない世界で どうやって生きてくの!? 491 00:24:29,268 --> 00:24:32,271 親父も そうだっただろ! 492 00:24:34,273 --> 00:24:36,275 (雄二) 樹。 493 00:24:39,111 --> 00:24:42,114 {\an8}(樹) 写真家として これからだ っていうときに 僕が生まれて→ 494 00:24:42,181 --> 00:24:45,117 何もかも 台無しになったんだから。 495 00:24:45,184 --> 00:24:48,120 父親にとって 僕は→ 496 00:24:48,187 --> 00:24:51,123 邪魔な存在だったってわけですね。 497 00:24:51,190 --> 00:24:53,125 (亀高) 写真家として成功するよりも→ 498 00:24:53,192 --> 00:24:58,130 あなたたちを幸せにすることを 選んだんじゃないかな。 499 00:24:58,197 --> 00:25:00,132 (樹) 僕の記憶では→ 500 00:25:00,199 --> 00:25:05,204 父親は いつも疲れていて いつも暗い表情でしたよ。 501 00:25:10,209 --> 00:25:15,147 (樹) 今の自分が どんなに 理想を押し通そうとしても→ 502 00:25:15,214 --> 00:25:19,151 それが かなわないことは 分かってます。 503 00:25:19,218 --> 00:25:21,153 分かってるんですよ。 504 00:25:21,220 --> 00:25:25,157 僕だって そこまで子供じゃない。→ 505 00:25:25,224 --> 00:25:27,159 だけど 自分には→ 506 00:25:27,226 --> 00:25:30,162 彼女と生きていきたい という理想があって→ 507 00:25:30,229 --> 00:25:32,098 それを見ないふりして 生きていけるほど→ 508 00:25:32,164 --> 00:25:34,166 大人でもないんです。 509 00:25:36,168 --> 00:25:40,106 (早坂) そっか。 何か 小林君 かわいそうだな。 510 00:25:40,172 --> 00:25:43,109 (藤嶋) いや でも 仕方のないことでしょう。 511 00:25:43,175 --> 00:25:47,113 (中村) さっき 小林君の母親から 学校に電話があって…。 512 00:25:47,179 --> 00:25:48,781 (亀高) えっ? 513 00:25:48,848 --> 00:25:52,118 加藤先生を辞めさせないと 淫行条例違反で訴えるって。 514 00:25:52,184 --> 00:25:55,121 (藤嶋) まあ 常識的に考えれば→ 515 00:25:55,187 --> 00:25:58,124 責められるべきは 加藤先生ってことになりますよね。 516 00:25:58,190 --> 00:26:02,194 (中村) まあ 退職するしかないだろうな。 517 00:26:10,202 --> 00:26:14,140 (佑太) 森戸たちさ 小林と仲良かったじゃん。→ 518 00:26:14,206 --> 00:26:16,142 何も聞いてなかったの? 519 00:26:16,208 --> 00:26:20,146 あいつ ちょっと前から 1人で本読むこと多くなって→ 520 00:26:20,212 --> 00:26:22,148 あんまり しゃべらなくなってたからさ。 521 00:26:22,214 --> 00:26:27,153 (太郎) あれさ きっと…。 (涼介) うん。 そうだよな。 522 00:26:27,219 --> 00:26:30,156 えっ? (朋也) ついうっかりでも→ 523 00:26:30,222 --> 00:26:33,159 加藤先生とのこと しゃべっちゃいけないと思って→ 524 00:26:33,225 --> 00:26:35,161 俺たちとの距離 取るようにしてたんだろうね。 525 00:26:35,227 --> 00:26:38,230 (太郎) 何で 分かって あげられなかったんだろうな。 526 00:26:40,232 --> 00:26:43,169 (加藤) 突然 お邪魔して 申し訳ありません。 527 00:26:43,235 --> 00:26:45,237 (亀高) いえ 座ってください。 528 00:26:52,244 --> 00:26:55,181 (亀高) あの あの…。 529 00:26:55,247 --> 00:26:58,250 1つ お聞きしたいことが。 >> はい。 530 00:27:06,258 --> 00:27:10,196 (亀高) 加藤先生ほど聡明な方が→ 531 00:27:10,262 --> 00:27:13,265 どうして その…。 532 00:27:15,267 --> 00:27:17,203 彼に告白されて…。 533 00:27:17,269 --> 00:27:20,206 でも 私は 大人だし 真に受けちゃいけないと→ 534 00:27:20,272 --> 00:27:23,209 それこそ 自分を律して→ 535 00:27:23,275 --> 00:27:27,213 色々な理由をつけて 断っていたんです。 536 00:27:27,279 --> 00:27:29,215 (加藤) 《からかうのは やめなさい》 537 00:27:29,281 --> 00:27:32,151 (樹)《からかってないです。 先生は すてきだ》→ 538 00:27:32,218 --> 00:27:34,153 《僕のクレオパトラだ》 (加藤)《あのね→ 539 00:27:34,220 --> 00:27:39,158 クレオパトラと私は 決して重ならない存在なの》 540 00:27:39,225 --> 00:27:41,160 《そんなことないです》 541 00:27:41,227 --> 00:27:43,162 《先生は ただひたすらに美しい》 542 00:27:43,229 --> 00:27:46,165 《いや そもそも 私 おばさんだし》 543 00:27:46,232 --> 00:27:49,168 《「そもそも」じゃありません》 544 00:27:49,235 --> 00:27:53,172 《たまたま好きになった人が 今 おばさんだっただけで→ 545 00:27:53,239 --> 00:27:56,242 僕からしてみれば 何の問題もありません》 546 00:28:01,247 --> 00:28:04,183 《あなたね 知らないだけなの》 547 00:28:04,250 --> 00:28:08,187 《色々と見えてないだけ》 548 00:28:08,254 --> 00:28:12,191 《だから もう… 言っちゃうけど→ 549 00:28:12,258 --> 00:28:15,194 下っ腹のお肉が ベルトの上に のっちゃうの》 550 00:28:15,261 --> 00:28:19,198 《だらしないの塊が ここにあって》→ 551 00:28:19,265 --> 00:28:23,202 《つまりね だらしなくて 情けなくて がっかりする部分が→ 552 00:28:23,269 --> 00:28:27,206 私には あるの。 ねっ》 553 00:28:27,273 --> 00:28:30,209 《「下っ腹のお肉」?》 《そう》 554 00:28:30,276 --> 00:28:34,146 《でも それは チャーミングを ためる袋じゃないですか》 555 00:28:34,213 --> 00:28:36,215 《えっ?》 556 00:28:39,218 --> 00:28:42,221 (亀高) えっ? それが きっかけ? 557 00:28:50,229 --> 00:28:54,166 (靖子) 今日は いったい どういったご用件でしょうか? 558 00:28:54,233 --> 00:28:58,170 (遠藤) あの作品には 誰も見たことがない 別の構図で撮った写真がある→ 559 00:28:58,237 --> 00:29:01,173 という噂があるんですけど それは ご存じですか? 560 00:29:01,240 --> 00:29:05,177 (靖子) えっ? (遠藤) あっ ちょちょ…。 561 00:29:05,244 --> 00:29:07,179 あれです。 あの写真の。 562 00:29:07,246 --> 00:29:10,182 いいかげんにしてください! 何のつもりなんですか。 563 00:29:10,249 --> 00:29:13,185 (遠藤) もし あるのであれば 見てみたいなと思いまして。 564 00:29:13,252 --> 00:29:16,188 (雄二) なぜですか? ただの興味本位ですか? 565 00:29:16,255 --> 00:29:20,192 (遠藤) まあ それもそうなんですけど→ 566 00:29:20,259 --> 00:29:22,261 もしかしたらと思って。 567 00:29:24,263 --> 00:29:29,201 (加藤) 世間的に許されることでは ないってことは 分かってますし→ 568 00:29:29,268 --> 00:29:33,139 それに あらがうほど 若くないってことも自覚してます。 569 00:29:33,205 --> 00:29:38,144 だけど どうしよう どうしよう って思いながらだけど→ 570 00:29:38,210 --> 00:29:41,147 どうしても止まらなかったんです。 571 00:29:41,213 --> 00:29:45,151 (亀高) 人には見せられない大好物 ってことですよね。 572 00:29:45,217 --> 00:29:47,153 >> えっ? (亀高) 分かります。 573 00:29:47,219 --> 00:29:50,222 私も そういうの ありますから。 574 00:29:52,224 --> 00:29:55,161 違いますよ。 あの そういう… そういうのじゃなくて。 575 00:29:55,227 --> 00:29:58,164 ひゃ~っ! 576 00:29:58,230 --> 00:30:00,166 亀高先生。 577 00:30:00,232 --> 00:30:04,170 私 退職します。 578 00:30:04,236 --> 00:30:06,172 (亀高) 加藤先生。 579 00:30:06,238 --> 00:30:11,177 小林君のお母さまからしたら 当然のお怒りだと思いますし→ 580 00:30:11,243 --> 00:30:14,180 小林君のためにも→ 581 00:30:14,246 --> 00:30:18,184 もっと早く 決断するべきだったんです。 582 00:30:18,250 --> 00:30:22,188 いや… 自分のためかな。 583 00:30:22,254 --> 00:30:24,190 (亀高) えっ? 584 00:30:24,256 --> 00:30:26,192 一緒にいて→ 585 00:30:26,258 --> 00:30:30,196 苦しい思いをすることが 分かってる人から→ 586 00:30:30,262 --> 00:30:32,198 逃げたいだけかもしれない。 587 00:30:47,580 --> 00:30:49,615 {\an8}(亀高)《どこ行くの? 今日は ずっと一緒にいるって→ 588 00:30:49,682 --> 00:30:53,052 約束したじゃない》 (遠藤)《そうなんですけど。 急に→ 589 00:30:53,118 --> 00:30:57,056 推しの ひぃちゃんが 卒業することになったので》 590 00:30:57,122 --> 00:30:59,058 (亀高)《待ってよ。 いつもじゃない》 591 00:30:59,124 --> 00:31:01,060 《推しと私と どっちが大事なの?》 592 00:31:01,126 --> 00:31:03,062 (遠藤)《僕と一緒にいたいなら→ 593 00:31:03,128 --> 00:31:07,066 そういう質問は しない方がいいと思います》 594 00:31:07,132 --> 00:31:10,069 (亀高)《ずるいじゃない》 595 00:31:10,135 --> 00:31:12,071 (遠藤)《趣味のためなら 女も泣かす》 596 00:31:12,137 --> 00:31:16,075 《それが どうした! 文句があるか!》 597 00:31:16,141 --> 00:31:18,077 (亀高)《あんた…》 (ドアの閉まる音) 598 00:31:18,143 --> 00:31:20,079 (亀高)《鬼…》 599 00:31:20,145 --> 00:31:23,148 (加藤) どうしました? (亀高) いえ 何でもないです。 600 00:31:25,150 --> 00:31:28,087 でも ホントに それでいいんですか? 601 00:31:28,153 --> 00:31:31,090 小林君のこと好きなんでしょう? 602 00:31:33,092 --> 00:31:37,096 世間的に許されることでは ありませんから。 603 00:31:43,102 --> 00:31:47,039 (亀高) 加藤先生自身の幸せは どうなるんですか? 604 00:31:47,106 --> 00:31:51,043 世間と向き合うことも 絶対に必要だけど→ 605 00:31:51,110 --> 00:31:54,046 世間は 世界の全てじゃないでしょう? 606 00:31:54,113 --> 00:31:56,048 加藤先生が大切にすべきは→ 607 00:31:56,115 --> 00:31:59,051 あなたを 抽象として扱う世間ではなく→ 608 00:31:59,118 --> 00:32:03,122 加藤先生自身が 存在する世界じゃないですか。 609 00:32:08,127 --> 00:32:12,064 何だか 遠藤先生に似てきましたね。 610 00:32:12,131 --> 00:32:14,066 (亀高) やめてください。 611 00:32:14,133 --> 00:32:16,068 でも もう決めたので。 612 00:32:16,135 --> 00:32:20,072 📱(バイブレーターの音) (亀高) すいません。 613 00:32:20,139 --> 00:32:25,077 📱(バイブレーターの音) 614 00:32:25,144 --> 00:32:27,079 (亀高) 何ですか? 615 00:32:27,146 --> 00:32:29,081 (遠藤) 📱ちょっと 車 出してもらえません? 616 00:32:29,148 --> 00:32:31,083 (亀高) はい? 617 00:32:34,086 --> 00:32:36,021 (遠藤) 亀高先生。 618 00:32:36,088 --> 00:32:38,023 (亀高) ねえ 何で こんなことになってるの? 619 00:32:38,090 --> 00:32:41,026 (遠藤) だって 僕 免許 持ってないし タクシー高いし→ 620 00:32:41,093 --> 00:32:43,028 この時間 電車も動いてないし。 621 00:32:43,095 --> 00:32:45,030 (樹) そもそも 何で 僕が 付き合わされてるんですか。 622 00:32:45,097 --> 00:32:48,033 (亀高) ホントですよ。 深夜に生徒を連れ出すなんて。 623 00:32:48,100 --> 00:32:50,035 (遠藤) いいじゃないですか。 624 00:32:50,102 --> 00:32:52,037 小林君は どうせ あしたも 学校 休むつもりでしょ? 625 00:32:52,104 --> 00:32:54,039 (亀高) そういうことじゃないんだよね。 626 00:32:54,106 --> 00:32:56,041 (遠藤) だって 今を逃したら→ 627 00:32:56,108 --> 00:32:59,044 ウスキツバメエダシャクも 見れなくなっちゃうんですよ。 628 00:32:59,111 --> 00:33:03,048 >> 「ウスキツバメエダシャク」 (亀高) そういう名前のガがいるの。 629 00:33:03,115 --> 00:33:05,050 (遠藤)「見たいです」って。 >> えっ? 630 00:33:05,117 --> 00:33:08,053 (遠藤)「見たいです」って言って。 >> 見たくないですよ。 631 00:33:08,120 --> 00:33:10,055 ガでしょ? 気持ち悪いじゃないですか。 632 00:33:10,122 --> 00:33:13,058 (遠藤) えっ? 奇麗なガなんですよ。 633 00:33:13,125 --> 00:33:15,060 どっから どう見ても チョウチョなんじゃないかって→ 634 00:33:15,127 --> 00:33:18,063 思うくらい奇麗なんですけどね ガなんですよ。 635 00:33:18,130 --> 00:33:23,068 何か 小林君と加藤先生を 連想させるじゃないですか。 636 00:33:23,135 --> 00:33:26,071 >> えっ? (遠藤) 見た目は 奇麗なのに→ 637 00:33:26,138 --> 00:33:28,073 世間的に ガってだけで 嫌われちゃうみたいな→ 638 00:33:28,140 --> 00:33:31,009 そういうところが。 639 00:33:31,076 --> 00:33:33,078 さあ 行きましょう。 640 00:33:40,085 --> 00:33:43,021 (遠藤) よいしょ。 あっ…。 641 00:33:43,088 --> 00:33:46,025 駄目でした。 お恥ずかしい。 642 00:33:46,091 --> 00:33:48,093 いた いた。 いた いた いた いた。 643 00:33:51,096 --> 00:33:55,100 (樹) どうでした? (遠藤) あ~ 捕れませんでした。 644 00:34:03,108 --> 00:34:06,044 ここ…。 645 00:34:06,111 --> 00:34:08,046 (亀高) んっ? 646 00:34:08,113 --> 00:34:10,049 ここって もしかして…。 647 00:34:10,115 --> 00:34:12,050 (遠藤) あっ そうなんですよ。 たまたまですけど。 648 00:34:12,117 --> 00:34:14,052 (亀高) 何がですか? 649 00:34:14,119 --> 00:34:17,055 父親が→ 650 00:34:17,122 --> 00:34:21,059 あの写真を撮影した場所。 651 00:34:21,126 --> 00:34:23,061 (亀高) えっ? 652 00:34:23,128 --> 00:34:25,063 (遠藤) たまたまですけどね。 653 00:34:25,130 --> 00:34:29,067 せっかくなので 写真でも撮りますか。 654 00:34:29,134 --> 00:34:32,070 (樹) えっ? (遠藤) あの写真→ 655 00:34:32,137 --> 00:34:36,141 ちょうど朝日が昇る時間に 撮影されてたんですよ。 656 00:34:38,143 --> 00:34:42,080 亀高先生 あそこに立って。 (亀高) えっ 何で? 何で 私が? 657 00:34:42,147 --> 00:34:44,082 (遠藤) せっかくだったら 同じ構図で 撮りたいじゃないですか。 658 00:34:44,149 --> 00:34:47,085 早く。 ここ ここ。 ここ ここ。 659 00:34:47,152 --> 00:34:49,087 (亀高) えっ? 660 00:34:49,154 --> 00:34:52,090 (遠藤) あっ そうそう…。 661 00:34:52,157 --> 00:34:54,092 いいですねぇ。 662 00:34:54,159 --> 00:34:57,096 じゃあ 小林君 亀高先生のおなかに抱き付いて。 663 00:34:57,162 --> 00:34:59,097 >> 何で? (亀高) おかしいでしょ! 664 00:34:59,164 --> 00:35:02,100 (遠藤) おかしくないですよ。 だって あれは→ 665 00:35:02,167 --> 00:35:05,103 君が お母さんのおなかの中に いたときの写真ですよ。 666 00:35:05,170 --> 00:35:06,772 えっ? 667 00:35:06,839 --> 00:35:10,108 (遠藤) 2004年の10月に 撮られたものだから そうでしょ。 668 00:35:10,175 --> 00:35:13,111 お父さんは ホントに 君のことを→ 669 00:35:13,178 --> 00:35:16,114 邪魔な存在だと 思ってたんですかね。 670 00:35:16,181 --> 00:35:18,116 自分にとって 邪魔な存在を→ 671 00:35:18,183 --> 00:35:21,186 あんなに美しく 撮影できるものかなぁ。 672 00:35:23,188 --> 00:35:26,125 はい 抱き付いて。 早く抱き付いて。 673 00:35:26,191 --> 00:35:29,127 動かないでね。 撮りますよ。 674 00:35:29,194 --> 00:35:31,063 (亀高) ねえ 何でなの? 675 00:35:31,129 --> 00:35:33,065 あの写真に そんなの なかったでしょ!? 676 00:35:33,131 --> 00:35:36,134 (遠藤) いやいや 違うんですよ。 677 00:35:42,140 --> 00:35:45,077 (遠藤)《えっ そんなところに?》 678 00:35:45,143 --> 00:35:49,081 (雄二)《僕に気を使って 見えないところに》 679 00:35:49,147 --> 00:35:51,149 《どうぞ》 680 00:35:54,152 --> 00:35:57,155 (遠藤)《素晴らしい写真じゃ ないですか》 681 00:36:01,159 --> 00:36:05,097 (遠藤) お母さんに聞いたんですけど 小林君のお父さんは→ 682 00:36:05,163 --> 00:36:07,099 写真家としての未来を 捨てたことを→ 683 00:36:07,165 --> 00:36:11,103 後悔してなかったそうですよ。 >> えっ? 684 00:36:11,169 --> 00:36:13,105 (遠藤) 家族を養うのに必死だったから→ 685 00:36:13,171 --> 00:36:16,108 小林君には つらそうに 見えたのかもしれないけど→ 686 00:36:16,174 --> 00:36:21,113 お母さんには いつも幸せだと 言っていたそうです。 687 00:36:21,179 --> 00:36:24,116 ということは あれですよね。 688 00:36:24,183 --> 00:36:27,119 お父さんは 誰かのためじゃなくて→ 689 00:36:27,185 --> 00:36:31,056 自分のために生きた ってことですよね。 690 00:36:31,123 --> 00:36:34,059 家族を幸せにするのが 自分のためになるから→ 691 00:36:34,126 --> 00:36:37,062 そうしたんでしょう。 692 00:36:37,129 --> 00:36:41,066 きっと 写真の世界にいる人たちや→ 693 00:36:41,133 --> 00:36:43,068 お父さんで 商売したかった人たちからは→ 694 00:36:43,135 --> 00:36:45,070 引き留められただろうに→ 695 00:36:45,137 --> 00:36:48,073 それを断って 辞めたわけでしょう。 696 00:36:48,140 --> 00:36:52,077 そういう人たちからすれば わがままにも見えただろうし→ 697 00:36:52,144 --> 00:36:56,148 写真マニアの僕からしても 許せないことだよな。 698 00:36:58,150 --> 00:36:59,751 えっ? 699 00:36:59,818 --> 00:37:04,089 (遠藤) だって 自分の都合しか 考えてないじゃないですか。 700 00:37:04,156 --> 00:37:09,094 君のお父さんは 自分勝手な人だね。 701 00:37:09,161 --> 00:37:14,099 (亀高) でも 仕方ないんじゃないかな。 702 00:37:14,166 --> 00:37:17,169 誰だって 自分のためにしか 生きられないと思うし。 703 00:37:20,172 --> 00:37:23,108 (亀高) お父さんの中には→ 704 00:37:23,175 --> 00:37:28,113 あなたという存在が 当たり前に 普通にあって→ 705 00:37:28,180 --> 00:37:33,118 それを何よりも 大切にしただけだと思うよ。 706 00:37:33,118 --> 00:37:45,130 ♪~ 707 00:37:45,130 --> 00:37:49,067 (遠藤) あっ 朝日が昇りますよ。 708 00:37:49,134 --> 00:37:51,069 はい ほらほら さっきの さっきの。 709 00:37:51,136 --> 00:37:53,071 失礼します。 710 00:37:53,138 --> 00:37:56,074 (亀高) おぉ…。 711 00:37:56,141 --> 00:37:58,143 (シャッター音) 712 00:38:04,316 --> 00:38:09,254 (亀高) 加藤先生 ホントに いいんですか? 713 00:38:09,321 --> 00:38:11,323 はい。 714 00:38:20,332 --> 00:38:26,271 (亀高) このたび 加藤先生が 退職されることになりました。 715 00:38:26,338 --> 00:38:30,342 急なことで 皆さんも 戸惑われるかと思いますが…。 716 00:38:33,345 --> 00:38:35,280 加藤先生? 717 00:38:35,347 --> 00:38:37,349 挨拶 お願いします。 718 00:38:44,356 --> 00:38:46,358 (加藤) このたび…。 719 00:38:50,362 --> 00:38:54,299 このたび 一身上の都合により→ 720 00:38:54,366 --> 00:38:57,302 退職することになりました。 721 00:38:57,369 --> 00:38:59,371 みんな! 722 00:39:01,306 --> 00:39:04,242 (樹) 聞いてください。 723 00:39:04,309 --> 00:39:07,312 僕は 加藤先生と一緒に 生きていきたい。 724 00:39:09,314 --> 00:39:12,250 子供じみた わがままではなく→ 725 00:39:12,317 --> 00:39:15,253 ロマンチストのざれ言でもなく→ 726 00:39:15,320 --> 00:39:18,256 地面に転がる幾つもの→ 727 00:39:18,323 --> 00:39:21,259 どうしようもないと仕方ないを 越えて たどり着いたもので→ 728 00:39:21,326 --> 00:39:24,262 それは いつまでも変わらないし→ 729 00:39:24,329 --> 00:39:27,265 この先に 何があっても→ 730 00:39:27,332 --> 00:39:31,336 後悔で さび付くことがない 黄金の純愛だ! 731 00:39:33,338 --> 00:39:36,274 (樹) 今の僕には 情熱しかないし→ 732 00:39:36,341 --> 00:39:38,276 それだけじゃ生きていけないことも 分かってる。 733 00:39:38,343 --> 00:39:44,282 だけど 情熱を持って あなたに向き合わないと→ 734 00:39:44,349 --> 00:39:46,284 あなたは カワイイから→ 735 00:39:46,351 --> 00:39:50,288 他の誰かに 心が奪われてしまう かもしれないでしょ。 736 00:39:50,355 --> 00:39:52,290 (生徒たちのざわめき) 737 00:39:52,357 --> 00:39:54,292 (川相) 止めに行きなさいよ。 738 00:39:54,359 --> 00:39:58,296 (樹) 僕は 自分のために 自分のためだけに→ 739 00:39:58,363 --> 00:40:00,298 あなたを幸せにします! 740 00:40:00,365 --> 00:40:03,235 何だ お前ら! \ちょっと! 741 00:40:03,301 --> 00:40:06,238 (朋也) 小林 いいぞ! (美子) 小林君 カッコイイよ。 742 00:40:06,304 --> 00:40:08,240 そして いつか→ 743 00:40:08,306 --> 00:40:12,244 僕たちが大切に思っている人たちが みんな→ 744 00:40:12,310 --> 00:40:15,247 僕たちを祝福してくれるように→ 745 00:40:15,313 --> 00:40:18,250 あなたが たくさんの人から→ 746 00:40:18,316 --> 00:40:22,254 おめでとうと うらやましいを もらえるように→ 747 00:40:22,320 --> 00:40:26,258 そのために 僕は 頑張ります! 748 00:40:26,324 --> 00:40:35,333 (生徒たちの歓声・拍手) 749 00:40:37,335 --> 00:40:41,273 先生。 750 00:40:41,339 --> 00:40:45,277 1つ 聞いてもいいですか? 751 00:40:45,343 --> 00:40:47,279 何? 752 00:40:47,345 --> 00:40:54,352 僕の子供を 妊娠してるんですよね? 753 00:40:59,357 --> 00:41:01,293 そうです。 754 00:41:03,295 --> 00:41:06,231 やった~!! 755 00:41:06,298 --> 00:41:11,236 (生徒たちの拍手) 756 00:41:11,303 --> 00:41:13,238 (凛空) ヤバい。 俺 何か泣きそうだよ。 757 00:41:13,305 --> 00:41:16,241 俺も。 (蓮) 小林 頑張れよ! 758 00:41:16,308 --> 00:41:18,243 お前 最高だよ! 759 00:41:18,310 --> 00:41:21,246 \イエーイ! 760 00:41:21,313 --> 00:41:23,315 \小林! 761 00:41:26,318 --> 00:41:31,256 何やってんだか。 (愛佳) うん。 でもさ 何か…。 762 00:41:31,323 --> 00:41:35,260 まあ… うらやましいかな。 763 00:41:35,327 --> 00:41:38,263 ねっ。 764 00:41:38,330 --> 00:41:40,265 (樹) 加藤先生! 765 00:41:40,332 --> 00:41:42,267 みーちゃん。 766 00:41:42,334 --> 00:41:44,269 愛してます。 767 00:41:44,336 --> 00:41:46,271 (生徒たちの歓声) 768 00:41:46,338 --> 00:41:48,273 ほら! 君たち いいかげんにしなさい…。 769 00:41:48,340 --> 00:41:51,276 いいか… あっ あっ あっ! 770 00:41:51,343 --> 00:41:53,278 (生徒一同) せ~の…。 771 00:41:53,345 --> 00:41:55,280 (生徒一同) わ~い わ~い! 772 00:41:55,347 --> 00:41:58,283 (川相) やめなさい! 危ないから! やめ…。→ 773 00:41:58,350 --> 00:42:01,219 何だ? 何だ? 何だ? お前たち。→ 774 00:42:01,286 --> 00:42:04,222 ちょっと大人を… 大人をなめんじゃないぞ。 775 00:42:04,289 --> 00:42:07,225 (生徒一同) わ~い! わ~い! 776 00:42:07,292 --> 00:42:09,294 \小林! 777 00:42:14,299 --> 00:42:16,234 (遠藤) 何で 一緒に 食べなきゃいけないんですか? 778 00:42:16,301 --> 00:42:18,236 (亀高) 車 出してあげたでしょ。 779 00:42:18,303 --> 00:42:20,238 (遠藤) だって あれは…。 (中村) 文句を言うんじゃない。 780 00:42:20,305 --> 00:42:23,241 ミーティングもあるし 従うべきものには 従う。 781 00:42:23,308 --> 00:42:25,310 それが 大人の社会だ。 782 00:42:32,317 --> 00:42:35,253 (藤嶋) 亀高先生 何ですか? それ。 783 00:42:35,320 --> 00:42:40,325 (亀高) 私 これが 何よりも好きなんです。 784 00:42:43,328 --> 00:42:45,263 (遠藤) アハハ… 気持ち悪~い。 785 00:42:45,330 --> 00:42:48,266 (亀高) ソースかけご飯の人に 言われたくないんだけど。 786 00:42:48,333 --> 00:42:50,268 小畑先生 それ 何ですか? 787 00:42:50,335 --> 00:42:53,271 あっ 今日のお昼です。 788 00:42:53,338 --> 00:42:55,273 いいね。 789 00:42:55,340 --> 00:42:59,344 食べます? (早坂) いただきます。 790 00:43:01,346 --> 00:43:03,281 (遠藤) ソースかけたら おいしいんじゃないですか? 791 00:43:03,348 --> 00:43:05,283 ありますよ。 (亀高) いらない いらない。 792 00:43:05,350 --> 00:43:07,285 (遠藤) いいですよ。 (亀高) ホントにいらない。 ホントにいりません。 793 00:43:07,352 --> 00:43:10,355 (遠藤) じゃあ あげません。 (亀高) いりません! 794 00:43:10,355 --> 00:43:20,365 ♪~