1 00:00:01,402 --> 00:00:04,271 (早坂) 遠藤先生の契約延長ねぇ。 2 00:00:04,338 --> 00:00:06,340 (亀高) どう思う? 3 00:00:08,342 --> 00:00:10,277 何? 4 00:00:10,344 --> 00:00:14,281 それはさ 遠藤先生のことが 好きだからだよね? 5 00:00:14,348 --> 00:00:17,284 (亀高) いや そうじゃなくて…。 >> もう いいでしょうよ。 6 00:00:17,351 --> 00:00:20,287 もう そろそろ いいでしょうよ。 (亀高) えっ? 7 00:00:20,354 --> 00:00:22,289 最初のうちは 否定されるたびにね→ 8 00:00:22,356 --> 00:00:25,292 照れちゃって カワイイババアだな と思ってたけど。 9 00:00:25,359 --> 00:00:27,294 (亀高) ババア…。 >> それが ひたすらに→ 10 00:00:27,361 --> 00:00:29,296 続いていくとだよ あれっ? こいつ→ 11 00:00:29,363 --> 00:00:31,298 ホントのところ 見せないつもりなのかなって→ 12 00:00:31,365 --> 00:00:34,301 違う角度から モヤモヤが 湧き上がってきちゃってさ。 13 00:00:34,368 --> 00:00:36,303 ここ最近の私といえば→ 14 00:00:36,370 --> 00:00:39,306 あんたに対して 心の中で さん付けしてるからね。 15 00:00:39,373 --> 00:00:41,308 (亀高) 何それ? ちょっとやめてよ。 >> だって そうでしょうよ。 16 00:00:41,375 --> 00:00:45,312 亀高さんと 私は そうなんでしょ? 17 00:00:45,379 --> 00:00:48,315 (亀高) いやいや 違うの! だから ホントに→ 18 00:00:48,382 --> 00:00:52,386 生徒のためには ああいう先生も 必要なのかなって思ったんだよ。 19 00:00:55,389 --> 00:00:57,324 (亀高) いや 確かに 最初は 顔だけで選んだっていうか→ 20 00:00:57,391 --> 00:00:59,326 それだけは 認めるよ。 だけど→ 21 00:00:59,393 --> 00:01:04,265 この数カ月で 遠藤先生によって 救われた生徒もいるし→ 22 00:01:04,331 --> 00:01:07,268 それは 私たちみたいな 常識を 飛び越えられない教師には→ 23 00:01:07,334 --> 00:01:09,270 できないことだと思うんだよ。 24 00:01:09,336 --> 00:01:11,272 生徒のためを 思ってのことなんだね? 25 00:01:11,338 --> 00:01:13,274 (亀高) そうだよ!? 26 00:01:13,340 --> 00:01:16,343 遠藤先生に ほれてるわけじゃないんだね? 27 00:01:19,346 --> 00:01:22,283 亀高さん。 28 00:01:22,349 --> 00:01:25,286 (亀高) いや だって 絶対 違うし そんなわけないんだもん。 29 00:01:25,352 --> 00:01:28,289 絶対 違うし そんなわけないのに そうだってことは あるよ? 30 00:01:28,355 --> 00:01:29,957 (亀高) ないよ。 >> あるよ! 31 00:01:30,024 --> 00:01:31,625 (亀高) ないんだよ! >> あるの! 32 00:01:31,692 --> 00:01:33,294 (亀高) ないで~す! 33 00:01:33,360 --> 00:01:35,296 (佑太) 先生は 正月 何か予定あるんですか? 34 00:01:35,362 --> 00:01:38,299 (遠藤) そうですねぇ。 これから 考えようと思ってますけど。 35 00:01:38,365 --> 00:01:40,301 (愛佳) 先生も 実家 帰ったりするんですか? 36 00:01:40,367 --> 00:01:44,305 (今日子) っていうか 先生って 実家 どこなの? あるの? 37 00:01:44,371 --> 00:01:46,307 確かに。 何か 想像できない。 38 00:01:46,373 --> 00:01:49,310 (遠藤) 実家と呼べる場所は 国内外に3つほどありますが→ 39 00:01:49,376 --> 00:01:52,313 お正月に帰る予定は 今のところ ありません。 40 00:01:52,379 --> 00:01:54,315 3つだって。 (綿音) 国内外に3つ? 41 00:01:54,381 --> 00:01:57,318 ミステリアスにも 程があるでしょ それ。 42 00:01:57,384 --> 00:02:01,255 (みずき) 先生は 来年も先生ですか?→ 43 00:02:01,322 --> 00:02:03,257 来年になったら いなくなってるとか→ 44 00:02:03,324 --> 00:02:07,261 そういうことありませんよね? (遠藤) ああ どうなんでしょう。 45 00:02:07,328 --> 00:02:09,263 契約の延長が どうのって話は してますけど。 46 00:02:09,330 --> 00:02:13,267 (凛空) マジで? いなくなったら つまんねえな。 47 00:02:13,334 --> 00:02:15,269 (遠藤) 僕としては 続けたいですよ。 48 00:02:15,336 --> 00:02:17,271 そうなの? 何か意外だな。 49 00:02:17,338 --> 00:02:21,275 (遠藤) 僕もです。 何だか 意外だなって思います。 50 00:02:21,342 --> 00:02:25,279 先生には ぜひ続けてほしいです。 51 00:02:25,346 --> 00:02:28,282 (遠藤) ありがとうございます。 また あした。 52 00:02:28,349 --> 00:02:30,284 また あした。 (凛空) また あした。 53 00:02:30,351 --> 00:02:32,286 \ありがとうございました。 (佑太) 気を付けてください。 54 00:02:32,353 --> 00:02:35,356 (遠藤) アハハッ 余計なお世話です。 (笑い声) 55 00:02:39,360 --> 00:02:41,295 (佑太) 蓮 帰りに ハンバーガー 食っていかねえ? 56 00:02:41,362 --> 00:02:43,297 俺 職員室に 日誌 出さないといけないんだよ。 57 00:02:43,364 --> 00:02:45,299 じゃあ 先 行ってるわ。 (蓮) すまん。 58 00:02:45,366 --> 00:02:48,302 行こうぜ。 (由希) じゃあ また後でね。 59 00:02:48,369 --> 00:02:50,304 ちょちょちょ… 待ち。 (由希) えっ? 60 00:02:50,371 --> 00:02:53,307 由希も一緒に 職員室 行くの。 (由希) 何で? 61 00:02:53,374 --> 00:02:55,309 (蓮) 日直だろ。 (由希) う~ん…。 62 00:02:55,376 --> 00:02:58,379 文句 言わないの。 行くぞ。 (由希) 嫌! 63 00:03:02,316 --> 00:03:05,252 どうする? 64 00:03:05,319 --> 00:03:09,323 (愛佳) 行こっか。 (佑太) おう。 65 00:03:17,331 --> 00:03:20,267 失礼します。 (川相) 松永君!→ 66 00:03:20,334 --> 00:03:23,270 あなたには 期待していますよ。 (蓮) えっ? 67 00:03:23,337 --> 00:03:25,272 (川相) 来年 受験生ですからね。 68 00:03:25,339 --> 00:03:27,274 東大合格 間違いなしの 松永君だけれども→ 69 00:03:27,341 --> 00:03:29,276 私立も バンバン受けちゃって→ 70 00:03:29,343 --> 00:03:31,278 バンバン 合格しちゃったりなんかしてね。 71 00:03:31,345 --> 00:03:33,280 期待に応えられるよう 頑張ります。 72 00:03:33,347 --> 00:03:36,283 よろしくお願えします。 73 00:03:36,350 --> 00:03:38,285 僕からも皆さんに お願いがあるんですけど。 74 00:03:38,352 --> 00:03:40,287 おっ 何でしょう? 75 00:03:40,354 --> 00:03:43,290 (蓮) 今日 これから 嘘は 絶対につかないと→ 76 00:03:43,357 --> 00:03:45,292 約束してもらえますか? 77 00:03:45,359 --> 00:03:47,294 はい? (蓮) 簡単なことですよね。 78 00:03:47,361 --> 00:03:50,297 嘘は 絶対につかない。 それだけでいいんです。 79 00:03:50,364 --> 00:03:52,299 そりゃあ まあ…。 80 00:03:52,366 --> 00:03:58,305 教頭先生が大切にしているものは 生徒ですか? 理事長ですか? 81 00:03:58,372 --> 00:04:02,242 (川相) それは もちろん… あなたたち生徒ですよ。→ 82 00:04:02,309 --> 00:04:05,245 生徒が第一に 決まってるじゃありませんか。→ 83 00:04:05,312 --> 00:04:07,247 何ですか? 84 00:04:07,314 --> 00:04:10,250 (爆竹の音) 85 00:04:10,317 --> 00:04:13,254 (悲鳴) 86 00:04:13,320 --> 00:04:15,255 (川相) えっ? えっ? (爆竹の音) 87 00:04:15,322 --> 00:04:17,257 (悲鳴) (爆竹の音) 88 00:04:17,324 --> 00:04:20,260 (蓮) 嘘ですよね!? (川相) えっ? えっ? 89 00:04:20,327 --> 00:04:22,262 嘘は つかないでくれ って言ったでしょう。 90 00:04:22,329 --> 00:04:24,264 教室に戻ります。 (亀高) あっ ちょ…。 91 00:04:24,331 --> 00:04:27,267 (蓮) 皆さんは ここから出ずに 待機しててください。→ 92 00:04:27,334 --> 00:04:30,270 言うことを聞かないと 田中さんが ケガしますよ。 93 00:04:30,337 --> 00:04:33,273 (遠藤) 僕も いた方がいいんですか? 94 00:04:33,340 --> 00:04:36,276 >> よろしくお願いします。 (遠藤) 分かりました。 95 00:04:36,343 --> 00:04:39,279 (蓮) こちらから 連絡しますので しばらく お待ちください。 96 00:04:39,346 --> 00:04:41,281 亀ちゃん…。 97 00:04:41,348 --> 00:04:43,283 (川相) 何だ おい。 いったい 何が どうなってんだよ! 98 00:04:43,350 --> 00:04:45,285 何が目的なんでしょうか? 99 00:04:45,352 --> 00:04:48,288 (藤嶋) でも どうしますか? 警察に連絡した方が…。 100 00:04:48,355 --> 00:04:51,291 (川相) バカ。 そんなことしたら 大問題になるでしょうが! 101 00:04:51,358 --> 00:04:54,294 ここは ことを穏便に運びましょう こんなもん 外部に漏れたら→ 102 00:04:54,361 --> 00:04:56,296 松永君の一生が 台無しになるじゃありませんか。→ 103 00:04:56,363 --> 00:05:00,300 生徒の未来を守ることも 教師の責務ですからね! 104 00:05:00,367 --> 00:05:05,239 ☏ 105 00:05:05,305 --> 00:05:07,241 (川相) 出なさいよ。 106 00:05:07,307 --> 00:05:13,247 ☏ 107 00:05:13,313 --> 00:05:16,250 (亀高) はい。 108 00:05:16,317 --> 00:05:17,985 えっ? 109 00:05:48,182 --> 00:05:51,118 {\an8}(遠藤) うわ~ すごいですね。 110 00:05:51,185 --> 00:05:54,121 {\an8}(蓮) どうぞ お座りください。 (遠藤) 失礼します。 111 00:05:54,188 --> 00:05:57,124 {\an8}松永君ね これは いくら何でも おかしいでしょ。 112 00:05:57,191 --> 00:06:00,127 {\an8}同じ立場に立って 考えてもらいたいだけですよ。 113 00:06:00,194 --> 00:06:04,064 {\an8}にしても これは 変でしょう。 (蓮) 大丈夫ですよ。 114 00:06:04,131 --> 00:06:06,066 {\an8}遠藤先生は 普通に似合ってますし→ 115 00:06:06,133 --> 00:06:08,068 {\an8}亀高先生は 違う意味で似合ってますし→ 116 00:06:08,135 --> 00:06:10,070 {\an8}教頭先生は→ 117 00:06:10,137 --> 00:06:12,072 {\an8}何 勘違いしてんのかな って感じです。 118 00:06:12,139 --> 00:06:14,074 {\an8}君が やらせたんだけどね! (ライターをつける音) 119 00:06:14,141 --> 00:06:15,743 {\an8}(川相) あぁ… ごめん! ごめんなさい ごめんなさい。 120 00:06:15,809 --> 00:06:17,411 {\an8}\(戸の開く音) (川相) あっ いやいや 違う 違う。 121 00:06:17,478 --> 00:06:19,079 {\an8}これは 違うよ。 122 00:06:19,146 --> 00:06:21,081 {\an8}(亀高) えっ? (川相) んっ? んっ? 123 00:06:21,148 --> 00:06:24,084 {\an8}(遠藤) あ~ 君たちも 松永君のお仲間なんですね。 124 00:06:24,151 --> 00:06:28,088 {\an8}志を共にする仲間です。 (川相) はぁ!? 125 00:06:28,155 --> 00:06:32,092 {\an8}あっ 気にせず 座ってください。 126 00:06:32,159 --> 00:06:34,094 {\an8}えっ? 座る? (蓮) 早く! 127 00:06:34,161 --> 00:06:36,096 {\an8}ごめんなさい ごめんなさい! 座ろう 座ろう 座ろう。 128 00:06:36,163 --> 00:06:39,099 {\an8}遠藤先生も 真ん中に。 (遠藤) あっ ぼ… 僕も…。 129 00:06:39,166 --> 00:06:41,101 {\an8}(川相) そっか。 誕生日席だから ここ。 早く。 130 00:06:41,168 --> 00:06:43,103 {\an8}(遠藤) 駄目なんですか? (川相) そこは 駄目だろ お前。→ 131 00:06:43,170 --> 00:06:45,105 {\an8}誕生日なのか? 違うだろ? (遠藤) 違いますけど。 132 00:06:45,172 --> 00:06:47,107 {\an8}じゃあ 駄目でしょ。 バカ もう。 133 00:06:47,174 --> 00:06:50,110 {\an8}それで? 君たちは いったい 何を考えてるんだ! 134 00:06:50,177 --> 00:06:52,112 {\an8}分からないなら まずは 自分で→ 135 00:06:52,179 --> 00:06:54,114 {\an8}考えてみれば いいんじゃないですか? 136 00:06:54,181 --> 00:06:56,116 {\an8}はぁ? (葵) 先生たちは→ 137 00:06:56,183 --> 00:07:00,120 {\an8}いつも 言いますよね。 まずは 自分で考えなさいって。→ 138 00:07:00,187 --> 00:07:04,057 {\an8}あれって 分からないから 質問を 突き返してるだけですよね? 139 00:07:04,124 --> 00:07:07,060 そうじゃないよ! (蓮) 先生。 ちなみに→ 140 00:07:07,127 --> 00:07:10,063 嘘をついちゃいけない時間は 継続中ですよ。 141 00:07:10,130 --> 00:07:12,065 あっ… いや その…。 142 00:07:12,132 --> 00:07:15,068 先生。 (川相) えっ? あっ… うんうん。 143 00:07:15,135 --> 00:07:18,071 (りん菜) 聞かれたことに対しての 答えが浮かばないから→ 144 00:07:18,138 --> 00:07:21,074 自分で考えてみなさいって 逃げてるだけじゃないですか。 145 00:07:21,141 --> 00:07:24,077 (川相) いや だけではないけれども あの…。 146 00:07:24,144 --> 00:07:28,081 まあ そういう場合も あるっちゃ あるのかなと。 147 00:07:28,148 --> 00:07:31,084 私たちが 先生に対して どうすればいいのか聞くときは→ 148 00:07:31,151 --> 00:07:34,087 質問じゃなくて 助けを求めてるんです。→ 149 00:07:34,154 --> 00:07:37,090 それなのに 助けを求めた手を 振り払われたら→ 150 00:07:37,157 --> 00:07:40,093 もう二度と頼らないし 信用できないってなってしまう。 151 00:07:40,160 --> 00:07:42,095 (遠藤) だったら 最初から 助けてくださいって→ 152 00:07:42,162 --> 00:07:45,098 言えばいいじゃないですか。 >> えっ? 153 00:07:45,165 --> 00:07:48,168 (遠藤) だって それって 言い換えれば こういうことですよね? 154 00:07:52,172 --> 00:07:54,107 (遠藤)《お見合い?》 155 00:07:54,174 --> 00:07:58,178 (亀高)《うん 親に勧められてさ。 どう思う?》 156 00:08:00,180 --> 00:08:04,051 (遠藤)《好きなようにすれば いいんじゃない?》 157 00:08:04,117 --> 00:08:08,121 (亀高)《分かった。 そうするよ》 158 00:08:10,123 --> 00:08:12,059 《止めてほしかったよ》 159 00:08:12,125 --> 00:08:13,727 (遠藤 舌打ち) 160 00:08:13,794 --> 00:08:15,395 そういうことではないです。 161 00:08:15,462 --> 00:08:17,064 (亀高) いや そういうことでは ないと思うし→ 162 00:08:17,130 --> 00:08:19,066 変な例えに 私を登場させるの やめてください。 163 00:08:19,132 --> 00:08:21,068 (遠藤) でも 欲しかった答えが 返ってこなかったから→ 164 00:08:21,134 --> 00:08:23,136 すねてるだけですよね? 165 00:08:27,140 --> 00:08:29,076 はっきり言えないことだって あるでしょ? 166 00:08:29,142 --> 00:08:32,079 教師だったら しっかり 生徒と向き合って→ 167 00:08:32,145 --> 00:08:35,082 心情を察してほしいってことを 言ってるんですよ。 168 00:08:35,148 --> 00:08:37,084 (遠藤) におわせる程度の相談を するから→ 169 00:08:37,150 --> 00:08:41,088 何となく 察して しっかりと 満足させろってことですよね? 170 00:08:41,154 --> 00:08:44,091 ホスピタリティー 求め過ぎじゃないですか? 171 00:08:44,157 --> 00:08:47,094 (葵) 正面から ぶつかっても すかされて ケガするだけでしょ。 172 00:08:47,160 --> 00:08:49,096 だから こっちだって→ 173 00:08:49,162 --> 00:08:51,098 何となくでしか 向き合えないじゃないですか。 174 00:08:51,164 --> 00:08:56,103 (遠藤) すかされるのを分かってて すかされたからって怒るのもねぇ。 175 00:08:56,169 --> 00:09:00,107 (涼介) 僕 前に 遠藤先生に 聞いたことありましたよね? 176 00:09:00,173 --> 00:09:03,043 (涼介)《遠藤先生》 (遠藤)《何でしょう?》 177 00:09:03,110 --> 00:09:06,046 (涼介)《僕 やりたいことないんですけど→ 178 00:09:06,113 --> 00:09:10,050 何か おすすめ ありませんか?》 (遠藤)《えっ?》 179 00:09:10,117 --> 00:09:12,052 (涼介)《いや 遠藤先生は 趣味も多いですし→ 180 00:09:12,119 --> 00:09:17,057 その中から 僕に合ってそうな 何かがあればって思って》 181 00:09:17,124 --> 00:09:19,059 (遠藤)《う~ん…》 182 00:09:19,126 --> 00:09:21,061 《やりたいことを 人に委ねるのが→ 183 00:09:21,128 --> 00:09:24,064 そもそも 間違ってるんじゃないかな》 184 00:09:24,131 --> 00:09:29,069 《あの… 何をやっても 面白いって思えないので》 185 00:09:29,136 --> 00:09:32,072 (遠藤)《面白いと思えない理由を 探れば→ 186 00:09:32,139 --> 00:09:36,076 何か 見つかるんじゃないですか?》 187 00:09:36,143 --> 00:09:39,079 水原さんとか森戸君には 別の向き合い方をしたんでしょ? 188 00:09:39,146 --> 00:09:43,083 私たちは 遠藤先生に 相手に されてないってことですよね。 189 00:09:43,150 --> 00:09:46,086 それって 不公平じゃないですか。 (蓮) 先生のおかげで→ 190 00:09:46,153 --> 00:09:49,089 前に進むことができた生徒が いる一方で→ 191 00:09:49,156 --> 00:09:53,093 置き去りにされた生徒が いることに 気付いてますか? 192 00:09:53,160 --> 00:09:56,096 気付いてないですよね。→ 193 00:09:56,163 --> 00:09:59,099 先生 続けたいとか 笑って言えちゃうんだから。→ 194 00:09:59,166 --> 00:10:04,104 だからね そういう生徒たちに 僕が 声を掛けたんですよ。 195 00:10:04,171 --> 00:10:06,106 SOSが届かないなら→ 196 00:10:06,173 --> 00:10:09,109 嫌でも それが届く場所を 用意するって。 197 00:10:09,176 --> 00:10:13,113 (川相) 松永君 君のような 優秀な生徒が どうして こんな…。 198 00:10:13,180 --> 00:10:16,183 バカなことがしたいんですよ。 (川相) えっ? 199 00:10:19,186 --> 00:10:22,122 (蓮) 遠藤先生。 僕らにも どうか→ 200 00:10:22,189 --> 00:10:26,126 課外授業を お願いします。 201 00:10:26,193 --> 00:10:28,128 (亀高) だから こんなことを…。 202 00:10:28,195 --> 00:10:31,131 (蓮) バカなことって 今しか できないですもんね。 203 00:10:31,198 --> 00:10:33,133 子供だから 仕方ないって→ 204 00:10:33,200 --> 00:10:36,136 大人が諦めてくれる間でしか バカなことは できない。 205 00:10:36,203 --> 00:10:38,138 今 我慢して 後で やろうと思っても→ 206 00:10:38,205 --> 00:10:42,142 後で 絶対にできないこともある。 207 00:10:42,209 --> 00:10:44,144 ですよね? 208 00:10:44,211 --> 00:10:45,812 (机をたたく音) 209 00:10:45,879 --> 00:10:48,148 結局 そういうことか。 (亀高) えっ? 210 00:10:48,215 --> 00:10:51,151 (川相) 結局 全部 こいつは 悪影響じゃないですか。→ 211 00:10:51,218 --> 00:10:53,153 自分ファースト? やりたいことをやる?→ 212 00:10:53,220 --> 00:10:55,155 何よりも自分が大切!?→ 213 00:10:55,222 --> 00:10:58,158 そんな くだらない思想に 引っ張られて→ 214 00:10:58,225 --> 00:11:00,160 生徒たちが 道を 踏み外してるじゃありませんか! 215 00:11:00,227 --> 00:11:02,095 (亀高) 待ってください。 遠藤先生は…。 (川相) 松永君 君にはね もう→ 216 00:11:02,162 --> 00:11:05,098 何の落ち度もない。 悪いのは 全部 こいつだ。→ 217 00:11:05,165 --> 00:11:07,100 全責任は こいつが取る。 今すぐ こいつをね 退職させるから→ 218 00:11:07,167 --> 00:11:10,103 どうか どうか 一つ お許しを。 (亀高) 教頭! 219 00:11:10,170 --> 00:11:14,107 (川相) 松永君はね 東京大学 合格必至の生徒なんですよ。 220 00:11:14,174 --> 00:11:17,110 こんな すげ替えの利く 非常勤講師とは 訳が違う。 221 00:11:17,177 --> 00:11:20,113 われわれ上級国民は 優遇されてしかるべきでしょう! 222 00:11:20,180 --> 00:11:22,115 (亀高) 問題発言ですよ。 223 00:11:22,182 --> 00:11:26,119 今は 嘘のつけない時間帯なんで。 224 00:11:26,186 --> 00:11:30,123 遠藤先生 仮に 僕が 人を殺したいと思っていて→ 225 00:11:30,190 --> 00:11:32,125 それでも 遠藤先生は→ 226 00:11:32,192 --> 00:11:35,128 やりたいことをやればいいと 思いますか?→ 227 00:11:35,195 --> 00:11:37,130 遠藤先生には 関係ないことですか? 228 00:11:37,197 --> 00:11:41,134 僕が 勝手に あなたに影響されて やったことですもんね。 229 00:11:41,201 --> 00:11:45,138 (由希) 遠藤先生 何か言ってよ。 230 00:11:45,205 --> 00:11:51,144 (亀高) 松永君 あなたが誰かを殺したら その人が持つ権利は どうなるの? 231 00:11:51,211 --> 00:11:53,146 自分ファーストで生きたいなら→ 232 00:11:53,213 --> 00:11:55,148 それを何よりも 大切にしたいなら→ 233 00:11:55,215 --> 00:11:58,151 他人が持つ自分ファーストも 尊重できるでしょう? 234 00:11:58,218 --> 00:12:00,153 他人に忖度しながら生きろ ってことで→ 235 00:12:00,220 --> 00:12:04,091 自由とは言えませんよね? 矛盾してません? ねえ。 236 00:12:04,157 --> 00:12:06,093 (亀高) あなたが 都合よく解釈してるだけで…。 237 00:12:06,159 --> 00:12:08,095 (蓮) 都合がいいのは そっちも同じでしょう。→ 238 00:12:08,161 --> 00:12:10,097 遠藤先生の言葉を受けて どう動くか決めるのは→ 239 00:12:10,163 --> 00:12:13,100 こっちの勝手で あなたの 思ったとおりにいかないから→ 240 00:12:13,166 --> 00:12:15,102 それが間違ってるって→ 241 00:12:15,168 --> 00:12:19,106 それは あなたにとって 都合のいい話でしかないでしょう。 242 00:12:19,172 --> 00:12:22,109 (蓮) 僕を この場所に導いたのは→ 243 00:12:22,175 --> 00:12:27,781 遠藤先生 あなたですよ。 244 00:12:27,848 --> 00:12:29,783 嫌! (川相) ちょ… 早く謝罪しろ! 245 00:12:29,850 --> 00:12:33,120 (亀高) 松永君! (涼介) 心配いらないですよ。 246 00:12:33,186 --> 00:12:36,123 松永君に そんな度胸ないんですから。 247 00:12:36,189 --> 00:12:38,125 (亀高) えっ? 248 00:12:38,191 --> 00:12:42,129 これだって 結局 すねてるだけだもんね。 249 00:12:42,195 --> 00:12:44,131 はぁ? 250 00:12:44,197 --> 00:12:48,135 好きな相手に構ってほしいけど 全然 構ってもらえないから→ 251 00:12:48,201 --> 00:12:53,140 いじめて 存在証明する。 どんだけ子供なんだよ。 252 00:12:53,206 --> 00:12:55,142 何 言ってんだ おめえ。 (涼介) 結局→ 253 00:12:55,208 --> 00:12:58,145 いつだって 自分が1番じゃないと 気が済まない。→ 254 00:12:58,211 --> 00:13:02,082 いつだって 人のことを見下して 心の安定をはかりたい。 255 00:13:02,149 --> 00:13:05,152 そのために 必死で頑張ってるんでしょ? 256 00:13:11,158 --> 00:13:14,094 {\an8}この教室に 隠しカメラを仕込んで→ 257 00:13:14,161 --> 00:13:17,097 {\an8}最初から ずっと録画してます。 258 00:13:17,164 --> 00:13:20,100 えっ? (蓮) はぁ? 259 00:13:20,167 --> 00:13:24,104 (涼介) これを押せば アップロードされるんで。 260 00:13:24,171 --> 00:13:27,107 (彩美) 何それ? (りん菜) こんなの聞いてない。 261 00:13:27,174 --> 00:13:30,110 (涼介) 言ってないもん。 262 00:13:30,177 --> 00:13:32,112 (涼介) 遠藤先生。 263 00:13:32,179 --> 00:13:38,118 僕なりに 先生に言われたことを 繰り返し 考えてみたんです。 264 00:13:38,185 --> 00:13:42,122 きっと 僕が何をしても 面白いと思えないのは→ 265 00:13:42,189 --> 00:13:46,126 責任のないところで 遊んでいるからだと思うんです。→ 266 00:13:46,193 --> 00:13:48,128 何にもないところで 遊んでいたから→ 267 00:13:48,195 --> 00:13:51,131 楽しいものも見つけられないし→ 268 00:13:51,198 --> 00:13:53,133 つまんないままだと 思い知ったので→ 269 00:13:53,200 --> 00:13:58,138 今回 責任の生じる遊び場を 用意したんです。 270 00:13:58,205 --> 00:14:00,140 (蓮) おい。 (涼介) 世界中の皆さんに→ 271 00:14:00,207 --> 00:14:03,076 見てもらいましょっか。 (川相) ちょっと…。 272 00:14:03,143 --> 00:14:06,079 (涼介) 嘘のない発言の数々 ありがとうございます。 273 00:14:06,146 --> 00:14:08,081 (蓮) ちょっと待てよ! 274 00:14:08,148 --> 00:14:12,085 (涼介) どうせ 自分は 東大合格 間違いなしだから→ 275 00:14:12,152 --> 00:14:14,087 何が どうなるにしても 不問に付されるって→ 276 00:14:14,154 --> 00:14:17,090 もくろみがあったんでしょ? (蓮) えっ? 277 00:14:17,157 --> 00:14:20,093 (涼介) お前の そういう 自分が気持ち良くなるために→ 278 00:14:20,160 --> 00:14:25,098 他人を見下して 都合よく使って そのくせ いい人ぶるところ→ 279 00:14:25,165 --> 00:14:27,100 前から大っ嫌いだったんだよね。→ 280 00:14:27,167 --> 00:14:30,103 バカになりたかったんでしょ? 281 00:14:30,170 --> 00:14:32,105 おめでとう。→ 282 00:14:32,172 --> 00:14:37,110 誰が どう見ても 立派なバカの仲間入りだよ。 283 00:14:37,177 --> 00:14:39,112 ちょっと待って。 私を巻き込まないでよ! 284 00:14:39,179 --> 00:14:41,114 (亀高) えっ? 285 00:14:41,181 --> 00:14:44,117 (由希) 先生 違うんです。 286 00:14:44,184 --> 00:14:47,120 私 蓮に 将来 女優もやってみたい って話したら→ 287 00:14:47,187 --> 00:14:50,123 先生たちを からかって遊ぶから 協力しろって。→ 288 00:14:50,190 --> 00:14:52,125 演技の勉強にもなるし→ 289 00:14:52,192 --> 00:14:55,128 学校側は 絶対 自分を処分できないから→ 290 00:14:55,195 --> 00:14:58,131 大ごとには ならないって。 (涼介) そんなこと言ってたの? 291 00:14:58,198 --> 00:15:01,067 (涼介) その発言も 嘘がなくていいね。 292 00:15:01,134 --> 00:15:03,069 バカに拍車がかかる感じ。 293 00:15:03,136 --> 00:15:05,071 (亀高) 木村君。 (涼介) 面白いなぁ。 294 00:15:05,138 --> 00:15:08,074 (遠藤) あれっ? (蓮) 消せよ それ。 295 00:15:08,141 --> 00:15:10,143 (遠藤) あれっ? 296 00:15:12,145 --> 00:15:14,080 (亀高) 何で? 297 00:15:14,147 --> 00:15:18,084 (遠藤) あれっ? 何だこれ? 298 00:15:18,151 --> 00:15:21,154 おかしいな…。 299 00:15:23,156 --> 00:15:27,093 いや 違うんです。 300 00:15:27,160 --> 00:15:32,165 さっきから 怖い話 してるわけでもないのに…。 301 00:15:36,169 --> 00:15:40,106 {\an8}(遠藤) ずっと 寒気がするっていうか…。 302 00:15:40,173 --> 00:15:42,108 変な感じで…。 303 00:15:42,175 --> 00:15:44,177 (亀高) 遠藤先生。 304 00:15:49,282 --> 00:15:52,218 あっ! 305 00:15:52,285 --> 00:15:54,220 あっ。 306 00:15:54,287 --> 00:15:57,223 何ですか? その格好は。→ 307 00:15:57,290 --> 00:16:02,228 まあ 特に 大きな問題も なかったということで。 308 00:16:02,295 --> 00:16:04,230 いやいや あったでしょう。 309 00:16:04,297 --> 00:16:07,233 収束したんだから いいでしょう! 310 00:16:07,300 --> 00:16:12,238 何が どうなって どのように収束を? 311 00:16:12,305 --> 00:16:17,243 何か… みんな それどころじゃなくなっちゃって。 312 00:16:17,310 --> 00:16:19,312 (藤嶋・小畑) えっ? 313 00:16:23,316 --> 00:16:25,251 (遠藤) 大丈夫です。 314 00:16:25,318 --> 00:16:28,254 すいません。 315 00:16:28,321 --> 00:16:32,258 ホントに大丈夫なので。 316 00:16:32,325 --> 00:16:35,261 お気になさらず。 317 00:16:35,328 --> 00:16:38,264 (亀高) 遠藤先生。 318 00:16:38,331 --> 00:16:40,333 (遠藤) 大丈夫です。 319 00:16:42,335 --> 00:16:46,272 亀高先生は 優しいですね。 320 00:16:48,274 --> 00:16:54,214 いつか ちゃんと… お礼というか→ 321 00:16:54,280 --> 00:16:56,282 しなきゃいけないな。 322 00:17:01,287 --> 00:17:03,289 (遠藤) もう大丈夫。 323 00:17:05,291 --> 00:17:07,293 大丈夫です。 324 00:17:14,300 --> 00:17:16,302 (遠藤) すいません。 325 00:17:16,302 --> 00:17:28,314 ♪~ 326 00:17:28,314 --> 00:17:31,251 (遠藤) 大丈夫…。 327 00:17:31,317 --> 00:17:36,322 じゃ… ありません。 328 00:17:36,322 --> 00:18:13,359 ♪~ 329 00:18:13,359 --> 00:18:15,361 {\an8}(戸の開く音) 330 00:18:15,361 --> 00:18:22,368 ♪~ 331 00:18:22,368 --> 00:18:25,305 (小畑) 駄目だ。 電話にも出ませんね。 332 00:18:25,371 --> 00:18:28,308 (川相) ここにきて 身の程を知ったんでしょう。→ 333 00:18:28,374 --> 00:18:30,310 遅過ぎたぐらいですよ。→ 334 00:18:30,376 --> 00:18:34,314 皆さんも 生徒たちへの接し方には 気を付けてくださいよ。 335 00:18:34,380 --> 00:18:37,317 教師の信念とか モットーとか→ 336 00:18:37,383 --> 00:18:39,319 そんなエゴみたいなものは ぐっと抑え込んで→ 337 00:18:39,385 --> 00:18:42,322 平身低頭 粗相のないように お願いします。 338 00:18:42,388 --> 00:18:45,325 学校において 生徒は お客さまです。 339 00:18:45,391 --> 00:18:48,261 お客さまは 神様ですからね。 340 00:18:48,328 --> 00:18:50,263 あの…。 341 00:18:50,330 --> 00:18:53,266 「お客さまは 神様です」 って言葉の意味→ 342 00:18:53,333 --> 00:18:57,270 分かって言ってますか? (川相) はい。 343 00:18:57,337 --> 00:19:01,274 あれは 神様の前で祈るときのように→ 344 00:19:01,341 --> 00:19:03,276 真っさらな心でなければ→ 345 00:19:03,343 --> 00:19:06,279 完璧な芸を披露することは できないっていう意味で→ 346 00:19:06,346 --> 00:19:09,282 その言葉を 僕らに置き換えたら 教壇に立つときには→ 347 00:19:09,349 --> 00:19:12,285 そういう心構えでいなさい っていうことですよね。 348 00:19:12,352 --> 00:19:14,287 そうですね。 (早坂) お客さまは 神様だから→ 349 00:19:14,354 --> 00:19:17,290 徹底的に こびへつらって 何をされようが→ 350 00:19:17,357 --> 00:19:19,292 我慢して尽くしなさい っていう意味じゃないですよ。 351 00:19:19,359 --> 00:19:21,294 だから…。 (中村) 何にしても→ 352 00:19:21,361 --> 00:19:25,298 担当する授業があるのに それを放り投げて 逃げるのは→ 353 00:19:25,365 --> 00:19:28,301 許されることじゃない。 (川相) そう! そうですよ~だ。 354 00:19:28,368 --> 00:19:33,306 生徒に対して よかれと思って掛けた言葉が→ 355 00:19:33,373 --> 00:19:36,309 悪い結果を引き起こしてしまう という経験なんて→ 356 00:19:36,376 --> 00:19:40,313 教師なら 誰でもあるわけで。 (川相) 頑張れ。 357 00:19:40,380 --> 00:19:43,316 だから 教師は 大変だし…。 (川相) そうだ そうだ。 358 00:19:43,383 --> 00:19:46,252 責任重大なんだ。 (川相) そうなんだよ~。 359 00:19:46,319 --> 00:19:51,257 だけど それに負けてはいけない。 (川相) んっ? 360 00:19:51,324 --> 00:19:55,261 過ちがあれば それを正すのも 教育だ。 361 00:19:55,328 --> 00:20:00,333 (川相) えっ 中村先生? (中村) そうですよね 亀高先生。 362 00:20:02,335 --> 00:20:04,270 (亀高) えっ? (川相) え~。 363 00:20:04,337 --> 00:20:09,275 あなた 遠藤先生の教育係ですよね。 364 00:20:09,342 --> 00:20:12,278 (亀高) はい。 (中村) あいつは→ 365 00:20:12,345 --> 00:20:15,348 この学校に 必要な人間だと思います。 366 00:20:18,351 --> 00:20:20,286 よろしくお願いします。 367 00:20:20,353 --> 00:20:22,622 (川相) いや… 必要がないっていう話をしてる…。 368 00:20:22,689 --> 00:20:25,291 (小畑) 私も 遠藤先生に辞めてほしくないです。 369 00:20:25,358 --> 00:20:27,293 はい!? 370 00:20:27,360 --> 00:20:31,297 (小畑) うまく言えないですけど 遠藤先生は→ 371 00:20:31,364 --> 00:20:34,300 我慢して過ごすしかない部屋を 洗ってくれる→ 372 00:20:34,367 --> 00:20:37,303 無邪気な風みたいな人で→ 373 00:20:37,370 --> 00:20:39,305 まあ 確かに これまで 当たり前だと思ってたものが→ 374 00:20:39,372 --> 00:20:42,308 吹き飛ばされて 厄介なことになったりするけど→ 375 00:20:42,375 --> 00:20:46,246 いつだって 新しく 始められるんだってことを→ 376 00:20:46,312 --> 00:20:48,247 教えてくれる人だと思うんです。 377 00:20:48,314 --> 00:20:51,250 (川相) ちょっと 皆さん どうかしちゃったんですか? 378 00:20:51,317 --> 00:20:57,256 あいつはね 薄っぺらで 適当で 非常識なだけの教師ですよ。 379 00:20:57,323 --> 00:21:00,259 ホントに そうですよ! (川相) そうだ そうだ! 380 00:21:00,326 --> 00:21:02,261 面倒だから 踏みとどまってしまうところを→ 381 00:21:02,328 --> 00:21:05,265 軽く飛び越える薄っぺらさで→ 382 00:21:05,331 --> 00:21:08,267 難しく考えて 立ち止まることのない→ 383 00:21:08,334 --> 00:21:10,269 前向きな適当さがあって→ 384 00:21:10,336 --> 00:21:13,272 常識という牢屋に とらわれることのない→ 385 00:21:13,339 --> 00:21:15,275 非常識な教師です! 386 00:21:15,341 --> 00:21:18,277 (川相) んっ? いや だから そういうことじゃなくてね…。 387 00:21:18,344 --> 00:21:20,279 いつも ごめんだけど→ 388 00:21:20,346 --> 00:21:24,284 遠藤先生のこと お願いしていいかな? 389 00:21:24,350 --> 00:21:27,353 (川相) 早坂先生 何をおっしゃってんですか。 390 00:21:33,359 --> 00:21:37,296 (川相) 亀高先生 待ちなさい! 391 00:21:37,363 --> 00:21:39,298 (中村) 待ちます。 (川相) 待ちますじゃない。 392 00:21:39,365 --> 00:21:41,300 何? 何? 何? 何? 何が? (小畑) 待ってるので。 393 00:21:41,367 --> 00:21:43,303 (川相) ちょっと! 亀高先生! \待ちます。 394 00:21:43,369 --> 00:21:45,304 (川相) 待ちますじゃない。 待ちなさい。 待ちなさい!→ 395 00:21:45,371 --> 00:21:48,241 ちょっと! ちょ… 何で! 何で 持ってくの!→ 396 00:21:48,307 --> 00:21:51,310 何で 持ってくの! 何で~! 397 00:21:53,646 --> 00:22:00,153 📱 398 00:22:06,159 --> 00:22:08,161 📱(メールの着信音) 399 00:22:12,165 --> 00:22:28,114 ♪~ 400 00:22:28,114 --> 00:22:30,049 (遠藤) あの…。 401 00:22:30,116 --> 00:22:32,051 (亀高) メリークリスマ~ス。 402 00:22:32,118 --> 00:22:35,054 (遠藤) うわっ ユズだ~。 403 00:22:35,121 --> 00:22:38,057 (亀高) いや~ 捕まってなるものかと 思っていたんじゃが→ 404 00:22:38,124 --> 00:22:41,127 捕まった今は どこか ほっとしていますじゃよ。 405 00:22:46,132 --> 00:22:48,067 (遠藤) 亀高先生。 406 00:22:48,134 --> 00:22:51,070 (亀高) 市川君から サンタ捕まえたって メール 来ました? 407 00:22:51,137 --> 00:22:53,072 (遠藤) あのメール 亀高先生が…。 408 00:22:53,139 --> 00:22:55,074 (亀高) 市川君に頼んで… ねえねえねえねえ…。 409 00:22:55,141 --> 00:22:57,143 ちょちょちょ…。 410 00:23:04,150 --> 00:23:07,086 (亀高) ねえ 電話 無視するくせに サンタには 会いにくるって→ 411 00:23:07,153 --> 00:23:09,088 どうなの? (遠藤) いや だって…。 412 00:23:09,155 --> 00:23:10,757 (亀高) いや そもそもさ 常識的に考えて→ 413 00:23:10,823 --> 00:23:12,425 こんなとこに サンタ いるわけないでしょ。 414 00:23:12,492 --> 00:23:15,094 (遠藤) でも 常識を飛び越えた存在が サンタですから。 415 00:23:15,161 --> 00:23:17,029 (亀高) いや そうなんだけどさ。 416 00:23:17,096 --> 00:23:21,033 (遠藤) 常識で言えば 34歳の女性が そんな格好で出歩くことの方が…。 417 00:23:21,100 --> 00:23:25,104 (亀高) そうなんだけど 常識を 飛び越えた存在が サンタだから。 418 00:23:28,107 --> 00:23:30,109 (亀高) のこのこ来ちゃって まあ。 419 00:23:32,111 --> 00:23:35,047 何か いい気分です。 420 00:23:35,114 --> 00:23:37,049 (遠藤) えっ? 421 00:23:37,116 --> 00:23:40,052 (亀高) いつも 振り回されて ばっかりだったから→ 422 00:23:40,119 --> 00:23:42,121 してやったりって感じ。 423 00:23:46,125 --> 00:23:47,727 (遠藤) 成長しましたね。 424 00:23:47,794 --> 00:23:50,062 (亀高) どの立場からの発言ですか? それ。 425 00:23:50,129 --> 00:23:56,068 亀さ~ん お待たせ~。 どうぞ~。 426 00:23:56,135 --> 00:23:58,070 何だっけ? これ。 427 00:23:58,137 --> 00:24:02,074 トムヤムクンスープ。 辛くて酸っぱくて おいしいよ~。 428 00:24:02,141 --> 00:24:05,077 ごゆっくり~。 429 00:24:05,144 --> 00:24:07,079 (亀高) 私ね ストレスが たまりにたまったとき→ 430 00:24:07,146 --> 00:24:10,082 ここに来るの。 (遠藤) えっ? 431 00:24:10,149 --> 00:24:13,152 (亀高) おごるんで 全部 食べてください。 めちゃくちゃ辛いですけど。 432 00:24:18,090 --> 00:24:22,028 (亀高) 私ね 自分の力で→ 433 00:24:22,094 --> 00:24:26,032 生徒を 正しい方向に導こうと思って。 434 00:24:26,098 --> 00:24:29,035 だから 教師を目指したの。 435 00:24:29,101 --> 00:24:33,039 教師になりたてのころは 毎日が充実してて…。 436 00:24:33,105 --> 00:24:38,044 だけど 生徒と向き合ってね→ 437 00:24:38,110 --> 00:24:40,046 裏切られたり→ 438 00:24:40,112 --> 00:24:44,050 結果的に 裏切ったり してしまってるうちに→ 439 00:24:44,116 --> 00:24:47,053 生徒を導くなんていうのは 傲慢で→ 440 00:24:47,119 --> 00:24:52,058 危険なことなのかもしれない って思ったら→ 441 00:24:52,124 --> 00:24:55,061 急に怖くなったの。 442 00:24:55,127 --> 00:24:58,064 だって 間違った方向に→ 443 00:24:58,130 --> 00:25:01,133 生徒を導いてしまうことだって あるわけじゃない? 444 00:25:03,135 --> 00:25:06,072 怖かったんでしょ? 445 00:25:06,138 --> 00:25:11,143 いつの間にか 自分が その立場に 立ってることに気付いて。 446 00:25:15,147 --> 00:25:17,016 (遠藤) はい。 447 00:25:17,083 --> 00:25:20,019 (亀高) でもさ 怖いってことは→ 448 00:25:20,086 --> 00:25:24,023 あなたの中に 生徒がいるからだよね? 449 00:25:24,090 --> 00:25:27,026 (遠藤) えっ? (亀高) あなたの中には 生徒がいて→ 450 00:25:27,093 --> 00:25:31,030 それが 自分の中で 大切なものになってるから→ 451 00:25:31,097 --> 00:25:33,099 怖いんじゃない? 452 00:25:35,101 --> 00:25:39,038 (遠藤) そんなこと あるわけないんですけどね。 453 00:25:39,105 --> 00:25:43,042 (亀高) 絶対に違うし そんなわけは ないのに→ 454 00:25:43,109 --> 00:25:45,111 そうだってことは あるんだよ。 455 00:25:47,113 --> 00:25:50,049 あなたにしてみれば→ 456 00:25:50,116 --> 00:25:53,052 絶対に そんなわけは ないのかもしれないね。 457 00:25:53,119 --> 00:25:56,055 それは たぶん ホントに そうなんだと思う。 458 00:25:56,122 --> 00:25:58,057 だけどね→ 459 00:25:58,124 --> 00:26:02,061 あり得ないことって あるの。 460 00:26:02,128 --> 00:26:05,064 起こり得ないと 思っていた事柄に→ 461 00:26:05,131 --> 00:26:08,067 ある日 突然 巻き込まれたりするの。 462 00:26:08,134 --> 00:26:13,072 それは つまり 絶対なんていうのは→ 463 00:26:13,139 --> 00:26:17,076 この世には ありません っていうことなんじゃない? 464 00:26:17,143 --> 00:26:19,145 いただきます。 465 00:26:22,148 --> 00:26:25,084 (亀高) ハハハッ…! 466 00:26:25,151 --> 00:26:29,088 これ 笑っちゃうよ。 467 00:26:29,155 --> 00:26:32,091 あ~! 468 00:26:32,158 --> 00:26:34,093 ハハハッ…。 469 00:26:34,160 --> 00:26:36,095 (店主) ねえねえ 亀さん。→ 470 00:26:36,162 --> 00:26:40,099 この人さ あれだよね? 471 00:26:40,166 --> 00:26:42,101 (亀高) うちの学校のラチャ様で~す。 472 00:26:42,168 --> 00:26:46,105 (店主) すごい! そっくり! (店員たちの歓声) 473 00:26:46,172 --> 00:26:49,108 (亀高) ねえねえ ねえねえ あれ やってあげて。 474 00:26:49,175 --> 00:26:51,110 (遠藤) あれ? (亀高) あれ。 475 00:26:51,177 --> 00:26:54,180 \すげえ カッコイイ。 476 00:26:56,182 --> 00:26:59,118 (遠藤) ラック。 (店員たちの歓声) 477 00:26:59,185 --> 00:27:02,121 後で… 後で 写真 撮ってもいいですか? 478 00:27:02,188 --> 00:27:04,123 (遠藤) はい。 (店員たちの歓声) 479 00:27:04,190 --> 00:27:06,125 (亀高) あなたはさ→ 480 00:27:06,192 --> 00:27:10,196 自分の大切にしているものを 放っておける人じゃないよね? 481 00:27:12,198 --> 00:27:16,068 (遠藤) はい。 (亀高) だったら それを優先して→ 482 00:27:16,135 --> 00:27:19,071 やりたいこと やったら いいんじゃない? 483 00:27:19,138 --> 00:27:23,142 お~! うままま…。 484 00:27:27,146 --> 00:27:30,082 (遠藤) おはようございまーす。 >> おはようございます。 485 00:27:30,149 --> 00:27:32,084 (佑太) 先生 昨日 どうしたの? (遠藤) いや~…。 486 00:27:32,151 --> 00:27:34,086 学校に来るのが 嫌になっちゃって。 487 00:27:34,153 --> 00:27:37,089 それさ 先生が言うことじゃないでしょ。 488 00:27:37,156 --> 00:27:40,092 (凛空) そうだよ。 489 00:27:40,159 --> 00:27:42,094 (遠藤) 松永君。 490 00:27:42,161 --> 00:27:44,096 木村君。 491 00:27:44,163 --> 00:27:48,100 本橋さん 川嶋さん 本部さん。 492 00:27:48,167 --> 00:27:51,103 ちょっと付き合ってもらっても いいですか? 493 00:27:51,170 --> 00:27:55,107 どうしても 一緒にやりたいことがあるんです。 494 00:27:57,043 --> 00:27:58,577 さあ 行きましょう。 495 00:28:01,113 --> 00:28:03,049 (遠藤) 鬼ごっこしましょう。 (蓮) はい? 496 00:28:03,115 --> 00:28:05,051 (遠藤) いや 昨日 たまたま→ 497 00:28:05,117 --> 00:28:07,053 子供たちが 鬼ごっこしてるのを見掛けて→ 498 00:28:07,119 --> 00:28:09,055 それが もう どうしちゃったんだろう→ 499 00:28:09,121 --> 00:28:11,057 ってくらい 楽しそうで→ 500 00:28:11,123 --> 00:28:14,060 そのときにね 松永君が言ってた→ 501 00:28:14,126 --> 00:28:17,997 後で やろうと思っても 後では 絶対にできないことって→ 502 00:28:18,064 --> 00:28:19,999 こういうことなのかな って思ったんですよ。 503 00:28:20,066 --> 00:28:22,001 えっ? 504 00:28:22,068 --> 00:28:26,005 (遠藤) でも それって ホントに できないことなんですかね? 505 00:28:26,072 --> 00:28:28,007 それが楽しいってことを 知ってて→ 506 00:28:28,074 --> 00:28:31,010 誰にでも できる遊びだってことも 知ってて→ 507 00:28:31,077 --> 00:28:34,013 それなのに 何で もう できないって→ 508 00:28:34,080 --> 00:28:36,015 決め付けてるんだろう って思ったら→ 509 00:28:36,082 --> 00:28:39,018 何か そわそわしてきちゃって。 510 00:28:39,085 --> 00:28:43,022 うん。 だから 鬼ごっこしましょう。 511 00:28:43,089 --> 00:28:48,027 >> いや あの…。 (遠藤) タッチ。 まずは 松永君が鬼です。 512 00:28:48,094 --> 00:28:52,031 いいかげんにしてくれよ! 何で こんなこと…。 513 00:28:52,098 --> 00:28:56,035 (遠藤) 何ですか? (蓮) いや あの…。 514 00:28:56,102 --> 00:28:58,037 (遠藤) ごめんなさい。 全然 聞こえないです。 515 00:28:58,104 --> 00:29:02,041 (蓮) いや だから…!→ 516 00:29:02,108 --> 00:29:06,045 ちょ… ちょっと待てって! 何で 逃げんだよ! 517 00:29:06,112 --> 00:29:08,047 (遠藤) いや 鬼ごっこって そういうものだから。 518 00:29:08,114 --> 00:29:10,049 (蓮) やりたくないんですよ! 519 00:29:10,116 --> 00:29:13,052 (遠藤) どうして? 鬼ごっこで遊んだこと ありますよね? 520 00:29:13,119 --> 00:29:15,054 楽しかったですよね? (蓮) 今は→ 521 00:29:15,121 --> 00:29:16,989 それをしたくないから…。 (遠藤) 何でですか? 522 00:29:17,056 --> 00:29:18,991 する意味が分かんないから! 523 00:29:19,058 --> 00:29:21,994 (遠藤) してもないのに? 最近 鬼ごっこしたんですか? 524 00:29:22,061 --> 00:29:24,997 そのときに あっ これは する意味がないなって→ 525 00:29:25,064 --> 00:29:26,999 痛感したんですか? (蓮) そうじゃないけど…。 526 00:29:27,066 --> 00:29:31,003 (遠藤) じゃあ 何ですか? >> いや だから…。 527 00:29:31,070 --> 00:29:34,073 (涼介) ハハッ。 だっさ。 528 00:29:41,080 --> 00:29:43,015 (蓮) タッチ。 529 00:29:43,082 --> 00:29:44,683 くだらねえ。 530 00:29:44,750 --> 00:29:48,020 (遠藤) はい 次は 木村君が鬼です。 >> いや あの…。 531 00:29:48,087 --> 00:29:51,023 (遠藤) まあ 鬼ごっこするも しないも 自由だし→ 532 00:29:51,090 --> 00:29:54,026 このまま 何もせず 負けを選ぶのも→ 533 00:29:54,093 --> 00:29:56,095 あなたの自由ですよ。 534 00:30:04,103 --> 00:30:08,040 やめろって。 こんなん どうでもいいだろ! 535 00:30:08,107 --> 00:30:10,042 (遠藤) 逃げれるのは この校庭内だけですよ。 536 00:30:10,109 --> 00:30:12,044 \この範囲内だったら…。 >> 何してんの? あれ。 537 00:30:12,111 --> 00:30:16,982 (遠藤)\どこに逃げても 自由です。 \(蓮)それ 自由って言わねえだろ。 538 00:30:17,049 --> 00:30:19,985 (凛空) うわっ! 見ろ。 \何? 何? 539 00:30:20,052 --> 00:30:21,987 \ずりぃよ あいつらだけ やっぱり。 540 00:30:22,054 --> 00:30:27,993 (涼介) ハァ ハァ ハァ…。 541 00:30:28,060 --> 00:30:30,996 (遠藤) 木村君 もう やめます? 542 00:30:31,063 --> 00:30:32,998 僕ね 思うんですけど→ 543 00:30:33,065 --> 00:30:36,001 嫌なこととか 苦しいことがあっても→ 544 00:30:36,068 --> 00:30:40,005 それでも やめられないものこそが 好きなことだと思うんですよ。 545 00:30:40,072 --> 00:30:43,008 えっ…。 546 00:30:43,075 --> 00:30:46,078 (遠藤) どうしますか? やめますか? 547 00:30:54,086 --> 00:30:56,021 負けねえからな! 548 00:30:56,088 --> 00:30:59,024 (蓮) ちょちょちょ…。 549 00:30:59,091 --> 00:31:05,030 (遠藤) よし。 じゃあ 鬼を増やしましょうか。 550 00:31:05,097 --> 00:31:08,100 本橋さん 鬼でお願いします。 551 00:31:14,106 --> 00:31:15,975 (凛空) 先生! 俺も あれ やりたい。 552 00:31:16,041 --> 00:31:18,978 (佑太) 俺も 俺も。 俺も やりたい。 (亀高) 授業中です。 553 00:31:19,044 --> 00:31:21,981 先生 お願いします。 (生徒一同) お願いします。 554 00:31:22,047 --> 00:31:26,051 (涼介) あ~… タッチ! 555 00:31:28,053 --> 00:31:30,990 よっしゃ~!→ 556 00:31:31,056 --> 00:31:33,058 あ~! 557 00:31:36,061 --> 00:31:37,997 (遠藤) よし。 558 00:31:38,063 --> 00:31:39,999 あっ あっ… ちょ…。 559 00:31:40,065 --> 00:31:43,002 ぼ… 僕も入っ… もう見えてないわ もう あれ。 560 00:31:43,068 --> 00:31:45,004 こうなっちゃってる。 この辺 見えてないわ もう。 561 00:31:45,070 --> 00:31:49,008 あの… 鬼ごっこって そういうもんだっけ? 562 00:31:49,074 --> 00:31:51,010 どうしました~? 563 00:31:51,076 --> 00:31:53,012 \俺らも 入れて。 (佑太) 俺たちも 入れて。 564 00:31:53,078 --> 00:31:56,015 (遠藤) じゃあ 鬼 増やしましょうか。 565 00:31:56,081 --> 00:31:57,683 僕も鬼で。 タッチ。 566 00:31:57,750 --> 00:32:00,085 嫌~! (佑太) 愛佳 お前 逃げんなよ! 567 00:32:08,093 --> 00:32:10,095 誰? 誰? 誰? 誰? 誰? (凛空) 誰が鬼? 568 00:32:17,036 --> 00:32:21,974 (亀高) わ~! 569 00:32:22,041 --> 00:32:24,977 (朋也) 今年も 奇麗ですね。 570 00:32:25,044 --> 00:32:27,046 鮮やかだ。 571 00:32:31,050 --> 00:32:34,053 あっ 鬼ごっこ中か。 572 00:32:40,059 --> 00:32:42,995 ねえ! もう! 邪魔。 573 00:32:43,062 --> 00:32:46,065 (亀高) タッチ! >> キャー! 574 00:32:46,065 --> 00:33:09,088 ♪~ 575 00:33:09,088 --> 00:33:14,026 (遠藤) 難しく考える必要は ないけど 難しく考えるとするならば→ 576 00:33:14,093 --> 00:33:16,962 この先 あなたたちが生きていく上で→ 577 00:33:17,029 --> 00:33:18,964 追い掛けることも→ 578 00:33:19,031 --> 00:33:21,967 追い掛けても つかまえられないことも→ 579 00:33:22,034 --> 00:33:25,971 逃げることも 逃げ切れないことも あると思うんです。 580 00:33:26,038 --> 00:33:29,975 そんな 希望とか絶望とかで→ 581 00:33:30,042 --> 00:33:31,977 ぐちゃぐちゃに 揺さぶられる中でも→ 582 00:33:32,044 --> 00:33:34,980 心に アンカーを 打ち込んでおけば→ 583 00:33:35,047 --> 00:33:38,984 ブレない自分で いられると思うんです。 584 00:33:39,051 --> 00:33:40,986 僕にとっては それが→ 585 00:33:41,053 --> 00:33:43,989 好きをベースに生きる ってことで→ 586 00:33:44,056 --> 00:33:46,992 皆さんにも それを おすすめしたいんですけど→ 587 00:33:47,059 --> 00:33:49,995 皆さんは 何が好きなのか よく分からないので→ 588 00:33:50,062 --> 00:33:52,998 確実に好きだったものを なぞることで→ 589 00:33:53,065 --> 00:33:55,000 皆さんのためになったらいいな っていう→ 590 00:33:55,067 --> 00:33:59,071 僕なりに考え抜いた上での 課外授業です。 591 00:33:59,071 --> 00:34:12,084 ♪~ 592 00:34:12,084 --> 00:34:17,022 (遠藤) 亀高先生 亀高先生。 593 00:34:17,089 --> 00:34:19,091 (亀高) えっ? 594 00:34:25,097 --> 00:34:29,001 (遠藤) 僕 学校 辞めます。 595 00:34:31,970 --> 00:34:34,973 (遠藤) 僕 学校 辞めます。 596 00:34:38,977 --> 00:34:40,913 (遠藤) 楽しいんですけど→ 597 00:34:40,979 --> 00:34:44,917 だからこそ 足りないところが 見えてくるっていうか。 598 00:34:44,983 --> 00:34:46,919 そこを埋めることができれば→ 599 00:34:46,985 --> 00:34:48,921 もっと楽しくなるかな って思うので→ 600 00:34:48,987 --> 00:34:50,989 修行の旅に出ます。 601 00:34:52,991 --> 00:34:54,927 (亀高) 何の修行? 602 00:34:54,993 --> 00:34:58,997 (遠藤) 亀高先生に 少しでも近づけるような修行。 603 00:35:07,005 --> 00:35:08,941 (亀高) 私は…。 604 00:35:09,007 --> 00:35:13,011 あなたが理想とするような 教師じゃないよ。 605 00:35:15,013 --> 00:35:17,950 自分に どんなに強い思いがあっても→ 606 00:35:18,016 --> 00:35:22,955 管理職になって 業務に追われて→ 607 00:35:23,021 --> 00:35:25,958 目の前にある作業を こなすだけの毎日を→ 608 00:35:26,024 --> 00:35:28,961 過ごしているうちにさ→ 609 00:35:29,027 --> 00:35:31,897 それだけになっちゃって。 610 00:35:31,964 --> 00:35:34,967 大切にすべきものを 失ってるの。 611 00:35:37,970 --> 00:35:40,906 (遠藤) 亀高先生は 何になりたいんですか? 612 00:35:40,973 --> 00:35:42,908 (亀高) えっ? 613 00:35:42,975 --> 00:35:44,977 (遠藤) いい先生? 614 00:35:46,979 --> 00:35:48,914 (亀高) そうだね。 615 00:35:48,981 --> 00:35:50,916 (遠藤) そこを目指してるから→ 616 00:35:50,983 --> 00:35:53,919 たどりつけないんじゃ ないですか? 617 00:35:53,986 --> 00:35:56,922 だって いい先生って何ですか? 618 00:35:56,989 --> 00:35:59,925 答えが 四方八方に散らばってて→ 619 00:35:59,992 --> 00:36:01,927 これが正解だと思うものを つかんでも→ 620 00:36:01,994 --> 00:36:04,930 違う正解が あっちこっちにあって→ 621 00:36:04,997 --> 00:36:06,932 あれもこれも やっていくうちに→ 622 00:36:06,999 --> 00:36:10,936 抱えきれないくらいの ものになって…。 623 00:36:11,003 --> 00:36:14,940 そりゃあ 身動き 取れなくなりますよ。 624 00:36:15,007 --> 00:36:17,943 (亀高) そうだね。 625 00:36:18,010 --> 00:36:20,946 (遠藤) いい先生になろうと するんじゃなくて→ 626 00:36:21,013 --> 00:36:25,951 亀高先生が 強い思いをつかんで 離さず進んでいけば→ 627 00:36:26,018 --> 00:36:27,953 勝手に いい先生って→ 628 00:36:28,020 --> 00:36:30,956 呼ばれるように なるんじゃないですか? 629 00:36:35,961 --> 00:36:37,963 (遠藤) いい先生。 630 00:36:42,968 --> 00:36:45,971 (遠藤) ホントに そう思います。 631 00:36:45,971 --> 00:36:56,982 ♪~ 632 00:36:58,984 --> 00:37:00,986 (亀高) ありがとう。 633 00:37:05,991 --> 00:37:07,926 (遠藤) いいだけ先生。 634 00:37:07,993 --> 00:37:09,928 (亀高) えっ? 635 00:37:09,995 --> 00:37:12,931 (遠藤) いつか 戻ってきますから。 636 00:37:12,998 --> 00:37:16,935 (亀高) 期待しないで待ってる。 637 00:37:17,002 --> 00:37:20,939 (遠藤) それまで こいつのこと よろしくお願いします。 638 00:37:21,006 --> 00:37:23,942 (亀高) 遠慮します。 (遠藤) いや よろしくお願いします。 639 00:37:24,009 --> 00:37:27,946 (亀高) 遠慮します。 (遠藤) ちょ… えっ? 640 00:37:28,013 --> 00:37:30,015 んっ? 641 00:37:31,950 --> 00:37:34,886 (太郎) 何? (みずき) あれ 何? 642 00:37:34,953 --> 00:37:36,955 えっ 何これ? (朋也) 何これ? 643 00:37:38,957 --> 00:37:40,959 (朋也) 何? 何? 何? 644 00:37:42,961 --> 00:37:46,898 (みずき) えっ これって 遠藤先生? 645 00:37:46,965 --> 00:37:48,900 だよね。 (太郎) え~…。→ 646 00:37:48,967 --> 00:37:50,902 いなくなっちゃった…。 (朋也) そういうこと? 647 00:37:50,969 --> 00:37:52,904 (太郎) えっ そういうこと!? (みずき) そういうこと? 648 00:37:52,971 --> 00:37:54,906 (太郎) えっ! 3学期は? 649 00:37:54,973 --> 00:37:56,908 (みずき) 違うでしょ。 650 00:37:56,975 --> 00:38:01,913 でも 真ん中の文字が…。 651 00:38:01,980 --> 00:38:03,915 (朋也) えっ もう 会えないのかな。 652 00:38:03,982 --> 00:38:05,917 (太郎) いやいや 会えるって。 だって ねえ。→ 653 00:38:05,984 --> 00:38:08,920 芋… みんなで 畑 作るっつったじゃん。 654 00:38:08,987 --> 00:38:11,923 (みずき) 芋畑 みんなで作んないとね。 655 00:38:11,990 --> 00:38:13,925 (佑太) おはよう。 656 00:38:13,992 --> 00:38:15,927 \ちょっと待って。→ 657 00:38:15,994 --> 00:38:19,931 これ 生徒にさ 一人一人に 書いてるってことじゃない? 658 00:38:19,998 --> 00:38:22,000 (蓮) これ 先生からか。 659 00:38:24,002 --> 00:38:26,938 (舞) いやいやいや 親父ギャグかい! 660 00:38:27,005 --> 00:38:29,941 \「クレオパトラジュニア いかがですか?」 661 00:38:30,008 --> 00:38:33,879 (茂) 「ヘアピン 何本 使ってますか?」 662 00:38:33,945 --> 00:38:37,883 (茂) 日によるんだよな~。 663 00:38:37,949 --> 00:38:39,885 \今日は? 今日は? 664 00:38:39,951 --> 00:38:41,953 (茂) 今日? 12本。 665 00:38:41,953 --> 00:38:59,971 ♪~ 666 00:38:59,971 --> 00:39:01,973 (大輔) よろしくお願いします。 667 00:39:01,973 --> 00:39:25,997 ♪~ 668 00:39:25,997 --> 00:39:30,001 (早坂) 亀高さん さみしいね。 669 00:39:31,937 --> 00:39:33,872 (亀高) 別に。 670 00:39:33,939 --> 00:39:36,875 そんなことないけどね。 671 00:39:36,942 --> 00:39:39,878 (早坂) ねえ! 672 00:39:39,945 --> 00:39:43,882 (亀高) まあ でも 早坂ちゃんの言うとおり→ 673 00:39:43,949 --> 00:39:47,886 絶対 違うし そんなわけは ないのに→ 674 00:39:47,953 --> 00:39:49,888 そうだってことは あるんだなっていうのを→ 675 00:39:49,955 --> 00:39:51,957 思い知らされたよ。 676 00:39:56,962 --> 00:39:59,898 亀高さん。 677 00:39:59,965 --> 00:40:01,967 大丈夫? 678 00:40:03,969 --> 00:40:07,906 (亀高) 大丈夫だけど 言いたくない。 679 00:40:07,973 --> 00:40:12,911 絶対 好きにならないし なっちゃいけない人のことを→ 680 00:40:12,978 --> 00:40:15,914 好きになったこと? 681 00:40:15,981 --> 00:40:17,916 (亀高) ま… まあ…。 682 00:40:17,983 --> 00:40:21,920 そうなのかな…。 683 00:40:21,987 --> 00:40:24,923 (早坂) 亀ちゃん 飲もっか。 684 00:40:24,990 --> 00:40:27,926 (亀高) うん。 685 00:40:27,993 --> 00:40:29,928 \(窓の開く音) 686 00:40:29,995 --> 00:40:32,864 (亀高) えっ? えっ? え~っ! (早坂) やだ! あ~っ!→ 687 00:40:32,931 --> 00:40:34,866 やめて! あ~っ! (亀高) あ~っ! 688 00:40:34,933 --> 00:40:36,868 あ~っ! (早坂) やだ! あ~っ! あっ…。 689 00:40:36,935 --> 00:40:38,870 赤い…。 690 00:40:38,937 --> 00:40:40,872 (遠藤) そういう人がいるんですね。 691 00:40:40,939 --> 00:40:42,541 (亀高) えっ? 692 00:40:42,607 --> 00:40:45,877 (遠藤) 亀高先生って 好きな人がいるんですね。 693 00:40:45,944 --> 00:40:47,879 (亀高) な… 何で? 694 00:40:47,946 --> 00:40:49,881 (遠藤) いや… 何か さみしいです それ。 695 00:40:49,948 --> 00:40:52,884 (亀高) どうして? どうしてなの!? (遠藤) クリスマスなので。 696 00:40:52,951 --> 00:40:54,886 いや 当たり前みたいな顔してるけど→ 697 00:40:54,953 --> 00:40:56,888 常識的に どうかと思うこと してるよ? 698 00:40:56,955 --> 00:41:00,892 (遠藤) 常識を超えたところにいるのが サンタクロースですもんね? 699 00:41:00,959 --> 00:41:02,894 あらためまして→ 700 00:41:02,961 --> 00:41:04,963 今年は お世話になりました。 701 00:41:06,965 --> 00:41:09,901 来年も よろしくお願いします。 (亀高) んっ? 702 00:41:09,968 --> 00:41:13,905 (遠藤) あっ 3学期から また 先生に戻ろうと思って。 703 00:41:13,972 --> 00:41:16,908 (亀高) はい? (遠藤) よく考えたんですけど→ 704 00:41:16,975 --> 00:41:18,910 亀高先生に近づくには→ 705 00:41:18,977 --> 00:41:20,912 亀高先生の近くで 教えてもらう方が→ 706 00:41:20,979 --> 00:41:22,914 早いと思うんですよね。 707 00:41:22,981 --> 00:41:25,917 それに 生徒たちのことを ここで放っておくのは→ 708 00:41:25,984 --> 00:41:27,919 無責任かな~とも思いまして。 709 00:41:27,986 --> 00:41:29,921 (亀高) あなたに 責任とかいう概念あるんだ。 710 00:41:29,988 --> 00:41:31,857 (遠藤) ありますよ。 それが あるからこそ→ 711 00:41:31,923 --> 00:41:34,860 自由を 満喫できるんじゃないですか。 712 00:41:34,926 --> 00:41:37,863 あっ いいですか? 713 00:41:37,929 --> 00:41:40,866 ああ! 714 00:41:40,932 --> 00:41:43,869 (遠藤) ありがとうございます。 (コップに酒を注ぐ音) 715 00:41:43,935 --> 00:41:47,873 (遠藤) じゃあ… メリークリスマス! 716 00:41:47,939 --> 00:41:49,941 飲もっか。 717 00:41:55,947 --> 00:41:57,949 (亀高) あなたね おかしい! 718 00:42:05,957 --> 00:42:07,893 (亀高) えっ? >> いや… えっ? 719 00:42:07,959 --> 00:42:09,895 (亀高) 酔ってんの? 弱過ぎない? (早坂) 酔ってんの? 720 00:42:09,961 --> 00:42:12,898 (亀高) 何? (遠藤) プレゼントで~…。 721 00:42:12,964 --> 00:42:15,901 あっ これ… これは あげません。 (亀高) いらない。 全然いらない。 722 00:42:15,967 --> 00:42:17,903 (遠藤) よいしょ~。 はい~。 723 00:42:17,969 --> 00:42:21,973 どれが いいですか? サンタですから。 724 00:42:26,978 --> 00:42:28,980 (亀高) いや これ…。 725 00:42:32,984 --> 00:42:36,922 (遠藤) サインしときました。 サンタですから。 726 00:42:36,988 --> 00:42:40,926 (亀高) え~っ! ちょっと! あんた 何てこと…。 727 00:42:40,992 --> 00:42:42,994 ラチャ様…。 728 00:42:44,996 --> 00:42:47,999 ちょっと 最悪。 729 00:42:53,004 --> 00:42:55,941 (亀高) もう やだ。 730 00:42:56,007 --> 00:42:58,009 {\an8}(遠藤) また あした。