1 00:00:32,089 --> 00:00:33,591 (御堂) フフフ… ハハハハ…! 2 00:00:33,591 --> 00:00:35,609 (七瀬美雪) <急死した大作曲家が残した➡ 3 00:00:35,609 --> 00:00:38,129 最後の作品 『 悪魔組曲』 > 4 00:00:38,129 --> 00:00:39,630 (百合恵) キャ~! 5 00:00:39,630 --> 00:00:43,617 <楽譜を捜す弟子たちが 次々と死んで行く> 6 00:00:43,617 --> 00:00:47,605 <その詩の通り 悪魔に食い殺されたのか➡ 7 00:00:47,605 --> 00:00:50,658 それとも 裏切った弟子たちに➡ 8 00:00:50,658 --> 00:00:54,228 死んだ作曲家が 復讐しているのか> 9 00:00:54,228 --> 00:00:58,199 <轟く雷鳴の中 不気味な笑い声が聞こえる> 10 00:00:58,199 --> 00:01:02,153 (御堂)⦅フフフ… ハハハハ…!⦆ 11 00:01:02,153 --> 00:01:09,153 ♬~ 12 00:01:22,473 --> 00:01:23,140 13 00:01:23,140 --> 00:01:33,234 (ピアノ)♪~ 14 00:01:33,234 --> 00:01:53,170 ♪~ 15 00:01:53,170 --> 00:02:02,680 ♪~ 16 00:02:02,680 --> 00:02:06,167 (夏岡) なんて素晴らしい曲だ。 本当に。 17 00:02:06,167 --> 00:02:07,685 (ピアノ)♪~ 18 00:02:07,685 --> 00:02:11,739 ♪~ 「雷煌めき 闇深まり➡ 19 00:02:11,739 --> 00:02:15,159 ♪~ 聖なる鍵を手にした騎士が➡ 20 00:02:15,159 --> 00:02:19,163 ♪~ 悪魔の餌食と成り果てぬ」。 21 00:02:19,163 --> 00:02:21,682 ♪~ (雷鳴) 22 00:02:21,682 --> 00:02:24,168 ♪~ 23 00:02:24,168 --> 00:02:26,168 (雷鳴) 24 00:02:28,672 --> 00:02:31,725 聞け! わが弟子たちよ。 25 00:02:31,725 --> 00:02:37,264 これこそ 音楽に生涯をささげた この御堂周一郎の➡ 26 00:02:37,264 --> 00:02:39,183 最後の作品➡ 27 00:02:39,183 --> 00:02:42,183 『 悪魔組曲』 だ! 28 00:02:45,689 --> 00:02:48,189 (警笛) 29 00:02:53,714 --> 00:02:57,714 ん? はじめちゃん? 30 00:02:59,787 --> 00:03:02,287 あれ~? 31 00:03:10,164 --> 00:03:12,666 もしもし? (金田一 一) 人違いです。 32 00:03:12,666 --> 00:03:14,668 私は ただのピーナツ売りです。 33 00:03:14,668 --> 00:03:16,670 さぁ 皆さん 降りますよ~。 34 00:03:16,670 --> 00:03:19,640 逃げようったって そうはいかないの! 35 00:03:19,640 --> 00:03:22,643 見逃してくれよ~ スパルタ合宿 行きたくないよ~。 36 00:03:22,643 --> 00:03:25,195 行かなきゃ落第だよ? まったく 誰のために➡ 37 00:03:25,195 --> 00:03:27,214 夏休み返上で付き合ってやってる と思ってんのよ! 38 00:03:27,214 --> 00:03:29,266 そこをひとつ 何とか… お願いします! 39 00:03:29,266 --> 00:03:30,684 (急ブレーキ音) うわっ! 40 00:03:30,684 --> 00:03:34,655 (急ブレーキ音) 41 00:03:34,655 --> 00:03:37,675 イテっ… イテテテ… 大丈夫か? うん。 42 00:03:37,675 --> 00:03:39,193 (車掌) お客さまに申し上げます。 43 00:03:39,193 --> 00:03:41,178 ただ今 ポイント故障が発生…。 事故かな? 44 00:03:41,178 --> 00:03:43,130 お急ぎのところ 申し訳ございませんが➡ 45 00:03:43,130 --> 00:03:45,630 今しばらくお待ちくださいませ。 46 00:03:52,640 --> 00:03:54,642 (小沢) 開けろ! (車掌) はい。 47 00:03:54,642 --> 00:03:57,144 どういうことだ? は? いつ動くんだ!? 48 00:03:57,144 --> 00:03:59,129 (亜理沙) 私たちは急いでるんです 何とかしてください。 49 00:03:59,129 --> 00:04:01,148 いや あの そう言われましても…。 むちゃくちゃ言うなぁ。 50 00:04:01,148 --> 00:04:03,651 (小沢) 今すぐ動かせ すぐに! あの2人…。 51 00:04:03,651 --> 00:04:05,653 えっ お前 知ってんの? 52 00:04:05,653 --> 00:04:07,688 小沢竜二郎っていう作曲家と➡ 53 00:04:07,688 --> 00:04:10,240 紅 亜理沙っていう 天才バイオリニストよ。 54 00:04:10,240 --> 00:04:12,626 あれが 8000万のバイオリンか…。 55 00:04:12,626 --> 00:04:15,646 えっ 8000万!? 師匠の大作曲家➡ 56 00:04:15,646 --> 00:04:18,649 御堂周一郎から 譲り受けたんだって。 57 00:04:18,649 --> 00:04:20,649 へぇ~。 58 00:04:22,136 --> 00:04:25,139 ヒッチハ~イク! 59 00:04:25,139 --> 00:04:28,676 ヒッチハイク パート2~! 「ヒッチハ~イク」って あんた➡ 60 00:04:28,676 --> 00:04:31,729 車なんか来ないじゃない! もう。 61 00:04:31,729 --> 00:04:34,131 列車 来んの待ってたほうが よかったんじゃないの? 62 00:04:34,131 --> 00:04:37,634 合宿遅刻したら お仕置きされる って脅かしたの お前だろ。 63 00:04:37,634 --> 00:04:41,638 あ~! もう完璧アウト お仕置き決定。 ゲッ。 64 00:04:41,638 --> 00:04:45,125 もう ほら 美雪も もっとお尻を きゅっと突き出して こう…。 65 00:04:45,125 --> 00:04:46,627 ヘイ カモ~ン! (車の走行音) 66 00:04:46,627 --> 00:04:49,163 きゅっ きゅっ。 あっ! 67 00:04:49,163 --> 00:04:52,216 (2人) 止まった。 ちょっと… 気が変わらんうちに➡ 68 00:04:52,216 --> 00:04:54,118 早く乗っちゃえ 乗っちゃえ! こんばんは~! 69 00:04:54,118 --> 00:04:56,653 いや~ どうも すいませんね~! 70 00:04:56,653 --> 00:04:59,623 いや~ もう 助かっちゃったり なんか しちゃったりして…。 71 00:04:59,623 --> 00:05:01,141 あれ? 72 00:05:01,141 --> 00:05:05,179 (雷鳴) 73 00:05:05,179 --> 00:05:07,179 キャ~! (剣持 勇) あぁ…! 74 00:05:10,167 --> 00:05:12,669 2人とも 大丈夫か!? 75 00:05:12,669 --> 00:05:15,706 どうにか…。 76 00:05:15,706 --> 00:05:19,643 ねぇ! あれ何かしら? ん? 77 00:05:19,643 --> 00:05:21,143 明かりだ。 78 00:05:23,130 --> 00:05:29,119 ♪~ ハァ ハァ…! ハァ…! 79 00:05:29,119 --> 00:05:31,138 ♪~ ねぇ! ん? 80 00:05:31,138 --> 00:05:33,640 ♪~ 何か聞こえない? 81 00:05:33,640 --> 00:05:36,176 ♪~ 何だ? この音楽。 82 00:05:36,176 --> 00:05:40,631 ♪~ 83 00:05:40,631 --> 00:05:43,133 ♪~ ≪キャ~‼≫ 84 00:05:43,133 --> 00:05:44,633 ♪~ 85 00:05:45,636 --> 00:05:47,636 おっさん! おう…。 86 00:05:50,140 --> 00:05:52,142 ≪誰か~‼≫ 87 00:05:52,142 --> 00:05:53,627 向こうだ。 88 00:05:53,627 --> 00:06:08,659 ♬~ 89 00:06:08,659 --> 00:06:10,659 これは…。 90 00:06:15,632 --> 00:06:17,632 悪魔…。 91 00:06:22,639 --> 00:06:24,675 ハァ…! 92 00:06:24,675 --> 00:06:27,728 どうかしたのか? (田村) どうしたんだ!? 93 00:06:27,728 --> 00:06:29,263 ハッ…! 94 00:06:29,263 --> 00:06:31,148 死んでるのか…!? 95 00:06:31,148 --> 00:06:35,152 全員 その場を動かないで! 今 確認します! 96 00:06:35,152 --> 00:06:37,137 (田村) 何だ? あんたたちは。 97 00:06:37,137 --> 00:06:40,641 警察です 偶然 悲鳴を聞いて 駆け付けました。 98 00:06:40,641 --> 00:06:42,643 何があったんですか? (百合恵) 分かんないわよ! 99 00:06:42,643 --> 00:06:46,146 私が部屋に入って来たら 小沢さんが倒れてたのよ…! 100 00:06:46,146 --> 00:06:50,217 (雷鳴) 101 00:06:50,217 --> 00:06:52,736 この人 電車の…。 102 00:06:52,736 --> 00:06:54,236 ん? 103 00:06:56,623 --> 00:06:58,141 鍵か。 104 00:06:58,141 --> 00:07:01,128 (御堂優歌) 「雷煌めき 闇深まり」…。 105 00:07:01,128 --> 00:07:02,629 優歌さん…。 106 00:07:02,629 --> 00:07:05,148 (優歌) 「聖なる鍵を手にした騎士が➡ 107 00:07:05,148 --> 00:07:07,651 悪魔の餌食と成り果てぬ」。 108 00:07:07,651 --> 00:07:09,152 「雷」。 (雷鳴) 109 00:07:09,152 --> 00:07:10,737 (優歌) 「鍵」。 110 00:07:10,737 --> 00:07:13,690 「悪魔の餌食」。 ⦅悪魔のような うなり声⦆ 111 00:07:13,690 --> 00:07:19,646 おじいさまが遺した 『 悪魔組曲』 第一の詩 そのままね。 112 00:07:19,646 --> 00:07:22,149 これは呪いよ。 113 00:07:22,149 --> 00:07:24,651 おじいさまの呪いなのよ。 114 00:07:24,651 --> 00:07:27,154 アハハハハ! アハハ…! 115 00:07:27,154 --> 00:07:29,656 (雷鳴) 「雷」。 116 00:07:29,656 --> 00:07:32,142 「鍵」。 117 00:07:32,142 --> 00:07:34,642 「悪魔の餌食」。 118 00:09:37,134 --> 00:09:39,119 119 00:09:39,119 --> 00:09:42,623 御堂周一郎? 120 00:09:42,623 --> 00:09:47,611 つい最近 お亡くなりになった 世界的に有名な作曲家。 121 00:09:47,611 --> 00:09:49,112 あっ… ほぉ~。 122 00:09:49,112 --> 00:09:52,649 あぁ いや 失礼しました 私は演歌専門なもので…。 123 00:09:52,649 --> 00:09:55,686 遠藤 実なら知ってるんですが…。 124 00:09:55,686 --> 00:09:59,139 この屋敷は 先生が 曲を お作りになられる時に➡ 125 00:09:59,139 --> 00:10:01,642 こもられる 秘密の仕事場です。 126 00:10:01,642 --> 00:10:05,646 ここにいる全員が 今日 初めて やって来ました。 127 00:10:05,646 --> 00:10:09,149 で 皆さんは 御堂先生の お弟子さんということですね? 128 00:10:09,149 --> 00:10:13,153 私は夏岡猛彦 御堂先生の下で指揮を学び➡ 129 00:10:13,153 --> 00:10:16,156 今は東京国際フィルハーモニーで 指揮者をしております。 130 00:10:16,156 --> 00:10:18,692 私は風倉百合恵。 131 00:10:18,692 --> 00:10:20,711 オペラ歌手ですの。 132 00:10:20,711 --> 00:10:23,630 田村英明 音楽プロデューサー。 133 00:10:23,630 --> 00:10:27,150 私は紅 亜理沙と申します。 134 00:10:27,150 --> 00:10:30,654 先生のご指導の下 バイオリンを学びました。 135 00:10:30,654 --> 00:10:32,639 え~ それから…。 136 00:10:32,639 --> 00:10:35,625 御堂優歌。 137 00:10:35,625 --> 00:10:38,145 (夏岡) 先生の孫だ。 138 00:10:38,145 --> 00:10:40,630 皆さん どうして この屋敷に? 139 00:10:40,630 --> 00:10:43,667 先生の お言葉に従い 集まりました。 140 00:10:43,667 --> 00:10:46,203 詳しく聞かせてもらえませんか? 141 00:10:46,203 --> 00:10:49,139 今から3か月前のことです。 142 00:10:49,139 --> 00:10:53,110 我々は 先生に呼び出されました。 143 00:10:53,110 --> 00:11:05,639 ♪~ 144 00:11:05,639 --> 00:11:09,192 ♪~ どうだ? この曲が欲しくないか? 145 00:11:09,192 --> 00:11:12,112 ♪~ 146 00:11:12,112 --> 00:11:14,114 ♪~ 欲しい者にくれてやる! 147 00:11:14,114 --> 00:11:16,149 ♪~ 先生! ぜひ この私に! 148 00:11:16,149 --> 00:11:18,135 ♪~ 私にください! 149 00:11:18,135 --> 00:11:21,135 ♪~ 150 00:11:24,157 --> 00:11:36,103 ♬~ 151 00:11:36,103 --> 00:11:38,605 『 悪魔組曲』 は➡ 152 00:11:38,605 --> 00:11:42,109 3つの曲から成る。 153 00:11:42,109 --> 00:11:48,098 今 聴かせたのは 第一楽章と第二楽章だ。 154 00:11:48,098 --> 00:11:51,618 だが 第三楽章は➡ 155 00:11:51,618 --> 00:11:55,672 今ここで 聴かせるわけには いかない。 156 00:11:55,672 --> 00:11:58,091 どうしてですか? 先生。 157 00:11:58,091 --> 00:12:00,110 その楽譜を見つけるのだ! 158 00:12:00,110 --> 00:12:05,115 第三楽章の楽譜を見つけた者に 譲ってやろう。 159 00:12:05,115 --> 00:12:08,101 どこにあるんですか? 楽譜は。 教えてください! 160 00:12:08,101 --> 00:12:11,138 知っての通り 私は➡ 161 00:12:11,138 --> 00:12:14,141 作曲を行う前に まず➡ 162 00:12:14,141 --> 00:12:17,677 曲のイメージを託した詩を作る。 163 00:12:17,677 --> 00:12:20,730 『 悪魔組曲』 には➡ 164 00:12:20,730 --> 00:12:24,618 先ほど聴かせた 第一の詩の他に➡ 165 00:12:24,618 --> 00:12:28,638 第二 第三の詩が存在する。 166 00:12:28,638 --> 00:12:31,641 その3つが そろえば➡ 167 00:12:31,641 --> 00:12:36,129 楽譜の隠し場所が分かる。 168 00:12:36,129 --> 00:12:40,100 今から100日後の➡ 169 00:12:40,100 --> 00:12:43,653 午後5時に➡ 170 00:12:43,653 --> 00:12:47,691 マダタラ山の屋敷に 集まった者だけに➡ 171 00:12:47,691 --> 00:12:50,594 その詩を聞かせてやろう。 172 00:12:50,594 --> 00:12:53,597 フフフ… ハハハハ…! 173 00:12:53,597 --> 00:12:59,619 (雷鳴) 174 00:12:59,619 --> 00:13:02,105 その100日後の 今日を待たずに➡ 175 00:13:02,105 --> 00:13:05,108 先生は ご病気で お亡くなりになられました。 176 00:13:05,108 --> 00:13:08,128 じゃあ 第二 第三の詩は…? 177 00:13:08,128 --> 00:13:11,681 私が 皆さんに詩のメモを渡しました。 178 00:13:11,681 --> 00:13:14,117 おじいさまの遺言でしたから。 179 00:13:14,117 --> 00:13:17,103 そして皆 目の色を変えて 楽譜を捜した。 180 00:13:17,103 --> 00:13:20,090 その中で 小沢氏は殺されたのか。 181 00:13:20,090 --> 00:13:21,608 亜理沙さん。 182 00:13:21,608 --> 00:13:24,094 列車の故障で遅れた あなたと小沢さんは➡ 183 00:13:24,094 --> 00:13:26,112 詩のメモは もらえたんですか? 184 00:13:26,112 --> 00:13:28,131 (亜理沙) いいえ。 (田村) 当たり前じゃないか。 185 00:13:28,131 --> 00:13:31,668 そうよ 時間に遅れるなんて論外よ。 186 00:13:31,668 --> 00:13:35,589 あなたと小沢さんは 第二 第三の詩を知らないまま➡ 187 00:13:35,589 --> 00:13:38,108 楽譜を捜したんですね? 188 00:13:38,108 --> 00:13:40,093 ええ。 189 00:13:40,093 --> 00:13:44,598 誰か 第二 第三の詩を 教えてもらえませんか? 190 00:13:44,598 --> 00:13:47,117 犯人を知る 手掛かりになるかもしれません。 191 00:13:47,117 --> 00:13:49,619 教えてください。 (田村) おいおい 坊ず。 192 00:13:49,619 --> 00:13:51,638 お前 何なんだよ。 193 00:13:51,638 --> 00:13:53,673 さっきから黙って聞いてりゃ ガキが探偵 気取ってんじゃ ねえ。 194 00:13:53,673 --> 00:13:55,725 ほら 引っ込んでろ! そうよ! 195 00:13:55,725 --> 00:13:58,111 いや あの… 彼はですね…。 196 00:13:58,111 --> 00:14:02,111 名探偵・金田一耕助の孫 金田一 一よ。 197 00:14:04,117 --> 00:14:06,603 ご覧の通りのアホ面だけど➡ 198 00:14:06,603 --> 00:14:08,605 IQは なんと180よ。 199 00:14:08,605 --> 00:14:11,107 いくつもの難事件を 解決してるんですよ。 200 00:14:11,107 --> 00:14:15,161 とにかく詩は教えられねえ。 そうよ 絶対にダメ。 201 00:14:15,161 --> 00:14:17,197 (優歌) アハハハ…! 202 00:14:17,197 --> 00:14:19,616 詩は私が教えてあげるわ。 203 00:14:19,616 --> 00:14:22,602 一度しか言わないわよ。 204 00:14:22,602 --> 00:14:25,088 まず 第二の詩。 205 00:14:25,088 --> 00:14:26,589 おい! 206 00:14:26,589 --> 00:14:31,611 (優歌) 「弓を取って弦を引き 悪魔討たんと騎士はゆく。 207 00:14:31,611 --> 00:14:37,150 されどコマは止まりて兜落ち 騎士の正義は消え果てる」。 208 00:14:37,150 --> 00:14:39,703 第三の詩。 209 00:14:39,703 --> 00:14:45,091 「己が胸を斧で切り裂き 騎士は心に光を得る。 210 00:14:45,091 --> 00:14:49,596 聖なる歌は己が胸にぞありき」。 211 00:14:49,596 --> 00:14:52,098 ねぇ 一応➡ 212 00:14:52,098 --> 00:14:57,103 『 悪魔組曲』 の第一楽章 第二楽章も聴かせてもらったら? 213 00:14:57,103 --> 00:15:00,090 ああ… そうだな。 214 00:15:00,090 --> 00:15:02,142 亜理沙さん。 215 00:15:02,142 --> 00:15:06,642 バイオリンで聴かせてやったら? このIQ180の坊やに。 216 00:15:17,107 --> 00:15:22,112 (遠雷) 217 00:15:22,112 --> 00:15:31,121 ♪~ (雷鳴) 218 00:15:31,121 --> 00:15:35,642 ♪~ ☎(ベル) 219 00:15:35,642 --> 00:15:38,695 ♪~ はい… あぁ 私です。 220 00:15:38,695 --> 00:15:43,133 ♪~ えっ? あっ はい 分かりました。 221 00:15:43,133 --> 00:15:46,636 ♪~ ハァ…。 222 00:15:46,636 --> 00:15:50,140 ここに向かう道が 崖崩れで断たれた。 223 00:15:50,140 --> 00:15:53,660 県警の到着は 明日の朝以降になりそうだ。 224 00:15:53,660 --> 00:16:03,160 (雷鳴) 225 00:16:06,639 --> 00:16:10,639 ここで 数々の名曲が生まれたのね…。 226 00:16:13,113 --> 00:16:15,632 お前 さっきから何してんだ? えっ? 227 00:16:15,632 --> 00:16:18,618 何か捜してんのか? いや… 別に。 228 00:16:18,618 --> 00:16:21,638 もしかして 楽譜? う…。 229 00:16:21,638 --> 00:16:24,174 「う…」じゃないだろ 何で お前が こんな時に! 230 00:16:24,174 --> 00:16:27,210 だって あの大作曲家 御堂周一郎の最後の作品が➡ 231 00:16:27,210 --> 00:16:29,129 このまま見つからなかったら どうするのよ。 232 00:16:29,129 --> 00:16:31,114 そんな価値あるもんなのか? 233 00:16:31,114 --> 00:16:33,633 1億か2億 もしかしたら それ以上。 234 00:16:33,633 --> 00:16:35,118 い… 1億!? 235 00:16:35,118 --> 00:16:38,121 だから みんな目の色 変えて 捜してんじゃないよ! 236 00:16:38,121 --> 00:16:39,621 ♪~ あっ…。 237 00:16:41,107 --> 00:16:45,662 ♪~ [ 音程がずれている ] 238 00:16:45,662 --> 00:16:47,714 うまいね。 違う。 239 00:16:47,714 --> 00:16:49,115 調律されてない。 240 00:16:49,115 --> 00:16:51,117 そんなわけないだろ。 241 00:16:51,117 --> 00:16:54,120 御堂周一郎は このピアノを使って 作曲してたんだろ? 242 00:16:54,120 --> 00:16:58,124 でも… 調律されてないんだもん。 243 00:16:58,124 --> 00:17:18,111 ♬~ 244 00:17:18,111 --> 00:17:25,652 ♬~ 245 00:17:25,652 --> 00:17:27,620 ハッ…。 246 00:17:27,620 --> 00:17:33,020 ♬~ 247 00:17:35,145 --> 00:17:37,697 (百合恵) 遅い。 248 00:17:37,697 --> 00:17:41,697 ひと 呼び出しといて どういうつもり? 249 00:17:44,137 --> 00:17:49,125 ♬~ 250 00:17:49,125 --> 00:17:51,125 キャ~! 251 00:17:56,132 --> 00:17:57,634 どうした? 252 00:17:57,634 --> 00:17:59,636 出た。 えっ? 253 00:17:59,636 --> 00:18:02,672 うっ… うぅ…。 254 00:18:02,672 --> 00:18:05,225 うぅ…! 255 00:18:05,225 --> 00:18:08,225 うっ… うぅ…! ハァ…! 256 00:18:12,649 --> 00:18:14,651 寝ぼけてたんじゃないのか? お前。 257 00:18:14,651 --> 00:18:17,120 本当に見たんだもん! だって そっち歩いてったもん。 258 00:18:17,120 --> 00:18:19,620 どっち? そっち! 259 00:18:21,124 --> 00:18:26,629 ♬~ 260 00:18:26,629 --> 00:18:29,165 う… うっ…! 261 00:18:29,165 --> 00:18:35,622 (プレーヤー)♪~ 262 00:18:35,622 --> 00:18:38,141 (プレーヤー)♪~ ねぇ 開いてる。 263 00:18:38,141 --> 00:18:51,154 (プレーヤー)♪~ 264 00:18:51,154 --> 00:18:52,672 (プレーヤー)♪~ キャ…! 265 00:18:52,672 --> 00:18:58,172 (プレーヤー)♪~ 266 00:21:13,112 --> 00:21:22,638 267 00:21:22,638 --> 00:21:27,126 (優歌) 「弓を取って弦を引き 悪魔討たんと騎士はゆく。 268 00:21:27,126 --> 00:21:30,646 されどコマは止まりて兜落ち➡ 269 00:21:30,646 --> 00:21:33,546 騎士の正義は消え果てる」。 270 00:21:35,718 --> 00:21:37,620 「弓」。 271 00:21:37,620 --> 00:21:40,606 「兜」。 272 00:21:40,606 --> 00:21:42,625 「コマ」。 273 00:21:42,625 --> 00:21:45,144 また詩の通りか。 274 00:21:45,144 --> 00:21:47,613 一体 誰がこんなことを…。 275 00:21:47,613 --> 00:21:51,617 私 見たわ… 怪人を。 276 00:21:51,617 --> 00:21:55,171 怪人? 何だ それは。 277 00:21:55,171 --> 00:21:58,207 不気味なマスクをして➡ 278 00:21:58,207 --> 00:22:02,111 黒いマントを羽織っていたわ。 マント? 279 00:22:02,111 --> 00:22:04,614 (優歌) おじいさまよ。 280 00:22:04,614 --> 00:22:08,117 おじいさまが 欲に目がくらんだ弟子たちを➡ 281 00:22:08,117 --> 00:22:11,621 1人残らず殺すために よみがえったの。 282 00:22:11,621 --> 00:22:13,623 これは おじいさまの呪いよ。 283 00:22:13,623 --> 00:22:18,177 ばかなことを言うな! 俺たちが何をしたっていうんだ。 284 00:22:18,177 --> 00:22:22,198 ご自分の胸に聞いてみたら? 285 00:22:22,198 --> 00:22:25,618 (田村) 俺たち… 殺されるのか? 286 00:22:25,618 --> 00:22:31,607 全員 御堂周一郎に 呪い殺されるのか? 287 00:22:31,607 --> 00:22:33,626 俺は知らないぞ。 288 00:22:33,626 --> 00:22:38,131 俺は あの2人に そそのかされて 協力しただけだ。 289 00:22:38,131 --> 00:22:41,117 何か事情があるようですね 聞かせてもらえますか? 290 00:22:41,117 --> 00:22:43,669 (夏岡) 小沢と風倉百合恵だ。 291 00:22:43,669 --> 00:22:45,188 あの2人は弁護士を抱き込んで➡ 292 00:22:45,188 --> 00:22:47,623 先生の財産を だまし取ろうとしたんだ! 293 00:22:47,623 --> 00:22:51,611 俺は反対したんだ! 本当だ 信じてくれ! 294 00:22:51,611 --> 00:22:54,113 田村さんと紅さんは 関係していないんですね? 295 00:22:54,113 --> 00:22:57,116 (田村)当たり前だろう! (夏岡)お前らだって似たような…。 296 00:22:57,116 --> 00:23:00,620 そうか… 分かったぞ。 297 00:23:00,620 --> 00:23:02,638 俺たち弟子の数が減れば➡ 298 00:23:02,638 --> 00:23:05,691 それだけ 楽譜を手に入れられる 確率は高くなる。 299 00:23:05,691 --> 00:23:08,127 お前らのうちの どちらかが➡ 300 00:23:08,127 --> 00:23:12,632 先生の呪いと見せ掛けて 小沢と風倉を殺したんだ! 301 00:23:12,632 --> 00:23:15,151 殺人が 詩の内容とそっくりなのは そのためさ! 302 00:23:15,151 --> 00:23:17,670 何だと!? 待てよ! 303 00:23:17,670 --> 00:23:22,141 今回ばかりは そんな単純な話じゃ なさそうだぜ。 304 00:23:22,141 --> 00:23:23,643 何? 305 00:23:23,643 --> 00:23:27,697 第一の殺人 小沢さんが殺された時➡ 306 00:23:27,697 --> 00:23:30,633 犯人は 詩の内容に合わせた状況を つくった。 307 00:23:30,633 --> 00:23:34,136 「雷」 「鍵」 「悪魔の餌食」だな? 308 00:23:34,136 --> 00:23:36,639 よく考えてみてくれ。 309 00:23:36,639 --> 00:23:41,143 雷を計画して つくり出せる人間が いるんだろうか? 310 00:23:41,143 --> 00:23:44,146 もう1つある。 311 00:23:44,146 --> 00:23:49,185 俺たち全員が この屋敷を訪れたのは初めてだ。 312 00:23:49,185 --> 00:23:54,173 悪魔の顔のステンドグラスの存在を 知る者も いなかったはずだ。 313 00:23:54,173 --> 00:23:58,144 なのに どうして真犯人は 詩の内容と そっくりの状況を➡ 314 00:23:58,144 --> 00:24:00,144 つくり出すことが できたんだろうか。 315 00:24:02,148 --> 00:24:04,650 やっぱり… 呪いだ! 316 00:24:04,650 --> 00:24:07,670 御堂周一郎の亡霊だ! 317 00:24:07,670 --> 00:24:11,207 俺は… 俺は嫌だ! (夏岡) 逃げる気か!? 318 00:24:11,207 --> 00:24:15,161 (田村) うるさい うるさい! やめろ! よさないか! 319 00:24:15,161 --> 00:24:17,129 はじめちゃん…。 320 00:24:17,129 --> 00:24:19,148 美雪。 321 00:24:19,148 --> 00:24:22,101 俺は呪いなんか信じちゃいないぜ。 322 00:24:22,101 --> 00:24:25,621 待ってろよ真犯人。 323 00:24:25,621 --> 00:24:29,141 この事件の謎は 必ず俺が解いてみせる。 324 00:24:29,141 --> 00:24:31,193 じっちゃんの名にかけて! 325 00:24:31,193 --> 00:24:36,115 ♬~ 326 00:24:36,115 --> 00:24:38,100 「弓」。 327 00:24:38,100 --> 00:24:40,620 「兜」。 328 00:24:40,620 --> 00:24:43,122 「コマ」。 329 00:24:43,122 --> 00:24:46,622 明らかに 詩の内容に合わせてあるわね。 330 00:24:48,611 --> 00:24:54,684 あれ? さっきと違ってないか? 部屋の感じ。 331 00:24:54,684 --> 00:24:59,184 別に… 何も変わってないと思うけど。 332 00:25:03,109 --> 00:25:04,627 「雷」。 333 00:25:04,627 --> 00:25:06,629 「鍵」。 334 00:25:06,629 --> 00:25:08,629 「悪魔の餌食」。 335 00:25:10,132 --> 00:25:13,132 やっぱり あの詩に そっくりだわ。 336 00:25:17,106 --> 00:25:19,659 (雷鳴) 337 00:25:19,659 --> 00:25:23,179 電気が通じたのね。 338 00:25:23,179 --> 00:25:24,730 ねぇ 見て! ん? 339 00:25:24,730 --> 00:25:28,117 悪魔の顔が消えたわ。 そうか。 340 00:25:28,117 --> 00:25:32,104 停電になる前は この部屋には 明かりがついていたのか。 341 00:25:32,104 --> 00:25:34,607 つまり 部屋中の明かりが消えたから➡ 342 00:25:34,607 --> 00:25:38,110 悪魔の顔が見えた。 343 00:25:38,110 --> 00:25:39,612 おい…。 ん? 344 00:25:39,612 --> 00:25:42,632 停電したのって 悲鳴が聞こえた後だったよな? 345 00:25:42,632 --> 00:25:44,150 ええ。 346 00:25:44,150 --> 00:25:46,202 つまり 小沢が殺された時➡ 347 00:25:46,202 --> 00:25:49,202 悪魔の顔は見えなかった ということになる。 348 00:25:51,107 --> 00:25:53,125 そうか。 349 00:25:53,125 --> 00:25:56,112 俺は とんでもない思い違いを してたのかもしれない。 350 00:25:56,112 --> 00:25:58,631 どういうこと? 犯人は 詩の内容に合わせて➡ 351 00:25:58,631 --> 00:26:02,118 小沢さんを殺したんじゃ なかったんだ。 352 00:26:02,118 --> 00:26:04,120 待てよ? 353 00:26:04,120 --> 00:26:06,120 だとすると…。 354 00:26:08,124 --> 00:26:10,176 ちょっと… はじめちゃん! 355 00:26:10,176 --> 00:26:15,114 ♬~ 356 00:26:15,114 --> 00:26:18,100 ちょっと どうしたの? 説明してよ! 357 00:26:18,100 --> 00:26:29,612 ♬~ 358 00:26:29,612 --> 00:26:33,649 ここには 何か 別のものがあったということか。 359 00:26:33,649 --> 00:26:53,619 ♬~ 360 00:26:53,619 --> 00:26:57,123 ♬~ 361 00:26:57,123 --> 00:26:59,125 やっぱり そうか。 362 00:26:59,125 --> 00:27:02,645 でも どうして わざわざ こんなものを動かしたのかしら。 363 00:27:02,645 --> 00:27:05,648 あぁ… 風倉百合恵を殺した後➡ 364 00:27:05,648 --> 00:27:08,648 これを隠さなきゃならない 何か理由が…。 365 00:27:10,186 --> 00:27:13,105 そうか… おっさん! ん? 366 00:27:13,105 --> 00:27:15,608 風倉百合恵が持っていた 詩のメモを見せてくれ。 367 00:27:15,608 --> 00:27:17,626 うん。 メモなら はじめちゃん➡ 368 00:27:17,626 --> 00:27:19,612 自分で書いたもの 持ってるじゃない。 369 00:27:19,612 --> 00:27:22,112 これじゃダメだ。 おぉ これだよ。 370 00:27:26,135 --> 00:27:28,135 そうだったのか。 371 00:27:32,174 --> 00:27:35,111 おっさん 1つ頼みがあるんだ。 372 00:27:35,111 --> 00:27:37,611 何だ? はじめ。 373 00:27:39,115 --> 00:27:43,115 謎は 全て 解けた。 374 00:27:55,664 --> 00:28:02,121 「聖なる鍵を手にした騎士が 悪魔の餌食と成り果てぬ」か…。 375 00:28:02,121 --> 00:28:04,106 (亜理沙) あなた刑事でしょう? 376 00:28:04,106 --> 00:28:08,110 何 のんきなこと言っているの? 何とかしてよ。 377 00:28:08,110 --> 00:28:11,614 何とかしたいんですが… 亡霊相手では。 378 00:28:11,614 --> 00:28:14,614 夜が明けるのを待つしか ありませんね。 379 00:28:18,154 --> 00:28:20,189 さてと…。 380 00:28:20,189 --> 00:28:23,189 私は休ませてもらいますよ。 381 00:28:25,611 --> 00:28:38,607 ♬~ 382 00:28:38,607 --> 00:28:41,127 (亜理沙) ≪キャ~!≫ 383 00:28:41,127 --> 00:28:52,138 ♬~ 384 00:28:52,138 --> 00:28:55,624 (雷鳴) 385 00:28:55,624 --> 00:28:57,124 あっ! 386 00:29:02,615 --> 00:29:06,602 おい… 大丈夫か!? しっかりしろ。 387 00:29:06,602 --> 00:29:08,654 (亜理沙) うっ…。 388 00:29:08,654 --> 00:29:11,154 誰かが後ろから突然…。 389 00:29:13,609 --> 00:29:15,127 これ…。 390 00:29:15,127 --> 00:29:18,113 それ 優歌さんのじゃないか? 391 00:29:18,113 --> 00:29:20,616 何で そんなものが ここに落ちてるんだ? 392 00:29:20,616 --> 00:29:23,118 あいつか!? あいつが俺たちを…。 393 00:29:23,118 --> 00:29:24,618 (夏岡) おい! (田村) クソ! 394 00:29:28,140 --> 00:29:30,140 どこ行きやがった? 395 00:29:32,178 --> 00:29:33,678 (夏岡) あっ! 396 00:29:36,615 --> 00:29:38,634 見ろ! これを! 397 00:29:38,634 --> 00:29:40,653 あの野郎…! 398 00:29:40,653 --> 00:29:42,153 (亜理沙) 優歌さん…。 399 00:29:44,123 --> 00:29:47,126 お前だな? お前が やったんだな!? 400 00:29:47,126 --> 00:29:49,144 え!? やめろ! 401 00:29:49,144 --> 00:29:52,164 彼女は犯人じゃ ない。 今頃 何 言ってんだ! 402 00:29:52,164 --> 00:29:54,200 犯人は こいつだ! 403 00:29:54,200 --> 00:29:57,636 彼女は犯人じゃ ない。 じゃあ誰だっていうんだ! 404 00:29:57,636 --> 00:30:01,136 犯人は この中にいる! 405 00:32:04,113 --> 00:32:06,098 皆さん これから➡ 406 00:32:06,098 --> 00:32:10,619 この連続殺人事件の 真相を お話しします。 407 00:32:10,619 --> 00:32:13,105 小沢さんと風倉さんは➡ 408 00:32:13,105 --> 00:32:18,627 御堂周一郎が残した詩の内容と そっくりの状況で殺されていた。 409 00:32:18,627 --> 00:32:23,198 まるで 御堂周一郎が生き返って 復讐しているようにね。 410 00:32:23,198 --> 00:32:25,117 しかし犯人は➡ 411 00:32:25,117 --> 00:32:29,104 風倉さん殺しの時に 大きなミスを犯していた。 412 00:32:29,104 --> 00:32:31,123 俺は それに気付いたんだ。 413 00:32:31,123 --> 00:32:35,110 「弓矢」 「兜」 「コマ」。 414 00:32:35,110 --> 00:32:38,630 犯人は詩の内容に合わせて 状況をつくった。 415 00:32:38,630 --> 00:32:41,150 これを見てくれ。 416 00:32:41,150 --> 00:32:43,685 死んだ風倉さんが 持っていたメモだ。 417 00:32:43,685 --> 00:32:47,122 「されど駒は止まりて兜落ち」。 418 00:32:47,122 --> 00:32:50,609 この「駒」という文字を 見てください。 419 00:32:50,609 --> 00:32:55,614 この字は 回すほうの独楽ではなく 馬を意味する駒だ。 420 00:32:55,614 --> 00:32:57,116 そう。 421 00:32:57,116 --> 00:33:00,602 しかし犯人は 骨董品の中から➡ 422 00:33:00,602 --> 00:33:03,655 この回すほうの独楽を置いた。 423 00:33:03,655 --> 00:33:06,708 (田村) 馬を意味する 適当なものがないから➡ 424 00:33:06,708 --> 00:33:10,112 たまたまあった その独楽を 置いただけじゃないのか? 425 00:33:10,112 --> 00:33:11,630 確かに。 426 00:33:11,630 --> 00:33:16,118 だとしたら 大したミスとは考えられない。 427 00:33:16,118 --> 00:33:18,103 しかし あの部屋には➡ 428 00:33:18,103 --> 00:33:21,123 馬を意味する駒に ぴったりの あるものが➡ 429 00:33:21,123 --> 00:33:24,610 最初 置かれていたんだ。 何だ? あるものって。 430 00:33:24,610 --> 00:33:27,610 このチェスの駒さ。 431 00:33:28,680 --> 00:33:31,216 (一の声) 百合恵さんの殺害現場に 駆け付けた時➡ 432 00:33:31,216 --> 00:33:34,620 このチェスの駒は 確かに そこにあった。 433 00:33:34,620 --> 00:33:38,107 棚に付いていたホコリの跡からも それは明らかだ。 434 00:33:38,107 --> 00:33:43,112 でも 俺が2回目に コレクションルームを訪れた時➡ 435 00:33:43,112 --> 00:33:48,150 このチェス盤は 目立たない所に移されていた。 436 00:33:48,150 --> 00:33:50,152 百合恵さんを殺した後➡ 437 00:33:50,152 --> 00:33:53,188 とっさに回すほうの独楽を 置いてしまった犯人は➡ 438 00:33:53,188 --> 00:33:55,724 後になって 詩のメモを見て➡ 439 00:33:55,724 --> 00:33:59,178 自分が しでかしたミスに 気付いたんだろう。 440 00:33:59,178 --> 00:34:02,164 みんながコレクションルームを 出て行った後➡ 441 00:34:02,164 --> 00:34:05,167 慌てて この➡ 442 00:34:05,167 --> 00:34:07,167 チェス盤を隠した。 443 00:34:11,140 --> 00:34:13,675 (一の声) チェスの駒と 回す独楽。 444 00:34:13,675 --> 00:34:17,729 音でしか聞いていなければ 間違えても不思議は ない。 445 00:34:17,729 --> 00:34:20,649 犯人は 『 悪魔組曲』 の詩を➡ 446 00:34:20,649 --> 00:34:23,152 音でしか理解していなかった人物。 447 00:34:23,152 --> 00:34:26,138 つまり➡ 448 00:34:26,138 --> 00:34:29,158 このメモを見ていなかった人物だ。 449 00:34:29,158 --> 00:34:33,128 それは この中で…➡ 450 00:34:33,128 --> 00:34:35,647 たった1人。 451 00:34:35,647 --> 00:34:37,683 列車の事故で到着が遅れ➡ 452 00:34:37,683 --> 00:34:40,683 このメモを受け取れなかった人物。 453 00:34:42,738 --> 00:34:45,140 真犯人は…。 454 00:34:45,140 --> 00:34:48,143 紅 亜理沙 あんただ! 455 00:34:48,143 --> 00:34:58,654 ♬~ 456 00:34:58,654 --> 00:35:01,657 ちょっと待ってよ。 457 00:35:01,657 --> 00:35:04,726 じゃあ小沢さんの時は どうなるの? 458 00:35:04,726 --> 00:35:07,196 あなた まさか➡ 459 00:35:07,196 --> 00:35:11,633 私が雷までつくり出した なんて 言い出すんじゃないでしょうね? 460 00:35:11,633 --> 00:35:15,621 それに私たちは 今回 初めて この屋敷に来たのよ。 461 00:35:15,621 --> 00:35:19,625 悪魔のステンドグラスのことなんて 知りもしなかったわ。 462 00:35:19,625 --> 00:35:24,112 『 悪魔組曲』 の 詩の内容に合わせるなんて➡ 463 00:35:24,112 --> 00:35:26,148 不可能よ。 464 00:35:26,148 --> 00:35:28,148 そうさ。 465 00:35:29,718 --> 00:35:32,120 「雷」 「悪魔」。 466 00:35:32,120 --> 00:35:35,607 これらは偶然が つくり出したことだったんだ。 467 00:35:35,607 --> 00:35:40,112 けれど みんなは 小沢さんの死体を見た時➡ 468 00:35:40,112 --> 00:35:42,614 てっきり 第一の詩の内容に合わせて➡ 469 00:35:42,614 --> 00:35:46,618 殺人が行われたと 思い込んでしまったんだ。 470 00:35:46,618 --> 00:35:51,223 あんたは それを利用することを 思いついた。 471 00:35:51,223 --> 00:35:54,610 ある目的のためにね。 472 00:35:54,610 --> 00:35:56,610 ある目的? 473 00:35:58,130 --> 00:36:00,148 亜理沙さん。 474 00:36:00,148 --> 00:36:02,117 あなたは 『 悪魔組曲』 を➡ 475 00:36:02,117 --> 00:36:04,620 我々にバイオリンで 聴かせてくれましたよね? 476 00:36:04,620 --> 00:36:06,104 ええ。 477 00:36:06,104 --> 00:36:08,123 どうして あの時➡ 478 00:36:08,123 --> 00:36:11,123 ご自分のバイオリンを 使わなかったんです? 479 00:36:12,711 --> 00:36:15,614 使いたくなかったからよ。 それだけですか? 480 00:36:15,614 --> 00:36:18,116 他に どんな理由がある っていうの? 481 00:36:18,116 --> 00:36:20,102 バイオリンケースが➡ 482 00:36:20,102 --> 00:36:22,120 開かなかったんじゃ ないんですか? 483 00:36:22,120 --> 00:36:26,625 フフ… 何それ ちゃんと開くわよ。 484 00:36:26,625 --> 00:36:28,644 どうして開かないの? 485 00:36:28,644 --> 00:36:32,044 じゃあ 今ここで 開けてみせてください。 486 00:36:34,182 --> 00:36:35,682 いいわよ。 487 00:36:52,618 --> 00:36:59,658 (鍵を差し込もうとする音) 488 00:36:59,658 --> 00:37:04,680 もしかしたら それは 私のトランクの鍵じゃないかね? 489 00:37:04,680 --> 00:37:10,235 でも変だな 私の鍵は 確か 上着のポケットに。 490 00:37:10,235 --> 00:37:12,120 あった。 491 00:37:12,120 --> 00:37:14,656 それにしても よく似ている。 492 00:37:14,656 --> 00:37:16,141 そうか。 493 00:37:16,141 --> 00:37:19,645 もしかしたら これが あなたの バイオリンケースの鍵で➡ 494 00:37:19,645 --> 00:37:22,164 あなたの持っているのが 私の。 495 00:37:22,164 --> 00:37:24,166 おかしいな。 496 00:37:24,166 --> 00:37:27,166 誰かが すり替えたのかな? 497 00:37:29,171 --> 00:37:31,189 亜理沙さん。 498 00:37:31,189 --> 00:37:33,725 俺が警部に頼んで➡ 499 00:37:33,725 --> 00:37:36,645 わざと 置きっ放しにしてもらったんだ。 500 00:37:36,645 --> 00:37:39,164 そして あんたは➡ 501 00:37:39,164 --> 00:37:42,167 最後に この鍵を取り戻そうとして➡ 502 00:37:42,167 --> 00:37:45,167 罠に落ちたというわけさ。 503 00:37:46,655 --> 00:37:48,640 亜理沙さん。 504 00:37:48,640 --> 00:37:51,677 あんたの鍵は こっちだ。 505 00:37:51,677 --> 00:37:56,248 この鍵が どこにあったか 分かっていますよね? 506 00:37:56,248 --> 00:37:59,248 死んだ小沢竜二郎が 握ってたんだ! 507 00:38:00,152 --> 00:38:02,154 あなたが 全ての殺人を➡ 508 00:38:02,154 --> 00:38:05,624 詩の内容と 一致しているように 見せ掛けたのは➡ 509 00:38:05,624 --> 00:38:09,628 この鍵が自分のものだ ということを隠すためだ。 510 00:38:09,628 --> 00:38:13,115 小沢さんが あなたに殺された時➡ 511 00:38:13,115 --> 00:38:17,185 何らかの理由で この鍵を 握ったまま死んでしまった。 512 00:38:17,185 --> 00:38:21,123 みんなが集まった後で そのことに気付いた あんたは➡ 513 00:38:21,123 --> 00:38:23,191 がく然としたはずだ。 514 00:38:23,191 --> 00:38:25,127 (一の声) だが…。 ⦅鍵か⦆ 515 00:38:25,127 --> 00:38:28,613 (一の声) みんなの前で鍵を 奪い返すことは できなかった。 516 00:38:28,613 --> 00:38:31,116 あなたは その鍵から➡ 517 00:38:31,116 --> 00:38:33,652 自分が犯人だと すぐにバレると思った。 518 00:38:33,652 --> 00:38:36,705 しかし 他のみんなは この鍵を➡ 519 00:38:36,705 --> 00:38:41,109 『 悪魔組曲』 の第一の詩の 「聖なる鍵」と結び付けてしまった。 520 00:38:41,109 --> 00:38:44,629 そこで あんたは みんなの思い込みを利用して➡ 521 00:38:44,629 --> 00:38:48,617 鍵が示す本当の意味を 隠し通そうと考えた。 522 00:38:48,617 --> 00:38:50,619 紅 亜理沙。 523 00:38:50,619 --> 00:38:53,121 やはり 犯人は あんただ! 524 00:38:53,121 --> 00:39:08,121 (雷鳴) 525 00:39:12,107 --> 00:39:14,107 フフ…。 526 00:39:17,112 --> 00:39:19,631 そう。 527 00:39:19,631 --> 00:39:23,118 殺すつもりは なかった。 528 00:39:23,118 --> 00:39:25,203 事故だったの。 529 00:39:25,203 --> 00:39:27,706 (小沢) ⦅お前と 一緒に来たせいで 遅れてしまったんだ⦆ 530 00:39:27,706 --> 00:39:30,725 ⦅どうやってメモなしで 楽譜 捜すつもりだ!⦆ 531 00:39:30,725 --> 00:39:34,346 ⦅俺は 今 作曲家として 行き詰まっている⦆ 532 00:39:34,346 --> 00:39:37,115 ⦅だから どうしても あの曲が欲しい!⦆ 533 00:39:37,115 --> 00:39:39,618 ⦅あの曲を手に入れて➡ 534 00:39:39,618 --> 00:39:42,187 自分の曲として発表しなければ ならないんだ!⦆ 535 00:39:42,187 --> 00:39:45,207 ⦅自分の曲にするつもりなの? あなたは!⦆ 536 00:39:45,207 --> 00:39:47,209 ⦅亜理沙⦆ 537 00:39:47,209 --> 00:39:50,195 ⦅お前 ホントは 知ってるんじゃないのか?⦆ 538 00:39:50,195 --> 00:39:54,332 ⦅あの楽譜が… どこにあるのか え!?⦆ 539 00:39:54,332 --> 00:39:56,301 ⦅どうなんだ え!? え!?⦆ (亜理沙)⦅やめて 離して!⦆ 540 00:39:56,301 --> 00:39:58,136 ⦅俺 知ってんだぞ!⦆ 541 00:39:58,136 --> 00:40:00,138 ⦅お前が 自分の体を武器に➡ 542 00:40:00,138 --> 00:40:02,138 御堂に 取り入ったことぐらいな!⦆ 543 00:40:05,744 --> 00:40:10,749 ⦅悪魔のような うなり声⦆ 544 00:40:10,749 --> 00:40:13,285 (小沢) ⦅うわっ! あっ… あぁ~!⦆ 545 00:40:13,285 --> 00:40:14,785 ⦅落ちた音⦆ 546 00:40:16,805 --> 00:40:18,623 ⦅うっ…!⦆ 547 00:40:18,623 --> 00:40:22,143 (亜理沙の声) ところが あの女は➡ 548 00:40:22,143 --> 00:40:24,229 私を脅迫して来た。 549 00:40:24,229 --> 00:40:26,248 (百合恵)⦅私 見ちゃったのよ⦆ 550 00:40:26,248 --> 00:40:32,254 ⦅あの時 あなたが慌てて 書斎から出て来るところを⦆ 551 00:40:32,254 --> 00:40:37,254 ⦅取りあえず 今ある借金の返済をお願いね⦆ 552 00:40:39,227 --> 00:40:42,747 (亜理沙) ⦅私を脅迫するつもりなの?⦆ 553 00:40:42,747 --> 00:40:44,749 ⦅嫌ならいいのよ?⦆ 554 00:40:44,749 --> 00:40:48,336 ⦅私が見た通りのことを みんなに話すだけだから⦆ 555 00:40:48,336 --> 00:40:51,336 ⦅小沢を殺したのは…!⦆ ⦅やめて⦆ 556 00:40:52,858 --> 00:40:54,726 ⦅分かった⦆ 557 00:40:54,726 --> 00:40:56,745 ⦅フフフ… ハハハハ…!⦆ 558 00:40:56,745 --> 00:41:00,665 ⦅やっぱり私には 幸運の女神がついてんのよね⦆ 559 00:41:00,665 --> 00:41:04,185 (亜理沙の声) 殺すしかないと思った私は➡ 560 00:41:04,185 --> 00:41:09,185 あの女を コレクションルームに 呼び出した。 561 00:41:10,225 --> 00:41:12,725 ⦅うっ! ハァ…!⦆ 562 00:41:14,312 --> 00:41:17,148 ⦅雷鳴⦆ (百合恵)⦅あんた…!⦆ 563 00:41:17,148 --> 00:41:37,135 ♬~ 564 00:41:37,135 --> 00:41:39,154 ♬~ 565 00:41:39,154 --> 00:41:41,172 (プレーヤー)♪~ 566 00:41:41,172 --> 00:41:44,159 あの人たちはね➡ 567 00:41:44,159 --> 00:41:47,159 死んで当然の人たちなのよ。 568 00:41:49,681 --> 00:41:53,735 でもね もっと悪いのは➡ 569 00:41:53,735 --> 00:41:57,155 御堂周一郎よ。 570 00:41:57,155 --> 00:41:59,674 あの人は➡ 571 00:41:59,674 --> 00:42:02,661 あんな曲を残すことで➡ 572 00:42:02,661 --> 00:42:07,661 私たち弟子に 殺し合いをさせたのよ。 573 00:42:10,151 --> 00:42:15,651 そして この私を 汚い殺人者にしたかったのよ。 574 00:42:17,242 --> 00:42:20,662 それほど御堂周一郎は➡ 575 00:42:20,662 --> 00:42:23,662 私のことを憎んでいたのよ。 576 00:42:30,655 --> 00:42:33,055 (亜理沙) 『 悪魔組曲』 …。 577 00:42:34,676 --> 00:42:36,695 あれは 本当は➡ 578 00:42:36,695 --> 00:42:40,148 私のものになるはずだった。 579 00:42:40,148 --> 00:42:45,153 (御堂)⦅亜理沙 亜理沙 おぉ… 亜理沙➡ 580 00:42:45,153 --> 00:42:48,239 いずれ お前のために曲を作ろう⦆ 581 00:42:48,239 --> 00:42:53,211 ⦅私の愛の証しとして⦆ 582 00:42:53,211 --> 00:42:56,231 (亜理沙の声) 幸せな日々は➡ 583 00:42:56,231 --> 00:42:59,651 そう長くは続かなかったわ。 584 00:42:59,651 --> 00:43:03,655 いつの頃からか…➡ 585 00:43:03,655 --> 00:43:06,641 御堂周一郎は➡ 586 00:43:06,641 --> 00:43:11,663 私に対して 信じられないほど 冷たくなって行った。 587 00:43:11,663 --> 00:43:15,233 私が何を訴えても…。 588 00:43:15,233 --> 00:43:16,668 ⦅そんなに私のことが嫌い!?⦆ 589 00:43:16,668 --> 00:43:19,220 (亜理沙の声) 何も答えてくれなくなった。 590 00:43:19,220 --> 00:43:21,756 私が➡ 591 00:43:21,756 --> 00:43:25,160 彼の元を去る時まで…。 592 00:43:25,160 --> 00:43:29,160 どうして こんなに嫌われたのかしらね? 593 00:43:34,102 --> 00:43:36,121 あ…! 594 00:43:36,121 --> 00:43:37,639 待てよ! 595 00:43:37,639 --> 00:43:39,691 あなたは 御堂周一郎の本当の気持ちを➡ 596 00:43:39,691 --> 00:43:41,691 分かっちゃいない。 597 00:43:43,228 --> 00:43:45,228 詩を思い出してみなよ。 598 00:43:46,631 --> 00:43:48,616 第二楽章の詩。 599 00:43:48,616 --> 00:43:51,616 「弓を取って弦を引き」。 600 00:43:53,121 --> 00:43:57,108 みんなは これが コレクションルームにある➡ 601 00:43:57,108 --> 00:44:00,111 弓と弦を指すものだと 思ってしまった。 602 00:44:00,111 --> 00:44:02,147 だが➡ 603 00:44:02,147 --> 00:44:05,717 弓と弦には 別に もう1つ意味がある。 604 00:44:05,717 --> 00:44:08,217 あなたにだけは分かるはずだ。 605 00:44:14,109 --> 00:44:16,127 バイオリン。 606 00:44:16,127 --> 00:44:33,161 ♬~ 607 00:44:33,161 --> 00:44:35,697 そして…➡ 608 00:44:35,697 --> 00:44:37,632 第三の詩。 609 00:44:37,632 --> 00:44:41,632 「己が胸を斧で切り裂き」。 610 00:44:43,605 --> 00:44:47,605 (ナイフで裏張りを切り裂く音) 611 00:44:56,668 --> 00:45:00,638 (亜理沙) 「騎士は心に光を得る」。 612 00:45:00,638 --> 00:45:03,108 (雷鳴) 613 00:45:03,108 --> 00:45:07,612 「聖なる歌は己が胸にぞありき」。 614 00:45:07,612 --> 00:45:10,115 『 悪魔組曲』 の詩は➡ 615 00:45:10,115 --> 00:45:14,652 本当は 御堂さんが あなたにプレゼントした➡ 616 00:45:14,652 --> 00:45:17,652 そのバイオリンを 指し示していたんだ。 617 00:45:19,224 --> 00:45:21,224 どうして…。 618 00:45:30,135 --> 00:45:35,140 (御堂の声) 「私は お前の為に 必死の思いで この曲を作った。 619 00:45:35,140 --> 00:45:39,110 しかし ある事情で この曲が➡ 620 00:45:39,110 --> 00:45:42,630 本当に価値ある曲かどうか 判断 出来ない。 621 00:45:42,630 --> 00:45:48,686 そこで 皆を集め 第一楽章と第二楽章を聞かせた。 622 00:45:48,686 --> 00:45:53,107 そして百日後に この曲 欲しさに皆が集まれば➡ 623 00:45:53,107 --> 00:45:56,611 お前に渡す価値のある曲と 証明される。 624 00:45:56,611 --> 00:46:00,598 今 お前が この手紙を 読んでいると言うことは➡ 625 00:46:00,598 --> 00:46:04,118 おそらく それが証明され➡ 626 00:46:04,118 --> 00:46:09,657 お前が 第三楽章の楽譜を 手に入れたと言うことだろう。 627 00:46:09,657 --> 00:46:16,130 私の愛も伝わったと信じている」。 628 00:46:16,130 --> 00:46:19,150 (亜理沙) ウソよ…。 629 00:46:19,150 --> 00:46:21,152 (はなをすする音) 630 00:46:21,152 --> 00:46:23,671 だったら あの時に なぜ➡ 631 00:46:23,671 --> 00:46:29,661 私の言葉を 聞いてくれなかったの? 632 00:46:29,661 --> 00:46:33,698 聞いてくれなかったんじゃ なくて➡ 633 00:46:33,698 --> 00:46:36,698 聞くことができなかったんだ。 634 00:46:39,137 --> 00:46:40,655 どうして? 635 00:46:40,655 --> 00:46:45,143 御堂周一郎のピアノは 調律されていなかった。 636 00:46:45,143 --> 00:46:47,662 つまり 彼は➡ 637 00:46:47,662 --> 00:46:52,667 この曲を書いている時は 既に➡ 638 00:46:52,667 --> 00:46:55,667 耳が聞こえなくなっていたんだ。 639 00:47:00,241 --> 00:47:02,660 楽譜は➡ 640 00:47:02,660 --> 00:47:06,164 いつでも あなたの手に入る所に あったんだ。 641 00:47:06,164 --> 00:47:09,133 (泣き声) 642 00:47:09,133 --> 00:47:11,653 あなたが➡ 643 00:47:11,653 --> 00:47:16,157 御堂周一郎の愛を 疑いさえしなければ➡ 644 00:47:16,157 --> 00:47:19,193 彼の愛の証しは➡ 645 00:47:19,193 --> 00:47:22,263 幸せの印は➡ 646 00:47:22,263 --> 00:47:25,263 いつでも すぐ そばにあったんだ。 647 00:47:27,168 --> 00:47:30,168 (泣き声) 648 00:47:34,142 --> 00:47:44,202 (亜理沙の泣き声) 649 00:47:44,202 --> 00:47:48,256 (泣き声) 650 00:47:48,256 --> 00:47:55,146 (バイオリン)♪~ 『 悪魔組曲 第三楽章』 651 00:47:55,146 --> 00:48:03,154 ♪~ 652 00:48:03,154 --> 00:48:06,641 <剣持警部が 待ってくれたおかげで➡ 653 00:48:06,641 --> 00:48:12,196 私たちは その幻の第三楽章を 聴くことができました> 654 00:48:12,196 --> 00:48:14,215 <それは➡ 655 00:48:14,215 --> 00:48:19,654 第一楽章 第二楽章の 荒々しさとは違って➡ 656 00:48:19,654 --> 00:48:22,657 優しさに満ちた曲でした> 657 00:48:22,657 --> 00:48:30,657 ♬~ 658 00:48:32,650 --> 00:48:35,687 さて 我々も帰るとするか。 659 00:48:35,687 --> 00:48:39,240 あれ? いいんですか? 研修。 マズい! 660 00:48:39,240 --> 00:48:43,127 ハハハ…! バッカだな おっさん 忘れてやんの。 661 00:48:43,127 --> 00:48:45,646 そういう あんたは? スパルタ合宿。 662 00:48:45,646 --> 00:48:48,633 ゲッ! それを早く言ってよ もう。 663 00:48:48,633 --> 00:48:50,134 …ったく。 664 00:48:50,134 --> 00:48:51,636 ちょっと~! 665 00:48:51,636 --> 00:48:54,672 ちょっと はじめちゃん! おっさん! おっさん! 666 00:48:54,672 --> 00:48:56,172 待ってよ! 667 00:49:00,178 --> 00:49:03,731 毎度 お騒がせしております 金田一 一です。 668 00:49:03,731 --> 00:49:07,652 金田一 一で~す。 669 00:49:07,652 --> 00:49:11,139 ≪初代の金田一 一といえば 堂本 剛さんですが➡ 670 00:49:11,139 --> 00:49:13,141 メッセージを 頂けますでしょうか?≫ 671 00:49:13,141 --> 00:49:15,143 (道枝) はい。 672 00:49:15,143 --> 00:49:17,145 剛さん ホントに え~…。 673 00:49:17,145 --> 00:49:19,147 え~!? 674 00:49:19,147 --> 00:49:21,682 (堂本) フフフ…。 675 00:49:21,682 --> 00:49:24,685 えっ ちょっと… ちょっと あの 整理させてもらっていいですか? 676 00:49:24,685 --> 00:49:27,255 ちょっと 今 ライブ終わった後。 677 00:49:27,255 --> 00:49:29,157 え~? ちょっと…。 678 00:49:29,157 --> 00:49:32,677 今 ちょっと… 見る? 俺の下半身 見る? 679 00:49:32,677 --> 00:49:35,179 これやで。 えっ すごい! キラキラ。 680 00:49:35,179 --> 00:49:37,679 (堂本) だから 終わってすぐや って言ってんねんて。 681 00:49:41,652 --> 00:49:43,171 どう? 撮影は大変ですか? 682 00:49:43,171 --> 00:49:45,206 すごく楽しく やらせていただいてますし➡ 683 00:49:45,206 --> 00:49:48,743 やっぱり 皆さんが 大変だと言っていたことを➡ 684 00:49:48,743 --> 00:49:51,662 身に染みて 感じさせていただいてますね。 685 00:49:51,662 --> 00:49:56,667 実は 1話が「学園七不思議」から 始まるんですよ。 686 00:49:56,667 --> 00:50:00,154 剛さんも最初 「学園七不思議」だったんで➡ 687 00:50:00,154 --> 00:50:02,156 すごい ご縁を感じてます。 688 00:50:02,156 --> 00:50:04,709 あん時は だから➡ 689 00:50:04,709 --> 00:50:09,697 古い校舎をロケ現場にして。 690 00:50:09,697 --> 00:50:13,117 あん時も… 長ゼリフが やっぱりね➡ 691 00:50:13,117 --> 00:50:17,622 とんでもなく怖かったけど➡ 692 00:50:17,622 --> 00:50:20,124 これは自慢じゃないですけど➡ 693 00:50:20,124 --> 00:50:22,643 僕は もう 一切 台本 持って行かなかったですからね。 694 00:50:22,643 --> 00:50:24,595 あぁ そうなんですね。 695 00:50:24,595 --> 00:50:27,148 (堂本) もう やりたくないですけどね。 696 00:50:27,148 --> 00:50:30,668 長ゼリフって 大体 何ページぐらい ありますか? 697 00:50:30,668 --> 00:50:35,123 謎解きのセリフが 数えたので 23ページありました。 698 00:50:35,123 --> 00:50:37,125 いいっすね。 699 00:50:37,125 --> 00:50:39,610 いいです いいです それぐらい行かないと。 700 00:50:39,610 --> 00:50:42,613 フフ… すごい大変ですね はい やっぱり。 701 00:50:42,613 --> 00:50:46,617 「学園七不思議」 見てくださいますかね? 702 00:50:46,617 --> 00:50:48,119 剛さん。 703 00:50:48,119 --> 00:50:51,706 どうしても見てほしい っていうんだったら見ましょう。 704 00:50:51,706 --> 00:50:55,126 見た上での… ずうずうしいかも しんないんですけど➡ 705 00:50:55,126 --> 00:51:00,131 何か こう… アドバイスというか あれば➡ 706 00:51:00,131 --> 00:51:02,150 ぜひ欲しいんですけど。 707 00:51:02,150 --> 00:51:06,137 いや 僕が生意気に 何か こう アドバイスするのも何ですけど➡ 708 00:51:06,137 --> 00:51:09,123 僕のアドバイスが欲しい っていうんであれば➡ 709 00:51:09,123 --> 00:51:12,193 見て アドバイスは あげますよ ちゃんと。 710 00:51:12,193 --> 00:51:15,229 ありがとうございます。 (堂本) うん それでよければ。 711 00:51:15,229 --> 00:51:19,133 それをミッチーが望んでるなら。 はい お願いします。 712 00:51:19,133 --> 00:51:22,136 『 金田一少年の事件簿』 というね➡ 713 00:51:22,136 --> 00:51:25,640 僕が「学園七不思議」を 最初に やらさせていただいてから➡ 714 00:51:25,640 --> 00:51:29,627 もう27年たつんですって。 715 00:51:29,627 --> 00:51:33,131 27年たっても 自分が まず➡ 716 00:51:33,131 --> 00:51:36,717 このジャニーズ事務所にいるとも 思ってなかったし。 717 00:51:36,717 --> 00:51:42,156 また 後輩君が それを 受け継いで行くということが➡ 718 00:51:42,156 --> 00:51:45,660 現実となってるとも 思ってもなかったんですけれども。 719 00:51:45,660 --> 00:51:49,147 今ね 初代と 現・金田一 一が➡ 720 00:51:49,147 --> 00:51:52,150 こうして つながって しゃべってるわけですから➡ 721 00:51:52,150 --> 00:51:56,154 初代の『 金田一』 を 見ていた人たちから➡ 722 00:51:56,154 --> 00:51:59,190 この全ての『 金田一』 を 見てた人も➡ 723 00:51:59,190 --> 00:52:01,726 一緒に 今回 このミッチーの『 金田一』 も➡ 724 00:52:01,726 --> 00:52:04,245 大いに楽しんでほしいなと 私は思っています。 725 00:52:04,245 --> 00:52:06,164 じゃあ体に気を付けて頑張ってね。 726 00:52:06,164 --> 00:52:08,166 はい! 頑張ります。 (堂本) はい ありがとう。 727 00:52:08,166 --> 00:52:10,134 じゃあね。 ありがとうございました。 728 00:52:10,134 --> 00:52:12,634 失礼します。 はい またね お疲れさま。 729 00:55:32,119 --> 00:55:34,638 730 00:55:34,638 --> 00:55:37,138 <大好評!> 731 00:55:40,628 --> 00:55:43,631 <オリジナル ジジ抜きカード> 732 00:55:43,631 --> 00:55:46,131 <ババ抜き同様 カードを揃え…> 733 00:55:55,626 --> 00:55:59,146 (松本) 誰が気に入ってるんです? この企画を。 734 00:55:59,146 --> 00:56:02,146 (浜田) 山ちゃん ちゃう? (方正) いや 僕ですか!?