1 00:00:05,306 --> 00:00:09,243 (霧吹きの音) 2 00:00:09,310 --> 00:00:28,596 ♪~ 3 00:00:28,662 --> 00:00:32,033 (大郷楠宝子) カワイイ…。 4 00:00:34,034 --> 00:00:38,973 あなたは 私だけ…。 5 00:00:39,039 --> 00:00:46,280 これからも ずっと… ずっと あなたと一緒に…。 6 00:00:46,347 --> 00:00:53,487 ♪~ 7 00:00:53,554 --> 00:00:55,856 (滴が落ちる音) 8 00:00:57,691 --> 00:01:06,000 ♪~ 9 00:01:07,635 --> 00:01:10,071 (泉 京香) いよいよですねー! 10 00:01:10,137 --> 00:01:15,242 「六壁坂」の取材! 謎の妖怪伝説とは何か? 11 00:01:15,309 --> 00:01:18,946 いい取材ができるといいですねー。 フフッ。 12 00:01:19,013 --> 00:01:21,949 (岸辺露伴) 本当なら もう行ってるはずだった。 13 00:01:22,016 --> 00:01:24,084 (泉 京香) しょうがないですよォ。 14 00:01:24,151 --> 00:01:28,022 原稿 上げたあとで お疲れでしたもん。 (岸辺露伴) ああッ! 15 00:01:31,325 --> 00:01:34,161 (岸辺露伴) 別に仕事のせいじゃない…。 16 00:01:36,831 --> 00:01:40,034 >> 回想 (乙 雅三の声) 露伴先生…。 17 00:01:41,669 --> 00:01:46,273 六壁坂… 返してッ。 18 00:01:46,340 --> 00:01:48,609 (岸辺露伴) うぐッ… うっ! ぐうっ…。 19 00:01:48,676 --> 00:01:50,611 (剥がれていく音) 20 00:01:50,678 --> 00:01:54,281 (岸辺露伴) ああッ…。 21 00:01:54,348 --> 00:02:00,054 (泉 京香) いや~ 編集長が いつにも増して すごい原稿だったって言ってましたよォ。 22 00:02:00,054 --> 00:02:03,924 「気迫がすごすぎて 怒りさえ感じる」って。 23 00:02:03,991 --> 00:02:06,727 ありがとうございま~す! 24 00:02:06,794 --> 00:02:09,430 読者プレゼント 早く頂けて助かりました。 25 00:02:09,497 --> 00:02:13,133 入稿作業も終わってますし これで間に合いそうです。 26 00:02:15,002 --> 00:02:18,739 (岸辺露伴) 「間に合う」って 何に。 (泉 京香) じゃあ 失礼しま~す。 27 00:02:18,806 --> 00:02:22,309 >> \(扉の開閉音) (岸辺露伴) …ったく。 28 00:02:28,315 --> 00:02:34,588 ♪~ 29 00:02:34,655 --> 00:02:38,692 {\an8}(バス運転手) え~ まいど ご乗車ありがとうございます。→ 30 00:02:38,759 --> 00:02:44,965 このバスは 七ツ杜駅発 六壁行きです。→ 31 00:02:45,032 --> 00:02:51,572 途中でお降りの方は 運転手まで お声がけください…。 32 00:02:51,639 --> 00:03:09,557 ♪~ 33 00:03:09,623 --> 00:03:12,293 (子供たち) 最初はグー! ジャンケンポイ! 34 00:03:13,994 --> 00:03:19,233 (歓声) (子供) い~ち に~い さ~ん し~い→ 35 00:03:19,300 --> 00:03:23,304 ご~お ろ~く な~な。 36 00:03:29,009 --> 00:03:31,312 (泉 京香) \先生! 37 00:03:42,156 --> 00:03:46,260 (泉 京香) よいしょっ。 ハァ… お疲れさまで~す。 38 00:03:46,327 --> 00:03:49,597 荷物 この集会所に 置かせてもらえるそうです。 39 00:03:49,663 --> 00:03:52,466 取材基地 ここにしましょう。 (岸辺露伴) 君 何でいるんだ。 40 00:03:52,533 --> 00:03:57,271 (泉 京香) いや~ 先生に早く追いつこうと思って 駅から タクシーで来たんですけどォ→ 41 00:03:57,338 --> 00:03:59,273 先生 遅かったですねッ。 42 00:03:59,340 --> 00:04:01,909 (岸辺露伴) 駅長が この村出身だったから 話を聞いていたんだ。 43 00:04:01,976 --> 00:04:04,545 というか 話を聞き終わったら 乗ろうと思っていた→ 44 00:04:04,612 --> 00:04:07,414 1台しかなかったタクシーに 乗っていったのは 君かッ! 45 00:04:07,481 --> 00:04:10,217 …いや そうじゃない。 「どうして来たのか?」と聞いてる。 46 00:04:10,284 --> 00:04:14,221 (泉 京香) そりゃあ 担当として 取材に協力するためですよォ。 47 00:04:14,288 --> 00:04:18,225 先生の家も 守らないといけませんし! (岸辺露伴) ハッ! 48 00:04:18,292 --> 00:04:22,930 (泉 京香) それに~ 私 都市伝説とか いろいろ調べてたじゃないですかァー。 49 00:04:22,997 --> 00:04:25,933 何か 六壁坂の妖怪伝説だけ→ 50 00:04:26,000 --> 00:04:31,238 ちょっと感じが違うなァ~って 気がしてきたんですよねェー。 51 00:04:31,305 --> 00:04:34,308 なので 手伝います 取材ッ。 52 00:04:36,310 --> 00:04:38,946 んっ? あの子 何だろ。 53 00:04:39,013 --> 00:04:41,448 (岸辺露伴) これも駅長に聞いたんだが→ 54 00:04:41,515 --> 00:04:45,452 一帯の山林を僕が購入したことが うわさになってるそうだ。 55 00:04:45,519 --> 00:04:49,256 (泉 京香) へ~ さっすが先生。 56 00:04:49,323 --> 00:04:51,325 (息をのむ音) 57 00:04:53,527 --> 00:04:57,965 (岸辺露伴) マズいな… あれは「お友達」を連れてくるパターンだ。 58 00:04:58,032 --> 00:05:00,200 (泉 京香) あ~ あるあるですね~。 59 00:05:00,267 --> 00:05:03,904 (岸辺露伴) 君 担当編集として しっかり仕事してくれよ。 60 00:05:03,971 --> 00:05:09,043 今日は さすがに 読者サービスをする気はない。 (泉 京香) えっ? 61 00:05:09,109 --> 00:05:12,546 あ もちろんです。 任せてください! 取材の方も…。 62 00:05:12,613 --> 00:05:14,548 (岸辺露伴) そっちはいいッ。 63 00:05:14,615 --> 00:05:17,017 (泉 京香) じゃあ ちょっと行ってきますんで。 64 00:05:17,084 --> 00:05:19,553 ハァ ハァ…。 65 00:05:19,620 --> 00:05:25,926 先生 ハァ… この村 坂ばっかりですけど 「六壁坂」って どの辺ですか? 66 00:05:25,993 --> 00:05:29,730 マップでは 坂の名前までは 出てこないんですよね。 (岸辺露伴) 当然だ。 67 00:05:29,797 --> 00:05:34,568 「六壁坂村」とは言っているが 実は 「六壁坂」という「坂」は存在しない。 68 00:05:34,635 --> 00:05:36,570 (泉 京香) えっ そうなんですかぁ!? 69 00:05:36,637 --> 00:05:38,572 (岸辺露伴) もちろん かつては あったはずだ。 70 00:05:38,639 --> 00:05:42,576 だが 六壁坂の伝説が 完全なタブーとなって 忘れられた時に→ 71 00:05:42,643 --> 00:05:45,245 坂自体も消えたんだろう。 72 00:05:45,312 --> 00:05:51,085 (泉 京香) じゃあ 先生が「破産」するほど 「山」を買ったのって…。 (岸辺露伴) ああ。 73 00:05:51,151 --> 00:05:53,253 「場所」が分からないせいだ。 74 00:05:53,320 --> 00:06:00,027 大体… あの辺から あの辺 全部買った。 (京香が息をのむ音) 75 00:06:00,027 --> 00:06:04,198 (岸辺露伴) さすがに こっち側の集落までは買えなかったが。 76 00:06:04,264 --> 00:06:06,200 (泉 京香) いや 当然ですよ。 77 00:06:06,266 --> 00:06:08,902 (岸辺露伴) だが 「こっち側」にないとも 言い切れないだろッ。 78 00:06:08,969 --> 00:06:12,206 (泉 京香) そうですけど… 何か 「あて」あるんですかぁ? 79 00:06:12,272 --> 00:06:17,277 (岸辺露伴) まあ 可能性は低いが 駅で聞いたのは…。 80 00:06:23,117 --> 00:06:25,919 ♪~ 81 00:06:25,986 --> 00:06:29,056 (岸辺露伴) ここだ。 (泉 京香) ハァ…。 82 00:06:29,123 --> 00:06:31,925 入れませんよ。 (岸辺露伴) ああ。 83 00:06:31,992 --> 00:06:36,930 だが ここが この村で一番大きな「坂道」らしい。 84 00:06:36,997 --> 00:06:41,735 (泉 京香) ああ… 確かに結構長いかも。 85 00:06:41,802 --> 00:06:46,240 大きな家があって… そこで行き止まりになってます。 86 00:06:46,306 --> 00:06:50,244 (岸辺露伴) 今いるのが ここだ。 屋敷は ここ。 87 00:06:50,310 --> 00:06:53,247 裏に面しているのは 僕が買った山だ。 88 00:06:53,313 --> 00:06:55,582 (泉 京香) 地図で見ると 改めて すごいですね。 89 00:06:55,649 --> 00:06:59,253 (岸辺露伴) この屋敷は古くて 100年以上 空き家だったが→ 90 00:06:59,319 --> 00:07:03,190 三十数年前に 元の持ち主が戻ってきたそうだ。 (泉 京香) へ~。 91 00:07:03,257 --> 00:07:07,194 庭も広いし 立派。 92 00:07:07,261 --> 00:07:20,974 ♪~ 93 00:07:25,979 --> 00:07:29,216 (泉 京香) 奥様って感じでしたねー。 94 00:07:29,283 --> 00:07:31,919 >> \(子供) いた! (子供たち) いた~! 95 00:07:31,985 --> 00:07:35,556 (泉 京香) 先生 ここは私が。 一旦 さっきの取材基地に避難しててください。 96 00:07:35,622 --> 00:07:38,325 こんにちは~。 君たち 村の子? 97 00:07:38,392 --> 00:07:41,228 >> あれ 岸辺露伴でしょ? >> ねえ サイン下さい! 98 00:07:41,295 --> 00:07:43,230 (泉 京香) あっ… ちょっ! ちょっとちょっと! (子供たち) サイン! サイン! 99 00:07:43,297 --> 00:07:46,567 (岸辺露伴) あ~あ~ 分かった分かった! (泉 京香) あっ サインは また今度。 100 00:07:46,633 --> 00:07:49,236 露伴先生 今日 お仕事で来てるから。 101 00:07:49,303 --> 00:07:52,239 >> ウソだぁ 漫画描いてなかったじゃん。 (舌打ち) 102 00:07:52,306 --> 00:07:54,241 (泉 京香) 漫画を描くための取材。 103 00:07:54,308 --> 00:07:57,578 そうだ 君たちも知らないかなぁ? 不思議な話。 104 00:07:57,644 --> 00:08:00,013 (子供) 学校の怪談とか? (泉 京香) うん! そういうの。 105 00:08:00,013 --> 00:08:03,383 もしかしたら 露伴先生の漫画になるかも! 106 00:08:03,450 --> 00:08:12,893 (村内放送) 107 00:08:12,960 --> 00:08:19,266 心の声 (岸辺露伴) 手がかりは やはり 橋本陽馬と 乙 雅三か…。 108 00:08:21,268 --> 00:08:24,404 >> 心の声 (岸辺露伴) 走ることに取り憑かれた陽馬は→ 109 00:08:24,471 --> 00:08:28,208 恐らく 六壁坂に入った。→ 110 00:08:28,275 --> 00:08:36,617 …とすると 恋人が発見された場所か その近くが 六壁坂のはずだが。 111 00:08:44,992 --> 00:08:49,930 >> 心の声 (岸辺露伴) 乙 雅三が 交渉に行った地主の家は ここだ。→ 112 00:08:49,997 --> 00:08:55,636 陽馬が 恋人の死体を捨てた場所とは ルートが全く重ならない。 113 00:09:00,741 --> 00:09:02,743 >> 心の声 (岸辺露伴) 「捨てる」…。 114 00:09:04,745 --> 00:09:08,582 乙 雅三も 何か…。 115 00:09:10,450 --> 00:09:14,888 (乙 雅三) 「交渉が難航している地主に また あいさつに行ったら→ 116 00:09:14,955 --> 00:09:19,693 岸辺露伴という漫画家に 全部 売ってしまったという。→ 117 00:09:19,760 --> 00:09:23,897 帰り道には迷うし 最悪。→ 118 00:09:23,964 --> 00:09:27,701 腹立って 土産のメロンは投げ捨てた」。 (風の音) 119 00:09:27,768 --> 00:09:35,042 ♪~ 120 00:09:35,108 --> 00:09:38,979 (岸辺露伴) 乙 雅三は 迷ったんだ。 121 00:09:40,614 --> 00:09:43,550 地主の家から帰る途中→ 122 00:09:43,617 --> 00:09:47,554 どこかに入り込んだとしたら…。 123 00:09:47,621 --> 00:09:54,227 ♪~ 124 00:09:54,294 --> 00:09:57,230 (岸辺露伴) これは…。 125 00:09:57,297 --> 00:10:04,571 ♪~ 126 00:10:04,638 --> 00:10:07,240 (岸辺露伴) 山道か? 127 00:10:07,307 --> 00:10:24,257 ♪~ 128 00:10:24,324 --> 00:10:29,096 (岸辺露伴) さっきの屋敷…。 129 00:10:29,162 --> 00:10:35,068 もし この道が 六壁坂だとしたら…。 130 00:10:35,135 --> 00:10:44,978 ♪~ 131 00:10:45,045 --> 00:10:48,281 (泉 京香) \先生! よいしょ…。 132 00:10:48,348 --> 00:10:51,785 あの~ ちょっと サインをお願いしたいって人が。 133 00:10:51,852 --> 00:10:55,622 (岸辺露伴) 泉くん… 君 何のために…。 134 00:10:55,689 --> 00:10:57,991 (小声で)さっきのお屋敷の人ですよね。 135 00:10:58,058 --> 00:11:00,927 アポ取らなくても 話 聞けそうじゃないですか。 136 00:11:00,994 --> 00:11:03,230 じゃ 取材基地の方で。 137 00:11:03,296 --> 00:11:07,434 私は 子供たちから 話 集めますね。 結構 いい情報 持ってるんですよッ! 138 00:11:07,501 --> 00:11:10,003 じゃ 失礼しま~す。 139 00:11:20,313 --> 00:11:25,318 (風の音) 140 00:11:28,822 --> 00:11:34,761 (大郷楠宝子) 改めまして 私 大郷楠宝子と申します。 141 00:11:34,828 --> 00:11:37,264 ぶしつけなお願いで 申し訳ありません。 142 00:11:37,330 --> 00:11:42,335 子供が 本当に大ファンなもので どうしてもと。 143 00:12:21,007 --> 00:12:26,246 (大郷楠宝子) 先ほど うちの近くで 先生をお見かけしました。 144 00:12:26,313 --> 00:12:30,250 (岸辺露伴) 「うち」というと。 (大郷楠宝子) 坂上の。 145 00:12:30,317 --> 00:12:33,253 (岸辺露伴) ああ。 146 00:12:33,320 --> 00:12:41,962 (大郷楠宝子) 何か ご用でしたでしょうか? (岸辺露伴) 別に。 たまたま通りかかって。 147 00:12:42,028 --> 00:12:45,031 (大郷楠宝子) ああ…。 148 00:12:48,168 --> 00:12:53,273 (岸辺露伴) この村で 一番古い家柄だとか。 149 00:12:53,340 --> 00:12:59,045 (大郷楠宝子) ええ。 まあ… 古いだけの家です。 150 00:13:10,490 --> 00:13:16,730 (大郷楠宝子) ご存じですか? 村では ちょっとした騒ぎだったんですよ。 151 00:13:16,796 --> 00:13:22,302 有名な漫画家さんが 村周辺の山を購入されたって。 152 00:13:24,004 --> 00:13:29,509 あれ うちのすぐ裏なんです。 (岸辺露伴) へぇ。 153 00:13:31,144 --> 00:13:36,249 (大郷楠宝子) どうして こんな辺鄙な土地を? (岸辺露伴) 気に入ったんで。 154 00:13:36,316 --> 00:13:39,319 (大郷楠宝子) こんな 何もないところが? 155 00:13:41,021 --> 00:13:45,325 (岸辺露伴) 漫画家にとっては… いろいろと。 156 00:13:47,027 --> 00:13:53,033 (大郷楠宝子) いろいろと? (岸辺露伴) いろいろと ある… かな。 157 00:14:13,286 --> 00:14:15,989 (大郷楠宝子) ありがとうございます。 158 00:14:20,794 --> 00:14:22,729 (岸辺露伴) ヘブンズ・ドアー。 159 00:14:22,796 --> 00:14:25,298 (ページがめくれる音) 160 00:14:32,639 --> 00:14:36,309 (岸辺露伴) 悪いが 読ませてもらう。 161 00:14:39,012 --> 00:14:40,947 「大郷楠宝子。→ 162 00:14:41,014 --> 00:14:43,450 六壁坂村で 300年続く→ 163 00:14:43,516 --> 00:14:46,453 味噌づくりで成功した一族の→ 164 00:14:46,519 --> 00:14:51,024 ひとり娘であり 跡取り娘」。 165 00:14:53,326 --> 00:14:56,963 「それまで 本社のある東京にいた一家は→ 166 00:14:57,030 --> 00:15:02,769 娘を 空気のいい地元で育てたいと 六壁坂村に戻る」。 167 00:15:04,971 --> 00:15:08,541 坂上にある屋敷からの通園通学は→ 168 00:15:08,608 --> 00:15:13,613 常に 運転手つきの車で送り迎え。 169 00:15:17,984 --> 00:15:22,555 (岸辺露伴) 大学は 片道2時間。 170 00:15:22,622 --> 00:15:24,924 >> おかえりなさいませ。 (大郷楠宝子) ただいま~。 171 00:15:24,991 --> 00:15:29,429 (岸辺露伴) それでも 娘を溺愛する両親は ひとり暮らしを認めず→ 172 00:15:29,496 --> 00:15:32,932 せめてもの自由は…→ 173 00:15:32,999 --> 00:15:37,070 本宅向かいにある 離れに住むことのみ。 174 00:15:37,137 --> 00:15:40,073 >> \(扉の開閉音) 175 00:15:40,140 --> 00:16:26,786 ♪~ 176 00:16:34,994 --> 00:16:37,230 (釜房郡平) でェ~ッ! (大郷楠宝子) あ…。 177 00:16:37,297 --> 00:16:40,233 >> 楠宝ちゃん。 (大郷楠宝子) バイト終わったの? 178 00:16:40,300 --> 00:16:45,238 >> うん。 あした休みだから 一緒にゴロゴロしよォ~。 179 00:16:45,305 --> 00:16:49,943 {\an8}(大郷楠宝子) ねえ… もっと気をつけて 入ってきて。 180 00:16:50,009 --> 00:16:54,247 {\an8}見られたら 大変でしょう? >> うん…。 181 00:16:54,314 --> 00:16:59,753 {\an8}(大郷楠宝子) ちょっと… ねえ郡平 聞いてんの? >> 聞いてるよ~ッ! 182 00:16:59,819 --> 00:17:02,455 (大郷楠宝子) もう…! >> ニャハハ。 183 00:17:04,090 --> 00:17:07,527 (岸辺露伴) そして その翌日。 184 00:17:07,594 --> 00:17:12,699 >> \(ゲーム音) 185 00:17:12,766 --> 00:17:16,903 \(郡平) 楠宝ちゃ~ん 喉 渇いた。 186 00:17:16,970 --> 00:17:32,419 \(ゲーム音) 187 00:17:32,485 --> 00:17:34,721 (大郷楠宝子) はい。 188 00:17:34,788 --> 00:17:36,923 >> ねえ…。 (大郷楠宝子) うん? 189 00:17:36,990 --> 00:17:42,061 >> オレさぁ ここに 引っ越してこようかな。 (大郷楠宝子) え…? 190 00:17:42,128 --> 00:17:47,567 >> いちいち 家帰るの めんどくさいしさぁ。 191 00:17:47,634 --> 00:17:51,070 楠宝ちゃんと ずっと一緒にいたいじゃん。 192 00:17:51,137 --> 00:17:55,442 (大郷楠宝子) 何 言ってんのよ…。 そんなことしたら バレちゃうでしょう。 193 00:17:55,508 --> 00:17:59,579 この間 お母様が急に入ってきた時 もう 心臓止まるかと思った…。 194 00:17:59,646 --> 00:18:03,683 >> だ~か~らぁ 鍵 替えたんだろ? 195 00:18:03,750 --> 00:18:07,454 バレないって。 本宅 離れてるし。 196 00:18:13,760 --> 00:18:20,266 (大郷楠宝子) ねえ… それ飲んだら 今日は もう帰ってくんない? 197 00:18:23,269 --> 00:18:26,406 >> えっ? 198 00:18:26,473 --> 00:18:30,610 今日 休みだし 一緒に ゴロゴロするんじゃないのかよ。 199 00:18:30,677 --> 00:18:34,981 (大郷楠宝子) ダメ。 ゲームも かたづけてね…。 200 00:18:38,284 --> 00:18:40,286 (電源を切る音) 201 00:18:42,989 --> 00:18:52,432 なんか… 最近 ずっと思ってたんだけどさぁー…→ 202 00:18:52,499 --> 00:18:56,736 楠宝ちゃん 近頃 なんつーか…→ 203 00:18:56,803 --> 00:19:00,240 冷たくなったよねぇ。 204 00:19:02,442 --> 00:19:07,514 オレさぁ 時々 見るんだよね。 205 00:19:07,580 --> 00:19:11,518 庭で仕事してる時。 206 00:19:11,584 --> 00:19:16,689 ダッセェ男が ダッセェ車で来るの。→ 207 00:19:16,756 --> 00:19:20,593 今どき バブルかよ みたいなさぁ。 208 00:19:22,262 --> 00:19:30,703 で… そいつ来ると 楠宝ちゃんも おしゃれして 本宅行くよなぁ~。 209 00:19:30,770 --> 00:19:37,277 なーんか まっさかのまさかだよねーッ。 210 00:19:41,281 --> 00:19:43,616 (ため息) 211 00:19:58,298 --> 00:20:01,234 (ため息) 212 00:20:01,301 --> 00:20:04,304 (大郷楠宝子) 勘づいてるなら 話が早いわ…。 213 00:20:06,005 --> 00:20:11,311 お互い 楽しい思い出だったということで…。 214 00:20:13,012 --> 00:20:16,249 うちのお父様が許すわけないのよ。 215 00:20:16,316 --> 00:20:21,588 私は この家を継いで 守らなきゃいけない ひとり娘。 216 00:20:21,654 --> 00:20:24,958 あなたは ただのバイトの庭師。 217 00:20:25,024 --> 00:20:30,096 春に卒業したら 結婚して 婿養子をとることも決まってる。 218 00:20:30,163 --> 00:20:33,600 あなたの見た ダッサイ男が それ。 219 00:20:33,666 --> 00:20:39,539 でも 家柄は申し分ないし… 何年も前から決まってたの。 220 00:20:41,341 --> 00:20:43,476 だから…。 221 00:20:43,543 --> 00:20:58,558 ♪~ 222 00:21:00,126 --> 00:21:02,729 >> やあぁーだよッとっ! (大郷楠宝子) え? 223 00:21:02,795 --> 00:21:04,731 ちょっと! ねえ…。 224 00:21:04,797 --> 00:21:07,066 >> ウッソォでしょ!? 楠宝ちゃん。 225 00:21:07,133 --> 00:21:09,068 分かってるって。 226 00:21:09,135 --> 00:21:11,738 いいじゃん このままで… 別に別れなくても…。 227 00:21:11,804 --> 00:21:15,942 (大郷楠宝子) 何 言ってんの? ねえ はなして! もうすぐ来ちゃう。 228 00:21:16,009 --> 00:21:19,946 ハァ ハァ…。 >> あのダッセェ バブル男が? 229 00:21:20,013 --> 00:21:23,249 いいねェ 見せつけちゃおうぜッ! オレたちの仲いいとこ。 230 00:21:23,316 --> 00:21:25,952 (大郷楠宝子) ダメ… はなしてってばッ! (たたく音) 231 00:21:26,019 --> 00:21:29,455 (大郷楠宝子) あっ! ああ…。 232 00:21:29,522 --> 00:21:33,092 >> 何!! (大郷楠宝子) ああッ! 233 00:21:33,159 --> 00:21:35,094 >> あ…。 234 00:21:35,161 --> 00:21:38,464 …ごめん。 235 00:21:38,531 --> 00:21:41,334 君が 先に殴ったんだからね。 236 00:21:46,673 --> 00:21:50,476 本当に好きなんだよ…。 237 00:21:50,543 --> 00:21:52,779 このままでいいんだ。 238 00:21:52,845 --> 00:21:58,484 このまま 誰にも内緒のままで。 (大郷楠宝子) うっ… やめてッ! 239 00:21:58,551 --> 00:22:01,921 帰ってッ! >> 楠宝ちゃん…。 (大郷楠宝子) もう 帰ってよッ! 240 00:22:01,988 --> 00:22:03,923 >> 楠宝ちゃん…! 241 00:22:03,990 --> 00:22:06,225 (大郷楠宝子) お金持ってッ! 帰ってってばッ! 242 00:22:06,292 --> 00:22:08,294 (刺さる音) 243 00:22:11,297 --> 00:22:13,299 (高窓修一) 失礼します。 244 00:22:15,001 --> 00:22:19,572 (大郷宝生) おお 修一くん 待ってたよ。 (修一) どうも。 245 00:22:19,639 --> 00:22:24,577 (宝生) すぐ楠宝子を呼ぶから 座敷で…。あ…。 246 00:22:24,644 --> 00:22:29,949 僕が行くのは… ダメでしょうか。 247 00:22:30,016 --> 00:22:33,019 (宝生) あ…? >> その…。 248 00:22:35,655 --> 00:22:39,959 楠宝子さんの離れに…→ 249 00:22:40,026 --> 00:22:43,663 行ったことがなくて…。 250 00:22:43,730 --> 00:22:48,968 (大郷楠宝子) 郡平 お願い 早く出てって。 251 00:22:49,035 --> 00:22:51,604 ほんとは私だって あなたと…。 252 00:22:51,671 --> 00:22:54,340 でも 家を守るためには…。 253 00:22:57,677 --> 00:23:00,046 (大郷楠宝子) 郡平? 254 00:23:04,617 --> 00:23:07,987 (大郷楠宝子) ハァ… もう 郡平! (抜ける音) 255 00:23:09,622 --> 00:23:11,624 (ゴルフクラブが倒れる音) 256 00:23:13,292 --> 00:23:16,229 (大郷楠宝子) え…? 257 00:23:16,295 --> 00:23:18,231 郡平…? 258 00:23:18,297 --> 00:23:26,739 ♪~ 259 00:23:26,806 --> 00:23:29,075 (大郷楠宝子) 郡平! 260 00:23:29,142 --> 00:23:32,078 (血が流れる音) 261 00:23:32,145 --> 00:23:34,247 (大郷楠宝子) ウソ。 262 00:23:34,313 --> 00:23:37,750 {\an8}え… また… からかってるんでしょ…? 263 00:23:37,817 --> 00:23:41,454 {\an8}郡平… フザけないでよ ねえ…。 264 00:23:41,521 --> 00:24:00,206 ♪~ 265 00:24:00,273 --> 00:24:03,276 (大郷楠宝子) 動いてない…。 266 00:24:07,980 --> 00:24:12,618 (大郷楠宝子) 息も…。 ウソッ! 267 00:24:14,287 --> 00:24:17,623 待って… え これって…。 268 00:24:19,992 --> 00:24:23,229 私が殴ったみたいじゃあないのッ!! 269 00:24:23,296 --> 00:24:26,933 え やだ… 郡平… え どうしよう…。 270 00:24:26,999 --> 00:24:29,569 えっ… え… どうしよう! 271 00:24:29,635 --> 00:24:32,939 あ… 救急車… 救急車 呼ばなきゃ! 272 00:24:33,005 --> 00:24:35,241 携帯 どこッ!? 携帯ッ! ハアッ。 273 00:24:35,308 --> 00:24:37,944 あ 待って。 待って待って待って待って…。 274 00:24:38,010 --> 00:24:40,246 混乱してる…。 275 00:24:40,313 --> 00:24:46,018 もし… もし死んでたら…。 276 00:24:47,653 --> 00:24:55,328 呼ぶのは救急車じゃなくて まさか 警察のほう? 277 00:24:57,663 --> 00:25:03,903 (玄関チャイム) \(宝生) 楠宝子… 修一くんが見えたぞ。→ 278 00:25:03,970 --> 00:25:08,040 こっちに上がってもらっていいだろう?→ 279 00:25:08,107 --> 00:25:11,043 楠宝子! 280 00:25:11,110 --> 00:25:15,915 心の声 (大郷楠宝子) ダメ… 私は いない…。 ここには いないわ…。 281 00:25:15,982 --> 00:25:19,552 (扉を開けようとする音) \(宝生) あれ? 鍵がかかってる…。→ 282 00:25:19,619 --> 00:25:21,554 楠宝子のやつ ここじゃあないのかな…。 283 00:25:21,621 --> 00:25:24,924 心の声 (大郷楠宝子) 私は どこにも存在しない。 284 00:25:24,991 --> 00:25:32,231 >> \(修一) いや さっき カーテン越しに 影が見えましたから いらっしゃるかと…。 285 00:25:32,298 --> 00:25:34,233 \(宝生) そうか…。 (玄関チャイム) 286 00:25:34,300 --> 00:25:38,237 (ノック) \(修一) 変ですね。 どうかしたんでしょうか。 287 00:25:38,304 --> 00:25:42,575 \(宝生) 楠宝子! 大丈夫か!? 楠宝子! 288 00:25:42,642 --> 00:25:47,246 \(修一) 合鍵は ありますか? \(宝生) ああ 持ってこよう。 289 00:25:47,313 --> 00:25:51,017 (大郷楠宝子) あ… お父様ッ! 290 00:25:53,519 --> 00:25:56,255 >> \(宝生) な~んだ 楠宝子 いたのか。 (大郷楠宝子) ごめんなさい! 291 00:25:56,322 --> 00:25:59,759 ちょっと かたづけものしてたからッ! 292 00:25:59,825 --> 00:26:03,696 >> \(宝生) 修一くんが見えてるんだ。 こっちに入ってもいいだろう? 293 00:26:03,763 --> 00:26:06,899 (大郷楠宝子) 修一さんが? わぁ 嬉しいッ! 294 00:26:06,966 --> 00:26:10,202 でも今 ちょっと手が離せなくて。 295 00:26:10,269 --> 00:26:14,206 終わったら すぐ向かいますから 本宅で待ってていただいて…!! 296 00:26:14,273 --> 00:26:18,544 >> \(宝生) そうか。 じゃあ なるべく早くな。 (大郷楠宝子) ええッ! 297 00:26:18,611 --> 00:26:25,918 ハァ ハァ ハァ… ハァーッ ハァーッ。 298 00:26:25,985 --> 00:26:29,622 ハァ ハァ ハァ…。 299 00:26:34,126 --> 00:26:38,297 >> 心の声 (大郷楠宝子) 隠そう… 隠すしかない…ッ! 300 00:26:40,299 --> 00:26:44,236 ああ… うっ! あっ… ハァ…。 301 00:26:44,303 --> 00:26:47,573 ううっ… うう! ハァ ハァ…。 ううっ! 302 00:26:47,640 --> 00:26:52,244 ああッ! ハァ ハァ ハァ ハァー ハァーッ…。 303 00:26:52,311 --> 00:26:56,248 んっ… うっ… ハァ ハァ ハァ ハァ…。 304 00:26:56,315 --> 00:26:58,584 >> 心の声 (大郷楠宝子) 何 これ?→ 305 00:26:58,651 --> 00:27:03,889 心臓が動いてないのに… どうして こんなに? 306 00:27:03,956 --> 00:27:09,195 えっ? うっ! うっ うっ…。 (出血する音) 307 00:27:09,261 --> 00:27:16,002 (大郷楠宝子) 郡平… もしかして… まだ生きてる? 308 00:27:16,068 --> 00:27:20,906 (出血する音) (大郷楠宝子) ああ… ああ… ああッ! 309 00:27:20,973 --> 00:27:26,912 >> 心の声 (大郷楠宝子) どうして? 人間て 死んだ後も出血するの!? 310 00:27:26,979 --> 00:27:31,617 あっ! ハァハァハァハァ…。 311 00:27:34,987 --> 00:27:37,923 (大郷楠宝子) ああーッ! あっ ううんっ…! うっ…。 312 00:27:37,990 --> 00:27:41,227 ハァハァ ハァハァ…。 313 00:27:41,293 --> 00:27:45,031 うっ! うっ… ううっ。 314 00:27:45,097 --> 00:27:47,733 ううッ! ハァハァハァ…。 315 00:27:47,800 --> 00:27:52,238 (かれていく音) (大郷楠宝子) ああッ! あっ…。 316 00:27:52,304 --> 00:27:55,574 ああっ… あああッ! なんなの…。 317 00:27:55,641 --> 00:27:59,245 なんなの これッ!? ハァハァ… なんなのよーッ!? 318 00:27:59,311 --> 00:28:02,581 ハァ ハァ ハァ。 >> \(ノック) 319 00:28:02,648 --> 00:28:06,886 (大郷楠宝子) え…。 >> \(修一) 楠宝子さん。→ 320 00:28:06,952 --> 00:28:12,191 待っててくれって言われたのに ごめん。→ 321 00:28:12,258 --> 00:28:20,533 でも いい機会だから 2人だけで話がしたくてね。 322 00:28:20,599 --> 00:28:22,535 (大郷楠宝子) ハァハァハァ…。 323 00:28:22,601 --> 00:28:29,275 >> お父様から 合鍵を貸してもらった。 324 00:28:32,278 --> 00:28:35,214 (大郷楠宝子) ああ… ハァハァハァハァ…。 325 00:28:35,281 --> 00:28:37,917 >> \(修一) 入ってもいいかな? (大郷楠宝子) ダメよッ!! 326 00:28:37,983 --> 00:28:41,921 絶対に入っちゃダメッ! ああ…! あ… うっ。 327 00:28:41,987 --> 00:28:46,225 ハァハァハァハァ… 今 着替え中なの! 328 00:28:46,292 --> 00:28:49,228 だから待っててッ! 329 00:28:49,295 --> 00:28:53,232 何か 何か… 何か血を止められるもの…。 330 00:28:53,299 --> 00:29:01,240 >> \(修一) 楠宝子さん 君 今! 本当にひとり? 331 00:29:02,942 --> 00:29:04,877 (大郷楠宝子) え…? 332 00:29:04,944 --> 00:29:11,884 >> 最近 ずっと思ってたんだ。 君は…。 333 00:29:11,951 --> 00:29:14,186 (大郷楠宝子) え… ああ…。 334 00:29:14,253 --> 00:29:18,257 >> 他に 好きな男がいるんじゃないかって。 335 00:29:20,259 --> 00:29:24,396 \(修一) 今 一緒にいるんじゃないか? 336 00:29:24,463 --> 00:29:26,899 (大郷楠宝子) ああッ! 337 00:29:26,966 --> 00:29:31,904 >> \(修一) 合鍵までもらって みっともないけど→ 338 00:29:31,971 --> 00:29:36,909 どうしても確かめたいし…。 (大郷楠宝子) うっ う…。 339 00:29:36,976 --> 00:29:40,546 うう~ん…。 >> \(修一) 君と話したいッ! 340 00:29:40,613 --> 00:29:43,916 だから…。 (大郷楠宝子) ううっ! うう~ッ…。 341 00:29:43,983 --> 00:29:46,552 >> \(修一) 開けるよッ! (大郷楠宝子) うっ… ハァハァ…。 342 00:29:46,619 --> 00:29:48,554 >> いいよね? 343 00:29:48,621 --> 00:29:52,992 (大郷楠宝子) ハァハァハァハァ ハァハァハァハァ…。 344 00:29:54,994 --> 00:30:00,432 郡平 ごめんなさいッ! 345 00:30:00,499 --> 00:30:02,501 (縫う音) 346 00:30:08,641 --> 00:30:14,246 (大郷楠宝子) ごめんなさいッ! でも 悪いのは あなたよ。 347 00:30:14,313 --> 00:30:18,584 私は悪くない。 348 00:30:18,651 --> 00:30:22,454 (血が噴き出る音) (大郷楠宝子) ああッ! ああ ああ ああ あああッ! 349 00:30:22,521 --> 00:30:25,958 >> 楠宝子さん? どうした!? 350 00:30:26,025 --> 00:30:31,664 (大郷楠宝子) ハァハァハァ…。 (鍵をさし込む音) 351 00:30:34,033 --> 00:30:36,035 鍵が違うッ! 352 00:30:37,670 --> 00:30:43,609 (大郷楠宝子) そうだ… 鍵をつけ替えて… ハァ ハァ…。 353 00:30:43,676 --> 00:30:48,280 >> \(ガラスが割れる音) (大郷楠宝子) ああッ! あっ あっ ああ…。 354 00:30:48,347 --> 00:30:54,053 ハァ… うっ ああ! ハァハァ。 355 00:30:55,688 --> 00:30:57,623 ああっ! >> \(たたく音) 356 00:30:57,690 --> 00:31:01,927 \(たたく音) (大郷楠宝子) うっ… ハァハァハァ…。 357 00:31:01,994 --> 00:31:03,929 >> \(ガラスが割れる音) 358 00:31:03,996 --> 00:31:05,931 (大郷楠宝子) んんっ… あっ! >> \(扉を開ける音) 359 00:31:05,998 --> 00:31:08,934 (修一) 楠宝子さん!→ 360 00:31:09,001 --> 00:31:10,936 楠宝子さん…。 361 00:31:11,003 --> 00:31:13,505 (大郷楠宝子) ああっ! ハァハァハァハァ…。 362 00:31:15,641 --> 00:31:18,244 あっ! ハァハァ。 363 00:31:18,310 --> 00:31:20,579 ううっ! >> \(修一) 楠宝子さ~ん! 364 00:31:20,646 --> 00:31:25,251 (大郷楠宝子) うんっ… ああっ! ああ… ハァハァ。 365 00:31:25,317 --> 00:31:28,020 あうっ… ううーッ! 366 00:31:30,022 --> 00:31:32,324 (修一) 楠宝子さん…。 367 00:31:34,326 --> 00:31:37,963 (大郷楠宝子) いっ… ああっ! ハァハァハァ。 368 00:31:38,030 --> 00:31:41,600 ふんっ…。 うう~ッ! 369 00:31:41,667 --> 00:31:44,603 >> 楠宝子さ~ん! 370 00:31:44,670 --> 00:31:48,340 楠宝子さん! ああ… 楠宝子さんッ! 楠宝子さん 大丈夫…? 371 00:31:50,042 --> 00:31:55,281 あ… 今の悲鳴は? 372 00:31:55,347 --> 00:32:03,222 (大郷楠宝子) ごめんなさい。 虫がいたから…。 >> あ…。 373 00:32:03,289 --> 00:32:06,725 (大郷楠宝子) 修一さん。 >> はい。 374 00:32:06,792 --> 00:32:12,998 (大郷楠宝子) 私に 他に好きな人がいるだなんて 本当に そう思ってるんですか? 375 00:32:15,634 --> 00:32:21,240 >> い… いや…。 あ すまない…。 376 00:32:21,307 --> 00:32:24,943 本宅で待ってるよ…。 377 00:32:25,010 --> 00:32:27,012 うん…。 378 00:32:36,655 --> 00:32:39,024 (滴が落ちる音) 379 00:32:44,663 --> 00:32:49,268 心の声 (大郷楠宝子) お願い… 「止まって」…。→ 380 00:32:49,335 --> 00:32:56,108 郡平… 私を許して…。 381 00:32:56,175 --> 00:32:58,177 (血が落ちる音) 382 00:33:00,612 --> 00:33:03,215 (岸辺露伴) 何だ これはッ…。 383 00:33:03,282 --> 00:33:08,287 この「郡平」という男は 一体…。 384 00:33:11,623 --> 00:33:17,229 (岸辺露伴) 「その日の深夜 郡平の死体を 山に埋めることにする」。 385 00:33:17,296 --> 00:33:20,566 (引きずる音) 386 00:33:20,632 --> 00:33:23,569 (岸辺露伴) かれた郡平の体は軽い。 387 00:33:23,635 --> 00:33:29,942 血は止まらなかったが 無理をしなければ それほど流れないことも分かった。 388 00:33:30,008 --> 00:33:32,778 そして…。 389 00:33:32,845 --> 00:33:35,647 (花台に当たる音) (大郷楠宝子) あっ。 390 00:33:40,018 --> 00:33:42,321 (水がかかる音) 391 00:34:00,038 --> 00:34:01,974 (大郷楠宝子) 郡平…? 392 00:34:09,615 --> 00:34:12,918 (大郷楠宝子) 寝てるみたい…。 393 00:34:12,985 --> 00:34:15,621 きれい…。 394 00:34:21,293 --> 00:34:25,998 (大郷楠宝子) あなたの顔 好きだった…。 395 00:34:34,640 --> 00:34:40,446 ♪~ 396 00:34:40,512 --> 00:34:42,648 (岸辺露伴) まさか…。 397 00:34:42,714 --> 00:34:47,953 ♪~ 398 00:34:48,020 --> 00:34:50,589 (泉 京香) 先生! すごい情報ですッ。 399 00:34:50,656 --> 00:34:52,591 この子 櫂くんっていうんですけど→ 400 00:34:52,658 --> 00:34:55,594 なんと 山で…。 (岸辺露伴) 分かった。 そっちは…→ 401 00:34:55,661 --> 00:34:59,465 君に任せるよ。 (泉 京香) もォ~! 402 00:34:59,531 --> 00:35:12,010 ♪~ 403 00:35:12,077 --> 00:35:14,012 (書き込む音) 404 00:35:14,079 --> 00:35:17,216 (岸辺露伴) 「岸辺露伴のことは 気にしない」。 405 00:35:17,282 --> 00:35:24,923 ♪~ 406 00:35:24,990 --> 00:35:31,930 (岸辺露伴) 大郷楠宝子は その後 予定どおり 修一と結婚。 407 00:35:31,997 --> 00:35:35,300 そして 「郡平」の血は…。 408 00:35:38,804 --> 00:35:44,309 (大郷楠宝子) そのあとも ずっと 止まらなかった。 409 00:35:46,011 --> 00:35:48,947 (流す音) 410 00:35:49,014 --> 00:35:56,588 (大郷楠宝子) 毎日 静かに 確実に出血し続けた。 411 00:35:56,655 --> 00:36:00,959 誰も知らない 天井裏で…。 412 00:36:03,962 --> 00:36:11,270 (大郷楠宝子) 毎朝 その血を捨て 一杯の水を 郡平に与えるのが日課だ。 413 00:36:13,972 --> 00:36:16,542 外泊はしない。 414 00:36:16,608 --> 00:36:20,212 (霧吹きの音) (大郷楠宝子) 旅行したいとも思わない。 415 00:36:20,279 --> 00:36:29,288 郡平のそばで 郡平のカワイイ寝顔を 見る以上の楽しみは あるはずもないから。 416 00:36:30,989 --> 00:36:38,630 郡平 あなたは 私だけ…。 417 00:36:40,999 --> 00:36:47,940 私だけが世話を焼かなきゃダメな人。 418 00:36:48,006 --> 00:36:50,008 それは…。 419 00:36:52,010 --> 00:36:55,948 子供を2人 授かったあとも変わらない。 420 00:36:56,014 --> 00:37:00,886 ♪~ 421 00:37:00,953 --> 00:37:05,524 (岸辺露伴) 「郡平」は 今も 大郷家の天井裏で 「死に続けて」いる。 422 00:37:05,591 --> 00:37:09,194 間違いない。 ヤツもまた 六壁坂の妖怪。 423 00:37:09,261 --> 00:37:12,598 そして 六壁坂は…。 424 00:37:18,270 --> 00:37:23,275 (岸辺露伴) 大郷家の裏… ここだ。 425 00:37:26,979 --> 00:37:31,550 (岸辺露伴) 30年前 この忘れられていた 坂の上にある屋敷に→ 426 00:37:31,617 --> 00:37:34,219 大郷家は引っ越してきた。 427 00:37:34,286 --> 00:37:40,626 それがきっかけとなって 六壁坂は 再び息を吹き返した…。 428 00:37:42,294 --> 00:37:46,632 「境目」が ひらいたんだ。 429 00:37:48,300 --> 00:37:54,006 ひらいた「境目」からは 当然 「何か」が はみ出してくる。 430 00:37:57,309 --> 00:38:02,581 (岸辺露伴) 忘れられた 六壁坂の妖怪伝説が…。 431 00:38:05,951 --> 00:38:09,187 (岸辺露伴) あの家の天井裏に 「郡平」はいる。 432 00:38:09,254 --> 00:38:13,892 ただ死んでるだけのヤツの「目的」は何だ? 433 00:38:13,959 --> 00:38:16,962 知りたいのは それだッ…! 434 00:38:22,601 --> 00:38:29,975 >> \(足音) 435 00:38:31,610 --> 00:38:36,281 お兄さん 岸辺露伴でしょ? 漫画家の…。 436 00:38:38,283 --> 00:38:44,056 知ってるよ… 最近 この辺の山 買ったんでしょ。 (岸辺露伴) 誰だ 君は? 437 00:38:44,122 --> 00:38:47,559 >> 怪しい大人とは 口をきくなと言われてる。 438 00:38:47,626 --> 00:38:50,929 (岸辺露伴) 君が話しかけてきたんだろう。 439 00:38:50,996 --> 00:38:52,931 どこから来た? 440 00:38:52,998 --> 00:38:57,002 ここは 簡単に入ってこられる場所じゃない。 441 00:38:58,637 --> 00:39:03,575 それとも あの大郷家と関係が…。 442 00:39:06,945 --> 00:39:10,015 (岸辺露伴) 君 もしかして…。 443 00:39:10,082 --> 00:39:12,250 おい 待てッ!! 444 00:39:13,952 --> 00:39:15,954 (石にぶつかる音) 445 00:39:18,957 --> 00:39:24,529 (岸辺露伴) 君… 大丈夫か? 446 00:39:24,596 --> 00:39:26,531 おい…。 447 00:39:26,598 --> 00:39:33,905 (風の音) 448 00:39:33,972 --> 00:39:36,908 (岸辺露伴) まさか…。 449 00:39:36,975 --> 00:39:41,213 バカな。 450 00:39:41,279 --> 00:39:44,216 これじゃあ まるで…→ 451 00:39:44,282 --> 00:39:47,552 僕が この子を…!! 452 00:39:47,619 --> 00:39:52,224 何かしたみたいじゃあないかッ! 453 00:39:52,290 --> 00:39:55,927 (かれていく音) (岸辺露伴) 何ッ!? 454 00:39:55,994 --> 00:39:59,564 ♪~ 455 00:39:59,631 --> 00:40:06,304 (岸辺露伴) これは… こいつは あの郡平の子供かッ!! 456 00:40:10,308 --> 00:40:15,580 (岸辺露伴) 大郷楠宝子は 「死体になった」郡平の子供をッ! 457 00:40:15,647 --> 00:40:21,653 そして 今度は 「こいつ」が「父親」のように…。 458 00:40:23,321 --> 00:40:25,590 僕に 取り憑く気だッ!! 459 00:40:25,657 --> 00:40:28,326 ヘブンズ・ドアーッ!! (ページがめくれる音) 460 00:40:34,032 --> 00:40:38,270 (岸辺露伴) まずいッ! これは「死」だッ。 461 00:40:38,336 --> 00:40:42,040 完全に塗り潰されれば もう書き込めないッ! 462 00:40:43,675 --> 00:40:48,613 (書き込む音) 463 00:40:48,680 --> 00:40:51,983 (岸辺露伴) 「岸辺露伴をしらない。 見ることもない」。 464 00:40:52,050 --> 00:40:55,053 ♪~ 465 00:41:12,504 --> 00:41:14,506 >> 私…。 466 00:41:21,646 --> 00:41:24,316 (大郷楠宝子) \桐子 何してるの? 467 00:41:26,151 --> 00:41:29,087 >> お母さん。 468 00:41:29,154 --> 00:41:32,257 おかえりなさい。 (大郷楠宝子) うん。 469 00:41:32,324 --> 00:41:36,261 はい。 >> お腹空いたぁぁー。 470 00:41:36,328 --> 00:41:39,264 (大郷楠宝子) 帰って おやつにしましょう。 >> うん。 471 00:41:39,331 --> 00:41:44,269 (大郷楠宝子) ねえ 櫂は戻ってきた? (桐子) 知らなーい。 472 00:41:44,336 --> 00:41:47,772 (岸辺露伴) 櫂…? (大郷楠宝子) \何してたの? そこで。 473 00:41:47,839 --> 00:41:52,344 >> 回想 (泉 京香) 先生! すごい情報ですッ。 この子 櫂くんっていうんですけど。 474 00:41:57,682 --> 00:42:03,221 (岸辺露伴) 大郷楠宝子は 子供を2人産んでいる…。 475 00:42:03,288 --> 00:42:07,225 (泉 京香) へぇ~ 人にお世話してもらう妖怪? 476 00:42:07,292 --> 00:42:09,227 そんなの いるんだ。 477 00:42:09,294 --> 00:42:12,931 (櫂) いるよ。 聞いたことない? (泉 京香) うん ない。 478 00:42:12,998 --> 00:42:17,936 (岸辺露伴) 人に寄生して 何の苦労もせずに 「子孫を残す」。 479 00:42:18,003 --> 00:42:20,939 それだけの存在…。 480 00:42:21,006 --> 00:42:25,443 その 生き物としての幸福の絶頂は…。 481 00:42:25,510 --> 00:42:27,512 (櫂) あっ。 482 00:42:33,318 --> 00:42:37,022 (岸辺露伴) 誰かの前で 「死ぬ時」! 483 00:42:40,525 --> 00:42:42,460 📱(呼び出し音) 484 00:42:42,527 --> 00:42:44,596 (岸辺露伴) 泉くん… 出ろッ。 485 00:42:44,663 --> 00:42:47,966 📱(呼び出し音) 486 00:42:48,033 --> 00:42:50,669 (岸辺露伴) 泉くん…! 487 00:42:53,338 --> 00:42:58,276 {\an8}(泉 京香) あ… 露伴先生 どうしたんですか? そんなところで。 488 00:42:58,343 --> 00:43:01,546 {\an8}(岸辺露伴) 君…。 (泉 京香) あっ 電話 先生でした? 489 00:43:01,613 --> 00:43:04,215 {\an8}すいません… 今 手が離せなくて。 490 00:43:04,282 --> 00:43:08,553 {\an8}(岸辺露伴) それより… どうしたんだ その子。 491 00:43:08,620 --> 00:43:14,225 {\an8}まさか… 死んでるんじゃ…。 (泉 京香) えっ? 492 00:43:14,292 --> 00:43:18,563 やだなぁ 山歩きで疲れちゃって 危ないんで おんぶしてきたんです。 493 00:43:18,630 --> 00:43:22,567 ほら 櫂くん 露伴先生だよ。 494 00:43:22,634 --> 00:43:25,637 >> サイン下さい…。 495 00:43:37,015 --> 00:43:41,953 (泉 京香) いや~ おもしろい妖怪の話だったんで 案内してもらったんですけど→ 496 00:43:42,020 --> 00:43:44,255 やっぱり 忘れちゃったって。 497 00:43:44,322 --> 00:43:47,759 子供ですねッ! 498 00:43:47,826 --> 00:43:50,261 んっ? 499 00:43:50,328 --> 00:43:53,031 (岸辺露伴) なるほど。 (泉 京香) えっ? 500 00:43:54,666 --> 00:43:56,601 先生 どこ行くんですか? (岸辺露伴) 帰る。 501 00:43:56,668 --> 00:43:58,970 (泉 京香) えっ 取材は? (岸辺露伴) 終わった。 502 00:43:59,037 --> 00:44:03,708 (泉 京香) え~!? よいしょ よいしょ よいしょ…。 503 00:44:03,775 --> 00:44:09,214 (岸辺露伴) 妖怪でも 取り憑く人間は選別する… か。 504 00:44:09,280 --> 00:44:12,217 (泉 京香) よいしょ…。 505 00:44:12,283 --> 00:44:14,986 滑るな…。 よいしょ。 506 00:44:20,625 --> 00:44:23,561 (桐子) ねえ お母さぁーん。 (大郷楠宝子) うん? 507 00:44:23,628 --> 00:44:28,233 (桐子) 私も いつか ステキな人のお嫁さんになれるかなぁ。 508 00:44:28,299 --> 00:44:31,936 (大郷楠宝子) いい子にしてればね。 >> ウフフフ。 (大郷楠宝子) ウフッ。 509 00:44:32,003 --> 00:44:36,307 (櫂) ぼくは 「庭師」になる。 >> フフッ。 510 00:44:48,420 --> 00:44:58,596 ♪~ 511 00:44:58,663 --> 00:45:02,901 (泉 京香) \こんにちは~。 (扉の開閉音) 512 00:45:02,967 --> 00:45:08,206 (泉 京香) 先生 やりましたよ! 前借りOK出たそうですッ! 513 00:45:08,273 --> 00:45:11,543 これで この家も買い戻せますねェー! 514 00:45:11,609 --> 00:45:16,047 いや~ ホッとしましたよォ。 よかったよかった。 515 00:45:16,114 --> 00:45:19,284 これ お祝いのケーキです! 516 00:45:21,286 --> 00:45:25,557 先生 また六壁坂の取材 行きますよねぇ。 517 00:45:25,623 --> 00:45:30,161 子供たちの話 聞いて 思いましたけど やっぱり 何かありますよ。 518 00:45:30,228 --> 00:45:35,233 それに わざわざ 「六」っていう数字が入ってるってことは→ 519 00:45:35,300 --> 00:45:38,636 妖怪が 「6匹」いるんじゃないかって 思うんですよね。 520 00:45:42,006 --> 00:45:45,009 (岸辺露伴) 確かに そうかもしれないな。 521 00:45:49,013 --> 00:45:51,583 >> 心の声 (岸辺露伴) これからも 「彼ら」…→ 522 00:45:51,649 --> 00:45:59,591 人間が「妖怪」と呼ぶ 「何か」たちは そこに住み続ける。→ 523 00:45:59,657 --> 00:46:04,462 でも それは 僕が どうにかするべきことじゃあない。 524 00:46:06,264 --> 00:46:10,902 僕は 学者じゃなく ジャーナリストでもない。 525 00:46:10,969 --> 00:46:13,204 漫画家だからな…。 526 00:46:13,271 --> 00:46:16,908 (泉 京香) 先生? 527 00:46:16,975 --> 00:46:19,544 (岸辺露伴) しばらく 取材はいい。 (泉 京香) え? 528 00:46:19,611 --> 00:46:24,215 (岸辺露伴) 十分すぎるほどネタは拾えた。 新作の構想も まとまったよ。 529 00:46:24,282 --> 00:46:29,721 35ページ 5回の 短期集中連載だ。 編集長に ページをもらってくれッ。 530 00:46:29,788 --> 00:46:33,224 (泉 京香) え~ すごい! 絶対OKですよ それ。 531 00:46:33,291 --> 00:46:36,227 じゃあ お茶いれますね。 (岸辺露伴) 何で そうなる。 532 00:46:36,294 --> 00:46:39,230 君 いいから帰れ。 すぐ描き始めたいんだからなッ。 533 00:46:39,297 --> 00:46:43,301 (泉 京香) え~ でも お祝いのケーキが。 (岸辺露伴) いいから 帰れッ。 534 00:46:46,638 --> 00:46:48,573 (泉 京香) シュッ…。 (岸辺露伴) 走るな。 535 00:46:48,640 --> 00:46:50,575 (泉 京香) いや…! (岸辺露伴) 僕の家で走るなッ! 536 00:46:50,642 --> 00:46:54,245 (泉 京香) いや… いやッ うお… うおッ! ハァッ ハァッ…。 537 00:46:54,312 --> 00:46:57,015 ちょっとォ 露伴先生! 538 00:47:03,254 --> 00:47:05,190 (泉 京香) あ… ありがとうございます! 539 00:47:05,256 --> 00:47:07,959 (岸辺露伴) カラだよ。 (泉 京香) えっ? 540 00:47:10,261 --> 00:47:14,899 もう! フゥ…。 541 00:47:14,966 --> 00:47:19,204 まあ いっか。 早く編集長に報告しないと! 542 00:47:19,270 --> 00:47:23,608 (鼻歌) 543 00:47:25,977 --> 00:47:30,615 (岸辺露伴) ふううう~。 544 00:47:32,283 --> 00:47:35,553 手のひらを前へ…。 545 00:47:35,620 --> 00:47:37,922 ひじも真っ直ぐ。 546 00:47:37,989 --> 00:47:41,226 手首の角度は 直角を保ったまま…→ 547 00:47:41,292 --> 00:47:43,928 一本ずつ 折る。 548 00:47:43,995 --> 00:47:48,433 1 2 3 4 5。 549 00:47:48,499 --> 00:48:42,487 ♪~ 550 00:48:44,989 --> 00:48:50,428 (泉 京香) 岸辺露伴 次回作… きっと傑作! 551 00:48:50,495 --> 00:48:54,999 (鐘の音)