1 00:05:00,053 --> 00:05:03,106 はい 井之頭です。 2 00:05:03,106 --> 00:05:08,061 あぁ はいはい… わかりました。 スケジュールは なんとか。 3 00:05:08,061 --> 00:05:11,064 ええ 大丈夫です はい。 4 00:05:11,064 --> 00:05:14,401 はい 失礼します。 5 00:05:14,401 --> 00:05:17,401 来週 韓国かよ。 6 00:05:55,392 --> 00:06:00,192 来ちゃいました。 初 韓国。 7 00:06:08,388 --> 00:06:13,377 《ここで降ろされたってことは あのビルかな?》 8 00:06:13,377 --> 00:06:15,996 エクスキューズ ミー! 9 00:06:15,996 --> 00:06:20,396 アイ ウォント トゥー ゴー ヒア。 10 00:06:34,881 --> 00:06:37,300 サンキュー。 11 00:06:37,300 --> 00:06:40,203 《何 言われたのか さっぱり わからん。 12 00:06:40,203 --> 00:06:44,408 一瞬 サムゲタンって 聞こえたような気がしたけど》 13 00:06:44,408 --> 00:06:47,060 <時間や社会にとらわれず➡ 14 00:06:47,060 --> 00:06:50,063 幸福に空腹を満たすとき➡ 15 00:06:50,063 --> 00:06:54,618 つかの間 彼は自分勝手になり 自由になる。 16 00:06:54,618 --> 00:06:56,570 誰にも邪魔されず➡ 17 00:06:56,570 --> 00:07:00,557 気を遣わずものを食べるという 孤高の行為。 18 00:07:00,557 --> 00:07:05,078 この行為こそが 現代人に平等に与えられた➡ 19 00:07:05,078 --> 00:07:08,478 最高の癒やしと言えるのである> 20 00:07:31,555 --> 00:07:35,892 《ここで間違いないようだ》 21 00:07:35,892 --> 00:07:39,896 アンニョンハセヨ。 いらっしゃいませ。 22 00:07:39,896 --> 00:07:41,948 《えっ! 日本語?》 23 00:07:41,948 --> 00:07:44,901 井之頭さん… ですよね? あぁ… はい。 24 00:07:44,901 --> 00:07:48,201 社長がお待ちです。 こちらへ どうぞ。 25 00:07:50,924 --> 00:07:54,924 《やれやれ… 緊張して損した。 フッ!》 26 00:08:00,067 --> 00:08:02,067 (ノック) 27 00:08:06,239 --> 00:08:08,225 失礼します。 28 00:08:08,225 --> 00:08:10,393 あぁ 井之頭さん! ようこそ。 29 00:08:10,393 --> 00:08:12,562 すみません 韓国まで お呼び立てしまして。 30 00:08:12,562 --> 00:08:14,564 いえいえ とんでもない。 31 00:08:14,564 --> 00:08:17,551 本当は 私が 日本におじゃまして お願いすべき案件なんですが…。 32 00:08:17,551 --> 00:08:19,551 いや 大丈夫です。 33 00:08:21,655 --> 00:08:24,391 で… メールでも お伝えした件なんですけど。 34 00:08:24,391 --> 00:08:29,729 えぇ 韓国のアンティークや伝統工芸品を ヨーロッパで販売したいという…。 35 00:08:29,729 --> 00:08:33,116 はい。 どう思われますか? そうですね…。 36 00:08:33,116 --> 00:08:37,053 アジアの伝統工芸品に 注目しているバイヤーは多いので➡ 37 00:08:37,053 --> 00:08:39,055 十分 商機はあると思います。 38 00:08:39,055 --> 00:08:43,059 その候補なんですが…。 拝見します。 39 00:08:43,059 --> 00:08:47,063 まずは 試しに 2~3品から始めてみようと➡ 40 00:08:47,063 --> 00:08:53,220 考えているのですが そのチョイスを 井之頭さんにお願いしたいんです。 41 00:08:53,220 --> 00:08:55,722 私に ですか? はい。 42 00:08:55,722 --> 00:08:59,726 うまく進みそうなら アドバイザー契約を 結ばせていただきたいと➡ 43 00:08:59,726 --> 00:09:01,711 思ってまして。 はい。 44 00:09:01,711 --> 00:09:03,713 どうですか? 45 00:09:03,713 --> 00:09:08,885 この装飾家具とか傘とか いいと思いますね。 46 00:09:08,885 --> 00:09:10,904 そうですか。 47 00:09:10,904 --> 00:09:15,008 チョンジュという街で 調べさせたものなんですが➡ 48 00:09:15,008 --> 00:09:18,879 できたら これから チョンジュに行ってもらえませんか? 49 00:09:18,879 --> 00:09:21,248 い… 今から 私が? 50 00:09:21,248 --> 00:09:25,218 大丈夫です。 アシスタントをつけますので。 51 00:09:25,218 --> 00:09:27,237 はぁ…。 (ノック) 52 00:09:27,237 --> 00:09:29,637 シルレハムニダ。 53 00:09:53,396 --> 00:09:57,050 井之頭さん いろいろ 指導してやってもらえますか? 54 00:09:57,050 --> 00:10:00,053 パク・スヨンといいます。 よろしくお願いします。 55 00:10:00,053 --> 00:10:02,706 こちらこそ よろしくお願いいたします。 56 00:10:02,706 --> 00:10:05,742 彼女… 落ち着いてるように見えますが➡ 57 00:10:05,742 --> 00:10:08,842 ちょっと オッチョコチョイなところも ありまして。 58 00:10:22,225 --> 00:10:25,225 《おもしろすぎるぞ パクさん…》 59 00:10:47,400 --> 00:10:51,721 あれ? こっちだと思ったんですけど。 60 00:10:51,721 --> 00:10:55,721 ちょっと待ってください。 はい。 61 00:10:57,727 --> 00:11:00,730 《やれやれ 大丈夫かな?》 62 00:11:00,730 --> 00:11:03,400 慌てなくていいですよ。 63 00:11:03,400 --> 00:11:05,719 《あっ そうだ》 64 00:11:05,719 --> 00:11:07,804 パクさん。 はい。 65 00:11:07,804 --> 00:11:09,889 「大丈夫ですよ」って 韓国語で何ていうんですか? 66 00:11:09,889 --> 00:11:13,209 「ケンチャナヨ」です。 「ケンチャナヨ」ですか。 67 00:11:13,209 --> 00:11:16,896 《なんだか いい響きだ。 ケンチャナヨ》 68 00:11:16,896 --> 00:11:19,899 井之頭さん こっちです。 69 00:11:19,899 --> 00:11:23,999 はい。 ケンチャナヨ。 すみません。 ケンチャナヨ。 70 00:11:31,911 --> 00:11:36,211 みんな手作りなんですね。 私 初めて見ました。 71 00:11:45,258 --> 00:11:48,228 こういう繊細な模様は ヨーロッパでもウケると思います。 72 00:11:48,228 --> 00:11:51,715 あの この傘は 1本からのオーダーですか? 73 00:11:51,715 --> 00:11:54,015 それとも まとめての注文に なりますでしょうか? 74 00:12:01,491 --> 00:12:04,411 1つでも大丈夫です。 75 00:12:04,411 --> 00:12:07,080 あの… 例えば こういう大きなものというのは➡ 76 00:12:07,080 --> 00:12:09,880 どのくらいの日数が かかるんでしょうか? 77 00:12:11,901 --> 00:12:15,805 次は この南部市場の中にある 家具屋さんに行きます。 78 00:12:15,805 --> 00:12:17,805 はい。 79 00:12:32,972 --> 00:12:35,725 パクさん カタログがあれば もらっておいてください。 80 00:12:35,725 --> 00:12:38,228 なければ だいたいの値段を 聞いておいてもらえますか? 81 00:12:38,228 --> 00:12:41,528 はい。 82 00:12:48,388 --> 00:12:50,557 どうしました? これは? 83 00:12:50,557 --> 00:12:53,426 韓国の枕です。 これ おもしろいかも。 84 00:12:53,426 --> 00:12:57,897 こっちのクッションとか 他の色味とか 柄とかありますかね? 85 00:12:57,897 --> 00:13:00,997 わかりました。 お店の方に聞いてきます。 86 00:13:07,724 --> 00:13:11,728 《ん? 87 00:13:11,728 --> 00:13:15,265 あれって? 88 00:13:15,265 --> 00:13:19,552 市場で働いてる人たちの 食堂なのか。 89 00:13:19,552 --> 00:13:22,572 お汁粉みたいなものまである。 90 00:13:22,572 --> 00:13:28,545 そういえば 韓国に着いてから まだ何も食べてないじゃないか。 91 00:13:28,545 --> 00:13:32,966 腹が減っ…》 井之頭さん。 92 00:13:32,966 --> 00:13:36,086 問屋さんの電話番号 聞いてきましたので➡ 93 00:13:36,086 --> 00:13:38,721 あとで電話して いろいろ聞いてみます。 94 00:13:38,721 --> 00:13:41,291 あぁ ありがとう。 じゃあ もう少し➡ 95 00:13:41,291 --> 00:13:44,091 歩いてみましょう。 ええ。 96 00:14:04,380 --> 00:14:06,399 ここは? 97 00:14:06,399 --> 00:14:10,887 すぐそこに会社が借りている 部屋があるんです。 へぇ。 98 00:14:10,887 --> 00:14:14,891 私 報告用の資料 まとめたいんですけど➡ 99 00:14:14,891 --> 00:14:18,411 一緒に来ますか? いや 私は適当にブラブラします。 100 00:14:18,411 --> 00:14:21,414 えっ 大丈夫ですか お一人で? 101 00:14:21,414 --> 00:14:25,568 ケンチャナヨ でしたっけ? じゃあ 終わったら電話します。 102 00:14:25,568 --> 00:14:28,388 了解。 103 00:14:28,388 --> 00:14:32,588 《やれやれ パクちゃんに 心配されちゃった。 フッ》 104 00:14:37,897 --> 00:14:41,284 《いかん 俺 ハングル全然読めないんだ。 105 00:14:41,284 --> 00:14:45,221 アンニョンハセヨとカムサハムニダだけじゃ どうにもならんか。 106 00:14:45,221 --> 00:14:48,708 全然ケンチャナヨじゃないぞスムニダ。 107 00:14:48,708 --> 00:14:53,508 おまけに 腹が… 減っている》 108 00:14:59,402 --> 00:15:02,739 《よし 店を探そう。 109 00:15:02,739 --> 00:15:07,039 あっ いい店が見つかりますように》 110 00:15:19,072 --> 00:15:21,872 《ここって…》 111 00:15:26,629 --> 00:15:30,049 《やった! 店発見。 何屋さんだか わからないけど➡ 112 00:15:30,049 --> 00:15:35,722 この雰囲気 俺好みだし 入ってしまおうか。 113 00:15:35,722 --> 00:15:39,322 言葉わかんなくて 追い出されたら それまでだ》 114 00:18:28,378 --> 00:18:32,378 《ん? この匂い 納豆?》 115 00:18:46,245 --> 00:18:48,545 アンニョンハセヨ。 116 00:19:02,712 --> 00:19:06,382 《あっちは すでに宴会モードか。 117 00:19:06,382 --> 00:19:10,182 すごいな。 いったい何品 頼んでるんだ?》 118 00:19:13,072 --> 00:19:16,372 あっ アンニョ… カムサハムニダ。 119 00:19:29,071 --> 00:19:33,893 《早いとこ注文しよう。 メニューはどこだ? 120 00:19:33,893 --> 00:19:36,395 きっと あれだな。 121 00:19:36,395 --> 00:19:38,731 でも… う~ん? 122 00:19:38,731 --> 00:19:42,718 6, 000ウォン だいたい600円か。 123 00:19:42,718 --> 00:19:46,873 9, 000ウォン 1万2, 000ウォン。 124 00:19:46,873 --> 00:19:50,560 値段だけで あとは何が何だか わからない。 125 00:19:50,560 --> 00:19:52,960 ヒント1つない》 126 00:19:56,048 --> 00:19:58,648 《あれだもんなぁ》 127 00:20:00,736 --> 00:20:04,373 《ここは いちばん安いの頼んでみて➡ 128 00:20:04,373 --> 00:20:07,894 出てきたもの見て 次のこと考えよう。 129 00:20:07,894 --> 00:20:10,294 よし!》 130 00:20:12,715 --> 00:20:15,902 あのう…。 131 00:20:15,902 --> 00:20:19,071 これを お願いします。 132 00:20:19,071 --> 00:20:22,371 これです これです。 お願いします。 133 00:20:24,393 --> 00:20:26,693 カムサハムニダ。 134 00:20:29,882 --> 00:20:34,053 《やれやれ 一応 注文は通ったが➡ 135 00:20:34,053 --> 00:20:37,353 いったい俺は何を頼んだんだ》 136 00:20:46,048 --> 00:20:49,218 《おっと もう来たぞ。 137 00:20:49,218 --> 00:20:54,056 へぇ~ こんな感じか。 よかった。 138 00:20:54,056 --> 00:20:57,656 よし 肉も来た》 139 00:21:01,063 --> 00:21:04,663 《えっ!? まだ来るの?》 140 00:21:23,703 --> 00:21:26,722 《アツッ! あぁ よかった。 141 00:21:26,722 --> 00:21:29,709 白飯があった。 もう大丈夫。 142 00:21:29,709 --> 00:21:33,045 鬼に金棒 俺に白飯だ。 143 00:21:33,045 --> 00:21:36,465 これで終わりかな? 144 00:21:36,465 --> 00:21:40,565 ウソ!? 石鍋?》 145 00:21:44,407 --> 00:21:49,061 《600円で この宮廷料理のような品数。 146 00:21:49,061 --> 00:21:52,598 間違ってないよね? 147 00:21:52,598 --> 00:21:57,403 想像をはるかに超えた この眺め。 148 00:21:57,403 --> 00:22:02,303 おかずのテーマパーク。 それにしても…》 149 00:22:04,493 --> 00:22:06,793 《これは?》 150 00:22:09,165 --> 00:22:11,465 《コチュジャンか》 151 00:22:14,070 --> 00:22:16,706 いただきます。 152 00:22:16,706 --> 00:22:20,306 《まずは これいってみるか》 153 00:22:29,735 --> 00:22:33,723 《おぉ~ これはいかにも ちょい辛豚。 154 00:22:33,723 --> 00:22:37,323 ネイティブ韓国味 うまい》 155 00:22:44,400 --> 00:22:46,400 《ん?》 156 00:22:55,061 --> 00:22:57,061 え? 157 00:23:07,056 --> 00:23:09,058 あ~ はあはあはあ…。 158 00:23:09,058 --> 00:23:13,379 え~と こういうのを ここに入れて? 159 00:23:13,379 --> 00:23:15,679 これも ここに入れて? 160 00:23:19,035 --> 00:23:22,705 これで この中で…。 161 00:23:22,705 --> 00:23:26,409 あっ ビビンパを作る? 162 00:23:26,409 --> 00:23:29,879 ビビンパ? あっ ビビンパ これ作る? 163 00:23:29,879 --> 00:23:34,050 あ~ わかりました。 自分で作るビビンパ。 164 00:23:34,050 --> 00:23:36,886 カムサハムニダ。 う~ん そういうことね。 165 00:23:36,886 --> 00:23:39,388 そういうことね。 166 00:23:39,388 --> 00:23:42,375 《なるほど セルフのビビンパね。 167 00:23:42,375 --> 00:23:47,046 おかずだと思ったのは みんな ビビンパの材料だったんだ。 168 00:23:47,046 --> 00:23:49,846 そうとわかれば…》 169 00:24:05,715 --> 00:24:07,900 《でかい! 170 00:24:07,900 --> 00:24:12,000 入れる前の段階で 切ったほうがよさそうだ》 171 00:24:19,729 --> 00:24:22,729 《肉も入れて…》 172 00:24:29,405 --> 00:24:33,005 《目玉焼きも半分入れよう》 173 00:25:01,871 --> 00:25:03,956 これは入れない? 174 00:25:03,956 --> 00:25:07,356 あ~ そういうことですね。 175 00:25:10,379 --> 00:25:13,883 《これは 純粋におかずってことか。 176 00:25:13,883 --> 00:25:18,387 油断できんな。 177 00:25:18,387 --> 00:25:23,392 細かく切ったほうがよさそうだ。 178 00:25:23,392 --> 00:25:28,192 ビビンパを食べるのに こんな作業があるとは》 179 00:25:31,717 --> 00:25:36,889 《結構 切ったぞ。 あっ 手がつってきた。 180 00:25:36,889 --> 00:25:40,989 よし こんなもんか》 181 00:25:46,398 --> 00:25:50,398 《で ここに白飯 投入》 182 00:26:00,729 --> 00:26:05,429 《当然 コチュジャンはいくでしょう》 183 00:26:16,412 --> 00:26:18,812 カムサハムニダ。 184 00:26:27,072 --> 00:26:30,372 《お~ 納豆汁》 185 00:26:32,394 --> 00:26:36,794 《へぇ~ 日本の納豆汁とは別物だ》 186 00:26:40,069 --> 00:26:42,388 これも入れるんですか? 187 00:26:42,388 --> 00:26:44,740 あ~。 カムサハムニダ。 188 00:26:44,740 --> 00:26:48,077 《え~ ビビンパに納豆? 189 00:26:48,077 --> 00:26:50,877 大丈夫か?》 190 00:27:12,401 --> 00:27:16,889 《セルフビビンパ。 これは楽しい。 191 00:27:16,889 --> 00:27:23,395 だが やったことないだけに 直感が問われる。 192 00:27:23,395 --> 00:27:28,400 よし いい色になってきたぞ。 オッケー! 193 00:27:28,400 --> 00:27:31,400 それに これだ》 194 00:27:35,891 --> 00:27:42,191 《できた。 俺だけのオレジナルビビンパ》 195 00:27:45,000 --> 00:27:46,902 《よし!》 196 00:27:46,902 --> 00:27:48,902 いただきます。 197 00:27:53,943 --> 00:27:59,343 《お~ これは劇的にうまい》 198 00:28:04,903 --> 00:28:10,709 《 うんうん… これは 今までに食ったことないビビンパだ。 199 00:28:10,709 --> 00:28:13,309 納豆がきいてる》 200 00:28:15,731 --> 00:28:19,401 《ビビンパに納豆汁というミスマッチ。 201 00:28:19,401 --> 00:28:23,505 しかし そこには 俺の知らない世界があった。 202 00:28:23,505 --> 00:28:26,108 これだけいろんなものを 適当に混ぜて➡ 203 00:28:26,108 --> 00:28:31,380 こんなにおいしくまとまるって どうなってるんだ? 204 00:28:31,380 --> 00:28:33,932 まさに ビビンパマジック。 205 00:28:33,932 --> 00:28:37,932 で 結局 これは何だろう?》 206 00:28:46,945 --> 00:28:51,884 《さつま揚げの甘辛あんかけ。 207 00:28:51,884 --> 00:28:55,387 うまいけど これは ビビンパに入れるもんじゃない。 208 00:28:55,387 --> 00:28:58,390 危ないとこだった。 209 00:28:58,390 --> 00:29:02,978 よし ここで サンチュ使うか。 210 00:29:02,978 --> 00:29:06,378 味噌は ここで使うんだな》 211 00:29:09,401 --> 00:29:13,401 《そこに ビビンパ ドーン》 212 00:29:23,382 --> 00:29:27,419 《お~ いいじゃないか コリアンスタイルだ。 213 00:29:27,419 --> 00:29:30,719 おいしい韓国ご飯》 214 00:29:41,467 --> 00:29:45,867 《となると こういうのもありなんじゃ…》 215 00:30:04,390 --> 00:30:08,060 《ん~ ナイス! キムチうまし! 216 00:30:08,060 --> 00:30:11,860 この絶妙な酸っぱさが 実にうまい》 217 00:30:30,816 --> 00:30:33,051 《いや~ うまかった。 218 00:30:33,051 --> 00:30:36,555 初のセルフビビンパとしては大成功だ。 219 00:30:36,555 --> 00:30:40,726 だが 果たして これが 俺のベストなのか? 220 00:30:40,726 --> 00:30:43,061 いやいや。 221 00:30:43,061 --> 00:30:50,761 よ~し 未知の対戦相手の手の内が 少しわかったところで第2セットだ》 222 00:30:57,392 --> 00:31:00,429 《サンチュは入れるべきか否か。 223 00:31:00,429 --> 00:31:04,066 あっ こんなところに青唐。 224 00:31:04,066 --> 00:31:06,718 これは? 225 00:31:06,718 --> 00:31:10,823 ゴマ油 これも使える。 226 00:31:10,823 --> 00:31:14,726 よし 新たな武器を手に入れた。 227 00:31:14,726 --> 00:31:17,026 さて》 228 00:31:35,814 --> 00:31:38,717 《すべてを放り込んで そして➡ 229 00:31:38,717 --> 00:31:43,317 切るべし 切るべし 切るべし!》 230 00:34:38,380 --> 00:34:43,719 《コチュジャンを入れて 今度は ゴマ油に➡ 231 00:34:43,719 --> 00:34:46,819 青唐も投入だ》 232 00:34:54,896 --> 00:34:59,496 《決め手が納豆汁とわかったから もう少し増量だ》 233 00:35:04,389 --> 00:35:08,043 《そして ビビンパは混ぜだ。 234 00:35:08,043 --> 00:35:13,715 肩の力を抜き 腕全体の力が しなやかに器に伝わるように➡ 235 00:35:13,715 --> 00:35:17,736 混ぜるべし 混ぜるべし。 236 00:35:17,736 --> 00:35:22,136 よ~し これでどうだ?》 237 00:35:38,907 --> 00:35:40,876 《お~ いい! 238 00:35:40,876 --> 00:35:43,729 1杯目より格段に進化している。 239 00:35:43,729 --> 00:35:50,229 うまい! 誰がなんと言おうと 絶対にうまいぞ 俺のビビンパ》 240 00:35:53,054 --> 00:35:56,958 《うんうん ゴマ油が いい仕事をしている。 241 00:35:56,958 --> 00:35:59,394 新たな仲間が加わって➡ 242 00:35:59,394 --> 00:36:02,564 おいしさの輪が更に広がっている。 243 00:36:02,564 --> 00:36:06,364 こんなにも心躍るビビンパは 初めてだ》 244 00:36:09,387 --> 00:36:12,987 《ここで さつま揚げをはさんで》 245 00:36:16,077 --> 00:36:19,477 《よし 味に変化がついた》 246 00:36:27,739 --> 00:36:30,075 《いや~ うまい。 247 00:36:30,075 --> 00:36:33,728 これは まだまだ奥深いぞ。 248 00:36:33,728 --> 00:36:39,468 初めて来たチョンジュの街で 最高の飯に出会えたことに➡ 249 00:36:39,468 --> 00:36:43,104 心から カムサハムニダ。 250 00:36:43,104 --> 00:36:47,776 もしも またこの街を 訪れることがあれば➡ 251 00:36:47,776 --> 00:36:51,396 この納豆汁ビビンパに再挑戦しよう。 252 00:36:51,396 --> 00:36:54,449 そして 更なる高みを目指そう。 253 00:36:54,449 --> 00:36:58,420 そして 見るんだ。 誰も見たことのない➡ 254 00:36:58,420 --> 00:37:02,220 納豆汁ビビンパの頂点を》 255 00:37:12,734 --> 00:37:14,886 《ごちそうさ…。 256 00:37:14,886 --> 00:37:17,786 えっ!? まだ何かあるの?》 257 00:37:22,227 --> 00:37:24,527 あっ カムサハムニダ。 258 00:37:46,718 --> 00:37:49,654 《ほう おかゆ的な。 259 00:37:49,654 --> 00:37:52,754 こういうシメ おもしろいな》 260 00:37:56,728 --> 00:37:59,128 《あっ お焦げなんだ》 261 00:38:06,054 --> 00:38:11,910 《それにしても 600円で この品数ってどうなってるんだ? 262 00:38:11,910 --> 00:38:17,510 いいのか? こっちが 心配になるほどのサービスだ フッ》 263 00:38:20,518 --> 00:38:23,889 《さすがに腹いっぱい。 264 00:38:23,889 --> 00:38:26,758 うまかった》 265 00:38:26,758 --> 00:38:29,758 ごちそうさまでした。 266 00:38:33,732 --> 00:38:36,234 アンニョンイガセヨ。 267 00:38:36,234 --> 00:38:38,737 《いや~ 驚いた。 268 00:38:38,737 --> 00:38:42,073 コリアンパワーの恐るべき おもてなし》 269 00:38:47,078 --> 00:38:49,648 はい 井之頭です。 270 00:38:49,648 --> 00:38:52,901 お疲れさまです パク・スヨンです 今 終わりました。 271 00:38:52,901 --> 00:38:55,303 あぁ そうですか お疲れさまでした。 272 00:38:55,303 --> 00:38:59,457 これからソウルに戻りますが この近くで食事しますか? 273 00:38:59,457 --> 00:39:01,393 あっ いや 食事は済ませました。 274 00:39:01,393 --> 00:39:04,829 ケンチャナヨです。 でしたら さっきの場所で。 275 00:39:04,829 --> 00:39:10,051 了解。 あっ 「おいしかったです」 って韓国語で何て言うんですか? 276 00:39:10,051 --> 00:39:13,405 マシッソッソヨですが。 277 00:39:13,405 --> 00:39:16,057 そうですか いやいや なんでもないです。 278 00:39:16,057 --> 00:39:18,057 じゃあ さっきのところで。 279 00:39:23,632 --> 00:39:26,432 マシッソッソヨ。