1 00:00:12,012 --> 00:00:16,016 (綾子)《先日 夢を語る詐欺師男に だまされそうになり…》 2 00:00:16,016 --> 00:00:18,018 シャル ウィ ダンス? ア・ゴザール! 3 00:00:18,018 --> 00:00:22,022 (熱盛)綾子に出会えて ホントによかった。 4 00:00:22,022 --> 00:00:24,024 えっ!? 何人もやられてんの! 5 00:00:24,024 --> 00:00:27,027 《完全に 婚活迷子になりかけた私は➡ 6 00:00:27,027 --> 00:00:30,000 いま一度 基本のキに 立ち返ることにした》 7 00:00:30,000 --> 00:00:31,031 いま一度 基本のキに 立ち返ることにした》 8 00:00:31,031 --> 00:00:33,033 条件? (鳥羽)そう。 9 00:00:33,033 --> 00:00:37,037 綾子が 本当に 相手に何を求めてるかっていう話。 10 00:00:37,037 --> 00:00:39,039 確かに。 11 00:00:39,039 --> 00:00:41,041 ちゃんと考えたことなかった。 ほら。 12 00:00:41,041 --> 00:00:44,044 そうやって漠然と いい男いねえがって探してるから➡ 13 00:00:44,044 --> 00:00:47,047 足元すくわれて 詐欺師に だまされんの。 14 00:00:47,047 --> 00:00:50,050 《確かに。 色々婚活やってれば➡ 15 00:00:50,050 --> 00:00:53,053 そのうち きっと運命の人に 巡り合えると思ってた》 16 00:00:53,053 --> 00:00:55,055 《だって それが運命》 17 00:00:55,055 --> 00:00:57,057 どうせ 数 打っときゃ 運命の人に巡り合えるとか➡ 18 00:00:57,057 --> 00:00:59,059 楽観的に考えてたんでしょ? 19 00:00:59,059 --> 00:01:00,000 いや 別に そんな甘く見てたわけじゃないよ。 20 00:01:00,000 --> 00:01:02,062 いや 別に そんな甘く見てたわけじゃないよ。 21 00:01:02,062 --> 00:01:03,997 《図星 図星 図星~!》 22 00:01:03,997 --> 00:01:07,000 ないの? これは譲れないってこととか。 23 00:01:07,000 --> 00:01:10,003 例えば 年収は これぐらいがいいとか➡ 24 00:01:10,003 --> 00:01:13,006 向こうの親と同居は無理とか。 25 00:01:15,008 --> 00:01:17,010 ピント合わない望遠鏡で いくら見てても➡ 26 00:01:17,010 --> 00:01:19,012 何も見えないっしょ? 27 00:01:19,012 --> 00:01:22,015 ちゃんとバチッと 焦点 絞んないと。 28 00:01:22,015 --> 00:01:27,020 なーるほど。 相手に求める条件かぁ。 29 00:01:27,020 --> 00:01:29,022 《ということで 私は今➡ 30 00:01:29,022 --> 00:01:30,000 新たな婚活相手と 顔合わせ中なのである!》 31 00:01:30,000 --> 00:01:33,026 新たな婚活相手と 顔合わせ中なのである!》 32 00:01:43,036 --> 00:01:45,038 《その相手というのが➡ 33 00:01:45,038 --> 00:01:49,042 この 髪の毛もじゃもじゃ くるくる 鬼もさ眼鏡の➡ 34 00:01:49,042 --> 00:01:53,046 大池 貴司という》 35 00:01:53,046 --> 00:01:56,049 《あ~ 駄目だ。 大池というより むしろ➡ 36 00:01:56,049 --> 00:01:58,051 小池だ》 37 00:01:58,051 --> 00:02:00,000 《20代の方は ご存じないかもしれないが➡ 38 00:02:00,000 --> 00:02:00,053 《20代の方は ご存じないかもしれないが➡ 39 00:02:00,053 --> 00:02:03,056 小池とは ラーメン大好き 小池さんのことである》 40 00:02:03,056 --> 00:02:05,993 《そのラーメン大好き小池さんとは 藤子 不二雄漫画に➡ 41 00:02:05,993 --> 00:02:09,997 必ずといっていいほど 登場するキャラクターだ》 42 00:02:09,997 --> 00:02:13,000 《『オバケのQ太郎』 『忍者ハットリくん』 『ドラえもん』などに登場》 43 00:02:13,000 --> 00:02:16,003 《いつもラーメンを食べている もじゃもじゃパーマに➡ 44 00:02:16,003 --> 00:02:19,006 眼鏡の謎の男で その男が たびたび作品をまたいで➡ 45 00:02:19,006 --> 00:02:21,008 登場していることに気付いた 藤子 不二雄漫画ファンから➡ 46 00:02:21,008 --> 00:02:24,011 いつの間にか ラーメン大好き小池さんと命名され➡ 47 00:02:24,011 --> 00:02:29,016 人気を得たキャラクターである! ハァ ハァ ハァ…》 48 00:02:29,016 --> 00:02:30,000 そろそろいいですかね。 おっ。 49 00:02:30,000 --> 00:02:32,019 そろそろいいですかね。 おっ。 50 00:02:34,021 --> 00:02:37,024 うーん。 51 00:02:37,024 --> 00:02:39,026 ありがとうございます。 52 00:02:39,026 --> 00:02:42,029 紅茶 お好きなんですか? あっ はい。 53 00:02:42,029 --> 00:02:47,034 《うわ~ 紅茶好きかどうかより ラーメン好きか聞いてみてえ!》 54 00:02:47,034 --> 00:02:49,036 《ふざけてる場合じゃないよ 綾子》 55 00:02:49,036 --> 00:02:51,038 《そんなことより条件 条件》 56 00:02:51,038 --> 00:02:54,041 《条件に合ってるか確認 確認》 57 00:02:57,044 --> 00:02:59,046 《これはOKそう》 58 00:02:59,046 --> 00:03:00,000 《てか ちゃんと見ると スタイル良くね?》 59 00:03:00,000 --> 00:03:01,048 《てか ちゃんと見ると スタイル良くね?》 60 00:03:01,048 --> 00:03:03,050 《顔も小さいし》 61 00:03:05,986 --> 00:03:09,990 《うん。 清潔感は大事だからね》 62 00:03:09,990 --> 00:03:12,993 綾子さんも お紅茶 お好きですか? 63 00:03:12,993 --> 00:03:15,996 えっ? すいません もう一回いいですか? 64 00:03:15,996 --> 00:03:18,999 あっ あの… 綾子さんも お紅茶 お好きです…。 65 00:03:18,999 --> 00:03:21,001 お紅茶…。 お紅茶➡ 66 00:03:21,001 --> 00:03:24,004 お・好・きなんですか? 67 00:03:24,004 --> 00:03:26,006 はい。 好きです。 68 00:03:26,006 --> 00:03:28,008 《歯クソOK》 69 00:03:33,013 --> 00:03:35,015 《これも大丈夫そう》 70 00:03:35,015 --> 00:03:37,017 おいしいですねぇ。 71 00:03:37,017 --> 00:03:41,021 紅茶の中でも 僕は アッサムが特別好きなんですよ。 72 00:03:41,021 --> 00:03:43,023 私もです。 73 00:03:43,023 --> 00:03:46,026 《ものすごい嘘です。 味 全部一緒です》 74 00:03:46,026 --> 00:03:48,028 《薄いか濃いかしか 分かりませーん》 75 00:03:48,028 --> 00:03:50,030 《そんなことより…》 76 00:03:53,033 --> 00:03:54,701 《これは おいおい➡ 77 00:03:54,701 --> 00:03:56,370 探りを入れるとして》 78 00:03:56,370 --> 00:04:00,000 6月 7月のセカンドフラッシュが やっぱいいですよね。 79 00:04:00,000 --> 00:04:00,040 6月 7月のセカンドフラッシュが やっぱいいですよね。 80 00:04:00,040 --> 00:04:03,043 分かります。 《分かんねえ》 81 00:04:03,043 --> 00:04:04,978 《セカンドってことは ファーストもあんのかなぁ》 82 00:04:04,978 --> 00:04:08,982 《いや それより次 条件 その6》 83 00:04:08,982 --> 00:04:12,986 《これね~ 私は何回呼んでも 店員に気付かれなくて➡ 84 00:04:12,986 --> 00:04:14,988 最後は厨房まで 行っちゃうタイプなんだけど➡ 85 00:04:14,988 --> 00:04:18,992 男の人には ビシッと一発で キメてほしいよね》 86 00:04:18,992 --> 00:04:21,995 《よし。 これ飲みきって お代わり頼むか》 87 00:04:21,995 --> 00:04:23,997 (飲み込む音) 《熱っ!》 88 00:04:23,997 --> 00:04:25,999 あっ 大丈夫ですか? (せき) 89 00:04:25,999 --> 00:04:30,000 すいません。 おいしくて 一気に飲んじゃいました。 90 00:04:30,000 --> 00:04:30,003 すいません。 おいしくて 一気に飲んじゃいました。 91 00:04:30,003 --> 00:04:34,007 《ヤッバ! 1杯目のビールくらい グビグビ喉鳴らして飲んじゃったよ》 92 00:04:34,007 --> 00:04:37,010 よかった~。 あっ どうぞ どうぞ。 93 00:04:37,010 --> 00:04:39,012 あっ…。 94 00:04:39,012 --> 00:04:41,014 《おい 待て。 まだめっちゃあるじゃん》 95 00:04:41,014 --> 00:04:46,019 《これ飲み干すころには 喉 焼け死んでるぞ》 96 00:04:46,019 --> 00:04:49,022 あっ もしかして 喉 渇いてました? 97 00:04:49,022 --> 00:04:51,024 あ~ すいません 気付かなくて。 98 00:04:51,024 --> 00:04:54,027 あの 実は 僕も緊張して 喉 渇いてたんですよ。 99 00:04:54,027 --> 00:04:56,029 あの お水 お代わりいただきましょうか? 100 00:04:56,029 --> 00:04:58,031 あっ ありがとうございます。 101 00:05:01,034 --> 00:05:03,971 お願いします。 (店員)はい。 102 00:05:03,971 --> 00:05:06,974 お水 お代わりいただけますか? (店員)かしこまりました。 103 00:05:06,974 --> 00:05:08,976 《お~ スマート!》 104 00:05:08,976 --> 00:05:11,979 《騒がしい居酒屋じゃ 通用しない呼び方だけど➡ 105 00:05:11,979 --> 00:05:13,981 さっきの「お願いします」って➡ 106 00:05:13,981 --> 00:05:16,984 めっちゃよかったから クリアでいいか》 107 00:05:16,984 --> 00:05:18,986 《じゃあ 次》 108 00:05:18,986 --> 00:05:20,988 《うん。 これ 地味に引いちゃうやつ》 109 00:05:20,988 --> 00:05:22,990 《公園の池のコイ 思い出すんだよね》 110 00:05:22,990 --> 00:05:24,992 《でも…》 111 00:05:24,992 --> 00:05:28,996 《でも… これ 確認できんのか!?》 112 00:05:28,996 --> 00:05:30,000 《一応 持ってきたけども…》 113 00:05:30,000 --> 00:05:31,999 《一応 持ってきたけども…》 114 00:05:36,003 --> 00:05:40,007 (店員)失礼しました。 (小池)ありがとうございます。 115 00:05:40,007 --> 00:05:44,011 あ~! おお… 大池さんは あの 山とか お好きですか? 116 00:05:44,011 --> 00:05:47,014 山ですか? あっ 登山なら あのう➡ 117 00:05:47,014 --> 00:05:50,017 子供のころ 父に よく連れてってもらってました。 118 00:05:50,017 --> 00:05:54,021 へぇ。 あっ どんな山が お好きですか? 119 00:05:54,021 --> 00:05:56,023 どんな山って…。 120 00:05:56,023 --> 00:06:00,000 景色が良かったのは イタリアのモンテ・ローザですかね。 121 00:06:00,000 --> 00:06:00,027 景色が良かったのは イタリアのモンテ・ローザですかね。 122 00:06:00,027 --> 00:06:03,030 《知らねえ横文字の山 きたー!》 123 00:06:03,030 --> 00:06:04,965 《こっちは八ヶ岳》 124 00:06:04,965 --> 00:06:07,968 《八ヶ岳の山の水は いかがっすかぁ!?》 125 00:06:07,968 --> 00:06:09,970 《もう これしかないか。 ええい!》 126 00:06:09,970 --> 00:06:13,974 八ヶ岳の…。 あー もう! 何やってんの 南さん。 127 00:06:13,974 --> 00:06:16,977 ん? はっきり聞けばいいじゃん。 貸して。 128 00:06:16,977 --> 00:06:18,979 先輩 これ一口 飲んでもらっていいですか? 129 00:06:18,979 --> 00:06:20,981 いいけど。 130 00:06:20,981 --> 00:06:22,983 えっ? えっ? 131 00:06:26,987 --> 00:06:28,989 (指を鳴らす音) はい。 クリアじゃん。 132 00:06:28,989 --> 00:06:30,000 えっ えっ えっ? 見えてんの? うん。 133 00:06:30,000 --> 00:06:31,992 えっ えっ えっ? 見えてんの? うん。 134 00:06:31,992 --> 00:06:34,995 見えるんですか? 伝えてなかったの? 135 00:06:34,995 --> 00:06:38,999 俺 大学の先輩でいい人いるから 紹介するって言ったよね? 136 00:06:38,999 --> 00:06:41,001 うまいことやってんのかと 思うでしょ? 137 00:06:41,001 --> 00:06:44,004 うまいことって何? 僕も最初はびっくりしました。 138 00:06:44,004 --> 00:06:47,007 あちこちで見せてんの? そんな露出狂みたいな。 139 00:06:47,007 --> 00:06:50,010 違う。 この大池先輩は…。 140 00:06:50,010 --> 00:06:52,012 (小池)《そ… そう 僕の名前は 大池 貴司》➡ 141 00:06:52,012 --> 00:06:55,015 《なぜか大池なのに 小池と呼ばれることが多いが➡ 142 00:06:55,015 --> 00:06:57,017 ぼ… 僕は この物語の主人公ではない》➡ 143 00:06:57,017 --> 00:06:59,019 《でも 語らずにはいられない》➡ 144 00:06:59,019 --> 00:07:00,000 《なぜなら僕の人生は あの日を境に➡ 145 00:07:00,000 --> 00:07:01,021 《なぜなら僕の人生は あの日を境に➡ 146 00:07:01,021 --> 00:07:03,023 大きく変わることに なったからだ》 147 00:07:04,958 --> 00:07:06,960 (小池)《ゆ… 幽霊が 見えるようになりました》➡ 148 00:07:06,960 --> 00:07:08,962 《あの日から》 149 00:07:08,962 --> 00:07:10,964 <先輩。 150 00:07:10,964 --> 00:07:13,967 先輩。 151 00:07:13,967 --> 00:07:15,969 タイマー。 えっ? 152 00:07:15,969 --> 00:07:17,971 タイマー ちゃんと押せてないっすよ。 153 00:07:17,971 --> 00:07:19,973 (小池)ホントに? あ…。 154 00:07:19,973 --> 00:07:21,975 14秒たったんで2分46秒っすね。 155 00:07:21,975 --> 00:07:23,977 あ~ 助かった。 ありがとう 山田君。 156 00:07:23,977 --> 00:07:25,979 いえいえ。 えっと 小池…。 157 00:07:25,979 --> 00:07:27,648 あっ 大池ね。 158 00:07:27,648 --> 00:07:29,983 あっ すいません。 (小池)いや 全然 全然。 159 00:07:29,983 --> 00:07:30,000 仕事 昼休憩ですか? うん。 そう。 160 00:07:30,000 --> 00:07:34,988 仕事 昼休憩ですか? うん。 そう。 161 00:07:34,988 --> 00:07:36,990 ええ~っ!? うわぁ~ 危ない 危ない! 162 00:07:36,990 --> 00:07:38,659 あっ ありがとう。 はい。 163 00:07:38,659 --> 00:07:40,327 でも… ええ~っ!? うわぁ~! 164 00:07:40,327 --> 00:07:42,996 えっ… 確か山田君って ししし…。 はいはい 死んでます 死んでます。 165 00:07:42,996 --> 00:07:45,999 だって葬式行ったもん。 すんません ご足労かけて。 166 00:07:45,999 --> 00:07:48,001 えっ? えっ 夢?➡ 167 00:07:48,001 --> 00:07:50,003 あっ ドッキリ? あっ 『ドッキリぐらんぷり』だ これ。➡ 168 00:07:50,003 --> 00:07:52,005 えっ カメラどこ? (女性)ヤバい。 169 00:07:52,005 --> 00:07:54,007 (小池)ああっ 撮ってる! 山田君 撮ってるよ あれ!➡ 170 00:07:54,007 --> 00:07:57,010 撮ってる! 撮ってる 撮ってる! 山田君 撮ってるよ あれ! 171 00:07:57,010 --> 00:08:00,000 あっ 違う。 あれは 先輩が一人でしゃべってるから➡ 172 00:08:00,000 --> 00:08:00,013 あっ 違う。 あれは 先輩が一人でしゃべってるから➡ 173 00:08:00,013 --> 00:08:03,951 変な人だと思って 撮ってるだけですよ。 174 00:08:03,951 --> 00:08:08,956 夢でもドッキリでもなくて ホントに幽霊なんです 俺。 175 00:08:08,956 --> 00:08:12,960 ホントに? ホントに。 176 00:08:12,960 --> 00:08:16,964 ホントにいるんだ 幽霊って…。 はい。 177 00:08:16,964 --> 00:08:19,967 えっ… えっ 何で俺の前に? 178 00:08:19,967 --> 00:08:22,970 えっ… それは たまたま見掛けて➡ 179 00:08:22,970 --> 00:08:24,972 タイマー押し忘れてたから。 180 00:08:24,972 --> 00:08:26,974 それで わざわざ 出てきてくれたの? 181 00:08:26,974 --> 00:08:29,977 伸びたラーメン 嫌じゃないっすか。 確かに! 182 00:08:29,977 --> 00:08:30,000 おっ 2分46秒たちましたよ。 183 00:08:30,000 --> 00:08:31,979 おっ 2分46秒たちましたよ。 184 00:08:31,979 --> 00:08:34,982 ありがとう。 えっ 切り替え 早っ。 185 00:08:37,985 --> 00:08:40,988 それに 香典のお礼も 言わなきゃと思って。 186 00:08:40,988 --> 00:08:42,990 サークルの他の人たち 5,000円だったのに➡ 187 00:08:42,990 --> 00:08:45,993 先輩だけ10万で 断トツ多かったんで。 188 00:08:45,993 --> 00:08:47,995 相場 分かんなかったから。 フッ。 189 00:08:47,995 --> 00:08:49,997 あっ… そっか。 190 00:08:49,997 --> 00:08:53,000 先輩んちって めっちゃ金持ちでしたよね。 191 00:08:53,000 --> 00:08:57,004 大池貿易の御曹司が 公園でカップラーメンっすか? 192 00:08:57,004 --> 00:08:59,006 (小池)うん…。 193 00:08:59,006 --> 00:09:00,000 好きだから カップラーメン。 194 00:09:00,000 --> 00:09:03,010 好きだから カップラーメン。 195 00:09:03,010 --> 00:09:05,946 あっ でも 誰にも言わないで。 196 00:09:05,946 --> 00:09:07,948 言わないですし言えないです。 197 00:09:07,948 --> 00:09:09,950 みんなには姿見えてないんで。 198 00:09:09,950 --> 00:09:11,952 そうなの? はい。 199 00:09:11,952 --> 00:09:14,955 いろんな人に姿見せると 成仏 遅れるらしいんで➡ 200 00:09:14,955 --> 00:09:16,957 ほとんど見せないように してるんです。 201 00:09:16,957 --> 00:09:19,960 そうなんだ…。 202 00:09:19,960 --> 00:09:22,963 なのに わざわざありがとね。 いえ。 203 00:09:22,963 --> 00:09:25,966 うまそう~。 204 00:09:25,966 --> 00:09:27,968 幽霊って どんな感じ? 205 00:09:27,968 --> 00:09:29,970 まあ なってみたら 悪くないっすね~。 206 00:09:29,970 --> 00:09:30,000 自由に いろんなとこ行けるし 薄い壁なら擦り抜けられるし。 207 00:09:30,000 --> 00:09:33,974 自由に いろんなとこ行けるし 薄い壁なら擦り抜けられるし。 208 00:09:33,974 --> 00:09:35,976 見せようと思った人にしか 見えないから➡ 209 00:09:35,976 --> 00:09:37,978 何なら裸で歩けます。 210 00:09:37,978 --> 00:09:39,980 へぇ~ 楽しそう。 211 00:09:39,980 --> 00:09:42,983 先輩は何か楽しみないんですか? 趣味とか。 212 00:09:42,983 --> 00:09:45,986 いやぁ そんな暇ないよ~。 結婚相手 探すのに 精いっぱいで。 213 00:09:45,986 --> 00:09:47,988 ええっ!? えっ えっ…。 214 00:09:47,988 --> 00:09:50,991 マジっすか? 先輩 婚活してるんですか? 215 00:09:50,991 --> 00:09:54,995 まあ… でも 仕事 忙しくて 全然できてないけど。 216 00:09:54,995 --> 00:09:58,999 いい人 紹介しましょうか? 217 00:09:58,999 --> 00:10:00,000 えっ? 218 00:10:00,000 --> 00:10:01,001 えっ? 219 00:10:01,001 --> 00:10:04,004 というわけ。 で ちょうど南さんも 結婚相手を探してて➡ 220 00:10:04,004 --> 00:10:06,006 その条件を書き出してたから それを見てたら➡ 221 00:10:06,006 --> 00:10:09,009 ん? 先輩 めっちゃいいなと思って 今日。 222 00:10:09,009 --> 00:10:12,012 (小池)ん? 条件? そうなんですよ。 223 00:10:12,012 --> 00:10:15,015 南さんが結婚相手に求める条件 「その1 BMIが25未満」 224 00:10:15,015 --> 00:10:17,017 「その2 歯クソを つけっぱなしにしていない」 225 00:10:17,017 --> 00:10:20,020 歯クソ… 歯クソ? 大丈夫でしたよ 大丈夫でしたよ。 226 00:10:20,020 --> 00:10:23,023 見てないですけどね。 「その3 デート中に歯が取れない」 227 00:10:23,023 --> 00:10:25,025 「その4 一夫多妻制じゃない」 228 00:10:25,025 --> 00:10:27,027 「その5 詐欺師じゃない」 (小池)詐欺師? 229 00:10:27,027 --> 00:10:29,029 大丈夫っすよね? 大丈夫です。 だい… 大丈夫です。 230 00:10:29,029 --> 00:10:30,000 ねっ? ぴったりでしょ? 231 00:10:30,000 --> 00:10:31,031 ねっ? ぴったりでしょ? 232 00:10:31,031 --> 00:10:33,033 で 「その6 店員を呼ぶときは 一発でキメられる」 233 00:10:33,033 --> 00:10:35,035 これもOKだし。 234 00:10:35,035 --> 00:10:38,038 で 「その7 ペットボトル飲むときも 口を全部つけて飲まない」 235 00:10:38,038 --> 00:10:40,040 これも…。 違うんです。 これはね➡ 236 00:10:40,040 --> 00:10:43,043 あのう ほら これから ちゃんと お付き合いしていくことを➡ 237 00:10:43,043 --> 00:10:45,045 考えた上で…。 238 00:10:45,045 --> 00:10:47,047 すいません! 239 00:10:47,047 --> 00:10:51,051 私なんかが こんな偉そうな条件出しちゃって。 240 00:10:51,051 --> 00:10:54,054 だって御曹司なんですもんね。 241 00:10:54,054 --> 00:10:57,057 御曹司さまと私なんて 月とスッポンってか…。 242 00:10:57,057 --> 00:11:00,000 スッポンも今や高級食材ですから おこがましいですよね。 243 00:11:00,000 --> 00:11:00,060 スッポンも今や高級食材ですから おこがましいですよね。 244 00:11:00,060 --> 00:11:04,998 私なんて もう 小3の男子の靴の裏のガムですよ。 245 00:11:04,998 --> 00:11:08,001 プッ! ハハハ…。 246 00:11:08,001 --> 00:11:10,003 フフ…。 247 00:11:10,003 --> 00:11:15,008 綾子さん 面白いですね。 248 00:11:15,008 --> 00:11:21,014 小3の靴の裏のガム? ヘヘヘ…。➡ 249 00:11:21,014 --> 00:11:26,019 小3… ヘヘヘ…。 靴の裏… ククク…。 250 00:11:26,019 --> 00:11:28,021 <(ソーサーとカップがぶつかる音) 251 00:11:28,021 --> 00:11:30,000 (店員)お客さま 大丈夫ですか? 252 00:11:30,000 --> 00:11:30,023 (店員)お客さま 大丈夫ですか? 253 00:11:30,023 --> 00:11:32,025 すいません 取り乱しました。 いえいえ。 254 00:11:32,025 --> 00:11:35,028 そんなにウケてくださるとは。 いや さすがです。 255 00:11:35,028 --> 00:11:39,032 小説を書かれてるだけあって ワードセンスが素晴らしいです。 256 00:11:39,032 --> 00:11:41,034 ありがとうございます。 257 00:11:41,034 --> 00:11:44,037 私の小説のことって…。 258 00:11:44,037 --> 00:11:47,040 あっ 山田君から聞きました。 259 00:11:47,040 --> 00:11:49,042 で 先輩 次が最後です。 260 00:11:49,042 --> 00:11:51,044 「その8➡ 261 00:11:51,044 --> 00:11:54,047 私を ちゃんと幸せにしてくれる」 262 00:11:54,047 --> 00:11:57,050 あ~ これはマジなやつだな~。 263 00:11:57,050 --> 00:11:59,052 ハハッ。 264 00:11:59,052 --> 00:12:00,000 先輩? 265 00:12:00,000 --> 00:12:02,055 先輩? 266 00:12:02,055 --> 00:12:04,992 まだ出会って間もないですけど➡ 267 00:12:04,992 --> 00:12:08,996 僕は 綾子さんのこと すてきだと思ってます。➡ 268 00:12:08,996 --> 00:12:13,000 だから 軽々しく約束とか したくありません。 269 00:12:13,000 --> 00:12:17,004 えっ? あっ その8について➡ 270 00:12:17,004 --> 00:12:20,007 僕が 綾子さんを 本当に幸せにできるかどうかは➡ 271 00:12:20,007 --> 00:12:23,010 これから ちゃんと二人で 考えていきたいと思っています。 272 00:12:23,010 --> 00:12:26,013 ♬(口笛) (小池)それでは駄目でしょうか? 273 00:12:26,013 --> 00:12:29,016 いえいえ。 全然駄目じゃないです。 274 00:12:29,016 --> 00:12:30,000 よかった。 275 00:12:30,000 --> 00:12:32,019 よかった。 276 00:12:32,019 --> 00:12:34,021 フフ…。 277 00:12:36,023 --> 00:12:38,025 よかった。 278 00:12:40,027 --> 00:12:42,029 (おけけ)大池貿易? うん。 そこの御曹司。 279 00:12:42,029 --> 00:12:45,032 えっ マジ? 何か聞いたことあるぞ。 280 00:12:45,032 --> 00:12:49,036 (おけけ)ん? (鳥羽)大池貿易? 281 00:12:49,036 --> 00:12:51,038 あった。 静岡に本社があるね。➡ 282 00:12:51,038 --> 00:12:54,041 で 年商5,000億。 (おけけ)5,000億!? 283 00:12:54,041 --> 00:12:56,043 ええっ! (おけけ)これ 偽物じゃないの? 284 00:12:56,043 --> 00:12:58,045 ホントに そこの御曹司なんだって。 285 00:12:58,045 --> 00:13:00,000 で その御曹司が 私とのことを 前向きに考えてるって。 286 00:13:00,000 --> 00:13:02,049 で その御曹司が 私とのことを 前向きに考えてるって。 287 00:13:02,049 --> 00:13:03,984 え~。 (鳥羽)それで? 288 00:13:03,984 --> 00:13:06,987 えっ? 取りあえず また来週デート行くことになった。 289 00:13:06,987 --> 00:13:08,989 (2人)ええっ!? うえっ!? いや 驚き過ぎだよ。 290 00:13:08,989 --> 00:13:10,991 いや だってさ…。 (鳥羽)言いたいこと分かるわ。 291 00:13:10,991 --> 00:13:12,993 また だまされてんじゃないの? 292 00:13:12,993 --> 00:13:14,995 いや 私だって 最初は そう思ったんだよ。 293 00:13:14,995 --> 00:13:18,999 でもさ よーく考えてよ。 大池貿易の御曹司がだよ。 294 00:13:18,999 --> 00:13:23,003 私みたいな金も地位も名誉もない ただの売れない官能小説書きの➡ 295 00:13:23,003 --> 00:13:27,007 膝ダルダル かかとガチガチ女 だまして何か得ある? 296 00:13:27,007 --> 00:13:29,009 遊びたいなら 山ほど相手いるだろうしね。 297 00:13:29,009 --> 00:13:30,000 でしょう? でもね 何か 誠実って感じがしたんだよね。 298 00:13:30,000 --> 00:13:33,013 でしょう? でもね 何か 誠実って感じがしたんだよね。 299 00:13:33,013 --> 00:13:36,016 それで今まで 何回痛い目見てきた? 300 00:13:36,016 --> 00:13:38,018 絶対 裏がある。 いや 分かってるよ。 301 00:13:38,018 --> 00:13:41,021 私だって まだ完全に 信じてるわけじゃないから➡ 302 00:13:41,021 --> 00:13:44,024 安心して。 気を付ける。 303 00:13:44,024 --> 00:13:47,027 てか ちゃんと見極める。 そうして。 304 00:13:47,027 --> 00:13:50,030 綾子が傷つくの もう見たくないから。 305 00:13:50,030 --> 00:13:53,033 おけけ…。 泣き腫らした顔➡ 306 00:13:53,033 --> 00:13:55,035 控えめに言って ひど過ぎるから。 307 00:13:55,035 --> 00:13:58,038 う… うーん。 もうちょっと控えようか。 308 00:13:58,038 --> 00:14:00,000 綾子さんって ホントに面白い人だね。 309 00:14:00,000 --> 00:14:01,041 綾子さんって ホントに面白い人だね。 310 00:14:01,041 --> 00:14:03,977 いやぁ 先輩が変な条件聞かれても 引かない人でよかったです~。 311 00:14:03,977 --> 00:14:07,981 いや あんな正直なの 逆に すがすがしいよ。 312 00:14:07,981 --> 00:14:10,984 だから 婚活うまくいかないんすけどね。 313 00:14:10,984 --> 00:14:13,987 うらやましいな。 えっ? 314 00:14:13,987 --> 00:14:16,990 えっ? 何か言った? いや 先輩がね。 315 00:14:16,990 --> 00:14:18,992 うおっ!? 316 00:14:18,992 --> 00:14:20,994 今日は色々ありがとう。 じゃ。 317 00:14:20,994 --> 00:14:22,996 えっ ちょちょちょちょ…。 318 00:14:22,996 --> 00:14:24,998 はっ? 319 00:14:31,004 --> 00:14:34,007 (携帯電話) 320 00:14:34,007 --> 00:14:36,009 えっ? 321 00:14:36,009 --> 00:14:38,011 (携帯電話) 322 00:14:38,011 --> 00:14:41,014 (タップ音) はい。 323 00:14:41,014 --> 00:14:44,017 (携帯電話)(小池)綾子さん 今日は ありがとうございました。 324 00:14:44,017 --> 00:14:46,019 いやいや こちらこそです。 325 00:14:46,019 --> 00:14:48,021 (携帯電話)さっき 伝えそびれてしまったんですが…。 326 00:14:48,021 --> 00:14:50,023 はい。 (携帯電話)綾子さんの作品➡ 327 00:14:50,023 --> 00:14:55,028 拝読させていただきました。 えっ… そうなんですか。 328 00:14:55,028 --> 00:14:58,031 (携帯電話)あっ とてもよかったです。 329 00:14:58,031 --> 00:15:00,000 おっ… ありがとうございます。 330 00:15:00,000 --> 00:15:01,034 おっ… ありがとうございます。 331 00:15:01,034 --> 00:15:03,036 いや わざわざ そんな 電話で? 332 00:15:03,036 --> 00:15:05,973 あっ あっ 直接 伝えたかったので➡ 333 00:15:05,973 --> 00:15:10,978 あの あんな 何というか… 表現 僕には思いつきません。 334 00:15:10,978 --> 00:15:13,981 お恥ずかしいです。 335 00:15:13,981 --> 00:15:17,985 とても素晴らしかったです。 あっ 次号も楽しみにしてます。 336 00:15:17,985 --> 00:15:20,988 はい。 次号 結構気合入れたんで。 337 00:15:20,988 --> 00:15:24,992 うっ… で… で… では おやすみなさい。 338 00:15:24,992 --> 00:15:27,995 おやすみなさい。 339 00:15:27,995 --> 00:15:29,997 (タップ音) 340 00:15:37,004 --> 00:15:39,006 (相沢)すみません! えっ? えっ 何? 341 00:15:39,006 --> 00:15:41,008 (相沢) 次号の『月刊 嗚呼!官能小説』➡ 342 00:15:41,008 --> 00:15:44,011 南さんのページ 3分の1 カットになってしまいました! 343 00:15:44,011 --> 00:15:47,014 ええっ!? (相沢)本当に申し訳ありません。➡ 344 00:15:47,014 --> 00:15:49,016 全て私の責任です。➡ 345 00:15:49,016 --> 00:15:51,018 編集長に掛け合ってみたんですけど 新連載のページが➡ 346 00:15:51,018 --> 00:15:55,022 思ったより膨らんじゃったみたいで 編集長は そっち推したいみたいで。 347 00:15:55,022 --> 00:15:57,024 私は 南さんを 激推ししたんですけど➡ 348 00:15:57,024 --> 00:16:00,000 しかしながら私の力不足のせい…。 349 00:16:00,000 --> 00:16:00,027 しかしながら私の力不足のせい…。 350 00:16:00,027 --> 00:16:02,029 いや そんなことないよ。 クソ~! クソ~! 351 00:16:02,029 --> 00:16:03,964 ちょちょちょ…。 私が爆弾なら➡ 352 00:16:03,964 --> 00:16:06,967 今ここで自爆してまーす! ここで爆発されたら困るよ。 353 00:16:06,967 --> 00:16:10,971 私 巻き込まれるじゃん。 すみません…。 354 00:16:10,971 --> 00:16:12,973 で? どこカット? 355 00:16:12,973 --> 00:16:15,976 全体の内容は素晴らしいので そのままで➡ 356 00:16:15,976 --> 00:16:17,978 あえぎ声を カットしていただけたらと。 357 00:16:17,978 --> 00:16:19,980 いや そこカットしたら 色気なくなるじゃん。 358 00:16:19,980 --> 00:16:22,983 でも すみません。 それしか私には策が見つからず。 359 00:16:22,983 --> 00:16:24,985 まあ いいよ。 360 00:16:24,985 --> 00:16:28,989 どうせ私のなんて ちゃんと 読んでくれてる人いないんだから。 361 00:16:28,989 --> 00:16:30,000 そんなことありませんよ! 362 00:16:30,000 --> 00:16:30,991 そんなことありませんよ! 363 00:16:30,991 --> 00:16:33,994 あっ。 ん? 364 00:16:33,994 --> 00:16:38,999 (小池)《本当に素晴らしかった。 次号も楽しみにしてます》 365 00:16:38,999 --> 00:16:42,002 分かった。 何とかやってみるよ。 366 00:16:42,002 --> 00:16:44,004 (相沢)ありがとうございます! 367 00:16:53,013 --> 00:16:55,015 みーなみさん! あっ 今日 ちょっと駄目。 368 00:16:55,015 --> 00:16:58,018 今 マジで集中してるから。 369 00:16:58,018 --> 00:17:00,000 (キーボードを打つ音) 370 00:17:00,000 --> 00:17:04,958 (キーボードを打つ音) 371 00:17:04,958 --> 00:17:11,965 おお…。 いいじゃん。 いいよ 綾子ちゃん。 372 00:17:11,965 --> 00:17:13,967 (キーボードを打つ音) 373 00:17:19,973 --> 00:17:22,976 <(足音) 374 00:17:22,976 --> 00:17:25,979 あっ…。 375 00:17:25,979 --> 00:17:27,981 お待たせです。 行きますか。 376 00:17:27,981 --> 00:17:30,000 行きますか。 フフフ…。 377 00:17:30,000 --> 00:17:31,985 行きますか。 フフフ…。 378 00:17:31,985 --> 00:17:33,987 頑張れ。 379 00:17:37,991 --> 00:17:41,995 (小池)うーん すごい。 やっぱり面白いです。 380 00:17:41,995 --> 00:17:43,997 ホントですか? 381 00:17:43,997 --> 00:17:47,000 《「やっぱり」とか さりげない言葉 ぐっとくる》 382 00:17:47,000 --> 00:17:50,003 でも いいんですか? 先に読ませてもらって。 383 00:17:50,003 --> 00:17:53,006 はい。 実は ちょっとページ 減らされちゃったんですけど…。 384 00:17:53,006 --> 00:17:56,009 でも 大池さんが楽しみにしてる って言ってくれたから➡ 385 00:17:56,009 --> 00:18:00,000 頑張れました。 だから ぜひ読んでほしくて。 386 00:18:00,000 --> 00:18:00,013 頑張れました。 だから ぜひ読んでほしくて。 387 00:18:00,013 --> 00:18:02,015 でも すみません。 何か 初デートの…。 388 00:18:02,015 --> 00:18:05,018 しかも 会って早々に こんなの読ませちゃって。 389 00:18:05,018 --> 00:18:08,021 いやいや 「こんなの」なんて 言わないでください。 390 00:18:08,021 --> 00:18:10,023 これは素晴らしいものです。 391 00:18:10,023 --> 00:18:13,026 《ヤバい。 やっぱりぐっとくる》 392 00:18:13,026 --> 00:18:16,029 どういったことを考えながら いつも書かれてるんですか? 393 00:18:16,029 --> 00:18:18,031 そうですね…。 394 00:18:18,031 --> 00:18:21,034 性に興味がないぐらいの 普通の女性にも➡ 395 00:18:21,034 --> 00:18:24,037 あるとき 不意に 性欲スイッチがオンになる瞬間が➡ 396 00:18:24,037 --> 00:18:26,039 訪れると思うんです。 397 00:18:26,039 --> 00:18:28,041 それは決して 恥ずかしいことじゃなくて➡ 398 00:18:28,041 --> 00:18:30,000 私は そこに至るまでの過程を➡ 399 00:18:30,000 --> 00:18:31,044 私は そこに至るまでの過程を➡ 400 00:18:31,044 --> 00:18:34,047 しっかり丁寧に書きたいなって いつも思ってます。 401 00:18:34,047 --> 00:18:36,984 《ヤベえ! めっちゃカッコつけたー》 402 00:18:36,984 --> 00:18:40,988 深い…。 あっ すごいです。 403 00:18:40,988 --> 00:18:42,990 いや そんな いいもんじゃないですよ。 404 00:18:42,990 --> 00:18:45,993 正直 伝わってるかどうか 分かんないですし➡ 405 00:18:45,993 --> 00:18:48,996 それが証拠に 全然売れてないですし➡ 406 00:18:48,996 --> 00:18:53,000 いっつも一寸先は闇って感じです。 407 00:18:53,000 --> 00:18:55,002 すてきです。 408 00:19:05,012 --> 00:19:07,014 カワイイ。 イルタン焼きだって。 409 00:19:07,014 --> 00:19:08,682 (店員) こちら あんこでございます。 410 00:19:08,682 --> 00:19:11,018 あっ ありがとうございます。 (店員)ありがとうございます。 411 00:19:14,021 --> 00:19:17,024 どうぞ。 ありがとうございます。 412 00:19:21,028 --> 00:19:23,030 おいしそうですね。 ねっ。 413 00:19:23,030 --> 00:19:27,034 (小池・綾子の話し声) 414 00:19:27,034 --> 00:19:30,000 カワイイ! おーい! おーい! おーい! 415 00:19:30,000 --> 00:19:32,039 カワイイ! おーい! おーい! おーい! 416 00:19:32,039 --> 00:19:34,041 折り重なってる。 (小池)「折り重なってる」って➡ 417 00:19:34,041 --> 00:19:36,977 すごいですね やっぱり表現が。 418 00:19:36,977 --> 00:19:38,979 こいつ 悪い顔してんな。 フフフ…。 419 00:19:38,979 --> 00:19:40,981 こいつ。 420 00:19:40,981 --> 00:19:42,983 これですかね? でも 一番 何か…。 421 00:19:42,983 --> 00:19:44,985 あっ でも これも ちょっと悪い顔してますよ。 422 00:19:44,985 --> 00:19:46,987 あっ 悪い顔してる! 423 00:19:48,989 --> 00:19:50,991 えっ ちょっと聞いても いいですか? 424 00:19:50,991 --> 00:19:53,994 はい。 あの 何か 条件とかですか? 425 00:19:53,994 --> 00:19:56,997 あっ いやいや あのう 何ていうか➡ 426 00:19:56,997 --> 00:20:00,000 まあ 正直 私でいいのかなって。 427 00:20:00,000 --> 00:20:03,003 だって 全然若くないし 奇麗でもないし➡ 428 00:20:03,003 --> 00:20:06,006 全然売れてない官能小説 書いてるし。 429 00:20:06,006 --> 00:20:09,009 何か ほら 大池さんなら もっと すてきな人 他に➡ 430 00:20:09,009 --> 00:20:13,013 色々いそうだなぁって。 431 00:20:13,013 --> 00:20:16,016 あっ 大池さんのこと 私も すてきだなって思ってます。 432 00:20:16,016 --> 00:20:21,021 だから 逆に 私に求める条件とかってあります? 433 00:20:29,029 --> 00:20:30,000 綾子さん。 434 00:20:30,000 --> 00:20:32,032 綾子さん。 435 00:20:32,032 --> 00:20:34,034 ん? 436 00:20:35,969 --> 00:20:39,973 あっ… 行きましょう。 えっ? えっ? ちょちょちょ…。 437 00:20:39,973 --> 00:20:43,977 《えっ!? 何 急に この青春映画みたいな展開!》 438 00:20:43,977 --> 00:20:47,981 《ん? 最近 こんな感じで 走ってばっかだな》 439 00:20:47,981 --> 00:20:50,984 《でも いい! でも 膝 痛い!》 440 00:20:50,984 --> 00:20:52,986 《でも いい!》 441 00:20:58,992 --> 00:21:00,000 ハァ ハァ… 綾子さん。 442 00:21:00,000 --> 00:21:01,995 ハァ ハァ… 綾子さん。 443 00:21:01,995 --> 00:21:05,999 《何か マジなトーン。 こらえろ 綾子》 444 00:21:05,999 --> 00:21:10,003 《青春映画の こういうシーンで ゼーゼー言ってんの 見たことないぞ》 445 00:21:10,003 --> 00:21:13,006 フゥ… 何ですか? 446 00:21:13,006 --> 00:21:16,009 僕は今まで 親が敷いてくれたレールの上を➡ 447 00:21:16,009 --> 00:21:20,013 ずっと歩いてきました。 親の教えどおり生きてきたんです。 448 00:21:20,013 --> 00:21:23,016 大好きなカップラーメンでさえ➡ 449 00:21:23,016 --> 00:21:25,018 親の前では 食べたことがありません。 450 00:21:25,018 --> 00:21:27,020 《やっぱり ラーメン大好きだったんだ!》 451 00:21:27,020 --> 00:21:29,022 《小池だー!》 452 00:21:29,022 --> 00:21:30,000 《いやいや 違う。 ここは真面目なトーン》 453 00:21:30,000 --> 00:21:31,024 《いやいや 違う。 ここは真面目なトーン》 454 00:21:31,024 --> 00:21:34,027 《おもむろな身の上話は 告白フラグじゃない!?》 455 00:21:34,027 --> 00:21:36,964 でも 綾子さんに出会って 僕は…。 456 00:21:36,964 --> 00:21:40,968 《ほら! ほらほら! えっ ちょっと待って。 心の準備》 457 00:21:40,968 --> 00:21:42,970 自分の人生を あらためて考えて…。 458 00:21:42,970 --> 00:21:45,973 <その必要はないわ。 459 00:21:45,973 --> 00:21:47,975 ハァ… ハァ…。 《えっ!?》 460 00:21:47,975 --> 00:21:50,978 《誰~!?》 461 00:21:50,978 --> 00:21:53,981 母さん…。 《母さん!?》 462 00:21:53,981 --> 00:21:55,983 えっ? えっ? 463 00:21:55,983 --> 00:21:59,987 どうも。 貴司の母です。 464 00:21:59,987 --> 00:22:00,000 ど… どうも。 465 00:22:00,000 --> 00:22:01,989 ど… どうも。 466 00:22:01,989 --> 00:22:03,991 (サツキ)急に走りだすから びっくりしちゃった! 467 00:22:03,991 --> 00:22:07,995 《何? どういうこと? ずっとつけてたってこと?》 468 00:22:07,995 --> 00:22:09,997 あっ あっ…。 (サツキ)汗なんか かいちゃって➡ 469 00:22:09,997 --> 00:22:11,999 風邪ひいちゃうわよ~。 470 00:22:11,999 --> 00:22:14,001 《ちょっ まったく理解が 追い付いてない》 471 00:22:14,001 --> 00:22:18,005 《おかん出てきた? てか おかん ずっと近くにいた?》 472 00:22:18,005 --> 00:22:22,009 今日も あなたのこと ずっと見させていただきました。 473 00:22:22,009 --> 00:22:24,011 《やっぱり~!》 474 00:22:24,011 --> 00:22:27,014 えっ? すいません きょ… 今日も? 475 00:22:27,014 --> 00:22:30,000 ええ。 最初の顔合わせのときも。 476 00:22:30,000 --> 00:22:32,019 ええ。 最初の顔合わせのときも。 477 00:22:34,021 --> 00:22:36,957 小3の靴の裏のガム? ヘヘヘ…。 478 00:22:36,957 --> 00:22:38,959 《後ろに!》 479 00:22:38,959 --> 00:22:42,629 靴の裏… ククク…。 480 00:22:42,629 --> 00:22:44,965 (ソーサーとカップがぶつかる音) 481 00:22:44,965 --> 00:22:46,967 (店員)お客さま 大丈夫ですか? 482 00:22:46,967 --> 00:22:49,970 僕が 綾子さんを 本当に幸せにできるかどうかは➡ 483 00:22:49,970 --> 00:22:54,975 これから ちゃんと二人で 考えていきたいと思っています。 484 00:22:54,975 --> 00:22:57,978 《え~っ!?》 485 00:22:57,978 --> 00:22:59,980 (小池)よかった。 486 00:22:59,980 --> 00:23:00,000 次号も楽しみにしてます。 《あれ? まだ続く?》 487 00:23:00,000 --> 00:23:01,982 次号も楽しみにしてます。 《あれ? まだ続く?》 488 00:23:01,982 --> 00:23:04,985 次号 結構気合入れたんで。 《えっ?》 489 00:23:04,985 --> 00:23:07,988 うっ… では… おやすみなさい。 《えっ? えっ?》 490 00:23:07,988 --> 00:23:09,990 《ちょちょちょ… えっ? ちょっ…》 491 00:23:09,990 --> 00:23:12,993 《えっ? ちょっと待って。 まさか?》 492 00:23:12,993 --> 00:23:14,995 《ここにもいた~!》 493 00:23:16,997 --> 00:23:18,999 (小池)ちゃんと話すつもりでした。 494 00:23:18,999 --> 00:23:23,003 (サツキ)貴司 今 私が 綾子さんとお話をしているの。 495 00:23:23,003 --> 00:23:27,007 綾子さん ホントに 貴司と結婚する気 おありなの? 496 00:23:27,007 --> 00:23:30,000 (小池)母さん 急に そんな…。 (サツキ)貴司。 497 00:23:30,000 --> 00:23:30,010 (小池)母さん 急に そんな…。 (サツキ)貴司。 498 00:23:30,010 --> 00:23:32,012 私に任せなさい。 499 00:23:32,012 --> 00:23:35,949 今まで私の言うとおりにして 間違えたことあった? 500 00:23:35,949 --> 00:23:39,953 なかったわよね? (小池)あっ はい…。 501 00:23:39,953 --> 00:23:45,959 綾子さん 貴司が決めた人であれば 反対はしません。 502 00:23:45,959 --> 00:23:48,962 でも まだ結婚を 認めるわけにはいきません。 503 00:23:48,962 --> 00:23:50,964 1つ 条件があります。 504 00:23:50,964 --> 00:23:54,968 えっ 何でしょうか? 505 00:23:54,968 --> 00:23:59,973 貴司は将来 大池貿易を継ぎ 本社 静岡に戻ることになります。 506 00:23:59,973 --> 00:24:00,000 もし貴司と結婚する気があれば➡ 507 00:24:00,000 --> 00:24:02,976 もし貴司と結婚する気があれば➡ 508 00:24:02,976 --> 00:24:05,979 本家 大池の名に ふさわしい人間に➡ 509 00:24:05,979 --> 00:24:08,982 なっていただく必要があります。 510 00:24:08,982 --> 00:24:11,985 その覚悟➡ 511 00:24:11,985 --> 00:24:15,989 あなたに おありかしら? 512 00:24:15,989 --> 00:24:18,992 あなた 小説を書いていらっしゃるとか。 513 00:24:18,992 --> 00:24:20,994 はい。 514 00:24:20,994 --> 00:24:24,998 あまり売れずに 苦労なさってるんですってね。 515 00:24:24,998 --> 00:24:27,000 あっ… はい。 516 00:24:27,000 --> 00:24:30,000 もし大池の人間として 認められた暁には➡ 517 00:24:30,000 --> 00:24:30,003 もし大池の人間として 認められた暁には➡ 518 00:24:30,003 --> 00:24:34,007 そんな心配 必要ありません。 今より ずっと幸せな➡ 519 00:24:34,007 --> 00:24:37,945 何不自由ない生活を お約束します。 520 00:24:39,947 --> 00:24:43,951 貴司は あなたのことを とても気に入っているそうです。 521 00:24:43,951 --> 00:24:47,955 大池の人間として 迎え入れられること➡ 522 00:24:47,955 --> 00:24:50,958 楽しみにしております。 523 00:24:53,961 --> 00:24:55,963 あっちゃ~。 524 00:25:03,971 --> 00:25:05,973 (おけけ)えっ? デートに母親ついてきたの? 525 00:25:05,973 --> 00:25:08,976 うん。 思いっ切り追い掛けてきた。 そんな裏があったとは。 526 00:25:08,976 --> 00:25:11,979 で? うちの息子は やれませんとか言われたの? 527 00:25:11,979 --> 00:25:14,982 それがさ 反対はしないって。 528 00:25:14,982 --> 00:25:16,984 えっ? (鳥羽)そうなの? いいじゃん。 529 00:25:16,984 --> 00:25:18,986 でも もし結婚するんだったら➡ 530 00:25:18,986 --> 00:25:21,989 大池の名に ふさわしい人間に なってもらうって言われた。 531 00:25:21,989 --> 00:25:24,992 はっ? 何それ? (鳥羽)それが向こうの条件? 532 00:25:24,992 --> 00:25:27,995 うん。 何か古くない? 533 00:25:27,995 --> 00:25:30,000 ふさわしいかどうかは その母親が決めるってことよね? 534 00:25:30,000 --> 00:25:30,998 ふさわしいかどうかは その母親が決めるってことよね? 535 00:25:30,998 --> 00:25:34,001 ってことは 私の言うことを 聞けってことでしょ? 536 00:25:34,001 --> 00:25:36,003 奴隷じゃん そんなの。 537 00:25:36,003 --> 00:25:39,006 (鳥羽)でも それで 年商5,000億が 手に入るってことでしょ? 538 00:25:39,006 --> 00:25:42,009 (おけけ)けどさ 言うとおりにして 自分 殺して➡ 539 00:25:42,009 --> 00:25:45,012 そんなんで ホントに幸せになれんの? 540 00:25:45,012 --> 00:25:49,016 私だったら絶対無理。 (鳥羽)ハァー… どうすんの? 541 00:25:49,016 --> 00:25:52,019 まあ 綾子の人生だから 綾子が決めればいいとは思うけど。 542 00:25:52,019 --> 00:25:55,022 うーん…。 543 00:25:57,024 --> 00:26:00,000 うわ~ ホホッ! 5,000億 ゲットだぜ~! 544 00:26:00,000 --> 00:26:01,028 うわ~ ホホッ! 5,000億 ゲットだぜ~! 545 00:26:01,028 --> 00:26:03,030 やったよ みんな~! 546 00:26:03,030 --> 00:26:06,033 アリーナ! スタンド! 547 00:26:06,033 --> 00:26:08,969 関係者席! 盛り上がってるかーい! 548 00:26:08,969 --> 00:26:10,971 フゥー! それでいいの? 549 00:26:10,971 --> 00:26:13,974 はぁ!? いいに決まってんじゃん! 550 00:26:13,974 --> 00:26:16,977 5,000億だよ。 今 目の前に5,000億があって➡ 551 00:26:16,977 --> 00:26:20,981 手が届きそうな状態で 見ぬふりするやついる? 552 00:26:20,981 --> 00:26:23,984 1億あげよっか? あっ 駄目だ。 死んでんだった。 553 00:26:23,984 --> 00:26:26,987 てへぺろ~! へぇ。 じゃあ 仕事辞めるんだ。 554 00:26:26,987 --> 00:26:29,990 まっ 俺は成仏できるから 全然いいけど。 555 00:26:29,990 --> 00:26:30,000 だって 私の小説なんて ほとんど誰も読んでないし➡ 556 00:26:30,000 --> 00:26:33,994 だって 私の小説なんて ほとんど誰も読んでないし➡ 557 00:26:33,994 --> 00:26:36,997 この先も売れる気配ゼロだし。 まあ もし辞めるんだったら➡ 558 00:26:36,997 --> 00:26:41,001 ちょうどいいタイミングじゃね? って思った ぶっちゃけ。 559 00:26:41,001 --> 00:26:44,004 だってさ 5,000億もあるんだから もう生活のために➡ 560 00:26:44,004 --> 00:26:47,007 ヒーヒー パソコンに向かう必要ないし。 561 00:26:47,007 --> 00:26:51,011 てか 5,000億なんて 小説じゃ一生稼げないからね。 562 00:26:51,011 --> 00:26:54,014 それに… イルタン焼き➡ 563 00:26:54,014 --> 00:26:58,018 頭の方くれたんだよね。 えっ? 564 00:26:58,018 --> 00:27:00,000 半分に割って 頭の方くれた。 ああ…。 565 00:27:00,000 --> 00:27:01,021 半分に割って 頭の方くれた。 ああ…。 566 00:27:01,021 --> 00:27:03,023 俺は 絶対 頭の方からいくわ。 567 00:27:03,023 --> 00:27:05,025 でしょ? うん。 568 00:27:05,025 --> 00:27:07,961 頭の方から食べると 頭良くなるっていうし。 569 00:27:07,961 --> 00:27:10,964 あー でも 尻尾から食べると 足 速くなるっていうしなぁ。 570 00:27:10,964 --> 00:27:12,966 いまさら 足 速くなって どうすんのよ。 571 00:27:12,966 --> 00:27:15,969 そんなことより 膝の軟骨を分厚くしてほしいわ。 572 00:27:15,969 --> 00:27:17,638 コンドロイチン希望だわ。 573 00:27:17,638 --> 00:27:19,973 (携帯電話)(通知音) ん? 574 00:27:47,000 --> 00:27:49,002 (携帯電話)(バイブレーターの音) 575 00:28:00,013 --> 00:28:02,015 あ~…。 576 00:28:02,015 --> 00:28:04,017 (携帯電話)(通知音) 577 00:28:04,017 --> 00:28:07,020 んっ んん…。 578 00:28:18,966 --> 00:28:21,969 (タップ音) 579 00:28:21,969 --> 00:28:27,975 あっ 相沢ちゃん? あしたさ ちょっと時間ある? 580 00:28:30,978 --> 00:28:33,981 嘘です。 581 00:28:33,981 --> 00:28:37,985 ホント。 いや まあ まだ完全に 決まったわけじゃないんだけどね。 582 00:28:37,985 --> 00:28:41,989 もし結婚ってなったら 静岡 行くし➡ 583 00:28:41,989 --> 00:28:43,991 もしかしたら 仕事 難しくなるかも…。 584 00:28:43,991 --> 00:28:46,994 く… 首 取れる! 首 取れる! じゃあ 私も仕事辞めます! 585 00:28:46,994 --> 00:28:48,996 ええっ!? 何で そうなんの? 586 00:28:48,996 --> 00:28:51,999 私 ぶっちゃけ転職とかも 考えてたんですよ。 587 00:28:51,999 --> 00:28:54,001 そんなときに 南さんの作品に出合って➡ 588 00:28:54,001 --> 00:28:57,004 めっちゃ面白くて。 何で こんな面白いのに➡ 589 00:28:57,004 --> 00:29:00,000 まっ… たく➡ 590 00:29:00,000 --> 00:29:00,340 まっ… たく➡ 591 00:29:00,340 --> 00:29:03,010 売れないの!? と思って。 めっちゃ ためたね。 592 00:29:03,010 --> 00:29:05,012 だから 私が絶対に売ろうって。 593 00:29:05,012 --> 00:29:07,014 南さんの才能 世に知らしめてやろうって➡ 594 00:29:07,014 --> 00:29:09,950 そう思えたんです。 なのに 南さんが辞めちゃったら➡ 595 00:29:09,950 --> 00:29:12,953 せっかく作ったファンクラブ どうなるんですか? 596 00:29:12,953 --> 00:29:16,957 えっ!? ファンクラブあるの? はい。 私が勝手に作りました。 597 00:29:16,957 --> 00:29:20,627 ちょっと言ってよ~! 会員何人? 598 00:29:20,627 --> 00:29:22,296 4人です。 4!? 599 00:29:22,296 --> 00:29:23,964 はい。 はい。 4!? 日本中で? 600 00:29:23,964 --> 00:29:27,968 うち2人が八丈島です。 どういう偏り方!? 601 00:29:27,968 --> 00:29:29,970 えっ 何? もう…。 辞めるのやめてくれるまで➡ 602 00:29:29,970 --> 00:29:30,000 離しませーん! いやいやいや まだね➡ 603 00:29:30,000 --> 00:29:31,972 離しませーん! いやいやいや まだね➡ 604 00:29:31,972 --> 00:29:35,976 辞めるって決まったわけじゃないから ちょっと もう…。 605 00:29:35,976 --> 00:29:38,979 ああっ…。 ええっ…。 606 00:29:38,979 --> 00:29:43,984 辞めるんですか? 南さん。 607 00:29:43,984 --> 00:29:46,987 よかったぁ~! 608 00:29:46,987 --> 00:29:49,990 (机をたたく音) はい!? 609 00:29:49,990 --> 00:29:52,993 いや… ぶっちゃけ➡ 610 00:29:52,993 --> 00:29:55,996 ちょっとだけビビってたんすよね 南さんのこと。 611 00:29:55,996 --> 00:29:58,999 ん? えっ どういうこと? 612 00:29:58,999 --> 00:30:00,000 マジで気合入った人だなと思って。 613 00:30:00,000 --> 00:30:03,003 マジで気合入った人だなと思って。 614 00:30:03,003 --> 00:30:07,007 全っ然 売れてなくても へこたれないっていうか➡ 615 00:30:07,007 --> 00:30:10,944 諦めずにやってるとこ ガチでヤバいなって。 616 00:30:10,944 --> 00:30:12,946 いや ちょっと 褒められてんのか けなされてんのか➡ 617 00:30:12,946 --> 00:30:15,949 分かんないんですけど。 ライバルになるなら➡ 618 00:30:15,949 --> 00:30:21,955 南さんだと思ってたんで 辞めてくれるなら安心です。 619 00:30:21,955 --> 00:30:23,957 幸せになってください。 620 00:30:23,957 --> 00:30:30,000 ♬~ 621 00:30:30,000 --> 00:30:37,971 ♬~ 622 00:30:37,971 --> 00:30:42,976 南さん 仕事辞めるみたいですよ。 623 00:30:42,976 --> 00:30:47,981 本当に 先輩は それでいいんですか? 624 00:30:49,983 --> 00:30:53,987 (小池)綾子さんがいいって 言ってくれるなら➡ 625 00:30:53,987 --> 00:30:56,990 母さんもいいって 言ってくれてるし➡ 626 00:30:56,990 --> 00:31:00,000 みんながいいなら… みんなが幸せになれるなら➡ 627 00:31:00,000 --> 00:31:01,995 みんながいいなら… みんなが幸せになれるなら➡ 628 00:31:01,995 --> 00:31:05,999 それが一番だから。 629 00:31:17,945 --> 00:31:20,948 《おかんと3人で 何で花やしき?》 630 00:31:20,948 --> 00:31:22,950 《どういうセンス?》 631 00:31:22,950 --> 00:31:26,887 《いや もうこうなったら とことん 気に入られてやろうじゃんか》 632 00:31:26,887 --> 00:31:30,000 《5,000億 5,000億! 5,000億 5,000億!》 633 00:31:30,000 --> 00:31:30,891 《5,000億 5,000億! 5,000億 5,000億!》 634 00:31:30,891 --> 00:31:32,893 <(小池)綾子さん! 635 00:31:32,893 --> 00:31:34,895 まあ 来てくださったのね。 636 00:31:34,895 --> 00:31:39,900 はい。 うれしいわ。 行きましょう。➡ 637 00:31:39,900 --> 00:31:41,902 すいません。 638 00:31:47,908 --> 00:31:51,912 (サツキ)主人が東京出張のとき よく貴司をここに連れてきてたの。 639 00:31:51,912 --> 00:31:54,915 そしたら 私も貴司も ここが大好きになって。 640 00:31:54,915 --> 00:31:57,918 ぜひ綾子さんにも 好きになっていただきたいの。 641 00:31:57,918 --> 00:32:00,000 すでに めっちゃ好きです! 642 00:32:00,000 --> 00:32:00,921 すでに めっちゃ好きです! 643 00:32:02,923 --> 00:32:06,927 《これでいい。 5,000億》 644 00:32:06,927 --> 00:32:08,929 おっ。 645 00:32:08,929 --> 00:32:10,931 (小池)あっ あれ 好きだった。 あっ そうなんですか。 646 00:32:10,931 --> 00:32:12,933 (小池)母さん よく覚えてるね あれ。 647 00:32:12,933 --> 00:32:14,935 貴司 あれも あれも あれも。 648 00:32:14,935 --> 00:32:16,937 あれ 母さんと一緒に乗ったね。 649 00:32:16,937 --> 00:32:20,941 《すーごい訳分かんない絵面だと 思うけど これでいいよね》 650 00:32:22,943 --> 00:32:28,949 (サツキ・小池の叫び声) 651 00:32:28,949 --> 00:32:30,000 《誰とデートしてんだよって ツッコみたいけど…》 652 00:32:30,000 --> 00:32:31,952 《誰とデートしてんだよって ツッコみたいけど…》 653 00:32:31,952 --> 00:32:33,954 (サツキ・小池の叫び声) 654 00:32:33,954 --> 00:32:35,956 《これでいい》 655 00:32:35,956 --> 00:32:38,959 あ~ 懐かしいなぁ。 (サツキ)初めて来たとき➡ 656 00:32:38,959 --> 00:32:40,961 貴司 びっくりして 泣いちゃったのよね。 657 00:32:40,961 --> 00:32:44,965 母さん やめてよ~。 (アトラクションの開始の合図) 658 00:32:44,965 --> 00:32:48,969 (小池)おお~! おお~! 659 00:32:48,969 --> 00:32:50,971 (サツキ・小池)おお~! 660 00:32:50,971 --> 00:32:54,975 《童心に帰り過ぎだけど これでいいんだ》 661 00:32:54,975 --> 00:32:56,977 <(悲鳴) 662 00:32:56,977 --> 00:32:59,980 どうぞ。 えっ ああ… 私…。 663 00:33:03,984 --> 00:33:05,986 (サツキ・小池の悲鳴) 664 00:33:05,986 --> 00:33:08,989 《これでいいに決まってる》 665 00:33:08,989 --> 00:33:10,991 あーん。 (小池)あーん。 666 00:33:10,991 --> 00:33:13,994 母さんも食べる? アハハ…。 667 00:33:13,994 --> 00:33:20,000 ふ~ん… 「みんなが幸せ」ねぇ。 668 00:33:22,002 --> 00:33:24,004 (携帯電話)(通知音) 669 00:33:25,939 --> 00:33:27,941 (相沢)「次号の校正ゲラが あがりましたので➡ 670 00:33:27,941 --> 00:33:29,943 確認をお願いいたします」 671 00:33:36,950 --> 00:33:39,953 フフッ 面白い。 672 00:33:39,953 --> 00:33:41,955 綾子さん。 あっ すいません。 673 00:33:41,955 --> 00:33:43,957 お待たせしました。 いえいえ。 674 00:33:43,957 --> 00:33:45,959 出ませんでした。 675 00:33:45,959 --> 00:33:49,963 何ですか? 出ませんでした。 676 00:33:49,963 --> 00:33:51,965 (サツキ)はい。 677 00:33:51,965 --> 00:33:56,970 ここはね 私も夫も 昔から好きな所なのよ~。 678 00:33:56,970 --> 00:34:00,000 そうなんですか。 すっごくいいお店ですね。 679 00:34:00,000 --> 00:34:01,975 そうなんですか。 すっごくいいお店ですね。 680 00:34:01,975 --> 00:34:05,979 失礼いたします。 こちら シャトー・メルベイユでございます。 681 00:34:05,979 --> 00:34:07,981 私 ワインが大好きなの。 682 00:34:07,981 --> 00:34:11,985 ぜひ綾子さんにも ワインに 詳しくなっていただきたいわ。 683 00:34:11,985 --> 00:34:13,987 なります! 684 00:34:16,990 --> 00:34:19,993 (サツキ)じゃあ テイスティングしましょう。 685 00:34:25,933 --> 00:34:30,000 (テイスティングをする音) 686 00:34:30,000 --> 00:34:34,942 (テイスティングをする音) 687 00:34:34,942 --> 00:34:37,945 《ヤバい…。 これ マジでやってんの?》 688 00:34:37,945 --> 00:34:41,949 《面白過ぎる》 (サツキ)あっ…。 689 00:34:41,949 --> 00:34:45,953 あら 綾子さんも。 あっ はい。 いただきます。 690 00:34:47,955 --> 00:34:50,958 (テイスティングをする音) 《駄目だ!》 691 00:34:50,958 --> 00:34:52,960 (せき) 大丈夫ですか? 692 00:34:52,960 --> 00:34:56,964 すいません。 お母さまのように うまくできなくて。 693 00:34:56,964 --> 00:34:59,967 うがいじゃないのよ。 こうよ。 はい。 694 00:35:02,970 --> 00:35:04,972 (テイスティングをする音) 695 00:35:04,972 --> 00:35:06,974 《何で目ぇつむんだよ!》 696 00:35:06,974 --> 00:35:09,977 《こういうキャラ 小説に登場させてえ!》 697 00:35:09,977 --> 00:35:13,313 おいしいわ。 ねっ。 (小池)はい。 698 00:35:13,313 --> 00:35:16,984 ほのかに土の香りがして 農夫たちが丹精込めて➡ 699 00:35:16,984 --> 00:35:19,987 ブドウを踏む姿が 目に浮かびます。 700 00:35:19,987 --> 00:35:21,989 《いや 土のにおいは しちゃ駄目だろ》 701 00:35:21,989 --> 00:35:23,991 《足 ちゃんと洗ってない ってことじゃん》 702 00:35:23,991 --> 00:35:25,926 綾子さん 気に入った? 703 00:35:25,926 --> 00:35:28,929 ええ。 芳醇ですね~。 704 00:35:38,939 --> 00:35:40,941 (サツキ)うん。 705 00:35:42,943 --> 00:35:46,947 どう? 綾子さん。 食事 楽しんでくれてる? 706 00:35:46,947 --> 00:35:49,950 とってもおいしいです。 707 00:35:49,950 --> 00:35:52,953 次はね メインのお料理が来ますよ。 708 00:35:54,955 --> 00:35:57,958 失礼いたします。 709 00:35:57,958 --> 00:35:59,960 失礼いたします。 710 00:36:01,962 --> 00:36:03,964 《すっごいふた》 711 00:36:03,964 --> 00:36:06,967 私 これも大好きなの。 712 00:36:06,967 --> 00:36:11,972 《おお… さぞ肉汁たっぷりな料理が》 713 00:36:11,972 --> 00:36:13,974 《ちっさいエビ2匹!》 714 00:36:13,974 --> 00:36:16,977 《ええっ!? あんなでかいふた いらねえだろ》 715 00:36:16,977 --> 00:36:18,979 《え~ ふた… でかっ! ふた》 716 00:36:18,979 --> 00:36:22,983 (サツキ)さっ いただきましょう。 (小池)いただきます。 717 00:36:30,924 --> 00:36:34,928 綾子さん エビはね➡ 718 00:36:34,928 --> 00:36:37,931 頭と足を取って➡ 719 00:36:37,931 --> 00:36:40,934 こう 一口ずつ切る。 そして殻をむく。➡ 720 00:36:40,934 --> 00:36:43,937 それがマナーよ。 すいません。 721 00:36:45,939 --> 00:36:47,941 綾子さん。 722 00:36:47,941 --> 00:36:49,943 肘は上げない。 お行儀。 723 00:36:49,943 --> 00:36:51,945 はい! 母さん 急にはできないよ。 724 00:36:51,945 --> 00:36:55,949 今 私と綾子さんが 話をしているの。➡ 725 00:36:55,949 --> 00:36:58,952 言ったでしょ? 私に任せなさいって。➡ 726 00:36:58,952 --> 00:37:00,000 あなた以上に 私は あなたのことを分かってるのよ。 727 00:37:00,000 --> 00:37:01,955 あなた以上に 私は あなたのことを分かってるのよ。 728 00:37:01,955 --> 00:37:04,958 あなたの幸せのためだけを思って 私はやってるの。➡ 729 00:37:04,958 --> 00:37:06,960 分かるでしょ? 730 00:37:06,960 --> 00:37:09,963 あっ すいません。 731 00:37:09,963 --> 00:37:11,965 (サツキ)綾子さん➡ 732 00:37:11,965 --> 00:37:14,968 大池の人間になるからには こういったことも➡ 733 00:37:14,968 --> 00:37:16,970 覚えていただかなければ なりません。 734 00:37:16,970 --> 00:37:18,972 はい。 頑張ります。 735 00:37:18,972 --> 00:37:23,977 来週 マナー教室 予約しましたので 一緒に行きましょう。 ねっ。 736 00:37:23,977 --> 00:37:27,915 あっ… 来週は ちょっと 締め切りが近くて➡ 737 00:37:27,915 --> 00:37:30,000 ちょっとバタバタしてて…。 えっ? 738 00:37:30,000 --> 00:37:30,918 ちょっとバタバタしてて…。 えっ? 739 00:37:30,918 --> 00:37:32,920 すいません。 740 00:37:32,920 --> 00:37:35,923 そのお仕事 断ってください。 741 00:37:35,923 --> 00:37:38,926 いや… もう ちょっと 決まっちゃってるっていうか➡ 742 00:37:38,926 --> 00:37:42,930 厳しいというか。 大池の人間になるからには➡ 743 00:37:42,930 --> 00:37:46,934 家のことを最優先してもらいます。 744 00:37:46,934 --> 00:37:49,937 お金にならない小説なんて 辞めて➡ 745 00:37:49,937 --> 00:37:52,940 うちに入った方が あなたにとってもいいはずよ。 746 00:37:52,940 --> 00:37:56,944 母さん それは…。 (サツキ)うん? 747 00:37:56,944 --> 00:38:00,000 一応 あなたの小説 読ませていただきました。 748 00:38:00,000 --> 00:38:01,949 一応 あなたの小説 読ませていただきました。 749 00:38:01,949 --> 00:38:05,953 私は あまり 面白いとは思わなかったわ。 750 00:38:05,953 --> 00:38:08,956 文学とは呼べない。 751 00:38:08,956 --> 00:38:11,959 とても下品なものだった。➡ 752 00:38:11,959 --> 00:38:15,963 ウフフ…。 753 00:38:15,963 --> 00:38:20,968 いい機会だわ。 これを機に お仕事辞めてください。 754 00:38:22,970 --> 00:38:28,909 綾子さん 結婚というものはね 家族と家族がするものなの。 755 00:38:28,909 --> 00:38:30,000 一刻も早く 私や夫に 認められる人間になってほしいわ。 756 00:38:30,000 --> 00:38:36,917 一刻も早く 私や夫に 認められる人間になってほしいわ。 757 00:38:36,917 --> 00:38:39,920 (サツキ)あなたのためを思って 言ってるのよ。➡ 758 00:38:39,920 --> 00:38:41,922 ねっ? (手をたたく音) 759 00:38:41,922 --> 00:38:43,924 南さん もういいよ。 帰ろう。 760 00:38:43,924 --> 00:38:45,926 これでいい。 761 00:38:48,929 --> 00:38:52,933 …わけねえだろ! 762 00:38:52,933 --> 00:38:55,936 やっぱ無理! おかしくないですか? 763 00:38:55,936 --> 00:38:59,940 えっ? いや あなたが家のことが大事で➡ 764 00:38:59,940 --> 00:39:00,000 貴司さんのことも 大事にしてるのは分かりました。 765 00:39:00,000 --> 00:39:02,943 貴司さんのことも 大事にしてるのは分かりました。 766 00:39:02,943 --> 00:39:04,945 それは 悪いことじゃないと思います。 767 00:39:04,945 --> 00:39:06,947 花やしきデートだって➡ 768 00:39:06,947 --> 00:39:09,950 いや キモい絵面だなと 思ってたけど➡ 769 00:39:09,950 --> 00:39:11,952 まあ 正直 ちょっと楽しかったし。 770 00:39:11,952 --> 00:39:14,955 でも… でも➡ 771 00:39:14,955 --> 00:39:17,958 あなた以外の… 例えば 私や貴司さんが➡ 772 00:39:17,958 --> 00:39:21,962 本当は どうしたいと思ってるのか 考えたことありますか? 773 00:39:21,962 --> 00:39:24,898 貴司さんよりも 貴司さんのこと分かってるなら➡ 774 00:39:24,898 --> 00:39:27,901 あなたの期待に 必死に応えようとして➡ 775 00:39:27,901 --> 00:39:30,000 つらい思いしてたのも 分かってます!? 776 00:39:30,000 --> 00:39:30,904 つらい思いしてたのも 分かってます!? 777 00:39:30,904 --> 00:39:32,906 そうなの? 778 00:39:32,906 --> 00:39:38,912 ハァ…。 私 結婚相手に求める条件に➡ 779 00:39:38,912 --> 00:39:41,915 自分を幸せにしてくれる人って 書いたんです。 780 00:39:41,915 --> 00:39:44,918 いや でも それ 間違ってました。 781 00:39:44,918 --> 00:39:47,921 誰かに 幸せにしてほしいんじゃなくて➡ 782 00:39:47,921 --> 00:39:51,925 自分が幸せになりたいんだって 気付いたんです。 783 00:39:51,925 --> 00:39:54,928 同じでしょ? 違います! 784 00:39:54,928 --> 00:39:59,933 私は 自分で幸せをつかみたいんです! 785 00:39:59,933 --> 00:40:00,000 だから仕事は辞めません! 786 00:40:00,000 --> 00:40:02,936 だから仕事は辞めません! 787 00:40:02,936 --> 00:40:07,941 私が書いた小説を 貴司さんが 面白いって言ってくれて➡ 788 00:40:07,941 --> 00:40:10,944 楽しみにしてるって言ってくれて➡ 789 00:40:10,944 --> 00:40:13,947 また そう思ってほしいって 思いながら書いてるとき➡ 790 00:40:13,947 --> 00:40:15,949 私 めっちゃ幸せでした。 791 00:40:15,949 --> 00:40:19,953 あなたにとっては 下品かもしれないですけど➡ 792 00:40:19,953 --> 00:40:23,957 分かるって笑ってくれたり ドキドキしてくれる人もいるんです! 793 00:40:23,957 --> 00:40:27,895 全国に4人! うち八丈島に2人! 794 00:40:27,895 --> 00:40:30,000 私は その人たちを大事にしたい。 795 00:40:30,000 --> 00:40:30,898 私は その人たちを大事にしたい。 796 00:40:30,898 --> 00:40:32,900 いや する! 今 そう決めました。 797 00:40:32,900 --> 00:40:36,904 私の人生だから 私が決めました! 798 00:40:36,904 --> 00:40:38,906 このエビだって…。 799 00:40:43,911 --> 00:40:47,915 こうやって食べた方が 圧倒的に おいしいし! 800 00:40:47,915 --> 00:40:52,920 でも… 5,000億で こんな小さなエビ食べるより➡ 801 00:40:52,920 --> 00:40:55,923 私が生み出した あえぎ声で 興奮させて➡ 802 00:40:55,923 --> 00:40:58,926 読者の顔を このエビより 真っ赤にしてやりますよ! 803 00:40:58,926 --> 00:41:00,000 で その原稿料で ペヤング食べまーす! 804 00:41:00,000 --> 00:41:03,931 で その原稿料で ペヤング食べまーす! 805 00:41:03,931 --> 00:41:05,933 (サツキのせきばらい) 806 00:41:05,933 --> 00:41:08,936 よく分かりました。 貴司 行きましょう。 807 00:41:08,936 --> 00:41:10,938 これでいいの!? 808 00:41:10,938 --> 00:41:13,941 大好きなカップラーメンを➡ 809 00:41:13,941 --> 00:41:16,944 こっそり食べる人生で いいんですか? 810 00:41:16,944 --> 00:41:21,949 いや 私も人生迷いまくってるから 偉そうに言えないけど➡ 811 00:41:21,949 --> 00:41:26,887 自分の人生なんだから 自分に正直に➡ 812 00:41:26,887 --> 00:41:30,000 もっと自分を大切にした方が いいと思います。 813 00:41:30,000 --> 00:41:30,891 もっと自分を大切にした方が いいと思います。 814 00:41:30,891 --> 00:41:32,893 今 この瞬間➡ 815 00:41:32,893 --> 00:41:36,897 自分が幸せだと感じられる道を 進めばいいじゃないですか。 816 00:41:36,897 --> 00:41:43,904 ハァ… ハァ… ハァ…。 817 00:41:43,904 --> 00:41:45,906 イルタン焼き➡ 818 00:41:45,906 --> 00:41:49,910 頭の方 譲ってくれて ありがとうございました。 819 00:41:49,910 --> 00:41:51,912 うれしかったです。 820 00:42:02,923 --> 00:42:06,927 何よ あの人。 あんな人と 結婚しなくて よかったわ。 821 00:42:06,927 --> 00:42:10,931 私が もっとすてきな人を 見つけてあげるから安心して。 822 00:42:10,931 --> 00:42:13,934 私の言うとおりにしていれば あなたは幸せになれる。 823 00:42:13,934 --> 00:42:15,936 ねっ 貴司。 824 00:42:17,938 --> 00:42:21,942 母さんには感謝してる。 825 00:42:21,942 --> 00:42:25,946 母さんのおかげで 何不自由なく暮らせてきた。 826 00:42:25,946 --> 00:42:29,950 (サツキ)うん。 (小池)でも…。 827 00:42:32,953 --> 00:42:36,957 (サツキ)何? 何? 何? た… 貴司?➡ 828 00:42:36,957 --> 00:42:39,960 貴司? 貴司?➡ 829 00:42:39,960 --> 00:42:41,962 貴司! 830 00:42:41,962 --> 00:42:43,964 (吸い込む音) 831 00:42:45,966 --> 00:42:49,970 ああっ! エビのみそ うまい~! 832 00:42:49,970 --> 00:42:51,972 ちょっと 貴司 戻ってらっしゃい!➡ 833 00:42:51,972 --> 00:42:54,975 あ~! はしたない…。 (小池)あ~ うまい。 うまい。 834 00:42:54,975 --> 00:42:56,977 どうしたの!? どうしたの!? どうしたの!? 835 00:42:56,977 --> 00:43:00,000 フォー! 836 00:43:00,000 --> 00:43:00,981 フォー! 837 00:43:11,992 --> 00:43:14,995 よし。 条件 これにする。 838 00:43:14,995 --> 00:43:17,998 えっ? 1つだけ? うん。 839 00:43:17,998 --> 00:43:22,002 「官能小説に偏見がない」 840 00:43:22,002 --> 00:43:24,938 どう? いいんじゃない? 841 00:43:24,938 --> 00:43:27,941 売れてないし 売れる予定もないけどさぁ➡ 842 00:43:27,941 --> 00:43:30,000 これかな 私は やっぱ。 843 00:43:30,000 --> 00:43:30,944 これかな 私は やっぱ。 844 00:43:30,944 --> 00:43:35,949 これ 受け入れてくれる人 探すわ。 うん。 845 00:43:35,949 --> 00:43:38,952 よーし! 846 00:43:38,952 --> 00:43:42,956 あっ… でも まだ もう一個。 えっ? 847 00:43:52,966 --> 00:43:54,968 ヘヘーン。 848 00:43:54,968 --> 00:43:56,970 おー! 849 00:44:00,974 --> 00:44:03,977 よし。 850 00:44:03,977 --> 00:44:06,980 何これ? えっ? いいでしょ? 851 00:44:06,980 --> 00:44:08,982 フフッ。 852 00:44:34,942 --> 00:44:37,945 [『婚活1000本ノック』は…] 853 00:44:43,951 --> 00:44:45,953 [そして…]