1 00:02:11,100 --> 00:02:31,120 ・~ 2 00:02:31,120 --> 00:02:51,140 ・~ 3 00:02:51,140 --> 00:03:11,094 ・~ 4 00:03:11,094 --> 00:03:31,114 ・~ 5 00:03:31,114 --> 00:03:41,114 ・~ 6 00:04:10,086 --> 00:04:13,086 (物音) 7 00:04:16,092 --> 00:04:34,110 ・~ 8 00:04:34,110 --> 00:04:36,110 (秋山)何者だ! 9 00:04:38,114 --> 00:04:42,114 (一刀)刺客 子連れ狼 10 00:04:45,121 --> 00:04:50,126 <信州 更科藩 小納戸役 秋山慎之助・ 11 00:04:50,126 --> 00:04:53,129 実は 柳生烈堂 支配下の草・ 12 00:04:53,129 --> 00:04:58,129 すなわち 公儀 里入り忍の 1人であった> 13 00:05:00,069 --> 00:05:02,071 <公儀 里入り忍とは・ 14 00:05:02,071 --> 00:05:06,075 諸藩の領内に 雑草のごとく 住み着き・ 15 00:05:06,075 --> 00:05:12,081 藩の秘密を 事細かく 幕府に報告する 隠密である> 16 00:05:12,081 --> 00:05:17,086 <その正体を隠すために 土地の女をめとって 子を産ませ・ 17 00:05:17,086 --> 00:05:22,091 父が死ねば 子に伝え 更に 孫へと引き継いでいく・ 18 00:05:22,091 --> 00:05:27,096 一子相伝の任務であった> 19 00:05:27,096 --> 00:05:30,099 <秋山の正体を悟った 更科藩は・ 20 00:05:30,099 --> 00:05:36,105 1殺 500両の刺客 拝一刀に その抹殺を依頼したのである> 21 00:05:36,105 --> 00:05:56,125 ・~ 22 00:05:56,125 --> 00:06:00,062 ・~ 23 00:06:00,062 --> 00:06:02,062 うっ! あ… 24 00:06:18,080 --> 00:06:21,083 なぜ 立ち去らぬ 25 00:06:21,083 --> 00:06:26,088 私の命も あと 一時も もつまいに 26 00:06:26,088 --> 00:06:31,088 最期を見届けるまでは 立ち去らぬというわけか 27 00:06:33,095 --> 00:06:36,098 それが 刺客か… 28 00:06:36,098 --> 00:06:40,102 (御詠歌) 29 00:06:40,102 --> 00:06:52,114 ・~ 30 00:06:52,114 --> 00:06:57,053 一刀… 更科城下の我が妻子も・ 31 00:06:57,053 --> 00:07:00,053 藩の手で 討たれたのであろうな 32 00:07:02,058 --> 00:07:04,058 そうか… 33 00:07:06,062 --> 00:07:10,066 だが 討たれた者は まだ幸せだ 34 00:07:10,066 --> 00:07:13,069 故郷には もっと 悲しい者たちが… 35 00:07:13,069 --> 00:07:18,074 故郷? そこは 女ばかりの里 36 00:07:18,074 --> 00:07:22,078 母がおり 妻がおり 娘がいる 37 00:07:22,078 --> 00:07:28,084 公儀 里入り忍は 住み着いた所が 故郷ではないのか? 38 00:07:28,084 --> 00:07:33,089 いや 違う たとえ 草でも・ 39 00:07:33,089 --> 00:07:39,095 初めは たんぽぽの実のごとく 風に乗って 流れてくるのだ 40 00:07:39,095 --> 00:07:43,099 その先で 妻をめとり 子をなしても・ 41 00:07:43,099 --> 00:07:48,104 心は 風のかなたの故郷にあり 一日として 忘れたことはない 42 00:07:48,104 --> 00:07:50,106 異なことを 43 00:07:50,106 --> 00:07:55,111 草は 父親の御奉公先で 土地の女との間に生まれ・ 44 00:07:55,111 --> 00:07:59,048 次なる草として 育つのであろう 45 00:07:59,048 --> 00:08:03,052 男の子が 生まれたときにはな 46 00:08:03,052 --> 00:08:08,057 だが 女の子は 草の跡継ぎにはできぬゆえ・ 47 00:08:08,057 --> 00:08:13,057 直ちに 故郷の男の子と 取り替えるのだ 48 00:08:15,064 --> 00:08:20,064 男の赤子は 故郷の女が ひそかに運んでくる 49 00:08:22,071 --> 00:08:28,071 その女が 里入り忍の 本当の妻となるのだ 50 00:08:35,084 --> 00:08:39,088 (秋山) 次なる男の子を もうけるために・ 51 00:08:39,088 --> 00:08:42,091 二人は 人知れず 一夜を共にする・ 52 00:08:42,091 --> 00:08:49,091 生涯に再び 相まみえることのない たった一度の交わりなのだ 53 00:08:52,101 --> 00:08:58,040 以後 故郷の妻たちには 幸せはない 54 00:08:58,040 --> 00:09:02,044 やがて 生まれてくる子まで 取り上げられ・ 55 00:09:02,044 --> 00:09:07,044 抜け殻のような一生を送る 悲しい女たち… 56 00:09:10,052 --> 00:09:12,052 一刀… 57 00:09:16,058 --> 00:09:19,061 頼みがある 58 00:09:19,061 --> 00:09:22,061 もし その里を通ることあらば… 59 00:09:33,075 --> 00:09:35,075 妻の名は… 60 00:09:39,081 --> 00:09:59,035 ・~ 61 00:09:59,035 --> 00:10:13,049 ・~ 62 00:10:13,049 --> 00:10:18,049 (読経) 63 00:10:41,077 --> 00:10:46,077 (読経) 64 00:11:18,047 --> 00:11:21,050 (烈堂)解けたか? (勘斉)はっ・ 65 00:11:21,050 --> 00:11:25,054 「信州 更科藩に 住み込ませました草・ 66 00:11:25,054 --> 00:11:31,060 秋山慎之助が 拝一刀の手に かかりました」とのこと 67 00:11:31,060 --> 00:11:34,063 (烈堂)何! 一刀に? 68 00:11:34,063 --> 00:11:39,068 (勘斉)秋山の妻子も 藩の手によって 葬られたとか 69 00:11:39,068 --> 00:11:43,072 恐らく 里入り忍と悟った藩が・ 70 00:11:43,072 --> 00:11:47,076 一刀を刺客として 雇ったものと思われまする 71 00:11:47,076 --> 00:11:51,080 (烈堂)一刀は 信濃におるのだな 72 00:11:51,080 --> 00:11:57,086 女ばかりの里はと尋ねて 飛騨の袖志に向かった由 73 00:11:57,086 --> 00:12:03,092 袖志… 草どもの故郷にか 74 00:12:03,092 --> 00:12:09,098 秋山が いまわの際に 何事かを漏らしたのでは 75 00:12:09,098 --> 00:12:12,101 袖志の女どもから 糸を手繰れば・ 76 00:12:12,101 --> 00:12:16,105 諸国に配置した 草の系譜も浮かび上がる 77 00:12:16,105 --> 00:12:19,108 (勘斉)猶予はなりませぬ 火急に討っ手を! 78 00:12:19,108 --> 00:12:21,110 待て 勘斉 79 00:12:21,110 --> 00:12:25,114 その方の手の者だけで 一刀が討てると思うか! 80 00:12:25,114 --> 00:12:29,118 我が子 軍兵衛をはじめ・ 81 00:12:29,118 --> 00:12:34,123 えりすぐった討っ手を 次々と倒してきた一刀・ 82 00:12:34,123 --> 00:12:38,127 並の者では 歯も立たぬ・ 83 00:12:38,127 --> 00:12:44,127 だが 我が裏柳生には 人の力を はるかに超えた逸材がある 84 00:12:48,137 --> 00:12:51,137 その名は 虚空蔵 85 00:12:53,142 --> 00:12:56,145 なれど 烈堂様 虚空蔵は・ 86 00:12:56,145 --> 00:13:01,083 尾張城下に 草として住み着き 藩名門の女をめとり・ 87 00:13:01,083 --> 00:13:05,087 当年 10歳になる男子までいる 身の上にござりまする 88 00:13:05,087 --> 00:13:08,090 (烈堂)それが どうした 89 00:13:08,090 --> 00:13:13,095 一旦 草として根づいた者は 末代までも その地を動かさぬが 90 00:13:13,095 --> 00:13:15,097 (烈堂)かまわぬ! 91 00:13:15,097 --> 00:13:18,100 拝一刀の息の根を 止めるためには・ 92 00:13:18,100 --> 00:13:21,103 裏柳生の定めを あえて 破ってもよい 93 00:13:21,103 --> 00:13:25,107 (勘斉)では 虚空蔵の草の任務を… (烈堂)解く! 94 00:13:25,107 --> 00:13:30,112 その方の手の者に加えて 袖志の里へ向かわせい 95 00:13:30,112 --> 00:13:32,114 (勘斉)はっ! 96 00:13:32,114 --> 00:13:35,117 今まで 一刀に差し向けた 討っ手は・ 97 00:13:35,117 --> 00:13:41,123 全て 技をもって また 腕をもって 一刀を倒そうとした・ 98 00:13:41,123 --> 00:13:45,127 軍兵衛しかり 庄兵衛しかり 朝衛門しかり 月玉しかり・ 99 00:13:45,127 --> 00:13:49,127 だが 虚空蔵は違う 100 00:13:51,133 --> 00:13:54,133 あの男の極意は… 101 00:13:56,138 --> 00:13:58,138 無だ 102 00:14:06,081 --> 00:14:08,083 ・(小三郎)父上! 103 00:14:08,083 --> 00:14:11,086 (浪人のどなり声) 104 00:14:11,086 --> 00:14:16,091 (小三郎)父上! (浪人のどなり声) 105 00:14:16,091 --> 00:14:18,091 (小三郎)父上! 106 00:14:23,098 --> 00:14:27,102 (小三郎)危ない 父上! その浪人は 気違いです!・ 107 00:14:27,102 --> 00:14:31,106 藩の役人が 何人も 斬り殺されました! 108 00:14:31,106 --> 00:14:35,110 (浪人のどなり声) 109 00:14:35,110 --> 00:14:37,112 (小三郎)父上 斬られます! 110 00:14:37,112 --> 00:14:39,114 (虚空蔵)そのとおりだ 小三郎 111 00:14:39,114 --> 00:14:42,114 すさまじい殺気だ 112 00:14:44,119 --> 00:14:47,122 (虚空蔵) ここで 私が 殺気を放ち返すか・ 113 00:14:47,122 --> 00:14:49,124 恐怖の色を表すかすれば・ 114 00:14:49,124 --> 00:14:53,128 たちまち 斬りかかってくるだろう 115 00:14:53,128 --> 00:14:55,130 おりゃ この野郎! 116 00:14:55,130 --> 00:14:58,067 (虚空蔵)だが こちらが 何の気配も動かさなければ・ 117 00:14:58,067 --> 00:15:02,067 相手の殺気は そのまま 相手に返ってゆくのだ 118 00:15:04,073 --> 00:15:06,073 うう… 119 00:15:15,084 --> 00:15:20,084 (浪人のうめき声) 120 00:15:24,093 --> 00:15:26,093 あっ! 121 00:15:29,098 --> 00:15:31,100 (虚空蔵)分かったか 小三郎 122 00:15:31,100 --> 00:15:36,105 相手の殺気で 相手を倒す よく 心に刻んでおけよ 123 00:15:36,105 --> 00:15:38,105 はい! 124 00:15:47,116 --> 00:15:51,116 小三郎 先に帰っておれ 125 00:15:55,124 --> 00:15:58,060 (虚空蔵)私に 拝一刀を討てと 126 00:15:58,060 --> 00:16:01,063 烈堂様のお指図だ 127 00:16:01,063 --> 00:16:05,067 一刀の水鴎流斬馬刀を 無力にできる者は・ 128 00:16:05,067 --> 00:16:07,069 お主をおいて他にないとな 129 00:16:07,069 --> 00:16:11,073 されど 私は この尾張藩に 植えられた草として… 130 00:16:11,073 --> 00:16:13,075 分かっておる 131 00:16:13,075 --> 00:16:17,075 それを 無にせよと仰されまするか 132 00:16:22,084 --> 00:16:25,087 (勘斉)その始末は 我らに任せておくがよい・ 133 00:16:25,087 --> 00:16:28,090 白影 黒影 (黒影・白影)はっ! 134 00:16:28,090 --> 00:16:30,092 (虚空蔵)お待ちください 135 00:16:30,092 --> 00:16:33,095 妻と子の情に溺れたか 虚空蔵 136 00:16:33,095 --> 00:16:39,101 (虚空蔵) いや… 始末は この私の手で 137 00:16:39,101 --> 00:16:41,101 自らの手で? 138 00:16:48,110 --> 00:16:51,113 本当です 母上 父上は 何もなさらないのに・ 139 00:16:51,113 --> 00:16:53,115 気違い浪人が 口から泡を吹いて 140 00:16:53,115 --> 00:16:55,117 (幸)もう およしなさい 小三郎 141 00:16:55,117 --> 00:17:00,055 父上は 無益な殺生を なさるような お方ではありません 142 00:17:00,055 --> 00:17:02,057 その人は 病気で死んだのでしょうよ 143 00:17:02,057 --> 00:17:04,059 でも… 144 00:17:04,059 --> 00:17:08,063 (幸)あら おかえりなさいませ 145 00:17:08,063 --> 00:17:12,067 (小三郎)父上 母上は さっきの浪人のこと・ 146 00:17:12,067 --> 00:17:16,071 どうしても お信じになりません でも あれは 確かに父上が… 147 00:17:16,071 --> 00:17:20,075 (虚空蔵)そうだ わしが殺したのだ 148 00:17:20,075 --> 00:17:24,079 まあ あなたまで そのような御冗談を 149 00:17:24,079 --> 00:17:27,079 父上は 不思議な力を お持ちなのです 150 00:17:29,084 --> 00:17:33,088 ああ 見せてあげたいな 母上に 151 00:17:33,088 --> 00:17:36,091 (虚空蔵)見せてやろう 152 00:17:36,091 --> 00:17:38,091 さあ 父上 153 00:17:40,095 --> 00:17:44,099 (小三郎)ああっ! (幸)あっ! 小三郎 小三郎!・ 154 00:17:44,099 --> 00:17:47,102 あなた 気でも狂われましたか!・ 155 00:17:47,102 --> 00:17:52,107 お静まりを… あなた 私です 156 00:17:52,107 --> 00:17:56,107 幸です 妻の私をお忘れですか! 157 00:17:58,046 --> 00:18:00,046 (幸)あなた! 158 00:18:06,054 --> 00:18:10,054 なぜ… なぜ… 159 00:18:18,066 --> 00:18:24,072 《倒せる この念力を高めてゆけば・ 160 00:18:24,072 --> 00:18:28,072 拝一刀とて 必ず!》 161 00:18:55,103 --> 00:18:57,103 (大五郎)ちゃん! 162 00:19:01,043 --> 00:19:04,046 (秋山)《そこは 女ばかりの里》・ 163 00:19:04,046 --> 00:19:09,051 《母がおり 妻がおり 娘がいる》・ 164 00:19:09,051 --> 00:19:13,055 《故郷の妻たちに 幸せはない》・ 165 00:19:13,055 --> 00:19:16,058 《夫たちと会うことも許されず・ 166 00:19:16,058 --> 00:19:20,058 抜け殻のような一生を送る 悲しい女たち》 167 00:19:29,071 --> 00:19:33,075 (秋山)《一刀… 頼みがある》・ 168 00:19:33,075 --> 00:19:37,075 《もし その里を通ることあらば…》 169 00:19:55,097 --> 00:19:57,032 (アキ)母ちゃん! (シオ)うん? どうしたの アキ 170 00:19:57,032 --> 00:19:59,034 (アキ)父ちゃんが来た! 171 00:19:59,034 --> 00:20:02,037 (一同)アハハ… (シオ)ばかなことを・ 172 00:20:02,037 --> 00:20:05,040 父ちゃんなんて ここに来るわけがないだろう 173 00:20:05,040 --> 00:20:07,040 だって… 174 00:20:27,062 --> 00:20:32,067 (タケ) お侍 何しに この里へ参られた 175 00:20:32,067 --> 00:20:37,067 通りすがりの場所ではない 何か 目的が おありじゃろう 176 00:20:40,075 --> 00:20:45,080 それは? 秋山慎之助という武士の形見だ 177 00:20:45,080 --> 00:20:47,080 形見… 178 00:20:50,085 --> 00:20:52,087 妻女に渡したい 179 00:20:52,087 --> 00:20:56,087 夫の末期のさまを 話して聞かせよう 180 00:21:05,033 --> 00:21:09,033 おらんのか? これを 受け取る者は 181 00:21:16,044 --> 00:21:20,048 (タケ)この里から出た男に お侍は 一人もおりませぬ・ 182 00:21:20,048 --> 00:21:23,051 何かの お間違いじゃろ・ 183 00:21:23,051 --> 00:21:27,055 お子連れで これからの山越えは大変じゃ・ 184 00:21:27,055 --> 00:21:30,058 今夜は 泊まってゆきなされ 185 00:21:30,058 --> 00:21:33,058 かたじけない (タケ)はい さあ どうぞ 186 00:21:52,080 --> 00:21:55,083 かわいい お子じゃのう 187 00:21:55,083 --> 00:21:59,083 どれ ばあに抱かせてくださらんか 188 00:22:01,089 --> 00:22:06,094 おお ホホホッ ああ 男じゃ 男じゃ・ 189 00:22:06,094 --> 00:22:10,094 男の子じゃ ホホホ… 190 00:22:12,100 --> 00:22:16,104 (タケ)これ はしたない! 袖志の女は たしなみがないと・ 191 00:22:16,104 --> 00:22:18,104 お客に笑われるぞ! 192 00:22:27,115 --> 00:22:29,117 あの女たちの亭主は・ 193 00:22:29,117 --> 00:22:33,121 みんな 遠い他国に 出稼ぎに行ってますでな 194 00:22:33,121 --> 00:22:40,121 たまに 男の旅人が来ると 我知らず 目の色が変わるのじゃ 195 00:22:50,138 --> 00:22:55,143 (勘斉)虚空蔵 この袖志は お主にとっても 故郷だったな 196 00:22:55,143 --> 00:22:59,080 (虚空蔵)生まれた その日に 連れ出された ふるさと・ 197 00:22:59,080 --> 00:23:05,080 生涯に 訪れる日があるとは 夢にも思っておりませなんだ 198 00:23:08,089 --> 00:23:11,092 (タケ)頑張って! ほら もう一息 (フキ)うう… 199 00:23:11,092 --> 00:23:14,095 (タケ)それ よっ! もう 一息だ!・ 200 00:23:14,095 --> 00:23:17,098 ほら うっ! 頑張って! 201 00:23:17,098 --> 00:23:22,098 (産声) 202 00:23:26,107 --> 00:23:32,107 男の子じゃ 男の子じゃ うん? ホホホッ 203 00:23:40,121 --> 00:23:44,121 虚空蔵 一刀は 既に 里に入ったそうな 204 00:23:46,127 --> 00:23:50,131 お主の秘術 しかと見届ける 行け 205 00:23:50,131 --> 00:23:54,135 私は 後より参ります あなた様方が お先に 206 00:23:54,135 --> 00:23:58,073 何! 我らに 先にかかれと申すのか! 207 00:23:58,073 --> 00:24:01,076 はい 何とぞ 208 00:24:01,076 --> 00:24:06,081 臆したか 虚空蔵! 烈堂様 異例のお指図により・ 209 00:24:06,081 --> 00:24:09,084 草の任を解いてまで お主を ここへ伴ったのは・ 210 00:24:09,084 --> 00:24:12,087 一刀を倒すためぞ! 211 00:24:12,087 --> 00:24:17,092 倒すためには 相手を 見極めることが 肝要でございます 212 00:24:17,092 --> 00:24:22,097 (勘斉)我らに戦わせて 一刀の技を 見極める所存か! 213 00:24:22,097 --> 00:24:28,103 技をではございませぬ 生命力をでございます 214 00:24:28,103 --> 00:24:30,105 生命力? 215 00:24:30,105 --> 00:24:36,111 私の生命力と 一刀の生命力と いずれが勝っているか 216 00:24:36,111 --> 00:24:40,115 あなた方様の倒され方で量れます 217 00:24:40,115 --> 00:24:44,119 (白影)倒され方? (黒影)無礼な! 218 00:24:44,119 --> 00:24:47,122 (虚空蔵)倒されずして 一刀を倒すと申されまするか・ 219 00:24:47,122 --> 00:24:50,125 それが可能なれば 烈堂様は・ 220 00:24:50,125 --> 00:24:54,129 私を お召し出しには ならなかったはずでございましょう 221 00:24:54,129 --> 00:24:59,067 (勘斉) よし 我らが 先に一刀を襲う・ 222 00:24:59,067 --> 00:25:04,067 生命力とやら とくと 確かめるがよい! 223 00:25:15,083 --> 00:25:18,086 (タケ) 一昼夜は 乳をやらずともよい・ 224 00:25:18,086 --> 00:25:23,091 その間に その かごに隠して 送り届けるのじゃ (イシ)はい 225 00:25:23,091 --> 00:25:27,095 (フキ)お願いです せめて 最初の乳は 私が 226 00:25:27,095 --> 00:25:29,097 代わりに 女の赤子が来る 227 00:25:29,097 --> 00:25:32,100 それが お前の子じゃ (フキ)でも… 228 00:25:32,100 --> 00:25:35,103 袖志の女の おきてを忘れたか! 229 00:25:35,103 --> 00:25:38,106 誰もが みんな この悲しみに 耐えとるのじゃ 230 00:25:38,106 --> 00:25:40,108 (フキの泣き声) 231 00:25:40,108 --> 00:25:42,110 イシ (イシ)はい 232 00:25:42,110 --> 00:25:45,113 お前が その赤子を送り届け・ 233 00:25:45,113 --> 00:25:49,117 一夜の契りを交わす夫は この草じゃ 234 00:25:49,117 --> 00:25:53,121 (イシ)「越中小杉村 百姓 吾平」 235 00:25:53,121 --> 00:25:55,123 男を みごもれよ 236 00:25:55,123 --> 00:25:59,060 悲しくとも それが 袖志の女のおきてぞえ 237 00:25:59,060 --> 00:26:03,064 (女性)いけません ここは… (タケ)これ 何を騒いどる・ 238 00:26:03,064 --> 00:26:07,068 ここは 女の産屋じゃ! 男が 入ってくる所ではない 239 00:26:07,068 --> 00:26:13,074 この子が 赤子を見たがっている 見せてやってくれぬか 240 00:26:13,074 --> 00:26:18,074 あわれや 死産でのう 今 埋めに行かせるところじゃ 241 00:26:26,087 --> 00:26:28,089 ああっ 242 00:26:28,089 --> 00:26:32,093 「越中小杉村 百姓 吾平」 243 00:26:32,093 --> 00:26:34,095 薬の売り先じゃ 244 00:26:34,095 --> 00:26:39,095 この袖志で 金になるのは 薬草しかないでのう 245 00:26:42,103 --> 00:26:54,115 ・~ 246 00:26:54,115 --> 00:26:57,052 この陣形は 裏柳生か 247 00:26:57,052 --> 00:27:17,072 ・~ 248 00:27:17,072 --> 00:27:37,092 ・~ 249 00:27:37,092 --> 00:27:57,045 ・~ 250 00:27:57,045 --> 00:28:17,065 ・~ 251 00:28:17,065 --> 00:28:37,085 ・~ 252 00:28:37,085 --> 00:28:42,090 ・~ 253 00:28:42,090 --> 00:28:46,094 虚空蔵 腰抜けめが! 254 00:28:46,094 --> 00:29:03,044 ・~ 255 00:29:03,044 --> 00:29:05,044 (クニ)虚空蔵様! 256 00:29:07,048 --> 00:29:10,048 (クニ)私です あなたの 草の妻 257 00:29:14,055 --> 00:29:17,058 クニ! (クニ)草のあなたは・ 258 00:29:17,058 --> 00:29:19,060 故郷へ帰ることを 許されていないはず・ 259 00:29:19,060 --> 00:29:21,062 なのに どうして 260 00:29:21,062 --> 00:29:24,065 (虚空蔵)烈堂様のお指図だ・ 261 00:29:24,065 --> 00:29:28,069 裏柳生の宿敵 拝一刀を倒すために 262 00:29:28,069 --> 00:29:31,072 (クニ)では あの浪人が 拝一刀 263 00:29:31,072 --> 00:29:36,077 だが 私には斬れぬ 生命力の差は歴然 勝ち目はない 264 00:29:36,077 --> 00:29:40,081 (クニ)でも 裏柳生の方々が 逃亡をお許しには 265 00:29:40,081 --> 00:29:42,083 なるまいな 266 00:29:42,083 --> 00:29:47,088 お歴々は 斬られるのを承知で 一刀に かかっていった 267 00:29:47,088 --> 00:29:49,088 私にも それを求めるだろう 268 00:29:55,096 --> 00:29:58,032 この里には 幾重にも 見張りが置かれています 269 00:29:58,032 --> 00:30:01,032 私が 間道の御案内を 270 00:30:04,038 --> 00:30:08,042 たった一夜の契りとはいえ 私は あなたの妻 271 00:30:08,042 --> 00:30:10,042 さあ こちらへ 272 00:30:12,046 --> 00:30:16,050 (勘斉) 拝一刀が この袖志に来た目的は・ 273 00:30:16,050 --> 00:30:20,054 草の故郷から 里入り忍の配置を探り・ 274 00:30:20,054 --> 00:30:23,057 裏柳生を苦境に陥れる魂胆 275 00:30:23,057 --> 00:30:27,061 それで この草の人別帳を 276 00:30:27,061 --> 00:30:30,064 (勘斉) 一刀の手に渡っては 一大事・ 277 00:30:30,064 --> 00:30:32,066 さあ よこせ (タケ)お待ちを 278 00:30:32,066 --> 00:30:37,071 これは この里を故郷とする草と 女たちの関わりを・ 279 00:30:37,071 --> 00:30:41,075 代々 書き伝えた 大事な系図でございます 280 00:30:41,075 --> 00:30:46,080 (勘斉)草と 女との関わりは 生涯に ただ一度の みそか事・ 281 00:30:46,080 --> 00:30:48,082 系図など 無用であろう 282 00:30:48,082 --> 00:30:50,084 ただ一度なればこそ・ 283 00:30:50,084 --> 00:30:53,087 女は しかと記録にとどめて 守ってまいりました 284 00:30:53,087 --> 00:30:56,090 決して 一刀には渡しませぬゆえに 何とぞ 285 00:30:56,090 --> 00:30:58,026 (勘斉)ならぬ!・ 286 00:30:58,026 --> 00:31:03,031 女の感傷と 裏柳生の安泰と どちらが大切と思うか 287 00:31:03,031 --> 00:31:05,031 (タケ)ああっ 288 00:31:14,042 --> 00:31:16,044 (女の子たち)おおかみ 出てけ・ 289 00:31:16,044 --> 00:31:22,050 おおかみ 出てけ おおかみ 出てけ… 290 00:31:22,050 --> 00:31:27,055 (女の子たち)おおかみ 出てけ おおかみ 出てけ・ 291 00:31:27,055 --> 00:31:33,061 おおかみ 出てけ おおかみ 出てけ… 292 00:31:33,061 --> 00:31:38,066 (シオ)《子連れ狼 拝一刀》・ 293 00:31:38,066 --> 00:31:40,068 《何人もの草を斬った男》・ 294 00:31:40,068 --> 00:31:44,072 《あの脇差しが 私の夫の…》・ 295 00:31:44,072 --> 00:31:49,077 《斬ったんだ 斬って 奪い取ったんだ》 296 00:31:49,077 --> 00:31:51,079 (タケ)女の手に負えぬ相手 297 00:31:51,079 --> 00:31:56,079 子を産み育てる 大切な体 粗末にしては ならんぞ 298 00:32:13,101 --> 00:32:18,106 (勘斉)戻れ 虚空蔵! 戻って 一刀と雌雄を決するのだ 299 00:32:18,106 --> 00:32:20,108 (虚空蔵)人それぞれの生命力は・ 300 00:32:20,108 --> 00:32:22,110 絶えず 移り変わっておりまするが・ 301 00:32:22,110 --> 00:32:25,113 私の それが 一刀の それを上回るとき・ 302 00:32:25,113 --> 00:32:29,117 そのときまで 何とぞ 御猶予を (勘斉)許さぬ! 303 00:32:29,117 --> 00:32:33,121 一刀を この袖志を去らさず 討ち果たすこと 304 00:32:33,121 --> 00:32:36,121 それが 烈堂様の 固いお言いつけだ! 305 00:33:11,092 --> 00:33:14,095 (虚空蔵)わっ! (クニ)あなた! 306 00:33:14,095 --> 00:33:16,095 (虚空蔵)まむしだ 307 00:33:18,099 --> 00:33:21,102 大丈夫です すぐに毒を吸い出せば 308 00:33:21,102 --> 00:33:24,105 待て 吸わずにおけば 309 00:33:24,105 --> 00:33:26,107 命がありません! (虚空蔵)どのくらい 310 00:33:26,107 --> 00:33:30,111 長くて半時 早ければ四半時 311 00:33:30,111 --> 00:33:35,116 四半時 それだけあれば 一刀と戦える 312 00:33:35,116 --> 00:33:38,119 (クニ)えっ? (虚空蔵)天の助けだ 313 00:33:38,119 --> 00:33:41,122 半時後には 必ず死ぬ 314 00:33:41,122 --> 00:33:46,127 すなわち 一切 無だ 一刀への恐れも消える 315 00:33:46,127 --> 00:33:49,130 いけません 思いもかけず巡り会えた あなた・ 316 00:33:49,130 --> 00:33:51,130 みすみす 見殺しにするわけには 317 00:33:53,134 --> 00:34:12,086 ・~ 318 00:34:12,086 --> 00:34:14,088 ・~ 319 00:34:14,088 --> 00:34:16,088 あなた… 320 00:34:23,097 --> 00:34:26,100 虚空蔵 321 00:34:26,100 --> 00:34:30,104 死んでゆく身の最後の火花 322 00:34:30,104 --> 00:34:36,110 私の生命力は 一刀の それを越えましょう 323 00:34:36,110 --> 00:34:49,110 ・~ 324 00:35:43,110 --> 00:35:45,110 (シオ)抱いてください 325 00:35:48,115 --> 00:35:51,118 女ばかりの里 326 00:35:51,118 --> 00:35:55,122 女ばかりの日々 327 00:35:55,122 --> 00:35:59,060 長い長い夜 328 00:35:59,060 --> 00:36:04,060 私たちは みんな 何かを待ち焦がれています 329 00:36:06,067 --> 00:36:10,071 あなたが何者で 何しに来たか・ 330 00:36:10,071 --> 00:36:12,071 そんなことは もう どうでも かまわない 331 00:36:17,078 --> 00:36:19,080 そなたの名は? 332 00:36:19,080 --> 00:36:21,082 シオ 333 00:36:21,082 --> 00:36:23,082 その子の名は? 334 00:36:25,086 --> 00:36:27,086 アキ 335 00:36:29,090 --> 00:36:31,090 そなたの子か? 336 00:36:33,094 --> 00:36:35,094 似てないな 337 00:36:38,099 --> 00:36:43,099 あの子が 似ているのは 秋山慎之助 338 00:36:45,106 --> 00:36:50,111 アキは 秋山が 草としての御奉公先で もうけた子 339 00:36:50,111 --> 00:36:56,117 女子ゆえに ここで産まれた男の子と交換した 340 00:36:56,117 --> 00:37:02,056 赤子を運んだ そなたは 秋山と 一夜を共にし・ 341 00:37:02,056 --> 00:37:06,056 すなわち 草の妻 342 00:37:08,062 --> 00:37:12,062 そなたが 待ち焦がれているのは 男に抱かれることではない 343 00:37:14,068 --> 00:37:19,068 さあ 欲しい物を取れ 344 00:37:29,083 --> 00:37:34,083 秋山慎之助の形見 確かに渡したぞ 345 00:37:37,091 --> 00:37:39,093 夫の敵! 346 00:37:39,093 --> 00:37:41,095 (勘斉)よせ! 347 00:37:41,095 --> 00:37:44,095 一刀は 虚空蔵が討つ 348 00:37:51,105 --> 00:37:57,044 拝一刀 私は まむしの毒で 間もなく死ぬ 349 00:37:57,044 --> 00:38:01,044 心行くまでの勝負を所望 350 00:38:22,069 --> 00:38:26,073 空が斬れるか 一刀 351 00:38:26,073 --> 00:38:32,073 強いて斬ろうとすれば おのれ自身を斬ることになろうぞ 352 00:38:43,090 --> 00:38:46,090 行くぞ 一刀 353 00:38:53,100 --> 00:38:58,038 今ぞ 我が命 燃え尽きるとき 354 00:38:58,038 --> 00:39:18,058 ・~ 355 00:39:18,058 --> 00:39:20,060 ・~ 356 00:39:20,060 --> 00:39:23,063 ちゃん! 357 00:39:23,063 --> 00:39:26,066 げせぬ 一刀 358 00:39:26,066 --> 00:39:31,066 この勝負 間違いなく 私のものと 359 00:39:40,080 --> 00:39:43,083 死ね! 360 00:39:43,083 --> 00:40:01,035 ・~ 361 00:40:01,035 --> 00:40:04,038 一刀! 362 00:40:04,038 --> 00:40:08,042 今こそ 息の根を止めてやる 363 00:40:08,042 --> 00:40:27,061 ・~ 364 00:40:27,061 --> 00:40:30,064 ええい おおかみの子が! 365 00:40:30,064 --> 00:40:34,064 せいぜい 父との別れを惜しんでおけ 366 00:40:39,073 --> 00:40:42,076 ちゃん! 367 00:40:42,076 --> 00:40:46,076 ちゃん ちゃん… 368 00:40:53,087 --> 00:40:55,089 (勘斉)袖志の女たちよ・ 369 00:40:55,089 --> 00:40:59,026 拝一刀は これまで何人もの草・ 370 00:40:59,026 --> 00:41:03,030 すなわち お前たちの夫を 斬った男ぞ・ 371 00:41:03,030 --> 00:41:07,034 その男が 虚空蔵のために深手を負い・ 372 00:41:07,034 --> 00:41:10,037 立つこともできずに うめいておる 373 00:41:10,037 --> 00:41:14,041 まさに 千載一遇の好機・ 374 00:41:14,041 --> 00:41:19,046 だが わしの手下どもは ことごとく討ち倒され・ 375 00:41:19,046 --> 00:41:23,050 この身も 見るとおりの手負い 376 00:41:23,050 --> 00:41:25,052 頼みは お前たちのみだ 377 00:41:25,052 --> 00:41:28,055 今なら 女手でも一刀を倒せる 378 00:41:28,055 --> 00:41:34,055 とどめは シオ お前 その夫の刀で 379 00:41:45,072 --> 00:41:47,072 ちゃん 380 00:42:06,093 --> 00:42:10,097 (タケ)一刀! このまま この里を出られると思うてか 381 00:42:10,097 --> 00:42:13,100 目的を果たすまでは 去らん 382 00:42:13,100 --> 00:42:15,102 (タケ)その目的とは・ 383 00:42:15,102 --> 00:42:19,106 諸国 里入り忍の 配置を探ることであろう・ 384 00:42:19,106 --> 00:42:23,110 無駄なことじゃ! 袖志の女を見損なうな 385 00:42:23,110 --> 00:42:27,114 わしが 草の配置を探りに来たなどとは・ 386 00:42:27,114 --> 00:42:30,117 烈堂の疑心暗鬼 387 00:42:30,117 --> 00:42:32,119 (タケ)言うな! 388 00:42:32,119 --> 00:42:35,122 わしら 全て 烈堂様を 主と仰ぐ身の上じゃ 389 00:42:35,122 --> 00:42:38,125 刃向かう者は 許しはせぬ! 390 00:42:38,125 --> 00:42:40,125 シオ 391 00:42:45,132 --> 00:42:48,132 相手は深手じゃ 恐れるな 392 00:42:53,140 --> 00:42:57,140 「そこは 女ばかりの里」 393 00:42:59,079 --> 00:43:05,085 「母があり 妻があり・ 394 00:43:05,085 --> 00:43:08,088 娘がおる」 395 00:43:08,088 --> 00:43:13,093 「故郷の女たちに 幸せはない」 396 00:43:13,093 --> 00:43:16,096 「夫と会うことも許されず・ 397 00:43:16,096 --> 00:43:23,103 抜け殻のような一生を送る 悲しい女たち」 398 00:43:23,103 --> 00:43:25,105 それは! 399 00:43:25,105 --> 00:43:30,105 秋山慎之助が いまわの言葉 400 00:43:32,112 --> 00:43:37,112 そして 秋山は わしに… 401 00:43:42,122 --> 00:43:46,126 《一刀 頼みがある》 402 00:43:46,126 --> 00:43:49,126 《もし その里を通ることあらば…》 403 00:43:53,133 --> 00:43:57,133 「その里を通ることがあらば」 404 00:43:59,073 --> 00:44:03,077 形見の脇差しを渡してほしい 405 00:44:03,077 --> 00:44:06,077 ただ それだけのことか? 406 00:44:10,084 --> 00:44:16,090 そなたを 悲しい女にしたくない 夫の心 407 00:44:16,090 --> 00:44:22,090 それ故 わしは この里を訪ねてきた 408 00:44:26,100 --> 00:44:32,106 今こそ 秋山慎之助の依頼を果たす 409 00:44:32,106 --> 00:44:35,106 わしは 夫の敵 410 00:44:40,114 --> 00:44:42,114 斬ってこい 411 00:44:57,064 --> 00:44:59,064 (シオ)えい! 412 00:45:35,102 --> 00:45:55,122 ・~ 413 00:45:55,122 --> 00:46:01,061 ・~ 414 00:46:01,061 --> 00:46:03,063 (勘斉)追え 追え! 追わんか! 415 00:46:03,063 --> 00:46:06,066 (シオ)待って 416 00:46:06,066 --> 00:46:11,071 あの お方は 夫の心を運んでくれた お人 417 00:46:11,071 --> 00:46:14,074 (タケ)シオ! 418 00:46:14,074 --> 00:46:20,074 妻を悲しい女にしたくない 夫の心 419 00:46:22,082 --> 00:46:27,082 袖志の女なら 誰しもが 胸に響くはず 420 00:46:29,089 --> 00:46:32,092 あなた 421 00:46:32,092 --> 00:46:36,092 今こそ おそばに 422 00:46:38,098 --> 00:46:41,101 (女性たちのおえつ) 423 00:46:41,101 --> 00:46:45,105 (勘斉)お前たち! 烈堂様への忠誠を忘れたか・ 424 00:46:45,105 --> 00:46:47,107 一刀を討て!・ 425 00:46:47,107 --> 00:46:49,107 さもなくば 426 00:46:54,114 --> 00:46:58,051 (女性)斬ってください! (女性)お斬りください… 427 00:46:58,051 --> 00:47:00,051 (女性)斬ってください! 428 00:47:10,063 --> 00:47:13,063 (勘斉)おのれ 一刀 429 00:47:16,069 --> 00:47:20,073 草の故郷に踏み込んで・ 430 00:47:20,073 --> 00:47:23,073 女の心まで 奪っていったか 431 00:47:26,079 --> 00:47:30,083 <草のふるさと 袖志の女たち> 432 00:47:30,083 --> 00:47:35,088 <その悲しい歴史は ここに閉じられた> 433 00:47:35,088 --> 00:47:41,094 <だが 拝一刀親子の 苦難の歴史は まだ続く> 434 00:47:41,094 --> 00:47:45,098 <一瞬一瞬に 生命の火花を飛び散らせ・ 435 00:47:45,098 --> 00:47:49,102 冥府魔道を照らして進む刺客旅> 436 00:47:49,102 --> 00:47:53,106 <その行く手には 底知れぬ闇が・ 437 00:47:53,106 --> 00:47:57,106 大きく口を開けて 立ちはだかっていた> 438 00:48:10,057 --> 00:48:13,060 <拝一刀は 水戸藩仕置き家老 滝沢頼母より・ 439 00:48:13,060 --> 00:48:15,062 刺客の依頼を受ける> 440 00:48:15,062 --> 00:48:18,065 <相手は 剣技指南役 別所主水> 441 00:48:18,065 --> 00:48:23,070 <主水は 藩の政を批判し 若者たちを扇動したという> 442 00:48:23,070 --> 00:48:28,075 <そして無残にも 一刀の胴太貫は 主水の脇腹を切り裂いた> 443 00:48:28,075 --> 00:48:31,078 <門弟たちは 師の敵 一刀を討とうとするが・ 444 00:48:31,078 --> 00:48:34,078 果たし合いの書状があるため 一刀には手が出せなかった 次回…> 445 00:53:34,214 --> 00:53:35,081 446 00:53:35,081 --> 00:53:39,085 「時代劇専門チャンネル」の 全てが分かる番組情報誌 447 00:53:39,085 --> 00:53:41,085 『時代劇専門チャンネルガイド』 448 00:53:42,088 --> 00:53:45,091 毎月のおすすめ作品を 解説した特集記事や・ 449 00:53:45,091 --> 00:53:50,091 番組表・コラム・時代劇クロスワードなど 見どころ満載! 450 00:53:57,103 --> 00:53:59,103 まずは 見本誌を 無料で お届け!