1 00:00:35,127 --> 00:00:38,030 <一人も傷つけず 大金を奪い➡ 2 00:00:38,030 --> 00:00:43,369 雲か霧のように消えてしまう 盗賊 雲霧一党> 3 00:00:43,369 --> 00:00:45,304 (安部式部)盗賊に 正義などない! 4 00:00:45,304 --> 00:00:47,539 <これを捕縛せんと➡ 5 00:00:47,539 --> 00:00:53,445 新たに 火付盗賊改方長官となった 安部式部であったが➡ 6 00:00:53,445 --> 00:01:01,086 一党の首領 雲霧仁左衛門の 鮮やかな策略に 手を焼いていた> 7 00:01:01,086 --> 00:01:03,022 殺生は? 8 00:01:03,022 --> 00:01:06,892 (政蔵)一人も 傷つけず。 9 00:01:06,892 --> 00:01:09,292 雲霧…。 10 00:01:11,630 --> 00:01:13,565 (式部)…仁左衛門。 11 00:01:13,565 --> 00:01:27,265 ♬~ 12 00:01:34,520 --> 00:01:40,420 (雷鳴) 13 00:01:47,766 --> 00:01:54,373 (咳) 14 00:01:54,373 --> 00:01:59,745 (六之助)ああ! ああ 濡れた 濡れた! 15 00:01:59,745 --> 00:02:01,680 ああ…。 16 00:02:01,680 --> 00:02:04,080 (雷鳴) 17 00:02:07,286 --> 00:02:10,823 ああ ひでえ嵐になっちまったぜ。 18 00:02:10,823 --> 00:02:12,758 また 行かなくちゃ ならないんでしょう? 19 00:02:12,758 --> 00:02:15,661 ねえさんを迎えに。 ああ。 20 00:02:15,661 --> 00:02:19,264 まあ それまでには やむだろうよ。 21 00:02:19,264 --> 00:02:22,167 (雷鳴) 22 00:02:22,167 --> 00:02:25,070 ああ… ああ…。 23 00:02:25,070 --> 00:02:30,170 [ 心の声 ] (利吉)ありゃ 確かに 因果小僧六之助。 24 00:02:34,780 --> 00:02:38,680 (咳) 25 00:02:45,524 --> 00:02:47,524 あっ! 26 00:02:50,229 --> 00:02:55,429 (咳) 27 00:02:58,570 --> 00:03:03,770 (咳) 28 00:03:06,011 --> 00:03:09,211 ≪(利吉の咳) 29 00:03:11,817 --> 00:03:13,917 何だ? 手前。 30 00:03:16,021 --> 00:03:19,458 買ってもらいてえものがあるんだ。 31 00:03:19,458 --> 00:03:24,229 お前さん 確か 鹿伏の留次郎と いいなすったな? 32 00:03:24,229 --> 00:03:26,832 人違いじゃございませんか? 33 00:03:26,832 --> 00:03:29,801 お前さん 盗賊改の密偵じゃねえのか? 34 00:03:29,801 --> 00:03:33,372 おら 見たんだ。 盗賊改の旦那と こそこそ。 35 00:03:33,372 --> 00:03:36,408 この野郎! 36 00:03:36,408 --> 00:03:39,208 生かしちゃおけねえ! 37 00:03:42,114 --> 00:03:45,684 見つけたんだ 因果小僧六之助! 38 00:03:45,684 --> 00:03:48,954 何だと! おら 駒寺の利吉。 39 00:03:48,954 --> 00:03:52,754 あいつの手伝いを した事があるんだ。 40 00:03:56,495 --> 00:03:59,331 居所が知りてえんだろう? 41 00:03:59,331 --> 00:04:02,631 20両。 いや…。 42 00:04:05,137 --> 00:04:07,137 30両。 43 00:04:09,308 --> 00:04:14,046 30両!? 留次郎へ売りに来たという 駒寺の利吉を捜し出して➡ 44 00:04:14,046 --> 00:04:15,981 吐かせれば よい事ではありませんか! 45 00:04:15,981 --> 00:04:18,951 できぬ! 留次郎は 利吉の住まいを知らぬ。 46 00:04:18,951 --> 00:04:24,223 第一 そんな事をしたら あ奴らの信頼を失ってしまう。 47 00:04:24,223 --> 00:04:29,061 (井口源助)しかし 30両とは法外ですね。 48 00:04:29,061 --> 00:04:32,264 (岡田甚之助)長官に言えば よいではないか! 49 00:04:32,264 --> 00:04:35,964 金なら いくらでも出すと 仰せなのだ。 50 00:04:38,470 --> 00:04:44,470 とりわけ 貴様も高瀬も 覚えが めでたい故に たやすい事だ。 51 00:04:46,578 --> 00:04:48,847 俺と違ってな。 52 00:04:48,847 --> 00:04:52,551 ♬~ 53 00:04:52,551 --> 00:04:55,454 (木村与四郎)先ほど 長官から お叱りを受けて➡ 54 00:04:55,454 --> 00:04:58,357 腐っておいでなのですよ。 55 00:04:58,357 --> 00:05:06,932 ♬~ 56 00:05:06,932 --> 00:05:10,135 (吉五郎)狙いをつけたのは 岡田甚之助。➡ 57 00:05:10,135 --> 00:05:15,073 代々の与力ですが 安部式部とは よくありません。➡ 58 00:05:15,073 --> 00:05:17,409 式部が 山田藤兵衛を➡ 59 00:05:17,409 --> 00:05:20,345 重用するようになってからは なおさら。➡ 60 00:05:20,345 --> 00:05:27,753 その上 酒好きで 近頃 女ができました。 61 00:05:27,753 --> 00:05:31,623 ならば 金が要るな。 62 00:05:31,623 --> 00:05:33,558 はい。 63 00:05:33,558 --> 00:05:40,732 吉五郎どん 考えたな ヘヘヘ…。 64 00:05:40,732 --> 00:05:44,069 ♬~ 65 00:05:44,069 --> 00:05:48,507 (岡田)15両? (八重)どうか 八重の事は➡ 66 00:05:48,507 --> 00:05:52,444 諦めて下さいまし。 67 00:05:52,444 --> 00:05:56,682 金は 俺がなんとかする。 68 00:05:56,682 --> 00:05:58,750 岡田様。 69 00:05:58,750 --> 00:06:01,553 なんとかする! 70 00:06:01,553 --> 00:06:03,789 なんとか…。 71 00:06:03,789 --> 00:06:08,493 ♬~ 72 00:06:08,493 --> 00:06:10,896 [ 心の声 ] 15両。 73 00:06:10,896 --> 00:06:33,218 ♬~ 74 00:06:33,218 --> 00:06:35,218 もし。 75 00:06:37,689 --> 00:06:40,592 ぶしつけを お許し下さいませ。 76 00:06:40,592 --> 00:06:45,897 私は 西尾屋という道具屋の 女房でございます。 77 00:06:45,897 --> 00:06:50,597 どうか お腰の印籠を。 78 00:06:53,038 --> 00:06:55,874 この印籠を どうしようというのだ? 79 00:06:55,874 --> 00:06:57,809 うちへ見えるお客様が➡ 80 00:06:57,809 --> 00:07:01,609 まさしく そのような印籠を お探しでございまして。 81 00:07:04,182 --> 00:07:07,686 まことに失礼だとは存じますが➡ 82 00:07:07,686 --> 00:07:11,556 もし お譲り願えるような物でしたら。 83 00:07:11,556 --> 00:07:15,856 フン 大した物ではない。 84 00:07:35,247 --> 00:07:39,818 お武家様 いかがでしょう。 85 00:07:39,818 --> 00:07:44,589 15両で お譲り頂けませんか? 86 00:07:44,589 --> 00:07:48,760 15両? ご不満かとは存じますが➡ 87 00:07:48,760 --> 00:07:52,764 手前のほうは それが精一杯で。 88 00:07:52,764 --> 00:07:57,002 道具屋 気は確かか? 89 00:07:57,002 --> 00:08:01,540 確かに この印籠 悪い物では ないが せいぜいが2~3両。 90 00:08:01,540 --> 00:08:08,413 いいえ。 手前どもも商売。 決して 損は致しませぬ。 91 00:08:08,413 --> 00:08:11,349 ああ さようか。 92 00:08:11,349 --> 00:08:14,252 うちの亭主は これで なかなか商売上手。 93 00:08:14,252 --> 00:08:17,652 どうぞ ご安心なされて下さりませ。 94 00:08:28,433 --> 00:08:32,533 では 受け取るぞ。 95 00:08:35,106 --> 00:08:37,476 よいのだな? 96 00:08:37,476 --> 00:08:43,281 どうか これをご縁に 今後は ごひいきをお願い申し上げます。 97 00:08:43,281 --> 00:08:56,928 ♬~ 98 00:08:56,928 --> 00:09:01,266 これは? だから 申したであろう? 99 00:09:01,266 --> 00:09:05,570 近いうちに なんとかすると。 100 00:09:05,570 --> 00:09:09,040 私のような女のために…。 101 00:09:09,040 --> 00:09:12,544 (泣き声) 102 00:09:12,544 --> 00:09:17,349 泣くではない。 みっともないではないか。 103 00:09:17,349 --> 00:09:21,019 ♬~ 104 00:09:21,019 --> 00:09:25,457 さあ 早く この金を。 105 00:09:25,457 --> 00:09:27,926 岡田様。 106 00:09:27,926 --> 00:09:37,626 ♬~ 107 00:09:41,606 --> 00:09:45,010 利吉。 108 00:09:45,010 --> 00:09:47,812 できたか? 109 00:09:47,812 --> 00:09:51,249 ありがたく思え。 110 00:09:51,249 --> 00:09:53,552 前金の10両だ。 111 00:09:53,552 --> 00:09:55,987 ヘヘヘ…。 112 00:09:55,987 --> 00:10:00,926 ヘヘヘ… ほんに ありがてえ ヘヘヘ…。 113 00:10:00,926 --> 00:10:05,163 あとの金は 六之助が見つかってからだ。 114 00:10:05,163 --> 00:10:07,363 案内するぜ。 115 00:10:20,111 --> 00:10:24,649 こういう時は 不思議と 腹が減るもんで。 116 00:10:24,649 --> 00:10:28,553 腹ばっかり減らしやがって! 117 00:10:28,553 --> 00:10:30,853 おら 嘘なんか言ってねえ! 118 00:10:33,158 --> 00:10:36,958 来た。 六之助だ。 119 00:10:40,465 --> 00:10:43,668 (留次郎)七化けのお千代。 120 00:10:43,668 --> 00:10:45,704 こいつは 大物だ。 121 00:10:45,704 --> 00:10:49,507 へえ。 残りの金。 122 00:10:49,507 --> 00:10:52,444 とっとと 消えちまえ! 123 00:10:52,444 --> 00:11:18,303 ♬~ 124 00:11:18,303 --> 00:11:23,942 六。 へえ。 あの小舟でござんしょう? 125 00:11:23,942 --> 00:11:25,877 どうにか おし。 126 00:11:25,877 --> 00:11:28,580 大川へ出てからじゃ 遅い。 127 00:11:28,580 --> 00:11:30,515 へい。 128 00:11:30,515 --> 00:11:35,053 ♬~ 129 00:11:35,053 --> 00:11:36,988 チェッ! 130 00:11:36,988 --> 00:12:01,588 ♬~ 131 00:12:04,382 --> 00:12:10,555 132 00:12:10,555 --> 00:12:12,991 この野郎! 133 00:12:12,991 --> 00:12:15,391 手前! 134 00:12:19,664 --> 00:12:23,635 お前 鹿伏の留次郎! 135 00:12:23,635 --> 00:12:26,438 えっ? 136 00:12:26,438 --> 00:12:32,811 お前が まだ 子供の頃 お頭に使われていた男だよ。 137 00:12:32,811 --> 00:12:37,649 一人働きになったと聞いたが 密偵になっていやがった。 138 00:12:37,649 --> 00:12:39,949 やっ! あっ! 139 00:12:48,293 --> 00:12:53,698 クソッ! お頭の恩を 仇で返しやがって! 140 00:12:53,698 --> 00:12:56,534 地獄へ送ってやらあ! 141 00:12:56,534 --> 00:12:59,104 ♬~ 142 00:12:59,104 --> 00:13:01,039 (お千代)六! 143 00:13:01,039 --> 00:13:09,380 ♬~ 144 00:13:09,380 --> 00:13:11,316 ねえさん。 145 00:13:11,316 --> 00:13:40,216 ♬~ 146 00:13:46,217 --> 00:13:50,021 おっかあ! (おきよ)利吉! お前。 147 00:13:50,021 --> 00:13:53,925 裏口から出て 酒とシャモを買ってきてくれ。 148 00:13:53,925 --> 00:13:58,396 おっかあと2人で シャモ鍋をしよう。 149 00:13:58,396 --> 00:14:00,799 お前 この金は? 150 00:14:00,799 --> 00:14:04,435 博打についただけよ。 さあ 早くしてくれ。 151 00:14:04,435 --> 00:14:06,871 でも…。 早くしてくれって! 152 00:14:06,871 --> 00:14:10,208 もう 俺は 腹が減って 腹が減って 死にそうなんだ! 153 00:14:10,208 --> 00:14:13,211 うわっ! 154 00:14:13,211 --> 00:14:18,483 あっ 利吉! 利吉! どうした!? 155 00:14:18,483 --> 00:14:23,083 利吉! 利吉~っ! 156 00:14:26,224 --> 00:14:29,224 (男)どけ どけ! お出張りだ! お出張りだ! 157 00:14:34,499 --> 00:14:37,368 鹿伏の留次郎。 158 00:14:37,368 --> 00:14:41,072 雲霧。 クソッ! 159 00:14:41,072 --> 00:14:43,107 政蔵! へい。 160 00:14:43,107 --> 00:14:49,247 駒寺の利吉が どこにいるのか 分からんのか!? 161 00:14:49,247 --> 00:15:14,739 ♬~ 162 00:15:14,739 --> 00:15:18,376 (吉五郎)とんだ事を してくれたもんだい。 163 00:15:18,376 --> 00:15:22,347 お前が 鹿伏の留次郎を 殺したから➡ 164 00:15:22,347 --> 00:15:26,251 留次郎が 誰に頼まれて お前たちをつけたか➡ 165 00:15:26,251 --> 00:15:29,020 分からなくなっちまった。 166 00:15:29,020 --> 00:15:33,791 小頭! 俺は 人をあやめた上に しくじりを犯した! 167 00:15:33,791 --> 00:15:36,494 一体 どうすりゃいいんだい!? 小頭。 168 00:15:36,494 --> 00:15:38,429 六に やれと言ったのは 私なんだ。 ねえさん! 169 00:15:38,429 --> 00:15:42,300 静かにしねえか! 170 00:15:42,300 --> 00:15:47,672 お前らの仕置きは お頭のお心次第だ。 171 00:15:47,672 --> 00:15:49,972 今は おとなしくしてろ。 172 00:15:52,076 --> 00:15:56,714 よし! とっつぁんとおもんは すぐ 明神裏へ。 173 00:15:56,714 --> 00:15:59,183 (治平)へい。 お松は➡ 174 00:15:59,183 --> 00:16:03,888 深川八幡裏の お頭の宿へ。 175 00:16:03,888 --> 00:16:08,760 六之助は 田原町の宿に隠れてろ。 176 00:16:08,760 --> 00:16:10,795 それから お千代。 177 00:16:10,795 --> 00:16:13,665 お前は 州走りと2人で➡ 178 00:16:13,665 --> 00:16:16,935 岡田甚之助を 急ぎ 仲間に引き入れてくれ。➡ 179 00:16:16,935 --> 00:16:20,338 いいな? 180 00:16:20,338 --> 00:16:22,338 出るぞ。 181 00:16:36,788 --> 00:16:41,025 一 二 三 四➡ 182 00:16:41,025 --> 00:16:45,229 五 六 七 八…。 183 00:16:45,229 --> 00:16:53,538 ♬~ 184 00:16:53,538 --> 00:17:04,816 (治平)60 61 62 63 64 65 66 67 68…。 185 00:17:04,816 --> 00:17:12,090 ♬~ 186 00:17:12,090 --> 00:17:20,990 (治平)90… 95 96 97 98 99。 187 00:17:24,969 --> 00:17:28,369 (爆発音) 188 00:17:36,581 --> 00:17:41,081 小頭 すまねえ。 189 00:18:07,478 --> 00:18:09,478 六。 190 00:18:12,650 --> 00:18:15,553 お頭。 191 00:18:15,553 --> 00:18:20,053 忍び込んで 探るつもりだったか? 192 00:18:22,160 --> 00:18:24,095 お頭! たわけが! 193 00:18:24,095 --> 00:18:29,634 お前が捕らえられれば 皆に 難儀がかかるのが分からぬか!? 194 00:18:29,634 --> 00:18:33,571 後先を考えず 鹿伏の留次郎を殺した上に➡ 195 00:18:33,571 --> 00:18:37,008 まだ しくじりを重ねるつもりか!? 俺は➡ 196 00:18:37,008 --> 00:18:40,311 お頭の役に立ちたくて! 今日限り お前とは➡ 197 00:18:40,311 --> 00:18:42,780 縁を切る。 198 00:18:42,780 --> 00:18:45,650 ♬~ 199 00:18:45,650 --> 00:18:49,520 お頭 どうか… どうか 許してやっておくんなせえ! 200 00:18:49,520 --> 00:18:51,489 ならん! 201 00:18:51,489 --> 00:18:54,192 すぐに 江戸を出ろ。 202 00:18:54,192 --> 00:18:58,663 さもなくば 容赦はせぬぞ。 203 00:18:58,663 --> 00:19:07,672 ♬~ 204 00:19:07,672 --> 00:19:11,008 (式部)雲霧じゃ。 205 00:19:11,008 --> 00:19:14,712 雲霧一味の仕業に違いない。 206 00:19:14,712 --> 00:19:17,715 (藤兵衛)しかし 肝心の利吉が。 207 00:19:17,715 --> 00:19:20,651 留次郎に 何を告げていたのか➡ 208 00:19:20,651 --> 00:19:24,251 利吉の住まいが分からぬ以上は。 209 00:19:26,691 --> 00:19:30,561 お京に調べさせるのだ。 210 00:19:30,561 --> 00:19:33,531 (藤兵衛)おそれながら お京は めんびき。➡ 211 00:19:33,531 --> 00:19:38,603 すり仲間の事ならともかく 盗賊仲間の事は…。 212 00:19:38,603 --> 00:19:44,408 (式部)留次郎の話では 利吉は 片腕がなかったとか。➡ 213 00:19:44,408 --> 00:19:46,377 すり仲間の掟では➡ 214 00:19:46,377 --> 00:19:50,581 すりにあらざる者が 勝手に 人の懐を狙った時は➡ 215 00:19:50,581 --> 00:19:54,452 捕らえて 片腕を落とすというではないか。 216 00:19:54,452 --> 00:19:57,655 で 分かったかい? 217 00:19:57,655 --> 00:20:05,396 へえ。 駒寺の利吉ってえのは 片腕で 労咳を病んでいる男だ。 218 00:20:05,396 --> 00:20:10,396 確か 葛飾辺りに 住まいがあるらしい。 219 00:20:17,008 --> 00:20:19,608 さあ どうぞ どうぞ。 220 00:20:24,348 --> 00:20:26,751 さあさあ さあ。 221 00:20:26,751 --> 00:20:30,087 お前さん 岡田様が。 222 00:20:30,087 --> 00:20:33,925 ああ いらっしゃいませ。 223 00:20:33,925 --> 00:20:37,862 あの印籠が 30両で 売れたというのは まことか? 224 00:20:37,862 --> 00:20:40,565 ああ ハハハ…。 225 00:20:40,565 --> 00:20:42,967 信じられぬ。 226 00:20:42,967 --> 00:20:46,304 本当ですとも。 うちの亭主はね➡ 227 00:20:46,304 --> 00:20:49,273 15両も儲けちゃ 寝覚めが悪いからってね。 228 00:20:49,273 --> 00:20:53,044 ねえ? お前さん。 ああ。 229 00:20:53,044 --> 00:20:56,447 取っといておくんなさい。 230 00:20:56,447 --> 00:20:59,217 (岡田)切り餅 1つ。 231 00:20:59,217 --> 00:21:03,154 先日のと合わせて 40両。 232 00:21:03,154 --> 00:21:07,291 手前たちは 何をたくらんでおる? 233 00:21:07,291 --> 00:21:12,129 (熊五郎)ヘヘヘ…。 まあ いいじゃありませんか。 234 00:21:12,129 --> 00:21:14,165 先日のお金も➡ 235 00:21:14,165 --> 00:21:18,369 そっくり お八重さんに 行ったんでございましょう? 236 00:21:18,369 --> 00:21:21,405 あとは あの人を 飯屋勤めなど 辞めさせて➡ 237 00:21:21,405 --> 00:21:25,109 どこかへ囲ってあげたら いいじゃありませんか。 238 00:21:25,109 --> 00:21:27,878 盗賊改の旦那にとっちゃ➡ 239 00:21:27,878 --> 00:21:30,748 そのほうが 世間体も ようござんしょう? 240 00:21:30,748 --> 00:21:33,848 (お千代と熊五郎の笑い声) 241 00:21:54,438 --> 00:21:57,174 ♬~ 242 00:21:57,174 --> 00:22:00,544 はめたのか? へい。 243 00:22:00,544 --> 00:22:04,248 ご入り用の時は いつでも。 244 00:22:04,248 --> 00:22:06,584 俺に 何が聞きたい? 245 00:22:06,584 --> 00:22:14,292 鹿伏の留次郎は 誰から 何を聞いていたか。 246 00:22:14,292 --> 00:22:18,529 ♬~ 247 00:22:18,529 --> 00:22:20,464 引け。 248 00:22:20,464 --> 00:22:39,750 ♬~ 249 00:22:39,750 --> 00:22:47,950 駒寺の利吉が 雲霧の盗人宿を知っているとか。 250 00:22:50,528 --> 00:22:52,528 ただし…。 251 00:22:55,232 --> 00:22:59,570 利吉の住まいは分からぬらしい➡ 252 00:22:59,570 --> 00:23:02,106 今もってな。 253 00:23:02,106 --> 00:23:06,711 岡田様。 言うな。 254 00:23:06,711 --> 00:23:11,449 わしも 留次郎のようには なりたくない。 255 00:23:11,449 --> 00:23:18,122 お前たちの組織の大きさ 巧妙さは よく分かっておる。 256 00:23:18,122 --> 00:23:23,694 ♬~ 257 00:23:23,694 --> 00:23:33,804 わしに目をつけるとは 雲霧仁左衛門 さすがだな。 258 00:23:33,804 --> 00:24:00,304 ♬~ 259 00:24:03,834 --> 00:24:05,834 旦那。 260 00:24:08,639 --> 00:24:11,542 旦那 本当に…。 261 00:24:11,542 --> 00:24:14,842 もう言うな。 あい。 262 00:24:20,251 --> 00:24:24,251 もう こんな店は 辞めるんだ。 263 00:24:26,357 --> 00:24:29,057 離れを見つけてある。 264 00:24:31,162 --> 00:24:36,066 そこへ越せ。 それじゃ…。 265 00:24:36,066 --> 00:24:39,403 ああ… うれしい! 266 00:24:39,403 --> 00:24:44,041 私 一生懸命 旦那に…。 267 00:24:44,041 --> 00:24:49,613 「毒食らわば 皿まで」か。 268 00:24:49,613 --> 00:25:02,860 ♬~ 269 00:25:02,860 --> 00:25:06,397 (たたく音) 270 00:25:06,397 --> 00:25:10,768 すまねえな。 ちょっと聞きてえ事があるんだ。 271 00:25:10,768 --> 00:25:13,168 開けておくんなさい。 272 00:25:15,606 --> 00:25:17,675 誰かいるようですぜ。 273 00:25:17,675 --> 00:25:25,082 ≪(おきよ)ねん ねんねん…➡ 274 00:25:25,082 --> 00:25:31,288 ねんころり…。 275 00:25:31,288 --> 00:25:33,858 駒寺の利吉か!? 276 00:25:33,858 --> 00:25:37,528 旦那 利吉は死んでますぜ。 277 00:25:37,528 --> 00:25:42,366 ばあさん 利吉は いつ死んだ!? 何か 言ってなかったか? 278 00:25:42,366 --> 00:25:46,237 おい! 旦那 旦那。 279 00:25:46,237 --> 00:25:48,939 (豊治郎)山田様。 280 00:25:48,939 --> 00:25:52,810 利吉は 殺された様子ではねえようで。 281 00:25:52,810 --> 00:25:54,810 山田様。 282 00:25:58,649 --> 00:26:03,454 雲霧より 先に見つけたのが まだ 幸いだった。 283 00:26:03,454 --> 00:26:05,523 奴らは 必ず ここへ来る。 284 00:26:05,523 --> 00:26:09,026 そうすれば 1人でも2人でも。 285 00:26:09,026 --> 00:26:14,431 ですが 山田様 相手は 雲霧ですぜ。 286 00:26:14,431 --> 00:26:17,334 利吉が死んじまった事を 知ったら…。 287 00:26:17,334 --> 00:26:19,937 生きている事にするのだ。 288 00:26:19,937 --> 00:26:24,808 (おきよ)ねん… ねんねん…➡ 289 00:26:24,808 --> 00:26:30,114 ねんころり…。 290 00:26:30,114 --> 00:26:40,558 ねん ねんねん ねんころり…。 291 00:26:40,558 --> 00:26:43,594 ♬~ 292 00:26:43,594 --> 00:26:47,197 (熊五郎)確か 葛飾の辺りだったと 六が。 293 00:26:47,197 --> 00:26:53,470 (おもん)本当に あの駒寺の 利吉って男が 鹿伏の留次郎に? 294 00:26:53,470 --> 00:26:57,341 利吉は 六之助の手伝いを してた事がある。 295 00:26:57,341 --> 00:26:59,977 どこかで 六を見かけて➡ 296 00:26:59,977 --> 00:27:05,177 留次郎に売ったと考えても おかしくはない。 297 00:27:07,451 --> 00:27:09,720 お百姓さん! 298 00:27:09,720 --> 00:27:12,623 へい。 この辺りに➡ 299 00:27:12,623 --> 00:27:15,859 利吉っていう人は 住んでいませんかね? 300 00:27:15,859 --> 00:27:17,795 利吉? はい。 301 00:27:17,795 --> 00:27:23,000 ちょっと細面で 母親と2人で暮らしている。 302 00:27:23,000 --> 00:27:25,536 私の昔なじみでございまして。 303 00:27:25,536 --> 00:27:30,207 ああ それなら おきよばあさんの伜かのう。 304 00:27:30,207 --> 00:27:35,646 ここんところ 伜の羽振りがいいと 自慢しとったでのう。 305 00:27:35,646 --> 00:27:38,015 羽振りがいい? 306 00:27:38,015 --> 00:27:41,885 それで そのおきよばあさんのうちは? 307 00:27:41,885 --> 00:27:43,954 ああ この先だ。 308 00:27:43,954 --> 00:27:47,658 まっすぐ 2町ほど行った お堂の前だ。 309 00:27:47,658 --> 00:27:49,660 どうも ご親切に。 310 00:27:49,660 --> 00:27:52,062 いきなり訪ねて 驚かせたいので➡ 311 00:27:52,062 --> 00:27:59,903 私が 利吉の事を尋ねた事は どうぞ 内緒にして下さいな。 312 00:27:59,903 --> 00:28:04,508 いや こんなに頂いて よろしいんですかい? 313 00:28:04,508 --> 00:28:09,708 はい。 ああ ありがたや ありがたや…。 314 00:28:15,753 --> 00:28:32,803 ♬~ 315 00:28:32,803 --> 00:28:36,006 親方 来やしたぜ。 316 00:28:36,006 --> 00:28:59,797 ♬~ 317 00:28:59,797 --> 00:29:05,097 ≪(女)利吉? 利吉か? 318 00:29:09,239 --> 00:29:11,875 利吉のうちに間違いありません。 319 00:29:11,875 --> 00:29:15,475 (咳) 来た。 320 00:29:19,583 --> 00:29:22,786 (咳) 321 00:29:22,786 --> 00:29:25,689 利吉。 待て! 322 00:29:25,689 --> 00:29:27,691 ≪(男)おっかあ 開けてくれ。 323 00:29:27,691 --> 00:29:37,301 (咳) 324 00:29:37,301 --> 00:29:39,301 今だ! 325 00:29:46,577 --> 00:29:50,581 利吉 ちょいと 顔を貸してもらおうか。 326 00:29:50,581 --> 00:29:58,489 ♬~ 327 00:29:58,489 --> 00:30:03,427 雲霧 動くな! 盗賊改だ。 神妙にしろ! 328 00:30:03,427 --> 00:30:21,478 ♬~ 329 00:30:21,478 --> 00:30:23,447 キャッ! 330 00:30:23,447 --> 00:30:33,824 ♬~ 331 00:30:33,824 --> 00:30:36,527 逃げろ! 逃げてくれ! 332 00:30:36,527 --> 00:30:38,929 ♬~ 333 00:30:38,929 --> 00:30:42,199 (男)待て! こら! こら! 334 00:30:42,199 --> 00:30:44,501 ♬~ 335 00:30:44,501 --> 00:30:46,537 (六之助)俺に構うな! 逃げろ! 336 00:30:46,537 --> 00:30:48,939 (熊五郎)何やってんだ!? 行くぞ! 337 00:30:48,939 --> 00:30:51,008 (男)待て~っ! 338 00:30:51,008 --> 00:31:02,286 ♬~ 339 00:31:02,286 --> 00:31:06,824 神妙にしろい! (六之助)逃げろ! 逃げろ~っ! 340 00:31:06,824 --> 00:31:17,724 ♬~ 341 00:31:53,003 --> 00:31:55,203 ≪(式部)高瀬! 342 00:31:57,841 --> 00:32:00,741 これ以上 責めれば 死ぬる。 343 00:32:10,153 --> 00:32:12,953 因果小僧六之助だな? 344 00:32:17,461 --> 00:32:23,461 これだけ責められても 何も言わぬとは 大したものだ。 345 00:32:25,836 --> 00:32:33,710 知ってる事は 全て 話しやした。 ヘヘヘ…。 346 00:32:33,710 --> 00:32:40,417 炎上した盗人宿の事など聞いても 我らには 何の益もない。 347 00:32:40,417 --> 00:32:46,556 あ… あとの事は 何も知らねえ ハハハ…。 348 00:32:46,556 --> 00:32:48,492 何も ハハハ…。 349 00:32:48,492 --> 00:32:53,830 おう おう ヘヘヘ 何でえ? おう おう。 350 00:32:53,830 --> 00:32:56,630 殺されても 白状せぬか。 351 00:32:58,735 --> 00:33:05,035 雲霧仁左衛門とは お前にとって それほどまでに 大事な男なのか? 352 00:33:09,079 --> 00:33:12,979 わしも お前のような配下が 欲しいものだ。 353 00:33:15,619 --> 00:33:17,621 雲霧一党を捕らえるためにの。 354 00:33:17,621 --> 00:33:22,693 お… おい。 殺せ! 殺さねえか! 355 00:33:22,693 --> 00:33:24,628 黙れ! 黙れ! 356 00:33:24,628 --> 00:33:26,628 殺せよ! 357 00:33:32,836 --> 00:33:48,418 ♬~ 358 00:33:48,418 --> 00:33:52,222 (お松)小頭 よしとくれよ。 359 00:33:52,222 --> 00:33:56,059 六は 死んじゃいないんだよ。 縁起でもない。 360 00:33:56,059 --> 00:34:00,464 そうよ。 死んじゃいない。 361 00:34:00,464 --> 00:34:04,334 小頭 六を助ける 算段はないのかい? 362 00:34:04,334 --> 00:34:07,237 六之助は もう死んだんだ。 363 00:34:07,237 --> 00:34:11,108 そう思うがいい。 見殺しにするのかい!? 364 00:34:11,108 --> 00:34:17,014 いくら何だって 盗賊改の中に 押し入る事はできやしねえ。 365 00:34:17,014 --> 00:34:22,719 それに 奴は 雲霧一党と 縁の切れた者だ。 366 00:34:22,719 --> 00:34:27,557 その縁が切れた者に 助けられたんじゃないか。 367 00:34:27,557 --> 00:34:30,427 そうだろう!? おとっつぁん。 368 00:34:30,427 --> 00:34:33,997 わしら 勝手に動く事はできねえ。 369 00:34:33,997 --> 00:34:40,270 フン! 男は みんな 意気地なしだよ! 370 00:34:40,270 --> 00:34:51,048 ♬~ 371 00:34:51,048 --> 00:34:53,517 ≪お千代か? 372 00:34:53,517 --> 00:34:55,517 ≪(お千代)はい。 373 00:35:05,562 --> 00:35:10,262 むちゃな事を 考えているのではないだろうな? 374 00:35:12,335 --> 00:35:16,206 例えば 髪を結い直し➡ 375 00:35:16,206 --> 00:35:22,079 安部式部の上役である 若年寄の奥方になって乗り込む。 376 00:35:22,079 --> 00:35:25,415 お頭。 377 00:35:25,415 --> 00:35:28,515 まずは 落ち着くがよい。 378 00:35:30,620 --> 00:35:34,720 お前まで 失いたくはない。 379 00:35:54,344 --> 00:36:03,153 (風鈴の音) 380 00:36:03,153 --> 00:36:07,153 (物音) 381 00:36:16,600 --> 00:36:22,100 (風鈴の音) 382 00:36:26,676 --> 00:36:30,547 もう後戻りは できまい。 383 00:36:30,547 --> 00:36:34,251 雲霧。 384 00:36:34,251 --> 00:36:36,553 頼んだぞ。 385 00:36:36,553 --> 00:37:12,355 ♬~ 386 00:37:12,355 --> 00:37:18,161 「後戻りはできぬ」か。 387 00:37:18,161 --> 00:37:36,346 ♬~ 388 00:37:36,346 --> 00:37:42,118 高瀬 どこぞ 燃えてはおらぬか? 妙に きな臭い。 389 00:37:42,118 --> 00:37:44,621 すぐ 牢のほうへ。 わしは お長屋を見回る。 390 00:37:44,621 --> 00:37:48,291 はっ! (男)火事だ! 391 00:37:48,291 --> 00:37:52,896 急げ! 水だ! なぜ すぐに知らせぬのだ!? 392 00:37:52,896 --> 00:37:55,599 あっという間だったので。 393 00:37:55,599 --> 00:37:59,402 もっと水を! 庭のほうだ! 394 00:37:59,402 --> 00:38:03,039 早く! 何をしておる! 395 00:38:03,039 --> 00:38:07,510 もっと水! もっと水だ! 水だ! もっと水だ! 396 00:38:07,510 --> 00:38:11,781 隣家の旗本 植村家家中の者にござる。 397 00:38:11,781 --> 00:38:14,217 主命により 手伝いに参った。 398 00:38:14,217 --> 00:38:17,120 ええい! その火元を断ち切れ! 399 00:38:17,120 --> 00:38:21,091 さもないと 土手四番町に 火が回る! 400 00:38:21,091 --> 00:38:23,860 (早鐘) 401 00:38:23,860 --> 00:38:26,696 や~っ! 402 00:38:26,696 --> 00:38:35,805 (早鐘) 403 00:38:35,805 --> 00:38:37,805 小頭。 404 00:38:39,809 --> 00:38:42,309 急げ! 405 00:38:46,316 --> 00:38:51,416 よし! 水を足しに戻るぞ! 406 00:38:58,728 --> 00:39:01,064 待たれよ! (男)おい 急げ! 407 00:39:01,064 --> 00:39:03,464 その方らは? 408 00:39:11,141 --> 00:39:15,412 隣家の植村左京である。 409 00:39:15,412 --> 00:39:18,782 安部式部殿に お伝えあれ。 410 00:39:18,782 --> 00:39:23,687 火の元には くれぐれも ご用心とな。 411 00:39:23,687 --> 00:39:27,223 危うく 我が屋敷にも 火が回るところであった。 412 00:39:27,223 --> 00:39:30,193 あ… あ… はっ! 413 00:39:30,193 --> 00:39:36,900 ♬~ 414 00:39:36,900 --> 00:39:38,902 (男) 急げ! (男たち)はい! 415 00:39:38,902 --> 00:39:41,071 (男) 急げ! 416 00:39:41,071 --> 00:40:04,160 ♬~ 417 00:40:04,160 --> 00:40:06,096 ひと言 申し伝える。 418 00:40:06,096 --> 00:40:11,901 わしの事は 心配致すな。 わしは お役目は 返上はせぬ。 419 00:40:11,901 --> 00:40:17,101 雲霧仁左衛門一党を 根こそぎに するまでは 一歩も引かぬ。 420 00:40:19,242 --> 00:40:22,842 よいな? (一同)はっ! 421 00:40:29,018 --> 00:40:34,257 岡田の事には 誰も気付いていないようで。 422 00:40:34,257 --> 00:40:37,160 何もかも 雲霧がやったと。 423 00:40:37,160 --> 00:40:41,798 フフフ… よくやってくれたな。 424 00:40:41,798 --> 00:40:49,973 お頭 そろそろ 例の大仕事にかかりませんと。 425 00:40:49,973 --> 00:40:52,942 う~ん。 426 00:40:52,942 --> 00:40:56,342 ゆるゆると 策を練ろう。 427 00:40:58,548 --> 00:41:06,289 今度の大仕事では 六之助にも しっかりと働いてもらわねばな。 428 00:41:06,289 --> 00:41:36,853 ♬~ 429 00:41:36,853 --> 00:41:38,922 一世一代の大仕事じゃ。 430 00:41:38,922 --> 00:41:41,090 会うと申したか。 431 00:41:41,090 --> 00:41:44,294 (吉五郎)お千代の出番では ないかと存じます。 432 00:41:44,294 --> 00:41:46,229 (松屋善兵衛)なんと美しい…。 433 00:41:46,229 --> 00:41:49,232 (岡田)何やら 様子がおかしい。 (伊助)いいネタだぜ。 434 00:41:49,232 --> 00:41:52,932 (藤兵衛)話せ。 俺のお袋の墓に…。 435 00:41:55,338 --> 00:41:58,308 (六之助)お前さんの名前は? しの。 436 00:41:58,308 --> 00:42:01,478 話が うまくでき過ぎてると? 437 00:42:01,478 --> 00:42:06,683 小頭には 人の情けが 分からねえのか! 438 00:42:06,683 --> 00:43:26,083 ♬~