1 00:00:35,531 --> 00:00:39,631 匂い袋で分かったぜ。 2 00:00:43,005 --> 00:00:48,344 <盗賊改の手中に落ちた 州走りの熊五郎を➡ 3 00:00:48,344 --> 00:00:52,681 白昼堂々 奪還した 雲霧一党。➡ 4 00:00:52,681 --> 00:00:56,018 その鮮やかな手並みを目の当たりにした➡ 5 00:00:56,018 --> 00:00:59,688 政商 柏屋清兵衛は➡ 6 00:00:59,688 --> 00:01:02,591 老中 安藤帯刀と共に➡ 7 00:01:02,591 --> 00:01:10,332 一刻も早く 雲霧を捕縛せよと 安部式部に圧力をかける。➡ 8 00:01:10,332 --> 00:01:13,035 実は この両者こそ➡ 9 00:01:13,035 --> 00:01:18,374 米相場を操り 暴利を貪る 黒幕であった> 10 00:01:18,374 --> 00:01:22,274 これからが正念場だ。 うん。 11 00:01:26,248 --> 00:01:39,661 ♬~ 12 00:01:39,661 --> 00:01:45,861 刻みたばこ葉~。 13 00:01:47,336 --> 00:01:52,674 (藤兵衛)雲霧一味が 柏屋を襲ってから はや半年近く。➡ 14 00:01:52,674 --> 00:01:54,610 こそりとも気配がないのは➡ 15 00:01:54,610 --> 00:01:59,348 もしや 既に江戸を離れておるのでは…。 16 00:01:59,348 --> 00:02:03,685 いや 雲霧は まだ江戸におる。 17 00:02:03,685 --> 00:02:07,685 必ず 再び 柏屋の金を狙う。 18 00:02:10,025 --> 00:02:13,695 これは 根比べじゃ。 19 00:02:13,695 --> 00:02:17,366 柏屋から目を離してはならぬ。 20 00:02:17,366 --> 00:02:20,269 長官は…。 源八郎。 21 00:02:20,269 --> 00:02:24,239 構わぬ。 申せ。 22 00:02:24,239 --> 00:02:28,710 長官は なぜ そのように断言なさるのでしょう。 23 00:02:28,710 --> 00:02:32,981 雲霧が 米問屋から奪った金は 既に 相当なもの。 24 00:02:32,981 --> 00:02:36,652 普通なら これ以上 危ない橋は渡らぬはず。 25 00:02:36,652 --> 00:02:39,321 普通の盗賊ならな。 26 00:02:39,321 --> 00:02:43,192 だが 雲霧は違う。 27 00:02:43,192 --> 00:02:51,667 柏屋清兵衛は 米問屋のほかに 日本橋室町で 両替商を営んでおる。 28 00:02:51,667 --> 00:02:57,339 むしろ そちらの方が 柏屋の本丸。 29 00:02:57,339 --> 00:03:02,239 そこが無傷では 詰まぬではないか。 30 00:03:09,351 --> 00:03:35,351 ♬~ 31 00:03:46,989 --> 00:03:48,989 (戸が開く音) 32 00:03:50,859 --> 00:03:53,759 支度ができたのなら 行くぞ。 はっ。 33 00:04:13,215 --> 00:04:16,018 これ 上 気ぃ付けてね。 34 00:04:16,018 --> 00:04:19,118 気ぃ付けて 気ぃ付けて。 35 00:04:30,365 --> 00:04:32,301 どうだ? (木村)はっ。 36 00:04:32,301 --> 00:04:34,970 常に目を光らせてはおりますが➡ 37 00:04:34,970 --> 00:04:37,873 このような時に 表具の総入れ替えとは…。 38 00:04:37,873 --> 00:04:39,841 (井口)人の出入りが多すぎます。 39 00:04:39,841 --> 00:04:43,645 その上 盗賊改は 常に人手が足りませぬ。 40 00:04:43,645 --> 00:04:49,845 言うな。 人手不足は 今に始まった事ではない。 41 00:04:51,520 --> 00:04:54,990 何枚あるんだ… くそっ! 42 00:04:54,990 --> 00:04:59,861 焦るな。 長官も 根比べだと申されたであろう。 43 00:04:59,861 --> 00:05:02,861 政蔵は? 裏口に張り付いております。 44 00:05:06,335 --> 00:05:08,135 おい 急げ 急げ! 45 00:05:12,207 --> 00:05:14,007 頼んだぜ 丁寧にな。 46 00:05:19,681 --> 00:05:23,352 こないだ 雲霧に ごっそり 金を持っていかれたってのによ➡ 47 00:05:23,352 --> 00:05:26,021 平気の平左で 表具の総入れ替えたぁ➡ 48 00:05:26,021 --> 00:05:28,690 やっぱり 柏屋は大したもんだぜ。 49 00:05:28,690 --> 00:05:33,295 まったくだ。 何千両 盗まれたって 毛筋ほどのかゆみも ねえんだな。 50 00:05:33,295 --> 00:05:37,633 さすが 江戸一番の柏屋だ。 豪傑だよ。 違えねえや。 51 00:05:37,633 --> 00:05:41,503 さあ さあ 手の空いた者から順番に食べっぺ! 52 00:05:41,503 --> 00:05:44,506 旦那様から 昼飯の差し入れだ~! 53 00:05:44,506 --> 00:05:47,643 ありがてえ! 飯だ 飯だ! 54 00:05:47,643 --> 00:06:01,743 ♬~ 55 00:06:02,658 --> 00:06:07,329 (安藤) まさに 雲か霧のごとく 雲散霧消し➡ 56 00:06:07,329 --> 00:06:10,232 盗賊改も いまだ➡ 57 00:06:10,232 --> 00:06:14,002 何の手がかりも つかめておらぬようじゃ。 58 00:06:14,002 --> 00:06:15,937 さようで。 59 00:06:15,937 --> 00:06:19,675 せっかく 遊んでやろうと 思っておりましたのに➡ 60 00:06:19,675 --> 00:06:24,546 動きがなくては 退屈でなりませんよ。 61 00:06:24,546 --> 00:06:29,351 いつ 仕掛けられるか いつ 仕掛けられるかと待つのは➡ 62 00:06:29,351 --> 00:06:32,254 さぞかし つらい事であろうの 柏屋。 63 00:06:32,254 --> 00:06:34,189 ハハハハハ。 64 00:06:34,189 --> 00:06:40,295 それで 表具の総入れ替えか。 …ハハハハハ。 65 00:06:40,295 --> 00:06:44,966 米相場と同じでございますよ 安藤様。 66 00:06:44,966 --> 00:06:49,638 相場が動かぬうちは じりじり致しまして➡ 67 00:06:49,638 --> 00:06:55,638 何やら 派手な事の一つでも したくなるのでございます。 68 00:07:02,651 --> 00:07:08,990 うむ うむ… おいしゅうございますなぁ。 69 00:07:08,990 --> 00:07:19,890 ♬~ 70 00:07:24,005 --> 00:07:48,196 ♬~ 71 00:07:48,196 --> 00:07:50,632 こっちだよ。 72 00:07:50,632 --> 00:08:03,979 ♬~ 73 00:08:03,979 --> 00:08:07,879 夕餉に 眠り薬を入れておいた。 店の者にも。 74 00:08:10,318 --> 00:08:13,218 グヘヘヘ… これ これ…。 75 00:08:22,664 --> 00:08:27,002 動きはない。 そうか…。 76 00:08:27,002 --> 00:09:02,002 ♬~ 77 00:09:04,840 --> 00:09:06,840 (小判が落ちる音) 78 00:09:11,513 --> 00:09:13,513 (反響音) 79 00:09:16,985 --> 00:09:18,985 (反響音) 80 00:09:33,935 --> 00:09:36,838 (犬の吠え声) 81 00:09:36,838 --> 00:09:39,608 (源八郎) 長官は ああ おっしゃいましたけど➡ 82 00:09:39,608 --> 00:09:44,279 私は やはり もはや 骨折り損のくたびれ儲けかと。 83 00:09:44,279 --> 00:09:49,150 無駄を厭うな。 盗賊改とは そういうものだ。 84 00:09:49,150 --> 00:09:52,621 はぁ…。 85 00:09:52,621 --> 00:09:55,957 若いうちに 多くの無駄を積め。 86 00:09:55,957 --> 00:10:00,295 後で 必ず役に立つ。 87 00:10:00,295 --> 00:10:04,633 山田様 お待たせ致しやした。 交代致しましょう。 88 00:10:04,633 --> 00:10:07,535 うむ…。 89 00:10:07,535 --> 00:10:12,507 では 頼むか…。 へい。 90 00:10:12,507 --> 00:10:16,244 どうかなさいやしたか? いや…➡ 91 00:10:16,244 --> 00:10:20,649 月が痩せると どうも落ち着かん。 92 00:10:20,649 --> 00:10:25,520 フフ… これも 盗賊改ならではの病じゃな。 93 00:10:25,520 --> 00:10:28,523 (戸が開く音) 94 00:10:28,523 --> 00:10:30,523 ん? 95 00:10:36,998 --> 00:10:41,098 あれは 柏屋では? 96 00:10:43,672 --> 00:10:47,008 (藤兵衛)待て。 盗賊改である。 97 00:10:47,008 --> 00:10:52,347 ≪(柏屋)ああ… おお その声は山田様…。 98 00:10:52,347 --> 00:10:57,018 柏屋 どうした? 何事じゃ。 ≪(柏屋のせきこみ) 99 00:10:57,018 --> 00:11:00,689 ≪どうか この事は ご内密に…。➡ 100 00:11:00,689 --> 00:11:04,559 実は 私…➡ 101 00:11:04,559 --> 00:11:08,029 労咳を患っておりまして。 102 00:11:08,029 --> 00:11:14,369 もう 苦しゅうて 苦しゅうて かかりの医者に…。 103 00:11:14,369 --> 00:11:18,039 ごめん下さり…。 (せきこみ) 104 00:11:18,039 --> 00:11:19,975 …ませ。 (せきこみ) 105 00:11:19,975 --> 00:11:21,875 ≪さあ…。 (2人)へい。 106 00:11:48,336 --> 00:11:51,673 どうした? 源八郎。 107 00:11:51,673 --> 00:11:54,009 雲霧…? 108 00:11:54,009 --> 00:11:56,344 何? 109 00:11:56,344 --> 00:11:58,279 今のは…。 110 00:11:58,279 --> 00:12:11,693 ♬~ 111 00:12:11,693 --> 00:12:14,793 ≪いたぞ~! 112 00:12:19,567 --> 00:12:24,039 雲霧一味 観念して 縛につけ! 113 00:12:24,039 --> 00:12:27,039 何で分かった!? 同じ香りがしたのだ! 114 00:12:28,710 --> 00:12:31,980 あの時 嗅いだ ほんのかすかな残り香が➡ 115 00:12:31,980 --> 00:12:33,880 その女中からしたのだ! 116 00:12:37,652 --> 00:12:39,587 かかれ! 117 00:12:39,587 --> 00:12:58,339 ♬~ 118 00:12:58,339 --> 00:13:01,009 金だ! 119 00:13:01,009 --> 00:13:03,912 あっ…! 120 00:13:03,912 --> 00:13:05,880 うっ…! 121 00:13:05,880 --> 00:13:07,882 おのれ! 122 00:13:07,882 --> 00:13:19,027 ♬~ 123 00:13:19,027 --> 00:13:21,362 観念しろ 女! 124 00:13:21,362 --> 00:13:28,036 ♬~ 125 00:13:28,036 --> 00:13:29,971 あっ…! ああっ! 126 00:13:29,971 --> 00:13:32,874 おのれ! 捜せ! (一同)はっ! 127 00:13:32,874 --> 00:13:35,643 明かりだ! 明かり 持ってこい! 128 00:13:35,643 --> 00:13:39,843 ≪よく照らせ! 129 00:14:04,339 --> 00:14:15,139 (水滴が落ちる音) 130 00:14:24,025 --> 00:14:28,897 金は 盗賊改で 一旦 預かるようです。 131 00:14:28,897 --> 00:14:32,467 役宅に運び込まれたのを 見届けました。 132 00:14:32,467 --> 00:14:35,503 そうか。 ご苦労であった。 133 00:14:35,503 --> 00:14:41,176 だから 言ったじゃねえか… 匂いは こまめに変えろってよ。 134 00:14:41,176 --> 00:14:44,979 まあまあ 州走りの。 135 00:14:44,979 --> 00:14:48,850 七化けのねえさんも 何か事情があったんだよ。 136 00:14:48,850 --> 00:14:51,319 なあ。 137 00:14:51,319 --> 00:14:54,222 お千代。 138 00:14:54,222 --> 00:14:59,661 何で そんなものを 足がつくのに いつまでも持っていた? 139 00:14:59,661 --> 00:15:01,661 (水滴が落ちる音) 140 00:15:03,331 --> 00:15:08,131 何かの折に わしがやったものだ。 141 00:15:15,343 --> 00:15:31,626 ♬~ 142 00:15:31,626 --> 00:15:37,966 この一件は 全て 私の不手際。 143 00:15:37,966 --> 00:15:42,303 ここで引いては 七化けの千代の名折れ。 144 00:15:42,303 --> 00:15:45,206 これから すぐさま➡ 145 00:15:45,206 --> 00:15:48,643 盗賊改の屋敷へ引き込みに入ります。 146 00:15:48,643 --> 00:15:52,313 安部式部の屋敷だぞ。 147 00:15:52,313 --> 00:15:54,649 いくら お千代ねえさんでも無理ですよ! 148 00:15:54,649 --> 00:15:57,986 いいえ。 149 00:15:57,986 --> 00:16:03,658 盗んだ金を 役人に盗まれたとあっては➡ 150 00:16:03,658 --> 00:16:06,658 雲霧一党の恥。 151 00:16:08,997 --> 00:16:14,335 お頭の名に 泥を塗ったんだ…。 152 00:16:14,335 --> 00:16:23,011 時を置かずに 盗み返さなきゃ 汚名は晴らせない。 153 00:16:23,011 --> 00:16:26,681 お頭…。 154 00:16:26,681 --> 00:16:30,351 もしも ならぬと おっしゃるなら➡ 155 00:16:30,351 --> 00:16:34,222 どうぞ 今…➡ 156 00:16:34,222 --> 00:16:38,626 しくじった私を お殺し下さいませ。 157 00:16:38,626 --> 00:17:11,326 ♬~ 158 00:17:11,326 --> 00:17:14,226 急ぎ働きになる。 159 00:17:16,998 --> 00:17:19,998 すぐに支度をせよ。 160 00:17:35,483 --> 00:17:39,253 そうだ 忘れてた。 161 00:17:39,253 --> 00:17:43,624 お頭 こいつが 柏屋の蔵の中に。 162 00:17:43,624 --> 00:17:45,560 千両箱は蔵の中。 163 00:17:45,560 --> 00:17:52,760 …んで こいつは 蔵の中に 隠し穴がございやして。 164 00:17:55,970 --> 00:18:01,970 ♬~ 165 00:18:10,518 --> 00:18:14,989 満座ん中で あんな言いぐさはないよ。 166 00:18:14,989 --> 00:18:19,861 ああでも言わなきゃ あの場は 収まりませんでしたよ お松さん。 167 00:18:19,861 --> 00:18:21,863 熊さんも うちの人も➡ 168 00:18:21,863 --> 00:18:23,863 かばい…。 169 00:18:26,000 --> 00:18:29,670 ちょっと お千代ちゃん お頭は いけないよ。 170 00:18:29,670 --> 00:18:32,573 早死にする事になっちまうよ。 171 00:18:32,573 --> 00:18:35,276 誰だって一度は死にます。 172 00:18:35,276 --> 00:18:39,614 こんな稼業で 本物の男に惚れて死ねるなら➡ 173 00:18:39,614 --> 00:18:41,549 女の本望ですよ。 174 00:18:41,549 --> 00:18:45,286 ちょっと おかねさん 何だよ さっきから…。 175 00:18:45,286 --> 00:19:12,513 ♬~ 176 00:19:12,513 --> 00:19:15,650 引き込みか 怪しい動きはなかったか? いや まったく…。 177 00:19:15,650 --> 00:19:18,553 あっ ここで 職人が大勢 作業しておりました。 178 00:19:18,553 --> 00:19:23,553 お前は 何か見なかったか? いえ 昨夜 どうも眠気が…。 179 00:19:26,294 --> 00:19:31,194 職人らに紛れ この下に潜み 夜を待ったか。 180 00:19:39,273 --> 00:19:41,943 やはり 眠り薬だ。 181 00:19:41,943 --> 00:19:45,279 あ~…。 182 00:19:45,279 --> 00:19:48,950 (式部) 我らが 店を張っている事を見抜き➡ 183 00:19:48,950 --> 00:19:53,821 速やかに脱出できるよう 必要最小限の人数で押し込んだのじゃ。 184 00:19:53,821 --> 00:19:56,624 (源八郎)大胆不敵な…。 185 00:19:56,624 --> 00:19:58,559 永島。 はっ。 186 00:19:58,559 --> 00:20:00,495 藤兵衛らと手分けして➡ 187 00:20:00,495 --> 00:20:06,968 襖屋 経師屋 出入りのあった職人の身元を 片っ端から洗え。 188 00:20:06,968 --> 00:20:10,838 その先に 雲霧がいる。 はっ! 承知致しました。 189 00:20:10,838 --> 00:20:16,644 あの~ もう よろしいでしょうか? 190 00:20:16,644 --> 00:20:20,515 薬のせいで 眠気が消えず➡ 191 00:20:20,515 --> 00:20:25,515 できれば もう一眠りしたいのですが。 192 00:20:27,989 --> 00:20:33,661 雲霧に 二度も入られているのに 恐ろしゅうはないのか 柏屋。 193 00:20:33,661 --> 00:20:37,999 いささかも。 一度目は盗まれましたが➡ 194 00:20:37,999 --> 00:20:44,672 二度目は 皆様方が もう 途中で取り返して頂きました。 195 00:20:44,672 --> 00:20:46,607 まあ 言ってみれば➡ 196 00:20:46,607 --> 00:20:50,344 喉に突き刺さって 気になっていた 魚の小骨が➡ 197 00:20:50,344 --> 00:20:54,215 こう 取れたような心持ちでございます。 198 00:20:54,215 --> 00:20:57,218 そうかな。 199 00:20:57,218 --> 00:21:01,956 二度目は とり損ねたゆえ 三度目がある。 200 00:21:01,956 --> 00:21:07,895 ならば 今日から 店の外ではなく内で お見張り下さい。 201 00:21:07,895 --> 00:21:12,366 私どもは 大歓迎でございますよ。 202 00:21:12,366 --> 00:21:16,704 無間地獄じゃの 柏屋。 203 00:21:16,704 --> 00:21:20,575 地獄? フフフハハハ…。 204 00:21:20,575 --> 00:21:26,047 たかが こそ泥に地獄とは また➡ 205 00:21:26,047 --> 00:21:29,383 お… 大げさ…。 206 00:21:29,383 --> 00:21:33,254 あ~あ…。 207 00:21:33,254 --> 00:21:35,254 あ~…。 208 00:21:45,333 --> 00:21:47,268 (床が鳴る音) 209 00:21:47,268 --> 00:22:15,696 ♬~ 210 00:22:15,696 --> 00:22:22,796 はあ! そんな所に 鼠の巣…。 211 00:22:24,038 --> 00:22:28,909 そうか 鼠の巣か。 212 00:22:28,909 --> 00:22:42,809 ♬~ 213 00:22:49,997 --> 00:22:52,333 (黒田)お帰りなさいませ。 214 00:22:52,333 --> 00:22:56,203 飯を食いそびれた。 はい。 すぐに支度をさせます。 215 00:22:56,203 --> 00:22:58,205 頼む。 216 00:22:58,205 --> 00:23:01,008 留守中 何か変わった事はなかったか? 217 00:23:01,008 --> 00:23:03,344 いいえ 何も。 218 00:23:03,344 --> 00:23:07,244 そうか… 考え過ぎか。 219 00:23:10,685 --> 00:23:13,020 もう 寝直しだよ 寝直しだよ。 220 00:23:13,020 --> 00:23:16,891 もう 眠くてね しかたがないんだよ。 221 00:23:16,891 --> 00:23:19,694 ああ 寝ちゃう 寝ちゃう…。 222 00:23:19,694 --> 00:23:25,366 ああ 眠い。 ああ もう こんな眠いのは 生まれて初めてだよ。 223 00:23:25,366 --> 00:23:31,366 ああ もう 目が開かない。 ああ もう 寝てるのかな。 224 00:23:37,645 --> 00:23:47,655 ♬~ 225 00:23:47,655 --> 00:23:50,991 何で 盗まれた側を探索するんだろうな? 兄貴。 226 00:23:50,991 --> 00:23:54,662 さあな。 安部様じきじきのご密命だ。 227 00:23:54,662 --> 00:23:56,597 弁治 抜かるんじゃねえぞ。 228 00:23:56,597 --> 00:23:58,532 おう! 229 00:23:58,532 --> 00:24:36,971 ♬~ 230 00:24:36,971 --> 00:24:39,971 (戸をたたく音) 231 00:24:43,310 --> 00:24:45,246 入れ。 232 00:24:45,246 --> 00:25:03,330 ♬~ 233 00:25:03,330 --> 00:25:05,666 浅草の親分 ここは…。 234 00:25:05,666 --> 00:25:09,537 ご老中 安藤帯刀様の上屋敷だ。 235 00:25:09,537 --> 00:25:11,539 (粂三)ご老中!? 236 00:25:11,539 --> 00:25:15,342 雲霧に入られた直後 こっそり店を抜け出して➡ 237 00:25:15,342 --> 00:25:17,678 老中の上屋敷…。 238 00:25:17,678 --> 00:25:20,581 粂三 弁治 ここは おめえらに任した。 239 00:25:20,581 --> 00:25:24,681 俺は 安部様に この事を報告してくらあ。 240 00:25:32,960 --> 00:25:35,960 (足音) 241 00:25:42,303 --> 00:25:45,973 待たせたな。 242 00:25:45,973 --> 00:25:51,312 火急の用とは何事じゃ 柏屋。 243 00:25:51,312 --> 00:25:59,653 昨夜 雲霧仁左衛門一味が また 両替商の方へ入りました。 244 00:25:59,653 --> 00:26:02,990 いえ 大した事ではございません。 245 00:26:02,990 --> 00:26:09,330 途中で 盗賊改が 金を取り押さえて下さいました。 246 00:26:09,330 --> 00:26:15,002 ただ… 困った事に➡ 247 00:26:15,002 --> 00:26:20,674 金と一緒に 懐紙を盗まれました。 248 00:26:20,674 --> 00:26:23,577 こちらは 行方知れず。 249 00:26:23,577 --> 00:26:27,348 懐紙? まさか…! 250 00:26:27,348 --> 00:26:31,619 はい。 ここ数年 安藤様が私に➡ 251 00:26:31,619 --> 00:26:38,492 ご公儀から どれほどの米が出されるかを 事前に お知らせ下さっていた➡ 252 00:26:38,492 --> 00:26:42,630 あの懐紙でございます。 253 00:26:42,630 --> 00:26:47,968 お主 あの懐紙を 焼き捨ててはおらぬのか!? 254 00:26:47,968 --> 00:26:49,904 はい。 255 00:26:49,904 --> 00:26:56,310 全て 大事に取り置き 蔵の中に まとめて しまっておりました。 256 00:26:56,310 --> 00:26:58,310 それを…。 257 00:27:00,648 --> 00:27:03,317 ハハハハ…。 258 00:27:03,317 --> 00:27:07,187 雲霧一党は 盗むばかりで➡ 259 00:27:07,187 --> 00:27:11,191 強請たかりはせぬとの噂。 260 00:27:11,191 --> 00:27:13,661 また あの懐紙の意味を➡ 261 00:27:13,661 --> 00:27:17,531 盗賊ごときが分かるはずも ございますまい。 262 00:27:17,531 --> 00:27:25,272 ですが 安藤様のお耳には 入れておこうと思っておりまして。 263 00:27:25,272 --> 00:27:28,208 なぜだ 柏屋! 264 00:27:28,208 --> 00:27:31,946 なぜ 懐紙を取っていた! 265 00:27:31,946 --> 00:27:36,617 お武家ほど 保身に走るものは ございません。 266 00:27:36,617 --> 00:27:39,954 ほかを平気で蹴落とす。 267 00:27:39,954 --> 00:27:44,291 相手が商人なら なおの事。 268 00:27:44,291 --> 00:27:50,164 故に 安藤様と私が一蓮托生である 証拠の懐紙は➡ 269 00:27:50,164 --> 00:27:55,064 我が身を守る 唯一の頼みでございます。 270 00:27:58,639 --> 00:28:00,975 哀れよの。 271 00:28:00,975 --> 00:28:04,845 は? 何と申されました? 272 00:28:04,845 --> 00:28:10,317 お主 いつか わしに申した事があったの。 273 00:28:10,317 --> 00:28:13,220 あまた大名にも金を貸し➡ 274 00:28:13,220 --> 00:28:18,993 幕府の屋台骨を支えているのは この己であると。 275 00:28:18,993 --> 00:28:21,328 はい。 276 00:28:21,328 --> 00:28:26,200 この世で一番強きは 金でございますから。 277 00:28:26,200 --> 00:28:33,607 金は 盗人に盗まれる。 まことに儚き泡じゃ。➡ 278 00:28:33,607 --> 00:28:40,481 その泡で 幕府の屋台骨云々などと申すとは➡ 279 00:28:40,481 --> 00:28:44,581 まことに 哀れ。 280 00:28:48,956 --> 00:28:54,294 しかし 権力はの 柏屋➡ 281 00:28:54,294 --> 00:29:00,634 我が手に握る この権力は 盗まれる事はない。 282 00:29:00,634 --> 00:29:08,308 蔵にしまうも無用。 鍵をかけるも無用の事じゃ。➡ 283 00:29:08,308 --> 00:29:11,211 まあ よい。 284 00:29:11,211 --> 00:29:16,650 盗賊改の安部式部には 重ねて申し伝えよう。 285 00:29:16,650 --> 00:29:19,987 雲霧を捕縛には及ばず。 286 00:29:19,987 --> 00:29:25,325 見つけ次第 一党残らず斬り殺せと。 287 00:29:25,325 --> 00:29:30,998 どうぞ 八つ裂きにして下さいませ。 288 00:29:30,998 --> 00:29:33,267 では これにて。 289 00:29:33,267 --> 00:29:39,139 盗賊改が押さえた金を いそいそと受け取りに参るか。 290 00:29:39,139 --> 00:29:45,279 いいえ。 しばらく あの金は 盗賊改の屋敷に置き➡ 291 00:29:45,279 --> 00:29:49,950 お役人に番をさせようかと思いまして。 292 00:29:49,950 --> 00:29:52,286 それが よい。 293 00:29:52,286 --> 00:29:59,186 枕を高くして眠る事さえできれば… のぉ? 294 00:30:02,930 --> 00:30:07,301 柏屋が ご老中 安藤様の上屋敷にか? 295 00:30:07,301 --> 00:30:09,236 へい。 296 00:30:09,236 --> 00:30:11,638 その後 柏屋は? 297 00:30:11,638 --> 00:30:15,309 粂三と弁治を見張りに残したところ➡ 298 00:30:15,309 --> 00:30:21,309 上屋敷を出たあと 茶屋に入って どんちゃん騒ぎを始めたそうで。 299 00:30:24,985 --> 00:30:28,985 柏屋と老中…。 300 00:30:31,859 --> 00:30:41,959 (からすの鳴き声) 301 00:30:47,674 --> 00:30:51,774 も~し。 ≪は~い。 302 00:30:53,013 --> 00:30:55,916 おお お前か。 303 00:30:55,916 --> 00:30:58,886 ちょうどよいところに来てくれた。 入れ。 304 00:30:58,886 --> 00:31:00,886 へい。 305 00:31:06,360 --> 00:31:08,695 じゃあ ここから頼む。 306 00:31:08,695 --> 00:31:11,031 今 夕餉の支度の真っ最中でな。 307 00:31:11,031 --> 00:31:13,934 終わったら すまんが 台所に声をかけてくれ。 308 00:31:13,934 --> 00:31:18,034 へい。 ああ 暗くなる前に頼むぞ。 へい。 309 00:31:33,654 --> 00:31:49,002 (鐘の音) 310 00:31:49,002 --> 00:31:51,905 誰か ある。 311 00:31:51,905 --> 00:31:53,905 ≪失礼致します。 312 00:31:55,876 --> 00:32:00,614 御用でございますか? うむ 明かりを頼む。 蝋燭が切れた。 313 00:32:00,614 --> 00:32:03,016 あ… 申し訳ございません。 314 00:32:03,016 --> 00:32:06,687 ちょうど 蝋燭の流れ買いが 来ておりますので ただちに。 315 00:32:06,687 --> 00:32:08,622 うむ。 316 00:32:08,622 --> 00:32:11,358 ところで 藤兵衛らは戻ったか? 317 00:32:11,358 --> 00:32:13,694 まだ お戻りではございません。 318 00:32:13,694 --> 00:32:15,694 そうか。 319 00:32:17,364 --> 00:32:21,235 (鐘の音) 320 00:32:21,235 --> 00:32:25,239 すまぬが 一っ走り 酒屋まで行って➡ 321 00:32:25,239 --> 00:32:28,375 藤兵衛らの夕餉に 酒をつけてやってくれ。 322 00:32:28,375 --> 00:32:33,647 このところ 激務が続いておるゆえ 少しは 労ってやらんとな。 323 00:32:33,647 --> 00:32:37,317 かしこまりました。 324 00:32:37,317 --> 00:32:39,987 待て。 325 00:32:39,987 --> 00:32:45,659 今 蝋燭の流れ買いが来ていると言ったな。 326 00:32:45,659 --> 00:32:48,328 あ… はい。 それが何か? 327 00:32:48,328 --> 00:32:51,999 いや そちは 酒を頼む。 328 00:32:51,999 --> 00:32:53,999 はい…。 329 00:32:58,672 --> 00:33:01,575 あの蝋燭屋に まだ払いを済ませておらんのか? 330 00:33:01,575 --> 00:33:06,675 ああ 終わったら台所へ来いと 申しつけていたのだが。 331 00:33:31,038 --> 00:33:33,940 (式部)何をしておる。 332 00:33:33,940 --> 00:33:36,843 この部屋に蝋燭は要らぬぞ。 333 00:33:36,843 --> 00:33:56,196 ♬~ 334 00:33:56,196 --> 00:33:59,199 何者だ。 335 00:33:59,199 --> 00:34:06,199 ♬~ 336 00:34:17,551 --> 00:34:19,551 女か? 337 00:34:29,696 --> 00:34:31,696 (爆発音) 338 00:34:40,307 --> 00:34:44,177 (爆発音) きゃ~! うわっ! 339 00:34:44,177 --> 00:34:46,179 (爆発音) うわっ! 340 00:34:46,179 --> 00:34:50,951 何だ? この煙は…。 (爆発音) うわ~! ああ~! 341 00:34:50,951 --> 00:34:54,951 金は 母屋の西の突き当たり。 こっちだ。 342 00:34:56,656 --> 00:34:59,326 目が痛くて 開けられぬ! 343 00:34:59,326 --> 00:35:00,126 (せきこみ) 大丈夫か? 344 00:35:08,668 --> 00:35:10,604 皆 無事か!? (一同)はっ! 345 00:35:10,604 --> 00:35:13,006 蝋燭じゃ! 蝋燭を消せ! 346 00:35:13,006 --> 00:35:14,906 ≪蝋燭を消せ! 347 00:35:20,881 --> 00:35:22,881 待て! 348 00:35:24,618 --> 00:35:27,618 小頭 ここは 私が。 349 00:35:31,958 --> 00:35:35,829 柏屋の金 雲霧が頂戴致しました。 350 00:35:35,829 --> 00:35:37,831 くそ~! 351 00:35:37,831 --> 00:35:39,833 たあ! くっ…! 352 00:35:39,833 --> 00:35:41,968 くそ~! 353 00:35:41,968 --> 00:35:44,304 (せきこみ) 354 00:35:44,304 --> 00:35:48,642 ♬~ 355 00:35:48,642 --> 00:35:50,577 や~! 356 00:35:50,577 --> 00:36:01,655 ♬~ 357 00:36:01,655 --> 00:36:04,755 うっ…! 小頭! 358 00:36:06,526 --> 00:36:08,528 あっ…! ああっ! 359 00:36:08,528 --> 00:36:12,728 くっ…! うっ… 待て! 360 00:36:14,234 --> 00:36:17,204 大丈夫かい? 大丈夫だ…。 361 00:36:17,204 --> 00:36:19,204 いたぞ~! 362 00:36:21,675 --> 00:36:26,346 手負いと女じゃ。 雲霧の居所を吐かせる。 生け捕れ。 363 00:36:26,346 --> 00:36:28,281 (同心たち)はっ! 364 00:36:28,281 --> 00:36:32,281 それには及ばぬ。 365 00:36:35,155 --> 00:36:37,155 あっ…! 366 00:36:40,293 --> 00:36:42,293 雲霧…。 367 00:36:57,844 --> 00:36:59,980 (指を鳴らす音) 368 00:36:59,980 --> 00:37:03,316 (風の音) 369 00:37:03,316 --> 00:37:05,652 うわっ! あっ…! 370 00:37:05,652 --> 00:37:19,752 ♬~ 371 00:37:21,201 --> 00:37:23,203 ああっ…! 372 00:37:23,203 --> 00:37:25,338 長官! 373 00:37:25,338 --> 00:37:27,274 捜せ! へい! おい! 374 00:37:27,274 --> 00:37:29,274 はっ! 375 00:37:32,612 --> 00:37:35,515 はっと はっ! はっと はっと はっ! はっと はっ! はっと はっと はっ! 376 00:37:35,515 --> 00:37:37,484 ど~ん! ああ~! 377 00:37:37,484 --> 00:37:40,954 旦那様 討ち取ったり~! 378 00:37:40,954 --> 00:37:42,889 ≪旦那様~! (走り寄る足音) 379 00:37:42,889 --> 00:37:44,824 はっ? あっ? 380 00:37:44,824 --> 00:37:46,826 旦那様! ああ。 大変でございます! 381 00:37:46,826 --> 00:37:50,964 今 盗賊改方から 人が来て…。 382 00:37:50,964 --> 00:37:55,835 ハハッ 雲霧一味を捕まえて 八つ裂きにしたとか? 383 00:37:55,835 --> 00:37:57,837 アハハハハハ~! おめでとうございます! 384 00:37:57,837 --> 00:37:59,973 ようございましたねえ! おめでとうございます! 385 00:37:59,973 --> 00:38:07,314 盗まれた金が 盗賊改の屋敷から また盗まれたそうでございます…! 386 00:38:07,314 --> 00:38:09,983 (顎が外れる音) ええ~!? あっ あ…。 387 00:38:09,983 --> 00:38:13,853 あれ? あら また 顎が。 よいしょっと。 よいしょ。 388 00:38:13,853 --> 00:38:18,325 ゆうべの今日で また盗まれた!? 389 00:38:18,325 --> 00:38:20,260 旦那様…。 あっ! だだだ…。 390 00:38:20,260 --> 00:38:23,663 嘘だ! 絶対 嘘だ~! 391 00:38:23,663 --> 00:38:49,623 ♬~ 392 00:38:49,623 --> 00:38:51,623 ああ…。 393 00:38:54,294 --> 00:38:56,963 (戸をたたく音) ご開門~! 394 00:38:56,963 --> 00:39:01,835 柏屋でございます! (戸をたたく音) 395 00:39:01,835 --> 00:39:07,307 ご開門! 安藤様 お助け下さい! 396 00:39:07,307 --> 00:39:13,179 雲霧が また… うう…! 397 00:39:13,179 --> 00:39:17,951 雲霧が また私の金を…! 398 00:39:17,951 --> 00:39:23,657 きっと また次がある…。 きっと また盗まれる…。 399 00:39:23,657 --> 00:39:29,996 ああ…! うちの蔵が空になるまで 雲霧は…。 400 00:39:29,996 --> 00:39:32,265 畜生! 401 00:39:32,265 --> 00:39:35,602 お助け下さい 安藤様! 402 00:39:35,602 --> 00:39:38,938 これじゃ 相場が張れません! 403 00:39:38,938 --> 00:39:43,938 柏屋が潰れます…。 404 00:39:56,489 --> 00:40:00,226 自分は 頬かむりかい! 405 00:40:00,226 --> 00:40:05,165 今まで さんざん 甘い汁を飲ませてやったじゃねえか! 406 00:40:05,165 --> 00:40:09,903 やい! 安藤! 407 00:40:09,903 --> 00:40:12,839 門ぐらい 開けやがれ! 408 00:40:12,839 --> 00:40:18,311 ≪安藤! 安藤様! 409 00:40:18,311 --> 00:40:23,650 柏屋清兵衛を甘く見るんじゃねえよ。 410 00:40:23,650 --> 00:40:26,986 ハハハハハハ…。 411 00:40:26,986 --> 00:40:28,922 ほら ご覧! 412 00:40:28,922 --> 00:40:34,661 昨日 あんたがくれた懐紙だよ。 まだ 1枚 残ってたんだよ。 413 00:40:34,661 --> 00:40:38,998 これを 天下に さらしますよ! 414 00:40:38,998 --> 00:40:45,672 ああ!? 老中の悪だくみを 表沙汰にしてもいいのかい! 415 00:40:45,672 --> 00:40:48,772 (銃声) あっ! 416 00:40:55,014 --> 00:41:36,623 ♬~ 417 00:41:36,623 --> 00:41:39,993 柏屋の次は ご老中かと存じまする。 418 00:41:39,993 --> 00:41:42,328 ない金を どうやって盗む。 419 00:41:42,328 --> 00:41:47,328 では 安藤を守るのが 安部式部の正義か。 420 00:41:51,671 --> 00:41:55,008 刀を捨てよ。 捨てねば 斬る。 421 00:41:55,008 --> 00:41:59,679 隠し鉄砲が並んであっての。 雲霧は 蜂の巣。 422 00:41:59,679 --> 00:42:01,679 (銃声) 423 00:42:06,553 --> 00:43:27,753 ♬~