1 00:00:06,340 --> 00:00:09,730 (倉木)俺達が見てるのは 2 00:00:09,730 --> 00:00:13,170 真実の断片にしかすぎない 3 00:00:13,170 --> 00:00:16,970 本当の真実とは ほど遠いものだ 4 00:00:18,170 --> 00:00:23,670 俺は本当の真実を すべて知りたいだけだ 5 00:00:25,160 --> 00:00:28,570 もう ゆがめられた真実は 6 00:00:28,570 --> 00:00:31,170 見飽きた 7 00:00:32,990 --> 00:00:36,370 妻は俺を 愛してくれていた 異常なほどに 8 00:00:36,370 --> 00:00:40,180 (新谷)俺が何をしたんだ (赤井)本当に記憶がないのか? 9 00:00:40,180 --> 00:00:44,830 (津城)金串を首に刺されそうに? それはおかしな話だな 10 00:00:44,830 --> 00:00:49,000 事故で記憶をなくして 妹のことを何も覚えてないんです 11 00:00:49,000 --> 00:00:53,010 俺にはホントに妹がいるのか? (瞳)宏美 宏美って子 12 00:00:53,010 --> 00:00:55,680 (大杉)あれは女の人? (みゆき)違う 13 00:00:55,680 --> 00:00:58,830 お化け 人をバラバラにしてた 14 00:00:58,830 --> 00:01:01,320 バラバラ? (美希)私は あの日 15 00:01:01,320 --> 00:01:04,170 新谷宏美をつけていました 16 00:01:04,170 --> 00:01:08,470 (中神)次は新谷をやります 私にやらせてください 17 00:01:10,840 --> 00:01:14,510 思い出したか? お前は必ず百舌の早贄にされる 18 00:01:14,510 --> 00:01:18,330 仲間になる気はありませんよ まさか 私もありません 19 00:01:18,330 --> 00:01:21,500 我々も 誰が爆弾を筧に仕掛けたのか 20 00:01:21,500 --> 00:01:24,370 謎の女が誰なのか 分かっていないんです 21 00:01:24,370 --> 00:01:28,330 (葵美)私が絶対に あなたの 記憶を戻す手伝いをします 22 00:01:28,330 --> 00:01:31,850 ありがとう これを見たら何か思い出すかも 23 00:01:31,850 --> 00:01:36,170 (東)お前が巻き込んだよ 殺してから再会させてやる 24 00:01:36,170 --> 00:01:39,650 新谷さん やめろ やめろ やめろ! 25 00:01:39,650 --> 00:01:43,360 こんな かわい子ちゃんを 巻き添えにするなんて 26 00:01:43,360 --> 00:01:46,860 (新谷)離せ! 悪いやつだな お前は! 27 00:01:49,680 --> 00:01:52,480 (新谷)中島さん 28 00:01:54,840 --> 00:01:59,840 中島さん 大丈夫ですか? 29 00:01:59,840 --> 00:02:04,340 アルバム 返さないと… 30 00:02:06,600 --> 00:02:09,900 巻き込んでしまって すいません 31 00:02:16,340 --> 00:02:18,690 少し眠ります 32 00:02:18,690 --> 00:02:20,990 えッ? 33 00:02:24,670 --> 00:02:29,470 おやすみなさい 新谷さん 34 00:02:35,380 --> 00:02:37,880 おやすみなさい 35 00:02:40,350 --> 00:02:43,350 (ドアが開く) 36 00:02:47,510 --> 00:02:51,110 (中神)ハハハハハ… 37 00:02:53,180 --> 00:02:56,480 どうだ 思い出したか? 38 00:02:57,730 --> 00:03:02,670 も~う 仕方ないやつだな お前は 39 00:03:02,670 --> 00:03:05,670 よし じゃあ思い出させてやるよ 40 00:03:05,670 --> 00:03:08,180 やめろ やめろ! 41 00:03:08,180 --> 00:03:10,680 ≪(中神)ハハハハハハッ 42 00:04:15,840 --> 00:04:19,640 我々は 大きな勘違いをしていたようだ 43 00:04:23,540 --> 00:04:26,640 ≪(新谷)あああッ ああ… 44 00:04:35,350 --> 00:04:37,950 意識戻せ (美竹)はい 45 00:04:43,170 --> 00:04:45,840 (中神)絵本 46 00:04:45,840 --> 00:04:51,000 うわッ 何だよ きったねえな 47 00:04:51,000 --> 00:04:54,420 おい 女 こいつから 48 00:04:54,420 --> 00:04:58,350 何か預かってねえか? 49 00:04:58,350 --> 00:05:02,340 (小林)おねえちゃん 返事ぐらいしようよ 50 00:05:02,340 --> 00:05:04,340 あらッ 51 00:05:12,350 --> 00:05:16,350 (朝岡)あ~あ こりゃダメだ 52 00:05:18,010 --> 00:05:20,010 (朝岡)面倒だな 53 00:05:20,010 --> 00:05:24,010 (小林)お前が殴りすぎたんだよ! 54 00:05:26,350 --> 00:05:29,150 運んどけ (朝岡)はい 55 00:05:34,520 --> 00:05:38,520 どうやら 死んじゃったみたい 56 00:05:40,500 --> 00:05:44,920 ああ~ッ! 57 00:05:44,920 --> 00:05:46,850 あ~ッ! 58 00:05:46,850 --> 00:05:52,350 かわいそうにな お前の巻き添えになったせいでな 59 00:05:53,360 --> 00:05:56,680 この病院で処理しとくよ あ~ッ! 60 00:05:56,680 --> 00:06:01,980 跡形もなく溶かしちゃうんだよ 61 00:06:04,290 --> 00:06:06,890 ああ~ッ! 62 00:06:06,890 --> 00:06:11,990 あ~ッ! あ~ッ! 63 00:06:16,468 --> 00:06:24,460 Thanks for downloading, you can share it with friends but please don't use for online-watching website or other purpose, thank you. 64 00:06:24,460 --> 00:06:29,460 This subtitles is from jpsubbers.xyz, thank them for the share, really appreciate. 65 00:06:54,660 --> 00:06:57,310 〈百舌の早贄〉 66 00:06:57,310 --> 00:07:02,810 〈それは百舌という鳥が行う 奇妙な習性のことをいう〉 67 00:07:04,480 --> 00:07:10,090 〈百舌は 捕らえた獲物を枝に串刺しにし〉 68 00:07:10,090 --> 00:07:13,390 〈食べることなく 飛び去るのだ〉 69 00:07:14,330 --> 00:07:18,380 〈この習性には 多くの説があるが〉 70 00:07:18,380 --> 00:07:23,680 〈何のために行われているのかは いまだに分かっていない〉 71 00:07:26,820 --> 00:07:31,480 〈当たり前だ 分かるはずがない〉 72 00:07:31,480 --> 00:07:34,310 〈他のやつらに〉 73 00:07:34,310 --> 00:07:37,310 〈俺達の衝動が〉 74 00:07:47,060 --> 00:07:49,810 〈百舌〉 75 00:07:49,810 --> 00:07:55,000 〈この名前は この世界で二人しか知らない〉 76 00:07:55,000 --> 00:07:58,000 《(新谷)宏美は百舌だ》 77 00:08:00,070 --> 00:08:03,170 〈(宏美)和彦がつけてくれた名前〉 78 00:08:16,820 --> 00:08:20,920 《(父親) 宏美はホントに かわいいな》 79 00:08:31,320 --> 00:08:36,410 ≪(津城)記憶喪失になって 戻ってきたのは新谷和彦じゃない 80 00:08:36,410 --> 00:08:40,560 ちょっと待ってください もう一度 確認させてください 81 00:08:40,560 --> 00:08:43,970 じゃあ 我々が追っていたのは 誰なんですか? 82 00:08:43,970 --> 00:08:47,870 俺が見た男は 写真の新谷和彦だった 83 00:08:47,870 --> 00:08:51,310 我々は固定観念に とらわれていたんですよ 84 00:08:51,310 --> 00:08:54,990 指紋が一致したなら間違いない 85 00:08:54,990 --> 00:08:57,990 つまり 戻ってきたのは… 86 00:09:04,800 --> 00:09:07,990 新谷宏美だ 87 00:09:07,990 --> 00:09:10,980 わけが分からん! 88 00:09:10,980 --> 00:09:16,150 新谷宏美は 新谷和彦の一卵性双生児の弟だ 89 00:09:16,150 --> 00:09:18,150 弟? 90 00:09:18,150 --> 00:09:21,820 おい だが お前が追ってたのは 女だったんだろ? 91 00:09:21,820 --> 00:09:24,140 外見は女でした 92 00:09:24,140 --> 00:09:26,330 (津城)だが 我々は 93 00:09:26,330 --> 00:09:29,330 新谷宏美の素顔を 知りませんでした 94 00:09:31,660 --> 00:09:34,160 そう… 95 00:09:37,670 --> 00:09:40,770 新谷宏美という人物は… 96 00:09:44,480 --> 00:09:48,980 和彦の弟が女装していたんだ 97 00:09:48,980 --> 00:09:51,580 何だって? 98 00:09:53,650 --> 00:09:55,950 間違いない 99 00:09:57,140 --> 00:10:00,330 記憶喪失で現れた男の指紋が 100 00:10:00,330 --> 00:10:03,830 新谷宏美の指紋と 一致したんですからね 101 00:10:30,140 --> 00:10:34,060 《≪(教師)じゃあ 各班ごとに 色や形 大きさなど 》 102 00:10:34,060 --> 00:10:37,200 《カエルが どんな様子か よ~く観察して》 103 00:10:37,200 --> 00:10:39,670 《気づいたことを 先生に教えてください》 104 00:10:39,670 --> 00:10:42,000 《(子供達)は~い》 105 00:10:42,000 --> 00:10:45,150 《≪(男の子)うわ~ッ》 《(女の子達)キャーッ》 106 00:10:45,150 --> 00:10:47,720 《どうした?》 《どうしたの?》 107 00:10:47,720 --> 00:10:50,220 《キャーッ!》 108 00:10:54,000 --> 00:10:56,580 《(教師) どうしてあんなことを?》 109 00:10:56,580 --> 00:10:59,500 《(宏美)刺したかったの》 110 00:10:59,500 --> 00:11:01,970 《お前達の家庭は複雑だ》 111 00:11:01,970 --> 00:11:06,160 《お前のお父さんが 男のお前に 宏美って名前つけたり》 112 00:11:06,160 --> 00:11:09,090 《そんな格好させたり》 《おかしいの?》 113 00:11:09,090 --> 00:11:11,810 《おかしいっていうか お前が自分のことを》 114 00:11:11,810 --> 00:11:15,320 《女の子だって思ってるんだったら 話は別だけど》 115 00:11:15,320 --> 00:11:18,640 《思ってないよ》 《どうして お父さんに言わないの》 116 00:11:18,640 --> 00:11:22,480 《≪(新谷)父に名前を変えろと 言えばすむと思いますか》 117 00:11:22,480 --> 00:11:24,810 《えッ?》 《宏美の名前は》 118 00:11:24,810 --> 00:11:27,980 《生まれてくる前に死んだ 姉の名前なんです》 119 00:11:27,980 --> 00:11:31,170 《宏美が もし 名前を変えたいなんて言ったら》 120 00:11:31,170 --> 00:11:34,490 《父は宏美を 家から追い出すかもしれません》 121 00:11:34,490 --> 00:11:37,670 《先生は宏美が ホントは男だっていうことを》 122 00:11:37,670 --> 00:11:40,770 《みんなに気づかれないように してください》 123 00:11:44,810 --> 00:11:49,000 《(宏美)お兄ちゃん 私って出来損ないなの?》 124 00:11:49,000 --> 00:11:51,300 《(新谷)そんなことない》 125 00:11:53,020 --> 00:11:56,990 《私は 女の子でいればいいの?》 126 00:11:56,990 --> 00:12:00,980 《ああ つらいだろうけど 今はな》 127 00:12:00,980 --> 00:12:05,480 《でも私 女の子嫌いじゃないよ》 128 00:12:06,590 --> 00:12:09,190 《宏美》 129 00:12:10,490 --> 00:12:13,880 《お前のことは 何があっても俺が守ってやる》 130 00:12:13,880 --> 00:12:16,180 《うん》 131 00:12:18,550 --> 00:12:22,050 《(寺門)はいはい ご飯だよ》 132 00:12:48,190 --> 00:12:51,290 〈俺は抑えきれなかった〉 133 00:12:52,980 --> 00:12:56,980 〈日に日に大きくなっていく 自分の衝動を…〉 134 00:13:47,670 --> 00:13:50,970 《(宏美が何度も刺している)》 135 00:13:56,310 --> 00:13:58,810 《(新谷)宏美》 136 00:14:02,330 --> 00:14:06,830 《俺達が帰ってきたら お父さんは死んでいた いいな》 137 00:14:07,810 --> 00:14:10,840 〈父親を殺したことにより〉 138 00:14:10,840 --> 00:14:14,660 〈俺は自分の衝動を 完全に止めることが〉 139 00:14:14,660 --> 00:14:17,460 〈できなくなってしまった〉 140 00:14:26,640 --> 00:14:30,160 お前達が新谷和彦をマークして 141 00:14:30,160 --> 00:14:33,200 新谷宏美に たどり着いたときには 142 00:14:33,200 --> 00:14:35,820 妹だと思ってたんだよな? 143 00:14:35,820 --> 00:14:40,660 はい 何週間も監視していましたが 144 00:14:40,660 --> 00:14:43,660 男性とは気づきませんでした 145 00:14:43,660 --> 00:14:47,810 一体 何のために 新谷宏美は女装してたんだ 146 00:14:47,810 --> 00:14:52,970 分からない だが 状況から見て新谷宏美は 147 00:14:52,970 --> 00:14:57,820 偽装や身元を隠すために 女装していたわけではなく 148 00:14:57,820 --> 00:15:01,820 常習的に女装していたんだろう 149 00:15:08,330 --> 00:15:11,990 《やめろ やめてくれ 》 150 00:15:11,990 --> 00:15:14,990 《何なんだよ お前は 》 151 00:15:14,990 --> 00:15:17,290 《やめろ 来るな!》 152 00:15:30,320 --> 00:15:33,320 《お前の獲物は俺が決める》 153 00:15:41,530 --> 00:15:47,530 〈それでも そんな自分を 和彦は受け入れてくれた〉 154 00:15:49,140 --> 00:15:52,810 〈それから和彦は 衝動を止められない俺が〉 155 00:15:52,810 --> 00:15:56,500 〈無差別殺人犯として 逮捕されないように〉 156 00:15:56,500 --> 00:15:59,370 〈裏組織の連中と手を組み〉 157 00:15:59,370 --> 00:16:03,970 〈殺し屋として扱い コントロールしてくれた〉 158 00:16:19,990 --> 00:16:23,380 〈和彦が持ってくる殺しの依頼は〉 159 00:16:23,380 --> 00:16:29,150 〈何一つ殺人事件として 表沙汰になることはなく〉 160 00:16:29,150 --> 00:16:33,000 〈俺は人殺しの百舌として〉 161 00:16:33,000 --> 00:16:36,300 〈多くの人間を殺した〉 162 00:16:39,660 --> 00:16:42,330 〈そして和彦は 依頼者達にも〉 163 00:16:42,330 --> 00:16:45,760 〈自分が 犯行を行っているように見せて〉 164 00:16:45,760 --> 00:16:48,650 〈俺の正体を隠し続けてくれた〉 165 00:16:48,650 --> 00:16:50,650 《(東)頼んだぞ》 166 00:16:50,650 --> 00:16:53,320 〈完璧だったんだ〉 167 00:16:53,320 --> 00:16:56,920 〈あの爆弾事件が起きるまでは〉 168 00:17:09,300 --> 00:17:12,640 じゃあ 俺達の前に現れた記憶喪失の男は 169 00:17:12,640 --> 00:17:16,010 新谷和彦だと思っていたが 実は女装のとれた 170 00:17:16,010 --> 00:17:18,500 新谷宏美だったってのか? 171 00:17:18,500 --> 00:17:21,100 そういうことになります 172 00:17:23,970 --> 00:17:28,810 事件当日 君は 新谷宏美を追っていたんだな? 173 00:17:28,810 --> 00:17:31,490 はい 174 00:17:31,490 --> 00:17:34,900 私は新谷宏美を尾行し 175 00:17:34,900 --> 00:17:38,400 宏美は筧のあとをつけていました 176 00:17:40,490 --> 00:17:44,160 宏美は筧を追って あの喫茶店に入り 177 00:17:44,160 --> 00:17:47,010 私も店内に入りました 178 00:17:47,010 --> 00:17:51,810 筧は写真を見ながら 店内を見渡していました 179 00:17:51,810 --> 00:17:55,370 すると すでに店内にいた 180 00:17:55,370 --> 00:17:59,970 サングラスをかけた謎の女が 筧に手をあげました 181 00:18:09,650 --> 00:18:12,520 筧は その女の前に座り 182 00:18:12,520 --> 00:18:16,620 宏美は 筧と距離をとった席に座りました 183 00:18:24,800 --> 00:18:27,820 〈殺しの依頼を受けてから一週間〉 184 00:18:27,820 --> 00:18:32,140 〈筧は全く隙を見せなかった〉 185 00:18:32,140 --> 00:18:35,160 〈尾行するのは 難しくはなかったが〉 186 00:18:35,160 --> 00:18:39,700 〈やみくもに仕掛けるわけには いかなかった〉 187 00:18:39,700 --> 00:18:44,200 〈逃げることも計算して おかなければならないからだ〉 188 00:18:46,490 --> 00:18:50,090 〈だが もう我慢の限界だった〉 189 00:18:50,090 --> 00:18:53,090 《(筧)ちょっとトイレに》 190 00:18:57,880 --> 00:19:00,500 筧が席を立ち トイレに向かい 191 00:19:00,500 --> 00:19:04,800 新谷も そのあとを追って トイレに向かいました 192 00:19:09,220 --> 00:19:13,400 〈俺は トイレに向かう筧の背中を見て〉 193 00:19:13,400 --> 00:19:18,500 〈もしチャンスがあれば ひと思いに 殺ってしまおうと決意した〉 194 00:19:20,500 --> 00:19:23,500 (水が流れる音が聞こえる) 195 00:19:30,980 --> 00:19:35,000 《もしもし はいはい 今トイレなんで5分後に…》 196 00:19:35,000 --> 00:19:37,320 《5分後に かけ直します》 197 00:19:37,320 --> 00:19:40,620 〈失敗が さらに俺をいらだたせた〉 198 00:19:43,160 --> 00:19:46,160 二人が 視界から見えなくなったので 199 00:19:46,160 --> 00:19:50,160 私もトイレに向かおうか 迷っていました 200 00:19:55,470 --> 00:20:00,970 その間 しばらく君は謎の女から 目を離していたということだな 201 00:20:03,210 --> 00:20:05,210 はい 202 00:20:07,150 --> 00:20:10,020 トイレに向かおうと思ったとき 203 00:20:10,020 --> 00:20:14,320 新谷宏美だけが トイレから戻ってきました 204 00:20:15,990 --> 00:20:18,860 〈俺がトイレから戻ってくると〉 205 00:20:18,860 --> 00:20:22,460 〈女が 筧のカバンに何かを入れていた〉 206 00:20:23,670 --> 00:20:28,670 〈カバンを元の位置に戻すと 女は席を立とうとした〉 207 00:20:33,640 --> 00:20:36,160 宏美が戻ってくると 208 00:20:36,160 --> 00:20:39,760 謎の女が 伝票を持って立ち上がりました 209 00:20:46,640 --> 00:20:52,740 〈女が動き出した 女を追えという 直感に突き動かされた〉 210 00:20:56,830 --> 00:21:02,540 謎の女が店を出ると 宏美も その女を追って店を出ました 211 00:21:02,540 --> 00:21:05,470 〈女の様子に 何か異常なものを感じ〉 212 00:21:05,470 --> 00:21:10,660 〈それが筧の弱点を突く 手がかりになるような予感がした〉 213 00:21:10,660 --> 00:21:13,650 〈どうせ 筧のねぐらは分かっている〉 214 00:21:13,650 --> 00:21:17,800 〈この女の素性を探れば この膠着した局面を打開する〉 215 00:21:17,800 --> 00:21:20,990 〈ヒントが つかめるかもしれない〉 216 00:21:20,990 --> 00:21:27,090 〈喫茶店を出た女は すぐに 近くの雑居ビルに入っていった〉 217 00:21:38,140 --> 00:21:42,980 そのビルの前で 新谷宏美は どれぐらい待ってたんだ? 218 00:21:42,980 --> 00:21:45,660 10分ほどです 219 00:21:45,660 --> 00:21:48,960 その間 人の出入りは? 220 00:21:53,990 --> 00:21:57,010 ビルから 何人かの人が出てきましたが 221 00:21:57,010 --> 00:22:00,110 謎の女の姿は ありませんでした 222 00:22:11,170 --> 00:22:14,970 やがて 宏美もビルに入っていきました 223 00:22:33,160 --> 00:22:37,170 〈各フロアの廊下には人影がなく〉 224 00:22:37,170 --> 00:22:40,470 〈ビル全体が息絶えていた〉 225 00:23:15,320 --> 00:23:17,970 〈サングラスとコートに 気を取られ〉 226 00:23:17,970 --> 00:23:21,480 〈それ以外の女に 注意を払わなかったのは〉 227 00:23:21,480 --> 00:23:23,980 〈大失敗だった〉 228 00:23:23,980 --> 00:23:27,150 〈ビルから出てきた 何人かの女の中に〉 229 00:23:27,150 --> 00:23:30,190 〈あの女が いたはずだった〉 230 00:23:30,190 --> 00:23:34,360 〈筧が まだ喫茶店に 残っていればいいがと念じながら〉 231 00:23:34,360 --> 00:23:37,990 〈道を急いだ〉 232 00:23:37,990 --> 00:23:42,980 ビルから出た宏美は また 喫茶店の方へ歩いていきました 233 00:23:42,980 --> 00:23:48,140 そして喫茶店へ戻ると ちょうど 筧が店から出てきました 234 00:23:48,140 --> 00:23:51,640 宏美は再び 筧を追いかけました 235 00:23:53,140 --> 00:23:55,980 《(クラクション)》 236 00:23:55,980 --> 00:24:00,150 〈筧の足取りは どこかヤケクソだった〉 237 00:24:00,150 --> 00:24:03,820 〈かなり 頭にきているように見えた〉 238 00:24:03,820 --> 00:24:06,500 〈頭にきた人間は〉 239 00:24:06,500 --> 00:24:10,100 〈必ず どこかでミスを犯すものだ〉 240 00:24:25,160 --> 00:24:30,810 《(沼田)ちょいちょい 三人揃って どこ行くんですか?》 241 00:24:30,810 --> 00:24:33,830 〈女達が ホームレスに絡まれていた〉 242 00:24:33,830 --> 00:24:36,930 《向こうに いいとこあるんだよ》 《≪(筧)おい!》 243 00:24:39,300 --> 00:24:43,600 〈それを見た筧が突然 走りだした〉 244 00:24:51,030 --> 00:24:53,330 〈そして…〉 245 00:25:18,830 --> 00:25:21,810 《(男) 救急車呼んでくれ 救急車! 》 246 00:25:21,810 --> 00:25:25,310 《救急車 早く!》 247 00:25:28,990 --> 00:25:31,640 〈俺は何が起こったのか分からず〉 248 00:25:31,640 --> 00:25:34,640 〈フラフラと立ち上がった〉 249 00:25:36,760 --> 00:25:40,930 〈筧は跡形もなく消え去っていた〉 250 00:25:40,930 --> 00:25:46,500 〈俺は自分の手で筧を殺せなかった いらだちを抑えて〉 251 00:25:46,500 --> 00:25:49,360 〈ICチップを回収するために〉 252 00:25:49,360 --> 00:25:54,660 〈ちらばるガレキをどけて 筧の体の一部を探した〉 253 00:26:01,000 --> 00:26:05,000 《(泣いている)》 254 00:26:07,160 --> 00:26:10,760 少女の泣き声がしました 255 00:26:12,160 --> 00:26:17,460 あの女の子の絵は 新谷宏美だったんだな 256 00:26:22,640 --> 00:26:24,640 あれが? 257 00:26:30,500 --> 00:26:34,300 《(みゆきが泣いている)》 258 00:27:22,480 --> 00:27:25,820 〈筧の上着から所持品を見つけ〉 259 00:27:25,820 --> 00:27:28,920 〈俺は その場をあとにした〉 260 00:27:52,480 --> 00:27:54,780 《大丈夫?》 261 00:28:00,160 --> 00:28:03,460 周りのほこりが晴れる頃に私は… 262 00:28:09,860 --> 00:28:13,460 完全に新谷宏美を見失いました 263 00:29:04,640 --> 00:29:08,790 〈俺は爆弾事件で 筧が死んだということと〉 264 00:29:08,790 --> 00:29:12,460 〈回収したものの隠し場所を 報告するために〉 265 00:29:12,460 --> 00:29:16,370 〈すぐ 和彦に会いにいった〉 266 00:29:16,370 --> 00:29:20,150 〈だが アパートに着くと〉 267 00:29:20,150 --> 00:29:23,650 〈和彦が赤井達と出てきた〉 268 00:29:25,310 --> 00:29:29,630 〈まるで連れ出すように和彦を 囲んでいた赤井達のあとを〉 269 00:29:29,630 --> 00:29:31,630 〈俺は追った〉 270 00:29:31,630 --> 00:29:35,140 《≪(女)お茶にビールに…》 《≪(赤井)おねえちゃん 》 271 00:29:35,140 --> 00:29:38,470 《好きなの頼め》 《(桜樹)ありがとうございます》 272 00:29:38,470 --> 00:29:43,960 〈和彦の顔には これといった 緊張や恐怖の色はなかった〉 273 00:29:43,960 --> 00:29:48,980 〈しかし 俺の本能が 何か危険を告げていた〉 274 00:29:48,980 --> 00:29:52,370 〈どこへ行こうとしているのか 分からないが〉 275 00:29:52,370 --> 00:29:56,620 〈少なくとも これは和彦の 意思によるものではないと〉 276 00:29:56,620 --> 00:29:58,920 〈そう直感した〉 277 00:30:03,960 --> 00:30:07,760 《よいしょ》 《はい 行きましょうか》 278 00:30:29,810 --> 00:30:33,610 《はあ~ッ ボロがよ!》 279 00:30:38,650 --> 00:30:42,220 〈本能的に分かった〉 280 00:30:42,220 --> 00:30:45,720 〈このままでは和彦が殺されると〉 281 00:30:48,960 --> 00:30:52,480 《(及川)ICチップのありかも 聞いてないですよ》 282 00:30:52,480 --> 00:30:54,830 《(赤井)うるせえ》 283 00:30:54,830 --> 00:30:57,830 〈最悪の事態を想像した〉 284 00:31:04,810 --> 00:31:08,130 〈崖には誰もいなかった〉 285 00:31:08,130 --> 00:31:12,630 〈俺は和彦が 突き落とされたのだと思った〉 286 00:31:12,630 --> 00:31:17,800 〈だが 奈落の底に落ちたと 思っていた和彦は助かっていた〉 287 00:31:17,800 --> 00:31:19,970 《(宏美)兄ちゃん!》 288 00:31:19,970 --> 00:31:23,290 〈木の枝に挟み込まれて〉 289 00:31:23,290 --> 00:31:26,310 〈その姿は まるで〉 290 00:31:26,310 --> 00:31:29,610 〈百舌の早贄のように見えた〉 291 00:31:43,850 --> 00:31:45,850 《兄ちゃん!》 292 00:31:51,820 --> 00:31:54,920 《宏美…》 《兄ちゃん!》 293 00:31:56,310 --> 00:31:59,400 《お前に謝らなきゃいけないことが あるんだ》 294 00:31:59,400 --> 00:32:01,900 《そんなのいいから 早く!》 295 00:32:03,130 --> 00:32:05,930 《許してくれ…》 296 00:32:20,200 --> 00:32:22,500 《百舌…》 297 00:32:31,460 --> 00:32:34,650 〈東達は爆弾事件のあと〉 298 00:32:34,650 --> 00:32:37,500 〈和彦を連れ出し〉 299 00:32:37,500 --> 00:32:40,620 〈崖から墜落死させた〉 300 00:32:40,620 --> 00:32:43,470 〈筧が死んだのを確認して〉 301 00:32:43,470 --> 00:32:47,970 〈永遠に 和彦の口を封じようとしたんだ〉 302 00:33:03,640 --> 00:33:06,440 (桜樹)泣いてんの? 303 00:33:08,320 --> 00:33:10,320 (桜樹)なあ 304 00:33:12,470 --> 00:33:14,770 泣いてんのか 305 00:33:18,290 --> 00:33:20,790 おい 306 00:33:40,960 --> 00:33:44,650 お前達は 死んでも償えない罪を犯した 307 00:33:44,650 --> 00:33:47,700 お前達は永遠に呪われる 308 00:33:47,700 --> 00:33:50,000 俺にな 309 00:34:03,240 --> 00:34:05,860 ≪(中神)とばすなよ 310 00:34:05,860 --> 00:34:08,460 (物音) 311 00:34:11,310 --> 00:34:13,650 何だ? 312 00:34:13,650 --> 00:34:17,130 何だ? 何だ何だ? 313 00:34:17,130 --> 00:34:20,150 何だ? 314 00:34:20,150 --> 00:34:23,140 (東)記憶が戻ったってことか… 315 00:34:23,140 --> 00:34:25,440 ☎(朝岡)うッ! 316 00:34:43,980 --> 00:34:48,100 (宏美)ハハハハハ… 317 00:34:48,100 --> 00:34:51,400 ハハハハハ… 318 00:36:35,670 --> 00:36:38,470 (白石)うわ~ッ! 319 00:36:53,470 --> 00:36:56,270 (小林)チックショウ 320 00:37:25,320 --> 00:37:28,320 (小林が刺される) 321 00:37:39,990 --> 00:37:42,970 (中神)フフ ハハハハハ… 322 00:37:42,970 --> 00:37:48,810 ハハハハハ… 323 00:37:48,810 --> 00:37:52,630 何着てんだ おい ハハハハッ 324 00:37:52,630 --> 00:37:55,730 この変態野郎! 325 00:39:34,970 --> 00:39:38,470 ヒヒヒ ハハハハ… 326 00:39:39,470 --> 00:39:42,070 野郎… 327 00:40:59,320 --> 00:41:01,820 ハハハハハ… 328 00:41:01,820 --> 00:41:06,320 似合ってるよ かわいいよ 329 00:41:16,820 --> 00:41:19,620 ヘヘヘヘヘッ 330 00:41:26,300 --> 00:41:28,800 タイプかも 331 00:41:35,290 --> 00:41:39,090 あれッ あれッ あれッ… 332 00:44:43,710 --> 00:44:46,510 化け物が よみがえったのか… 333 00:45:29,310 --> 00:45:31,610 新谷は どこに向かった? 334 00:45:32,810 --> 00:45:35,810 俺達とは全く違う目的で やつは動いてる 335 00:45:36,850 --> 00:45:39,970 ≪(津城)まずは 新谷宏美の足取りをつかむ 336 00:45:39,970 --> 00:45:42,970 完全に行方が分からない 消えた? 337 00:45:42,970 --> 00:45:46,970 百舌も私も 衝動に駆られてるんだね 338 00:45:48,630 --> 00:45:53,080 記憶が戻って 一番にすることは ICチップだ 339 00:45:53,080 --> 00:45:55,980 警部 ダルマを信じていますか? 340 00:45:55,980 --> 00:45:58,480 夢でダルマを見たのか? 341 00:46:00,640 --> 00:46:03,120 もしかして お前も見たことがあるのか? 342 00:46:03,120 --> 00:46:07,160 やっかいなことでも抱えてんの? ああ 最上級のな 343 00:46:07,160 --> 00:46:10,800 室井警視監はグラークα作戦を ご存じですよね? 344 00:46:10,800 --> 00:46:13,400 あの作戦は極秘だ 知ってるだろ 345 00:46:13,400 --> 00:46:18,090 (津城)あなたの力で 公安警察の闇を暴きませんか? 346 00:46:18,090 --> 00:46:20,480 全部作りもんに見えてきたよ 347 00:46:20,480 --> 00:46:25,080 真実を知るまでは 俺は空っぽのままなんです 348 00:46:28,050 --> 00:46:31,050 初めまして 新谷宏美君