1 00:00:02,102 --> 00:00:08,842 ♬~(テーマ音楽) 2 00:00:08,842 --> 00:01:26,153 ♬~ 3 00:01:32,025 --> 00:01:36,697 <呼べば応えて こだまのように返ってきた 1年前とは反対に➡ 4 00:01:36,697 --> 00:01:42,869 23年の春 型を変えて出した第2巻は 再版に次ぐ再版で➡ 5 00:01:42,869 --> 00:01:47,341 羽が生えたごとき売れ行きでした。➡ 6 00:01:47,341 --> 00:01:52,179 そのおかげで 磯野家を占領していた 第1巻の在庫の山も➡ 7 00:01:52,179 --> 00:01:55,215 すっきりと いなくなってくれました> 8 00:01:55,215 --> 00:01:57,884 ☎ 9 00:01:57,884 --> 00:02:03,156 (千代)はいはい…。 (道子)は~い! はいはい! 10 00:02:03,156 --> 00:02:06,493 はい もしもし 姉妹出版です。 11 00:02:06,493 --> 00:02:11,298 はい 2巻目を あと10本ですね。 はい 承知いたしました。 12 00:02:11,298 --> 00:02:15,168 毎度 どうも ありがとうございました。➡ 13 00:02:15,168 --> 00:02:19,172 神田村の金子さんより 2巻目を あと10本のご注文でした。 14 00:02:19,172 --> 00:02:24,311 (千代)はい ご苦労さま。 じゃあ 選手交代。(道子)はい! 15 00:02:24,311 --> 00:02:27,014 マチ子お嬢様。 (マチ子)うん? 16 00:02:27,014 --> 00:02:29,049 一緒に行く? はあ? 17 00:02:29,049 --> 00:02:31,051 散歩。 18 00:02:34,321 --> 00:02:37,524 (道子)はい お供させていただきます。 はい どうぞ。 19 00:02:37,524 --> 00:02:41,695 あっ もしもし 植辰さんですか? お千代でございます。 20 00:02:41,695 --> 00:02:44,531 はい また本の配達を お願いしたいんですけれども。 21 00:02:44,531 --> 00:02:48,201 神田村の金子書店さんに 2巻目を10本。 22 00:02:48,201 --> 00:02:52,072 ええ。 はい。 はい そうです。 よろしくお願いいたします。 どうも。 23 00:02:52,072 --> 00:02:56,710 (マリ子)ただいま。 あっ お帰りなさいませ。 24 00:02:56,710 --> 00:02:58,645 マチ子 また難産のようね。 25 00:02:58,645 --> 00:03:00,680 (千代)はい。 でも 道子ちゃんが一緒だったらば➡ 26 00:03:00,680 --> 00:03:02,983 元気で帰ってくること請け合いですたい。 27 00:03:02,983 --> 00:03:08,488 本当。 マチ子のアイデアのお相手としては 道子ちゃんは 本当に まさに手品師ね。 28 00:03:08,488 --> 00:03:10,424 一体 どんな才能があるんでしょう? 29 00:03:10,424 --> 00:03:14,828 そんな上等なもんじゃなかですよ。 あの子のは 聞き魔ですけんね。 30 00:03:14,828 --> 00:03:16,763 聞き魔? (千代)はい。 31 00:03:16,763 --> 00:03:20,634 まあ よう種が尽きんと思うくらい 何でんかんでん聞いてくるとですよ。 32 00:03:20,634 --> 00:03:23,503 そうね… そういえば よく聞くわね。 33 00:03:23,503 --> 00:03:26,006 (千代)あら お嬢様にもですか? 34 00:03:26,006 --> 00:03:28,308 それよ。 それ それ。 この前も➡ 35 00:03:28,308 --> 00:03:32,179 「お嬢様には お嬢様と奥様と どちらを お呼びしたらいいんでしょう?」って。 36 00:03:32,179 --> 00:03:34,181 (千代)まあ! (笑い声) 37 00:03:34,181 --> 00:03:38,318 考えてみたら 三十女をつかまえて お嬢様って言うのも おかしいし➡ 38 00:03:38,318 --> 00:03:42,022 それに 私は 確かに 新八郎さんの奥さんですものね。 39 00:03:42,022 --> 00:03:45,859 以後 マリ子奥様と 呼んでもらうことにしたわ。 40 00:03:45,859 --> 00:03:50,330 そういえば そうそう。 うちには 「一生 再婚する気はなかか?」とかか➡ 41 00:03:50,330 --> 00:03:54,701 「魚屋さんは嫌いか?」とか…。 魚屋さん? 42 00:03:54,701 --> 00:03:56,636 あ… あ いえ… あの…。 43 00:03:56,636 --> 00:04:00,474 それからね ヨウ子お嬢様は どうして きれいかに始まって➡ 44 00:04:00,474 --> 00:04:03,276 え~っと オウムは人間の言葉をしゃべれるとに➡ 45 00:04:03,276 --> 00:04:06,179 人間に一番近い猿が どうして キャッキャッと言うか。 46 00:04:06,179 --> 00:04:09,483 それから お芋は ふかすのと焼くのとは どう違うか➡ 47 00:04:09,483 --> 00:04:13,153 まあ それは際限もなく 突拍子もないことを言いだすとですよ。 48 00:04:13,153 --> 00:04:16,656 結構じゃないの。 マチ子の難産には そういう関係のない話題が➡ 49 00:04:16,656 --> 00:04:18,692 一番の特効薬なのよ。 50 00:04:18,692 --> 00:04:21,161 あっ そうそうそう。 神田の金子書店さんから➡ 51 00:04:21,161 --> 00:04:25,499 2巻目10本 注文がありましたので 植辰さんに お願いしておきました。 52 00:04:25,499 --> 00:04:29,002 まあ。 またまた売れてるのね。 はい じゃんじゃんと。 53 00:04:29,002 --> 00:04:32,873 よかったわ。 これで おかげさまで 三ちゃんの店も➡ 54 00:04:32,873 --> 00:04:35,675 バラックながら ようやく格好がついてきたし。 55 00:04:35,675 --> 00:04:38,578 よろしかったですね。 そうよ。 56 00:04:38,578 --> 00:04:41,314 これで 出版をしたかいがあった っていうものね。 57 00:04:41,314 --> 00:04:43,850 はい。 南京虫に食われ食われ。 58 00:04:43,850 --> 00:04:46,686 やだ~! その話は やめてよ! もう聞くだけで…。 59 00:04:46,686 --> 00:04:49,189 (千代)かいかいになりますよ かいかいに。 嫌~! お千代ねえやったら…。 60 00:04:49,189 --> 00:04:51,191 ただいま! あっ お帰り。 61 00:04:51,191 --> 00:04:54,327 あら? 道子ちゃん どげんしたとですか? うん 天海さんのお母さんとね➡ 62 00:04:54,327 --> 00:05:00,133 アヒルのヒヨコは どうして あんなに かわいいのかと意気投合してる。 63 00:05:00,133 --> 00:05:02,435 アヒルのヒヨコがね…。 64 00:05:06,006 --> 00:05:08,475 (良造)天松屋でございます。 毎度どうも。 65 00:05:08,475 --> 00:05:12,345 (はる)ああ どうも ご苦労さまでした。 三吉さん お願いしますよ。 66 00:05:12,345 --> 00:05:14,815 あの もう一つね。 (はる)はいはい。 67 00:05:14,815 --> 00:05:19,486 (良造)よいしょ… はい。 68 00:05:19,486 --> 00:05:23,290 いやいや… 随分 走り回ったんですがね➡ 69 00:05:23,290 --> 00:05:26,159 なかなか 手ごろなのがございませんでね。 70 00:05:26,159 --> 00:05:28,829 ええ おすすめしかねる ひでえ代物か➡ 71 00:05:28,829 --> 00:05:31,665 ぐっと 上等な こういったお品になってしまいましてね。 72 00:05:31,665 --> 00:05:33,600 (はる)ええ ええ 結構ですとも。➡ 73 00:05:33,600 --> 00:05:36,303 お品が上等でいけないということは ありませんからね。 74 00:05:36,303 --> 00:05:40,173 (三吉)とんでもない。 上等すぎますですよ こんな布団は。 75 00:05:40,173 --> 00:05:42,108 いいじゃありませんか。 76 00:05:42,108 --> 00:05:45,011 焼け出されてからの おばあちゃまのことを考えたら➡ 77 00:05:45,011 --> 00:05:50,684 せめて これくらいのお布団で ゆっくりと体を休めていただかなくては。 78 00:05:50,684 --> 00:05:52,619 ありがとうございます。 79 00:05:52,619 --> 00:05:55,555 しかし 天松屋さん。えっ? 私のは いけません。 80 00:05:55,555 --> 00:05:58,024 私のだけは 木綿の もっと普通のと取り替えてください。 81 00:05:58,024 --> 00:06:00,927 いや でもさ その普通ってのが なかなかね…。 82 00:06:00,927 --> 00:06:05,632 だったら その… おすすめしかねるという品で結構です。 83 00:06:05,632 --> 00:06:07,567 三吉さん…。 84 00:06:07,567 --> 00:06:10,804 ご隠居様と おかみさんの分を 用意していただいただけで➡ 85 00:06:10,804 --> 00:06:14,474 私は涙が出るほど うれしいんですよ。 86 00:06:14,474 --> 00:06:18,278 その上 私まで こんな布団を着たら➡ 87 00:06:18,278 --> 00:06:20,981 バチが当たります。 でもね…。 88 00:06:20,981 --> 00:06:23,884 (三吉)いえ 本当に お気持ちは ありがたいです。 89 00:06:23,884 --> 00:06:30,290 でも 今は 一日も早く 奥さんに この家の借金を返すためには➡ 90 00:06:30,290 --> 00:06:33,159 私は むしろに くるまったって つらいとは思いません。 91 00:06:33,159 --> 00:06:35,662 いえ そうやって頑張りたい と思ってるんです。 92 00:06:35,662 --> 00:06:40,166 いや けどさ せっかく 奥様が… ええ? 上等なのって言ってくださってるのに➡ 93 00:06:40,166 --> 00:06:42,102 何で そんな 固いこと言うの あんた! 94 00:06:42,102 --> 00:06:46,840 いいえ… 三吉さんの言うとおりかもしれませんね。 95 00:06:46,840 --> 00:06:48,775 えっ? 96 00:06:48,775 --> 00:06:53,613 今は とにかく スタート地点に立った 三吉さんの気持ちを➡ 97 00:06:53,613 --> 00:06:58,018 大事にしてあげるべきだと思いますよ。 98 00:06:58,018 --> 00:07:01,788 ありがとうございます 奥様。 このとおりです。 99 00:07:01,788 --> 00:07:08,461 いいえ これはね 昔々 私たちが東京へ出た時➡ 100 00:07:08,461 --> 00:07:12,632 西も東も分からなかった時に いろいろと面倒見てくだすった➡ 101 00:07:12,632 --> 00:07:17,470 酒田さんご一家への ご恩返しなんですからね。 102 00:07:17,470 --> 00:07:19,406 はい…。 103 00:07:19,406 --> 00:07:22,976 <ともあれ おばあちゃんが東京へ戻れる準備は➡ 104 00:07:22,976 --> 00:07:25,979 着々と進行して…> 105 00:07:27,647 --> 00:07:29,849 さあ 着きましたよ。 106 00:07:31,818 --> 00:07:34,854 おばあちゃま! 107 00:07:34,854 --> 00:07:37,691 おばあちゃま お帰りなさい! 108 00:07:37,691 --> 00:07:40,160 本当に よく帰ってきてくださいました! 109 00:07:40,160 --> 00:07:42,996 おばさんも お帰りなさい! (さよ)マリ子さん…! 110 00:07:42,996 --> 00:07:45,031 さあ どうぞ 荷物を。 いえ とんでもない! 111 00:07:45,031 --> 00:07:47,300 いいえ さぞ お疲れでしょう。 すみません…。 112 00:07:47,300 --> 00:07:50,503 どうぞ。 ハハッ! 113 00:07:50,503 --> 00:07:54,507 ヨウ子! お母様! お千代ねえや! 114 00:08:00,113 --> 00:08:06,252 <こんな時 多分 言葉なんてものは 何もいらないのでしょう…。➡ 115 00:08:06,252 --> 00:08:09,055 しかし…> 116 00:08:14,127 --> 00:08:16,262 おばあちゃま…。 117 00:08:16,262 --> 00:08:18,331 おっ母さん。 118 00:08:18,331 --> 00:08:24,971 すいません。 昨日 三吉が 迎えに来てくれても 支度を始めても➡ 119 00:08:24,971 --> 00:08:30,844 まだ 夢じゃないか 夢みたいだって 言い続けておりましてね。 120 00:08:30,844 --> 00:08:33,146 夢じゃあるもんですか! 121 00:08:33,146 --> 00:08:38,952 ほら このとおり 凸凹3人娘が 顔をそろえているでしょう? 122 00:08:41,654 --> 00:08:43,690 どうしたの? おばあちゃま。 123 00:08:43,690 --> 00:08:47,527 まさか 言葉を お忘れになってしまった わけじゃないでしょう? 124 00:08:47,527 --> 00:08:51,297 へえ。 私も それが心配で…。 125 00:08:51,297 --> 00:08:54,167 まあ… それは どういうことなの? 126 00:08:54,167 --> 00:08:56,503 へえ。 127 00:08:56,503 --> 00:09:00,373 まあ 汽車にお乗せすれば 窓枠に ただ しがみついて➡ 128 00:09:00,373 --> 00:09:02,609 外ばかりを ご覧になっていましたし➡ 129 00:09:02,609 --> 00:09:04,944 いよいよ こちらのご門が見えますと➡ 130 00:09:04,944 --> 00:09:08,615 ご隠居さんは 私の背中をバタバタと ただ 足で お蹴りになるだけで…。 131 00:09:08,615 --> 00:09:10,617 (ウメ)とうへんぼく! 132 00:09:12,252 --> 00:09:18,058 私は うれしくてさ… ありがたくてさ…。 133 00:09:18,058 --> 00:09:22,262 でも 100万遍 こんなこと言ったって➡ 134 00:09:22,262 --> 00:09:30,637 今の この私の気持ちは 皆さんには 伝えられっこないって思うからさ…。 135 00:09:30,637 --> 00:09:33,139 おばあちゃま…。 136 00:09:33,139 --> 00:09:37,811 うん もう くだくだ言わないよ 私は。 137 00:09:37,811 --> 00:09:42,482 言ったって しゃべったって 言い切れやしないもん。 138 00:09:42,482 --> 00:09:46,820 ねえ そうでしょう? 奥さん。 マリ子さん。 139 00:09:46,820 --> 00:09:49,289 そうですとも。 140 00:09:49,289 --> 00:09:53,827 おばあちゃまが帰ってきてくだすって どんなに うれしいか…。 141 00:09:53,827 --> 00:10:02,168 私はね 本当に もう 生きて 二度と会えるとは思わなかったよ…。 142 00:10:02,168 --> 00:10:06,005 (はる)おばあちゃま…。 本当だよ! 143 00:10:06,005 --> 00:10:09,042 ねっ ヨウ子ちゃん! (ヨウ子)はい。 144 00:10:09,042 --> 00:10:13,880 ほら あの… みんなが あの 疎開した時さ➡ 145 00:10:13,880 --> 00:10:17,517 あん時に 牛尾のご隠居さんが 言ったっけさ。 146 00:10:17,517 --> 00:10:21,688 生きていれば 必ず また会えるから。 147 00:10:21,688 --> 00:10:28,461 だけど 私は信じられなかったんだよ もう 私は年だもん。 148 00:10:28,461 --> 00:10:35,034 それがさ マリ子さんが三吉と一緒に 迎えに来てくれたんだもんね。 149 00:10:35,034 --> 00:10:39,706 私は もう もっともっと 素直になんなきゃいけなかったんだよね。 150 00:10:39,706 --> 00:10:42,208 ねっ さよさん。 おっ母さん。 151 00:10:42,208 --> 00:10:45,111 本当に ありがとうよ。 152 00:10:45,111 --> 00:10:48,348 あんたが一緒にいてくれなかったら 私は➡ 153 00:10:48,348 --> 00:10:56,222 生きて こんないい日 迎えることはできなかったんだからね。 154 00:10:56,222 --> 00:11:01,294 長い間 出来損ないの嫁だなんて さんざんっぱら言ったけども➡ 155 00:11:01,294 --> 00:11:04,664 本当に ごめんだよ…! おっ母さん…。 156 00:11:04,664 --> 00:11:09,168 (すすり泣き) 157 00:11:09,168 --> 00:11:13,673 三ちゃん もう一度 考え直した方がいいんじゃないの? 158 00:11:13,673 --> 00:11:16,576 はあ? 159 00:11:16,576 --> 00:11:21,548 私を引き取るなんて言ったことさ。 えっ? 160 00:11:21,548 --> 00:11:24,684 「後の後悔 先に立たず」ってんだよ。 161 00:11:24,684 --> 00:11:27,520 いや… いや それは…。 162 00:11:27,520 --> 00:11:33,393 しっかり 三ちゃん! そうよ! 物事 初めが肝心よ! 163 00:11:33,393 --> 00:11:36,696 <おばあちゃんが帰ってきました。➡ 164 00:11:36,696 --> 00:11:41,034 磯野家の活気に触れて かわいらしい憎まれ口とともに➡ 165 00:11:41,034 --> 00:11:45,238 おばあちゃんは まさに よみがえったのです> 166 00:11:49,208 --> 00:11:51,211 (朝男)そうかい。 それは よかった。 167 00:11:51,211 --> 00:11:57,550 本当。 今度ばかりは 私も 母のばらまき病には大賛成でしたわ。 168 00:11:57,550 --> 00:12:01,421 けど 三吉ってのは なかなかいいやつだよ。 なっ? ええ。 169 00:12:01,421 --> 00:12:05,358 戦争に負けてから こっち 強えもんが勝ちの世の中だ。 170 00:12:05,358 --> 00:12:10,496 そんな時に そういう人情が生きてたとは… ヘッ! 171 00:12:10,496 --> 00:12:13,533 そういう天海さんだって いい男じゃないの。 172 00:12:13,533 --> 00:12:16,369 いやいや あっしなんかね 足元にも及びませんよ。 173 00:12:16,369 --> 00:12:20,506 天使だよ お宅のおっ母さんはよ。 まあ。 174 00:12:20,506 --> 00:12:26,012 (朝男)道子っぺだって 見るたんびに 明るくなって べっぴんになっていくしよ。 175 00:12:26,012 --> 00:12:30,516 あら? 天海さんは 道子ちゃんがお好みのタイプだったの? 176 00:12:30,516 --> 00:12:36,022 ああ そうだよ。 けど あれだな まあ 俺は女房にするんなら➡ 177 00:12:36,022 --> 00:12:40,827 ヘヘッ お千代さんの方がいいな。 ハハハッ! 178 00:12:42,528 --> 00:12:45,031 あら お千代ねえや。 179 00:12:45,031 --> 00:12:48,701 あの 取次店さんから お電話です。 180 00:12:48,701 --> 00:12:52,538 (朝男)おい! お千代さん! 181 00:12:52,538 --> 00:12:55,041 お千代ねえや!? 182 00:12:56,709 --> 00:13:01,981 天海さん。 (朝男)ああ。 183 00:13:01,981 --> 00:13:06,185 今の話… 本当の気持ち? 184 00:13:17,297 --> 00:13:19,999 天海さん…。 185 00:13:23,002 --> 00:13:27,173 マリ子さん。 186 00:13:27,173 --> 00:13:31,511 あの… 道子さんも慣れたことだし どうだろう? 187 00:13:31,511 --> 00:13:34,313 お千代さん あっしに もらえねえだろうか? 188 00:13:34,313 --> 00:13:36,683 もらえないかと言ったって…。 189 00:13:36,683 --> 00:13:39,018 あっしも年だしよ あいつとなら➡ 190 00:13:39,018 --> 00:13:40,953 なんとか うまく やっていけるんじゃねえか➡ 191 00:13:40,953 --> 00:13:42,889 そう思うんだよ。 192 00:13:42,889 --> 00:13:46,326 そうね… 本当に そうかもしれないわね。 193 00:13:46,326 --> 00:13:49,028 ハハッ マリ子さん! 194 00:13:49,028 --> 00:13:52,065 大丈夫。 私 母に相談してみます。 195 00:13:52,065 --> 00:13:56,769 でも 何よりも大事なのは 2人の気持ちだと思うけど。 196 00:13:56,769 --> 00:14:00,139 それは そうだ。 197 00:14:00,139 --> 00:14:04,644 <ということに 相なりまして…> 198 00:14:04,644 --> 00:14:06,579 そのとおりですよ。 199 00:14:06,579 --> 00:14:11,517 大事なのは 2人の気持ちですからね 私に異存はありませんよ。 200 00:14:11,517 --> 00:14:15,655 でも 2人とも もう子供じゃないんですからね。 201 00:14:15,655 --> 00:14:18,558 とっくりと2人で お話し合いなさいね。 202 00:14:18,558 --> 00:14:22,295 奥様…。 じゃあ 天海さん よろしくお願いします。 203 00:14:22,295 --> 00:14:24,364 へえ。 204 00:14:24,364 --> 00:14:27,667 (はる)マリ子。 はい。 205 00:14:35,842 --> 00:14:39,312 (はる)何でしょう あなたたちは。 はしたない人ね。 206 00:14:39,312 --> 00:14:42,515 だって…。 もう2人とも 子供じゃないんだから。 207 00:14:42,515 --> 00:14:45,184 (ヨウ子)でも…。 いいの。 208 00:14:45,184 --> 00:14:52,892 ♬~