1 00:00:01,565 --> 00:00:09,039 喜代さん。 残りの人生 わてと一緒に➡ 2 00:00:09,039 --> 00:00:12,739 冒険の旅に出ませんか? 3 00:00:14,911 --> 00:00:17,611 えっ? 4 00:00:34,698 --> 00:00:38,034 萬平さんのラーメン作りは 難航していました。 5 00:00:38,034 --> 00:00:41,371 (萬平)もう一度 原点に戻って 考え直してみる。 (福子)はい。 6 00:00:41,371 --> 00:00:45,709 生地に味付けするのは やめようと考えた萬平さんは…。 7 00:00:45,709 --> 00:00:50,580 これをスープエキスに浸して 味を染み込ませるんだ。 8 00:00:50,580 --> 00:00:53,583 麺が ふやけてしまってます。 コシも何もあったもんじゃない。 9 00:00:53,583 --> 00:00:58,722 でも この方法は 麺の味が濃くなり過ぎて駄目。 10 00:00:58,722 --> 00:01:02,058 おいしい。 スープエキスに さっと つけるだけで➡ 11 00:01:02,058 --> 00:01:04,961 なんとか食べられるラーメンが 出来たものの…。 12 00:01:04,961 --> 00:01:08,398 次は どうやって 常温で保存できるようにするかだ。 13 00:01:08,398 --> 00:01:11,067 塩漬けは どうでしょう。 けれど…。 14 00:01:11,067 --> 00:01:13,970 あっ… 塩辛い! 15 00:01:13,970 --> 00:01:16,406 塩漬けは失敗。 16 00:01:16,406 --> 00:01:19,309 天日干しも 陰干しも失敗。 17 00:01:19,309 --> 00:01:22,078 ついには 高野豆腐をヒントに…。 18 00:01:22,078 --> 00:01:26,416 「冷凍と蒸発を繰り返し 完全に水分を抜く」。 19 00:01:26,416 --> 00:01:29,319 ところが…。 (神部)おいしくないです。 20 00:01:29,319 --> 00:01:31,254 やっぱり失敗。 21 00:01:31,254 --> 00:01:35,025 それでも萬平さんは 諦めなかったのです。 22 00:01:35,025 --> 00:01:40,363 今 おいしい天ぷら作ってますから これを食べて 元気を出して下さい。 23 00:01:40,363 --> 00:01:44,701 これだ! うわっ! びっくりした。 えっ? 24 00:01:44,701 --> 00:01:52,576 ♬「丸まってる背中に もらい泣き」 25 00:01:52,576 --> 00:01:56,046 ♬「恥じだって一緒に」 26 00:01:56,046 --> 00:02:00,717 ♬「あなたとならトゥラッタッタ♪」 27 00:02:00,717 --> 00:02:04,387 ♬「飛行機雲ぼんやり眺む」 28 00:02:04,387 --> 00:02:08,258 ♬「心ここに在らず」 29 00:02:08,258 --> 00:02:11,728 ♬「年間トータル もししたら」 30 00:02:11,728 --> 00:02:16,399 ♬「付き合うあたしすごい?」 31 00:02:16,399 --> 00:02:24,741 ♬「とぼけてる眉毛に もらい笑い」 32 00:02:24,741 --> 00:02:28,078 ♬「照れだってなんだって」 33 00:02:28,078 --> 00:02:32,682 ♬「あなたとならトゥラッタッタ♪」 34 00:02:32,682 --> 00:02:40,023 ♬「頑固で面倒で 腹も立つけど」 35 00:02:40,023 --> 00:02:44,694 ♬「あなたの情熱は」 36 00:02:44,694 --> 00:02:48,565 ♬「あたしの誇りで自慢で覚悟なの」 37 00:02:48,565 --> 00:02:56,306 ♬「もらい泣き もらい笑い もらい怒り」 38 00:02:56,306 --> 00:03:02,045 ♬「もらいっ恥じ どんと来い!」 39 00:03:02,045 --> 00:03:05,915 ♬「晴天も曇天も霹靂も」 40 00:03:05,915 --> 00:03:11,615 ♬「さあ あなたとトゥラッタッタ♪」 41 00:03:16,393 --> 00:03:20,263 これだ! うわっ! びっくりした。 えっ? 42 00:03:20,263 --> 00:03:22,732 天ぷらだ 福子。 43 00:03:22,732 --> 00:03:24,732 天ぷら? 44 00:03:27,404 --> 00:03:31,675 えっ えっ… えっ? 45 00:03:31,675 --> 00:03:47,023 ♬~ 46 00:03:47,023 --> 00:03:50,694 「天ぷらだ!」って何ですか 萬平さん。 47 00:03:50,694 --> 00:03:53,596 あの泡は何だと思う。 泡? うん。 48 00:03:53,596 --> 00:03:56,596 天ぷらを揚げる時に出た泡だよ。 49 00:03:58,368 --> 00:04:00,303 水分が蒸発しているんだ。 50 00:04:00,303 --> 00:04:02,238 水分…。 51 00:04:02,238 --> 00:04:04,240 火は大丈夫か 福子。 52 00:04:04,240 --> 00:04:07,711 ああ… 駄目 駄目 駄目 駄目 駄目 駄目~。 53 00:04:07,711 --> 00:04:11,381 源ちゃん さっちゃん 2人で先に食べてて。 54 00:04:11,381 --> 00:04:14,718 (源)天ぷらや! (幸)これ 何? 55 00:04:14,718 --> 00:04:16,653 ん~ 気にせんといて。 56 00:04:16,653 --> 00:04:18,653 ちょっと行ってくるね。 57 00:04:20,590 --> 00:04:24,060 (2人)頂きます。 58 00:04:24,060 --> 00:04:28,732 油の熱で 具材の水分が蒸発していく。 59 00:04:28,732 --> 00:04:32,335 それが 天ぷらを揚げる時に出る泡だ。 60 00:04:32,335 --> 00:04:36,673 あっ… あの あの ジョワ~が。 61 00:04:36,673 --> 00:04:40,543 うん。 もしかしたら 麺が うまく乾くかもしれない。 62 00:04:40,543 --> 00:04:44,547 えっ。 麺を天ぷらにするんですか。 63 00:04:44,547 --> 00:04:46,683 蒸し器を取ってくれ 福子。 64 00:04:46,683 --> 00:04:48,983 はい… えっ? 65 00:04:52,355 --> 00:04:56,693 スープエキス。 用意できてます。 ああ。 66 00:04:56,693 --> 00:05:01,364 熱っ 熱っ 熱っ 熱っ 熱っ 熱っ! 熱っ…。 67 00:05:01,364 --> 00:05:04,701 熱っ 熱っ 熱っ 熱っ 熱っ! 熱っ! 68 00:05:04,701 --> 00:05:06,636 かけます。 ちょっと待て。 69 00:05:06,636 --> 00:05:25,388 ♬~ 70 00:05:25,388 --> 00:05:28,388 入れるぞ。 はい。 71 00:05:32,662 --> 00:05:34,962 うお~! 72 00:05:36,533 --> 00:05:40,336 水分が蒸発してるんですね。 そうだ。 73 00:05:40,336 --> 00:05:42,336 うわ~。 74 00:05:44,674 --> 00:05:47,343 へえ~。 75 00:05:47,343 --> 00:05:49,679 もういいだろう。 えっ もう!? 76 00:05:49,679 --> 00:05:51,679 ああ。 77 00:05:56,019 --> 00:05:58,319 うわ~。 78 00:06:03,359 --> 00:06:06,262 あっ。 79 00:06:06,262 --> 00:06:09,699 あら。 うまい。 80 00:06:09,699 --> 00:06:11,634 ええっ。 ああ。 ほんまに? 81 00:06:11,634 --> 00:06:13,634 ああ。 食べてみろ。 82 00:06:19,375 --> 00:06:23,246 んっ… うん おいしい。 83 00:06:23,246 --> 00:06:26,249 なっ。 お菓子みたい。 ええっ。 84 00:06:26,249 --> 00:06:29,249 よし お湯で戻してみよう。 はい。 85 00:06:40,663 --> 00:06:43,566 どのくらい。 もうちょっとだ。 86 00:06:43,566 --> 00:06:45,535 何分待てば いいんですか。 87 00:06:45,535 --> 00:06:50,235 ああ… 麺が まだ温かいから 2分くらいかな。 もういいぞ。 88 00:06:52,675 --> 00:06:54,675 2分。 うん。 89 00:06:56,346 --> 00:06:59,046 2分たちました。 うん。 90 00:07:09,359 --> 00:07:13,029 あれっ… 麺が元に戻ってる。 91 00:07:13,029 --> 00:07:15,029 ああ。 92 00:07:17,367 --> 00:07:19,367 (息を吹きかける音) 93 00:07:26,709 --> 00:07:28,709 私も。 94 00:07:33,983 --> 00:07:37,654 んっ…。 95 00:07:37,654 --> 00:07:42,525 んっ んっ んっ んっ んっ! おいしい! 96 00:07:42,525 --> 00:07:47,330 おいしい おいしい おいしいです 萬平さん! 97 00:07:47,330 --> 00:07:50,233 麺が ちゃんと元に戻ってる。 98 00:07:50,233 --> 00:07:53,533 油の揚げた香ばしさも加わって。 99 00:08:00,677 --> 00:08:05,348 うん… おいしい。 100 00:08:05,348 --> 00:08:08,685 源 幸 おいで! 101 00:08:08,685 --> 00:08:15,024 ≪(源 幸)は~い。 どうして 油で揚げると➡ 102 00:08:15,024 --> 00:08:18,361 お湯をかけて 麺が元に戻るんだ? 103 00:08:18,361 --> 00:08:21,698 どないしたん お母さん。 これ 食べてごらんなさい。 104 00:08:21,698 --> 00:08:24,398 ラーメン 出来たん? ええから 食べて。 105 00:08:27,370 --> 00:08:29,305 どう? 106 00:08:29,305 --> 00:08:32,605 おいしい! 私も 私も! 107 00:08:36,646 --> 00:08:41,317 おいしい! もっと欲しい! 私も! 108 00:08:41,317 --> 00:08:48,658 萬平さん! これは ついに 完成ですね! 109 00:08:48,658 --> 00:08:50,994 どうしてだ! ん? 110 00:08:50,994 --> 00:08:53,994 (犬の遠ぼえ) 111 00:08:55,665 --> 00:08:57,665 えっ? 112 00:09:02,005 --> 00:09:04,340 (克子)そしたら 結局 映画には行かへんかったん? 113 00:09:04,340 --> 00:09:07,677 (吉乃)そう。 萬平さんのラーメン作り 見てる方が面白い言うて。 114 00:09:07,677 --> 00:09:10,346 (タカ)岡さんと森本さんが かわいそうやない。 115 00:09:10,346 --> 00:09:13,683 (鈴)いいのよ。 映画なんか行かなくたって。 116 00:09:13,683 --> 00:09:17,553 いや 僕も あの2人に 吉乃ちゃんは どうかと思うけど➡ 117 00:09:17,553 --> 00:09:19,555 さすがに ちょっと痛々しかったわ。 118 00:09:19,555 --> 00:09:22,025 (忠彦)きっと 気合いも入ってたやろうしな。 119 00:09:22,025 --> 00:09:25,361 せやかて 萬平おじちゃん 目キラキラさせてるんやもん。 120 00:09:25,361 --> 00:09:27,697 「はい 乾いた 今度は凍らすぞ」言うて。 121 00:09:27,697 --> 00:09:33,302 そんな高野豆腐作るみたいに ラーメンが出来るわけないやない。 122 00:09:33,302 --> 00:09:38,641 確かに あれは失敗です。 正直言うて おいしなかった。 123 00:09:38,641 --> 00:09:40,576 大変やね 萬平おじちゃん。 124 00:09:40,576 --> 00:09:46,516 大変なのは 福子よ。 旦那の道楽に付き合わされて。 125 00:09:46,516 --> 00:09:51,654 福子は 大変やなんて言うてないでしょ。 あの子は 萬平さんを信じてるんです。 126 00:09:51,654 --> 00:09:55,525 私も 自分の好きなこと 一生懸命やってる人に魅力を感じるわ。 127 00:09:55,525 --> 00:09:58,528 吉乃は お父さんみたいな人が 好きなんよね。 128 00:09:58,528 --> 00:10:03,266 (吉乃)うん。 そやから 絵描きだの 発明家だの➡ 129 00:10:03,266 --> 00:10:11,007 そんな山師みたいな職業で成功するのは 1, 000人に1人 いや 1万人に1人なのよ。 130 00:10:11,007 --> 00:10:13,676 それは また別の話ですよ お義母さん。 131 00:10:13,676 --> 00:10:17,346 いいわね あなた。 今日は タカにも褒められて➡ 132 00:10:17,346 --> 00:10:21,046 この人 上機嫌なんよ。 褒められた? 133 00:10:26,022 --> 00:10:28,691 お父さん。 134 00:10:28,691 --> 00:10:33,029 今 集中してるんや。 135 00:10:33,029 --> 00:10:37,029 だんだん好きになってきた お父さんの絵。 136 00:10:38,701 --> 00:10:41,370 えっ…。 137 00:10:41,370 --> 00:10:44,707 すごく ええと思う。 138 00:10:44,707 --> 00:10:48,377 タカ…。 139 00:10:48,377 --> 00:10:51,714 やめてくれよ みんなの前で。 140 00:10:51,714 --> 00:10:55,384 あんな訳の分からない絵の どこが好きなの? 141 00:10:55,384 --> 00:11:00,723 お母さん。 私は嫌い。 意味が分からない。 142 00:11:00,723 --> 00:11:05,061 せやから 意味はないんです。 ここなんですよ。 143 00:11:05,061 --> 00:11:10,933 あんな絵が売れるとは思えないわ。 それでもいいの? 克子。 144 00:11:10,933 --> 00:11:14,403 もうすぐ タカの子どもも 産まれてくるのよ。 145 00:11:14,403 --> 00:11:17,740 まだ あと2か月。 146 00:11:17,740 --> 00:11:21,611 タカと子どもを養うのは僕です。 お義父さんやありません。 147 00:11:21,611 --> 00:11:24,614 偉いわ 茂さん。 僕かて ちゃんと考えてます。 148 00:11:24,614 --> 00:11:29,352 偉い! うっ! せやけど ほんまは 頭の中の半分は➡ 149 00:11:29,352 --> 00:11:31,687 萬平おじちゃんの ラーメンのことでしょ。 150 00:11:31,687 --> 00:11:35,024 えっ。 手伝いとうて しかたないんや。 151 00:11:35,024 --> 00:11:37,360 まだ そんなこと言うてるの。 152 00:11:37,360 --> 00:11:42,031 いや それは思うてるだけで そうしようとは思いませんよ。 153 00:11:42,031 --> 00:11:45,701 私は手伝いたい。 萬平おじちゃんを応援したい。 154 00:11:45,701 --> 00:11:48,371 そら 私かて そうよ。 僕かて そうや。 155 00:11:48,371 --> 00:11:53,709 私かて… 今やなかったら…。 そうやろ。 156 00:11:53,709 --> 00:11:59,582 私は 御免やわ ラーメン作りやなんて。 私は…。 157 00:11:59,582 --> 00:12:02,051 (克子)茂さん お代わりは? 頂きます。 158 00:12:02,051 --> 00:12:04,720 私は 武士の…。 (忠彦)この煮豆 うまいな。 159 00:12:04,720 --> 00:12:07,623 私も好き。 私が作ったんよ。 私は 武士の娘な…。 160 00:12:07,623 --> 00:12:10,393 ☎ (吉乃)私が出る。 161 00:12:10,393 --> 00:12:13,729 もう 何なのよ! 162 00:12:13,729 --> 00:12:15,665 はい 香田でございます。 163 00:12:15,665 --> 00:12:19,068 ☎ああ もしもし 吉乃ちゃん。 はい。 164 00:12:19,068 --> 00:12:21,404 ああ 萬平です。 ☎ああ。 165 00:12:21,404 --> 00:12:25,074 神部君 いるかな。 います。 ちょっと待って下さい。 166 00:12:25,074 --> 00:12:27,774 茂さん。 萬平おじちゃんから。 167 00:12:30,746 --> 00:12:33,015 神部です。 ☎ああ 神部君。 168 00:12:33,015 --> 00:12:39,689 あ~… 前に ダネイホンを作った時に 手伝ってくれた君の大学の➡ 169 00:12:39,689 --> 00:12:45,027 え~ 確か… 近江谷… 近江谷先生だったかな。 170 00:12:45,027 --> 00:12:48,364 ああ はい。 今も大阪大学に いらっしゃると思います。 171 00:12:48,364 --> 00:12:51,664 あっ そうか。 至急 連絡を取ってもらいたいんだ。 172 00:12:53,703 --> 00:13:00,376 3日後 福ちゃんの家に 大阪大学の 近江谷佐吉先生がやって来ました。 173 00:13:00,376 --> 00:13:02,311 ダネイホンを作っていた時に➡ 174 00:13:02,311 --> 00:13:06,311 ガマガエル爆発事故に巻き込まれた あの先生です。 175 00:13:09,719 --> 00:13:14,590 (近江谷)これは… 麺が多孔質化している。 176 00:13:14,590 --> 00:13:19,395 たこうしつか? それは何ですか? 177 00:13:19,395 --> 00:13:22,095 こういう字を書きます。 178 00:13:27,737 --> 00:13:32,037 とにかく 見てみて下さい。 ああ はい。 179 00:13:35,011 --> 00:13:37,680 ああ 穴が…。 180 00:13:37,680 --> 00:13:40,016 スポンジのように たくさんの穴が開いてるでしょう。 181 00:13:40,016 --> 00:13:42,919 ええ。 油の熱で麺の中の水分が蒸発し➡ 182 00:13:42,919 --> 00:13:46,889 麺に空洞が出来たんです。 なるほど。 183 00:13:46,889 --> 00:13:50,026 私にも見せて下さい。 ああ。 184 00:13:50,026 --> 00:13:56,899 つまり お湯を注ぐと その穴に 水分が入り込むというわけですか。 185 00:13:56,899 --> 00:14:00,369 そうです。 だから麺が元に戻ったんです。 186 00:14:00,369 --> 00:14:04,707 高野豆腐が 水分を吸って 元に戻っていくのと同じですよ。 187 00:14:04,707 --> 00:14:08,044 高野豆腐。 そしたら あの時の萬平さんの考えは➡ 188 00:14:08,044 --> 00:14:09,979 間違いやなかったんですね。 ああ。 189 00:14:09,979 --> 00:14:14,917 それにしても よく思いつきましたね 麺を油で揚げるなんて。 190 00:14:14,917 --> 00:14:18,387 これは画期的な発明ですよ 立花さん。 191 00:14:18,387 --> 00:14:22,258 ありがとうございます。 やっと ここまで来た。 192 00:14:22,258 --> 00:14:26,262 そしたら とうとう完成ですね。 193 00:14:26,262 --> 00:14:28,731 完成? はい。 194 00:14:28,731 --> 00:14:32,335 何を言ってるんだ 福子。 これからだよ。 195 00:14:32,335 --> 00:14:35,004 ねえ。 はい。 (笑い声) 196 00:14:35,004 --> 00:14:36,939 これね ちょっと食べて下さい。 197 00:14:36,939 --> 00:14:38,874 おいしいでしょ? これは これで おいしい。 (笑い声) 198 00:14:38,874 --> 00:14:42,574 なかなか いけるんですよ これね。 これから…。 199 00:14:48,351 --> 00:14:54,690 福ちゃんは 萬平さんの完璧主義な性格は よく分かっていました。 200 00:14:54,690 --> 00:15:00,563 でも 福ちゃんの収入だけでは 生活費が底をつき始めてきたのです。 201 00:15:00,563 --> 00:15:03,863 ああ どないしよ…。 202 00:15:06,702 --> 00:15:11,702 あ~…。 203 00:15:13,576 --> 00:15:17,876 どないしよ~。 204 00:15:33,295 --> 00:15:37,295 夜のとばりが下りる頃。 205 00:15:39,702 --> 00:15:44,002 ネコの時間が始まります。 206 00:15:47,576 --> 00:15:51,313 昼間とは また違った表情を見せる➡ 207 00:15:51,313 --> 00:15:54,013 ネコたち。