1 00:00:00,895 --> 00:00:04,649 あすは雨の範囲が東北まで広がり そうです。 2 00:00:04,649 --> 00:00:08,436 気象情報でした。 >>お別れは、雨が降り続いてい 3 00:00:08,436 --> 00:00:12,223 る広島空港の今の様子です。 広島県内では、 4 00:00:12,223 --> 00:00:15,960 今夜7時までの1時間に20ミリ を超える強い雨が観測されていま 5 00:00:15,960 --> 00:00:17,512 す。 西日本では断続的に激しい雨が降 6 00:00:26,888 --> 00:00:31,059 どうも。 この日本銀行のある場所に→ 7 00:00:31,059 --> 00:00:38,366 江戸の昔 現代の造幣局に当たる 金座がありました。 8 00:00:38,366 --> 00:00:44,355 金座の警備は 大変 厳しく 作業場で働く職人たちは→ 9 00:00:44,355 --> 00:00:50,995 仕事帰りに なんと 素っ裸 すっぽんぽんにされて→ 10 00:00:50,995 --> 00:00:55,500 金塊を持ち帰っていないか 調べられたそうですよ。 11 00:00:55,500 --> 00:00:58,136 ねえ。 (小判が落ちる音) 12 00:00:58,136 --> 00:01:00,636 おっ! 13 00:01:02,840 --> 00:01:04,826 偶然にも小判が! 14 00:01:04,826 --> 00:01:14,626 ♪♪~ 15 00:01:24,012 --> 00:01:27,849  回想  (下駄貫)まったく のんきなもんだぜ お前はよ。→ 16 00:01:27,849 --> 00:01:30,101 今は 同じ手先でもな→ 17 00:01:30,101 --> 00:01:33,338 政次は そのうち おれたちの頭になるってことだ。→ 18 00:01:33,338 --> 00:01:38,238 政次が金座裏を継いでも お前は笑ってられるのか。 19 00:01:44,782 --> 00:01:48,269 (丹三) すみません お待たせしちまって。 20 00:01:48,269 --> 00:01:50,405 (平岩宣十郎) 丹三 お頭は何と言ってる? 21 00:01:50,405 --> 00:01:53,257 (丹三)おつとめは しなさるそうです。 22 00:01:53,257 --> 00:01:57,745 引込みもなしで 金座を襲うのか。 23 00:01:57,745 --> 00:02:05,069 おつとめの前に 宗五郎を殺せと。 24 00:02:05,069 --> 00:02:09,407 分かった。 十条の寺で待つ。 25 00:02:09,407 --> 00:02:14,829 (丹三) あまり派手に動くなと お頭の お言いつけですぜ 平岩さん。 26 00:02:14,829 --> 00:02:17,098 フフ。 27 00:02:17,098 --> 00:02:28,898 ♪♪~ 28 00:02:36,367 --> 00:02:41,739  心の声  (亮吉)あれは夢か…。 29 00:02:41,739 --> 00:02:44,358 ねえ 食べて。 30 00:02:44,358 --> 00:02:46,377 おれにかい? 31 00:02:46,377 --> 00:02:50,765 うん。 (征左衛門)何も食べてないようだ。 32 00:02:50,765 --> 00:02:52,767 遠慮なく お食べ。 33 00:02:52,767 --> 00:02:55,867 すまねえ。 34 00:03:02,844 --> 00:03:05,029 <そのころ 江戸では→ 35 00:03:05,029 --> 00:03:11,569 宗五郎親分が 金座の後藤庄三郎に 呼び出されていました。→ 36 00:03:11,569 --> 00:03:15,490 金座の後藤家は 幕府から任されて→ 37 00:03:15,490 --> 00:03:21,190 全国に流通する ほぼ すべての 小判の鋳造を担ってきたのです> 38 00:03:23,431 --> 00:03:30,204 <実は 親分の この金流しの 十手には いわくがあります。→ 39 00:03:30,204 --> 00:03:33,808 その昔 金座に 押し込みがあった折り→ 40 00:03:33,808 --> 00:03:37,628 2代目 宗五郎は 左腕を斬り落とされながらも→ 41 00:03:37,628 --> 00:03:40,231 一味を捕えました。→ 42 00:03:40,231 --> 00:03:47,138 その功績をたたえ 当時の金座の 主が この金流しの十手を贈り→ 43 00:03:47,138 --> 00:03:51,542 以来 金座裏に 受け継がれてきたのです> 44 00:03:51,542 --> 00:03:57,899 (後藤庄三郎)宗五郎 実はな 手代の助蔵が板橋宿で→ 45 00:03:57,899 --> 00:04:01,502 斬り殺されたと知らせが参った。→ 46 00:04:01,502 --> 00:04:04,805 助蔵は 2か月前から 佐渡へ打ち合わせに行っており→ 47 00:04:04,805 --> 00:04:06,791 その帰り道であった。→ 48 00:04:06,791 --> 00:04:11,829 助蔵は おとなしく まじめ一方と評判の男。→ 49 00:04:11,829 --> 00:04:15,032 恨みを持たれるようなことは ないはず。→ 50 00:04:15,032 --> 00:04:19,170 よからぬ前兆かもしれぬ。 調べてみてはくれぬか。 51 00:04:19,170 --> 00:04:23,140 (宗五郎)お任せ下さいまし。→ 52 00:04:23,140 --> 00:04:25,443 板橋まで伸すことになった。 53 00:04:25,443 --> 00:04:28,996 常 政次。 後から追いかける。 先に行け。 54 00:04:28,996 --> 00:04:31,732 (常丸)へい。 (下駄貫)親分 金座の御用だ。 55 00:04:31,732 --> 00:04:36,170 常や政次じゃなくて おれと 八百亀のとっつぁんが行きますぜ。 56 00:04:36,170 --> 00:04:39,907 まあ そう言うねえ。 ここから先 何があるか分からねえ。 57 00:04:39,907 --> 00:04:42,560 そのために お前たちがいるんだ。 58 00:04:42,560 --> 00:04:45,860 (八百亀)さあ 行くぞ。 へい! 59 00:04:54,472 --> 00:04:57,992 どこ行っても ひいきにされてんな。 60 00:04:57,992 --> 00:05:01,592 (常丸)兄貴。 行くぞ。 61 00:05:04,115 --> 00:05:06,100 (八百亀)貫六よ。 62 00:05:06,100 --> 00:05:11,305 今の言い方は よくねえよな。 63 00:05:11,305 --> 00:05:14,305 だろ? へい。 64 00:05:16,260 --> 00:05:30,575 ♪♪~ 65 00:05:30,575 --> 00:05:34,575 ありがとうございました。 (征左衛門)では 気をつけて。 66 00:05:36,297 --> 00:05:38,297 さようなら。 67 00:05:46,157 --> 00:05:48,609  心の声  あれは夢じゃねえ。 68 00:05:48,609 --> 00:05:53,431  回想  (丹三) おつとめの前に 宗五郎を殺せと。 69 00:05:53,431 --> 00:05:56,434 (平岩) 引込みもなしで 金座を襲うのか。 70 00:05:56,434 --> 00:06:04,158 (丹三) あまり派手に動くなと お頭の お言いつけですぜ 平岩さん。 71 00:06:04,158 --> 00:06:09,246  心の声  親分の命を狙うなんざ とんでもねえ。 72 00:06:09,246 --> 00:06:12,133 必ず見つけ出してやる。 73 00:06:12,133 --> 00:06:24,662 ♪♪~ 74 00:06:24,662 --> 00:06:27,462 親分。 75 00:06:31,135 --> 00:06:33,721 心の臓を一突きか。 へい。→ 76 00:06:33,721 --> 00:06:37,375 腕のいい二本差しの仕業かと。 77 00:06:37,375 --> 00:06:40,928 (政次)殺されていたのは 板橋の外れだそうで。 78 00:06:40,928 --> 00:06:43,898 路銀も何も 持っていなかったとのことです。 79 00:06:43,898 --> 00:06:47,498 どうして 金座の助蔵だと分かった? 80 00:06:52,089 --> 00:06:55,226 (宗五郎)なるほど。 まだ新しいな。 81 00:06:55,226 --> 00:06:59,897 はい。 それも 自分の手で つけたもののようです。 82 00:06:59,897 --> 00:07:05,870 つまり こうしなきゃならねえ 訳があったってことだな。 83 00:07:05,870 --> 00:07:09,357 助蔵は いつ誰に命を狙われても→ 84 00:07:09,357 --> 00:07:13,027 身元が分かるようにしていたに 違いねえ。 85 00:07:13,027 --> 00:07:16,964 (常丸)しかし 一体 誰に? 86 00:07:16,964 --> 00:07:21,852 そいつを解く鍵が この板橋宿にあるはずだ。 87 00:07:21,852 --> 00:07:25,339 常 政次 お前たちは その訳を探れ。→ 88 00:07:25,339 --> 00:07:27,341 おれは いったん 金座裏に戻る。 89 00:07:27,341 --> 00:07:29,341 へい。 はい。 90 00:07:32,146 --> 00:07:35,032 (庄太)金座裏のお内儀さんです。 91 00:07:35,032 --> 00:07:39,932 (みつ)亮吉がいたって 本当かい? (しほ)こちらの方たちが…。 92 00:07:43,057 --> 00:07:47,395 これを。 93 00:07:47,395 --> 00:07:49,930 (みつ)これは間違いなく あいつの手だ。 94 00:07:49,930 --> 00:07:52,767 何が小鳥だよ 汚い字で書きやがって。 95 00:07:52,767 --> 00:07:57,605 (清蔵)こちらの征左衛門さんが 大宮から こちらに出てくる道中→ 96 00:07:57,605 --> 00:08:01,092 板橋の近くで 亮吉を見かけたらしいんです。 97 00:08:01,092 --> 00:08:05,596 「おれは バカだ。 取り返しの つかねえことをしちまった」って→ 98 00:08:05,596 --> 00:08:07,798 何度も言ってたようで。 99 00:08:07,798 --> 00:08:11,235 でも よかった 無事だってことが分かって。 100 00:08:11,235 --> 00:08:14,155 (征左衛門)こちらに戻りたい ような素振りでしたので→ 101 00:08:14,155 --> 00:08:18,976 付き添うと言ったんですが 戻る時は一人で戻ると。 はい。 102 00:08:18,976 --> 00:08:21,695 わざわざ ありがとうございました。 103 00:08:21,695 --> 00:08:27,768 <その夜 政次たちは 板橋宿界わいを聞き込み→ 104 00:08:27,768 --> 00:08:31,388 ある飯盛旅籠に たどりつきました> 105 00:08:31,388 --> 00:08:34,358 秋世っていう女中 いるかい? 106 00:08:34,358 --> 00:08:38,529 少々 お待ち下さいね。 おい 秋世。 107 00:08:38,529 --> 00:08:41,029 政次。 108 00:08:46,771 --> 00:08:50,641 おねえさん 助蔵って名に 覚えはないかい? 109 00:08:50,641 --> 00:08:56,441 助蔵さん ええ 来ましたよ つい おととい。 110 00:08:58,399 --> 00:09:00,734 まさか…。 まさか? 111 00:09:00,734 --> 00:09:03,370 まさか 何だい? 思い当たる節でもあるのかい? 112 00:09:03,370 --> 00:09:07,508 だんな 助蔵さんは 助蔵さんは一体…。 113 00:09:07,508 --> 00:09:09,693 殺されたんです。 114 00:09:09,693 --> 00:09:14,431 殺された…。 (常丸)心の臓を一突き。 115 00:09:14,431 --> 00:09:18,302 腕利きの侍の仕業だ。 116 00:09:18,302 --> 00:09:25,860 そんな… 助蔵さんが…。→ 117 00:09:25,860 --> 00:09:33,901 助蔵さんとは幼なじみ。 来年の 年季明けには 所帯を持とうって。 118 00:09:33,901 --> 00:09:39,073 休みの時は必ず ここまで来てくれていたんです。 119 00:09:39,073 --> 00:09:43,060 じゃあ 今度も来ることに なっていたんですか? 120 00:09:43,060 --> 00:09:50,734 いいえ…。 佐渡に行くが 今度は 御用だから帰りには寄れないって。 121 00:09:50,734 --> 00:09:56,273 それが急に立ち寄って 途中で 嫌な男に つきまとわれたと。 122 00:09:56,273 --> 00:09:59,894 嫌な男? 123 00:09:59,894 --> 00:10:02,880 名前は言ってなかったかい? 124 00:10:02,880 --> 00:10:08,569 (秋世)確か 昔 金座で働いていた丹三とか。 125 00:10:08,569 --> 00:10:11,839 丹三? 知ってるんですか? 126 00:10:11,839 --> 00:10:15,292 金座の刻印方に勤めていた 男でな→ 127 00:10:15,292 --> 00:10:17,661 手癖が悪くて 仲間のものを かすめ取るので→ 128 00:10:17,661 --> 00:10:21,265 辞めさせられたやつだ。 (秋世)その丹三って男が→ 129 00:10:21,265 --> 00:10:24,635 しきりに 何かを手伝ってほしいと 言ってたそうなんです。→ 130 00:10:24,635 --> 00:10:28,839 それが嫌で 振り切って逃げてきたけど→ 131 00:10:28,839 --> 00:10:31,739 また この宿で出くわしたって! 132 00:10:38,098 --> 00:10:41,318 やつらの ねぐらが 板橋にあったってことか。 133 00:10:41,318 --> 00:10:45,256 はい。 それで 腹をくくった助蔵さんは→ 134 00:10:45,256 --> 00:10:50,177 すべてのものを 秋世さんに預けて 丹三の所に出向いたんだそうです。 135 00:10:50,177 --> 00:10:56,033 その丹三が言ってた 手伝ってほしいことを探るためか。 136 00:10:56,033 --> 00:10:58,235 (波太郎) 何だって そんなことを…。 137 00:10:58,235 --> 00:11:03,374 恐らく 助蔵は それが 金座に かかわることだと思った。 138 00:11:03,374 --> 00:11:10,998 だから 丹三の懐に飛び込んだ。 そして… 殺された。 139 00:11:10,998 --> 00:11:14,168 明日 しほに 丹三の人相書きを描いてもらう。 140 00:11:14,168 --> 00:11:17,071 それを持って みんなで丹三捜しだ。 141 00:11:17,071 --> 00:11:19,390 (一同)へい。 142 00:11:19,390 --> 00:11:24,128 (みつ)おむすびが出来たよ。 さあ 腹いっぱい食べな。 143 00:11:24,128 --> 00:11:27,898 こいつは有り難い。 腹が減ってたところだ。 144 00:11:27,898 --> 00:11:30,401 そうだ 政次。 はい。 145 00:11:30,401 --> 00:11:33,153 亮吉がね 板橋にいるようなんだよ。 146 00:11:33,153 --> 00:11:35,439 (伝次) 亮吉と出会った じいさんが→ 147 00:11:35,439 --> 00:11:37,591 そのことを 伝えてきてくれたんだってよ。 148 00:11:37,591 --> 00:11:39,643 ちょうどいいじゃねえか。 149 00:11:39,643 --> 00:11:42,479 板橋なら 御用もあらあ おれたちも! 150 00:11:42,479 --> 00:11:47,434 バカ野郎。 亮吉のことと御用と いっしょくたにして どうする。 151 00:11:47,434 --> 00:11:50,234 すみません! 152 00:11:52,573 --> 00:11:56,610 (常丸)こりゃ そっくりだ。 いつもながら 大したもんだ。 153 00:11:56,610 --> 00:11:58,595 御用には欠かせねえぜ。 154 00:11:58,595 --> 00:12:03,617 御用 御用ってよ 宗五郎さんも酷だよな。 155 00:12:03,617 --> 00:12:05,736 亮吉の居場所が分かったんなら→ 156 00:12:05,736 --> 00:12:09,340 御用の途中で捜してやんのが 人の情けってもんじゃねえか。 157 00:12:09,340 --> 00:12:12,743 親分も分かってはいなさると 思いますが。 えっ? 158 00:12:12,743 --> 00:12:16,196 ただ ほかに目が行くと 御用が おろそかになりやす。 159 00:12:16,196 --> 00:12:19,767 それに くぎを刺さねえことには→ 160 00:12:19,767 --> 00:12:22,970 ひいきだ何だと言いなさる お人もいますから。 161 00:12:22,970 --> 00:12:29,059 (とせ)下駄貫かい? まったく しょうがないねえ あの男も。 162 00:12:29,059 --> 00:12:33,747 政次。 兄貴は ああいう人だ。 気にするな 政次。 163 00:12:33,747 --> 00:12:36,400 別に私は…。 平気です。 164 00:12:36,400 --> 00:12:39,970 出来ました。 おっ すまねえな。 政次 行くぜ。 165 00:12:39,970 --> 00:12:43,770 はい。 しっかり頼むよ! 166 00:12:51,699 --> 00:12:59,799 おい 亮吉! 小鳥は元気に なったぞ。 お前は どうなんだい? 167 00:13:06,897 --> 00:13:10,000 (亮吉)ありがとよ! 168 00:13:10,000 --> 00:13:17,508  心の声  十条村の寺は 全部 空振りか。 どうしたらいいんだ。 169 00:13:17,508 --> 00:13:19,960 (浪人者1)無礼者! 申し訳ねえ お侍! 170 00:13:19,960 --> 00:13:23,764 (浪人者2) よせよせ。 小汚いガキを構うな。→ 171 00:13:23,764 --> 00:13:29,364 早く拾浄寺へ戻らねば 平岩殿に お小言を食らうぞ。 172 00:13:32,439 --> 00:13:39,739 平岩? 十条村の寺じゃねえ。 拾浄寺って寺の名か! 173 00:13:57,564 --> 00:14:00,764 待て待て そう急ぐな。 174 00:14:04,288 --> 00:14:06,406 何をしておるか。 175 00:14:06,406 --> 00:14:12,006 もうすぐ お頭様が参られると いうのに 酒を飲んでいる場合か。 176 00:14:18,769 --> 00:14:20,769 <ちょうど そのころ…> 177 00:14:26,026 --> 00:14:28,926 彦四郎? 178 00:14:33,500 --> 00:14:37,004 おい。 どうしたんだ お前。 179 00:14:37,004 --> 00:14:39,740 (彦四郎)板橋の宿に 亮吉がいるっていうからさ→ 180 00:14:39,740 --> 00:14:44,440 親分には悪いが 辛抱できなくて 捜してたんだ。 こいつでよ。 181 00:14:47,264 --> 00:14:49,266 そしたら いたぜ。 182 00:14:49,266 --> 00:14:51,268 えっ?! 亮吉がか? 183 00:14:51,268 --> 00:14:53,871 ええ。 床下に泊まってたらしいや。 184 00:14:53,871 --> 00:14:58,371 床下。 それがよ…。 185 00:15:04,815 --> 00:15:10,137 (彦四郎) 「しほ 政次 彦四郎」だってよ。 186 00:15:10,137 --> 00:15:15,893 亮吉…。 おれが金座裏に来たばっかりに。 187 00:15:15,893 --> 00:15:20,264 政次。 そいつは言っちゃならねえよ。 188 00:15:20,264 --> 00:15:25,636 ああ…。 すまねえ。 189 00:15:25,636 --> 00:15:27,936 おい。 ちょっと出てこい。 190 00:15:33,327 --> 00:15:37,464 この方が 丹三らしい男を 見たと言っている。 191 00:15:37,464 --> 00:15:39,967 どこでですか? (寺男)拾浄寺といってな→ 192 00:15:39,967 --> 00:15:42,436 滝野川の村外れにある荒れ寺だ。 193 00:15:42,436 --> 00:15:57,801 ♪♪~ 194 00:15:57,801 --> 00:16:02,506 (丹三)瓢箪の猪左衛門の お頭が いらっしゃったぞ! 195 00:16:02,506 --> 00:16:04,806 瓢箪…。 196 00:16:11,064 --> 00:16:14,201 長いこと 待たせましたな。 197 00:16:14,201 --> 00:16:20,991 今晩 このまま 寺を引き払い 浅草の隠れがに移ります。 198 00:16:20,991 --> 00:16:23,010 (平岩)とうとう おつとめか。 199 00:16:23,010 --> 00:16:29,433 その前に 金座裏の宗五郎を 始末しなければなりません。 200 00:16:29,433 --> 00:16:41,933 ♪♪~ 201 00:16:46,199 --> 00:16:48,499 何してる? 202 00:16:52,055 --> 00:16:56,827 お前 金座裏の駆け出しじゃねえか。 203 00:16:56,827 --> 00:16:59,227 知らねえよ! 204 00:17:01,331 --> 00:17:03,333 あっ! 205 00:17:03,333 --> 00:17:18,432 ♪♪~ 206 00:17:18,432 --> 00:17:20,734 (常丸)とっつぁん 兄。 207 00:17:20,734 --> 00:17:24,137 お前らも 丹三と浪人のうわさは 聞きつけたか。 208 00:17:24,137 --> 00:17:29,142 だがよ 一足遅かったぜ。 もぬけの殻だ。 209 00:17:29,142 --> 00:17:31,228 あわてふためいて 逃げちまったらしい。 210 00:17:31,228 --> 00:17:33,528 (八百亀) 一体 どこへ逃げやがったか。 211 00:17:35,866 --> 00:17:37,866 どうしたい? 212 00:17:42,039 --> 00:17:45,175 こいつを。 213 00:17:45,175 --> 00:17:52,132 (八百亀)「瓢箪の猪左衛門」 「浅草の隠れが」「親分が危ない」。 214 00:17:52,132 --> 00:17:54,134 これは…。 215 00:17:54,134 --> 00:17:58,505 それに この出世不動のお守りは 鎌倉河岸の者しか持ってません。 216 00:17:58,505 --> 00:18:00,724 こいつは 亮吉のものです。 何だと…。 217 00:18:00,724 --> 00:18:04,761 (彦四郎)じゃあ 亮吉は やつらの手に落ちたってことか。 218 00:18:04,761 --> 00:18:07,147 どうするんだよ 政次! 219 00:18:07,147 --> 00:18:16,039 ♪♪~ 220 00:18:16,039 --> 00:18:18,039 亮吉…。 221 00:18:24,865 --> 00:18:28,285 (みつ)お前さん。 亮吉に まさかのことなんか…。 222 00:18:28,285 --> 00:18:34,174 いや。 だったら とっくに 拾浄寺で骸になってるはずだ。 223 00:18:34,174 --> 00:18:36,977 生きて 江戸に移されたと 考えていいだろう。 224 00:18:36,977 --> 00:18:41,398 (寺坂毅一郎)しかし 助蔵殺しと 亮吉の一件が 一緒になるとはな。 225 00:18:41,398 --> 00:18:45,435 宗五郎。 そこに書かれてる 瓢箪の猪左衛門てのは→ 226 00:18:45,435 --> 00:18:48,572 5年前に島送りになった あの盗人のことだな。 227 00:18:48,572 --> 00:18:52,726 へい。 あっしが この手で お縄にした男です。 228 00:18:52,726 --> 00:18:55,526  回想  あっ! あっ あっ…。 229 00:18:57,197 --> 00:19:00,700 (宗五郎)つい せんだって 三宅島から 漁師の舟を奪って→ 230 00:19:00,700 --> 00:19:04,171 島抜けしたと お触れが回っておりやしたね。 231 00:19:04,171 --> 00:19:06,523 親分が危ないってのは 宗五郎 猪左衛門が→ 232 00:19:06,523 --> 00:19:10,293 お前の命まで狙ってるってことだ。 気を付けた方がいい。 233 00:19:10,293 --> 00:19:15,782 へい。 亮吉が書き残してくれたんだ。 234 00:19:15,782 --> 00:19:19,336 お前たちは 浅草を くまなく当たるんだ。 235 00:19:19,336 --> 00:19:22,539 瓢箪一味が 必ず どこかに 巣くってるに違いねえ。 236 00:19:22,539 --> 00:19:24,524 (一同)へい。 237 00:19:24,524 --> 00:19:27,394 (お花婆さん)さあ みんな おにぎりが出来たよ。→ 238 00:19:27,394 --> 00:19:31,794 戦の前に 腹ごしらえしておくれ。 有り難い。 いただきます! 239 00:19:48,999 --> 00:19:55,238 供も連れずに 一人歩き。 不用心だな。 240 00:19:55,238 --> 00:20:02,496 瓢箪の猪左衛門に 頼まれなすったかい お侍。 241 00:20:02,496 --> 00:20:08,602 ほう…。 さすがは金座裏。 242 00:20:08,602 --> 00:20:13,102 だが 今宵で しまいだ。 243 00:20:15,592 --> 00:21:19,472 ♪♪~ 244 00:21:19,472 --> 00:21:21,472 何してやがるんだ! 245 00:21:24,327 --> 00:21:26,680 命冥加なやつめ。 246 00:21:26,680 --> 00:21:54,280 ♪♪~ 247 00:22:08,321 --> 00:22:10,974 亮吉 大丈夫だよな。 248 00:22:10,974 --> 00:22:13,810 心配することはない。 249 00:22:13,810 --> 00:22:17,110 金座裏が何とかする。 250 00:22:20,700 --> 00:22:23,100 亮吉さん…。 251 00:22:36,232 --> 00:22:41,871 おう 平岩。 首尾はどうだ? 252 00:22:41,871 --> 00:22:45,375 邪魔が入り うち損じた。 253 00:22:45,375 --> 00:22:47,911 何…。 254 00:22:47,911 --> 00:22:50,511 (宗五郎)瓢箪の猪左衛門。 255 00:22:57,103 --> 00:22:59,689 (瓢箪の猪左衛門) 宗五郎 お前 どうして ここが…。 256 00:22:59,689 --> 00:23:03,693 (宗五郎)やい 猪左衛門。 てめえみたいに薄汚い盗人を→ 257 00:23:03,693 --> 00:23:06,693 金座に 近づかせるわけにはいかねえ。 258 00:23:09,265 --> 00:23:12,265 しゃらくせえわい。 おい 丹三! 259 00:23:19,793 --> 00:23:22,262 亮吉。 (瓢箪の猪左衛門) その金流しを捨てな。 260 00:23:22,262 --> 00:23:25,165 そっちの同心もだ。 261 00:23:25,165 --> 00:23:27,965 こっちは本気だぜ。 262 00:23:29,869 --> 00:23:33,239 亮吉…。 (亮吉)親分! おれには構うな! 263 00:23:33,239 --> 00:23:35,258 こいつら け散らしてくれ! 264 00:23:35,258 --> 00:23:37,358 殺すぞ! 265 00:23:40,280 --> 00:23:47,337 ♪♪~ 266 00:23:47,337 --> 00:23:49,339 亮吉! 267 00:23:49,339 --> 00:25:16,139 ♪♪~ 268 00:25:19,779 --> 00:25:22,179 亮吉。 269 00:25:26,436 --> 00:25:28,636 お手柄だったな。 270 00:25:32,342 --> 00:25:34,342 親分…。 271 00:25:41,067 --> 00:25:43,736 政次…。 272 00:25:43,736 --> 00:25:45,738 亮吉。 273 00:25:45,738 --> 00:26:09,696 ♪♪~ 274 00:26:09,696 --> 00:26:13,166 (みつ)しほちゃん。 275 00:26:13,166 --> 00:26:15,168 亮吉さん! 276 00:26:15,168 --> 00:26:20,840 (みつ)まずは ここに顔出したい っていうから 連れてきたんだよ。 277 00:26:20,840 --> 00:26:25,645 亮吉! 生きてたか! ハッハハハハ! 278 00:26:25,645 --> 00:26:29,432 ご心配をおかけして 申し訳ありませんでした。 279 00:26:29,432 --> 00:26:32,302 何だよ 随分 殊勝な物言いだな 亮吉。 280 00:26:32,302 --> 00:26:34,637 少しは大人になったんですよね。 281 00:26:34,637 --> 00:26:38,541 よかった 無事 戻ってくれて。 282 00:26:38,541 --> 00:26:42,212 (彦四郎)亮吉! 283 00:26:42,212 --> 00:26:44,564 おっ母さんを連れてきたぜ。 284 00:26:44,564 --> 00:26:47,100 いいっていうのに しつこくてさ。 285 00:26:47,100 --> 00:26:49,969 ほんとに 皆さん ご迷惑おかけしまして…。 286 00:26:49,969 --> 00:26:52,472 ああ なんの なんの。 287 00:26:52,472 --> 00:26:57,172 ほら 亮吉。 おっ母さんに 何か言うこと ないのかい。 288 00:27:00,263 --> 00:27:03,516 ごめん 心配かけた…。 289 00:27:03,516 --> 00:27:07,353 バカなんだからさ お前は! 290 00:27:07,353 --> 00:27:09,706 母ちゃん…。 291 00:27:09,706 --> 00:27:14,060 亮吉さん。 小鳥 元気になったわよ。 292 00:27:14,060 --> 00:27:25,138 ♪♪~ 293 00:27:25,138 --> 00:27:27,140 (小鳥の鳴き声) 294 00:27:27,140 --> 00:27:31,094 亮吉! 御用だ。 行けるか? 295 00:27:31,094 --> 00:27:33,096 おうよ! 行ってきます! 296 00:27:33,096 --> 00:27:35,296 しっかりな! へい! 297 00:27:42,472 --> 00:27:47,372 <日本晴れの ある日のことでした> 298 00:27:51,798 --> 00:27:54,867 だんな様 ごひいきに願います。 299 00:27:54,867 --> 00:27:58,204 (とせ)絵引札? 300 00:27:58,204 --> 00:28:01,341 桜が咲いたばっかりで もう来年の話ですか? 301 00:28:01,341 --> 00:28:03,977 (園村辰一郎)そういえば 先日 清蔵さんを お見かけしました。→ 302 00:28:03,977 --> 00:28:07,630 女の絵師のようでして 大層 おきれいな方でしたが。 303 00:28:07,630 --> 00:28:10,333 おもんさんのご苦労を 慰労するついでに→ 304 00:28:10,333 --> 00:28:12,452 船でも浮かばせてみようと 思いましてね。 305 00:28:12,452 --> 00:28:15,138 参ります。 306 00:28:15,138 --> 00:29:19,738 ♪♪~ 307 00:30:26,869 --> 00:30:28,871 (笛の音) 308 00:30:28,871 --> 00:30:33,526 一斉に舟をこぎ出す 漁師たち。 なんと1万人。 309 00:30:33,526 --> 00:30:38,865 ナイジェリアで一年に一度開かれる 大魚捕り大会。 310 00:30:38,865 --> 00:30:41,701 大物は 200kgを超えます。 311 00:30:41,701 --> 00:30:43,686 (山口)うわっ すげえ! 312 00:30:43,686 --> 00:30:45,686 (中鉢)あれ すごいよ! 313 00:30:48,541 --> 00:30:53,379 賞品は外国製の新車。 314 00:30:53,379 --> 00:30:57,533 それまでの貧しい生活から 一気に抜け出すチャンスが→ 315 00:30:57,533 --> 00:30:59,733 誰にも与えられるのです。