1 00:00:33,551 --> 00:00:37,956 (戸をたたく音) 2 00:00:37,956 --> 00:00:39,891 ≪(嘉兵衛)佐兵衛。 3 00:00:39,891 --> 00:00:41,826 (戸をたたく音) 4 00:00:41,826 --> 00:00:43,828 ≪(芳)佐兵衛! (戸をたたく音) 5 00:00:43,828 --> 00:00:46,128 ≪(澪)若旦さ~ん! 6 00:00:48,967 --> 00:00:52,637 (嘉兵衛)佐兵衛。 7 00:00:52,637 --> 00:00:58,337 佐兵衛~! 佐兵衛! 8 00:01:00,512 --> 00:01:04,649 佐兵衛~。 (芳)佐兵衛! 若旦さ~ん! 9 00:01:04,649 --> 00:01:06,584 どないなっとんのや。 10 00:01:06,584 --> 00:01:08,520 ここやあらへんのと ちゃいますか? 11 00:01:08,520 --> 00:01:10,520 (嘉兵衛)うむ…。 12 00:01:12,991 --> 00:01:16,861 旦さん ご寮さん! ん? 13 00:01:16,861 --> 00:01:22,000 間違いおまへん。 これは 若旦さんの手ぇの…。 14 00:01:22,000 --> 00:01:23,935 (嘉兵衛)ああ… うん。➡ 15 00:01:23,935 --> 00:01:28,635 佐兵衛の南瓜の飾り細工やないか。 16 00:01:30,675 --> 00:01:34,546 佐兵衛 どこや? どこに行ってんのや? 佐兵衛。 17 00:01:34,546 --> 00:01:37,482 佐兵衛! 佐兵衛! 18 00:01:37,482 --> 00:01:40,952 佐兵衛! 19 00:01:40,952 --> 00:01:43,288 佐兵衛~! 若旦さん! 20 00:01:43,288 --> 00:01:45,223 (嘉兵衛)どこや!? 21 00:01:45,223 --> 00:01:47,959 佐兵衛 どこ行ったんや! 佐…。 22 00:01:47,959 --> 00:01:49,894 旦さん? 23 00:01:49,894 --> 00:01:53,594 旦さん! 嘉兵衛! うっ! うっ…。 24 00:01:58,970 --> 00:02:01,639 旦さん! 25 00:02:01,639 --> 00:02:03,975 (嘉兵衛)佐兵衛…。 旦さん! 26 00:02:03,975 --> 00:02:21,993 ♬~ 27 00:02:21,993 --> 00:02:25,330 (清右衛門)まだ着かんのか。 こんな遠くまで来させおって…。 28 00:02:25,330 --> 00:02:27,999 (坂村堂)来たかいがあったと きっと思われます。 29 00:02:27,999 --> 00:02:30,902 (清右衛門)本当だろうな? まずければ金輪際➡ 30 00:02:30,902 --> 00:02:34,606 お前のところには書かんぞ。 無論ですとも。 31 00:02:34,606 --> 00:02:37,275 そのかわり うまければ 次のお作➡ 32 00:02:37,275 --> 00:02:39,611 伝説の花魁 あさひ太夫の物語は➡ 33 00:02:39,611 --> 00:02:44,282 きっと 我が坂村堂に。 ふん。 随分と自信があるようだ。 34 00:02:44,282 --> 00:02:47,952 そこの親父というのが 頭が禿げ上がっているのですがね。 35 00:02:47,952 --> 00:02:51,823 その 禿げの打つ蕎麦のうまい事! そんなにか。 36 00:02:51,823 --> 00:02:54,626 何しろ 一本も生えておりません。 37 00:02:54,626 --> 00:02:58,296 誰が 禿げ加減を聞いたのだ。 え? 蕎麦の話だ 蕎麦の! 38 00:02:58,296 --> 00:03:01,633 ああ それは もう 召し上がれば分かります。 39 00:03:01,633 --> 00:03:06,304 そうそう この甘~い栗のからんだ蕎麦を➡ 40 00:03:06,304 --> 00:03:08,640 つるつる~っと… おい! 41 00:03:08,640 --> 00:03:11,309 こ… こんなはずでは…。 42 00:03:11,309 --> 00:03:15,179 禿げ親父の蕎麦は どうした 禿げ親父の蕎麦は! 43 00:03:15,179 --> 00:03:17,982 (種市)誰でえ 禿げ禿げ言ってやがんのは。➡ 44 00:03:17,982 --> 00:03:20,885 よしてくんねえかい。 お前が店主か。 45 00:03:20,885 --> 00:03:23,321 よくも ぬけぬけと 出てきおったな。 46 00:03:23,321 --> 00:03:25,256 「ぬけぬけ」も よしてくんねえかい! 47 00:03:25,256 --> 00:03:27,191 ふん! そもそも 屋号が つる家ではないか! 48 00:03:27,191 --> 00:03:29,193 そいつは この頭とは 関わりのねえこった。 49 00:03:29,193 --> 00:03:31,929 (坂村堂)つる家さん これは 一体 どういう事です。 50 00:03:31,929 --> 00:03:34,265 私どもは 蕎麦を食べに➡ 51 00:03:34,265 --> 00:03:37,602 はるばる 元飯田町から 来たのですよ。 52 00:03:37,602 --> 00:03:41,272 そいつは面目ねえ。 53 00:03:41,272 --> 00:03:44,942 実は 蕎麦屋は しまいにしたんでさぁ。 54 00:03:44,942 --> 00:03:48,613 (坂村堂)え? 腰を痛めちまったもんで…。 55 00:03:48,613 --> 00:03:51,949 今は 別の料理人に 板場を預けてまさぁ。 56 00:03:51,949 --> 00:03:53,885 (坂村堂)別の料理人? 57 00:03:53,885 --> 00:03:55,885 お澪坊。 58 00:03:58,289 --> 00:04:00,289 (種市)お澪坊ってばよ! 59 00:04:01,959 --> 00:04:09,300 ♬~ 60 00:04:09,300 --> 00:04:12,637 お待ち遠さま。 61 00:04:12,637 --> 00:04:16,974 これが うちの料理人でさぁ。 女ではないか! 62 00:04:16,974 --> 00:04:20,311 澪と申します。 どうぞ よろしゅう。 63 00:04:20,311 --> 00:04:22,246 それも 上方の女ではないか! 64 00:04:22,246 --> 00:04:24,182 まあ 食ってみて下せえ。 65 00:04:24,182 --> 00:04:28,186 つる家さん こちら 戯作者の清右衛門先生は➡ 66 00:04:28,186 --> 00:04:31,589 大変な食通でいらっしゃる。 もし お口に合わなければ➡ 67 00:04:31,589 --> 00:04:33,925 うちの版元に 書いて頂けなくなります。 68 00:04:33,925 --> 00:04:37,261 そう言わねえで だまされたと思ってよぅ。 69 00:04:37,261 --> 00:04:41,261 しかし この魚は…。 70 00:04:42,934 --> 00:04:47,271 あっ こいつぁ 猫またぎじゃねえか! 71 00:04:47,271 --> 00:04:49,607 蕎麦は出せねえ これを食えって➡ 72 00:04:49,607 --> 00:04:53,478 出してきたのが 猫またぎってのは どういう了見だよ! 73 00:04:53,478 --> 00:04:57,178 ふざけやがって! おい 帰るぞ! 74 00:05:04,622 --> 00:05:06,557 (坂村堂)言わんこっちゃない。 75 00:05:06,557 --> 00:05:10,294 汗水たらして稼いだ大事な銭で➡ 76 00:05:10,294 --> 00:05:14,966 こんな野暮な料理など 御免という訳だ。 77 00:05:14,966 --> 00:05:16,966 (坂村堂)清右衛門先生! 78 00:05:18,636 --> 00:05:20,936 (坂村堂)清右衛門先生! 79 00:05:26,978 --> 00:05:33,251 あの… 何が いけなかったんでしょうか? 80 00:05:33,251 --> 00:05:35,920 どうして これが 野暮なんです? 81 00:05:35,920 --> 00:05:38,620 それに猫またぎて…。 82 00:05:42,794 --> 00:05:48,933 江戸じゃ 鰹は 初鰹と決まってるんだ。 83 00:05:48,933 --> 00:05:55,933 秋の戻り鰹は 猫もまたいで通る。 それで 猫またぎってんだ。 84 00:05:58,943 --> 00:06:02,280 (種市)銭もらっとこう。 85 00:06:02,280 --> 00:06:30,641 ♬~ 86 00:06:30,641 --> 00:06:32,641 ええ月やね。 87 00:06:35,480 --> 00:06:37,448 (戸が開く音) (おりょう)太一 何やってんだい。 88 00:06:37,448 --> 00:06:40,918 風邪ひくよ! あの かわいい坊やで…。 89 00:06:40,918 --> 00:06:42,854 さっさと入んな! 90 00:06:42,854 --> 00:06:57,468 ♬~ 91 00:06:57,468 --> 00:07:01,239 ただいま帰りました。 あっ 澪 お帰り。 92 00:07:01,239 --> 00:07:03,174 ご寮さん! 93 00:07:03,174 --> 00:07:05,610 まだ あんまり 無理しはらん方が…。 94 00:07:05,610 --> 00:07:09,280 ええのや。 なんぞしとった方が 気が紛れるよって。 95 00:07:09,280 --> 00:07:14,151 そやけど…。 どないやったんや 今日の塩梅は。 96 00:07:14,151 --> 00:07:27,851 ♬~ 97 00:07:30,968 --> 00:07:32,904 猫またぎやて? 98 00:07:32,904 --> 00:07:38,242 どおりで安う仕入れられた訳です。 誰も食べへんのですさかい。 99 00:07:38,242 --> 00:07:40,177 こないな おいしいもんを…。 100 00:07:40,177 --> 00:07:44,582 大坂では初鰹よりも戻り鰹の方が 脂が乗ってる言うて➡ 101 00:07:44,582 --> 00:07:46,918 好まれたもんやけどなあ。 102 00:07:46,918 --> 00:07:52,590 江戸は初物しか食べへんそうです。 縁起担ぎか。 103 00:07:52,590 --> 00:07:54,525 (ため息) 104 00:07:54,525 --> 00:08:00,464 これで 安うて おいしいお料理が出せる。 105 00:08:00,464 --> 00:08:04,764 つる家の旦那さんのご恩に 報いられる思たんですけど…。 106 00:08:09,607 --> 00:08:11,607 澪。 107 00:08:13,277 --> 00:08:18,616 堪忍やで。 おまはん一人に 背負わせてしもて。 108 00:08:18,616 --> 00:08:21,953 そんな…。 109 00:08:21,953 --> 00:08:24,855 すんません。 110 00:08:24,855 --> 00:08:29,555 けど 澪にやったら きっと でける。 111 00:08:31,295 --> 00:08:35,566 嘉兵衛が…➡ 112 00:08:35,566 --> 00:08:41,266 あの人が生きてたら きっと そない言うたと思うで。 113 00:08:44,909 --> 00:08:46,909 [ 回想 ] (嘉兵衛)澪。 114 00:08:49,780 --> 00:08:51,782 澪…。 115 00:08:51,782 --> 00:08:57,082 はい 旦さん。 澪は ここにおります。 116 00:09:00,458 --> 00:09:04,158 (嘉兵衛) 託せるのは おまはんだけや。 117 00:09:05,930 --> 00:09:15,606 何としても 天満一兆庵の暖簾を…➡ 118 00:09:15,606 --> 00:09:17,906 この江戸に…。 119 00:09:19,944 --> 00:09:23,280 (嘉兵衛)頼むで。➡ 120 00:09:23,280 --> 00:09:25,580 頼むで。 121 00:09:32,556 --> 00:09:36,427 どないしたらええんやろか…。 122 00:09:36,427 --> 00:09:40,898 江戸の人らは 味見もしてくれへんし➡ 123 00:09:40,898 --> 00:09:47,238 長屋の皆さんは いまだに口もきいてくれへん。 124 00:09:47,238 --> 00:09:49,173 (ため息) 125 00:09:49,173 --> 00:09:55,579 (野江)フフフッ 澪ちゃん 弱味噌やなあ。 126 00:09:55,579 --> 00:09:57,515 野江ちゃん? 127 00:09:57,515 --> 00:10:11,215 ♬~ 128 00:10:17,601 --> 00:10:20,601 (源斉)私もお参りして よろしいでしょうか? 129 00:10:25,943 --> 00:10:27,878 あんなに荒れ果てていた この稲荷が➡ 130 00:10:27,878 --> 00:10:31,282 すっかり きれいになっているので 驚きました。 131 00:10:31,282 --> 00:10:34,185 あなたが 手入れをされたのですか? 132 00:10:34,185 --> 00:10:36,954 作法も分からない者が➡ 133 00:10:36,954 --> 00:10:39,857 勝手にしては いけないのでしょうけど…。 134 00:10:39,857 --> 00:10:43,627 そんな事はありません。 立派な お心がけです。 135 00:10:43,627 --> 00:10:47,627 立派やなんて。 私は ただ…。 136 00:10:50,501 --> 00:10:55,201 似てたから… 野江ちゃんに。 137 00:10:57,641 --> 00:10:59,577 のえちゃん? 138 00:10:59,577 --> 00:11:04,515 いえ あの… 何でもありません! 139 00:11:04,515 --> 00:11:16,660 ♬~ 140 00:11:16,660 --> 00:11:18,996 さあさあ! 寄ってくんな! 食べてってくんな! 141 00:11:18,996 --> 00:11:21,665 鰹の時雨煮 おまけに帆立汁だ!➡ 142 00:11:21,665 --> 00:11:24,568 どうだ どうだ! 寄ってくんな! 食べてってくんなよ! おい!➡ 143 00:11:24,568 --> 00:11:27,538 どうだ どうだ どうだ! にいさん にいさん にいさん にいさん! 144 00:11:27,538 --> 00:11:29,540 戻り鰹だって うめえんだぜ。 俺だって 食って➡ 145 00:11:29,540 --> 00:11:31,942 びっくりしたんだからよ! 寄ってってやるか? 146 00:11:31,942 --> 00:11:33,878 よせよせ 猫またぎだぜ! 147 00:11:33,878 --> 00:11:36,814 野暮な事しやがるなあ 上方の小娘は。 148 00:11:36,814 --> 00:11:40,951 ≪(種市)言わねえでよ! おい!➡ 149 00:11:40,951 --> 00:11:44,288 文句は 食ってから言やいいだろ ちくしょうめ! 150 00:11:44,288 --> 00:11:56,634 ♬~ 151 00:11:56,634 --> 00:12:00,971 客寄せのために 言ってるんじゃねえぞ。 152 00:12:00,971 --> 00:12:06,844 お前さんの作る料理は 本当に 本当に うめえ。 153 00:12:06,844 --> 00:12:09,544 食ってさえもらえりゃあ 分かるんだ。 154 00:12:12,583 --> 00:12:15,519 (戸が開く音) (種市)こらぁ 小松原様! 155 00:12:15,519 --> 00:12:19,657 おう 親父。 久しいな。 156 00:12:19,657 --> 00:12:21,957 酒をくれ。 (種市)へい! 157 00:12:25,996 --> 00:12:27,996 (種市)おい。 あ…。 158 00:12:52,156 --> 00:12:57,156 小松原様 こいつは お澪坊ってんでさあ。 159 00:12:59,630 --> 00:13:03,968 あっしぁ 情けねえ事に 腰を痛めちまいましてね。 160 00:13:03,968 --> 00:13:06,871 代わりに この店を任せてるんでさあ。 161 00:13:06,871 --> 00:13:11,842 ほう。 雇われ店主という訳か。 店主やなんて そないな…。 162 00:13:11,842 --> 00:13:15,142 ふむ 故郷は上方か。 163 00:13:19,516 --> 00:13:23,988 よし 何か食わせてくれ。 え!? 164 00:13:23,988 --> 00:13:28,659 何を驚いてる。 肴もなしに酒が飲めるか。 165 00:13:28,659 --> 00:13:31,562 小松原様が味見して下さりゃあ ありがてえ。 166 00:13:31,562 --> 00:13:34,465 けど 旦那さん 今は あれしか…。 167 00:13:34,465 --> 00:13:36,934 あれだからこそ お出しするんだよ! 168 00:13:36,934 --> 00:13:39,270 駄目です! 江戸のお客さんに あれは…。 169 00:13:39,270 --> 00:13:41,939 何 あれの うまさを 小松原様なら分かって下さる! 170 00:13:41,939 --> 00:13:46,277 けど あれは… あれだけは! おい! 171 00:13:46,277 --> 00:13:50,977 いいから… いいから その「あれ」を食わせろ。 172 00:13:56,287 --> 00:13:59,957 これが 「あれ」か。 173 00:13:59,957 --> 00:14:02,860 はい…。 174 00:14:02,860 --> 00:14:05,829 全く。 こそこそと謎めいた符丁で 言うもんだから➡ 175 00:14:05,829 --> 00:14:08,829 気になって しょうがないじゃないか。 ヘッヘッヘッ。 176 00:14:16,307 --> 00:14:18,976 もしかして…➡ 177 00:14:18,976 --> 00:14:21,879 戻り鰹か? 178 00:14:21,879 --> 00:14:24,848 はい… すいませんでした。 179 00:14:24,848 --> 00:14:28,986 おいおいおい 何をする。 まだ 味見をしていないぞ。 180 00:14:28,986 --> 00:14:47,686 ♬~ 181 00:14:51,608 --> 00:14:56,608 どうです? 小松原様。 お澪坊の料理は。 182 00:15:01,285 --> 00:15:06,623 こんなにも作り手の顔だちと 同じ味わいの料理を食うのは➡ 183 00:15:06,623 --> 00:15:09,526 初めてだ。 184 00:15:09,526 --> 00:15:12,826 顔だちと同じ味わい? 185 00:15:16,967 --> 00:15:24,308 フフフッ…。 186 00:15:24,308 --> 00:15:26,643 面白い。 187 00:15:26,643 --> 00:15:31,315 ヘッヘッヘッヘッヘッ… ハハハハハハッ! 188 00:15:31,315 --> 00:15:34,918 小松原様 それは そいつぁ あまりに あんまりな…。 189 00:15:34,918 --> 00:15:36,854 ハハハハハハハッ! 190 00:15:36,854 --> 00:15:39,790 見事な下がり眉だな! 191 00:15:39,790 --> 00:15:43,090 ハッハッハッハッハッハッ! 192 00:15:47,498 --> 00:15:50,934 ハッハッハッハッハッハッ! もう ご寮さん。 193 00:15:50,934 --> 00:15:52,870 いつまで笑てはるんですか。 194 00:15:52,870 --> 00:15:56,807 そうかて 何べん聞いても おかしゅうて…。 195 00:15:56,807 --> 00:15:59,610 なあ 澪 もういっぺん 言うてんか。 196 00:15:59,610 --> 00:16:02,513 嫌です。 もういっぺんだけ。 嫌です! 197 00:16:02,513 --> 00:16:05,213 お願い! このとおりや。 198 00:16:07,484 --> 00:16:11,221 見事な下がり眉。 199 00:16:11,221 --> 00:16:13,624 ハッハッハッハッハッ! 200 00:16:13,624 --> 00:16:16,960 もう…。 201 00:16:16,960 --> 00:16:21,832 ああ… こない笑たんは久しぶりやわ。 202 00:16:21,832 --> 00:16:27,304 その上 そのお侍さん 旦那さんが休まはったあと…。 203 00:16:27,304 --> 00:16:33,911 しかし 戻り鰹を出させるとはな…。 204 00:16:33,911 --> 00:16:36,911 あの親父も度胸があるな。 205 00:16:38,782 --> 00:16:45,522 その事 ずっと私も考えてました。 206 00:16:45,522 --> 00:16:48,926 鰹の時雨煮出したい言うた時に➡ 207 00:16:48,926 --> 00:16:51,595 何で 旦那さんは 猫またぎの事を➡ 208 00:16:51,595 --> 00:16:54,595 教えてくれはらへん かったんやろかて。 209 00:16:56,467 --> 00:16:59,937 そしたら お客さんを怒らす事も➡ 210 00:16:59,937 --> 00:17:03,637 無駄を出して お店に損させる事も なかったのに。 211 00:17:09,613 --> 00:17:13,951 まっ 親父としちゃあ お前さんに盛大に➡ 212 00:17:13,951 --> 00:17:17,621 恥をかかせて やりたかったんだろうさ。 213 00:17:17,621 --> 00:17:22,960 ほんまに 口の悪いお方なんです。 214 00:17:22,960 --> 00:17:28,832 そのお人は よう分かってはる。 え? 215 00:17:28,832 --> 00:17:32,236 嘉兵衛も こない言うてた。 216 00:17:32,236 --> 00:17:38,108 「才のない者には 恥かかんよう 盛大に手ぇ貸したり。➡ 217 00:17:38,108 --> 00:17:45,108 けど 才のある者には手ぇ貸さんと 盛大に恥かかしたり」。 218 00:17:47,251 --> 00:17:50,587 (芳)つる家の旦那さんは それと おんなじ思いで➡ 219 00:17:50,587 --> 00:17:53,490 お前を育てようとしてくれてはる。 220 00:17:53,490 --> 00:17:58,190 それを そのお侍さんは 言わはったんや。 221 00:18:00,597 --> 00:18:03,267 そうですやろか。 222 00:18:03,267 --> 00:18:45,576 ♬~ 223 00:18:45,576 --> 00:18:49,576 これ よかったら おうちの人と食べて。 224 00:18:54,918 --> 00:18:57,218 鰹 好き? 225 00:18:59,256 --> 00:19:01,556 嫌い? 226 00:19:03,927 --> 00:19:07,227 私 澪っていうの。 あなたは? 227 00:19:13,604 --> 00:19:17,904 太一。 父ちゃん 仕事に出かけるよ 手伝いな。 228 00:19:19,943 --> 00:19:21,943 太一。 229 00:19:27,818 --> 00:19:30,518 あの子は 口がきけないんだよ。 230 00:19:33,890 --> 00:19:36,890 あの すいません 私 何も知らんと…。 (戸が閉まる音) 231 00:19:52,242 --> 00:19:57,581 (芳)ここが おまはんの通う お稲荷さんか。 はい。 232 00:19:57,581 --> 00:20:01,251 あれ? どないしたんや。 233 00:20:01,251 --> 00:20:03,920 またや。 234 00:20:03,920 --> 00:20:05,856 こないな寂しいとこやけど➡ 235 00:20:05,856 --> 00:20:11,556 私のほかにも お参りしてる人が いてるんですね。 よかった。 236 00:20:13,263 --> 00:20:19,603 この お稲荷さんが 澪と つる家を 結んでくれはったんやなあ。 237 00:20:19,603 --> 00:20:32,949 ♬~ 238 00:20:32,949 --> 00:20:37,287 おい あの娘 ここが 化け物稲荷と 分かってんのか? 239 00:20:37,287 --> 00:20:40,190 参ると必ず 祟りがあるんだぜ。 240 00:20:40,190 --> 00:20:42,159 俺は狐に化かされるって聞いたぜ。 241 00:20:42,159 --> 00:20:46,296 物好きな娘が いたもんだ。 全くだ。 242 00:20:46,296 --> 00:20:48,596 行こう 行こう。 243 00:21:01,645 --> 00:21:05,982 握り飯と水だ。 244 00:21:05,982 --> 00:21:10,320 ここ置いとくから 好きにやっとくんな。 245 00:21:10,320 --> 00:21:12,320 おおきに。 246 00:21:19,663 --> 00:21:21,598 ありがとうございます。 247 00:21:21,598 --> 00:22:02,973 ♬~ 248 00:22:02,973 --> 00:22:05,273 大したもんだ お前さんは。 249 00:22:11,648 --> 00:22:15,519 おおきに。 ありがとうございます。 250 00:22:15,519 --> 00:22:30,667 ♬~ 251 00:22:30,667 --> 00:22:35,272 俺は 御台所町で つる家って蕎麦屋をやってる➡ 252 00:22:35,272 --> 00:22:39,609 種市ってもんだ。 253 00:22:39,609 --> 00:22:44,281 お前さんさえ よけりゃあ うちで働いちゃもらえまいか? 254 00:22:44,281 --> 00:22:47,581 うっ…! おうおう 大事ねえか。 255 00:22:56,860 --> 00:22:59,830 お前さんみたいな娘に 手伝ってもらえたら➡ 256 00:22:59,830 --> 00:23:01,832 間違えねえってもんだ。 257 00:23:01,832 --> 00:23:13,310 ♬~ 258 00:23:13,310 --> 00:23:15,610 ええんですやろか? 259 00:23:17,981 --> 00:23:22,319 このまま 旦那さんのご厚意に甘えてて。 260 00:23:22,319 --> 00:23:25,319 何のお役にも立ててへんのに…。 261 00:23:27,190 --> 00:23:32,596 人は みんな よそからは 見えへんもん背負て生きてる。 262 00:23:32,596 --> 00:23:37,596 つる家の旦那さんも あの長屋の親子も。 263 00:23:39,269 --> 00:23:43,607 (芳)せやからこそ 人と人➡ 264 00:23:43,607 --> 00:23:49,307 寄り添うて 慰め合うて 生きていくのと違うやろか。 265 00:23:56,186 --> 00:23:58,154 あっ…。 266 00:23:58,154 --> 00:24:00,624 ご寮さん? ああ… 大事あれへん。 267 00:24:00,624 --> 00:24:04,961 ただの立ちくらみやさかい。 268 00:24:04,961 --> 00:24:07,864 ご寮さん! ご寮さん! 269 00:24:07,864 --> 00:24:10,864 ご寮さん! どうかしましたか? 270 00:24:27,651 --> 00:24:31,321 これは 血虚という症状です。 271 00:24:31,321 --> 00:24:33,590 血虚? 272 00:24:33,590 --> 00:24:37,890 心配は無用です。 命に関わるものではありません。 273 00:24:44,234 --> 00:24:49,139 澪 何や 小さい子どもみたいに。 274 00:24:49,139 --> 00:24:52,275 そやかて…。 275 00:24:52,275 --> 00:24:56,613 あなたの方が よほど具合が悪そうですよ。 276 00:24:56,613 --> 00:25:00,483 すんません。 277 00:25:00,483 --> 00:25:03,486 私は 神田旅籠町の医師で➡ 278 00:25:03,486 --> 00:25:07,257 永田源斉と申す者です。 279 00:25:07,257 --> 00:25:09,192 また 立ちくらみが するようでしたら➡ 280 00:25:09,192 --> 00:25:11,962 いつでも…。 (おなかが鳴る音) 281 00:25:11,962 --> 00:25:15,832 あ…。 これは失敬。 282 00:25:15,832 --> 00:25:18,301 なにも このような時に➡ 283 00:25:18,301 --> 00:25:22,001 ここまで 大きな音で鳴かずとも よいものを…。 284 00:25:31,314 --> 00:25:36,152 冷やご飯のお握りですけど どうぞ 召し上がって下さい。 285 00:25:36,152 --> 00:25:38,852 源斉先生 どうぞ。 286 00:25:41,124 --> 00:25:44,424 では お言葉に甘えて。 287 00:25:50,266 --> 00:25:53,169 変わった形の握り飯ですね。 288 00:25:53,169 --> 00:25:56,139 上方風です。 289 00:25:56,139 --> 00:25:58,839 では 頂きます。 290 00:26:04,614 --> 00:26:06,549 うん! 291 00:26:06,549 --> 00:26:34,911 ♬~ 292 00:26:34,911 --> 00:26:36,846 うまかった。 293 00:26:36,846 --> 00:26:40,583 いや 本当に うまかったです。 294 00:26:40,583 --> 00:26:44,883 久々に 寿命が延びた心地がしました。 295 00:26:47,257 --> 00:26:52,957 しかし もしや 私が 今 食べたのは…。 296 00:26:55,131 --> 00:26:59,269 猫またぎです。 297 00:26:59,269 --> 00:27:01,938 やはり そうですか。 298 00:27:01,938 --> 00:27:06,276 いや 驚きました。 こんなにも うまいものとは。 299 00:27:06,276 --> 00:27:11,147 ほんまに江戸の人は 戻り鰹を食べはらへんのですね。 300 00:27:11,147 --> 00:27:14,951 全く もったいない事です。 301 00:27:14,951 --> 00:27:18,288 しかし 食べてみようという きっかけが➡ 302 00:27:18,288 --> 00:27:20,588 なかなか ないものですから。 303 00:27:23,159 --> 00:27:26,162 [ 回想 ] けど 旦那さん 今は あれしか…。 304 00:27:26,162 --> 00:27:28,298 あれだからこそ お出しするんだよ! 305 00:27:28,298 --> 00:27:30,633 駄目です! 江戸のお客さんに あれは…。 306 00:27:30,633 --> 00:27:33,536 何 あれの うまさを 小松原様なら分かって下さる! 307 00:27:33,536 --> 00:27:37,240 けど あれは… あれだけは! おい! 308 00:27:37,240 --> 00:27:40,240 いいから その「あれ」を食わせろ。 309 00:27:43,113 --> 00:28:04,267 ♬~ 310 00:28:04,267 --> 00:28:07,170 どうしたんでえ お澪坊 えれえ勢いで…。 311 00:28:07,170 --> 00:28:31,895 ♬~ 312 00:28:31,895 --> 00:28:36,195 こいつは 昨日と同じ 鰹の時雨煮じゃあねえのかい? 313 00:28:39,235 --> 00:28:41,905 はあ~ 腹がすいたね~。 314 00:28:41,905 --> 00:28:45,205 少し早いけど お昼にするかい。 315 00:28:46,776 --> 00:28:51,247 何だい 太一 お前 これ食べちまったのかい? 316 00:28:51,247 --> 00:29:14,547 ♬~ 317 00:29:22,946 --> 00:29:25,849 さあさ つる家の振る舞い飯ですよ! 318 00:29:25,849 --> 00:29:30,286 はてなの飯は いかが? はてなの飯? 319 00:29:30,286 --> 00:29:33,189 はてなの飯 どうぞ お味を見て下さい! 320 00:29:33,189 --> 00:29:35,558 はてなの飯? どうぞ どうぞ! 321 00:29:35,558 --> 00:29:38,461 どうぞ! 召し上がって下さい。 はてなの飯だよ! 322 00:29:38,461 --> 00:29:40,430 口に合ったら 中で注文してくんな! 323 00:29:40,430 --> 00:29:42,432 どういうこったい? 味見で飯配るなんざ➡ 324 00:29:42,432 --> 00:29:46,202 聞いた事ねえぞ! どうぞ。 召し上がって下さい。 325 00:29:46,202 --> 00:29:48,905 どうぞ どうぞ。 どうぞ。 326 00:29:48,905 --> 00:29:52,242 (おりょう)はてなの飯! 327 00:29:52,242 --> 00:29:56,579 ひとつ 味見をさせておくれでないかい。 328 00:29:56,579 --> 00:29:58,915 お代は いくらだい。 329 00:29:58,915 --> 00:30:04,587 いえ 頂きません。 何だって? 330 00:30:04,587 --> 00:30:07,257 本当にお代は要らないのかい? 331 00:30:07,257 --> 00:30:11,127 ええ。 お味を見て頂くだけですから。 332 00:30:11,127 --> 00:30:14,127 それじゃあ 遠慮なく頂くよ。 333 00:30:20,603 --> 00:30:26,943 あ~ おいしい! 334 00:30:26,943 --> 00:30:29,612 おいしい! 335 00:30:29,612 --> 00:30:36,286 けれど… はてな? これは 何の魚かねえ。 336 00:30:36,286 --> 00:30:38,955 あっ なるほど! それで はてなの飯か! 337 00:30:38,955 --> 00:30:44,627 ああ こいつぁ 趣向だ! (一同)ハハハハハッ! 338 00:30:44,627 --> 00:30:47,530 よく見りゃ うまそうだな! たまんねえや! 339 00:30:47,530 --> 00:30:50,300 どうぞ どうぞ! 340 00:30:50,300 --> 00:30:53,000 どうぞ どうぞ! どうぞ! 341 00:30:56,172 --> 00:30:59,309 はてなの続きは どうぞ 店の中で! 342 00:30:59,309 --> 00:31:02,979 中で飯を食って 謎解きしてくんな! 343 00:31:02,979 --> 00:31:05,679 どうぞ! うめえぞ こりゃ! 344 00:31:39,282 --> 00:31:41,951 はてな 中身は何だろう? 345 00:31:41,951 --> 00:31:46,289 分からないから知りたい 知りたいから食べてみたい。 346 00:31:46,289 --> 00:31:49,192 野暮な戻り鰹を 粋な遊びに変えるとは➡ 347 00:31:49,192 --> 00:31:52,628 いやはや 何とも 見事な趣向じゃありませんか。 348 00:31:52,628 --> 00:31:56,499 ふん。 仕掛けばかりで つまらん料理に決まっておるわ。 349 00:31:56,499 --> 00:31:59,502 それが めっぽう うまいと評判で…。 350 00:31:59,502 --> 00:32:02,972 あれ? 351 00:32:02,972 --> 00:32:06,642 おい 親父 こっちも はてなの飯! へい ただいま! 352 00:32:06,642 --> 00:32:09,545 お待ち遠さま! あ~ 待ってました! 353 00:32:09,545 --> 00:32:11,514 おい まだか! 354 00:32:11,514 --> 00:32:13,983 すんません! 355 00:32:13,983 --> 00:32:16,886 すんまへん。 すんまへん すんまへん。 356 00:32:16,886 --> 00:32:19,856 相すいません 本日は これで売り切れです! 357 00:32:19,856 --> 00:32:23,326 (一同)え~! ほんまに ほんまに すいません。 358 00:32:23,326 --> 00:32:26,229 何度も無駄足を踏ませおって。 359 00:32:26,229 --> 00:32:28,998 坂村堂には決して書かんからな! 360 00:32:28,998 --> 00:32:31,601 あっ お待ち下さい!➡ 361 00:32:31,601 --> 00:32:34,270 清右衛門先生! 清右衛門先生! 362 00:32:34,270 --> 00:32:44,280 ♬~ 363 00:32:44,280 --> 00:32:47,617 あっ イテッ! イテテテ…。 364 00:32:47,617 --> 00:32:51,954 はあ… 俺も今日 張り切り過ぎた。 365 00:32:51,954 --> 00:32:54,624 お澪坊 悪いが あと頼んでいいかい。 366 00:32:54,624 --> 00:32:57,293 はい。 ゆっくり お休みになって下さい。 367 00:32:57,293 --> 00:32:59,593 すまねえな。 368 00:33:09,872 --> 00:33:11,872 (戸が開く音) 369 00:33:17,980 --> 00:33:21,680 よう 下がり眉。 370 00:33:25,321 --> 00:33:27,990 俺の耳にも評判は聞こえてるぜ。 371 00:33:27,990 --> 00:33:31,327 粋な趣向で江戸っ子に 猫またぎを食わせるとは➡ 372 00:33:31,327 --> 00:33:35,932 そう見えて なかなかの策士だな。 うん? 373 00:33:35,932 --> 00:33:39,802 「そう見えて」は余計です。 374 00:33:39,802 --> 00:33:41,804 枝豆か。 375 00:33:41,804 --> 00:33:53,282 ♬~ 376 00:33:53,282 --> 00:33:55,952 これは今日 客に出したのか? 377 00:33:55,952 --> 00:33:58,855 えっ? はい。 378 00:33:58,855 --> 00:34:01,290 ほかには何を出した? 379 00:34:01,290 --> 00:34:05,161 豆腐と菊花の澄まし汁です。 380 00:34:05,161 --> 00:34:09,632 残ってたら食わせてくれ。 温めなくていい。 381 00:34:09,632 --> 00:34:11,567 はい…。 382 00:34:11,567 --> 00:34:27,867 ♬~ 383 00:34:46,269 --> 00:34:50,969 お前の料理は本筋から外れている。 384 00:34:54,610 --> 00:35:02,485 本筋に戻れ。 そして 己の一番の欠点から目をそらすな。 385 00:35:02,485 --> 00:35:04,785 一番の欠点。 386 00:35:08,958 --> 00:35:12,628 料理の基本がなっていない。 387 00:35:12,628 --> 00:35:19,628 根本から間違えている事に 気が付いていないのだ。 388 00:35:22,305 --> 00:35:26,642 お待ち下さいませ! 389 00:35:26,642 --> 00:35:31,914 小松原様 一体 あなたは…。 390 00:35:31,914 --> 00:36:04,614 ♬~ 391 00:36:04,614 --> 00:36:06,914 はてな。 392 00:36:17,627 --> 00:36:20,529 こんな うまいものが この世にある訳がありません。 393 00:36:20,529 --> 00:36:22,965 自分でも 得心してへんかったんです。 394 00:36:22,965 --> 00:36:25,635 江戸に来てからの 自分の料理の味に…。 395 00:36:25,635 --> 00:36:27,970 いけねえよう! 396 00:36:27,970 --> 00:36:31,270 食は人の天なり…。 397 00:36:39,915 --> 00:36:44,215 <はてなの飯 私と一緒に作りませんか?> 398 00:36:59,602 --> 00:37:05,941 <鰹は およそ1.5センチ角の 角切りにします。➡ 399 00:37:05,941 --> 00:37:08,844 塩を振ってから 熱湯に入れて➡ 400 00:37:08,844 --> 00:37:12,815 全体が白うなるまで 霜降りにします。➡ 401 00:37:12,815 --> 00:37:16,585 臭みが抜けて 冷めても おいしいんです。➡ 402 00:37:16,585 --> 00:37:20,289 3センチの長さに千切りした 生姜を散らし➡ 403 00:37:20,289 --> 00:37:24,960 醤油 みりん 酒 砂糖を加えて➡ 404 00:37:24,960 --> 00:37:27,960 落とし蓋をして火にかけます> 405 00:37:30,833 --> 00:37:35,905 <ちょっと汁気が 残るぐらいまで煮つけます。➡ 406 00:37:35,905 --> 00:37:39,205 最後に みりんを回しかけします> 407 00:37:42,578 --> 00:38:01,931 ♬~ 408 00:38:01,931 --> 00:38:06,602 <もみ海苔と あさつきを 散らして➡ 409 00:38:06,602 --> 00:38:10,272 はてなの飯 どうぞ召し上がれ> 410 00:38:10,272 --> 00:38:21,617 ♬~ 411 00:38:21,617 --> 00:38:24,286 冷めたら お茶漬けにすると いいですよ。➡ 412 00:38:24,286 --> 00:38:26,622 汁かけ飯は 江戸ならではの食文化です。 413 00:38:26,622 --> 00:38:28,622 試してみて下さいね。