1
00:00:01,503 --> 00:00:06,807
(岡部)[こんばんは 岡部です。
えっ? 誰って? だから岡部だよ]
2
00:00:06,807 --> 00:00:12,012
[屋台の常連客の岡部!
さあ 今夜の『ミッドナイト屋台』は➡
3
00:00:12,012 --> 00:00:16,016
味覚と嗅覚が回復したことを喜ぶ
翔太]
4
00:00:16,016 --> 00:00:18,018
って何その格好!?
5
00:00:18,018 --> 00:00:20,020
[なぜか有頂天になる私]
6
00:00:20,020 --> 00:00:23,023
俺をバカにしてんのか!?
試してんの? 何?
7
00:00:23,023 --> 00:00:27,027
[だが そのことが原因で
翔太と輝元の関係に変化が生じ➡
8
00:00:27,027 --> 00:00:29,029
屋台は閉店の危機に]
9
00:00:29,029 --> 00:00:32,032
(岡部)えっ 俺も味見したい!
ちょっと今は黙ってて。
10
00:00:32,032 --> 00:00:35,035
え~!? 今日 俺が主役なのに…。
11
00:00:35,035 --> 00:00:39,039
[あぁ これも諸行無常なのか]
12
00:00:44,044 --> 00:00:47,047
[土ドラ…]
13
00:00:47,047 --> 00:00:49,049
[この後 すぐです]
14
00:00:51,051 --> 00:00:58,058
輝元。 俺 鼻と舌が戻った。
15
00:00:58,058 --> 00:01:01,995
マジか。
うん。
16
00:01:01,995 --> 00:01:05,999
そうか…。
喜んでくんないの?
17
00:01:05,999 --> 00:01:10,003
俺の居場所がなくなる。
えっ?
18
00:01:10,003 --> 00:01:13,006
俺は もう必要ないってことだろ。
19
00:01:13,006 --> 00:01:18,011
何言ってんだよ。
お前は屋台のプロデューサーだし➡
20
00:01:18,011 --> 00:01:22,015
誰よりも魅力的に
俺の料理をプレゼンしてくれる。
21
00:01:27,020 --> 00:01:30,023
俺は神の舌を持つ男だ。
22
00:01:34,027 --> 00:01:39,032
屋台は終わり。 俺たちは解散だ。
23
00:01:39,032 --> 00:01:42,035
はっ?
24
00:01:42,035 --> 00:01:48,041
バカ言うなよ。
いつまでも一緒だろ!
25
00:01:48,041 --> 00:01:53,046
おい 輝元。 輝元!
26
00:01:53,046 --> 00:01:55,048
輝元!!
27
00:01:58,051 --> 00:02:01,989
ハァ 夢か。
28
00:02:01,989 --> 00:02:04,992
よかった…。
29
00:02:06,994 --> 00:02:10,998
俺たち 解散か…。
えっ?
30
00:02:16,003 --> 00:02:23,010
(輝徳・輝元)…虚妄
我亦為世父 救諸苦患者➡
31
00:02:23,010 --> 00:02:31,018
為凡夫顛倒 実在而言滅
以常見我故…。
32
00:02:31,018 --> 00:02:34,021
《線香の香りって落ち着くなあ》
33
00:02:34,021 --> 00:02:37,024
(輝徳・輝元)放逸著…。
34
00:02:40,027 --> 00:02:46,033
《やっぱりいいよなあ
木造建築の温かみのある香り》
35
00:02:57,044 --> 00:03:00,981
《お米の甘味がたまんねえ》
36
00:03:11,992 --> 00:03:15,996
《苦味の向こう側に
生産者さまの笑顔が見える》
37
00:03:15,996 --> 00:03:21,001
《うん
これぞ山と海のハーモニー》
38
00:03:30,010 --> 00:03:34,014
《豆腐の苦味が
味噌の甘味に包み込まれてる》
39
00:03:34,014 --> 00:03:36,016
《これぞ和の味わい》
40
00:03:36,016 --> 00:03:42,022
ハァ… 日本に生まれてよかった。
41
00:03:42,022 --> 00:03:46,026
(真耶)フフッ。
あっ すいません。
42
00:03:46,026 --> 00:03:49,029
どうしたの? 急に。
いや 別に。
43
00:03:49,029 --> 00:03:55,035
感謝の言葉を口に出すことは
とても大切なことです。
44
00:03:55,035 --> 00:03:57,037
そうね。
45
00:03:57,037 --> 00:03:59,039
いつも おいしい朝食を
ありがとうございます。
46
00:03:59,039 --> 00:04:00,974
(真耶)いいえ こちらこそ。
47
00:04:00,974 --> 00:04:03,977
いつも残さず食べてくれて
ホントにありがとう。
48
00:04:03,977 --> 00:04:18,992
♬~
49
00:04:18,992 --> 00:04:21,995
《太陽と朝露の香り》
50
00:04:23,997 --> 00:04:27,000
《迫り来る夏の足音が
聞こえてきそうだ》
51
00:04:42,015 --> 00:04:45,018
(トイレの水を流す音)
よいしょ。
52
00:04:45,018 --> 00:04:47,020
⚟(戸の開く音)
53
00:04:54,027 --> 00:04:57,030
(輝徳)《紙がないんだ。
持ってきてくれないか?》
54
00:04:57,030 --> 00:04:59,032
(真耶)《もう お父さん!》
55
00:04:59,032 --> 00:05:00,968
《鍵 閉めてって
いつも言ってるでしょ!》
56
00:05:00,968 --> 00:05:02,970
《あっ! うぅ…》
(真耶)《ハァ…》
57
00:05:02,970 --> 00:05:05,973
《ごめんね 臭くて》
58
00:05:14,982 --> 00:05:19,987
(嗅ぐ音)
59
00:05:21,989 --> 00:05:23,991
臭くない。
60
00:05:26,994 --> 00:05:29,997
あっ。
61
00:05:29,997 --> 00:05:36,003
そんなに消臭剤 振りまくほど
臭かったですかね?
62
00:05:36,003 --> 00:05:39,006
あっ いや あの…。
63
00:05:39,006 --> 00:05:41,008
小さい方しか
してないんですけどね。
64
00:05:41,008 --> 00:05:46,013
えっ…。
何だか へこむな。
65
00:05:49,016 --> 00:05:52,019
あの おじさん! おじさん。
66
00:05:52,019 --> 00:05:55,022
すいません あの
傷つけるつもりは まったくなくて。
67
00:05:55,022 --> 00:05:57,024
えっと…。
68
00:05:57,024 --> 00:06:00,961
臭いって…。
はい。
69
00:06:02,963 --> 00:06:08,969
翔太君… 戻ったんだね!
70
00:06:08,969 --> 00:06:12,973
あっ… はい。
ハハハハハッ。
71
00:06:12,973 --> 00:06:16,977
ハハハ… よかったね!
はい。
72
00:06:16,977 --> 00:06:19,980
よかった よかった。 ハハハ…。
73
00:06:19,980 --> 00:06:22,983
痛い 痛い… おじさん 痛いです。
ハハハ…。
74
00:06:22,983 --> 00:06:25,986
あのっ 輝元には
まだ内緒でお願いします。
75
00:06:25,986 --> 00:06:27,988
うん うん うん
分かった 分かった。
76
00:06:27,988 --> 00:06:29,990
はい。
ハハハハ。
77
00:06:58,018 --> 00:07:00,954
いい香り。
あれ? 鼻…。
78
00:07:00,954 --> 00:07:03,957
はい 戻りました。
79
00:07:03,957 --> 00:07:07,961
お~ おめでとうございます。
どうも。
80
00:07:09,963 --> 00:07:14,968
ナスと トマト…。
81
00:07:14,968 --> 00:07:17,971
夏野菜は
今年も高騰しそうですか?
82
00:07:17,971 --> 00:07:22,976
今年も暑そうなんでね。
おそらく すると思います。
83
00:07:22,976 --> 00:07:25,979
参ったな。
これで以上です。
84
00:07:25,979 --> 00:07:30,984
ありがとうございます。
あっ リンゴがないですね。
85
00:07:30,984 --> 00:07:32,986
あっ すいません。
すぐ配達し直します。
86
00:07:32,986 --> 00:07:35,989
あっ! いや 大丈夫です。
自分で買いにいきます。
87
00:07:35,989 --> 00:07:41,995
いや 持ってきますよ。
久しぶりに買い物に行きたいんで。
88
00:07:41,995 --> 00:07:43,997
はい。
89
00:07:51,004 --> 00:07:55,008
翔太。 お前 もしかして…。
90
00:07:55,008 --> 00:07:58,011
うん。
おめでとう! よかったな。
91
00:07:58,011 --> 00:08:00,948
ご心配お掛けしました。
92
00:08:00,948 --> 00:08:03,951
あと もう少し酸味の強い
リンゴが欲しいんですけど。
93
00:08:03,951 --> 00:08:06,954
おお 奥の方が酸味強めだ。
94
00:08:09,957 --> 00:08:12,960
じゃあ これも頂きます。
(宗夫)はいよ。
95
00:08:17,965 --> 00:08:20,968
じゃあ また来ます。
おう 毎度あり。
96
00:08:20,968 --> 00:08:24,972
(嗅ぐ音)
97
00:08:24,972 --> 00:08:27,975
あと ここのハッサク
ちょっとにおうんで➡
98
00:08:27,975 --> 00:08:29,977
もしかしたら傷んでるかもです。
えっ?
99
00:08:29,977 --> 00:08:32,980
じゃあ。
100
00:08:32,980 --> 00:08:37,985
傷んでるって 新鮮なやつだぞ?
101
00:08:37,985 --> 00:08:40,988
うぇっ ホントだ。
102
00:08:44,992 --> 00:08:47,995
(深呼吸)
103
00:08:50,998 --> 00:08:54,001
《帰ったら輝元に言おう》
104
00:09:03,944 --> 00:09:07,948
《いい香りだ
売れる理由が分かる》
105
00:09:10,951 --> 00:09:12,953
あっ。
106
00:09:12,953 --> 00:09:17,958
《そうだ ちょっと試してみよう》
107
00:09:26,967 --> 00:09:30,971
《まずは生クリームを
8分立てにする》
108
00:09:30,971 --> 00:09:32,973
《カスタードを用意したら➡
109
00:09:32,973 --> 00:09:37,978
生クリーム6とカスタード4の
割合にする》
110
00:09:37,978 --> 00:09:41,982
《2つを合わせれば
ディプロマットクリームの出来上がり》
111
00:09:43,984 --> 00:09:45,986
お待たせ~!
112
00:09:45,986 --> 00:09:48,989
おう。
って今日は ずいぶん早いね。
113
00:09:48,989 --> 00:09:53,994
もう漬け置きもしてるんだ。
まあ 慣れてきたってのもあるし。
114
00:09:53,994 --> 00:09:56,997
俺が味見しなくて大丈夫そう?
115
00:09:56,997 --> 00:10:01,001
あっ あと実は…。
116
00:10:01,001 --> 00:10:06,006
《治らなくても 俺がいる》
117
00:10:06,006 --> 00:10:10,010
《俺が翔太の舌になる》
118
00:10:14,014 --> 00:10:16,016
んっ?
119
00:10:19,019 --> 00:10:24,024
いや お前に味見してほしい。
分かった。
120
00:10:24,024 --> 00:10:27,027
実は試作品があって。
121
00:10:27,027 --> 00:10:31,031
生クリームにカスタードを足して
ディプロマットクリームを作ってみた。
122
00:10:31,031 --> 00:10:37,037
おお~。
いいね その向上心 好きよ。
123
00:10:42,042 --> 00:10:47,047
うん。 タイプの違う甘さが
ケンカせずに高め合ってて➡
124
00:10:47,047 --> 00:10:50,050
めちゃくちゃおいしい。
当たり前の組み合わせだけど➡
125
00:10:50,050 --> 00:10:54,054
その奇跡的なバランスが
唯一無二の味を生み出してる。
126
00:10:54,054 --> 00:10:58,058
これなら子供も喜ぶし
ターゲット広がりそう。
127
00:10:58,058 --> 00:11:00,994
やんじゃん!
128
00:11:00,994 --> 00:11:05,999
よかった。
でも よくこんな繊細な味のバランス➡
129
00:11:05,999 --> 00:11:10,003
味見もせずにできたな。
マジすげぇな!
130
00:11:16,009 --> 00:11:19,012
いらっしゃいませ。
(客)プレーン2 ココア1 シナモン1で➡
131
00:11:19,012 --> 00:11:22,015
お願いします。
プレーン2 ココア1 シナモン1。
132
00:11:22,015 --> 00:11:25,018
うい!
(客)これでお願いします。
133
00:11:25,018 --> 00:11:27,020
ありがとうございます。
134
00:11:31,024 --> 00:11:34,027
あっ おばあちゃん こんにちは!
来るの遅くなっちゃって。
135
00:11:34,027 --> 00:11:36,029
いつものあるかしら?
大丈夫。
136
00:11:36,029 --> 00:11:40,033
ちゃんと取り置きしてあるよ。
(女性)あら 悪いわね。
137
00:11:40,033 --> 00:11:44,037
はい どうぞ。
糖分控えめのやつね。
138
00:11:44,037 --> 00:11:48,041
(女性)おいしそう。
何か ずいぶん はやってるね。
139
00:11:48,041 --> 00:11:52,045
うん おばあちゃんが
来てくれたからかな?
140
00:11:54,047 --> 00:11:57,050
今日も完売御礼!
141
00:11:57,050 --> 00:12:00,053
くぁ~ んん…。
142
00:12:00,053 --> 00:12:03,991
じゃあ 俺
寺の仕事 まだ残ってるから➡
143
00:12:03,991 --> 00:12:06,994
また後でね。
うん。
144
00:12:11,999 --> 00:12:17,004
(真耶)ふ~ん?
輝元には まだ言えてなくて。
145
00:12:17,004 --> 00:12:22,009
きっと喜ぶわよ。
でも何か怖いんです。
146
00:12:22,009 --> 00:12:26,013
今の俺たちの関係が壊れそうで。
147
00:12:26,013 --> 00:12:31,018
どうして?
いや…。
148
00:12:33,020 --> 00:12:37,024
あの子の役目がなくなるから?
いや もちろん➡
149
00:12:37,024 --> 00:12:41,028
輝元の役目は俺の舌ってだけじゃ
ないんですけど。
150
00:12:41,028 --> 00:12:45,032
でも やっぱり おっきい部分だし。
151
00:12:45,032 --> 00:12:48,035
優しいのね 翔太君は。
152
00:12:48,035 --> 00:12:51,038
あっ いや ただの心配性です。
153
00:12:53,040 --> 00:12:56,043
でも言わないとね。
154
00:12:56,043 --> 00:13:00,981
ずっと
隠しておけることでもないし。
155
00:13:00,981 --> 00:13:03,984
そうですね。
156
00:13:03,984 --> 00:13:06,987
あの子は大丈夫よ。
157
00:13:08,989 --> 00:13:10,991
はい。
158
00:13:22,002 --> 00:13:26,006
(鐘の音)
159
00:13:26,006 --> 00:13:42,022
♬~
160
00:13:42,022 --> 00:13:47,027
《味は分かってるけど
輝元に味見を頼むべきだよな…》
161
00:13:47,027 --> 00:13:51,031
《何か だましてるみたいで
心苦しいな》
162
00:13:55,035 --> 00:13:58,038
かき混ぜ過ぎじゃね?
163
00:13:58,038 --> 00:14:00,040
おお…。
164
00:14:03,977 --> 00:14:07,981
俺 翔太がうらやましいよ。
165
00:14:07,981 --> 00:14:09,983
うらやましい?
166
00:14:11,985 --> 00:14:16,990
やっぱりシェフだよな。
何がだよ。
167
00:14:16,990 --> 00:14:21,995
主役だよ。
主役?
168
00:14:21,995 --> 00:14:25,999
今日だって翔太が考えた新作が
一番最初に売り切れた。
169
00:14:25,999 --> 00:14:29,002
俺は注文を聞いて
ただ それを渡してただけ…。
170
00:14:29,002 --> 00:14:32,005
お前は俺の舌だろ。
171
00:14:34,007 --> 00:14:38,011
あんなに たくさんのお客さんが
来てくれるようになったのは➡
172
00:14:38,011 --> 00:14:41,014
俺たち2人がいたからだろ。
173
00:14:44,017 --> 00:14:47,020
どちらかが欠けても
きっと駄目だった。
174
00:14:51,024 --> 00:14:55,028
お前は俺の一部。
175
00:14:55,028 --> 00:14:59,032
お前もシェフだ。
これからも頼んだぞ。
176
00:15:00,968 --> 00:15:02,970
分かった。
177
00:15:04,972 --> 00:15:08,976
味見 頼む。
うん。
178
00:15:08,976 --> 00:15:21,989
♬~
179
00:15:21,989 --> 00:15:24,992
バッチリ。
サンキュー。
180
00:15:24,992 --> 00:15:36,003
♬~
181
00:15:41,942 --> 00:15:44,945
何 飲みますか?
(客)次は じゃあ 赤ワイン1つ。
182
00:15:44,945 --> 00:15:47,948
赤ワイン。
183
00:15:47,948 --> 00:15:50,951
ありがとうございます。
いい香り。
184
00:15:50,951 --> 00:16:07,901
♬~
185
00:16:07,901 --> 00:16:10,904
輝元。
んっ?
186
00:16:10,904 --> 00:16:13,907
OK。
187
00:16:13,907 --> 00:16:17,911
はい これ。
(岡部)サンキュー。
188
00:16:17,911 --> 00:16:19,913
いただきます。
189
00:16:22,916 --> 00:16:25,919
(岡部)うん…。➡
190
00:16:25,919 --> 00:16:30,924
んっ? これは…。
191
00:16:35,929 --> 00:16:51,945
♬~
192
00:16:51,945 --> 00:16:55,949
岡部さん!?
えっ…?
193
00:17:00,954 --> 00:17:04,892
あの人 食い逃げじゃないよな?
194
00:17:06,894 --> 00:17:11,899
違うって信じたいけど
やっても不思議じゃないな。
195
00:17:11,899 --> 00:17:14,902
いつもワンコインだしね。
196
00:17:14,902 --> 00:17:16,904
⚟(駆けてくる足音)
197
00:17:16,904 --> 00:17:20,908
戻ってきた。
よかった。
198
00:17:20,908 --> 00:17:25,913
って何その格好!?
えっ?
199
00:17:25,913 --> 00:17:30,918
おかえりなさい
遠海 翔太シェフ。
200
00:17:30,918 --> 00:17:32,920
えっ お… 俺に?
201
00:17:32,920 --> 00:17:35,923
(岡部)はい!
えっ どういうこと?
202
00:17:35,923 --> 00:17:37,925
やっと言える…。
203
00:17:37,925 --> 00:17:41,929
私は あなたのファンです。
受け取ってください。
204
00:17:41,929 --> 00:17:43,931
あっ… はい。
205
00:17:46,934 --> 00:17:48,936
どうしたんすか? 急に。
206
00:17:48,936 --> 00:17:52,940
私ね 昔 パリでね➡
207
00:17:52,940 --> 00:17:56,944
あなたの料理 たくさん
食べたことがあるんですよ。
208
00:17:56,944 --> 00:17:58,946
ホントですか?
(岡部)はい! あのう➡
209
00:17:58,946 --> 00:18:02,950
私 今 こんなだけど
数年前までは世界中を飛び回る➡
210
00:18:02,950 --> 00:18:05,953
やり手の貿易商だったんです。
岡部さん。
211
00:18:05,953 --> 00:18:08,622
嘘は駄目だよ。
はい! そう言うと思ってました。
212
00:18:08,622 --> 00:18:10,958
えっ?
213
00:18:10,958 --> 00:18:13,961
うわっ!
214
00:18:13,961 --> 00:18:17,965
ホントだ 海外ばっかり!
215
00:18:17,965 --> 00:18:20,968
疑って すんまへん。
はい。
216
00:18:20,968 --> 00:18:25,973
当時 パリでね
たまたま食べた料理の味にね➡
217
00:18:25,973 --> 00:18:29,977
衝撃を受けて!
もう めっちゃ感動して➡
218
00:18:29,977 --> 00:18:32,980
ぜひシェフに挨拶したいって
申し出たんですよ。
219
00:18:32,980 --> 00:18:35,983
それで やって来たのが
翔太ってこと?
220
00:18:35,983 --> 00:18:40,988
そうなのよ! こんな若い日本人が
本場のシェフを務めてて➡
221
00:18:40,988 --> 00:18:43,991
しかも
大事なポジション任されてた。➡
222
00:18:43,991 --> 00:18:46,994
私は びっくりした!
223
00:18:46,994 --> 00:18:53,000
遠海 翔太。
その名前を 私は心に刻みました。
224
00:18:53,000 --> 00:18:55,669
翔太は覚えてる?
いや 正直 全然。
225
00:18:55,669 --> 00:18:58,005
だよね。
(岡部)いや 俺 覚えてるから!
226
00:18:58,005 --> 00:19:00,007
君が日本に帰国して➡
227
00:19:00,007 --> 00:19:02,943
日本でレストランを開くって
聞いたときにはね➡
228
00:19:02,943 --> 00:19:05,946
もう胸が高鳴ってワクワクして➡
229
00:19:05,946 --> 00:19:09,950
いつオープンすんだろ
いつオープンすんだろって待ってたら➡
230
00:19:09,950 --> 00:19:12,953
予定日になっても
オープンしなくて。
231
00:19:12,953 --> 00:19:15,956
すみません。
もう 俺 諦めきれずにね➡
232
00:19:15,956 --> 00:19:19,960
君の足跡をたどり続けてたら
この屋台にたどりついたの。
233
00:19:19,960 --> 00:19:24,965
どうして その話
今まで内緒にしてたんですか?
234
00:19:24,965 --> 00:19:28,969
彼が味覚を失ったって知ったから。
235
00:19:28,969 --> 00:19:30,971
もし俺がファンだって言ったら➡
236
00:19:30,971 --> 00:19:34,975
君は 自分のことを
悲観するかもしれないだろ。
237
00:19:37,978 --> 00:19:43,984
でも やっと伝えられる。
私は あなたのファンです。
238
00:19:43,984 --> 00:19:46,987
あなたの料理で
人生 狂わされました。
239
00:19:46,987 --> 00:19:49,990
メルシー。 メルシーボクー。
240
00:19:49,990 --> 00:19:52,993
狂っちゃってるよ。
ありがとう! ホントにありがとう!
241
00:19:52,993 --> 00:19:55,996
よーし じゃあ 乾杯だ!
おい ギャルソン!
242
00:19:55,996 --> 00:19:58,999
いや 輝元です。
この店で一番高いワイン開けてくれ!
243
00:19:58,999 --> 00:20:01,001
あっ はい。
244
00:20:01,001 --> 00:20:03,937
えっ? それ いつものじゃん。
えっ これですよ。
245
00:20:03,937 --> 00:20:07,941
開けてくれ!
はい。
246
00:20:07,941 --> 00:20:09,943
すいません
ありがとうございます。
247
00:20:09,943 --> 00:20:11,945
ううん。
(グラスの引っ掛かる音)
248
00:20:11,945 --> 00:20:13,947
大丈夫か? ギャルソン。
あっ 輝元です。
249
00:20:20,954 --> 00:20:23,957
ありがとう 岡部さん。
すいません。
250
00:20:23,957 --> 00:20:26,960
いやあ パリにいたときはね
毎日のように➡
251
00:20:26,960 --> 00:20:29,963
君の店 通ってたんだよ。
ありがとうございます。
252
00:20:29,963 --> 00:20:34,902
君は覚えてないかもしれないけど。
すいません。
253
00:20:34,902 --> 00:20:40,908
最も衝撃を受けた料理はね
真鯛のポワレ。
254
00:20:42,910 --> 00:20:45,913
当時の得意料理の一つです。
ええっ やっぱそうなんだ!
255
00:20:45,913 --> 00:20:48,916
はい。
そうか そうか。
256
00:20:51,919 --> 00:20:56,924
あのさ
俺も オーダーしていいかな?
257
00:20:56,924 --> 00:21:00,928
はい。
あのパリで食べた真鯛のポワレと➡
258
00:21:00,928 --> 00:21:04,932
まったく同じ味の真鯛のポワレを
よろしくお願いします。
259
00:21:04,932 --> 00:21:06,934
あのう 岡部さん。
260
00:21:06,934 --> 00:21:09,937
味覚 戻ったんだろ?
俺には分かるよ。
261
00:21:09,937 --> 00:21:11,605
いや 岡部さん。
えっ?
262
00:21:11,605 --> 00:21:13,941
隠したって駄目だって!
この屋台の料理はさ➡
263
00:21:13,941 --> 00:21:17,945
どれもおいしかったけど
何かが足りなかったのよ。
264
00:21:17,945 --> 00:21:21,949
でも今夜は違った。 完璧だった。
265
00:21:21,949 --> 00:21:24,952
あのころに戻ってる。
266
00:21:24,952 --> 00:21:29,957
どういうこと?
お前 味覚 戻ったの?
267
00:21:31,959 --> 00:21:33,961
うん。
268
00:21:33,961 --> 00:21:38,899
あれ? えっ 何
バディに言ってなかったの?
269
00:21:38,899 --> 00:21:41,902
はい。
えっ 言ってなかったのか。
270
00:21:41,902 --> 00:21:44,905
それは悪いことしちゃったな。
271
00:21:44,905 --> 00:21:47,908
何で すぐ教えてくれないの?
272
00:21:54,915 --> 00:22:00,921
でも よかったじゃん。
いつから?
273
00:22:00,921 --> 00:22:06,927
昨日 お前が作ったスープを
味見したときに気付いた。
274
00:22:06,927 --> 00:22:09,930
それで あんなに
仕込み早かったの?
275
00:22:11,932 --> 00:22:17,938
うん。
つまり 自分で味見できるのに➡
276
00:22:17,938 --> 00:22:22,943
俺にさせてたってこと?
悪い。
277
00:22:22,943 --> 00:22:25,946
俺をバカにしてんのか!?
試してんの? 何?
278
00:22:25,946 --> 00:22:28,949
いや だから悪気はなかった…。
じゃ 何なんだよ!
279
00:22:28,949 --> 00:22:30,951
気は使うだろって!
2人とも…。
280
00:22:30,951 --> 00:22:33,954
俺たちって
まだ その程度だったのかよ。
281
00:22:33,954 --> 00:22:48,902
♬~
282
00:22:52,906 --> 00:22:55,909
何か ホントにごめんね。
283
00:22:55,909 --> 00:22:59,913
いえ 悪いのは自分なんで。
284
00:22:59,913 --> 00:23:02,916
俺にできることあったら…。
ないです。
285
00:23:02,916 --> 00:23:06,920
あした 楽しみにしてっから。
286
00:23:06,920 --> 00:23:10,924
あしたは材料揃えておきますんで。
ありがとう。
287
00:23:10,924 --> 00:23:13,927
じゃ ごちそうさま。
288
00:23:13,927 --> 00:23:16,930
おやすみ。
ありがとうございました。
289
00:23:32,946 --> 00:23:37,885
俺がお前の舌になってやるって
言ったから 気 使ったのか?
290
00:23:37,885 --> 00:23:40,888
まあ それもある。
291
00:23:40,888 --> 00:23:45,893
俺の役目がなくなるから
俺が いじけるとでも思ったの?
292
00:23:45,893 --> 00:23:49,897
いや 別にそうは思ってねえけど。
293
00:23:49,897 --> 00:23:52,900
俺は大丈夫だよ。
294
00:23:52,900 --> 00:23:56,904
お前こそ どうなんだよ。
えっ?
295
00:23:58,906 --> 00:24:01,909
回復したなら 店 出せるよな。
296
00:24:09,917 --> 00:24:15,923
翔太が この屋台からいなくなる。
そっちの方が心配だよ。
297
00:24:18,926 --> 00:24:21,929
バカ言うなよ。
俺は この屋台が一番…。
298
00:24:21,929 --> 00:24:27,935
味覚がなくなってなかったら
屋台は やってなかったろ。
299
00:24:27,935 --> 00:24:29,937
そりゃそうだろ。
300
00:24:34,875 --> 00:24:39,880
俺 昨日の夜 夢 見たんだ。
301
00:24:39,880 --> 00:24:44,885
夢?
味覚が戻って➡
302
00:24:44,885 --> 00:24:48,889
翔太が この屋台から出てく夢。
303
00:24:48,889 --> 00:24:52,893
《俺たち 解散か…》
《えっ?》
304
00:24:57,898 --> 00:25:00,901
そういう意味だったのか。
305
00:25:02,903 --> 00:25:06,907
俺は どこにも行かねえから。
306
00:25:06,907 --> 00:25:09,910
そんなの分かんないだろ。
307
00:25:09,910 --> 00:25:29,930
♬~
308
00:25:29,930 --> 00:25:39,873
♬~
309
00:26:06,900 --> 00:26:08,902
いらっしゃいませ。
(客)プレーン2つ。
310
00:26:08,902 --> 00:26:10,904
プレーン2。
こちらにお願いします。
311
00:26:10,904 --> 00:26:14,908
ありがとうございます。
そちらに お並びください。
312
00:26:14,908 --> 00:26:16,910
こんにちは。
(客たち)こんにちは。
313
00:26:21,915 --> 00:26:23,917
ハァ…。
314
00:26:25,919 --> 00:26:28,922
翔太君。
あっ おじさん。
315
00:26:28,922 --> 00:26:31,925
何を考えてるのかな?
316
00:26:37,865 --> 00:26:42,870
(輝徳)そうか。
自分のお店を持ちたくなったんだ。
317
00:26:45,873 --> 00:26:48,876
輝元に どこにも行かないとか
言っときながら➡
318
00:26:48,876 --> 00:26:53,881
気付いたら
店を出すはずだった場所にいて。
319
00:26:53,881 --> 00:26:58,886
翔太君が どんな選択をしようと➡
320
00:26:58,886 --> 00:27:02,890
私は翔太君を応援してるよ。
321
00:27:02,890 --> 00:27:07,895
翔太君が どこに行こうと
何をしようと➡
322
00:27:07,895 --> 00:27:13,901
私は ずっと翔太君の味方だ。
323
00:27:13,901 --> 00:27:15,903
おじさん…。
324
00:27:15,903 --> 00:27:21,909
やり直すことはできないけれども
引き返すことはできる。
325
00:27:21,909 --> 00:27:24,912
それが人生だ。
326
00:27:26,914 --> 00:27:30,918
はい。
翔太君。
327
00:27:32,920 --> 00:27:37,858
迷ってくれてありがとう。
えっ?
328
00:27:37,858 --> 00:27:42,863
翔太君にとって うちの輝元が➡
329
00:27:42,863 --> 00:27:47,868
大切な存在だったという証しだ。
330
00:27:47,868 --> 00:27:54,875
輝元に出会ってくれて
本当にありがとう。
331
00:28:04,885 --> 00:28:07,888
味覚を失った俺を➡
332
00:28:07,888 --> 00:28:12,893
あいつは強引に
料理の世界に引き戻しました。
333
00:28:12,893 --> 00:28:16,897
空気を読まない 料理はできない➡
334
00:28:16,897 --> 00:28:21,902
いつも俺に報告なく勝手に進める。
335
00:28:21,902 --> 00:28:24,905
ちょっとしたことで
すぐケンカ売ってくるし➡
336
00:28:24,905 --> 00:28:26,907
出ていったと思ったら➡
337
00:28:26,907 --> 00:28:29,910
隠れて 話 聞いてたりして
姑息だし。
338
00:28:29,910 --> 00:28:34,915
ハハ…。
でも…。
339
00:28:36,850 --> 00:28:39,853
あいつがいなかったら
俺は終わってました。
340
00:28:42,856 --> 00:28:48,862
人間関係がうまくいかなくて
パリの店を辞めて➡
341
00:28:48,862 --> 00:28:51,865
こっちで
店を出そうとしてるときも➡
342
00:28:51,865 --> 00:28:55,869
やっぱり スタッフともめて…。
343
00:28:57,871 --> 00:29:02,876
でも 屋台では
うまくやれてると思うんです。
344
00:29:02,876 --> 00:29:08,882
それは
翔太君が成長したという証しだ。
345
00:29:08,882 --> 00:29:12,886
俺は何も変わってません。
346
00:29:12,886 --> 00:29:18,892
あのころと違うのは
輝元がそばにいるってことです。
347
00:29:22,896 --> 00:29:28,902
俺が毎日
体の芯から生きていられるのは➡
348
00:29:28,902 --> 00:29:31,905
輝元がいるからなんです。
349
00:29:33,907 --> 00:29:38,846
人は 天職に就くと輝くものだ。
350
00:29:40,848 --> 00:29:46,854
今の輝元は 本当に輝いてる。
351
00:29:48,856 --> 00:29:54,862
それも全て 翔太君のおかげだ。
352
00:29:57,865 --> 00:30:00,868
ありがとな。
いえ。
353
00:30:04,872 --> 00:30:07,875
俺はどうですか?
354
00:30:07,875 --> 00:30:11,879
今の俺 輝いてます?
355
00:30:17,885 --> 00:30:19,887
まぶしいくらいだ。
356
00:30:21,889 --> 00:30:23,891
よかった…。
357
00:30:28,896 --> 00:30:30,898
フフフッ。
358
00:30:30,898 --> 00:30:36,837
(鐘の音)
359
00:30:54,855 --> 00:30:59,860
岡部さんのやつ?
うん。
360
00:31:01,862 --> 00:31:04,865
後で ソース味見してくれ。
よせよ。
361
00:31:04,865 --> 00:31:08,869
もう必要ないだろ。
362
00:31:08,869 --> 00:31:12,873
俺の味見は もう必要ない。
363
00:31:12,873 --> 00:31:15,876
あっ 別に
いじけてるわけじゃないからな。
364
00:31:15,876 --> 00:31:17,878
うん。
365
00:31:17,878 --> 00:31:37,831
♬~
366
00:31:37,831 --> 00:31:44,838
♬~
367
00:31:44,838 --> 00:31:47,841
ホントに何も注文しないんですか?
(岡部)うん。
368
00:31:47,841 --> 00:31:51,845
最高に腹すかせた状態で
真鯛のポワレ食べたくてね。
369
00:31:51,845 --> 00:31:54,848
いや それは
さっきも聞きましたけど…。
370
00:31:56,850 --> 00:32:00,854
何? 俺のいない所で
妖怪塩なめジジイとか言わないでよ。
371
00:32:00,854 --> 00:32:03,857
岡部さんがいない所で
岡部さんの話題 出るの➡
372
00:32:03,857 --> 00:32:05,859
あんまりないんで大丈夫です。
373
00:32:12,866 --> 00:32:14,868
ありがとうございました。
ありがとうございました。
374
00:32:14,868 --> 00:32:16,870
(客)ごちそうさまでした。
375
00:32:23,877 --> 00:32:25,879
あ… あの 今から作るんで➡
376
00:32:25,879 --> 00:32:28,882
そんな子犬みたいな目で
見ないでください。
377
00:32:28,882 --> 00:32:30,884
子犬って フフッ。
378
00:32:30,884 --> 00:32:33,887
翔太 俺 上がるから。
えっ?
379
00:32:33,887 --> 00:32:37,824
2人の時間 邪魔しちゃ悪いしな。
お疲れ。
380
00:32:37,824 --> 00:32:39,826
輝元君…。
おやすみ。
381
00:32:39,826 --> 00:32:42,829
岡部さん 楽しんで。
382
00:32:54,842 --> 00:33:14,862
♬~
383
00:33:14,862 --> 00:33:20,868
♬~
384
00:33:20,868 --> 00:33:23,871
フゥ。
385
00:33:23,871 --> 00:33:25,873
《まずはソース》
386
00:34:06,914 --> 00:34:25,866
♬~
387
00:34:25,866 --> 00:34:27,868
《違う》
388
00:34:29,870 --> 00:34:32,873
んっ? んっ? どうした?
389
00:34:34,875 --> 00:34:38,879
駄目だ これじゃパリにいたときと
おんなじ味になる。
390
00:34:38,879 --> 00:34:41,882
いやいやいや それでいいんだけど
同じ味ってオーダーだし。
391
00:34:41,882 --> 00:34:43,884
いや…。
392
00:34:43,884 --> 00:34:48,889
過去の自分と今の自分
どっちがいいか判断してください。
393
00:34:48,889 --> 00:34:51,892
あ… うん。
394
00:35:01,902 --> 00:35:03,904
味見してくれ。
395
00:35:05,906 --> 00:35:07,908
だから…。
俺は あのころを➡
396
00:35:07,908 --> 00:35:13,847
再現したいわけじゃない。
あのころを超えたいんだ。
397
00:35:15,849 --> 00:35:19,853
だから 味見してくれ。
398
00:35:21,855 --> 00:35:23,857
お前の大事な役目だろ。
399
00:35:23,857 --> 00:35:43,877
♬~
400
00:35:43,877 --> 00:35:47,881
めちゃくちゃうまいな!
えっ 俺も味見したい!
401
00:35:47,881 --> 00:35:52,886
ちょっと今は黙ってて。
え~!? 今日 俺が主役なのに…。
402
00:35:52,886 --> 00:35:54,888
何か隠し味ないかな?
403
00:35:57,891 --> 00:36:01,895
あれとか どうかな?
404
00:36:01,895 --> 00:36:05,899
あ~ あれね。
うん。
405
00:36:07,901 --> 00:36:10,838
よし 乗った。
うん。
406
00:36:10,838 --> 00:36:30,858
♬~
407
00:36:30,858 --> 00:36:34,862
♬~
408
00:36:34,862 --> 00:36:37,865
《皮に焼き色が付いたところで
ひっくり返す》
409
00:36:37,865 --> 00:36:39,867
《今だ》
410
00:36:39,867 --> 00:36:52,880
♬~
411
00:36:52,880 --> 00:36:55,883
《冷たい…》
412
00:37:05,893 --> 00:37:08,829
《ここに…》
413
00:37:08,829 --> 00:37:28,849
♬~
414
00:37:28,849 --> 00:37:31,852
♬~
415
00:37:31,852 --> 00:37:34,855
ムッシュ岡部
あちらの席へどうぞ。
416
00:37:34,855 --> 00:37:36,857
ウイ。
417
00:37:36,857 --> 00:37:56,877
♬~
418
00:37:56,877 --> 00:38:10,824
♬~
419
00:38:15,829 --> 00:38:17,831
お待たせしました。
420
00:38:21,835 --> 00:38:24,838
真鯛のポワレです。
421
00:38:26,840 --> 00:38:28,842
(生唾をのむ音)
422
00:38:28,842 --> 00:38:34,848
おいしくなかったら
正直に言ってください。
423
00:38:34,848 --> 00:38:36,850
分かった。
424
00:38:44,858 --> 00:39:04,878
♬~
425
00:39:04,878 --> 00:39:20,827
♬~
426
00:39:20,827 --> 00:39:22,829
セシボン…。
427
00:39:36,844 --> 00:39:39,847
翔太君。
428
00:39:39,847 --> 00:39:44,852
パリで食べた味より
神懸かり的においしいよ。
429
00:39:46,854 --> 00:39:51,859
君は 成長したんだね。
430
00:39:54,862 --> 00:39:56,864
メルシー。
431
00:40:06,874 --> 00:40:08,809
(岡部)うん。
432
00:40:08,809 --> 00:40:11,812
俺たちがやってきたことは
間違いじゃなかった。
433
00:40:14,815 --> 00:40:16,817
うん。
434
00:40:24,825 --> 00:40:26,827
こいつのおかげです。
435
00:40:33,834 --> 00:40:36,837
あらためまして➡
436
00:40:36,837 --> 00:40:40,841
翔太の舌 やらせてもらってます。
437
00:40:44,845 --> 00:40:48,849
俺が味噌好きだってこと
覚えててくれたんだね。
438
00:40:48,849 --> 00:40:52,853
味噌ラーメン食べたとき
その会話しましたよね。
439
00:40:54,855 --> 00:40:58,859
さすがだな! フフ…。
440
00:40:58,859 --> 00:41:00,861
ありがとうございます。
441
00:41:00,861 --> 00:41:13,807
♬~
442
00:41:13,807 --> 00:41:16,810
えっ?
443
00:41:16,810 --> 00:41:18,812
はっ?
444
00:41:21,815 --> 00:41:23,817
こんなにもらえませんよ!
445
00:41:23,817 --> 00:41:30,824
これは今までの分と
君たち2人の未来への投資。
446
00:41:30,824 --> 00:41:33,827
頑張ってね。 フフ。
447
00:41:33,827 --> 00:41:46,840
♬~
448
00:41:46,840 --> 00:41:50,844
ありがとうございます。
ありがとうございます。
449
00:41:50,844 --> 00:41:52,846
じゃあ。
450
00:41:58,852 --> 00:42:08,795
♬~
451
00:42:08,795 --> 00:42:19,806
♬~
452
00:42:19,806 --> 00:42:23,810
え~ 私も食べてみたいわ
真鯛のボレロ。
453
00:42:23,810 --> 00:42:26,813
ポワレね。
アハハッ ごめんなさい。
454
00:42:26,813 --> 00:42:29,816
雰囲気で覚えてたから。
少し お時間頂ければ➡
455
00:42:29,816 --> 00:42:31,818
いつでも作りますよ。
ホント?
456
00:42:31,818 --> 00:42:33,820
はい。
うれしい。
457
00:42:33,820 --> 00:42:38,825
輝元 お前は幸せ者だな。
458
00:42:38,825 --> 00:42:41,828
俺も そう思うよ。
(輝徳)うん。
459
00:42:41,828 --> 00:42:47,835
だって こんなスーパーシェフと
一緒に屋台やれてんだもん。
460
00:42:50,838 --> 00:42:54,842
何度も言うけど
俺たちは一心同体なんだから。
461
00:42:54,842 --> 00:42:58,846
嘘でもうれしいよ。
嘘じゃねえよ。
462
00:42:58,846 --> 00:43:17,865
♬~
463
00:43:17,865 --> 00:43:22,870
彼のことなら
陽美さんに聞くのが一番。
464
00:44:01,593 --> 00:44:02,595
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