1 00:00:00,501 --> 00:00:02,937 >> イヤ~~~! (椿 眞子) あなたは… 誰? 2 00:00:03,003 --> 00:00:05,439 {\an8}私が この会社に来た理由を 教えましょうか。 3 00:00:05,506 --> 00:00:09,443 {\an8}それは醜いモンスターを倒すこと。 4 00:00:09,844 --> 00:00:12,780 (喜多村) あなた 縣という人物は ご存じですか? 5 00:00:12,847 --> 00:00:15,783 {\an8}(眞子) 縣。 (喜多村) その人物はね 昔→ 6 00:00:15,850 --> 00:00:17,785 {\an8}調査会社をやってましてね。 7 00:00:17,852 --> 00:00:21,856 {\an8}(眞子) その会社も その名前の方も 全く存じ上げません。 8 00:00:23,357 --> 00:00:26,293 {\an8}(眞子) 私の仕事は あくまで 会社を立て直すこと。 9 00:00:26,360 --> 00:00:28,295 {\an8}(伊東千紘) 人材を失うことで→ 10 00:00:28,362 --> 00:00:31,298 {\an8}輝きをなくす会社だって 少なくなかったはずよ。 11 00:00:31,365 --> 00:00:33,300 (南雲) ありがとな 斉藤。 (斉藤博史) え? 12 00:00:33,367 --> 00:00:35,803 (眞子) 南雲陽一がですか? (大沢) 毎日 私の所に→ 13 00:00:35,870 --> 00:00:38,806 新商品の企画案を 送り付けて来るんだよ。 14 00:00:38,873 --> 00:00:40,808 {\an8}(博史) あいつ 今 すごく頑張っていて。 15 00:00:40,875 --> 00:00:43,310 {\an8}今から社長と面談…。 (眞子) 今なの!? 16 00:00:43,377 --> 00:00:46,313 (南雲) 母さん ケンカ 父さん 怒って。 17 00:00:46,380 --> 00:00:48,315 めーしん めーしん。 (大沢) 南雲君! 18 00:00:48,382 --> 00:00:49,817 南雲君。 19 00:00:49,884 --> 00:00:51,819 >> うわ~! >> うっ! 20 00:00:51,886 --> 00:00:53,821 うわっ! 21 00:00:53,888 --> 00:00:56,390 うわ~! (大沢) うわ~! 22 00:01:03,330 --> 00:01:06,834 (博史) 南雲… 何で? 23 00:01:09,336 --> 00:01:12,273 ハァ ハァ ハァ。 24 00:01:12,339 --> 00:01:14,775 (眞子) 南雲陽一さん→ 25 00:01:14,842 --> 00:01:18,345 自分が何をしたのか 理解していますね? 26 00:01:22,349 --> 00:01:24,351 (瑞希) あっ 社長! 27 00:01:24,351 --> 00:01:43,370 ♪~ 28 00:02:02,990 --> 00:02:04,925 {\an8}(大沢) 伊東君。 (千紘) 大丈夫ですか? 傷の具合は。 29 00:02:04,992 --> 00:02:07,428 {\an8}ああ 大丈夫だ 大したことはないよ。 30 00:02:07,495 --> 00:02:10,931 {\an8}左手の傷が一番深いですが 全治10日ほどです。 31 00:02:10,998 --> 00:02:12,933 {\an8}(千紘) そうですか。 (大沢) それより→ 32 00:02:13,000 --> 00:02:15,436 {\an8}社内の情報統制を徹底してくれ。 33 00:02:15,503 --> 00:02:17,938 このことは役員レベルで ブロックするように。 34 00:02:18,005 --> 00:02:19,940 この病院は うちの提携だからね。 35 00:02:20,007 --> 00:02:21,942 警察には届けないように くぎを刺しておいた。 36 00:02:22,009 --> 00:02:23,944 (千紘) 分かりました。 37 00:02:24,011 --> 00:02:26,447 あの… 南雲君は? 38 00:02:26,514 --> 00:02:31,018 {\an8}彼には当分の間 一切 外出はするなと言ってある。 39 00:02:32,520 --> 00:02:35,456 {\an8}(大沢) それにしても助かったよ。 40 00:02:35,523 --> 00:02:38,459 すんでのところで椿君が 飛び込んで来てくれたんだ。 41 00:02:38,526 --> 00:02:40,461 (千紘) えっ 椿さんが? 42 00:02:40,528 --> 00:02:42,463 (真冬) えっ 南雲君 何で!? 43 00:02:42,530 --> 00:02:45,466 (博史) シ~! こっちこっち こっち! 44 00:02:45,533 --> 00:02:47,468 {\an8}(真冬) 南雲君 何で そんなこと…。 45 00:02:47,535 --> 00:02:51,972 {\an8}(博史) 分からない まだ何も分からなくて。 46 00:02:52,039 --> 00:02:54,475 {\an8}(関内) っていうか あいつさ→ 47 00:02:54,542 --> 00:02:57,478 {\an8}大沢社長を刺すために→ 48 00:02:57,545 --> 00:02:59,480 {\an8}この会社 入ったのかな? 49 00:02:59,547 --> 00:03:01,415 (博史) え~!? 50 00:03:01,482 --> 00:03:03,417 (関内) だって そう考えんのが普通じゃない? 51 00:03:03,484 --> 00:03:06,420 うちら この会社 入って まだ ひと月とかで→ 52 00:03:06,487 --> 00:03:10,424 そんな短い間に 刺すくらいの恨み抱くなんて→ 53 00:03:10,491 --> 00:03:12,493 普通は あり得ないし。 54 00:03:18,999 --> 00:03:20,434 (博史) 南雲…。 55 00:03:20,501 --> 00:03:23,437 (千紘) あなたが 大沢社長を救ったって聞いたわ。 56 00:03:23,504 --> 00:03:25,940 (眞子) それが何か? 57 00:03:26,006 --> 00:03:31,445 (千紘) タイミングが良過ぎるって 思うのは考え過ぎかしら? 58 00:03:31,512 --> 00:03:35,449 あなた あらかじめ 南雲さんが 何かするんじゃないかって→ 59 00:03:35,516 --> 00:03:37,518 予測してたんじゃない? 60 00:03:41,021 --> 00:03:43,457 (眞子) その通り→ 61 00:03:43,524 --> 00:03:46,026 …と言ったら 驚かれますか? 62 00:03:48,028 --> 00:03:50,965 (眞子) 私は南雲さんの危険性を 感じていた。 63 00:03:51,031 --> 00:03:56,971 当然 彼の過去についても ある程度のことは分かっていた。 64 00:03:57,037 --> 00:03:59,473 (千紘) え? どうして? 65 00:03:59,540 --> 00:04:04,411 (眞子) この会社の人事部が持つ資料 以上のものを→ 66 00:04:04,478 --> 00:04:06,981 私は所有していますので。 67 00:04:09,984 --> 00:04:12,920 (眞子) 明新ゴム化学工業。 68 00:04:12,987 --> 00:04:15,489 (千紘) 明新ゴム化学工業? 69 00:04:16,991 --> 00:04:19,994 (眞子) 貸しをつくるのは 嫌いではありません。 70 00:04:28,002 --> 00:04:32,006 (キーボードを打つ音) 71 00:04:33,007 --> 00:04:34,508 (キーボードを打つ音) 72 00:04:36,010 --> 00:04:37,511 (千紘) フゥ…。 73 00:04:50,024 --> 00:04:51,959 (南雲) 何しに来たんだよ。 74 00:04:52,026 --> 00:04:54,461 (博史) いや 何しにって…。 75 00:04:54,528 --> 00:04:57,031 お前が心配でさ。 76 00:05:04,471 --> 00:05:07,408 (博史) なぁ。 77 00:05:07,474 --> 00:05:11,412 明新ゴム化学工業って…。 78 00:05:11,478 --> 00:05:13,414 それって お前がしたことに…。 79 00:05:13,480 --> 00:05:15,416 >> 帰れよ! (博史) え? 80 00:05:15,482 --> 00:05:17,418 いいから帰れよ! 81 00:05:17,484 --> 00:05:20,487 早く帰れよ! (博史) 南雲! おい…。 82 00:05:27,995 --> 00:05:29,930 (沖津) ハハハハ。 83 00:05:29,997 --> 00:05:33,434 (優梨子) 何か今日 暗いね。 (博史) あっ いや…。 84 00:05:33,500 --> 00:05:35,936 (沖津) あれだろ お前 ちゃんと朝飯 食ってないんだろ。 85 00:05:36,003 --> 00:05:38,439 {\an8}(博史) 別に そんなわけじゃ… 大丈夫です いいですって。 86 00:05:38,505 --> 00:05:40,941 {\an8}>> 失礼するよ。 >> お… 大沢社長! 87 00:05:41,008 --> 00:05:42,943 椿室長は いるかな? 88 00:05:43,010 --> 00:05:46,447 あっ 間もなく戻るかと。 >> あぁ そう。 89 00:05:46,513 --> 00:05:48,449 (沖津) えっと… どうされたんですか? 90 00:05:48,515 --> 00:05:51,452 ん? あ~ これは ちょっとね。 (キーボードを打つ音) 91 00:05:51,518 --> 00:05:53,454 {\an8}(栞奈) 自宅リビングに 棚を作ろうとしたんですね。 92 00:05:53,520 --> 00:05:56,457 {\an8}え? >> その時 ノコギリで切ってしまった。 93 00:05:56,523 --> 00:06:00,894 幅10cm 深さ1cmの創傷。 >> えっ それ何? 94 00:06:00,961 --> 00:06:02,896 (栞奈) え? 共明病院の電子カルテ。 95 00:06:02,963 --> 00:06:05,399 どうして そんなことが…? (沖津) いや! お気になさらず! 96 00:06:05,466 --> 00:06:09,403 彼女は妄想に生き こう 虚言癖があるタイプですので。 97 00:06:09,470 --> 00:06:11,905 (国本) 社長 気を付けてくださいよ! 98 00:06:11,972 --> 00:06:13,907 いや~ 悪いね 心配かけて。 99 00:06:13,974 --> 00:06:15,909 {\an8}棚は補強材 使ったんですよね? >> え? 100 00:06:15,976 --> 00:06:18,912 {\an8}重量計算 間違えると すぐ→ 101 00:06:18,979 --> 00:06:20,914 {\an8}壊れますから フゥ~。 102 00:06:20,981 --> 00:06:22,916 (大沢) 今度 じゃあ 図面を持って来ますから→ 103 00:06:22,983 --> 00:06:25,919 見ていただけますか? >> ええ 喜んで。 104 00:06:25,986 --> 00:06:28,922 {\an8}(優梨子) ご自宅のリビングなら きっと広いんでしょうね。 105 00:06:28,989 --> 00:06:31,425 何しろ 大沢社長の昨年度の年収は→ 106 00:06:31,492 --> 00:06:33,927 社内では当然 断トツの…。 107 00:06:33,994 --> 00:06:35,929 (沖津) マジ そういうのいいから ホント マジで いいから! 108 00:06:35,996 --> 00:06:39,433 (大沢) ハハハハ! 皆さん 実にユニークですね。 109 00:06:39,500 --> 00:06:41,435 さすがは 室長が選んだだけのことはある。 110 00:06:41,502 --> 00:06:43,437 (沖津) いや~ そんなことは。 (大沢) ぜひとも→ 111 00:06:43,504 --> 00:06:45,939 頑張ってください。 >> はい! 112 00:06:46,006 --> 00:06:47,941 (眞子) 大沢社長のご期待に添えるよう→ 113 00:06:48,008 --> 00:06:50,444 皆さん よろしくお願いいたします。 114 00:06:50,511 --> 00:06:51,945 (沖津) はい。 115 00:06:52,012 --> 00:06:53,947 (眞子の声) どうかされたんですか? 116 00:06:54,014 --> 00:06:56,950 突然。 >> 一度 このラボを→ 117 00:06:57,017 --> 00:06:59,953 見ておきたいと 思ってたもんだからね。 118 00:07:00,020 --> 00:07:03,891 何より 君にお礼を言いたかったんだ。 119 00:07:03,957 --> 00:07:06,393 (眞子) そこまでのことは…。 >> 君のおかげで救われたよ。 120 00:07:06,460 --> 00:07:10,397 (眞子) 南雲さんが何か目的を 持ってることは気付いていました。 121 00:07:10,464 --> 00:07:15,402 もっと早く 社長には警戒を促すべきと→ 122 00:07:15,469 --> 00:07:17,905 反省していたところです。 >> フッ。 123 00:07:17,971 --> 00:07:20,908 君には いつも感心するよ。 124 00:07:20,974 --> 00:07:25,412 君は 会社のことは 何でもお見通しみたいだね。 125 00:07:25,479 --> 00:07:27,414 (眞子) 残念ながら→ 126 00:07:27,481 --> 00:07:30,918 全てというわけでは…。 >> というと? 127 00:07:30,984 --> 00:07:35,422 (眞子) 例えば 大沢社長 あなたのことは あまり…。 128 00:07:35,489 --> 00:07:37,925 お立場のせいか→ 129 00:07:37,991 --> 00:07:41,929 随分とガードが堅いようで。 130 00:07:41,995 --> 00:07:45,432 フッフフフ 私のことなんか→ 131 00:07:45,499 --> 00:07:49,436 機会があれば いくらでも お話ししますよ。 132 00:07:49,503 --> 00:07:51,438 (眞子) ぜひ。 133 00:07:51,505 --> 00:07:54,508 (ノック) (博史) 失礼します。 134 00:08:01,448 --> 00:08:03,450 (博史) 失礼します。 135 00:08:06,453 --> 00:08:08,455 (博史) あっ…。 136 00:08:09,957 --> 00:08:12,392 (博史) あ… あの! 137 00:08:12,459 --> 00:08:16,396 無礼を承知で お聞きします。 138 00:08:16,463 --> 00:08:21,902 南雲は… どうしてあんなこと したんでしょうか? 139 00:08:21,969 --> 00:08:24,404 社長は ご存じなんですよね? 140 00:08:24,471 --> 00:08:26,907 明新ゴム化学工業…。 (眞子) そこまでにしなさい。 141 00:08:26,974 --> 00:08:30,911 あなたに知る権利はありません。 (博史) だけど あいつは僕の…。 142 00:08:30,978 --> 00:08:32,980 (眞子) 聞こえませんでしたか? 143 00:08:34,481 --> 00:08:37,484 (博史) すいません 失礼します。 144 00:08:38,986 --> 00:08:40,921 君は どう思う? 145 00:08:40,988 --> 00:08:42,422 (博史) え? 146 00:08:42,489 --> 00:08:47,427 君は どれが最良の道だと思う? 147 00:08:47,494 --> 00:08:49,496 これからの彼にとって。 148 00:08:51,498 --> 00:08:53,934 (博史) 分かりません。 149 00:08:54,001 --> 00:08:58,438 今は あまりにも情報がなくて。 150 00:08:58,505 --> 00:09:02,876 だけど 南雲には また→ 151 00:09:02,943 --> 00:09:05,445 笑顔になってもらいたいって。 152 00:09:07,447 --> 00:09:10,384 (博史の声) あいつには→ 153 00:09:10,450 --> 00:09:13,887 笑顔以外 似合いませんから。 154 00:09:13,954 --> 00:09:16,390 なるほど。 155 00:09:16,456 --> 00:09:18,959 君らしい答え…。 156 00:09:21,461 --> 00:09:23,964 …なのかもしれないね。 157 00:09:26,967 --> 00:09:28,902 (沖津の声) お疲れさまでした! 158 00:09:28,969 --> 00:09:30,470 図面 待ってますよ。 159 00:09:31,972 --> 00:09:35,475 (眞子の声) 今回 あなたには 審査部に行っていただきます。 160 00:09:36,977 --> 00:09:40,914 (眞子) 聞いていますか? (博史) あっ すいません。 161 00:09:40,981 --> 00:09:44,918 (眞子) 今回 あなたの研修先は 審査部と言ったんです。 162 00:09:44,985 --> 00:09:46,987 (博史) 審査部。 163 00:09:48,989 --> 00:09:50,924 (眞子) この資料の人物→ 164 00:09:50,991 --> 00:09:53,927 瀬登担当部長を リストラとする理由を→ 165 00:09:53,994 --> 00:09:55,929 探っていただきます。 166 00:09:55,996 --> 00:09:58,932 (博史) リストラする理由…。 167 00:09:58,999 --> 00:10:01,935 {\an8}(瀬登) ハハハ…。 168 00:10:02,002 --> 00:10:04,938 {\an8}(瀬登) じゃあ 斉藤君には 申込書のチェックを→ 169 00:10:05,005 --> 00:10:06,940 やってもらおうかな。 (博史) はい。 170 00:10:07,007 --> 00:10:10,444 うちの部を理解するには ちょうどいい仕事だと思うよ。 171 00:10:10,510 --> 00:10:13,447 このデスク使って。 (博史) ありがとうございます。 172 00:10:13,513 --> 00:10:16,450 《審査部は 営業が取って来た契約を→ 173 00:10:16,516 --> 00:10:19,453 本当に結んでいいのか しっかり精査する部署》 174 00:10:19,519 --> 00:10:22,456 《相手をろくに確かめないで 契約しては→ 175 00:10:22,522 --> 00:10:24,958 会社が損害を受けるケースも あるから》 176 00:10:25,025 --> 00:10:29,463 《目立たないけど 縁の下の力持ち って言っていい場所》 177 00:10:29,529 --> 00:10:32,966 《だけど あまり 集中できなくて…》 178 00:10:33,033 --> 00:10:35,469 (大沢の声) ご心配おかけしました。 (喜多村の声) ハハっ。 179 00:10:35,535 --> 00:10:38,472 今回のことは 切ないというか→ 180 00:10:38,538 --> 00:10:42,476 この辺りが こう チクチク シクシクと痛むね。 181 00:10:42,542 --> 00:10:44,478 はい。 >> ハハハっ。 182 00:10:44,544 --> 00:10:47,981 まぁ 私 あの~ 社長時代から常々→ 183 00:10:48,048 --> 00:10:50,484 申し上げてることなんだけど。 184 00:10:50,550 --> 00:10:54,988 {\an8}「社員はすべからく家族である」と。 >> ええ。 185 00:10:55,055 --> 00:10:56,990 (喜多村) ですから 今回のことはね→ 186 00:10:57,057 --> 00:11:03,430 孫が 息子を傷つけた ということになるかな。 187 00:11:03,497 --> 00:11:06,933 まぁ たとえ 道を外れたにせよ→ 188 00:11:07,000 --> 00:11:10,937 南雲陽一というね 若い社員は→ 189 00:11:11,004 --> 00:11:17,444 その 愛すべき家族には 違いないわけだからね。 190 00:11:17,511 --> 00:11:21,448 南雲君の これからがね 心配だよね。 191 00:11:21,515 --> 00:11:26,453 会長の そういう社員を思いやる 熱いお気持ちには→ 192 00:11:26,520 --> 00:11:28,955 いつも頭が下がる思いです。 >> いやいや。 193 00:11:29,022 --> 00:11:33,960 ただし 最も重要なのは この会社の未来です。 194 00:11:34,027 --> 00:11:37,464 今回 リスクを冒してまで 情報統制をかけたのは→ 195 00:11:37,531 --> 00:11:40,467 今 共亜火災で このような事件が 起きたことが分かると→ 196 00:11:40,534 --> 00:11:44,471 直ちに顧客が離れ 危機的な状況に 陥ってしまうからです。 197 00:11:44,538 --> 00:11:46,973 一刻の猶予もなくです。 198 00:11:47,040 --> 00:11:49,976 はい ええ。 (大沢) どうか→ 199 00:11:50,043 --> 00:11:52,479 会長も徹底していただければと 思います。 200 00:11:52,546 --> 00:11:54,481 もちろん。 (大沢) よろしくお願いします。 201 00:11:54,548 --> 00:11:56,483 はい。 202 00:11:56,550 --> 00:11:59,986 でも 大沢社長。 203 00:12:00,053 --> 00:12:04,925 直接 私にも そういった ご注意をいただくということは→ 204 00:12:04,991 --> 00:12:08,995 私は さほど信頼されてない ということなのかしら? 205 00:12:10,997 --> 00:12:12,933 ハハハ…! (喜多村) ハハハ…! 206 00:12:12,999 --> 00:12:14,935 (大沢) まさか そんな…。 207 00:12:15,001 --> 00:12:17,938 心より ご信頼申し上げております。 208 00:12:18,004 --> 00:12:19,940 ありがとう ありがとう。 (大沢) ハハハ。 209 00:12:20,006 --> 00:12:22,509 (柴崎) お茶が入りました。 >> ありがとう。 210 00:12:25,512 --> 00:12:29,449 (眞子の声) どうですか? 研修は うまく行ってますか? 211 00:12:29,516 --> 00:12:31,451 (博史) まぁ 何とか。 212 00:12:31,518 --> 00:12:34,454 (眞子) ウソのつけない人ですね。 213 00:12:34,521 --> 00:12:36,957 まだ 南雲陽一のことで 頭がいっぱいだと? 214 00:12:37,023 --> 00:12:39,459 (博史) いや それは…。 215 00:12:39,526 --> 00:12:41,528 (眞子) いいかげん 集中しなさい! 216 00:12:43,530 --> 00:12:46,967 (眞子) あなたの仕事は? 217 00:12:47,033 --> 00:12:49,536 仕事は? 218 00:12:53,039 --> 00:12:55,475 (眞子) 仕事は? 219 00:12:55,542 --> 00:12:58,478 (博史) 瀬登担当部長を→ 220 00:12:58,545 --> 00:13:01,414 リストラする理由を 見つけることです。 221 00:13:01,481 --> 00:13:03,483 (眞子) 分かればよろしい。 222 00:13:06,486 --> 00:13:10,423 (眞子) 研修期間内に 結果を出すように。 223 00:13:10,490 --> 00:13:12,425 (博史) はい。 224 00:13:12,492 --> 00:13:14,928 《まったく 何なんだ? あの言い方》 225 00:13:14,995 --> 00:13:17,430 《本はといえば あんたが南雲のことを→ 226 00:13:17,497 --> 00:13:19,933 教えてくれないから悪いんだろ》 227 00:13:20,000 --> 00:13:21,501 あっ! 228 00:13:23,503 --> 00:13:27,440 どうしたの? さっきから 集中できてないみたいだけど。 229 00:13:27,507 --> 00:13:30,443 (博史) すいません。 >> うちの部はさ→ 230 00:13:30,510 --> 00:13:33,947 営業が頑張って 必死に取って来てくれた契約に→ 231 00:13:34,014 --> 00:13:35,949 ともすれば ノーを突き付けるのが→ 232 00:13:36,016 --> 00:13:37,951 仕事じゃない? (博史) はい。 233 00:13:38,018 --> 00:13:40,453 言ってしまえば 彼らの努力を無駄にする。 234 00:13:40,520 --> 00:13:44,457 それだけのことをするんだからさ こっちも誠心誠意 向き合って→ 235 00:13:44,524 --> 00:13:48,461 彼らが少しでも納得できるように 頑張んなくちゃいけない。 236 00:13:48,528 --> 00:13:51,965 (博史) すいません 頑張ります。 >> はい ヘヘヘ。 237 00:13:52,032 --> 00:13:56,469 (博史)《瀬登担当部長は 温厚で 部下の信頼も厚く→ 238 00:13:56,536 --> 00:13:58,471 仕事もできる》 239 00:13:58,538 --> 00:14:01,908 《本当なら もっと上の役職に行けるのに→ 240 00:14:01,975 --> 00:14:05,912 現場の仕事が好きだから 今のポジションにいるような人》 241 00:14:05,979 --> 00:14:09,916 《リストラする理由なんて まず思い付かないけど》 242 00:14:09,983 --> 00:14:12,419 (医者) 担当部長。 (瀬登) あ~ これは先生。 243 00:14:12,485 --> 00:14:14,421 どうされたんですか? (医者) 受けるように言っていた→ 244 00:14:14,487 --> 00:14:16,923 再検査ですけど。 >> あ~! 245 00:14:16,990 --> 00:14:20,427 申し訳ない 行こうとは思ってるんですが。 246 00:14:20,493 --> 00:14:23,930 自分の体のことでしょ? ちゃんと考えてください。 247 00:14:23,997 --> 00:14:25,932 それは分かりますが→ 248 00:14:25,999 --> 00:14:28,935 僕が抜けたら この部は回りませんから。 249 00:14:29,002 --> 00:14:32,005 先生が責任持ってくれるわけじゃ ないでしょ? 250 00:14:35,008 --> 00:14:37,010 (博史) お疲れさまで~す。 251 00:14:38,511 --> 00:14:40,447 (博史)《誰もいない》 252 00:14:40,513 --> 00:14:43,016 《こんな時間だもんな》 253 00:14:47,520 --> 00:14:52,459 (眞子)〔この会社の人事部が持つ資料 以上のものを→ 254 00:14:52,525 --> 00:14:54,961 私は所有していますので〕 255 00:14:55,028 --> 00:15:00,033 (博史)《室長室だったら 南雲のことが 分かるかもしれない》 256 00:15:10,977 --> 00:15:12,979 (博史) え~? 257 00:15:14,481 --> 00:15:15,915 (博史) え? 258 00:15:15,982 --> 00:15:17,984 え~! 259 00:15:21,488 --> 00:15:23,990 (博史) 失礼しま~す。 260 00:15:23,990 --> 00:15:38,004 ♪~ 261 00:15:38,004 --> 00:15:40,440 (博史)《早くしてくれ もし室長が来たら…→ 262 00:15:40,507 --> 00:15:42,008 来たら…!》 263 00:15:43,510 --> 00:15:56,523 ♪~ 264 00:15:56,523 --> 00:15:59,960 (博史)「秘密の質問」? 265 00:16:00,026 --> 00:16:03,897 「あなたは誰?」。 266 00:16:03,963 --> 00:16:06,399 さ い と…。 267 00:16:06,466 --> 00:16:08,468 あっ 違うか。 268 00:16:09,969 --> 00:16:11,471 (博史) はっ! 269 00:16:11,471 --> 00:16:17,477 ♪~ 270 00:16:21,981 --> 00:16:23,483 (博史) あっ…。 271 00:16:50,009 --> 00:16:51,945 (博史)《うわっ!》 272 00:16:52,011 --> 00:16:54,948 《あっ あっ あ~!》 273 00:16:55,014 --> 00:16:56,950 《あ~!》 274 00:16:57,016 --> 00:16:59,018 📱(カメラのシャッター音) 275 00:17:02,455 --> 00:17:04,391 (博史) うわっ! 276 00:17:04,457 --> 00:17:06,459 (眞子) いい写真が撮れました。 277 00:17:07,961 --> 00:17:10,897 (眞子) 上司に痴漢行為を行おうという→ 278 00:17:10,964 --> 00:17:13,967 社員の間抜けな顔が。 279 00:17:15,468 --> 00:17:16,970 (博史) あっ! 280 00:17:18,471 --> 00:17:21,408 (博史) くっ…! 281 00:17:21,474 --> 00:17:24,411 あ痛ぇ~! ハァ ハァ…。 282 00:17:24,477 --> 00:17:25,912 あっ! 283 00:17:25,979 --> 00:17:27,914 {\an8}ち… 違うんです! 284 00:17:27,981 --> 00:17:29,916 あっ この… その…! 285 00:17:29,983 --> 00:17:31,918 (眞子) その? どの? 286 00:17:31,985 --> 00:17:35,422 (博史) あの 痴漢とかじゃなくて。 287 00:17:35,488 --> 00:17:38,425 (眞子) あなたは どこまでも分かりやすい。 288 00:17:38,491 --> 00:17:41,928 (博史) え? (眞子) あなたが知りたい情報を→ 289 00:17:41,995 --> 00:17:43,930 教えてあげてもいいですが。 290 00:17:43,997 --> 00:17:46,433 (博史) ホント… あっ ですか? 291 00:17:46,499 --> 00:17:48,935 (眞子) かわいらしい坊やが→ 292 00:17:49,002 --> 00:17:53,006 これ以上 仕事に手が付かないと 困りますからね。 293 00:17:54,507 --> 00:17:56,443 (眞子) はい チーズ。 294 00:17:56,509 --> 00:17:58,511 📱(カメラのシャッター音) 295 00:18:00,513 --> 00:18:02,949 (眞子の声) 南雲陽一の父親は→ 296 00:18:03,016 --> 00:18:06,953 明新ゴム化学工業という 工場を経営 そして→ 297 00:18:07,020 --> 00:18:10,957 共亜火災と 保険契約を結んでいました。 298 00:18:11,024 --> 00:18:15,462 18年前 工場は大規模な 火災事故を起こしましたが→ 299 00:18:15,528 --> 00:18:17,964 保険金が支払われることは ありませんでした。 300 00:18:18,031 --> 00:18:19,966 (博史) ど… どうして? 301 00:18:20,033 --> 00:18:23,470 (眞子) 工場側に瑕疵があったからです。 302 00:18:23,536 --> 00:18:25,472 (博史) そんな…。 303 00:18:25,538 --> 00:18:29,476 (眞子) 保険金が不払いになったため 工場は倒産。 304 00:18:29,542 --> 00:18:33,980 それから間もなくして 南雲さんの両親が離婚。 305 00:18:34,047 --> 00:18:36,483 原因は父親の暴力。 306 00:18:36,549 --> 00:18:38,985 南雲さんは 母親に引き取られました。 307 00:18:39,052 --> 00:18:42,989 南雲というのは 母方の姓。 308 00:18:43,056 --> 00:18:44,991 この一件の担当者は→ 309 00:18:45,058 --> 00:18:51,498 当時 損害調査部部長であった 大沢社長。 310 00:18:51,564 --> 00:18:55,068 ここまで言えば あとは分かりますね? 311 00:18:56,569 --> 00:19:01,941 (博史) 南雲は自分と家族の人生を 変えられてしまったって→ 312 00:19:02,008 --> 00:19:04,444 ずっと恨んでた? 313 00:19:04,511 --> 00:19:05,945 (眞子) 恐らく。 314 00:19:06,012 --> 00:19:08,948 (博史) ひどいじゃないですか! (眞子) 何がですか? 315 00:19:09,015 --> 00:19:11,451 (博史) だって 保険金さえ ちゃんと払われていれば…。 316 00:19:11,518 --> 00:19:15,455 (眞子) 不払いに関しては 会社側に責任はありません。 317 00:19:15,522 --> 00:19:19,459 工場側は 事故が起こる 危険性を承知した上で→ 318 00:19:19,526 --> 00:19:21,961 廃液タンクのバルブを開いた。 319 00:19:22,028 --> 00:19:23,463 つまり…。 320 00:19:23,530 --> 00:19:25,965 (博史) 保険金を狙った? 321 00:19:26,032 --> 00:19:27,967 (眞子) そういうことです。 322 00:19:28,034 --> 00:19:30,970 (博史) だけど そんなこと いくらでも…。 323 00:19:31,037 --> 00:19:33,473 (眞子) 会社が捏造したと? 324 00:19:33,540 --> 00:19:38,545 (博史) その可能性も… あると思います。 325 00:19:41,548 --> 00:19:45,485 (千紘の声) 明新ゴム化学工業の 火災事故に関してですが→ 326 00:19:45,552 --> 00:19:48,488 現在 再調査を命じています。 327 00:19:48,555 --> 00:19:50,490 間もなく 報告があるかと。 328 00:19:50,557 --> 00:19:52,992 再調査? 329 00:19:53,059 --> 00:19:54,994 どういうことかな? 330 00:19:55,061 --> 00:19:59,999 (千紘) 端的に言えば 本当に共亜火災側に 責任はなかったのかどうかを。 331 00:20:00,066 --> 00:20:04,437 つまり 私が不正を 働いたんじゃないかどうか→ 332 00:20:04,504 --> 00:20:07,941 疑ってるってことかな? 333 00:20:08,007 --> 00:20:10,443 (千紘) そういうわけではございません。 >> それ以外に→ 334 00:20:10,510 --> 00:20:12,946 調べ直す理由なんか ないんじゃないか? 335 00:20:13,012 --> 00:20:16,449 (千紘) 私は 人事部長として この件を把握しておきたい。 336 00:20:16,516 --> 00:20:18,451 それだけです。 337 00:20:18,518 --> 00:20:20,520 他意はございません。 338 00:20:26,526 --> 00:20:29,529 {\an8}(足音) 339 00:20:31,030 --> 00:20:33,032 (足音) 340 00:20:41,040 --> 00:20:43,543 (縣) ハァ ハァ…。 341 00:20:47,046 --> 00:20:49,549 ハァ…。 342 00:20:52,051 --> 00:20:54,487 (眞子) 縣さんですね。 343 00:20:54,554 --> 00:20:58,992 かつて 縣総合調査の社長として→ 344 00:20:59,058 --> 00:21:02,428 共亜火災の 外部調査を請け負っていた。 345 00:21:02,495 --> 00:21:04,931 俺に何の用だ。 346 00:21:04,998 --> 00:21:08,434 (眞子) まずは ご挨拶をと思いまして。 347 00:21:08,501 --> 00:21:14,440 明新ゴム化学工業の火災事故 覚えていらっしゃいますよね? 348 00:21:14,507 --> 00:21:19,946 資料によると あなたは調査の責任者だった。 349 00:21:20,013 --> 00:21:23,449 それ以外にも 当時 あなたは→ 350 00:21:23,516 --> 00:21:27,453 共亜火災のいくつもの案件に かかわっていたようで。 351 00:21:27,520 --> 00:21:32,458 つまり 当時 調査部部長だった 大沢社長とは→ 352 00:21:32,525 --> 00:21:35,528 相当 近しい関係にあった。 353 00:21:37,530 --> 00:21:40,466 お前の仕業か? 354 00:21:40,533 --> 00:21:45,972 少し前から 俺を脅迫するような 手紙が届き始めた。 355 00:21:46,039 --> 00:21:51,978 ちょうど あんたが 日本に戻って来たタイミングだな。 356 00:21:52,045 --> 00:21:55,982 (眞子) さすが 調査することは お得意のようですね。 357 00:21:56,049 --> 00:21:57,984 ふざけるな! 358 00:21:58,051 --> 00:22:00,987 (眞子) 今日のところは これで失礼します。 359 00:22:01,054 --> 00:22:03,990 またいずれ 近いうちに。 360 00:22:18,004 --> 00:22:20,440 (博史) 部長? 伊東部長! 361 00:22:20,506 --> 00:22:23,509 (千紘) あ~ 斉藤君。 362 00:22:25,011 --> 00:22:27,947 (千紘) 南雲君のとこ? (博史) はい。 363 00:22:28,014 --> 00:22:32,452 部長も? (千紘) うん 今ね 会って来たとこ。 364 00:22:32,518 --> 00:22:34,520 (博史) そうですか。 365 00:22:37,523 --> 00:22:39,959 (博史) どうしました? 366 00:22:40,026 --> 00:22:44,530 (千紘) 私が こんなこと言うの 変かもしれないんだけど…。 367 00:22:47,033 --> 00:22:48,968 (千紘) 斉藤君→ 368 00:22:49,035 --> 00:22:54,540 できたら 南雲君の 力になってあげてほしいの。 369 00:22:58,544 --> 00:23:00,546 (ノック) 370 00:23:02,982 --> 00:23:04,484 (博史) 南雲。 371 00:23:04,484 --> 00:23:09,489 ♪~ 372 00:23:16,996 --> 00:23:18,998 (博史) 思ったより…。 373 00:23:20,500 --> 00:23:25,505 (博史) 元気そうでよかった 安心した。 374 00:23:33,513 --> 00:23:36,516 (博史) その さぁ…。 375 00:23:39,018 --> 00:23:43,022 (博史) 俺… 調べたんだ。 376 00:23:44,524 --> 00:23:50,530 (博史) 何で 南雲が あんなことをしたのか。 377 00:23:53,533 --> 00:23:57,036 (博史) ごめん 勝手に…。 378 00:24:00,540 --> 00:24:03,409 伊東部長が さっき来たよ。 379 00:24:03,476 --> 00:24:08,915 再調査したんだって うちの工場の事件 徹底的に。 380 00:24:08,981 --> 00:24:11,417 (博史) それで…。 381 00:24:11,484 --> 00:24:14,420 新事実は何も見つからない。 382 00:24:14,487 --> 00:24:18,424 どう考えても悪いのは うち。 383 00:24:18,491 --> 00:24:21,427 保険金の不払いは当然。 384 00:24:21,494 --> 00:24:23,429 (博史) そっか…。 385 00:24:23,496 --> 00:24:25,431 そんなの 信じられるわけないだろ? 386 00:24:25,498 --> 00:24:27,934 会社が都合の悪い部分を 隠してるに決まってるんだよ! 387 00:24:28,000 --> 00:24:29,936 だから俺がやったことは 間違いじゃないんだ! 388 00:24:30,002 --> 00:24:34,006 俺があの会社に罰を与えなければ 誰もやらないんだから! 389 00:24:43,015 --> 00:24:45,017 (博史) これから…。 390 00:24:46,519 --> 00:24:49,455 (博史) どうするの? 391 00:24:49,522 --> 00:24:51,457 さぁな。 392 00:24:51,524 --> 00:24:55,027 会社は戻って来ていいって。 393 00:24:57,029 --> 00:25:00,466 そんなの俺が会社辞めて ベラベラ話すの止めるためだろ? 394 00:25:00,533 --> 00:25:04,403 飼い殺しもいいところだよ。 395 00:25:04,470 --> 00:25:06,472 未来ゼロ。 396 00:25:13,479 --> 00:25:16,415 (博史)《俺が南雲の様子に 少しでも気付ければ→ 397 00:25:16,482 --> 00:25:20,486 もしかしたら あんなことには…》 398 00:25:25,992 --> 00:25:28,427 (斉藤聡子) \そんなに がっつかないの!/ 399 00:25:28,494 --> 00:25:30,429 (斉藤 茜) 東京じゃ ちゃんと ごはん食べてないんでしょ? 400 00:25:30,496 --> 00:25:32,431 {\an8}(斉藤 修) 少し痩せたかもな。 401 00:25:32,498 --> 00:25:34,934 {\an8}(茜) ごはん作ってくれる彼女も いないもんね。 402 00:25:35,001 --> 00:25:38,437 {\an8}(博史) うるさいな カネコ! お前は ちょっと太ったんじゃないか? 403 00:25:38,504 --> 00:25:41,440 {\an8}太ってない! っていうか カネコじゃなくて 茜! 404 00:25:41,507 --> 00:25:43,442 {\an8}(博史) どっちでもいいよ。 >> 確かに 茜→ 405 00:25:43,509 --> 00:25:45,444 {\an8}ダイエットしてるって割には たくさん食べてるな。 406 00:25:45,511 --> 00:25:48,948 お母さんが張り切って ごはん たくさん作るから悪いんでしょ。 407 00:25:49,015 --> 00:25:50,950 (聡子) あら そんなこと言うなら→ 408 00:25:51,017 --> 00:25:54,020 毎日 大盛りにするわよ~。 >> やめて! 409 00:25:59,025 --> 00:26:02,461 博史 何かあったのか? 410 00:26:02,528 --> 00:26:04,463 (博史) え? 411 00:26:04,530 --> 00:26:07,466 何だか思い詰めた顔してるから。 412 00:26:07,533 --> 00:26:09,969 子供の頃から分かりやすい。 413 00:26:10,036 --> 00:26:14,040 まぁ 無理に聞こうとは 思わないが。 414 00:26:17,043 --> 00:26:20,546 (博史) 俺の一番の親友が…。 415 00:26:23,049 --> 00:26:24,984 (博史) 社長を刺したんだ。 416 00:26:25,051 --> 00:26:27,486 社長を? 417 00:26:27,553 --> 00:26:31,057 (博史) そいつの父親が 工場をやってたんだけど。 418 00:26:32,558 --> 00:26:35,494 (博史) 事故を起こした時に→ 419 00:26:35,561 --> 00:26:38,564 会社から 保険金 下りなかったって。 420 00:26:40,066 --> 00:26:45,071 (博史) 再調査しても 会社に責任はなかったって。 421 00:26:46,572 --> 00:26:48,507 そうか。 422 00:26:48,574 --> 00:26:54,013 (博史) 俺 何もしてやれなくてさ あいつに。 423 00:26:54,080 --> 00:26:56,582 親友なのに。 424 00:27:01,087 --> 00:27:03,522 (博史) だから 何か…。 425 00:27:09,028 --> 00:27:12,465 ただ寄り添ってやればいいさ。 426 00:27:12,531 --> 00:27:13,966 (博史) え? 427 00:27:14,033 --> 00:27:18,971 寄り添って 一緒に その気持ちを背負ってやれ。 428 00:27:19,038 --> 00:27:23,042 苦しみだって何だって 半分になるっていうだろ? 429 00:27:26,045 --> 00:27:30,049 (修) それができるのが 親友ってことだ。 430 00:27:35,054 --> 00:27:37,056 (博史) ありがとう。 431 00:27:39,058 --> 00:27:42,561 (博史) 父さんにも そういう親友っているの? 432 00:27:45,564 --> 00:27:47,500 (修) どうだろうな…。 433 00:27:47,566 --> 00:27:49,502 (聡子)\なぁに?/ 434 00:27:49,568 --> 00:27:53,506 (聡子) 何 2人で話してるの? (修) ちょっと男同士のな。 435 00:27:53,572 --> 00:27:55,508 (博史) うん。 >> あっ そう。 436 00:27:55,574 --> 00:27:57,510 博史。 (博史) ん? 437 00:27:57,576 --> 00:27:59,512 (聡子) ど ら や き あるけど食べる? 438 00:27:59,578 --> 00:28:03,015 (博史) いや もう腹いっぱいだって…。 (聡子) 食べようよ! 439 00:28:09,021 --> 00:28:10,956 (瀬登)\ハハハ…!/ (眞子)\ウフフっ/ 440 00:28:11,023 --> 00:28:13,459 (瀬登) \熟睡の感覚 忘れちゃったな/ 441 00:28:13,526 --> 00:28:14,960 (眞子) 信じられない。 442 00:28:15,027 --> 00:28:16,962 夜も ほとんど寝ないのが 普通ですから。 443 00:28:17,029 --> 00:28:18,964 (眞子) ホントですか? それ。 (瀬登) いや ホント。 444 00:28:19,031 --> 00:28:20,533 (博史) え~!? 445 00:28:22,034 --> 00:28:23,969 (眞子) どうされましたか? 斉藤さん。 446 00:28:24,036 --> 00:28:25,971 君も休日出勤かい? 447 00:28:26,038 --> 00:28:30,976 (博史) あ… 明日出す資料を ちょっと確認したくて。 448 00:28:31,043 --> 00:28:32,978 (眞子) 彼はホントに 頑張り屋さんですから→ 449 00:28:33,045 --> 00:28:35,548 優秀な部下を持てて幸せです。 450 00:28:37,049 --> 00:28:41,987 (博史) あ… あの 椿室長は どうして ここに…。 451 00:28:42,054 --> 00:28:45,991 (眞子) 審査部に用があったもので。 >> つい盛り上がっちゃってさ。 452 00:28:46,058 --> 00:28:48,994 (眞子) 瀬登担当部長は どこまでも仕事熱心な方で→ 453 00:28:49,061 --> 00:28:50,996 感服いたしました。 454 00:28:51,063 --> 00:28:53,566 昨日も泊まり込みで仕事を。 455 00:28:55,568 --> 00:29:00,005 (瀬登) いやほら 部下は なるべく 早く帰してあげたいでしょ? 456 00:29:00,072 --> 00:29:03,442 そうなったら 部長の僕が やっちゃうのが一番早いから。 457 00:29:03,509 --> 00:29:05,444 (眞子) 素晴らしいですね。 458 00:29:05,511 --> 00:29:07,947 あなたのような上司の下で 働けるのは→ 459 00:29:08,013 --> 00:29:10,950 ホントに幸せでしょうね ねっ 斉藤さん? 460 00:29:11,016 --> 00:29:13,452 (博史) あぁ! は… はい。 461 00:29:13,519 --> 00:29:16,956 (眞子) 例えば…。 >> 何ですか? 462 00:29:17,022 --> 00:29:21,961 (眞子) ご自身の人生と仕事 どちらが大切かと聞かれたら…。 463 00:29:22,027 --> 00:29:25,464 そりゃあ 仕事ですよ! 僕から仕事を取ったら→ 464 00:29:25,531 --> 00:29:27,967 何も残りませんから! ハハハ…。 465 00:29:28,033 --> 00:29:31,470 (眞子) そこまで情熱を注げるとは さすがですね。 466 00:29:31,537 --> 00:29:34,473 >> いやいや…。 (眞子) では 私は これで。 467 00:29:34,540 --> 00:29:37,476 楽しい時間が過ごせました。 >> こちらこそ。 468 00:29:37,543 --> 00:29:40,045 (眞子) また。 (瀬登) また。 469 00:29:41,547 --> 00:29:43,048 (博史) うわっ! 470 00:29:45,050 --> 00:29:47,052 (博史) すいません。 471 00:29:48,554 --> 00:29:50,489 (博史) 椿室長! (眞子) 何でしょうか。 472 00:29:50,556 --> 00:29:52,491 (博史) お分かりいただけたと 思うんですけど→ 473 00:29:52,558 --> 00:29:55,494 瀬登担当部長は 優秀ですし 部下思いですし→ 474 00:29:55,561 --> 00:29:56,996 何よりも仕事が大好きで…。 475 00:29:57,062 --> 00:30:00,499 (眞子) だから? (博史) だから その…。 476 00:30:00,566 --> 00:30:04,436 (眞子) リストラする理由など ないと? (博史) はい。 477 00:30:04,503 --> 00:30:07,439 (眞子) フッ… さすがですね。 478 00:30:07,506 --> 00:30:11,443 正々堂々 自分の仕事を放棄するとは。 479 00:30:11,510 --> 00:30:15,948 いずれにせよ あなたの研修は間もなく終了。 480 00:30:16,015 --> 00:30:19,518 それに合わせて 結果は出ることでしょう。 481 00:30:19,518 --> 00:30:26,525 ♪~ 482 00:30:29,528 --> 00:30:32,464 (沖津) 栞奈ちゃん お食べ ヘヘヘ…。 483 00:30:32,531 --> 00:30:34,466 (瀬登)\え?/ (沖津) ん? 484 00:30:34,533 --> 00:30:36,468 今 何と? 485 00:30:36,535 --> 00:30:38,971 (眞子) 退職願を出されたらどうか→ 486 00:30:39,038 --> 00:30:40,973 そう言ったんです。 487 00:30:41,040 --> 00:30:42,975 (博史) ちょっと待ってください! 椿さん。 488 00:30:43,042 --> 00:30:44,977 僕は 言ったじゃないですか。 489 00:30:45,044 --> 00:30:46,979 瀬登さんをリストラする 理由なんて→ 490 00:30:47,046 --> 00:30:49,048 どこにもない…。 (眞子) お黙り!! 491 00:30:51,050 --> 00:30:53,986 アッハハハ…。 492 00:30:54,053 --> 00:30:58,991 冗談は やめてください 僕が退職なんて… ハハっ。 493 00:30:59,058 --> 00:31:04,430 たちが悪いな 何の話かと思ったら… ハハハ。 494 00:31:04,496 --> 00:31:07,433 もう行きますよ 私も暇ではないので。 495 00:31:07,499 --> 00:31:12,438 (眞子) 冗談では ありません たちが悪くもありません。 496 00:31:12,504 --> 00:31:16,442 私は本気で あなたに この会社を辞めることを→ 497 00:31:16,508 --> 00:31:19,011 お勧めしているんです。 498 00:31:21,513 --> 00:31:25,951 (眞子) よろしいですか? 瀬登さん あなたは…。 499 00:31:26,018 --> 00:31:29,955 いいかげんにしてくれよ! 僕には仕事があるんだよ! 500 00:31:30,022 --> 00:31:33,025 これが冗談じゃないっていうなら 何だってんだ! 501 00:31:34,026 --> 00:31:35,527 何か盛り上がってんな。 502 00:31:37,029 --> 00:31:41,967 第一 俺をクビにする理由が あるのか? 503 00:31:42,034 --> 00:31:43,969 (眞子) それは…。 (瀬登) ないよな? 504 00:31:44,036 --> 00:31:48,474 そりゃないよ 俺は入社以来ずっと 真面目に勤め上げて来たんだ。 505 00:31:48,540 --> 00:31:50,476 (博史) そうですよ。 >> 万が一にも→ 506 00:31:50,542 --> 00:31:52,478 リストラする理由が あるっていうんならな→ 507 00:31:52,544 --> 00:31:54,480 喜んで応じてやるよ。 508 00:31:54,546 --> 00:31:56,548 (眞子) 分かりました。 509 00:31:58,050 --> 00:32:00,052 (眞子) では これを。 510 00:32:04,490 --> 00:32:10,929 (眞子) 瀬登担当部長 あなたは営業部が断り切れず→ 511 00:32:10,996 --> 00:32:15,434 反社会的勢力から契約させられた 案件を取り消すために→ 512 00:32:15,501 --> 00:32:18,437 彼らと接触しましたね? 513 00:32:18,504 --> 00:32:21,440 それが証拠の写真です。 514 00:32:21,507 --> 00:32:25,944 密会のみならず 経費と偽って→ 515 00:32:26,011 --> 00:32:29,448 相手に何度か お金を渡してもいます。 516 00:32:29,515 --> 00:32:31,950 こんなの随分 前の話だろうが! 517 00:32:32,017 --> 00:32:35,954 それに あの時はな 誰かが泥をかぶらなければ→ 518 00:32:36,021 --> 00:32:38,457 大変なことに…! (眞子) その通りです。 519 00:32:38,524 --> 00:32:43,962 全ては会社のため あぁ 涙ぐましい。 520 00:32:44,029 --> 00:32:47,967 ですが 見事なまでの法令違反です。 521 00:32:48,033 --> 00:32:50,035 そんな…。 522 00:32:52,037 --> 00:32:54,473 (眞子) 瀬登広幸さん。 523 00:32:54,540 --> 00:32:56,976 あなたには→ 524 00:32:57,042 --> 00:33:00,045 この会社を辞める権利があります。 525 00:33:01,046 --> 00:33:03,482 (博史) やめてください ひどいじゃないですか! 526 00:33:03,549 --> 00:33:08,420 瀬登さんから仕事を取り上げたら それこそ 死んじゃいますよ? 527 00:33:08,487 --> 00:33:10,923 ふざけるな…。 528 00:33:10,989 --> 00:33:12,424 ふざけるな! 529 00:33:12,491 --> 00:33:14,927 (博史)\うわ~!!/ >> 何? 何!? 530 00:33:14,993 --> 00:33:17,930 どうかしましたか? あっ あっ…! 531 00:33:17,996 --> 00:33:20,432 (博史) な… 何で! 532 00:33:20,499 --> 00:33:22,935 (栞奈) さすがに これはマズいかも。 533 00:33:23,001 --> 00:33:24,937 頼むよ。 534 00:33:25,003 --> 00:33:27,439 なぁ! 535 00:33:27,506 --> 00:33:31,443 俺から仕事を奪わないでくれよ! 536 00:33:31,510 --> 00:33:37,449 仕事がなくなったらな 俺なんか何もないんだよ。 537 00:33:37,516 --> 00:33:39,451 空っぽなんだよ。 538 00:33:39,518 --> 00:33:44,456 頼むから! 何でもするから! 539 00:33:44,523 --> 00:33:48,460 (博史) ぼ… 僕からも お願いします! 540 00:33:48,527 --> 00:33:50,529 (眞子) ダメに決まってます。 541 00:33:53,031 --> 00:33:55,034 (瀬登) 悪魔。 542 00:33:58,036 --> 00:33:59,972 うわ~! (博史) わぁ~~! 543 00:34:00,038 --> 00:34:02,040 あ痛い! >> あ痛っ! 544 00:34:04,543 --> 00:34:06,044 あ~! 545 00:34:14,553 --> 00:34:15,988 (博史) せ… 瀬登さん! 546 00:34:16,054 --> 00:34:18,991 >> き… 救急車! 救急車! (眞子) その必要は ありません。 547 00:34:19,058 --> 00:34:22,494 人間に361ある 経穴のうちの一つ→ 548 00:34:22,561 --> 00:34:24,496 霞を突きました。 549 00:34:24,563 --> 00:34:29,001 痛みは残らず きっかり30分後に 目を覚ますはずです。 550 00:34:29,067 --> 00:34:31,003 >> 本当に? (眞子) 冗談です。 551 00:34:31,069 --> 00:34:33,005 いえ ツッコんでいいんだか 悪いんだか。 552 00:34:33,071 --> 00:34:37,009 (眞子) そう長い時間かからず 目を覚ますはずです。 553 00:34:37,075 --> 00:34:41,079 その時 彼に 退職願を書いてもらいます。 554 00:34:43,081 --> 00:34:45,083 (博史) ハァ…。 555 00:34:50,589 --> 00:34:54,526 (博史)《あの日から2週間がたった》 556 00:34:54,593 --> 00:34:57,529 《瀬登さんは退職願を出して→ 557 00:34:57,596 --> 00:35:01,533 審査部での僕の研修は終わった》 558 00:35:01,600 --> 00:35:03,969 《だけど…》 559 00:35:04,036 --> 00:35:07,973 (瀬登)〔僕から仕事を取ったら 何も残りませんから! ハハハ…〕 560 00:35:08,040 --> 00:35:11,043 〔俺から仕事を 奪わないでくれよ!〕 561 00:35:13,045 --> 00:35:14,980 (眞子の声) 半休→ 562 00:35:15,047 --> 00:35:18,050 ですか? (博史) はい。 563 00:35:19,551 --> 00:35:24,990 (眞子) どうぞ 有休は社員の持つ権利ですから。 564 00:35:25,057 --> 00:35:27,059 (博史) 失礼します。 565 00:35:30,062 --> 00:35:31,997 (ドアが閉まる音) 566 00:35:32,064 --> 00:35:34,066 (チャイム) 567 00:35:44,576 --> 00:35:46,078 あっ。 568 00:35:48,080 --> 00:35:49,515 あっ…。 569 00:35:49,581 --> 00:35:52,017 (瀬登の声) ここのコーヒー 割と行けるんだよ。 570 00:35:52,084 --> 00:35:55,521 会社辞めるまでは ここに喫茶店が あることも知らなかった。 571 00:35:55,587 --> 00:36:00,025 ハハハ…。 (博史) 思ったより元気そうですね。 572 00:36:00,092 --> 00:36:03,529 そうでもない 今日は病院に行って来たんだ。 573 00:36:03,595 --> 00:36:06,465 (博史) 病院? (瀬登) 血圧が180もあって→ 574 00:36:06,532 --> 00:36:08,467 狭心症だって。 575 00:36:08,534 --> 00:36:12,471 あのまま仕事を続けてたら 完全にアウトだった。 576 00:36:12,538 --> 00:36:14,473 (博史) そうだったんですか。 577 00:36:14,540 --> 00:36:17,976 診療所の先生も 警告してくれてただろ? 578 00:36:18,043 --> 00:36:22,481 だけど 仕事を休もうとは 思えなくてさ。 579 00:36:22,548 --> 00:36:29,054 (博史) じゃあ よかったんですね 瀬登さん的には。 580 00:36:30,556 --> 00:36:36,495 ああ お礼言っておいて くれないかな 彼女に ハハハ…。 581 00:36:36,562 --> 00:36:41,500 仕事から距離を取って 初めて気付けたんだけどね。 582 00:36:41,567 --> 00:36:46,572 (博史) え? >> 僕は ずっと ず~っと…。 583 00:36:48,574 --> 00:36:52,010 狭い場所ばかり 見てたんじゃないかって。 584 00:36:52,077 --> 00:36:55,514 (博史) 狭い場所…。 (瀬登) そう。 585 00:36:55,581 --> 00:36:57,516 自分には仕事しかない。 586 00:36:57,583 --> 00:37:01,520 必死にやって 自分が犠牲になるのが一番いい。 587 00:37:01,587 --> 00:37:04,523 それで周りは救われる。 588 00:37:06,024 --> 00:37:10,529 (瀬登) そうやって必死に 思い込んでいた気がするよ。 589 00:37:10,529 --> 00:37:22,040 ♪~ 590 00:37:25,544 --> 00:37:28,480 (南雲)〔会社が都合の悪い部分を 隠してるに決まってるんだよ!〕 591 00:37:28,547 --> 00:37:30,482 〔俺があの会社に 罰を与えなければ→ 592 00:37:30,549 --> 00:37:32,484 誰もやらないんだから!〕 593 00:37:32,551 --> 00:37:34,987 (瀬登)〔必死にやって 自分が犠牲になるのが一番いい〕 594 00:37:35,053 --> 00:37:39,057 〔そうやって 思い込んでいた気がするよ〕 595 00:37:40,559 --> 00:37:52,070 ♪~ 596 00:37:52,070 --> 00:37:54,506 どうしたんだよ 急に。 597 00:37:54,573 --> 00:37:59,578 (博史) いや~ その… 何となく。 598 00:38:04,016 --> 00:38:06,018 (博史) その…。 599 00:38:07,519 --> 00:38:12,457 (博史) うまく言えるか 分からないんだけどさ。 600 00:38:12,524 --> 00:38:16,028 >> 何だよ? (博史) その…。 601 00:38:20,032 --> 00:38:24,536 (博史) 南雲は 自分でさ…。 602 00:38:26,538 --> 00:38:29,541 (博史) 思い込んでたんじゃないかな。 603 00:38:31,043 --> 00:38:33,979 (博史) 自分がやらなきゃいけないって。 604 00:38:34,046 --> 00:38:38,050 自分が 犠牲にならなきゃいけないって。 605 00:38:39,551 --> 00:38:43,055 (博史) でもさ それってさ…。 606 00:38:46,058 --> 00:38:48,994 (博史) すっげぇ もったいないよ。 607 00:38:49,061 --> 00:38:55,567 お前の時間なんだし せっかく お前の人生なんだから。 608 00:38:59,071 --> 00:39:03,508 (博史) ごめん 勝手なこと言って。 609 00:39:03,575 --> 00:39:06,945 だけどさ…。 (南雲) 謝んなくていいよ。 610 00:39:07,012 --> 00:39:09,514 俺も 何となく分かってたから。 611 00:39:11,516 --> 00:39:16,955 だけどさ 自分じゃ認めらんねえだろ? 612 00:39:17,022 --> 00:39:20,459 引っ込み つかないだろ。 613 00:39:20,525 --> 00:39:22,961 だから…。 614 00:39:23,028 --> 00:39:26,965 お前みたいな ばか正直なヤツに言われるの→ 615 00:39:27,032 --> 00:39:29,468 結構ありがたいんだよ。 616 00:39:29,534 --> 00:39:31,536 (博史) 南雲…。 617 00:39:31,536 --> 00:39:42,547 ♪~ 618 00:39:42,547 --> 00:39:46,051 (博史) 会社 どうするんだよ? 619 00:39:47,552 --> 00:39:50,489 まだ決めてない。 620 00:39:50,555 --> 00:39:54,493 今更 共亜火災にいてもって思うし。 621 00:39:54,559 --> 00:39:57,562 でも新しいこと始めるのも…。 622 00:39:59,564 --> 00:40:02,067 どうすりゃいいんだろうな? 623 00:40:06,505 --> 00:40:11,510 (博史) あのさ… 南雲。 624 00:40:17,516 --> 00:40:20,018 (博史) お前にはさ…。 625 00:40:27,526 --> 00:40:31,963 (博史) あの会社を辞める→ 626 00:40:32,030 --> 00:40:34,533 権利があるよ。 627 00:40:39,538 --> 00:40:41,540 (博史) その権利…。 628 00:40:45,544 --> 00:40:51,049 (博史) お前は 持ってるんだよ。 629 00:40:53,051 --> 00:40:54,553 (はなをすする音) 630 00:40:59,558 --> 00:41:03,995 ありがとな 博史 俺の同期でいてくれて。 631 00:41:07,999 --> 00:41:10,001 (博史) うん。 632 00:41:10,001 --> 00:41:22,013 ♪~ 633 00:41:22,013 --> 00:41:26,017 (沖津) お前の同期の南雲 何か退職願 出したらしいな。 634 00:41:27,519 --> 00:41:29,955 (博史) はい。 >> 今の若いヤツはな→ 635 00:41:30,021 --> 00:41:32,457 あ~っちゅう間に辞めるからな。 636 00:41:32,524 --> 00:41:38,964 (博史) 僕は よかったと思います あいつにとって。 637 00:41:39,030 --> 00:41:42,534 そうなの? ならいいけど。 638 00:41:44,035 --> 00:41:48,974 (博史)《室長は もしかしたら 南雲のことを見越して→ 639 00:41:49,040 --> 00:41:50,976 僕を審査部に…》 640 00:41:51,042 --> 00:41:53,478 (喜多村の声) 南雲君は→ 641 00:41:53,545 --> 00:41:57,983 新しい道を歩み始めたと思えば よかったんでしょうね。 642 00:41:58,049 --> 00:42:01,486 Oh my God! あ~ いやいや~。 643 00:42:01,553 --> 00:42:03,922 (眞子) 明新ゴム化学に関して→ 644 00:42:03,989 --> 00:42:07,425 共亜火災に責任は なかったようですが→ 645 00:42:07,492 --> 00:42:12,430 そうではなく 共亜火災の 不誠実な振る舞いによって→ 646 00:42:12,497 --> 00:42:16,434 不幸になった人も いるのかもしれませんね。 647 00:42:16,501 --> 00:42:19,938 いや~ それはないですね。 648 00:42:20,005 --> 00:42:23,441 私は 共亜火災の社長として 20年間 勤めました。 649 00:42:23,508 --> 00:42:27,946 そして 3年前 社長の座を大沢君に譲った。 650 00:42:28,013 --> 00:42:30,949 で 私は会長の座についた。 651 00:42:31,016 --> 00:42:35,453 その間 本当に誠実に勤めて来ましたよ。 652 00:42:35,520 --> 00:42:38,456 だから それはないと思いますね。 653 00:42:38,523 --> 00:42:40,458 (眞子) 失礼しました。 >> いやいや。 654 00:42:40,525 --> 00:42:43,461 (眞子) あっ そうだ。 655 00:42:43,528 --> 00:42:47,465 資料を読んでいて 面白いものを見つけました。 656 00:42:47,532 --> 00:42:49,968 お~ 面白い? 657 00:42:50,035 --> 00:42:55,473 (眞子) 明新ゴム化学の件と 随分と似たケースがあったんです。 658 00:42:55,540 --> 00:42:56,975 あ~。 659 00:42:57,042 --> 00:42:59,978 (眞子) 斧ヶ崎にあった→ 660 00:43:00,045 --> 00:43:02,981 ホテルアックスの火災事故です。 661 00:43:03,048 --> 00:43:05,417 (喜多村の声) ホテルアックス? 662 00:43:05,483 --> 00:43:09,921 (眞子) その時も 共亜火災は 保険金を払わなかった。 663 00:43:09,988 --> 00:43:13,925 なぜなら ホテル側に不備があったから。 664 00:43:13,992 --> 00:43:19,931 そして両方とも 縣総合調査が担当した。 665 00:43:19,998 --> 00:43:25,437 なるほどね… うん 似てますね。 666 00:43:25,503 --> 00:43:29,941 (眞子) 会長は 縣さんには 随分 お会いしてないって→ 667 00:43:30,008 --> 00:43:35,447 おっしゃってましたよね? >> ええ それが何か? 668 00:43:35,513 --> 00:43:41,453 (眞子) いえ 先日 資料にあった 縣さんと似たような人が→ 669 00:43:41,519 --> 00:43:45,457 会長室に入って行くのを 見掛けたもので。 670 00:43:45,523 --> 00:43:47,025 あ~。 671 00:43:48,526 --> 00:43:54,966 (眞子) きっと 人違いでしょうが。 >> あ~ そうでしょうね。 672 00:43:55,033 --> 00:43:56,968 (眞子) では 私は ここで。 >> はい。 673 00:43:57,035 --> 00:43:59,471 (眞子) また明日。 674 00:43:59,537 --> 00:44:01,473 (柴崎) よろしいんですか? 675 00:44:01,539 --> 00:44:04,542 もう少しで椿室長が…。 676 00:44:06,044 --> 00:44:09,481 (眞子) 自分が有利のまま 中断しておくのは→ 677 00:44:09,547 --> 00:44:11,983 なかなか楽しいものです。 678 00:44:12,050 --> 00:44:28,066 {\an8}フフフ… 悪趣味だなぁ。 ♪~ フフフ…。 (眞子) 失礼します。 679 00:44:28,066 --> 00:44:31,503 {\an8}(修の声) 「新入社員に刺されたと聞いた。 680 00:44:31,569 --> 00:44:33,505 {\an8}逆恨みされたと。 681 00:44:33,571 --> 00:44:38,009 {\an8}この件に関しては 会社に問題は無かったと…。 682 00:44:38,076 --> 00:44:40,078 {\an8}大丈夫なのか?」。 683 00:44:45,583 --> 00:44:47,585 {\an8}📱(メールの受信音) 684 00:44:53,591 --> 00:44:55,527 {\an8}〔あのことは 博史には言ってない〕 685 00:44:55,593 --> 00:44:57,595 {\an8}〔他の誰にも〕 686 00:44:57,595 --> 00:45:13,545 ♪~ 687 00:45:26,558 --> 00:45:37,569 ♪~