1 00:00:38,580 --> 00:00:44,920 魅惑の人 2 00:01:08,861 --> 00:01:09,820 やめよ 3 00:01:13,532 --> 00:01:17,661 戸締まりをしたところで 天罰からは逃れられぬ 4 00:01:20,831 --> 00:01:24,126 罰だなんて めっそうもないことです 5 00:01:24,209 --> 00:01:25,919 お前は知らぬ 6 00:01:30,174 --> 00:01:33,719 余がいかに重い罪を 隠しているのか 7 00:01:41,810 --> 00:01:44,063 ついに罪を明かし 8 00:01:46,356 --> 00:01:48,817 審判を下す時が来た 9 00:01:54,615 --> 00:01:56,492 第12話 10 00:02:03,957 --> 00:02:05,250 取り次げ 11 00:02:07,711 --> 00:02:10,714 大妃(テビ)様 王様がおいでです 12 00:02:17,221 --> 00:02:18,847 よく来た 主上 13 00:02:30,442 --> 00:02:35,155 雷に動転していないかと 思い伺いましたが 14 00:02:36,448 --> 00:02:38,742 要らぬ心配でしたね 15 00:02:40,744 --> 00:02:43,205 私は王室の最年長者です 16 00:02:43,789 --> 00:02:46,959 異変が 起きたわけでもないのに 17 00:02:47,042 --> 00:02:49,586 雷ごときで騒ぎませんよ 18 00:02:51,255 --> 00:02:52,339 母上 19 00:02:55,217 --> 00:02:58,804 桃の木が落雷により 燃えてしまいました 20 00:03:00,973 --> 00:03:03,767 さような怪事があったとは… 21 00:03:04,393 --> 00:03:08,105 ハン尚宮(サングン)は私に気を使い 黙っていたのでしょう 22 00:03:11,108 --> 00:03:13,944 宮中への落雷は不吉ですが 23 00:03:14,027 --> 00:03:18,448 ケガ人が出なかったのは 不幸中の幸いでしょう 24 00:03:19,032 --> 00:03:21,160 誠にそうお思いで? 25 00:03:24,580 --> 00:03:28,917 亡き兄上が私のために 植えてくださった木です 26 00:03:29,001 --> 00:03:32,671 天が何ゆえこの木に 雷を落としたと? 27 00:03:34,506 --> 00:03:36,341 不安でなりません 28 00:03:37,301 --> 00:03:43,140 私が王座に就いたことが 天の意に反していたのではと 29 00:03:43,223 --> 00:03:47,436 何ゆえさような泣き言を 言うのですか 30 00:03:47,519 --> 00:03:48,937 母上は⸺ 31 00:03:51,440 --> 00:03:53,108 怖くないですか? 32 00:03:55,819 --> 00:03:58,530 私に何を恐れろと? 33 00:04:00,032 --> 00:04:03,827 誠に何の負い目も 感じていませんか? 34 00:04:07,206 --> 00:04:10,626 雷より その発言のほうが 危ぶまれます 35 00:04:12,419 --> 00:04:16,798 民心が揺らぐ前に 主上が振り回されるとは 36 00:04:17,423 --> 00:04:19,551 動じてはいけません 37 00:04:23,013 --> 00:04:25,974 胸が痛むゆえ 聞いてみたのです 38 00:04:26,975 --> 00:04:28,393 お気になさらず 39 00:05:28,829 --> 00:05:30,163 お許しを 40 00:05:40,674 --> 00:05:44,469 世間は余が兄上を 毒殺したと思っておる 41 00:05:51,852 --> 00:05:53,103 お前は 42 00:05:54,438 --> 00:05:56,898 誰が殺したか知ってるだろ? 43 00:06:12,372 --> 00:06:13,665 再度 薬を… 44 00:06:14,833 --> 00:06:16,209 お持ちします 45 00:06:17,627 --> 00:06:18,587 結構だ 46 00:06:22,090 --> 00:06:23,717 今日はもう下がれ 47 00:06:27,679 --> 00:06:28,722 はい 王様 48 00:07:45,132 --> 00:07:49,678 もっと早くあの木を 燃やしてしまうんだった 49 00:07:50,178 --> 00:07:52,722 一体 何をおびえているのだ 50 00:07:53,723 --> 00:07:58,437 王様はあの木を 自分自身だとお考えなのです 51 00:07:59,354 --> 00:08:03,525 それゆえ生き返らせようと 必死だったのです 52 00:08:04,526 --> 00:08:06,403 たわけたことを 53 00:08:07,404 --> 00:08:10,657 全ては 世継ぎがおらぬせいです 54 00:08:11,241 --> 00:08:16,997 王妃が産んだ世継ぎがいれば 主上は動じなかったはず 55 00:08:18,498 --> 00:08:20,375 ムンソン大君(テグン)の相手より 56 00:08:20,459 --> 00:08:25,255 新しい王妃を探すことが 先決のようだ 57 00:08:25,338 --> 00:08:27,382 一理あるお言葉です 58 00:08:28,133 --> 00:08:29,718 措置いたします 59 00:08:35,974 --> 00:08:41,145 王様に関する噂(うわさ)は平時でも 瞬時に広がるというのに 60 00:08:41,730 --> 00:08:46,151 こたびの件は奇怪ゆえ より早く遠くへ広まるかと 61 00:08:46,735 --> 00:08:48,987 桃の木は王様の逆鱗(げきりん)だ 62 00:08:50,113 --> 00:08:55,327 明日の政務報告は 他の重臣らに任せなさい 63 00:08:55,911 --> 00:08:57,120 承知しました 64 00:08:57,746 --> 00:09:00,248 府院君(プウォングン)はどう過ごしておる 65 00:09:00,790 --> 00:09:05,962 王妃様の病状が深刻ゆえ 薬を探し回られているとか 66 00:09:06,505 --> 00:09:09,299 明日の朝会も欠席なさると 67 00:09:09,883 --> 00:09:12,344 大妃様も心配なさっている 68 00:09:17,015 --> 00:09:19,309 縁組に関しては 69 00:09:19,392 --> 00:09:21,436 近いうちに話し合おう 70 00:09:24,231 --> 00:09:25,232 はい 71 00:09:35,700 --> 00:09:37,285 お気をつけて 72 00:09:44,626 --> 00:09:45,877 兄上 73 00:09:45,961 --> 00:09:48,547 さっきの話は何ですか? 74 00:09:48,630 --> 00:09:49,756 縁組って? 75 00:09:49,839 --> 00:09:54,094 我が一族から100年ぶりに 王妃が出る模様だ 76 00:09:56,096 --> 00:10:00,475 つまり縁組って 新しい王妃のことですか? 77 00:10:02,978 --> 00:10:04,771 他言無用だぞ 78 00:10:07,190 --> 00:10:08,233 分かりました 79 00:10:30,547 --> 00:10:31,590 昨日⸺ 80 00:10:33,216 --> 00:10:36,553 桃の木が燃えるという 怪事が起きた 81 00:10:37,304 --> 00:10:38,596 これは明らかに⸺ 82 00:10:41,850 --> 00:10:44,436 余への諭しであろう 83 00:10:45,145 --> 00:10:46,771 皆はどう思う 84 00:10:58,491 --> 00:10:59,451 王様 85 00:10:59,951 --> 00:11:01,828 私がお答えしても? 86 00:11:04,289 --> 00:11:05,123 答えよ 87 00:11:05,957 --> 00:11:11,087 木を復活させよという王命を 私が守れなかったうえに 88 00:11:11,171 --> 00:11:13,173 落雷にまで遭いました 89 00:11:14,174 --> 00:11:18,595 これは天が私に 罪を問うているのではと 90 00:11:19,471 --> 00:11:21,264 ゆえに どうか私に 91 00:11:22,390 --> 00:11:24,851 相応の罰をお与えください 92 00:11:31,733 --> 00:11:32,942 ミョンハ 93 00:11:34,778 --> 00:11:39,032 己の過ちを認め 責めを負おうとする姿勢は 94 00:11:40,533 --> 00:11:41,659 評価に値する 95 00:11:42,744 --> 00:11:45,330 それで十分ゆえ罪は問わぬ 96 00:11:50,877 --> 00:11:52,087 王様 97 00:11:52,170 --> 00:11:53,588 恐れ入りますが 98 00:11:53,672 --> 00:11:57,675 何ゆえ罪を犯した者に 罰を与えぬのですか? 99 00:11:57,759 --> 00:12:01,721 右議政(ウイジョン) 同副承旨(トンブスンジ)1人を 追いやるために 100 00:12:01,805 --> 00:12:05,308 天が疾雷を 落としたと言うのか? 101 00:12:06,393 --> 00:12:08,478 そうではありませんが… 102 00:12:08,561 --> 00:12:11,731 天意を恐れるなら まずは臣僚らが 103 00:12:11,815 --> 00:12:14,150 罪を告白すべきだ 104 00:12:14,234 --> 00:12:15,235 余もまた⸺ 105 00:12:16,486 --> 00:12:18,738 その罪から逃れられぬ 106 00:12:23,535 --> 00:12:27,789 こたびの怪事は 王である余に向けたものだ 107 00:12:31,251 --> 00:12:33,420 違いますか? 領府事(ヨンブサ) 108 00:12:37,674 --> 00:12:40,176 ごもっともでございます 109 00:12:41,302 --> 00:12:44,556 愚見ではありますが こたびの落雷は 110 00:12:44,639 --> 00:12:46,099 天が王様を貴(たっと)び 111 00:12:46,182 --> 00:12:49,853 警戒を促すためではないかと 思われます 112 00:12:57,026 --> 00:13:00,572 大司憲(テサホン) キム・ジェナム ひと言 申し上げます 113 00:13:01,614 --> 00:13:02,574 申せ 114 00:13:03,575 --> 00:13:05,410 こたびの件を機に 115 00:13:05,493 --> 00:13:09,998 国をむしばみ 民を害する病弊を正せば 116 00:13:10,081 --> 00:13:13,585 昨今の災いは 明日の福となりましょう 117 00:13:18,381 --> 00:13:19,966 大司憲の諫言(かんげん)は 118 00:13:21,593 --> 00:13:22,886 的を射ておる 119 00:13:22,969 --> 00:13:24,012 都承旨(トスンジ)よ 120 00:13:24,971 --> 00:13:26,097 はい 王様 121 00:13:26,639 --> 00:13:27,974 ご下命を 122 00:13:28,558 --> 00:13:31,769 官署ごとに 不正を調べ上げるよう命じ 123 00:13:32,270 --> 00:13:34,439 解決策を報告させよ 124 00:13:34,522 --> 00:13:36,441 上は都提調(トジェジョ)から 125 00:13:36,524 --> 00:13:40,111 下は使令(サリョン)に至るまで 全て該当する 126 00:13:40,195 --> 00:13:41,279 よいな? 127 00:13:41,362 --> 00:13:43,990 はい 王様 128 00:13:44,073 --> 00:13:45,492 左議政(チャイジョン)よ 129 00:13:46,993 --> 00:13:51,498 品行が悪く 欲にまみれた守令たちを 130 00:13:51,581 --> 00:13:56,794 徹底的に調べ上げるべく 敬差官(キョンチャグァン)らを抜擢(ばってき)するのだ 131 00:13:57,712 --> 00:14:00,256 仰せのとおりにいたします 132 00:14:13,978 --> 00:14:14,896 草庵(チョアム) 133 00:14:16,272 --> 00:14:17,524 待たれよ 134 00:14:24,489 --> 00:14:26,199 私をお呼びで? 135 00:14:26,282 --> 00:14:30,620 挨拶が遅れたが 大司憲就任をお祝いいたす 136 00:14:31,913 --> 00:14:37,001 かような日に祝言を賜るのは いかがとは思いますが 137 00:14:37,585 --> 00:14:40,129 ご歓迎いただき光栄です 138 00:14:41,130 --> 00:14:43,591 怪事とこれは別ではないか 139 00:14:44,467 --> 00:14:47,679 近いうちに 席を設けようと思うが 140 00:14:48,263 --> 00:14:49,806 いつがよいかね 141 00:14:51,641 --> 00:14:55,019 恐れ入りますが ご遠慮いたします 142 00:14:55,937 --> 00:14:58,731 大司憲の任を受けた身で 143 00:14:58,815 --> 00:15:02,944 お偉方と私的に関わるのは はばかられます 144 00:15:03,570 --> 00:15:04,487 それから 145 00:15:04,988 --> 00:15:08,157 私を草庵と呼ぶのは おやめください 146 00:15:08,241 --> 00:15:12,412 草庵は 友だけに許された呼び名ゆえ 147 00:15:33,391 --> 00:15:34,350 先生 148 00:15:34,851 --> 00:15:39,022 天はこの国を亡ぼすために 雷を落としたのですか? 149 00:15:43,735 --> 00:15:47,196 大君様は いかにお考えですか? 150 00:15:48,197 --> 00:15:53,369 私が思うに 天はさほど 無情ではないはずです 151 00:15:59,042 --> 00:16:01,836 ですが 少し心配ではあります 152 00:16:02,420 --> 00:16:05,173 父上が植えられた 桃の木が燃え 153 00:16:06,049 --> 00:16:08,635 王様は胸が潰れる思いかと 154 00:16:09,802 --> 00:16:12,388 どうお慰めすればよいのか… 155 00:16:13,932 --> 00:16:18,436 大君様は 王様が怖くないのですか? 156 00:16:18,519 --> 00:16:20,313 もちろん怖いです 157 00:16:21,564 --> 00:16:24,150 王様に罪を犯した時は… 158 00:16:26,027 --> 00:16:27,946 普段は怖くないです 159 00:16:30,573 --> 00:16:33,409 でも宮女(クンニョ)たちは こう噂を 160 00:16:34,202 --> 00:16:36,996 王様は間違いなく私を殺すと 161 00:16:40,249 --> 00:16:44,629 その言葉を聞いたのに 怖くないのですか? 162 00:16:44,712 --> 00:16:48,091 私の知る王様は さような方ではないので 163 00:16:49,759 --> 00:16:52,303 ミョンハ従兄(あに)上も きっと無事です 164 00:17:01,896 --> 00:17:02,855 大君様 165 00:17:04,440 --> 00:17:06,483 私が申したとおりでしょ? 166 00:17:11,906 --> 00:17:14,992 大君様が 王を信じているのは幸いだ 167 00:17:15,076 --> 00:17:19,622 王に対する反感は 大君様を危険にさらすゆえ 168 00:17:20,580 --> 00:17:24,919 しかし大君様も いずれは気づくだろう 169 00:17:26,253 --> 00:17:30,216 王がいかに 極悪非道な人間なのかを 170 00:17:31,676 --> 00:17:35,722 父は私の目の前で 王の剣により 171 00:17:35,805 --> 00:17:37,974 これ見よがしに殺された 172 00:17:38,057 --> 00:17:39,142 獣ですら 173 00:17:40,977 --> 00:17:43,312 同じ目に遭えば恨みを持つ 174 00:17:46,315 --> 00:17:49,986 王が私を何千回 救い 許そうとも⸺ 175 00:17:50,903 --> 00:17:54,949 私にとっては 父を殺した敵(かたき)にほかならぬ 176 00:18:20,892 --> 00:18:23,811 王妃様 王様がおいでです 177 00:18:28,524 --> 00:18:30,735 王様 よくぞお越しに 178 00:18:31,235 --> 00:18:32,695 恐れ入りますが 179 00:18:32,779 --> 00:18:36,407 身支度をしておりますので しばしお待ちを 180 00:18:49,378 --> 00:18:50,755 終わりました 181 00:19:00,181 --> 00:19:03,643 それで 王妃様は いつ頃 快癒なさる 182 00:19:05,103 --> 00:19:08,481 一度の診脈では 症状を知り得るだけです 183 00:19:08,564 --> 00:19:12,652 毎朝毎夕 診脈し 薬をご用意いたします 184 00:19:16,572 --> 00:19:17,615 府院君 185 00:19:20,451 --> 00:19:23,955 王様の前で 無礼ではありませんか 186 00:19:26,124 --> 00:19:27,792 恐れ入ります 187 00:19:27,875 --> 00:19:28,876 構わぬ 188 00:19:31,629 --> 00:19:34,882 私が長居すると 王妃が休めぬゆえ 189 00:19:35,967 --> 00:19:37,593 おいとましよう 190 00:19:38,970 --> 00:19:41,347 王様 もう少しここに 191 00:19:42,265 --> 00:19:46,519 お二人が共におられるのを 久しく見ておらぬので 192 00:19:50,898 --> 00:19:52,066 構わぬか? 193 00:19:55,403 --> 00:19:59,532 王様さえよろしければ もう少しいてください 194 00:20:04,328 --> 00:20:05,371 分かった 195 00:20:10,126 --> 00:20:12,086 王様にお茶の用意を 196 00:20:32,690 --> 00:20:37,361 もしや王妃も兄上のように 毒を盛られたのか? 197 00:20:37,445 --> 00:20:38,321 いいえ 198 00:20:38,946 --> 00:20:41,824 王妃様は もとよりお体が弱く 199 00:20:41,908 --> 00:20:43,868 持病が悪化したのです 200 00:20:45,620 --> 00:20:47,663 どれくらいもちそうだ 201 00:20:49,373 --> 00:20:53,336 生死の問題を むやみに口にはできませんが 202 00:20:55,379 --> 00:20:57,715 長くはもたないかと 203 00:21:14,231 --> 00:21:17,652 府院君に折り入って話がある 204 00:21:24,450 --> 00:21:26,827 何ゆえ尚宮まで払うのですか 205 00:21:28,120 --> 00:21:29,956 つらい話をしますが 206 00:21:30,456 --> 00:21:33,292 どうか最後まで 聞いてください 207 00:21:34,543 --> 00:21:37,004 つらい話ならおやめに 208 00:21:37,088 --> 00:21:38,422 お父様 209 00:22:09,704 --> 00:22:11,247 お話しください 210 00:22:15,376 --> 00:22:18,629 どうやら もうすぐお父様の⸺ 211 00:22:19,213 --> 00:22:22,299 おそばを離れることに なりそうです 212 00:22:24,760 --> 00:22:28,889 いいえ 病のせいで 弱気になっておられるのです 213 00:22:29,390 --> 00:22:32,768 白頭山(ペクトゥサン)から来た 腕利きの占い師が 214 00:22:32,852 --> 00:22:35,855 “王妃様は 100年に一度の四柱で” 215 00:22:35,938 --> 00:22:40,026 “王様のお世継ぎを授かり 天寿を全うする”と 216 00:22:42,486 --> 00:22:44,030 お父様 217 00:22:44,113 --> 00:22:46,157 もう少しだけご辛抱を 218 00:22:46,240 --> 00:22:48,617 全ての財をなげうってでも 219 00:22:48,701 --> 00:22:51,203 名医を探し出しますから 220 00:22:55,374 --> 00:23:00,463 周りはお父様のことを ケチな男だと罵りますが 221 00:23:01,922 --> 00:23:04,467 私には この上なく大らかで 222 00:23:04,967 --> 00:23:07,011 慈愛に満ちた方でした 223 00:23:09,597 --> 00:23:12,725 冥土への道を思うと 224 00:23:13,934 --> 00:23:17,688 心細く 寒心に堪えませんが… 225 00:23:28,074 --> 00:23:31,827 未熟な私をいつも温かく 見守ってくれた⸺ 226 00:23:33,954 --> 00:23:38,042 お父様のぬくもりを 胸に刻んで逝きます 227 00:23:48,761 --> 00:23:49,887 お父様 228 00:23:51,222 --> 00:23:53,224 お願いがございます 229 00:23:54,350 --> 00:23:56,102 聞いてください 230 00:23:58,229 --> 00:24:02,733 息絶える前にムンソン大君を 守ってやりたいのです 231 00:24:05,069 --> 00:24:08,739 大君様を慈しんでいるのは 分かっています 232 00:24:08,823 --> 00:24:11,742 ですが たやすいことではありません 233 00:24:13,160 --> 00:24:17,832 大君が世子(セジャ)になれば 身の安全は保たれますよね? 234 00:24:20,376 --> 00:24:25,256 お父様が朝廷で 王様に申し入れてください 235 00:24:59,373 --> 00:25:02,710 大妃様は 礼節を重んじるお方だ 236 00:25:02,793 --> 00:25:03,836 承知しました 237 00:25:27,443 --> 00:25:29,695 100年ものの山参(サンサム)です 238 00:25:30,571 --> 00:25:32,781 大妃様のご長寿を願い 239 00:25:33,324 --> 00:25:35,743 苦労して手に入れました 240 00:25:37,286 --> 00:25:40,039 ありがたく頂こう 241 00:25:48,297 --> 00:25:49,507 お茶を頼む 242 00:26:08,734 --> 00:26:09,693 それで 243 00:26:10,319 --> 00:26:12,321 姪御(めいご)さんはいくつだね 244 00:26:12,905 --> 00:26:13,906 はい 245 00:26:14,448 --> 00:26:18,702 上は17歳で 下は16歳でございます 246 00:26:21,622 --> 00:26:26,710 2人とも品行方正で 至って健康でございます 247 00:26:28,003 --> 00:26:31,840 我が一族は 男児にも恵まれております 248 00:26:32,675 --> 00:26:34,343 よく分かった 249 00:26:34,843 --> 00:26:36,887 冷める前にお茶を 250 00:26:36,971 --> 00:26:38,222 はい 大妃様 251 00:27:19,096 --> 00:27:21,724 何ゆえ ユ・ヒョンボなのですか 252 00:27:22,474 --> 00:27:25,019 強欲で品格も感じられません 253 00:27:25,603 --> 00:27:27,146 それが理由です 254 00:27:28,063 --> 00:27:31,775 私は横暴な外戚との そしりを受けぬよう 255 00:27:32,276 --> 00:27:35,487 “三ファン”の別称にも 耐えてきましたが 256 00:27:35,571 --> 00:27:37,031 ここまでです 257 00:27:37,823 --> 00:27:39,825 王様をお守りするには 258 00:27:39,908 --> 00:27:41,160 これ以上 259 00:27:41,243 --> 00:27:45,414 権勢を分かつべきでないと 判断しました 260 00:27:49,543 --> 00:27:51,545 賢明な判断ですが⸺ 261 00:27:52,838 --> 00:27:57,343 ミンが黙っていますか? 期待しているだろうに 262 00:27:57,426 --> 00:27:59,678 分かるよう説明せねば 263 00:27:59,762 --> 00:28:01,889 言葉だけで可能ですか? 264 00:28:16,487 --> 00:28:19,406 今 何と おっしゃいましたか? 265 00:28:20,282 --> 00:28:22,159 大君の相手ですと? 266 00:28:22,743 --> 00:28:25,621 私の聞き間違いですよね? 267 00:28:25,704 --> 00:28:27,289 間違いではない 268 00:28:27,373 --> 00:28:29,917 娘さんの相手にどうかね 269 00:28:30,000 --> 00:28:34,463 先日は王妃に迎えると おっしゃったはず 270 00:28:34,546 --> 00:28:38,675 “縁組に関して話し合おう” そう申しただけだ 271 00:28:39,676 --> 00:28:43,305 まさか… ユ・ヒョンボですか? 272 00:28:43,389 --> 00:28:46,016 そなたが知る必要はない 273 00:28:46,683 --> 00:28:48,727 私が何か失態でも? 274 00:28:48,811 --> 00:28:51,313 この婚姻を罰と思うでない 275 00:28:51,397 --> 00:28:52,856 褒美でもない 276 00:28:55,150 --> 00:28:58,821 これまで享受してきたものは 何だと思う 277 00:29:03,075 --> 00:29:05,661 よく考えて返事をくれ 278 00:29:14,628 --> 00:29:15,671 貴様ら! 279 00:29:16,171 --> 00:29:18,465 さっさと開けないか 280 00:29:21,885 --> 00:29:24,388 兄上 何ゆえお怒りなのですか? 281 00:29:25,305 --> 00:29:26,682 怒っておらぬ 282 00:29:27,349 --> 00:29:30,394 兄上 実は客人が 待っています 283 00:29:31,270 --> 00:29:34,189 夜分に訪ねてくるとは失礼な 284 00:29:43,866 --> 00:29:47,119 棋待令(キデリョン)と同副承旨が ここに何の用だ 285 00:29:47,661 --> 00:29:50,289 参議(チャミ)様に碁盤を 渡しに参ったゆえ 286 00:29:50,372 --> 00:29:53,292 ご挨拶したく お待ちしていました 287 00:29:53,375 --> 00:29:56,753 せっかくだが帰ってくれぬか 288 00:29:57,546 --> 00:29:59,006 疲れておるのだ 289 00:30:00,090 --> 00:30:04,553 縁組の件が王妃の座ではなく 驚かれたようですね 290 00:30:07,222 --> 00:30:08,974 お前が話したのか? 291 00:30:09,475 --> 00:30:11,477 私じゃありません 292 00:30:12,144 --> 00:30:15,647 でも 誠に 王妃の座ではないと? 293 00:30:17,149 --> 00:30:21,153 領府事様は大君様との婚姻を 提案されたはず 294 00:30:23,614 --> 00:30:25,157 碁盤は口実か 295 00:30:26,658 --> 00:30:28,285 中でお話を 296 00:30:32,706 --> 00:30:36,376 大君様との婚姻を お受け入れください 297 00:30:36,460 --> 00:30:39,880 蓑(みの)を着て 火事場へ入れと言うのか 298 00:30:39,963 --> 00:30:40,964 兄上 299 00:30:41,048 --> 00:30:44,635 拒めばどうなるか お分かりでしょう 300 00:30:44,718 --> 00:30:46,762 一族滅亡は免れぬ 301 00:30:46,845 --> 00:30:51,099 領府事様は何ゆえ我が一族に さような仕打ちを? 302 00:30:51,183 --> 00:30:55,521 領府事様は府院君と 兵曹判書(ピョンジョパンソ)という両翼を得て 303 00:30:55,604 --> 00:30:56,980 王様を即位させ 304 00:30:57,064 --> 00:31:01,318 三ファンの別称に隠れ 朝廷を牛耳ってきました 305 00:31:01,818 --> 00:31:04,613 ですが草庵が現れたゆえ 306 00:31:05,197 --> 00:31:07,616 権勢の独占を考えたはず 307 00:31:07,699 --> 00:31:10,953 大君様との縁組を 提案したのは 308 00:31:11,036 --> 00:31:15,541 兵権を握る兵曹判書様の 衰勢が狙いです 309 00:31:15,624 --> 00:31:19,086 一族から王妃が出ると 勢力が増すゆえ 310 00:31:19,169 --> 00:31:21,922 芽を摘もうと 先手を打ったのか 311 00:31:22,756 --> 00:31:24,299 つまり何だ 312 00:31:24,383 --> 00:31:26,718 領府事様が捨てた両翼を 313 00:31:28,053 --> 00:31:29,805 ムンソン大君様に 314 00:31:30,430 --> 00:31:31,723 そして大君様を 315 00:31:32,766 --> 00:31:35,185 王位を継ぐ世子にします 316 00:31:37,104 --> 00:31:40,732 兵曹判書様の選択に 懸かっています 317 00:31:42,484 --> 00:31:44,194 容易ではない 318 00:31:45,612 --> 00:31:50,367 世子の冊立(さくりつ)を口にしただけで 謀反と見なされる 319 00:31:51,326 --> 00:31:55,372 いずれにせよ 一族滅亡は免れません 320 00:31:57,666 --> 00:31:58,667 違いますか? 321 00:32:05,924 --> 00:32:08,051 王様の意中を探らねば 322 00:32:19,563 --> 00:32:20,731 棋待令 323 00:32:22,482 --> 00:32:23,942 王様がお呼びだ 324 00:32:24,526 --> 00:32:25,527 ついてまいれ 325 00:32:31,742 --> 00:32:34,077 早くそうすべきだったが 326 00:32:34,578 --> 00:32:36,872 まだ廷議を経ておらぬ 327 00:32:37,372 --> 00:32:41,877 では まず具体策を講じ ご報告いたします 328 00:32:41,960 --> 00:32:43,337 そうしてくれ 329 00:32:43,837 --> 00:32:46,256 では失礼いたします 330 00:32:59,686 --> 00:33:02,314 王様 棋待令が参りました 331 00:33:22,334 --> 00:33:24,753 何ゆえ余を見つめておる 332 00:33:26,421 --> 00:33:27,923 失礼いたしました 333 00:33:29,132 --> 00:33:31,885 昨夜はご傷心のようでしたが 334 00:33:33,595 --> 00:33:36,765 明るいお顔を拝見でき 安心しました 335 00:33:38,600 --> 00:33:42,062 人の心は実に移ろいやすい 336 00:33:43,355 --> 00:33:45,899 “愛する時は 生きることを願い” 337 00:33:47,067 --> 00:33:49,444 “憎む時は死ぬことを願う” 338 00:33:51,488 --> 00:33:55,158 “生きることを願ったのに 死を願う” 339 00:33:57,119 --> 00:33:58,996 “それが惑いだ” 340 00:34:02,290 --> 00:34:05,585 先王が好まれていた 聖賢の言葉だ 341 00:34:06,461 --> 00:34:10,172 今まで王への訓戒と 受け止めていたが 342 00:34:11,507 --> 00:34:12,884 ようやく分かった 343 00:34:14,969 --> 00:34:16,929 木は死んでしまったが 344 00:34:18,264 --> 00:34:23,687 余の心のどこかに根を下ろし 育ち続けるだろう 345 00:34:25,897 --> 00:34:28,024 そう思うと気が楽に 346 00:34:30,860 --> 00:34:34,239 木があった場所は 空けておくのですか? 347 00:34:34,322 --> 00:34:36,824 他の木を植えるよう命じた 348 00:34:37,784 --> 00:34:40,161 燃えて灰となった桃の木が 349 00:34:43,206 --> 00:34:45,333 いい肥やしとなるだろう 350 00:34:52,007 --> 00:34:56,762 いい肥やしになるゆえ 他の木を植えるよう命じた? 351 00:34:58,972 --> 00:35:00,599 どういう意味だ 352 00:35:00,682 --> 00:35:04,728 王位を継ぐ者を お探しになるという意味かと 353 00:35:05,979 --> 00:35:08,899 それが大君だと 何ゆえ確信を? 354 00:35:09,483 --> 00:35:13,695 王様の意にかなう者が 大君様以外にいません 355 00:35:15,530 --> 00:35:17,657 考えもしなかった 356 00:35:18,283 --> 00:35:20,452 大君を見込んでいるとは… 357 00:35:20,952 --> 00:35:23,330 兄上に知らせてくれ 358 00:35:24,331 --> 00:35:25,415 分かった 359 00:35:25,999 --> 00:35:27,626 だが約束はできぬ 360 00:35:27,709 --> 00:35:31,421 兄上は 極めて用心深い性格ゆえ 361 00:35:32,422 --> 00:35:33,298 分かってる 362 00:35:35,884 --> 00:35:38,053 あの碁盤だが 気に入った 363 00:35:38,136 --> 00:35:41,223 今度 王様に内緒で賭碁(かけご)を 364 00:35:41,306 --> 00:35:42,390 分かりました 365 00:35:42,474 --> 00:35:45,519 心に留めておきます 366 00:35:54,194 --> 00:35:57,280 ミン・ジファンは この提案を拒むだろう 367 00:35:57,948 --> 00:36:02,035 私ですら王が大君様を 見込んでいるとは思えぬ 368 00:36:02,869 --> 00:36:04,871 ミンが信じるはずない 369 00:36:04,955 --> 00:36:06,122 確かです 370 00:36:07,040 --> 00:36:10,335 王は大君様を見込んでいます 371 00:36:11,753 --> 00:36:16,216 先日 大君様の言葉を 伝えてくれた時も思ったが 372 00:36:17,884 --> 00:36:22,305 どうやらそなたは 王を信じたいのであろう 373 00:37:10,604 --> 00:37:11,479 府院君様 374 00:37:17,068 --> 00:37:19,946 王妃様のご病状は いかがですか 375 00:37:20,030 --> 00:37:24,492 王妃の座がいつ空くのか 気になるのか? 376 00:37:26,203 --> 00:37:30,415 信じないでしょうが 私もやるせない気持ちです 377 00:37:31,917 --> 00:37:33,501 領府事様は 378 00:37:34,502 --> 00:37:38,006 ユの一族から 王妃を選ぶようだ 379 00:37:42,427 --> 00:37:44,262 察してはいました 380 00:37:52,938 --> 00:37:56,066 私は王妃様のご要望に従い 王様に⸺ 381 00:37:56,650 --> 00:37:59,277 大君の世子冊立を上奏する 382 00:38:00,153 --> 00:38:02,072 意を共にせぬか? 383 00:38:03,740 --> 00:38:06,159 あの世へ私を道連れに? 384 00:38:06,243 --> 00:38:08,536 こうとなれば一か八かだ 385 00:38:09,120 --> 00:38:11,456 使い捨ては御免だ 386 00:38:31,309 --> 00:38:35,647 ムンソン大君との婚姻を お受けいたします 387 00:38:37,649 --> 00:38:39,276 条件を申せ 388 00:38:40,110 --> 00:38:44,155 兵曹判書から 転官させてください 389 00:38:44,239 --> 00:38:45,073 私を⸺ 390 00:38:46,866 --> 00:38:48,827 成均館(ソンギュングァン)の大司成(テサソン)に 391 00:38:49,411 --> 00:38:53,415 実権を手放す代わりに 家門を守らせてくれと? 392 00:38:54,332 --> 00:38:58,586 領府事様の 脅威になりたくないのです 393 00:39:00,588 --> 00:39:01,631 よかろう 394 00:39:02,716 --> 00:39:03,842 さように 395 00:39:30,243 --> 00:39:32,370 どう考えても怪しいです 396 00:39:32,954 --> 00:39:36,041 黙って従うような 人間ではないはず 397 00:39:36,624 --> 00:39:41,755 構わん ミン家は朝廷で 二度と権力を振るえぬ 398 00:39:43,256 --> 00:39:47,302 明日の朝会で そなたが上奏せよ 399 00:39:47,385 --> 00:39:51,431 “大君に妻を娶(めと)らせ 王宮から送り出すべきだ” 400 00:39:52,098 --> 00:39:53,224 さようにな 401 00:39:54,976 --> 00:39:56,311 承知しました 402 00:40:13,703 --> 00:40:14,913 もう十分だ 403 00:40:17,665 --> 00:40:19,876 下がって休みなさい 404 00:40:22,128 --> 00:40:23,588 私は平気です 405 00:40:24,798 --> 00:40:27,801 お眠りになるまで おそばにいます 406 00:41:01,835 --> 00:41:05,964 官署ごとの不正を正すのは 日数を要します 407 00:41:06,047 --> 00:41:07,090 その前に 408 00:41:07,632 --> 00:41:11,719 民心を落ち着かせる 何らかの措置が必要かと 409 00:41:14,931 --> 00:41:16,599 これまで災害時は 410 00:41:16,683 --> 00:41:17,350 大赦(たいしゃ)令により 安定を図りました 411 00:41:17,350 --> 00:41:19,352 大赦(たいしゃ)令により 安定を図りました 大赦令:罪人の 赦免を求める王の命令 412 00:41:19,352 --> 00:41:21,062 大赦令:罪人の 赦免を求める王の命令 413 00:41:21,062 --> 00:41:21,396 大赦令:罪人の 赦免を求める王の命令 罪人を放免し 救助米を給すれば 414 00:41:21,396 --> 00:41:23,940 罪人を放免し 救助米を給すれば 415 00:41:24,023 --> 00:41:28,862 民心をかき乱す 噂を鎮めるのに効果的かと 416 00:41:28,945 --> 00:41:31,531 急場しのぎの策では 限りがある 417 00:41:31,614 --> 00:41:34,117 他の意見はないのか 418 00:41:42,333 --> 00:41:46,004 ひと言 申し上げても よろしいでしょうか 419 00:41:48,339 --> 00:41:49,299 申せ 420 00:42:04,731 --> 00:42:06,107 こたびの怪事は 421 00:42:07,275 --> 00:42:11,404 この私と我が家門に 責任がございます 422 00:42:12,488 --> 00:42:14,240 何を申しておる 423 00:42:15,450 --> 00:42:19,204 王様に世継ぎがおり 国礎が強固であれば 424 00:42:19,704 --> 00:42:23,666 天が雷を落とすことは なかったでしょう 425 00:42:24,500 --> 00:42:28,630 民心も ここまで揺らぎは しなかったはずです 426 00:42:30,256 --> 00:42:35,011 折あしく王妃様の病も 悪化するばかりです 427 00:42:36,262 --> 00:42:40,558 これは私と 我が家門の罪に ほかなりません 428 00:42:40,642 --> 00:42:41,684 義父(ちち)上 429 00:42:44,729 --> 00:42:46,522 さように思うでない 430 00:42:46,606 --> 00:42:51,236 余は一度も義父上のせいだと 思ったことはない 431 00:42:54,113 --> 00:42:59,118 王様が かように私を いたわってくださるゆえ 432 00:43:00,995 --> 00:43:05,041 勇を鼓(こ)し 王様に申し入れます 433 00:43:09,504 --> 00:43:10,588 王様 434 00:43:12,840 --> 00:43:15,510 このとおりでございます 435 00:43:17,303 --> 00:43:20,098 ムンソン大君を世子に立て 436 00:43:21,099 --> 00:43:24,185 我が国の 明日をお守りください 437 00:43:25,061 --> 00:43:26,271 王様 438 00:43:26,771 --> 00:43:28,231 府院君の上奏は 439 00:43:28,314 --> 00:43:30,984 この国と王様を害するもので 440 00:43:31,734 --> 00:43:34,571 逆賊の言葉と 何ら変わりません 441 00:43:34,654 --> 00:43:37,240 直ちに府院君への尋問を命じ 442 00:43:37,323 --> 00:43:40,660 大逆罪で厳罰に処すべきです 443 00:43:52,589 --> 00:43:55,258 皆 領府事と同じ考えかね? 444 00:44:02,557 --> 00:44:06,936 私はこの上奏を 受け入れるべきだと考えます 445 00:44:07,604 --> 00:44:08,563 大司憲 446 00:44:09,063 --> 00:44:10,690 考え直すのだ 447 00:44:11,691 --> 00:44:16,070 逆賊に同調すれば そなたも逆賊と見なされる 448 00:44:16,154 --> 00:44:17,071 大司憲 449 00:44:19,699 --> 00:44:22,410 受け入れるべき理由は何だ 450 00:44:23,202 --> 00:44:27,832 大君を世継ぎとすれば 3つの利がございます 451 00:44:28,958 --> 00:44:29,834 一つ 452 00:44:29,917 --> 00:44:33,004 大君が世子になれば 国礎が強固になり 453 00:44:33,087 --> 00:44:36,549 二つ 民の不安が払拭されます 454 00:44:36,633 --> 00:44:37,592 三つ 455 00:44:38,134 --> 00:44:40,720 あしき噂も鎮まるでしょう 456 00:44:41,220 --> 00:44:43,598 これ以上の妙案はないかと 457 00:44:43,681 --> 00:44:46,351 たわけたことを言うでない 458 00:44:47,060 --> 00:44:49,937 ムンソン大君は先王の子だ 459 00:44:50,563 --> 00:44:53,024 万一 大君が世子になれば 460 00:44:53,107 --> 00:44:55,401 王様のご即位が不当となり 461 00:44:56,277 --> 00:45:00,406 民の目にも さように映るであろう 462 00:45:00,490 --> 00:45:04,077 これは王様のご治世を 危うくし 463 00:45:04,160 --> 00:45:07,622 逆賊どもに謀反の口実を 与えることになる 464 00:45:07,705 --> 00:45:09,457 それはご心配なく 465 00:45:16,047 --> 00:45:20,093 王様が大君を養子に迎え 世子に冊立なされば 466 00:45:20,176 --> 00:45:22,261 解決する問題です 467 00:45:23,888 --> 00:45:26,766 違いますか? 領府事様 468 00:45:27,475 --> 00:45:28,685 王様 469 00:45:29,268 --> 00:45:33,314 私も さような気持ちで 申し上げたのです 470 00:45:34,315 --> 00:45:36,401 最後のお願いです 471 00:45:37,860 --> 00:45:40,196 王妃様が下世なさる前に 472 00:45:40,863 --> 00:45:43,449 ムンソン大君を世継ぎとし 473 00:45:44,283 --> 00:45:48,496 供養できるように なさってください 474 00:46:22,196 --> 00:46:24,532 王様のおなり 475 00:46:42,758 --> 00:46:45,511 王様 お許しください 476 00:46:45,595 --> 00:46:48,306 身なりを 整えられませんでした 477 00:46:49,640 --> 00:46:51,684 そのままで構わぬ 478 00:46:54,145 --> 00:46:55,772 聞きたいことがある 479 00:47:03,613 --> 00:47:04,864 下がっておれ 480 00:47:19,003 --> 00:47:20,296 今日 便殿(ピョンジョン)で 481 00:47:21,297 --> 00:47:22,840 義父上が 482 00:47:25,968 --> 00:47:28,888 大君の世子冊立を上奏した 483 00:47:34,894 --> 00:47:36,521 知っていたのか? 484 00:47:40,733 --> 00:47:42,527 私が望んだのです 485 00:47:44,320 --> 00:47:45,696 理由は何だ 486 00:47:54,080 --> 00:47:55,039 私は 487 00:47:55,998 --> 00:47:57,917 王様には罪人であり 488 00:47:59,460 --> 00:48:02,839 府院君には親不孝者です 489 00:48:02,922 --> 00:48:04,048 めっそうもない 490 00:48:09,887 --> 00:48:11,806 さようなことを申すな 491 00:48:20,773 --> 00:48:23,401 王様が かように温かいお方だと 492 00:48:25,486 --> 00:48:27,196 今頃 気づくなんて… 493 00:48:27,697 --> 00:48:28,781 余のせいだ 494 00:48:30,908 --> 00:48:31,951 余は 495 00:48:32,994 --> 00:48:34,328 王妃にとって⸺ 496 00:48:37,832 --> 00:48:40,418 ろくな夫ではなかった 497 00:48:45,298 --> 00:48:46,340 いいえ 498 00:48:48,551 --> 00:48:51,053 王様のせいではありません 499 00:48:53,723 --> 00:48:55,933 ご下問にお答えします 500 00:48:57,351 --> 00:48:58,394 私は 501 00:48:58,978 --> 00:49:01,230 息絶える前に王妃として 502 00:49:02,481 --> 00:49:05,651 王様の憂いを 払いたかったのです 503 00:49:06,652 --> 00:49:08,070 また さすれば 504 00:49:08,571 --> 00:49:12,199 大君を守ってやれると 思ったのです 505 00:49:15,494 --> 00:49:18,623 誠に王妃の意であったと? 506 00:49:19,874 --> 00:49:20,917 はい 507 00:49:21,917 --> 00:49:22,960 私の⸺ 508 00:49:25,212 --> 00:49:26,589 意でございます 509 00:49:30,343 --> 00:49:34,513 ご納得がいかぬなら お退けください 510 00:49:36,140 --> 00:49:39,852 罪を問われるなら この私に問うてください 511 00:49:41,145 --> 00:49:42,188 どうか⸺ 512 00:49:43,648 --> 00:49:48,819 府院君と大君には 罪を問わないでください 513 00:50:02,333 --> 00:50:03,793 映翠亭(ヨンチジョン)に行く 514 00:50:03,876 --> 00:50:05,544 棋待令を呼べ 515 00:50:05,628 --> 00:50:06,629 はい 王様 516 00:50:22,895 --> 00:50:24,480 府院君の上奏だが 517 00:50:26,399 --> 00:50:28,776 お前が王妃に助言を? 518 00:50:32,279 --> 00:50:33,114 はい 519 00:50:34,699 --> 00:50:37,660 大君様の身を 案じておられたゆえ 520 00:50:38,536 --> 00:50:39,954 私がご提案を 521 00:50:40,037 --> 00:50:42,957 事の重大さを 分かっておるのか? 522 00:50:43,040 --> 00:50:47,086 朝廷が腹を決めれば 府院君はもちろん大君まで 523 00:50:47,628 --> 00:50:50,840 反逆者と見なされ 死に追いやられる 524 00:50:51,424 --> 00:50:53,259 おっしゃいましたよね 525 00:50:54,010 --> 00:50:56,011 灰となった桃の木を見て 526 00:50:56,095 --> 00:50:59,306 “新しい木の いい肥やしになる”と 527 00:51:01,183 --> 00:51:03,728 余の心まで読む気か? 528 00:51:05,771 --> 00:51:08,149 私には はっきり見えます 529 00:51:10,067 --> 00:51:11,819 だまされません 530 00:51:21,037 --> 00:51:23,414 余を揺さぶるでない 531 00:51:28,377 --> 00:51:29,920 お前が危うくなる 532 00:51:34,759 --> 00:51:36,510 王様 サンファです 533 00:51:41,932 --> 00:51:44,602 大妃様が急ぎお会いしたいと 534 00:51:47,980 --> 00:51:49,064 分かった 535 00:52:15,758 --> 00:52:19,637 今すぐ府院君と 兵曹判書 ミン・ジファン 536 00:52:19,720 --> 00:52:23,974 キム・ジェナムを罷免(ひめん)し 罰せねばなりません 537 00:52:24,058 --> 00:52:27,311 王妃もその座を廃し 追放するのです 538 00:52:34,902 --> 00:52:36,070 主上 539 00:52:36,153 --> 00:52:39,657 まさか大君を 養子に迎える気ですか? 540 00:52:39,740 --> 00:52:41,408 申し上げたように 541 00:52:41,992 --> 00:52:44,453 世継ぎをもうけるのは難しく 542 00:52:44,537 --> 00:52:49,041 最も近しい肉親は 大君の他にいません 543 00:52:49,124 --> 00:52:50,417 それは違う 544 00:52:51,085 --> 00:52:55,381 主上がその気になれば いくらでも子をもうけられる 545 00:52:58,092 --> 00:52:59,385 恐れ入りますが 546 00:53:01,262 --> 00:53:03,681 もう心は定まりました 547 00:53:06,934 --> 00:53:08,018 大君を 548 00:53:08,978 --> 00:53:10,771 世子に立てます 549 00:53:12,022 --> 00:53:14,233 私の目の黒いうちは 550 00:53:15,985 --> 00:53:17,653 そうはさせません 551 00:53:52,354 --> 00:53:56,942 王様が府院君の上奏を 受け入れるでしょうか 552 00:53:58,360 --> 00:53:59,236 はい 553 00:53:59,320 --> 00:54:03,282 大司憲の諫言が 効いたようです 554 00:54:03,365 --> 00:54:07,953 民心を落ち着かせるには 最適の策かと 555 00:54:08,579 --> 00:54:11,040 随分とのんきなことを 556 00:54:11,957 --> 00:54:15,085 ダメなものダメだと言わねば 557 00:54:15,169 --> 00:54:17,463 その態度は何だね 558 00:54:21,926 --> 00:54:23,469 もどかしくてつい… 559 00:54:24,470 --> 00:54:25,679 お許しを 560 00:54:26,680 --> 00:54:27,848 我々は 561 00:54:27,932 --> 00:54:32,186 王様がお認めになれば それに従うつもりだ 562 00:54:47,493 --> 00:54:48,410 領府事様 563 00:54:48,494 --> 00:54:50,329 どうなさる気ですか? 564 00:55:06,679 --> 00:55:07,596 領府事様 565 00:55:29,451 --> 00:55:30,911 今は結構です 566 00:55:31,453 --> 00:55:33,247 今度 濛雨(モンウ)が降れば 567 00:55:33,914 --> 00:55:35,791 その時に頂きます 568 00:55:37,084 --> 00:55:38,085 分かった 569 00:55:40,045 --> 00:55:42,172 その時まで預かろう 570 00:56:45,194 --> 00:56:46,111 こやつめ 571 00:56:46,612 --> 00:56:47,738 何のまねだ 572 00:56:48,614 --> 00:56:50,199 剣をしまわぬか 573 00:56:50,699 --> 00:56:53,285 王様 いかがいたしますか? 574 00:56:56,997 --> 00:56:58,040 領府事 575 00:56:59,708 --> 00:57:04,254 ここは私の許しなく 立ち入れぬことをお忘れで? 576 00:57:06,048 --> 00:57:10,094 単独で王様に拝謁したく 参ったのです 577 00:57:13,597 --> 00:57:14,515 下がれ 578 00:57:24,608 --> 00:57:25,609 王様 579 00:57:26,110 --> 00:57:29,488 誠に府院君の申し入れを お認めに? 580 00:57:29,571 --> 00:57:30,948 そのつもりです 581 00:57:31,615 --> 00:57:35,035 噂を鎮めるための 大司憲の諫言は 582 00:57:35,119 --> 00:57:37,412 理にかなっています 583 00:57:37,496 --> 00:57:39,540 浅はかなお考えです 584 00:57:40,624 --> 00:57:44,211 私のこれまでの労は どうなるのですか 585 00:57:44,795 --> 00:57:49,508 下野していた者に 振り回されてはなりません 586 00:57:49,591 --> 00:57:51,343 容認しかねます 587 00:57:51,426 --> 00:57:54,471 どうか目をお覚ましください 588 00:58:06,400 --> 00:58:08,735 国王の伯父たる者が… 589 00:58:13,240 --> 00:58:17,244 恐れ多くも誰に向かって 指図をしておるのだ 590 00:58:22,040 --> 00:58:23,250 お許しを 591 00:58:24,042 --> 00:58:25,002 私はただ… 592 00:58:25,085 --> 00:58:26,086 伯父上には 593 00:58:27,421 --> 00:58:31,884 余が今なお母上にむずかる 幼子に見えるのですね 594 00:58:33,010 --> 00:58:34,553 それは違います 595 00:58:34,636 --> 00:58:35,929 私はただ 596 00:58:36,013 --> 00:58:40,642 王様が奸臣(かんしん)どもの発言に 聞く耳を持たれたことが… 597 00:58:40,726 --> 00:58:41,768 黙れ! 598 00:58:47,274 --> 00:58:49,610 余のために何をしたと? 599 00:58:49,693 --> 00:58:52,321 毎度 恩を着せずに 申してみよ 600 00:58:57,534 --> 00:58:58,827 世子の冊立は 601 00:58:59,328 --> 00:59:03,832 政局の混乱を打開するための 計略にすぎぬ 602 00:59:06,335 --> 00:59:09,713 民心が落ち着けば 世子を廃して追放し 603 00:59:09,796 --> 00:59:11,340 葬ればよいだけだ 604 00:59:11,840 --> 00:59:15,469 伯父上のほうこそ 目を覚ましたまえ 605 00:59:16,678 --> 00:59:19,264 今度 余を愚弄(ぐろう)し 606 00:59:19,932 --> 00:59:21,391 無礼を働けば 607 00:59:22,851 --> 00:59:26,271 大妃様がかばおうとも 座視はせぬ 608 00:59:27,773 --> 00:59:29,816 世子を廃する時に 609 00:59:30,609 --> 00:59:32,277 朝廷が反対すれば 610 00:59:33,737 --> 00:59:35,447 どうなさいますか? 611 00:59:43,288 --> 00:59:44,915 余はこの国の王だ 612 00:59:47,334 --> 00:59:49,294 王は恥辱とは無縁だ 613 00:59:50,295 --> 00:59:53,840 余に抗(あらが)う者どもは 生かしておかぬ 614 00:59:53,924 --> 00:59:54,883 それは⸺ 615 00:59:55,384 --> 00:59:58,637 血を分けた肉親も 例外ではない 616 01:00:10,399 --> 01:00:12,150 ようやく分かった 617 01:00:13,110 --> 01:00:16,697 亡き兄上が 何ゆえあれほど余を憎み 618 01:00:16,780 --> 01:00:18,282 死を望んだのか 619 01:00:19,950 --> 01:00:21,451 王の権勢は 620 01:00:22,786 --> 01:00:24,955 誰とも分かち合えぬ 621 01:01:45,035 --> 01:01:47,287 王様 大君様がおいでです 622 01:01:48,038 --> 01:01:49,122 通せ 623 01:02:04,763 --> 01:02:05,806 受け取れ 624 01:02:07,140 --> 01:02:09,476 お前を余の息子とし 625 01:02:10,769 --> 01:02:14,189 この国の世子にするという 証しだ 626 01:02:22,781 --> 01:02:26,702 王様の息子として 誠心誠意 王様に仕え 627 01:02:27,285 --> 01:02:30,539 世子の務めを果たすことを 誓います 628 01:02:52,394 --> 01:02:55,647 これからは母上と お呼びいたします 629 01:02:59,901 --> 01:03:03,071 お祝い申し上げます 王妃様 630 01:03:06,783 --> 01:03:07,826 これも皆⸺ 631 01:03:08,869 --> 01:03:10,829 お父様のおかげです 632 01:03:14,207 --> 01:03:17,961 もう思い残すことは ございません 633 01:03:40,901 --> 01:03:41,943 王妃様 634 01:03:43,820 --> 01:03:45,155 母上… 635 01:03:45,864 --> 01:03:48,825 王妃様 636 01:03:49,326 --> 01:03:50,452 母上 637 01:03:51,328 --> 01:03:53,079 母上 638 01:03:54,039 --> 01:03:55,582 母上 639 01:04:14,392 --> 01:04:16,478 王妃様… 640 01:04:22,609 --> 01:04:24,027 王妃様… 641 01:04:42,170 --> 01:04:44,256 王妃様が崩御された 642 01:04:48,385 --> 01:04:52,973 葬礼を執り行う間は 参内せぬようにと 643 01:04:55,433 --> 01:04:56,685 承知しました 644 01:05:36,016 --> 01:05:37,183 時が来ました 645 01:05:39,019 --> 01:05:42,564 このままでは 大君様の命が危うくなります 646 01:05:43,982 --> 01:05:45,609 ご決断を 647 01:05:49,029 --> 01:05:50,196 世子の冊立は 648 01:05:50,697 --> 01:05:54,659 政局の混乱を打開するための 計略にすぎぬ 649 01:05:57,579 --> 01:06:01,082 民心が落ち着けば 世子を廃して追放し 650 01:06:01,166 --> 01:06:02,917 葬ればよいだけだ 651 01:06:03,001 --> 01:06:06,713 伯父上のほうこそ 目を覚ましたまえ 652 01:06:11,134 --> 01:06:12,177 お嬢様 653 01:06:18,558 --> 01:06:19,684 私がやる 654 01:06:21,770 --> 01:06:26,399 私が始めたことゆえ 私がカタをつける 655 01:06:27,233 --> 01:06:28,610 なりません 656 01:06:29,402 --> 01:06:32,822 この手で王の息の根を 止めてこそ 657 01:06:34,908 --> 01:06:37,327 ホンジャンの無念を 晴らせます 658 01:06:50,966 --> 01:06:51,966 分かった 659 01:06:54,302 --> 01:06:55,303 そうしろ 660 01:07:40,265 --> 01:07:41,307 お嬢様 661 01:07:45,603 --> 01:07:46,771 お嬢様 662 01:07:57,490 --> 01:07:58,908 私が傲慢(ごうまん)だった 663 01:08:02,537 --> 01:08:04,789 私は3年前に死んだゆえ 664 01:08:07,250 --> 01:08:10,628 失うものも 怖いものも ないと思っていた 665 01:08:15,049 --> 01:08:16,885 だが まだ残っていた 666 01:08:20,095 --> 01:08:22,140 ヒスとして生きたい気持ちが 667 01:08:27,060 --> 01:08:29,064 王を信じたい気持ちが… 668 01:08:37,363 --> 01:08:39,282 この気持ちを⸺ 669 01:08:42,077 --> 01:08:43,495 どうすればいい 670 01:08:49,000 --> 01:08:52,504 どうしましょう 可哀想なお嬢様… 671 01:09:21,366 --> 01:09:26,203 不幸があった余よりも ひどい顔をしておるな 672 01:09:28,497 --> 01:09:32,794 王妃様に 罪を犯した身ですから 673 01:09:34,504 --> 01:09:36,881 王妃はお前を信頼していた 674 01:09:38,841 --> 01:09:41,469 苦しむのを望まぬはずだ 675 01:09:46,265 --> 01:09:47,475 この前 私に 676 01:09:49,978 --> 01:09:52,229 “呼べばいつでも 駆けつける”と 677 01:09:54,816 --> 01:09:55,984 今宵(こよい)⸺ 678 01:09:58,486 --> 01:10:00,155 お会いしたいです 679 01:10:02,407 --> 01:10:04,117 余も同じ気持ちだ 680 01:10:10,707 --> 01:10:14,502 では あの場所で お待ちしています 681 01:10:31,060 --> 01:10:35,273 王を先に通し 間を置いてお入りください 682 01:10:37,901 --> 01:10:38,902 私は 683 01:10:39,652 --> 01:10:43,448 王を狙い隠れていた 名も知らぬ刺客です 684 01:10:45,158 --> 01:10:47,535 お嬢様は何も知らぬのです 685 01:10:48,411 --> 01:10:49,495 いいですね? 686 01:10:53,666 --> 01:10:55,209 ホンジャンに会ったら 687 01:10:58,129 --> 01:10:59,672 よろしく伝えてくれ 688 01:11:07,180 --> 01:11:08,264 分かりました 689 01:12:24,549 --> 01:12:26,092 外で待っていろ 690 01:12:26,175 --> 01:12:27,176 はい 王様 691 01:12:59,292 --> 01:13:00,293 余が… 692 01:13:04,672 --> 01:13:07,091 お前を 大層 苦しめたようだな 693 01:13:15,641 --> 01:13:19,020 いかにすれば その涙を止められるのだ 694 01:14:01,687 --> 01:14:02,939 どうしたのだ 695 01:14:13,866 --> 01:14:15,993 震えているではないか 696 01:14:22,083 --> 01:14:23,376 お入りになっては⸺ 697 01:14:27,630 --> 01:14:28,756 なりません 698 01:14:37,014 --> 01:14:39,851 他の情人が いるとでもいうのか? 699 01:14:46,524 --> 01:14:47,733 もしくは… 700 01:14:52,697 --> 01:14:54,991 余を狙う刺客がいるのか? 701 01:15:42,371 --> 01:15:45,208 魅惑の人 702 01:15:45,708 --> 01:15:48,419 もしや王様に 何かあったのか? 703 01:15:48,503 --> 01:15:52,006 傷により気絶されたのは 王様ですか? 704 01:15:52,089 --> 01:15:54,217 チナン大君を 思うのなら 705 01:15:54,300 --> 01:15:55,927 王の女人になれ 706 01:15:56,010 --> 01:15:59,931 先王を殺したのは 誰か知っておろう 707 01:16:00,014 --> 01:16:02,767 死力を尽くし ここまで来たのか 708 01:16:02,850 --> 01:16:04,852 王様は今どちらに? 709 01:16:05,353 --> 01:16:08,189 私に恐れを抱き 愛想が尽きて 710 01:16:08,272 --> 01:16:10,691 私を殺そうと 決心したのだな 711 01:16:11,400 --> 01:16:14,278 王様を恨むカン・モンウ キム・ミョンハが 712 01:16:14,362 --> 01:16:16,489 弑逆(しいぎゃく)を唆したのです 713 01:16:16,572 --> 01:16:18,699 重臣らを招集せよ 714 01:16:18,783 --> 01:16:21,410 逆賊を尋問する 715 01:16:21,494 --> 01:16:26,499 日本語字幕 崔 慧順