1 00:00:06,139 --> 00:00:10,277 (香子)みんな どうしてるかなぁ。 2 00:00:10,277 --> 00:00:14,281 久しぶりっと。 3 00:00:16,617 --> 00:00:19,920 あっ 既読ついた! 4 00:00:21,488 --> 00:00:25,959 返信! 返信 来い。 返信 来い! 5 00:00:25,959 --> 00:00:29,830 ん~ う~ん…。 6 00:00:29,830 --> 00:00:32,833 (ため息) 7 00:00:32,833 --> 00:00:35,836 こんな時は…。 8 00:00:40,307 --> 00:00:42,609 うん。 9 00:00:45,646 --> 00:00:48,649 だよね~? 10 00:00:53,987 --> 00:00:56,323 うん。 11 00:00:56,323 --> 00:00:59,026 よ~し! 12 00:01:03,130 --> 00:01:06,600 (宣旨の君)「昨日の小麻呂の写真 見て下さって?」。 13 00:01:06,600 --> 00:01:08,936 (大納言の君)「見ました 見ました~!」。 14 00:01:08,936 --> 00:01:12,806 (宰相の君)「すっごいかわいかったです」。 「そうでしょう」。ごきげんよう。 15 00:01:12,806 --> 00:01:15,509 「あら 来たのね」。 「ああ…」。 16 00:01:17,277 --> 00:01:21,148 「皆様 ごきげんよう」。 (3人)「ごきげんよう」。 17 00:01:21,148 --> 00:01:23,951 「今朝は 道長様からです。➡ 18 00:01:23,951 --> 00:01:27,621 また花の写真が送られてきました。➡ 19 00:01:27,621 --> 00:01:31,291 何か意味があると思うんだけど➡ 20 00:01:31,291 --> 00:01:33,961 何て返せばいいかしら?」。 21 00:01:33,961 --> 00:01:37,631 「こういうのは 新人に任せておけばいいんじゃない?」。 22 00:01:37,631 --> 00:01:43,971 「そうそう 女だけど漢字が読めるほど インテリでいらっしゃるんでしょう?」。 23 00:01:43,971 --> 00:01:48,642 「『源氏何ちゃら』っていう物語が 大層面白いそうですし」。 24 00:01:48,642 --> 00:01:52,512 「う~ん。 どうなの? 新人」。 25 00:01:52,512 --> 00:01:56,516 はい。 わ~っ すみません! 26 00:01:56,516 --> 00:02:00,587 間違えて 御簾上げちゃいました~。 27 00:02:00,587 --> 00:02:03,490 (笑い声) あ~ 恥ずかしい! 28 00:02:03,490 --> 00:02:08,261 「あなた 何やってるのよ。 髪の毛ボッサボサじゃない。➡ 29 00:02:08,261 --> 00:02:12,599 道長様から 花の写真が送られてきたんだけど➡ 30 00:02:12,599 --> 00:02:14,935 どういう意味だか分かるかしら?」。 31 00:02:14,935 --> 00:02:17,838 えっと 菜の花でしたっけ? 32 00:02:17,838 --> 00:02:21,274 (笑い声) 「何言ってるの?➡ 33 00:02:21,274 --> 00:02:23,610 女郎花よ」。 34 00:02:23,610 --> 00:02:26,513 「式部さんって思ったより あれなのね」。 35 00:02:26,513 --> 00:02:31,284 「もっと気取った人だと思ってたわ」。 「うん」。 36 00:02:31,284 --> 00:02:35,956 気取ろうと思ってたんですけど バレちゃいました~? 37 00:02:35,956 --> 00:02:40,293 「いとをかし」。 (笑い声) 38 00:02:40,293 --> 00:02:44,965 やった~。 よかった。 39 00:02:44,965 --> 00:02:47,667 「ありがとね!」と。 40 00:02:49,302 --> 00:02:52,973 🖩 おっ 道長様だ。 41 00:02:52,973 --> 00:02:55,308 もしもし。 42 00:02:55,308 --> 00:02:59,646 (道長)「式部さ~ん 道長で~す。 宮中は もう慣れました?」。 43 00:02:59,646 --> 00:03:03,517 はい 元気でやっております。 「あっ そうですか。➡ 44 00:03:03,517 --> 00:03:05,919 『源氏物語』は順調ですか?」。 45 00:03:05,919 --> 00:03:09,790 はい。 道長様が質のいいパソコンを 提供して下さったおかげで➡ 46 00:03:09,790 --> 00:03:14,261 楽しく書かせてもらっております。 「そうか よかった~。➡ 47 00:03:14,261 --> 00:03:17,597 ところで モテるでしょう?」。 48 00:03:17,597 --> 00:03:20,934 え? あっ… はい? 「だってさ 『源氏物語』に➡ 49 00:03:20,934 --> 00:03:24,805 あんなことまで書いてるんだよ? ねえ? 好きもんなんでしょ? 結構。➡ 50 00:03:24,805 --> 00:03:27,808 えっ 誰に口説かれた? 言わないから教えて! 教えて!➡ 51 00:03:27,808 --> 00:03:33,280 言わないから!」。 え~ 私 男性経験とかないんですよ~。 52 00:03:33,280 --> 00:03:36,950 ほほほ…。 「え~ 本当に!?➡ 53 00:03:36,950 --> 00:03:40,821 じゃあ 私が いろいろ教えてあげますね」。 54 00:03:40,821 --> 00:03:44,291 あはは…。 もう何言ってるんですか。 55 00:03:44,291 --> 00:03:46,226 (笑い声) 56 00:03:46,226 --> 00:03:50,163 「じゃあ また電話しますね~。 ごきげんよ~う」。 57 00:03:50,163 --> 00:03:53,867 はい ごきげんようです~。 ふふふ…。 58 00:03:55,635 --> 00:03:58,538 クソが…。 🖩(通知音) 59 00:03:58,538 --> 00:04:01,241 あっ 彰子様。 60 00:04:03,243 --> 00:04:06,546 ん? 宮ばぁす? 61 00:04:10,917 --> 00:04:13,220 お~。 62 00:04:14,788 --> 00:04:19,593 えっ 何これ!? すっご! 63 00:04:19,593 --> 00:04:21,895 おお。 64 00:04:23,463 --> 00:04:28,935 え~ え~? えっと…➡ 65 00:04:28,935 --> 00:04:34,241 彰子様と一条天皇は… あ~ いた! 66 00:04:44,284 --> 00:04:46,286 えっ! 67 00:04:51,158 --> 00:04:55,862 さすが天皇! 分かってらっしゃる。