1 00:02:27,222 --> 00:02:31,260 ・~ 2 00:02:31,260 --> 00:02:33,762 <大坂城包囲の東軍は・ 3 00:02:33,762 --> 00:02:38,767 幅 3間に 200人余りが 押し込まれていたというから・ 4 00:02:38,767 --> 00:02:43,772 正に 蟻の這い出る透き間もない 有様であった。・ 5 00:02:43,772 --> 00:02:51,280 その方で 砲撃を後ろ盾にした 徳川方の和平交渉が 始められた> 6 00:02:51,280 --> 00:02:54,283 家康の撃ち込む 大砲の音には・ 7 00:02:54,283 --> 00:02:56,785 わしは もう慣れた。 8 00:02:56,785 --> 00:03:00,289 今では 心地よい音にすら 思えてきたわ。 9 00:03:00,289 --> 00:03:02,791 そうじゃ 秀頼…。 10 00:03:02,791 --> 00:03:04,793 そのとおりじゃ。 11 00:03:04,793 --> 00:03:08,797 (砲声) 12 00:03:08,797 --> 00:03:13,302 <連日連夜の砲撃戦が 繰り広げられた末に・ 13 00:03:13,302 --> 00:03:17,306 豊臣方が 徳川方との和議に 応じる事で・ 14 00:03:17,306 --> 00:03:20,306 「大坂冬の陣」は 終わった> 15 00:03:23,312 --> 00:03:30,252 <しかし 大坂の地に 平穏な日々が 訪れる事は なかった> 16 00:03:30,252 --> 00:03:45,267 ・~ (テーマ音楽) 17 00:03:45,267 --> 00:03:59,767 ・~ 18 00:06:10,279 --> 00:06:15,279 (怒号と悲鳴) 19 00:06:17,286 --> 00:06:21,290 <「大坂冬の陣」の 和議が成立した後・ 20 00:06:21,290 --> 00:06:24,293 家康が 真っ先に行ったのは・ 21 00:06:24,293 --> 00:06:28,730 大坂城を取り囲む堀を 埋め立てる事であった。・ 22 00:06:28,730 --> 00:06:34,736 戦のために 全国から終結していた 徳川方の兵士たちによって・ 23 00:06:34,736 --> 00:06:40,736 日夜の別なく 堀の埋め立ては 強引に 推し進められた> 24 00:06:44,746 --> 00:06:46,748 (使用人)お帰りなさい。 25 00:06:46,748 --> 00:06:48,750 (宮本武蔵)堀の あちらこちらで・ 26 00:06:48,750 --> 00:06:51,753 徳川方の埋め立てを 拒もうと・ 27 00:06:51,753 --> 00:06:54,756 争いが 起こっているらしい。 28 00:06:54,756 --> 00:06:57,259 (お通)また 戦が 始まるのですか? 29 00:06:57,259 --> 00:06:59,761 町の衆は そう言ってる。 30 00:06:59,761 --> 00:07:02,264 大坂の町の者は…・ 31 00:07:02,264 --> 00:07:08,270 東国から来た家康様を 快くは思うてないようですね。 32 00:07:08,270 --> 00:07:12,274 「このまま 座している事はない。・ 33 00:07:12,274 --> 00:07:14,276 共に戦おう」と・ 34 00:07:14,276 --> 00:07:17,279 城内に入る者も 多いそうだ。 35 00:07:17,279 --> 00:07:22,284 家康公は 約束を 違えておられるのでは? 36 00:07:22,284 --> 00:07:24,286 どのような? 37 00:07:24,286 --> 00:07:26,722 二の丸の取り壊しは・ 38 00:07:26,722 --> 00:07:31,226 わが城方で 行うというのが 和議の申し合わせ。 39 00:07:31,226 --> 00:07:33,228 にも かかわらず…・ 40 00:07:33,228 --> 00:07:36,231 寄せ手の者 大勢が 日夜にわたり・ 41 00:07:36,231 --> 00:07:39,234 堀を 埋め立てておりますぞ。 42 00:07:39,234 --> 00:07:43,739 (高虎)当方 城方の取り壊しを 待っておったが・ 43 00:07:43,739 --> 00:07:46,742 向に はかどらず それで つい…・ 44 00:07:46,742 --> 00:07:51,246 城方の手伝いをして進ぜようと 思ったしだいです。 45 00:07:51,246 --> 00:07:56,251 町の衆の屋敷まで取り壊し 堀に 投げ込むなど…・ 46 00:07:56,251 --> 00:07:58,754 狼藉としか いいようがない。 47 00:07:58,754 --> 00:08:03,759 そのような手荒な事が なされておるのか? 高虎殿。 48 00:08:03,759 --> 00:08:07,262 いや わが方も 配下の者を・ 49 00:08:07,262 --> 00:08:12,267 刻でも早く 遠国へ 帰さねばならんのです。 50 00:08:12,267 --> 00:08:14,269 お手前様のように・ 51 00:08:14,269 --> 00:08:18,774 ゆるりゆるりと 事を行う訳には 参りませぬ。 52 00:08:18,774 --> 00:08:23,278 とにかく このような事が 続くのであれば・ 53 00:08:23,278 --> 00:08:26,278 わが方にも 覚悟がござる。 54 00:08:28,216 --> 00:08:34,222 「城に籠りたる者どもが 何をしでかすや分かりませぬ」と・ 55 00:08:34,222 --> 00:08:36,722 家康公に お伝え願いたい 56 00:08:38,727 --> 00:08:44,232 家康公は あいにく 風邪で お加減が悪いゆえ・ 57 00:08:44,232 --> 00:08:47,736 お治りになってから 申し上げましょう。 58 00:08:47,736 --> 00:08:51,740 では その間は…・ 59 00:08:51,740 --> 00:08:54,743 やめて頂けるのですな? 60 00:08:54,743 --> 00:08:56,745 さあ…・ 61 00:08:56,745 --> 00:09:01,249 それも 家康公に 申し上げておきましょう。 62 00:09:01,249 --> 00:09:04,753 ・~ 63 00:09:04,753 --> 00:09:07,756 (淀殿)家康は 風邪など ひいておらぬ。 64 00:09:07,756 --> 00:09:10,258 鷹狩りを 楽しみながら・ 65 00:09:10,258 --> 00:09:13,261 悠々と 駿府に戻っておるわ。 66 00:09:13,261 --> 00:09:15,263 (幸村) 聞くところによりますと・ 67 00:09:15,263 --> 00:09:17,766 駿府への道すがら 家康は・ 68 00:09:17,766 --> 00:09:20,769 国友の鉄砲鍛冶を 呼び寄せ・ 69 00:09:20,769 --> 00:09:26,708 多数の大砲を 昼夜兼行で 造るよう 命じたそうです。 70 00:09:26,708 --> 00:09:28,710 「豊臣家を滅ぼす」…・ 71 00:09:28,710 --> 00:09:32,214 それが 家康の 当初からの もくろみなのです。 72 00:09:32,214 --> 00:09:36,718 「座していては もくろみどおり 滅ぼされるだけ」… 73 00:09:36,718 --> 00:09:38,720 そなたは そう言うておるのか? 74 00:09:38,720 --> 00:09:40,722 豊臣家を守るためには 75 00:09:40,722 --> 00:09:43,225 戦うしか ないのです。 76 00:09:43,225 --> 00:09:46,228 長宗我部殿も 毛利殿も 77 00:09:46,228 --> 00:09:48,230 徳川方を 打ち破り 78 00:09:48,230 --> 00:09:52,234 京まで 攻め上る事を 願っておるのです。 79 00:09:52,234 --> 00:09:55,234 治長… そなたは どう思う? 80 00:09:57,239 --> 00:10:02,244 そのような事が できるとは 思えませぬ。 81 00:10:02,244 --> 00:10:08,250 秀頼様 お方様の身を守る事を 第に 考えるならば 82 00:10:08,250 --> 00:10:13,255 いま度 駿府に 使者を送るべきかと 83 00:10:13,255 --> 00:10:15,255 私は そう考えます。 84 00:10:32,707 --> 00:10:49,724 ~ 85 00:10:49,724 --> 00:10:51,724 武蔵…。 86 00:10:54,729 --> 00:10:58,233 沢庵様が 堺のお寺に いらっしゃるそうです。 87 00:10:58,233 --> 00:11:00,235 和尚がか? はい。 88 00:11:00,235 --> 00:11:03,738 ~ 89 00:11:03,738 --> 00:11:07,742 いつから このお寺に いらっしゃるのですか? 90 00:11:07,742 --> 00:11:10,745 つい か月ほど前じゃ。 91 00:11:10,745 --> 00:11:13,248 戦の気配がすると 92 00:11:13,248 --> 00:11:18,253 方々で 「寺を建てたい」という 招きが 多うてのう。 93 00:11:18,253 --> 00:11:22,257 いずれは 断りきれんようになる…。 94 00:11:22,257 --> 00:11:26,695 そう思って この小さな寺に 逃げ込み 95 00:11:26,695 --> 00:11:28,697 住持に してもろうた。 96 00:11:28,697 --> 00:11:30,699 そうですか…。 97 00:11:30,699 --> 00:11:32,701 この小さな寺が 98 00:11:32,701 --> 00:11:36,701 権勢のせめぎ合いから わしを 守ってくれる。 99 00:11:39,207 --> 00:11:41,710 今 どこにおる? 100 00:11:41,710 --> 00:11:44,212 大坂に。 「大坂」? 101 00:11:44,212 --> 00:11:46,212 何故に? 102 00:11:49,217 --> 00:11:51,219 柳生宗矩殿と 103 00:11:51,219 --> 00:11:54,222 剣を交えたいと 思っています。 104 00:11:54,222 --> 00:11:56,224 何があった? 105 00:11:56,224 --> 00:11:58,226 宗矩殿の手の者に 106 00:11:58,226 --> 00:12:02,230 私たちの村を 潰されたのです。 107 00:12:02,230 --> 00:12:04,232 私は やっと… 108 00:12:04,232 --> 00:12:09,738 己の命よりも大事と 思えるものに 出会えたのです。 109 00:12:09,738 --> 00:12:11,740 お通とともに始めた… 110 00:12:11,740 --> 00:12:15,243 村の暮らしが そうでした。 111 00:12:15,243 --> 00:12:18,747 私を信じて 集まってきた者たちと 112 00:12:18,747 --> 00:12:24,252 共に 土地を拓き… 実りの時を喜ぶ。 113 00:12:24,252 --> 00:12:28,256 私にとっても お通にとっても 114 00:12:28,256 --> 00:12:33,261 命に代えてでも 守らねばならぬものでした。 115 00:12:33,261 --> 00:12:36,765 それを 宗矩殿が… 116 00:12:36,765 --> 00:12:39,765 「政」のために 潰したのです。 117 00:12:44,773 --> 00:12:47,273 そんな事が あったのか…。 118 00:12:52,280 --> 00:12:54,783 じゃが 武蔵…。 119 00:12:54,783 --> 00:12:57,283 恨みは 捨てねばならん。 120 00:12:59,287 --> 00:13:02,791 恨みが 人を 幸せにする事はない。 121 00:13:02,791 --> 00:13:05,293 お通 そうは思わんか? 122 00:13:05,293 --> 00:13:08,296 思います。 123 00:13:08,296 --> 00:13:12,300 ただ 子供たちの骸を… 124 00:13:12,300 --> 00:13:18,306 その骸を守るために死んだ 三之助という子の事を 思うと 125 00:13:18,306 --> 00:13:21,810 「このままでは すまされぬ」という 126 00:13:21,810 --> 00:13:26,248 武蔵の心持ちが よく分かるのです。 127 00:13:26,248 --> 00:13:31,753 その子供たちや 三之助という者が 128 00:13:31,753 --> 00:13:36,253 宗矩殿と闘う事を 望んでおると思うのか? 129 00:13:41,263 --> 00:13:45,767 闘いは そうやって 続いていくのじゃ。 130 00:13:45,767 --> 00:13:48,270 恨みを晴らすために 闘い 131 00:13:48,270 --> 00:13:51,273 そのまた恨みを晴らすために闘う。 132 00:13:51,273 --> 00:13:54,776 争いは そうやって続いていく。 133 00:13:54,776 --> 00:13:56,778 じゃが… 134 00:13:56,778 --> 00:13:59,781 誰かが どこかで 135 00:13:59,781 --> 00:14:04,286 その恨みの鎖を 断ち切らねばならん 136 00:14:04,286 --> 00:14:09,791 己の心の恨みを 断ち切る事こそ 大勇。 137 00:14:09,791 --> 00:14:12,291 そうは思わんか? 武蔵。 138 00:14:14,296 --> 00:14:20,302 ~ 139 00:14:20,302 --> 00:14:23,305 恨みに 捕らわれる事なく 140 00:14:23,305 --> 00:14:26,741 もっと 大きな心で 生きていくのじゃ。 141 00:14:26,741 --> 00:14:29,244 それが み仏の心じゃ。 142 00:14:29,244 --> 00:15:08,283 ・~ 143 00:15:08,283 --> 00:15:10,285 武蔵…。 144 00:15:10,285 --> 00:15:19,294 ・~ 145 00:15:19,294 --> 00:15:24,799 私は…・ 146 00:15:24,799 --> 00:15:29,237 沢庵様の言う事を…・ 147 00:15:29,237 --> 00:15:32,240 少し 分かるような気がします。 148 00:15:32,240 --> 00:15:41,240 ・~ 149 00:15:47,756 --> 00:15:49,756 (宗矩)亜矢か? 150 00:15:54,262 --> 00:15:57,262 武蔵が わしの許に 参った。 151 00:15:59,267 --> 00:16:01,770 「斬りたければ・ 152 00:16:01,770 --> 00:16:04,773 わしを 斬れ」と 言うてみた。 153 00:16:04,773 --> 00:16:06,775 (亜矢)それで 武蔵は? 154 00:16:06,775 --> 00:16:09,778 斬りかかってきよったわ。 155 00:16:09,778 --> 00:16:16,278 ハッハッハッ…。 156 00:16:26,728 --> 00:16:29,230 恐らく 武蔵は・ 157 00:16:29,230 --> 00:16:32,230 再び わしの前に 姿を 現すであろう。 158 00:16:43,745 --> 00:16:45,745 今度こそはな…。 159 00:17:05,266 --> 00:17:07,769 又やん… 帰ってきたのか? 160 00:17:07,769 --> 00:17:09,771 朱実さんに 会えたの? 161 00:17:09,771 --> 00:17:11,773 (又八)会えた。 162 00:17:11,773 --> 00:17:13,775 さすが 大坂だ。 163 00:17:13,775 --> 00:17:16,778 戦が終わって もう 店が並んでる。 164 00:17:16,778 --> 00:17:18,780 そこで 買うてきたんだ。 165 00:17:18,780 --> 00:17:21,282 朱実さんに 子が 生まれたの? 166 00:17:21,282 --> 00:17:23,785 ああ。 167 00:17:23,785 --> 00:17:25,720 俺の子が 168 00:17:25,720 --> 00:17:28,223 そうなのか おめでとう。 169 00:17:28,223 --> 00:17:31,226 武蔵… お通。 170 00:17:31,226 --> 00:17:34,229 俺は 鉄砲商いを やめるぞ。 171 00:17:34,229 --> 00:17:37,232 「危ない事は もう しねえ」って・ 172 00:17:37,232 --> 00:17:40,235 朱実と子に 約束してきたんだ。 173 00:17:40,235 --> 00:17:43,738 商いの片がついたら 俺は 美濃へ行く。 174 00:17:43,738 --> 00:17:45,740 よかったな…。 175 00:17:45,740 --> 00:17:48,740 あ そうだ… 見せたい物が あるんだ。 176 00:17:50,745 --> 00:17:52,747 朱実がな…・ 177 00:17:52,747 --> 00:17:55,247 こんな物を 持ってるんだ。 178 00:18:03,258 --> 00:18:07,262 ・~ 179 00:18:07,262 --> 00:18:10,265 お前が持っていた物に 似てねえか? 180 00:18:10,265 --> 00:18:13,268 朱実さんは これを どこで 手に入れたの? 181 00:18:13,268 --> 00:18:18,273 道中で助けてくれた キリシタンが くれたそうだ。 「私が 彫った」と。 182 00:18:18,273 --> 00:18:20,275 確か 名は…・ 183 00:18:20,275 --> 00:18:22,277 「ルシア」とか言ってた。 184 00:18:22,277 --> 00:18:25,280 その人たちは どこへ行ったの? 185 00:18:25,280 --> 00:18:28,216 キリシタンの詮議から 逃れるために・ 186 00:18:28,216 --> 00:18:30,218 「九州の地へ行く」と…。 187 00:18:30,218 --> 00:18:32,220 「九州」の…? 188 00:18:32,220 --> 00:18:34,720 はっきりした事は 分からん。 189 00:18:36,724 --> 00:18:40,728 (女1)ルシア様… 船が出るそうですよ やっと。 190 00:18:40,728 --> 00:18:42,730 (女2) いつなのです? 191 00:18:42,730 --> 00:18:44,732 ここ 両日のうちには…。 192 00:18:44,732 --> 00:18:47,735 艀の船頭が そう申しておりました。 193 00:18:47,735 --> 00:18:52,740 (ルシア)長崎には 高山右近様や 内藤ジョアン様も おいでです。 194 00:18:52,740 --> 00:18:56,744 御緒に ルソンへ出る事が できるかも…。 195 00:18:56,744 --> 00:19:02,250 ただ この機を逃せば 次は いつになるか分からぬと…。 196 00:19:02,250 --> 00:19:05,250 戦が また 始まりそうなのです。 197 00:19:11,759 --> 00:19:16,259 九州でも キリシタンの詮議が 始まっているとか…。 198 00:19:18,766 --> 00:19:23,271 マリア様が きっと 私たちを 守って下さいますよ。 199 00:19:23,271 --> 00:19:44,271 ・~ 200 00:19:57,238 --> 00:20:02,243 (又八の使用人)お二人は そんな事しなくても…。 201 00:20:02,243 --> 00:20:06,247 居候の身で 何かしていないと 落ち着かないのです。 202 00:20:06,247 --> 00:20:08,249 ・お通 203 00:20:08,249 --> 00:20:10,251 お通 はい。 204 00:20:10,251 --> 00:20:14,756 堺に キリシタンが 何人か 留めおかれていたらしい。 205 00:20:14,756 --> 00:20:17,258 長崎に 船で 逃れようとしたが・ 206 00:20:17,258 --> 00:20:20,762 戦が始まって 出航が 禁じられたとか…。 207 00:20:20,762 --> 00:20:22,764 今も いるのか? 分からん。 208 00:20:22,764 --> 00:20:26,701 今は もう 戦は 収まっているからな…。 209 00:20:26,701 --> 00:20:30,204 とにかく… 行ってみるか? お通。 210 00:20:30,204 --> 00:20:32,707 旦那様 堺は やめたほうが…。 211 00:20:32,707 --> 00:20:34,709 そうだ…。 212 00:20:34,709 --> 00:20:37,211 堺は危ないんだ 俺は…。 213 00:20:37,211 --> 00:20:41,215 今井宗薫を 豊臣方に売ったんだ。 214 00:20:41,215 --> 00:20:43,217 よし 俺が ついていく。 215 00:20:43,217 --> 00:20:45,717 お通 行ってみるか? 216 00:21:02,737 --> 00:21:04,737 こっちだ。 217 00:21:07,241 --> 00:21:10,244 (男1) 大した煙じゃ…。 218 00:21:10,244 --> 00:21:12,244 どの辺かのう? 219 00:21:14,248 --> 00:21:16,250 (男2) どうやら つけ火らしい。 220 00:21:16,250 --> 00:21:19,253 こりゃ 相当の大火になるぞ。 221 00:21:19,253 --> 00:21:22,256 あの辺りは 確か…。 222 00:21:22,256 --> 00:21:24,759 おい そっちは危ないぞ 223 00:21:24,759 --> 00:21:27,759 (男の声)火事だ~ 224 00:21:31,699 --> 00:21:34,202 (船働き)みんな 支度は できてるか? 225 00:21:34,202 --> 00:21:37,205 艀を出すぞ 226 00:21:37,205 --> 00:21:39,207 急いでくれ。 この火事で・ 227 00:21:39,207 --> 00:21:42,710 桟橋までの往来が ふさがっている。 さ 早く。 228 00:21:42,710 --> 00:21:44,712 ルシア様…。 229 00:21:44,712 --> 00:21:50,718 行きましょう 230 00:21:50,718 --> 00:21:56,218 (燃えさかる炎の音) 231 00:22:01,729 --> 00:22:03,731 ・武蔵~ 232 00:22:03,731 --> 00:22:05,733 又やん? 又八さん? 233 00:22:05,733 --> 00:22:08,736 来てくれたのか? 「危ない」と言ってられん。 234 00:22:08,736 --> 00:22:11,239 船宿が見つからん。 任しとけ。 235 00:22:11,239 --> 00:22:13,239 こっちだ 236 00:22:16,244 --> 00:22:18,746 (侍) 今 「又八」と呼んでいたな。 237 00:22:18,746 --> 00:22:21,249 おい へい。 238 00:22:21,249 --> 00:22:23,251 船は…? 長崎へ行く船は? 239 00:22:23,251 --> 00:22:25,753 (船宿の主)船はもう 出た頃でしょう。 240 00:22:25,753 --> 00:22:27,755 キリシタンの者たちは…? 241 00:22:27,755 --> 00:22:29,757 ルシアという人は…? 242 00:22:29,757 --> 00:22:31,759 「ルシア」…? 243 00:22:31,759 --> 00:22:34,262 (宿の女房) ああ いらっしゃいましたよ。 244 00:22:34,262 --> 00:22:36,264 よし 行こう 245 00:22:36,264 --> 00:22:42,270 ・~ 246 00:22:42,270 --> 00:22:44,272 本位田又八だな? 247 00:22:44,272 --> 00:22:47,275 鉄砲を商っている 本位田又八だな 248 00:22:47,275 --> 00:22:49,277 (船頭) 乗った 乗った 249 00:22:49,277 --> 00:23:16,304 ・~ 250 00:23:16,304 --> 00:23:18,806 ルシア様 251 00:23:18,806 --> 00:23:20,806 ルシア様~ 252 00:23:24,312 --> 00:23:26,312 ルシア様~ 253 00:23:29,750 --> 00:23:31,750 ・ルシア様~ 254 00:23:33,754 --> 00:23:36,254 どなたか ルシア様のお名前を…。 255 00:23:38,259 --> 00:23:40,259 母様~ 256 00:23:50,271 --> 00:24:13,294 ・~(笛) 257 00:24:13,294 --> 00:24:16,297 舟を 陸へ戻して下さい 258 00:24:16,297 --> 00:24:18,299 (船頭) そんな事はできねえ 259 00:24:18,299 --> 00:24:20,301 戻して下さい 260 00:24:20,301 --> 00:24:22,301 [ ルシアをとめる女たち ] 261 00:24:40,254 --> 00:25:51,254 ・~(笛) 262 00:26:08,275 --> 00:26:10,275 母様…。 263 00:26:12,279 --> 00:26:34,235 ・~ 264 00:26:34,235 --> 00:26:36,237 [ 回想 ] 待って 武蔵 265 00:26:36,237 --> 00:26:38,239 又八さん 待って 266 00:26:38,239 --> 00:27:09,770 ・~ 267 00:27:09,770 --> 00:27:11,770 武蔵…。 268 00:27:14,275 --> 00:27:16,775 俺と緒に 大坂を出よう。 269 00:27:18,779 --> 00:27:21,282 お通には もう お前しか おらん。 270 00:27:21,282 --> 00:27:24,282 お前にも お通しか おらんはずだ。 271 00:27:27,221 --> 00:27:30,221 それでも 宗矩の所へ行くのか? 272 00:27:32,226 --> 00:27:34,226 やっぱり 行くのか? 273 00:27:37,231 --> 00:27:39,231 そうか…。 274 00:27:45,739 --> 00:27:47,741 お通…。 275 00:27:47,741 --> 00:27:50,744 戦となれば 何が起こるか分からん。 276 00:27:50,744 --> 00:27:52,746 これ持ってろ。 277 00:27:52,746 --> 00:27:54,748 これはな…・ 278 00:27:54,748 --> 00:27:56,750 どこにもない鉄砲なんだ。 279 00:27:56,750 --> 00:27:59,753 火縄の代わりに 火打ち石で 火をつける。 280 00:27:59,753 --> 00:28:02,256 今までのものより ずっと 速く撃てる。 281 00:28:02,256 --> 00:28:07,261 オランダ人と よしみを通じて ようやく 1丁もらえた。 282 00:28:07,261 --> 00:28:09,263 大層 珍しい物だ。 283 00:28:09,263 --> 00:28:11,263 持っとけ お通。 284 00:28:13,267 --> 00:28:15,769 ありがとう。 285 00:28:15,769 --> 00:28:17,771 でも 私は・ 286 00:28:17,771 --> 00:28:21,771 人の命を奪う物は 持ちたくない。 287 00:28:25,279 --> 00:28:27,279 そうか。 288 00:28:30,217 --> 00:28:34,221 これで もうつ でかい商いを やろうと思ったが…・ 289 00:28:34,221 --> 00:28:36,223 やめた。 290 00:28:36,223 --> 00:28:39,226 俺には 朱実と子がいる。 291 00:28:39,226 --> 00:28:41,228 朱実は 俺にとって・ 292 00:28:41,228 --> 00:28:43,728 掛けがえのない女子だ。 293 00:28:47,234 --> 00:28:50,237 女子の事を こんなふうに思ったのは・ 294 00:28:50,237 --> 00:28:52,237 初めての事だ。 295 00:29:06,253 --> 00:29:10,257 (朱実)そろそろ お乳を 欲しがってるんじゃない? 296 00:29:10,257 --> 00:29:12,760 (お甲) もう少し いいだろう? 297 00:29:12,760 --> 00:29:14,762 あ… お乳ね。 298 00:29:14,762 --> 00:29:16,762 おっ母さん 何やってる…。 299 00:29:25,272 --> 00:29:29,272 又八… 無事に帰ってこられるだろうか? 300 00:29:31,712 --> 00:29:34,215 くるよ 必ず。 301 00:29:34,215 --> 00:29:38,215 大変だったんだよ… 先に ここに来た時も。 302 00:29:40,721 --> 00:29:43,724 お天道様に お願いして こようかね。 303 00:29:43,724 --> 00:29:48,229 「この子の お父っつぁんを 守ってくれますように」って。 304 00:29:48,229 --> 00:29:51,232 お願いしますよ…。 305 00:29:51,232 --> 00:29:55,732 又八が 無事に 大坂から 戻ってこれますように。 306 00:29:58,239 --> 00:30:01,739 ぜいたくは しばらく しませんから。 307 00:30:07,748 --> 00:30:09,750 (笑い声) 308 00:30:09,750 --> 00:30:12,253 (正純)惣構えを 打ち壊し・ 309 00:30:12,253 --> 00:30:16,257 堀の埋め立ては 完了しています。 310 00:30:16,257 --> 00:30:21,762 城は 本丸を残して 平地となりました。 311 00:30:21,762 --> 00:30:24,765 (正信)よう はかどったのう。 312 00:30:24,765 --> 00:30:29,203 城方からは 連日のように 抗議が きております。 313 00:30:29,203 --> 00:30:32,706 (高虎)かくなれば 気に攻めるが 得策。 314 00:30:32,706 --> 00:30:39,213 将軍 秀忠様も そう お考えでは ないのか? 宗矩殿。 315 00:30:39,213 --> 00:30:41,215 はい。 316 00:30:41,215 --> 00:30:44,718 「日を決めて 攻めよ」との 仰せだったのですが・ 317 00:30:44,718 --> 00:30:50,224 私が いま少し お待ちに なるよう 申し上げました。 318 00:30:50,224 --> 00:30:53,227 (高虎)なぜ? 319 00:30:53,227 --> 00:30:56,730 城を平らにして 気に攻め込めば・ 320 00:30:56,730 --> 00:30:59,233 勝つ事は 必定。 321 00:30:59,233 --> 00:31:04,238 しかし それでは 大坂の 町の衆の心が 収まりませぬ。 322 00:31:04,238 --> 00:31:06,740 「町の衆」? 323 00:31:06,740 --> 00:31:11,745 なぜ そのような者の心を 考慮せねば ならんのだ? 324 00:31:11,745 --> 00:31:15,249 私は こたびの戦を最後に・ 325 00:31:15,249 --> 00:31:20,749 太平の世… 徳川の世が 始まると思っております。 326 00:31:22,756 --> 00:31:27,194 世を 長く支えていくのは 民でございます。 327 00:31:27,194 --> 00:31:31,699 いたずらに 民の心を 動揺させる事なく・ 328 00:31:31,699 --> 00:31:38,205 戦を仕掛けたのは 豊臣方であるよう しむけてこそ・ 329 00:31:38,205 --> 00:31:41,705 徳川の世が 開けていくと思います。 330 00:31:43,711 --> 00:31:45,713 恐らく 大御所様も・ 331 00:31:45,713 --> 00:31:50,213 それを 考慮されて おられるのでは…。 332 00:31:52,720 --> 00:31:56,223 わしよりも お主の方が・ 333 00:31:56,223 --> 00:32:01,228 大御所様の お心に 通じておるようだのう。 334 00:32:01,228 --> 00:32:08,736 ・~ 335 00:32:08,736 --> 00:32:12,236 何と 言うてきたのじゃ? 家康は。 336 00:32:14,742 --> 00:32:19,246 「すべてを 拒む」と。 337 00:32:19,246 --> 00:32:21,749 (秀頼)何? 338 00:32:21,749 --> 00:32:26,754 その上 「埋め立てられた堀を 元へ戻すなど・ 339 00:32:26,754 --> 00:32:29,256 謀反の疑いあり」と。 340 00:32:29,256 --> 00:32:33,260 和議の取り決めのない 堀の埋め立てを・ 341 00:32:33,260 --> 00:32:37,760 断りもなく 急いだのは 徳川の方じゃ。 342 00:32:39,767 --> 00:32:42,770 城内すべての牢人衆に・ 343 00:32:42,770 --> 00:32:48,275 金銀を配り 武具を与えよ 治長。 344 00:32:48,275 --> 00:32:51,278 お方様…。 345 00:32:51,278 --> 00:32:55,783 家康に 勝手な まねばかりは させぬ。 346 00:32:55,783 --> 00:32:59,787 「われら 兵なりとも 残っておるかぎり…・ 347 00:32:59,787 --> 00:33:02,790 最後の最後まで戦う」と・ 348 00:33:02,790 --> 00:33:05,793 家康に 伝えるのじゃ。 349 00:33:05,793 --> 00:33:07,793 ははあ。 350 00:33:19,306 --> 00:33:22,810 実はな… 俺は 明日 美濃へ行く。 351 00:33:22,810 --> 00:33:24,812 「明日」? 352 00:33:24,812 --> 00:33:28,248 やっと 商いの ケリがついたんだ。 353 00:33:28,248 --> 00:33:30,748 どけどけ~ 354 00:33:32,753 --> 00:33:34,755 城方はな…・ 355 00:33:34,755 --> 00:33:37,758 徳川の陣に 攻め込もうとしている。 356 00:33:37,758 --> 00:33:41,762 座していても 徳川に 滅ぼされるだけだ。 357 00:33:41,762 --> 00:33:44,264 「それしか 生きる道はない」と・ 358 00:33:44,264 --> 00:33:46,767 豊臣方が 心に決めたらしい。 359 00:33:46,767 --> 00:33:48,767 また 戦が始まるぞ。 360 00:34:06,286 --> 00:34:08,288 あ~っ。 361 00:34:08,288 --> 00:34:11,291 唐物の薬を 忘れてきた 362 00:34:11,291 --> 00:34:14,795 産後の体にいいからと 薬屋で 買うたのを・ 363 00:34:14,795 --> 00:34:19,299 天神さんに お参りした時 社に置いてきてしもうた…。 364 00:34:19,299 --> 00:34:21,301 「天神様の社」か…。 365 00:34:21,301 --> 00:34:23,303 俺が 取ってきてやる。 366 00:34:23,303 --> 00:34:25,305 日が暮れると 町は物騒だ。 367 00:34:25,305 --> 00:34:27,241 又やんは 荷を作れ。 368 00:34:27,241 --> 00:34:29,743 これを 持っていけ。 369 00:34:29,743 --> 00:34:31,743 俺は これで十分だ。 370 00:34:44,758 --> 00:34:48,258 お気を付けて いってらっしゃいませ。 371 00:35:17,291 --> 00:35:19,793 ここが 床下に通じている。 372 00:35:19,793 --> 00:35:22,796 戦が起きたら ここに隠れろ。 373 00:35:22,796 --> 00:35:24,798 はい。 374 00:35:24,798 --> 00:35:29,236 何があっても 死ぬんじゃないぞ。 375 00:35:29,236 --> 00:35:31,236 はい。 美濃で会おう。 376 00:35:33,240 --> 00:35:35,240 きっとだぞ お通。 377 00:35:37,244 --> 00:35:41,748 朱実さんを 大事にしてあげて下さいね。 378 00:35:41,748 --> 00:35:43,750 ああ。 379 00:35:43,750 --> 00:35:46,753 俺の子を 産んでくれた女子だ。 380 00:35:46,753 --> 00:35:49,256 大事にするよ。 381 00:35:49,256 --> 00:35:52,259 素直ですね 今日は。 382 00:35:52,259 --> 00:35:54,259 はい。 383 00:36:05,772 --> 00:36:07,774 俺が代わる。 はい。 384 00:36:07,774 --> 00:36:11,278 又八さんは 向こうで 休んでいて。 385 00:36:11,278 --> 00:36:13,780 これからは やらねばならんのだ。 386 00:36:13,780 --> 00:36:16,283 朱実は 怖い女房だからのう。 387 00:36:16,283 --> 00:36:18,285 ちょうど いいのですよ。 388 00:36:18,285 --> 00:36:21,788 ちょうどよいか? ちょうどいいです。 389 00:36:21,788 --> 00:36:23,790 ちょうどよい…。 390 00:36:23,790 --> 00:36:26,727 しっかり… 遊んでないで。 キュッ キュッ…。 391 00:36:26,727 --> 00:36:28,727 (亜矢)武蔵は どこだ? 392 00:36:30,731 --> 00:36:33,233 ここにいるのは 分かっている。 393 00:36:33,233 --> 00:36:35,235 ここには おらん。 394 00:36:35,235 --> 00:36:37,237 斬れ。 395 00:36:37,237 --> 00:36:39,239 やっ 396 00:36:39,239 --> 00:37:20,280 ・~ 397 00:37:20,280 --> 00:37:22,282 うわ~っ 398 00:37:22,282 --> 00:37:24,284 お通 399 00:37:24,284 --> 00:37:34,728 ・~ 400 00:37:34,728 --> 00:37:36,730 床下に逃げるぞ。 401 00:37:36,730 --> 00:37:54,748 ・~ 402 00:37:54,748 --> 00:37:56,748 (物音) 403 00:38:28,215 --> 00:38:31,218 分かった。 404 00:38:31,218 --> 00:38:34,221 分かった。 405 00:38:34,221 --> 00:38:36,221 言うから…。 406 00:38:42,229 --> 00:38:46,733 武蔵の… 居場所を 言うから。 407 00:38:46,733 --> 00:38:48,735 武蔵の居場所は…・ 408 00:38:48,735 --> 00:38:50,737 あそこだ。 409 00:38:50,737 --> 00:38:52,739 や~っ 410 00:38:52,739 --> 00:39:19,766 ・~ 411 00:39:19,766 --> 00:39:21,768 あっ。 412 00:39:21,768 --> 00:39:23,770 又八さん 413 00:39:23,770 --> 00:39:28,208 ・~ 414 00:39:28,208 --> 00:39:30,210 えいっ 415 00:39:30,210 --> 00:39:32,212 えいっ 416 00:39:32,212 --> 00:39:38,218 ・~ 417 00:39:38,218 --> 00:39:40,220 あ~…。 418 00:39:40,220 --> 00:39:42,222 又八さん…。 419 00:39:44,224 --> 00:39:57,737 ・~ 420 00:39:57,737 --> 00:39:59,737 えいっ あっ。 421 00:40:01,741 --> 00:40:03,741 やめて 422 00:40:26,199 --> 00:40:28,199 うわ~っ 423 00:40:48,722 --> 00:40:50,722 う~っ 424 00:40:54,227 --> 00:40:56,227 又八さん 425 00:41:18,752 --> 00:41:21,254 (女)武蔵様 426 00:41:21,254 --> 00:41:23,754 旦那様が… お通様が… 427 00:41:51,718 --> 00:41:53,720 武蔵は どこだ? 428 00:41:53,720 --> 00:41:55,720 知りません。 429 00:41:59,726 --> 00:42:02,726 そんなもので 私が 斬れるかい? 430 00:42:04,731 --> 00:42:06,731 武蔵は どこだ? 431 00:42:14,240 --> 00:42:17,243 言わねば… 432 00:42:17,243 --> 00:42:19,243 そなたも殺す。 433 00:42:22,248 --> 00:42:24,248 (銃声) 434 00:42:32,759 --> 00:42:39,265 ~ 435 00:42:39,265 --> 00:42:41,768 又八さん 436 00:42:41,768 --> 00:42:43,768 又八さん…。 437 00:42:47,774 --> 00:42:49,776 お通…。 438 00:42:49,776 --> 00:42:51,776 はい。 439 00:42:54,280 --> 00:42:58,284 美濃で… 440 00:42:58,284 --> 00:43:01,287 朱実と… 441 00:43:01,287 --> 00:43:03,287 待ってるよ。 はい。 442 00:43:05,792 --> 00:43:07,794 朱実…。 443 00:43:07,794 --> 00:43:15,802 ~ 444 00:43:15,802 --> 00:43:17,804 朱実…。 445 00:43:17,804 --> 00:43:20,807 ~ 446 00:43:20,807 --> 00:43:22,807 お通 447 00:43:25,311 --> 00:43:27,311 又やん…? 448 00:43:32,752 --> 00:43:34,754 又やん…。 449 00:43:34,754 --> 00:43:36,756 又やん 450 00:43:36,756 --> 00:43:38,758 何とか言ってくれ。 451 00:43:38,758 --> 00:43:40,760 又やん 452 00:43:40,760 --> 00:43:42,762 又や~ん 453 00:43:42,762 --> 00:43:44,762 又やん…。 454 00:43:46,766 --> 00:43:48,768 又や~ん 455 00:43:48,768 --> 00:44:09,289 ~ 456 00:44:09,289 --> 00:44:11,291 又や~ん…。 457 00:44:11,291 --> 00:44:20,291 ~