1 00:01:22,208 --> 00:01:24,208 2 00:01:28,081 --> 00:01:48,101 ♬~ 3 00:01:48,101 --> 00:02:08,121 ♬~ 4 00:02:08,121 --> 00:02:28,074 ♬~ 5 00:02:28,074 --> 00:02:48,094 ♬~ 6 00:02:48,094 --> 00:03:08,114 ♬~ 7 00:03:08,114 --> 00:03:28,067 ♬~ 8 00:03:28,067 --> 00:03:48,087 ♬~ 9 00:03:48,087 --> 00:03:58,087 ♬~ 10 00:04:21,120 --> 00:04:25,120 (右京大夫)玉虫 (玉虫)はい 11 00:04:35,068 --> 00:04:40,068 弁慶とやら どこまで本気やらのぅ? 12 00:04:42,075 --> 00:04:45,078 (鈴の前) 奥州 藤原秀衡どののように➡ 13 00:04:45,078 --> 00:04:48,081 天下の旗頭となって 玉虫どのを迎えに来るというが➡ 14 00:04:48,081 --> 00:04:51,084 そのようなことが できましょうか 15 00:04:51,084 --> 00:04:53,086 のう 玉虫どの 16 00:04:53,086 --> 00:04:56,089 その法師に 騙されてるのでありませぬか? 17 00:04:56,089 --> 00:05:00,093 弁慶どのは 人を騙すような お方ではありませぬ 18 00:05:00,093 --> 00:05:05,098 そんな夢のような話を 真に受ける玉虫どのの気が知れぬ 19 00:05:05,098 --> 00:05:07,098 鈴の前 20 00:05:09,102 --> 00:05:14,107 私とて 不安がないと言えば 嘘になりましょう 21 00:05:14,107 --> 00:05:16,109 ただ➡ 22 00:05:16,109 --> 00:05:20,113 弁慶どのの足手まといとなって 出世の妨げになってはと 23 00:05:20,113 --> 00:05:23,049 (右京太夫)玉虫 24 00:05:23,049 --> 00:05:27,053 そなた それで満足できるのか? 25 00:05:27,053 --> 00:05:32,058 誠 好き合うていれば 旗揚げの理想郷など理屈をつけず 26 00:05:32,058 --> 00:05:35,061 いつ どこででも 一緒に暮らせるはず 27 00:05:35,061 --> 00:05:38,064 そうではありませぬか? 28 00:05:38,064 --> 00:05:40,066 はい 29 00:05:40,066 --> 00:05:44,070 誠は 明日からとは申さず➡ 30 00:05:44,070 --> 00:05:48,070 今日からでも 弁慶どのと一緒に 暮らしとうござります 31 00:05:59,085 --> 00:06:04,090 (語り)<そのころ 弁慶は 五条大橋の夢の続きを見ていた> 32 00:06:04,090 --> 00:06:06,092 (折れる音) 33 00:06:06,092 --> 00:06:10,096 (弁慶)《おかしい どう考えても おかしい》 34 00:06:10,096 --> 00:06:15,101 《俺が あのような稚児に 負けるはずがない》 35 00:06:15,101 --> 00:06:19,105 《夢を見ていたとしか思えん》 36 00:06:19,105 --> 00:06:22,041 ((ヤーッ!)) 37 00:06:22,041 --> 00:06:24,041 ((ンッ!)) 38 00:06:32,051 --> 00:06:36,055 《初めの一撃は ほんの脅しのつもりであったから 39 00:06:36,055 --> 00:06:39,058 あれは よけられても しかたがない》 40 00:06:39,058 --> 00:06:41,060 《その次は 少し気を入れてやったが➡ 41 00:06:41,060 --> 00:06:44,060 これも まあ 脅しのうちだ うむ…》 42 00:06:46,065 --> 00:06:52,071 《だが 3度目は違う あのとき わしは本気で…》 43 00:06:52,071 --> 00:06:54,073 ((ヤーッ!)) 44 00:06:54,073 --> 00:06:59,078 (遮那王)((悔しければ 鞍馬へ訪ねてまいるがよい)) 45 00:06:59,078 --> 00:07:01,080 ((いつでも相手になる)) 46 00:07:01,080 --> 00:07:04,080 (つばを吐く音) 《くそ…》 47 00:07:07,086 --> 00:07:10,089 アア… ハァ… 48 00:07:10,089 --> 00:07:16,095 《どうしてくれようぞ!? 鞍馬の遮那王》 49 00:07:16,095 --> 00:07:22,035 <話は 15年前の平治の乱に遡る> 50 00:07:22,035 --> 00:07:26,039 <この戦いで 平清盛に敗れた源義朝には➡ 51 00:07:26,039 --> 00:07:31,044 当時 13歳の頼朝を含む 6人の子供たちのほかに➡ 52 00:07:31,044 --> 00:07:33,046 常盤に産ませた➡ 53 00:07:33,046 --> 00:07:39,052 今若丸 乙若丸 牛若丸の 3人の男の子があった> 54 00:07:39,052 --> 00:07:44,057 <このとき 母 常盤の胸に 抱かれていた嬰児こそ➡ 55 00:07:44,057 --> 00:07:46,059 幼名 牛若丸> 56 00:07:46,059 --> 00:07:51,059 <成人して 九郎義経と名乗る 鞍馬の遮那王であった> 57 00:07:53,066 --> 00:07:57,070 (常陸坊)ほう ついに会われましたか あの男に 58 00:07:57,070 --> 00:08:00,073 会うた 59 00:08:00,073 --> 00:08:05,078 子供と侮るゆえ 2~3度 飛び跳ねたら➡ 60 00:08:05,078 --> 00:08:09,082 最後は本気で斬りつけてきて… 61 00:08:09,082 --> 00:08:12,085 擬宝珠を一刀で斬り落とした 62 00:08:12,085 --> 00:08:14,085 (常陸坊)擬宝珠を? 63 00:08:16,089 --> 00:08:22,028 私が武蔵坊の名を知っていたので 大層 驚いておった 64 00:08:22,028 --> 00:08:26,028 それで 御曹司も名乗られましたか? 65 00:08:30,036 --> 00:08:33,039 名乗った 66 00:08:33,039 --> 00:08:37,043 なかなか知己のある 面白そうな法師であった 67 00:08:37,043 --> 00:08:40,046 まもなく 仕返しに来るであろう 68 00:08:40,046 --> 00:08:42,046 えっ? まもなく? 69 00:08:45,051 --> 00:08:47,051 来た! 70 00:08:51,057 --> 00:08:56,062 それ 聞こえぬか? まっしぐらに向かってきよる 71 00:08:56,062 --> 00:09:15,081 ♬~ 72 00:09:15,081 --> 00:09:18,084 遮那王 出てこ~い! 73 00:09:18,084 --> 00:09:24,023 約束どおり 武蔵坊弁慶が訪ねてまいった 74 00:09:24,023 --> 00:09:28,027 出合え 出合えー! 75 00:09:28,027 --> 00:09:32,027 性根を据えて出てこ~い! 76 00:09:34,033 --> 00:09:37,036 法師 待っておったぞ 77 00:09:37,036 --> 00:09:40,039 出てまいったな 童 78 00:09:40,039 --> 00:09:44,043 今朝から おぬしの泣きっ面が見とうて➡ 79 00:09:44,043 --> 00:09:47,043 わくわくしておった 80 00:09:49,048 --> 00:09:52,051 法師 ついてまいれ 81 00:09:52,051 --> 00:09:56,055 おう 案内せえ 82 00:09:56,055 --> 00:10:01,060 ♬~ 83 00:10:01,060 --> 00:10:03,062 (つばを吐く音) 84 00:10:03,062 --> 00:10:11,070 ♬~ 85 00:10:11,070 --> 00:10:13,072 ここでよかろう 86 00:10:13,072 --> 00:10:18,072 う~ん ちょうどよい広さじゃのぅ 87 00:10:26,018 --> 00:10:30,022 その前に決めておくことがある 88 00:10:30,022 --> 00:10:34,026 チッ… ハァ… 何じゃ? 89 00:10:34,026 --> 00:10:37,026 この勝負に何を賭ける? 90 00:10:39,031 --> 00:10:43,035 わしが勝ったら その太刀をもらう 91 00:10:43,035 --> 00:10:45,035 私が勝ったら? 92 00:10:47,039 --> 00:10:52,044 ハハハハッ… 万が一つも その目はないだろうがな 93 00:10:52,044 --> 00:10:57,049 よいわ 何なりとお望みどおり 94 00:10:57,049 --> 00:11:01,053 ならば 私の家来になるか? 95 00:11:01,053 --> 00:11:04,056 うん? フフッ… 96 00:11:04,056 --> 00:11:08,060 口だけは達者な奴じゃ 97 00:11:08,060 --> 00:11:12,064 よいわ 何とでもせえ 98 00:11:12,064 --> 00:11:14,064 よし! 99 00:11:18,070 --> 00:11:23,075 (叫び声) 100 00:11:23,075 --> 00:11:25,075 エイッ! 101 00:11:28,080 --> 00:11:30,082 ハアーッ! 102 00:11:30,082 --> 00:11:46,098 ♬~ 103 00:11:46,098 --> 00:11:48,100 ンッ! 104 00:11:48,100 --> 00:11:55,107 ♬~ 105 00:11:55,107 --> 00:11:57,109 ≪(遮那王)法師! 106 00:11:57,109 --> 00:12:03,115 ♬~ 107 00:12:03,115 --> 00:12:05,115 遅いぞ 法師 108 00:12:07,119 --> 00:12:10,119 欲しくば 取ってみよ おう 109 00:12:12,124 --> 00:12:17,124 《心を静めよ 弁慶 五条の橋の二の舞ぞ》 110 00:12:20,132 --> 00:12:22,132 ヤーッ! 111 00:12:24,070 --> 00:12:27,070 《やはり跳んだ》 112 00:12:30,076 --> 00:12:35,076 《この次も跳ぶ そのときは…》 113 00:12:47,093 --> 00:12:50,093 ハアーッ! ヤーッ! 114 00:12:53,099 --> 00:12:55,099 《消えた》 115 00:12:57,103 --> 00:12:59,103 《ンン…》 116 00:13:17,123 --> 00:13:22,061 ♬~ 117 00:13:22,061 --> 00:13:26,065 術も それまでか 118 00:13:26,065 --> 00:13:28,067 まだまだ! 119 00:13:28,067 --> 00:13:34,073 ♬~ 120 00:13:34,073 --> 00:13:36,075 見事! 121 00:13:36,075 --> 00:13:41,080 法師 戦いは これからじゃ まいれ 122 00:13:41,080 --> 00:13:53,092 ♬~ 123 00:13:53,092 --> 00:14:05,104 ♬~ 124 00:14:05,104 --> 00:14:09,104 童 出てこ~い! 125 00:14:13,112 --> 00:14:18,117 法師 おっ 逃げるか? 126 00:14:18,117 --> 00:14:23,117 待てー! 臆したか!? 127 00:14:27,059 --> 00:14:29,059 あっ… 128 00:14:32,064 --> 00:14:34,064 ハハッ… 129 00:14:45,077 --> 00:14:47,077 なんの 130 00:14:55,087 --> 00:14:57,087 どうだ? 法師 131 00:14:59,091 --> 00:15:01,091 まいれ 132 00:15:14,106 --> 00:15:23,048 ♬~ 133 00:15:23,048 --> 00:15:26,048 《この勝負 勝った》 134 00:15:28,053 --> 00:15:30,055 トーッ! ンンッ! 135 00:15:30,055 --> 00:15:42,067 ♬~ 136 00:15:42,067 --> 00:15:48,073 <弁慶は半ば あきれながらも 妙に心和むものがあった> 137 00:15:48,073 --> 00:15:50,075 <そして 弁慶は➡ 138 00:15:50,075 --> 00:15:55,075 遮那王という少年に 興味を持ち始めていた> 139 00:15:57,082 --> 00:16:17,102 ≪(読経) 140 00:16:17,102 --> 00:16:31,050 ≪(読経) 141 00:16:31,050 --> 00:16:33,050 ≪(鐘の音) 142 00:16:36,055 --> 00:16:52,071 ♬~ 143 00:16:52,071 --> 00:16:54,073 ハアッ! 144 00:16:54,073 --> 00:17:08,087 ♬~ 145 00:17:08,087 --> 00:17:22,087 ♬~ 146 00:17:40,052 --> 00:17:42,052 ハアッ! 147 00:17:46,058 --> 00:17:49,061 弁慶 こっちじゃ 148 00:17:49,061 --> 00:17:51,063 こっちじゃ こっちじゃ 149 00:17:51,063 --> 00:17:53,063 おう 150 00:17:55,067 --> 00:17:57,067 こっちじゃ 151 00:18:07,079 --> 00:18:09,081 (斬る音) 152 00:18:09,081 --> 00:18:12,084 オッ… 153 00:18:12,084 --> 00:18:14,086 ハハハハッ… 154 00:18:14,086 --> 00:18:16,086 (斬る音) 155 00:18:18,090 --> 00:18:21,093 ここじゃ 156 00:18:21,093 --> 00:18:23,028 これなら どうだ? 157 00:18:23,028 --> 00:18:26,031 (斬る音) 158 00:18:26,031 --> 00:18:28,031 オッ… 159 00:18:48,053 --> 00:18:52,053 待てー! 待たぬか! 160 00:19:04,069 --> 00:19:07,069 おお 見事じゃ 161 00:19:09,074 --> 00:19:13,078 弁慶 ここまで上ってまいれ 162 00:19:13,078 --> 00:19:17,082 よい眺めぞ そ~れそれ 日本一の富士のお山が見える 163 00:19:17,082 --> 00:19:22,020 たわけ 見えてたまるか 164 00:19:22,020 --> 00:19:26,024 勇気があるなら 下りてこい 知恵があるなら 上ってまいれ 165 00:19:26,024 --> 00:19:31,024 いつまでも そこにおれ こうなったら根比べだ 166 00:19:37,035 --> 00:19:40,035 ンンッ… よっ! 167 00:20:35,027 --> 00:20:40,032 ♪(笛の演奏) 168 00:20:40,032 --> 00:20:52,044 ♪~ 169 00:20:52,044 --> 00:21:04,056 ♪~ 170 00:21:04,056 --> 00:21:08,056 童! 帰るぞ 171 00:21:10,062 --> 00:21:13,065 いつまでも そこにいるがよい 172 00:21:13,065 --> 00:21:28,080 ♪~ 173 00:21:28,080 --> 00:21:30,080 待て 弁慶 174 00:21:42,094 --> 00:21:44,096 (斬る音) 175 00:21:44,096 --> 00:21:49,101 ♬~ 176 00:21:49,101 --> 00:21:51,103 ハアーッ! 177 00:21:51,103 --> 00:21:58,110 ♬~ 178 00:21:58,110 --> 00:22:03,115 (笑い声) 179 00:22:03,115 --> 00:22:05,115 ヤーッ! 180 00:22:08,120 --> 00:22:10,122 そ~れ! 181 00:22:10,122 --> 00:22:15,127 ♬~ 182 00:22:15,127 --> 00:22:17,129 ハハハハッ… 183 00:22:17,129 --> 00:22:19,131 トーッ! ヤーッ! 184 00:22:19,131 --> 00:22:33,078 ♬~ 185 00:22:33,078 --> 00:22:37,082 刺せば砕くな 186 00:22:37,082 --> 00:22:41,086 砕けば刺すな 187 00:22:41,086 --> 00:22:51,086 ♬~ 188 00:22:58,103 --> 00:23:01,103 ハハハハッ… 189 00:23:03,108 --> 00:23:05,110 ハァ… 190 00:23:05,110 --> 00:23:10,115 (2人)ハァ… ハァ… 191 00:23:10,115 --> 00:23:16,121 なぜ わしを鞍馬に呼ばれました? 192 00:23:16,121 --> 00:23:18,123 この勝負に勝たねば➡ 193 00:23:18,123 --> 00:23:21,123 平家を倒せぬと思ったからじゃ 194 00:23:29,067 --> 00:23:34,072 ハァ~ッ… 195 00:23:34,072 --> 00:23:37,072 ハァ… ハァ… 196 00:23:49,087 --> 00:23:55,093 おっ 弁慶 空を見よ 197 00:23:55,093 --> 00:23:57,093 雁が飛んでいく 198 00:24:01,099 --> 00:24:06,099 (鳴き声) 199 00:24:09,107 --> 00:24:16,114 先頭を飛んでいくのは あれは父親であろうか 200 00:24:16,114 --> 00:24:20,114 それに続くは 子供たちであろうか 201 00:24:23,055 --> 00:24:25,055 いちばん あとから行くのは… 202 00:24:29,061 --> 00:24:34,061 あれは 母に違いない 203 00:24:44,076 --> 00:24:49,081 弁慶 親はあるか? 204 00:24:49,081 --> 00:24:54,086 フッ… 親がなくて 子が生まれようか 205 00:24:54,086 --> 00:24:58,090 もっとも わしの父も早くに死んで➡ 206 00:24:58,090 --> 00:25:01,090 今は熊野に おふくろが ひとりいる 207 00:25:04,096 --> 00:25:10,102 母とは どんなものかのぅ? 208 00:25:10,102 --> 00:25:16,108 なに 会えば何のかんのと 口うるさいばばあよ 209 00:25:16,108 --> 00:25:18,108 ハハハハッ… 210 00:25:22,047 --> 00:25:42,067 ♬~ 211 00:25:42,067 --> 00:26:02,087 ♬~ 212 00:26:02,087 --> 00:26:13,098 ♬~ 213 00:26:13,098 --> 00:26:23,098 ♬~ 214 00:26:29,047 --> 00:26:32,047 (遮那王) 恥ずかしい所を見せてしもうた 215 00:27:01,079 --> 00:27:05,083 世間には 親に 死にはぐれた童は➡ 216 00:27:05,083 --> 00:27:08,086 いくらでも おり申す 217 00:27:08,086 --> 00:27:13,091 それどころか 父親に疎まれ➡ 218 00:27:13,091 --> 00:27:16,091 捨てられた童も これにおる 219 00:27:19,097 --> 00:27:24,097 そなた 父親に 捨てられたとか? 220 00:27:26,037 --> 00:27:29,037 生まれ落ちたときから 並外れて大きく… 221 00:27:31,042 --> 00:27:35,042 「鬼っ子じゃ 鬼っ子じゃ」と疎まれ 222 00:27:37,048 --> 00:27:43,048 山に捨てられるところを 母の機転で傀儡に預けられました 223 00:27:45,056 --> 00:27:48,059 傀儡にのぅ 224 00:27:48,059 --> 00:27:51,062 しかし この武蔵坊弁慶 225 00:27:51,062 --> 00:27:55,062 そのことで いささかも 父を恨んではおりませんぞ 226 00:27:57,068 --> 00:28:00,071 生まれ落ちたときは 皆 平等 227 00:28:00,071 --> 00:28:07,078 そう思えば 己の力ひとつで➡ 228 00:28:07,078 --> 00:28:12,078 何ができるか 満々たる闘志が湧いてきます 229 00:28:19,090 --> 00:28:22,090 強いのぅ 武蔵坊は 230 00:28:24,029 --> 00:28:29,029 遮那王どの お気を強く持たれよ 231 00:28:32,037 --> 00:28:35,040 そなたを見ていると➡ 232 00:28:35,040 --> 00:28:40,040 何やら不可能なことでも 可能に思えてくる 233 00:28:44,049 --> 00:28:49,049 武蔵坊 私のそばにいてくれぬか? 234 00:28:56,061 --> 00:28:58,061 嫌か? 235 00:29:02,067 --> 00:29:10,075 この武蔵坊 いまだ修行中の未熟者なれど… 236 00:29:10,075 --> 00:29:13,075 遮那王どのと一緒に… 237 00:29:15,080 --> 00:29:18,080 旅が しとうなりました 238 00:29:21,086 --> 00:29:23,086 共に歩いてくれるか? 239 00:29:42,040 --> 00:29:44,040 弁慶 240 00:29:54,052 --> 00:29:56,052 御曹司 241 00:29:59,057 --> 00:30:03,061 <1000本の刀を集めて 旗揚げするつもりが➡ 242 00:30:03,061 --> 00:30:07,065 自ら家人になった弁慶にとって➡ 243 00:30:07,065 --> 00:30:12,070 これは 大きな誤算としか言いようがない> 244 00:30:12,070 --> 00:30:18,076 <しかし 「この少年には 自分が一生を懸ける何かがある」> 245 00:30:18,076 --> 00:30:24,015 <そう思う心は もう 羽が生えたように空を飛んでいた> 246 00:30:24,015 --> 00:30:38,029 ♬~ 247 00:30:38,029 --> 00:30:40,029 ハハハハッ… 248 00:30:42,033 --> 00:30:45,036 (遮那王)常陸坊から聞いておるぞ はぁ? 249 00:30:45,036 --> 00:30:50,041 天児屋命のご苗裔 中の関白 藤原道隆公の子孫 250 00:30:50,041 --> 00:30:56,047 ああ いやいや あれはな あれは ホラでござる 251 00:30:56,047 --> 00:31:02,053 (2人の笑い声) 252 00:31:02,053 --> 00:31:07,058 して 弁慶 私の太刀は何本目であったのじゃ 253 00:31:07,058 --> 00:31:11,062 さよう ちょうど1000本目でござった 254 00:31:11,062 --> 00:31:15,066 1000本集めたら旗揚げ… 255 00:31:15,066 --> 00:31:19,070 あっ! どうしたぞ? 256 00:31:19,070 --> 00:31:23,074 大事なことを忘れておった 257 00:31:23,074 --> 00:31:26,077 ああ いや 御免 258 00:31:26,077 --> 00:31:41,092 ♬~ 259 00:31:41,092 --> 00:31:56,107 ♬~ 260 00:31:56,107 --> 00:31:58,109 (小太郎)どうぞ こちらです 261 00:31:58,109 --> 00:32:08,119 ♬~ 262 00:32:08,119 --> 00:32:10,119 (玉虫)弁慶どの! 263 00:32:14,125 --> 00:32:18,125 小太郎 ご苦労であった (小太郎)フフッ… 264 00:32:22,066 --> 00:32:26,070 玉虫 弁慶どの 265 00:32:26,070 --> 00:32:30,074 お会いしとうござりました どんなにか 266 00:32:30,074 --> 00:32:35,079 よく出てこられたのぅ 怪しまれはせなんだか? 267 00:32:35,079 --> 00:32:38,082 それにしても 驚きましたぞえ 268 00:32:38,082 --> 00:32:41,085 こんなに早よう お呼び出しがあろうとは 269 00:32:41,085 --> 00:32:44,088 何ぞ よいお知らせでもござりましたか 270 00:32:44,088 --> 00:32:46,090 おう… いやぁ ここは冷える 271 00:32:46,090 --> 00:32:49,093 まず中へ なっ? さあ 272 00:32:49,093 --> 00:32:51,095 さあ 入ってくれ はい 273 00:32:51,095 --> 00:32:55,099 どうだ? うん? まあ! 274 00:32:55,099 --> 00:32:59,103 あっ これなど どうじゃ? 275 00:32:59,103 --> 00:33:03,107 それより 早よう聞かせてたもれ のぅ? 276 00:33:03,107 --> 00:33:08,112 いやぁ その 実はな つまり その… 277 00:33:08,112 --> 00:33:11,115 ああ もう じれったやのぅ 弁慶どの 278 00:33:11,115 --> 00:33:14,118 そう じれるな 279 00:33:14,118 --> 00:33:18,122 ああ 待て待て さあ ここへ ここへ… 280 00:33:18,122 --> 00:33:20,124 ああ ちょっと待て 待て 281 00:33:20,124 --> 00:33:23,061 よいか よいか? 待ってくれよ 282 00:33:23,061 --> 00:33:29,067 さあ さあさあ これへ さあ これへ座って 283 00:33:29,067 --> 00:33:33,071 さあさあ これへ 落ち着いて 落ち着いて聞いてくれ 284 00:33:33,071 --> 00:33:35,073 よいか? あい 285 00:33:35,073 --> 00:33:38,076 我が君の仰せのままに んん… 286 00:33:38,076 --> 00:33:43,081 ハァ… いやぁ 実はな 287 00:33:43,081 --> 00:33:48,086 その… う~ん なんだ 288 00:33:48,086 --> 00:33:55,093 人にはな それぞれ その… 分というものがあってな 289 00:33:55,093 --> 00:33:57,095 つまり その… なんだ 290 00:33:57,095 --> 00:34:01,099 つらつら おもんみるに わしは どうも その… 291 00:34:01,099 --> 00:34:06,104 旗頭になるような器では ないような 292 00:34:06,104 --> 00:34:08,106 それで? 293 00:34:08,106 --> 00:34:11,109 ウフフッ… それでのぅ わしはな 294 00:34:11,109 --> 00:34:16,114 その旗頭を担ぐほうが 性に合ってるように思うのだ 295 00:34:16,114 --> 00:34:18,116 分かりました 296 00:34:18,116 --> 00:34:22,053 我が君は どなたかに 仕官なされたのでござりましょう 297 00:34:22,053 --> 00:34:27,058 そうなのだ! 玉虫 喜んでくれ 298 00:34:27,058 --> 00:34:33,064 ようやく この弁慶 生涯を 託すに足る人物を見つけたのじゃ 299 00:34:33,064 --> 00:34:37,068 はい …で その 将来を託するに足るお方とは? 300 00:34:37,068 --> 00:34:40,071 うむ… まだ あまり 大きな声では言えんがのぅ 301 00:34:40,071 --> 00:34:44,075 さるお方のご落胤で 御年 いまだ16ながら➡ 302 00:34:44,075 --> 00:34:50,081 やがては 天下一方の 旗頭になる人物と にらんだのじゃ 303 00:34:50,081 --> 00:34:53,084 まあ… して その さるお方とはえ? 304 00:34:53,084 --> 00:34:56,087 聞いて驚くな 玉虫 305 00:34:56,087 --> 00:34:58,089 今を去る15年前 306 00:34:58,089 --> 00:35:04,095 平治の乱で平家に破れた 源氏の棟梁 源義朝公だ 307 00:35:04,095 --> 00:35:07,098 えっ? して そのお子とは? 308 00:35:07,098 --> 00:35:13,104 うむ… 鞍馬山は東光坊におわす 遮那王どのだ 309 00:35:13,104 --> 00:35:17,108 すると 我が君は 源氏の御曹司の家人に? 310 00:35:17,108 --> 00:35:24,048 ああ わしはな 遮那王どのと共に 理想郷を築こうと思うた 311 00:35:24,048 --> 00:35:27,051 どうだ? 玉虫 312 00:35:27,051 --> 00:35:32,056 あっ… 玉虫? 313 00:35:32,056 --> 00:35:36,056 いかがいたした? うん? たま… 314 00:35:38,062 --> 00:35:43,067 我が君は 玉虫のことなど 何も考えては おわさぬ 315 00:35:43,067 --> 00:35:45,069 いやぁ そんなことはない 316 00:35:45,069 --> 00:35:47,071 そなたのことを思えば わしは こうして… 317 00:35:47,071 --> 00:35:50,074 いいや 考えては おわさぬ 318 00:35:50,074 --> 00:35:54,078 弁慶どの… 弁慶どのは➡ 319 00:35:54,078 --> 00:35:57,081 わらわが どなたに お仕えしているか ご存じか? 320 00:35:57,081 --> 00:35:59,083 無論 存じておるとも 321 00:35:59,083 --> 00:36:02,086 中宮の女房 右京大夫さまであろうが 322 00:36:02,086 --> 00:36:05,089 その中宮 徳子の御方さまは どなたの娘御じゃ? 323 00:36:05,089 --> 00:36:07,091 どなたの娘御? 324 00:36:07,091 --> 00:36:09,093 フッ… そのようなこと 言わずとも知れたことだ 325 00:36:09,093 --> 00:36:14,098 入道相国 平… きよ… 清盛 326 00:36:14,098 --> 00:36:18,102 考えてみれば 分かりそうなものじゃ 327 00:36:18,102 --> 00:36:24,041 わらわは平家にゆかりの者 我が君は 源氏の御曹司の家人 328 00:36:24,041 --> 00:36:27,044 これで どうして喜べましょう? 329 00:36:27,044 --> 00:36:32,049 しかし… しかしのぅ 玉虫 330 00:36:32,049 --> 00:36:35,052 中宮は確かに 入道相国の娘かもしらぬが 331 00:36:35,052 --> 00:36:37,054 あくまでも帝の后 332 00:36:37,054 --> 00:36:39,056 帝は帝であって 平家ではないではないか 333 00:36:39,056 --> 00:36:42,059 それは屁理屈じゃ! 屁理屈も理屈のうちだ 334 00:36:42,059 --> 00:36:44,061 ならば 弁慶どのにお尋ねします 335 00:36:44,061 --> 00:36:46,063 その源氏の御曹司が 旗揚げされたら➡ 336 00:36:46,063 --> 00:36:49,066 入道相国さまは いかがなされましょうや 337 00:36:49,066 --> 00:36:55,072 ンン… そら 無論 目の色変えて たたきつぶしにかかるであろうな 338 00:36:55,072 --> 00:36:59,076 それにもめげず 源氏が 隆盛になったら どうなります? 339 00:36:59,076 --> 00:37:05,082 それは… そうなれば 天下を二分した戦になる 340 00:37:05,082 --> 00:37:08,085 それ ご覧なさりませ 341 00:37:08,085 --> 00:37:14,091 さすれば 我が君と わらわは 敵味方ということに 342 00:37:14,091 --> 00:37:19,096 いやぁ そんな すぐに敵味方… 343 00:37:19,096 --> 00:37:22,033 (泣き声) 344 00:37:22,033 --> 00:37:25,036 情けなや 弁慶どの 345 00:37:25,036 --> 00:37:29,036 (泣き声) 346 00:37:34,045 --> 00:37:36,047 (ため息) 347 00:37:36,047 --> 00:37:43,047 夫婦になるということは 難しいことじゃのぅ 348 00:37:52,063 --> 00:37:59,070 (知盛)そうか あの武蔵坊 とうとう遮那王と出会いおったか 349 00:37:59,070 --> 00:38:02,073 (頑入)刀狩りも あの法師に相違ござりませぬ 350 00:38:02,073 --> 00:38:06,077 鞍馬の遮那王の家人に なったとすると➡ 351 00:38:06,077 --> 00:38:08,079 刀狩りも ひょっとすると 352 00:38:08,079 --> 00:38:11,079 旗揚げの支度とか? (頑入)御意 353 00:38:14,085 --> 00:38:18,089 これは容易ならんことに なるやもしれんのぅ 354 00:38:18,089 --> 00:38:22,026 (頑入)思い切って あの2人を… 355 00:38:22,026 --> 00:38:24,028 (知盛)できるか? そのほうに 356 00:38:24,028 --> 00:38:29,033 遮那王は ともかく 武蔵坊は手ごわいぞ 357 00:38:29,033 --> 00:38:33,033 私めに いささか策がござりますれば 358 00:38:36,040 --> 00:38:38,042 (的に刺さる音) 359 00:38:38,042 --> 00:38:41,045 (資盛)叔父上 お見事! 360 00:38:41,045 --> 00:38:44,045 やはり こちらでござりましたか 361 00:38:46,050 --> 00:38:48,052 今日は1人か? 362 00:38:48,052 --> 00:38:53,057 実は近々 中宮の女房たちを誘って 363 00:38:53,057 --> 00:38:55,059 吉野へ 花見にまいろうと思いますが➡ 364 00:38:55,059 --> 00:38:57,061 叔父上のご都合は? 365 00:38:57,061 --> 00:39:00,064 花見か のんきでよいのぅ 366 00:39:00,064 --> 00:39:03,067 叔父上も たまには息抜きをしませぬと 367 00:39:03,067 --> 00:39:08,072 右京大夫が 是非 知盛さまも お誘いしてくれと申しまして 368 00:39:08,072 --> 00:39:11,075 右京大夫が? (資盛)はい 369 00:39:11,075 --> 00:39:16,080 右京大夫は 叔父上に好意を持っているらしい 370 00:39:16,080 --> 00:39:19,083 おぬしこそ好きなのだろう? 右京大夫が 371 00:39:19,083 --> 00:39:24,021 いつぞやは すっかり 息が合うていたではないか 372 00:39:24,021 --> 00:39:28,021 どうも 才に長けた女子は分かりませぬ 373 00:39:30,027 --> 00:39:35,027 叔父上から お口添えを頼みます 「資盛が真剣に悩んでいる」と 374 00:39:37,034 --> 00:39:40,034 何のことはない それで わしを誘ったのか 375 00:39:44,041 --> 00:39:51,041 (からすの鳴き声) 376 00:40:00,057 --> 00:40:02,059 (ため息) 377 00:40:02,059 --> 00:40:06,063 玉虫 何とか言ってくれ 378 00:40:06,063 --> 00:40:11,063 そなたが口を利いてくれんと わしは もう息が詰まりそうだわ 379 00:40:37,028 --> 00:40:40,028 そんな目で見るなというに 380 00:40:43,034 --> 00:40:48,039 勘弁してくれ なあ 381 00:40:48,039 --> 00:40:52,039 今から 敵味方に 分かれたわけではあるまいが 382 00:40:58,049 --> 00:41:04,055 いや もう遅い 送っていこう なっ? 383 00:41:04,055 --> 00:41:08,059 なあ 機嫌を直して さあさあ さあ 行こう 384 00:41:08,059 --> 00:41:12,059 帰りませぬ いいかげんにせぬか! 385 00:41:14,065 --> 00:41:19,070 (泣き声) 386 00:41:19,070 --> 00:41:25,076 ああ 悪かった 悪かった 悪かった 387 00:41:25,076 --> 00:41:30,081 なあ ならば どうしたらよいのだ? 388 00:41:30,081 --> 00:41:32,083 (泣き声) 389 00:41:32,083 --> 00:41:37,088 所詮 弁慶どのは➡ 390 00:41:37,088 --> 00:41:40,088 わらわが かわいくないのであろう 391 00:41:42,093 --> 00:41:46,097 かわいいぞ 殺したいほど かわいいぞ 392 00:41:46,097 --> 00:41:49,100 ならば いっそ殺してたもれ 393 00:41:49,100 --> 00:41:52,103 何を言うのだ? 394 00:41:52,103 --> 00:41:57,108 死にたいものじゃ こんな… 395 00:41:57,108 --> 00:42:01,112 こんな思いをするくらいなら 死んだほうが ましじゃ 396 00:42:01,112 --> 00:42:03,114 う~ん… 397 00:42:03,114 --> 00:42:06,117 死ねば わらわは今の若さのまま➡ 398 00:42:06,117 --> 00:42:09,120 弁慶どのの 心の中に生きているであろう 399 00:42:09,120 --> 00:42:13,124 それは女の幸せというものじゃ 400 00:42:13,124 --> 00:42:16,127 おい さあ 早く殺してたもれ 401 00:42:16,127 --> 00:42:20,127 分からぬことを言うものではない 殺して… 402 00:42:22,066 --> 00:42:28,072 もう どうしたら 機嫌を直してくれるのかのぅ 403 00:42:28,072 --> 00:42:33,077 ならば 抱いてたもれ 404 00:42:33,077 --> 00:42:39,077 えっ? 殺す代わりに抱けばよいのか? 405 00:42:41,085 --> 00:42:46,085 どうも この辺りが よく分からん 抱いてたもれ 406 00:42:48,092 --> 00:42:50,094 玉虫 407 00:42:50,094 --> 00:42:58,102 (泣き声) 408 00:42:58,102 --> 00:43:02,102 いいのか? わしは源氏ぞ 409 00:43:04,108 --> 00:43:09,113 女子には 源氏も平家もありません 410 00:43:09,113 --> 00:43:12,113 恋は恩讐を越えるもの 411 00:43:14,118 --> 00:43:16,118 玉虫… 412 00:43:19,123 --> 00:43:22,059 悔いはせぬか? 413 00:43:22,059 --> 00:43:28,059 もう何も申されまするな せめて このひとときは 414 00:43:36,073 --> 00:43:38,075 玉虫 415 00:43:38,075 --> 00:43:48,085 ♬~ 416 00:43:48,085 --> 00:43:52,085 大丈夫か? うん? うん? 417 00:43:55,092 --> 00:43:57,094 もう一度… 418 00:43:57,094 --> 00:44:08,105 ♬~ 419 00:44:08,105 --> 00:44:18,115 ♬~ 420 00:44:18,115 --> 00:44:21,118 玉虫 421 00:44:21,118 --> 00:44:27,057 わしは いつ どこにおっても そなたのことを決して忘れん 422 00:44:27,057 --> 00:44:33,057 わしにとって 女子は玉虫ただひとりじゃ 423 00:44:35,065 --> 00:44:38,068 うれしゅうござります 424 00:44:38,068 --> 00:44:41,068 ハァ… 玉虫 425 00:44:43,073 --> 00:44:48,078 抱いても 壊れはせぬかのぅ 426 00:44:48,078 --> 00:44:52,078 泥人形のように申されまするな 427 00:44:54,084 --> 00:45:01,091 さあ 壊れるか 壊れぬか もっと強く抱いてたもう 428 00:45:01,091 --> 00:45:03,093 うむ… 429 00:45:03,093 --> 00:45:17,093 ♬~