1 00:01:22,157 --> 00:01:24,157 2 00:01:29,030 --> 00:01:49,050 ♬~ 3 00:01:49,050 --> 00:02:09,070 ♬~ 4 00:02:09,070 --> 00:02:29,024 ♬~ 5 00:02:29,024 --> 00:02:49,044 ♬~ 6 00:02:49,044 --> 00:03:09,064 ♬~ 7 00:03:09,064 --> 00:03:29,017 ♬~ 8 00:03:29,017 --> 00:03:49,037 ♬~ 9 00:03:49,037 --> 00:03:59,037 ♬~ 10 00:04:01,049 --> 00:04:04,049 (ほくろ)ハァハァ… 11 00:04:10,058 --> 00:04:12,058 ハァ… 12 00:04:14,062 --> 00:04:18,062 ハァハァハァ… 13 00:04:40,021 --> 00:04:42,021 (徳)おい ほくろ 14 00:04:44,025 --> 00:04:46,027 (徳)どこまで送っていきゃ 気が済むんだ? 15 00:04:46,027 --> 00:04:50,031 鬼若は お前を袖にした男だぜ お人よしも大概にしろって 16 00:04:50,031 --> 00:04:53,034 余計なお世話だ (徳)ケッ! 17 00:04:53,034 --> 00:04:57,038 頭 何とか言ってやってくれよ 18 00:04:57,038 --> 00:04:59,038 (太平)ほくろ 19 00:05:02,043 --> 00:05:05,046 (太平)これ以上は 未練ってもんじゃねえのか? 20 00:05:05,046 --> 00:05:07,046 (ほくろ)分かってるよ 21 00:05:14,055 --> 00:05:16,057 (ほくろ)徳! (徳)はい? 22 00:05:16,057 --> 00:05:18,057 見てろ 23 00:05:21,996 --> 00:05:25,996 これが俺の別れの挨拶さ 24 00:05:32,006 --> 00:05:34,006 (馬の いななき) 25 00:05:38,012 --> 00:05:41,015 (常陸坊)よせ 仲間だ 26 00:05:41,015 --> 00:05:43,017 (伊勢)山賊じゃねえのか? 27 00:05:43,017 --> 00:05:46,020 (常陸坊) 都から ずっと つかず離れず 送ってきてくれたのよ 28 00:05:46,020 --> 00:05:48,022 (遮那王)何者じゃ? 29 00:05:48,022 --> 00:05:52,026 (弁慶)はっ… 播磨の群れの 傀儡にござりまする 30 00:05:52,026 --> 00:05:56,026 それがしとは家族のようなもので 31 00:06:01,035 --> 00:06:04,038 ハハハハッ… 32 00:06:04,038 --> 00:06:07,041 覚えておらぬか? 玉虫 33 00:06:07,041 --> 00:06:11,045 そなたが熊野を訪ねたとき 出会うた太平のじいよ 34 00:06:11,045 --> 00:06:16,050 (玉虫)あっ… あのときの うん 35 00:06:16,050 --> 00:06:19,053 あっ… 手を振っておりまする ほら 36 00:06:19,053 --> 00:06:23,053 太平 恩に着るぞ! 37 00:06:24,993 --> 00:06:27,996 (太平)鬼若! 38 00:06:27,996 --> 00:06:33,001 玉虫を大事にしろよ! 39 00:06:33,001 --> 00:06:35,003 鬼若! 40 00:06:35,003 --> 00:06:39,003 帰ってくるなよ~! 41 00:06:44,012 --> 00:06:49,017 ♬~ 42 00:06:49,017 --> 00:06:52,020 (ほくろ)玉虫は どこまで ついていく気じゃろう? 43 00:06:52,020 --> 00:06:57,025 おおかた 熊野の 母御の所へでも預ける気じゃろう 44 00:06:57,025 --> 00:06:59,027 奥州は遠いものな 45 00:06:59,027 --> 00:07:03,031 無事に着けばよいがのぅ 46 00:07:03,031 --> 00:07:05,033 ケッ… 47 00:07:05,033 --> 00:07:24,986 ♬~ 48 00:07:24,986 --> 00:07:37,986 ♬~ 49 00:07:47,008 --> 00:07:51,012 我が君 おう 50 00:07:51,012 --> 00:07:53,014 これ 玉虫 51 00:07:53,014 --> 00:07:57,018 御曹司の前で 「我が君」「我が君」と 言うてくれるな 52 00:07:57,018 --> 00:08:00,021 もう こそばゆうてならんわ 53 00:08:00,021 --> 00:08:05,026 我が君を 「我が君」と呼んで 何が おかしゅうござりましょう 54 00:08:05,026 --> 00:08:09,030 ンン… まあ それは そうじゃがな 御曹司の手前も… 55 00:08:09,030 --> 00:08:13,034 (遮那王)のう 弁慶 はっ… ははっ… 56 00:08:13,034 --> 00:08:18,034 (遮那王)鞍馬を出るときから ずっと考えていたのだが… 57 00:08:21,976 --> 00:08:24,979 どうであろうのぅ? 弁慶 58 00:08:24,979 --> 00:08:29,979 わしは ここで 元服をしようと思うのだが 59 00:08:31,986 --> 00:08:33,986 元服を? 60 00:08:36,991 --> 00:08:42,997 玉虫 そなた 髪が結えるか? 61 00:08:42,997 --> 00:08:47,001 はい それは… 62 00:08:47,001 --> 00:08:50,004 できぬことも ござりませぬが 63 00:08:50,004 --> 00:08:52,004 ならば 結うてくれ 64 00:08:54,008 --> 00:08:57,011 わしは ここで… 65 00:08:57,011 --> 00:09:00,014 元服をするぞ 66 00:09:00,014 --> 00:09:05,019 いや しかし 源氏の御曹司が このような所で 67 00:09:05,019 --> 00:09:11,025 いや ここは わしに ふさわしい所と思う 68 00:09:11,025 --> 00:09:21,035 ♬~ 69 00:09:21,035 --> 00:09:24,972 しかし 烏帽子親もござりませねば 70 00:09:24,972 --> 00:09:26,974 かまわぬ 71 00:09:26,974 --> 00:09:34,974 弁慶 わしは そのほうたちが 見守っていてくれれば 十分じゃ 72 00:09:36,984 --> 00:09:38,986 それでもいかぬか? 73 00:09:38,986 --> 00:09:43,991 ♬~ 74 00:09:43,991 --> 00:09:46,994 御曹司 75 00:09:46,994 --> 00:09:51,999 ♬~ 76 00:09:51,999 --> 00:09:55,002 (吉次)そうと決まれば 支度じゃ 支度じゃ 77 00:09:55,002 --> 00:09:58,005 御曹司が元服なさるのじゃ 78 00:09:58,005 --> 00:10:00,007 あっ… ちと 常陸坊どの (常陸坊)うん? 79 00:10:00,007 --> 00:10:03,010 あっ いや… 元服とは その… 80 00:10:03,010 --> 00:10:05,012 遊び女と するものでは なかったのか? 81 00:10:05,012 --> 00:10:10,017 そりゃ馬泥棒の元服じゃろう おぬし 誠 源氏の出か? 82 00:10:10,017 --> 00:10:13,020 いや… 100年以上も 前のことじゃからのぅ 83 00:10:13,020 --> 00:10:16,020 忘れてしもうた (常陸坊)ハハハハッ… 84 00:10:49,991 --> 00:11:10,011 ♬~ 85 00:11:10,011 --> 00:11:23,024 ♬~ 86 00:11:23,024 --> 00:11:35,036 ♬~ 87 00:11:35,036 --> 00:11:40,041 お見事 あっぱれ 若武者ぶりでござりまするぞ 88 00:11:40,041 --> 00:11:42,043 御曹司 89 00:11:42,043 --> 00:11:47,043 ご成人なされたうえは 遮那王どのでもござるまい 90 00:11:50,051 --> 00:11:56,057 されば 我 父 義朝の9番目の子なれば➡ 91 00:11:56,057 --> 00:12:02,063 通称を九郎 名乗りを義経 92 00:12:02,063 --> 00:12:06,063 源九郎義経と改める 93 00:12:08,069 --> 00:12:14,075 源九郎義経 94 00:12:14,075 --> 00:12:16,077 おお… よい名じゃ 95 00:12:16,077 --> 00:12:20,081 ハハッ… いかにも 天下を 取りそうな武将の名前じゃのぅ 96 00:12:20,081 --> 00:12:23,017 (笑い声) 97 00:12:23,017 --> 00:12:26,017 されば 祝いの盃を 98 00:12:46,040 --> 00:12:50,044 (義経)弁慶 はっ! 99 00:12:50,044 --> 00:12:54,044 三郎 いただけ おお… 100 00:13:00,054 --> 00:13:02,054 (せきばらい) 101 00:13:10,064 --> 00:13:12,064 ハァ~ッ… 102 00:13:39,026 --> 00:13:44,026 我が君 早く つがぬか 103 00:14:02,049 --> 00:14:04,049 御曹司 104 00:14:09,056 --> 00:14:11,056 いざ まいろうぞ 105 00:14:13,060 --> 00:14:15,062 奥州 平泉へ 106 00:14:15,062 --> 00:14:17,064 (弁慶たち)おう! 107 00:14:17,064 --> 00:14:22,002 ♬~ 108 00:14:22,002 --> 00:14:29,009 (語り)<その瞬間 弁慶は これで 自分の人生が決まったと思った> 109 00:14:29,009 --> 00:14:31,011 さあ! うむ… 110 00:14:31,011 --> 00:14:34,014 <どのような人生かは分からぬが➡ 111 00:14:34,014 --> 00:14:38,018 恐らくは 死ぬも生きるも一緒に違いないと> 112 00:14:38,018 --> 00:14:51,031 ♬~ 113 00:14:51,031 --> 00:14:56,036 (玉虫)我が君が あのお方に惹かれる訳が➡ 114 00:14:56,036 --> 00:15:00,040 何やら 分かるような気がいたします 115 00:15:00,040 --> 00:15:08,040 思い上がりと笑うかもしれぬが あのお方には わしが必要なのだ 116 00:15:10,050 --> 00:15:16,056 それと同じように わしにも あのお方が必要なんだ 117 00:15:16,056 --> 00:15:20,060 御曹司は わしの夢だ 118 00:15:20,060 --> 00:15:27,060 己の ありったけの夢を あのお方に懸けて生きてみたい 119 00:15:31,005 --> 00:15:37,005 たまには わらわのことも思い出してたもれ 120 00:15:39,013 --> 00:15:44,013 何を言う お前らしくもない 忘れはせぬわ 121 00:15:48,022 --> 00:15:51,025 本気ぞえ? 122 00:15:51,025 --> 00:15:55,025 ああ 本気だ 123 00:15:57,031 --> 00:15:59,031 我が君 124 00:16:01,035 --> 00:16:04,035 約束のしるしを見せてたもれ 125 00:16:11,045 --> 00:16:16,050 あっ… 玉虫 玉虫 ちっと向こうへ 126 00:16:16,050 --> 00:16:19,050 いいから 早く早く… 127 00:16:28,996 --> 00:16:34,001 これはな わしが作った玉虫人形じゃ 128 00:16:34,001 --> 00:16:36,003 持っていてくれ 129 00:16:36,003 --> 00:16:40,003 あっ… うわぁ… 130 00:16:43,010 --> 00:16:46,013 フフッ… 131 00:16:46,013 --> 00:16:49,016 弁慶どの! 132 00:16:49,016 --> 00:16:54,021 道中 気をつけてたもう 母者によろしゅう! 133 00:16:54,021 --> 00:17:08,035 ♬~ 134 00:17:08,035 --> 00:17:14,041 ほんに男というは 子供のようじゃ 135 00:17:14,041 --> 00:17:16,041 フフッ… 136 00:17:19,046 --> 00:17:24,985 <今度 会うのは 半年先か あるいは1年のちか> 137 00:17:24,985 --> 00:17:29,990 <男の身勝手さを恨みながらも 今は ただ 熊野の実家で➡ 138 00:17:29,990 --> 00:17:34,995 ひたすら 弁慶の帰りを待つしかなかった> 139 00:17:34,995 --> 00:17:40,995 ♬~ 140 00:17:45,005 --> 00:17:51,005 《我が君の母上は どのようなお方やら》 141 00:18:21,041 --> 00:18:25,980 《お生まれは 二位の大納言の姫君にて➡ 142 00:18:25,980 --> 00:18:29,980 確か お名前は 桃の前と》 143 00:18:37,992 --> 00:18:43,992 (玉虫)ごめんくださりませ お頼み申します 144 00:18:56,010 --> 00:18:59,013 ごめんくださりませ 145 00:18:59,013 --> 00:19:02,013 どなたも おいでになられませぬか? 146 00:19:14,028 --> 00:19:16,030 (鳴き声) 147 00:19:16,030 --> 00:19:18,030 あっ… 148 00:19:21,035 --> 00:19:25,973 ごめんくださりませ 旅の者にござります 149 00:19:25,973 --> 00:19:29,973 どなたも おいでになられませぬか? 150 00:19:32,980 --> 00:19:35,980 ごめんくださりませ 151 00:19:39,987 --> 00:19:41,987 ハァ… 152 00:19:50,998 --> 00:19:54,001 困ったのぅ 153 00:19:54,001 --> 00:19:58,001 まさか 勝手に 上がり込むわけにもいくまいし 154 00:20:00,007 --> 00:20:03,007 屋敷を間違えたのでは… 155 00:20:05,012 --> 00:20:07,012 ハァ… 156 00:20:17,024 --> 00:20:19,024 あっ… 157 00:20:23,964 --> 00:20:27,968 あっ… 我が君 158 00:20:27,968 --> 00:20:31,968 これは 弁慶どのに そっくりじゃ 159 00:20:35,976 --> 00:20:38,979 こりゃ 鬼若 160 00:20:38,979 --> 00:20:41,982 こんなかわいい女房 放ったらかしにして➡ 161 00:20:41,982 --> 00:20:44,985 どこへ行ったのじゃ? 162 00:20:44,985 --> 00:20:48,985 このばち当たりめが めっ! 163 00:20:51,992 --> 00:20:54,995 いやぁ すまん すまん 164 00:20:54,995 --> 00:20:56,997 ハッハッハッ… 165 00:20:56,997 --> 00:20:59,997 フフッ… フフフッ… 166 00:21:02,002 --> 00:21:04,002 フフッ… 167 00:21:16,016 --> 00:21:21,021 あの… 私は… 168 00:21:21,021 --> 00:21:24,021 私は… 169 00:21:35,035 --> 00:21:38,038 (桃の前)ハァ… 170 00:21:38,038 --> 00:21:44,044 そなた 玉虫だろう? 171 00:21:44,044 --> 00:21:47,047 どうして それを? 172 00:21:47,047 --> 00:21:52,052 このばばにはのぅ あの鬼若が どこで何をしようと➡ 173 00:21:52,052 --> 00:21:55,055 ぜ~んぶ お見通しじゃ 174 00:21:55,055 --> 00:22:04,064 すれば そなたは 鬼若の嫁女の玉虫であろうがの 175 00:22:04,064 --> 00:22:07,067 ならば おばばさまは 我が君の母上 176 00:22:07,067 --> 00:22:10,070 ああ そうじゃよ 177 00:22:10,070 --> 00:22:16,076 傀儡の太平が 知らせに来てくれたのじゃ 178 00:22:16,076 --> 00:22:22,015 あの男はのぅ 前から わらわに懸想しておってのぅ 179 00:22:22,015 --> 00:22:27,020 ハハハハッ… (玉虫)かかさま 180 00:22:27,020 --> 00:22:31,020 よう訪ねてまいったのぅ 181 00:22:35,028 --> 00:22:37,030 (泣き声) 182 00:22:37,030 --> 00:22:43,036 ハハハハッ… よしよし アア… 183 00:22:43,036 --> 00:22:46,039 ようまいった ようまいった 184 00:22:46,039 --> 00:22:51,044 まあ さぞ 心細い思いをしたであろうのぅ 185 00:22:51,044 --> 00:22:57,050 あの鬼若は薄情な奴よのぅ 186 00:22:57,050 --> 00:23:00,053 そなたのごとき手弱女を➡ 187 00:23:00,053 --> 00:23:06,059 ひとりで この熊野まで遣わすなどと 188 00:23:06,059 --> 00:23:11,064 このばばに免じて 許してたもれ のう? 189 00:23:11,064 --> 00:23:14,067 はい (桃の前)さあさあ さあ 190 00:23:14,067 --> 00:23:20,073 ♬~ 191 00:23:20,073 --> 00:23:22,073 さあ 192 00:23:25,012 --> 00:23:32,019 <思いがけぬ弁慶の母の優しさに 玉虫は 我を忘れて泣きじゃくる> 193 00:23:32,019 --> 00:23:38,025 <泣きじゃくりながら 玉虫は不思議でならなかった> 194 00:23:38,025 --> 00:23:41,028 <こんな小さな母親から➡ 195 00:23:41,028 --> 00:23:46,033 どうして あのように大きな 荒法師が生まれたのかと> 196 00:23:46,033 --> 00:23:53,033 ♬~ 197 00:24:09,056 --> 00:24:11,056 (知盛)フゥ… 198 00:24:17,064 --> 00:24:21,068 知盛にござります 199 00:24:21,068 --> 00:24:23,068 (清盛)入れ 200 00:24:32,012 --> 00:24:36,016 汝 酒を食ろうておるのぅ 昼間から 201 00:24:36,016 --> 00:24:38,018 いささか 202 00:24:38,018 --> 00:24:41,021 遮那王の行く先は分かったのか? 203 00:24:41,021 --> 00:24:45,025 それが 一向に 天に駆けたか 地に潜ったか 204 00:24:45,025 --> 00:24:48,028 ざれ言を申すな 205 00:24:48,028 --> 00:24:54,034 即刻 諸国に触れを出し 遮那王が行く先を追及せよ 206 00:24:54,034 --> 00:24:57,037 これは したり 「小童ひとり 何ほどのことやある」 207 00:24:57,037 --> 00:25:00,040 「捨て置け」と申されたのは 父上ではござりませぬか 208 00:25:00,040 --> 00:25:03,043 それを今更 目の色を変えずとも 209 00:25:03,043 --> 00:25:08,043 なれば もうよい! そなたは頼りにせぬ! 210 00:25:11,051 --> 00:25:14,054 (家臣)ただいま 小松殿の維盛さまと資盛さまが➡ 211 00:25:14,054 --> 00:25:16,056 お見えになりました 212 00:25:16,056 --> 00:25:18,056 おう これへ 213 00:25:30,003 --> 00:25:33,006 (維盛)維盛 資盛 両名 参上つかまつりました 214 00:25:33,006 --> 00:25:36,009 挨拶は よい! 215 00:25:36,009 --> 00:25:39,012 遮那王の行く先は分かったか? 216 00:25:39,012 --> 00:25:42,015 はっ… されば… 217 00:25:42,015 --> 00:25:48,021 (資盛) いや そのことなれば 叔父上が 218 00:25:48,021 --> 00:25:52,025 知盛 存じておるなら なぜ言わぬ! 219 00:25:52,025 --> 00:25:57,030 存じません (資盛)叔父上 220 00:25:57,030 --> 00:26:00,033 (清盛)維盛 申してみよ 221 00:26:00,033 --> 00:26:05,038 はい 奥州商人の 金売り吉次と申す者が➡ 222 00:26:05,038 --> 00:26:07,040 手引きをいたしておりますれば➡ 223 00:26:07,040 --> 00:26:12,040 平泉の藤原秀衡を 頼ったものと思われまする 224 00:26:14,047 --> 00:26:16,047 秀衡じゃと!? 225 00:26:19,052 --> 00:26:22,989 誠か? 知盛! 226 00:26:22,989 --> 00:26:27,989 あくまで当て推量 確かなことは分かりません 227 00:26:43,009 --> 00:26:45,009 叔父上 228 00:26:47,013 --> 00:26:52,018 近ごろ 叔父上は この資盛を避けておられる様子 229 00:26:52,018 --> 00:26:55,021 なぜでございます? (知盛)それは悪かった 許せ 230 00:26:55,021 --> 00:26:58,024 お待ちください 231 00:26:58,024 --> 00:27:04,024 叔父上は この資盛に 何か含む所がおありなのでは? 232 00:27:07,033 --> 00:27:10,036 まさか 右京大夫のことで… 233 00:27:10,036 --> 00:27:13,039 馬鹿を申すな 女なぞに興味はない 234 00:27:13,039 --> 00:27:18,044 己ひとり やきもきしたところで どうにもならぬと悟ったのよ 235 00:27:18,044 --> 00:27:20,046 馬鹿らしや 236 00:27:20,046 --> 00:27:24,046 これで平氏が安泰ならば 言うことはあるまい 237 00:27:31,992 --> 00:27:36,997 <当時 都から 遠く離れた未開の地を 「蝦夷」> 238 00:27:36,997 --> 00:27:41,001 <その土着の人々を 「蝦夷」と呼んだ> 239 00:27:41,001 --> 00:27:45,005 <関東の荒武者を 「東蝦夷」と蔑んだことを思えば➡ 240 00:27:45,005 --> 00:27:48,008 いわんや 白河以北の陸奥は➡ 241 00:27:48,008 --> 00:27:52,012 外国ほどの 響きがあったに違いない> 242 00:27:52,012 --> 00:27:58,018 <その陸奥に 黄金花咲く王道楽土があるという> 243 00:27:58,018 --> 00:28:02,022 <これから訪ねん 北方の王者 藤原秀衡とは➡ 244 00:28:02,022 --> 00:28:06,022 そも いかなる人物であったのか> 245 00:28:26,980 --> 00:28:31,985 (泰衡)何事でござります? 六波羅からの急の頼りとは 246 00:28:31,985 --> 00:28:34,988 (秀衡)鞍馬寺に預けておいた➡ 247 00:28:34,988 --> 00:28:42,996 左馬頭 源義朝公の忘れ形見 遮那王どのが逃げたそうな 248 00:28:42,996 --> 00:28:45,999 (国衡) 義朝公の忘れ形見と申さば➡ 249 00:28:45,999 --> 00:28:50,003 伊豆へ流された頼朝どのの 弟御にござりまするか 250 00:28:50,003 --> 00:28:52,005 うむ… 251 00:28:52,005 --> 00:28:54,007 (忠衡)して 用向きは? 252 00:28:54,007 --> 00:28:57,010 当方へ訪ねてまいったら➡ 253 00:28:57,010 --> 00:29:02,015 ひっ捕らえて 都へ送れということらしい 254 00:29:02,015 --> 00:29:06,019 (泰衡)入道相国 じきじきの お申し越しでござりましょうか? 255 00:29:06,019 --> 00:29:08,021 (秀衡)うむ… 256 00:29:08,021 --> 00:29:12,025 (国衡)…とすると おろそかには できませぬな 257 00:29:12,025 --> 00:29:17,030 (忠衡)源氏の御曹司が 我が藤原家を訪ねてまいるとは… 258 00:29:17,030 --> 00:29:20,033 これは 当家にとって 名誉なことではあるまいか? 259 00:29:20,033 --> 00:29:22,969 (泰衡) そう喜んでばかりもいられまい 260 00:29:22,969 --> 00:29:26,973 入道相国に にらまれてる男を かくもうたら➡ 261 00:29:26,973 --> 00:29:28,975 どんな難題をふっかけられるやら 262 00:29:28,975 --> 00:29:34,981 ンンッ! そうか… 読めた 263 00:29:34,981 --> 00:29:37,984 (泰衡)はぁ? 264 00:29:37,984 --> 00:29:44,991 吉次の便りに書いてあった 「京土産の武者人形」 265 00:29:44,991 --> 00:29:49,996 …とは このことか 266 00:29:49,996 --> 00:29:56,002 ならば 吉次が遮那王どのを… (秀衡)ハハハハッ… 267 00:29:56,002 --> 00:30:02,008 吉次の奴 わしを脅かそうとて 武者人形などと 268 00:30:02,008 --> 00:30:09,008 (笑い声) 269 00:30:11,017 --> 00:30:14,020 フハハハッ… 270 00:30:14,020 --> 00:30:16,022 (泰衡)父上 271 00:30:16,022 --> 00:30:19,025 フハハハッ… 272 00:30:19,025 --> 00:30:23,963 父上は 遮那王どのを かくもうおつもりか? 273 00:30:23,963 --> 00:30:27,967 うん? (忠衡)当然じゃ 274 00:30:27,967 --> 00:30:30,970 「窮鳥 懐に入れば 狩り人も これ射たず」というぞ 兄者 275 00:30:30,970 --> 00:30:33,973 (国衡)しかし 平家に逆らってまで かくまうこともあるまい 276 00:30:33,973 --> 00:30:36,976 父上は鎮守府将軍の御身 277 00:30:36,976 --> 00:30:38,978 源氏の旗揚げを 阻止するお立場にある 278 00:30:38,978 --> 00:30:41,981 そのほうたちの言い分は 相分かった 279 00:30:41,981 --> 00:30:44,981 だが 父にも考えがある 280 00:30:46,986 --> 00:30:50,990 蝦夷の 蝦夷のと蔑まれながらも➡ 281 00:30:50,990 --> 00:30:56,996 藤原氏 3代にわたって 粒々辛苦 築き上げてきた➡ 282 00:30:56,996 --> 00:31:00,996 この栄華を 盤石のものとするために… 283 00:31:04,003 --> 00:31:07,003 泰衡 (泰衡)はっ… 284 00:31:09,008 --> 00:31:12,011 ここは わしに任せてくれ 285 00:31:12,011 --> 00:31:18,017 (泰衡)無論 父上の ご裁断なれば 異議はありませぬ 286 00:31:18,017 --> 00:31:23,022 うむ! 早速 六波羅へ返書をしたためよ 287 00:31:23,022 --> 00:31:25,024 (泰衡)はっ… 288 00:31:25,024 --> 00:31:33,024 「何事にも 入道相国さまの仰せのままに」との 289 00:31:35,034 --> 00:31:44,043 (笑い声) 290 00:31:44,043 --> 00:31:55,054 ♬~ 291 00:31:55,054 --> 00:32:02,061 (笑い声) 292 00:32:02,061 --> 00:32:08,067 <平泉を囲む山並みを 東山三十六峰になぞらえるなら➡ 293 00:32:08,067 --> 00:32:13,072 満々と水をたたえる北上川は 鴨の流れか> 294 00:32:13,072 --> 00:32:17,076 <2代 基衡の 造営になる毛越寺の庭園は➡ 295 00:32:17,076 --> 00:32:22,015 今なお 京文化の名残を 色濃く とどめている> 296 00:32:22,015 --> 00:32:25,018 <藤原3代 300年の夢は➡ 297 00:32:25,018 --> 00:32:30,023 初代 清衡 2代 基衡 3代 秀衡の遺体が眠る➡ 298 00:32:30,023 --> 00:32:35,028 中尊寺金色堂に その とどめを刺す> 299 00:32:35,028 --> 00:32:42,028 <この 都への強烈な憧れは 一体 何を物語っているのだろうか> 300 00:32:47,040 --> 00:32:52,045 <義経の一向が 無事 平泉に たどりついたのは➡ 301 00:32:52,045 --> 00:32:56,045 都を出てから ほぼ2か月後であった> 302 00:33:00,053 --> 00:33:05,058 <秀衡の館である伽羅の御所に 1歩 足を踏み入れると➡ 303 00:33:05,058 --> 00:33:10,058 どこからともなく 強い香りが鼻を突いた> 304 00:33:13,066 --> 00:33:16,069 (においを嗅ぐ音) 305 00:33:16,069 --> 00:33:18,071 (伊勢)ハァ… 306 00:33:18,071 --> 00:33:22,008 いや なんとも胸くそ悪いぜ このにおいは 307 00:33:22,008 --> 00:33:24,010 馬小屋のほうが ましだ 308 00:33:24,010 --> 00:33:27,013 これは伽羅というてのぅ 309 00:33:27,013 --> 00:33:31,017 材木に 黒沈香という 高価な香木が使われているのだ 310 00:33:31,017 --> 00:33:36,022 ハハハハッ… いくら砂金が ふんだんに採れるからって➡ 311 00:33:36,022 --> 00:33:39,025 そんな所に金かけるような奴の 気が知れねえよ 312 00:33:39,025 --> 00:33:42,028 おい 三郎 三郎 口を慎め 313 00:33:42,028 --> 00:33:45,031 我らは ここよりほか 頼る所がないんだ 314 00:33:45,031 --> 00:33:49,035 分かってるよ 歯の浮くような おべんちゃら言やいいんだろう? 315 00:33:49,035 --> 00:33:53,039 しっ! お出ましじゃ 316 00:33:53,039 --> 00:33:56,039 (家臣) お館さまの お成りにござります 317 00:33:58,044 --> 00:34:03,049 (秀衡)おお… 九郎どのか 話は今 吉次から聞き申した 318 00:34:03,049 --> 00:34:06,052 さあ そこにおられては挨拶にならん 319 00:34:06,052 --> 00:34:10,056 さあ まずは これへ 320 00:34:10,056 --> 00:34:14,060 あっ… いえ それでは九郎がご挨拶できませぬ 321 00:34:14,060 --> 00:34:17,063 秀衡さまこそ (秀衡)ご遠慮召さるな 322 00:34:17,063 --> 00:34:19,065 我らが源家に臣下の礼を取るは➡ 323 00:34:19,065 --> 00:34:22,001 頼義 義家公以来の しきたりでござる 324 00:34:22,001 --> 00:34:24,001 さあ 早よう 325 00:34:33,012 --> 00:34:35,012 (秀衡)さあ これへ 326 00:34:52,031 --> 00:34:59,038 うむ… 御曹司には 遠路はるばる ようこそのお越し 327 00:34:59,038 --> 00:35:02,041 藤原秀衡にござりまする 328 00:35:02,041 --> 00:35:08,047 また これに控えおりまするは 不肖のせがれたち 329 00:35:08,047 --> 00:35:10,049 ご挨拶を 330 00:35:10,049 --> 00:35:13,052 泰衡にござる (忠衡)忠衡にござりまする 331 00:35:13,052 --> 00:35:16,052 国衡にてござる よしなに 332 00:35:19,058 --> 00:35:23,058 源九郎義経にござります 333 00:35:24,998 --> 00:35:30,003 それがしは 九郎義経が家人 武蔵坊弁慶 334 00:35:30,003 --> 00:35:32,005 常陸坊海尊 335 00:35:32,005 --> 00:35:35,008 伊勢三郎義盛にござる 336 00:35:35,008 --> 00:35:38,011 それがし 祖先は 八幡太郎義家公の家臣にて… 337 00:35:38,011 --> 00:35:40,013 ンンッ! 338 00:35:40,013 --> 00:35:43,016 以後 お見知りおきのほどを 339 00:35:43,016 --> 00:35:48,021 うむ… いずれも不敵な面構えよ 340 00:35:48,021 --> 00:35:52,021 はっ… 恐れ入りまする 341 00:35:54,027 --> 00:36:00,033 九郎どの この平泉にあるかぎり 何の心配も要り申さん 342 00:36:00,033 --> 00:36:04,037 まして 八条女院の お口添えもあることなれば➡ 343 00:36:04,037 --> 00:36:09,042 入道相国も野暮は申されまい 344 00:36:09,042 --> 00:36:15,042 ここを我が家と思うて お心おきなく過ごされよ 345 00:36:20,053 --> 00:36:22,053 かたじけのうござります 346 00:36:23,990 --> 00:36:27,994 身の置き所もない やっかい者が➡ 347 00:36:27,994 --> 00:36:30,994 これほどまでに 温かいもてなしを受けようとは 348 00:36:32,999 --> 00:36:37,999 九郎 生涯 忘れませぬ 349 00:36:41,007 --> 00:36:44,010 何を申される 九郎どの 350 00:36:44,010 --> 00:36:50,016 人の痛みは 痛みを 知る者でのうては分からぬこと 351 00:36:50,016 --> 00:36:52,016 この秀衡… 352 00:36:54,020 --> 00:37:01,027 九郎どののお立場は よう分かってござる 353 00:37:01,027 --> 00:37:08,027 誠の親兄弟と思うて 末永う おつきあいくだされい 354 00:37:12,038 --> 00:37:14,038 九郎こそ 355 00:37:16,042 --> 00:37:21,981 (秀衡) 忠衡 九郎どのを高館へご案内申せ 356 00:37:21,981 --> 00:37:26,986 あそこなれば 平泉が一望のもとに見渡せる 357 00:37:26,986 --> 00:37:30,990 必ずや気に入っていただけよう (忠衡)はっ! 358 00:37:30,990 --> 00:37:34,994 九郎どの お供つかまつる 359 00:37:34,994 --> 00:37:36,996 はっ! 360 00:37:36,996 --> 00:37:49,008 ♬~ 361 00:37:49,008 --> 00:37:54,008 (義経)ハアッ! ハアッ! 362 00:37:59,018 --> 00:38:01,018 ハイッ! 363 00:38:07,026 --> 00:38:09,026 ドウドウドウ… 364 00:38:13,032 --> 00:38:16,032 ハイッ! ハアッ! 365 00:38:21,040 --> 00:38:23,976 どうした? さあ 行くぞ! 366 00:38:23,976 --> 00:38:26,979 おう! ハハハハッ… 367 00:38:26,979 --> 00:38:29,979 ハアッ! (忠衡)それ! 368 00:38:31,984 --> 00:38:35,984 (義経) ハアッ! 遅れるな! ハアッ! 369 00:38:39,992 --> 00:38:44,997 ハハハハッ… 水を得た魚のように 駆け回ってござるわ 370 00:38:44,997 --> 00:38:48,000 ハハハハッ… 371 00:38:48,000 --> 00:38:53,005 いや 何と申しましても 今だ 遊びたい盛りでござりますれば 372 00:38:53,005 --> 00:38:55,007 ≪(義経)ハアッ! さあ 行け! 373 00:38:55,007 --> 00:38:58,010 武蔵坊 はっ… 374 00:38:58,010 --> 00:39:03,015 わしのせがれたちを どう見る? はぁ? 375 00:39:03,015 --> 00:39:07,019 あっ… お楽しみではござりませぬか 376 00:39:07,019 --> 00:39:09,021 お3方が力を合わせれば➡ 377 00:39:09,021 --> 00:39:14,026 藤原家4代の栄華を 約束されたようなもの 378 00:39:14,026 --> 00:39:17,029 1人では無理ということか 379 00:39:17,029 --> 00:39:19,031 いや めっそうもござりません 380 00:39:19,031 --> 00:39:24,031 決して さような意味では いや 隠すな 武蔵坊 381 00:39:27,974 --> 00:39:31,978 何か お悩み事でも? 382 00:39:31,978 --> 00:39:34,981 いささかのぅ 383 00:39:34,981 --> 00:39:37,984 わしも そろそろ 初老に さしかかりたれば➡ 384 00:39:37,984 --> 00:39:43,990 我が死後のことが 案じられてならん 385 00:39:43,990 --> 00:39:48,995 まさか 足下に 17万騎を擁するお館さまが➡ 386 00:39:48,995 --> 00:39:54,000 そのような… いや そうではない 387 00:39:54,000 --> 00:39:59,005 世間では 17万騎の 鎧千領のと噂をするが➡ 388 00:39:59,005 --> 00:40:02,008 それも しっかりした束ねがあってのこと 389 00:40:02,008 --> 00:40:07,013 その束ねとなるには 何ものをも恐れぬ勇気と➡ 390 00:40:07,013 --> 00:40:11,017 微動だにせぬ信念がのうては 務まらん 391 00:40:11,017 --> 00:40:13,017 はい 392 00:40:15,021 --> 00:40:19,025 さて そこじゃ 393 00:40:19,025 --> 00:40:22,962 翻って 我が せがれたちを見れば➡ 394 00:40:22,962 --> 00:40:25,965 泰衡は小心にして度量に欠け➡ 395 00:40:25,965 --> 00:40:30,970 国衡は姑息にして 己の意見というものがない 396 00:40:30,970 --> 00:40:35,975 気性の面では いちばん下の忠衡が 向いているようにも思うが➡ 397 00:40:35,975 --> 00:40:39,979 それでは年嵩の2人が 承知をすまい 398 00:40:39,979 --> 00:40:44,984 もし 我が家に 骨肉相食む争いが起これば➡ 399 00:40:44,984 --> 00:40:48,988 これ幸いと 平家が つぶしにかかってこよう 400 00:40:48,988 --> 00:40:52,992 それだけは断じて避けねばならん 401 00:40:52,992 --> 00:40:55,992 お館さま 402 00:40:57,997 --> 00:41:06,005 武蔵坊 そなたの夢を わしにくれぬか? 403 00:41:06,005 --> 00:41:10,005 はぁ? な… 何と? 404 00:41:12,011 --> 00:41:16,015 わしは九郎どのが欲しい 405 00:41:16,015 --> 00:41:22,015 血筋も気性も申し分ない 406 00:41:25,024 --> 00:41:33,032 生まれながらに 一軍の将たる 気品を兼ね備えておられる 407 00:41:33,032 --> 00:41:38,032 御曹司を この藤原家に 408 00:41:40,039 --> 00:41:45,044 西国は平氏が 東国は源氏が 409 00:41:45,044 --> 00:41:50,044 そして この北の国は藤原氏がまとめる 410 00:41:52,051 --> 00:41:54,051 夢かのぅ? 411 00:41:56,055 --> 00:41:58,055 ンン… 412 00:42:01,060 --> 00:42:07,066 いや しかし 御曹司は今 源家の再興のみ願うておりまする 413 00:42:07,066 --> 00:42:10,069 恐らく そのお話は… 414 00:42:10,069 --> 00:42:15,074 分かっておる 無理を承知で話してみたのよ 415 00:42:15,074 --> 00:42:20,079 お館さま 416 00:42:20,079 --> 00:42:28,020 武蔵坊 今の話は そなたと わしだけのこと 417 00:42:28,020 --> 00:42:33,025 なかったことにしておいてくれ はい 418 00:42:33,025 --> 00:42:38,030 ♬~ 419 00:42:38,030 --> 00:42:43,035 やはり 見果てぬ夢かのぅ 420 00:42:43,035 --> 00:42:56,035 ♬~ 421 00:42:58,050 --> 00:43:01,053 <そのころ 熊野では 弁慶にとっては➡ 422 00:43:01,053 --> 00:43:06,058 更に思いがけない出来事が 進展しつつあった> 423 00:43:06,058 --> 00:43:08,060 (玉虫)のう かかさま 424 00:43:08,060 --> 00:43:12,064 この梅 食べても 大事はござりますまいか? 425 00:43:12,064 --> 00:43:15,067 (桃の前)ああ 大事ないとも 426 00:43:15,067 --> 00:43:18,070 では 1つだけ 427 00:43:18,070 --> 00:43:24,070 腹壊さぬように ほどほどにな (玉虫)はい 428 00:43:26,011 --> 00:43:30,011 (玉虫)ウ~ン… おいしい うん 429 00:43:32,017 --> 00:43:34,017 (玉虫)もう1つ 430 00:43:41,026 --> 00:43:44,029 うん… うん… 431 00:43:44,029 --> 00:43:46,029 (桃の前)のう… 432 00:43:50,035 --> 00:43:55,040 そなた ややを身ごもっているのでは? 433 00:43:55,040 --> 00:44:00,040 やや? (桃の前)鬼若のややを 434 00:44:03,048 --> 00:44:08,053 ほれ そんなに (玉虫)あっ… 435 00:44:08,053 --> 00:44:10,055 ハハハハッ… 436 00:44:10,055 --> 00:44:15,060 これぞ 誠 「色に出にけり 我が恋は」 437 00:44:15,060 --> 00:44:19,060 かかさま (桃の前)ハハハハッ… 438 00:44:21,066 --> 00:44:26,005 あっ… ややを… 439 00:44:26,005 --> 00:44:37,016 ♬~ 440 00:44:37,016 --> 00:44:41,020 (義経) それ 弁慶 三郎! 前に続け! 441 00:44:41,020 --> 00:44:43,022 おう! ハアッ! 442 00:44:43,022 --> 00:44:46,022 御曹司! はっ! 443 00:44:48,027 --> 00:44:51,030 よし… ハイッ! 444 00:44:51,030 --> 00:44:59,038 ♬~ 445 00:44:59,038 --> 00:45:01,040 (義経)ハアッ! 446 00:45:01,040 --> 00:45:04,043 <弁慶にとって 平泉は➡ 447 00:45:04,043 --> 00:45:10,049 月日のたつのも忘れる 竜宮城であった> 448 00:45:10,049 --> 00:45:15,049 ♬~ 449 00:51:42,174 --> 00:51:43,041 450 00:51:43,041 --> 00:51:47,045 「時代劇専門チャンネル」の 全てが分かる番組情報誌 451 00:51:47,045 --> 00:51:49,045 『時代劇専門チャンネルガイド』 452 00:51:55,053 --> 00:51:57,055 番組表・コラム 453 00:51:57,055 --> 00:52:01,059 時代劇クロスワードなど読み応え十分! 454 00:52:01,059 --> 00:52:03,059 更に… 455 00:52:06,064 --> 00:52:08,064 いま お問い合わせ いただくと… 456 00:52:36,094 --> 00:52:38,096 そして もうひとつは ホームページ 457 00:52:38,096 --> 00:52:41,096 お申し込み お待ちしております