1 00:00:03,161 --> 00:00:07,032 何度も そういう思いをしてきた おしんである。 2 00:00:07,032 --> 00:00:09,501 怖いのは 竜三だった。 3 00:00:09,501 --> 00:00:14,239 竜三は おしんとは違う。 挫折を知らない竜三が➡ 4 00:00:14,239 --> 00:00:19,111 この危機を乗り越えるだけの 強さを持っているかどうか…。 5 00:00:19,111 --> 00:00:24,811 結婚早々 おしんが迎えた試練であった。 6 00:00:33,525 --> 00:00:35,460 (坂場)ヘンゼルとグレーテルは➡ 7 00:00:35,460 --> 00:00:38,397 魔女を殺さずに 魔女から逃げ出したいんです。 8 00:00:38,397 --> 00:00:42,534 (なつ)その塔には 闇の世界を支配する悪魔がいるんです。 9 00:00:42,534 --> 00:00:45,370 (下山)悪魔? (神地)面白い! 10 00:00:45,370 --> 00:00:47,570 グレーテルの味方になるんです! 11 00:00:49,241 --> 00:00:51,241 すごい! 12 00:00:53,011 --> 00:00:55,547 面白い! 13 00:00:55,547 --> 00:01:02,320 なつが 短編映画作りに夢中になっていた ある晩のことでした。 14 00:01:02,320 --> 00:01:06,024 ただいま。 (亜矢美 咲太郎)お帰り。 15 00:01:06,024 --> 00:01:08,093 あっ 蘭子さん! 16 00:01:08,093 --> 00:01:12,230 (蘭子)こんばんは。 お久しぶりです。 どうなさったんですか? 17 00:01:12,230 --> 00:01:14,166 (咲太郎)俺がお連れしたに 決まってるだろ。 18 00:01:14,166 --> 00:01:16,101 (雪次郎)なっちゃん お帰り。 (レミ子)お帰り。 19 00:01:16,101 --> 00:01:18,103 みんなそろって 劇団の打ち上げ? 20 00:01:18,103 --> 00:01:21,573 そうじゃないよ。 こんな寂しい打ち上げがあるかよ。 21 00:01:21,573 --> 00:01:23,909 (茂木)まあ… なっちゃん おいで。 22 00:01:23,909 --> 00:01:26,912 あっ… 茂木社長もいらしてたんですか。 23 00:01:26,912 --> 00:01:32,350 え~… 影薄いんだな 俺。 ウスバカゲロウだよ。 24 00:01:32,350 --> 00:01:34,853 (笑い声) 25 00:01:34,853 --> 00:01:36,788 なつ 蘭子さんはな➡ 26 00:01:36,788 --> 00:01:39,524 お前の作ってる漫画映画に 声で出るようになってから➡ 27 00:01:39,524 --> 00:01:41,460 声の仕事が たくさん来るようになったんだ。 28 00:01:41,460 --> 00:01:43,695 へえ… ああ ラジオとか? 29 00:01:43,695 --> 00:01:46,364 違う。 外画だ。 ガイガ? 30 00:01:46,364 --> 00:01:49,267 外国のテレビ映画だよ。 吹き替えだ。 31 00:01:49,267 --> 00:01:54,106 あ~ あの… 川村屋で見たことある あの日本語の外国映画? 32 00:01:54,106 --> 00:01:58,877 そう それだ。 テレビの世界では 今 そういう仕事が増えてるんだよ。 33 00:01:58,877 --> 00:02:02,714 俺は 蘭子さんに ついて 放送局を回るうちに➡ 34 00:02:02,714 --> 00:02:04,749 これは チャンスかもしれないと思ったんだ。 35 00:02:04,749 --> 00:02:06,885 チャンス? 36 00:02:06,885 --> 00:02:11,223 なつ 俺は劇団を辞めて 会社を作ることにした。 37 00:02:11,223 --> 00:02:15,026 えっ…。 声だけのプロダクションを始めるんだよ。 38 00:02:15,026 --> 00:02:17,226 声だけの? 39 00:02:19,865 --> 00:02:22,901 声だけの俳優 声優だ。 40 00:02:22,901 --> 00:02:26,238 お前の漫画映画にも使えるぞ。 な? いいだろ? 41 00:02:26,238 --> 00:02:30,909 いいだろって言われても…。 いいの? それ。 42 00:02:30,909 --> 00:02:33,812 (亜矢美)いいんだろうか? いいんだよ! 43 00:02:33,812 --> 00:02:36,681 (亜矢美)う~ん… いいの? う~ん… いいんだよ! 44 00:02:36,681 --> 00:02:48,293 ♬~ 45 00:02:48,293 --> 00:02:57,369 ♬「重い扉を押し開けたら 暗い道が続いてて」 46 00:02:57,369 --> 00:03:07,012 ♬「めげずに歩いたその先に 知らなかった世界」 47 00:03:07,012 --> 00:03:16,388 ♬「氷を散らす風すら 味方にもできるんだなあ」 48 00:03:16,388 --> 00:03:25,897 ♬「切り取られることのない 丸い大空の色を」 49 00:03:25,897 --> 00:03:35,173 ♬「優しいあの子にも教えたい」 50 00:03:35,173 --> 00:03:44,973 ♬「ルルル…」 51 00:03:49,721 --> 00:03:52,991 蘭子さんが うちの所属第1号ということになる。 52 00:03:52,991 --> 00:03:56,695 そして 雪次郎とレミ子も うちで 声の俳優になるんだ。 53 00:03:56,695 --> 00:03:58,997 みんなで 劇団辞めちゃうってこと? 54 00:03:58,997 --> 00:04:01,533 まさか 辞めないわよ。 55 00:04:01,533 --> 00:04:04,369 辞めるわけねえべさ なっちゃん。 俺も レミちゃんも➡ 56 00:04:04,369 --> 00:04:07,405 やっと研究生から劇団員になれるとこまで 決まったんだから。 57 00:04:07,405 --> 00:04:10,175 本当? そんなら どして? 58 00:04:10,175 --> 00:04:12,110 別に 劇団を辞める必要はないんだよ。 59 00:04:12,110 --> 00:04:15,547 劇団の芝居をしながら 映画やラジオに出るのと同じだ。 60 00:04:15,547 --> 00:04:19,384 俺の会社は 声の仕事だけを扱うだけってことだ。 61 00:04:19,384 --> 00:04:21,319 赤い星座だけじゃなくて➡ 62 00:04:21,319 --> 00:04:24,022 いろんな劇団にも声をかけて 役者を集めてるんだ。 63 00:04:24,022 --> 00:04:29,561 俺は 日本の劇団と役者を救いたいんだ。 救うって? 64 00:04:29,561 --> 00:04:33,832 声の仕事は 食えない役者の救いにもなるんだよ。 65 00:04:33,832 --> 00:04:36,334 どう思います? 社長。 66 00:04:36,334 --> 00:04:40,839 咲坊 俺は いいところに目をつけたなと思ってるよ。 67 00:04:40,839 --> 00:04:42,774 (亜矢美)本当? 本当ですか!? 68 00:04:42,774 --> 00:04:45,710 これからは いやが上でも テレビの時代になる。 69 00:04:45,710 --> 00:04:50,982 放送局も増えて テレビは もう 一家に一台の時代になる。 70 00:04:50,982 --> 00:04:53,518 テレビの時代ですか…。 71 00:04:53,518 --> 00:04:57,355 藤正親分にも褒められたよ。 親分にも話したの? 72 00:04:57,355 --> 00:05:00,258 うん。 一応 挨拶に行ってきたんだ。 元気にしてたよ。 73 00:05:00,258 --> 00:05:02,227 ごめん。 74 00:05:02,227 --> 00:05:05,230 あっ 藤正親分! えっ 親分! 75 00:05:05,230 --> 00:05:08,533 何か 今 親分の気配を感じてたところです! 76 00:05:08,533 --> 00:05:10,468 お久しぶりです。 77 00:05:10,468 --> 00:05:15,006 (藤田)なつさんか… 元気かい? はい。 おかげさまで。 78 00:05:15,006 --> 00:05:16,941 どうぞ どうぞ。 いつものですか? 親分。 79 00:05:16,941 --> 00:05:19,210 今日は 客じゃねえんだ。 80 00:05:19,210 --> 00:05:21,713 咲太郎に 頼みがあって来た。 81 00:05:21,713 --> 00:05:23,648 俺にですか? 何でしょう? 82 00:05:23,648 --> 00:05:27,385 おい 入れ! 83 00:05:27,385 --> 00:05:29,321 (島貫)やあ 咲坊! 84 00:05:29,321 --> 00:05:32,357 師匠 島貫さん… 松井さんも…! 85 00:05:32,357 --> 00:05:34,659 (松井)おう 咲坊 久しぶりじゃねえか。 86 00:05:34,659 --> 00:05:38,163 よう 亜矢美。 (松井)亜矢美ちゃん いい店やってんな。 87 00:05:38,163 --> 00:05:41,199 お久しぶりです。 どうしたんですか? 2人して。 88 00:05:41,199 --> 00:05:45,036 咲太郎 お前 今度 新しい劇場を作るんだろ? 89 00:05:45,036 --> 00:05:47,339 はあ!? そこへ こいつら 出してやってくんねえか。 90 00:05:47,339 --> 00:05:49,974 どんな劇場だ? まさか ストリップじゃねえだろうな? 91 00:05:49,974 --> 00:05:53,345 ぜいたく言うな。 お前は 何でも偉そうだから➡ 92 00:05:53,345 --> 00:05:55,847 師匠なんて呼ばれてたんだぞ。 93 00:05:55,847 --> 00:05:58,516 ちょっと待って下さい 親分! (藤田)分かってる。 94 00:05:58,516 --> 00:06:00,552 そのことは もう水に流せ。 95 00:06:00,552 --> 00:06:04,052 昔は ムーランで 苦楽を共にした仲間じゃねえか。 96 00:06:06,191 --> 00:06:09,994 これが 博打の戦利品なんだ。 97 00:06:09,994 --> 00:06:15,794 質屋に持ってけば ひょっとしたら 10万くらいになるかもしれねえぞ ああ。 98 00:06:17,535 --> 00:06:19,471 (松井)あの時は悪かったな 咲坊。 99 00:06:19,471 --> 00:06:22,006 お前が金に困ってたから つい…。 100 00:06:22,006 --> 00:06:26,211 それじゃ お兄ちゃんは その人のせいで 警察に捕まったってことですか!? 101 00:06:26,211 --> 00:06:28,246 その罪は 自首して償ったんだ。 102 00:06:28,246 --> 00:06:30,715 なつさん 許してやってくれ。 103 00:06:30,715 --> 00:06:34,486 あれは 悪いやつから 借金のカタを取り返しただけなんだよ。 104 00:06:34,486 --> 00:06:36,521 まさか通報するとは思わなかったもんな。 105 00:06:36,521 --> 00:06:38,957 「盗人たけだけしい」とは お前のことだ。 106 00:06:38,957 --> 00:06:42,827 こいつと芝居すんのが嫌で あのころは やけになってたからよ。 107 00:06:42,827 --> 00:06:45,830 そのことは 別にいいんですよ。 108 00:06:45,830 --> 00:06:48,166 いいの? だけど 違うんですよ。 109 00:06:48,166 --> 00:06:51,069 俺が作るのは 声優のプロダクションですよ。 110 00:06:51,069 --> 00:06:53,671 何だ? そりゃ。 主に 吹き替えの仕事です。 111 00:06:53,671 --> 00:06:56,371 ここにいるのが そういう役者です。 112 00:06:57,976 --> 00:07:00,345 なるほどね…。 113 00:07:00,345 --> 00:07:02,847 顔じゃ売れない役者のやることか。 114 00:07:02,847 --> 00:07:04,849 失礼ね! 何言ってんのよ! 115 00:07:04,849 --> 00:07:08,520 あなたは 劇団赤い星座の亀山蘭子さんを 知らないんですか! 116 00:07:08,520 --> 00:07:11,356 雪次郎君 落ち着いて。 その人 シャバにはいなかったからよ。 117 00:07:11,356 --> 00:07:14,692 とっくにいたよ。 とにかく こいつらの面倒見てやれ。 118 00:07:14,692 --> 00:07:17,492 な。 咲坊。 119 00:07:19,998 --> 00:07:22,198 分かりました。 120 00:07:28,540 --> 00:07:32,811 季節は 初夏を迎えました。 121 00:07:32,811 --> 00:07:37,649 なつたちは 「ヘンゼルとグレーテル」の ストーリーが固まらず➡ 122 00:07:37,649 --> 00:07:41,849 生みの苦しみを味わっていました。 123 00:07:45,824 --> 00:07:50,962 もう そろそろ決めて 作画の作業に入らないと間に合わないぞ。 124 00:07:50,962 --> 00:07:54,666 このままだと 上から もう作るなと言われかねない。 125 00:07:54,666 --> 00:07:58,837 次の長編も 迫ってきてるわけだし…。 そんな…。 126 00:07:58,837 --> 00:08:01,172 (麻子)もう限界よ…。 127 00:08:01,172 --> 00:08:03,842 あと一歩のところまで来てるんです。 128 00:08:03,842 --> 00:08:05,844 結末が見えてないだけで…。 129 00:08:05,844 --> 00:08:09,347 ここまで来て 結末が見えてないのが 限界だって言ってんの。 130 00:08:09,347 --> 00:08:12,684 しょせん 私たちは作家じゃないのよ。 絵描きなの。 131 00:08:12,684 --> 00:08:16,187 あの… もう作画しながら 考えるっていうのは どうでしょうか? 132 00:08:16,187 --> 00:08:18,990 ダメ! 何言ってんの。 これ短編なのよ。 133 00:08:18,990 --> 00:08:21,059 先が見えないで 長さ どうやって測んのよ。 134 00:08:21,059 --> 00:08:24,362 長くなったら 削ればいいかと…。 時間と労働の無駄! 135 00:08:24,362 --> 00:08:27,265 はい…。 136 00:08:27,265 --> 00:08:30,235 森なんですよ…。 137 00:08:30,235 --> 00:08:32,804 森? 138 00:08:32,804 --> 00:08:38,142 兄を助けようと いちずなグレーテルに 心を打たれた魔法使いの魔女が➡ 139 00:08:38,142 --> 00:08:40,178 森を支配する悪魔を裏切り➡ 140 00:08:40,178 --> 00:08:43,481 そして ヘンゼルとグレーテルを連れて 森の中へ逃げていく。➡ 141 00:08:43,481 --> 00:08:46,518 そこに 悪魔の放った 無数のオオカミたちが迫ってくる。 142 00:08:46,518 --> 00:08:49,287 そこまでは いいですね? はい。 143 00:08:49,287 --> 00:08:54,826 あとは その森で 何が起きるかです…。➡ 144 00:08:54,826 --> 00:09:01,499 僕は この話 子どもたちが いかにして 森を信じられるかだと思っています。 145 00:09:01,499 --> 00:09:08,172 それは つまり 自分の生きる世界 生活を信じられるかどうかです。➡ 146 00:09:08,172 --> 00:09:10,208 どんなに恐ろしい世界でも➡ 147 00:09:10,208 --> 00:09:13,344 そこに生きるものが 自分の味方だと思えれば➡ 148 00:09:13,344 --> 00:09:18,182 子どもたちは 未来を信じることができます。 149 00:09:18,182 --> 00:09:22,520 森を味方にするってことですか…? 150 00:09:22,520 --> 00:09:25,557 (茜)ねえ なっちゃん 北海道に森はないの? 151 00:09:25,557 --> 00:09:28,326 いや そりゃ ありますよ いっぱい。 152 00:09:28,326 --> 00:09:35,166 (下山)う~ん… 森…。 153 00:09:35,166 --> 00:09:48,680 ♬~ 154 00:09:48,680 --> 00:09:54,152 なつは その夜 遅くまで 十勝を思い浮かべながら➡ 155 00:09:54,152 --> 00:09:57,822 森のイメージを描いていました。 156 00:09:57,822 --> 00:09:59,757 はあ…。 157 00:09:59,757 --> 00:10:49,107 ♬~ 158 00:10:49,107 --> 00:10:51,075 ええっ! 159 00:10:51,075 --> 00:10:53,077 ちょ… ちょっと ちょっと…➡ 160 00:10:53,077 --> 00:10:55,213 うわ~ ちょっと ちょっと…! 161 00:10:55,213 --> 00:10:57,213 う~ん…。 162 00:11:00,084 --> 00:11:03,384 (坂場)どうしました? 163 00:11:06,391 --> 00:11:09,293 ええっ!? あっ いや あの…➡ 164 00:11:09,293 --> 00:11:12,897 うなされてたようなので 具合でも悪いのかと…。 165 00:11:12,897 --> 00:11:16,401 あっ… 大丈夫です…。 166 00:11:16,401 --> 00:11:20,271 ちょっと 変な夢見ただけです。 167 00:11:20,271 --> 00:11:23,908 夢? 168 00:11:23,908 --> 00:11:30,581 あっ… その夢で 何か思いついたんです! 169 00:11:30,581 --> 00:11:32,850 何を思いついたんですか? 170 00:11:32,850 --> 00:11:35,753 魔法です! 魔法? 171 00:11:35,753 --> 00:11:42,527 魔女が 魔法で 森にある一本の木を 怪物に変えたらどうでしょうか!? 172 00:11:42,527 --> 00:11:49,027 (弥市郎)自分の魂を 木の中に込めるんだ。 173 00:11:52,870 --> 00:11:57,709 その怪物が ヘンゼルとグレーテルを守るんですよ! 174 00:11:57,709 --> 00:12:01,409 悪魔のオオカミたちを やっつけるんです! 175 00:12:05,216 --> 00:12:07,885 その怪物って何なんですか? 176 00:12:07,885 --> 00:12:12,223 えっ 何って? いや… 魔女が 魔法をかけただけですか? 177 00:12:12,223 --> 00:12:15,126 いや あの…➡ 178 00:12:15,126 --> 00:12:17,562 その怪物が魔女なんです! 179 00:12:17,562 --> 00:12:21,032 魔女の魂が 森の木に宿ったんです! 180 00:12:21,032 --> 00:12:24,902 なるほど… 森と魔女が一体化したのか。 181 00:12:24,902 --> 00:12:31,709 その木に守られたら 森を味方につけたことになりませんか? 182 00:12:31,709 --> 00:12:35,179 あなたを信じましょう。 183 00:12:35,179 --> 00:12:37,982 描いてみます。 184 00:12:37,982 --> 00:12:51,562 ♬~ 185 00:12:51,562 --> 00:12:54,762 こういうの どうでしょう? 186 00:12:56,868 --> 00:12:59,370 うん…。 187 00:12:59,370 --> 00:13:03,241 うん… いいと思います。 もっと描けますか? 188 00:13:03,241 --> 00:13:05,541 はい…。 189 00:13:10,548 --> 00:13:14,385 こうして なつは イメージを描き➡ 190 00:13:14,385 --> 00:13:17,421 坂場は ストーリーを作り➡ 191 00:13:17,421 --> 00:13:22,894 2人の作業は 朝まで続きました。 192 00:13:22,894 --> 00:13:55,193 ♬~ 193 00:13:55,193 --> 00:13:58,193 それで 最後はどうなるの? 194 00:14:01,365 --> 00:14:06,871 最後は その木の怪物が 悪魔の塔を倒すんです。 195 00:14:06,871 --> 00:14:08,806 すると がれきの中から➡ 196 00:14:08,806 --> 00:14:12,743 今まで食べられてきた子どもたちが よみがえるんです。 197 00:14:12,743 --> 00:14:15,546 そして 木の怪物が➡ 198 00:14:15,546 --> 00:14:20,718 その塔があった場所で 静かに また動かなくなる。 199 00:14:20,718 --> 00:14:26,718 鳥たちが集まってきて その枝に とまる。 200 00:14:30,895 --> 00:14:37,395 木漏れ日が降り注ぎ ヘンゼルとグレーテルを包み込む。 201 00:14:41,339 --> 00:14:45,977 ああ 森に平和がやって来た。 202 00:14:45,977 --> 00:14:48,880 そこで 完! はい! 203 00:14:48,880 --> 00:14:51,515 面白い! ありがとう! 204 00:14:51,515 --> 00:14:56,387 よし とにかく これで進めてくれ。 うん。 (なつ 坂場)はい。 205 00:14:56,387 --> 00:15:05,863 ♬~ 206 00:15:05,863 --> 00:15:10,201 ありがとう。 こちらこそ ありがとうございます。 207 00:15:10,201 --> 00:15:14,538 ♬~ 208 00:15:14,538 --> 00:15:19,410 とんでもない「ヘンゼルとグレーテル」に なりそうだ…。 209 00:15:19,410 --> 00:15:23,610 グリムさんに怒られないか?