1 00:00:01,420 --> 00:00:05,250 《藍:凪沙くんが この家を出ていく…? 2 00:00:05,250 --> 00:00:07,280 そんな…》 3 00:00:07,280 --> 00:00:11,790 (凪沙)俺 ちゃんと絵の勉強がしたいから。 4 00:00:11,790 --> 00:00:19,560 推薦がだめでも 今の学力なら 一般入試は ねらえると思う。 5 00:00:19,560 --> 00:00:24,110 お父さんには報告した? まだ。 6 00:00:24,110 --> 00:00:28,650 メールだけ入れておいた。 そっか。 7 00:00:28,650 --> 00:00:31,350 お父さんにも認めて もらえるように頑張ろうね。 8 00:00:31,350 --> 00:00:34,380 ありがとう。 9 00:00:34,380 --> 00:00:40,380 《藍:私だけは 背中を押す存在で いてあげなきゃ》 10 00:00:42,290 --> 00:00:46,290 どうしたの。 11 00:00:49,690 --> 00:00:52,720 《藍:あと1年…》 12 00:00:52,720 --> 00:00:54,920 (和仁)何度言ったらわかるんだ。 13 00:00:54,920 --> 00:00:57,780 絵は役に立たない。 考え直せ。 14 00:00:57,780 --> 00:01:04,010 嫌だ。 俺は絵の勉強がしたい。 15 00:01:04,010 --> 00:01:07,870 描くこともやめない。 16 00:01:07,870 --> 00:01:11,580 凪沙。 親の忠告を聞きなさい。 17 00:01:11,580 --> 00:01:14,580 いっときの感情で突き進むな。 18 00:01:16,300 --> 00:01:23,300 今までずっと放っておいて… 顔も見なかったくせに。 19 00:01:26,070 --> 00:01:29,430 お前の言うことも一理ある。 20 00:01:29,430 --> 00:01:34,430 春に帰国する予定があるから そのときに直接会って話そう。 21 00:01:40,200 --> 00:01:42,200 わかった。 22 00:01:49,460 --> 00:01:55,350 どうしたの? 眠れないの? 23 00:01:55,350 --> 00:01:59,900 今 おやじから連絡があって。 24 00:01:59,900 --> 00:02:03,110 お父さん なんて? 25 00:02:03,110 --> 00:02:08,150 じゃあ お父さんと? 26 00:02:08,150 --> 00:02:11,850 うん。 27 00:02:11,850 --> 00:02:14,540 そのとき 私もご挨拶させて。 28 00:02:14,540 --> 00:02:16,540 まだ一度も お会いしたことないから。 29 00:02:18,920 --> 00:02:24,640 同居解消なんてことには…。 30 00:02:24,640 --> 00:02:27,180 大丈夫だよね。 31 00:02:27,180 --> 00:02:31,210 そんなこと言われたの? 32 00:02:31,210 --> 00:02:36,770 前に 「もしも藍さんと何かあったら 33 00:02:36,770 --> 00:02:45,770 すぐに同居を解消しろ」って 言われてたから。 34 00:02:49,060 --> 00:02:54,060 《藍:新しい春 凪沙くんは3年生になった》 35 00:02:56,130 --> 00:03:01,130 《私たちは最大の試練を迎えた》 36 00:03:06,740 --> 00:03:11,450 (結)やっほ~。 久しぶりだね 藍ちゃん。 37 00:03:11,450 --> 00:03:16,330 (和仁)はじめまして。 凪沙の父の遠野和仁です。 38 00:03:16,330 --> 00:03:21,050 はじめまして。 森川藍です。 39 00:03:21,050 --> 00:03:25,050 どうぞ。 ありがとうございます。 40 00:03:33,170 --> 00:03:37,540 あの…。 41 00:03:37,540 --> 00:03:41,240 私が言うのも変ですけど 42 00:03:41,240 --> 00:03:47,240 今日は 一人の人間として 対等に話してあげてください。 43 00:03:55,050 --> 00:03:59,430 今日言いたいことは一つだけだ。 44 00:03:59,430 --> 00:04:02,960 芸術系の学部は諦めなさい。 45 00:04:02,960 --> 00:04:05,160 いくら国立でも認められない。 46 00:04:05,160 --> 00:04:10,870 どうして そんなに絵を否定するの? 47 00:04:10,870 --> 00:04:12,560 逆に聞かせてくれ。 48 00:04:12,560 --> 00:04:14,250 なぜ凪沙は そんなに絵にこだわるんだ。 49 00:04:14,250 --> 00:04:23,000 絵は俺を守ってくれたし 世界を広げてもくれた。 50 00:04:23,000 --> 00:04:27,540 絵なんか無駄だって 思う人もいるけど 51 00:04:27,540 --> 00:04:30,740 必要な人も必ずいる。 52 00:04:30,740 --> 00:04:33,600 だが それだけで生きていけるか? 53 00:04:33,600 --> 00:04:36,130 卒業後はどうする? 54 00:04:36,130 --> 00:04:41,850 画家は なんの保障もない 不安定な仕事だ。 55 00:04:41,850 --> 00:04:44,550 先生とか学芸員とか 56 00:04:44,550 --> 00:04:47,070 絵を生かせる仕事は他にもあるよ。 57 00:04:47,070 --> 00:04:50,430 それも間口の狭い世界だろう。 58 00:04:50,430 --> 00:04:52,430 簡単じゃないのは同じだ。 59 00:04:59,170 --> 00:05:03,650 ねぇ 和仁さんって どんな人? 60 00:05:03,650 --> 00:05:06,080 う~ん…。 61 00:05:06,080 --> 00:05:11,960 無口だけど無関心って わけじゃないんだよね。 62 00:05:11,960 --> 00:05:14,660 凪沙くんのことも すごく大事に考えてて 63 00:05:14,660 --> 00:05:20,550 学校のこととか外の環境は 整えようとしてくれてる。 64 00:05:20,550 --> 00:05:25,270 でも 接し方が不器用なのかな。 65 00:05:25,270 --> 00:05:29,270 聞く耳を持ってくれたら いいんだけど。 66 00:05:31,830 --> 00:05:36,880 おやじは 俺に苦労させたくないの? 67 00:05:36,880 --> 00:05:42,770 当然だ。 それが親の責任だからな。 68 00:05:42,770 --> 00:05:47,820 自分の将来の責任は 自分で取ります。 69 00:05:47,820 --> 00:05:49,180 これからも絵に関わっていたい。 70 00:05:49,180 --> 00:05:53,180 そのための学部に行きたいんです。 71 00:05:56,740 --> 00:05:58,740 お願いします。 72 00:06:02,470 --> 00:06:04,660 (和仁)何度言っても だめなものはだめだ。 73 00:06:04,660 --> 00:06:06,180 大事な進路の選択を 74 00:06:06,180 --> 00:06:10,180 ただ絵が好きというだけで 認めることはできない。 75 00:06:12,070 --> 00:06:18,630 だから… こんなに言ってるのに。 76 00:06:18,630 --> 00:06:22,340 なんで わかってくれないんだよ…。 77 00:06:22,340 --> 00:06:25,340 藍ちゃん? 78 00:06:31,260 --> 00:06:34,260 逃げないで。 79 00:07:00,220 --> 00:07:08,460 お父様 凪沙くんは 学校で 家で 80 00:07:08,460 --> 00:07:11,000 毎日毎日 絵を描き続けています。 81 00:07:11,000 --> 00:07:17,380 凪沙くんは ただ 絵が好きなだけではありません。 82 00:07:17,380 --> 00:07:19,410 嫌いになれないんです。 83 00:07:19,410 --> 00:07:24,450 嫌いになれない? はい。 84 00:07:24,450 --> 00:07:27,160 絵がなければ 生きていけないほど。 85 00:07:27,160 --> 00:07:32,870 それは立派な才能ですし もしかしたら 86 00:07:32,870 --> 00:07:36,250 絵は凪沙くんにとっての 天職につながるかもしれません。 87 00:07:36,250 --> 00:07:39,440 画家にならなくても 今の時代 88 00:07:39,440 --> 00:07:43,480 絵を描いてお金を稼ぐ手段は たくさんあります。 89 00:07:43,480 --> 00:07:49,480 だからどうか スタートラインにだけは 立たせてあげてくれませんか。 90 00:07:58,130 --> 00:08:02,170 も~ 頑固なんだから! 91 00:08:02,170 --> 00:08:06,880 あのね 和仁さんは重すぎ! 理屈っぽすぎ! 92 00:08:06,880 --> 00:08:10,590 それに今の時代 どんな道でも苦労するの。 93 00:08:10,590 --> 00:08:13,780 私だって 結婚3回目よ? 94 00:08:13,780 --> 00:08:17,150 一度や二度の失敗 大したこと ないない! 95 00:08:17,150 --> 00:08:22,210 そうはいうが 芸術系は 募集が少なく倍率が高いと聞いた。 96 00:08:22,210 --> 00:08:29,270 うん。 一般入試だけで挑むのは 確かにハイリスク。 97 00:08:29,270 --> 00:08:34,820 だから 校内推薦の選考が 来月あるんだけど 98 00:08:34,820 --> 00:08:37,850 その書類にサインが欲しい。 99 00:08:37,850 --> 00:08:42,060 保護者のサインが。 100 00:08:42,060 --> 00:08:45,060 お願いします。 101 00:08:52,000 --> 00:08:55,000 そうか…。 102 00:08:59,900 --> 00:09:02,900 わかった。 103 00:09:06,310 --> 00:09:09,670 ただし条件がある。 104 00:09:09,670 --> 00:09:13,380 やるからには しっかり勉強しなさい。 105 00:09:13,380 --> 00:09:18,100 自分にも人にも役に立つものを 一つでも多く身につけなさい。 106 00:09:18,100 --> 00:09:24,100 はい! ありがとうございます。 107 00:09:28,200 --> 00:09:33,410 この辺りで結構です。 あ… はい。 108 00:09:33,410 --> 00:09:36,610 あの…。 109 00:09:36,610 --> 00:09:42,170 先ほどは いろいろと偉そうに すみませんでした。 110 00:09:42,170 --> 00:09:45,870 いえ。 111 00:09:45,870 --> 00:09:49,740 凪沙は ずいぶん大人になりました。 112 00:09:49,740 --> 00:09:51,260 それはきっと 113 00:09:51,260 --> 00:09:54,790 あなたが言葉を尽くしてくれる おかげでしょう。 114 00:09:54,790 --> 00:10:00,680 卒業まで どうぞ凪沙を よろしくお願いいたします。 115 00:10:00,680 --> 00:10:02,680 はい。 116 00:10:42,690 --> 00:10:45,210 《藍:凪沙くんが志望校を決めて 117 00:10:45,210 --> 00:10:48,810 お父さんから 絵の勉強をする許しを得て 118 00:10:48,810 --> 00:10:53,760 それから季節は瞬く間に過ぎて 冬…》 119 00:10:53,760 --> 00:10:59,010 あっ なんか新しいお店 出来てる! 120 00:10:59,010 --> 00:11:01,310 何屋さん? 121 00:11:03,990 --> 00:11:08,240 《俺たち どう見えてるのかな》 122 00:11:08,240 --> 00:11:10,100 柊平:もしバレたら 世間は藍さんを責める。 123 00:11:10,100 --> 00:11:13,450 藍さんを困らせていいのか? 124 00:11:13,450 --> 00:11:18,510 《誰かに見られてたら いけないから…》 125 00:11:18,510 --> 00:11:22,380 藍さん 行こう。 126 00:11:22,380 --> 00:11:24,380 え…。 127 00:11:26,590 --> 00:11:30,460 凪沙くん 待って! 128 00:11:30,460 --> 00:11:34,460 《やっぱり 距離感の難しい子だな》 129 00:11:42,920 --> 00:11:46,620 ねぇ 凪沙くん! 130 00:11:46,620 --> 00:11:49,990 アイス 寒いけど おいしそう。 131 00:11:49,990 --> 00:11:51,990 ちょっと行ってみようよ。 あ… うん。 132 00:12:00,940 --> 00:12:04,140 あっ ねぇ シングルとダブル どっちにする? 133 00:12:04,140 --> 00:12:10,520 ダブルがいい。 私もダブルにしちゃおうかな~。 134 00:12:10,520 --> 00:12:12,720 えっ!? どっちもベリー系じゃん。 いいの? 135 00:12:12,720 --> 00:12:15,240 うん。 これがいい。 これがいいの。 136 00:12:15,240 --> 00:12:17,430 凪沙くん? 137 00:12:17,430 --> 00:12:20,290 あっ 知り合い? 138 00:12:20,290 --> 00:12:26,680 あ… うん。 友達。 139 00:12:26,680 --> 00:12:28,700 (華恋)凪沙くんの友達の 140 00:12:28,700 --> 00:12:29,900 聖アリシア高校の 鈴村華恋っていいます。 141 00:12:29,900 --> 00:12:34,260 はじめまして。 今日はお出かけ? 142 00:12:34,260 --> 00:12:36,620 はい。 143 00:12:36,620 --> 00:12:42,180 《たぶん この人だ》 144 00:12:42,180 --> 00:12:44,040 《たぶん この子だ》 145 00:12:44,040 --> 00:12:49,930 明日なんだけど…。 他校の人と出かけてくる。 146 00:12:49,930 --> 00:12:54,980 新しいお友達? よかったわね。 147 00:12:54,980 --> 00:13:00,690 いや 友達…? 148 00:13:00,690 --> 00:13:04,240 初めて会った女子で…。 149 00:13:04,240 --> 00:13:08,770 それはつまり…。 150 00:13:08,770 --> 00:13:12,770 デートってこと? うん 151 00:13:15,850 --> 00:13:20,900 ここのお店 よく来るの? いや 初めて。 152 00:13:20,900 --> 00:13:23,900 そっか。 153 00:13:25,950 --> 00:13:30,490 あのお姉さん きれいな人だね。 154 00:13:30,490 --> 00:13:37,490 凪沙くんのご家族? いや 一緒に住んでる人。 155 00:13:40,100 --> 00:13:45,150 そっか。 今日は2人でお出かけ? 156 00:13:45,150 --> 00:13:52,550 うん。 ちょっとね。 そうか。 157 00:13:52,550 --> 00:13:56,250 私ね お菓子作りの材料 買おうと思ってて。 158 00:13:56,250 --> 00:14:00,250 今度作ってくるから デートで お菓子パーティーしようよ。 159 00:14:04,500 --> 00:14:09,720 鈴村さん ごめん。 160 00:14:09,720 --> 00:14:14,720 そういうのは もうできない。 161 00:14:17,300 --> 00:14:21,670 「好き」が わかったから。 162 00:14:21,670 --> 00:14:27,670 今は 「特別な人」がいるから。 163 00:14:32,450 --> 00:14:37,330 凪沙くんが好きなのは…。 164 00:14:37,330 --> 00:14:40,020 あのお姉さん? 165 00:14:40,020 --> 00:14:43,390 うん。 166 00:14:43,390 --> 00:14:49,820 あっちは俺を 子どもとしか思ってないけど…。 167 00:14:49,820 --> 00:14:54,330 凪沙くんが 「好き」を知ってよかった。 168 00:14:54,330 --> 00:14:59,750 それが私だったら もっと うれしかったけど。 169 00:14:59,750 --> 00:15:04,050 私にも まだ可能性あるかな? 170 00:15:12,220 --> 00:15:14,240 《藍:そうだよね。 171 00:15:14,240 --> 00:15:17,440 凪沙くんは これから いろんな女の子と出会って 172 00:15:17,440 --> 00:15:20,170 たくさん恋愛していくんだから》 173 00:15:20,170 --> 00:15:27,710 (バイブ音) 174 00:15:27,710 --> 00:15:29,900 もしもし 鹿目くん? 175 00:15:29,900 --> 00:15:34,110 (鹿目)もしもし 森川さん。 今 大丈夫? 176 00:15:34,110 --> 00:15:37,300 うん。 どうしたの? 177 00:15:37,300 --> 00:15:41,180 別に用事はないんだけど また話せたらと思って。 178 00:15:41,180 --> 00:15:45,720 ごめん 今 出かけちゃってて。 179 00:15:45,720 --> 00:15:48,580 凪沙くんと。 ああ 遠野と。 180 00:15:48,580 --> 00:15:49,940 あっ そういえば…。 181 00:15:49,940 --> 00:15:54,650 凪沙くんの進路のことで 本当に いろいろありがとう。 182 00:15:54,650 --> 00:15:59,360 あ… 遠野には 絵を続けてほしいからね。 183 00:15:59,360 --> 00:16:03,060 あっ でも アイツが寮に入ったら 184 00:16:03,060 --> 00:16:05,930 森川さんには 少しさみしい 思いをさせちゃうのかな。 185 00:16:05,930 --> 00:16:10,470 私のことなんて いいんだよ。 186 00:16:10,470 --> 00:16:14,680 これからも 凪沙くんのこと よろしくお願いします。 187 00:16:14,680 --> 00:16:17,710 はい。 188 00:16:17,710 --> 00:16:21,920 じゃあ また今度 ごはんでも行こうよ。 連絡する。 189 00:16:21,920 --> 00:16:27,920 うん そうだね。 じゃあ。 190 00:16:30,840 --> 00:16:35,900 さみしくなんてないですよ…。 191 00:16:35,900 --> 00:16:38,590 お待たせいたしました お伺いします。 あっ はい。 192 00:16:38,590 --> 00:16:42,620 えっと… ジェラートのダブルを3つで。 3つ。 193 00:16:42,620 --> 00:16:47,010 1つが… すみません。 194 00:16:47,010 --> 00:16:51,010 華恋ちゃん? 195 00:16:56,940 --> 00:16:59,940 どうしたの? 196 00:17:07,540 --> 00:17:12,090 凪沙くんのこと これからもよろしくね。 197 00:17:12,090 --> 00:17:17,090 いいお友達がいてくれて あの子も幸せ者だね。 198 00:17:19,660 --> 00:17:24,380 違います。 えっ? 199 00:17:24,380 --> 00:17:28,590 私だと思ってました。 200 00:17:28,590 --> 00:17:33,300 出会ったときから 今日までずっと。 201 00:17:33,300 --> 00:17:36,330 いつか振り向いてくれるはずって。 202 00:17:36,330 --> 00:17:40,710 でも…。 203 00:17:40,710 --> 00:17:44,710 私じゃない。 204 00:17:46,260 --> 00:17:47,950 やっと気付きました。 205 00:17:47,950 --> 00:17:53,170 凪沙くんを幸せにできるのは…。 206 00:17:53,170 --> 00:17:56,170 私じゃないです。 207 00:17:59,060 --> 00:18:02,940 凪沙くんの気持ち 見てあげてください。 208 00:18:02,940 --> 00:18:05,940 気付いてあげてください! 209 00:18:10,330 --> 00:18:13,330 失礼します。 210 00:18:20,430 --> 00:18:25,430 《凪沙くんの気持ち…》 211 00:18:31,050 --> 00:18:34,070 どうしたの? 212 00:18:34,070 --> 00:18:38,070 さっきの子と なんかあったの? 213 00:18:41,480 --> 00:18:47,210 もう 会わないと思う。 なんで? 214 00:18:47,210 --> 00:18:51,080 あ… 受験始まるからか。 215 00:18:51,080 --> 00:18:56,460 離れ離れになっちゃうの さみしいよね。 216 00:18:56,460 --> 00:19:03,460 俺は 藍さんと離れるほうが さみしい。 217 00:19:11,440 --> 00:19:14,640 どうしたの? 218 00:19:14,640 --> 00:19:18,190 俺 何か変なこと言った? 219 00:19:18,190 --> 00:19:23,910 ううん。 行こう。 220 00:19:23,910 --> 00:19:34,850 ~ 221 00:19:34,850 --> 00:19:38,890 ここがいい。 アンタのところに いさせてほしい。 222 00:19:38,890 --> 00:19:41,890 (藍)おいしい! うん うん うん。 223 00:19:46,300 --> 00:19:50,300 こういうの 好きかなって。 224 00:19:52,860 --> 00:19:56,560 隣にいる人が宝物です。 225 00:19:56,560 --> 00:20:00,600 藍さん 226 00:20:00,600 --> 00:20:04,310 《何考えてるんだろう 私。 227 00:20:04,310 --> 00:20:10,310 凪沙くんは まだ17歳で 私はずっと大人なのに》 228 00:20:16,090 --> 00:20:19,090 ただいま~。 229 00:20:30,070 --> 00:20:33,070 ただいま…。 230 00:20:43,700 --> 00:20:50,600 《私にできることは 邪魔をしないことくらい。 231 00:20:50,600 --> 00:20:54,980 だから 私の気持ちは 凪沙くんに知られちゃいけない。 232 00:20:54,980 --> 00:20:57,980 絶対に》 233 00:21:12,650 --> 00:21:18,720 受験票 新幹線のチケット 生徒手帳。 234 00:21:18,720 --> 00:21:20,910 あっ あとこれ 何かあったときのお金! 235 00:21:20,910 --> 00:21:25,620 大丈夫だって。 だめ! ちゃんとしまって。 236 00:21:25,620 --> 00:21:28,620 うん。 237 00:21:30,500 --> 00:21:34,500 あと… 冷えるから ちゃんとマフラーも。 238 00:21:36,400 --> 00:21:40,400 よし。 ハッ! 239 00:21:44,810 --> 00:21:48,810 あとこれ お守り。 240 00:21:52,560 --> 00:21:55,590 今日まで よく頑張ったね。 241 00:21:55,590 --> 00:21:59,800 きっと いつもどおり いい絵が描ける。 大丈夫。 242 00:21:59,800 --> 00:22:04,850 うん。 よし。 243 00:22:04,850 --> 00:22:11,070 じゃあ いってらっしゃい。 244 00:22:11,070 --> 00:22:14,070 いってきます。 245 00:22:17,310 --> 00:22:20,330 頑張れ! 246 00:22:27,230 --> 00:22:31,110 《和仁:「試験本番 自信を持って臨みなさい。 247 00:22:31,110 --> 00:22:34,110 応援している」》