1 00:00:02,202 --> 00:00:39,406 ♬~ 2 00:00:42,309 --> 00:00:45,979 六波羅を焼き 都を落ちた平家一門は➡ 3 00:00:45,979 --> 00:00:49,850 西国への船路の起点 福原に入りました。 4 00:00:49,850 --> 00:00:56,690 …が 落ちていく者の焦りでしょうか 一族の中に争いが生じます。 5 00:00:56,690 --> 00:00:58,692 (教経)宗盛殿!➡ 6 00:00:58,692 --> 00:01:01,094 池殿の裏切りを お見逃しになったのでは➡ 7 00:01:01,094 --> 00:01:05,399 我ら一族 安心がなりませぬ! そうじゃ! 8 00:01:05,399 --> 00:01:09,269 しかし 一族こぞって西国行きの知らせが➡ 9 00:01:09,269 --> 00:01:13,273 池殿の陣へは 届かなかったというではないか。 10 00:01:13,273 --> 00:01:16,410 池殿が腹を立てるのも もっともじゃ。 11 00:01:16,410 --> 00:01:19,279 いや 理由はどうあれ➡ 12 00:01:19,279 --> 00:01:22,282 味方の兵を斬り この期に及んで都へ戻るは➡ 13 00:01:22,282 --> 00:01:24,785 れっきとした裏切りです! 14 00:01:24,785 --> 00:01:28,622 (知盛)このままでは 次は誰が裏切るかと疑心暗鬼となり➡ 15 00:01:28,622 --> 00:01:31,425 一族の結束も乱れましょう! (重衡)兄上!➡ 16 00:01:31,425 --> 00:01:34,127 この際 私も言わせていただきますが➡ 17 00:01:34,127 --> 00:01:39,800 池殿より 更に大きな裏切りは 後白河法皇様でございましょう。 18 00:01:39,800 --> 00:01:44,438 (維盛)私も そう思います。 法皇様には 西国行きをご承知なさりながら➡ 19 00:01:44,438 --> 00:01:47,341 我らを欺き 夜陰に乗じてお逃げなされた。 20 00:01:47,341 --> 00:01:52,179 さよう! 今ここに 法皇様のお姿のなきことこそ➡ 21 00:01:52,179 --> 00:01:55,182 痛恨の極みにございます! 22 00:01:55,182 --> 00:01:59,319 後白河様をいただかずして 西国に参ったとあっては➡ 23 00:01:59,319 --> 00:02:03,757 平家が再び都を攻め落とすことは 難しゅうございますぞ! 24 00:02:03,757 --> 00:02:05,692 そのとおりです 兄上! 25 00:02:05,692 --> 00:02:09,930 (維盛)それに 福原を出て 太宰府へ向かうとのことでございますが➡ 26 00:02:09,930 --> 00:02:12,265 ちと 都より遠すぎませぬか? 27 00:02:12,265 --> 00:02:15,102 (知盛)いくら義仲の軍が 手ごわいと申しても➡ 28 00:02:15,102 --> 00:02:18,605 筑紫まで落ちたと思わせては 兵たちの士気にも関わりましょう。 29 00:02:18,605 --> 00:02:22,409 はあ… では どこならばよいのじゃ? 30 00:02:22,409 --> 00:02:27,948 安芸か? 周防か? 長門か? (教経)宗盛殿! 31 00:02:27,948 --> 00:02:32,285 そのような優柔不断では 我ら一同…。 32 00:02:32,285 --> 00:02:36,957 (二位の尼)そなたたち➡ 33 00:02:36,957 --> 00:02:41,762 宗盛ばかりを責めるのではありません。 34 00:02:47,134 --> 00:02:52,305 母上 さだめしお疲れでございましょう。 35 00:02:52,305 --> 00:02:55,809 いいえ。 あなたこそ➡ 36 00:02:55,809 --> 00:03:01,081 人一倍肥えた体で 鎧もさぞ重いことと。 37 00:03:01,081 --> 00:03:04,951 いや もう慣れてございます。 38 00:03:04,951 --> 00:03:10,757 随分 皆の者に 不満を言われておられましたな。 39 00:03:10,757 --> 00:03:15,629 皆には 私では 物足りないのでございましょう。 40 00:03:15,629 --> 00:03:19,766 特に 父上と比べられますゆえ。 41 00:03:19,766 --> 00:03:28,408 あなたは 一門の総領として 重すぎるほどの鎧を着ておられるのです。 42 00:03:28,408 --> 00:03:31,778 ご苦労なことです。 43 00:03:31,778 --> 00:03:38,118 ご案じくださいますな 一門の皆が助けてくれます。 44 00:03:38,118 --> 00:03:41,154 ご覧なさい。 45 00:03:41,154 --> 00:03:48,628 平家一門の夢は 決して消えてしまったのではありません。 46 00:03:48,628 --> 00:03:52,432 相国様の築かれた あの経ヶ島は➡ 47 00:03:52,432 --> 00:04:00,907 未来永劫 荒波を防ぎ この国の栄える礎となりましょう。 48 00:04:00,907 --> 00:04:08,248 宗盛 自信を持って一門を導くのです。 49 00:04:08,248 --> 00:04:16,590 この夜 平家ゆかりの者を集めて 清盛の法要が営まれました。 50 00:04:16,590 --> 00:04:35,876 (読経) 51 00:04:38,979 --> 00:04:42,983 皆の者 大儀である! 52 00:04:44,651 --> 00:04:47,420 宗盛は 皆に わびねばならぬ。 53 00:04:47,420 --> 00:04:52,959 我が身が至らぬゆえ 相国様が築かれた 海山の富も➡ 54 00:04:52,959 --> 00:04:56,429 都の栄華も灰にしてしもうた。 55 00:04:56,429 --> 00:05:04,571 また 皆のような罪なき者まで 路頭に迷わせんとしておる。 56 00:05:04,571 --> 00:05:10,911 死んでも その罪は償えぬが… 今は死ねぬ! 57 00:05:10,911 --> 00:05:13,947 どうか許してくれい。 58 00:05:13,947 --> 00:05:16,583 宗盛様 お顔をお上げください! 59 00:05:16,583 --> 00:05:19,085 我らは どこまでも お供いたします! 60 00:05:19,085 --> 00:05:24,257 そうじゃ! 海の果てまで 地の極みまで お供いたします! 61 00:05:24,257 --> 00:05:28,094 お供させてくださいまし! 宗盛様! 62 00:05:28,094 --> 00:05:32,966 いいや 皆の気持ちは ありがたいが…。 63 00:05:32,966 --> 00:05:37,771 これからは 海に覚えのある者は漁夫となり➡ 64 00:05:37,771 --> 00:05:44,110 里に身寄りのある者は 畑仕事などして暮らすがよい。 65 00:05:44,110 --> 00:05:48,281 うう…!宗盛様! 宗盛様…! 66 00:05:48,281 --> 00:05:52,619 宗盛様! 宗盛様! 67 00:05:52,619 --> 00:05:55,522 さすが総領殿…。➡ 68 00:05:55,522 --> 00:05:58,291 相国様でも あのように➡ 69 00:05:58,291 --> 00:06:02,729 しもべの者たちに 慕われたことはありませぬ。 70 00:06:02,729 --> 00:06:07,067 (知盛)母上 申し訳ございませぬ。 71 00:06:07,067 --> 00:06:11,238 (教経)私も恥ずかしゅうございます。 72 00:06:11,238 --> 00:06:20,747 ♬~ 73 00:06:20,747 --> 00:06:25,619 その夜 清盛の墓の前で 一門の主な人々による➡ 74 00:06:25,619 --> 00:06:28,622 管弦講が営まれました。 75 00:06:28,622 --> 00:06:34,261 それは 福原への惜別の宴でもあったのです。 76 00:06:34,261 --> 00:07:11,965 ♬~ 77 00:07:17,737 --> 00:07:19,673 (弁慶)殿! 78 00:07:19,673 --> 00:07:22,575 (義経)どうした? 血相を変えて。 79 00:07:22,575 --> 00:07:25,245 うわさをお聞きに ならなかったのですか? 80 00:07:25,245 --> 00:07:32,118 うわさ? ああ 平家の都落ちのことか。 それなら聞いた。 81 00:07:32,118 --> 00:07:34,954 ならば 何を落ち着いておられます! 82 00:07:34,954 --> 00:07:37,957 直ちに出陣の号令を おかけください! 83 00:07:37,957 --> 00:07:42,595 ここで後れを取れば 義仲殿に天下を握られてしまいますぞ! 84 00:07:42,595 --> 00:07:45,398 それでも構わぬと 兄上の仰せだ。 85 00:07:45,398 --> 00:07:49,102 なんと…! では やはり 頼朝様は➡ 86 00:07:49,102 --> 00:07:52,973 人質の義高様を使って取り引きを…? 87 00:07:52,973 --> 00:08:00,747 いや まず兄上は 義仲殿の上洛は 決してうまくゆかぬと読んでおいでじゃ。 88 00:08:00,747 --> 00:08:04,551 それならば なお ここは一刻も早く出陣し➡ 89 00:08:04,551 --> 00:08:07,053 義仲殿と手を組んで 平家に追い打ちを…! 90 00:08:07,053 --> 00:08:10,357 ならぬ! 91 00:08:10,357 --> 00:08:14,861 源氏の棟梁は兄上じゃ! 逆らうことはできぬ! 92 00:08:18,732 --> 00:08:21,634 ああっ…! 93 00:08:21,634 --> 00:08:27,907 そのころ 平家一門は 福原をも後にしようとしています。 94 00:08:27,907 --> 00:08:44,924 ♬~ 95 00:08:44,924 --> 00:08:52,232 ああ… 雪の御所も灰になる…。 ああ…。 96 00:08:54,267 --> 00:08:56,603 さて…。 97 00:08:56,603 --> 00:09:00,473 (鐘の音) 98 00:09:00,473 --> 00:09:04,711 鞍馬山に身を隠された 後白河法皇のもとには➡ 99 00:09:04,711 --> 00:09:07,747 関白 基房が駆けつけています。 100 00:09:07,747 --> 00:09:11,217 お上 鞍馬の法師たちによれば➡ 101 00:09:11,217 --> 00:09:13,720 ここも危ないそうでございます。 102 00:09:13,720 --> 00:09:18,558 何しろ 都に近すぎます。 103 00:09:18,558 --> 00:09:22,362 では どこなら安全じゃ? 104 00:09:22,362 --> 00:09:25,732 やはり 比叡山かと。 105 00:09:25,732 --> 00:09:28,034 うむ…。 106 00:09:29,903 --> 00:09:36,676 後白河法皇は 義仲の陣とは別の 比叡山の東塔へ移られます。 107 00:09:36,676 --> 00:09:41,381 そして 法皇が比叡山に入られたと聞いた 公家たちも➡ 108 00:09:41,381 --> 00:09:47,887 潜んでいた洛外の地から 続々と比叡山を目指し集まってきます。 109 00:09:53,927 --> 00:09:56,262 (明雲)法皇様に申し上げます。 110 00:09:56,262 --> 00:09:58,598 許す 申せ。 111 00:09:58,598 --> 00:10:02,402 木曽義仲が 拝謁を願っておりますが。 112 00:10:02,402 --> 00:10:04,938 ならぬ。 113 00:10:04,938 --> 00:10:09,609 帰って 義仲殿に 拝謁はかなわぬと申し上げよ。 114 00:10:09,609 --> 00:10:11,544 しかし…。 115 00:10:11,544 --> 00:10:15,782 ここは仮の御宿り 御所ではない! 116 00:10:15,782 --> 00:10:21,588 しかるに 院宣も持たず 勝手に拝謁を願うとは…。 117 00:10:21,588 --> 00:10:26,125 義仲と申す者は 田舎者よな。 118 00:10:26,125 --> 00:10:29,996 (笑い声) 119 00:10:29,996 --> 00:10:36,135 何…!? 拝謁ならぬだと! 120 00:10:36,135 --> 00:10:39,439 この義仲の願いを断るというのか! 121 00:10:39,439 --> 00:10:42,308 許せん! (行家)義仲殿。 122 00:10:42,308 --> 00:10:45,211 御所には御所の しきたりがございます。 123 00:10:45,211 --> 00:10:48,648 何とぞ お腹立ちをお静めくだされ。 124 00:10:48,648 --> 00:10:51,150 フフ… しきたりじゃと? 125 00:10:51,150 --> 00:10:55,021 この行家が おいおい ご教授いたします。 126 00:10:55,021 --> 00:10:59,225 フッフッフ…。 127 00:11:00,827 --> 00:11:05,598 この時 葵は まだ 矢傷からの病が癒えず➡ 128 00:11:05,598 --> 00:11:09,469 堅田の豪族の屋敷に預けられています。 129 00:11:09,469 --> 00:11:13,773 ⚟葵様 お医者様をお連れしました。 130 00:11:13,773 --> 00:11:17,577 あ… はい。 131 00:11:24,417 --> 00:11:27,287 こちらは 阿部麻鳥様とおっしゃる➡ 132 00:11:27,287 --> 00:11:30,189 都で評判のお医者様でございます。 133 00:11:30,189 --> 00:11:34,961 竹生島に縁者がおられ 時々 当家でも お世話になっております。 134 00:11:34,961 --> 00:11:38,298 麻鳥でございます。 135 00:11:38,298 --> 00:11:40,233 葵と申します。 136 00:11:40,233 --> 00:11:43,736 さっそく傷を拝見しましょう。 137 00:11:51,844 --> 00:11:56,316 これは… 矢傷でございますな。 138 00:11:56,316 --> 00:11:58,251 (葵)はい。 139 00:11:58,251 --> 00:12:03,122 珍しい矢傷です。 多分 半弓の傷。 140 00:12:03,122 --> 00:12:07,393 半弓… ですと…!? 141 00:12:07,393 --> 00:12:11,598 しかも 矢じりに毒が塗ってあります。 142 00:12:11,598 --> 00:12:15,468 その毒が お体を弱らせているのです。 143 00:12:15,468 --> 00:12:22,108 やはり… やはり毒矢…。 144 00:12:22,108 --> 00:12:27,113 麻鳥殿 私は… 死ぬのでしょうか? 145 00:12:29,616 --> 00:12:33,419 死ぬ時は あるお方のご馬前と決めています。 146 00:12:33,419 --> 00:12:36,956 このような しとねの上で 死ぬのは嫌でございます! 147 00:12:36,956 --> 00:12:38,891 お焦りになってはいけません。 148 00:12:38,891 --> 00:12:43,830 大事に養生すれば お体の力が戻りましょう。 149 00:12:43,830 --> 00:12:47,300 治るのですね…! 150 00:12:47,300 --> 00:12:51,638 しかし 今は動いてはなりません。 151 00:12:51,638 --> 00:12:57,343 無理をして動けば お命の保証はできかねます。 152 00:12:59,379 --> 00:13:03,750 (麻鳥) くれぐれも 無理はなさらぬように。 153 00:13:03,750 --> 00:13:06,052 はい…。 154 00:13:10,256 --> 00:13:13,593 後白河法皇も 昨日 都に帰られた。 155 00:13:13,593 --> 00:13:17,263 明日こそ都へ入る! (一同)おう! 156 00:13:17,263 --> 00:13:20,767 (行家)義仲殿! 何でござる 叔父上。 157 00:13:20,767 --> 00:13:25,605 軍を二手に分け 華々しく上洛したら いかがでござろう? 158 00:13:25,605 --> 00:13:28,508 ん? そうじゃ それがよい! 159 00:13:28,508 --> 00:13:32,478 都の南と北から時を合わせて 同時に上洛するのじゃ。 160 00:13:32,478 --> 00:13:35,948 これは 都の人々も驚きまするぞ! 161 00:13:35,948 --> 00:13:40,286 で 一方の御大将は 行家殿でございますか? 162 00:13:40,286 --> 00:13:42,288 うむ… そうなるのう。 163 00:13:42,288 --> 00:13:45,425 (兼光)いや しかし…。 面白いではないか! 164 00:13:45,425 --> 00:13:50,963 木曽の軍勢が都の中央で落ち合うなど… うむ 面白い。 165 00:13:50,963 --> 00:13:58,137 ハハ! では 明日の午の刻に 北と南 同時に都へ入るということで。 166 00:13:58,137 --> 00:14:00,907 よし! 午の刻じゃな…。 167 00:14:00,907 --> 00:14:05,778 叔父上 遅れて恥をかかれるな! ハハハハハ! 168 00:14:05,778 --> 00:14:07,780 いやいや ア~ハハハハ! 169 00:14:07,780 --> 00:14:09,782 (笑い声) 170 00:14:11,617 --> 00:14:15,421 (いななき) 171 00:14:21,260 --> 00:14:23,763 (かしわ手) 172 00:14:28,968 --> 00:14:32,605 者ども! いざ 都へ向かおうぞ! 173 00:14:32,605 --> 00:14:36,409 (一同)お~! お~! お~! 174 00:14:36,409 --> 00:14:40,613 ⚟(いななき) 175 00:14:40,613 --> 00:14:47,487 (葵)殿! わらわも… わらわも お連れください! 176 00:14:47,487 --> 00:14:51,624 葵…! (巴)はっ… 葵殿! 177 00:14:51,624 --> 00:14:55,795 そのお体ではいけません! お戻りなさい! 178 00:14:55,795 --> 00:15:00,233 巴様 お願いです。 殿に お供のお許しを得てください。 179 00:15:00,233 --> 00:15:05,071 お願いでございます! しかし…。 180 00:15:05,071 --> 00:15:10,743 ならば来るがよい。 共に都に入り 改めて傷を治そう。 181 00:15:10,743 --> 00:15:13,579 うれしゅうございます! うむ。 182 00:15:13,579 --> 00:15:17,450 殿。 巳の刻でございます。 ご出発を。 183 00:15:17,450 --> 00:15:20,153 馬 引けい! はっ! 184 00:15:25,591 --> 00:15:28,094 山吹。 (山吹)は? 185 00:15:28,094 --> 00:15:31,964 そなた 半弓が得意であったな。 186 00:15:31,964 --> 00:15:35,835 (山吹)何のことでございます? (葵)倶利伽羅峠では そなた➡ 187 00:15:35,835 --> 00:15:41,407 どこにいたのじゃ? さあ… あの戦乱の中➡ 188 00:15:41,407 --> 00:15:43,476 いちいち覚えてはおりませぬ。 189 00:15:43,476 --> 00:15:48,614 私を射た弓だが 医者は 半弓の矢だと申した。 190 00:15:48,614 --> 00:15:54,287 それで…? 何がおっしゃりたいのでございます? 191 00:15:54,287 --> 00:15:58,791 私が葵様を殺そうとしたとでも? 192 00:15:58,791 --> 00:16:01,360 お前なら やりかねぬ。 193 00:16:01,360 --> 00:16:09,735 葵様 確かな証拠でも おありなのですか? 194 00:16:09,735 --> 00:16:13,372 ホホホホホッ…! 195 00:16:13,372 --> 00:16:19,078 ♬~ 196 00:16:19,078 --> 00:16:21,581  回想 思い知りましたか 葵様。 197 00:16:21,581 --> 00:16:25,084 (いななき) 葵殿! 198 00:16:25,084 --> 00:16:27,386 はっ…! 199 00:16:28,955 --> 00:16:34,460 山吹… 恐ろしい女子じゃ。 200 00:16:36,395 --> 00:16:42,268 寿永2年 西暦1183年7月28日➡ 201 00:16:42,268 --> 00:16:46,772 義仲は 待望の上洛を果たします。 202 00:16:59,118 --> 00:17:02,989 あっ… 葵様!? 203 00:17:02,989 --> 00:17:06,792 動いては駄目です! 葵様! 204 00:17:08,794 --> 00:17:10,796 (蓬子)あなた! 205 00:17:13,065 --> 00:17:15,268 (いななき) 206 00:17:19,372 --> 00:17:21,874 あなた…。 207 00:17:25,077 --> 00:17:31,584 (いななき) 208 00:17:38,257 --> 00:17:42,061 むう… 何じゃ あの連中は!? 209 00:17:44,397 --> 00:17:47,934 わしの知らぬ顔ばかりじゃ! 210 00:17:47,934 --> 00:17:54,407 誰じゃ!? 誰が わしより先に 都へ乗り込んだのじゃ!? 211 00:17:54,407 --> 00:18:00,112 上洛一番乗りは 木曽義仲積年の夢でした。 212 00:18:00,112 --> 00:18:06,619 その義仲の夢を踏みにじった者は 果たして…? 213 00:18:10,356 --> 00:19:27,166 ♬~