1 00:00:02,202 --> 00:00:39,406 ♬~ 2 00:00:42,442 --> 00:00:45,345 平家にあらずんば 人にあらず。 3 00:00:45,345 --> 00:00:48,982 権勢をほしいままにする 平家一族でしたが➡ 4 00:00:48,982 --> 00:00:51,885 治承2年2月 その栄華に➡ 5 00:00:51,885 --> 00:00:56,323 もう一つの栄光が 加わることになりました。 6 00:00:56,323 --> 00:01:03,330 高倉帝の中宮になっていた娘の徳子に 御子が生まれようとしていたのです。 7 00:01:04,932 --> 00:01:15,108 何とぞ ご無事ご出産 安産ご祈願…。 8 00:01:15,108 --> 00:01:40,801 (祈とう) 9 00:01:43,170 --> 00:01:45,806 はあ…。 10 00:01:45,806 --> 00:01:51,144 徳子… あ… 中宮様。 11 00:01:51,144 --> 00:01:53,180 大丈夫でございますよ。 12 00:01:53,180 --> 00:01:56,650 ほんのひとときのご辛抱でございます。 13 00:01:56,650 --> 00:01:58,585 はい…。 14 00:01:58,585 --> 00:02:03,457 当時 お産は 里親の家ですることが習わしでした。 15 00:02:03,457 --> 00:02:08,662 中宮 徳子も 六波羅の屋敷に帰っていたのです。 16 00:02:13,133 --> 00:02:15,936 (清盛)おお 生まれたか! 17 00:02:15,936 --> 00:02:19,940 まだでございます。 初産でございますから。 18 00:02:25,278 --> 00:02:30,150 さあ 少し落ち着きあそばせ。 19 00:02:30,150 --> 00:02:35,288 徳子は大丈夫か。 うん? 難産なのであろうか? 20 00:02:35,288 --> 00:02:37,624 徳子ではございません。 21 00:02:37,624 --> 00:02:39,559 中宮様でございます。 22 00:02:39,559 --> 00:02:42,295 おお そうであった。 すまぬ。 23 00:02:42,295 --> 00:02:46,633 昔から… 娘がお産に苦しむのは➡ 24 00:02:46,633 --> 00:02:50,971 父親の犯した罪のなせる災いとか 申します。 25 00:02:50,971 --> 00:02:54,174 バ… バカを言うな! 26 00:03:03,617 --> 00:03:06,920 どうか 男の子であってほしい…。 27 00:03:06,920 --> 00:03:09,222 頼むぞ 徳子! 28 00:03:23,937 --> 00:03:28,775 法皇様のおわたりでおじゃる! 29 00:03:28,775 --> 00:03:32,112 おわたりじゃ! 30 00:03:32,112 --> 00:03:37,284 何!? 後白河の君が! 31 00:03:37,284 --> 00:03:51,131 (読経) 32 00:03:51,131 --> 00:03:53,166 (後白河)おお 清盛。 33 00:03:53,166 --> 00:03:57,904 はっ。 わざわざのおわたり 恐れ入りまする。 34 00:03:57,904 --> 00:04:02,375 かわいい孫の誕生 落ち着いてはおられぬわ。 35 00:04:02,375 --> 00:04:05,579 はい…。 36 00:04:09,249 --> 00:04:12,919 ⚟(産声) (後白河)清盛…。 37 00:04:12,919 --> 00:04:14,955 ⚟無事 ご出産でございます!➡ 38 00:04:14,955 --> 00:04:17,090 皇子様でございます!➡ 39 00:04:17,090 --> 00:04:19,926 皇子様でございますぞ! 40 00:04:19,926 --> 00:04:26,600 何 皇子とな! でかした! うむ。 41 00:04:26,600 --> 00:04:31,905 ま… まことにおめでたいことで 法皇様。 42 00:04:45,952 --> 00:04:47,888 砂金でございます。 43 00:04:47,888 --> 00:04:50,824 どうぞ お持ち帰りを。 44 00:04:50,824 --> 00:04:53,693 砂金? はい。 45 00:04:53,693 --> 00:04:58,298 お喜び分けにと存じまして。 46 00:04:58,298 --> 00:05:00,734 清盛。 47 00:05:00,734 --> 00:05:08,608 諸山の僧侶並みに 安産祈とうの礼をくれると申すのか? 48 00:05:08,608 --> 00:05:11,745 ハハハハハハ…。➡ 49 00:05:11,745 --> 00:05:19,486 これは… 朕も祈とう師として 暮らしていけそうじゃの。 ハハハハ…。 50 00:05:19,486 --> 00:05:22,255 ははっ…。 51 00:05:22,255 --> 00:05:46,947 ♬~ 52 00:05:46,947 --> 00:05:52,285 (蓬子)安産祈願に対する お寺やお宮への御礼ですって。 53 00:05:52,285 --> 00:05:56,790 この都にだって 飢えて死ぬ人が たくさんいるのに。 54 00:05:56,790 --> 00:06:01,561 (麻鳥)まあ それだけ清盛様のお喜びが 大きいということだよ。 55 00:06:01,561 --> 00:06:03,496 皇子様だから? 56 00:06:03,496 --> 00:06:06,066 そりゃあ そうさ。 57 00:06:06,066 --> 00:06:11,238 皇子様なら やがては 天子様にご即位なさる。 58 00:06:11,238 --> 00:06:16,910 清盛様は 天子様のおじい様ということになる。 59 00:06:16,910 --> 00:06:23,383 じゃあ 後白河法皇様と 同じお立場になるわけ? 60 00:06:23,383 --> 00:06:27,921 まあ そういうことになるな。 61 00:06:27,921 --> 00:06:31,258 それじゃあ 法皇様もご心配よね。 62 00:06:31,258 --> 00:06:37,397 放っといたら 天子様を 丸ごと平家に 奪われることになるかもしれないもの。 63 00:06:37,397 --> 00:06:42,102 シッ! めったなことを言うものではない。 64 00:06:45,605 --> 00:06:50,277 (激しいせきこみ) 65 00:06:50,277 --> 00:06:54,147 重盛様! どうなされました! 66 00:06:54,147 --> 00:06:56,149 どうした 重盛! 67 00:06:58,418 --> 00:07:04,557 (重盛)父上… 大丈夫でございます。 68 00:07:04,557 --> 00:07:07,460 ご案じなさいますな。 69 00:07:07,460 --> 00:07:10,363 あっ…! 70 00:07:10,363 --> 00:07:17,137 父上。 後白河の君のご勘気を 被っている折から➡ 71 00:07:17,137 --> 00:07:21,641 皆に 余計な心配をかけてはなりませぬ。 72 00:07:28,782 --> 00:07:30,784 重盛…。 73 00:07:32,619 --> 00:07:38,091 皇子誕生で 得意満面の平家一門を あざ笑うかのように➡ 74 00:07:38,091 --> 00:07:42,395 都では 放火 強盗が 頻繁に起こるようになりました。 75 00:07:42,395 --> 00:07:44,397 (正近)ん? 76 00:07:51,137 --> 00:07:54,140 ⚟火事だ! 火事だ! 77 00:07:54,140 --> 00:07:58,144 都も物騒になったものだ。 78 00:08:07,053 --> 00:08:09,956 (時忠)何 また火付けか? 79 00:08:09,956 --> 00:08:17,063 はい。 それにしても狙われるのは 平家ご一門の屋敷ばかりでございます。 80 00:08:17,063 --> 00:08:22,235 うむ… 我ら平家に 恨みを持つ者か。 81 00:08:22,235 --> 00:08:27,907 うわさでは 義経とか申す 義朝ゆかりの者の仕業と。 82 00:08:27,907 --> 00:08:31,244 義経だと!? 83 00:08:31,244 --> 00:08:34,247 おお… 過ぐる年➡ 84 00:08:34,247 --> 00:08:37,751 鞍馬から逃げた牛若と申す者がいた。 85 00:08:37,751 --> 00:08:40,653 義朝の子だ。 86 00:08:40,653 --> 00:08:43,356 まさか あやつが…? 87 00:08:51,598 --> 00:08:56,936 母上… 九郎は ここにおります。 88 00:08:56,936 --> 00:09:03,043 時節到来まで もう少し… もう少し お待ちください。 89 00:09:03,043 --> 00:09:09,716 義経は この時 叔父 新宮行家の所領 那智にいました。 90 00:09:09,716 --> 00:09:13,586 都の情勢や 母 常磐のことが気にかかり➡ 91 00:09:13,586 --> 00:09:17,891 奥州 藤原秀衡のもとを 飛び出してきたのです。 92 00:09:27,734 --> 00:09:31,905 (戸が開く音) 何者! 93 00:09:31,905 --> 00:09:38,244 小わっぱ。 お前か 九郎とか義経とか名乗る義朝のせがれは。 94 00:09:38,244 --> 00:09:40,747 だったら どうなのだ? 聞きたいことがある。 95 00:09:40,747 --> 00:09:42,782 一緒に来てもらう。 どこへ? 96 00:09:42,782 --> 00:09:46,920 熊野の別当 湛増様のお屋敷だ! 97 00:09:46,920 --> 00:09:51,091 平家の犬 田辺の湛増殿のところか? 98 00:09:51,091 --> 00:09:53,126 おのれ 言わせておけば! 99 00:09:53,126 --> 00:09:55,395 従わんと けがをするぞ! 100 00:09:55,395 --> 00:09:59,265 嫌だ! 私には これから 成すべきことが山ほどある。 101 00:09:59,265 --> 00:10:01,768 何を! こら~! 102 00:10:10,777 --> 00:10:14,114 (正近)若! 103 00:10:14,114 --> 00:10:17,951 (義経)おお 正近! いかがなされた。 104 00:10:17,951 --> 00:10:20,420 貴様ら! 105 00:10:20,420 --> 00:10:23,790 んっ! ハッ! うっ…。 106 00:10:23,790 --> 00:10:26,826 んっ! くそっ…。 107 00:10:26,826 --> 00:10:30,964 退け! 退け~! 108 00:10:30,964 --> 00:10:33,166 若! 109 00:10:38,838 --> 00:10:43,676 鞍馬山以来 ずっと義経に仕える 鎌田正近は➡ 110 00:10:43,676 --> 00:10:49,816 義経の父 義朝の家臣の子でもあります。 111 00:10:49,816 --> 00:10:54,687 若 ここも安全ではなくなりました。 112 00:10:54,687 --> 00:10:57,157 うん…。 113 00:10:57,157 --> 00:11:01,027 それより 母君のご消息は分かったか? 114 00:11:01,027 --> 00:11:06,833 それが… 昨年 今年と 付け火による大火事が続き➡ 115 00:11:06,833 --> 00:11:11,271 一条の辺りは焼け野原でございます。 116 00:11:11,271 --> 00:11:14,173 では 母君の館も? 117 00:11:14,173 --> 00:11:16,609 はい…。 118 00:11:16,609 --> 00:11:21,481 しかし 人づてには お里の方で つつがなくお暮らしとか。 119 00:11:21,481 --> 00:11:24,117 はあ… そうか。 120 00:11:24,117 --> 00:11:29,622 (正近)いつか お心も届きましょう。 うん。 121 00:11:29,622 --> 00:11:32,125 それより 若。 122 00:11:32,125 --> 00:11:36,963 正近 この目で 付け火の現場を見ましたぞ。 123 00:11:36,963 --> 00:11:42,635 ん? して 付け火を働く者の正体は? 124 00:11:42,635 --> 00:11:47,440 頭らしき者に率いられた 数人の男たちでございました。➡ 125 00:11:47,440 --> 00:11:51,978 後を追ったものの 残念ながら見失いました。 126 00:11:51,978 --> 00:11:56,849 しかし おかしなうわさが立っております。 127 00:11:56,849 --> 00:11:58,851 おかしなうわさ? 128 00:11:58,851 --> 00:12:06,926 付け火を働いているのは 義経という名の義朝様ゆかりの者と。 129 00:12:06,926 --> 00:12:11,764 父 義朝ゆかりの者で… 我が名と同じ義経!? 130 00:12:11,764 --> 00:12:14,267 はい。 131 00:12:14,267 --> 00:12:20,073 その方 何か心当たりがあるな? 132 00:12:20,073 --> 00:12:23,943 構わぬ。 申せ! 133 00:12:23,943 --> 00:12:28,114 これも うわさでございますが…➡ 134 00:12:28,114 --> 00:12:36,422 行家様が 都をかき乱すために 何やら画策中と。 135 00:12:36,422 --> 00:12:38,424 叔父上が…。 136 00:12:43,296 --> 00:12:47,634 若! 行家様は…。 137 00:12:47,634 --> 00:12:49,569 留守だ。 138 00:12:49,569 --> 00:12:54,874 行った先は分からぬし 当分は戻らぬそうだ。 139 00:13:02,582 --> 00:13:04,584 待て! 140 00:13:08,087 --> 00:13:11,391 (さめ) 死なせてくだされ! 死なせてくだされ! 141 00:13:11,391 --> 00:13:14,594 な… 何をする! 死なせてくだされ! 142 00:13:14,594 --> 00:13:19,399 死なせて… 死なせてくだされ…。 143 00:13:19,399 --> 00:13:21,467 (泣き声) 144 00:13:21,467 --> 00:13:24,604 (義経)ばばよ。 泣いていては分からぬ。➡ 145 00:13:24,604 --> 00:13:26,639 なぜ 井戸に身を投げようとしたのだ? 146 00:13:26,639 --> 00:13:29,275 (泣き声) 147 00:13:29,275 --> 00:13:31,778 そなたにも子供がいよう。 148 00:13:31,778 --> 00:13:35,281 母が死んだら その子が悲しむのではないのか? 149 00:13:35,281 --> 00:13:40,953 その ばばのせがれが… ばばのせがれが死んだと…➡ 150 00:13:40,953 --> 00:13:46,426 たった今 都より知らせがあったのじゃ! 151 00:13:46,426 --> 00:13:49,295 (泣き声) 152 00:13:49,295 --> 00:13:52,131 それは気の毒な…。 153 00:13:52,131 --> 00:13:56,636 で ばばの子は 都で何をしていた者なのだ? 154 00:13:56,636 --> 00:14:00,506 幼名は鬼若といいました。 155 00:14:00,506 --> 00:14:06,746 都では 比叡山の偉いお坊様… 祐慶様の弟子となり➡ 156 00:14:06,746 --> 00:14:09,782 弁慶と名乗っていたそうじゃ。 157 00:14:09,782 --> 00:14:12,919 弁慶とな。 はい。 158 00:14:12,919 --> 00:14:16,789 昔から 手に負えぬ乱暴者じゃったが…➡ 159 00:14:16,789 --> 00:14:22,995 罪を犯して捕らえられ 首を斬られたと知らせが。 160 00:14:27,467 --> 00:14:29,936 待ちなさい! 161 00:14:29,936 --> 00:14:33,606 私にも 都に母がいる。 162 00:14:33,606 --> 00:14:38,277 今は居場所も分からぬが 事情があって捜すこともできぬ。 163 00:14:38,277 --> 00:14:40,213 ばばよ。 164 00:14:40,213 --> 00:14:44,784 会えぬ母の代わりに 私の母になってくれぬか? 165 00:14:44,784 --> 00:14:47,286 え? 166 00:14:47,286 --> 00:14:51,290 あなた様の母御に…。 167 00:14:51,290 --> 00:14:53,626 うん。 168 00:14:53,626 --> 00:15:02,335 (泣き声) 169 00:15:02,335 --> 00:15:05,738 そのころ ここ 木曽では➡ 170 00:15:05,738 --> 00:15:12,078 義仲と巴 一子 義高が 水入らずのひとときを楽しんでいました。 171 00:15:12,078 --> 00:15:14,080 (いななき) 172 00:15:16,949 --> 00:15:19,652 (いななき) 173 00:15:23,689 --> 00:15:27,560 (義仲)どうじゃ 義高。 美しい夕焼けであろう。 174 00:15:27,560 --> 00:15:31,931 (義高)はい! (巴)本当に美しい空でございます。 175 00:15:31,931 --> 00:15:35,268 早く 都の夕焼けも見たいものだ! 176 00:15:35,268 --> 00:15:39,772 のう 義高 いずれは お前も都に上がるのだぞ。 177 00:15:39,772 --> 00:15:42,675 はい! 殿…。 178 00:15:42,675 --> 00:15:46,412 でも風のうわさでは 伊豆の頼朝様は➡ 179 00:15:46,412 --> 00:15:49,949 今も あなた様に 敵意を抱いておいでとか…。 180 00:15:49,949 --> 00:15:54,787 ハハハハハハ… 巴 取り越し苦労はやめい。 181 00:15:54,787 --> 00:15:57,423 木曽のことわざにも こうあるではないか。 182 00:15:57,423 --> 00:16:01,227 「岩茸と運は危ない所にある」とな。 183 00:16:09,735 --> 00:16:12,238 んんっ…。 184 00:16:12,238 --> 00:16:14,240 タ~ッ! 185 00:16:16,576 --> 00:16:20,246 その後 行家様から何か? 186 00:16:20,246 --> 00:16:23,950 何の知らせもない。 187 00:16:28,921 --> 00:16:31,123 あっ! 188 00:16:33,593 --> 00:16:37,396 正近 追うな。 189 00:16:37,396 --> 00:16:41,100 あれは恐らく 田辺の湛増の手の者! 190 00:16:41,100 --> 00:16:44,971 平家から追っ手がかかるのは 明らかでございます! 191 00:16:44,971 --> 00:16:47,773 (ため息) 殿…。 192 00:16:47,773 --> 00:16:51,410 奥州の藤原殿のもとへ お戻りになった方が…。 193 00:16:51,410 --> 00:16:53,946 いや… 都へ行こう。 194 00:16:53,946 --> 00:16:56,782 え… 都へ!? 195 00:16:56,782 --> 00:17:03,356 平家の目と鼻の先に潜むのが 一番の策かもしれぬ。 196 00:17:03,356 --> 00:17:06,058 なるほど。 197 00:17:06,058 --> 00:17:09,562 木の葉を隠すなら森に。 198 00:17:09,562 --> 00:17:15,268 それにな 義経と名乗る 火付け盗賊のことも知りたいのだ。 199 00:17:19,238 --> 00:17:21,240 (いななき) 200 00:17:21,240 --> 00:17:23,242 若様! 201 00:17:23,242 --> 00:17:27,580 どうして ばばを捨てて 行きなさるのじゃ! 202 00:17:27,580 --> 00:17:30,616 捨てなぞしないぞ ばば。 いいや。 203 00:17:30,616 --> 00:17:36,255 このばばを母と思うと言われたのは あれは うそか。➡ 204 00:17:36,255 --> 00:17:40,126 うそか! 205 00:17:40,126 --> 00:17:42,929 大きな声を出すでない。 206 00:17:42,929 --> 00:17:46,599 さあ そこを どくのだ! 207 00:17:46,599 --> 00:17:48,801 待て! 208 00:17:52,772 --> 00:17:56,275 すまぬ。 許してくれ。 209 00:18:04,050 --> 00:18:08,888 若… まさか この者を一緒に…。 210 00:18:08,888 --> 00:18:11,190 行くぞ。 211 00:18:17,897 --> 00:18:20,800 ええい…。 212 00:18:20,800 --> 00:18:26,572 若様… 若様…。 213 00:18:26,572 --> 00:18:32,445 弁慶の母 さめと義経は こうして京の都へ向かいました。 214 00:18:32,445 --> 00:18:37,149 死んだはずの弁慶が 生きているとも知らずに。 215 00:18:40,920 --> 00:19:57,229 ♬~