1 00:00:02,202 --> 00:00:40,007 ♬~ 2 00:00:41,808 --> 00:00:48,015 横田河原の平家軍は まだ義仲軍の奇襲に気付いていません。 3 00:00:50,150 --> 00:00:58,458 ⚟(喚声) 4 00:00:58,458 --> 00:01:02,763 ⚟敵だ! ⚟裏切りだ! 陣中に源氏がおるぞ! 5 00:01:04,264 --> 00:01:06,567 誰か! 誰かある! 6 00:01:08,602 --> 00:01:11,638 何事じゃ! 裏切りです! ここも危のうございます! 7 00:01:11,638 --> 00:01:14,841 退け! ひとまず退くのじゃ! 8 00:01:18,946 --> 00:01:21,748 (斬り合う音) うわ~! 9 00:01:24,284 --> 00:01:27,988 よ~し 白旗を上げろ! 10 00:01:33,794 --> 00:01:36,697 (義仲)おお 旗が上がった! 11 00:01:36,697 --> 00:01:38,665 者ども 今だ! 12 00:01:38,665 --> 00:01:42,302 (いななき) 13 00:01:42,302 --> 00:01:48,108 乾坤一擲 木曽の浮沈を懸けた 横田河原の合戦は➡ 14 00:01:48,108 --> 00:01:51,011 義仲軍の勝利に終わります。 15 00:01:51,011 --> 00:01:53,013 そして…。 16 00:01:59,319 --> 00:02:09,596 (せみの声) 17 00:02:09,596 --> 00:02:16,770 これより 大工の棟梁たちに 頼朝様からご褒美を授ける。 18 00:02:16,770 --> 00:02:19,272 (頼朝)馬を引けい! 19 00:02:30,283 --> 00:02:32,285 九郎! 20 00:02:33,954 --> 00:02:36,790 九郎も 馬を引け! 21 00:02:36,790 --> 00:02:38,792 (義経)はっ。 22 00:02:40,961 --> 00:02:43,296 殿! ん? 23 00:02:43,296 --> 00:02:45,232 出てはいけませぬ! 24 00:02:45,232 --> 00:02:50,971 馬引きなど家臣の役。 御曹司のなさることではございませぬ。 25 00:02:50,971 --> 00:02:54,007 離せ! 離せ 弁慶! 26 00:02:54,007 --> 00:03:00,247 せみの声を幸いに 聞こえぬふりをしておられよ。 27 00:03:00,247 --> 00:03:04,117 九郎は なぜ馬を引かぬ! 28 00:03:04,117 --> 00:03:08,922 何が不満か 九郎! 29 00:03:08,922 --> 00:03:13,393 殿 弟君の九郎殿に馬引けとは➡ 30 00:03:13,393 --> 00:03:15,462 むごうございませぬか? 31 00:03:15,462 --> 00:03:17,931 その方が 口を出すことではない! 32 00:03:17,931 --> 00:03:21,268 (義経)弁慶… 弁慶。 33 00:03:21,268 --> 00:03:24,271 はっ。 ただいま引きまする! 34 00:03:24,271 --> 00:03:48,128 ♬~ 35 00:03:48,128 --> 00:03:50,130 よし。 36 00:03:57,637 --> 00:04:00,607 鎌倉殿は何を考えておいでなのじゃ。 37 00:04:00,607 --> 00:04:06,246 満座の中で 自分の弟君に恥をかかせて 面白いのか!? 38 00:04:06,246 --> 00:04:12,119 うん… 我が殿は れっきとした源氏の御曹司ぞ! 39 00:04:12,119 --> 00:04:17,591 それを御家人並みに扱うとは… 許せん! 40 00:04:17,591 --> 00:04:19,793 (3人)殿! 41 00:04:24,097 --> 00:04:26,032 わしは そうは思わぬ。 42 00:04:26,032 --> 00:04:30,270 わしは 兄君のお心を ありがたいと思っている。 43 00:04:30,270 --> 00:04:32,205 何が ありがたいのです! 44 00:04:32,205 --> 00:04:34,941 まあ落ち着け 弁慶。 45 00:04:34,941 --> 00:04:37,978 兄君には 近く 九郎を➡ 46 00:04:37,978 --> 00:04:42,616 平家との戦いに 差し向けてくださるに違いない。 47 00:04:42,616 --> 00:04:45,952 それゆえ衆人の中 九郎たりとも➡ 48 00:04:45,952 --> 00:04:50,123 鎌倉殿の命令には かくのごとく従うものぞと➡ 49 00:04:50,123 --> 00:04:53,160 規律と威厳をお示しになったのじゃ。 50 00:04:53,160 --> 00:04:55,629 そうに違いない。 51 00:04:55,629 --> 00:05:01,234 義経主従にとっては 心楽しまぬ日々が続きます。 52 00:05:01,234 --> 00:05:04,070 そして…。 53 00:05:04,070 --> 00:05:06,006 それより前のことでした。 54 00:05:06,006 --> 00:05:09,743 どけ! どくんだ! どけ~! 55 00:05:09,743 --> 00:05:13,246 ああ…。 56 00:05:13,246 --> 00:05:16,583 平家一門に 激震が起こります。 57 00:05:16,583 --> 00:05:20,921 清盛が 外出先で 高熱を発して倒れたのです。 58 00:05:20,921 --> 00:05:27,694 ああ 熱い… 熱いぞ…。 59 00:05:27,694 --> 00:05:29,696 (二位の尼)あなた! 60 00:05:34,935 --> 00:05:39,773 いかがじゃ 典医殿。 父上のご容体は? 61 00:05:39,773 --> 00:05:42,676 このような大熱の病には➡ 62 00:05:42,676 --> 00:05:45,412 出合うたことがございません。 63 00:05:45,412 --> 00:05:47,347 病の名さえ分からぬのか? 64 00:05:47,347 --> 00:05:52,953 はい… 残念ながら 投薬さえ効くかどうか…。 65 00:05:52,953 --> 00:05:56,623 その方 それでも典医か! 66 00:05:56,623 --> 00:05:59,826 もうよい。 行け。 67 00:06:01,361 --> 00:06:06,733 ほかに… ほかに名医はおらんものでしょうか? 68 00:06:06,733 --> 00:06:12,072 一人 心当たりがある。 69 00:06:12,072 --> 00:06:14,908 叔父上 どこの誰です? 70 00:06:14,908 --> 00:06:19,579 三条西ノ洞院 柳の水辺りに住まう➡ 71 00:06:19,579 --> 00:06:22,382 阿部の麻鳥という町医者じゃ。 72 00:06:22,382 --> 00:06:24,384 町医者!? 73 00:06:26,753 --> 00:06:31,057 (いななき) 74 00:06:32,626 --> 00:06:36,830 御免! 麻鳥殿はおられるか? 75 00:06:41,268 --> 00:06:45,272 あなたが麻鳥殿か。 (麻鳥)はい。 76 00:06:48,141 --> 00:06:53,280 私は 参議 経盛の嫡子 経正と申す者。 77 00:06:53,280 --> 00:06:58,118 平家一門を代表してお願いに参った。 78 00:06:58,118 --> 00:07:02,889 実は 相国様が火のようなお熱で 日夜 苦しんでおられる。 79 00:07:02,889 --> 00:07:05,925 ついては あなたに診察をお頼みしたい。 80 00:07:05,925 --> 00:07:13,233 しかし 西八条には あまたのご典医も 施薬院の薬師もおられましょうに➡ 81 00:07:13,233 --> 00:07:16,069 なぜ 名もない私などに? 82 00:07:16,069 --> 00:07:18,972 金で 病を見立てる医者の多い中➡ 83 00:07:18,972 --> 00:07:23,943 麻鳥殿は 心で病人を見立てる医者と 伺っております。 84 00:07:23,943 --> 00:07:27,380 何とぞ 相国様をお救いくだされ。 85 00:07:27,380 --> 00:07:29,316 分かりました。 86 00:07:29,316 --> 00:07:35,922 治る治らぬはともかく 診察だけは お引き受けいたします。 87 00:07:35,922 --> 00:07:37,857 それは うれしゅうござる。 88 00:07:37,857 --> 00:07:41,661 では お待ち申し上げる。 89 00:07:48,401 --> 00:07:53,106 平家のご一門でも 随分と 礼儀正しいお方がおられるものだな。 90 00:07:53,106 --> 00:07:56,943 清盛様が病とは うわさで知っていましたが➡ 91 00:07:56,943 --> 00:08:01,715 まさか あなたに 診察を頼みに見えるとは…。 92 00:08:01,715 --> 00:08:05,218 あの様子では 随分とお悪いようだ。 93 00:08:05,218 --> 00:08:07,887 火のような熱と言っていましたね。 94 00:08:07,887 --> 00:08:09,823 きっと仏罰ですよ。 95 00:08:09,823 --> 00:08:13,360 シッ! めったなことは言うまいぞ。 96 00:08:13,360 --> 00:08:18,732 大仏様や 奈良のお寺を 焼き打ちした罰が当たったんです! 97 00:08:18,732 --> 00:08:23,069 蓬子 新しい肌着を出してくれ。 98 00:08:23,069 --> 00:08:28,375 あなた 清盛様のところへ 行くおつもりですか? 99 00:08:28,375 --> 00:08:32,579 うん。 伺うと約束をしたからな。 100 00:08:32,579 --> 00:08:36,082 おやめください! どうしてだ? 101 00:08:36,082 --> 00:08:39,953 あなたは 平家にお味方をするのですか? 102 00:08:39,953 --> 00:08:44,591 私は 常磐様にお仕えしていたんですよ! 103 00:08:44,591 --> 00:08:46,526 それは知っているさ。 104 00:08:46,526 --> 00:08:48,762 その常磐様をはじめ➡ 105 00:08:48,762 --> 00:08:53,099 源氏の皆様を苦しめた張本人が 清盛様です。 106 00:08:53,099 --> 00:08:57,771 だから 平家は 私にとっては敵同然です! 107 00:08:57,771 --> 00:09:02,742 蓬子… これだけは言っておく。 108 00:09:02,742 --> 00:09:06,346 私は医者だ。 109 00:09:06,346 --> 00:09:11,551 貧しい人も 富める人も 平家も 源氏も➡ 110 00:09:11,551 --> 00:09:15,054 病に苦しんでいる人を差別などしない。 111 00:09:22,195 --> 00:09:25,231 その車 どこへ行くのです! 112 00:09:25,231 --> 00:09:33,573 えんま王宮より 平 清盛を迎えに来たのだ! 113 00:09:33,573 --> 00:09:37,077 あなたは 誰です!? 114 00:09:37,077 --> 00:09:40,947 地獄の鬼だ。 ハハハハハハ…。 115 00:09:40,947 --> 00:09:44,250 その「無」とある札は? 116 00:09:44,250 --> 00:09:54,260 清盛は 盧遮那仏を焼き打ちした罪で 無間地獄の底へ沈める。 117 00:09:54,260 --> 00:09:57,597 その印じゃ! 118 00:09:57,597 --> 00:10:03,102 あっ… ああ~! 119 00:10:08,107 --> 00:10:12,612 ああ 夢であったのか…。 120 00:10:12,612 --> 00:10:18,284 それにしても恐ろしい夢。 121 00:10:18,284 --> 00:10:23,289 (時忠)姉上 麻鳥殿をお連れしました。 122 00:10:31,431 --> 00:10:38,638 おお 都で評判の名医とは あなたですか? 123 00:10:38,638 --> 00:10:44,511 いえ 名医などとは 恐れ多いことでございます。 124 00:10:44,511 --> 00:10:50,984 お願いいたします。 相国様を救ってくだされ。 125 00:10:50,984 --> 00:10:52,986 はっ。 126 00:10:54,854 --> 00:10:58,057 どうじゃ お主の見立ては。 127 00:11:00,159 --> 00:11:03,596 構わぬ。 忌憚なく申せ! 128 00:11:03,596 --> 00:11:07,400 では 申し上げます。 129 00:11:07,400 --> 00:11:11,271 私の見立てますところ 相国様の病は➡ 130 00:11:11,271 --> 00:11:14,173 瘧と申す奇病でございます。 131 00:11:14,173 --> 00:11:17,610 ぎゃく… じゃと? 132 00:11:17,610 --> 00:11:22,949 はい。 高い熱と震えを伴う難病でございます。 133 00:11:22,949 --> 00:11:26,286 で 治るのか? 134 00:11:26,286 --> 00:11:29,289 残念ながら…。 135 00:11:29,289 --> 00:11:32,091 医者として 私が申せるのは➡ 136 00:11:32,091 --> 00:11:36,296 相国様の天寿が尽きる時が 参りましたと…。 137 00:11:36,296 --> 00:11:38,231 そんな…。 138 00:11:38,231 --> 00:11:43,436 しばらくは 高熱の発作と 平癒したようなお静かな症状が➡ 139 00:11:43,436 --> 00:11:46,139 交互に現れまする。 140 00:11:46,139 --> 00:11:49,442 やがて その間隔が狭く…。 141 00:11:49,442 --> 00:11:52,345 もうよい 麻鳥! 142 00:11:52,345 --> 00:11:56,349 では 私めは これで。 143 00:11:58,451 --> 00:12:02,455 相国様は きっと治ります。 144 00:12:02,455 --> 00:12:05,592 治ってもらわねば困るのです! 145 00:12:05,592 --> 00:12:08,895 (うぐいすの鳴き声) 146 00:12:12,765 --> 00:12:17,937 二位殿 いや 時子…。 147 00:12:17,937 --> 00:12:20,974 うぐいすが鳴いておるのか? 148 00:12:20,974 --> 00:12:25,812 あなた… お気が付かれましたのか。 149 00:12:25,812 --> 00:12:28,948 うむ。 150 00:12:28,948 --> 00:12:30,984 ああ…。 駄目でございます。 151 00:12:30,984 --> 00:12:33,119 起き上がったりしては! 152 00:12:33,119 --> 00:12:40,293 いや 今日は 随分と気分がよいのだ。 ハハハハハ。 153 00:12:40,293 --> 00:12:43,630 (うぐいすの鳴き声) 154 00:12:43,630 --> 00:12:49,302 あなた 本当に今までの病が うそのような…。 155 00:12:49,302 --> 00:12:52,305 でも あまりご無理をなさっては。 156 00:12:52,305 --> 00:12:57,644 戦と政に明け暮れ… 家のこと 家族のことなど➡ 157 00:12:57,644 --> 00:13:01,614 わしは何一つ 構う暇がなかった。 158 00:13:01,614 --> 00:13:03,616 あなた…。 159 00:13:05,918 --> 00:13:12,091 時子… そなたは…。 160 00:13:12,091 --> 00:13:16,596 あなた… お苦しいのですか。 161 00:13:16,596 --> 00:13:21,401 いや そなたは…。 はい。 162 00:13:21,401 --> 00:13:27,106 そなたは わしの観音菩薩だ! 163 00:13:29,142 --> 00:13:33,946 もったいない… 何で私などが。 164 00:13:33,946 --> 00:13:42,655 平家一門の栄華も 思えば全て そなたに助けられてきたのじゃ…。 165 00:13:42,655 --> 00:13:47,794 この清盛が わがままいっぱいに 生きてこられたのも➡ 166 00:13:47,794 --> 00:13:51,130 皆 そなたのおかげじゃ。 167 00:13:51,130 --> 00:13:54,033 わしは そなたを拝みたい。 168 00:13:54,033 --> 00:13:56,436 嫌でございます! 169 00:13:56,436 --> 00:14:00,440 そのような お別れめいた おっしゃりよう…。 170 00:14:00,440 --> 00:14:10,149 しかし… 思えば そなたと出会った頃が 貧しくとも 一番楽しかったぞ。 171 00:14:18,791 --> 00:14:22,095 うっ… ううっ…。 172 00:14:22,095 --> 00:14:26,265 あなた! あ… 熱い! 173 00:14:26,265 --> 00:14:33,272 熱いぞ 時子…! 誰か! 早く医師を! 174 00:14:34,941 --> 00:14:38,244 (二位の尼)あなた! 175 00:14:41,280 --> 00:14:44,784 ま… 待て! どこへ行く? 176 00:14:44,784 --> 00:14:50,957 (文覚)文覚が 清盛殿の病が重いと聞き 今生の別れに参ったのじゃ! 177 00:14:50,957 --> 00:14:52,992 文覚!? 178 00:14:52,992 --> 00:14:58,131 いかに文覚殿といえども 通すわけにはまいらん! 179 00:14:58,131 --> 00:15:02,568 では ここからお見舞い申し上げるぞ。 180 00:15:02,568 --> 00:15:04,504 はっ…。 181 00:15:04,504 --> 00:15:10,443 (大声で)清盛殿! いや 平太清盛! 182 00:15:10,443 --> 00:15:14,580 昔は 一つ かめの酒をくんだ仲ぞ! 183 00:15:14,580 --> 00:15:20,086 ⚟(文覚)どうだ 今 死なんとして 悔いはないか 清盛!➡ 184 00:15:20,086 --> 00:15:23,923 むなしくはないか! ⚟(武者)黙れ! 185 00:15:23,923 --> 00:15:29,729 邪魔だ! わしは清盛と話しておるのだ! 186 00:15:29,729 --> 00:15:35,101 (大声で) やがてお主も 西八条栄華の証しも…。 187 00:15:35,101 --> 00:15:39,272 ⚟(文覚)荼毘の煙となって 消え去るのだ!➡ 188 00:15:39,272 --> 00:15:46,045 この文覚が はるか高尾の峠から供養せん! 189 00:15:46,045 --> 00:15:52,285 安らかに逝け 平太清盛!➡ 190 00:15:52,285 --> 00:15:56,122 平太清盛! 191 00:15:56,122 --> 00:15:58,791 ええ うるさい。 追い払え! 192 00:15:58,791 --> 00:16:02,361 構わぬ。 言わせておけ。 193 00:16:02,361 --> 00:16:07,066 遠藤武者 盛遠の声を聞くのも 久しぶりじゃ。 194 00:16:07,066 --> 00:16:12,872 思えば 長い戦いの道じゃった…。 195 00:16:15,775 --> 00:16:21,247 やいばを収めれば… 政の…➡ 196 00:16:21,247 --> 00:16:28,588 権力の戦いを 繰り返してきた…。 197 00:16:28,588 --> 00:16:37,296 いや… まだ戦いは終わってはおらぬ! 198 00:16:37,296 --> 00:16:40,299 終わってはおらぬ! 199 00:16:43,936 --> 00:16:45,972 あなた! 200 00:16:45,972 --> 00:16:48,774 父上! 201 00:16:55,281 --> 00:17:01,053 治承5年 改め 養和元年 うるう2月4日。 202 00:17:01,053 --> 00:17:03,890 享年64。 203 00:17:03,890 --> 00:17:08,561 平 清盛は ついに帰らぬ人となりました。 204 00:17:08,561 --> 00:17:13,866 そして 清盛の死は 新たな争いを生みます。 205 00:17:19,906 --> 00:17:24,377 殿 この度は 木曽に ご出陣でございますのか? 206 00:17:24,377 --> 00:17:28,915 うむ… 義仲と行家を討つ! 207 00:17:28,915 --> 00:17:34,720 相国殿が亡くなられ 平家を倒す千載一遇の機会なのに➡ 208 00:17:34,720 --> 00:17:38,257 お身内同士で合戦とは 合点がいきませぬが? 209 00:17:38,257 --> 00:17:45,765 義仲は 上洛一番乗りを目指し 勝手に 越後や北陸を斬り取っておる。 210 00:17:45,765 --> 00:17:49,268 叔父の行家が けしかけておるのじゃ。 211 00:17:49,268 --> 00:17:51,203 行家殿が…。 212 00:17:51,203 --> 00:17:57,944 しかも行家は 義仲こそ源氏の棟梁などと 各地に触れ回っておる…。 213 00:17:57,944 --> 00:18:00,846 もはや黙っておれぬ! 214 00:18:00,846 --> 00:18:04,350 一方 木曽義仲も…。 215 00:18:04,350 --> 00:18:09,722 頼朝め とうとう わしに 矛先を向けてきたか! 216 00:18:09,722 --> 00:18:13,059 (兼光)鎌倉殿ご自身 陣頭にお立ちとか。 217 00:18:13,059 --> 00:18:15,561 望むところ。 218 00:18:15,561 --> 00:18:20,232 どちらが源氏の棟梁にふさわしいか 決着をつけてやる! 219 00:18:20,232 --> 00:18:23,903 う~ん…。 220 00:18:23,903 --> 00:18:25,838 タ~ッ! 221 00:18:25,838 --> 00:18:28,741 巨星 清盛が逝き…➡ 222 00:18:28,741 --> 00:18:34,046 いよいよ 歴史は 大きく回転しようとしています。 223 00:18:37,383 --> 00:19:57,196 ♬~