1 00:00:02,202 --> 00:00:43,310 ♬~ 2 00:00:43,310 --> 00:00:48,649 熊野水軍の大物 田辺の湛増を味方につけた義経は➡ 3 00:00:48,649 --> 00:00:54,321 いよいよ屋島の平家を攻めるべく 海を渡ろうとしています。 4 00:00:54,321 --> 00:01:10,604 ♬~ 5 00:01:10,604 --> 00:01:13,507 遅参して 申し訳ございませぬ。 6 00:01:13,507 --> 00:01:18,278 鵜殿水軍 ただいま はせ参じてございます。 7 00:01:18,278 --> 00:01:20,614 ご苦労でした。 8 00:01:20,614 --> 00:01:23,283 …で 湛増殿とは会われたのか? 9 00:01:23,283 --> 00:01:26,954 はい! 湛増殿は なおしばらく➡ 10 00:01:26,954 --> 00:01:30,290 源氏とも平家とも 決めかねる体を装っている方が➡ 11 00:01:30,290 --> 00:01:35,963 平家の出方を読みやすいと申され そのこと 含み置かれますようにと。 12 00:01:35,963 --> 00:01:40,300 うん。 それで お主だけが参られたか。 13 00:01:40,300 --> 00:01:43,203 三郎 酒盛りの支度を。 14 00:01:43,203 --> 00:01:45,172 (三郎)はっ。 15 00:01:45,172 --> 00:01:51,311 (笑い声) 16 00:01:51,311 --> 00:01:54,648 鶏合わせの神問いで 事が決したそうだが。 17 00:01:54,648 --> 00:01:56,583 はい。 18 00:01:56,583 --> 00:02:01,288 (鶏の鳴き声) 19 00:02:05,926 --> 00:02:09,596 では やはり 鶏に仕掛けが? 20 00:02:09,596 --> 00:02:13,266 フフ いや それは… 言わぬが花。 21 00:02:13,266 --> 00:02:17,938 湛増殿も わしの念力と 笑っておりました。 22 00:02:17,938 --> 00:02:20,607 (笑い声) 23 00:02:20,607 --> 00:02:23,510 (足音) 24 00:02:23,510 --> 00:02:27,948 申し上げます! 景時様の先発隊が到着されました。 25 00:02:27,948 --> 00:02:30,851 殿 なぜ 景時様の先発隊が? 26 00:02:30,851 --> 00:02:33,820 鎌倉より ご下命があったのじゃ。 27 00:02:33,820 --> 00:02:37,624 景時殿が 再び我らの軍監として着任される。 28 00:02:37,624 --> 00:02:41,294 また あの うるさいお方が来られる。 29 00:02:41,294 --> 00:02:43,630 頼朝様も余計なことを…。 30 00:02:43,630 --> 00:02:46,299 正近! 兄上の悪口は許さん! 31 00:02:46,299 --> 00:02:49,636 (正近)あ… はっ。 ⚟御免。 32 00:02:49,636 --> 00:02:54,307 (足音) 33 00:02:54,307 --> 00:02:58,178 おお 与一か? これは久しいのう。 34 00:02:58,178 --> 00:03:03,917 はっ。 那須与一 ただいま 景時様の 手の者を率いて到着いたしました。 35 00:03:03,917 --> 00:03:07,254 本隊は 2日後 船団と共に参ります。 36 00:03:07,254 --> 00:03:10,924 苦労であった。 さあ 与一に杯を。 37 00:03:10,924 --> 00:03:14,594 はっ。 ご伝言がございます。 38 00:03:14,594 --> 00:03:19,266 景時様が申されますには 軍監たるご自分が到着されるまで➡ 39 00:03:19,266 --> 00:03:21,601 一歩もお動きくださるなと。 40 00:03:21,601 --> 00:03:24,938 何っ!? 御大将に向かって動くなじゃと! 41 00:03:24,938 --> 00:03:27,274 静まれ 三郎。 42 00:03:27,274 --> 00:03:30,977 そのお言葉 しかと承った。 43 00:03:32,946 --> 00:03:36,283 さあ これで その方の役目も済んだ。 44 00:03:36,283 --> 00:03:40,954 大八郎 久々の兄弟対面であろう。 語らうがよいぞ。 45 00:03:40,954 --> 00:03:45,959 (大八郎)はっ。 兄上 こちらへ。 46 00:03:52,566 --> 00:03:56,303 元気そうだな 大八郎。 はい。 47 00:03:56,303 --> 00:03:58,238 国からの知らせによれば➡ 48 00:03:58,238 --> 00:04:01,141 母上も お健やかとのことにございます。 49 00:04:01,141 --> 00:04:06,847 それは何より。 さあ 兄上。ああ。 50 00:04:14,254 --> 00:04:17,157  回想 九郎義経にございます。 51 00:04:17,157 --> 00:04:20,927 (頼朝)わざわざ みちのくより 駆けつけてまいったのか? 52 00:04:20,927 --> 00:04:24,264 はい。 まだ鞍馬にいた頃より➡ 53 00:04:24,264 --> 00:04:26,933 伊豆には 兄上がおられると聞いておりました。 54 00:04:26,933 --> 00:04:31,638 その兄上の お旗揚げと聞き 取るものも取りあえずに。 55 00:04:37,944 --> 00:04:41,281 九郎 もそっと近くに来い。 56 00:04:41,281 --> 00:04:44,184 は… はい。 57 00:04:44,184 --> 00:04:59,499 ♬~ 58 00:05:02,235 --> 00:05:05,238 そのころ 鎌倉では…。 59 00:05:07,107 --> 00:05:11,912 (政子)見事な大船でございますね。 60 00:05:11,912 --> 00:05:17,784 同じほどの船が30そう 完成も近い。 61 00:05:17,784 --> 00:05:25,258 (時政)屋島の合戦を控える九郎殿も さぞ この船を喜ばれましょう。 62 00:05:25,258 --> 00:05:30,931 いや… あれは わしが乗る船じゃ。 63 00:05:30,931 --> 00:05:38,605 陸を制し 海を制した暁に 我が源氏の軍を乗せてな。 64 00:05:38,605 --> 00:05:41,308 まことに…。 65 00:05:45,278 --> 00:05:48,181 同じ頃 屋島では…。 66 00:05:48,181 --> 00:05:54,287 うぐいす! うぐいすじゃ! うぐいす! 67 00:05:54,287 --> 00:05:56,223 帝… 帝! うぐいすじゃ! 68 00:05:56,223 --> 00:05:58,625 お危のうございます。 うぐいす! 69 00:05:58,625 --> 00:06:01,328 あっ! ああっ! 70 00:06:03,230 --> 00:06:06,132 お強うございますこと。 71 00:06:06,132 --> 00:06:10,904 帝は これしきのことで お泣きあそばしてはなりませぬもの。 72 00:06:10,904 --> 00:06:12,906 うう…。 73 00:06:16,576 --> 00:06:19,479 二位の尼様に申し上げます。 74 00:06:19,479 --> 00:06:22,449 時忠様が お見えでございます。 75 00:06:22,449 --> 00:06:26,152 時忠殿が? 76 00:06:28,922 --> 00:06:31,625 (うぐいすの鳴き声) 77 00:06:50,610 --> 00:06:56,283 わざわざのお越しとは… 何用ですか? 78 00:06:56,283 --> 00:07:03,590 はい。 帝と建礼門院様のことでございます。 79 00:07:06,092 --> 00:07:13,767 私は… もはや平家の先は見えたと 考えております。 80 00:07:13,767 --> 00:07:18,538 時忠殿 そのようなこと 口にされては…。 81 00:07:18,538 --> 00:07:23,243 いや… 今こそ和議の時かと。 82 00:07:23,243 --> 00:07:25,178 和議…。 83 00:07:25,178 --> 00:07:31,584 (時忠) 時忠 この身を惜しむではございませぬ。 84 00:07:31,584 --> 00:07:38,925 今 和議がなれば せめて帝や建礼門院様の御身と➡ 85 00:07:38,925 --> 00:07:44,264 従う女子どもは 都へ帰すことができましょう。➡ 86 00:07:44,264 --> 00:07:50,937 それは 平家の血を残すことであります。 87 00:07:50,937 --> 00:07:55,809 で… 私に どうせよと? 88 00:07:55,809 --> 00:08:05,118 三種の神器をお返しし 和議を望むと 二位の尼様より 院へ お使いを…。 89 00:08:06,886 --> 00:08:09,556 我が妻も お助けいたしましょう。 90 00:08:09,556 --> 00:08:14,894 二位様 これは 何としても…。 91 00:08:14,894 --> 00:08:21,568 しかし 既に義経の軍は 都を出たと聞いております。 92 00:08:21,568 --> 00:08:27,907 今更…。 いや 敵の大将が義経だから➡ 93 00:08:27,907 --> 00:08:31,578 和議ができるのでございます。 94 00:08:31,578 --> 00:08:37,450 私は 義経と会ったことがございます。 95 00:08:37,450 --> 00:08:42,255 あれは 検非違使の役を務めていた頃…。 96 00:08:44,090 --> 00:08:47,127 もう一人の義経殿は 既に解き放った。 97 00:08:47,127 --> 00:08:52,265 洛内で騒ぎを起こさぬという約束 お忘れあるな。 98 00:08:52,265 --> 00:08:58,571 かたじけない… 義経 命に代えても守ります! 99 00:09:00,540 --> 00:09:05,412 二位様… 姉上! 100 00:09:05,412 --> 00:09:09,883 急がねばなりませぬ! 101 00:09:09,883 --> 00:09:14,888 少し 考えさせてたもれ。 102 00:09:16,556 --> 00:09:24,898 (嵐の音) 103 00:09:24,898 --> 00:09:27,233 (鳥の鳴き声) 104 00:09:27,233 --> 00:09:31,938 船だ! 船が来るぞ~! 105 00:09:38,578 --> 00:09:40,513 長門の彦島? 106 00:09:40,513 --> 00:09:44,250 はい。 平家は西海の備えを固めるため➡ 107 00:09:44,250 --> 00:09:48,588 知盛を大将とする数千の兵が 長門へ向かいしこと➡ 108 00:09:48,588 --> 00:09:50,523 既にお知らせしてございます。 109 00:09:50,523 --> 00:09:52,459 うん 聞いておる。 110 00:09:52,459 --> 00:09:55,929 こたびは 2日前…➡ 111 00:09:55,929 --> 00:09:58,598 3,000騎が伊予に向かって出陣…。 112 00:09:58,598 --> 00:10:00,533 (せきこみ) 113 00:10:00,533 --> 00:10:03,470 慌てるな。 しっかりとお話しせよ。 114 00:10:03,470 --> 00:10:06,940 伊予といえば 河野通信じゃな。 はっ。 115 00:10:06,940 --> 00:10:12,812 屋島の平家にとって 伊予の河野は 長年にわたる反平家の豪族。 116 00:10:12,812 --> 00:10:17,283 源氏と戦う前に まず伊予を 滅ぼすつもりでございましょう。 117 00:10:17,283 --> 00:10:19,953 その 伊予攻めの将は? 118 00:10:19,953 --> 00:10:22,856 田口教能でございます。 119 00:10:22,856 --> 00:10:25,825 その3,000の兵は 騎馬なのじゃな? 120 00:10:25,825 --> 00:10:32,532 はっ。 屋島に飼う馬の ほとんど全てを 連れての出陣でございます。 121 00:10:34,968 --> 00:10:37,637 (弁慶)殿…。 122 00:10:37,637 --> 00:10:40,540 弁慶 直ちに軍議じゃ! 123 00:10:40,540 --> 00:10:42,509 はっ! 124 00:10:42,509 --> 00:11:00,593 ♬~ 125 00:11:00,593 --> 00:11:04,464 皆 聞いてくれ。 126 00:11:04,464 --> 00:11:07,467 こよい 屋島へ出陣する。 127 00:11:07,467 --> 00:11:09,602 (ざわめき) 128 00:11:09,602 --> 00:11:13,273 九郎様 そのお言葉 本気でござりまするか? 129 00:11:13,273 --> 00:11:18,144 景時様より ご到着まで 決して お動きくださるなと申し出があったはず。 130 00:11:18,144 --> 00:11:23,283 この嵐へ 海へ出陣とは まさに死にに行くようなもの。 131 00:11:23,283 --> 00:11:26,953 そうじゃ そうじゃ! 僅かばかりの船で 何ができましょうぞ! 132 00:11:26,953 --> 00:11:29,856 景時様の到着をお待ちくだされ! 133 00:11:29,856 --> 00:11:32,292 後日 鎌倉様のお咎めがあるやも…。 134 00:11:32,292 --> 00:11:35,194 静かに! お静まりくだされ! 135 00:11:35,194 --> 00:11:40,633 御大将が こよいの出陣を決めたのは それなりの訳がござろう。 136 00:11:40,633 --> 00:11:44,304 是非 それをお聞かせくだされ。 137 00:11:44,304 --> 00:11:48,975 屋島の兵 3,000騎が 伊予攻めに向かったとの知らせを得た。 138 00:11:48,975 --> 00:11:51,644 (ざわめき) 139 00:11:51,644 --> 00:11:55,982 残る兵も多かろうが 馬はない。 140 00:11:55,982 --> 00:11:59,852 平家は 専ら 海に備えておろう。 141 00:11:59,852 --> 00:12:05,592 我らは 阿波上陸の後 陸路 背後から屋島を攻める! 142 00:12:05,592 --> 00:12:09,929 おお! これぞ坂東武者の得意とするところ! 143 00:12:09,929 --> 00:12:11,864 まことに よき策でございます。 144 00:12:11,864 --> 00:12:15,602 いや 与一殿が どう思われようと➡ 145 00:12:15,602 --> 00:12:20,273 景時様のお言いつけに背いてまで この嵐の海へ乗り出すは いかにも無謀! 146 00:12:20,273 --> 00:12:24,143 その上…。 無理に ついてまいれとは申さぬ。 147 00:12:24,143 --> 00:12:26,946 残りたき者は残れ! 148 00:12:26,946 --> 00:12:30,617 戦いは 機を見ることこそ大事。 149 00:12:30,617 --> 00:12:37,323 義経は たとえ 船一そうにても こよい出陣して 阿波へ渡る! 150 00:12:40,293 --> 00:12:42,228 御供つかまつる! 151 00:12:42,228 --> 00:12:44,230 おお! 152 00:12:52,872 --> 00:12:55,842 (雷鳴) 153 00:12:55,842 --> 00:12:59,646 (嵐の音) 154 00:12:59,646 --> 00:13:04,250 都には その義経を思う女2人がいます。 155 00:13:04,250 --> 00:13:07,587 (雷鳴) はっ! 156 00:13:07,587 --> 00:13:10,923 ああっ…。 157 00:13:10,923 --> 00:13:15,928 百合野様… 大丈夫でございます。 158 00:13:19,265 --> 00:13:23,136 義経様は 今頃…。 159 00:13:23,136 --> 00:13:28,941 まだ渡辺の浜で この嵐を 避けておられることでございましょう。 160 00:13:28,941 --> 00:13:31,277 (雷鳴) 161 00:13:31,277 --> 00:13:33,579 ああっ…。 162 00:13:37,150 --> 00:13:40,953 九郎様…。 163 00:13:40,953 --> 00:13:51,597 (嵐の音) 164 00:13:51,597 --> 00:13:55,301 抜かりなく支度せよ。 よいか! 165 00:13:57,970 --> 00:13:59,906 お願いの儀がございます。 166 00:13:59,906 --> 00:14:01,841 ん? 167 00:14:01,841 --> 00:14:04,777 私を 九郎様の き下にお加えください。 168 00:14:04,777 --> 00:14:10,249 与一殿は 今 景時様き下の武者… それは ちと無理でござろう。 169 00:14:10,249 --> 00:14:12,552 何とぞ お供を! 170 00:14:14,587 --> 00:14:22,261 九郎殿… 武者は 己の命を預くるに ふさわしい御大将のもとで働きたいもの。 171 00:14:22,261 --> 00:14:28,134 わしにも覚えがござる。 何とぞ お許しあれ。 172 00:14:28,134 --> 00:14:31,137 この実平からも お願い申す。 173 00:14:33,606 --> 00:14:36,509 死地に向かう小勢ぞ。 174 00:14:36,509 --> 00:14:39,946 それでもよくば 大八郎と共に参れ! 175 00:14:39,946 --> 00:14:43,249 はっ ありがたき幸せ! 176 00:14:45,618 --> 00:14:47,620 ⚟(麻鳥)九郎様。 177 00:14:51,290 --> 00:14:54,627 (麻鳥)私もお供を。 麻鳥…。 178 00:14:54,627 --> 00:14:56,963 どうぞ お連れください。 179 00:14:56,963 --> 00:15:01,801 いや 麻鳥殿は陣医。 武者ではなかろうが…。 180 00:15:01,801 --> 00:15:04,570 いや だからこそ お供を願うのでございます。 181 00:15:04,570 --> 00:15:08,908 戦のある所 そこにいるのが 陣医でございます。 182 00:15:08,908 --> 00:15:13,246 陣医殿 同行をお願いいたす。 183 00:15:13,246 --> 00:15:15,915 はい。 184 00:15:15,915 --> 00:15:21,788 同じ頃 嵐は屋島をも襲っていました。 185 00:15:21,788 --> 00:15:24,590 (崩れる音) 186 00:15:24,590 --> 00:15:30,463 二位様 和議のこと ご決心は…? 187 00:15:30,463 --> 00:15:39,605 私も 帝と建礼門院様のお命は 助けまいらせたい…。 188 00:15:39,605 --> 00:15:42,508 しかし…。 189 00:15:42,508 --> 00:15:48,281 しかし… 何でございます? 190 00:15:48,281 --> 00:15:51,584 ⚟(宗盛)御免! あ…。 191 00:15:55,621 --> 00:16:01,227 嵐が ひどいので 見回りに参上いたしました。 192 00:16:01,227 --> 00:16:04,564 お変わりはございませぬか。 193 00:16:04,564 --> 00:16:08,868 はい 何事もなく…。 194 00:16:11,904 --> 00:16:17,777 叔父上… 何か 込み入ったお話でも? 195 00:16:17,777 --> 00:16:21,914 いや…。 196 00:16:21,914 --> 00:16:24,217 失礼いたす。 197 00:16:43,936 --> 00:16:47,607 それで 時忠殿は何と? 198 00:16:47,607 --> 00:16:51,911 和議と 確かに聞こえた。 199 00:16:55,281 --> 00:16:58,951 源氏との和議を持ちかけていたに 相違ない。 200 00:16:58,951 --> 00:17:03,222 一ノ谷や生田で死んだ者たちに そも何と申せばよろしいのか! 201 00:17:03,222 --> 00:17:09,896 うむ! ここで備えを固めれば まだまだ源氏などに負けはせぬ。 202 00:17:09,896 --> 00:17:12,231 それに 田辺の湛増とて➡ 203 00:17:12,231 --> 00:17:15,568 いまだに旗色を決めかねている様子。 204 00:17:15,568 --> 00:17:19,906 この機にあって和議など…。 いかにも! 205 00:17:19,906 --> 00:17:22,808 義経の戦巧者は陸でのこと。 206 00:17:22,808 --> 00:17:26,579 この屋島の海は万全でございますぞ! うむ! 207 00:17:26,579 --> 00:17:32,251 この後は 時忠殿には軍議の席をご遠慮願い➡ 208 00:17:32,251 --> 00:17:35,588 それとなく見張ることをせねば…。 209 00:17:35,588 --> 00:17:40,259 もし 一門に恥をかかせ 裏切るおつもりとあらば…。 210 00:17:40,259 --> 00:17:42,194 ん? 211 00:17:42,194 --> 00:17:45,131 斬ります 私が。 212 00:17:45,131 --> 00:17:48,834 (雷鳴) 213 00:17:54,273 --> 00:17:59,946 寿永4年2月17日 夕刻に出航した義経軍は➡ 214 00:17:59,946 --> 00:18:06,953 僅か5そうの船 150騎をもって 嵐の海を渡ろうとしています。 215 00:18:10,222 --> 00:19:27,233 ♬~