1 00:00:02,363 --> 00:00:05,300 永禄3年5月。 2 00:00:05,300 --> 00:00:11,439 今川義元は 軍勢を率いて 尾張に攻め込んだ。 3 00:00:11,439 --> 00:00:15,109 その数 25,000。 4 00:00:15,109 --> 00:00:17,445 直盛をはじめ 誰もが→ 5 00:00:17,445 --> 00:00:22,784 今川の勝利を 信じて疑わぬ戦でござった。 6 00:00:22,784 --> 00:00:28,122 織田制圧も目前となっておった。 7 00:00:28,122 --> 00:00:33,461 (朝利)お~ やみましたな。 8 00:00:33,461 --> 00:00:36,130 (玄蕃)丸根砦も 見込みどおり 落ちましたし→ 9 00:00:36,130 --> 00:00:40,001 このまま 大高城に進めば 勝利は疑いなしですな。 10 00:00:40,001 --> 00:00:46,140 (朝利) いや~ これほど楽な先鋒も ございますまい。 11 00:00:46,140 --> 00:00:50,440 (玄蕃)太守様って 実は 戦 お上手なんですね。 12 00:00:56,150 --> 00:00:58,486 どうかされたのですか? 13 00:00:58,486 --> 00:01:02,090 (直盛)今 音が。 (玄蕃)音? 14 00:01:02,090 --> 00:01:06,761 (朝利)地滑り。 (直盛)違う…。 15 00:01:06,761 --> 00:01:10,431 ≪敵じゃ~! ≪織田じゃ~! 16 00:01:10,431 --> 00:01:14,302 ≪織田じゃ~! 織田じゃ~! 17 00:01:14,302 --> 00:01:21,002 (刃音) 18 00:01:39,460 --> 00:01:42,160 (次郎)気のせいか。 19 00:01:50,104 --> 00:01:53,007 (千賀) どうかしたのですか。 次郎様。 20 00:01:53,007 --> 00:01:55,810 母上も ご祈願ですか? 21 00:01:55,810 --> 00:02:01,510 (たけ) 無事に お戻りになられるように くれぐれも お願いしませんと。 22 00:02:06,087 --> 00:02:08,990 ≪(昊天)次郎! 23 00:02:08,990 --> 00:02:12,427 昊天さん。 どうなさったのですか? 24 00:02:12,427 --> 00:02:15,763 (昊天)今 お屋敷の方から。 25 00:02:15,763 --> 00:02:23,104 尾張の桶狭間とやらで 今川の軍勢が 大敗を喫したと! 26 00:02:23,104 --> 00:02:37,118 ♪♪~ 27 00:02:37,118 --> 00:02:40,788 (直由)お方様。 28 00:02:40,788 --> 00:02:43,458 直親。 大事はないですか。 29 00:02:43,458 --> 00:02:47,795 (直親)面目次第もございませぬ。 恥ずかしながら 負ける事など。 30 00:02:47,795 --> 00:02:50,131 (千賀)皆 そうでしょう。 31 00:02:50,131 --> 00:02:53,468 (政次)お方様。 相当なけが人が 出るやもしれませぬ。 32 00:02:53,468 --> 00:02:55,403 お屋敷を 使わせて頂けますでしょうか。 33 00:02:55,403 --> 00:02:59,103 そうですね。 次郎。 34 00:03:01,275 --> 00:03:03,744 まだ分かりませぬ。 35 00:03:03,744 --> 00:03:06,647 皆 無事に 戻ってくる事もあります。 36 00:03:06,647 --> 00:03:09,347 はい。 37 00:03:11,419 --> 00:05:48,419 ♪♪~ 38 00:05:51,445 --> 00:05:57,445 (刃音) 39 00:05:59,120 --> 00:06:01,389 雨上がりに奇襲をかけられ→ 40 00:06:01,389 --> 00:06:05,726 義元公も 討ち死にされたとの事です。 41 00:06:05,726 --> 00:06:08,629 殿! いかがなさいます? 42 00:06:08,629 --> 00:06:11,065 ここにも じき 織田勢が→ 43 00:06:11,065 --> 00:06:13,365 押し寄せて まいり ましょう。 44 00:06:18,406 --> 00:06:21,106 殿! 45 00:06:24,078 --> 00:06:29,778 [回想] (瀬名)出る時は前に出ねば 好機をつかみ損ねまする。 46 00:06:33,421 --> 00:06:38,092 (元康)こ… ここを出るというのは どうであろうか。 47 00:06:38,092 --> 00:06:43,092 ここを出て 岡崎へ戻るというのは。 48 00:06:44,765 --> 00:06:47,435 またとない好機なのでは…。 49 00:06:47,435 --> 00:06:49,735 はっ! 50 00:06:53,107 --> 00:06:58,107 (傑山)誰か! 誰か 布! はい。 布! 早う! 51 00:06:59,780 --> 00:07:02,683 いくぞ。 うあ~! 52 00:07:02,683 --> 00:07:05,683 巻いてくれ… 早う! 53 00:07:14,295 --> 00:07:17,064 ≪(直親)よろしいか! 54 00:07:17,064 --> 00:07:19,734 朝利殿。 55 00:07:19,734 --> 00:07:23,034 面目ない。 (なつ)父上! 56 00:07:28,409 --> 00:07:34,281 (朝利)すまぬ。 かような事になってしもうた。 57 00:07:34,281 --> 00:07:40,755 いえ。 ようよう お戻り下さいました。 58 00:07:40,755 --> 00:07:46,055 父上… 玄蕃様は。 59 00:07:55,102 --> 00:08:01,375 (朝利)見事な戦いぶりじゃった。 60 00:08:01,375 --> 00:08:07,715 さように… ございますか。 61 00:08:07,715 --> 00:08:17,715 ♪♪~ 62 00:08:30,738 --> 00:08:32,673 申し上げます。 63 00:08:32,673 --> 00:08:35,609 尾張の桶狭間にて 太守様は討死。 64 00:08:35,609 --> 00:08:39,413 松井宗信殿 庵原元政殿も 同じく討死。 65 00:08:39,413 --> 00:08:43,284 松平元康殿は 大高城にて 織田勢の急襲を受け→ 66 00:08:43,284 --> 00:08:45,753 命からがら 落ち延びられたご様子! 67 00:08:45,753 --> 00:08:49,089 (関口)これでは 織田勢に 三河を奪われてしまいまする。→ 68 00:08:49,089 --> 00:08:52,789 若殿様! 太守様に代わって お下知を! 69 00:08:58,432 --> 00:09:02,036 お下知を! 70 00:09:02,036 --> 00:09:05,336 (氏真) そちたちのよいようにせよ! 71 00:09:07,374 --> 00:09:10,044 (関口)氏真様!→ 72 00:09:10,044 --> 00:09:12,344 氏真様! 73 00:09:21,388 --> 00:09:24,058 (石川数正)殿! 数正。→ 74 00:09:24,058 --> 00:09:25,993 どうであった? (数正)はっ。→ 75 00:09:25,993 --> 00:09:27,928 どうやら 今川の 城代たちは→ 76 00:09:27,928 --> 00:09:31,932 逃げて しまったように ございます。 77 00:09:31,932 --> 00:09:36,403 も… 戻れてしまったの。 78 00:09:36,403 --> 00:09:40,274 戻れてしまいましたね。 79 00:09:40,274 --> 00:09:43,744 戻れ…! 戻れてしまったの! 80 00:09:43,744 --> 00:09:47,081 (数正)はっ! 戻れてしまったの! 81 00:09:47,081 --> 00:09:49,016 (一同)はっ! 82 00:09:49,016 --> 00:09:52,419 えい えい! (一同)お~! 83 00:09:52,419 --> 00:09:55,756 (元康)えい えい! (一同)お~! 84 00:09:55,756 --> 00:09:59,093 (元康)えい えい! (一同)お~! 85 00:09:59,093 --> 00:10:02,763 (元康)えい えい! (一同)お~! 86 00:10:02,763 --> 00:10:07,463 朝利殿。 どうぞ。 87 00:10:10,437 --> 00:10:13,737 かたじけない。 88 00:10:18,779 --> 00:10:23,079 大変な戦だったのでございますね。 89 00:10:25,119 --> 00:10:30,419 (ため息) 地獄のようじゃった。 90 00:10:31,992 --> 00:10:37,464 (朝利) 雨上がりに 急に攻めかかられ…→ 91 00:10:37,464 --> 00:10:42,803 敵味方も分からぬありさまで。→ 92 00:10:42,803 --> 00:10:48,803 そこからは 総崩れで。 93 00:10:51,145 --> 00:10:57,818 あの。 殿は その時。 94 00:10:57,818 --> 00:11:07,094 情けない事に お姿を見失い。→ 95 00:11:07,094 --> 00:11:15,394 どこぞに 落ち延びておられれば よいのじゃが。 96 00:11:19,440 --> 00:11:21,440 (南渓)次郎。 97 00:11:23,777 --> 00:11:28,077 (南渓)父上が戻られた。 98 00:11:41,795 --> 00:11:45,095 母上。 99 00:12:07,755 --> 00:12:19,366 ♪♪~ 100 00:12:19,366 --> 00:12:22,302 (たけ)次郎様~。 101 00:12:22,302 --> 00:12:27,302 (泣き声) (直由)殿。 102 00:12:29,443 --> 00:12:33,781 殿を連れ帰ったのは おぬしか? 103 00:12:33,781 --> 00:12:36,450 (孫一郎)はっ。→ 104 00:12:36,450 --> 00:12:39,750 劣勢が明らかとなり。 105 00:12:42,322 --> 00:12:45,793 ≪あれだ! 井伊直盛じゃ! 106 00:12:45,793 --> 00:12:49,093 孫一郎! 逃げるぞ! (孫一郎)はっ。 107 00:12:54,134 --> 00:12:57,805 孫一郎。 (孫一郎)はっ。 108 00:12:57,805 --> 00:13:03,505 これから わしは 自らの命を絶つ。 109 00:13:08,415 --> 00:13:13,087 どうせ死ぬなら 織田の輩の手柄ではなく→ 110 00:13:13,087 --> 00:13:15,022 井伊の役に立ちたい。 111 00:13:15,022 --> 00:13:17,958 おっしゃっている事が 分かりませぬ。 112 00:13:17,958 --> 00:13:20,961 わしの首を掲げ→ 113 00:13:20,961 --> 00:13:24,431 お前は織田のふりをし 戦場を抜けよ。 114 00:13:24,431 --> 00:13:28,302 そうすれば 井伊の武者の一人は 助かるではないか。 115 00:13:28,302 --> 00:13:31,772 ならば ならば それがしの首を殿が掲げ。 116 00:13:31,772 --> 00:13:33,707 お前たちは まだまだ これからじゃ! 117 00:13:33,707 --> 00:13:36,007 (孫一郎)しかし! 118 00:13:40,114 --> 00:13:44,114 では 頼んだぞ。 119 00:13:56,663 --> 00:13:59,466 (千賀)殿。 120 00:13:59,466 --> 00:14:09,766 お働き まこと ご苦労さまでございました。 121 00:14:16,950 --> 00:14:24,250 おひげを 整えましょうね…。 122 00:14:28,095 --> 00:14:48,782 ♪♪~ 123 00:14:48,782 --> 00:14:57,482 (泣き声) 124 00:15:00,727 --> 00:15:33,093 ♪♪~ 125 00:15:33,093 --> 00:15:36,093 [回想] おとわ いつか。 126 00:15:38,432 --> 00:15:41,432 いつか もし。 127 00:15:44,104 --> 00:15:52,779 もしも 何だったのですか。 128 00:15:52,779 --> 00:15:58,079 いつか 何なのですか。 129 00:16:01,054 --> 00:16:04,054 父上。 130 00:16:08,729 --> 00:16:12,599 父上~! 131 00:16:12,599 --> 00:16:21,299 (泣き声) 132 00:16:25,279 --> 00:16:31,952 数日後 直盛 玄蕃ほか 亡くなった16名の家臣たちの→ 133 00:16:31,952 --> 00:16:35,422 葬儀が行われた。 134 00:16:35,422 --> 00:16:39,092 井伊の重臣たちは 誰一人として→ 135 00:16:39,092 --> 00:16:43,392 血縁を亡くしておらぬものは いなかった。 136 00:16:45,766 --> 00:16:52,639 井伊にとって 桶狭間は それほどの大打撃でござった。 137 00:16:52,639 --> 00:16:57,110 困った事があったら 何でも言いなさい。 138 00:16:57,110 --> 00:17:00,110 はい…。 139 00:17:03,717 --> 00:17:08,388 (千賀) そなたも 遠慮なく言うのですよ。 140 00:17:08,388 --> 00:17:15,262 (左馬助) かような日に お集まり頂くのは 心苦しい限りでござりますが→ 141 00:17:15,262 --> 00:17:18,065 向後の事を話し合いたいと 存じます。 142 00:17:18,065 --> 00:17:24,404 (直平)皆の者。 今更ではあるが この後は 直親に家督を。 143 00:17:24,404 --> 00:17:28,742 (左馬助)ご隠居様。 卒爾ながら しばし お待ち下され。 144 00:17:28,742 --> 00:17:36,083 え? 実は 奥山の孫一郎が→ 145 00:17:36,083 --> 00:17:40,420 殿のご遺言を承っているそうに ございまする。 146 00:17:40,420 --> 00:17:45,092 何!? 遺言じゃと!? はっ。 147 00:17:45,092 --> 00:17:49,963 それがしも 寝耳に水でござりましたが。 148 00:17:49,963 --> 00:17:53,767 この場で申し上げても よろしゅうございましょうか。 149 00:17:53,767 --> 00:17:57,767 何じゃ。 申してみよ。 はっ。 150 00:18:00,107 --> 00:18:06,380 殿が いまわの際に 仰せられました事には→ 151 00:18:06,380 --> 00:18:12,680 この後は 井伊谷を 中野殿に任せる事との事で。 152 00:18:14,254 --> 00:18:17,023 直由 何故じゃ! 153 00:18:17,023 --> 00:18:22,929 それがし 何も聞いてはおりませぬ。 ん? 154 00:18:22,929 --> 00:18:28,402 何故 あやつは そのような。 155 00:18:28,402 --> 00:18:32,272 思いますに この後 遠江 三河一帯が→ 156 00:18:32,272 --> 00:18:35,275 大いに乱れるのは明らか。 殿としては→ 157 00:18:35,275 --> 00:18:39,746 唯一のご嫡流である 直親様を 矢面に→ 158 00:18:39,746 --> 00:18:43,046 立たせたくはなかったのでは ございませんでしょうか。 159 00:18:46,420 --> 00:18:52,759 確かに この後は 太守様の 弔い合戦などもあるやもしれぬ。 160 00:18:52,759 --> 00:18:55,429 戦に お詳しい中野殿に お任せするのが→ 161 00:18:55,429 --> 00:18:58,729 最も理にかなう事かと。 162 00:19:03,236 --> 00:19:08,975 (直平) 直親 お前の力不足ではない。 163 00:19:08,975 --> 00:19:14,975 これはの 直盛の性分なのじゃ。 164 00:19:18,652 --> 00:19:26,393 いえ 身に余るお心遣い まこと 痛み入りまする。 165 00:19:26,393 --> 00:19:33,266 この上は 早くお役に立てますよう 皆の働きを習いとうございます。 166 00:19:33,266 --> 00:19:45,266 ♪♪~ 167 00:19:47,080 --> 00:19:51,952 (朝利)そのご遺言 お前の聞き違いではないか? 168 00:19:51,952 --> 00:19:53,954 (孫一郎)は? 169 00:19:53,954 --> 00:19:58,692 殿は 誰かに 入れ知恵されて おったのではないか? 170 00:19:58,692 --> 00:20:03,096 (孫一郎)そういえば 但馬殿は 殿のお考えを→ 171 00:20:03,096 --> 00:20:06,433 立て板に水を流すがごとく 申しておられました。 172 00:20:06,433 --> 00:20:09,102 (朝利)それじゃ! 173 00:20:09,102 --> 00:20:11,771 あ…。 174 00:20:11,771 --> 00:20:16,643 但馬は 殿亡きあと 混乱に乗じて→ 175 00:20:16,643 --> 00:20:20,447 再び 乗っ取りを 始めるつもりなのじゃ。 176 00:20:20,447 --> 00:20:22,382 あっ… あ~。 177 00:20:22,382 --> 00:20:25,785 但馬は いつも あのような物言いにございます。 178 00:20:25,785 --> 00:20:29,122 それに 後見に 中野殿を据えたところで→ 179 00:20:29,122 --> 00:20:31,791 但馬に利はございますまいかと。 180 00:20:31,791 --> 00:20:35,091 それならばよいがの。 181 00:20:38,465 --> 00:20:44,337 今は おけがを治す事に ご専念下さいますよう。 182 00:20:44,337 --> 00:20:47,037 うむ。 183 00:21:01,087 --> 00:21:05,087 さような事を 気に病んでいる時ではない。 184 00:21:06,960 --> 00:21:19,439 ♪♪~ 185 00:21:19,439 --> 00:21:21,775 ≪(直由) ああ! やりゃいいんだろう! やりゃあ! 186 00:21:21,775 --> 00:21:25,111 ごちゃごちゃ言うな 但馬… 殿。 187 00:21:25,111 --> 00:21:27,811 中野殿。 188 00:21:34,788 --> 00:21:38,658 (政次) 城内の蓄えのためにも 城に至る 道を整えねばなりませぬ。→ 189 00:21:38,658 --> 00:21:41,661 新野殿 人改めは どこまで進みましたか。→ 190 00:21:41,661 --> 00:21:44,130 瀬戸村は いつ出来上がりますか。 191 00:21:44,130 --> 00:21:47,033 (左馬助)何分 人が足らず。 192 00:21:47,033 --> 00:21:51,004 人が足らぬなら 村の女たちに 命じては いかがですか? 193 00:21:51,004 --> 00:21:55,004 あっ なるほど。 (政次)では そうして下され。 194 00:21:58,144 --> 00:22:01,748 直親様 安堵状と堪忍領の見積もりは。 195 00:22:01,748 --> 00:22:06,086 今 やらせております。 何なら 私が やりましょうか。 196 00:22:06,086 --> 00:22:08,989 金繰りに関わる事は 当家で致します。 197 00:22:08,989 --> 00:22:11,289 お願いします。 198 00:22:17,097 --> 00:22:23,970 討ち死にした者たちの 妻や親への文を。 199 00:22:23,970 --> 00:22:30,970 (千賀) 私からの文など 大した慰めにも ならぬと思いますが。 200 00:22:33,113 --> 00:22:38,451 いつも 出しておられたのですか? 201 00:22:38,451 --> 00:22:43,751 かように多いのは 初めてですけどね。 202 00:22:47,460 --> 00:22:53,333 皆 父上のために お働き下さり→ 203 00:22:53,333 --> 00:22:57,804 討ち死にしたのですから…。 204 00:22:57,804 --> 00:23:04,504 お悔やみや礼を言うのは 私しかおらぬではないですか。 205 00:23:10,383 --> 00:23:16,289 これを 小野の なつのところへ。 はい。 206 00:23:16,289 --> 00:23:28,435 ♪♪~ 207 00:23:28,435 --> 00:23:32,772 どれ お手伝い致しましょう。 208 00:23:32,772 --> 00:23:41,781 ♪♪~ 209 00:23:41,781 --> 00:23:46,653 それでは 家中は 但馬が意のままにしておるも→ 210 00:23:46,653 --> 00:23:49,353 同じではないか! 211 00:23:51,791 --> 00:23:56,463 硯と筆を持て。 は? 212 00:23:56,463 --> 00:23:59,365 なつと亥之助を取り戻す。 213 00:23:59,365 --> 00:24:02,068 何をおっしゃって おられるのですか? 214 00:24:02,068 --> 00:24:04,971 このままでは いざという時→ 215 00:24:04,971 --> 00:24:09,409 なつと亥之助は 小野の人質に取られてしまい→ 216 00:24:09,409 --> 00:24:12,312 強く出られぬように なるやもしれぬ。 217 00:24:12,312 --> 00:24:16,282 さすがに お考えがすぎませぬか。 218 00:24:16,282 --> 00:24:18,582 持て! 219 00:24:31,664 --> 00:24:38,104 ≪(政次)なつ。 話があるのじゃが。 よいか。 220 00:24:38,104 --> 00:24:41,104 はい。 221 00:24:53,653 --> 00:24:59,125 実は 奥山の父上より→ 222 00:24:59,125 --> 00:25:04,931 そなたと亥之助を 奥山に引き取りたいと→ 223 00:25:04,931 --> 00:25:08,631 文が参ったのじゃが。 224 00:25:12,071 --> 00:25:18,771 どうする。 亥之助を連れ 奥山に戻るか? 225 00:25:21,414 --> 00:25:24,414 私は構わぬぞ。 226 00:25:26,286 --> 00:25:31,090 お方様より できれば こちらに→ 227 00:25:31,090 --> 00:25:35,090 とどまってほしいとの文を 頂きました。 228 00:25:37,964 --> 00:25:44,103 亥之助は ここに なじんでおりますし→ 229 00:25:44,103 --> 00:25:50,977 置いて頂けるなら 私は 引き続き→ 230 00:25:50,977 --> 00:25:56,977 こちらに ごやっかいに なりたいかと思うております。 231 00:26:07,060 --> 00:26:10,396 兄上。 232 00:26:10,396 --> 00:26:17,270 いや。 ありがたいと思うてな。→ 233 00:26:17,270 --> 00:26:25,970 亥之助は 玄蕃の幼い頃に うり二つじゃから。 234 00:26:28,748 --> 00:26:31,417 うれしうございます。 235 00:26:31,417 --> 00:26:38,091 では お断りしてよいか。 236 00:26:38,091 --> 00:26:41,391 そうなさって下さいませ。 237 00:26:46,766 --> 00:27:00,313 ♪♪~ 238 00:27:00,313 --> 00:27:03,313 (朝利)守らねばならんの。 239 00:27:05,051 --> 00:27:08,388 守らねばならん。→ 240 00:27:08,388 --> 00:27:14,388 守らねばならん。 守らねばならん。 241 00:27:18,398 --> 00:27:21,734 (佐名) 太守様のご葬儀の 安骨導師として→ 242 00:27:21,734 --> 00:27:24,404 参られたのでございますか。 243 00:27:24,404 --> 00:27:30,276 (南渓)参る前に そなたに 聞いておきたい事があってな。 244 00:27:30,276 --> 00:27:34,976 (佐名) 何がお聞きになりたいのです? 245 00:27:36,749 --> 00:27:41,421 今 ご家中を しきっておられるのは→ 246 00:27:41,421 --> 00:27:44,121 どなたじゃ。 247 00:28:01,374 --> 00:28:08,247 朝比奈様にございますが 三浦様と折り合いがつかぬようで。 248 00:28:08,247 --> 00:28:12,018 決め事が決められぬと 聞きました。 249 00:28:12,018 --> 00:28:17,924 では 弔い合戦などは。 250 00:28:17,924 --> 00:28:22,395 すぐには無理ではという噂です。 251 00:28:22,395 --> 00:28:29,068 元康殿は いまだ お戻りにならず 戦っておられますが。 252 00:28:29,068 --> 00:28:34,407 なんと。 三河で 孤軍奮闘しておられるのか。 253 00:28:34,407 --> 00:28:40,279 桶狭間で 太守様が討ち死にされ 三河にいた今川の城代の多くは→ 254 00:28:40,279 --> 00:28:45,752 城を捨て 逃げ出したのでございます。 255 00:28:45,752 --> 00:28:52,091 元康殿は そうやって 空き家に なってしまった岡崎城を→ 256 00:28:52,091 --> 00:28:58,791 織田の手に落とさぬように 守っておられるそうです。 257 00:29:01,367 --> 00:29:05,038 じゃが それは。 258 00:29:05,038 --> 00:29:11,038 まだ 答えは出ておりませぬ。 259 00:29:15,681 --> 00:29:21,387 (佐名)なれど 兄上。 260 00:29:21,387 --> 00:29:28,061 この先 いかようにも ならぬようになった折には→ 261 00:29:28,061 --> 00:29:35,361 瀬名たちを 井伊にて かくまって 頂く事はできますでしょうか。 262 00:29:38,404 --> 00:29:44,744 私も瀬名も 今まで 随分と→ 263 00:29:44,744 --> 00:29:49,444 井伊をお助けしてきた事と 存じますが。 264 00:29:56,355 --> 00:30:00,093 (たけ)これで おしまいにございますか? 265 00:30:00,093 --> 00:30:03,963 うむ。 何か? 266 00:30:03,963 --> 00:30:15,108 いや 母上に かような文を 下さる人は おらぬのよの。 267 00:30:15,108 --> 00:30:22,448 母上とて 夫を亡くした身であるのに。 268 00:30:22,448 --> 00:30:28,748 お方様の おつらいところに ございますね。 269 00:30:38,464 --> 00:30:40,764 母上。 270 00:30:44,804 --> 00:30:47,804 眠ってしまわれたか。 271 00:31:11,764 --> 00:31:15,764 しまった。 まだ残っておったか。 272 00:31:19,639 --> 00:31:23,339 私… に? 273 00:31:34,020 --> 00:31:38,320 まあ よいか。 274 00:31:55,341 --> 00:31:59,478 (千賀) 「こたびは お父上を亡くされ→ 275 00:31:59,478 --> 00:32:04,750 ご傷心いかばかりのものかと 存じます。→ 276 00:32:04,750 --> 00:32:09,422 そなたのお父上は お優しく→ 277 00:32:09,422 --> 00:32:14,293 人の心を大切になさる お方でした。→ 278 00:32:14,293 --> 00:32:19,765 それは時として 頼りないと映るほどに。→ 279 00:32:19,765 --> 00:32:25,638 けれど お父上は 私心はなく 井伊のためとあらば→ 280 00:32:25,638 --> 00:32:29,108 どこまでも 身を削られる覚悟のある→ 281 00:32:29,108 --> 00:32:33,779 そういうお方にございました。→ 282 00:32:33,779 --> 00:32:41,454 井伊のために 出家をし 井伊のために 還俗も諦めた→ 283 00:32:41,454 --> 00:32:45,454 そなたは お父上に似ています」。 284 00:32:47,326 --> 00:32:49,795 (千賀)「さような そなたが→ 285 00:32:49,795 --> 00:32:54,467 今 ここにいてくれる事が→ 286 00:32:54,467 --> 00:33:02,074 私にとって 何より ありがたい事にございます。→ 287 00:33:02,074 --> 00:33:07,413 そうそう 私は 何度も何度も→ 288 00:33:07,413 --> 00:33:11,083 こう おっしゃるのを 聞きましたよ」。 289 00:33:11,083 --> 00:33:16,422 [回想] (直盛)今日 村で 次郎が働いておるところを→ 290 00:33:16,422 --> 00:33:20,760 見かけたんじゃがの。 (千賀)はい。 291 00:33:20,760 --> 00:33:25,431 また 美しうなっとってのう。 292 00:33:25,431 --> 00:33:29,302 日に焼け ぼろをまとってるにも かかわらずじゃ。 293 00:33:29,302 --> 00:33:32,104 いや~ あれは ちょっと ほかには おらんの。 294 00:33:32,104 --> 00:33:36,442 一体 誰に似たのかの。 295 00:33:36,442 --> 00:33:40,780 誰に似たんでしょうね。 296 00:33:40,780 --> 00:33:44,780 (千賀)「思えば 失礼な話です」。 297 00:33:48,654 --> 00:33:52,354 いつか もし。 298 00:33:55,127 --> 00:34:01,400 世が治まり 穏やかになったら…→ 299 00:34:01,400 --> 00:34:07,073 [外:117BACAEB67E3508D23A650B98F3C143]が花でも着せてやりたいのう。 300 00:34:07,073 --> 00:34:15,748 緋か えび色… 濃い紅も よかろうのう。 301 00:34:15,748 --> 00:34:19,418 美しいぞ きっと。 302 00:34:19,418 --> 00:34:23,289 (千賀)「いつか もし→ 303 00:34:23,289 --> 00:34:29,428 世が変わり 穏やかに暮らせる時が 来たならば→ 304 00:34:29,428 --> 00:34:34,767 真っ先に [外:117BACAEB67E3508D23A650B98F3C143]が花を着せてやりたい。→ 305 00:34:34,767 --> 00:34:42,441 それは どれほど美しかろうか かわいかろうか。→ 306 00:34:42,441 --> 00:34:47,113 そうして 最後は いつも涙目で」。 307 00:34:47,113 --> 00:34:53,986 あの月と どっちが美しいかのう。 308 00:34:53,986 --> 00:34:59,986 (千賀)「たとえ 月のない夜でも」。 309 00:35:03,596 --> 00:35:09,735 (千賀)「気丈な そなたの事。 我が身は 墨染と→ 310 00:35:09,735 --> 00:35:15,074 無理をしておられるように お見受け致します。→ 311 00:35:15,074 --> 00:35:18,944 この手紙が つかの間→ 312 00:35:18,944 --> 00:35:25,084 そなたを ただの娘に戻せる事を 祈りつつ。→ 313 00:35:25,084 --> 00:35:30,756 とわ殿。 千賀」。 314 00:35:30,756 --> 00:36:20,756 ♪♪~ 315 00:36:23,008 --> 00:36:27,746 あら。 眠ってしまったのですね。 316 00:36:27,746 --> 00:36:34,420 そのようで。 次郎 腰でも痛めたのですか? 317 00:36:34,420 --> 00:36:37,720 …いえ。 318 00:36:39,758 --> 00:36:46,432 あの 母上。 今宵 一緒に月見でも。 319 00:36:46,432 --> 00:36:49,101 ≪(足音) ≪(たけ)お方様。→ 320 00:36:49,101 --> 00:36:54,401 直親様と しの様が いらっしゃいましたが。 321 00:37:06,051 --> 00:37:11,051 お二人そろって いかがされたのですか。 322 00:37:13,926 --> 00:37:19,064 (しの)はい。 あの お方様。 323 00:37:19,064 --> 00:37:22,735 跡継ぎができました。 324 00:37:22,735 --> 00:37:29,074 まあ… まあ それは ようございました。 325 00:37:29,074 --> 00:37:33,946 (しの)はい。 亡き殿のおかげと存じます。 326 00:37:33,946 --> 00:37:36,749 亡き殿のおかげ? 327 00:37:36,749 --> 00:37:42,621 はい この子は 殿の下さったお命。 328 00:37:42,621 --> 00:37:45,921 生まれ変わりではないかと。 329 00:37:53,098 --> 00:37:59,972 (千賀の泣き声) 330 00:37:59,972 --> 00:38:06,972 ごめんなさいね。 何だか びっくりしてしまって。 331 00:38:09,582 --> 00:38:12,051 どうしたんでしょう。 332 00:38:12,051 --> 00:38:16,388 何だか 急に 気が抜けてしまって…。 333 00:38:16,388 --> 00:38:21,727 (泣き声) 334 00:38:21,727 --> 00:38:24,630 ああ よかった。 (たけの泣き声) 335 00:38:24,630 --> 00:38:27,600 (泣き声) 336 00:38:27,600 --> 00:38:34,073 おめでとうございます! (千賀)ああ よかった。 337 00:38:34,073 --> 00:38:39,073 (直親)ハハハハハッ…! 338 00:38:43,749 --> 00:38:48,621 よかったのう。 母上。 339 00:38:48,621 --> 00:39:00,921 ♪♪~ 340 00:39:02,701 --> 00:39:06,372 悪いの。 ここまで来てもろうて。 341 00:39:06,372 --> 00:39:10,709 今宵 お話を なさりたいとの事でしたので。 342 00:39:10,709 --> 00:39:12,645 会うて話せば→ 343 00:39:12,645 --> 00:39:16,582 分かってもらえるのではないかと 思うてな。 344 00:39:16,582 --> 00:39:21,720 はっ。 しかし 何度も お伝えしておりますように→ 345 00:39:21,720 --> 00:39:25,591 なつ自身が 小野にとどまりたいと 申しておりまして。 346 00:39:25,591 --> 00:39:31,591 嫌がっても そなたが戻れと言えば 済む話ではないか。 347 00:39:33,332 --> 00:39:41,073 亡き殿が結んで下さった 玄蕃と なつ殿とのご縁にてございます。 348 00:39:41,073 --> 00:39:45,773 大切にしていきたいと 存じております。 349 00:40:00,759 --> 00:40:04,630 どうか お聞き入れ下さると。 350 00:40:04,630 --> 00:40:08,634 亥之助が こちらに来てしまえば→ 351 00:40:08,634 --> 00:40:14,306 そちが人質を取られた格好に なるからか?→ 352 00:40:14,306 --> 00:40:17,306 図星じゃろ。 353 00:40:26,452 --> 00:40:28,787 いえ。 354 00:40:28,787 --> 00:40:32,458 さような事は 毛筋ほども 考えておりませなんだが→ 355 00:40:32,458 --> 00:40:36,128 裏を返せば 奥山に戻せば 奥山殿は 亥之助の事を→ 356 00:40:36,128 --> 00:40:38,797 そのように お考えになられる という事にございますか? 357 00:40:38,797 --> 00:40:41,700 あ!? つまり 亥之助は→ 358 00:40:41,700 --> 00:40:46,138 小野から取った人質であると。 359 00:40:46,138 --> 00:40:48,474 いや それは…。 360 00:40:48,474 --> 00:40:50,409 その考えを お方様が お知りになったら→ 361 00:40:50,409 --> 00:40:53,145 さぞかし お悲しみになる事に ございましょうな。 362 00:40:53,145 --> 00:40:56,815 新野様も 中野様も かような大事の時に 奥山殿は→ 363 00:40:56,815 --> 00:40:59,718 寝床の中で 己が家の事ばかり 考えておられると→ 364 00:40:59,718 --> 00:41:02,421 失望なされましょう。 365 00:41:02,421 --> 00:41:07,092 ハハハハハ… そういうわけではなくな。 366 00:41:07,092 --> 00:41:10,429 アハハハ あっ そうか。 367 00:41:10,429 --> 00:41:17,102 なつが それほどまでに いたいと申すならな。 368 00:41:17,102 --> 00:41:22,441 お聞き入れ頂き かたじけのう存じます。 369 00:41:22,441 --> 00:41:24,441 では。 370 00:41:34,052 --> 00:41:38,457 但馬殿。 (脇差しを振り下ろす音) 371 00:41:38,457 --> 00:41:44,797 奥山殿… 何を。 372 00:41:44,797 --> 00:41:52,671 井伊に 新しい要を お与え下さった事→ 373 00:41:52,671 --> 00:41:57,142 心より感謝致します。 374 00:41:57,142 --> 00:42:00,842 ≪(物音) 375 00:42:15,427 --> 00:42:18,727 政次か。 376 00:42:20,299 --> 00:42:24,999 政次! いかがしたのじゃ! 何があった! 377 00:42:27,039 --> 00:42:29,775 奥山殿を…→ 378 00:42:29,775 --> 00:42:35,475 奥山殿を… 斬ってしまった。 379 00:42:37,649 --> 00:42:40,118 続く。 380 00:42:40,118 --> 00:42:42,454 (しの)仇を討って下さいませ! 381 00:42:42,454 --> 00:42:44,790 死ね! 382 00:42:44,790 --> 00:42:47,125 次郎 危ない! どけ! 383 00:42:47,125 --> 00:42:50,796 竜宮小僧様の働きのおかげかの。 384 00:42:50,796 --> 00:42:52,731 (氏真)元康が裏切った。 385 00:42:52,731 --> 00:42:55,667 松平の人質を皆殺しにせよ! 386 00:42:55,667 --> 00:42:58,136 んなこたぁ お前に言われずとも 分かっとる! 387 00:42:58,136 --> 00:43:00,436 命乞いに来たのじゃ。 388 00:43:02,975 --> 00:43:09,748 <永禄3年 今川義元と織田信長が 対決した桶狭間の戦い。→ 389 00:43:09,748 --> 00:43:13,619 次郎法師の父 井伊直盛は 今川勢の先鋒を務め→ 390 00:43:13,619 --> 00:43:16,319 最前線で戦いました> 391 00:43:19,424 --> 00:43:23,095 <桶狭間神明社には 戦の前→ 392 00:43:23,095 --> 00:43:26,431 今川の家臣が 戦勝祈願に奉納したと伝わる→ 393 00:43:26,431 --> 00:43:29,731 酒桶が残されています> 394 00:43:32,104 --> 00:43:35,440 <圧倒的な兵力を持つ 今川勢でしたが→ 395 00:43:35,440 --> 00:43:41,740 激戦の末 大敗 直盛も この世を去りました> 396 00:43:45,117 --> 00:43:48,787 <直盛のなきがらは ふるさと 井伊谷に持ち帰られ→ 397 00:43:48,787 --> 00:43:53,087 井伊家の菩提寺 龍潭寺に 葬られました> 398 00:43:55,460 --> 00:44:01,160 <遺言どおり 南渓和尚が 焼香を行ったといいます> 399 00:44:04,069 --> 00:44:09,408 <傍らに眠る 井伊家を支えた重臣 16人の墓。→ 400 00:44:09,408 --> 00:44:12,311 井伊家が受けた 計り知れない喪失を→ 401 00:44:12,311 --> 00:44:15,280 今に伝えています。→ 402 00:44:15,280 --> 00:44:22,280 桶狭間の戦いは 井伊谷を 深い悲しみに包んだのです>