1 00:00:32,899 --> 00:00:36,770 (八兵衛)ああっ! うわあっ! 2 00:00:36,770 --> 00:00:41,975 (八兵衛の女房)旦那様! 旦那様 しっかりしてください!➡ 3 00:00:41,975 --> 00:00:44,878 旦那様! 4 00:00:44,878 --> 00:00:48,481 旦那様!➡ 5 00:00:48,481 --> 00:00:53,781 旦那様! しっかりしてください! 旦那様! 6 00:00:56,656 --> 00:00:59,356 すいません すいません すいません…。 7 00:01:05,365 --> 00:01:07,367 ふん いつも あくどいことやってっから➡ 8 00:01:07,367 --> 00:01:12,005 バチが当たったんだ。 恨んで死んだ人たちの たたりだよ なあ。 9 00:01:12,005 --> 00:01:14,007 ああ。 (一つ目小僧)ヒヒヒ…。➡ 10 00:01:14,007 --> 00:01:19,346 へへへ… 愉快だ 愉快だ ホホホ…。 11 00:01:19,346 --> 00:01:24,684 (百鬼)お前 何をしているのだ。 12 00:01:24,684 --> 00:01:28,021 へえ 楽しんで いるのですよ。 13 00:01:28,021 --> 00:01:31,624 ヒャヒャヒャ…。 14 00:01:31,624 --> 00:01:35,095 おや…? しっかりしてください! 旦那様! 15 00:01:35,095 --> 00:01:37,030 旦那様! 16 00:01:37,030 --> 00:01:40,467 あああ…! 17 00:01:40,467 --> 00:01:42,402 (雇い人たち)旦那様! 18 00:01:42,402 --> 00:01:46,106 旦那様! ああ~っ! 旦那様! 19 00:01:46,106 --> 00:01:48,475 (一つ目小僧)ヒヒヒ… ハハハ…。 20 00:01:48,475 --> 00:01:50,775 ウヒャヒャヒャ…。 21 00:01:53,346 --> 00:01:56,349 何だ もう終わりか…。 22 00:01:56,349 --> 00:02:02,021 (百鬼)お前 人が苦しんで 死ぬのを見るのが そんなに楽しいか? 23 00:02:02,021 --> 00:02:07,321 へえ。 これほど楽しいことは この世に ありましょうか。 24 00:02:09,763 --> 00:02:12,499 それにしても この あこぎな金貸しは➡ 25 00:02:12,499 --> 00:02:15,335 あちこちから 恨まれていたので➡ 26 00:02:15,335 --> 00:02:19,506 恨む者を見つけるのも たやすいことで。 イッヒヒヒ…。 27 00:02:19,506 --> 00:02:23,376 これは面白い! ヒヒヒ…。 28 00:02:23,376 --> 00:02:26,279 (百鬼)そんなことをしている暇はない!➡ 29 00:02:26,279 --> 00:02:28,979 さっさと あの男を片づけろ! 30 00:02:30,950 --> 00:02:32,886 ふん…。 31 00:02:32,886 --> 00:02:35,455 ほい。 32 00:02:35,455 --> 00:02:38,291 お呼びのようで 百鬼様。 33 00:02:38,291 --> 00:02:40,960 何を もたもたしておる! 34 00:02:40,960 --> 00:02:43,296 さっさと 新海一馬を始末しろ! 35 00:02:43,296 --> 00:02:46,099 分かっておりますよ。 36 00:02:46,099 --> 00:02:51,971 あの男を殺すのに 最も面白い すべが あります。 37 00:02:51,971 --> 00:02:53,973 面白い すべ? 38 00:02:53,973 --> 00:02:59,479 あの男は この世で最も 信頼している者に➡ 39 00:02:59,479 --> 00:03:02,315 恨まれて 死ぬのです。➡ 40 00:03:02,315 --> 00:03:05,218 オホホホ…。 41 00:03:05,218 --> 00:03:07,187 それは 何者だ? 42 00:03:07,187 --> 00:03:15,662 あの男を 幼き頃より見守ってきた 大切な お ひ と。 43 00:03:15,662 --> 00:03:18,331 ヒッヒッヒッ…。 44 00:03:18,331 --> 00:03:22,836 新海一馬は…➡ 45 00:03:22,836 --> 00:03:27,006 清庵和尚に殺されるのです。 46 00:03:27,006 --> 00:03:30,343 清庵に…。 47 00:03:30,343 --> 00:03:35,615 はい 面白いでしょう ヒッヒッヒッ…。 48 00:03:35,615 --> 00:03:39,953 <何だか 恐ろしいことが 始まりそうですね。➡ 49 00:03:39,953 --> 00:03:43,823 どうにかして 食い止めなければ なりません。➡ 50 00:03:43,823 --> 00:03:50,523 では 今宵の「大江戸もののけ物語」 始まり 始まり~> 51 00:04:03,109 --> 00:04:06,312 (お雛)バカ師匠! 52 00:04:06,312 --> 00:04:14,053 (一馬)どうやら 私は おようちゃんに 恋してしまったようです。 53 00:04:14,053 --> 00:04:15,989 (およう)一馬様。 54 00:04:15,989 --> 00:04:20,326 え~… いや そういうのは➡ 55 00:04:20,326 --> 00:04:22,326 2人の時に言うだろ…。 56 00:04:28,001 --> 00:04:31,271 フッ。 57 00:04:31,271 --> 00:04:33,606 あ~! すっきりした! 58 00:04:33,606 --> 00:04:36,509 バカ バカ バカ! 何が すっきりしただよ! 59 00:04:36,509 --> 00:04:38,945 あちっ! あちちっ…! 60 00:04:38,945 --> 00:04:42,815 あちちっ…! 61 00:04:42,815 --> 00:04:47,287 よいしょ あっち~ あちち…。 62 00:04:47,287 --> 00:04:49,987 おいしそうですね! へへへ…。 63 00:04:52,091 --> 00:04:56,930 ったく 師匠は…。 64 00:04:56,930 --> 00:05:00,300 では 私は これから道場に参りますので。 はい お雛。 65 00:05:00,300 --> 00:05:03,803 ちょっ…。 これで失礼します。 66 00:05:03,803 --> 00:05:08,474 おい 師匠! あっ お雛 気を付けて帰れよ。 67 00:05:08,474 --> 00:05:10,977 早く行かないと 父上に叱られる…。 68 00:05:10,977 --> 00:05:16,783 えっと おようちゃん お雛 では また明日! 69 00:05:16,783 --> 00:05:18,718 自分だけ すっきりして おようねえちゃんは➡ 70 00:05:18,718 --> 00:05:21,988 モヤモヤしただけだろ! バカ師匠が! 71 00:05:21,988 --> 00:05:24,657 バカ師匠? 72 00:05:24,657 --> 00:05:29,996 ん? よかったら その話➡ 73 00:05:29,996 --> 00:05:31,931 聞かせてくれぬか? 74 00:05:31,931 --> 00:05:33,933 えっ…。 75 00:05:33,933 --> 00:05:36,269 いいのか? ああ。 76 00:05:36,269 --> 00:05:38,938 聞いてくれるのか!? おお…。 77 00:05:38,938 --> 00:05:42,609 うちの師匠はな 本当にバカなんだよ! 78 00:05:42,609 --> 00:05:44,944 この間もな 池に落とした手ぬぐい拾おうとして➡ 79 00:05:44,944 --> 00:05:46,879 自分も落ちちゃったんだよ! 80 00:05:46,879 --> 00:05:50,283 それはな 晴が後ろから つっついたから落ちたのに➡ 81 00:05:50,283 --> 00:05:52,218 まったく気付いてないんだよ! 82 00:05:52,218 --> 00:05:54,954 ハハハ… そうか うん ありがとう。 83 00:05:54,954 --> 00:05:58,625 あっ あとな 次郎吉が 手習いやりたくないから➡ 84 00:05:58,625 --> 00:06:00,960 ズルして 墨をひっくり返したんだけどな➡ 85 00:06:00,960 --> 00:06:03,296 それも全く気付かないで➡ 86 00:06:03,296 --> 00:06:05,798 「次郎吉 大丈夫か!」って➡ 87 00:06:05,798 --> 00:06:08,835 必死に拭いてやってな。 そうでしたか どうも。 88 00:06:08,835 --> 00:06:12,305 あっ この間もな お咲が早くうちに帰りたいからって➡ 89 00:06:12,305 --> 00:06:14,641 頭痛いって うそついたんだよ。 90 00:06:14,641 --> 00:06:17,477 そしたらな お咲をおぶって 家まで連れて行って➡ 91 00:06:17,477 --> 00:06:21,648 お医者まで呼んでやったんだよ。 ああ 大丈夫か? 92 00:06:21,648 --> 00:06:24,550 あとな 長太が泣くのなんて いつものことなのに➡ 93 00:06:24,550 --> 00:06:26,986 泣きやむまで そばに いてやるんだよ。 94 00:06:26,986 --> 00:06:29,822 はあ はあ はあ…。 95 00:06:29,822 --> 00:06:35,261 ってなわけなんだよ! 本当にバカだろ? うちの師匠は。 96 00:06:35,261 --> 00:06:37,196 おお…。 97 00:06:37,196 --> 00:06:39,932 話は もういいか? 98 00:06:39,932 --> 00:06:43,632 ああ うん。 それでは。 99 00:06:45,271 --> 00:06:51,444 あっ 誰だか知らないが ありがとな! 師匠の話 聞いてくれて。 100 00:06:51,444 --> 00:06:55,314 ああ! すっきりした! 101 00:06:55,314 --> 00:06:59,814 ん? これじゃ 師匠と同じじゃないか! 102 00:07:02,155 --> 00:07:06,926 そんなに あの男が好きなら 話にならん。 103 00:07:06,926 --> 00:07:08,861 ん? 104 00:07:08,861 --> 00:07:11,631 (太助)兄貴 もう俺のお菓子…。 105 00:07:11,631 --> 00:07:14,300 おい おい お前。 106 00:07:14,300 --> 00:07:16,235 ん? 107 00:07:16,235 --> 00:07:21,974 手習い塾の一馬師匠を 知っておるか? 108 00:07:21,974 --> 00:07:25,845 うん 知ってるよ。 師匠が どうかしたのか? 109 00:07:25,845 --> 00:07:28,848 (おなかの鳴る音) ん? 110 00:07:28,848 --> 00:07:30,783 あっ。 111 00:07:30,783 --> 00:07:33,920 腹が減っているのか。 うん。 112 00:07:33,920 --> 00:07:36,255 さっき兄ちゃんに 菓子を取られたんだ。 113 00:07:36,255 --> 00:07:38,191 ヒッヒッヒッ…。 114 00:07:38,191 --> 00:07:41,928 そうか そうか。 115 00:07:41,928 --> 00:07:43,930 あっ! まんじゅう! 116 00:07:43,930 --> 00:07:46,265 欲しいか? うん。 117 00:07:46,265 --> 00:07:50,436 だったら 師匠の話を 聞かせてくれぬか? 118 00:07:50,436 --> 00:07:53,473 師匠の話? ああ。 119 00:07:53,473 --> 00:07:56,242 師匠の どんな話だ? 120 00:07:56,242 --> 00:08:00,042 そうだなあ…。 121 00:08:02,048 --> 00:08:06,285 師匠から 悪さをされた話だ。 122 00:08:06,285 --> 00:08:09,622 悪さをされた話…。 123 00:08:09,622 --> 00:08:11,557 う~ん…。 124 00:08:11,557 --> 00:08:15,495 う~ん…。 ないのか。 125 00:08:15,495 --> 00:08:17,695 ならば…。 126 00:08:19,332 --> 00:08:21,634 ある! あるよ! 127 00:08:21,634 --> 00:08:25,304 ♬~ 128 00:08:25,304 --> 00:08:29,475 ありがとう! では 頼んだぞ。 129 00:08:29,475 --> 00:08:33,045 同じ話を 和尚様にすればいいんだね? 130 00:08:33,045 --> 00:08:37,250 そうだ。 できるだけ 大げさにだ。 131 00:08:37,250 --> 00:08:39,185 任せとけ! 132 00:08:39,185 --> 00:08:44,991 ヘッヘッヘッ…。 133 00:08:44,991 --> 00:08:48,427 これでよい これでよい。 134 00:08:48,427 --> 00:08:51,227 めでたし めでたし。 135 00:08:53,766 --> 00:08:55,701 ヘッヘッヘッ…。 136 00:08:55,701 --> 00:08:57,701 ホッホッホッ…。 137 00:09:00,540 --> 00:09:05,278 清庵様! はあ はあ はあ…。 138 00:09:05,278 --> 00:09:07,313 はあ はあ… おはようございます。 139 00:09:07,313 --> 00:09:09,448 (清庵)ああ 一馬殿。 おはようございます。 140 00:09:09,448 --> 00:09:12,148 あの これ! 見てください。 141 00:09:13,953 --> 00:09:18,624 何だか かわいらしいでしょ。 うちの庭に 落ちていたんです。 142 00:09:18,624 --> 00:09:21,424 清庵様に見ていただこうと 持って参りました。 143 00:09:25,498 --> 00:09:30,298 清庵様? どうかなさいましたか? 144 00:09:33,739 --> 00:09:36,409 一馬殿 ちょっとお話が…。 145 00:09:36,409 --> 00:09:38,409 はい。 146 00:09:47,920 --> 00:09:54,794 あの 清庵様 話とは…? 147 00:09:54,794 --> 00:09:58,931 清庵様? 148 00:09:58,931 --> 00:10:02,768 ん~… 一馬殿。 149 00:10:02,768 --> 00:10:06,939 どうか お気を悪くしないで 聞いていただきたいのですが…。 150 00:10:06,939 --> 00:10:09,775 はい。 151 00:10:09,775 --> 00:10:14,275 昨日… もそっと。 152 00:10:17,083 --> 00:10:22,788 昨日 太助が 妙なこと言いだしましてね。 153 00:10:22,788 --> 00:10:26,292 妙なこと? ええ。 154 00:10:26,292 --> 00:10:30,630 一馬殿が 手習い塾の踏み台を…➡ 155 00:10:30,630 --> 00:10:35,501 わざと壊したって 言うんですよ。 156 00:10:35,501 --> 00:10:38,104 手習い塾の踏み台? 157 00:10:38,104 --> 00:10:41,604 少し前に一馬殿が 直してくれたものですよ。 158 00:10:44,477 --> 00:10:46,979 痛っ! お~…。 159 00:10:46,979 --> 00:10:49,315 おやおや これは 一馬殿。 160 00:10:49,315 --> 00:10:51,250 お早いですな。 161 00:10:51,250 --> 00:10:54,654 昨日 太助がこれで けがをしたものですから。 162 00:10:54,654 --> 00:10:56,989 ああ あの踏み台ですか。 163 00:10:56,989 --> 00:10:59,659 ええ。 164 00:10:59,659 --> 00:11:01,694 それを 私が壊した? 165 00:11:01,694 --> 00:11:03,829 ん~。 166 00:11:03,829 --> 00:11:06,629 どうして 私が 壊さねばならないのですか? 167 00:11:10,136 --> 00:11:12,071 その~…。 168 00:11:12,071 --> 00:11:14,974 あの踏み台は 師匠が 俺を けがさせようとして➡ 169 00:11:14,974 --> 00:11:16,909 わざと壊したんだよ。 170 00:11:16,909 --> 00:11:18,878 えっ? それがバレないように➡ 171 00:11:18,878 --> 00:11:22,682 後で自分で直したんだ。 172 00:11:22,682 --> 00:11:25,351 何を言い出すんですか 太助は! 173 00:11:25,351 --> 00:11:29,021 一馬殿が そんなことするわけ ないではありませんか。 174 00:11:29,021 --> 00:11:31,624 そんな! ひどいよ 和尚様! 175 00:11:31,624 --> 00:11:34,460 何で 師匠の味方ばかり するんだよ! 176 00:11:34,460 --> 00:11:37,760 何で 僕の言うこと 信じてくれないんだよ! 177 00:11:39,332 --> 00:11:44,971 何か 心当たりがございますか? 178 00:11:44,971 --> 00:11:46,906 えっ。 179 00:11:46,906 --> 00:11:48,841 ねえ。 180 00:11:48,841 --> 00:11:53,479 太助との間で 何か こう 行き違いがあって➡ 181 00:11:53,479 --> 00:11:58,985 そのようなことを 言ったのではないかと 思うんですよ。 182 00:11:58,985 --> 00:12:03,489 一馬殿。 183 00:12:03,489 --> 00:12:06,189 心当たりが…? 184 00:12:10,129 --> 00:12:12,629 一馬殿。 185 00:12:16,669 --> 00:12:18,604 申し訳ありません。 186 00:12:18,604 --> 00:12:20,539 どうしました? 187 00:12:20,539 --> 00:12:24,410 あの 太助はいつも いたずらばかりして➡ 188 00:12:24,410 --> 00:12:27,380 私を困らせるものですから。 189 00:12:27,380 --> 00:12:31,617 懲らしめてやろうと思って つい。 190 00:12:31,617 --> 00:12:35,488 まさか太助が 本当に けがをするとは思わず➡ 191 00:12:35,488 --> 00:12:37,490 申し訳ありません。 192 00:12:37,490 --> 00:12:43,329 一馬殿 そのような話を 私が うのみにするとでも…。 193 00:12:43,329 --> 00:12:48,801 私がやりました。 申し訳ありません。 194 00:12:48,801 --> 00:12:51,501 申し訳ありません…。 195 00:12:56,108 --> 00:12:59,311 御破算。 196 00:12:59,311 --> 00:13:03,816 願いましては26文なり➡ 197 00:13:03,816 --> 00:13:05,851 8文なり➡ 198 00:13:05,851 --> 00:13:07,987 4文では? 199 00:13:07,987 --> 00:13:15,327 (子どもたち)はい はい…! 200 00:13:15,327 --> 00:13:17,263 あっ では… おその! 201 00:13:17,263 --> 00:13:20,132 (おその)38文です。 202 00:13:20,132 --> 00:13:22,432 よくできた! 203 00:13:25,504 --> 00:13:27,440 では 次行くぞ。 204 00:13:27,440 --> 00:13:29,740 (子どもたち)はい! 205 00:13:32,078 --> 00:13:42,078 (読経) 206 00:13:53,365 --> 00:13:55,665 (ため息) 207 00:13:59,972 --> 00:14:06,272 (読経) 208 00:14:11,984 --> 00:14:14,987 清庵様。 209 00:14:14,987 --> 00:14:17,187 はい? 210 00:14:23,496 --> 00:14:30,002 あの… どちら様で? 211 00:14:30,002 --> 00:14:33,439 あの…。 そなたのお経が乱れておりましたが➡ 212 00:14:33,439 --> 00:14:37,309 どうか なさいましたか? 213 00:14:37,309 --> 00:14:40,809 何か 思い悩みがおありかと…。 214 00:14:46,018 --> 00:14:50,018 太助は 何で あんなうそを言ったんだ? 215 00:14:53,292 --> 00:14:58,492 それに 清庵様を 欺いてしまった。 216 00:15:00,466 --> 00:15:02,766 ≪新海一馬殿。 217 00:15:11,810 --> 00:15:13,746 お待ち申し上げておりました。 218 00:15:13,746 --> 00:15:16,682 あの… あなたは…? 219 00:15:16,682 --> 00:15:18,684 うわっ! あっ! 220 00:15:18,684 --> 00:15:22,121 どうかしました!? 221 00:15:22,121 --> 00:15:25,491 どこか悪いんですか? 222 00:15:25,491 --> 00:15:28,327 大丈夫ですか? 223 00:15:28,327 --> 00:15:32,327 めでたし めでたし。 224 00:15:33,933 --> 00:15:37,633 ヒヒヒ…。 あの あなたは? 225 00:15:39,271 --> 00:15:46,771 (しゃっくり) 226 00:15:50,783 --> 00:15:52,718 はっ! はあっ! 227 00:15:52,718 --> 00:15:57,289 ヘッヘッヘッ… ホッホッホッ…。 228 00:15:57,289 --> 00:15:59,289 一つ目…? 229 00:16:06,799 --> 00:16:12,104 一つ目… 一つ目…。 230 00:16:12,104 --> 00:16:14,173 あった…。 231 00:16:14,173 --> 00:16:19,845 「一つ目小僧が持っている死怨帳に 恨んでいる人間の名前を書くと➡ 232 00:16:19,845 --> 00:16:24,483 書かれた者は えたいの知れない病にかかり➡ 233 00:16:24,483 --> 00:16:28,821 三日三晩 地獄の苦しみを味わう。➡ 234 00:16:28,821 --> 00:16:33,321 その後 死に至る」。 235 00:16:36,929 --> 00:16:40,229 恐ろしい妖怪だな。 236 00:16:45,271 --> 00:16:47,271 んっ? 237 00:16:50,943 --> 00:16:52,878 (源之進)一馬は? 238 00:16:52,878 --> 00:16:55,781 また 居眠りをしているのでは ないでしょうか? 239 00:16:55,781 --> 00:16:58,617 (せつ)フフフ…。 240 00:16:58,617 --> 00:17:01,520 ちょ… 旦那様 すぐ来ますから! 241 00:17:01,520 --> 00:17:03,489 父上。 242 00:17:03,489 --> 00:17:08,794 ん~ ん~ 遅い… ん~。 243 00:17:08,794 --> 00:17:12,097 (鈴の音) 244 00:17:12,097 --> 00:17:14,033 一馬! 245 00:17:14,033 --> 00:17:16,802 開けるぞ! 246 00:17:16,802 --> 00:17:19,471 お前! 飯…。 247 00:17:19,471 --> 00:17:22,107 どうした? ん? 248 00:17:22,107 --> 00:17:26,478 お… おお…! おお~! 一馬! 249 00:17:26,478 --> 00:17:29,315 どうした おい! しっかりしろ! 250 00:17:29,315 --> 00:17:31,315 一馬! 251 00:17:36,121 --> 00:17:39,425 手習い塾…。 (せつ)えっ? 252 00:17:39,425 --> 00:17:42,125 手習い塾に行かねば…! 253 00:17:43,929 --> 00:17:47,266 そんな体で 行けるわけがないでしょう。 254 00:17:47,266 --> 00:17:49,966 お願いします! 先生! (町医者)うん。 255 00:17:54,773 --> 00:17:56,709 これは…。 256 00:17:56,709 --> 00:18:02,081 先生 一馬は何の病なのでしょう? 257 00:18:02,081 --> 00:18:04,581 先生…! 258 00:18:08,954 --> 00:18:11,090 ううっ…! 259 00:18:11,090 --> 00:18:13,625 しっかりしろ! 一馬! 一馬! 260 00:18:13,625 --> 00:18:15,561 (源之進)一馬! (せつ)しっかりなさい! 261 00:18:15,561 --> 00:18:22,561 <それから一馬は 昼夜を問わず 苦しみ続けたのでした> 262 00:18:27,639 --> 00:18:30,542 代わろうか。 (せつ)熱が引かぬのです。 263 00:18:30,542 --> 00:18:34,246 うおっ… ゴホッ。 一馬…! 一馬 大丈夫か! 264 00:18:34,246 --> 00:18:37,750 しっかりして…! 265 00:18:37,750 --> 00:18:40,586 一馬! 266 00:18:40,586 --> 00:18:43,422 みんな ここだ! 師匠! 267 00:18:43,422 --> 00:18:45,457 (子どもたち)師匠! 268 00:18:45,457 --> 00:18:47,926 はあ はあ…。 269 00:18:47,926 --> 00:18:50,596 (お雛)師匠! 270 00:18:50,596 --> 00:18:52,531 師匠! 師匠! 271 00:18:52,531 --> 00:18:56,935 (子どもたち)師匠! 師匠…! 272 00:18:56,935 --> 00:19:00,439 あの… お医者様は? 273 00:19:00,439 --> 00:19:06,245 昨日 見ていただいたのですが 何の病か分からぬのです。 274 00:19:06,245 --> 00:19:09,448 そんな…。 275 00:19:09,448 --> 00:19:15,087 はやり病かもしれません。 そなたらに うつったら 事です。 276 00:19:15,087 --> 00:19:18,087 早く家へ帰りなさい。 277 00:19:23,462 --> 00:19:25,397 嫌だ。 278 00:19:25,397 --> 00:19:28,333 えっ? 279 00:19:28,333 --> 00:19:30,335 師匠のそばに いるんだ。 280 00:19:30,335 --> 00:19:34,106 (子どもたち)おいらもいる! 281 00:19:34,106 --> 00:19:37,409 (子どもたち)あたしも そばにいる! 282 00:19:37,409 --> 00:19:39,445 ゴホッ ゴホッ…! 283 00:19:39,445 --> 00:19:42,748 師匠 師匠! 大丈夫か 師匠! 284 00:19:42,748 --> 00:19:45,651 (子どもたち)師匠! 師匠! 285 00:19:45,651 --> 00:19:47,619 (清庵)ごめんください! 286 00:19:47,619 --> 00:19:50,819 はい。 清庵様! 287 00:19:55,761 --> 00:20:00,632 一馬殿が重い病に…。 288 00:20:00,632 --> 00:20:05,771 こちら 蘭方医の内藤玄悦先生です。 289 00:20:05,771 --> 00:20:08,273 内藤玄悦 先…。 290 00:20:08,273 --> 00:20:10,609 あっ! あの 高名な! 291 00:20:10,609 --> 00:20:12,544 診ていただいて もらっても よろしゅうございますか? 292 00:20:12,544 --> 00:20:15,481 もう はい! もう はい! よろしくお願いします! 293 00:20:15,481 --> 00:20:18,681 お願いいたします。 (玄悦)では…。 294 00:20:36,101 --> 00:20:39,801 これは…。 どうなんでしょう 先生! 295 00:20:55,988 --> 00:20:58,991 先生…。 296 00:20:58,991 --> 00:21:01,126 はて…。 297 00:21:01,126 --> 00:21:05,664 このような奇妙な病は 見たことがない。 298 00:21:05,664 --> 00:21:07,599 先生。 299 00:21:07,599 --> 00:21:12,337 申し訳ありませんが➡ 300 00:21:12,337 --> 00:21:16,337 私ではお役に立てませぬ。 301 00:21:24,516 --> 00:21:29,354 はっ…! はっ…! 302 00:21:29,354 --> 00:21:32,624 どうかなさいましたか? 清庵様。 303 00:21:32,624 --> 00:21:34,560 ゴホッ ゴホッ…! 304 00:21:34,560 --> 00:21:37,496 (源之進)一馬! (子どもたち)師匠! 師匠…!➡ 305 00:21:37,496 --> 00:21:41,633 師匠! 大丈夫か! (源之進)おい 一馬! 306 00:21:41,633 --> 00:21:46,805 (子どもたち)師匠! 師匠…! 307 00:21:46,805 --> 00:21:50,309 (源之進)おい 一馬! (一之進)一馬! 308 00:21:50,309 --> 00:21:55,814 おい 太助! (泣き声) 309 00:21:55,814 --> 00:21:58,116 どうしたんだよ? 310 00:21:58,116 --> 00:22:01,486 編みがさのおじさんに 聞かれたんだよ。 311 00:22:01,486 --> 00:22:05,324 一馬師匠に 何か 悪さされたことは ないかって。 312 00:22:05,324 --> 00:22:09,194 教えてくれたら まんじゅうを くれるって。 313 00:22:09,194 --> 00:22:12,197 [ 回想 ] あっ まんじゅう! 314 00:22:12,197 --> 00:22:14,333 おい 何の話だよ。 315 00:22:14,333 --> 00:22:18,203 だから 俺 うそついたんだよ。 316 00:22:18,203 --> 00:22:21,506 師匠に けがさせられたって。 317 00:22:21,506 --> 00:22:25,010 それを 和尚様にも話せって。 318 00:22:25,010 --> 00:22:27,010 えっ? 319 00:22:28,680 --> 00:22:32,284 俺のせいだ きっと…。 320 00:22:32,284 --> 00:22:36,455 俺が あんな うそついたから 師匠は病になっちゃったんだよ。 321 00:22:36,455 --> 00:22:38,755 そんなわけ…。 322 00:22:41,293 --> 00:22:43,228 おい 太助! 323 00:22:43,228 --> 00:22:45,964 その 編みがさのおじさんって どんな奴だ? 324 00:22:45,964 --> 00:22:47,899 えっ? 325 00:22:47,899 --> 00:22:53,305 うん… えっと かさを深くかぶって➡ 326 00:22:53,305 --> 00:22:58,176 えっと 首から黒い帳面を提げて…。 327 00:22:58,176 --> 00:23:01,179 [ 回想 ] 聞かせてくれぬか? 328 00:23:01,179 --> 00:23:03,315 はっ…。 329 00:23:03,315 --> 00:23:05,250 あいつだ! 330 00:23:05,250 --> 00:23:08,186 待ちなさい。 331 00:23:08,186 --> 00:23:10,822 一緒に帰ろう。 332 00:23:10,822 --> 00:23:13,659 ありがとうございました。 333 00:23:13,659 --> 00:23:15,959 お… お大事に。 334 00:23:21,400 --> 00:23:24,369 和尚様 帰ろう? 335 00:23:24,369 --> 00:23:26,371 おっ 帰ろう 帰ろう。 336 00:23:26,371 --> 00:23:29,071 何となく 固まって帰ろう。 337 00:23:49,094 --> 00:23:55,801 どうか… どうか 神様 仏様 あらゆる神様➡ 338 00:23:55,801 --> 00:23:59,104 一馬様をお守りください。 339 00:23:59,104 --> 00:24:04,309 一馬様が助かるのであれば 私はどうなっても…。 340 00:24:04,309 --> 00:24:08,309 (せつ)あの… どちら様で? 341 00:24:11,650 --> 00:24:15,520 ようと申します。 失礼します! 342 00:24:15,520 --> 00:24:17,520 あっ あっ…。 343 00:24:21,993 --> 00:24:25,664 あの それで…。 344 00:24:25,664 --> 00:24:27,599 何だ? 345 00:24:27,599 --> 00:24:31,269 はい…。 346 00:24:31,269 --> 00:24:34,606 お… ようちゃん…。 347 00:24:34,606 --> 00:24:38,477 んっ? どうした? んっ? 348 00:24:38,477 --> 00:24:40,479 おようちゃん…。 349 00:24:40,479 --> 00:24:46,218 おようちゃん? んっ 誰だ?➡ 350 00:24:46,218 --> 00:24:48,954 おようちゃんとは 誰だ? 351 00:24:48,954 --> 00:25:06,304 ♬~ 352 00:25:06,304 --> 00:25:09,341 猫又! おい 猫又! 353 00:25:09,341 --> 00:25:13,812 猫又! (猫又)何だい? 354 00:25:13,812 --> 00:25:15,847 なんとかしてくれよ 猫又! 355 00:25:15,847 --> 00:25:18,683 このままだと 師匠が死んじゃうよ! おい 落ち着いて。 356 00:25:18,683 --> 00:25:21,319 いきなり変な病になるなんて おかしいよ! 357 00:25:21,319 --> 00:25:25,824 あれは あの編みがさの野郎が 師匠に何かしたに 決まってるんだ! 358 00:25:25,824 --> 00:25:30,328 編みがさの野郎って 一体 そいつ どんな奴だったんだい? 359 00:25:30,328 --> 00:25:35,300 えっと 首から黒い帳面 提げて 不気味に笑って。 360 00:25:35,300 --> 00:25:37,435 そいつに 太助が たぶらかされて➡ 361 00:25:37,435 --> 00:25:41,306 師匠に けがさせられたって 和尚様に言いつけたんだよ。 362 00:25:41,306 --> 00:25:43,942 (天の邪鬼)それは一つ目小僧だな。 363 00:25:43,942 --> 00:25:46,778 (河童)一つ目小僧だって…? 364 00:25:46,778 --> 00:25:50,081 えっ… ひいい…! 365 00:25:50,081 --> 00:25:53,952 ひいいって 気持ち悪い声 出してんじゃないよ! 366 00:25:53,952 --> 00:25:57,455 おい 気持ち悪い声って河童か? 367 00:25:57,455 --> 00:25:59,391 河童が何か言ったのか? 368 00:25:59,391 --> 00:26:01,326 ああ…。 369 00:26:01,326 --> 00:26:05,964 そいつは 妖怪 一つ目小僧だ。 370 00:26:05,964 --> 00:26:10,302 えっ…。 あいつは妖怪なのか? 371 00:26:10,302 --> 00:26:12,804 えっ でも 私にも見えたぞ。 372 00:26:12,804 --> 00:26:15,473 一つ目小僧も 人間に化けてるんだよ。 373 00:26:15,473 --> 00:26:17,409 そうなのか。 374 00:26:17,409 --> 00:26:21,112 ひいい…。 一つ目小僧って言ったら…。 375 00:26:21,112 --> 00:26:24,983 一つ目小僧の 死怨帳に書かれた人間は➡ 376 00:26:24,983 --> 00:26:29,321 三日三晩 苦しんだあと 死ぬ。 377 00:26:29,321 --> 00:26:31,590 死ぬ? 378 00:26:31,590 --> 00:26:36,928 えっ? 師匠が死ぬってことか? 379 00:26:36,928 --> 00:26:38,864 どういうことだよ 猫又! 380 00:26:38,864 --> 00:26:42,434 その一つ目小僧が 師匠を殺めちまうってことか! 381 00:26:42,434 --> 00:26:45,770 とにかく 一つ目小僧を 捜し出さないと。 382 00:26:45,770 --> 00:26:47,706 分かった あいつを捜せばいいんだな。 383 00:26:47,706 --> 00:26:49,641 あっ ちょっと お雛ちゃん! 384 00:26:49,641 --> 00:26:54,279 一つ目小僧! 師匠のこと殺めたら許さないからな! 385 00:26:54,279 --> 00:26:56,948 なあ 天の邪鬼。 386 00:26:56,948 --> 00:26:59,951 その 一つ目小僧ってのは…。 387 00:26:59,951 --> 00:27:04,623 一つ目小僧の死怨帳は 恨みを持った人間が書かなければ➡ 388 00:27:04,623 --> 00:27:06,558 殺すことはできない。 389 00:27:06,558 --> 00:27:09,461 じゃあ 一馬に恨みを持った人間が いるってことかい? 390 00:27:09,461 --> 00:27:12,964 ない ない ない。 あの 一馬が恨まれるなんて。 391 00:27:12,964 --> 00:27:16,835 一つ目小僧は ささいな疑念ですら➡ 392 00:27:16,835 --> 00:27:20,305 呪いをかけて 強い恨みに変えることが できるんだ。 393 00:27:20,305 --> 00:27:24,643 それって ちっちゃな恨みを 大きくしちゃうってことか? 394 00:27:24,643 --> 00:27:26,678 猫又。 何だい? 395 00:27:26,678 --> 00:27:32,751 さっき お雛は その太助って子が 一馬の悪口を➡ 396 00:27:32,751 --> 00:27:36,922 清庵和尚に話したと 言っていたな。 397 00:27:36,922 --> 00:27:39,922 じゃあ まさか…。 398 00:27:45,263 --> 00:27:47,263 (猫の鳴き声と鈴の音) 399 00:27:52,437 --> 00:27:54,437 あの 妖気は…。 400 00:28:00,078 --> 00:28:02,781 (猫又)何をお調べになって おられるのですか? 401 00:28:02,781 --> 00:28:08,086 ああ…。 あの あなたは? 402 00:28:08,086 --> 00:28:15,627 和尚様がお知りになりたいのは 恐らく 一つ目のことです。 403 00:28:15,627 --> 00:28:18,530 一つ目? はい。 404 00:28:18,530 --> 00:28:23,368 これは全て 妖怪 一つ目小僧の仕業です。 405 00:28:23,368 --> 00:28:25,337 一つ目小僧…。 406 00:28:25,337 --> 00:28:27,339 はい。 407 00:28:27,339 --> 00:28:30,175 一馬殿の病は➡ 408 00:28:30,175 --> 00:28:34,112 一つ目小僧によるものだと 言うのですか。 409 00:28:34,112 --> 00:28:37,415 はい。 410 00:28:37,415 --> 00:28:42,287 一つ目が… 一馬殿を。 411 00:28:42,287 --> 00:28:45,056 和尚様。 412 00:28:45,056 --> 00:28:46,992 はい? 413 00:28:46,992 --> 00:28:49,594 なぜ聞き入れてくださるのですか? 414 00:28:49,594 --> 00:28:52,497 妖怪の仕業などと言われて どうして? 415 00:28:52,497 --> 00:28:55,467 ただならぬ気配を感じたんです。 416 00:28:55,467 --> 00:29:01,606 ただならぬ気配? 病床に伏した一馬殿の体から➡ 417 00:29:01,606 --> 00:29:05,106 妖気のようなものが 漂っていたんです。 418 00:29:06,945 --> 00:29:11,282 [ 回想 ] はっ…! はっ…! 419 00:29:11,282 --> 00:29:15,153 どうかなさいましたか 清庵様? 420 00:29:15,153 --> 00:29:17,956 それに あの日…。 421 00:29:17,956 --> 00:29:24,095 不意の訪れた 編みがさの男と わたしゃ 一体 何を話したのか➡ 422 00:29:24,095 --> 00:29:26,798 どうしても思い出せないんですよ。 423 00:29:26,798 --> 00:29:32,404 あの男が 一つ目小僧だったんですね。 424 00:29:32,404 --> 00:29:37,275 私は あの男と一体 何を…? 425 00:29:37,275 --> 00:29:39,577 うっ! ぐっ…! 痛っ…! 426 00:29:39,577 --> 00:29:42,247 和尚様? 427 00:29:42,247 --> 00:29:44,247 和尚様! 428 00:29:46,418 --> 00:29:48,920 はあ…。 429 00:29:48,920 --> 00:29:53,792 [ 回想 ] その者の名前をここに書けば 楽になれますよ。 430 00:29:53,792 --> 00:29:55,792 そなたは…? 431 00:29:57,595 --> 00:29:59,595 ああ…! 432 00:30:01,433 --> 00:30:09,307 ヒッヒッヒッ…。 そうそう それでよい それでよい。 433 00:30:09,307 --> 00:30:11,776 (猫又)和尚様 大丈夫ですか? 434 00:30:11,776 --> 00:30:14,279 私は 一体 なんてことを…! 435 00:30:14,279 --> 00:30:16,214 和尚様。 436 00:30:16,214 --> 00:30:19,617 教えてください。 どうすれば一馬殿を➡ 437 00:30:19,617 --> 00:30:21,553 助けることが できるんですか? 438 00:30:21,553 --> 00:30:24,789 えっ? そなたは知ってるはずでしょう! 439 00:30:24,789 --> 00:30:28,626 どうやれば 一馬殿を 助けることが できるんですか! 440 00:30:28,626 --> 00:30:31,963 だって そなたも また…! 441 00:30:31,963 --> 00:30:34,466 気付いていたんですね…。 442 00:30:34,466 --> 00:30:39,337 (清庵)一馬殿は そなたたちと 私たち 人間をつなぐために➡ 443 00:30:39,337 --> 00:30:42,640 なくてはならない存在なのです。 444 00:30:42,640 --> 00:30:46,978 邪悪な心を持つ者に 亡き者にされては ならないのです! 445 00:30:46,978 --> 00:30:49,814 それなのに 私は…! 446 00:30:49,814 --> 00:30:53,118 さあ! どうやれば 一馬殿を! 447 00:30:53,118 --> 00:30:56,321 (猫又)一つ目小僧から死怨帳を奪い➡ 448 00:30:56,321 --> 00:31:01,993 「新海一馬」と書かれた紙を 破り捨てねばなりません。➡ 449 00:31:01,993 --> 00:31:07,332 けれども 破り捨てた者は 代わりに三日三晩 苦しんだ末…。 450 00:31:07,332 --> 00:31:10,001 和尚様…! 451 00:31:10,001 --> 00:31:11,936 一馬殿! 452 00:31:11,936 --> 00:31:13,936 (猫の鳴き声) うおっ! 453 00:31:15,807 --> 00:31:18,143 和尚様が血相を変えて 飛び出しちまった。 454 00:31:18,143 --> 00:31:21,012 えっ? 一馬を助けるために…。 455 00:31:21,012 --> 00:31:24,883 一馬は 人間と妖怪をつなぐために なくてはならない存在だって! 456 00:31:24,883 --> 00:31:27,152 けど どこに行くつもりなんだ? 457 00:31:27,152 --> 00:31:30,021 そうか… 和尚様は知ってるんだ。 458 00:31:30,021 --> 00:31:32,290 どういうことだい? 459 00:31:32,290 --> 00:31:35,326 行こう! 460 00:31:35,326 --> 00:31:37,326 和尚様が危ない。 461 00:31:40,031 --> 00:31:42,300 (一之進 せつ)一馬! 一馬…! 462 00:31:42,300 --> 00:31:46,471 男の子でしょ! (一之進)一馬! 頑張るのです! 463 00:31:46,471 --> 00:31:49,507 (せつ 一之進)一馬! 464 00:31:49,507 --> 00:31:51,643 ヘッヘッヘッ…。 465 00:31:51,643 --> 00:31:57,315 ん~ いい顔だな ヒヒヒ…。 466 00:31:57,315 --> 00:31:59,350 (清庵)やはり ここにおったか! 467 00:31:59,350 --> 00:32:01,650 んっ? 468 00:32:03,988 --> 00:32:06,824 一つ目小僧! 469 00:32:06,824 --> 00:32:13,498 お前は 死怨帳に書かれた人間が 苦しむ姿を見るのを➡ 470 00:32:13,498 --> 00:32:15,833 何より好む! ふむ。 471 00:32:15,833 --> 00:32:20,338 お前の目は 壁を突き通して 中を見ることができるが➡ 472 00:32:20,338 --> 00:32:23,141 それは 近くにおる時だけだ。 473 00:32:23,141 --> 00:32:26,044 以前 読んだ書に そう書いておった。 474 00:32:26,044 --> 00:32:31,616 ウヒヒ… そのとおりだ ウヒヒ…。 475 00:32:31,616 --> 00:32:33,551 愚かな! 476 00:32:33,551 --> 00:32:38,389 愚か? ヒャッハハハ…! 477 00:32:38,389 --> 00:32:40,389 ほい。 478 00:32:43,094 --> 00:32:45,029 ほい。 おおっ! 479 00:32:45,029 --> 00:32:51,829 ヒヒヒ… 愚かなのは お前だろう。 480 00:32:53,638 --> 00:32:58,509 大切な 大切な お前が 最も 心を許している➡ 481 00:32:58,509 --> 00:33:03,348 一馬の名前を ここに書いたのだから。 482 00:33:03,348 --> 00:33:07,986 ウヒヒ…! 483 00:33:07,986 --> 00:33:09,921 [ 回想 ] いやいや… それは…。 484 00:33:09,921 --> 00:33:12,657 そう言わずに…。 485 00:33:12,657 --> 00:33:14,592 ほれ。 486 00:33:14,592 --> 00:33:16,892 ふんっ。 487 00:33:24,369 --> 00:33:27,505 ホホホ…。 488 00:33:27,505 --> 00:33:31,476 さあ。 489 00:33:31,476 --> 00:33:40,618 そうそう それでよい それでよい。 490 00:33:40,618 --> 00:33:47,492 ヒッヒッヒッ…。 めでたし めでたし。 491 00:33:47,492 --> 00:33:50,328 ほい。 あっ あっ あっ…。 492 00:33:50,328 --> 00:33:55,633 ヒヒヒ… やった やった やってやった! 493 00:33:55,633 --> 00:34:02,807 ハハハ…! バカめ ヒヒヒ…! 494 00:34:02,807 --> 00:34:10,982 愚か者めが… ヒヒヒ…。 495 00:34:10,982 --> 00:34:14,852 (百鬼)功徳を積んだ 僧の心まで惑わせるとは➡ 496 00:34:14,852 --> 00:34:21,693 お前は恐ろしい奴だ 一つ目小僧。 ハハハ…。 497 00:34:21,693 --> 00:34:28,333 しかし所詮 人間など そんなものだ。 498 00:34:28,333 --> 00:34:34,939 だからこそ 人間は 我々のしもべになるべきなのだ。 499 00:34:34,939 --> 00:34:36,874 さようで。 500 00:34:36,874 --> 00:34:42,814 お主 誰と話しておる? 501 00:34:42,814 --> 00:34:45,950 ヒッヒッヒッ…。 (お雛)和尚様! 502 00:34:45,950 --> 00:34:48,853 お雛! 来るんじゃない! 503 00:34:48,853 --> 00:34:51,456 和尚様 こいつ! こいつだ! 504 00:34:51,456 --> 00:34:54,359 こいつが師匠を! おう お前か。 505 00:34:54,359 --> 00:34:57,628 よくしゃべるガキだったな。 ヒャッハハハ…! 506 00:34:57,628 --> 00:34:59,564 この野郎! 507 00:34:59,564 --> 00:35:02,800 この野郎! おおお… 危ない。 508 00:35:02,800 --> 00:35:04,736 (清庵)やめなさい! いててて…。 509 00:35:04,736 --> 00:35:06,671 この野郎! こらこらこら…。 510 00:35:06,671 --> 00:35:08,673 師匠にかけた呪いを解け! 511 00:35:08,673 --> 00:35:11,309 ふん もう遅い。 512 00:35:11,309 --> 00:35:13,244 (お雛 清庵)えっ? 513 00:35:13,244 --> 00:35:16,647 ほっ。 514 00:35:16,647 --> 00:35:18,983 ほっ。 515 00:35:18,983 --> 00:35:20,918 ひょい。 516 00:35:20,918 --> 00:35:25,757 ほいっ。 ヒッヒッヒッ…! 517 00:35:25,757 --> 00:35:27,757 あっ あっちだ! 動くんじゃない! 518 00:35:29,627 --> 00:35:32,630 そなたは ここにいなさい! 519 00:35:32,630 --> 00:35:36,934 和尚様…。 520 00:35:36,934 --> 00:35:38,870 和尚様! 521 00:35:38,870 --> 00:35:42,740 さ~て そろそろ死んだかな? 522 00:35:42,740 --> 00:35:46,277 へ~ん でも 死に際を見られなかったのは➡ 523 00:35:46,277 --> 00:35:49,947 残念無念。 ハッハッハッ…。 524 00:35:49,947 --> 00:35:53,818 待て! 一つ目! ん? 525 00:35:53,818 --> 00:35:57,622 何だ じじい よくもここまで。 526 00:35:57,622 --> 00:35:59,957 はっ! 527 00:35:59,957 --> 00:36:03,294 はあっ! ぐっ! 528 00:36:03,294 --> 00:36:06,964 ふっ! 529 00:36:06,964 --> 00:36:09,467 おい 何だ! 何するんだ! 530 00:36:09,467 --> 00:36:13,638 渡せ! 帳面を渡せ! 531 00:36:13,638 --> 00:36:18,109 ふん すばしっこい じじいめ。 532 00:36:18,109 --> 00:36:20,409 ん… ふん! 533 00:36:22,647 --> 00:36:24,647 んっ? 534 00:36:26,484 --> 00:36:28,419 (読経) 535 00:36:28,419 --> 00:36:31,923 あっ くうっ! 536 00:36:31,923 --> 00:36:35,426 おい やめろ! 537 00:36:35,426 --> 00:36:38,329 ええい! 538 00:36:38,329 --> 00:36:43,067 私が そなたのような者に たぶらかされたせいで➡ 539 00:36:43,067 --> 00:36:45,436 一馬殿が…! 540 00:36:45,436 --> 00:36:48,339 おい じじい! 541 00:36:48,339 --> 00:36:51,943 それを破けば お前は死ぬのだぞ。 542 00:36:51,943 --> 00:36:54,443 それが どうした? ん? 543 00:36:57,615 --> 00:36:59,650 バカめ…。 544 00:36:59,650 --> 00:37:01,650 うっ。 545 00:37:03,488 --> 00:37:09,627 ううう…っ! ヒッヒッヒッ…。 546 00:37:09,627 --> 00:37:12,530 これで お前も おしまいだ。 547 00:37:12,530 --> 00:37:15,830 ヒヒヒ…! 548 00:37:21,105 --> 00:37:23,040 じじい。 549 00:37:23,040 --> 00:37:26,840 たっぷり苦しんで 死にさらせ。 550 00:37:29,647 --> 00:37:34,252 お~ いい顔だな。➡ 551 00:37:34,252 --> 00:37:36,754 ヒヒヒ…。 552 00:37:36,754 --> 00:37:41,259 和尚様! あ? ちっ。 553 00:37:41,259 --> 00:37:43,259 ほい。 554 00:37:45,129 --> 00:37:48,032 和尚様! 和尚様! 555 00:37:48,032 --> 00:37:50,935 和尚様! 大丈夫ですか!? 556 00:37:50,935 --> 00:37:54,438 誰か! 誰か助けてください! 557 00:37:54,438 --> 00:37:57,638 助けてください! 和尚様が! 558 00:38:00,077 --> 00:38:02,780 目覚めよ! 一馬! 559 00:38:02,780 --> 00:38:04,715 一馬…。 560 00:38:04,715 --> 00:38:09,954 私は そなたに 厳しくし過ぎたのかもしれん! 561 00:38:09,954 --> 00:38:12,623 旦那様…。 一馬! 562 00:38:12,623 --> 00:38:18,095 お前が目覚めたら 私はもっと お前の好きなように➡ 563 00:38:18,095 --> 00:38:20,031 やりたいように! 564 00:38:20,031 --> 00:38:22,466 本当ですか? 565 00:38:22,466 --> 00:38:26,103 (一之進 源之進)んっ? んっ? 566 00:38:26,103 --> 00:38:28,403 わっ! (一之進 源之進 せつ)うわあっ! 567 00:38:30,641 --> 00:38:32,577 (一之進 源之進 せつ)うわあっ! 568 00:38:32,577 --> 00:38:36,747 師匠…! えっ…。 治ったのか? 569 00:38:36,747 --> 00:38:40,251 ああ そうみたいだ。 570 00:38:40,251 --> 00:38:42,186 大変なんだ! 571 00:38:42,186 --> 00:38:46,757 和尚様が 師匠と同じような病に なっちゃったんだよ! 572 00:38:46,757 --> 00:38:50,061 あれは 一つ目小僧が やったに決まってるんだ! 573 00:38:50,061 --> 00:38:53,598 えっ? (源之進)一馬? 574 00:38:53,598 --> 00:38:56,934 すみません 父上! 私には やらねばならないことが! 575 00:38:56,934 --> 00:38:58,869 (源之進)おい どこ行く!? どこ行く!? 576 00:38:58,869 --> 00:39:01,772 師匠! 577 00:39:01,772 --> 00:39:04,809 これは 一体…? 578 00:39:04,809 --> 00:39:07,578 一つ目小僧…。 579 00:39:07,578 --> 00:39:17,622 ううう…! ううう…! 580 00:39:17,622 --> 00:39:20,958 (一つ目小僧)ウッヒャヒャヒャ…! 581 00:39:20,958 --> 00:39:26,764 じじいめ 苦しんで 苦しんで 1人で死んでいくのだ。 582 00:39:26,764 --> 00:39:31,235 ウヒャヒャヒャ…! オッホホホ…! 583 00:39:31,235 --> 00:39:36,040 そんなにおかしいか? ええ こんなに おかしいこと…。 584 00:39:36,040 --> 00:39:39,910 ん? 585 00:39:39,910 --> 00:39:44,415 何だ お前ら 何しに来た? 586 00:39:44,415 --> 00:39:48,215 その帳面を渡せ。 渡せ! 渡せ! 587 00:39:50,221 --> 00:39:54,058 は? お前のよこしまな楽しみのために➡ 588 00:39:54,058 --> 00:39:55,993 これ以上 人間を殺めるな。 589 00:39:55,993 --> 00:40:00,431 ヒャヒャヒャ…。 オッホホホ…! 590 00:40:00,431 --> 00:40:02,366 お前はバカか? 591 00:40:02,366 --> 00:40:06,303 己のために 俺たち妖怪を 痛めつけてきたのは➡ 592 00:40:06,303 --> 00:40:08,305 こいつら 人間の方だろ! 593 00:40:08,305 --> 00:40:13,978 ヒヒヒ…。 人間たちは 俺たちの住みかを奪い➡ 594 00:40:13,978 --> 00:40:16,881 闇へ闇へと追いやった。 595 00:40:16,881 --> 00:40:20,284 お前たちも そういう目に 遭ってきただろう? 596 00:40:20,284 --> 00:40:22,219 まあ そりゃあ そうだけど…。 597 00:40:22,219 --> 00:40:24,155 おい 河童! 598 00:40:24,155 --> 00:40:28,793 だろう? ヒャヒャ。 599 00:40:28,793 --> 00:40:32,296 もっと もっと 痛めつけねば足りぬわ。 600 00:40:32,296 --> 00:40:37,101 もっと もっと もっと…! 601 00:40:37,101 --> 00:40:40,471 ウヒャヒャヒャ…! 602 00:40:40,471 --> 00:40:46,277 おい 一つ目! どこを見てやがるんだい! 603 00:40:46,277 --> 00:40:49,647 おい へなちょこ河童。 604 00:40:49,647 --> 00:40:53,317 お前も死にたいか? 605 00:40:53,317 --> 00:40:55,986 ひいいっ! 退散 退散! 606 00:40:55,986 --> 00:40:59,323 あっ ちょっと 河童! またかよ…。 607 00:40:59,323 --> 00:41:01,992 ヒッヒッヒッ…! 608 00:41:01,992 --> 00:41:04,995 アハハ…! オホホホ…! 609 00:41:04,995 --> 00:41:10,668 ♬~ 610 00:41:10,668 --> 00:41:14,538 甘い 甘いぞ 天の邪鬼。➡ 611 00:41:14,538 --> 00:41:18,843 お前は おとなしく 我らの仲間になれば よいのだ。➡ 612 00:41:18,843 --> 00:41:21,345 ヒッヒッヒッ…。 613 00:41:21,345 --> 00:41:25,015 ほいっ! ぐあっ! 614 00:41:25,015 --> 00:41:28,886 (猫又)天の邪鬼! (一つ目小僧)ハハハハ…! 615 00:41:28,886 --> 00:41:32,089 苦しんでおるわ 痛そうだな。➡ 616 00:41:32,089 --> 00:41:34,792 ヒヒヒ… ハハハ…! 617 00:41:34,792 --> 00:41:37,828 (百鬼)一つ目小僧! 何を遊んでおる! 618 00:41:37,828 --> 00:41:40,965 百鬼様 遊んでいるわけでは ございませぬ。 619 00:41:40,965 --> 00:41:42,900 まずは雑魚を始末…。 620 00:41:42,900 --> 00:41:48,100 お前に命じたのは 新海一馬を殺すことだ! 621 00:41:53,544 --> 00:41:56,814 新海一馬は 必ず現れます。 622 00:41:56,814 --> 00:42:00,484 その時こそ 奴の最期です。 623 00:42:00,484 --> 00:42:02,484 ヒッヒッヒッ…! 624 00:42:09,126 --> 00:42:11,495 天の邪鬼! 625 00:42:11,495 --> 00:42:14,398 来るな 一馬! 早く ここから去れ! 626 00:42:14,398 --> 00:42:17,134 大丈夫か? 天の邪鬼 猫又! 627 00:42:17,134 --> 00:42:20,004 一馬を連れて逃げろ! あんた 何言ってんだい! 628 00:42:20,004 --> 00:42:23,507 逃げろ! ここは俺がなんとかする。 629 00:42:23,507 --> 00:42:26,010 清庵和尚は 必ず 俺が助ける! 630 00:42:26,010 --> 00:42:31,282 だから逃げろ! お前は必要な人間なんだ! 631 00:42:31,282 --> 00:42:34,618 俺たち妖怪にとって お前は必要な存在だ! 632 00:42:34,618 --> 00:42:36,554 だから! 633 00:42:36,554 --> 00:42:38,956 天の邪鬼…。 634 00:42:38,956 --> 00:42:41,458 よし分かった! 逃げるなってことだな? 635 00:42:41,458 --> 00:42:43,394 えっ? はあ? 636 00:42:43,394 --> 00:42:46,630 私は お前たちにとって 必要じゃないってことだな? 637 00:42:46,630 --> 00:42:49,099 おい 一馬…! あんたさあ…。 638 00:42:49,099 --> 00:42:52,469 だって お前は天の邪鬼だろ? 何言ってんだよ 一馬! 639 00:42:52,469 --> 00:42:56,307 そうじゃないんだって! けどな 天の邪鬼。 640 00:42:56,307 --> 00:42:59,977 私には お前たちが必要なんだ。 641 00:42:59,977 --> 00:43:01,912 えっ…。 642 00:43:01,912 --> 00:43:06,483 お前たちが いなくなったらって 考えたら➡ 643 00:43:06,483 --> 00:43:10,654 何だか 震えてしまうんだ。 644 00:43:10,654 --> 00:43:12,690 震える? 645 00:43:12,690 --> 00:43:18,829 寂しくって 悲しくて…。 646 00:43:18,829 --> 00:43:20,865 だから! 647 00:43:20,865 --> 00:43:24,635 (一つ目小僧)待ってたぞ。 648 00:43:24,635 --> 00:43:28,339 新海一馬。 やっと来たな。 649 00:43:28,339 --> 00:43:31,242 帳面を渡せ…! 650 00:43:31,242 --> 00:43:33,177 清庵様から呪いを解け! 651 00:43:33,177 --> 00:43:36,080 ヒャッハハハ…! 652 00:43:36,080 --> 00:43:41,285 あんな じじいは もう どうでもいいんだよ~! 653 00:43:41,285 --> 00:43:43,954 何? 654 00:43:43,954 --> 00:43:50,461 お主さえ…死んでくれればな。 655 00:43:50,461 --> 00:43:53,297 何だと? 656 00:43:53,297 --> 00:43:55,799 一馬! 657 00:43:55,799 --> 00:43:57,835 俺が行く。 658 00:43:57,835 --> 00:44:03,540 ハッハッハッ…。 では お望みどおり➡ 659 00:44:03,540 --> 00:44:05,509 お前からだ!➡ 660 00:44:05,509 --> 00:44:08,509 ヒャヒャヒャ…! こっちだよ~! 661 00:44:17,187 --> 00:44:22,987 お~い ここだよ ハッハッハッ…! 662 00:44:29,133 --> 00:44:34,933 ハッハッハッ…! 663 00:44:38,609 --> 00:44:40,544 こんにちは~。 664 00:44:40,544 --> 00:44:42,479 ぐっ! 665 00:44:42,479 --> 00:44:45,382 天の邪鬼! 天の邪鬼! 666 00:44:45,382 --> 00:44:47,582 ハッハッハッ…! 667 00:45:06,103 --> 00:45:10,808 はっ! ヒヒヒ…! 668 00:45:10,808 --> 00:45:12,743 見える…。 えっ? 669 00:45:12,743 --> 00:45:15,980 はあ… はあ…。 670 00:45:15,980 --> 00:45:19,850 天の邪鬼! 後ろだ! 671 00:45:19,850 --> 00:45:22,050 はああ…! ほいっ。 672 00:45:24,488 --> 00:45:26,423 新海一馬…。 673 00:45:26,423 --> 00:45:32,723 百鬼様が言ったとおり お前は やはり危ない男だな。 674 00:45:37,935 --> 00:45:39,935 絵馬掛け台の前だ! 675 00:45:44,608 --> 00:45:48,445 あっ! よし! 676 00:45:48,445 --> 00:45:51,482 石灯籠の上だ! 677 00:45:51,482 --> 00:45:54,952 あっ わわわ…。 678 00:45:54,952 --> 00:45:56,952 岩の前だ! 679 00:45:58,822 --> 00:46:00,824 あっ! 680 00:46:00,824 --> 00:46:04,094 はあ はあ…。 681 00:46:04,094 --> 00:46:06,797 何なんだ… あの男は! 682 00:46:06,797 --> 00:46:09,099 あいつも妖怪なのか? 683 00:46:09,099 --> 00:46:12,970 いや 違う! 684 00:46:12,970 --> 00:46:18,670 一馬は 俺たちとも ほかの人間とも違う。 685 00:46:20,477 --> 00:46:27,985 俺たち 妖怪と人間が 穏やかに暮らすための 懸け橋なのだ。 686 00:46:27,985 --> 00:46:32,256 (百鬼)ハハハ…! 懸け橋だと?➡ 687 00:46:32,256 --> 00:46:34,925 そんなものは要らぬ。 688 00:46:34,925 --> 00:46:37,225 何? 689 00:46:41,598 --> 00:46:44,598 くだらんことを…! 690 00:46:47,404 --> 00:46:49,339 フッ! 691 00:46:49,339 --> 00:46:52,242 ぐあっ! 692 00:46:52,242 --> 00:46:54,178 うわあっ! 693 00:46:54,178 --> 00:46:57,614 はあっ! 694 00:46:57,614 --> 00:46:59,950 ぐうっ!➡ 695 00:46:59,950 --> 00:47:01,950 ぬお~っ! 696 00:47:03,821 --> 00:47:06,723 一馬! 何だ? 天の邪鬼! 697 00:47:06,723 --> 00:47:09,223 一つ目から死怨帳を奪え! 698 00:47:12,963 --> 00:47:14,898 あっ! あっ! 699 00:47:14,898 --> 00:47:17,301 でやあ~っ! 700 00:47:17,301 --> 00:47:20,337 ぬお~っ! 701 00:47:20,337 --> 00:47:23,337 うお~っ! 702 00:47:29,880 --> 00:47:32,180 一馬 投げろ! 703 00:47:35,419 --> 00:47:39,923 (一つ目小僧)うわっ! うわあっ…! 704 00:47:39,923 --> 00:47:44,595 やめろ やめろ やめろ…! 705 00:47:44,595 --> 00:47:48,765 やめろ~っ! 706 00:47:48,765 --> 00:47:57,074 ♬~ 707 00:47:57,074 --> 00:48:01,274 あああ~っ! 708 00:48:05,816 --> 00:48:10,016 一つ目小僧が 消えた…。 709 00:48:12,656 --> 00:48:14,656 清庵様! 710 00:48:22,332 --> 00:48:24,468 一馬殿…。 711 00:48:24,468 --> 00:48:27,104 全て 終わりました。 712 00:48:27,104 --> 00:48:31,575 一つ目小僧は 我々の前から消えました。 713 00:48:31,575 --> 00:48:33,875 はあ…。 714 00:48:39,449 --> 00:48:42,219 一馬殿…。 715 00:48:42,219 --> 00:48:46,924 私を 許さなくても結構ですよ。 716 00:48:46,924 --> 00:48:50,761 えっ? 717 00:48:50,761 --> 00:48:57,434 (清庵)常に私の傍らで 私を支えてくれている 一馬殿を…。 718 00:48:57,434 --> 00:49:04,208 私の力になってくれる一馬殿を…。 719 00:49:04,208 --> 00:49:08,612 いっときでも 私は疑ったのです。 720 00:49:08,612 --> 00:49:16,286 だから あの一つ目に 狙われたんです。 721 00:49:16,286 --> 00:49:22,486 はあ… それも全て この私の未熟さゆえ。 722 00:49:26,296 --> 00:49:30,117 それは違います。 723 00:49:30,117 --> 00:49:35,923 清庵様は ただ 太助を ここに集う子らを➡ 724 00:49:35,923 --> 00:49:40,260 信じようとしただけです。 725 00:49:40,260 --> 00:49:42,763 一馬殿…。 726 00:49:42,763 --> 00:49:44,963 あの時も そうでした。 727 00:49:49,636 --> 00:49:52,472 [ 回想 ] 一馬に妖かしが見えたのは➡ 728 00:49:52,472 --> 00:49:56,944 その心の清らかさゆえ。 729 00:49:56,944 --> 00:50:00,280 はい。 730 00:50:00,280 --> 00:50:02,980 ありがとうございます! 731 00:50:06,787 --> 00:50:10,624 妖かしを見たという私の言葉を➡ 732 00:50:10,624 --> 00:50:14,324 清庵様だけは信じてくれました。 733 00:50:18,098 --> 00:50:21,969 それが どんなにうれしかったか…。 734 00:50:21,969 --> 00:50:29,109 私の支えになったか…。 735 00:50:29,109 --> 00:50:33,480 清庵様は 今も昔も➡ 736 00:50:33,480 --> 00:50:39,653 私の生涯の師匠です。 737 00:50:39,653 --> 00:50:45,826 一馬殿…。 フフッ。 738 00:50:45,826 --> 00:50:47,761 いやいやいや…。 739 00:50:47,761 --> 00:50:50,330 今は駄目です。 そうか…。 740 00:50:50,330 --> 00:50:53,367 今は ゆっくり休んでください。 741 00:50:53,367 --> 00:50:57,204 じゃあ そうさせてもらおう。 742 00:50:57,204 --> 00:51:00,841 あああ…。 743 00:51:00,841 --> 00:51:03,677 よかったなあ…。 744 00:51:03,677 --> 00:51:07,677 本当によかったなあ…。 745 00:51:19,693 --> 00:51:24,031 <こうして 妖怪 一つ目小僧は消え➡ 746 00:51:24,031 --> 00:51:28,702 手習い塾にも 穏やかな日々が戻ったのでした> 747 00:51:28,702 --> 00:51:31,304 おう 気を付けてな! (子どもたち)さよなら! 748 00:51:31,304 --> 00:51:33,304 気を付けてな! 749 00:51:34,975 --> 00:51:36,975 太助! 750 00:51:41,648 --> 00:51:44,117 ちょっといいか? 751 00:51:44,117 --> 00:51:46,617 はい…。 752 00:51:50,490 --> 00:51:53,290 太助も立派な大工になるな。 753 00:51:56,296 --> 00:52:00,133 なあ 太助。 ん? 754 00:52:00,133 --> 00:52:03,333 太助は私のことが嫌いか? 755 00:52:06,907 --> 00:52:11,607 私のことが嫌いだから あんなことを言ったのか? 756 00:52:14,514 --> 00:52:17,314 ごめんなさい 師匠…。 757 00:52:19,686 --> 00:52:23,857 ごめんなさい! 758 00:52:23,857 --> 00:52:28,361 太助…。 759 00:52:28,361 --> 00:52:31,631 実は裏木戸も壊れてるんだ。 760 00:52:31,631 --> 00:52:34,101 え~! そっちも直せってか!➡ 761 00:52:34,101 --> 00:52:36,036 人使い荒いな 師匠! 762 00:52:36,036 --> 00:52:40,640 しかたないだろう 太助の方が 私より うまいんだから。 763 00:52:40,640 --> 00:52:44,111 え~? 直してくれるよな? 764 00:52:44,111 --> 00:52:48,315 分かったよ フフフッ。 しょうがないな~。 765 00:52:48,315 --> 00:52:50,815 それでよい…。 766 00:52:52,486 --> 00:52:54,821 (くぎを打つ音) 767 00:52:54,821 --> 00:52:58,821 <そして一方 一馬の家では…> 768 00:53:11,671 --> 00:53:14,007 あの~ 旦那様。 769 00:53:14,007 --> 00:53:16,676 ん? 770 00:53:16,676 --> 00:53:19,146 おようさんのこと なんですが…。 771 00:53:19,146 --> 00:53:22,015 およう…? 772 00:53:22,015 --> 00:53:23,950 おようちゃん…。 773 00:53:23,950 --> 00:53:28,788 一馬が病の床で 幾度も名を呼んでいた…。 774 00:53:28,788 --> 00:53:33,293 はい。 その娘が どうかしたのか? 775 00:53:33,293 --> 00:53:36,096 はい。 776 00:53:36,096 --> 00:53:38,096 ん? 777 00:53:47,474 --> 00:53:49,409 失礼いたします。 778 00:53:49,409 --> 00:53:53,113 (新吉)ねえちゃん 飯まだ? 腹減ったよ。 779 00:53:53,113 --> 00:53:56,983 (おきぬ)減ったよ~。 もう少し待って。 もう少し。 780 00:53:56,983 --> 00:53:58,983 (おきぬ 新吉)は~い。 781 00:54:02,322 --> 00:54:04,822 ごめんください。 782 00:54:06,493 --> 00:54:10,997 一馬様の…! 783 00:54:10,997 --> 00:54:14,668 おようさん 少しよろしいでしょうか? 784 00:54:14,668 --> 00:54:17,504 えっ…。 785 00:54:17,504 --> 00:54:22,008 旦那様が あなたにお話があると。 786 00:54:22,008 --> 00:54:27,147 <おやまあ 一馬とおようちゃんのロマンスに➡ 787 00:54:27,147 --> 00:54:30,847 父上と母上が乗り出してきたようで> 788 00:54:32,953 --> 00:54:37,457 <そして そのころ あの者たちは…> 789 00:54:37,457 --> 00:54:41,094 それにしても 一馬すごかったな! 790 00:54:41,094 --> 00:54:43,029 あっちだ! こっちだ! って➡ 791 00:54:43,029 --> 00:54:46,967 一つ目小僧の動きが 全て見えちゃったんだからな! 792 00:54:46,967 --> 00:54:50,637 逃げたくせに どこで見てたんだか…。 793 00:54:50,637 --> 00:54:53,540 へっへん! 井戸の中だよ。 794 00:54:53,540 --> 00:54:56,309 へっへん 小心者。 795 00:54:56,309 --> 00:54:59,980 (河童)はあ? ん? 796 00:54:59,980 --> 00:55:05,118 うっ! 797 00:55:05,118 --> 00:55:08,655 (河童)誰が小心者だ こら? (猫又)違うのかい? 798 00:55:08,655 --> 00:55:11,355 うっ…! 799 00:55:12,993 --> 00:55:16,863 (河童)おい! (猫又)天の邪鬼! 800 00:55:16,863 --> 00:55:19,663 (百鬼)天の邪鬼よ! 801 00:55:22,335 --> 00:55:29,009 [ 回想 ] お前には足らぬ…。 憎しみが足らぬ! 802 00:55:29,009 --> 00:55:34,614 おやめください…。 803 00:55:34,614 --> 00:55:38,084 おやめください! 804 00:55:38,084 --> 00:55:42,789 まさか 私を閉じ込めたのは…。 805 00:55:42,789 --> 00:55:45,292 おい 天の邪鬼 今 何て言った? 806 00:55:45,292 --> 00:55:47,794 何か 思い出したんだな? 807 00:55:47,794 --> 00:55:52,966 はあ… はあ…。 808 00:55:52,966 --> 00:55:56,636 ふがいない者ばかりだ…。 809 00:55:56,636 --> 00:56:01,508 もう誰の手も借りぬ! 810 00:56:01,508 --> 00:56:07,981 この手で新海一馬を始末する! 811 00:56:07,981 --> 00:56:09,916 ぬう~っ! 812 00:56:09,916 --> 00:56:12,916 はあ~っ! 813 00:56:17,991 --> 00:56:20,660 百鬼… 一体 何者だ? 814 00:56:20,660 --> 00:56:22,595 おやめください! (お雛)みんなが襲われたんだぞ!➡ 815 00:56:22,595 --> 00:56:24,531 師匠だけに任せておけるか! 816 00:56:24,531 --> 00:56:27,534 働きづめのおっ母さんの 力にならなければ いけないのです。 817 00:56:27,534 --> 00:56:31,271 (清庵)一馬殿は ご覚悟があるのですか? 818 00:56:31,271 --> 00:56:36,609 (百鬼)我が江戸の町を治めれば 妖怪の楽園となるのだからな。 819 00:56:36,609 --> 00:56:38,645 (河童)おいらでも 役に立つだろ? 820 00:56:38,645 --> 00:56:40,780 逃げなかっただけ褒めてやるよ。 821 00:56:40,780 --> 00:56:42,716 一馬…! 力を貸してくれ! 822 00:56:42,716 --> 00:56:45,952 天の邪鬼! (一馬 天の邪鬼) うわあ~っ! 823 00:56:45,952 --> 00:56:51,458 ♬~ 824 00:56:51,458 --> 00:56:53,493 ♬「あ そ~れ」 825 00:56:53,493 --> 00:56:55,628 ♬「お よいしょ」 826 00:56:55,628 --> 00:56:58,531 ♬~ 827 00:56:58,531 --> 00:57:02,802 ♬「昔から あるんだよ」 828 00:57:02,802 --> 00:57:07,307 ♬「人間と妖怪が」 829 00:57:07,307 --> 00:57:15,181 ♬「祭りの音頭で意気投合(go go go!)」 830 00:57:15,181 --> 00:57:19,652 ♬「河童には水かけて」 831 00:57:19,652 --> 00:57:23,990 ♬「猫又には猫じゃらし」 832 00:57:23,990 --> 00:57:27,994 ♬「ツンデレな いい奴」 833 00:57:27,994 --> 00:57:31,598 ♬「あぁ~ 天の邪鬼」 834 00:57:31,598 --> 00:57:36,436 ♬「この地球の真ん中で」 835 00:57:36,436 --> 00:57:40,607 ♬「踊れ 踊れ 妖怪音頭」 836 00:57:40,607 --> 00:57:44,477 ♬「みんなで ジャンケンポン!」 837 00:57:44,477 --> 00:57:48,281 ♬「あと出しだよ もう一回!」 838 00:57:48,281 --> 00:57:52,981 ♬~ 839 00:57:55,955 --> 00:57:58,858 こんばんは。 大江戸妖怪塾であります。 840 00:57:58,858 --> 00:58:01,761 今日のお話 これ 大切ですよ。 841 00:58:01,761 --> 00:58:05,961 妖怪は いい時もあれば 悪い時もあるんです。 842 00:58:16,643 --> 00:58:21,843 この間が 妖怪たちが 一番 我々の世界にやってくるんです。 843 00:59:07,961 --> 00:59:11,297 妖怪との付き合い方。 ポイント。 844 00:59:11,297 --> 00:59:15,168 やっかいな人たちだから 来た時には大歓待。 845 00:59:15,168 --> 00:59:20,006 なるべく早く帰ってもらう。 そのかわり お土産を置いていってね。 846 00:59:20,006 --> 00:59:23,476 お正月に みんながもらう お年玉は➡ 847 00:59:23,476 --> 00:59:25,979 その妖怪たちがくれる 最後のお土産の➡ 848 00:59:25,979 --> 00:59:27,979 今の名残なんです。 849 01:00:36,499 --> 01:00:38,434 風の中に➡ 850 01:00:38,434 --> 01:00:41,804 土の匂いに➡ 851 01:00:41,804 --> 01:00:46,609 もういちど 日本を見つける。 852 01:00:46,609 --> 01:00:51,609 私を見つける。