1 00:00:01,327 --> 00:00:03,827 ≫もう少しかかりそうですよね。 ≫もう、堂々と 2 00:00:03,529 --> 00:00:06,029 お二人で一緒にお店を やってらっしゃるんですか。 3 00:00:06,866 --> 00:00:09,366 ≫本当にお店の方には 夫婦みたいな感じで 4 00:00:08,934 --> 00:00:11,434 接しているというか。 おかみさんみたいに 5 00:00:11,887 --> 00:00:14,387 なっていますよね。 ≫あとは、次女の方ですか。 6 00:00:14,273 --> 00:00:16,773 あと、5~6年。 7 00:00:18,394 --> 00:00:20,894 ≫そういうことになりますよね。 ≫それまでは 8 00:02:38,267 --> 00:02:39,935 (安子)あっ!? 9 00:02:39,935 --> 00:02:43,606 (徳松の泣き声) (お伝)徳松! 徳松!➡ 10 00:02:43,606 --> 00:02:46,592 大事ないか 徳松!? 11 00:02:46,592 --> 00:02:48,192 (お伝)うっ。 12 00:02:52,264 --> 00:02:53,933 (お伝)なぜじゃ!?➡ 13 00:02:53,933 --> 00:02:57,937 人の子の母が 幼子を 手に掛けるなど➡ 14 00:02:57,937 --> 00:03:01,924 鬼じゃ! そなたは鬼じゃ!➡ 15 00:03:01,924 --> 00:03:04,593 放せ! 嫌じゃ! 16 00:03:04,593 --> 00:03:06,262 (小山)安子様!? いかがなさいました!? 17 00:03:06,262 --> 00:03:08,562 (花沢)安子様!? (安子)大事ない。 18 00:03:16,605 --> 00:03:22,261 (音羽)<それは 女の直感にございました。➡ 19 00:03:22,261 --> 00:03:26,932 お伝の方様は 真の敵ではない。➡ 20 00:03:26,932 --> 00:03:30,936 長丸君を殺めたのは ほかのお方だと➡ 21 00:03:30,936 --> 00:03:34,936 安子様は思われたのです> 22 00:03:36,926 --> 00:03:43,933 ♬~ (テーマ曲) 23 00:03:43,933 --> 00:03:55,594 ♬~ 24 00:03:55,594 --> 00:04:00,933 (安子)御台様に お尋ねしたき儀がございます。 25 00:04:00,933 --> 00:04:03,936 (信子)何か? 26 00:04:03,936 --> 00:04:09,258 我が子 長丸が急変の折 私は 御台様のお召しにより➡ 27 00:04:09,258 --> 00:04:14,858 お伝の方様とのお話を 中座し 席を外しておりました。 28 00:04:17,933 --> 00:04:22,938 (安子)なれども 御台様は お部屋にはおられず➡ 29 00:04:22,938 --> 00:04:26,925 帰り際に お会いして 共に 部屋に戻ると➡ 30 00:04:26,925 --> 00:04:28,927 長丸が倒れていたのです。 31 00:04:28,927 --> 00:04:34,600 (安子)⦅長丸! 長丸! いかがした!? 目を覚ませ!➡ 32 00:04:34,600 --> 00:04:38,600 長丸! 長丸!⦆ 33 00:04:40,255 --> 00:04:45,928 御台様。 もしや 私のいぬ間に➡ 34 00:04:45,928 --> 00:04:50,228 長丸の姿を お見かけに なったのでは ございませぬか? 35 00:04:56,271 --> 00:05:01,593 いいえ。 わたしは そなたと部屋に赴き➡ 36 00:05:01,593 --> 00:05:07,266 初めて 長丸君の ただならぬ ご様子に接したのじゃ。 37 00:05:07,266 --> 00:05:15,591 それよりも 何故 そのような事を お尋ねにならしゃる?➡ 38 00:05:15,591 --> 00:05:21,191 よもや わたしを疑うておいでか? 39 00:05:25,267 --> 00:05:28,937 いえ。 40 00:05:28,937 --> 00:05:32,591 わたしが そなたの お子を 手に掛けたとて➡ 41 00:05:32,591 --> 00:05:35,928 一体 何の得になるというのや? 42 00:05:35,928 --> 00:05:41,528 お子同士が お世継ぎ争いを している お伝殿なれば ともかく。 43 00:05:43,602 --> 00:05:48,902 (笑い声) 44 00:05:52,261 --> 00:05:59,601 <その頃 上様 桂昌院様 そして お伝の方様は➡ 45 00:05:59,601 --> 00:06:03,605 ただ一人の お世継ぎであられる 徳松君の➡ 46 00:06:03,605 --> 00:06:08,260 いまわの際に 接しておいででした> 47 00:06:08,260 --> 00:06:11,263 (草庵)ご臨終にございます。 48 00:06:11,263 --> 00:06:27,262 ♬~ 49 00:06:27,262 --> 00:06:33,936 徳松! 徳松! 徳松! 50 00:06:33,936 --> 00:06:35,938 (鶴姫)徳松。 51 00:06:35,938 --> 00:06:46,265 (お伝の泣き声) 52 00:06:46,265 --> 00:06:48,565 (お伝)徳松ー! 53 00:06:59,261 --> 00:07:09,561 (桂昌院)お伝殿。 そなたも辛かろうのう。 54 00:07:15,260 --> 00:07:24,260 なれど 鶴姫様も 随分と 賢う 美しくなられた。 55 00:07:26,605 --> 00:07:35,931 (桂昌院)御三家の一つ 紀州家の 綱教様に ご縁組みされては➡ 56 00:07:35,931 --> 00:07:39,935 いかがであろうの? 57 00:07:39,935 --> 00:07:43,939 (お伝)鶴姫は まだ 幼うございます。 58 00:07:43,939 --> 00:07:49,261 徳松 亡き今 鶴姫までをも手放すのは➡ 59 00:07:49,261 --> 00:07:51,263 余りにも寂しゅうございます。 60 00:07:51,263 --> 00:07:53,563 甘えたことを お言いでない。 61 00:07:55,601 --> 00:08:01,924 よいか お伝殿? 綱教様は 次期将軍候補の お一人。 62 00:08:01,924 --> 00:08:04,276 もしも 白羽の矢が立てば➡ 63 00:08:04,276 --> 00:08:13,268 鶴姫様を介して 上様の お血筋が 将軍家に受け継がれよう。 64 00:08:13,268 --> 00:08:18,924 すべて 将軍家の御ためじゃ。➡ 65 00:08:18,924 --> 00:08:25,524 いたずらに 涙に明け暮れていて 何とする? 66 00:08:30,269 --> 00:08:43,265 (お伝)♬「お月様 いくつ 十三 七つ」➡ 67 00:08:43,265 --> 00:08:48,565 ♬「まだ 年ゃ 若いが」 68 00:08:57,262 --> 00:09:15,264 ♬~ 69 00:09:15,264 --> 00:09:20,936 ♬~ 70 00:09:20,936 --> 00:09:33,236 (嗚咽) 71 00:09:37,286 --> 00:09:41,923 (萩乃)お方様!? お伝の方様!? 72 00:09:41,923 --> 00:09:45,260 (松波)お伝の方様! (萩乃)いかがなさいました!? 73 00:09:45,260 --> 00:09:52,267 (松波)お方様!? お気を確かに! (萩乃)お吐きください! お方様! 74 00:09:52,267 --> 00:09:55,267 ≪(安子)お見舞いに まかり越しました。 75 00:09:58,924 --> 00:10:01,927 (萩乃)お方様は お加減が悪うございます。➡ 76 00:10:01,927 --> 00:10:06,598 お帰りくださいませ。 (お伝)よいのじゃ。 77 00:10:06,598 --> 00:10:10,268 安子殿。 ここへ。 78 00:10:10,268 --> 00:10:27,285 ♬~ 79 00:10:27,285 --> 00:10:30,285 お加減は いかがにございますか? 80 00:10:32,924 --> 00:10:35,260 お信じくだされ。 81 00:10:35,260 --> 00:10:41,600 私は 長丸君に 青い梅を ふくませようと致しました。 82 00:10:41,600 --> 00:10:47,923 が あとから思い返し お吐き出させ申した。 83 00:10:47,923 --> 00:10:52,928 心が咎めたのです。 お伝の方様。 84 00:10:52,928 --> 00:11:00,268 それでも もし それ故に 長丸君が お命を落とされたのなら➡ 85 00:11:00,268 --> 00:11:09,928 罪を負うべきは 私一人。 徳松には何のかかわりもないこと。 86 00:11:09,928 --> 00:11:16,228 何故 徳松が 死なねばならないのです? 87 00:11:23,592 --> 00:11:26,595 お方様。 88 00:11:26,595 --> 00:11:34,269 私が 青い梅の咎を受けて 死に そのかわりに➡ 89 00:11:34,269 --> 00:11:39,269 徳松が よみがえるならと思い 梅を飲み下しました。 90 00:11:41,593 --> 00:11:51,937 なれど 目を覚ましても あの子は 側にはおりませぬ。 91 00:11:51,937 --> 00:11:56,258 私が悪うございました。 詫びを入れます。 92 00:11:56,258 --> 00:12:02,264 教えてくだされ。 徳松は どこにいるのです!?➡ 93 00:12:02,264 --> 00:12:07,264 安子殿。 安子殿。 94 00:12:25,604 --> 00:12:32,594 <この時 安子様を陥れんとする 策略が 思いも寄らぬところで➡ 95 00:12:32,594 --> 00:12:35,263 めぐらされていたので ございます> 96 00:12:35,263 --> 00:12:39,601 (綱吉)つまり そなたは 安子が 柱を押し倒し➡ 97 00:12:39,601 --> 00:12:43,605 徳松に 怪我を負わせたと 申すのじゃな? 98 00:12:43,605 --> 00:12:50,946 (大典侍)はい。 この目で 見た事にございます。 99 00:12:50,946 --> 00:12:56,268 (桂昌院)音羽。 そなたも 側に居合わせたのであろう? 100 00:12:56,268 --> 00:12:58,937 (音羽)私が 駆けつけました時には➡ 101 00:12:58,937 --> 00:13:03,258 既に 柱は倒れた後に ございましたので…。 102 00:13:03,258 --> 00:13:06,928 確かに この目で見たのです。 103 00:13:06,928 --> 00:13:13,935 (桂昌院)ふむ。 安子殿は お子を亡くして この方➡ 104 00:13:13,935 --> 00:13:20,926 一筋に お伝殿を恨み 疑うておられた。 105 00:13:20,926 --> 00:13:25,931 そのような お振る舞いが あったとて 不思議ではない。 106 00:13:25,931 --> 00:13:31,269 桂昌院様。 隆光様のご託宣によりますれば➡ 107 00:13:31,269 --> 00:13:33,939 このところの 将軍家のご不幸は➡ 108 00:13:33,939 --> 00:13:39,594 あのお方の御身に 取りつかれた 因果のなせる業とか。➡ 109 00:13:39,594 --> 00:13:45,951 安子様には いっそ 落飾されて 大奥を 離れて頂いたほうが…。 110 00:13:45,951 --> 00:13:48,951 (綱吉)そのような事 わしが許さぬ! 111 00:13:51,923 --> 00:13:58,263 長丸にも 徳松にも先立たれ➡ 112 00:13:58,263 --> 00:14:04,263 この上 安子にまで行かれたら わしは困る。 113 00:14:06,271 --> 00:14:12,871 安子は…。 安子は そのような女子ではない。 114 00:14:18,266 --> 00:14:25,257 (綱吉)館林の御殿にいた頃 そなたと よう 釣りをしたな。 115 00:14:25,257 --> 00:14:27,557 (柳沢)さようにございますな。 116 00:14:29,594 --> 00:14:34,599 (綱吉)あの頃は どこに行くにも 何をするのも➡ 117 00:14:34,599 --> 00:14:39,599 そなたと一緒であった。 気楽でよかった。 118 00:14:41,256 --> 00:14:47,612 (柳沢)上様。 館林の奥向きにいた 里久という女子のこと➡ 119 00:14:47,612 --> 00:14:52,934 覚えておいでですか? 「里久」? 120 00:14:52,934 --> 00:14:58,534 いや。 覚えておらぬな。 それが どうかしたのか? 121 00:15:07,265 --> 00:15:09,267 (綱吉の ため息) 122 00:15:09,267 --> 00:15:15,924 安子が 徳松を殺めたのではないか と 申す者がおるのじゃ。 123 00:15:15,924 --> 00:15:21,596 そのような事 どなたが? 女子じゃ。 124 00:15:21,596 --> 00:15:26,896 女子同士は 何故 相争うのであろうの? 125 00:15:31,589 --> 00:15:37,946 (綱吉)いろいろな者が わしの 周りで いろいろなことを言う。 126 00:15:37,946 --> 00:15:42,600 一体 誰を信ずれば よいというのじゃ。 127 00:15:42,600 --> 00:15:52,594 母上は 隆光を信じておるらしいが あの僧の言葉に 従うていても➡ 128 00:15:52,594 --> 00:15:55,894 子は 次々に死んでしもうた。 129 00:16:00,602 --> 00:16:03,202 ≪(犬の ほえる声) 130 00:16:05,924 --> 00:16:07,592 (犬の ほえる声) 131 00:16:07,592 --> 00:16:10,592 (近侍)上様。 お下がりを。 (綱吉)よせ! 132 00:16:13,948 --> 00:16:19,604 徳松の喪が明けて 間もない。 殺生は やめておけ。 133 00:16:19,604 --> 00:16:22,257 (近侍たち)ははっ。 134 00:16:22,257 --> 00:16:26,261 よし。 来い。 来い。➡ 135 00:16:26,261 --> 00:16:31,933 おう。 いい子じゃの。 ほれ。 ほれ 食え。 うん? 136 00:16:31,933 --> 00:16:33,935 (綱吉の笑い声) 137 00:16:33,935 --> 00:16:41,926 うむ。 かわいいものよのう。 ほれ。 ははは。 138 00:16:41,926 --> 00:16:45,263 手に取るように 気持ちが分かる。 139 00:16:45,263 --> 00:16:47,932 そなたたちより この犬のほうが ましじゃ。➡ 140 00:16:47,932 --> 00:16:53,271 うん? ほら。 よし。 ははは。 141 00:16:53,271 --> 00:16:55,271 よし よし よし。 ほれ。 ほれ。 ほれ 食べろ。 142 00:20:59,267 --> 00:21:00,935 (桂昌院)度重なる ご不幸は➡ 143 00:21:00,935 --> 00:21:07,592 霊験あらたかなる そなたの祈とうをもってしても➡ 144 00:21:07,592 --> 00:21:10,892 避けられなかったとみゆるな。 145 00:21:12,597 --> 00:21:14,932 (隆光)力 及びませず。 146 00:21:14,932 --> 00:21:20,588 したが そなたのことじゃ。 147 00:21:20,588 --> 00:21:26,888 この先のことは 何もかも 明らかに見通せていよう。 148 00:21:28,930 --> 00:21:36,604 策を お授けくだされ。 いかにすれば 一刻も早く➡ 149 00:21:36,604 --> 00:21:44,595 上様に 新たなるお世継ぎが生まれ そのお血筋を絶やさずにすむか。➡ 150 00:21:44,595 --> 00:21:50,895 そなたの答えに 将軍家の行く末が かかっているのです。 151 00:21:52,603 --> 00:21:54,939 おう。 そうか そうか。 152 00:21:54,939 --> 00:21:58,926 お前は 翁とろろが そんなに好きか? ははは。 153 00:21:58,926 --> 00:22:03,598 (桂昌院)上様。 徳松君の喪も 明けましたことですし➡ 154 00:22:03,598 --> 00:22:06,267 次の奥泊まりは 是非とも➡ 155 00:22:06,267 --> 00:22:09,937 大典侍殿を お閨に お呼びくださいますよう。 156 00:22:09,937 --> 00:22:12,924 (綱吉)よし。 おお…。 よしよし よしよし。 157 00:22:12,924 --> 00:22:14,592 上様! (犬の ほえる声) 158 00:22:14,592 --> 00:22:20,615 おい 竹丸! 竹丸! おい 竹丸! 159 00:22:20,615 --> 00:22:24,602 (桂昌院)上様! お待ちなされませ! 上様! 160 00:22:24,602 --> 00:22:26,604 (気合い) 161 00:22:26,604 --> 00:22:29,590 (葛原)さあ 回っております。 回っております。➡ 162 00:22:29,590 --> 00:22:31,259 回って…。 (綱吉)竹丸! 竹や! 163 00:22:31,259 --> 00:22:35,263 (葛原)あら? 上様!? (侍女たち)上様! 上様! 164 00:22:35,263 --> 00:22:37,932 (綱吉)おう。 竹丸! (女中の悲鳴) 165 00:22:37,932 --> 00:22:41,936 (綱吉)竹丸! おい おい。 おい。 おい おい おい。 竹丸! 166 00:22:41,936 --> 00:22:43,604 (中臈)竹丸様! (綱吉)竹丸や。 おい。 167 00:22:43,604 --> 00:22:45,590 (侍女たち)竹丸様! 竹丸様! 168 00:22:45,590 --> 00:22:47,890 上様! 169 00:22:50,928 --> 00:22:53,928 (女中たちの悲鳴) 170 00:22:55,600 --> 00:22:57,268 (うなり声) 171 00:22:57,268 --> 00:22:59,568 (隆光)おお… おおっ!? おおっ!? 172 00:23:01,272 --> 00:23:03,941 (綱吉)早く 捕まえるのじゃ。 (中臈)はい。 173 00:23:03,941 --> 00:23:09,931 無礼な犬じゃ。 斬ってすてよ! はっ。 174 00:23:09,931 --> 00:23:12,934 待て!➡ 175 00:23:12,934 --> 00:23:17,939 何と非人情な。 犬が哀れとは 思われませぬか。 176 00:23:17,939 --> 00:23:20,539 (隆光)そのとおりにございます。 177 00:23:23,928 --> 00:23:29,267 隆光 ただいま 仏の感応を受け➡ 178 00:23:29,267 --> 00:23:32,603 その事を申し上げたく 登城した次第にて。 179 00:23:32,603 --> 00:23:39,927 仏の感応とな? 申してみよ。 180 00:23:39,927 --> 00:23:45,600 くれぐれも お犬様を大事になされませ。 181 00:23:45,600 --> 00:23:48,936 「お犬様」? (隆光)はっ。➡ 182 00:23:48,936 --> 00:23:55,927 おそれながら 上様は 戌のお年の お誕生にあらせられまする。➡ 183 00:23:55,927 --> 00:24:01,265 因果応報と申しまして これは 前世で➡ 184 00:24:01,265 --> 00:24:05,937 上様が 犬をお殺めになった 報いかとみえまする。 185 00:24:05,937 --> 00:24:10,258 (桂昌院)隆光殿。 許す。 その先を申せ。 186 00:24:10,258 --> 00:24:13,261 ご不幸が続く時には➡ 187 00:24:13,261 --> 00:24:17,598 常に それなりの因果が ございます。➡ 188 00:24:17,598 --> 00:24:21,936 これより 無益な殺生を禁じ➡ 189 00:24:21,936 --> 00:24:26,924 なかでも 犬を ご愛憐なさいますことが➡ 190 00:24:26,924 --> 00:24:33,224 ご子孫 繁栄のための 守るべき一事と 存じ奉りまする。 191 00:24:36,267 --> 00:24:40,271 (笑い声) 192 00:24:40,271 --> 00:24:45,871 そうか 隆光。 安子のせいではないのじゃな。 193 00:24:52,266 --> 00:24:58,589 お聞きになりましたか? 母上。 犬を 大切にすることこそ➡ 194 00:24:58,589 --> 00:25:03,189 世継ぎが 生まれるための 必須の 一事だそうにございます。 195 00:25:04,929 --> 00:25:11,602 犬を大事にすれば 世継ぎが出来るのだな? 隆光。 196 00:25:11,602 --> 00:25:15,590 (隆光)仰せのとおりにございます。 197 00:25:15,590 --> 00:25:21,596 (桂昌院)しかと さようか? うん? 隆光殿。 198 00:25:21,596 --> 00:25:24,265 (隆光)はっ。 199 00:25:24,265 --> 00:25:28,936 よし。 来い 竹丸。 ほれ。 ほれ ほれ ほれ。 うん? 200 00:25:28,936 --> 00:25:35,593 <かくして 世に名だたる悪法 「生類憐みの令」が発布➡ 201 00:25:35,593 --> 00:25:40,264 制定されたのでございます。➡ 202 00:25:40,264 --> 00:25:47,271 「すべて 生類には 憐れみを加え 別して 犬は 従来と異なり➡ 203 00:25:47,271 --> 00:25:51,926 粗略にする事なく 大切に 扱うべし。➡ 204 00:25:51,926 --> 00:25:58,933 万一 これに反する 行いある時は 厳罰をもってあたるべし」➡ 205 00:25:58,933 --> 00:26:04,605 これにより 江戸庶民の被った 計り知れぬ災禍は➡ 206 00:26:04,605 --> 00:26:10,605 やがて 大奥にも 暗い影を落としてまいりました> 207 00:26:13,597 --> 00:26:17,197 (安子)菊江。 もうよいですよ。 208 00:26:19,937 --> 00:26:21,937 (菊江)はい。 209 00:26:38,939 --> 00:26:53,604 ♬~ 210 00:26:53,604 --> 00:27:13,591 ♬~ 211 00:27:13,591 --> 00:27:33,594 ♬~ 212 00:27:33,594 --> 00:27:52,594 ♬~ 213 00:27:54,932 --> 00:27:56,932 菊江!? 214 00:28:00,271 --> 00:28:04,258 (音羽)申し上げたいことが あるのであろう。➡ 215 00:28:04,258 --> 00:28:06,858 聞いて頂きなさい。 216 00:28:09,263 --> 00:28:13,863 (菊江)私は 徒目付の娘 菊江と申します。 217 00:28:15,936 --> 00:28:23,260 父は 私と 墓参りの折 野犬に襲われた 私を救おうと➡ 218 00:28:23,260 --> 00:28:26,931 やむをえず 斬りつけたところ➡ 219 00:28:26,931 --> 00:28:33,231 その咎により 切腹を申しつけられました。 220 00:28:39,610 --> 00:28:45,266 (菊江)身分を隠し 名を騙って 奥に入り込み➡ 221 00:28:45,266 --> 00:28:53,257 仇討ちの機会を待っておりました。 仕損じた 今は➡ 222 00:28:53,257 --> 00:28:59,557 ただ この場にて 自害することを お許し頂きとうございます。 223 00:29:04,268 --> 00:29:07,605 (右衛門佐)「生類憐みの令」なる 理不尽な 掟が➡ 224 00:29:07,605 --> 00:29:14,205 世に 害悪をまき散らしている事は 私も 聞き及んでおりました。 225 00:29:21,268 --> 00:29:26,268 菊江殿。 憎むべきは 世の掟じゃ。 226 00:29:28,259 --> 00:29:33,559 そなたの恨み いずれ 私が 晴らして差し上げます。 227 00:29:40,604 --> 00:29:45,259 殿方の牛耳る 表の世が 腐っていたのでは➡ 228 00:29:45,259 --> 00:29:51,559 女子の涙も 乾く間がないように ございまするな。 229 00:29:56,270 --> 00:30:02,259 <ついに 大奥にまで及んできた ご政道の乱れに➡ 230 00:30:02,259 --> 00:30:04,261 右衛門佐様は➡ 231 00:30:04,261 --> 00:30:09,600 御三家の一つで 幕府に 隠然たる力を お持ちだった➡ 232 00:30:09,600 --> 00:30:13,604 水戸家の ご老公 光圀様の お屋敷を➡ 233 00:30:13,604 --> 00:30:16,590 訪ねられたのでございます> 234 00:30:16,590 --> 00:30:23,931 (光圀)「生類憐みの令」なる悪法の ことでは わしも 頭を痛めておる。 235 00:30:23,931 --> 00:30:29,937 綱吉という男 希代の 大うつけじゃな。➡ 236 00:30:29,937 --> 00:30:35,593 悪漢や盗人どもが 一人の うつけ者を操り➡ 237 00:30:35,593 --> 00:30:40,598 金を むしり取っているのが 今の幕府じゃ。➡ 238 00:30:40,598 --> 00:30:46,604 やれ 子孫繁栄のため やれ 長寿祈願のためと➡ 239 00:30:46,604 --> 00:30:52,259 寺院建立を名目に 私腹を肥やす。➡ 240 00:30:52,259 --> 00:31:00,618 その おこぼれを 懐に流し込んで いるのが 柳沢吉保じゃ。 241 00:31:00,618 --> 00:31:07,591 初めて伺いました。 それは 誠にございますか? 242 00:31:07,591 --> 00:31:15,266 (光圀)佐殿。 悪のはびこる世は 長くは続かぬ。➡ 243 00:31:15,266 --> 00:31:20,266 いや。 続かせてはならぬのじゃ。 244 00:35:29,269 --> 00:35:35,592 <この頃 上様は お子たちを 亡くされた ご心痛からか➡ 245 00:35:35,592 --> 00:35:40,931 ご体調を崩され なお一層 世に背を向けて➡ 246 00:35:40,931 --> 00:35:46,270 殻に閉じこもられる ご様子が 見受けられました> 247 00:35:46,270 --> 00:35:48,270 ≪(柳沢)上様。 248 00:35:54,595 --> 00:35:57,598 上様は 慈悲深いお方じゃ。 249 00:35:57,598 --> 00:36:02,603 あるじのない犬も 犬小屋などを 設け 保護しては いかがかのう。 250 00:36:02,603 --> 00:36:04,603 (役人)ははっ。 251 00:36:15,599 --> 00:36:20,899 (綱吉)長丸も この部屋に寝ておったの。 252 00:36:28,929 --> 00:36:31,929 (綱吉)⦅小さい手じゃ⦆ 253 00:36:35,269 --> 00:36:37,569 ⦅心もとないのう⦆ 254 00:36:47,931 --> 00:36:56,590 (綱吉)安子。 人は なぜ 死ぬのであろうの? 255 00:36:56,590 --> 00:37:02,190 それを思うと わしは むなしゅうてならん。 256 00:37:05,265 --> 00:37:11,271 政も 何もかも。 257 00:37:11,271 --> 00:37:29,272 ♬~ 258 00:37:29,272 --> 00:37:33,260 「生類憐みの令」なる法令を➡ 259 00:37:33,260 --> 00:37:36,860 お定めになりましたそうに ございますな。 260 00:37:40,600 --> 00:37:43,270 生き物に 情けを おかけになるのは➡ 261 00:37:43,270 --> 00:37:46,256 仏の教えに 添うておりましょう。 262 00:37:46,256 --> 00:37:52,262 なれど 犬をたたいたら流罪 斬ったら 切腹というのは➡ 263 00:37:52,262 --> 00:37:55,599 余りに 人に厳しすぎる刑では ございませぬか。 264 00:37:55,599 --> 00:37:59,269 刑の詳細は わしが決めることではない。 265 00:37:59,269 --> 00:38:01,271 役人が決めるのじゃ。 266 00:38:01,271 --> 00:38:08,261 それでは 法令そのものを お取り下げになれませぬのか? 267 00:38:08,261 --> 00:38:13,261 できぬ。 隆光が言いだしたことだからな。 268 00:38:14,935 --> 00:38:20,235 隆光殿のお申しつけは 絶対にございますか? 269 00:38:23,927 --> 00:38:26,263 (ため息) 270 00:38:26,263 --> 00:38:29,263 母上にとっては 絶対じゃ。 271 00:38:36,940 --> 00:38:42,540 (綱吉)わしは もう 何も考えとうない。 272 00:38:46,266 --> 00:38:53,566 ただ そなたと こうしていたい。 273 00:39:07,604 --> 00:39:09,604 なりませぬ。 274 00:39:12,926 --> 00:39:18,615 上様。 この際 しっかりと お考えください。 275 00:39:18,615 --> 00:39:24,271 表のことは 柳沢様に任せ 奥のことは 桂昌院様に任せ➡ 276 00:39:24,271 --> 00:39:26,871 それで よいのでございますか? 277 00:39:30,610 --> 00:39:36,266 私は 長丸が亡くなりまして この方➡ 278 00:39:36,266 --> 00:39:42,606 人を憎むよりほかに なす術を持ちませんでした。 279 00:39:42,606 --> 00:39:46,927 なれど このような時こそ 目を見開き➡ 280 00:39:46,927 --> 00:39:52,265 何が起きているのかを よう見極めねばと思い直しました。 281 00:39:52,265 --> 00:40:07,597 ♬~ 282 00:40:07,597 --> 00:40:12,936 長丸が 誰の手によって 殺められたのか➡ 283 00:40:12,936 --> 00:40:15,936 今もって 分かりませぬ。 284 00:40:19,259 --> 00:40:29,269 確かなことは あの子が この世の 醜い争いの 生贄にされたこと。 285 00:40:29,269 --> 00:40:35,258 そして その争いの種をまいたのは➡ 286 00:40:35,258 --> 00:40:41,598 ただ お一人 争いを収める お力をお持ちなのに➡ 287 00:40:41,598 --> 00:40:47,938 それから目を背けて 気まぐれに 生きておられる➡ 288 00:40:47,938 --> 00:40:51,274 上様 ご自身だということに ございます。 289 00:40:51,274 --> 00:41:08,608 ♬~ 290 00:41:08,608 --> 00:41:13,208 すべて わしのせいじゃと 申すか? 291 00:41:16,266 --> 00:41:20,604 長丸の死は わしのせいじゃと? 292 00:41:20,604 --> 00:41:26,927 いえ。 ただ これからのことは よく お考えくださいと。 293 00:41:26,927 --> 00:41:31,927 うるさい! もう 何も申すな。 294 00:41:37,604 --> 00:41:43,927 そなたまで わしに 指図をするのか!? 295 00:41:43,927 --> 00:41:48,265 ああせい こうせいと。 296 00:41:48,265 --> 00:41:51,601 幼い頃から わしは 指図ばかりされてきた。 297 00:41:51,601 --> 00:41:53,620 (あえぐ声) 298 00:41:53,620 --> 00:42:02,596 もう疲れた。 もう たくさんじゃ。 わしは…。 わしは もう…。 299 00:42:02,596 --> 00:42:06,196 (あえぐ声) 300 00:42:09,269 --> 00:42:15,592 ♬~ 301 00:42:15,592 --> 00:42:18,261 (安子)上様!? 上様!?➡ 302 00:42:18,261 --> 00:42:22,261 お匙を! 上様! 上様! 303 00:46:26,259 --> 00:46:29,929 <上様は 高熱を出して お倒れになりました。➡ 304 00:46:29,929 --> 00:46:34,267 ご病状は 確たる ご好転の兆しの ないままに➡ 305 00:46:34,267 --> 00:46:39,255 つらつらと ひと月余りも続き やがて➡ 306 00:46:39,255 --> 00:46:45,855 お命さえ 危ぶまれる日が 幾日か 続いたのでございます> 307 00:46:52,268 --> 00:46:56,606 染子。 308 00:46:56,606 --> 00:47:01,206 いや。 これからは お方様と お呼び致そう。 309 00:47:03,613 --> 00:47:07,613 吉里君と共に 大奥に 入って頂くのだから。 310 00:47:09,269 --> 00:47:13,569 (染子)吉里の出生を 偽るのですか? 311 00:47:16,593 --> 00:47:18,593 殿。 312 00:47:32,258 --> 00:47:43,603 ♬~ 313 00:47:43,603 --> 00:48:03,606 ♬~ 314 00:48:03,606 --> 00:48:18,906 ♬~ 315 00:48:27,263 --> 00:48:32,563 上様のご容体が お気がかりに ございますか? 316 00:48:36,606 --> 00:48:42,595 やはり 夫婦の情が おありなのですね。 317 00:48:42,595 --> 00:48:46,265 (安子)いえ。 318 00:48:46,265 --> 00:48:55,942 母 阿久里 夫 成住の悲運は 今も 心に焼き付いております。 319 00:48:55,942 --> 00:48:58,928 安子様。 320 00:48:58,928 --> 00:49:06,602 安子様は この大奥を腐らせ 表の世を腐らせている 根は➡ 321 00:49:06,602 --> 00:49:09,602 いずこにあると お考えですか? 322 00:49:12,258 --> 00:49:18,858 上様です。 上様の敷かれる 悪政に ほかなりませぬ。 323 00:49:20,600 --> 00:49:23,603 なれど 上様は…。 324 00:49:23,603 --> 00:49:29,258 (右衛門佐)確かに 上様ご自身に お力はありませぬ。 325 00:49:29,258 --> 00:49:39,558 元凶は 上様のご権勢を 陰で操る 柳沢様。 そして 桂昌院様。 326 00:49:42,271 --> 00:49:49,271 上様さえ おられなければ お二人は お力を失いましょう。 327 00:49:55,268 --> 00:49:58,868 (右衛門佐)安子様。 これを。 328 00:50:11,267 --> 00:50:15,938 (右衛門佐)ただ ひと匙 白湯に混ぜて➡ 329 00:50:15,938 --> 00:50:19,238 上様に おふくませくださいませ。 330 00:50:22,261 --> 00:50:28,618 今のように お体の お弱りになっている時なれば➡ 331 00:50:28,618 --> 00:50:31,918 たちどころに 効き目が現れましょう。 332 00:50:34,257 --> 00:50:35,942 右衛門佐様。 333 00:50:35,942 --> 00:50:41,264 お母上 お婿様の成住様を含め これまで 幾人の罪なき者が➡ 334 00:50:41,264 --> 00:50:46,264 上様のために お命を落とされたか お考えくださいませ。 335 00:50:47,954 --> 00:50:52,925 上様の ご病床に近づける お方は あなた様 お一人。➡ 336 00:50:52,925 --> 00:50:58,264 そして ご容体の危うい 今は 疑いをかけられることなく➡ 337 00:50:58,264 --> 00:51:03,269 目的を果たせる 千載一遇の好機なのです。 338 00:51:03,269 --> 00:51:21,270 ♬~ 339 00:51:21,270 --> 00:51:23,870 これは 安子殿。 340 00:51:25,591 --> 00:51:28,261 では 私は これにて。 341 00:51:28,261 --> 00:51:41,257 ♬~ 342 00:51:41,257 --> 00:51:44,260 (信子)安子殿は 上さんの お見舞いか? 343 00:51:44,260 --> 00:51:46,560 さようにございます。 344 00:51:49,282 --> 00:51:55,605 あれを渡したのですか? はい。 345 00:51:55,605 --> 00:51:59,905 安子殿に できますやら。 346 00:52:05,264 --> 00:52:09,864 (綱吉)安子… 安子! 347 00:52:17,593 --> 00:52:21,931 安子を呼べ。 安子はおらぬのか? 348 00:52:21,931 --> 00:52:24,600 はっ。 349 00:52:24,600 --> 00:52:30,606 安子。 安子。 350 00:52:30,606 --> 00:52:42,602 ♬~ 351 00:52:42,602 --> 00:52:55,932 ♬~ 352 00:52:55,932 --> 00:53:00,937 <安子様が 右衛門佐様の お渡しになられた➡ 353 00:53:00,937 --> 00:53:07,260 運命の鍵を手に おののかれていた その同じ刻限。➡ 354 00:53:07,260 --> 00:53:12,598 表の世では お二人の思惑を はるかに超える 悪事が➡ 355 00:53:12,598 --> 00:53:16,269 謀られようとしておりました> 356 00:53:16,269 --> 00:53:22,275 (光圀)お方々の意見は これで 出揃うたな。➡ 357 00:53:22,275 --> 00:53:25,595 次期将軍の候補として➡ 358 00:53:25,595 --> 00:53:34,954 甲府宰相 綱豊殿に勝る方はないと わしは思うが。 359 00:53:34,954 --> 00:53:40,259 (老中)桂昌院様は 鶴姫様の お輿入れ先であられる➡ 360 00:53:40,259 --> 00:53:45,559 紀州家の綱教公を 推しておいでですが。 361 00:53:48,267 --> 00:53:54,590 (成貞)まっ いずれにしても 一刻も早く 跡目を決め➡ 362 00:53:54,590 --> 00:54:00,262 人心の不安を 取り払うことが 肝要。➡ 363 00:54:00,262 --> 00:54:05,267 甲府の綱豊公か 紀州の綱教公か➡ 364 00:54:05,267 --> 00:54:08,938 いずれかに決したいと 存じまするが。 365 00:54:08,938 --> 00:54:10,606 (光圀)うむ。 366 00:54:10,606 --> 00:54:13,259 (柳沢)お待ちくだされ。 367 00:54:13,259 --> 00:54:17,947 いま一人 候補に挙げるべき お方がございます。 368 00:54:17,947 --> 00:54:22,268 誰じゃ? 申してみよ。 369 00:54:22,268 --> 00:54:28,268 実は 上様には いま一人 お子がおられるのです。 370 00:54:30,259 --> 00:54:31,859 何じゃと!? 371 00:54:33,596 --> 00:54:37,266 上様のお血筋をひく その若君こそ➡ 372 00:54:37,266 --> 00:54:41,604 次期将軍に 最も ふさわしい お方にございましょう。➡ 373 00:54:41,604 --> 00:54:44,256 ご意見の相違は ございますまい。 374 00:54:44,256 --> 00:54:48,277 (光圀)吉保。 でたらめを申すでない。 375 00:54:48,277 --> 00:54:53,282 過ぐる年 上様が 我が屋敷に おなりになった際➡ 376 00:54:53,282 --> 00:54:55,935 染子なる女子を 殊の外 お気に召し➡ 377 00:54:55,935 --> 00:54:59,939 お手をお付けになられました。 378 00:54:59,939 --> 00:55:02,258 めでたく この春➡ 379 00:55:02,258 --> 00:55:05,858 若君が お生まれになられまして ございます。 380 00:55:47,386 --> 00:55:49,805 ◆きょう午後大阪中央区の 381 00:55:49,805 --> 00:55:52,141 店舗兼住宅、あるいは建物で火事 があり、 382 00:55:52,141 --> 00:55:54,360 現在も消火活動が続いています。 きょう午後、 383 00:55:54,360 --> 00:55:56,662 大阪市中央区の建物で 384 00:55:56,662 --> 00:55:59,115 火事があり、 これは