1 00:00:38,327 --> 00:00:40,495 (有功)どうか 2 00:00:40,495 --> 00:00:44,149 私を解き放ってくださいませ 3 00:00:44,149 --> 00:00:50,489 男と女の恐ろしい業から 4 00:00:50,489 --> 00:00:54,643 解き放ってくださいませ 5 00:00:54,643 --> 00:00:57,145 (家光)春日局が亡くなって以来 6 00:00:57,145 --> 00:01:00,816 空席となっておった 大奥総取締の座であるが 7 00:01:00,816 --> 00:01:02,818 この役目を 8 00:01:02,818 --> 00:01:05,821 万里小路有功に授けることとする 9 00:01:05,821 --> 00:01:11,821 大奥総取締・万里小路有功である 10 00:01:18,500 --> 00:01:22,821 (家光のうなり声) 11 00:01:22,821 --> 00:01:26,475 (産婆)上様 いま少し 息んでくださりませ 12 00:01:26,475 --> 00:01:28,827 いま少し! 13 00:01:28,827 --> 00:01:31,813 上様 もう少しでございます 14 00:01:31,813 --> 00:01:33,815 上様! 15 00:01:33,815 --> 00:01:37,169 うう~ッ ≪(産婆)上様 しっかりと! 16 00:01:37,169 --> 00:01:39,988 (玉栄)元気な ややこを→ 17 00:01:39,988 --> 00:01:45,327 元気な ややこを… (部屋子)お玉の方様! 18 00:01:45,327 --> 00:01:47,829 どっちや! はッ!? 19 00:01:47,829 --> 00:01:51,149 もう 男か姫君か どっちやと聞いてるのや 20 00:01:51,149 --> 00:01:54,149 姫君であらせられます 21 00:01:55,470 --> 00:01:57,470 そうか 22 00:01:58,824 --> 00:02:01,824 姫やったか 23 00:02:03,478 --> 00:02:06,164 今の世は 姫であっても 24 00:02:06,164 --> 00:02:09,764 お世継ぎには 変わりないのではありませぬか? 25 00:02:12,821 --> 00:02:16,158 そやな 男であっても 26 00:02:16,158 --> 00:02:19,811 いつ赤面疱瘡に かかるかと思うたら 27 00:02:19,811 --> 00:02:23,815 生きた心地がせんやろうし 28 00:02:23,815 --> 00:02:27,486 おおきに 下がってもよいぞ 29 00:02:27,486 --> 00:02:29,786 はッ 30 00:02:47,823 --> 00:02:50,826 とうとう 31 00:02:50,826 --> 00:02:55,497 とうとう わしも お腹様や 32 00:02:55,497 --> 00:02:58,867 お玉の方様 有功でございます 33 00:02:58,867 --> 00:03:01,467 有… 有功様! 34 00:03:11,496 --> 00:03:14,816 このたびは 姫君ご誕生 35 00:03:14,816 --> 00:03:17,853 まことに おめでとうございます 36 00:03:17,853 --> 00:03:21,923 有功様 そないに他人行儀なこと やめてください 37 00:03:21,923 --> 00:03:24,923 他に誰もおりませんのやし 38 00:03:25,827 --> 00:03:28,497 そやな 39 00:03:28,497 --> 00:03:31,097 おめでとう 玉栄 40 00:03:32,150 --> 00:03:36,655 ありがとうございます 全て 有功様のおかげです 41 00:03:36,655 --> 00:03:38,657 いや 42 00:03:38,657 --> 00:03:42,144 今 つくづく思い出しておりました あの日のことを 43 00:03:42,144 --> 00:03:44,813 あの日? 旅の僧に 44 00:03:44,813 --> 00:03:48,316 「お前は将軍の父となる」と 言われた日です 45 00:03:48,316 --> 00:03:52,821 《(隆光)これは不思議 この子には将来》 46 00:03:52,821 --> 00:03:56,808 《天下人の父になる相が あらわれておるぞ》 47 00:03:56,808 --> 00:04:00,479 私は今日 姫ご誕生の今の今まで 48 00:04:00,479 --> 00:04:03,899 他愛もない戯言と思うていました 49 00:04:03,899 --> 00:04:08,820 そやけど もしかしたらという 気持ちが芽生えてきましたわ 50 00:04:08,820 --> 00:04:12,824 何や 大きな大きな すごろくのようや 51 00:04:12,824 --> 00:04:15,811 サイコロの目が どっちに出るか 52 00:04:15,811 --> 00:04:18,313 勝つのは お夏か 53 00:04:18,313 --> 00:04:20,813 それとも 有功様と私か 54 00:04:21,817 --> 00:04:25,821 なるほどな そなたらしい 55 00:04:25,821 --> 00:04:31,143 しかし 大奥総取締となった私は 56 00:04:31,143 --> 00:04:34,146 そのすごろくからは おりんとな 57 00:04:34,146 --> 00:04:38,817 私は ただ 今日 お生まれあそばした姫の 58 00:04:38,817 --> 00:04:42,817 健やかなご成長を祈るばかりや 59 00:04:43,822 --> 00:04:48,422 さあ 姫様のお顔を拝みにまいろう 60 00:04:54,149 --> 00:04:58,487 <(村瀬)姫君は 徳子様と名付けられた> 61 00:04:58,487 --> 00:05:02,507 <お楽の方様との間に生まれた 千代姫様> 62 00:05:02,507 --> 00:05:07,162 <お夏の方様との間に生まれた 長子姫様に続き> 63 00:05:07,162 --> 00:05:11,149 <三人目の家光公のご息女である> 64 00:05:11,149 --> 00:05:14,749 ≪(玉栄)上様 お玉にございます 65 00:05:39,161 --> 00:05:42,161 徳子姫様… 66 00:05:51,890 --> 00:05:55,143 美しい ややこや 67 00:05:55,143 --> 00:05:59,147 こないに美しい ややこがいるやろか 68 00:05:59,147 --> 00:06:02,167 (乳母)お玉の方様 69 00:06:02,167 --> 00:06:04,803 お玉の方様… 70 00:06:04,803 --> 00:06:07,403 (玉栄)徳子姫 71 00:06:09,224 --> 00:06:12,827 ≪(玉栄)姫… 72 00:06:12,827 --> 00:06:18,483 もしも そなたとの間に 子をなしていたら… 73 00:06:18,483 --> 00:06:22,083 どうであったのであろうな 74 00:06:25,540 --> 00:06:28,827 それでも やはり 75 00:06:28,827 --> 00:06:32,831 春日は お楽やお夏を 76 00:06:32,831 --> 00:06:36,831 側室にしたであろうな 77 00:06:38,153 --> 00:06:42,753 世継ぎが一人では 心もとないなどと言うて 78 00:06:45,527 --> 00:06:47,829 姫→ 79 00:06:47,829 --> 00:06:50,829 美しい 80 00:06:56,321 --> 00:07:00,141 (乳母)姫様 徳子姫様!→ 81 00:07:00,141 --> 00:07:03,478 お待ちくださいませ 82 00:07:03,478 --> 00:07:05,478 姫様! 83 00:07:07,832 --> 00:07:10,835 とらまえまするよ 84 00:07:10,835 --> 00:07:14,806 (徳子姫と乳母が楽しそうに笑う) 85 00:07:14,806 --> 00:07:16,808 ≪(乳母)徳子様! 86 00:07:16,808 --> 00:07:19,108 (徳子姫)母上! 87 00:07:20,478 --> 00:07:22,778 ああッ 徳子! 88 00:07:27,819 --> 00:07:30,822 (お匙)姫様 この薬は 少々 しみます 89 00:07:30,822 --> 00:07:33,825 しみる薬なんか 姫に使うな この無礼者! 90 00:07:33,825 --> 00:07:38,480 お玉の方様 これが最も治りが早く 良い薬なのでございます 91 00:07:38,480 --> 00:07:40,498 それでよい 92 00:07:40,498 --> 00:07:43,468 治りが早いのが一番じゃ 93 00:07:43,468 --> 00:07:45,468 はッ 94 00:08:07,225 --> 00:08:09,828 終わりでございます 95 00:08:09,828 --> 00:08:13,328 おお 姫 偉いなあ 96 00:08:14,332 --> 00:08:19,154 大して しみもせんのに はなから 姫を怖がらせるようなこと言うな 97 00:08:19,154 --> 00:08:22,754 いえ 姫様が お強いのでございます 98 00:08:25,143 --> 00:08:27,812 痛くはなかったんか? 姫 99 00:08:27,812 --> 00:08:30,315 痛うございました 100 00:08:30,315 --> 00:08:33,815 よう辛抱したのう 101 00:08:38,490 --> 00:08:41,476 ≪(講師)馬廻役一人に 七俵を与え→ 102 00:08:41,476 --> 00:08:44,479 残りを中間に与えるとき→ 103 00:08:44,479 --> 00:08:47,832 中間の扶持が二俵だとすると→ 104 00:08:47,832 --> 00:08:51,486 幾人に これを与えられるかを問う→ 105 00:08:51,486 --> 00:08:54,806 この設問の解き方を ご説明いたしますと 106 00:08:54,806 --> 00:08:57,859 はじめに 足軽三人の扶持は→ 107 00:08:57,859 --> 00:09:01,813 三三が九で 全部で九俵となります→ 108 00:09:01,813 --> 00:09:06,151 これを 蔵の中の三十二俵から 引きますと→ 109 00:09:06,151 --> 00:09:11,222 残りは二十三俵となります 次に… 110 00:09:11,222 --> 00:09:13,491 (長子姫)母上!→ 111 00:09:13,491 --> 00:09:16,494 ご機嫌うるわしゅう 112 00:09:16,494 --> 00:09:19,094 (千代姫)母上… 113 00:09:21,816 --> 00:09:25,487 算術は嫌いか? 千代姫 114 00:09:25,487 --> 00:09:27,472 いえ 115 00:09:27,472 --> 00:09:30,492 嘘でございましょう 姉上様 116 00:09:30,492 --> 00:09:35,163 いつも お眠りあそばしておられますのに 117 00:09:35,163 --> 00:09:37,463 まことか 千代? 118 00:09:38,833 --> 00:09:40,835 はい 119 00:09:40,835 --> 00:09:45,190 有功に 物語や詩歌について習うのは 120 00:09:45,190 --> 00:09:49,490 まことに時を忘れるほどに 楽しいのですが… 121 00:09:57,886 --> 00:10:02,490 私が千代姫様に 算術も お教えするのでございますか? 122 00:10:02,490 --> 00:10:07,162 そなたも多忙であろうが 千代姫 たっての願いなのじゃ 123 00:10:07,162 --> 00:10:12,462 有功が教えてくれさえすれば 嫌いな算術も習うと… 124 00:10:13,485 --> 00:10:15,470 心得ました 125 00:10:15,470 --> 00:10:18,490 実は私も 算術は苦手でございましたが 126 00:10:18,490 --> 00:10:20,842 姫様のためです 127 00:10:20,842 --> 00:10:23,495 よろしゅう頼む 128 00:10:23,495 --> 00:10:25,495 はッ 129 00:10:26,481 --> 00:10:31,553 しかし 姫達は皆 それぞれだのう 130 00:10:31,553 --> 00:10:37,153 父親が異なるゆえ 当然といえば 当然か 131 00:10:42,213 --> 00:10:45,483 有功 132 00:10:45,483 --> 00:10:48,853 そなたは三人の姫のうち 133 00:10:48,853 --> 00:10:53,153 誰が最も将軍の器と思うか 134 00:10:54,142 --> 00:10:58,142 なぜ そのようなことを 問われます 135 00:11:02,817 --> 00:11:08,173 わしはもう 子は産めぬと思うのだ 136 00:11:08,173 --> 00:11:14,145 徳子のときは より大層な難産であった 137 00:11:14,145 --> 00:11:18,149 とすれば 次に将軍になるのは 138 00:11:18,149 --> 00:11:22,537 三人の姫のうちの 誰かということになる 139 00:11:22,537 --> 00:11:25,537 どう思う 有功? 140 00:11:29,828 --> 00:11:34,828 大奥総取締である そなたの口からは言えぬか 141 00:11:37,485 --> 00:11:40,485 申し訳ございませぬ 142 00:11:41,890 --> 00:11:44,492 よいよい 143 00:11:44,492 --> 00:11:49,531 だいたい 誰が わしの跡を 継ぐかなどということは 144 00:11:49,531 --> 00:11:53,531 ずーっと先の話じゃ 145 00:11:54,819 --> 00:11:58,119 おっしゃるとおりでございます 146 00:14:01,579 --> 00:14:03,481 (玉栄)ええか 徳子姫 147 00:14:03,481 --> 00:14:07,485 そなたはな いつか きっと 公方様にならはるのやで 148 00:14:07,485 --> 00:14:10,171 くぼうさま? そや 149 00:14:10,171 --> 00:14:13,825 この国で 一番偉い方になるのや 150 00:14:13,825 --> 00:14:17,495 生まれる前からな 決まっとったのや 151 00:14:17,495 --> 00:14:20,498 有功様も この父も 152 00:14:20,498 --> 00:14:24,168 徳子姫が 公方様になられる日を 153 00:14:24,168 --> 00:14:27,488 首を長うして 待ってるのやで 154 00:14:27,488 --> 00:14:30,988 それを忘れたら あかん なッ 徳子姫 155 00:14:32,827 --> 00:14:35,830 ええ子や 156 00:14:35,830 --> 00:14:40,501 <この年 家光公は 幕藩体制の一層の確立のため> 157 00:14:40,501 --> 00:14:42,837 <精力的に動かれた> 158 00:14:42,837 --> 00:14:46,858 このたび 松平伊豆守信綱と 159 00:14:46,858 --> 00:14:50,161 阿部豊後守忠秋を老中とし 160 00:14:50,161 --> 00:14:52,830 それぞれ加増するものとする 161 00:14:52,830 --> 00:14:56,334 (松平)ははあ (忠秋)ははあ 162 00:14:56,334 --> 00:15:00,822 (虫の鳴き声) 163 00:15:00,822 --> 00:15:03,841 (稲葉)虫達は 164 00:15:03,841 --> 00:15:07,161 毎年 死んでは 次の虫が生まれ 165 00:15:07,161 --> 00:15:09,931 ああやって 秋の間 166 00:15:09,931 --> 00:15:13,317 鳴いては また死んでいくのだな 167 00:15:13,317 --> 00:15:17,321 (澤村)まこと 虫の一生は 168 00:15:17,321 --> 00:15:19,824 はかないもの 169 00:15:19,824 --> 00:15:22,824 羨ましいの 170 00:15:40,178 --> 00:15:42,814 正勝様 171 00:15:42,814 --> 00:15:47,819 某 前々より お聞きしたきことがござる 172 00:15:47,819 --> 00:15:50,488 何でござろう 173 00:15:50,488 --> 00:15:54,158 上様は 公方様となられたとき 174 00:15:54,158 --> 00:15:58,162 正勝様に 出家して お城を出てもよいと 175 00:15:58,162 --> 00:16:00,832 仰せになったと聞いております 176 00:16:00,832 --> 00:16:03,167 それを なぜ 177 00:16:03,167 --> 00:16:06,167 大奥に とどまられたか 178 00:16:10,241 --> 00:16:13,494 私は 179 00:16:13,494 --> 00:16:17,794 お二人の公方様に お仕え申した 180 00:16:18,916 --> 00:16:21,169 上様 181 00:16:21,169 --> 00:16:25,769 そして 今は亡き 上様のお父上と… 182 00:16:27,825 --> 00:16:32,497 お二人の公方様に 身も心も投げ出し 183 00:16:32,497 --> 00:16:35,097 お仕えした 184 00:16:36,167 --> 00:16:39,837 それが たとえ 185 00:16:39,837 --> 00:16:44,837 誰にも告げられぬ 役割であったとしても 186 00:16:51,165 --> 00:16:55,165 私の誇りでござる 187 00:16:57,171 --> 00:17:00,471 それを全うしたい 188 00:17:17,158 --> 00:17:19,827 徳子 189 00:17:19,827 --> 00:17:23,831 姫 待ちや~ 190 00:17:23,831 --> 00:17:27,835 徳子 待ちや! 191 00:17:27,835 --> 00:17:29,837 これ 192 00:17:29,837 --> 00:17:32,840 待ちや これこれこれ 193 00:17:32,840 --> 00:17:36,494 ほ~ら 捕まえた 194 00:17:36,494 --> 00:17:39,794 徳子が負けじゃ 195 00:17:45,820 --> 00:17:50,157 ああ… 姫は重うなった 196 00:17:50,157 --> 00:17:53,157 母のほうが降参じゃ 197 00:17:54,845 --> 00:17:57,815 はあ~ 198 00:17:57,815 --> 00:18:01,886 (笑い声) 199 00:18:01,886 --> 00:18:05,489 徳子 ちょっと一休みじゃ 200 00:18:05,489 --> 00:18:07,825 向こうに行っておれ 201 00:18:07,825 --> 00:18:11,125 (徳子姫)はい (乳母)まいりましょう 202 00:18:25,159 --> 00:18:28,813 有功 203 00:18:28,813 --> 00:18:32,483 なぜか分からぬが 204 00:18:32,483 --> 00:18:35,083 立てぬ 205 00:18:36,487 --> 00:18:39,156 わしを部屋へ 206 00:18:39,156 --> 00:18:42,456 そして ひそかに匙を呼べ 207 00:20:17,571 --> 00:20:20,858 <それから二ヵ月たっても> 208 00:20:20,858 --> 00:20:24,178 <家光公は 床に伏せられたままであった> 209 00:20:24,178 --> 00:20:26,213 わしは死ぬのか? 210 00:20:26,213 --> 00:20:28,833 めっそうもございませぬ 211 00:20:28,833 --> 00:20:30,851 季節の変わり目 212 00:20:30,851 --> 00:20:34,851 お疲れも たまっておいでのように お見受けいたします 213 00:20:45,850 --> 00:20:49,837 <家光公の病は 思いのほか重く> 214 00:20:49,837 --> 00:20:53,507 <様々な加持祈とうが行われしも> 215 00:20:53,507 --> 00:20:57,807 <一向に回復の兆しは 見られなかった> 216 00:20:58,829 --> 00:21:00,848 お夏 217 00:21:00,848 --> 00:21:04,848 わしは もう死ぬのであろう? 218 00:21:05,920 --> 00:21:08,839 皆 そう申しておるのであろう? 219 00:21:08,839 --> 00:21:11,842 (溝口)何を馬鹿なことを 仰せられます 220 00:21:11,842 --> 00:21:14,495 長子姫が悲しみましょうぞ 221 00:21:14,495 --> 00:21:17,848 人一倍 優しい姫でございますゆえ 222 00:21:17,848 --> 00:21:20,851 近頃 優しいだけでなく 223 00:21:20,851 --> 00:21:24,889 品格のようなものも出てきたと 乳母達も申します 224 00:21:24,889 --> 00:21:27,942 某も ひいき目でなく 225 00:21:27,942 --> 00:21:31,942 長子姫が 最も上様に 似ておられると思います 226 00:21:34,849 --> 00:21:37,168 お玉 227 00:21:37,168 --> 00:21:40,468 わしは死ぬのか? 228 00:21:42,840 --> 00:21:45,840 正直に申せ 229 00:21:48,829 --> 00:21:52,166 お気を 強く持たれませ 230 00:21:52,166 --> 00:21:55,186 ただの風邪と聞いております 231 00:21:55,186 --> 00:21:58,839 まだまだ 徳子姫様には 上様が必要やさかい→ 232 00:21:58,839 --> 00:22:03,494 まことに この頃の徳子姫様には 驚かされるのでございます 233 00:22:03,494 --> 00:22:06,280 生まれついての大器というか 234 00:22:06,280 --> 00:22:10,167 最も 上様のご気性を 受け継いでる気がしますのや 235 00:22:10,167 --> 00:22:14,171 お夏も同じようなことを 申しておったわ 236 00:22:14,171 --> 00:22:19,543 いや 長子姫様と徳子姫様は 全く異なるご気性 237 00:22:19,543 --> 00:22:22,847 そないなことは… もうよい 下がれ 238 00:22:22,847 --> 00:22:24,832 上様 239 00:22:24,832 --> 00:22:28,132 ご機嫌を損ねましたのなら お詫びいたします! 240 00:22:29,203 --> 00:22:32,203 わしは死ぬのであろう? 241 00:22:33,257 --> 00:22:37,857 有功 答えよ 242 00:23:03,837 --> 00:23:07,174 やはり そうか 243 00:23:07,174 --> 00:23:10,174 皆 嘘つきじゃ 244 00:23:11,845 --> 00:23:14,348 有功 245 00:23:14,348 --> 00:23:16,333 はい 246 00:23:16,333 --> 00:23:19,853 以前にも尋ねたが 247 00:23:19,853 --> 00:23:23,190 三人の姫のうち 248 00:23:23,190 --> 00:23:28,490 誰が この徳川を背負うべきか 249 00:23:31,849 --> 00:23:35,849 そなたは 徳子姫か? 250 00:23:36,837 --> 00:23:40,841 そもそも お玉は 251 00:23:40,841 --> 00:23:45,846 そなたの命により 側室となったゆえ 252 00:23:45,846 --> 00:23:49,446 そうであろう 253 00:23:53,837 --> 00:23:57,508 確かに 徳子姫は 254 00:23:57,508 --> 00:24:02,179 最も若い末子であるが 255 00:24:02,179 --> 00:24:07,479 なかなかの器量は持っておる 256 00:24:09,853 --> 00:24:12,853 畏れながら 上様 257 00:24:15,509 --> 00:24:18,178 申してみよ 258 00:24:18,178 --> 00:24:20,848 お父上の家光公も 259 00:24:20,848 --> 00:24:23,851 かつて 長幼の序にならって 260 00:24:23,851 --> 00:24:27,838 公方様となられたのでは ございませぬか 261 00:24:27,838 --> 00:24:33,494 もしも お生まれになった順序を ないがしろになされば 262 00:24:33,494 --> 00:24:36,794 争いを避けることはできませぬ 263 00:24:37,915 --> 00:24:41,215 千代姫ということだな 264 00:24:45,839 --> 00:24:48,839 分かった 265 00:25:05,509 --> 00:25:10,109 やり残したことが… 266 00:25:12,833 --> 00:25:16,833 あまたある 267 00:25:22,843 --> 00:25:26,680 上様は よくなさいました 268 00:25:26,680 --> 00:25:32,836 大奥の男達を 吉原へ 送り込まれたことがありましたな 269 00:25:32,836 --> 00:25:39,510 あのときは むごいことをすると 思ったものでございます 270 00:25:39,510 --> 00:25:44,832 しかし 伝右衛門が申しておりました 271 00:25:44,832 --> 00:25:51,832 おかげで 江戸市中に 小さい子供が増えたようだと 272 00:25:52,840 --> 00:25:55,843 上様のなされたこと 273 00:25:55,843 --> 00:25:59,343 きっと後世に残りましょう 274 00:26:17,548 --> 00:26:21,848 ありがとう 有功 275 00:26:26,507 --> 00:26:30,507 しかし 276 00:26:33,163 --> 00:26:38,763 わしは もともと いてはならぬ者なのだ 277 00:26:40,838 --> 00:26:46,176 わしの成したことが 278 00:26:46,176 --> 00:26:52,176 父上の名前を汚さねば それでよい 279 00:27:13,837 --> 00:27:17,508 千代 280 00:27:17,508 --> 00:27:21,161 長子 281 00:27:21,161 --> 00:27:25,161 徳子を呼んでくれぬか? 282 00:29:02,829 --> 00:29:05,832 有功様も 283 00:29:05,832 --> 00:29:11,132 徳子姫が公方様になられることを 望んではるとばかり… 284 00:29:12,923 --> 00:29:16,159 何でや 285 00:29:16,159 --> 00:29:19,159 何でや… 286 00:29:20,147 --> 00:29:22,816 玉栄 なら あのとき 287 00:29:22,816 --> 00:29:27,816 何で 上様との間に子をなせと 言わはったのでございます 288 00:29:29,489 --> 00:29:32,159 すまんかった 289 00:29:32,159 --> 00:29:36,813 あのときの私は ただただ 290 00:29:36,813 --> 00:29:40,484 我が身の分身のように 思うている そなたに 291 00:29:40,484 --> 00:29:43,820 自分にできんことを かなえてほしい一念で… 292 00:29:43,820 --> 00:29:46,840 有功様には 分かったはらへんのや 293 00:29:46,840 --> 00:29:50,928 親というものが どれだけ愚かしいものか 294 00:29:50,928 --> 00:29:54,164 有功様かて きっと ご自分のお子やったら 295 00:29:54,164 --> 00:29:57,464 公方様になってほしい 思わはるはずや 296 00:29:59,820 --> 00:30:02,823 そうかもしれんな 297 00:30:02,823 --> 00:30:06,226 しかし 私は 298 00:30:06,226 --> 00:30:09,826 人の親には なれへんかったさかい 299 00:30:12,499 --> 00:30:15,168 許せ 玉栄 300 00:30:15,168 --> 00:30:20,168 無用の争いを 避けるためや 301 00:30:56,977 --> 00:31:00,077 母上! 母上~ 302 00:31:04,151 --> 00:31:08,822 <この国のために 命を注ぎ込むように生きた> 303 00:31:08,822 --> 00:31:13,827 <女将軍・家光公は逝去された> 304 00:31:13,827 --> 00:31:16,830 <公文書には あくまで> 305 00:31:16,830 --> 00:31:23,830 <お父上の三代将軍 徳川家光公の死として記された> 306 00:31:26,156 --> 00:31:29,493 (輝綱)父上 下々の者まで 申しております 307 00:31:29,493 --> 00:31:33,530 伊豆守は なぜ 上様の後を追わぬのかと 308 00:31:33,530 --> 00:31:37,501 上様は遺言で 殉死を禁じられておる 309 00:31:37,501 --> 00:31:40,170 しかし 元六人衆のうち 310 00:31:40,170 --> 00:31:44,157 阿部重次様 堀田正盛様 お二人が お腹をめされました 311 00:31:44,157 --> 00:31:47,511 にもかかわらず なぜ老中である父上が… 312 00:31:47,511 --> 00:31:49,563 よいか 輝綱 313 00:31:49,563 --> 00:31:51,982 上様が逝ってしまわれた今 314 00:31:51,982 --> 00:31:54,835 わしには やるべきことがある 315 00:31:54,835 --> 00:31:57,838 上様は そのために六人衆を解き 316 00:31:57,838 --> 00:32:00,838 老中の力を強められたのだ 317 00:32:04,928 --> 00:32:07,814 輝綱 318 00:32:07,814 --> 00:32:11,814 死ぬほうが たやすいのだぞ 319 00:32:12,819 --> 00:32:16,840 <しかし ただ一人 ひそかに> 320 00:32:16,840 --> 00:32:21,440 <家光公に 殉死を許された者があった> 321 00:32:31,838 --> 00:32:35,838 正勝殿… 322 00:32:50,924 --> 00:32:54,494 あなたも また 323 00:32:54,494 --> 00:32:58,832 上様に恋をした 324 00:32:58,832 --> 00:33:01,932 一人であったか 325 00:33:20,921 --> 00:33:24,221 《(正則)父上》 326 00:33:37,821 --> 00:33:40,821 《正則》 327 00:33:49,499 --> 00:33:52,799 《お迎えにまいりました》 328 00:34:17,827 --> 00:34:21,815 (村瀬)穏やかなお顔じゃ→ 329 00:34:21,815 --> 00:34:25,315 ほほえんでおられる 330 00:34:33,994 --> 00:34:36,162 ≪(野乃)えい やあッ→ 331 00:34:36,162 --> 00:34:39,162 えいッ えい! 332 00:34:41,835 --> 00:34:44,838 えい やあッ 333 00:34:44,838 --> 00:34:47,838 えいッ えい! 334 00:34:48,825 --> 00:34:51,494 (雪)野乃 335 00:34:51,494 --> 00:34:54,147 今 そなたを見ていて 336 00:34:54,147 --> 00:34:58,001 若い頃の そなたの父上を思い出した 337 00:34:58,001 --> 00:35:00,301 よう似ておる 338 00:35:02,822 --> 00:35:06,493 そういえば 今朝方 私は 父上の夢を見ました 339 00:35:06,493 --> 00:35:08,495 お顔も知らぬはずですが 340 00:35:08,495 --> 00:35:12,495 一緒に兄上がいらしたので 父上と分かりました 341 00:35:13,850 --> 00:35:16,920 ≪(女中)殿様 奥方様→ 342 00:35:16,920 --> 00:35:19,823 ご公儀より お使いが 343 00:35:19,823 --> 00:35:24,160 実は まことに 申し訳なきことながら→ 344 00:35:24,160 --> 00:35:28,815 亡くなられた正勝様から 奥方・雪殿への文が→ 345 00:35:28,815 --> 00:35:32,819 今頃になって 見つかり申したので→ 346 00:35:32,819 --> 00:35:36,819 急ぎ お届けいたした 次第でござる 347 00:35:48,818 --> 00:35:53,818 これが 十七年前の文でございますか? 348 00:35:56,493 --> 00:35:59,829 それでは これにて 349 00:35:59,829 --> 00:36:02,882 あッ… あの! 350 00:36:02,882 --> 00:36:06,882 どうか このまま 351 00:36:45,809 --> 00:36:48,812 (野乃)父上は何と? 352 00:36:48,812 --> 00:36:52,482 あの朝のことを… 353 00:36:52,482 --> 00:36:55,482 あの朝? 354 00:36:56,920 --> 00:37:02,826 お別れした朝のことを 355 00:37:02,826 --> 00:37:06,426 謝っておいでじゃ 356 00:37:09,182 --> 00:37:13,486 「このように良き妻を…」と 357 00:37:13,486 --> 00:37:16,786 書いてある 358 00:37:17,841 --> 00:37:21,928 母上 やはり父上は 359 00:37:21,928 --> 00:37:25,228 生きておられたのですね 360 00:37:28,818 --> 00:37:31,818 いいえ 361 00:37:32,822 --> 00:37:36,493 きっと もう 362 00:37:36,493 --> 00:37:40,093 この世にはおられぬ 363 00:37:44,884 --> 00:37:47,487 父上は 364 00:37:47,487 --> 00:37:51,487 立派に使命を全うされたのです 365 00:38:02,502 --> 00:38:05,488 さあ ご公務が始まります 366 00:38:05,488 --> 00:38:08,788 早く支度を はい 367 00:39:47,557 --> 00:39:52,845 <次期将軍は 千代姫 改め 家綱様に決まり> 368 00:39:52,845 --> 00:39:56,833 <他二人の姫様は 同じ石高を得> 369 00:39:56,833 --> 00:39:59,836 <お城を出ることとなった> 370 00:39:59,836 --> 00:40:03,136 お庭方に手入れをさせよ はッ 371 00:40:30,483 --> 00:40:34,083 その姿を見るのは久しぶりや 372 00:40:36,489 --> 00:40:41,945 有功様も出家なさる ものやとばかり思うていました 373 00:40:41,945 --> 00:40:46,849 不思議やな ここへ連れてこられたときは 374 00:40:46,849 --> 00:40:51,149 あないに 僧侶に戻りたいと 思うてたというのに 375 00:40:53,222 --> 00:40:56,826 いつ お城を出られる? 376 00:40:56,826 --> 00:41:00,913 明日にございます そうか 377 00:41:00,913 --> 00:41:04,851 もう徳子姫様にも お会いできなくなるのやな 378 00:41:04,851 --> 00:41:08,838 いや もう姫ではなかったな 379 00:41:08,838 --> 00:41:14,827 はい 元服し 綱吉と名を改めました 380 00:41:14,827 --> 00:41:18,898 良い名や おめでとう 381 00:41:18,898 --> 00:41:22,898 ありがとうございます 382 00:41:40,870 --> 00:41:48,170 ずっと 有功様のおそばにて 離れまいと思うていました 383 00:41:49,512 --> 00:41:53,583 こないな日が来るとは… 384 00:41:53,583 --> 00:41:55,818 しかし 385 00:41:55,818 --> 00:42:00,823 綱吉様を一人にするわけには まいりませぬゆえ 386 00:42:00,823 --> 00:42:03,843 お許しくださいませ 387 00:42:03,843 --> 00:42:07,497 私こそ 許せ 玉栄 388 00:42:07,497 --> 00:42:11,150 そなたを 亡き上様のおそばに侍らせた上 389 00:42:11,150 --> 00:42:15,488 結局 長幼の序をもって 家綱様を推した私を… 390 00:42:15,488 --> 00:42:17,507 ええのです 391 00:42:17,507 --> 00:42:22,829 有功様のなさることは 私は全て 392 00:42:22,829 --> 00:42:25,832 もう ええのです 393 00:42:25,832 --> 00:42:29,318 それに 394 00:42:29,318 --> 00:42:35,418 将軍の父となるという 途方もない ええ夢を見ました 395 00:42:37,910 --> 00:42:43,166 お別れにございます 有功様 396 00:42:43,166 --> 00:42:45,318 うん 397 00:42:45,318 --> 00:42:48,318 お体をご自愛くださいませ 398 00:42:49,322 --> 00:42:53,822 そなたも 綱吉様も… 399 00:43:07,173 --> 00:43:09,773 玉栄! 400 00:43:12,829 --> 00:43:17,829 ありがとう 玉栄 401 00:43:20,837 --> 00:43:24,173 そなたがいたからこそ 402 00:43:24,173 --> 00:43:28,473 私は 大奥で今日まで… 403 00:43:33,166 --> 00:43:35,766 ありがとう 404 00:44:17,160 --> 00:44:21,497 《(玉栄)若様 若様! 江戸城が見えてまいりました》 405 00:44:21,497 --> 00:44:25,585 《(春日)あなた様には 江戸城 大奥へ入っていただきます》 406 00:44:25,585 --> 00:44:27,503 《「はい」と言え!》 407 00:44:27,503 --> 00:44:30,173 《大奥に息を潜め 生きてるわけではないぞ》 408 00:44:30,173 --> 00:44:32,175 《それは大間違いや!》 409 00:44:32,175 --> 00:44:35,161 《上様のほうが お似合いでございます》 410 00:44:35,161 --> 00:44:38,531 《いい加減 引き際ぐらい 心得られよ 見苦しい!》 411 00:44:38,531 --> 00:44:40,566 《そんな腑抜けは死ねばよい!》 412 00:44:40,566 --> 00:44:42,502 《殺してください》 413 00:44:42,502 --> 00:44:46,802 《あなたは 美しゅうなられた》 414 00:44:47,824 --> 00:44:52,424 《何と遠くまで 来てしまったことかのう…》 415 00:44:54,914 --> 00:44:58,514 《有功…》 416 00:45:00,503 --> 00:45:04,824 《あの約束を覚えているか?》 417 00:45:04,824 --> 00:45:08,828 《わしが はらめぬときは》 418 00:45:08,828 --> 00:45:12,248 《一緒に死んでくれと…》 419 00:45:12,248 --> 00:45:16,836 《はい 私の心は》 420 00:45:16,836 --> 00:45:20,836 《あのときと 全く変わってはおりませぬ》 421 00:45:24,493 --> 00:45:28,793 《ようやく そのときが来たの》 422 00:45:57,827 --> 00:46:00,427 《上様》 423 00:46:01,831 --> 00:46:04,166 《有功…》 424 00:46:04,166 --> 00:46:06,836 《はい》 425 00:46:06,836 --> 00:46:13,136 《やはり 駄目だ》 426 00:46:15,845 --> 00:46:20,145 《そなたは生きよ》 427 00:46:21,150 --> 00:46:26,839 《千代が四代将軍となったとき》 428 00:46:26,839 --> 00:46:32,495 《そなた以外》 429 00:46:32,495 --> 00:46:37,795 《父親代わりの後見は思いつかぬ》 430 00:46:39,869 --> 00:46:43,506 《千代のために》 431 00:46:43,506 --> 00:46:47,806 《いや…》 432 00:46:51,847 --> 00:46:55,847 《わしのために生きよ》 433 00:46:57,820 --> 00:47:02,491 《亡き後も》 434 00:47:02,491 --> 00:47:07,491 《わしのためだけに…》 435 00:47:10,816 --> 00:47:13,816 《はい》 436 00:47:21,827 --> 00:47:25,827 《有功》 437 00:47:27,883 --> 00:47:31,883 《好きだったぞ》 438 00:47:32,822 --> 00:47:37,827 《たとえ 体のつながりがなくとも》 439 00:47:37,827 --> 00:47:42,827 《だからこそ》 440 00:47:45,818 --> 00:47:51,924 《そなたは 他の誰とも違う》 441 00:47:51,924 --> 00:47:58,224 《わしにとっての特別であった》 442 00:48:12,495 --> 00:48:17,500 《これで よかったのだな》 443 00:48:17,500 --> 00:48:22,100 《わしと そなたとは…》 444 00:48:26,158 --> 00:48:29,158 《はい》 445 00:49:32,858 --> 00:49:37,858 《有功… 有功》 446 00:49:46,839 --> 00:49:49,839 上様 447 00:50:00,903 --> 00:50:03,839 あのね 有功 448 00:50:03,839 --> 00:50:07,839 有功と すごろくをしたい 449 00:50:22,158 --> 00:50:24,758 痛い… 450 00:50:26,829 --> 00:50:30,129 有功 痛い 451 00:50:34,837 --> 00:50:39,842 <春日局様 あなた様は> 452 00:50:39,842 --> 00:50:44,496 <この国が滅びると仰せになった> 453 00:50:44,496 --> 00:50:48,167 <ですが 春日局様> 454 00:50:48,167 --> 00:50:52,767 <ですが 春日局様…> 455 00:50:53,822 --> 00:50:56,825 よろしいか? では… 456 00:50:56,825 --> 00:50:59,825 (鈴の音) 457 00:51:02,831 --> 00:51:08,831 <私は この国はまだ 滅びぬような気がするのです> 458 00:51:09,905 --> 00:51:15,005 上様の おなーりー!