1 00:00:02,069 --> 00:02:41,061 ♬~ 2 00:03:04,785 --> 00:03:07,487 ⚟行き倒れだ~! 3 00:03:11,124 --> 00:03:13,060 沢で倒れておった。 4 00:03:13,060 --> 00:03:16,797 死んでるのか? まだ 息はある! 5 00:03:16,797 --> 00:03:18,732 すごい熱だ! 6 00:03:18,732 --> 00:03:21,034 土地の者じゃねえようだな。 7 00:03:24,137 --> 00:03:26,807 (助左)お仙! お仙! 8 00:03:26,807 --> 00:03:29,142 お仙! どうして こんな所へ!? 9 00:03:29,142 --> 00:03:32,479 水だ 水だ! 早く! 水 持ってきてくれ 早く! お仙! 10 00:03:32,479 --> 00:03:36,783 おい! おい! お仙! 11 00:03:49,029 --> 00:03:53,767 (お仙)善住坊が…。 善住坊? 12 00:03:53,767 --> 00:03:58,472 善住坊が どうした? お仙。 夢でも見てるのか? 13 00:04:02,109 --> 00:04:07,781 助左! 善住坊が 堺へ帰ってきたんだ! 14 00:04:07,781 --> 00:04:11,118 善住坊は 加賀国だ。 堺へなど来るはずがない。 15 00:04:11,118 --> 00:04:14,988 鉄砲と硝薬を買いに来たんだって。 鉄砲を? 16 00:04:14,988 --> 00:04:18,792 加賀の門徒衆に頼まれて。 17 00:04:18,792 --> 00:04:21,128 なんと無謀な…。 18 00:04:21,128 --> 00:04:25,799 お前が堺へいると思って 帰ってきたんだね。 19 00:04:25,799 --> 00:04:30,470 それを わざわざ知らせに来てくれたのかい。 20 00:04:30,470 --> 00:04:33,373 私一人じゃ 何もできないだろ。 21 00:04:33,373 --> 00:04:38,145 あいつには ぬしだけが頼りだから。 22 00:04:38,145 --> 00:04:43,483 慣れない道を かぼそい女の足で➡ 23 00:04:43,483 --> 00:04:45,819 よく ここまで訪ねてきてくれた。 24 00:04:45,819 --> 00:04:49,689 堺へ帰ってきてくれるね? 25 00:04:49,689 --> 00:04:53,493 帰る。 すぐに帰る。 26 00:04:53,493 --> 00:05:12,979 ♬~ 27 00:05:12,979 --> 00:05:15,749 <天正4年。➡ 28 00:05:15,749 --> 00:05:18,652 この年の4月より 織田信長は➡ 29 00:05:18,652 --> 00:05:23,957 摂津石山本願寺の包囲作戦を 開始している> 30 00:05:26,126 --> 00:05:31,998 <石山本願寺の本山は 今の大坂城跡である。➡ 31 00:05:31,998 --> 00:05:40,473 信長は 明智光秀 荒木村重 細川藤孝 原田直政の諸将を投入して➡ 32 00:05:40,473 --> 00:05:44,144 大坂への陸路を断ち切った。➡ 33 00:05:44,144 --> 00:05:49,015 しかし 本願寺には なお 海が開いている。➡ 34 00:05:49,015 --> 00:05:55,488 本願寺門徒軍1万余に 紀州熊野と雑賀の鉄砲隊が加わって➡ 35 00:05:55,488 --> 00:06:01,094 木津川河口から水路沿いに 盤石の防衛ラインが引かれた。➡ 36 00:06:01,094 --> 00:06:03,997 海上から本願寺への補給ルートは➡ 37 00:06:03,997 --> 00:06:09,302 毛利輝元の率いる 日本最強の水軍が引き受けていた> 38 00:06:11,104 --> 00:06:15,775 <5月の総攻撃では 信長軍の3,000丁の鉄砲隊と➡ 39 00:06:15,775 --> 00:06:20,447 雑賀の5,000丁の鉄砲隊が 壮烈な射撃戦を展開し➡ 40 00:06:20,447 --> 00:06:26,786 結果は 本願寺が信長を撃退する。➡ 41 00:06:26,786 --> 00:06:30,123 織田方では 原田直政が戦死。➡ 42 00:06:30,123 --> 00:06:34,461 最前線で指揮を執っていた信長も 足に銃弾を受けるという➡ 43 00:06:34,461 --> 00:06:38,798 すさまじい一戦であった。➡ 44 00:06:38,798 --> 00:06:43,136 そして 7月には 大坂湾の制海権をかけて➡ 45 00:06:43,136 --> 00:06:47,807 大船10艘と小舟数百艘から成る 信長の水軍が➡ 46 00:06:47,807 --> 00:06:52,679 毛利水軍600艘の大船団と激突する。➡ 47 00:06:52,679 --> 00:06:57,150 しかし ここでも 毛利水軍の巧みな戦術の前に➡ 48 00:06:57,150 --> 00:07:02,155 信長の水軍は 完膚なきまでの敗北を喫した> 49 00:07:28,782 --> 00:07:34,454 (善住坊)わしゃ 女子に殺される卦が 出ていると言っていたな。 50 00:07:34,454 --> 00:07:42,329 それも 天文19年 戌年生まれの女だと。 51 00:07:42,329 --> 00:07:48,001 まあ いいや。 織田方の役人に捕まって 首をはねられるよりは➡ 52 00:07:48,001 --> 00:07:52,305 いっそ 女子の手にかかって果てた方が ましじゃ。 53 00:07:55,141 --> 00:07:59,479 ⚟善住坊。 あれは…。 54 00:07:59,479 --> 00:08:03,183 ⚟善住坊は おるか? 助左! 55 00:08:06,086 --> 00:08:08,088 (数珠の音) 56 00:08:11,958 --> 00:08:20,433 ♬~ 57 00:08:20,433 --> 00:08:23,136 (数珠の音) 58 00:08:32,779 --> 00:08:36,082 (奇妙な鳥の鳴き声) 59 00:08:39,452 --> 00:08:41,388 (奇妙な鳥の鳴き声) 60 00:08:41,388 --> 00:08:54,467 ♬~ 61 00:08:54,467 --> 00:08:57,137 (梢)善住坊! 62 00:08:57,137 --> 00:08:59,072 風魔か。 63 00:08:59,072 --> 00:09:03,410 (風魔)信長公狙撃の下手人 杉谷善住坊だ。 64 00:09:03,410 --> 00:09:05,345 なぜ捕らえた。 65 00:09:05,345 --> 00:09:10,283 兼久に家督を譲らせよという 家康公の仰せだ。 66 00:09:10,283 --> 00:09:17,590 宗久は退かせ 今井の大元方の座に 兼久を据えるのだ。 67 00:09:21,761 --> 00:09:23,696 熱い…。 68 00:09:23,696 --> 00:09:25,632 フッフッフ…。 69 00:09:25,632 --> 00:09:32,338 センソの丸薬をのませたので 3日ほどは 熱で 腰も立たぬよ。 70 00:10:03,369 --> 00:10:05,338 (兼久)善住坊…。 71 00:10:05,338 --> 00:10:08,341 南の長屋の門の前に 行き倒れておりました。 72 00:10:08,341 --> 00:10:10,810 ひどい熱を出しておりましたので➡ 73 00:10:10,810 --> 00:10:13,713 ひとまず 私の部屋に担ぎ込みました。 74 00:10:13,713 --> 00:10:18,485 ほかに見た者は。今のところは 誰にも気付かれておりません。 75 00:10:18,485 --> 00:10:21,788 決して漏らすな。 はい。 76 00:10:23,356 --> 00:10:26,359 まだ生きていたのか。 77 00:10:26,359 --> 00:10:30,096 堺に… しかも この今井に 何をしに来たっていうんだ。 78 00:10:30,096 --> 00:10:33,500 助左を訪ねてきたのでございましょうか。 79 00:10:33,500 --> 00:10:39,205 助左が まだ ここで奉公していると思って 来たのかな。 80 00:10:41,174 --> 00:10:43,843 善住坊。 81 00:10:43,843 --> 00:10:46,846 善住坊 俺が誰だか分かるか? 82 00:10:48,515 --> 00:10:51,417 ヒィ…! 騒ぐな。 83 00:10:51,417 --> 00:10:55,388 ここは…! ここは どこじゃ!? 84 00:10:55,388 --> 00:10:58,691 おいおい 善住坊 落ち着け。 85 00:11:15,475 --> 00:11:18,478 お仙 先に行くぞ! 86 00:11:29,822 --> 00:11:32,158 善住坊。 87 00:11:32,158 --> 00:11:34,160 善住…。 88 00:11:35,828 --> 00:11:38,831 おい 善住坊! 戻ってきたぞ! 89 00:11:47,440 --> 00:11:51,377 (宗久) 家督を譲って わしに隠居しろとは➡ 90 00:11:51,377 --> 00:11:56,516 ぬしにも似合わぬ頼もしいことを 言うてくれるではないか。 91 00:11:56,516 --> 00:12:00,119 手前は 本気でございます。 92 00:12:00,119 --> 00:12:05,792 今井の身代はな… ぬしに譲る気はない。 93 00:12:05,792 --> 00:12:08,127 わしが いかに気前がよくとも➡ 94 00:12:08,127 --> 00:12:11,798 銭を溝に捨てるような ばかなまねはせぬよ。 95 00:12:11,798 --> 00:12:16,669 それでも 今井を潰してしまわれるよりは 利口ではございませぬか。 96 00:12:16,669 --> 00:12:21,474 家督を譲らねば この今井が潰れるというのか。 97 00:12:21,474 --> 00:12:23,476 そのとおりで。 98 00:12:26,813 --> 00:12:30,483 ぬしは 何か たくらんでおるな。 99 00:12:30,483 --> 00:12:32,819 はい。 100 00:12:32,819 --> 00:12:35,722 言うてみよ。 101 00:12:35,722 --> 00:12:39,025 善住坊が舞い戻ってまいりました。 102 00:12:48,167 --> 00:12:53,840 <この日 安土の普請場から 美緒が帰ってきた> 103 00:12:53,840 --> 00:12:56,509 (美緒)ただいま帰りました。 104 00:12:56,509 --> 00:13:00,380 おう。 女だてらに 安土と堺の行ったり来たり➡ 105 00:13:00,380 --> 00:13:02,315 ご苦労だのう。 106 00:13:02,315 --> 00:13:05,785 お前様も お変わりがないようで。 107 00:13:05,785 --> 00:13:10,657 な~に 変わるさ。 今に きっと変えてみせる。 108 00:13:10,657 --> 00:13:15,461 何やら いつになく お元気そう…。 ああ。 109 00:13:15,461 --> 00:13:20,333 加賀国より 無二の朋輩が 訪ねてきてくれてのう。 110 00:13:20,333 --> 00:13:25,805 うん。 それが うれしくてな。 111 00:13:25,805 --> 00:13:29,142 加賀国よりのご朋輩とは…。 112 00:13:29,142 --> 00:13:32,812 善住坊が舞い戻ってきた。 113 00:13:32,812 --> 00:13:37,150 親父殿に 家督を譲らねば 善住坊を代官所に突き出すと➡ 114 00:13:37,150 --> 00:13:39,452 脅してやった。 115 00:13:41,487 --> 00:13:44,190 どう出ると思う? 116 00:13:54,500 --> 00:13:56,836 ⚟(宗久)美緒か…。 117 00:13:56,836 --> 00:14:00,440 ⚟はい。 ただいま 立ち帰りました。 118 00:14:00,440 --> 00:14:03,109 兼久に会うたか。 119 00:14:03,109 --> 00:14:05,044 ⚟はい。 120 00:14:05,044 --> 00:14:09,348 あやつ 親をゆすりにかけおった。 121 00:14:11,784 --> 00:14:15,655 ⚟(宗久)安土での普請は つつがないか。 122 00:14:15,655 --> 00:14:21,127 今も ご天主の石垣積みが 続けられておりますが➡ 123 00:14:21,127 --> 00:14:24,997 殊に先頃では 蛇石という巨石を➡ 124 00:14:24,997 --> 00:14:29,802 1万余人もの人夫が 昼夜3日がかりで 山頂に引き上げるという➡ 125 00:14:29,802 --> 00:14:32,472 大作業がございまして➡ 126 00:14:32,472 --> 00:14:37,143 改めて 安土のお城の大きさに 目をみはる思いでございました。 127 00:14:37,143 --> 00:14:43,015 うん…。 長浜の青瓦も 順調に焼き上がっておるか。 128 00:14:43,015 --> 00:14:48,755 ⚟はい。 助左が よくやってくれますので。 129 00:14:48,755 --> 00:14:54,160 助左を手放したのは わしの一生の不覚だった。 130 00:14:54,160 --> 00:14:56,829 やつは変わりはないか。 131 00:14:56,829 --> 00:15:04,637 長浜から来た瓦工の話では 助左も 堺に来ている由にございます。 132 00:15:04,637 --> 00:15:08,775 ⚟(宗久)それは おおかた 善住坊に会いに来たのだろう。 133 00:15:08,775 --> 00:15:13,446 美緒 手間だが 善住坊を捜し出してくれぬか。 134 00:15:13,446 --> 00:15:17,116 おおかた この屋敷内のどこかにいるはずだ。 135 00:15:17,116 --> 00:15:21,821 突き止めたらな わしに知らせてくれ。 136 00:15:24,991 --> 00:15:27,293 かしこまりました。 137 00:16:27,453 --> 00:16:30,122 なぜ 戻ってきたの。 138 00:16:30,122 --> 00:16:32,425 美緒様…。 139 00:17:07,426 --> 00:17:11,430 ⚟(善住坊)助左! 助左! 140 00:17:13,299 --> 00:17:17,103 (善住坊)助左…。 善住坊! 141 00:17:23,776 --> 00:17:27,446 よかった! 善住坊 心配したぞ! 142 00:17:27,446 --> 00:17:32,785 堺の南北 捜し歩いたが 見つからん。 どこ うろつき歩いてたんだ。 おい! 143 00:17:32,785 --> 00:17:35,087 それがの…。 144 00:17:39,458 --> 00:17:44,330 御寮様…。 美緒様に助けていただいた。 145 00:17:44,330 --> 00:17:47,033 何かあったのか? 146 00:17:51,470 --> 00:17:55,808 代官所に 露見してしまったんでございましょうか。 147 00:17:55,808 --> 00:17:58,477 事情は 後で聞かれたらよい。 148 00:17:58,477 --> 00:18:04,083 とにかく 今は 一刻も早く この堺を逃れた方が無難でしょう。 149 00:18:04,083 --> 00:18:08,754 美緒様… このとおりでございます。 150 00:18:08,754 --> 00:18:16,095 おやめなさい! 礼など言われても 恥じ入るばかりです。 151 00:18:16,095 --> 00:18:18,397 許してください。 152 00:18:31,644 --> 00:18:34,647 もう会えんかと思ったんだ。 153 00:18:36,782 --> 00:18:40,486 ぬしも変わらんのう。 154 00:19:04,410 --> 00:19:10,082 お望みの堺銃と硝石 小西様の店で融通してもらってきた。 155 00:19:10,082 --> 00:19:12,385 (善住坊)すまん。 156 00:19:25,097 --> 00:19:30,436 これで 加賀の門徒衆にも顔が立つ。 恩が返せる。 157 00:19:30,436 --> 00:19:33,339 さあ 何はともあれ 互いの無事を祝おうよ。 158 00:19:33,339 --> 00:19:35,341 そうだ そうだ。 159 00:19:39,779 --> 00:19:42,448 むやみをしおって…。 160 00:19:42,448 --> 00:19:46,318 國友村の鉄砲は 秀吉様に押さえられとるし➡ 161 00:19:46,318 --> 00:19:50,322 頼まれれば わしとて 堺へ来るしかのうてな…。 162 00:19:50,322 --> 00:19:52,792 お人よしだよ ぬしは。 163 00:19:52,792 --> 00:19:56,662 われらも 人のことは言えん。 そりゃそうだけど。 164 00:19:56,662 --> 00:19:58,664 さあ! 165 00:20:00,466 --> 00:20:03,803 息災で よかったな。 166 00:20:03,803 --> 00:20:06,706 また迷惑かけたのう。 167 00:20:06,706 --> 00:20:10,709 今更 何言うんじゃ。 飲もう! 168 00:20:16,382 --> 00:20:20,152 あ~ しみる! 極楽だ。 169 00:20:20,152 --> 00:20:24,023 さあ いくらでも おあけ。 熱は まだあるんだろう。 170 00:20:24,023 --> 00:20:28,494 助左に会うたら 熱など吹き飛んだ。 (笑い声) 171 00:20:28,494 --> 00:20:31,397 それにしても 兼久は鬼だ。 172 00:20:31,397 --> 00:20:35,167 善住坊をおとりにして 親から 家督をぶんどろうなんて➡ 173 00:20:35,167 --> 00:20:37,837 はあ… あさましや あさましや。 174 00:20:37,837 --> 00:20:42,174 兼久様の追っ手は来ないだろうか。 175 00:20:42,174 --> 00:20:47,046 今井には 御寮様もいる。 それに 大元様も味方だ。 176 00:20:47,046 --> 00:20:54,754 その上 今井には 安土城の天主閣用の瓦を 俺の窯場から納めているんだ。 177 00:20:54,754 --> 00:20:59,525 だから いざとなりゃ その瓦を盾に ぬしの命を守ることもできるんだ。 178 00:20:59,525 --> 00:21:02,428 何も心配いらん。 頼もしくなったんだね おぬし。 179 00:21:02,428 --> 00:21:04,363 ありがたいな。 180 00:21:04,363 --> 00:21:06,799 稼いでいるんじゃないか。 181 00:21:06,799 --> 00:21:10,136 稼いでいるんじゃないか 呂宋へ渡る船を買うために。 182 00:21:10,136 --> 00:21:13,472 ぬしにも約束したじゃろうが。 183 00:21:13,472 --> 00:21:17,343 夢に見るんだ 毎晩 欠かさず。 184 00:21:17,343 --> 00:21:19,345 早く行きたいな。 185 00:21:19,345 --> 00:21:24,116 行きたいとも。 また 浜の市に出て➡ 186 00:21:24,116 --> 00:21:29,021 今度は もうちょっと まともなものを売ってみたい。 187 00:21:29,021 --> 00:21:35,728 ガキどもと魚取りもしたい。 稲刈りもしたい。 188 00:21:35,728 --> 00:21:40,499 わしらがつくった家は まだ建っているかな? 189 00:21:40,499 --> 00:21:45,371 ああ 建ってるとも。 村の人たちが守ってくれているよ。 190 00:21:45,371 --> 00:21:49,842 マリキッドも 大きくなってるだろうな。 191 00:21:49,842 --> 00:21:53,512 もう 見分けがつかんかもしれんな。 192 00:21:53,512 --> 00:21:59,185 ラカンドーラ ハギビス… みんな 懐かしい。 193 00:21:59,185 --> 00:22:02,087 ノーラは? えっ…。 194 00:22:02,087 --> 00:22:04,790 嫁さんだろ ぬしの。 195 00:22:04,790 --> 00:22:08,661 ノーラ…。 196 00:22:08,661 --> 00:22:11,130 悪いこと思い出させたかね。 197 00:22:11,130 --> 00:22:14,033 いや 思い出すことが いっぱいありすぎるんだよ こいつ。 198 00:22:14,033 --> 00:22:18,037 で 胸がいっぱいになってしまって 呂宋のことについちゃあね。 199 00:22:21,473 --> 00:22:25,811 五右衛門 どうしてる? 200 00:22:25,811 --> 00:22:28,480 全く行方が分からん。 201 00:22:28,480 --> 00:22:31,817 呂宋には あいつも連れていきたいがのう。 202 00:22:31,817 --> 00:22:37,690 うん この春 高槻の復活祭に行ったっきり 戻ってこんのだ。 203 00:22:37,690 --> 00:22:42,461 まだ モニカ様を捜して歩いてるのかね。 204 00:22:42,461 --> 00:22:51,170 分からん。 何しろ 一旦 はぐれてしまえば 生死も定かならぬ世の中だから。 205 00:22:51,170 --> 00:22:54,073 戻ってくる。 来る。 206 00:22:54,073 --> 00:22:57,042 ぬしが大船を買って 呂宋へ乗り出すまでには➡ 207 00:22:57,042 --> 00:23:00,446 きっと戻ってくるとも。 208 00:23:00,446 --> 00:23:06,785 あいつは 呂宋には未練があるんだ。 ついてこないわけはないさ。 209 00:23:06,785 --> 00:23:09,088 シ~ッ! 人がいる! 210 00:23:12,124 --> 00:23:16,829 いざとなったら 川の中へ飛び込め。 うん。 211 00:23:21,467 --> 00:23:24,136 兼久様! 212 00:23:24,136 --> 00:23:28,474 フフ…。 湯屋の女たちと鬼ごっこをしてるんだ。 213 00:23:28,474 --> 00:23:32,344 見つかるまでの夕涼みさ。 ハッハッハ…。 214 00:23:32,344 --> 00:23:35,347 おい 善住坊! 215 00:23:35,347 --> 00:23:37,816 やっ! あっ! 216 00:23:37,816 --> 00:23:40,819 おい 大丈夫か! 善住坊! 善住坊! 217 00:23:43,689 --> 00:23:47,159 ハッハッハッハ! 人をいたぶるのも いいかげんになさいまし 兼久様! 218 00:23:47,159 --> 00:23:52,498 助左! ぬしは 安土や長浜辺りでは 大層な羽振りだそうだな。 219 00:23:52,498 --> 00:23:55,401 せっかくの出世も 帳消しじゃないか。 220 00:23:55,401 --> 00:23:59,371 どうして こんな おせっかいをするんだ? じっくりと教えてくれぬか。 221 00:23:59,371 --> 00:24:03,776 あなた様には 我らの言葉は通じますまい! 222 00:24:03,776 --> 00:24:09,114 (兼久)そう すげなく見限るなよ。 善住坊! 223 00:24:09,114 --> 00:24:13,819 ぬしをおとりにする戦法は もうやめた。 どこなりと行け。 224 00:24:15,454 --> 00:24:20,326 己の女房殿に裏切られては この戦も 勝ち目はないわ。 225 00:24:20,326 --> 00:24:22,328 もう 邪魔はせぬ。 226 00:24:22,328 --> 00:24:28,334 信長狙撃の下手人は いまだ不明のまま。 今更 密告する者もいまい。 227 00:24:34,473 --> 00:24:37,376 達者で暮らせ。 228 00:24:37,376 --> 00:24:39,345 大元様に お伝えくださいまし。 229 00:24:39,345 --> 00:24:43,482 昔 大元様が 北ノ庄村の女に産ませた 桔梗という子は➡ 230 00:24:43,482 --> 00:24:49,188 今は 加賀国の一向宗の寺で 健やかに お育ちでございますと。 231 00:24:50,823 --> 00:24:55,828 この善住坊が 育ててまいったのでございます。 232 00:25:03,402 --> 00:25:05,704 伝えよう 確かに。 233 00:25:07,306 --> 00:25:10,109 (湯女)兼久様 見つけた! 234 00:25:10,109 --> 00:25:12,444 あっ これは しもうた! 235 00:25:12,444 --> 00:25:14,380 (湯女)兼久様~!(兼久)油断した~。 ハッハッハ! 236 00:25:14,380 --> 00:25:17,116 どこにいらしたの? いや~ 油断した 油断した。 237 00:25:17,116 --> 00:25:20,986 こら こら こら こら… 引っ張るな。 分かった 分かった 分かった。 238 00:25:20,986 --> 00:25:28,293 (兼久たちの騒ぐ声) 239 00:26:29,688 --> 00:26:36,462 長浜の羽柴秀吉様のもとへお届けする 鉄砲と硝薬でございます。 240 00:26:36,462 --> 00:26:38,764 関札も このとおり。 241 00:26:42,134 --> 00:26:44,803 どうぞ おあらためください。 242 00:26:44,803 --> 00:26:46,738 荷駄に用はない。 243 00:26:46,738 --> 00:26:49,675 杉谷善住坊というのは どっちだ! 244 00:26:49,675 --> 00:26:52,144 信長公狙撃の下手人として 召し捕る! 245 00:26:52,144 --> 00:26:54,480 逃げろ! 246 00:26:54,480 --> 00:26:57,382 ♬~ 247 00:26:57,382 --> 00:27:00,285 逃げろ! おい 逃げろ! 248 00:27:00,285 --> 00:27:11,964 ♬~ 249 00:27:11,964 --> 00:27:15,100 逃がすな~! 250 00:27:15,100 --> 00:27:17,436 逃げろ 早く! 逃げろ! 251 00:27:17,436 --> 00:27:20,105 逃げろ! 早く 逃げろ! 252 00:27:20,105 --> 00:27:51,069 ♬~ 253 00:27:51,069 --> 00:27:54,806 善住坊 逃げろ! 254 00:27:54,806 --> 00:27:58,143 善住坊~! 255 00:27:58,143 --> 00:28:01,046 誰が裏切った!? 256 00:28:01,046 --> 00:28:03,749 善住坊が 代官所に追われている? 257 00:28:03,749 --> 00:28:06,652 お前様が密告なさいましたね? 258 00:28:06,652 --> 00:28:10,422 わしは知らぬ。 おとぼけになりますのか。 259 00:28:10,422 --> 00:28:15,761 本当に知らぬ。 お前様のほかに 誰が密告などいたします。 260 00:28:15,761 --> 00:28:19,097 信長公の狙撃者が 善住坊であることを知っているのは➡ 261 00:28:19,097 --> 00:28:23,769 お前様と私と助左と父上の4人きりです。 262 00:28:23,769 --> 00:28:25,704 父上様に お知らせしてきます。 263 00:28:25,704 --> 00:28:28,640 父上は留守だ。 264 00:28:28,640 --> 00:28:31,343 今 代官所だよ。 265 00:28:33,779 --> 00:28:36,481 先手を打たれたな。 266 00:28:38,450 --> 00:28:41,453 父上様が…!? 267 00:28:44,623 --> 00:28:49,461 (宗久)この軍船は 幅7間 長さ13間。➡ 268 00:28:49,461 --> 00:28:54,800 船といたしましては まことに 不格好なものでござりまするが➡ 269 00:28:54,800 --> 00:29:00,606 それと申しまするのも 大筒3門 長鉄砲多数 搭載いたすために➡ 270 00:29:00,606 --> 00:29:03,609 かくなる不格好な形に相なりました。 271 00:29:03,609 --> 00:29:10,749 船と申すよりも むしろ 海に浮かぶ砦と お考えあってしかるべきだと存じます。 272 00:29:10,749 --> 00:29:13,652 (友閑)海に浮かぶ砦…。 はい。 273 00:29:13,652 --> 00:29:18,423 この大船を 6艘 造りまして 木津川河口より攻め入れば➡ 274 00:29:18,423 --> 00:29:23,295 毛利の水軍も なかなかに近づけぬかと 存じまするが。 275 00:29:23,295 --> 00:29:27,432 形の奇っ怪さも さることながら➡ 276 00:29:27,432 --> 00:29:32,771 果たして 鉄張りの船が 海に浮くものでござろうか。 277 00:29:32,771 --> 00:29:35,674 堺の船大工をはじめ➡ 278 00:29:35,674 --> 00:29:41,446 明 南蛮の職人の衆知を集めて 練り上げましたものでございます。 279 00:29:41,446 --> 00:29:49,121 この図面 熊野水軍の九鬼嘉隆様の ご検分の後に ご同意を得ました暁には➡ 280 00:29:49,121 --> 00:29:54,459 九鬼様の差配に従いまして 造船を始めたいと思います。 281 00:29:54,459 --> 00:29:59,331 もとより 費用は この今井が担当いたします。 282 00:29:59,331 --> 00:30:04,136 友閑殿より この由 上様はじめ九鬼様に➡ 283 00:30:04,136 --> 00:30:08,807 よろしゅう お取り次ぎを願いたいと 存じまするが。 284 00:30:08,807 --> 00:30:12,678 上様のお喜びになる顔が 目に浮かびます。 285 00:30:12,678 --> 00:30:16,148 手前の手柄にもなる ありがたいお話。 286 00:30:16,148 --> 00:30:19,818 いつに変わらぬご忠勤 痛み入り申す。 287 00:30:19,818 --> 00:30:26,158 早速 お引き受けくださりまして 祝着に存じます。 288 00:30:26,158 --> 00:30:30,028 時に 昨日のお話だが…。 はい。 289 00:30:30,028 --> 00:30:37,169 ご指摘の杉谷善住坊なる男 当方の内偵によれば➡ 290 00:30:37,169 --> 00:30:41,840 信長公狙撃をたくらんだ張本人 六角承禎がもとにいた➡ 291 00:30:41,840 --> 00:30:45,510 根来の者と同一人と思われます。 292 00:30:45,510 --> 00:30:55,520 ただし その者が かつて 今井の奉公人であったという痕跡は皆無。 293 00:30:55,520 --> 00:31:00,792 その点だけは 何かのお間違いかと思われますが…。 294 00:31:00,792 --> 00:31:07,466 されば その点につきまして 吟味いたさせましたるところ➡ 295 00:31:07,466 --> 00:31:12,804 粗こつにも 人違いのようでござりました。 296 00:31:12,804 --> 00:31:15,474 それなら結構。 297 00:31:15,474 --> 00:31:17,476 はい。 298 00:31:29,488 --> 00:31:32,190 寄るな~! 299 00:31:36,828 --> 00:31:41,700 何をグズグズしている! 早く 船 出さねえか! 300 00:31:41,700 --> 00:31:44,503 わしゃ 呂宋 行くんだ。 301 00:31:44,503 --> 00:31:47,406 呂宋へ帰るんだ! 302 00:31:47,406 --> 00:31:50,842 船長は!? 船長 いねえのか!? 303 00:31:50,842 --> 00:31:55,514 船長は 誰だ! 船長 前へ出ろ! 304 00:31:55,514 --> 00:32:00,352 いねえのか!? いなきゃ 誰でもいい! 305 00:32:00,352 --> 00:32:04,656 帆を上げろ! 沖へ出るんだ 沖へ! 306 00:32:06,458 --> 00:32:12,798 なあ 頼む… 帆を上げてくれ。 307 00:32:12,798 --> 00:32:15,133 なあ なあ。 308 00:32:15,133 --> 00:32:18,036 助左! どこにいるんだ! 309 00:32:18,036 --> 00:32:20,472 早く来てくれ! 310 00:32:20,472 --> 00:32:24,142 わしを呂宋へ連れてってくれ~! 311 00:32:24,142 --> 00:32:34,152 ♬~ 312 00:32:34,152 --> 00:32:37,823 うう… 動くな! 313 00:32:37,823 --> 00:32:43,161 ♬~ 314 00:32:43,161 --> 00:32:46,465 うううう… 動くな! 315 00:32:48,500 --> 00:32:50,435 出てこい! 316 00:32:50,435 --> 00:33:08,453 ♬~ 317 00:33:08,453 --> 00:33:11,456 (銃声) 318 00:33:24,803 --> 00:33:28,106 命冥加なやつ! とっとと うせろ! 319 00:33:35,814 --> 00:33:39,150 善住坊は捕まりましたか!? 320 00:33:39,150 --> 00:33:42,487 ええ…。 処刑されましたか!? 321 00:33:42,487 --> 00:33:48,360 安土へ連れていかれて 処刑されたと聞きました。 322 00:33:48,360 --> 00:33:52,163 死んだ? 323 00:33:52,163 --> 00:33:55,166 死んだ…。 324 00:34:00,972 --> 00:34:04,743 無駄でも 今井の大元様に 命乞いをするつもりでございましたが➡ 325 00:34:04,743 --> 00:34:07,112 それも 間に合わなかった…。 326 00:34:07,112 --> 00:34:10,982 (泣き声) 327 00:34:10,982 --> 00:34:16,788 善住坊を代官所に渡したのは➡ 328 00:34:16,788 --> 00:34:20,125 大元様です。 329 00:34:20,125 --> 00:34:22,060 えっ? 330 00:34:22,060 --> 00:34:27,065 善住坊を死に追いやったのは 織田様ではない。 331 00:34:29,467 --> 00:34:35,473 今井の者たちが 寄ってたかって あの男を殺してしまったのです。 332 00:34:37,142 --> 00:34:42,847 あなたも 恨むなら 今井を恨みなさい。 333 00:34:46,151 --> 00:34:52,857 今井を 宗久を 敵になさい。 334 00:35:20,452 --> 00:35:22,787 お帰り。 335 00:35:22,787 --> 00:35:26,491 今 雑炊を煮てるとこだから。 336 00:35:29,461 --> 00:35:36,334 こいつを食い終わったら 私を安土という所へ連れていっておくれ。 337 00:35:36,334 --> 00:35:43,808 善住坊に… あいつが 迷わず冥土にたどりつけるように➡ 338 00:35:43,808 --> 00:35:47,479 おまじないをしてやりたいんだ。 339 00:35:47,479 --> 00:35:55,820 もう遅い。 やつは 処刑されてしまった。 340 00:35:55,820 --> 00:36:02,427 処刑はされたが まだ生きているという噂を耳にしたんだ。 341 00:36:02,427 --> 00:36:07,766 処刑されたが生きているとは…。 342 00:36:07,766 --> 00:36:10,435 言っていることが分からん。 343 00:36:10,435 --> 00:36:16,107 旅人に聞いた話じゃ 善住坊は➡ 344 00:36:16,107 --> 00:36:19,411 鋸びきに遭っているそうだ。 345 00:36:21,780 --> 00:36:25,450 鋸びき…。 346 00:36:25,450 --> 00:36:29,788 安土の街道に さらし者にされて➡ 347 00:36:29,788 --> 00:36:35,460 その道を通る旅人に 竹の鋸で➡ 348 00:36:35,460 --> 00:36:43,334 寸刻みに 首を刻まれながら 生きていたということだ。 349 00:36:43,334 --> 00:36:49,808 むごい! むごい…。 350 00:36:49,808 --> 00:37:06,758 ♬~ 351 00:37:06,758 --> 00:37:09,661 おおっ! この道は行かない方がいい。 352 00:37:09,661 --> 00:37:12,430 鋸びきをやらされるぞ。 353 00:37:12,430 --> 00:37:29,447 ♬~ 354 00:37:35,120 --> 00:37:37,122 善住坊…。 355 00:37:42,460 --> 00:37:46,131 おい 引き返してはならんぞ。 女から やらせるか。 356 00:37:46,131 --> 00:37:51,836 こっち来い。 怖がることはない。 来い。 357 00:37:57,142 --> 00:38:01,412 こいつでな ギィッと一回ひくだけだ。 358 00:38:01,412 --> 00:38:07,118 断れば おぬしらも同罪だからな。 ハッハッハッハ! 359 00:38:18,763 --> 00:38:22,634 ハリーナカヨ…。 360 00:38:22,634 --> 00:38:25,937 ハリーナカヨ…。 361 00:38:30,375 --> 00:38:33,745 ハリーナカヨ…。 362 00:38:33,745 --> 00:38:39,450 ハリーナカヨ… ハリーナカヨ! 363 00:38:39,450 --> 00:38:41,386 何 言ってるの? 364 00:38:41,386 --> 00:38:46,324 いらっしゃいませ ハリーナカヨ。 呂宋の言葉 いらっしゃいませ…。 365 00:38:46,324 --> 00:38:53,798 呂宋の浜の市でね 2人で 竹細工を売ったんだよ…。 366 00:38:53,798 --> 00:38:56,801 ハリーナカヨ ハリーナカヨって 言いながら…。 367 00:39:03,408 --> 00:39:07,745 占いは当たったね。 368 00:39:07,745 --> 00:39:10,448 頼む…。 369 00:39:16,754 --> 00:39:23,761 私は 天文19年 戌年生まれの女だもの。 370 00:39:46,451 --> 00:39:48,753 楽におなり。 371 00:39:55,460 --> 00:39:57,462 (鋸をひく音) 372 00:40:02,333 --> 00:40:05,336 善住坊~! 373 00:40:08,039 --> 00:40:11,009 善住坊~! 374 00:40:11,009 --> 00:40:30,161 (泣き声) 375 00:40:30,161 --> 00:40:51,449 ♬~ 376 00:41:08,100 --> 00:41:12,737 南蛮犬でございますか。 うん。 377 00:41:12,737 --> 00:41:16,674 お飼いになるので? そのつもりだ。 378 00:41:16,674 --> 00:41:26,150 寂しければ 加賀より 桔梗という子でも お呼び寄せになったらいかがですか。 379 00:41:26,150 --> 00:41:31,823 善住坊が 手塩にかけて 育ててくれていたそうです。 380 00:41:31,823 --> 00:41:36,160 父上の子を。 兼久。 381 00:41:36,160 --> 00:41:40,031 犬にも 情けはあるぞ。 382 00:41:40,031 --> 00:41:44,035 人には 情けよりも もっと大事なものがある。 383 00:41:44,035 --> 00:41:48,740 それは 事を成すということだ。 384 00:41:48,740 --> 00:41:51,175 もっと非情になれ。➡ 385 00:41:51,175 --> 00:41:57,048 親を捨て 女房を捨て 子を捨て そして 事を成せ。 386 00:41:57,048 --> 00:42:01,452 情に流されてはならぬぞ。 387 00:42:01,452 --> 00:42:05,123 助左とても 同じことだ。 388 00:42:05,123 --> 00:42:11,429 あのまま情に流されておっては あれ以上の者にはなれぬ。 389 00:42:31,149 --> 00:42:41,859 (善住坊の声)助左~! 助左~! 390 00:42:52,437 --> 00:42:59,510 善住坊… そうか ついてきてくれたのか。 391 00:42:59,510 --> 00:43:05,316 よし 一緒に行こう。 なあ? 392 00:43:05,316 --> 00:43:08,319 加賀国まで押してくれ。 393 00:43:10,121 --> 00:43:47,124 ♬~