1 00:00:02,269 --> 00:00:06,139 おっ! (拍手) 2 00:00:06,139 --> 00:00:11,345 (りん)よっ! 師匠! まさかの真打。 (万太郎)真打! 3 00:00:12,980 --> 00:00:16,283 (牛久)え~…。 おっ! こりゃあ…。 4 00:00:16,283 --> 00:00:19,119 (りん)竹ちゃん! 綾さん! ああっ! 5 00:00:19,119 --> 00:00:21,154 竹雄 姉ちゃん! 6 00:00:21,154 --> 00:00:23,957 (寿恵子) あっ どうぞ どうぞ。 座ってくださいよ。 7 00:00:23,957 --> 00:00:25,993 おいで おいで。 座って 座って。 8 00:00:25,993 --> 00:00:28,629 アハハ…。 9 00:00:28,629 --> 00:00:33,433 いや~ 巡り合わせだねえ。 まさか 今日 おいでとは。➡ 10 00:00:33,433 --> 00:00:35,969 ああ…。 11 00:00:35,969 --> 00:00:41,775 さて… え~ こちら 十徳長屋は 東京随一の貧乏長屋。 12 00:00:41,775 --> 00:00:45,646 あたしの部屋はね 雨が降りゃ 雨漏りなんぞ するんですがね…。 13 00:00:45,646 --> 00:00:47,581 早く言ってよ! 直しますよ! 14 00:00:47,581 --> 00:00:51,318 あ~… 漏れ出すのは 雨ばかりじゃござんせんようで。 15 00:00:51,318 --> 00:00:54,988 時の流れまでもが どっかへ漏れ出しちまうんだから。 16 00:00:54,988 --> 00:00:58,859 ゴロ寝一つしてる間に ついこの間来た 若い衆が➡ 17 00:00:58,859 --> 00:01:02,796 嫁様もらって すっかり ご立派になられてね。➡ 18 00:01:02,796 --> 00:01:05,599 かわいい子供らまで ジャンと増えて。 19 00:01:05,599 --> 00:01:08,268 今度は きっと 寝返り ひとっつで➡ 20 00:01:08,268 --> 00:01:12,773 この子らが「嫁入りだ」「独り立ちだ」 なんて言いだすんだよ。 21 00:01:12,773 --> 00:01:15,609 これじゃ おちおち 昼寝も できやしない。 22 00:01:15,609 --> 00:01:18,111 差配さん なんとかしとくれよ。 23 00:01:18,111 --> 00:01:20,047 寝てる場合じゃないね。 24 00:01:20,047 --> 00:01:22,950 ああ~…。 フフフフ…。 25 00:01:22,950 --> 00:01:26,820 と まあね 昔から店子は ああだこうだ うるさいもんですが➡ 26 00:01:26,820 --> 00:01:29,823 え~ 家主の方も 負けてはおりませんで。 27 00:01:29,823 --> 00:01:33,427 おお~! 本所の林町にある長屋の家主は➡ 28 00:01:33,427 --> 00:01:35,495 お囃子が大好きで➡ 29 00:01:35,495 --> 00:01:38,799 それが好きでない者には 部屋を貸さないってんだから➡ 30 00:01:38,799 --> 00:01:42,135 いつの頃からか 人呼んで「囃子長屋」。 31 00:01:42,135 --> 00:01:44,071 「おう 今 帰ったよ!」。 32 00:01:44,071 --> 00:01:47,641 牛久が十徳長屋を旅立つ日➡ 33 00:01:47,641 --> 00:01:52,512 竹雄と綾が土佐を引き払い 東京へやって来ました。 34 00:01:52,512 --> 00:01:55,515 「このドンツクめ」。 「何よ テンツクめ」。 35 00:01:55,515 --> 00:01:58,151 夫婦げんかをしてますと 子供がやって来て。 36 00:01:58,151 --> 00:02:01,388 「ああっ 危ねえよ ドンちゃん 七輪が ひっくり返っちゃった!➡ 37 00:02:01,388 --> 00:02:04,257 ちゃん 七輪 チャンシチリン」。 「ドンツクめ」。 「テンツクめ」。 38 00:02:04,257 --> 00:02:06,927 「チャンシチリン」。 「ドンドンドンツク ドンツクツ」。➡ 39 00:02:06,927 --> 00:02:08,862 「テンテンテンツク テンツクツ」。➡ 40 00:02:08,862 --> 00:02:12,599 「チャンチャンチャンツク チャンツクツ」。 「ドンドンドンツク ドンツクツ」。➡ 41 00:02:12,599 --> 00:02:15,502 「テンテンテンツク テンツクツ」。 (笑い声) 42 00:02:15,502 --> 00:02:18,472  回想 (みえ)旦那の夢 あんたが かなえてやるんでしょ? 43 00:02:18,472 --> 00:02:20,474 (牛久)ツクツン ズンチャ チャンチャン チャンチャカチャン➡ 44 00:02:20,474 --> 00:02:24,945 タッタカタ チャンチャンチャン…。 フフッ! 45 00:02:24,945 --> 00:02:35,956 ♬~ 46 00:02:35,956 --> 00:02:44,431 ♬「言葉足らずの愛を 愛を貴方へ」 47 00:02:44,431 --> 00:02:48,301 ♬「私は決して今を」 48 00:02:48,301 --> 00:02:53,640 ♬「今を憎んではいない」 49 00:02:53,640 --> 00:03:06,253 ♬「命ある日々 静かに誰かを 愛した日々」 50 00:03:06,253 --> 00:03:14,761 ♬「空が晴れたら 愛を、愛を伝えて」 51 00:03:14,761 --> 00:03:23,270 ♬「涙は明日の為 新しい花の種」 52 00:03:23,270 --> 00:03:27,274 ♬「空が晴れたら」 53 00:03:27,274 --> 00:03:31,778 ♬「逢いに、 逢いに来て欲しい」 54 00:03:31,778 --> 00:03:41,788 ♬「涙は枯れないわ 明日へと繋がる輪」 55 00:03:41,788 --> 00:03:46,660 ♬「言葉足らずの愛を」 56 00:03:46,660 --> 00:03:54,968 ♬「愛の花を 貴方へ」 57 00:03:58,138 --> 00:04:02,008 牛久さん こんなボロボロの障子で生活してたんだ。 58 00:04:02,008 --> 00:04:05,812 ねえ。 もう一枚 要りますか? あっ…。 59 00:04:07,581 --> 00:04:11,451 (千歳)雄坊 琴ちゃん こっち こっち! (百喜)神社があるよ! 60 00:04:11,451 --> 00:04:14,354 フフ…。 (雄作)行ってきます! 61 00:04:14,354 --> 00:04:17,257 (琴)行ってきます! (綾)気を付けてね! 62 00:04:17,257 --> 00:04:21,094 行ってらっしゃい。 行ってらっしゃい。 63 00:04:21,094 --> 00:04:26,399 綾さん 布団 借りてくるかい? あっ… ありがとうございます。 64 00:04:26,399 --> 00:04:31,104 そうですね。 お言葉に甘えて 今日は 泊まらせていただこうかな。 65 00:04:31,104 --> 00:04:34,975 積もる話もあるだろうしさ。 お世話になります。 66 00:04:34,975 --> 00:04:37,277 (りん)こてっちゃん! ⚟(虎鉄)はい! 67 00:04:37,277 --> 00:04:41,281 家主に 布団借りに行くんだ。 手伝って。 ⚟(虎鉄)はい! 68 00:04:41,281 --> 00:04:46,286 (綾)私も行きます。 いいの いいの! 長旅でお疲れだろ? 69 00:04:46,286 --> 00:04:48,221 寿恵ちゃんと 茶でも飲んで ゆっくりしてな。 70 00:04:48,221 --> 00:04:50,957 こてっちゃん ほら 行くよ。 はい! 71 00:04:50,957 --> 00:04:54,294 ありがとうございます! ありがとうございます! 72 00:04:54,294 --> 00:04:58,298 お義姉さんも どうぞ。 (綾)あっ ありがとう。 73 00:04:59,966 --> 00:05:02,869 あ~…。 74 00:05:02,869 --> 00:05:08,775 それにしたち 研究部屋を分けたがじゃね。 そうなんですよ。 75 00:05:08,775 --> 00:05:13,079 母屋は どうしても 子供の時間に合わせますから。 76 00:05:13,079 --> 00:05:16,750 私も この子がいると もう眠くって。 77 00:05:16,750 --> 00:05:21,388 ほうじゃね。 生まれてからの眠さも すごいきね。 78 00:05:21,388 --> 00:05:25,759 私 歩きよっても眠りこけそうじゃったき。 フフッ! 79 00:05:25,759 --> 00:05:28,261 夜も起こされるでしょ? うん。 80 00:05:28,261 --> 00:05:32,098 寝たって感じが しないんですよね。 うん。 81 00:05:32,098 --> 00:05:35,135 のう? 聞いちゅう? 82 00:05:35,135 --> 00:05:39,272 聞いちゅう?聞いちゅうか? (笑い声) 83 00:05:39,272 --> 00:05:43,276 ほいたら 万太郎は ずっと そっちに籠もって 研究しゆうがかえ? 84 00:05:43,276 --> 00:05:45,412 はい。 私が 叱っちゃろうか? 85 00:05:45,412 --> 00:05:48,315 フッ… いえいえ。 いいんです いいんです。 86 00:05:48,315 --> 00:05:55,088 最近ね や~っと分かってきたんですよ。 学者としての万太郎さんが。 87 00:05:55,088 --> 00:05:58,959 えっ… 万太郎は 昔っから ああじゃろう? 88 00:05:58,959 --> 00:06:02,562 う~ん…。 結婚したての頃は➡ 89 00:06:02,562 --> 00:06:07,234 万太郎さんが研究してるの さみしくも思いましたけど➡ 90 00:06:07,234 --> 00:06:11,905 2人でいるのに さみしいなんて おかしいんじゃないかって。 91 00:06:11,905 --> 00:06:16,743 うん…。 でも 違うんですよ。 92 00:06:16,743 --> 00:06:19,746 孤独で いいんです。 93 00:06:21,915 --> 00:06:27,387 万太郎さん 優しいから 私が声をかけたら 振り向いてくれます。 94 00:06:27,387 --> 00:06:34,160 でも 万太郎さんの根っこは もっと違うとこにあるんですよね。 95 00:06:34,160 --> 00:06:37,397 植物学者としての根っこ。 96 00:06:37,397 --> 00:06:44,271 万太郎さんが 植物と一緒にいる場所へは 私じゃ たどりつけない。 97 00:06:44,271 --> 00:06:50,610 そばにいたいとか 寄り添いたいとか そんなものじゃ 届かない。 98 00:06:50,610 --> 00:06:55,415 深くて遠い 澄み切った場所。 99 00:06:55,415 --> 00:06:58,285 でも そこから戻ってくると➡ 100 00:06:58,285 --> 00:07:04,591 私たちのことが いとおしくて たまらない って顔 してるんですよ。 101 00:07:09,562 --> 00:07:13,900 万太郎は つくづく 幸せ者じゃね! 102 00:07:13,900 --> 00:07:18,772 お寿恵ちゃんに出会えて。 私こそ。 103 00:07:18,772 --> 00:07:22,242 私 本当に思うんですよ。 104 00:07:22,242 --> 00:07:25,912 万太郎さんが お仕事を成し遂げたら➡ 105 00:07:25,912 --> 00:07:31,117 それは きっと 後の世まで色あせない。 106 00:07:37,390 --> 00:07:41,261 版元は 見つかったが? あ… いえ。 107 00:07:41,261 --> 00:07:46,599 早く 図鑑を出したいんですけど どこも自腹で出せってところばかりで。 108 00:07:46,599 --> 00:07:52,472 そう…。図譜も 毎回 300冊 出すことにしてるんです。 109 00:07:52,472 --> 00:07:54,941 でも 石版印刷は➡ 110 00:07:54,941 --> 00:08:00,547 300も刷れずに 細かい線が潰れてしまうことがあって。 111 00:08:00,547 --> 00:08:04,351 その度に 万太郎さんが 描き直さなきゃならないんです。 112 00:08:04,351 --> 00:08:08,555 えっ? おんなじ図版を? そうなんです。 113 00:08:08,555 --> 00:08:12,425 しかも その300冊は 学者の方々や博物館で➡ 114 00:08:12,425 --> 00:08:15,328 すぐに売り切れてしまうんです。 115 00:08:15,328 --> 00:08:20,567 そのたんび おんなじ図版を何度も描くがは…➡ 116 00:08:20,567 --> 00:08:23,470 その時間に 新しい研究も したいじゃろうに。 117 00:08:23,470 --> 00:08:27,340 本当に そうなんです! うん…。 118 00:08:27,340 --> 00:08:29,275 はあ…。 119 00:08:29,275 --> 00:08:37,917 その先に行くには 何か 新しいやり方が必要ながじゃね。 120 00:08:37,917 --> 00:08:40,954 はい…。 121 00:08:40,954 --> 00:08:45,258 (竹雄)すごいのう…。➡ 122 00:08:45,258 --> 00:08:48,094 こんな手紙を 一人一人に。 123 00:08:48,094 --> 00:08:54,401 おかげで 全国の植物採集の会にも よう呼ばれるようになったがじゃ。 124 00:08:54,401 --> 00:09:02,709 みんなあの採集したもんも 標本にできる。 わしも ありがたいき。 125 00:09:02,709 --> 00:09:08,348 のう… この手紙を そのまんま束にして とじたら➡ 126 00:09:08,348 --> 00:09:11,251 もう図鑑になりそうじゃけんど? 127 00:09:11,251 --> 00:09:15,555 今は わし…➡ 128 00:09:15,555 --> 00:09:18,458 手紙と一緒に 原稿も書きゆう。 129 00:09:18,458 --> 00:09:23,897 これまで 刊行してきた図譜を 説明するための 本文の原稿じゃ。 130 00:09:23,897 --> 00:09:26,733 本文は 活版印刷でするき。 131 00:09:26,733 --> 00:09:33,907 まあ 図譜の増し刷りは… はあ… そりゃ また骨が折れるけんど。 132 00:09:33,907 --> 00:09:38,378 で… こっちの原稿は➡ 133 00:09:38,378 --> 00:09:41,581 身近な植物を説明しゆうもんじゃ。 134 00:09:41,581 --> 00:09:45,919 まあ 図譜は 学者向けで 珍しいもんも多いけんど➡ 135 00:09:45,919 --> 00:09:51,257 まあ… 全国の人らあが知りたいがは のう? そりゃまあ こういう…。 136 00:09:51,257 --> 00:09:53,927 万太郎。 137 00:09:53,927 --> 00:09:57,263 ちゃんと寝ゆうがか? 138 00:09:57,263 --> 00:09:59,199 フッ…。 139 00:09:59,199 --> 00:10:02,769 こんだけ描いて 体を壊したら…。 140 00:10:02,769 --> 00:10:07,774 けんどのう… 急がんと。 141 00:10:10,944 --> 00:10:17,617 誰かと競いゆうがか? うん。 競いゆう。 142 00:10:17,617 --> 00:10:20,320 人間の欲望と。 143 00:10:23,423 --> 00:10:31,164 去年 台湾に行って 初めて戦いの跡を見たがじゃ。 144 00:10:31,164 --> 00:10:37,670 人と人との争いが 自然よりも大きな力になっちょった。 145 00:10:39,439 --> 00:10:45,812 教授方には 国から研究の費用をもらう者は➡ 146 00:10:45,812 --> 00:10:49,449 軍人らあに盾つくなゆうて…。 147 00:10:49,449 --> 00:10:56,155 そりゃあ こういう戦争が この先も きっと 続くゆうことじゃろう? 148 00:10:56,155 --> 00:11:03,396 けんど 戦争は 軍人らあが外に出ていって やりゆうもんじゃろう? 149 00:11:03,396 --> 00:11:11,704 台湾じゃ 小さな村も 戦いの場にされちょった。 150 00:11:13,406 --> 00:11:19,212 ほんじゃき わしは 早う 日本中のfloraを 解き明かさんといかん。 151 00:11:19,212 --> 00:11:22,615 この国の全ての植物を 標本にして 保管する。 152 00:11:22,615 --> 00:11:33,826 そして 全ての植物の名前を解き明かして 図鑑に 永久に刻む。 153 00:11:36,129 --> 00:11:43,436 いつか 失われるかもしれん ゆうがか? 154 00:11:43,436 --> 00:11:48,141 先のことは 誰にも分からん。 155 00:11:48,141 --> 00:11:59,319 ♬~ 156 00:11:59,319 --> 00:12:03,923 何じゃ? あ~…。 157 00:12:03,923 --> 00:12:06,593 あ~…。 158 00:12:06,593 --> 00:12:11,464 わしも急がんとのう。 何を? 159 00:12:11,464 --> 00:12:16,102 峰屋を整理した金と 高知で働いて作った金。 160 00:12:16,102 --> 00:12:22,408 それから こっちでも しばらく稼ぐつもりじゃ。 161 00:12:22,408 --> 00:12:30,617 ほいたら もういっぺんだけ… もういっぺんだけ…➡ 162 00:12:30,617 --> 00:12:34,954 挑めるかもしれんじゃろう? 163 00:12:34,954 --> 00:12:38,424 やるがか? 164 00:12:38,424 --> 00:12:42,128 当たり前じゃ。 165 00:12:42,128 --> 00:12:52,438 わしじゃち… 綾さんの夢 まだ かなえちゃあせん。 166 00:12:52,438 --> 00:12:54,974 竹雄…。 167 00:12:54,974 --> 00:13:01,247 守り切れんで 寿命が来ても 死んでも死に切れんじゃろう。 168 00:13:01,247 --> 00:13:09,122 そうじゃのう。 わしじゃち 約束した。 うん。 169 00:13:09,122 --> 00:13:14,594 はあ~… さてと 腹減っちゃあせんかえ? 170 00:13:14,594 --> 00:13:18,765 今日の晩飯は 義兄ちゃんが作っちゃるき。 171 00:13:18,765 --> 00:13:23,936 おっ 竹雄義兄ちゃんのオムレツ? いいや。 172 00:13:23,936 --> 00:13:30,610 わしと綾さん 峰屋を整理したあとは 高知で 住み込みで修業してきたき。 173 00:13:30,610 --> 00:13:34,947 おお…。 こっちでも それで商いするつもりじゃ。 174 00:13:34,947 --> 00:13:37,950 商い? 何の? 175 00:13:41,421 --> 00:13:45,958 おお~! 176 00:13:45,958 --> 00:13:48,294 (藤丸)おおっ すごい! 177 00:13:48,294 --> 00:13:51,130 (2人)屋台だ! 178 00:13:51,130 --> 00:13:54,434 ああっ 藤丸 波多野! 179 00:13:54,434 --> 00:13:56,969 おっ いらっしゃいませ! 180 00:13:56,969 --> 00:13:59,806 竹雄さん! (波多野)お久しぶりです! 181 00:13:59,806 --> 00:14:02,241 お二人とも お元気そうで! 182 00:14:02,241 --> 00:14:05,144 あっ お掛けください。 どうぞ。 183 00:14:05,144 --> 00:14:08,381 いやいや いやいや…。 波多野 藤丸➡ 184 00:14:08,381 --> 00:14:11,584 ついに 竹雄が そばまで打てるようになったがよ。 185 00:14:11,584 --> 00:14:13,619 (藤丸 波多野)ええ~っ! 186 00:14:13,619 --> 00:14:16,389 酒と小鉢やったら 私も出せるきね。 187 00:14:16,389 --> 00:14:19,759 あっ わしの姉ちゃんじゃ。 (2人)ああっ! 188 00:14:19,759 --> 00:14:24,931 それじゃあ 峰屋の? うん。 蔵元やったき。 189 00:14:24,931 --> 00:14:29,268 けんどのう 峰屋の酒は まだ私の中にあるき。 190 00:14:29,268 --> 00:14:32,772 夫と2人で商いしながら また始めますき。 191 00:14:32,772 --> 00:14:35,274 どうぞ どうぞ。 192 00:14:35,274 --> 00:14:37,210 (藤丸)おなかペコペコ! 193 00:14:37,210 --> 00:14:40,613 田舎寿司 もうすぐ出来るきね。 (藤丸 波多野 万太郎)はい。 194 00:14:40,613 --> 00:14:45,485 「新しい商い」か…。 195 00:14:45,485 --> 00:14:47,787 あんた 商売やんなさいよ。